JP6506938B2 - エアゾール生成方法およびエアゾール生成システム - Google Patents

エアゾール生成方法およびエアゾール生成システム Download PDF

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Description

多くの製造および産業用途は、燃焼用途に使用される燃料/空気混合、スプレー塗料用の霧化空気塗料混合物、医薬品塗膜用途、接着剤用途などの微細な蒸気ミストやエアゾールを生成するために流体霧化から利益を得る。成分溶液がエアゾール化されれば、任意に形付けられた表面を実質的に塗膜するための加工が容易となる。或いは、医薬品産業において、エアゾールは、「スプレー乾燥」と呼ばれる加工において汎用され、医薬品有効成分を生成する上流成分溶液として作用する微粉末を生成する。
全ての知られている用途において、成分溶液からエアゾールを生成することは困難である。成分溶液がニュートン流体のように作用するとき、蒸気またはエアゾールの生成は、多数の従来の方法によって達成されてきた。1つの従来の方法は高速のエアフローを使用して空気や液体を流れに乗せて運ぶ。典型的な噴霧器またはエアゾールは、高いレイノルズ数やウェーバー数による空気や成分溶液の同軸流れを含む。即ち、慣性力が流体の中の粘性力と表面張力を支配する。このような流れは一般に不安定であり、ケルビン・ヘルムホルツやプラトゥ・レイリー不安定性による流体分裂につながる。多数の例において、流れは、乱流であり無秩序であり、高い張力および張力速度において流体の塊が剥離され延伸されることにて、大量の空気が流れに乗って運ばれ、結果的に、空気中に浮遊する微細な霧状の液滴が生じる。
高速の同軸流れは、成分溶液がニュートン特性を有し、ニュートン流体のように作用するときは、有効である。しかしながら、多くの成分溶液は様々な高分子の相互作用する固体成分を含み、剪断薄肉と粘弾性を含む非ニュートン特性を呈する。高速の同軸流れや電子スプレーなどの従来の噴霧方法は非ニュートン特性を有する成分溶液には有効ではない。例えば、成分溶液が粘弾性であり強く延伸する厚肉である場合、その伸長粘度は、流体が延伸したとき、張力方向において、数等級、即ち、一部の高分子ポリマー成分溶液に対しては10より大なる等級で高くなるという問題があった。
噴射中、非ニュートン特性を有する成分溶液の伸長厚肉が粘性抗力により慣性力や表面張力を圧倒させることにて、システムは、分裂前に、大きな張力を保持し、小液滴の形成を防止することができる。この噴射によって、まったく分裂せず、空気中に懸濁する細く長い粘性質のフィラメント、薄膜、およびテンドリルの形成をもたらす。本質的に、液体は、延伸はしても分裂して液滴化せずに、ミストや蒸気を形成することができる。
エアゾールを生成するための同軸流れシステムに生じる基本的な問題は、張力方向が並進方向と一致しているという点にある。フィラメントは徐々に液滴となって分裂してミストを形成するが、大きな張力を達成するためには、噴射から形成されるフィラメントは必然的に長い距離にわたって移動する必要があった。このフィラメントの移動に伴って、フィラメントは推進力を失い、大きな液滴を再形成するために推進力から跳ね返る。或いは、その軌道にわたってフィラメントを連続的に推進しようとすれば、フィラメントを分裂して液滴を形成するために異常なほど長い噴射時間が必要とされる。
したがって、当技術においてニュートン特性と非ニュートン特性のいずれかまたは両方を示す流体からエアゾールを生成するための方法およびシステムを提供することが有利である。
本発明の態様による、2つのローラ間に画定されたニップを介して引き込まれる流体および延伸する流体フィラメントを示す漸進図である。 ピストン対であって、該ピストン対の間で流体が延伸し分裂する実施例を示す図である。 本発明の態様による、逆回転ローラ対と、ニップの下流側に形成されたフィラメントと、を示す図である。 流体リザーバを有する例示的な逆回転ローラ対を示す断面図である。 エアゾールを生成する逆回転ローラ対を有するエアゾール生成装置の実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の2つの実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の2つの実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の更なる実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の更なる実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の更なる実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の更なる実施例を示す図である。 