JP6508838B2 - 無線ローカルエリアネットワークのための直交周波数分割多元接続 - Google Patents

無線ローカルエリアネットワークのための直交周波数分割多元接続 Download PDF

Info

Publication number
JP6508838B2
JP6508838B2 JP2016534934A JP2016534934A JP6508838B2 JP 6508838 B2 JP6508838 B2 JP 6508838B2 JP 2016534934 A JP2016534934 A JP 2016534934A JP 2016534934 A JP2016534934 A JP 2016534934A JP 6508838 B2 JP6508838 B2 JP 6508838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ofdm
legacy
tone block
ofdm tone
data unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016534934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016540437A (ja
Inventor
ツァン、ホンユアン
サン、ヤクン
ロウ、ヒュイ−リン
チュウ、リウェン
Original Assignee
マーベル ワールド トレード リミテッド
マーベル ワールド トレード リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マーベル ワールド トレード リミテッド, マーベル ワールド トレード リミテッド filed Critical マーベル ワールド トレード リミテッド
Publication of JP2016540437A publication Critical patent/JP2016540437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6508838B2 publication Critical patent/JP6508838B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2603Signal structure ensuring backward compatibility with legacy system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/261Details of reference signals
    • H04L27/2613Structure of the reference signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • H04L27/2627Modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0037Inter-user or inter-terminal allocation
    • H04L5/0041Frequency-non-contiguous
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0044Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0058Allocation criteria
    • H04L5/006Quality of the received signal, e.g. BER, SNR, water filling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Discrete Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)

Description

[関連出願に対する相互参照]
本開示は、2013年11月27日に出願された「OFDMA for WLAN:PHY Formats」という名称の米国仮特許出願第61/909,616号、および2014年5月2日に出願された「Range Extension PHY」という名称の米国仮特許出願第61/987,778号に対する利益を主張し、これらの各々の開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、概ね通信ネットワークに関し、より具体的には直交周波数分割多元接続を使用する無線ローカルエリアネットワークに関する。
通常、あるインフラストラクチャモードで動作する場合、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、アクセスポイント(AP)および1または複数のクライアント局を含む。WLANは、過去十年で急速に進化した。米国電気電子学会(IEEE)802.11a、802.11b、802.11gおよび802.11n規格等のWLAN規格の発展により、シングルユーザピークデータスループットは、改善されてきている。例えば、IEEE802.11b規格は11メガビット/秒(Mbps)のシングルユーザピークスループットを規定し、IEEE802.11aおよび802.11g規格は、54Mbpsのシングルユーザピークスループットを規定し、IEEE802.11n規格は、600Mbpsのシングルユーザピークスループットを規定し、IEEE802.11ac規格は、ギガビット/秒(Gbps)範囲のシングルユーザピークスループットを規定する。将来的な規格は、数十Gbpsの範囲のスループット等、より大きいスループットを提供することを保証する。
一実施形態において、直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階を備える。複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含む。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。また本方法は、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階を備える。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。プリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を有する。
別の実施形態において、装置は、1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備える。1または複数の集積回路は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てるように構成される。複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含む。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成するように更に構成され、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を有する。
なおも別の実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内の第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定する段階を備える。第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さい。また本方法は、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成する段階を備える。
一実施形態において、第1の通信デバイスは、1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを含む。1または複数の集積回路は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内の第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定するように構成される。第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さい。1または複数の集積回路は、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成するように更に構成される。
一実施形態において、OFDMAデータユニットを生成する方法は、WLAN通信チャネルのための複数の異なるOFDMトーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階を備える。複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックと、ならびに第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックを少なくとも含む。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離されている。また本方法は、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階を備える。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。プリアンブル部分は、i)少なくとも第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分、ii)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分、iii)第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分、iv)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分、およびv)第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分を少なくとも有する。第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロック上で変調される。第1の非レガシ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調される。第2のレガシ部分は、少なくとも第2のOFDMトーンブロック上で変調される。第2の非レガシ部分は、第2のOFDMトーンブロック上で変調される。第3の非レガシ部分は、第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
別の実施形態において、装置は、1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備える。1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのための複数の異なるOFDMトーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てるように構成される。複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロック、ならびに第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックを少なくとも含む。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離されている。また1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成するように構成される。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。プリアンブル部分は、i)少なくとも第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分、ii)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分、iii)第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分、iv)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分、およびv)第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分を少なくとも有する。第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロック上で変調される。第1の非レガシ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調される。第2のレガシ部分は、少なくとも第2のOFDMトーンブロック上で変調される。第2の非レガシ部分は、第2のOFDMトーンブロック上で変調される。第3の非レガシ部分は、第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
なおも別の実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する方法は、WLAN通信チャネルのための第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックの割り当てを決定する段階を備える。第1のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズよりも小さい第1の高速フーリエ変換(FFT)サイズに対応する。第2のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズよりも小さい第2のFFTサイズに対応する。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離されている。本方法は、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のためのOFDMAデータユニットの一部を生成する段階を更に備える。
一実施形態において、OFDMAデータユニットを生成する方法は、WLAN通信チャネルのための複数の異なるOFDM周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階を備える。複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含む。また本方法は、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階を備える。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。プリアンブル部分は、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む。
別の実施形態において、装置は、1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備える。1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのための複数の異なるOFDM周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てるように構成される。複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含む。また1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成するように構成される。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。プリアンブル部分は、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む。
一実施形態による例示的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のブロック図である。
従来技術のデータユニットフォーマットの図である。 従来技術のデータユニットフォーマットの図である。
別の従来技術のデータユニットフォーマットの図である。
別の従来技術のデータユニットフォーマットの図である。
別の従来技術のデータユニットフォーマットの図である。
従来技術のデータユニットにおいて複数のシンボルを変調するべく用いられる複数の変調の図のグループである。
一実施形態による、例示的なデータユニットにおいて複数のシンボルを変調するべく用いられる複数の変調の図のグループである。
一実施形態による、80MHzの通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの例示的な複数の直交周波数分割多重(OFDM)サブチャネルブロックを図示する図である。 一実施形態による、80MHzの通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの例示的な複数の直交周波数分割多重(OFDM)サブチャネルブロックを図示する図である。 一実施形態による、80MHzの通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの例示的な複数の直交周波数分割多重(OFDM)サブチャネルブロックを図示する図である。
一実施形態による32点FFTトーンプランのための例示的なトーンプランの図である。
一実施形態による例示的なOFDMAデータユニットを図示する図である。
別の実施形態による、OFDMAデータユニットの例示的な部分を図示する図である。
別の実施形態による、複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
一実施形態による、チャネル結合を用いて複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
別の実施形態による、チャネル結合を用いて複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
なおも別の実施形態による、チャネル結合を用いて複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
一実施形態による、チャネル結合のシナリオのための例示的なOFDMAデータユニットを図示する図である。
別の実施形態による、チャネル結合のシナリオのためのOFDMAデータユニットの例示的な部分を図示する図である。
一実施形態による、チャネル結合を用いて複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
別の実施形態による、チャネル結合を用いて複数のOFDMAデータユニットまたはそれらの部分を生成する例示的なPHY処理ユニットのブロック図である。
一実施形態による、例示的なダウンリンクOFDMAデータユニットのブロック図である。
一実施形態による標準モードデータユニットを図示する図である。
一実施形態による多元接続モードデータユニットを図示する図である。
2つの例示的な実施形態による、ロングトレーニングフィールドの2つの可能なフォーマットを各々図示する図である。 2つの例示的な実施形態による、ロングトレーニングフィールドの2つの可能なフォーマットを各々図示する図である。
一実施形態による、図17Aの標準モードデータユニットの非レガシ信号フィールドを図示する図である。
一実施形態による、図17Bの多元接続モードデータユニットの非レガシ信号フィールドを図示する図である。
一実施形態による、多元接続モードデータユニットを図示するブロック図である。
一実施形態による、図20Aの多元接続モードデータユニットのレガシ信号フィールドを図示する図である。
一実施形態による、レガシ受信デバイスにおける図14Bのレガシ信号フィールドのための高速フーリエ変換(FFT)ウィンドウを図示する図である。
一実施形態による、非レガシ信号フィールドのフォーマットを図示するブロック図である。
別の実施形態による、例示的なダウンリンクOFDMAデータユニットのブロック図である。
一実施形態による、低減されたトーンの間隔を用いる例示的なダウンリンクOFDMAデータユニットのブロック図である。
一実施形態による、例示的なアップリンクOFDMAデータユニットのブロック図である。
一実施形態による、複数の異なるクライアント局からの例示的な複数のアップリンクOFDM信号のブロック図である。 一実施形態による、複数の異なるクライアント局からの例示的な複数のアップリンクOFDM信号のブロック図である。
一実施形態による、レガシOFDM信号を含む例示的なOFDMAデータユニットのブロック図である。
別の実施形態による、レガシOFDM信号を含む例示的なOFDMAデータユニットのブロック図である。
様々な実施形態による、OFDMAデータユニットのための複数のショートトレーニングフィールドの例示的な図である。 様々な実施形態による、OFDMAデータユニットのための複数のショートトレーニングフィールドの例示的な図である。 様々な実施形態による、OFDMAデータユニットのための複数のショートトレーニングフィールドの例示的な図である。 様々な実施形態による、OFDMAデータユニットのための複数のショートトレーニングフィールドの例示的な図である。
一実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法のフロー図である。
別の実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法のフロー図である。
一実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法のフロー図である。
一実施形態による、OFDMAデータユニットの一部を生成する例示的な方法のフロー図である。
別の実施形態による、OFDMAデータユニットの一部を生成する例示的な方法のフロー図である。
下記の実施形態において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)等の無線ネットワークデバイスは、複数のクライアント局にデータストリームを送信する。APは、少なくとも第1の通信プロトコルに準拠して、複数のクライアント局と動作するように構成されている。第1の通信プロトコルは、本明細書において「高効率Wi‐Fi」、「HEW」通信プロトコル、または802.11ax通信プロトコルと称される場合がある。下記のいくつかの実施形態において、1または複数のクライアント局は、各データストリームをAPに送信する。いくつかの実施形態において、AP付近の複数の異なるクライアント局は、HEW通信プロトコルと同一の周波数帯域であるが、一般により低い複数のデータスループットによる動作を規定する1または複数の他の通信プロトコルに準拠して動作するように構成されている。より低い複数のデータスループットの通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11n、および/またはIEEE802.11ac)は、本明細書において集合的に「レガシ」通信プロトコルと称される。少なくともいくつかの実施形態において、複数のレガシ通信プロトコルは一般に、屋内通信チャネルにおいて使用され、HEW通信プロトコルは、屋外通信に少なくとも時々使用される。
一実施形態によれば、APにより送信された複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルは、複数のクライアント局と同時に通信するべく、WLAN通信チャネルを複数のOFDMトーンブロックに分割する多元接続モードに準拠して生成される。いくつかの実施形態において、複数のクライアント局と同時に送信することにより、トレーニングフィールドおよび信号フィールドのようなデータユニット内の非ユーザデータによるオーバーヘッドの低減を提供する。一実施形態において、HEW通信プロトコルは、標準モードおよび多元接続モードを規定する。一実施形態において、標準モードは一般に、単一のクライアント局に送信されるデータユニットに用いられるが、多元接続モードは一般に、複数のクライアント局に送信される複数のデータユニットに用いられる。
一実施形態において、WLAN通信チャネルのための複数のOFDMトーンブロックは、複数のデバイスに割り当てられる。直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットは、WLAN通信チャネルに対して生成される。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を有する。いくつかの実施形態において、プリアンブルは、データ部分の送信に用いられる様々なパラメータを受信デバイスにシグナリングするべく、少なくとも部分的に用いられる。様々な実施形態において、データユニットのプリアンブルは、OFDMAデータユニットに使用されるモードおよび/またはどの受信デバイスがOFDMAデータユニットの特定の部分をデコードすることが意図されるかを、受信デバイスにシグナリングするべく用いられる。いくつかの実施形態において、多元接続モードにおけるのと同一のプリアンブルフォーマットが、標準モードにおいて用いられる。そのような一実施形態において、プリアンブルは、標準モードまたは多元接続モードのいずれが用いられているかを示すように設定された指示を含む。一実施形態において、受信デバイスは、データユニットのプリアンブルにおける指示に基づいて使用されているモードを判断して、次にデータユニットの示された部分(例えば、データ部分、またはプリアンブルおよびデータ部分の一部)をデコードする。別の実施形態において、多元接続モードにおいて用いられるプリアンブルは、標準モードにおいて用いられるプリアンブルとは異なるようにフォーマットされる。例えば、多元接続モードにおいて用いられるプリアンブルは、データユニットが多元接続モードに対応することを、受信デバイスが自動的に(例えばデコードする前に)検出し得るようにフォーマットされる。
更に、少なくともいくつかの実施形態において、標準モードおよび/または多元接続モードにおけるOFDMAデータユニットのプリアンブルは、HEW通信プロトコルではなくレガシプロトコルに準拠して動作するクライアント局が、データユニットの持続時間等、OFDMAデータユニットに関する特定の情報を判断し、および/またはデータユニットがレガシプロトコルに準拠しないことを判断することができるようにフォーマットされる。更にデータユニットのプリアンブルは、一実施形態において、データユニットがHEW通信プロトコルに準拠すること、およびデータユニットが標準モードまたは多元接続モードのいずれかに準拠してフォーマットされているか否かを、HEWプロトコルに準拠して動作するクライアント局が判断し得るようにフォーマットされる。同様に、HEW通信プロトコルに準拠して動作するように構成されたクライアント局は、一実施形態において上記のような複数のデータユニットも送信する。
少なくともいくつかの実施形態において、例えば、複数の異なる通信プロトコルに準拠して複数のクライアント局と共に動作するように構成されたAP、および/または複数のクライアント局が複数の異なる通信プロトコルに準拠して動作する複数のWLANを用いる、上記のようにフォーマットされた複数のデータユニットが有用である。上記の例を続けると、HEW通信プロトコル(標準モードおよび多元接続モードを含む)およびレガシ通信プロトコルの双方に準拠して動作するように構成された通信デバイスは、所与のデータユニットがレガシ通信プロトコルではなくHEW通信プロトコルに準拠してフォーマットされていると判断し、更に、データユニットが標準モードではなく多元接続モードに準拠してフォーマットされていると判断することができる。同様に、HEW通信プロトコルではなく、レガシ通信プロトコルに準拠して動作するように構成された通信デバイスは、データユニットがレガシ通信プロトコルに準拠してフォーマットされていないと判断し、および/またはデータユニットの持続時間を決定し得る。
図1は、一実施形態による例示的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10のブロック図である。AP14は、ネットワークインターフェース16に結合されたホストプロセッサ15を含む。ネットワークインターフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)処理ユニット18および物理層(PHY)処理ユニット20を含む。PHY処理ユニット20は、複数のトランシーバ21を含み、複数のトランシーバ21は、複数のアンテナ24に結合されている。3つのトランシーバ21および3つのアンテナ24が図1に図示されているが、複数の他の実施形態において、AP14は他の好適な数(例えば、1、2、4、5等)のトランシーバ21およびアンテナ24を含む。一実施形態において、MAC処理ユニット18およびPHY処理ユニット20は、第1の通信プロトコルの少なくとも第1のモードおよび第2のモードを含む第1の通信プロトコル(例えば、HEW通信プロトコル)に準拠して動作するように構成されている。いくつかの実施形態において、第1のモードは、より広い通信チャネルをより狭い複数のサブバンドまたはOFDMサブチャネルブロックに分割する多元接続モードに対応し、複数の異なるデータストリームは、各OFDMサブチャネルブロックにおいて各クライアント局に送信される。複数のOFDMサブチャネルブロックは、本明細書において「OFDMトーンブロック」(例えば、隣接トーンまたはサブキャリアのブロック)と称される場合がある。多元接続モードは、別個の複数のデータストリームの少なくとも一部を含む直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを、各クライアント局に提供するように構成されている。また、別の実施形態において、MAC処理ユニット18およびPHY処理ユニット20は、第2の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11ac規格)に準拠して動作するように構成されている。なおも別の実施形態において、MAC処理ユニット18およびPHY処理ユニット20は、第2の通信プロトコル、第3の通信プロトコル、および/または第4の通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a規格および/またはIEEE802.11n規格)に準拠して動作するように更に構成される。
WLAN10は、複数のクライアント局25を含む。4つのクライアント局25が図1に図示されているが、様々なシナリオおよび実施形態において、WLAN10は他の好適な数(例えば、1、2、3、5、6等)のクライアント局25を含む。複数のクライアント局25のうちの少なくとも1つ(例えば、クライアント局25‐1)は、少なくとも第1の通信プロトコルに準拠して動作するように構成されている。いくつかの実施形態において、複数のクライアント局25のうちの少なくとも1つは、第1の通信プロトコルに準拠して動作するように構成されないが、第2の通信プロトコル、第3の通信プロトコル、および/または第4の通信プロトコルのうちの少なくとも1つに準拠して動作するように構成されている(本明細書において「レガシクライアント局」と称される)。
クライアント局25‐1は、ネットワークインターフェース27に結合されたホストプロセッサ26を含む。ネットワークインターフェース27は、MAC処理ユニット28およびPHY処理ユニット29を含む。PHY処理ユニット29は、複数のトランシーバ30を含み、複数のトランシーバ30は、複数のアンテナ34に結合されている。3つのトランシーバ30および3つのアンテナ34が図1に図示されているが、複数の他の実施形態において、クライアント局25‐1は他の好適な数(例えば、1、2、4、5等)のトランシーバ30およびアンテナ34を含む。
一実施形態によれば、クライアント局25‐4は、レガシクライアント局であり、すなわちクライアント局25‐4は、第1の通信プロトコルに準拠してAP14または別のクライアント局25により送信されるデータユニットを受信して完全にデコードすることを可能にされない。同様に、一実施形態によれば、レガシクライアント局25‐4が、第1の通信プロトコルに準拠して複数のデータユニットを送信することを可能にされない。他方、レガシクライアント局25‐4は、第2の通信プロトコル、第3の通信プロトコル、および/または第4の通信プロトコルに準拠してデータユニットを受信して完全にデコードし、送信することを可能にされる。
一実施形態において、クライアント局25‐2および25‐3の一方または双方は、クライアント局25‐1と同一またはこれに類似する構造を有する。一実施形態において、クライアント局25‐4は、クライアント局25‐1に類似する構造を有する。これらの実施形態において、クライアント局25‐1と同一または類似する構造の複数のクライアント局25は、同一または異なる数のトランシーバおよびアンテナを有する。例えば、一実施形態によれば、クライアント局25‐2は、2つのトランシーバおよび2つのアンテナ(図示せず)のみを有する。
様々な実施形態において、AP14のPHY処理ユニット20は、第1の通信プロトコルに準拠し、本明細書に説明される複数のフォーマットを有する複数のデータユニットを生成するように構成されている。トランシーバ21は、アンテナ24を介して複数の生成されたデータユニットを送信するように構成されている。同様に、トランシーバ21は、アンテナ24を介して複数のデータユニットを受信するように構成されている。様々な実施形態によれば、AP14のPHY処理ユニット20は、第1の通信プロトコルに準拠し、本明細書の以下に説明される複数のフォーマットを有する複数の受信されたデータユニットを処理し、複数のそのようなデータユニットが第1の通信プロトコルに準拠していることを判断するように構成されている。
様々な実施形態において、クライアントデバイス25‐1のPHY処理ユニット29は、第1の通信プロトコルに準拠し、本明細書に説明される複数のフォーマットを有する複数のデータユニットを生成するように構成されている。トランシーバ30は、アンテナ34を介して複数の生成されたデータユニットを送信するように構成されている。同様に、トランシーバ30は、アンテナ34を介して複数のデータユニットを受信するように構成されている。様々な実施形態によれば、クライアントデバイス25‐1のPHY処理ユニット29は、第1の通信プロトコルに準拠し、本明細書の以下に説明される複数のフォーマットを有する複数の受信されたデータユニットを処理し、複数のそのようなデータユニットが第1の通信プロトコルに準拠していることを判断するように構成されている。
図2Aは、一実施形態による、AP14が直交周波数分割多重(OFDM)変調によりレガシクライアント局25‐4に送信するように構成された従来技術のOFDMデータユニット200の図である。また一実施形態において、レガシクライアント局25‐4は、データユニット200をAP14に送信するように構成され得る。データユニット200は、IEEE802.11a規格に準拠し、20メガヘルツ(MHz)の帯域を占有する。データユニット200は、一般にパケット検出、初期同期および自動利得制御等に用いられるレガシショートトレーニングフィールド(L‐STF)202、ならびに一般にチャネル推定および微同期に用いられるレガシロングトレーニングフィールド(L‐LTF)204を有するプリアンブルを含む。また、データユニット200は、レガシ信号フィールド(L‐SIG)206も含み、これは例えば、データユニットを送信するべく用いられる変調の種類および符号化レート等、データユニット200に関する特定の物理層(PHY)パラメータを搬送するべく用いられる。データユニット200は、データ部分208も含む。図2Bは、例示的なデータ部分208の図であり(低密度パリティ検査はエンコードされていない)、例示的なデータ部分208は、必要であればサービスフィールド、スクランブル物理層サービスデータユニット(PSDU)、複数のテールビットおよびパディングビットを含む。データユニット200は、シングル入力シングル出力(SISO)チャネル構成の1つの空間または時空間ストリームを介する送信用に設計されている。
