JP6505646B2 - 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム - Google Patents
映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6505646B2 JP6505646B2 JP2016159073A JP2016159073A JP6505646B2 JP 6505646 B2 JP6505646 B2 JP 6505646B2 JP 2016159073 A JP2016159073 A JP 2016159073A JP 2016159073 A JP2016159073 A JP 2016159073A JP 6505646 B2 JP6505646 B2 JP 6505646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- information
- original image
- fluctuation
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
Description
[概要]
透明な液体と同じように、かげろうや熱気などの気体も、屈折によってその背後にあるシーンの原画像を変形させる。すなわち、液体や気体はそれを透過する原画像の画像情報を変形させ、結果的にマップ(変形地図)を生成する関数として機能する。例えば、熱気の含まれたシーンの空間周波数を分析すると、透明な液体と同様に、熱気も低空間周波数帯域が強調された変形地図を生成する関数として機能することが分かる(図8Aおよび図8B)。図8Aおよび図8Bに例示するように、液体と同様に、熱気によって生成される変形地図のフーリエ振幅スペクトルも中央付近(すなわち、低空間周波数帯域)で高い値を示している。つまり、液体も気体も低空間周波数帯域が強調された変形地図を生成する。そのため、低空間周波数帯域を強調するだけでは、気体と液体の印象の違いを区別して、気体または液体の印象を原画像に与えることは困難である。
次に、図面を用いて第1実施形態を説明する。
<構成>
図1に例示するように、本形態の映像生成装置1は、ノイズ画像生成部111、移動パタン設定部112、ノイズ画像列生成部113、振幅設定部122,132、分布幅設定部123,124,133,134、ユーザインタフェース部141、鮮鋭度設定部142、水平振幅設定部143、垂直振幅設定部144、フレーム数設定部145、水平移動設定部146、垂直移動設定部147、空間周波数領域変換部151,161、フィルタ処理部152,162、空間領域変換部153,163、増幅部154,164、記憶部171、画像ワープ部172、および鮮鋭度調整部173を有する。これらの各部が「処理部」である。ユーザインタフェース部141はディスプレイ等の表示装置(図示せず)に接続され、入力部174はマウスなどの入力装置(図示せず)に接続される。
ユーザインタフェース部141から出力された情報に基づいて表示装置(図示せず)に表示されるユーザインタフェース画面1000を例示する。図2に例示するように、本形態のユーザインタフェース画面1000は、移動パタン入力部112a、振幅入力部122a,132a、分布幅入力部123a,124a,133a,134a、表示部121a,131a,141a、鮮鋭度入力部142a、水平振幅入力部143a、垂直振幅入力部144a、フレーム数入力部145a、水平移動入力部146a、および垂直移動入力部147aを有する。また、ユーザインタフェース部141は、移動パタン入力部112a、振幅入力部122a,132a、分布幅入力部123a,124a,133a,134a、鮮鋭度入力部142a、水平振幅入力部143a、垂直振幅入力部144a、フレーム数入力部145a、水平移動入力部146a、および垂直移動入力部147aでの入力操作に基づく入力情報を受け付け、入力情報を各処理部へ送る。
本形態では、「原画像」を時空間的に変形させることで、液体(例えば、透明液体や半透明液体)や気体(例えば、かげろうや熱気)の揺らぎの印象を任意の「原画像」に与える。具体的には、液体や気体の移動による画像変形を視覚的に模倣する。液体や気体は、屈折率の違いによってそれらの背後にある情景の画像情報を変形させてしまう。更には、気体や液体は常に止まっているわけではなく、様々な物理原因に基づいて移動する。移動する液体や気体が光の屈折によって背後の画像情報を変形させるシーンを映像上で模擬するためには、各フレームに画像変形をかけつつ、画像変形のパタンを移動させる必要がある。この技術の「肝」は、任意の画像をどのように変形させるかを決定する「変形地図」の生成にある。「変形地図」は、画像変形を実行する際に、任意の画像中の画素をどの方向にどの程度移動させたらよいかを示した2次元配列である。複数の異なる「変形地図」が生成され、「変形地図」のそれぞれは、原画像の各画素と対応する各要素を持ち、各要素は各要素に対応する各画素の移動方向及び移動量を表す2次元配列である。「変形地図」は、「原画像」に対する水平方向の画素移動および垂直方向の画素移動のそれぞれについて別々に生成される。以下、水平方向の画素移動を示す「変形地図」を「水平変形地図」と呼び、垂直方向の画素移動を示す「変形地図」を「垂直変形地図」と呼ぶ。「変形地図」に基づいて原画像の画素値を移動させることで、画像変形を実現する。以下、本形態の処理を詳細に説明する。
まず、記憶部171に液体または気体の揺らぎの印象を与えようとする「原画像」を格納する。「原画像」は撮影された静止画や動画であってもよいし、コンピュータグラフィックなどの図形であってもよい。
