JP6505816B1 - アンテナアレイの位相制御器及び位相制御方法、並びにそれを用いた通信装置 - Google Patents

アンテナアレイの位相制御器及び位相制御方法、並びにそれを用いた通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアンテナを持つアンテナアレイの位相制御器を有し又は位相制御方法を実行する通信装置を提供する。
【解決手段】アンテナアレイの位相制御器が、アンテナアレイの方向インデックスを判定し、かつ合同モジュロの式に基づいて方向インデックスに応じて位相インデックスを算出する、判定回路と、位相インデックスに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の間でL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択し、LとKは1より大きな整数であり、LがKよりも大きくない、スイッチングボックスと、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を受信してアンテナアレイのL個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成するL個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザとを備え、第2の周波数信号が、第1周波数信号の第1周波数よりも大きい、周波数合成モジュールとを含む。
【選択図】図3

Description

本開示は、複数のアンテナを持つアンテナアレイの位相制御器を有する又は位相制御方法を実行する通信装置に関する、またより詳細には、合同モジュロの式(congruenece modulo equation)に基づいた多位相コヒーレント位相同期ループ(PLL)周波数シンセサイザを用いてアンテナアレイの位相制御器を有する又は位相制御方法を実行する通信装置に関する。
複数のアンテナを持つアンテナアレイは、トランシーバ、発信機又は受信機などの通信機器に広く使われており、アンテナアレイの位相は放射信号のための特定の主方向を有するように制御されることができる(すなわち、放射電磁界のパターンを制御することができる)。アンテナアレイの従来の制御方法は、複数の位相シフタによって実施でき、PLLの各隣接2つが相互に結合されている。
図1Aを参照すると、図1Aは通信装置に使用されている従来の位相制御器の概略図を示す。図1Aにおいて、通信装置1は複数の位相シフタPS_1〜PS_n及び複数のアンテナANT_1〜ANT_nを備え、ただしnは1よりも大きい整数である。位相シフタPS_1〜PS_nは従来の位相制御器を形成し、アンテナANT_1〜ANT_nはアンテナアレイを形成し、ANT_1〜ANT_nのANTの各隣接2つが離間距離dを有する。
位相シフタPS_1〜PS_nの各々は、第1の送信信号を受信しかつ異なる位相φ〜φを有する複数の送信信号を生成するように、アンテナANT_1〜ANT_nの対応する1つへ送信信号の位相をシフトする。位相φ〜φは、角度θ(縦軸yに対して)、若しくはアンテナアレイの主放射方向MDを判定することができ、そしてアンテナANT_1〜ANT_nの各隣接2つの波面間の距離は、アンテナアレイの角度θに関連している。したがって、位相φ〜φを制御することにより、アンテナアレイの放射電磁界のパターンを判定することができる。
次に、図1Bを参照すると、図1Bは、通信装置に使用されている別の1つの従来の位相制御器の概略図を示す。通信機器1’と1との間の違いは、通信装置1’の位相シフタPD_1〜PD_nの構成が通信装置1の位相シフタPS_1〜PS_nのそれと同じではないことにある。具体的には、通信装置1’は位相シフタPD_1〜PD_nのステップ位相シフトの構成を採用し、位相シフタPD_2〜PD_nの各々は、先の一方の位相シフタPD_1〜PD_(n−1)によって位相Δφでシフトされる送信信号を受信し、かつ位相シフタは送信信号を受信する。位相Δφを制御することにより、アンテナアレイの放射電磁界のパターンを判定することができる。
異なる周波数における位相シフタの変更された位相は、互いに同一ではなく、位相シフタは位相不均衡とゲイン不一致の問題を持っている。そのため、固定された差動位相を有することが予想される送信信号は、位相エラーと振幅エラーを有する可能性があり、かつそれはアンテナアレイの所望される放射電磁界のパターンが正しくないことの原因になっている。
前述のように、アンテナアレイの別の1つの従来の制御方法は、複数のPLLを採用し、PLLの各隣接の2つは結合され、制御信号をPLLの電圧制御発振器(VCO)へ入力してアンテナアレイの位相を制御することができる。しかし、このアンテナアレイの従来の制御方法は、高い精度及び低い位相ノイズを伴う基準信号源を備えていない、かつ注入及び同期のために結合VCOを使用する。したがって結果的に、高い位相ノイズがVCOの出力信号に存在し、かつ出力周波数が正確ではない。