図3は、一実施形態による、AP14が直交周波数分割多重(OFDM)変調によりレガシクライアント局25‐4に送信するように構成された従来技術のOFDMデータユニット300の図である。また一実施形態において、レガシクライアント局25‐4は、データユニット300をAP14に送信するように構成されている。データユニット300はIEEE802.11n規格に準拠し、20MHzの帯域を占有し、混合モードの状況、すなわちWLANがIEEE802.11a規格には準拠するが、IEEE802.11n規格には準拠しない1または複数のクライアント局を含む場合のために設計されている。データユニット300は、L‐STF302、L‐LTF304、L‐SIG306、高スループット信号フィールド(HT‐SIG)308、高スループットショートトレーニングフィールド(HT‐STF)310、およびM個のデータの高スループットロングトレーニングフィールド(HT‐LTF)312を有するプリアンブルを含む。一般に、Mは、多入力多出力(MIMO)チャネル構成のデータユニット300を送信するべく用いられる空間ストリームの数(Nsts)により、決定される整数である。具体的には、IEEE802.11n規格に準拠して、データユニット300は、データユニット300が2つの空間ストリームを用いて送信される場合に2つのHT‐LTF312を含み、データユニット300が3つまたは4つの空間ストリームを用いて送信される場合には、4つのHT‐LTF312を含む。使用される特定の数の空間ストリームの指示は、HT‐SIGフィールド308に含まれる。データユニット300は、データ部分314も含む。
図4は、一実施形態による、AP14が直交周波数分割多重(OFDM)変調によりレガシクライアント局25‐4に送信するように構成された従来技術のOFDMデータユニット400の図である。また一実施形態において、レガシクライアント局25‐4は、データユニット400をAP14に送信するように構成され得る。データユニット400は、IEEE802.11n規格に準拠し、20MHzの帯域を占有し、「グリーンフィールド」の状況、すなわちWLANがIEEE802.11a規格に準拠するクライアント局を含まず、IEEE802.11n規格に準拠する複数のクライアント局のみを含む場合のために設計されている。データユニット400は、高スループットグリーンフィールドショートトレーニングフィールド(HT‐GF‐STF)402、第1の高スループットロングトレーニングフィールド(HT‐LTF1)404、HT‐SIG406およびM個のデータHT‐LTF408を有するプリアンブルを含む。一般に、Mは、多入力多出力(MIMO)チャネル構成のデータユニット400を送信するべく用いられる空間ストリームの数に対応する整数である。データユニット400は、データ部分410も含む。
図5は、一実施形態による、AP14が直交周波数分割多重(OFDM)変調によりレガシクライアント局25‐4に送信するように構成された従来技術のOFDMデータユニット500の図である。また一実施形態において、レガシクライアント局25‐4は、データユニット500をAP14に送信するように構成されている。データユニット500は、IEEE802.11ac規格に準拠し、「混合フィールド」の状況のために設計されている。データユニット500は、20MHzの帯域幅を占有する。複数の他の実施形態またはシナリオにおいて、データユニット500に類似するデータユニットは、40MHz、80MHzまたは160MHzの帯域幅等、複数の異なる帯域幅を占有する。データユニット500は、L‐STF502、L‐LTF504、L‐SIG506、第1の超高スループット信号フィールド(VHT‐SIGA1)508‐1および第2の超高スループット信号フィールド(VHT‐SIGA2)508‐2を含む2つの第1の超高スループット信号フィールド(VHT‐SIGA)508、超高スループットショートトレーニングフィールド(VHT‐STF)510、M個の超高スループットロングトレーニングフィールド(VHT‐LTF)512、第2の超高スループット信号フィールド(VHT‐SIG‐B)514を有するプリアンブルを含む。Mは、整数である。データユニット500は、データ部分516も含む。
図6Aは、IEEE802.11n規格により規定される、図3におけるデータユニット300のL‐SIG、HT‐SIG1およびHT‐SIG2フィールドの変調を図示する1セットの図である。L‐SIGフィールドは、二位相偏移変調(BPSK)により変調され、HT‐SIG1およびHT‐SIG2フィールドは、BPSKによるが、直交軸上で変調される(Q‐BPSK)。換言すれば、HT‐SIG1およびHT‐SIG2フィールドの変調は、L‐SIGフィールドの変調と比較して90°回転される。
図6Bは、IEEE802.11ac規格により規定された図5におけるデータユニット500のL‐SIG、VHT‐SIGA1およびVHT‐SIGA2フィールドの変調を図示する1セットの図である。図6AにおけるHT‐SIG1フィールドと異なり、VHT‐SIGA1フィールドは、L‐SIGフィールドの変調と同一のBPSKにより変調される。他方、VHT‐SIGA2フィールドは、L‐SIGフィールドの変調と比較して90°回転される。
図7A、7Bおよび7Cは、一実施形態による、80MHzの通信チャネルのための例示的な複数のOFDMサブチャネルブロック(またはOFDMトーンブロック)を図示する図である。様々な実施形態において、通信チャネルは、AP14のようなAPにより複数のOFDMトーンブロックに分割される。一実施形態において、APは、複数のOFDMトーンブロックを、クライアント局25‐1、25‐2、25‐3または25‐4のような1または複数のクライアント局に割り当てる。一実施形態では、ダウンリンク方向において、APは通信チャネルにわたり、1または複数のクライアント局用のOFDMデータユニットを含むOFDMAデータユニットを生成して送信する。本実施形態において、OFDMAデータユニットは、対応するトーンブロックを介してOFDMトーンブロックに割り当てられた各クライアント局用のOFDMデータユニットを含む。一実施形態において、OFDMAデータユニットは、例えばアイドル状態のクライアント局に送信されるべきデータがない場合に、クライアント局用のOFDMデータユニットを省略する。本実施形態において、アイドル状態のクライアント局用の対応するOFDMトーンブロックはゼロに設定され、またはOFDMAデータユニットは、対応するOFDMトーンブロックを省略する。
図7Aにおいて、通信チャネル700は、4つの隣接OFDMトーンブロック701、702、703および704に分割され、その各々は、一実施形態によれば20MHzの帯域幅を有する。様々な実施形態によれば、OFDMトーンブロック701、702、703および704は、1または複数のクライアント局に割り当てられる。図7Aに示される実施形態において、OFDMトーンブロック701、702、703および704は、STA1、STA2、STA3、およびSTA4の4つのクライアント局に対する独立したデータストリームを各々含む。図7Bにおいて、通信チャネル710は、一実施形態によれば3つの隣接OFDMトーンブロック711、712、および713に分割される。2つのOFDMトーンブロック711および712は各々、20MHzの帯域幅を有する。残りのOFDMトーンブロック713は、40MHzの帯域幅を有する。OFDMトーンブロック711、712および713は、3つのクライアント局STA1、STA2、およびSTA3に対する独立したデータストリームに各々割り当てられ、またこれらを含む。図7Cにおいて、通信チャネル720は、一実施形態によれば4つの隣接OFDMトーンブロック721、722、723、および724に分割される。OFDMトーンブロック721および722は各々、10MHzの帯域幅を有し、従って共に、レガシWLAN通信プロトコル(すなわち20MHz)の最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。OFDMトーンブロック723は、20MHzの帯域幅を有する。OFDMトーンブロック724は、40MHzの帯域幅を有する。OFDMトーンブロック722および724は、2つのクライアント局STA2およびSTA3に対する独立したデータストリームに各々割り当てられ、またこれらを含む。本明細書において説明されるように、OFDMトーンブロック721および723は、OFDMトーンブロック722により周波数において分離されており、クライアント局STA1のためのデータストリームの複数の部分に割り当てられて、これらを含み、チャネル結合技術を用いる。
図7A、7Bおよび7Cにおいては、複数のOFDMトーンブロックが対応する通信チャネルに隣接するが、複数の他の実施形態においては、複数のOFDMトーンブロックは、通信チャネル全体にわたって隣接しない(すなわち、複数のOFDMトーンブロック間には1または複数のギャップが存在する)。一実施形態において、各ギャップは、複数のOFDMトーンブロックのうちの1つと少なくとも同程度の広さである。別の実施形態において、少なくとも1つのギャップは、OFDMトーンブロックの帯域幅よりも小さい。別の実施形態において、少なくとも1つのギャップが、少なくとも1MHzの広さである。一実施形態において、複数の異なるOFDMトーンブロックが、IEEE802.11aおよび/または802.11n規格により規定される複数の異なるチャネルで送信される。一実施形態において、APは複数の無線機を含み、複数の異なるOFDMトーンブロックは複数の異なる無線を用いて送信される。
一実施形態において、複数の異なるOFDMトーンブロックにおいてAPにより送信される複数のデータストリームについては、複数の異なるデータストリームは、例えば信号強度、SNR、干渉電力等が複数のクライアントデバイス間で異なる場合に複数の異なるデータレートで送信される。更に、複数の異なるOFDMトーンブロックにおいてAPにより送信される複数のデータストリームについては、複数の異なるデータストリームのデータ量は、多くの場合異なる。従って、送信されたあるデータストリームは、別のものに先立って終了し得る。そのような状況において、終了したデータストリームに対応するOFDMトーンブロック内のデータは、一実施形態によればゼロまたはいくつかの他の好適な予め定められた値に設定される。
上記の複数の独立したデータストリームを送信するべく複数のOFDMトーンブロックを含むOFDM信号は、本明細書において直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号とも称される。一実施形態によれば、WLANは、複数のダウンリンクOFDMAデータユニットおよびアップリンクOFDMAデータユニットを使用する。複数のダウンリンクOFDMAデータユニットは、単一のAPから複数のクライアント局へと(すなわち、ポイントツーマルチポイントに)同期して送信される。アップリンクOFDMAデータユニットは、複数のクライアント局により共同で単一のAPに(すなわち、マルチポイントツーポイントに)送信される。いくつかの実施形態に応じて、ダウンリンクOFDMAおよびアップリンクOFDMAのためのフレームフォーマット、変調符号化スキーム(MCS)、時空間ストリームの数、トーンの間隔、および/またはシグナリングスキームは異なる。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニット内の複数のOFDMデータユニットは、異なるMCS、時空間ストリームの数、トーンの間隔、および/またはシグナリングスキームを有する。
ダウンリンクおよび/またはアップリンクOFDMAデータユニットのためのPHYフレームフォーマットの様々な実施形態は、図16、22、23、24、25A、25B、26Aおよび26Bに関して説明される。以下の複数の実施形態において、複数のOFDMトーンブロックは、IEEE802.11ac規格において規定されたPHYフォーマットに実質的に類似するフォーマットを有する。複数の他の実施形態において、複数のOFDMトーンブロックは、IEEE802.11a規格、IEEE802.11n規格、またはまだ規格化されていない通信プロトコルにおいて規定されたPHYフォーマットのような別の通信プロトコルに実質的に類似するフォーマットを有する。
一実施形態において、20MHzよりも大きいかまたはこれに等しい帯域幅にわたる複数のOFDMトーンブロックのための複数のOFDMデータユニットは、IEEE802.11nおよび/またはIEEE802.11acに規定される同一のMCSおよび「レガシ」トーンプランを用いて生成される。本明細書において言及されるように、トーンプランは、好適なサイズの高速フーリエ変換(FFT)に対応するどのOFDMトーンがデータトーン、パイロットトーン、および/またはガードトーンに対して指定されているかを示す複数のインデックスの予め定められたシーケンスである。例えば一実施形態において、20MHzにわたるOFDMトーンブロックは、4つのパイロットトーン(インデックス−21、−7、+7、および+21)、直流トーン(インデックス0)、ガードトーン(インデックス−32〜−29および29〜31)、および52個のデータトーン(残りのインデックス)を有するIEEE802.11acに対するレガシトーンプランによるサイズ64のFFTを用いる。いくつかの実施形態において、40MHz、80MHz、または160MHzにわたるOFDMトーンブロックは、IEEE802.11acにおいて規定された対応する複数のレガシトーンプランによるサイズ128、256、および512のFFTを各々用いる。
いくつかの実施形態において、10MHz、5MHz、または2.5MHz等、20MHzよりも小さい帯域幅にわたる複数のOFDMトーンブロックを含む通信チャネルが分割される。一実施形態において、20MHzよりも小さい帯域幅にわたるOFDMトーンブロックは、レガシトーンプランとは異なるトーンプランを用いる。図8は、一実施形態による、10MHzの帯域幅にわたり、サイズ32のFFTを用いるOFDMトーンブロックのための例示的なトーンプラン800の図である。トーンプラン800は、2つのパイロットトーン(インデックス−7および+7)、直流トーン(インデックス0)、ガードトーン802‐1および802‐2(インデックス−16〜−14および14〜15)、および24個のデータトーン804‐1、804‐2、804‐3、および804‐4(残りのインデックス)を有する。
図9Aは、一実施形態による、80MHzの通信チャネルのための例示的なOFDMAデータユニットを図示する図である。アップリンク方向で、クライアント局25‐1のようなクライアント局は一実施形態において、サイズ256のFFT(例えば、「フルサイズ」のFFT)を用いて、通信チャネルにわたるOFDMAデータユニット900の一部を生成して送信する。本実施形態において、OFDMAデータユニット900は、対応する割り当てOFDMトーンブロックにわたるOFDMAデータユニット部分902と、FFTに対して未割当のOFDMトーンブロックに挿入されたゼロトーン904‐1、904‐2、および904‐3とを含む。図9Bは、別の実施形態による、80MHzの通信チャネルのためのOFDMAデータユニットの例示的な部分を図示する図である。本実施形態において、クライアント局は、好適なFFTサイズ(すなわち、20MHzに対してサイズ64のFFT、40MHzに対してサイズ128のFFT等)を用いて、クライアント局に割り当てられたOFDMトーンブロックのみにわたるOFDMAデータユニット部分910を生成して送信する。
図10は、様々な実施形態による、OFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニット部分を生成する例示的なPHY処理ユニット1000のブロック図である。図1を参照すると、AP14およびクライアント局25‐1は一実施形態において、PHY処理ユニット1000のようなPHY処理ユニットを各々含む。様々な実施形態および/またはシナリオにおいて、PHY処理ユニット1000は、例えば図7A、図7B、図7C、図9A、または図9Bの複数のデータユニットのうちの1つのような複数のOFDMデータユニットを生成する。PHY処理ユニット1000は、一般に1または0の長いシーケンスの発生を低減するべく送信されるべき情報ビットストリームをスクランブルするスクランブラ1002を含む。FECエンコーダ1004は、スクランブルされた情報ビットをエンコードして、エンコードされたデータビットを生成する。一実施形態において、FECエンコーダ1004は、2値畳み込みコード(BCC)エンコーダを含む。別の実施形態において、FECエンコーダ1004は、2値畳み込みエンコーダを含み、その次にパンクチャリングブロックが続く。なおも別の実施形態において、FECエンコーダ1004は、低密度パリティ検査(LDPC)エンコーダを含む。
一実施形態において、ストリームパーサ1006は、複数のエンコードされたデータビットを受信してパースし、1または複数の空間ストリームにする。各空間ストリーム(図10に示される実施形態では2つの空間ストリーム)について、コンスタレーションマッパ1010は、OFDMシンボルの複数の異なるサブキャリアに対応するコンスタレーションポイントにエンコードされたデータビットをマッピングする。より具体的には、各空間ストリームについて、コンスタレーションマッパ1010は、長さlog(M)の各ビットシーケンスを、M個のコンスタレーションポイントのうちの1つに変換する。いくつかの実施形態において、PHY処理ユニット1000は、複数の並列処理経路、例えば各空間ストリームに対して1つの経路を含む。複数の他の実施形態において、単一の処理経路は、複数の空間ストリームに用いられる。
FECエンコーダ1004がBCCエンコーダである一実施形態において、インターリーバ1008は、コンスタレーションマッパ1010に先立って複数のエンコードされたデータビットを受信して、複数のビットをインターリーブし(すなわち、複数のビットの順序を変更し)、隣接ノイズのビットの複数の長いシーケンスがレシーバにおけるデコーダに入るのを防止する。別の実施形態において、インターリーバ1008は省略されている。FECエンコーダ1004がLDPCエンコーダである一実施形態において、LDPCトーンマッパ1012は、トーン再マッピング関数に応じて複数のコンスタレーションポイントを再度順序づける。一般に、トーン再マッピング関数は、連続した符号化された情報ビットまたは情報ビットのブロックがOFDMシンボルにおける不連続なトーンにマッピングされて、連続した複数のOFDMトーンが送信中に悪影響を受けた場合に、レシーバにおいてデータの回復を容易にするように規定される。いくつかの実施形態において、LDPCトーンマッパ1012は省略されている。
一実施形態において、各ストリーム(または含まれている場合には、複数のLDPCトーンマッパ1012)に対するコンスタレーションマッパ1010の出力は、時空間ブロックコーダ(STBC)1014により操作される。一実施形態において、時空ブロックコーダ1014は、単一のコンスタレーションシンボルの出力を取って、複数の別個の無線トランスミッタによる送信のための複数の送信チェーンにマッピングし、複数の空間ストリームを時空間ストリームに変換する。PHY処理ユニット1000が複数の空間ストリームによる送信のために複数のデータユニットを生成するように動作する複数の実施形態または状況において、1または複数のサイクリックシフトダイバーシティ(CSD)ユニット1016は、複数の空間ストリームのうちの1つを除く全てにサイクリックシフトを挿入して、意図されないビーム形成を防止する。一実施形態において、空間マッパ1018は、複数の時空間ストリームを送信チェーンにマッピングする。一実施形態において、PHY処理ユニット1000は、各送信チェーンのための逆離散フーリエ変換(IDFT)プロセッサ1020を含む。一実施形態において、FECエンコーダ1004、ストリームパーサ1006、複数のインターリーバ1008、複数のコンスタレーションマッパ1010、複数のLDPCトーンマッパ1012、STBC1014、複数のCSDユニット1016、および空間マッパ1018は、IEEE802.11acプロトコルに準拠して動作する。
一実施形態において、IDFTプロセッサ1020は、複数のパイロットトーンをパイロットジェネレータ1022から受信し、複数の空間的にマッピングされたコンスタレーションポイントを空間マッパ1018から受信する。一実施形態において、IDFTプロセッサ1020は、OFDMトーンブロックおよび複数のパイロットトーン内の複数のデータトーンに対応する複数の空間的にマッピングされたコンスタレーションポイントのブロックを、時間領域信号に変換する。いくつかの実施形態において、IDFTプロセッサ1020は、時間領域信号に含まれるべきトーン入力1024からの1または複数のトーンを処理する。例えば一実施形態において、PHY処理ユニット1000は、APから(すなわち、ダウンストリームのOFDMAデータユニット)送信されるべき複数のユーザのためのOFDMデータユニットを有するOFDMAデータユニットを生成する。本実施形態において、トーン入力1024は、別個に生成された別のユーザに対応する複数のデータトーンおよび/またはパイロットトーンを提供する。従ってIDFTプロセッサ1020は、全てのユーザのための全てのトーンに対して、同時に共同でIDFTを実行する。
別の実施形態において、PHY処理ユニット1000は、クライアント局からAPに送信されるべきOFDMAデータユニットの一部(すなわち、アップリンクOFDMAデータユニットの一部)を生成する。一実施形態において、トーン入力1024は、図9Aに関して上記されたように、フルサイズのFFTを用いてOFDMAデータユニットを生成するべく複数の未割当のOFDMトーンブロックにゼロトーンを提供する。別の実施形態において、クライアント局は、図9Bに関して上記されたように、好適なFFTサイズを用いてクライアント局に割り当てられたOFDMトーンブロックのみにわたるOFDMAデータユニット部分を生成して送信する。
図11は、一実施形態による、チャネル結合を用いるOFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニットの一部を生成する例示的なPHY処理ユニット1100のブロック図である。PHY処理ユニット1100は、OFDMAデータユニットまたはその一部を提供するように構成され、クライアント局は、2またはそれよりも多い隣接しないOFDMトーンブロック(「結合チャネル」)に割り当てられている。図7A、図7B、図7Cに関して上記されたように、通信チャネルは複数のOFDMトーンブロックに分割される。図7Cに示されるように、OFDMトーンブロック721および723は、OFDMトーンブロック722により周波数において分離されており、クライアント局STA1のためのデータストリームの複数の部分に割り当てられて、これらを含み、チャネル結合技術を用いる。いくつかの実施形態において、PHY処理ユニット1100は、複数の異なるOFDMトーンブロックに対して複数の異なるMCS値を可能にするべく、別個のエンコーダおよびモジュレータを提供する。一実施形態において、PHY処理ユニット1100は、図10に関して上記されたようにスクランブラ1002、パイロットジェネレータ1022、複数のトーン入力1024、および複数のIDFTプロセッサ1020を含む。一実施形態において、PHY処理ユニット1100は、実質的に並列に動作し、複数の割り当てOFDMトーンブロックに対応する複数の処理経路1150を更に含む。別の実施形態において、処理経路1150は単一の処理経路である。図10に関して上記されたように、複数の処理経路1150は各々、FECエンコーダ1004、ストリームパーサ1006、複数のインターリーバ1008、複数のコンスタレーションマッパ1010、LDPCトーンマッパ1012、STBC1014、複数のCSDユニット1016、および空間マッパ1018を含む。
一実施形態において、スクランブラ1002は、複数のスクランブルされた情報ビットをセグメントパーサ1140に提供する。一実施形態において、セグメントパーサ1140は、複数のスクランブルされた情報ビットを複数のセグメントに分離して、各セグメントを割り当てOFDMトーンブロックに渡す。一実施形態において、APは、クライアント局に10MHz+10MHz、20MHz+20MHz、または複数の他の好適な組み合わせ等、同一のサイズの複数のOFDMトーンブロックを割り当てる。別の実施形態において、APは、クライアント局に10MHz+20MHz+20MHz、10MHz+40MHz、または複数の他の好適な組み合わせ等、異なるサイズの複数のOFDMトーンブロックを割り当てる。複数の他の実施形態において、追加の複数のOFDMトーンブロックは、互いに結合される。例えば、3つまたは4つのOFDMトーンブロックが互いに結合される。
一実施形態において、結合チャネルである各OFDMトーンブロックは、非結合チャネルのシナリオと同一のトーンプランを用いる。例えば一実施形態において、10MHzのOFDMトーンブロックは、IEEE802.11acに対するレガシトーンプランを有するサイズ64のFFTを用いる20MHzのOFDMトーンブロックと結合される場合、図8に示されるトーンプランに対応する。一実施形態において、同一のクライアント局に割り当てられた各OFDMトーンブロックは、同一のMCS値を用いる。いくつかの実施形態において、同一のクライアント局に割り当てられた各OFDMトーンブロックは、異なるMCS値を有する。一実施形態において、クライアント局に割り当てられた各OFDMトーンブロックは、同一の数の時空間ストリームを有する。
図12は、別の実施形態による、チャネル結合を用いてOFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニット部分を生成する例示的なPHY処理ユニット1200のブロック図である。PHY処理ユニット1200は、OFDMAデータユニットまたはその一部を提供するように構成され、クライアント局は、2またはそれよりも多い隣接しないOFDMトーンブロックに割り当てられている。一実施形態において、PHY処理ユニット1200は、図10に関して上記されたようにスクランブラ1002、FECエンコーダ1004、ストリームパーサ1006、パイロットジェネレータ1022、複数のトーン入力1024、および複数のIDFTプロセッサ1020を含む。図12において示される実施形態において、PHY処理ユニット1200は、各ユーザのためのジョイントエンコーダを提供する。例えば、FECエンコーダ1004は、シングルユーザに割り当てられたOFDMトーンブロック全体に渡ってジョイントエンコードを実行する。セグメントパーサ1240は、ストリームパーサ1006からの複数の空間ストリームを複数のストリームセグメントに分離する。一実施形態において、PHY処理ユニット1200は、実質的に並列に動作し、複数の割り当てOFDMトーンブロックに対応する複数の処理経路1250を含む。別の実施形態において、処理経路1250は単一の処理経路である。図10に関して上記されたように、複数の処理経路1250は各々、複数のインターリーバ1008、複数のコンスタレーションマッパ1010、LDPCトーンマッパ1012、STBC1014、複数のCSDユニット1016、および空間マッパ1018を含む。一実施形態において、セグメントパーサ1240は、ストリームパーサ1006からのOFDMトーンブロックに対する空間ストリームを、対応する処理経路1250に渡す。
図13は、なおも別の実施形態による、チャネル結合を用いてOFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニット部分を生成する例示的なPHY処理ユニット1300のブロック図である。PHY処理ユニット1300は、OFDMAデータユニットまたはその一部を提供するように構成され、クライアント局は、各OFDMトーンブロックに同一のMCS値を用いる2またはそれよりも多い隣接しないOFDMトーンブロックに割り当てられている。一実施形態において、PHY処理ユニット1300は、図10に関して上記されたスクランブラ1002、FECエンコーダ1004、ストリームパーサ1006、複数のインターリーバ1008、複数のコンスタレーションマッパ1010、複数のLDPCトーンマッパ1012、STBC1014、複数のCSDユニット1016、空間マッパ1018、パイロットジェネレータ1022、複数のトーン入力1024、および複数のIDFTプロセッサ1020、ならびに空間マッパ1018からの複数の空間ストリームを分割して割り当てOFDMトーンブロックにし、複数の分割された空間ストリームをIDFTプロセッサ1020に提供するように構成された複数のトーンアロケータ1340を含む。
図14Aは、一実施形態による、80MHzの通信チャネルのチャネル結合のシナリオのための例示的なOFDMAデータユニットを図示する図である。アップリンク方向で、PHY処理ユニット1100、1200または1300のようなPHY処理ユニットは一実施形態において、サイズ256のFFT(例えば、「フルサイズ」のFFT)を用いて、通信チャネルにわたるOFDMAデータユニット1400の一部を生成して送信する。本実施形態において、OFDMAデータユニット1400は、第1の割り当てOFDMトーンブロックにわたる第1のOFDMAデータユニット部分1402、第2の割り当てOFDMトーンブロックにわたる第2のOFDMAデータユニット部分1404、およびFFTに対する複数の未割当のOFDMトーンブロックに挿入されたゼロトーン1406‐1および1406‐2を含む。
図14Bは、別の実施形態による、チャネル結合のシナリオのためのOFDMAデータユニットの例示的な部分を図示する図である。本実施形態においてアップリンク方向で、PHY処理ユニットは、割り当てられたOFDMトーンブロック1452および1454のみにわたるOFDMAデータユニット部分1450を生成して送信する。一実施形態において、PHY処理ユニットは、好適なFFTサイズ(すなわち、20MHz用のサイズ64のFFT、40MHz用のサイズ128のFFT等)を用いる複数の別個の送信チェーンを用いて、OFDMトーンブロック1452および1454を介してデータを生成して送信する。
図15Aは、一実施形態による、チャネル結合を用いてOFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニット部分を生成する例示的なPHY処理ユニット1500のブロック図である。一実施形態において、PHY処理ユニット1500は、アップリンク送信用のクライアント局に割り当てられた複数のOFDMトーンブロックのみにわたる、OFDMAデータユニット部分1450のようなOFDMAデータユニット部分を生成して送信するように構成される。いくつかの実施形態において、PHY処理ユニット1500は、クライアント局用の各割り当てOFDMトーンブロックを介してOFDMAデータユニット部分の一部をフィルタリングして送信する複数の別個の送信チェーン1502を含む。一実施形態において、送信チェーン1502‐1は、OFDMデータユニット1452に対応し、送信チェーン1502‐2は、OFDMデータユニット1454に対応する。様々な実施形態において、各送信チェーン1502は、図10、図11、図12、または図13に示されるIDFTプロセッサ1020のようなIDFTプロセッサ1520を含む。一実施形態において、IDFTプロセッサ1520は、対応する割り当てOFDMトーンブロック内の複数のトーンのみを用いてIDFTを実行する。ガードインターバル(GI)挿入およびウィンドウ化ユニット1542は、IDFTプロセッサ1520から受信されたOFDMシンボルにOFDMシンボルの巡回拡張子をプリペンドして、スペクトル減衰を増大させるべく各シンボルのエッジをスムージングする。GI挿入の出力およびユニット1542のウィンドウ化は、信号をアナログ信号に変換して信号を送信用の無線周波数(RF)にアップコンバートするアナログおよびRF周波数ユニット1544に提供される。
図15Bは、別の実施形態による、チャネル結合を用いてOFDMAデータユニットまたはOFDMAデータユニット部分を生成する例示的なPHY処理ユニット1550のブロック図である。一実施形態において、PHY処理ユニット1550は、アップリンク送信用のクライアント局に割り当てられた複数のOFDMトーンブロックのみにわたる、OFDMAデータユニット部分1450のようなOFDMAデータユニット部分を生成して送信するように構成される。いくつかの実施形態において、PHY処理ユニット1550は、クライアント局用の各割り当てOFDMトーンブロックに対応する複数の別個の送信チェーン1552を含む。一実施形態において、送信チェーン1552‐1は、OFDMデータユニット1452に対応し、送信チェーン1552‐2は、OFDMデータユニット1454に対応する。様々な実施形態において、各送信チェーン1552は、図15Aに関して上記されたIDFTプロセッサ1520およびGI挿入・ウィンドウ化ユニット1542を含む。
一実施形態において、PHY処理ユニット1550は、単一の無線送信機(すなわち、広帯域無線送信機)による送信のために各GI挿入・ウィンドウ化ユニット1542からの複数の出力をフィルタリングして組み合わせるように構成されている。例えば一実施形態において、各送信チェーン1552は、各GI挿入・ウィンドウ化ユニット1542からの出力をフィルタリングする、デジタルフィルタのようなローパスフィルタ1556を含む。一実施形態において、信号乗算器1558は、フェーザ1560を組み合わせて複数のフィルタリングされた出力のうちの1つを除いた全てに周波数シフトを提供する。一実施形態において、フェーザ1560は、複数の割り当てOFDMトーンブロック間の周波数分離に対応する周波数シフトを提供するように構成されている。フィルタリングしてシフトされた各出力は、信号コンバイナ1562により組み合わされ、信号をアナログ信号に変換してアナログ信号を送信用のRF周波数にアップコンバートするアナログ・RFユニット1554に単一の時間領域信号として提供される。
図16は、一実施形態による、OFDM変調によりAP14が通信チャネルを介して複数のクライアント局に送信するように構成された例示的なOFDMAデータユニット1600のブロック図である。一実施形態においてAP14は、図7A、図7B、および図7Cに関して上記されたように通信チャネルを複数のOFDMトーンブロックに分割して複数のOFDMトーンブロックを複数のクライアント局に割り当てる。OFDMAデータユニット1600は、第1の通信プロトコルに準拠する。複数の他の実施形態において、OFDMAデータユニット1600に類似した第1の通信プロトコルに準拠する複数のOFDMAデータユニットは、例えば20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、320MHz、640MHz、または他の好適な複数の帯域幅等の帯域幅を占有し得る。図16の実施形態において、通信チャネルは、80MHzの帯域幅にわたり、20MHzの4つの等しい幅のOFDMトーンブロックに分割される。4つの等しい幅のOFDMトーンブロックは、AP14により4つのクライアント局(例えば、STA1、STA2、STA3、およびSTA4)に割り当てられる。複数の他の実施形態において、2つまたはそれよりも多いOFDMトーンブロックは、図11、図12、図13、図14A、図14B、図15A、および図15Bに関して上記されたように、チャネル結合技術を用いて同一のクライアントデバイスに割り当てられる。いくつかの実施形態において、OFDMトーンブロックは、通信チャネル内で2.5MHz、5MHz、10MHz、20MHz、40MHz、80MHz、160MHzのサブバンド、または他の好適な複数のサブバンド等、異なるサブバンドにわたる。
一実施形態において、OFDMAデータユニット1600は、各割り当てOFDMトーンブロックに対応する複数のOFDMデータユニット1640を含む。OFDMAデータユニット1600は、「混合モード」の状況、すなわち、WLAN10が第1の通信プロトコルではなく、レガシ通信プロトコルに準拠するクライアント局(例えば、レガシクライアント局25‐4)を含む場合に好適である。OFDMAデータユニット1600は、他の複数の状況ならびにいくつかの実施形態において使用される。いくつかの実施形態において、複数のOFDMデータユニット1640は、IEEE802.11a、IEEE802.11g、および/またはIEEE802.11n等のIEEE802.11規格に実質的に類似した複数のPHYフォーマットを有する。一実施形態において、各OFDMデータユニット1640は、同一のPHYフォーマットを有する。別の実施形態において、OFDMAデータユニット1600は、複数の異なるPHYフォーマットを有する複数のOFDMデータユニットを含む。