逆回転ローラ対のための流体塗膜法の更なる実施例を示す図である。 逆回転ローラ対の上流にエアフローを生成するためのファンを含むエアゾール生成システムの実施例を示す図である。 逆回転ローラ対の下流に配置された隔壁を追加した図8に示したエアゾール生成システムを示す図である。 逆回転ローラ対と隔壁の下流に配置されたスプレー収集器と真空を追加した図9に示したエアゾール生成システムを示す図である。 逆回転ローラ対および隔壁の上流に配置されたエアフローと、スプレー収集器と、逆回転ローラ対の下流に配置された真空と、を含むエアゾール生成システムの実施例を示す図である。 逆回転ローラ対の下に配置されたファンと、逆回転ローラの上に配置された隔壁と、スプレー収集器と、逆回転ローラ対の下流に配置された真空と、を含むエアゾール生成システムの別の実施例を示す図である。 ローラ間に画定されたニップに沿った逆回転ローラに平行に移動する空気流を含むエアゾール生成システムのまた別の実施例を示す図である。 ローラ表面上の様々な開口を示す逆回転ローラを例示した図である。 逆回転ローラの1つまたは両方に対するテクスチャを例示した図である。 逆回転ローラの1つまたは両方に対するテクスチャを例示した図である。 逆回転ローラの1つまたは両方に対するテクスチャを例示した図である。 異なるテクスチャ付き表面の2つの領域を有する逆回転ローラの1つを示す図である。 変化する距離で互いに離間配置されたリブがローラの周囲を延伸する逆回転ローラに対するテクスチャ付き表面のまた別の実施例を示す図である。 複数のブリストルがローラの表面から離間されて延伸しているまた別のタイプのテクスチャ付きローラ表面を示す図である。 異なる領域でその表面に施された2つの表面処理を有するローラの実施例を示す図である。
流体フィラメントが延伸し液滴に分列されてエアゾール、ミスト、および他の蒸気を生成するエアゾールを生成するためのシステムおよび方法が開示されている。「エアゾール、ミスト、および蒸気」は、空気中に浮遊している流体フィラメントの一以上の液滴を説明するために使用される置き換え可能な用語である。多くの場合、これらの流体はニュートン特性または非ニュートン特性のいずれかを有している液体である。一般に、非ニュートン特性を有する流体は、強力な伸長厚肉となり、その伸長粘性によって張力付与時の張力方向へ数等級、かなり大きくなる。非ニュートン流体の伸長厚肉は粘性抗力により流体の慣性力や表面張力を圧倒させることにて、システムが分裂前に大きな張力を維持し小滴や液滴の形成を防止することができる。
適度に長い張力経路に沿って十分に引っ張られ、延伸した場合、ニュートン特性および非ニュートン特性を有する流体を含む全ての流体は、漸進的に小滴に分裂し、ミストやエアゾールを形成する。全ての流体は、流体フィラメントがいくつかの液滴に分裂しミストやエアゾールを形成するまで、連続的に延伸して流体フィラメント(延伸流体)を形成することができる。
流体フィラメントを引っ張り延伸させる工程は、第1ラウンドの液滴の形成後に残った過剰流体によってまたは新しい流体によって反復することができる。更に、複数の流体フィラメントが、第1の流体フィラメントの延伸および張力付与工程と並行して延伸されることによって、形成される液滴の容積を大きくすることができる。第1の流体フィラメントの延伸から任意の更なる過剰流体フィラメントの延伸までの間隔の時間量は、調整または制御可能な時間周期で定義することができる。流体フィラメントの多数の延伸から分裂までの時間周期は可変でも一定でもよい。