本開示の目的は、低い位相エラー及び振幅エラー、高い周波数精度並びに正しい所望放射電磁界のパターンを有するように、位相制御器を有するか又は複数のアンテナを持つアンテナアレイの位相制御方法を実行する通信装置を提供することにある。
少なくとも上記目標を達成するために、本開示は、アンテナアレイの方向インデックスを判定し、かつ合同モジュロの式に基づいて方向インデックスに応じて位相インデックスを算出する、該判定回路に接続されて、位相インデックスに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択する(LとKは1より大きい整数でありかつLがKよりも大きくない)、スイッチングボックスと、該スイッチングボックスに接続されて、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を受信してアンテナアレイのL個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成するための位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザ(第2周波数信号の第2周波数が、第1周波数信号の第1周波数よりも大きい)を備える周波数合成モジュールと、を備える、アンテナアレイの位相制御器を提供する。
少なくとも上記の目標を達成するためには、本開示はK個の異なる第1位相を有する第1周波数信号を提供する多相信号生成回路と、アンテナアレイを形成するL個のアンテナと、該多相信号生成回路と該L個のアンテナとの間で接続される、該アンテナアレイの上記位相制御器と、を備える、通信装置を提供する。
少なくとも上記の目標を達成するには、アンテナアレイの方向インデックスを判定することと、合同モジュロの式に基づいて方向インデックスに応じて位相インデックスを算出することと、位相インデックスに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択することと(LとKは1より大きい整数であり、かつLがKよりも大きくない)、L個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザを用いてL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号に応じてアンテナアレイのL個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成することと(第2周波数信号の第2周波数が、第1周波数信号の第1周波数よりも大きい)、を含むアンテナアレイの位相制御方法を提供する。
本開示の一実施形態では、K個の第1位相は、0,δφ,2δφ,…,(K−1)δφであり、L個の異なる第1位相は、0,Δθ,2Δθ,…,(L−1)Δθであり、L個の異なる第2位相は、0,Δφ,2Δφ,…,(L−1)Δφであり、δφが位相の分解であり、2π/Kに等しい、Δφはkδφに等しい、kは方向インデックスであり整数である、Δθはlδφに等しい、lは位相インデックスであり整数であり、また合同モジュロの式はMl≡k(mod K)(ただしM=P/QかつMとKがは互いに素数の整数である)であり、Mは周波数の除数である。
本開示の一実施形態では、K個の異なる第1位相が、0,δφ,2δφ,…,(K−1)δφであり、L個の異なる第1位相が、0,Δθ,2Δθ,…,(L−1)Δθであり、L個の異なる第2位相が、0,Δφ,2Δφ,…,(L−1)Δφであり、δφが位相分解能であり、2π/Kに等しく、Δφがkδφに等しく、kがは方向インデックスであり整数であり、Δθがlδφに等しく、lが位相インデックスであり整数であり、また合同モジュロの式がPl≡Qk(mod QK)(ただしM=P/QかつPとQが互いに素数の整数である)であり、Mが周波数の除数である。
本開示の一実施形態では、スイッチングボックスは、複数の入力線IN_0,IN_1,…,IN_K−1と、複数の出力線OUT_0,OUT_1,…,OUT_K−1と、複数のスイッチr,r,r,…,rLK−1と、を備え、スイッチrnK〜r(n+1)K−1の第1端部は出力線OUT_nに接続され、かつスイッチrnK〜r(n+1)K−1の第2の端部は入力線IN_0〜IN_K−1に接続され、nが0からL−1までの整数であり、スイッチr,r,r,…,rLK−1は、K個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択するように、位相インデックスに基づいてオン又はオフされる。