一実施形態において、OFDMAデータユニット1600、従って各OFDMデータユニット1640は、プリアンブル部分1601およびデータ部分1616(例えば、対応するクライアント局に対するデータフィールド)を含む。複数の他の実施形態において、OFDMデータユニット1640は、データ部分1616を省略する。一実施形態において、各OFDMデータユニット1640のプリアンブル部分1601は、少なくともレガシ部分1602および非レガシ部分1603を含む。一実施形態において、レガシ部分1602は、レガシショートトレーニングフィールド(L‐STF)1604、レガシロングトレーニングフィールド(L‐LTF)1605、およびレガシ信号(L‐SIG)フィールド1606を含む。従って、L‐STF1604、L‐LTF1605、およびL‐SIG1606の各々は一実施形態において、OFDMAデータユニット1600の全帯域幅の20MHzのサブバンドの対応する数に渡って反復される。一実施形態において、図16の各OFDMトーンブロック1640は、20MHzの幅を有する。別の実施形態において、図16の各OFDMトーンブロック1640は、40MHzの幅を有する。一実施形態によれば、OFDMトーンブロックが40MHzの幅を有する場合、レガシ部分1602(すなわち、L‐STF、L‐LTF、およびL‐SIG)は、上方の20MHzの半分および下方の20MHzの半分で複製され、上方の20MHzの複数のサブチャネルは、下方の20MHzにおける複数のサブチャネルに対して90°位相シフトされる。
非レガシ部分1603は、HEW信号(HEW‐SIGA)フィールド1608、HEWショートトレーニングフィールド(HEW‐STF)1610、M個のHEWロングトレーニングフィールド(HEW‐LTF)1612、および第3のHEW信号フィールド(HEW‐SIGB)1614を含み、Mは整数である。L‐STF1604、L‐LTF1605、L‐SIG1606、HEW‐SIGA1608、HEW‐STF1610、M個のHEW‐LTF1612、およびHEW‐SIGB1614の各々は、整数の1または複数のOFDMシンボルを含む。例えば一実施形態において、HEW‐SIGA1608は、2つのOFDMシンボルを含む。例えば別の実施形態において、プリアンブル部分1601の非レガシ部分1603は、HEW信号フィールド1608に対する複数の追加のOFDMシンボルを含む。いくつかの実施形態において、HEW‐SIGBフィールド1614は省略されている。
一実施形態によれば、プリアンブル部分1601のレガシ部分1602(すなわち、L‐STF、L‐LTF、およびL‐SIG)は、複数のOFDMデータユニット1640の全てにおいて同一である。別の実施形態において、少なくともL‐SIGフィールドが複数のOFDMデータユニット1640のうちの少なくともいくつかにおいて異なっており、例えば複数のOFDMデータユニット1640のうちの少なくともいくつかは、異なる持続時間を有する。プリアンブル部分1601の非レガシ部分1603(すなわち、HEW‐SIGAで開始する)については、複数のOFDMデータユニット1640の内容は、複数の異なるクライアント局のデータレート、データ量、構成(例えば、アンテナ数、サポートされる複数の入力の数、多入力多出力(MIMO)のデータストリーム等)のような複数の要因に応じて異なるクライアント局に対して異なり得る。いくつかの実施形態および/またはシナリオにおいて、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む非レガシ部分1603および/またはデータ部分1616が生成される。
一実施形態において、APは、データ部分1616の内部でゼロパディングを使用して、各OFDMデータユニット1640が同一の持続時間および/またはOFDMシンボルの数(すなわち、最も長いOFDMデータユニットの持続時間)を有することを確実にする。一実施形態において、複数のAPのMACユニットは、MACプロトコルデータユニット(MPDU)に含まれる1または複数のMACサービスデータユニット(MSDU)をゼロパディングする。同様に、MACプロトコルデータユニットは、PHYプロトコルデータユニット(PPDU)に含まれる。例えばMSDUをゼロパディングすることにより、MPDUおよびPPDUの長さは増大する。
いくつかの実施形態において、APは、複数の追加のHEWロングトレーニングフィールドを非レガシ部分1603へと挿入する。一実施形態において、APは、各OFDMトーンブロックが同一の数のHEW‐LTFフィールドを有するようにOFDMAデータユニットを生成する。例えば一実施形態において、APは、各OFDMデータユニットが同一の数の空間ストリームを用いるように、OFDMAデータユニットを生成する。少なくともいくつかのOFDMトーンブロックに対して空間ストリームの数が異なる別の実施形態において、APは、各OFDMデータユニットが同一の数(すなわち、最大数)のHEW‐LTFフィールドを有するように、追加のHEW‐LTFフィールドによりOFDMAデータユニットを生成する。
一実施形態において、APは、OFDMデータユニット1640‐2に含まれるべきパディングOFDMシンボルの数を、OFDMデータユニット1640‐3のOFDMシンボルの全数とOFDMデータユニット1640‐2のOFDMシンボルの全数との間の差として決定する。例えば一実施形態において、少なくとも1つのOFDMデータユニット1640(すなわち、データユニット1640‐1、1640‐2および1640‐4)は、非レガシ部分1603およびOFDMデータユニット1616の全長がOFDMデータユニット1640‐3の非レガシ部分1603およびデータ部分1616の全長に等しくなるようにパディングを含む。
別の実施形態において、APは、非レガシ部分1603のOFDMシンボルの数およびOFDMデータユニット1640‐2におけるOFDMデータユニット1616のOFDMシンボルの数の合計が、非レガシ部分1603のOFDMシンボルの数およびOFDMデータユニット1640‐3におけるOFDMデータユニット1616のOFDMシンボルの数の合計に等しくなるように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含むOFDMデータユニット1640‐2を生成する。
一実施形態において、APは、各ユーザに対するデータバイト数およびMCS値に基づいて各ユーザに対するOFDMシンボルの数(Nsym,u)を決定して、各OFDMデータユニット1640がNsym=最大値(Nsym,u)に等しいシンボル数を有するように複数のパディングOFDMシンボルを挿入する。いくつかの実施形態において、APは、プリアンブル部分1601の非レガシ部分1603に基づいてOFDMシンボルの数を決定する。この場合、例えばOFDMトーンブロックにおけるHEW‐LTFの数は、(例えば、OFDMAデータユニットの複数の異なるユーザに対する空間ストリームの数が異なるので)少なくともいくつかのOFDMトーンブロックについて異なる。そのような一実施形態において、APは、Nsym,u=Nsym,u(データ)+Nsym,u(プリアンブル)であるときの各ユーザに対するOFDMシンボルの数を決定する。別の実施形態において、APは、Nsym,u=Nsym,u(データ)+Delta_HEWLTFであるときの各ユーザに対するOFDMシンボルの数を決定する。Delta_HEWLTFは、OFDMAデータユニット1600に対する全てのユーザの中の最小のHEW‐LTFの数により減算された現在のユーザのHEW‐LTFの数である。なおも別の実施形態において、APは、Nsym(プリアンブル+データ)=最大値(Nsym,u(データ)+NHEWLTF,u)であるときの各ユーザに対するOFDMシンボルの数を決定する。いくつかの実施形態において、APは、HEWLTFシンボルの追加された数またはデルタ値により減らされたNsym(データ)の値としてL‐SIG1606におけるL‐LENGTHフィールドを設定するデータフィールドシンボルの数を決定する。一実施形態において、APは、アップリンクOFDMAデータユニットにおける各クライアント局に対するパディングOFDMシンボルの数を決定してパディングOFDMシンボルの決定された数または別の好適なインジケータを用いて同期フレームを送信し、各クライアント局に複数のPHYパラメータ(例えばNsym)を通知する。次に、各クライアント局は、同期フレームに含まれる複数のPHYパラメータに応じてアップリンクOFDMAデータユニットの一部を共同で送信する。
いくつかの実施形態において、APは、OFDMAデータユニット1600における現在のデータユニットがダウンリンクOFDMAデータユニットであることをレシーバにシグナリングするように、OFDMAインジケータ(OI)1650を設定する。一実施形態によれば、OFDMAインジケータ1650は、(i)多元接続モードまたは(ii)標準モードのうちの1つを示すように設定される。一実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、1ビットを含み、このビットの第1の値は標準モードを示し、ビットの第2の値は多元接続モードを示す。いくつかの実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、変調符号化スキーム(MCS)インジケータまたは他の好適なサブフィールドと組み合わされる。例えば一実施形態において、標準モードは、(例えば、IEEE802.11acプロトコルに準拠する)レガシレシーバデバイスにより有効であると判断された複数のMCS値に対応するが、多元接続モードは、(例えば、IEEE802.11acプロトコルに準拠しない)レガシレシーバデバイスにより無効と判断された(またはサポートされない)MCS値に対応する。複数の他の実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、複数の標準モードMCS値および複数の距離延長モードMCS値を示す複数のビットを有する。
一実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、APが「1」に設定して、現在のデータユニットがダウンリンクOFDMAデータユニットであることをレシーバにシグナリングする複数のL‐SIGフィールドの各々における「予約されたビット」である(IEEE802.11aおよび802.11n規格は、L‐SIGにおける「予約されたビット」を「0」に指定する)。更に、APは、最も長いOFDMデータユニット1640および非レガシ部分1603(すなわち、OFDMデータユニット1640‐3)の持続時間であるTに対応するように、複数のL‐SIGフィールドの各々における長さおよびレートサブフィールドを設定する。別の実施形態によれば、OFDMAインジケータ1650は、APが「0」に設定して、現在のデータユニットがダウンリンクOFDMAデータユニットであることをレシーバにシグナリングする複数のHEW‐SIGAフィールドの各々における「予約されたビット」である。
いくつかの実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、HEW‐SIGA1608内にグループIDサブフィールドを含む。一実施形態において、グループIDサブフィールドは、OFDMAグループ(すなわち、OFDMAデータユニット1600をデコードすることを意図する複数のクライアント局)を識別する。そのような一実施形態において、グループIDサブフィールドは、マルチユーザ(MU)MIMOデータユニット、OFDMAデータユニット、またはシングルユーザデータユニットのいずれかを示すグループID値を含む。本実施形態において、OFDMAデータユニットと非OFDMAデータユニットを区別するべく、別個の指示フィールドは必要とされず、従ってレシーバは、グループIDサブフィールドをパースすることによりどのタイプのデータユニットかを判断し得る。一実施形態において、グループIDサブフィールドは、OFDMAおよびMU‐MIMOが同一のデータユニット内で共に用いられることを示す。
別の実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、OFDMA指示サブフィールド(すなわち、データユニットがOFDMAデータユニットであることを示す)およびグループIDサブフィールド(すなわち、複数のクライアント局のうちのどのグループがデータユニットをデコードすることを意図されるかを示す)の双方を含む。いくつかの実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、OFDMAグループ内のどのクライアント局が対応するOFDMトーンブロックをデコードすることを意図するかを示すユーザIDサブフィールドも含む。一実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、対応する各OFDMトーンブロックをデコードするためのMCS、空間ストリームの数、符号化スキーム、時空間ブロック符号化、または他の複数のPHYパラメータをシグナリングするように構成される。複数の異なるOFDMトーンブロックにおける全ユーザに対するHEW‐LTFの数が同一であるいくつかの実施形態において(すなわち、複数のクライアント局の中で最大のNstsに対する数をパディングし、またはこれに対応するHEW‐LTFの挿入)、OFDMAインジケータ1650は、現在のクライアント局のNstsおよび全てのクライアント局の中で最大のNstsの双方をシグナリングする。
いくつかの実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、どのOFDMトーンブロックがクライアント局に割り当てられたかを示すトーンブロック割り当て指示を含む。一実施形態において、トーンブロック割り当て指示は、ユーザIDをOFDMトーンブロックIDにマッピングするマッピングテーブルである。いくつかの実施形態において、OFDMAインジケータ1650は、後続のOFDMAデータユニットに対しては異なっており、これによりAPが1データユニット当たりのベースで複数のOFDMトーンブロックを動的に分割し、および/またはクライアント局に割り当てることを可能にする。複数の他の実施形態において、トーンブロック割り当て指示は省略され、例えば、この場合、OFDMトーンブロック割り当てがより長い持続時間に対して固定されている(例えば、予め定められた複数のデータユニットが送信された後にOFDMAグループが形成されるか、または変更されたときに固定される)。
複数の他の実施形態において、APは、データユニットが上記のもの以外の複数の技術を用いたダウンリンクOFDMAデータユニットであることをシグナリングする。例えば一実施形態によれば、APは、ダウンリンクOFDMAデータユニットを送信する期間を予約するべくMAC層シグナリングを用いる。本実施形態において、MAC層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータユニット1600の持続時間Tを指定するべく使用される。別の実施形態において、MAC層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータユニット1600の持続時間Tを指定するのではなく、各クライアント局がダウンリンクOFDMAデータユニット1600の各受信確認を送信すべき異なる各時間を指定する。別の実施形態において、APまたはクライアント局は、ダウンリンクOFDMAデータユニット1600に対応する全てのクライアント局が各受信確認を同時に送信すべき単一の時間を指定するべく、MAC層シグナリングを使用する。
いくつかの実施形態において、L‐SIG1606およびHEW‐SIGA1608は、IEEE802.11ac規格において規定された対応するフィールドの変調と同一の変調を有する。従って、HEW‐SIGA1608の第1のサブフィールドは、L‐SIGフィールドと同じように変調される。他方、HEW‐SIGA1608の第2のサブフィールドは、L‐SIGフィールドの変調と比較して90°回転される。HEW‐SIGA1608の第3のサブフィールドを有するいくつかの実施形態において、第2のサブフィールドは、L‐SIGフィールドおよび第1のサブフィールドと同じように変調されるが、第3のサブフィールドは、L‐SIGフィールド、第1のサブフィールド、および第2のサブフィールドの変調と比較して90°回転される。
一実施形態において、OFDMデータユニット1640におけるHEW‐SIGA1608のL‐SIG1606および複数のサブフィールドの変調は、IEEE802.11ac規格(例えば、図5のデータユニット500)に準拠するデータユニットにおける複数の対応するフィールドの変調に対応するので、IEEE802.11a規格および/またはIEEE802.11n規格に準拠して動作するように構成された複数のレガシクライアント局は、少なくともいくつかの状況においてOFDMデータユニット1640がIEEE802.11ac規格に準拠し、それに応じてOFDMデータユニット1640を処理すると想定する。例えば、IEEE802.11a規格に準拠するクライアント局は、データユニット1640のプリアンブルのレガシIEEE802.11a規格部分を理解し、L‐SIG1606に示された持続時間に応じてデータユニットの持続時間(またはデータユニット持続時間)を設定する。一実施形態によれば、例えばレガシクライアント局25‐4は、L‐SIGフィールド1606に示されたレートおよび長さ(例えばバイト数)に基づいてデータユニットに対する持続時間を算出する。一実施形態において、L‐SIGフィールド1606におけるレートおよび長さは、レガシ通信プロトコルに準拠して動作するように構成されたクライアント局がレートおよび長さに基づいて、データユニット1640の実際の持続時間に対応するか、または少なくともこれに近いパケット持続時間(T)を算出するように設定される。一実施形態において、例えば、レートは、IEEE802.11a規格により規定された最低レート(すなわち6Mbps)を示すように設定され、長さは、最低レートを用いて計算されたパケット持続時間がデータユニット1640の実際の持続時間に少なくとも近くなるように計算された値に設定される。
一実施形態において、IEEE802.11a規格に準拠するレガシクライアント局は、データユニット1640を受信する場合、例えば、L‐SIGフィールド1606のレートフィールドおよび長さフィールドを用いてデータユニット1640に対するパケット持続時間を計算し、一実施形態において、クリアチャネル評価(CCA)を実行する前に、計算されたパケット持続時間が終了するまで待機する。従って、本実施形態において、通信媒体は、少なくともデータユニット1640の持続時間中にレガシクライアント局によるアクセスから保護される。一実施形態において、レガシクライアント局は、データユニット1640を継続してデコードするが、データユニット1640の終わりで(例えば、フレームチェックシーケンス(FCS)を用いる)エラーチェックを行わない。
同様に一実施形態において、IEEE802.11n規格に準拠して動作するように構成されたレガシクライアント局は、データユニット1640を受信するときに、データユニット1640のL‐SIG1606に示されたレートおよび長さに基づいてデータユニット1640のパケット持続時間(T)を計算する。レガシクライアント局は、HEW信号フィールド(HEW‐SIGA)の第1のサブフィールドの変調をBPSKとして検出し、データユニット1640がIEEE802.11a規格に準拠するレガシデータユニットであると想定する。一実施形態において、レガシクライアント局は、データユニット1640を継続してデコードするが、データユニットの終りで(例えば、フレームチェックシーケンス(FCS)を用いる)エラーチェックを行わない。いずれの場合も、IEEE802.11n規格に準拠して、レガシクライアント局は一実施形態において、クリアチャネル評価(CCA)を実行する前に、計算されたパケット持続時間(T)が終了するまで待機する。従って、埋め込みにおいて通信媒体は、データユニット1640の持続時間中にレガシクライアント局によるアクセスから保護される。
一実施形態において、第1の通信プロトコルではなくIEEE802.11ac規格に準拠して動作するように構成されたレガシクライアント局は、データユニット1640を受信するときに、データユニット1640のL‐SIG1606に示されたレートおよび長さに基づいてデータユニット1640のパケット持続時間(T)を計算する。しかし、一実施形態においてレガシクライアント局は、データユニット1640の変調に基づいて、データユニット1640がIEEE802.11ac規格に準拠しないことを検出することができない。いくつかの実施形態において、データユニット1640におけるHEW信号フィールド1608の1または複数サブフィールドは、データユニット1640をデコードするときにレガシクライアント局に意図的にエラーを検出させ、従ってデータユニット1640をデコードするのを停止(または「ドロップ」)させるようにフォーマットされている。一実施形態において、例えば、データユニット1640のHEW‐SIGA1608は、SIGAフィールドがIEEE802.11ac規格に準拠してレガシデバイスによりデコードされる場合に、意図的にエラーを生じさせるようにフォーマットされる。更に、実施形態において、IEEE802.11ac規格に準拠して、VHT‐SIGAフィールドをデコードするときにエラーが検出されると、クライアント局は、データユニット1640をドロップし、クリアチャネル評価(CCA)を実行する前に、例えばデータユニット1640のL‐SIG1606に示されたレートおよび長さに基づいて算出された計算されたパケット持続時間(T)が終了するまで待機する。従って、一実施形態において通信媒体は、OFDMデータユニット1640の持続時間中にレガシクライアント局によるアクセスから保護される。
いくつかの実施形態において、複数の標準モードデータユニットに用いられるプリアンブルと比較して異なるプリアンブルフォーマットが、複数の多元接続モードデータユニットに用いられる。複数のそのような実施形態において、データユニットを受信するデバイスは、データユニットのプリアンブルのフォーマットに基づいて、データユニットが標準モードデータユニットであるか、または多元接続モードデータユニットであるかを自動的に検出し得る。図17Aは、一実施形態による標準モードデータユニット1700を図示する図である。標準モードデータユニット1700は、標準モードプリアンブル1701を含む。一般に、標準モードプリアンブル1701は、図16のOFDMデータユニット1640のプリアンブル1601と同一である。一実施形態において、プリアンブル1701はHEW‐SIGAフィールド1708を含み、これは第1のHEW‐SIGA1フィールド1708‐1および第2のHEW‐SIGA2フィールド1708‐1を含む。一実施形態において、プリアンブル1701のHEW‐SIGAフィールド1708(例えば、HEW‐SIGA1 1708‐1またはHEW‐SIGA2 1708‐2)は、OFDMA指示1702を含む。一実施形態において、OFDMA指示1702は、多元接続モードまたは標準モードがデータユニット1700に用いられるか否かを示すように設定されている。一実施形態において、OFDMA指示1702は、1ビットを含み、このビットの第1の値は標準モードを示し、ビットの第2の値は多元接続モードを示す。以下により詳細に説明されるように、一実施形態においてデータユニット1700を受信するデバイスは、プリアンブル1701のフォーマットに基づいて、プリアンブル1701が多元接続モードプリアンブルではなく標準モードプリアンブルであることを検出することができる。一実施形態において、プリアンブル1701が標準モードプリアンブルであることを検出すると、受信デバイスはOFDMA指示1702に基づいて、多元接続モードまたは標準モードがデータ部分1616のOFDMシンボルに用いられるか否かを判断して、データ部分1616をこれに応じてデコードする。いくつかの実施形態において、多元接続モードが使用されていることをOFDMA指示1702が示すと、標準モードOFDMシンボルに用いられるトーンの間隔と比較して小さいトーンの間隔によるOFDM変調を用いて、プリアンブル1701の一部の複数のOFDMシンボル(例えば、HEW‐LTFおよびHEW‐SIGB)、ならびにデータ部分1616の複数のOFDMシンボルが生成される。
図17Bは、一実施形態による多元接続モードデータユニット1750を図示する図である。多元接続モードデータユニット1750は、多元接続モードプリアンブル1751を含む。一般に、データユニット1750は、データユニット1750のプリアンブル1751がデータユニット1700のプリアンブル1701とは異なるようにフォーマットされることを除き、図17Aのデータユニット1700に類似する。一実施形態において、プリアンブル1751は、プリアンブル1751が標準モードプリアンブルではなく、多元接続モードプリアンブルであることを、HEW通信プロトコルに準拠して動作する受信デバイスが判断できるようにフォーマットされている。一実施形態において、多元接続モードプリアンブル1751は、L‐STF1604、L‐LTF1605、およびL‐SIG1606、ならびに1または複数の第1のHEW信号フィールド(HEW‐SIGA)1752を含む。一実施形態において、プリアンブル1750は、L‐SIGフィールド1606に続く1または複数の二次L‐SIG1754を更に含む。いくつかの実施形態において、複数の二次L‐SIG1754の次には、第2のL‐LTFフィールド(L‐LTF2)1756が続く。複数の他の実施形態において、プリアンブル1751は、L‐SIG1754および/またはL‐LTF2 1756を省略する。いくつかの実施形態において、プリアンブル1751は、HEW‐STF1758、1または複数のHEW‐LTFフィールド1760、および第2のHEW信号フィールド(HEW‐SIGB)1762も含む。複数の他の実施形態において、プリアンブル1751は、HEW‐STF1758、HEW‐LTF1760、および/またはHEW‐SIGB1762を省略している。一実施形態において、データユニット1750は、データ部分1616(図17Bに図示せず)も含む。いくつかの実施形態において、複数のHEW信号フィールド(HEW‐SIGA)1752は、データフィールド1616と同一の多元接続モードを用いて変調される。
一実施形態において、複数のHEW‐SIGA1752の1または複数のシンボルは、例えば、BPSKに代えてQBPSKを用いて変調され、HEW通信プロトコルに準拠して動作する受信デバイスにより標準モードと多元接続モードとの間の自動検出を可能にする。例えば標準モードプリアンブルがL‐SIG1606のフィールドの後に2つのBPSKシンボルおよび1つのQ‐BPSKシンボルを含む一実施形態において、多元接続モードプリアンブルは、L‐SIG1606のフィールドの後に3つのBPSKシンボルおよび1つのQ‐BPSKシンボルを含む。例えば自動検出が標準モードと多元接続モードを区別するいくつかの実施形態において、信号帯域幅、MCS値、または他の好適なビットを示すべく用いられるビット等のいくつかのビットは、HEW‐SIGA1752から省略されている。
プリアンブル1751が1または複数の二次L‐SIG1754を含む一実施形態において、L‐SIG1754の各々の内容は、データユニット1750のL‐SIG1606の内容と同一である。一実施形態において、データユニット1750を受信する受信デバイスは、L‐SIGフィールド1606、1754の反復を検出することにより、プリアンブル1751が多元接続モードプリアンブルに対応していると判断する。更に、一実施形態において、L‐SIG1606のレートサブフィールドおよび長さサブフィールドの双方が、従って二次L‐SIG1754のレートサブフィールドおよび長さサブフィールドが固定(例えば、予め定められた)値に設定される。この場合、一実施形態において、L‐SIGフィールド1606、1754の反復を検出すると、受信デバイスは、反復する複数のL‐SIGフィールドの固定値を追加のトレーニング情報として用いてチャネル推定を改善する。しかし、いくつかの実施形態において、L‐SIG1606の少なくとも長さサブフィールド、従って二次L‐SIG1754の少なくとも長さフィールドは、固定値に設定されない。例えば一実施形態において、長さフィールドは、これに代えて、データユニット1750の実際の長さに基づいて判断された値に設定される。そのような一実施形態において、受信デバイスは、まずL‐SIG1606をデコードし、次にL‐SIG1606における長さサブフィールドの値を用いて、L‐SIGフィールド1606、1754における反復を検出する。別の実施形態において、受信デバイスは、まずL‐SIGフィールド1606、1754の反復を検出し、次に検出された複数のL‐SIGフィールド1606、1754を組み合わせてL‐SIGフィールド1606、1754のデコードの信頼性を改善し、および/または複数のL‐SIGフィールド1606、1754における冗長情報を用いてチャネル推定を改善する。
プリアンブル1751がL‐LTF2 1756を含む一実施形態において、L‐LTF2 1756のOFDMシンボルは、多元接続モードを用いて生成される。プリアンブル1751がL‐LTF2 1756を含む別の実施形態において、L‐LTF2 1756のOFDMシンボルは、標準モードを用いて生成される。一実施形態において、例えば、L‐LTF1605において用いられるダブルガードインターバル(DGI)が、データユニット1750が送信デバイスから受信デバイスへと進む通信チャネルに対して十分に長い場合、L‐LTF2 1756の複数のOFDMシンボルは、標準モードを用いて生成され、または代替的に、プリアンブル1751は、L‐LTF2 1756を省略する。
別の実施形態において、プリアンブル1751は、二次L‐SIG)1754を省略するが、L‐LTF2 1756を含む。本実施形態において、受信デバイスは、L‐LTF2 1756の存在を検出することにより、プリアンブル1751が多元接続モードプリアンブルであることを検出する。図18A〜図18Bは、2つの例示的な実施形態による、L‐LTF2 1756として用いるのに好適なLTFの2つの可能なフォーマットを図示する図である。まず図18Aを参照すると、第1の例示的な実施形態において、L‐LTF2 1800は、L‐LTF1605と同様に、すなわちレガシ通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a/n/ac規格)により規定されたようにフォーマットされる。具体的には、図示された実施形態において、L‐LTF2 1800は、ダブルガードインターバル(DGI)1802を含み、その次にロングトレーニングシーケンス1804、1806の2つの反復が続く。ここで図18Bを参照すると、別の例示的な実施形態において、L‐LTF2 1808は、L‐LTF1605とは異なるようにフォーマットされる。具体的には、図示された実施形態において、L‐LTF2 1808は、第1のノーマルガードインターバル1810、ロングトレーニングシーケンス1812の第1の反復、第2のノーマルガードインターバル1814、およびロングトレーニングシーケンス1816の第2の反復を含む。
再び図17Bを参照すると、一実施形態においてHEW‐SIGA)1752が多元接続モードを用いて生成される。一実施形態において、HEW‐SIGA1752の数は、標準モードプリアンブル1701のHEW‐SIGA1708の数と同じである。同様に、一実施形態においてHEW‐SIGA1752の内容は、標準モードプリアンブル1701のHEW‐SIGA1708の内容と同じである。複数の他の実施形態において、HEW‐SIGA1752の数および/または内容は、標準モードプリアンブル1701のHEW‐SIGA1708の数および/または内容と異なる。一実施形態において、データユニット1750を受信するデバイスは、プリアンブル1751が多元接続モードプリアンブルに対応していると検出したことに基づいて多元接続モードを用いてHEW‐SIGA1752をデコードして、多元接続モードについて規定されるようにHEW‐SIGA1752を適切に解釈する。
プリアンブル1751がL‐SIG1754および/またはL‐LTF2 1756を省略する一実施形態において、受信デバイスは、多元接続モードおよび標準モードを用いるHEW‐SIGAフィールドの自己相関に基づいて、多元接続モードまたは標準モードを用いてプリアンブルにおけるHEW‐SIGAフィールドが生成されるか否かを検出することにより、プリアンブルが多元接続モードプリアンブル1751に対応するか、または通常モードのプリアンブル1701に対応するかを判断する。図19A〜図19Bは、各々一実施形態による、標準モードプリアンブル1701のHEW‐SIGA1708および多元接続モードプリアンブル1751のHEW‐SIGA1752の図である。図示された実施形態において、標準モードプリアンブル1701のHEW‐SIGA1708は、第1のNGI1902、第1のHEW‐SIGAフィールド1904、第2のNGI1906、および第2のHEW‐SIGAフィールド1908を含む。他方、多元接続モードプリアンブル1751のHEW‐SIGA1752は、第1のLGI1910、第1のHEW‐SIGAフィールド1912、第2のLGI1914、および第2のHEW‐SIGAフィールド1916を含む。一実施形態において、受信デバイスは、図19Aに図示される構造のようなノーマルガードインターバル構造を用いてHEW‐SIGAフィールドの第1の自己相関を実行し、図19Bに図示される構造のようなロングガードインターバル構造を用いて第2の自己相関を実行し、複数の自己相関結果の比較を実行する。一実施形態において、ロングガードインターバルを用いるHEW‐SIGAフィールドの自己相関がノーマルガードインターバルを用いるHEW‐SIGAフィールドの自己相関の結果と比較して大きい結果を生成する場合、受信デバイスは、プリアンブルが多元接続モードプリアンブル1751に対応すると判断する。他方、一実施形態において、ノーマルガードインターバルを用いるHEW‐SIGAフィールドの自己相関がロングガードインターバルを有するHEW‐SIGAフィールドの自己相関の結果と比較して大きい結果を生成した場合、受信デバイスは、プリアンブルが標準モードプリアンブル1701に対応すると判断する。
再び図17Bを参照すると、一実施形態においてプリアンブル1751は、レガシクライアント局がデータユニット1750の持続時間を判断し、および/またはデータユニットがレガシ通信プロトコルに準拠しないと判断できるようにフォーマットされる。更に、一実施形態において、プリアンブル1751は、データユニットがHEW通信プロトコルに準拠することを、HEWプロトコルに準拠して動作するクライアント局が判断できるようにフォーマットされる。例えば、L‐SIG1754および/またはL‐LTF2 1756および/またはHEW‐SIGA1752等、プリアンブル1751のL‐SIG1606の直ぐ後の少なくとも2つのOFDMシンボルが、BPSK変調を用いて変調される。この場合、一実施形態において、レガシクライアント局は、データユニット1750をレガシデータユニットとして処理し、L‐SIG1606に基づいてデータユニットの持続時間を判断し、判断される持続時間中に媒体にアクセスするのを控える。更に、一実施形態において、HEW‐SIG1752のうちの1または複数等、プリアンブル1751の1または複数の他のOFDMシンボルは、Q‐BPSK変調を用いて変調され、データユニット1750がHEW通信プロトコルに準拠していることを、HEW通信プロトコルに準拠して動作するクライアント局が検出することを可能にする。