図1は、逆回転ローラ対100、102によって延伸された流体の進行を示している。ニップ104は、ローラ100、102が逆回転する際に流体が引き込まれる2つのローラ100と102の間の空間として画定される。流体は、ニップ104の上流側106に溜まり、ニップ104を介して引き込まれる。ニップ104の下流側108では、流体は、2つのローラ100、102の表面同士の間で延伸し、流体フィラメント110を形成する。2つのローラ100、102が逆回転する間、流体フィラメント110が付着するローラ100、102の表面はそのまま変わらないが、これらの表面間の空間は大きくなる。ローラ100、102の各表面が互いから離間して回転するにつれて、流体フィラメント112はより長くより細く成長する。流体フィラメント112が、不安定になった液体ブリッジのポイント、即ち、これは流体フィラメント112には毛管分裂ポイントでもあるが、このポイントに達すると、流体フィラメント112は、いくつかの液滴114に分裂し、余剰流体116を各ローラ表面裏側に残す。余剰流体116はそのそれぞれのローラの表面に引き戻され、溜まった流体の一部となり、次のローラの回転時にニップを介して引き込まれる。この工程が反復されて連続的なミストを提供することができる。
図2は、流体204の進行を示しており、流体204は、ピストン対200、202の間で延伸されて、最終的には複数の液滴206に分裂する流体フィラメント206を形成する。流体204はピストン200、202の間に配置される。ピストン200、202は互いから引き離され、連続的な張力を加えることによって、流体204がピストン200、202の間で延伸され、流体フィラメント206を形成する。流体フィラメント206がより長く細く成長するにつれて、流体フィラメント206はやがては多数の液滴208に分裂されるその毛管分裂ポイントに到達し、余剰流体210を各ピストン200、202の表面裏側に残す。図2はまた、流体フィラメント206の前駆体であり、液滴208が形成される際の毛管分裂ポイントに到達するビーズ・オン・ア・ストリング構造212を示している。余剰流体210は、ピストン200、202に溜まり、ピストン200、202は一緒に戻され、流体が再び延伸され、これによって工程を反復し更なるミスト液滴が形成される。
図3は、逆回転ローラ対302、304の実施例を示している。ローラ302、304は、ローラ同士間の領域であるニップ306を画定する。いくつかの実施例において、ニップは物理的に互いから離間配置されたローラ同士の間の空間によって画定される。他の実施例において、ニップ306は、物理的に互いが接触するローラ同士間で画定される。更に他の実施例では、ローラは、ローラ同士がニップにおいて互いに接触した際に圧縮する可撓性の表面材料を有している。
ニップ306は上流側310と下流側312とを有している。ローラを塗膜する流体はニップ306の上流側310に溜まる。流体はニップ306を介して下流側312へ引き込まれ延伸されて流体フィラメント308を形成する。流体フィラメント308は下流側で印加される連続的に大きくなる張力を受けることにて、張力が大きくなるにつれて、流体フィラメント308がより長く細く成長し、ローラ302、304の表面同士が更に大きく離間される。図3に示した実施例において、流体フィラメント308に印加された張力は、ローラ302、304の逆回転によって大きくなる。即ち、流体はローラ表面上の同じ場所に付着したままであり、ローラが逆回転し、これによって、回転が発生すると、ローラ表面同士の間により大きな距離が生じ、これによって、分裂するまで流体フィラメントを延伸させる。
図4は、逆回転ローラ対402、404を有するエアゾール生成システム400をより詳細に示す図である。図3と同様に、図4の逆回転ローラ対402、404は、その間にニップ406を画定し、互いに対して逆回転する。ローラ402、404は共に各々、流体412、414によって塗膜される。流体412、414は、各ローラ402、404の全周囲にわたって延伸する。ローラ402、404の一方または両方の流体412、414の一部は部分的に乾燥し、液体が塗膜されないローラ表面の領域を残す。或いは、他の実施例において、流体は、いくつかの部分乾燥領域を受けるローラ対の1つだけを塗膜することができる。
図4において、下部ローラ404の一部は下部ローラ404を塗膜する流体410を含む塗膜パン408内に浸かる。下部ローラ404は、負のギャップが下部ローラ404と上部ローラ402の間で実施されることを可能にするゴム層416も有している。2つのローラ402、404の間の負のギャップは流体をローラ402と404の間で可逆的に圧縮させる。ゴム層416はまた、流体410がローラ404の表面に付着するように付勢する。この実施例において、ゴム層416はゴムであるが、他の実施例では、ローラに流体を付着させることを助ける任意の他の適切な材料であってよい。