本開示の一実施形態では、位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザは、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号の対応する1つ及び分周信号を受信する、混合器と、該混合器に接続されていて、該混合器の出力信号をフィルタリングする、ローパス・フィルタと、該ローパス・フィルタに接続され、該ローパス・フィルタから出力される制御電圧に応じて、対応するL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を1つ生成する、電圧制御発振器と、混合器及び電圧制御発振器に接続されていて、前記対応するL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号に応じて分周信号を生成する、分周器と、を備える。
本開示の一実施形態では、多相信号生成回路が、直列接続される遅延ユニットを有し、基準クロック信号を受信する電圧制御遅延線と、該電圧制御遅延線に接続されていて、基準信号の位相と電圧制御遅延線の出力信号を比較して比較信号を出力する、位相検出器及び電圧制御遅延線に接続され、比較信号をフィルタリングする、ローパス・フィルタと、を備え、遅延ユニットの遅延時間がローパス・フィルタの出力信号によって制御され、かつ遅延ユニットの入力端部を使用してK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号を出力する。
本開示の一実施形態では、多相信号生成回路が、基準クロック信号と分周信号を受信し、該基準クロック信号と該分周信号の周波数と位相を比較して比較信号を出力する、位相周波数検出器と、該位相周波数検出器に接続され、該比較信号の電圧を上げる、チャージポンプと、該チャージポンプに接続され、該チャージポンプの出力信号をフィルタリングする、ループフィルタと、該ループフィルタに接続され、該ループフィルタの出力信号を受信して直交位相を有する振動信号を生成する、直交電圧制御発振器と、該直交電圧制御発振器に接続され、該直交位相を有する該振動信号の1つを受信して分周信号を生成する、分周器と、該直交電圧制御発振器に接続され、直交位相を有する振動信号を受信してK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号を生成する、注入同期分周器と、を備える。
本開示の一実施形態では、通信装置はL−パスフロントエンド回路モジュールをさらに備え、該L−パスフロントエンド回路モジュールはLフロントエンド回路を備え、該フロントエンド回路が、送信中間周波信号をL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号に対応する1つで混合する、混合器と、該混合器に接続されて、該混合器の出力信号をフィルタリングする、フィルタと、該フィルタに接続されて、出力信号を対応するアンテナに生成するように該フィルタの出力信号を増幅する、電力増幅器と、を備える。
本開示の一実施形態では、通信装置は、受信機、発信機又はトランシーバである。
本開示の一実施形態では、方向インデックスは、位相、主放射方向とアンテナアレイの放射電磁界のパターンに関連している。
要約すると、アンテナアレイのための従来の位相制御器又は位相制御方式と比較して、本開示は低い位相エラー及び振幅エラー、高い周波数精度並びに正確な所望放射電磁界のパターンの利点を有する。
通信装置に使用されている従来の位相制御器の概略図を示す。 通信装置に使用されているもう1つ別の従来の位相制御器の概略図を示す。 本開示の一実施形態に係わる位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザのブロック図を示す。 本開示の一実施形態に係わる通信装置のブロック図を示す。 本開示の一実施形態に係わるスイッチングボックスの回路図を示す。 本開示の一実施形態に係わる多相信号生成回路のブロック図を示す。 本開示の別の一実施形態に係わる多相信号生成回路のブロック図を示します。 本開示の一実施形態に係わるアンテナアレイの位相制御方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態に係わるアンテナアレイの位相制御器又は位相制御方法が使用されている状態で、異なる方向インデックスを有するアンテナアレイの放射電磁界のパターンの模式図である。 本開示の一実施形態に係わるアンテナアレイの位相制御器又は位相制御方法が使用されている状態で、異なる方向インデックスを有するアンテナアレイの放射電磁界のパターンの模式図である。
審査官に本開示の目的、特性及び効果を容易に理解させるべく、本開示の詳細な説明のために実施形態と添付図面が一緒に提供される。