いくつかの実施形態において、HEW通信プロトコルは、ビーム形成および/またはマルチユーザMIMO(MU‐MIMO)送信を可能にする。引き続き図17Bを参照すると、プリアンブル1751がHEW‐STF1758およびHEW‐LTF1760を含む実施形態において、AP14は、HEW‐STF1758を開始するビーム形成および/またはマルチユーザ送信を適用する。換言すれば、一実施形態において、プリアンブル1751の複数のフィールドは、HEW‐STF1758に先行し、オムニ指向性であり、マルチユーザモードでデータユニット1750の全ての意図された受信者により受信されることを意図するが、HEW‐STFフィールド1758、ならびにHEW‐STFフィールド1758に続く複数のプリアンブルフィールド、およびプリアンブル1751に続くデータ部分はビーム形成され、および/またはデータユニット1750の意図された異なる受信者により受信されることを意図した異なる複数の部分を含む。一実施形態において、HEW‐SIGBフィールド1762は、MU‐MIMOモードのデータユニット1750の意図された複数の受信者についてのユーザ固有情報を含む。HEW‐SIGBフィールド1762は、実施形態に応じて、標準モードまたは多元接続モードを用いて生成される。同様に、HEW‐STF1758は、実施形態に応じて、標準モードまたは多元接続モードを用いて生成される。一実施形態において、HEW‐STF1758に用いられるトレーニングシーケンスは、IEEE802.11acプロトコル等、レガシ通信プロトコルにおいて規定されたシーケンスである。
いくつかの実施形態において、レシーバデバイスは、HEW‐STFフィールド1758を用いて、データ部分716を受信する自動利得制御(AGC)処理を再度開始する。一実施形態において、HEW‐STFは、VHT‐STFと同一の持続時間(すなわち4マイクロ秒)を有する。複数の他の実施形態において、HEW‐STFは、VHT‐STFよりも長い持続時間を有する。一実施形態において、HEW‐STFは、周波数領域において4つのトーン毎に1つのゼロでないトーンが存在し、IEEE802.11acと同一のトーンの間隔を用いるように、VHT‐STFと同一の時間領域の周期性を有する。1/Nのトーンの間隔を有する複数の他の実施形態において、HEW‐STFは、4×Nトーン毎に1つのゼロでないトーンを有する。データユニットの全帯域幅が20MHzよりも大きい(例えば、40MHz、80MHz等)複数の実施形態において、HEW‐STFは、IEEE802.11acにおけるものと同一のより広い帯域幅のVHT‐STF(すなわち、40MHz、80MHz、160MHz等の全帯域幅に対する20MHzのVHT‐STFの複製)を用いる。
図20Aは、一実施形態による、多元接続モードデータユニット2000を図示するブロック図である。データユニット2000は、多元接続モードプリアンブル2001を含む。一般に、多元接続モードプリアンブル2001は、プリアンブル1751のL‐SIG1606および二次L‐SIG1754が組み合わされて、プリアンブル2001における単一のL‐SIGフィールド2006になっていることを除き、図17Bの多元接続モードプリアンブル1751に類似する。図20Bは、一実施形態によるL‐SIGフィールド2006を図示する図である。図20Bの実施形態において、L‐SIGフィールド2006は、ダブルガードインターバル2010と、プリアンブル1751におけるL‐SIGフィールド1606の内容を含む第1のL‐SIGフィールド2012と、プリアンブル1751における二次L‐SIG2フィールド1754の内容を含む第2のL‐SIGフィールド2014とを含む。様々な実施形態において、L‐SIGフィールド2006は、図17BのL‐SIGフィールド1606、1754に関して上述されたように、固定値に設定されるか、または変数値に設定された長さサブフィールドを含む。様々な実施形態において、L‐SIGフィールド2006の冗長(反復される)ビットは、図17BのL‐SIGフィールド1606、1754に関する上述の改善されたチャネル推定に用いられる。
一実施形態において、データユニット2000を受信するレガシクライアント局は、L‐SIGフィールド2006がノーマルガードインターバルを含むものと想定する。図20Cに図示されるように、本実施形態では、レガシクライアント局において想定される複数のL‐SIG情報ビット用のFFTウィンドウは、実際のL‐SIGフィールド2012と比較してシフトされる。一実施形態において、レガシクライアント局により予期されたようにFFTウィンドウ内の複数のコンスタレーションポイントがBPSK変調に対応することを確実にして、従ってレガシクライアント局がL‐SIGフィールド2012を適切にデコードすることを可能にするべく、L‐SIGフィールド2012の変調は、標準のBPSK変調に対して位相シフトされる。例えば、20MHzのOFDMシンボルにおいて、ノーマルガードインターバルが0.8μsであり、ダブルガードインターバルが1.6μsである場合、L‐SIGフィールド2012のOFDMトーンkの変調は、次式から見られ得る元のL‐SIGの対応するOFDMトーンkに対してシフトされる。
Figure 0006508838
従って一実施形態において、L‐SIGフィールド2012は、標準BPSKではなく反転Q‐BPSKを用いて変調される。従って、一実施形態において、例えばビット値1は−jに変調され、ビット値0はjに変調されて、標準の{1,−1}BPSK変調ではなく{j,−j}変調をもたらす。一実施形態において、L‐SIGフィールド2012の反転Q‐BPSK変調の結果として、レガシクライアント局は、L‐SIGフィールド2012を適切にデコードし、一実施形態において、L‐SIG2012フィールドに基づいてデータユニット2000の持続時間を判断し得る。他方、一実施形態においてHEWプロトコルに準拠して動作するクライアント局は、L‐SIGフィールド2012の反復を検出し、またはレガシクライアント局のFFTウィンドウ内におけるL‐SIGフィールドの反転Q‐BPSK変調を検出することにより、プリアンブル2001が多元接続モードプリアンブルであることを自動検出し得る。あるいは他の実施形態において、HEWプロトコルに準拠して動作するクライアント局は、HEW‐SIGAフィールド1752の変調またはフォーマットに基づく等、上述の複数の他の検出方法を用いて、プリアンブル2001が多元接続モードプリアンブルであることを検出する。
図17A〜図17Bおよび図20Aを参照すると、いくつかの実施形態においてロングガードインターバルは、標準モードプリアンブル(例えばプリアンブル1701)および多元接続モードプリアンブル(例えばプリアンブル1751またはプリアンブル2001)の双方の最初のOFDMシンボルに用いられる。例えば、図17A〜図17Bを参照すると、一実施形態において、L‐STFフィールド1604、L‐LTFフィールド1605およびL‐SIGフィールド1606、1754、ならびにHEW‐SIGAフィールド1752は、ロングガードインターバルを用いて各々生成される。同様に、図20Aを参照すると、一実施形態において、L‐STFフィールド1604、L‐LTFフィールド1605、L‐SIGフィールド2006、およびHEW‐SIGAフィールド1752は、ロングガードインターバルを用いて生成される。一実施形態において、受信デバイスは、様々な実施形態におけるHEW‐SIGAフィールド1752の変調(例えばQ‐BPSK)に基づき、またはHEW‐SIGAフィールド1752に含まれる指示に基づいて、プリアンブルが標準モードプリアンブルに対応するか、または多元接続モードプリアンブルに対応するかを判断し得る。更に、図17Bのプリアンブル1751と同様に、図20Aのプリアンブル2001は、実施形態および/またはシナリオに応じて第2のL‐LTF2フィールド1756を含み、あるいは省略する。
図21は、一実施形態による、HEW‐SIGAフィールド2100のフォーマットを図示するブロック図である。いくつかの実施形態において、データユニット1750またはデータユニット2000のHEW‐SIGAフィールド1752は、HEW‐SIGAフィールド2100としてフォーマットされる。いくつかの実施形態において、HEW‐SIGAフィールド1708は、HEW‐SIGAフィールド2100としてフォーマットされる。HEW‐SIGAフィールド2100は、ダブルガードインターバル2102、HEW‐SIGAフィールド2104の第1の反復、およびHEW‐SIGAフィールド2106の第2の反復を含む。例示的な実施形態において、DGIは1.8μsであり、HEW‐SIGAの各反復は3.2μsである。一実施形態において、HEW‐SIGAフィールド2100における反復される複数のビットは、HEW‐SIGAフィールド2100のデコードの信頼性を高めるべく用いられる。一実施形態において、HEW‐SIGAフィールド2100のフォーマットは、HEW‐SIGAフィールド2100のフォーマットを用いるプリアンブルのHEW‐SIGAフィールドの自己相関と標準モードで用いられる標準HEW‐SIGAフィールドフォーマットを用いるプリアンブルのHEW‐SIGAフィールドの自己相関との間の比較に基づいて、多元接続モードプリアンブルを自動検出するべく用いられる。
図22は、別の実施形態による、例示的なダウンリンクOFDMAデータユニット2200のブロック図である。図22において、一実施形態によれば80MHzの通信チャネルは、4つの隣接OFDMトーンブロック2241、2242、2243および2244に分割されている。OFDMトーンブロック2241およびOFDMトーンブロック2242は隣接しており、各々は10MHzの帯域幅を有し、従ってOFDMトーンブロック2241およびOFDMトーンブロック2242は共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅(すなわち、20MHzのレガシトーンブロック)に等しい帯域幅にわたる。OFDMトーンブロック2243は、20MHzの帯域幅を有する。OFDMトーンブロック2244は、40MHzの帯域幅にわたる。OFDMトーンブロック2242および2244は、2つのクライアント局STA2およびSTA3に対する独立したデータストリームに各々割り当てられ、またこれらを含む。本明細書において説明されるように、OFDMトーンブロック2241および2243は、OFDMトーンブロック2242により周波数において分離されており、クライアント局STA1のためのデータストリームの複数の部分に割り当てられて、これらを含み、チャネル結合技術を用いる。
一実施形態において、OFDMAデータユニット2200、従って各OFDMデータユニット2241、2242、2243、および2244は、プリアンブル部分2201およびデータ部分1616(例えば、対応するクライアント局に対するデータフィールド)を含む。複数の他の実施形態において、複数のOFDMデータユニットの少なくともいくつかは、データ部分1616を省略する。一実施形態において、各OFDMデータユニットのプリアンブル部分2201は、少なくともレガシ部分2202および非レガシ部分2203を含む。一般に、レガシ部分2202および非レガシ部分2203は、図16のOFDMデータユニット1640のレガシ部分1602および非レガシ部分1603と各々同一である。
一実施形態において、通信チャネルの20MHzの各サブバンド(すなわち、レガシトーンブロック)は、レガシクライアント局が20MHzのサブバンドに対するL‐SIGフィールド1606を適切にデコードし得るようにL‐STF1604、L‐LTF1605、およびL‐SIG1606を有するレガシ部分2202を含む。図22の実施形態において、第1のレガシトーンブロック2261は、OFDMトーンブロック2241および2242にわたり、第2のレガシトーンブロック2262は、OFDMトーンブロック2243にわたり、第3のレガシトーンブロック2263は、OFDMトーンブロック2244の部分2244‐1にわたり、第4のレガシトーンブロック2264は、OFDMトーンブロック2244の部分2244‐2にわたる。一実施形態において、OFDMデータユニット2241および2242のレガシ部分2202は、同一の20MHzのサブバンド(すなわち、レガシトーンブロック2261)にわたり、従って周波数において重複する。本実施形態において、OFDMデータユニット2241および2242は、同一のレガシ部分2202を用いる。
一実施形態において、各レガシトーンブロック2261、2262、2263、および2264に対応するL‐SIGフィールド1606は、各レガシトーンブロック内の複数のOFDMデータユニットに対する持続時間を示す。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニット2200の各レガシトーンブロックに対応するL‐SIGフィールド1606は同一の値を有し、例えば複数の対応するOFDMデータユニットは、(例えば、OFDMシンボルパディングの結果として)同一の持続時間を有する。複数の他の実施形態において、複数のレガシトーンブロックのL‐SIGフィールド1606は、少なくともいくつかの異なる値を有する。チャネル結合が用いられ、クライアント局が複数のOFDMトーンブロックに割り当てられる一実施形態において、同一のクライアント局に割り当てられた複数のOFDMトーンブロックを含む異なる20MHzのサブバンドに対応するL‐SIGフィールドは、クライアント局によりデコードされた各L‐LENGTH値が同一のパケット持続時間を示すように同一のL‐LENGTH値を有する。例えば図22の実施形態において、OFDMデータユニット2241および2243におけるL‐SIGフィールド1606のL‐LENGTH値は、同一の値を示す。
いくつかの実施形態において、レガシトーンブロック2261、2262、2263、および2264の少なくともレガシ部分2202は、レガシトーンプランを用いて変調される。一実施形態において、OFDMAデータユニット2200における少なくとも1つのOFDMトーンブロックの非レガシ部分2203およびデータ部分1616は、非レガシトーンプラン(すなわち、レガシトーンプランと異なるトーンプラン)を用いて変調される。例えば、一実施形態において、20MHzよりも小さい帯域幅にわたるOFDMトーンブロックに対応する非レガシ部分2203およびデータ部分1616は、非レガシトーンプランを用いて変調される。図22の実施形態において、OFDMトーンブロック2241およびOFDMトーンブロック2242は各々、10MHzの帯域幅にわたり、従って非レガシ部分2203に対応する。複数のデータ部分1616は、図8に関して説明されたトーンプラン800のような非レガシトーンプランを用いて変調される。複数の他の実施形態において、レガシ部分2202および非レガシ部分2203は、レガシトーンプランを用いて変調されるが、データ部分1616は、非レガシトーンプランを用いて変調される。一実施形態において、非レガシ部分2203におけるHEW‐SIGAフィールド1608のうちの少なくともいくつかのOFDMシンボルは、レガシトーンプランを用いて変調され、従ってHEW‐SIGAフィールド1608は、OFDMトーンブロック2241および2242に対応する複数のOFDMデータユニットにより共有される。
図23は、一実施形態による、低減されたトーンの間隔を用いる例示的なダウンリンクOFDMAデータユニット2300のブロック図である。トーンの間隔は、OFDMトーンブロックの複数のサブキャリア周波数の間で離間される。一般に、OFDMAデータユニット2300はOFDMAデータユニット2200と同一である。しかし、一実施形態において少なくともいくつかのOFDMトーンブロックは、対応するOFDMデータユニットの少なくとも一部に対して低減されたトーンの間隔を用いる。図23の実施形態において、(OFDMトーンブロック2241およびOFDMトーンブロック2242に代えて)第1のOFDMトーンブロック2341および第2のOFDMトーンブロック2342が、低減されたトーンの間隔を用いる。複数の他の実施形態において、OFDMAデータユニット2300は、OFDMAデータユニット2300の少なくとも一部に対する各OFDMトーンブロックに低減されたトーンの間隔を用いる。
図23の実施形態において、第1のレガシトーンブロック2361は、OFDMトーンブロック2341およびOFDMトーンブロック2342にわたる。いくつかの実施形態において、レガシトーンブロック2361、2262、2263および2264の少なくともレガシ部分2202は、例えばIEEE802.11acに準拠するレガシトーンの間隔(すなわち、複数のトーン間の312.5kHzの離間)を用いて変調される。一実施形態において、OFDMAデータユニット2300における少なくとも1つのOFDMトーンブロックの非レガシ部分2203およびデータ部分1616は、レガシトーンの間隔と比較して低減されたトーンの間隔を用いて変調される。一実施形態において、HEW‐SIGAフィールド1608および/またはHEW‐STF1610のような非レガシ部分2203の少なくともいくつかのOFDMシンボルは、レガシトーンの間隔を用いて変調され、従ってHEW‐SIGAフィールド1608は、OFDMトーンブロック2341およびOFDMトーンブロック2342に対応する複数のOFDMデータユニットにより共有される。いくつかの実施形態において、OFDMトーンブロック2341および2342に対応する複数のOFDMデータユニットは、図22に関して上記されたように、非レガシトーンの間隔と組み合わせて非レガシトーンプランを用いる。
いくつかの実施形態において、例えばレガシトーンブロックのための標準モード(すなわち、20MHz)は、64ポイントの離散フーリエ変換(DFT)を用いて64個のOFDMトーン(例えば、トーンインデックス−32〜+31)をもたらすが、OFDMAデータユニット2300における少なくともいくつかのOFDMトーンブロックは、レガシトーンブロックにおける少なくともいくつかのOFDMシンボルに128ポイントのDFTを用いて、同一の帯域幅において128個のOFDMトーン(例えば、インデックス−64〜+63)をもたらす。この場合、トーンの間隔は、同一のトーンプランを用いつつ、標準モードOFDMシンボルと比較して2分の1(1/2)だけ低減される。別の例として、レガシトーンブロックのための標準モードは、64ポイントの離散フーリエ変換(DFT)を用いて、64個のOFDMトーンをもたらすが、OFDMAデータユニット2300は、レガシトーンブロックにおける少なくともいくつかのOFDMシンボルに256ポイントのDFTを用いて、同一の帯域幅の256個のOFDMトーンをもたらす。この場合、トーンの間隔は、標準モードOFDMシンボルと比較して4分の1(1/4)だけ低減される。複数のそのような実施形態において、例えば1.6μsのロングガードインターバルの持続時間が用いられる。しかし、一実施形態において、多元接続モードOFDMシンボルにおける情報部分の持続時間は、(例えば3.2μs〜6.4μsに)増大し、全OFDMシンボルの持続時間に対するガードインターバル部分の持続時間に対するパーセンテージは、依然として同一である。従ってこの場合に、より長いガードインターバルシンボルによる効率性のロスは、少なくともいくつかの実施形態において回避される。様々な実施形態において、本明細書において用いられる「ロングガードインターバル」という用語は、増大されたガードインターバルの持続時間およびガードインターバルの持続時間を実質的に増大させる減少されたOFDMトーンの間隔を含む。複数の他の実施形態において、4x、8x等の他の倍数、または他の好適な複数の値が低減されたトーンの間隔に用いられる。
いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニット2300は、距離延長モードと組み合わせた低減されたトーンの間隔を用いる。一実施形態において、距離延長モードは、比較的長いチャネル遅延広がり(例えば、屋外通信チャネル)または一般により低いSNR値を特徴とする複数の通信チャネルと共に用いられる。一実施形態において、距離延長モードは、距離延長符号化スキーム(例えば、ブロックエンコード、ビット単位の複製、またはシンボル複製)、信号変調スキーム(例えば、位相偏移変調または直交振幅変調)、または距離延長符号化スキームおよび信号変調スキームの双方に対応する。距離延長モードは、第2のモード(例えば、標準符号化スキームを用いる標準モード)と比較して距離を増大させ、および/または信号雑音(SNR)比を低減するように構成され、このSNRで、距離延長モードに準拠するPHYデータユニットの首尾よいデコードが実行される。様々な実施形態において、距離延長モードは、標準モードと比較して送信のデータレートを低減し、増大した距離および/または低減したSNR比の首尾よいデコードを実現する。
いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニット2300は、標準モード、多元接続モード、および距離延長モードのいずれかをサポートする。一実施形態において、OFDMAデータユニット2300は、標準モード、多元接続モード、距離延長モード、および多元接続モードと組み合わせた距離延長モードのいずれかをサポートする。一実施形態において、OFDMAデータユニット2300によりサポートされる少なくともいくつかのモードは、図16に関して上記されたOFDMAインジケータ1650のようなモードインジケータにより受信デバイスに示される。別の実施形態において、少なくともいくつかのモードは、図17A、図17B、図18A、図18B、図19A、図19B、図20A、図20B、図20C、または図21に関して上記されたようにプリアンブル部分2201の異なるフォーマットにより受信デバイスに示される。
図24は、一実施形態による、例示的なアップリンクOFDMAデータユニット2400のブロック図である。一般に、OFDMAデータユニット2400は、OFDMAデータユニット2200と同一である。しかし、一実施形態においてOFDMAデータユニット2400の第1の部分2451は、第1のクライアント局により生成して送信され、OFDMAデータユニット2400の第2の部分2452は、アクセスポイントによる受信のために第2のクライアント局により生成して送信される。いくつかの実施形態において、HEW‐SIGAフィールド1608内のOFDMAインジケータ1650および/または他の複数のサブフィールドは省略されており、例えばAPは、既に決定された対応する複数のPHYパラメータを有する。
図24に示される実施形態において、通信チャネルは、レガシトーンブロック2461(すなわち、20MHz)にわたり、2つの隣接OFDMトーンブロック2441および2442に分割され、その各々は10MHzのサブバンドにわたる。一実施形態において、OFDMトーンブロック2441は、クライアント局STA1(例えば、クライアント25‐1)からのデータストリームの一部に割り当てられ(すなわち、AP14により)、またこれを含み、OFDMトーンブロック2442は、クライアント局STA2(例えば、クライアント25‐2)からのデータストリームの一部に割り当てられ、またこれを含む。例えば、一実施形態においてクライアント25‐1およびクライアント25‐2は、図16に関して上記されたようにOFDMAグループのメンバである。複数の他の実施形態において、通信チャネルは、図7A、図7B、図7C、図9A、図9B、図14A、または図14Bに関して上記されたように、40MHz、80MHz、160MHzの帯域幅、または他の好適な帯域幅を有し、好適な数のクライアント局のために分割されている。
一実施形態において、OFDMAグループの各クライアント局は、対応する割り当てOFDMトーンブロックを決定する。いくつかの実施形態において、クライアント局は、AP14から受信され、どのOFDMトーンブロックが特定のクライアント局に割り当てられているかの指示等、複数のPHYパラメータを含む同期フレームに基づいて、対応する割り当てOFDMトーンブロックを決定する。一実施形態において、OFDMAグループの各クライアント局は、同期フレームの受信に続く短フレーム間スペース(SIFS)の後のOFDMAデータユニット2400の対応する部分を送信する。
図25Aは、OFDMAデータユニット2400の第1の部分2451等、例示的なアップリンクOFDMデータユニット部分のブロック図である。いくつかの実施形態において、クライアント局25‐1は、図10、図11、図12、図13、図14A、図14B、15A、および図15Bに関して上記されたOFDMAデータユニット2400の第1の部分2451を生成して送信する、PHY処理ユニット1000、1100、1200、1300、1500および/または1550等のPHY処理ユニットを含む。図25Bは、一実施形態による、OFDMAデータユニット2400の第2の部分2452等、別の例示的なアップリンクOFDMデータユニット部分のブロック図である。いくつかの実施形態において、クライアント局25‐2は、図10、図11、図12、図13、図14A、図14B、15A、および図15Bに関して上記されたOFDMAデータユニット2400の第2の部分2452を生成して送信する、PHY処理ユニット1000、1100、1200、1300、1500および/または1550等のPHY処理ユニットを含む。
いくつかの実施形態において、クライアント局25‐1は、第1のOFDMトーンブロック2441内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いて通信チャネル上で送信するための第1の部分2451を生成し、クライアント局25‐2は、第2のOFDMトーンブロック2442の内部で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いて通信チャネル上で送信ための第2の部分2452を生成する。一実施形態において、クライアント局25‐1は、第1のOFDMトーンブロック2441および第2のOFDMトーンブロック2442の内部で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いて第1の部分2451を生成して送信する。例えば一実施形態において、クライアント局25‐1は、第1のOFDMトーンブロック2441および第2のOFDMトーンブロック2442を用いてレガシ部分2202を生成して送信し、第1のOFDMトーンブロック2441のみを用いて非レガシ部分2203およびデータ部分1616を生成して送信する。一実施形態において、クライアント局25‐2は、第1のOFDMトーンブロック2441および第2のOFDMトーンブロック2442の内部で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いて第2の部分2452を生成して送信する。例えば一実施形態において、クライアント局25‐2は、第1のOFDMトーンブロック2441および第2のOFDMトーンブロック2442を用いてレガシ部分2202を生成して送信し、第2のOFDMトーンブロック2442のみを用いて非レガシ部分2203およびデータ部分1616を生成して送信する。
一実施形態において、第1の部分2451および第2の部分2452の各々は、第1のOFDMトーンブロック2441および第2のOFDMトーンブロック2442の双方にわたるレガシ部分2202を含み、従って周波数において重複する。一実施形態において、第1の部分2451第2の部分2452のレガシ部分2202は同一であり、従ってAP14は、クライアント局25‐1およびクライアント局25‐2が各レガシ部分2202を送信するときに実質的に同一の信号を受信する。一実施形態において、第1の部分2451の非レガシ部分2203およびデータ部分1616は、第1のOFDMトーンブロック2441のみにわたり、第2の部分2452の非レガシ部分2203およびデータ部分1616は、第2のOFDMトーンブロック2442のみにわたり、従って周波数において重複しない。
一実施形態において、クライアント局25‐1は、同一の1トーン当たりの送信電力を用いてレガシ部分2202、非レガシ部分2203、およびデータ部分1616を送信するように構成されている。そのような一実施形態において、レガシ部分2202の総電力は、非レガシ部分2203およびデータ部分1616の総電力のおよそ2倍である。いくつかの実施形態において、クライアント局25‐1は、同一の全送信電力を用いてレガシ部分2202、非レガシ部分2203、およびデータ部分1616を送信するように構成されている。そのような一実施形態において、非レガシ部分2203およびデータ部分1616の1トーン当たりの電力は、レガシ部分2202の1トーン当たりの電力のおよそ2倍である(すなわち、半分のトーンのみを用いるため)。本実施形態において、AP14(または他の好適な受信デバイス)は、OFDMAデータユニット2400を復調する前に1トーン当たりの電力における差を補償し、例えばL‐LTFベースのチャネル推定は、振幅変調信号(すなわち、HEW‐LTFフィールドを省略するグリーンフィールド送信)を復調するべく用いられる。
図26Aは、一実施形態による、レガシデータユニット2643を含む例示的なOFDMAデータユニット2600のブロック図である。一般に、OFDMAデータユニット2600は、OFDMAデータユニット2200と同一である。しかし、一実施形態においてOFDMトーンブロック2262は、OFDMデータユニット2243に代えてレガシOFDMデータユニット2643に対応する。明確にするべく、非レガシ部分2203は単一のプリアンブル部分として示されている。一実施形態において、レガシOFDMデータユニット2643は、IEEE802.11acのようなレガシ通信プロトコルに実質的に準拠する。いくつかの実施形態において、データ部分1616は、レガシOFDMデータユニット2643がOFDMデータユニット2241、2242および2244と同一の数のOFDMシンボルを有するように複数のパディングOFDMシンボルを含む。
図26Bは、別の実施形態による、レガシデータユニット2663を含む例示的なOFDMAデータユニット2650のブロック図である。一般に、OFDMAデータユニット2650は、OFDMAデータユニット2200と同一である。しかし、一実施形態においてOFDMトーンブロック2262は、OFDMデータユニット2243に代えてレガシOFDMデータユニット2663に対応する。明確にするべく、非レガシ部分2203は単一のプリアンブル部分として示されている。一実施形態において、レガシOFDMデータユニット2663は、IEEE802.11aまたはIEEE802.11nのようなレガシ通信プロトコルに実質的に準拠する。いくつかの実施形態において、データ部分1616は、パディングOFDMシンボルを含まない。なぜなら、レガシ通信プロトコルはシンボルパディングをサポートしないからである。
図27A、図27B、図27C、および図27Dは、様々な実施形態によるOFDMAデータユニット用のショートトレーニングシーケンスの例示的な図である。一実施形態において、ショートトレーニングシーケンス2701は、OFDMデータユニット2243のHEW‐STF1610等、20MHzのサブバンドにわたるHEW‐STF1610に対するトレーニングシーケンスである。一実施形態において、図25AのOFDMトーンブロック2441および2442に対応するHEW‐STF1610のような20MHzより小さいサブバンドにわたるHEW‐STF1610は、ショートトレーニングシーケンス2701の複数の対応するトーン(すなわち、OFDMトーンブロック2441に対する「上方の」トーンおよびOFDMトーンブロック2442に対する「下方の」トーンブロック)のみを用いる。一実施形態において、ショートトレーニングシーケンス2702は、OFDMデータユニット2244のHEW‐STF1610等、40MHzのサブバンドにわたるHEW‐STF1610に対するトレーニングシーケンスである。一実施形態において、ショートトレーニングシーケンス2703は、80MHzのサブバンドにわたるHEW‐STF1610に対するトレーニングシーケンスである。一実施形態において、ショートトレーニングシーケンス2704は、160MHzのサブバンドにわたるHEW‐STF1610に対するトレーニングシーケンスである。
図28は、一実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法2800のフロー図である。図1を参照すると、方法2800は、一実施形態においてネットワークインターフェース16により実装される。例えば、そのような一実施形態において、PHY処理ユニット20は、方法2800を実装するように構成されている。また、別の実施形態によれば、MAC処理18は、方法2800の少なくとも一部を実装するように構成されている。図1を引き続き参照すると、なおも別の実施形態において、方法2800は、ネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。複数の他の実施形態において、方法2800は、複数の他の好適なネットワークインターフェースにより実装される。
ブロック2802において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックは、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てられる。一実施形態において、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックを少なくとも含む。一実施形態において、第2のOFDMトーンブロックは、第1のOFDMトーンブロックに隣接する。一実施形態において、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。単なる図示的な例として、一実施形態において第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、20MHzにわたる。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルは、図7A、図7B、図7Cに関して上記された複数の通信チャネル、または複数の他の好適な通信チャネルに対応する。
ブロック2804において、直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットは、WLAN通信チャネルに対して生成される。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、一実施形態においてプリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を有する。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットは、図16、図17A、図17B、図20A、図22、図23、図24、図26A、図26Bに関して上記されたOFDMAデータユニット、または複数の他の好適なOFDMAデータユニットに対応する。
一実施形態において、OFDMAデータユニットを生成する段階は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階と有する。本実施形態において、OFDMAデータユニットを生成する段階は、i)第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第2のOFDMデータユニットとを変調する段階も有する。一実施形態において、第1のデータは、第2のデータから独立している。
一実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)第1のトーンプランを用いる第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のトーンプランを用いる第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有する。いくつかの実施形態において、レガシ部分は、少なくとも第1のトーンプランとは異なるレガシトーンプランを用いて変調される(例えば、図8のトーンプラン800)。一実施形態において、第1の非レガシトーンプランまたは第2の非レガシトーンプランのうちの1または複数は、WLAN通信チャネルの高速フーリエ変換(FFT)幅よりも小さいFFT幅に対応する。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、WLAN通信チャネルの帯域幅全体にわたるようにOFDMAデータユニットを変調する段階を有する。別の実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の整数倍の第1のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる第1のOFDMデータユニットと、ii)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の整数倍の第2のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有する。