逆回転ローラ対402、404の間にはニップ406が配設されている。この実施例において、ニップは調整された流体厚さになるように2つのローラ402、404間で流体層412、414を押し絞る。いくつかの実施例において、調整された流体厚さは調節可能であり、他の実施例では固定することができる。流体厚さの調整は、ミストの液滴418がニップ406の下流側に形成される際の容積およびその方法を調整する。図1に関して上述したように、流体は、ニップ406を通過する前にニップ406の上流側に溜められる。図4に示した実施例の流体の溜まりは、2つのローラ402、404からの流体の結合であってもよい。
図5は、流体を延伸する張力要素として逆回転ローラ対502、504を有するエアゾール生成システム500の実施例を示す図である。図5に示したモータ506などの駆動要素は、図5の矢印508、510に示したように、互いに対して逆回転するように、逆回転ローラ対502、504を駆動する。液体が入ったリザーバなどの流体源511はローラ502、504の一方または両方を流体で塗膜する。流体の膜はローラ502、504の一方または両方の表面に形成される。計量ブレード512や他の膜厚調整機構は、ローラ502、504上の膜厚を調整するためにフィラメント生成システム500に含まれてよい。計量ブレード512は、図5に示したように、ローラ502、504の一方または両方に接触するか、または、略接触することにて、ローラ502、504上の流体の膜厚を調整する。
上述したように、ローラが互いに対して逆回転するとき、ローラの一方または両方を塗膜している流体は、ローラ同士の間に画定されたニップへ引き込まれる。流体フィラメントはニップの下流側で延伸し液滴に分裂してニップの下流側にミストを形成する。液滴に分裂される流体フィラメントは、ローラ自体から離れた方向に流れる。回収要素は、流体被膜がローラのニップを介して引き込まれることによって形成されるミストを収集するように配置することができる。ミストは流体フィラメント分裂によって形成される液滴の集合である。
図6Aおよび6Bは、流体を延伸する逆回転ローラ対を有するエアゾール生成システムのための2つの異なるタイプの流体塗膜法を示している。図6Aは、流体を逆回転ローラ対の上部ローラ604に接触させるように方向づけられた流体供給部602を含む。流体供給部602は、この実施例において、流体を上部ローラ604に接触させ、その近傍で、計量ブレード606が上部ローラ604に接触する。計量ブレード606は上部ローラ604の表面に付着する流体の膜厚を調整する。流体は上部ローラ604が反時計回りの動きで回転するにつれて上部ローラ604の表面の円周周りに流体の膜を形成し、本実施例では、計量ブレード606が上部ローラ604の表面にどれだけ接近配置されているか、または、他の実施例では、ローラの一方または両方にどれだけ接近して配置されているか、に基づいて、最大の流体膜厚を設定する。
ローラ604、610の逆回転によって上部ローラ604と下部ローラ610の間に形成されたニップ608を介して流体が引き込まれる。下部ローラ610は、時計周りの動きで回転し、これによってニップ608の上流端を介して流体膜が引き込まれる。ニップ608の下流側のエアフロー経路612、614は、各ローラの回転方向に平行な経路を有しており、例えば、上部の反時計回りの回転ローラ604に対して、エアフロー経路612は上部ローラ604の反時計回りの回転に平行であり、下部の時計回りの回転ローラ610に対して、エアフロー経路614は下部ローラ610の時計回りの回転に平行である。
図6Bは、流体源は流体が入ったパンまたはリザーバ616である図6Aに示した同じ逆回転ローラ対604、610に対する別のローラ塗膜法を示している。下部ローラ610の一部は、パン614内に浸かり、下部ローラが回転すると、パン614内の流体の中を移動するように配置され、これによって、流体を付勢して、流体をローラ610の表面へ付着させる。計量ブレード618は、下部ローラ610に接触するかまたは略接触しており、流体が通過する際の最大膜厚を画定することによって下部ローラ610の表面に付着する流体の膜厚を調整するように、配置されている。エアフロー経路612、614は、図6Aおよび6Bに示した塗膜法の両方の逆回転ローラに対するものと同じかまたは同様である。
図6Aおよび6Bの実施例に示したニップ608は、ローラ604、610が隣り合って配置されるが互いに直接接触しないように2つのローラ604、610同士の間に間隙またはスペースを含んでいる。ニップ608によって形成された狭小ギャップは、流体フィラメントをニップ608の下流端に延伸させ、次に、液滴に分裂させることにて、ミストやエアゾールを形成する。