本開示の一実施形態は、通信装置にアンテナアレイの位相制御器を提供する。具体的には、アンテナアレイの方向インデックス(追記:方向インデックスは放射電磁界のパターン、主放射方向又はアンテナアレイの位相に関連している)は実際の要求に応じて決定され、また次いで方向インデックスは、合同モジュロの式に基づいて位相インデックスを算出するために使用することができる。算出された位相のインデックスに基づいて、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号は、K個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号から選択される(追記:K及びLは1よりも大きい整数であり、かつLがKよりも大きくはない)、また次に、選択されたL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号が入力されるL個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザへ入力されてL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号をそれぞれ生成する、第2周波数信号は、第1周波数信号の周波数よりも大きい第2周波数を有する。次に、L個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号は、L個のアンテナに接続されたL個のフロントエンド回路へ送信されてL個のアンテナによって形成されたアンテナアレイの主放射方向を制御する。加えて、アンテナアレイのための上記の位相制御器の概念から推論されたアンテナアレイの位相制御方法についても開示される。
図2を参照すると、図2は本開示の一実施形態に係わる位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザのブロック図を示す。該位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザ2は、混合器21と、ローパス・フィルタ(LPF)22と、VCO23と、分周器24と、を備え、該混合器21は、該LPF22及び該分周器24に接続されており、該VCO23は、LPF22及び分周器24に接続されている。
第1の位相(すなわち、Acos(ωreft+θ))を有する第1の周波数信号は、混合器21によって分周信号(すなわちGcos((ωRFt/M)+(φ/M))と混合され、かつ混合器21は当該技術の当業者によって知られている乗算器(multiplier)になることができる。該LPF22は、混合器21の出力信号をフィルタリングしてVCO23に対して制御電圧v(t)を生成するために使用される。該VCO23は、第2位相(すなわち、Aocos(ωRFt+φ))を有する第2周波数信号を生成する。第2位相を有する第2周波数信号は、分周器24に入力されて、分周信号を生成する。
上記のすべての変数は次のように例示される、Aは第1周波数信号の振幅であり、ωrefは第1周波数信号の第1周波数であり、tは時間であり、θが第1周波数信号の第1位相であり、ωRFが第2周波数信号の第2周波数であり、φは第2周波数信号の第2位相であり、Aは第2周波数信号の振幅であり、Mは分周器24の周波数除数である。
cos(ωRFt+φ)がcos(ωRFt+φ+2πm)と同一になり得ることに留意されたい。mは整数である。第1周波数ωrefがωRF/Mと等しく(すなわちωref=ωRF/M)かつMθがφ+2πmに等しい(すなわちMθ=φ+2πm)場合には、位相同期が実行できる。位相同期状態は、合同モジュロの式Mθ≡φ(mod 2π)で表わすことができ、上記の合同モジュロの式はMθとφを2πφで除したそれぞれの剰余は同じであることを意味している。
次に、図3を参照すると、図3は本開示の一実施形態に係わる、通信装置のブロック図を示す。該通信装置3は、多相信号生成回路(図3には図示していないが、図5又は図6に図示している)と、アンテナアレイ用の位相制御器31であって、該アンテナアレイはアンテナANT_0〜ANT_(L−1)によって形成される、位相制御器31と、Lパスフロントエンド回路モジュール32と、を備える。該位相制御器31は、L−パスフロントエンド回路モジュール32を介してアンテナアレイに接続されている。位相制御器31は、アンテナアレイの位相を制御するために使用され、それによってアンテナアレイは、所望放射電磁界のパターン(すなわち、所望主放射方向又は所望位相)を持つことができる。
位相制御器31は、多相信号生成回路(図5又は図6に示す)から生成されるK個の異なる第1位相(すなわちBcos(ωreft),Bcos(ωreft+δφ),Bcos(ωreft+2δφ),…,Bcos(ωreft+(K−1)δφ))を有するK個の第1周波数信号を受信することができ、かつそれらの一部を使用して、Lパスフロントエンド回路モジュール32に対してL個の異なる第2位相(すなわちAcos(ωRFt),Acos(ωRFt+Δφ),Acos(ωRFt+2Δφ),…,Acos(ωRFt+(L−1)Δφ))を有するL個の第2周波数信号を生成して、それによってアンテナアレイの位相を制御する。AとBは、第2、第1周波数信号の振幅、δφが位相分解能である。