別の実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1のデータを用いる複数の第1のデータトーンおよび第1のOFDMトーンブロックのための複数の第1のパイロットトーンを生成する段階と、第2のデータを用いる複数の第2のデータトーンおよび第2のOFDMトーンブロックのための複数の第2のパイロットトーンを別個に生成する段階と、複数の第1のデータトーン、複数の第1のパイロットトーン、複数の第2のデータトーン、および複数の第2のパイロットトーンに逆高速フーリエ変換(IFFT)を共に実行する段階とを有する。
なおも別の実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットが同一の数のOFDMシンボルを有するように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する。一実施形態において、第2のOFDMデータユニットに含まれるべきパディングOFDMシンボルの数は、第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数と第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数との間の差として決定される。
一実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計が第2の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計に等しくなるように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する。
一実施形態において、第1の非レガシ部分および第2の非レガシ部分は、複数の対応するOFDMデータユニットがi)シングルユーザデータユニット、ii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきマルチユーザ多入力多出力データユニット、またはiii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきOFDMAデータユニットの一部のうちのいずれかであるか否かを示す各グループ識別子(ID)サブフィールドを有する複数の非レガシ信号フィールドを含む。
別の実施形態において、第1の非レガシ部分および前記第2の非レガシ部分は、前記第1のOFDMトーンブロックの前記第1のデバイスに対する前記割り当ておよび前記第2のOFDMトーンブロックの前記第2のデバイスに対する前記割り当てを示す、各トーンブロック割り当て識別子を有する複数の非レガシ信号フィールドを含む。
図29は、別の実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法2900のフロー図である。図1を参照すると、方法2900は、一実施形態においてネットワークインターフェース16により実装される。例えば、そのような一実施形態において、PHY処理ユニット20は、方法2900を実装するように構成されている。また、別の実施形態によれば、MAC処理18は、方法2900の少なくとも一部を実装するように構成されている。図1を引き続き参照すると、なおも別の実施形態において、方法2900は、ネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。複数の他の実施形態において、方法2900は、複数の他の好適なネットワークインターフェースにより実装される。
一実施形態では、ブロック2902において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックは、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てられる。一実施形態において、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロック、ならびに第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックを少なくとも含む。第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離されている。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルは、図7A、図7B、図7Cに関して上記された複数の通信チャネル、または複数の他の好適な通信チャネルに対応する。
ブロック2904において、直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットは、WLAN通信チャネルに対して生成される。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含む。一実施形態において、プリアンブル部分は、i)少なくとも第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分、ii)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分、iii)第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分、iv)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分、およびv)第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分を少なくとも含む。本実施形態において、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第1の非レガシ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第2のレガシ部分は、少なくとも第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第2の非レガシ部分は、第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第3の非レガシ部分は、第3のOFDMトーンブロック上で変調される。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットは、図16、図17A、図17B、図20A、図22、図23、図24、図26A、図26Bに関して上記されたOFDMAデータユニット、または複数の他の好適なOFDMAデータユニットに対応する。
一実施形態において、第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。別の実施形態において、第1のレガシ部分は、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に対応するレガシトーンブロック上で変調される。本実施形態において、レガシトーンブロックは、i)第1のOFDMトーンブロックと周波数において重複し、ii)第1のOFDMトーンブロックの帯域幅よりも大きい帯域幅を有する。更なる実施形態において、レガシトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを含む。本実施形態において、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロック上で変調される。更なる実施形態において、データ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調された、第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、第3のOFDMトーンブロック上で変調された、第2のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含む。本実施形態において、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットのうちの少なくとも1つは、第1の非レガシ部分および第1のOFDMデータユニットの全長が第3の非レガシ部分および第2のOFDMデータユニットの全長に等しくなるように、パディングを含む。
別の実施形態において、データ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調された第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、第2のOFDMトーンブロック上で変調された第1のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含む。本実施形態において、第1のレガシ部分および第2のレガシ部分は、i)第1の非レガシ部分および第1のOFDMデータユニット、ならびにii)第2の非レガシ部分および第2のOFDMデータユニットに対する同一の全持続時間を示す複数のレガシ信号フィールドを含む。
なおも別の実施形態において、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、同一の変調符号化スキームを用いる。一実施形態において、第1のOFDMトーンブロックは、第2のOFDMトーンブロックとは異なる変調符号化スキーム(MCS)を用いる。更なる実施形態において、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、同一の数の時空間ストリームを用いる。別の実施形態において、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、異なる数の時空間ストリームを用いる。
一実施形態において、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを、第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータとは別個にエンコードする段階を有する。別の実施形態において、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータと共にエンコードおよびインターリーブする段階を含む。
図30は、一実施形態による、OFDMAデータユニットを生成する例示的な方法3000のフロー図である。図1を参照すると、方法3000は、一実施形態においてネットワークインターフェース16により実装される。例えば、そのような一実施形態において、PHY処理ユニット20は、方法3000を実装するように構成されている。また、別の実施形態によれば、MAC処理18は、方法3000の少なくとも一部を実装するように構成されている。図1を引き続き参照すると、なおも別の実施形態において、方法3000は、ネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。複数の他の実施形態において、方法3000は、複数の他の好適なネットワークインターフェースにより実装される。
ブロック3002において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)周波数サブバンドは、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てられる。複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンド、および第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドを少なくとも含む。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルは、図7A、図7B、図7Cに関して上記された複数の通信チャネル、または複数の他の好適な通信チャネルに対応する。
ブロック3004において、直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットは、WLAN通信チャネルに対して生成される。OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットは、図16、図17A、図17B、図20A、図22、図23、図24、図26A、図26Bに関して上記されたOFDMAデータユニット、または複数の他の好適なOFDMAデータユニットに対応する。いくつかの実施形態において、レガシトーンの間隔は、非レガシトーンの間隔の整数倍である。
一実施形態において、WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階を有し、第1のデータは、第2のデータから独立している。本実施形態において、OFDMAデータユニットを生成する段階は、第1のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を更に有する。
図31は、一実施形態による、OFDMAデータユニットの一部を生成する例示的な方法3100のフロー図である。図1を参照すると、方法3100は、一実施形態においてネットワークインターフェース16により実装される。例えば、そのような一実施形態において、PHY処理ユニット20は、方法3100を実装するように構成されている。また、別の実施形態によれば、MAC処理18は、方法3100の少なくとも一部を実装するように構成されている。図1を引き続き参照すると、なおも別の実施形態において、方法3100は、ネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。複数の他の実施形態において、方法3100は、複数の他の好適なネットワークインターフェースにより実装される。
ブロック3102において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内での第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てが決定される。一実施形態において、第1のOFDMトーンブロックは、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さい帯域幅を有する。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルは、図9A、図9Bに関して上記された複数の通信チャネル、または複数の他の好適な通信チャネルに対応する。
ブロック3104において、第1の通信デバイスは、第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成する。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットの一部は、図24、25A、25Bに関して上記されたOFDMAデータユニットの一部、または別の好適なOFDMAデータユニットに対応する。
一実施形態において、OFDMAデータユニットの第1の部分を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対する逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する段階を有する。
別の実施形態において、OFDMAデータユニットの第1の部分を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いてWLAN通信チャネルに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対するIFFTを実行する段階を有する。
一実施形態において、第1の通信デバイスは、WLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第1の部分を、第2の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第2の部分を送信するのと同時に送信する。本実施形態において、OFDMAデータユニットの第2の部分は、WLAN通信チャネル内の第2のOFDMトーンブロックにわたる。更なる例において、第1の通信デバイスは、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いるOFDMAデータユニットにおけるプリアンブル部分のレガシ部分を、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いる第2の通信デバイスによりプリアンブル部分のレガシ部分を送信するのと同時に送信する。
一実施形態において、OFDMAデータユニットの第1の部分を送信することは、第1の通信デバイスにより第1のOFDMトーンブロックのみを用いる第1のOFDMデータユニットを、第2の通信デバイスにより第2のOFDMトーンブロックのみを用いる第2のOFDMデータユニットを送信するのと同時に送信することを含む。いくつかの実施形態において、レガシ部分および第1のOFDMデータユニットは、同一の総電力を用いる第1の通信デバイスにより送信される。複数の他の実施形態において、レガシ部分および第1のOFDMデータユニットは、同一の1トーン当たりの電力を用いる第1の通信デバイスにより送信される。
図32は、別の実施形態による、OFDMAデータユニットの一部を生成する例示的な方法3200のフロー図である。図1を参照すると、方法3200は、一実施形態においてネットワークインターフェース16により実装される。例えば、そのような一実施形態において、PHY処理ユニット20は、方法3200を実装するように構成されている。また、別の実施形態によれば、MAC処理18は、方法3200の少なくとも一部を実装するように構成されている。図1を引き続き参照すると、なおも別の実施形態において、方法3200は、ネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。複数の他の実施形態において、方法3200は、複数の他の好適なネットワークインターフェースにより実装される。
ブロック3202において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックの割り当てが決定される。一実施形態において、第1のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応する高速フーリエ変換(FFT)サイズよりも小さい第1のFFTサイズに対応し、第2のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズよりも小さい第2のFFTサイズに対応し、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離される。いくつかの実施形態において、WLAN通信チャネルは、図14A、図14Bに関して上記された複数の通信チャネル、または複数の他の好適な通信チャネルに対応する。
ブロック3204において、第1の通信デバイスは、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよびパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの一部を生成する。いくつかの実施形態において、OFDMAデータユニットの一部は、図24、25A、25Bに関して上記されたOFDMAデータユニットの一部、または別の好適なOFDMAデータユニットに対応する。
一実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、i)第1のFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)第2のFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階を有する。本実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、第1の通信デバイスの複数の別個の無線トランスミッタからの第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットをフィルタリングして送信する段階を更に有する。
別の実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、i)第1のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)第2のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階と、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットをフィルタリングしてシフトさせる段階と、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを組み合わせて送信する段階とを有する。
一実施形態において、OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックまたは第2のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いてWLAN通信チャネルに対応するFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの一部に対するIFFTを実行する段階を有する。
いくつかの実施形態において、第1の通信デバイスは、WLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの一部を、第2の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの別の一部を送信するのと同時に送信する。そのような一実施形態において、OFDMAデータユニットの他の部分は、WLAN通信チャネルの第3のOFDMトーンブロックにわたる。
本発明の更なる複数の態様は、以下の複数の付記の1または複数に関する。
一実施形態において、方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階を備え、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。本方法は、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階を更に備え、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を有する。
複数の他の実施形態において、本方法は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階と、i)第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第2のOFDMデータユニットとを変調する段階とを有し、第1のデータは、第2のデータから独立している。
WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、WLAN通信チャネルの帯域幅全体にわたるようにOFDMAデータユニットを変調する段階を有する。
第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)第1のトーンプランを用いる第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のトーンプランを用いる第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有し、レガシ部分は、少なくとも第1のトーンプランとは異なるレガシトーンプランを用いて変調される。
いくつかの実施形態において、第1の非レガシトーンプランまたは第2の非レガシトーンプランのうちの1または複数は、WLAN通信チャネルの高速フーリエ変換(FFT)幅よりも小さいFFT幅に対応する。
第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1のデータを用いる複数の第1のデータトーンおよび第1のOFDMトーンブロックのための複数の第1のパイロットトーンを生成する段階と、第2のデータを用いる複数の第2のデータトーンおよび第2のOFDMトーンブロックのための複数の第2のパイロットトーンを別個に生成する段階と、複数の第1のデータトーン、複数の第1のパイロットトーン、複数の第2のデータトーン、および複数の第2のパイロットトーンに逆高速フーリエ変換(IFFT)を共に実行する段階とを有する。
第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットが同一の数のOFDMシンボルを有するように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する。
本方法は、第2のOFDMデータユニットに含まれるべきパディングOFDMシンボルの数を、第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数と第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数との間の差として決定する段階を更に備える。
第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、第1の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計が第2の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計に等しくなるように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する。
いくつかの実施形態において、第1の非レガシ部分および第2の非レガシ部分は、複数の対応するOFDMデータユニットがi)シングルユーザデータユニット、ii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきマルチユーザ多入力多出力データユニット、またはiii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきOFDMAデータユニットの一部のうちのいずれかであるか否かを示す各グループ識別子(ID)サブフィールドを有する複数の非レガシ信号フィールドを含む。
いくつかの実施形態において、第1の非レガシ部分および前記第2の非レガシ部分は、前記第1のOFDMトーンブロックの前記第1のデバイスに対する前記割り当ておよび前記第2のOFDMトーンブロックの前記第2のデバイスに対する前記割り当てを示す、各トーンブロック割り当て識別子を有する複数の非レガシ信号フィールドを含む。
第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の整数倍の第1のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる第1のOFDMデータユニットと、ii)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の整数倍の第2のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有する。
別の実施形態において、装置は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てるように構成された1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたり、1または複数の集積回路は、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成するように更に構成され、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を含む。
複数の他の実施形態において、装置は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
1または複数の集積回路は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成し、i)第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第2のOFDMデータユニットとを変調するように構成され、第1のデータは、第2のデータから独立している。
OFDMAデータユニットは、WLAN通信チャネルの帯域幅全体にわたる。
1または複数の集積回路は、i)第1のトーンプランを用いる第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のトーンプランを用いる第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第2のOFDMデータユニットとを変調するように構成され、レガシ部分は、少なくとも第1のトーンプランとは異なるレガシトーンプランを用いて変調される。
第1の非レガシトーンプランまたは第2の非レガシトーンプランのうちの1または複数は、WLAN通信チャネルの高速フーリエ変換(FFT)幅よりも小さいFFT幅に対応する。
1または複数の集積回路は、第1のデータを用いる複数の第1のデータトーンおよび第1のOFDMトーンブロックのための複数の第1のパイロットトーンを生成し、第2のデータを用いる複数の第2のデータトーンおよび第2のOFDMトーンブロックのための複数の第2のパイロットトーンを別個に生成し、複数の第1のデータトーン、複数の第1のパイロットトーン、複数の第2のデータトーン、および複数の第2のパイロットトーンに逆高速フーリエ変換(IFFT)を共に実行するように構成される。
1または複数の集積回路は、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットが同一の数のOFDMシンボルを有するように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む第2のOFDMデータユニットを生成するように構成される。
第1の非レガシ部分および第2の非レガシ部分は、複数の対応するOFDMデータユニットがi)シングルユーザデータユニット、ii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきマルチユーザ多入力多出力データユニット、またはiii)複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきOFDMAデータユニットの一部のうちのいずれかであるか否かを示す各グループ識別子(ID)サブフィールドを有する複数の非レガシ信号フィールドを含む。
一実施形態において、方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内で第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定する段階と、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成する段階とを備え、第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さい。
複数の他の実施形態において、方法は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
OFDMAデータユニットの第1の部分を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対する逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する段階を有する。
OFDMAデータユニットの第1の部分を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いてWLAN通信チャネルに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対するIFFTを実行する段階を有する。
本方法は、第1の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第1の部分を、第2の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第2の部分を送信するのと同時に送信する段階を更に備え、OFDMAデータユニットの第2の部分は、WLAN通信チャネル内の第2のOFDMトーンブロックにわたる。
本方法は、第1の通信デバイスにより第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いるOFDMAデータユニットにおけるプリアンブル部分のレガシ部分を、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いる第2の通信デバイスによりプリアンブル部分のレガシ部分を送信するのと同時に送信する段階を更に備える。
OFDMAデータユニットの第1の部分を送信する段階は、第1の通信デバイスにより第1のOFDMトーンブロックのみを用いる第1のOFDMデータユニットを、第2の通信デバイスにより第2のOFDMトーンブロックのみを用いる第2のOFDMデータユニットを送信するのと同時に送信する段階を有する。
レガシ部分および第1のOFDMデータユニットは、同一の総電力を用いる第1の通信デバイスにより送信される。
レガシ部分および第1のOFDMデータユニットは、同一の1トーン当たりの電力を用いる第1の通信デバイスにより送信される。
なおも別の実施形態において、第1の通信デバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内で第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定するように構成された1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さく、1または複数の集積回路は、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成するように更に構成される。
複数の他の実施形態において、デバイスは、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
1または複数の集積回路は、第1のOFDMトーンブロックに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対する逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することを含む、OFDMAデータユニットの第1の部分を生成するように構成される。
1または複数の集積回路は、第1のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いてWLAN通信チャネルに等しいFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1の部分に対するIFFTを実行することを含む、OFDMAデータユニットの第1の部分を生成するように構成される。
1または複数の集積回路は、第1の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第1の部分を、第2の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの第2の部分を送信するのと同時に送信するように構成され、OFDMAデータユニットの第2の部分は、WLAN通信チャネル内の第2のOFDMトーンブロックにわたる。
1または複数の集積回路は、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いるOFDMAデータユニットにおけるプリアンブル部分のレガシ部分を、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックを用いる第2の通信デバイスによりプリアンブル部分のレガシ部分を送信するのと同時に送信するように構成される。