図7A〜7Eは逆回転ローラ対を有する張力要素のローラへ流体を塗布するための他の塗膜法を示している。これらの実施例において、明確化のために単一のローラ700が示されているが、このローラは逆回転ローラ対の一部である。図7Aは、ローラ700へスロットビード塗膜を塗布している流体源702を示している。流体源702は、ローラ700の上流側表面およびその高さに沿ったほぼ中間部へ流体を塗布するように配置されている。この実施例において、流体源702はローラ700の表面に接触しているかまたは略接触している。流体704はローラ700の周囲を塗膜する。
図7Bは、ローラ700へ多層スロットビード塗膜を塗布する第1の流体708と第2の流体710を有する流体源706を示している。図7Aにおいて説明した単層スロットビード塗膜法と同様に、流体源706は、ローラ700の上流側表面およびローラ700の高さに沿ったほぼ中間部へ流体を塗布するように配置され、ローラ700の表面に接触しているかまたは略接触している。しかしながら、この実施例において、流体源706は、互いに重畳されるとともに多層流体712としてローラ700の表面に塗布される、第1の流体708および第2の流体710を含む。多層流体712はローラ700の周囲を塗膜する。
図7Cは、流体源714がローラ700の上方およびその幅に沿った略中間部に配置されるスロットカーテン塗膜法を示している。流体源714もまた、ローラ700から間隔をとって配設され、ローラ700に流体を塗布する際にローラ700の表面に物理的に接触しないことにより、流体がローラ700に接触する前に流体を空気の中をある距離だけ移動させる。流体経路716は、図7Aおよび7Bにおいて上述した他の代替塗膜法と同様にローラの周囲に延伸する。
図7Dは、流体源718がローラ700の表面に付着する多層流体726を共に生成する第1の流体720、第2の流体722、および第3の流体724を含む摺動ビード塗膜法を示している。流体源718は、第1の流体720、第2の流体722、および第3の流体724の各々が送出されるとき、互いに衝突して多層流体726を形成するようにローラ700の側面にある角度で傾斜配置されている。この実施例において流体源718はローラ700に接触しているかまたは略接触している状態で流体726を送出するように配置されている。上述した他の実施例と同様に、流体726の流体経路はローラ700の周囲に伸長している。
図7Eは、流体源728がローラ700の表面に付着する流体多層736を共に生成する第1の流体730、第2の流体732、および第3の流体734を含む摺動カーテン塗膜法を示している。流体源728は第1の流体730、第2の流体732、および第3の流体734の各々が送出されるとき、互いにぶつかって多層流体736を形成するように、ローラ700の側面に配置され、ローラ700に対してある角度で傾斜している。流体源728は、ローラ700の表面から間隔をとって配設されており、ローラ700へ流体736を塗布する際にローラ700の表面と物理的に接触しないことによって、ローラ700と接触する前に空気の中をある距離だけ流体736を移動させる。流体経路は、流体736とローラ700の間の接触点に垂直な方向へ伸長しローラ700の周囲を塗膜する。
任意の適切な塗膜法は流体をローラの表面に塗布するように使用することができ上述の塗膜法は決して本開示を限定するように設計されていない。例えば、流体は、ローラに対して任意の適切な角度でおよび任意の適切な場所で塗布することができる。流体は、一方または両方のローラへ滴下することもできるし、ローラの表面へ直接塗布することもできる。流体はニップの上流側または下流側を塗布することができるが、上記の実施例において、ローラは円形であり、ニップの下流側での流体の任意の塗布はローラの下流側を塗膜し、ローラの回転によって流体はニップ上流側のニップに流れ込む。
図8〜12はエアゾール回収システムのための構成の実施例であり、各々がエアゾールの液滴を形成したり、エアゾールのミストを方向づけたりする際の補助機能を有している。図8〜12の各々には、逆回転ローラ対800、802、流体源804、および計量ブレード806が含まれている。別の実施例において、ニップへまたはニップの近傍へ電界を印加して流体フィラメントからの液滴の形成を付勢する。