具体的には、位相制御器31はスイッチングボックス311と、周波数合成モジュール312と、判定回路313と、を備え、該周波数合成モジュール312はL個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザを有する。Lパスフロントエンド回路モジュールは、Lフロントエンド回路を有し、フロントエンド回路のn番目が混合器321_n、フィルタ322_n、及びパワー・アンプ(PA)323_nによって形成される。nが0からL−1までの整数である。混合器321_nは、フィルタ322_nに接続され、フィルタ322_nはPA323_nに接続され、かつPA323_nはアンテナANT_nに接続されている。
判定回路313は、方向インデックスkを判定し、またその結果、合同モジュロの式に基づいて方向インデックスkに応じて位相インデックスlを算出する。判定回路313はスイッチングボックス311に対して制御信号をさらに生成する。スイッチングボックス311は、制御信号(すなわち、制御信号は位相インデックスlに関連する)に応じてK個の異なる第1位相を有するK個の周波数信号の中からL個の異なる第1位相(すなわちBcos(ωreft),Bcos(ωreft+Δθ),Bcos(ωreft+2Δθ),…,Bcos(ωreft+(L−1)Δθ))を有するL個の第1周波数信号を選択する。L個の異なる第1位相を有する第1位相周波数は、周波数合成モジュール312のL個の周波数コヒーレントPLL周波数シンセサイザにそれぞれ入力され、それによってL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成する。
次に、第2周波数信号(すなわちAcos(ωRFt+nΔφ)のn番目のものが、混合器321_nによって送信された中間周波(IF)信号と混合される。混合器321_nの出力信号は、フィルタ322_n及びPA323_nによってフィルタリング及び増幅される。最後に、PA323_nの出力信号はアンテナANT_nに送信される。これは、IFシフトが要求されない場合には、L−パスフロントエンド回路モジュール32を取り外すことができることに留意されたい。
実施形態において、所望第2位相φはnΔφであり、見つけるべき第1位相θがnΔθであり、したがって、上記の合同モジュロの式はMΔθ≡Δφ(mod 2π)として表すことができる。位相分解能δφは2πを割り切れるように設計されている場合(すなわちδφ=2π/K)、所望位相Δφはkδφにすることができる(すなわちΔφ=kδφ、kは方向インデックスの整数)、解決すべき位相Δθはlδφであり(すなわち、Δθ=lδφ、lは位相インデックスの整数)、上記の合同モジュロの式はMl≡k(mod K)として表すことができる、ただし、MとKは互いに素数の整数である。すなわち、方向インデックスkが所望位相Δφによって決定される場合、位相インデックスlはMとKが互いに素数の整数であるならば合同モジュロの式Ml≡k(mod K)から求めることができる。
Mが整数でない場合(すなわち、位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザがフラクショナルN位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザである)、上記の合同モジュロの式はPl≡Qk(mod QK)として表わすことができる、ただしMはP/Qに等しく(すなわち、M=P/Q)、PとQは互いに素数の整数である。すなわち、方向インデックスkが所望位相Δφによって決定される場合、位相インデックスlは、M=P/Qであり、かつPとQが互いに素数の整数ならば、合同モジュロの式Pl≡Qk(mod QK)から得ることができる。
位相インデックスlが求解されしかつΔθ=lδφであるので、位相Δθが求解される。位相インデックスlが求解される以上は、L個の異なる第1位相(すなわち、Bcos(ωreft),Bcos(ωreft+Δθ),Bcos(ωreft+2Δθ),…,Bcos(ωreft+(L−1)Δθ))を有するL個の第1周波数信号を求めることができ、スイッチングボックス311は、K個の異なる第1位相(すなわち、Bcos(ωreft),Bcos(ωreft+δφ),Bcos(ωreft+2δφ),…,Bcos(ωreft+(K−1)δφ))を有するK個の周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択することができる。