一実施形態において、方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階と、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階とを備え、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離され、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)少なくとも第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分と、ii)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分と、iii)第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分と、iv)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分と、v)第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分とを少なくとも含み、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第1の非レガシ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第2のレガシ部分は、少なくとも第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第2の非レガシ部分は、第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第3の非レガシ部分は、第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
複数の他の実施形態において、方法は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅幅に等しい帯域幅にわたる。
第1のレガシ部分は、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に対応するレガシトーンブロック上で変調され、レガシトーンブロックは、i)第1のOFDMトーンブロックと周波数において重複し、ii)第1のOFDMトーンブロックの帯域幅よりも大きい帯域幅を有する。
レガシトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを含み、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
データ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調された、第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、第3のOFDMトーンブロック上で変調された、第2のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットのうちの少なくとも1つは、第1の非レガシ部分および第1のOFDMデータユニットの全長が第3の非レガシ部分および第2のOFDMデータユニットの全長に等しくなるように、パディングを含む。
データ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調された第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、第2のOFDMトーンブロック上で変調された第1のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、第1のレガシ部分および第2のレガシ部分は、i)第1の非レガシ部分および第1のOFDMデータユニット、ならびにii)第2の非レガシ部分および第2のOFDMデータユニットに対する同一の全持続時間を示す複数のレガシ信号フィールドを含む。
第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、同一の変調符号化スキームを用いる。
第1のOFDMトーンブロックは、第2のOFDMトーンブロックとは異なる変調符号化スキーム(MCS)を用いる。
第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、同一の数の時空間ストリームを用いる。
第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、異なる数の時空間ストリームを用いる。
WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを、第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータとは別個にエンコードする段階を有する。
WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータと共にエンコードおよびインターリーブする段階を含む。
別の実施形態において、装置は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当て、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成するように構成された1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、複数の異なるOFDMトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離され、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、i)少なくとも第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分と、ii)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分と、iii)第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分と、iv)第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分と、v)第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分とを少なくとも含み、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第1の非レガシ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調され、第2のレガシ部分は、少なくとも第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第2の非レガシ部分は、第2のOFDMトーンブロック上で変調され、第3の非レガシ部分は、第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
複数の他の実施形態において、デバイスは、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる。
第1のレガシ部分は、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に対応するレガシトーンブロック上で変調され、レガシトーンブロックは、i)第1のOFDMトーンブロックと周波数において重複し、ii)第1のOFDMトーンブロックの帯域幅よりも大きい帯域幅を有する。
レガシトーンブロックは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを含み、第1のレガシ部分は、少なくとも第1のOFDMトーンブロックおよび第3のOFDMトーンブロック上で変調される。
データ部分は、第1のOFDMトーンブロック上で変調された、第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、第3のOFDMトーンブロック上で変調された、第2のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットのうちの少なくとも1つは、第1の非レガシ部分および第1のOFDMデータユニットの全長が第3の非レガシ部分および第2のOFDMデータユニットの全長に等しくなるように、パディングを含む。
1または複数の集積回路は、第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを、第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータとは別個にエンコードするように構成される。
一実施形態において、方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックの割り当てを決定する段階と、第1の通信デバイスにおいて、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いたWLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの一部を生成する段階とを備え、第1のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズよりも小さい第1の高速フーリエ変換(FFT)サイズに対応し、第2のOFDMトーンブロックは、WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズよりも小さい第2のFFTサイズに対応し、第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離される。
複数の他の実施形態において、方法は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、i)第1のFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)第2のFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階と、第1の通信デバイスの複数の別個の無線トランスミッタからの第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットをフィルタリングして送信する段階とを有する。
OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、i)第1のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)第2のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階と、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットをフィルタリングしてシフトさせる段階と、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットを組み合わせて送信する段階とを有する。
OFDMAデータユニットの一部を生成する段階は、第1のOFDMトーンブロックまたは第2のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いてWLAN通信チャネルに対応するFFTサイズを有するOFDMAデータユニットの一部に対するIFFTを実行する段階を有する。
本方法は、第1の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの一部を、第2の通信デバイスによりWLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの別の一部を送信するのと同時に送信する段階を更に備え、OFDMAデータユニットの他の部分は、WLAN通信チャネルの第3のOFDMトーンブロックにわたる。
一実施形態において、方法は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階と、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階とを備え、複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含み、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む。
複数の他の実施形態において、方法は、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
WLAN通信チャネルのためのOFDMAデータユニットを生成する段階は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階と、i)第1のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第2のOFDMデータユニットとを変調する段階とを有し、第1のデータは、第2のデータから独立している。
レガシトーンの間隔は、非レガシトーンの間隔の整数倍である。
別の実施形態において、装置は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当て、WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成するように構成された1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含み、OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、プリアンブル部分は、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドおよび第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む。
複数の他の実施形態において、デバイスは、以下の特徴のうちの1または複数の任意の好適な組み合せを含む。
1または複数の集積回路は、i)第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いるデータ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いるデータ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成し、i)第1のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のOFDM周波数サブバンドの非レガシトーンプランを用いる第2のOFDMデータユニットとを変調するように構成され、第1のデータは、第2のデータから独立している。
レガシトーンの間隔は、非レガシトーンの間隔の整数倍である。
上記の様々なブロック、オペレーションおよび技術の少なくともいくつかは、ハードウェア、複数のファームウェア命令を実行するプロセッサ、複数のソフトウェア命令を実行するプロセッサまたはそれらの任意の組み合わせを使用して実装され得る。ソフトウェア命令もしくはファームウェア命令を実行するプロセッサを使用して実装される場合、ソフトウェア命令もしくはファームウェア命令は、RAMもしくはROM、またはフラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ、テープドライブ等の磁気ディスク、光学ディスク、または他のストレージ媒体等の任意のコンピュータ可読メモリに格納され得る。同様に、ソフトウェア命令もしくはファームウェア命令は、例えば、コンピュータ可読ディスクもしくは他の可搬式コンピュータストレージメカニズム上、または通信媒体によることを含む、任意の既知もしくは所望の提供方法により、ユーザもしくはシステムに提供され得る。通常、通信媒体は、複数のコンピュータ可読命令、データ構造体、プログラムモジュールまたは搬送波もしくは他の搬送メカニズム等の変調データ信号における他のデータを実施する。「変調データ信号」という用語は、信号中の情報をエンコードするように設定もしくは変更された複数の特性のうちの1または複数を有する信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体としては、有線ネットワークもしくは直接の有線接続等の有線媒体、ならびに音響、無線周波、赤外線および他の無線媒体等の無線媒体が挙げられる。従って、ソフトウェア命令もしくはファームウェア命令は、電話回線、DSL回線、ケーブルテレビ回線、光ファイバ回線、無線通信チャネル、インターネット等(これらは、可搬式のストレージ媒体によりそのようなソフトウェアを提供するのと同一もしくは互換的なものとみなされる)通信チャネルを介してユーザもしくはシステムに提供され得る。ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、プロセッサにより実行されると、プロセッサに様々な動作を実行させる機械可読命令を含み得る。
ハードウェアに実装される場合、ハードウェアは離散コンポーネント、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)等のうちの1または複数を含んでもよい。
本発明は、本発明を限定するのではなく専ら例示することを意図した複数の具体的な例を参照して説明されてきたが、本発明の範囲を逸脱することなく、開示された複数の実施形態に対して様々な変更、追加および/または削除が行われてもよい。

Claims (62)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階と、
    前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階とを備え、
    前記複数の異なるOFDMトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、
    前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックはあわせて、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたり、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、i)前記WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)前記第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)前記第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を含む、方法。
  2. 前記WLAN通信チャネルのための前記OFDMAデータユニットを生成する段階は、
    i)前記第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いる前記データ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いる前記データ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階と、
    i)前記第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の前記第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の前記第2のOFDMデータユニットとを変調する段階とを有し、
    前記第1のデータは、前記第2のデータから独立している、請求項1に記載の方法。
  3. 前記WLAN通信チャネルのための前記OFDMAデータユニットを生成する段階は、前記WLAN通信チャネルの帯域幅全体にわたるように前記OFDMAデータユニットを変調する段階を有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)第1のトーンプランを用いる前記第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく前記第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のトーンプランを用いる前記第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーンに基づく前記第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有し、
    前記レガシ部分は、少なくとも前記第1のトーンプランとは異なるレガシトーンプランを用いて変調される、請求項2または3に記載の方法。
  5. 第1の非レガシトーンプランまたは第2の非レガシトーンプランのうちの1または複数は、前記WLAN通信チャネルの高速フーリエ変換(FFT)幅よりも小さいFFT幅に対応する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、
    前記第1のデータを用いる複数の第1のデータトーンおよび前記第1のOFDMトーンブロックのための複数の第1のパイロットトーンを生成する段階と、
    前記第2のデータを用いる複数の第2のデータトーンおよび前記第2のOFDMトーンブロックのための複数の第2のパイロットトーンを別個に生成する段階と、
    前記複数の第1のデータトーン、前記複数の第1のパイロットトーン、前記複数の第2のデータトーン、および前記複数の第2のパイロットトーンに逆高速フーリエ変換(IFFT)を共に実行する段階とを有する、請求項2〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットが同一の数のOFDMシンボルを有するように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む前記第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する、請求項2〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第2のOFDMデータユニットに含まれるべきパディングOFDMシンボルの数を、前記第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数と前記第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの全数との間の差として決定する段階を更に備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを生成する段階は、前記第1の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および前記第1のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計が前記第2の非レガシ部分のOFDMシンボルの数および前記第2のOFDMデータユニットのOFDMシンボルの数の合計に等しくなるように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む前記第2のOFDMデータユニットを生成する段階を有する、請求項2〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1の非レガシ部分および前記第2の非レガシ部分は、対応する複数の前記OFDMAデータユニットがi)シングルユーザデータユニット、ii)前記複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきマルチユーザ多入力多出力データユニット、またはiii)前記複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべき前記OFDMAデータユニットの一部のうちのいずれかであるか否かを示す各グループ識別子(ID)サブフィールドを有する複数の非レガシ信号フィールドを含む、請求項2〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1の非レガシ部分および前記第2の非レガシ部分は、前記第1のOFDMトーンブロックの前記第1のデバイスに対する前記割り当ておよび前記第2のOFDMトーンブロックの前記第2のデバイスに対する前記割り当てを示す、各トーンブロック割り当て識別子を有する複数の非レガシ信号フィールドを含む、請求項2〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを変調する段階は、i)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の整数倍の前記第1のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる前記第1のOFDMデータユニットと、ii)複数のトーンおよび対応する低減されたトーンの間隔の前記整数倍の前記第2のOFDMトーンブロックと同一の帯域幅を用いる前記第2のOFDMデータユニットとを変調する段階を有する、請求項2〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、
    前記複数の異なるOFDMトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、
    前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックはあわせて、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたり、
    前記1または複数の集積回路は、前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを更に生成し、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、i)前記WLAN通信チャネル全体にわたる少なくともレガシ部分、ii)前記第1のOFDMトーンブロックにわたる第1の非レガシ部分、およびiii)前記第2のOFDMトーンブロックにわたる第2の非レガシ部分を含む、装置。
  14. 前記1または複数の集積回路は、i)前記第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いる前記データ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いる前記データ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成し、
    i)前記第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の前記第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の前記第2のOFDMデータユニットとを変調し、
    前記第1のデータは、前記第2のデータから独立している、請求項13に記載の装置。
  15. 前記OFDMAデータユニットは、前記WLAN通信チャネルの帯域幅全体にわたる、請求項14に記載の装置。
  16. 前記1または複数の集積回路は、i)第1のトーンプランを用いる前記第1のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第1のOFDMデータユニットと、ii)第2のトーンプランを用いる前記第2のOFDMトーンブロックにおける複数のトーン上の第2のOFDMデータユニットとを変調し、
    前記レガシ部分は、少なくとも前記第1のトーンプランとは異なるレガシトーンプランを用いて変調される、請求項13〜15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 第1の非レガシトーンプランまたは第2の非レガシトーンプランのうちの1または複数は、前記WLAN通信チャネルの高速フーリエ変換(FFT)幅よりも小さいFFT幅に対応する、請求項13〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記1または複数の集積回路は、
    第1のデータを用いる複数の第1のデータトーンおよび前記第1のOFDMトーンブロックのための複数の第1のパイロットトーンを生成し、
    第2のデータを用いる複数の第2のデータトーンおよび前記第2のOFDMトーンブロックのための複数の第2のパイロットトーンを別個に生成し、
    前記複数の第1のデータトーン、前記複数の第1のパイロットトーン、前記複数の第2のデータトーン、および前記複数の第2のパイロットトーンに逆高速フーリエ変換(IFFT)を共に実行する、請求項13〜17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記1または複数の集積回路は、第1のOFDMデータユニットおよび第2のOFDMデータユニットが同一の数のOFDMシンボルを有するように、少なくとも1つのパディングOFDMシンボルを含む前記第2のOFDMデータユニットを生成する、請求項13〜18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 前記第1の非レガシ部分および前記第2の非レガシ部分は、対応する複数の前記OFDMAデータユニットがi)シングルユーザデータユニット、ii)前記複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべきマルチユーザ多入力多出力データユニット、またはiii)前記複数のデバイスのうちの示されたデバイスによりデコードされるべき前記OFDMAデータユニットの一部のうちのいずれかであるか否かを示す各グループ識別子(ID)サブフィールドを有する複数の非レガシ信号フィールドを含む、請求項13〜19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内で第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定する段階と、
    第1の通信デバイスにおいて、前記第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いた前記WLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を生成する段階とを備え、
    前記第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さい、方法。
  22. 前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を生成する段階は、前記第1のOFDMトーンブロックに等しいFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分に対する逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する段階を有する、請求項21に記載の方法。
  23. 前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を生成する段階は、前記第1のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いて前記WLAN通信チャネルに等しいFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分に対するIFFTを実行する段階を有する、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記第1の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上で前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を、第2の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上で前記OFDMAデータユニットの第2の部分を送信するのと同時に送信する段階を更に備え、
    前記OFDMAデータユニットの前記第2の部分は、前記WLAN通信チャネル内の第2のOFDMトーンブロックにわたる、請求項21〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記第1の通信デバイスにより前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックを用いる前記OFDMAデータユニットにおけるプリアンブル部分のレガシ部分を、前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックを用いる前記第2の通信デバイスにより前記プリアンブル部分の前記レガシ部分を送信するのと同時に送信する段階を更に備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を送信する段階は、前記第1の通信デバイスにより前記第1のOFDMトーンブロックのみを用いる第1のOFDMデータユニットを、前記第2の通信デバイスにより前記第2のOFDMトーンブロックのみを用いる第2のOFDMデータユニットを送信するのと同時に送信する段階を有する、請求項25に記載の方法。
  27. 前記レガシ部分および前記第1のOFDMデータユニットは、同一の総電力を用いる前記第1の通信デバイスにより送信される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記レガシ部分および前記第1のOFDMデータユニットは、同一の1トーン当たりの電力を用いる前記第1の通信デバイスにより送信される、請求項26または27に記載の方法。
  29. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネル内で第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックの割り当てを決定する1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、
    前記第1のOFDMトーンブロックの帯域幅は、レガシWLAN通信プロトコルの最小帯域幅よりも小さく、
    前記1または複数の集積回路は、第1の通信デバイスにおいて、前記第1のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いた前記WLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの第1の部分を更に生成する、第1の通信デバイス。
  30. 前記1または複数の集積回路は、前記第1のOFDMトーンブロックに等しいFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分に対する逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することを含む、前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を生成する、請求項29に記載の第1の通信デバイス。
  31. 前記1または複数の集積回路は、前記第1のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いて前記WLAN通信チャネルに等しいFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分に対するIFFTを実行することを含む、前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を生成する、請求項29または30に記載の第1の通信デバイス。
  32. 前記1または複数の集積回路は、前記第1の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上で前記OFDMAデータユニットの前記第1の部分を、第2の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上で前記OFDMAデータユニットの第2の部分を送信するのと同時に送信し、