図8において、エアゾール生成システムはまた、それぞれの空気流路810を有する3つのファン808を含み、これらのファンは、流体フィラメントを付勢して流体フィラメントを延伸させローラ同士の間のニップの下流側で液滴に分裂させ、および、形成されたミストまたはエアゾールを付勢してエアフロー810の方向へ移動させる。或いは、これらのファンは、流体フィラメントを付勢して延伸させ液滴に分裂させることが可能な任意の適切な圧縮空気源や任意の圧力源に置き換えることができる。
図9は、ニップの下流側に配置されかつローラ800、802に対して傾斜した2つのバッフル812を追加した図8に示したエアゾール生成システムを示している。バッフル812は当該2つのバッフル812同士の間に形成された開口816を介して移動する経路814内へ形成されたエアゾールを案内する。図10は、エアゾール収集器818および真空820を追加した図9に示したエアゾール生成システムである。エアゾール収集器818は、エアゾールの液滴を任意の適切なタイプの容器に集める要素である。真空820は、エアゾールの液滴をエアゾール収集器818内へ移動させるように付勢することを補助し、或いは、エアゾールを所望方向または所望経路に沿って案内するように印加される。図11は、ファンを取り除いたこと以外は、図10に示したエアゾール生成システムと同じである。
図12は、逆回転ローラ対800、802、流体源804、および計量ブレード806を有するまた別のエアゾール生成システムである。図12に示した実施例において、ファン822は、ローラ対800、802の下流側およびその下に配置され、エアフロー経路824を、エアゾールがローラ800、802から離間して方向づけられる方向に対して垂直になるように、配置させる。エアフロー経路824は、エアゾールをバッフル826に向かって方向づけ、次に、エアゾールをエアゾール収集器828内へ方向づける。1つの構成において、真空830はエアゾール収集器828に印加され、エアゾールを付勢してエアゾール収集器828内へ移動させる。他の構成において、空気流はローラの一方または両方を介して流れ、ローラの一方または両方またはその一部を介して放射状に吐出される。
図13は、逆回転ローラ対1300、1302を含むまた別のエアゾール生成システムを示している。下部ローラ1302はリザーバ1304内に部分的に浸され、リザーバ内の液の中を回転するように配置されている。空気流1308は、ニップの下流側で、流体分裂1306によって形成された液滴へ向かって、ローラ1300、1302の長さに略平行に流れる。
図14は、その表面に複数の開口1402が形成されたローラ1400を示している。これらの穴は開口1402へ流体を引き込み、流体フィラメントが形成される方法を調整し(即ち、流体フィラメントの大きさが調整され、よって、ミスト液滴の大きさが調整される)、これにより、流体フィラメント分裂が発生し、これによって得られるミスト形成を調整する。開口1402は、流体のローラ1400の表面への付着を改良することもできる。また、開口1402は、中空ローラの内部へ伸長するローラの表面に形成される穴であってよいし、または、ローラ表面から内方へ伸長するキャビティなどのフロア付き開口であってもよい。開口1402は流体がローラ表面に付着する表面積を大きくする。流体が図14に示した開口1402に溜まる面積内で流体容積の面積が大きくなると、ローラが逆回転するときに延伸し得る流体の容積が大きくなり、これにより、毛管の分裂ポイントに達した流体フィラメントから形成される液滴の量も大きくなる。一方または両方のローラは図14に示した開口を含むことができる。開口1402は任意の適切な構成、形状および大きさであってよい。
図15A〜15Cは一方または両方のローラの表面に用いることができる様々なテクスチャを示している。テクスチャは、ローラの表面に一体的に形成され得るか、または、ローラの表面の上層として用いることができる。図15Aは、複数のディンプルを有するテクスチャ付きローラ表面を示している。図15Bおよび15Cは、パターン化された隆起要素を有するテクスチャ付きローラ表面を示している。ローラのテクスチャ付き表面は、流体が付着するローラの表面積を大きくし、流体とローラ表面との間を形付け、そうでなければ、両間の膜厚、形状、流れ、付着する角度などを変えることができる。