スイッチングボックス311の1つの実装が、図4に示されている。本開示がそれに限定されていない。図4を参照すると、図4は本開示の一実施形態に係わるスイッチングボックスの回路図を示す。スイッチングボックス4は、読み取り専用メモリ(ROM)であり、複数のスイッチr〜rLK−1、複数の入力線IN_0〜IN_K−1、及び複数の出力線OUT_0〜OUT_L−1を備える。スイッチrnK〜r(n+1)K−1の第1端部は出力線OUT_nに接続されており、スイッチrnK〜r(n+1)K−1の第1端部は入力線IN_0〜IN_K−1に接続されている。制御信号を使用して、スイッチr〜rLK−1をオン又はオフになるように制御する、それによって入力線IN_1〜IN_K−1は、K個の異なる第1周波数を有するK個の第1周波数信号を受信し、かつ出力線OUT_1〜OUT_L−1は選択されたL個の異なる第1周波数を有する選択されたL個の第1周波数信号を出力する。
次に、図5を参照すると、図5は本開示の一実施形態に係わる多相信号生成回路のブロック図を示す。多相信号生成回路5は、電圧制御遅延線51と、位相検出器52と、LPF53とを備え、電圧制御遅延線51は、LPF53及び位相検出器52に接続され、位相検出器52はLPF53に接続されている。
電圧制御遅延線51は、直列接続された複数の遅延ユニットを有し、遅延ユニット遅延時間は、LPF53の出力信号により制御される。基準クロック信号REF_CLKは電圧制御遅延線51と位相検出器52に入力され、位相検出器52は、基準クロック信号REF_CLKと電圧制御遅延線51の最後の遅延ユニットの出力信号の位相を比較し、比較信号を出力するようにしている。LPF53は、比較信号の高周波部分を完全にフィルタリングする。遅延ユニットの入力端部を使用しては出力には、K個の異なる第1位相(すなわち、Bcos(ωreft),Bcos(ωreft+δφ),Bcos(ωreft+2δφ),…,Bcos(ωreft+(K−1)δφ))を有するK個の第1周波数信号を出力する。
多相信号生成回路5の実装は、本開示を制限するために使用されないことに留意されたい。次に、図6を参照すると、図6は、本開示の別の一実施形態に係わる多相信号生成回路のブロック図を示す。多相信号生成回路6は、位相周波数検出器(PFD)と、チャージポンプ62と、ループフィルタ63と、直交VCO(QVCO)64と、分周器65と、注入同期周波数分割器(ILFD)66とを備える。該PFD61は分周器65に接続され、チャージポンプ62はループフィルタ63に接続され、ループフィルタ63はQVCO64に接続され、QVCO64はILFD66及び分周器65に接続されている。
PFD61は基準クロック信号REF_CLK及びK/4の除数を有する分周器65から分周信号を受信する。PFD61は基準クロック信号REF_CLKと分周信号の周波数と位相を比較して、比較信号をチャージポンプ62に出力する。チャージポンプ62は、比較信号の電圧を上げる。ループフィルタ63は、チャージポンプ62の出力信号をフィルタリングして、QVCO64はループフィルタ63の出力信号を受信して直交位相を有する振動信号を出力する。分周器65は、直交位相を有する振動信号の1つを受信し、受信された振動信号の周波数を分割する。該ILFD66は、K/4ILFDであり、直交位相を有する振動信号を受信し、K個の異なる第1位相(すなわち、Bcos(ωreft),Bcos(ωreft+δφ),Bcos(ωreft+2δφ),…,Bcos(ωreft+(K−1)δφ))を有するK個の第1周波数信号を生成する。
図7は本開示の一実施形態に係わるアンテナアレイの位相制御方法のフローチャートである。該位相制御方法は、アンテナアレイを形成する複数のアンテナを有する通信装置において実行される。該通信装置は受信機、発信機又はトランシーバであってよい。ステップS71では、方向インデックスkはアンテナアレイの位相に応じて決定される。その後、ステップS72では、位相インデックスlが、上記の合同モジュロの式に基づいて方向インデックスkに応じて算出される。
ステップS73では、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号は、位相インデックスlに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号から選択される。そして、ステップS74では、L個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号が、L個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザを使用して、L個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号に応じて生成される。次に、ステップS75では、選択されたL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号が、L個のフロントエンド回路を介してアンテナアレイの放射電磁界のパターンを制御するためL個のアンテナへ出力される。