    前記OFDMAデータユニットの前記第2の部分は、前記WLAN通信チャネル内の第2のOFDMトーンブロックにわたる、請求項29〜31のいずれか1項に記載の第1の通信デバイス。
  33. 前記1または複数の集積回路は、前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックを用いる前記OFDMAデータユニットにおけるプリアンブル部分のレガシ部分を、前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックを用いる前記第2の通信デバイスにより前記プリアンブル部分の前記レガシ部分を送信するのと同時に送信する、請求項32に記載の第1の通信デバイス。
  34. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階と、
    前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階とを備え、
    前記複数の異なるOFDMトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、
    前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも前記第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離され、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、i)少なくとも前記第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分と、ii)前記第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分と、iii)前記第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分と、iv)前記第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分と、v)前記第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分とを少なくとも含み、
    前記第1のレガシ部分は、少なくとも前記第1のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第1の非レガシ部分は、前記第1のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第2のレガシ部分は、少なくとも前記第2のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第2の非レガシ部分は、前記第2のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第3の非レガシ部分は、前記第3のOFDMトーンブロック上で変調される、方法。
  35. 前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第3のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる、請求項34に記載の方法。
  36. 前記第1のレガシ部分は、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に対応するレガシトーンブロック上で変調され、
    前記レガシトーンブロックは、i)前記第1のOFDMトーンブロックと周波数において重複し、ii)前記第1のOFDMトーンブロックの帯域幅よりも大きい帯域幅を有する、請求項34または35に記載の方法。
  37. 前記レガシトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた前記第1のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた前記第3のOFDMトーンブロックとを含み、
    前記第1のレガシ部分は、少なくとも前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第3のOFDMトーンブロック上で変調される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記データ部分は、前記第1のOFDMトーンブロック上で変調された、前記第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、前記第3のOFDMトーンブロック上で変調された、前記第2のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、
    前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットのうちの少なくとも1つは、前記第1の非レガシ部分および前記第1のOFDMデータユニットの全長が前記第3の非レガシ部分および前記第2のOFDMデータユニットの全長に等しくなるように、パディングを含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記データ部分は、前記第1のOFDMトーンブロック上で変調された前記第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、前記第2のOFDMトーンブロック上で変調された前記第1のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、
    前記第1のレガシ部分および前記第2のレガシ部分は、i)前記第1の非レガシ部分および前記第1のOFDMデータユニット、ならびにii)前記第2の非レガシ部分および前記第2のOFDMデータユニットに対する同一の全持続時間を示す複数のレガシ信号フィールドを含む、請求項34〜38のいずれか1項に記載の方法。
  40. 前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、同一の変調符号化スキームを用いる、請求項34〜39のいずれか1項に記載の方法。
  41. 前記第1のOFDMトーンブロックは、前記第2のOFDMトーンブロックとは異なる変調符号化スキーム(MCS)を用いる、請求項34〜40のいずれか1項に記載の方法。
  42. 前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、同一の数の時空間ストリームを用いる、請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、異なる数の時空間ストリームを用いる、請求項41または42に記載の方法。
  44. 前記WLAN通信チャネルのための前記OFDMAデータユニットを生成する段階は、前記第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを、前記第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータとは別個にエンコードする段階を有する、請求項34〜43のいずれか1項に記載の方法。
  45. 前記WLAN通信チャネルのための前記OFDMAデータユニットを生成する段階は、前記第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを前記第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータと共にエンコードおよびインターリーブする段階を含む、請求項34〜44のいずれか1項に記載の方法。
  46. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当て、
    前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、 前記複数の異なるOFDMトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDMトーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた第3のOFDMトーンブロックとを少なくとも含み、
    前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも前記第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離され、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、i)少なくとも前記第1のOFDMトーンブロックに対応する第1のレガシ部分と、ii)前記第2のOFDMトーンブロックに対応する第2のレガシ部分と、iii)前記第1のOFDMトーンブロックに対応する第1の非レガシ部分と、iv)前記第2のOFDMトーンブロックに対応する第2の非レガシ部分と、v)前記第3のOFDMトーンブロックに対応する第3の非レガシ部分とを少なくとも含み、
    前記第1のレガシ部分は、少なくとも前記第1のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第1の非レガシ部分は、前記第1のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第2のレガシ部分は、少なくとも前記第2のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第2の非レガシ部分は、前記第2のOFDMトーンブロック上で変調され、
    前記第3の非レガシ部分は、前記第3のOFDMトーンブロック上で変調される、装置。
  47. 前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第3のOFDMトーンブロックは共に、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に等しい帯域幅にわたる、請求項46に記載の装置。
  48. 前記第1のレガシ部分は、レガシWLAN通信プロトコルの最小チャネル帯域幅に対応するレガシトーンブロック上で変調され、
    前記レガシトーンブロックは、i)前記第1のOFDMトーンブロックと周波数において重複し、ii)前記第1のOFDMトーンブロックの帯域幅よりも大きい帯域幅を有する、請求項46または47に記載の装置。
  49. 前記レガシトーンブロックは、前記第1のデバイスに割り当てられた前記第1のOFDMトーンブロックと、前記第2のデバイスに割り当てられた前記第3のOFDMトーンブロックとを含み、
    前記第1のレガシ部分は、少なくとも前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第3のOFDMトーンブロック上で変調される、請求項48に記載の装置。
  50. 前記データ部分は、前記第1のOFDMトーンブロック上で変調された、前記第1のデバイスに対する第1のOFDMデータユニットと、前記第3のOFDMトーンブロック上で変調された、前記第2のデバイスに対する第2のOFDMデータユニットとを含み、
    前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットのうちの少なくとも1つは、前記第1の非レガシ部分および前記第1のOFDMデータユニットの全長が前記第3の非レガシ部分および前記第2のOFDMデータユニットの全長に等しくなるように、パディングを含む、請求項49に記載の装置。
  51. 前記1または複数の集積回路は、前記第1のOFDMトーンブロックに対する第1のデータを、前記第2のOFDMトーンブロックに対する第2のデータとは別個にエンコードする、請求項46〜50のいずれか1項に記載の装置。
  52. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための第1の直交周波数分割多重(OFDM)トーンブロックおよび第2のOFDMトーンブロックの割り当てを決定する段階と、
    第1の通信デバイスにおいて、前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロック内で複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンを用いた前記WLAN通信チャネル上での送信のための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットの一部を生成する段階とを備え、
    前記第1のOFDMトーンブロックは、前記WLAN通信チャネルに対応する高速フーリエ変換(FFT)サイズよりも小さい第1のFFTサイズに対応し、
    前記第2のOFDMトーンブロックは、前記WLAN通信チャネルに対応する前記FFTサイズよりも小さい第2のFFTサイズに対応し、
    前記第1のOFDMトーンブロックおよび前記第2のOFDMトーンブロックは、少なくとも第3のOFDMトーンブロックにより周波数において分離される、方法。
  53. 前記OFDMAデータユニットの前記一部を生成する段階は、
    i)前記第1のFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)前記第2のFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階と、
    前記第1の通信デバイスの複数の別個の無線トランスミッタからの前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットをフィルタリングして送信する段階とを有する、請求項52に記載の方法。
  54. 前記OFDMAデータユニットの前記一部を生成する段階は、
    i)前記第1のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの第1のOFDMデータユニットに対する逆高速フーリエ変換(IFFT)、およびii)前記第2のFFTサイズに対応するIFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの第2のOFDMデータユニットに対するIFFTを実行する段階と、
    前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットをフィルタリングしてシフトさせる段階と、
    前記第1のOFDMデータユニットおよび前記第2のOFDMデータユニットを組み合わせて送信する段階とを有する、請求項52または53に記載の方法。
  55. 前記OFDMAデータユニットの前記一部を生成する段階は、前記第1のOFDMトーンブロックまたは前記第2のOFDMトーンブロック内に存在しない複数のデータトーンおよび複数のパイロットトーンに対する複数のゼロの値を用いて前記WLAN通信チャネルに対応するFFTサイズを有する前記OFDMAデータユニットの前記一部に対するIFFTを実行する段階を有する、請求項52〜54のいずれか1項に記載の方法。
  56. 前記第1の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上で前記OFDMAデータユニットの前記一部を、第2の通信デバイスにより前記WLAN通信チャネル上でOFDMAデータユニットの別の一部を送信するのと同時に送信する段階を更に備え、
    前記OFDMAデータユニットの前記別の一部は、前記WLAN通信チャネルの第3のOFDMトーンブロックにわたる、請求項52〜55のいずれか1項に記載の方法。
  57. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当てる段階と、
    前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する段階とを備え、
    前記複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、前記第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含み、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、
    レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドおよび前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、
    前記レガシトーンの間隔および前記レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドおよび前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、
    非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、
    前記非レガシトーンの間隔および前記非レガシトーンプランを用いる前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む、方法。
  58. 前記WLAN通信チャネルのための前記OFDMAデータユニットを生成する段階は、
    i)前記第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いる前記データ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いる前記データ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成する段階と、
    i)前記第1のOFDM周波数サブバンドの前記非レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のOFDM周波数サブバンドの前記非レガシトーンプランを用いる前記第2のOFDMデータユニットとを変調する段階とを有し、
    前記第1のデータは、前記第2のデータから独立している、請求項57に記載の方法。
  59. 前記レガシトーンの間隔は、前記非レガシトーンの間隔の整数倍である、請求項57または58に記載の方法。
  60. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信チャネルのための複数の異なる直交周波数分割多重(OFDM)周波数サブバンドを、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含む複数のデバイスに割り当て、
    前記WLAN通信チャネルのための直交周波数分割多元接続(OFDMA)データユニットを生成する1または複数の集積回路を有するネットワークインターフェースデバイスを備え、
    前記複数の異なるOFDM周波数サブバンドは、前記第1のデバイスに割り当てられた第1のOFDM周波数サブバンドと、前記第2のデバイスに割り当てられた第2のOFDM周波数サブバンドとを少なくとも含み、
    前記OFDMAデータユニットは、プリアンブル部分およびデータ部分を含み、
    前記プリアンブル部分は、
    レガシトーンの間隔およびレガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドおよび前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたるレガシ部分と、
    前記レガシトーンの間隔および前記レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドおよび前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第1の非レガシ部分と、
    非レガシトーンの間隔および非レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDM周波数サブバンドにわたる第2の非レガシ部分と、
    前記非レガシトーンの間隔および前記非レガシトーンプランを用いる前記第2のOFDM周波数サブバンドにわたる第3の非レガシ部分とを含む、装置。
  61. 前記1または複数の集積回路は、
    i)前記第1のデバイスについて受信された第1のデータを用いる前記データ部分の第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のデバイスについて受信された第2のデータを用いる前記データ部分の第2のOFDMデータユニットとを生成し、
    i)前記第1のOFDM周波数サブバンドの前記非レガシトーンプランを用いる前記第1のOFDMデータユニットと、ii)前記第2のOFDM周波数サブバンドの前記非レガシトーンプランを用いる前記第2のOFDMデータユニットとを変調し、
    前記第1のデータは、前記第2のデータから独立している、請求項60に記載の装置。
  62. 前記レガシトーンの間隔は、前記非レガシトーンの間隔の整数倍である、請求項60または61に記載の装置。
JP2016534934A 2013-11-27 2014-11-25 無線ローカルエリアネットワークのための直交周波数分割多元接続 Active JP6508838B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361909616P 2013-11-27 2013-11-27
US61/909,616 2013-11-27
US201461987778P 2014-05-02 2014-05-02
US61/987,778 2014-05-02
PCT/US2014/067483 WO2015081132A1 (en) 2013-11-27 2014-11-25 Orthogonal frequency division multiple access for wireless local area network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016540437A JP2016540437A (ja) 2016-12-22
JP6508838B2 true JP6508838B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=52232413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016534934A Active JP6508838B2 (ja) 2013-11-27 2014-11-25 無線ローカルエリアネットワークのための直交周波数分割多元接続

Country Status (6)

Country Link
US (6) US9717086B2 (ja)
EP (1) EP3075120A1 (ja)
JP (1) JP6508838B2 (ja)
KR (1) KR102432307B1 (ja)
CN (2) CN112217624A (ja)
WO (1) WO2015081132A1 (ja)

Families Citing this family (113)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9924512B1 (en) * 2009-03-24 2018-03-20 Marvell International Ltd. OFDMA with block tone assignment for WLAN
WO2014182065A1 (ko) 2013-05-07 2014-11-13 엘지전자 주식회사 데이터 유닛을 전송하는 방법 및 장치
US9825678B2 (en) 2013-11-26 2017-11-21 Marvell World Trade Ltd. Uplink multi-user multiple input multiple output for wireless local area network
US9473341B2 (en) 2013-11-27 2016-10-18 Marvell World Trade Ltd. Sounding and tone block allocation for orthogonal frequency multiple access (OFDMA) in wireless local area networks
EP3075120A1 (en) 2013-11-27 2016-10-05 Marvell World Trade Ltd. Orthogonal frequency division multiple access for wireless local area network
WO2015081187A1 (en) 2013-11-27 2015-06-04 Marvell Semiconductor, Inc. Uplink multi-user multiple input multiple output beamforming
WO2015081288A1 (en) 2013-11-27 2015-06-04 Marvell Semiconductor, Inc. Medium access protection and bandwidth negotiation in a wireless local area network
US9525522B2 (en) 2014-02-05 2016-12-20 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in high efficiency wireless networks
WO2015123887A1 (zh) 2014-02-24 2015-08-27 华为技术有限公司 一种信息接收发送的方法及装置
US9712362B2 (en) * 2014-03-20 2017-07-18 Newracom, Inc. Method for transmitting and receiving data in wireless local area network and apparatus for the same
US9716606B2 (en) * 2014-04-28 2017-07-25 Newracom, Inc. Method for transmitting frame and method for detecting transmission mode
US9629127B2 (en) 2014-05-02 2017-04-18 Marvell World Trade Ltd. Multiple user allocation signaling in a wireless communication network
US9596060B1 (en) 2014-05-09 2017-03-14 Marvell International Ltd. Tone block allocation for orthogonal frequency division multiple access data unit
US10164695B2 (en) 2014-05-09 2018-12-25 Marvell World Trade Ltd. Tone block and spatial stream allocation
WO2015190806A1 (ko) * 2014-06-09 2015-12-17 엘지전자 주식회사 복수의 서브밴드를 이용한 데이터 전송 방법 및 이를 이용한 기기
ES2926554T3 (es) 2014-06-12 2022-10-26 Huawei Tech Co Ltd Aparato y método para la asignación de tonos OFDMA en redes Wi-Fi de próxima generación
US20150365257A1 (en) * 2014-06-12 2015-12-17 Huawei Technologies Co., Ltd. System and Method for OFDMA Resource Allocation
EP3162152A4 (en) * 2014-06-27 2018-03-07 Techflux Ltd. Method and device for transmitting data
EP3164980B1 (en) * 2014-07-04 2020-03-11 Newracom, Inc. Physical layer protocol data unit format in a high efficiency wireless lan
WO2016004634A1 (en) * 2014-07-11 2016-01-14 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Method for enb, ue uplink transmission and reception
US10028284B2 (en) * 2014-08-14 2018-07-17 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in wireless networks
KR102305631B1 (ko) * 2014-08-21 2021-09-28 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 프리엠블 전송 방법
US10693532B2 (en) * 2014-09-03 2020-06-23 Newracom, Inc. Operation method of station in wireless local area network
US10154476B2 (en) * 2014-09-04 2018-12-11 Qualcomm Incorporated Tone plan for LTF compression
US10149292B2 (en) * 2014-09-24 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Systems and methods for efficient resource allocation in wireless communication networks
US20160105535A1 (en) * 2014-10-08 2016-04-14 Intel Corporation Systems and methods for signal classification
WO2016074226A1 (zh) * 2014-11-14 2016-05-19 华为技术有限公司 基于ofmda的wlan系统中的交织处理方法和设备
US10958391B2 (en) * 2014-11-18 2021-03-23 Qualcomm Incorporated Tone plans for wireless communication networks
CN106688291B (zh) 2014-12-01 2020-06-09 株式会社东芝 无线通信装置以及无线通信方法
CN106664701B (zh) * 2014-12-01 2020-10-09 株式会社东芝 无线通信装置以及无线通信方法
US10027449B2 (en) 2014-12-02 2018-07-17 Marvell World Trade Ltd. Signal fields in a high efficiency wireless local area network (WLAN) data unit
WO2016089003A1 (ko) * 2014-12-05 2016-06-09 엘지전자(주) 무선 통신 시스템에서 ppdu 송수신을 위한 방법 및 이를 위한 장치
US10327246B2 (en) * 2014-12-30 2019-06-18 Newracom, Inc. Method and apparatus for wide bandwidth PPDU transmission in a high efficiency wireless LAN
EP3243308A2 (en) 2015-01-08 2017-11-15 Marvell World Trade Ltd. Downlink signaling in a high efficiency wireless local are network (wlan)
US9853845B2 (en) * 2015-02-03 2017-12-26 Intel IP Corporation Apparatus, method, and computer readable media for indicating a communication protocol and information in a signal field
US20180026762A1 (en) * 2015-02-06 2018-01-25 Nokia Technologies Oy Methods and Apparatus for Coordination of Wireless Network Communication
US9998185B2 (en) * 2015-03-27 2018-06-12 Newracom, Inc. Aggregation methods and systems for multi-user MIMO or OFDMA operation
US10136358B2 (en) 2015-04-07 2018-11-20 Qualcomm Incorporated Processing time extension for high bandwidth wireless communications
US10194436B2 (en) * 2015-04-07 2019-01-29 Qualcomm Incorporated Wi-Fi frames including frame extensions
US10129873B2 (en) * 2015-04-08 2018-11-13 Qualcomm Incorporated Non-contiguous channel allocation and bonding for wireless communication networks
US10153857B1 (en) 2015-04-10 2018-12-11 Marvell International Ltd. Orthogonal frequency division multiple access protection
CN107534973B (zh) * 2015-04-20 2021-12-24 韦勒斯标准与技术协会公司 使用训练信号的无线通信方法和无线通信终端
WO2016175328A1 (ja) 2015-04-30 2016-11-03 株式会社 東芝 無線通信装置
US9655112B2 (en) * 2015-04-30 2017-05-16 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of communicating a wireless communication frame with a header
WO2016175329A1 (ja) 2015-04-30 2016-11-03 株式会社 東芝 無線通信端末および無線通信方法
US10321458B2 (en) * 2015-05-08 2019-06-11 Lg Electronics Inc. Method for allocating frequency resources in wireless communication system, and apparatus using the same
CN107735978A (zh) 2015-05-27 2018-02-23 马维尔国际贸易有限公司 发信号通知多用户数据单元中的资源分配
CN112491501B (zh) * 2015-06-03 2024-05-14 苹果公司 集合物理层协议数据单元的传输装置和传输方法
US20160366666A1 (en) * 2015-06-10 2016-12-15 Rongzhen Yang Wireless network communications employing an extended control channel