図16は、テクスチャ付き表面の第1の部分1602が第1のテクスチャを有し、テクスチャ付き表面の第2の部分1604が第1のテクスチャとは異なる第2のテクスチャを有しているテクスチャ付き表面の第2の部分1604を有するテクスチャ付き表面を有するローラ1600を示している。図17は、ローラの周囲に伸長し互いから様々な距離をとって離間配置されている複数のリブ1702を含むテクスチャ付き表面を有する更に別のローラ1700を示している。図18は、ローラ1800の表面から離れて伸長する多数のブリストル1802を有するまた別のローラ1800を例示的に示している。
図19は、流体がローラ1900に接触する角度を変えるために第1の表面処理法により処理される第1の領域1902と、第1の表面処理とは異なる方法で、流体がローラ1900と接触する角度を変えるために第2の表面処理法により処理される第2の領域1904と、を有するまた別のローラ1900を示している。他の実施例では、流体がローラに接触する角度を変えるために単一の表面処理だけがローラに適用される。
ローラに用いられるテクスチャおよび/または処理は噴霧化される流体の特徴に基づいて選択され、流体ごとにエアゾール生成工程をカスタマイズし、いろいろな理由から、流体を噴霧化するために最も効率のよい方法を提供することができる。一部の実施例において、ローラの一方または両方のテクスチャ付き表面は、ローラ表面に付着する流体塗膜の膜厚を変える。このようなテクスチャ付き表面は、対象となる領域の流体の濃度を変えることによって、流体フィラメントが液滴に分裂する際の効率を高めるように流体膜厚を変える補助を行うことができる。
ローラは、鋼または他の金属、プラスチック、ゴムなどの適切な材料から作ることができる。ローラまたはそのいかなる部分も、単一の材料、または、任意の数の複数の材料から作ることができる。例えば、ローラは、芯材料より軟質の材料からなる表面層で塗膜されるかまたはこれを含む芯材料から作ることができる。一部の実施例において、表面層材料は、流体を、ローラへ付着するように付勢したりまたは流体が異なる角度でまたは表面層材料がない場合に発生するのとは異なる方法でローラに付着させるように付勢したりする。
ローラに対する流体源の向きは、任意の所望の位置であってよい。上記の実施例のいくつかはミストやエアゾールを形成する液滴を特定の方向に方向づけるエアフロー源について説明している。エアフロー源は気体源でもよく、空気に限定されない。例えば、気体源は、流体フィラメントの分裂による液滴の形成を付勢または生じさせるために、気体をニップの一方の側、その上方、またはその下方に流れさせるように配置することができる。或いは、気体源は、気体がローラから放射状に吐出するように気体を一方または両方のローラを介して移動させるように配置することができる。
形成されたミストは様々な幾何学形状のエアゾールを形成するように方向づけられる。ミストをどのように方向づけるか次第で所望される幾何学形状を得ることができる。幾何学形状は、矩形、円錐、円錐形などの任意の形状であってよく、このような幾何学形状のサイズおよび輪郭はエアゾール化流体の容積や濃度を変えることによって調整することができる。

Claims (20)

  1. 毛管分裂ポイントを有する流体からミストを生成する方法であって、
    2つの分岐する表面の少なくとも1つに付着するように、少なくとも1つの表面に流体を塗布するステップと、
    前記2つの分岐する表面の間る張力経路に沿って前記流体を延伸するステップであって、前記延伸した流体が前記流体に張力を印加することによって流体フィラメントを形成するステップと、
    前記印加された張力が前記流体フィラメントの毛管分裂ポイントを越えたとき、前記流体フィラメントを複数の液滴に分裂させるステップと、
    前記複数の液滴を回収してミストを形成するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記流体の前記延伸は、ピストン対によって行われ、前記流体ピストンとピストンの間延伸される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記張力経路は、前記ピストン対のピストンとピストンの間に伸びる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記流体フィラメントから前記ミストが形成された後に残った余剰流体を前記ピストン対の少なくとも一方に溜めるステップであって、前記余剰流体が余剰流体毛管分裂ポイントを有しているステップと、
    前記張力を前記余剰流体フィラメントに印加することによって前記張力経路に沿って前記余剰流体を延伸して余剰流体フィラメントを形成するステップと、