次に、図8A及び図8Bを参照すると、図8A及び図8Bは、本開示の一実施形態に係わるアンテナアレイの位相制御器又は位相制御方法が使用されている状態で、異なる方向インデックスを有するアンテナアレイの放射電磁界のパターンの模式図を示す。この実施形態では、条件は以下の通りである:図8AについてはM=181、K=64、L=16、K=14であり、図8Bについては、K=−14(又は50)である。
図8Aでは、方向インデックスkが14であるので、合同モジュロの式Ml≡k(mod K)に基づいて求解された位相インデックスlは22であり、したがって16個の第1周波数信号の選択された16個の第1位相φin及び16個の第2周波数信号の第2位相φoutが表1に示されている(追記:上記の位相は2πの剰余によって提示される)。図8Aにおける放射電磁界のパターンは、アンテナアレイの位相が約60度であることを示している。
Figure 0006505816
図8Bにおいて、方向インデックスkは−14であり、そのためには、合同モジュロの式Ml≡k(mod K)に基づいた求解済の位相インデックスは−22であり、よって16個の第1周波数信号の選択された16個の第1位相φin及び16個の第2周波数信号の第2位相φoutが表2(追記:上記の位相が2πの剰余によって提示されている)に示されている。図8Bの放射電磁界のパターンはアンテナアレイの位相が約300度であることを示している。



Figure 0006505816
結論として、本開示は、低い位相エラー及び振幅エラー、高い周波数精度ならびに正確な所望放射電磁界のパターンを有するように、位相制御器を有するか若しくは複数のアンテナを備えたアンテナアレイの位相制御方法を実行する通信装置を提供するために利用される。
本開示が特定の実施形態によって記載されてきた一方、特許請求の範囲に明記された本開示の範囲と趣旨から逸脱せずに多くの修正や改変が当該技術分野の当業者によってなされうる。

Claims (6)

  1. アンテナアレイの位相制御器であって、
    前記アンテナアレイの方向インデックスを判定、かつ合同モジュロの式に基づいて前記方向インデックスに応じて位相インデックスを算出する、判定回路と、
    前記判定回路に接続され、前記位相インデックスに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択し、LとKは1より大きい整数であり、かつLがKより大きくない、スイッチングボックスと、
    前記スイッチングボックスに接続され、前記L個の異なる第1位相を有する前記L個の第1周波数信号を受信して、前記アンテナアレイのL個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成するL個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザと、を備え、
    前記第2周波数信号の第2周波数が、前記第1周波数信号の第1周波数よりも大きい、周波数合成モジュールと、を備え
    前記K個の異なる第1位相が0,δφ,2δφ,…,(K−1)δφであり、前記L個の異なる第1位相が0,Δθ,2Δθ,…,(L−1)Δθであり、前記L個の異なる第2位相が0,Δφ,2Δφ,…,(L−1)Δφであり、δφが位相分解能であり2π/Kと等しく、Δφがkδφに等しく、kが前記方向インデックスであり整数であり、Δθがlδφに等しく、lが前記位相インデックスであり整数であり、
    Mが周波数除数であり、
    MとKが互いに素数整数であるならば合同モジュロの式はMl≡k(mod K)であり、
    M=P/QでありかつPとQが互いに素数の整数であるならば合同モジュロの式がPl≡Qk(mod QK)である、アンテナアレイの位相制御器。
  2. 前記スイッチングボックスが
    複数の入力線IN_0,IN_1,…,IN_K−1と
    複数の出力線OUT_0,OUT_1,…,OUT_K−1と、
    複数のスイッチr,r,r,…,rLK−1であって、前記スイッチrnK〜r(n+1)K−1の第1の端部が、前記出力線OUT_nに接続され、かつ前記スイッチrnK〜r(n+1)K−1 第2の端部が前記入力線IN_0〜IN_K−1に接続され、nが0からL−1までの整数であり、複数のスイッチr,r,r,…,rLK−1、と、を備え、
    前記スイッチr,r,r,…,rLK−1 、前記K個の異なる第1位相を有する前記K個の第1周波数信号間の中から前記L個の異なる第1位相を有する前記L個の第1周波数信号を選択するように、前記位相インデックスに応じてオン又はオフにされる、請求項1に記載のアンテナアレイの位相制御器。
  3. 前記位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザが、
    前記L個の異なる第1位相を有する前記L個の第1周波数信号の対応する1つ及び分周信号を受信する、混合器と、