US20160366688A1 (en) * 2015-06-10 2016-12-15 Xiaogang Chen Optimizing wireless network communications
US9930692B2 (en) * 2015-06-19 2018-03-27 Intel Corporation Early indication for high efficiency fields
US10187905B2 (en) * 2015-06-24 2019-01-22 Marvell World Trade Ltd. Target wake time (TWT) scheduling for orthogonal frequency-division multiple access (OFDMA) channelization
US10492221B1 (en) 2015-06-25 2019-11-26 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for protecting transmissions in a wireless communication network
KR102479074B1 (ko) * 2015-06-29 2022-12-20 주식회사 윌러스표준기술연구소 레거시 무선 통신 단말과 공존을 위한 무선 통신 방법 및 무선 통신 단말
US10123330B2 (en) * 2015-07-01 2018-11-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods to enable efficient wideband operations in local area networks using OFDMA
US10966180B2 (en) 2015-07-07 2021-03-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless device and wireless communication method
US10201009B1 (en) 2015-08-13 2019-02-05 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for protecting transmissions in a wireless communication network
KR102246464B1 (ko) * 2015-08-13 2021-04-30 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 전자장치의 전력 절감 방법 및 장치
US9948546B2 (en) * 2015-08-28 2018-04-17 Apple Inc. Efficient auto detection for next generation WLAN
WO2017055302A1 (en) 2015-09-28 2017-04-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Random access preamble for minimizing pa backoff
US11190396B1 (en) * 2015-10-23 2021-11-30 Nxp Usa, Inc. Structure for low-power-low-rate data transmission in a wireless network
EP3163965A1 (en) 2015-10-30 2017-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal and wireless communication method
US9832058B2 (en) * 2015-11-03 2017-11-28 Newracom, Inc. Apparatus and method for scrambling control field information for wireless communications
EP3832915B1 (en) * 2015-11-04 2023-09-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Transmission apparatus and transmission method of control signaling in a wireless communications system
JP6970939B2 (ja) * 2015-11-04 2021-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線通信システムにおける制御信号の受信装置および受信方法
US10405265B1 (en) 2015-12-11 2019-09-03 Marvell International Ltd. Controlling access to a shared communication medium in a wireless communication network
WO2017155329A2 (ko) * 2016-03-10 2017-09-14 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서의 신호 송수신 방법 및 이를 위한 장치
CN105704727A (zh) * 2016-03-15 2016-06-22 珠海市魅族科技有限公司 无线局域网的通信方法及通信装置、接入点
US20170273083A1 (en) * 2016-03-16 2017-09-21 Qualcomm Incorported Tone plan adaptation for channel bonding in wireless communication networks
US10433306B2 (en) * 2016-03-23 2019-10-01 Lg Electronics Inc. Method for configuring frame including signal field including control information for data field in wireless local area network system and apparatus therefor
US10244536B1 (en) * 2016-08-31 2019-03-26 Marvell International Ltd. Method and apparatus for determining whether a secondary channel is idle
ES2848714T3 (es) 2016-09-01 2021-08-11 Panasonic Ip Corp America Dispositivo de transmisión y procedimiento de transmisión
WO2018048493A1 (en) * 2016-09-09 2018-03-15 Intel Corporation Symbol blocking and guard intervals for wireless networks
US10834755B2 (en) 2016-10-11 2020-11-10 Intel IP Corporation Physical layer short feedback
US10334533B2 (en) 2016-11-02 2019-06-25 At&T Intellectual Property I, L.P. Non-orthogonal design for channel state information reference signals for a 5G air interface or other next generation network interfaces
US10237032B2 (en) 2017-01-06 2019-03-19 At&T Intellectual Property I, L.P. Adaptive channel state information reference signal configurations for a 5G wireless communication network or other next generation network
US10320512B2 (en) 2017-01-08 2019-06-11 At&T Intellectual Property I, L.P. Interference cancelation for 5G or other next generation network
WO2018174981A1 (en) * 2017-03-23 2018-09-27 Intel IP Corporation Enhanced pilot tone sequences for wireless transmissions
BR112019007215A2 (pt) * 2017-03-28 2020-02-04 Lg Electronics Inc método para transmitir e receber sinal em sistema lan sem fio e aparelho para o mesmo
US10771209B2 (en) 2017-03-29 2020-09-08 Lg Electronics Inc. Method for transmitting and receiving signal in wireless LAN system and apparatus therefor
CN115426021A (zh) * 2017-04-17 2022-12-02 马维尔亚洲私人有限公司 用于无线通信网络的操作模式通知
US10938498B2 (en) * 2017-06-25 2021-03-02 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of transmitting a PPDU
EP3652874A1 (en) * 2017-07-11 2020-05-20 Sony Corporation Multiple stream space-time block coding
US10791516B1 (en) 2017-10-13 2020-09-29 Nxp Usa, Inc. Methods and apparatus for allocating physical resources of a wireless network to client devices
US10805051B2 (en) 2017-10-24 2020-10-13 Marvell Asia Pte, Ltd. WiFi channel aggregation
WO2019112726A1 (en) 2017-12-08 2019-06-13 Marvell World Trade Ltd. Wifi operation with channel aggregation
CN114745802A (zh) * 2017-12-29 2022-07-12 华为技术有限公司 无线局域网中多信道混合传输方法和装置
US10856311B2 (en) 2018-03-06 2020-12-01 Qualcomm Incorporated Systems and methods of communicating via sub-bands in wireless communication networks
US11265927B1 (en) 2018-04-26 2022-03-01 Nxp Usa, Inc. Media access control for multi-band communication in WLAN
US10939476B1 (en) 2018-05-08 2021-03-02 Marvell Asia Pte., Ltd. WiFi backoff timer
CN113170442A (zh) 2018-05-08 2021-07-23 马维尔亚洲私人有限公司 Wlan中的打孔操作信道
CN108712784B (zh) * 2018-05-11 2020-07-24 成都六零加信息技术有限公司 一种通信方法及装置
CN110768924A (zh) 2018-07-27 2020-02-07 华为技术有限公司 设计短训练序列的方法和装置
WO2020028415A1 (en) 2018-07-30 2020-02-06 Marvell World Trade Ltd. Media access control for punctured/aggregated communication channels in wlan
JP2020022118A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 受信装置、通信システム、および、受信装置の制御方法
US11296840B1 (en) 2018-10-31 2022-04-05 Marvell Asia Pte Ltd Media access control for frequency division full duplex in WLAN
CN113906698A (zh) 2019-01-11 2022-01-07 马维尔亚洲私人有限公司 Wifi多频带通信
WO2020191411A1 (en) 2019-03-21 2020-09-24 Marvell Asia Pte, Ltd. Coordinated multi-user transmissions with multiple access points
WO2020210546A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-15 Marvell Asia Pte, Ltd. Generation and transmission of physical layer data units in a composite communication channel in a vehicular communication network
JP7315293B2 (ja) 2019-04-11 2023-07-26 マーベル アジア ピーティーイー、リミテッド 複数の周波数セグメントにおける同時伝送
US11363657B1 (en) 2019-05-16 2022-06-14 Marvell Asia Pte Ltd WiFi network operation with channel aggregation
WO2020243117A1 (en) 2019-05-24 2020-12-03 Marvell Asia Pte, Ltd. Power save and group-addressed frames in wlan using multiple communication links
US11212705B2 (en) 2019-05-28 2021-12-28 Nxp Usa, Inc. Extra high throughput preamble
US11818799B1 (en) 2019-05-30 2023-11-14 Marvell Asia Pte Ltd Data unit aggregation in a wireless network with multiple channel segments
US11611462B2 (en) 2019-06-19 2023-03-21 Marvell Asia Pte Ltd Padding and backoff operations when transmitting via multiple frequency segments in a WLAN
CN112217776B (zh) * 2019-07-12 2023-08-22 华为技术有限公司 数据发送和接收方法及装置
US11323217B2 (en) 2019-08-29 2022-05-03 Cisco Technology, Inc. Multi-band width tone plan for OFDMA in a wireless network
US11239940B2 (en) * 2019-10-01 2022-02-01 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Joint encoding schemes with interleaver and tone mapper for multi-RU operation
CN113078987A (zh) 2020-01-03 2021-07-06 华为技术有限公司 传输物理层协议数据单元的方法和装置
US11115149B2 (en) 2020-01-10 2021-09-07 Huawei Technologies Co., Ltd. Modulation and coding for multiple resource units in wireless network
US20220217027A9 (en) * 2020-02-22 2022-07-07 Nxp Usa, Inc. Wireless communication device
US11968068B2 (en) * 2020-05-28 2024-04-23 Qualcomm Incorporated Peak reduction tone allocation techniques
US11516057B1 (en) * 2021-09-30 2022-11-29 Silicon Laboratories Inc. Generating a preamble portion of an orthogonal frequency division multiplexing transmission having frequency disruption

Family Cites Families (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7756002B2 (en) * 2003-01-30 2010-07-13 Texas Instruments Incorporated Time-frequency interleaved orthogonal frequency division multiplexing ultra wide band physical layer
PL1751890T3 (pl) 2004-05-27 2017-08-31 Qualcomm Incorporated ZMODYFIKOWANA STRUKTURA PREAMBUŁY DLA ROZSZERZEŃ IEEE 802.11a DLA UMOŻLIWIENIA WSPÓŁISTNIENIA I WSPÓŁDZIAŁANIA MIĘDZY URZĄDZENIAMI 802.11a A URZĄDZENIAMI O SZYBSZEJ TRANSMISJI DANYCH, MIMO LUB INACZEJ ROZSZERZONYMI
US8619907B2 (en) 2004-06-10 2013-12-31 Agere Systems, LLC Method and apparatus for preamble training in a multiple antenna communication system
US7742390B2 (en) 2005-08-23 2010-06-22 Agere Systems Inc. Method and apparatus for improved long preamble formats in a multiple antenna communication system
EP1895703A1 (en) 2006-07-05 2008-03-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Bandwidth asymmetric communication system based on OFDM and TDMA
US8073486B2 (en) 2006-09-27 2011-12-06 Apple Inc. Methods for opportunistic multi-user beamforming in collaborative MIMO-SDMA
EP2078402B1 (en) * 2006-11-01 2012-01-04 QUALCOMM Incorporated Joint use of multi-carrier and single-carrier multiplexing schemes for wireless communication
JP4413934B2 (ja) 2007-02-08 2010-02-10 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信方法
US8363578B1 (en) 2007-04-23 2013-01-29 Marvell International Ltd. Bandwidth selection method and apparatus
US7974225B2 (en) * 2007-05-30 2011-07-05 Intel Corporation Providing extended range modes as part of the 802.11n standard
JP5350380B2 (ja) 2007-07-18 2013-11-27 マーベル ワールド トレード リミテッド 複数のクライアント局に対する独立したデータを同時ダウンリンク伝送するアクセスポイント
EP2183862B1 (en) 2007-07-18 2018-04-18 Marvell World Trade Ltd. Wireless network with simultaneous uplink transmission of independent data from multiple client stations
EP2215756A2 (en) * 2007-11-09 2010-08-11 ZTE U.S.A., Inc. Flexible ofdm/ofdma frame structure for communication systems
US8155138B2 (en) 2008-08-19 2012-04-10 Qualcomm Incorporated Training sequences for very high throughput wireless communication
JP2010093704A (ja) 2008-10-10 2010-04-22 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピューター・プログラム
US9924512B1 (en) 2009-03-24 2018-03-20 Marvell International Ltd. OFDMA with block tone assignment for WLAN
EP3487087B1 (en) 2009-03-31 2022-03-23 Marvell Asia Pte, Ltd. System with sounding and steering protocols for wireless communications
AU2009230778A1 (en) 2009-03-31 2010-10-21 Utilx Corporation Synchronizer for a data acquisition system
EP2811717B1 (en) * 2009-04-13 2016-08-03 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for wlan
US8599803B1 (en) 2009-05-01 2013-12-03 Marvell International Ltd. Open loop multiple access for WLAN
US9197298B2 (en) 2009-06-05 2015-11-24 Broadcom Corporation Group identification and definition within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
US8526351B2 (en) 2009-06-05 2013-09-03 Broadcom Corporation Channel characterization and training within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
KR101657255B1 (ko) * 2009-07-29 2016-09-13 마벨 월드 트레이드 리미티드 Wlan 송신용 방법들 및 장치
EP2465227B1 (en) 2009-08-12 2017-07-26 Marvell World Trade Ltd. Sdma multi-device wireless communications
US8660497B1 (en) 2009-08-18 2014-02-25 Marvell International Ltd. Beamsteering in a spatial division multiple access (SDMA) system
EP2290893A1 (en) * 2009-08-24 2011-03-02 Nxp B.V. Frequency Synchronization in OFDM Receiver using sliding Fourier Transform
EP2491663B1 (en) 2009-10-23 2015-07-29 Marvell World Trade Ltd. Training sequence indication for WLAN
US8472383B1 (en) 2009-11-24 2013-06-25 Marvell International Ltd. Group management in multiuser communications
CN102696195B (zh) 2009-12-02 2016-01-20 马维尔国际贸易有限公司 用于对多个站进行探测的方法和装置
US8886755B1 (en) 2009-12-09 2014-11-11 Marvell International Ltd. Method and apparatus for facilitating simultaneous transmission from multiple stations
US8923118B1 (en) 2010-02-24 2014-12-30 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for clear channel assessment
KR101898896B1 (ko) 2010-06-11 2018-09-14 마벨 월드 트레이드 리미티드 채널 대역폭 결정 방법 및 장치
US8718169B2 (en) * 2010-06-15 2014-05-06 Qualcomm Incorporated Using a field format on a communication device
WO2011159800A1 (en) 2010-06-16 2011-12-22 Marvell World Trade Ltd. Alternate feedback types for downlink multiple user mimo configurations
US20130107912A1 (en) * 2010-07-09 2013-05-02 Vishakan Ponnampalam WLAN Device and Method Thereof
EP2603984B1 (en) 2010-08-10 2019-07-17 Marvell World Trade Ltd. Channel description feedback in a communication system
CN106059714B (zh) * 2010-10-04 2020-04-10 马维尔国际贸易有限公司 用于波束赋形通信的方法、装置及系统
WO2012047643A2 (en) 2010-10-04 2012-04-12 Marvell World Trade Ltd. Determining a communication channel from a plurality of possible channel bandwidths
EP2628285B1 (en) * 2010-10-13 2018-03-07 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus for generating an ofdm symbol
US8885740B2 (en) * 2011-02-04 2014-11-11 Marvell World Trade Ltd. Control mode PHY for WLAN
US8971350B1 (en) 2011-04-20 2015-03-03 Marvell International Ltd. Accessing channels in a multi-channel communication system
WO2013123395A1 (en) * 2012-02-15 2013-08-22 Marvell Word Trade Ltd. Low bandwidth phy transmission in a wider bandwidth
WO2013130793A1 (en) 2012-03-01 2013-09-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Multi-user parallel channel access in wlan systems
CN104247316B (zh) 2012-04-03 2018-10-02 马维尔国际贸易有限公司 用于wlan的物理层帧格式
KR20170001730A (ko) * 2012-04-30 2017-01-04 인터디지탈 패튼 홀딩스, 인크 협력형 직교 블록 기반 자원 할당(cobra) 동작을 지원하는 방법 및 장치
WO2014182065A1 (ko) * 2013-05-07 2014-11-13 엘지전자 주식회사 데이터 유닛을 전송하는 방법 및 장치
US9674825B2 (en) 2013-07-17 2017-06-06 Qualcomm Incorporated LTE channel access over unlicensed bands
US9648620B2 (en) 2013-08-28 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Tone allocation for multiple access wireless networks
US20150063190A1 (en) 2013-08-28 2015-03-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for multiple user uplink
JP6464493B2 (ja) 2013-10-25 2019-02-06 マーベル ワールド トレード リミテッド WiFi用の距離延長モード
WO2015070230A1 (en) 2013-11-11 2015-05-14 Marvell World Trade Ltd. Medium access control for multi-channel ofdm in a wireless local area network
WO2015081288A1 (en) 2013-11-27 2015-06-04 Marvell Semiconductor, Inc. Medium access protection and bandwidth negotiation in a wireless local area network
US9473341B2 (en) 2013-11-27 2016-10-18 Marvell World Trade Ltd. Sounding and tone block allocation for orthogonal frequency multiple access (OFDMA) in wireless local area networks
WO2015081187A1 (en) 2013-11-27 2015-06-04 Marvell Semiconductor, Inc. Uplink multi-user multiple input multiple output beamforming
EP3075120A1 (en) 2013-11-27 2016-10-05 Marvell World Trade Ltd. Orthogonal frequency division multiple access for wireless local area network

Also Published As

Publication number Publication date
US20180310312A1 (en) 2018-10-25
CN112217624A (zh) 2021-01-12
US10009894B2 (en) 2018-06-26
US20160088628A1 (en) 2016-03-24
US10986639B2 (en) 2021-04-20
JP2016540437A (ja) 2016-12-22
CN105981341A (zh) 2016-09-28
US20200029333A1 (en) 2020-01-23
KR102432307B1 (ko) 2022-08-12
US20180270826A1 (en) 2018-09-20
KR20160086950A (ko) 2016-07-20
CN105981341B (zh) 2020-11-13
US10433309B2 (en) 2019-10-01
US9717086B2 (en) 2017-07-25
US10349413B2 (en) 2019-07-09
WO2015081132A1 (en) 2015-06-04
US20150146653A1 (en) 2015-05-28
US9980268B2 (en) 2018-05-22
EP3075120A1 (en) 2016-10-05
US20170325233A1 (en) 2017-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6508838B2 (ja) 無線ローカルエリアネットワークのための直交周波数分割多元接続
US10454648B2 (en) Short training field for WiFi
JP7095032B2 (ja) Mimoシステムにおけるデータを送受信する方法及び装置
JP6624754B2 (ja) 通信チャネルを介した送信のためのデータユニットを生成する方法および装置
US11039440B1 (en) OFDMA with block tone assignment for WLAN
US10243641B2 (en) Frame transmitting method and frame receiving method
WO2018218220A1 (en) Doppler mode in a wireless network
EP3391578A1 (en) Triggered uplink transmissions in wireless local area networks
WO2016033386A1 (en) Frame transmitting method and frame receiving method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6508838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250