    前記印加された張力が前記余剰流体フィラメントの前記余剰流体毛管分裂ポイントを越えたとき、前記余剰流体フィラメント複数の余剰流体液滴に分裂させるステップと
    更に含む請求項に記載の方法。
  5. 前記流体の前記延伸が逆回転ローラ対によって行われる請求項1に記載の方法。
  6. 前記逆回転ローラ対がローラとローラの間にニップを画定し、前記張力経路が前記ニップの下流側でロラ表とローラ表面の間る請求項に記載の方法。
  7. 前記流体フィラメントから前記ミストが形成された後に残った余剰流体を溜めるステップであって、前記余剰流体が余剰流体毛管分裂ポイントを有しているステップと、
    前記張力を前記余剰流体フィラメントに印加することによって前記張力経路に沿って前記余剰流体を延伸して余剰流体フィラメントを形成するステップと、
    前記印加された張力が前記余剰流体フィラメントの前記余剰流体毛管分裂ポイントを越えたとき、前記余剰流体フィラメント複数の余剰流体液滴に分裂させるステップと
    含む、請求項5又は請求項6に記載の方法。
  8. 前記流体フィラメントの延伸は、前記余剰流体フィラメントの延伸前に起こり、且つ時間周期で定義される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記時間周期は調整可能である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記流体が非ニュートン特性を含む請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記流体がニュートン特性を含む請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記流体の前記延伸を前記張力経路に沿って連続的に大きくするステップであって、前記流体フィラメントがその毛管分裂ポイントに到達するまで前記延伸が大きくなるにつれて、前記流体フィラメントがより長くより細くなるステップを更に含む、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記ミストを方向づけて幾何学形状によって画定されたエアゾールを形成するステップを更に含む請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記複数の液滴を回収するステップは、収集器に空気流をもたらすこと又は収集器に真空をもたらすことを含む、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 毛管分裂ポイントを有する流体からミストを生成する方法であって、
    連続的な張力を印加することによって2つの分岐する表面の間に伸びる張力経路に沿って流体を延伸するステップであって、前記連続的な張力は、互いに離間していく前記分岐する表面を有する移動体によって印加され、前記延伸した流体は流体フィラメントを形成するステップと、
    前記張力が前記流体フィラメントの毛管分裂ポイントを越えたとき、前記流体フィラメントを複数の液滴に分裂させるステップと、
    前記複数の液滴を回収して前記ミストを形成するステップと、
    を含む方法。
  16. 前記張力は、ピストンとピストンの間に前記流体が延伸されるピストン対によって前記流体に印加される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記張力経路は、前記ピストン対のピストンとピストンの間に伸びる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記張力は、逆回転ローラ対によって流体に印加される、請求項15に記載の方法。
  19. 前記逆回転ローラ対がローラとローラの間でニップを画定し、前記ニップは上流側と下流側とを有し:
    流体が前記ニップの前記上流側に溜められ、前記ニップに引き込まれ;
    前記張力経路は、前記ニップの下流側でローラ表面とローラ表面の間に伸びる、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数の液滴を回収するステップは、収集器に空気流をもたらすこと又は収集器に真空をもたらすことを含む、請求項15〜請求項19のいずれか1項に記載の方法。
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