    前記混合器に接続され、前記混合器の出力信号をフィルタリングする、ローパス・フィルタと、
    前記ローパス・フィルタに接続され、前記ローパス・フィルタから出力される制御電圧に応じて、対応するL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を1つ生成する、電圧制御発振器と、
    前記混合器及び電圧制御発振器に接続され、前記対応するL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号に応じて前記分周信号を生成する、分周器と、
    を備える、請求項1に記載のアンテナアレイの位相制御器。
  4. 前記方向インデックスが、前記アンテナアレイの位相、主放射方向、及び放射電磁界のパターンに関連している、請求項1に記載のアンテナアレイの位相制御器。
  5. 通信装置であって、
    K個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号を提供する、多相信号生成回路と、
    アンテナアレイを形成するL個のアンテナと、
    前記多相信号生成回路と前記L個のアンテナ間に接続され、前記アンテナアレイの方向インデックスを判定し、かつ合同モジュロの式に基づいて、前記方向インデックスに応じて位相インデックスを算出する、判定回路と、
    アンテナアレイの位相制御器であって、前記判定回路に接続され、前記位相インデックスに応じて前記K個の異なる第1位相を有する前記K個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択し、LとKが1より大きい整数であり、かつLがKよりも大きくない、スイッチングボックスと、
    前記スイッチングボックスに接続され、前記L個の異なる第1位相を有する前記L個の第1周波数信号を受信し、前記L個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成する、L個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザを備え、前記第2周波数信号の第2周波数が、前記第1周波数信号の第1周波数よりも大きい、周波数合成モジュールと、を備えるアンテナアレイの位相制御器と、を備え
    前記K個の異なる第1位相が0,δφ,2δφ,…,(K−1)δφであり、前記L個の異なる第1位相が0,Δθ,2Δθ,…,(L−1)Δθであり、前記L個の異なる第2位相が0,Δφ,2Δφ,…,(L−1)Δφであり、δφが位相分解能であり2π/Kと等しく、Δφがkδφに等しく、kが前記方向インデックスであり整数であり、Δθがlδφに等しく、lが前記位相インデックスであり整数であり、
    Mが周波数除数であり、
    MとKが互いに素数整数であるならば合同モジュロの式はMl≡k(mod K)であり、
    M=P/QでありかつPとQが互いに素数の整数であるならば合同モジュロの式がPl≡Qk(mod QK)である、通信装置。
  6. アンテナアレイの位相制御方法であって、
    前記アンテナアレイの方向インデックスを判定することと、
    合同モジュロの式に基づいて前記方向インデックスに応じて位相インデックスを算出することと、
    前記位相インデックスに応じてK個の異なる第1位相を有するK個の第1周波数信号の中からL個の異なる第1位相を有するL個の第1周波数信号を選択することであって、LとKは1より大きい整数であり、かつLがKよりも大きくない、ことと、
    L個の位相コヒーレントPLL周波数シンセサイザを使用して、前記L個の異なる第1位相を有する前記L個の第1の周波数信号に応じて前記アンテナアレイのL個のアンテナに対してL個の異なる第2位相を有するL個の第2周波数信号を生成することであって、前記第2周波数信号の第2周波数が、前記第1周波数信号の第1周波数よりも大きい、こととを、含み、
    前記K個の異なる第1位相が0,δφ,2δφ,…,(K−1)δφであり、前記L個の異なる第1位相が0,Δθ,2Δθ,…,(L−1)Δθであり、前記L個の異なる第2位相が0,Δφ,2Δφ,…,(L−1)Δφであり、δφが位相分解能であり2π/Kと等しく、Δφがkδφに等しく、kが前記方向インデックスであり整数であり、Δθがlδφに等しく、lが前記位相インデックスであり整数であり、
    Mが周波数除数であり、
    MとKが互いに素数整数であるならば合同モジュロの式はMl≡k(mod K)であり、
    M=P/QでありかつPとQが互いに素数の整数であるならば合同モジュロの式がPl≡Qk(mod QK)である、アンテナアレイの位相制御方法。
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