次に、ノイズ画像生成部111が、「変形地図」の元となるガウシアンノイズ画像(ノイズ画像)111a,111bを生成する(図3)。ガウシアンノイズ画像111a,111bは複数の画素からなる2次元配列であり、「水平変形地図」を生成するためのガウシアンノイズ画像111aを「水平ガウシアンノイズ画像」と呼び、「垂直変形地図」を生成するためのガウシアンノイズ画像111bを「垂直ガウシアンノイズ画像」と呼ぶ。ガウシアンノイズ画像111a,111bそれぞれの配列のサイズは、液体または気体の揺らぎの印象を与えたい「原画像」の大きさ、またはそのような印象を与えたい「原画像」の領域の大きさと同じである。つまり、そのような印象を与えたい画像または領域の大きさが100×100ピクセルであった場合、ガウシアンノイズ画像111a,111bそれぞれの大きさも100×100に設定する必要がある。また、ガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素は、原画像」の各画素または「原画像」の領域の各画素に対応する。本形態では、ガウシアンノイズ画像111a,111bの座標(x,y)における画素が、「原画像」の座標(x,y)における画素に対応する。ノイズ画像生成部111は、ガウシアン分布に従ってランダムにガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素の画素値をサンプリングする。ガウシアンノイズ画像111a,111bの画素値は、正値、零、負値の何れかである。本形態のガウシアン分布の平均は0であり、標準偏差は1である。ただし、これは本発明を限定しない。ガウシアンノイズ画像111aの画素値とガウシアンノイズ画像111bの画素値は、互いに独立にサンプリングされる。そのため、通常はガウシアンノイズ画像111aとガウシアンノイズ画像111bとは、互いに相違する。しかし、ガウシアンノイズ画像111aとガウシアンノイズ画像111bが同一になってもよい。ガウシアンノイズ画像111a,111bはアプリケーション起動時に自動的に生成される。本形態では、ユーザインタフェース画面1000から「ガウシアンノイズ画像」に関するパラメータを調整することはできない。しかし、ガウシアンノイズ画像111a,111bに関するパラメータ(ガウシアン分布の平均や標準偏差など)を調整可能としてもよい。生成されたガウシアンノイズ画像111a,111bはノイズ画像列生成部113に送られる。
ガウシアンノイズ画像111a,111bを「変形地図」として用いれば、単一フレームの画像変形を実現できる。一方で、液体や気体は変形や移動を行う。それに従い、光の屈折の状態も変化し、それによって変形後の画像も変形や移動を行う。この様子を模倣するためには、「変形地図」の各画素(要素)を移動させなければならない。そのためにはまず、「変形地図」の元となるガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素(要素)を移動させなければならない。ガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素を移動させるためには、まずどのようにガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素を動かすかを決定しなくてはならない。本形態では、「移動パタン」を選択することで、どのようにガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素を動かすかを決定する。「移動パタン」の選択入力は、ユーザインタフェース画面1000の移動パタン入力部112a(「第3設定部」「映像表示部」)から行うことができる。利用者は、移動パタン入力部112aにタブ表示されるリストから所望の「移動パタン」をクリックすることで「移動パタン」を選択できる。「移動パタン」は、ガウシアンノイズ画像111a,111bの各画素の移動方向および移動速度を示すパタンである。例えば、「移動パタン」は、移動元の画素の位置、その画素の移動方向および移動速度を特定する。「移動パタン」は、液体や気体のどのような動きを模倣したいかに応じて選択される。「移動パタン」の空間的な大きさは、液体や気体の印象を与えたい「原画像」または液体や気体の印象を与えたい「原画像」の一部の領域の空間的な大きさと同じである。図4A〜図4Fにタブ表示される「移動パタン」を例示する。ただし、図4A〜図4Fでは、移動元の画素の位置を矢印の根(始点)で表現し、画素の移動方向を矢印の向きで表現し、移動速度を矢印の長さで表現している。矢印の長さが長いほど移動速度が大きい。
垂直:垂直方向に同一速度で画素を移動させる移動パタン(図4A)
垂直グラデーション:徐々に移動速度を変化させながら画素を垂直方向に移動させる移動パタン(図4B)
水平:水平方向に同一速度で画素を移動させる移動パタン(図4C)
水平グラデーション:徐々に移動速度を変化させながら画素を水平方向に移動させる移動パタン(図4D)
回転:ガウシアンノイズ画像の中央を中心として画素を回転移動させる移動パタン(図4E)
集中:ガウシアンノイズ画像の中央に向けて画素を移動させる移動パタン(図4F)
気体の揺らぎの印象を「原画像」に与える場合、「原画像」の下方側から上方側に向かう方向に対応する向きにガウシアンノイズ画像111a,111bの要素を移動させることが望ましい。この場合には「移動パタン」として「垂直」が選択されることが望ましい。選択された「移動パタン」を示す情報は移動パタン設定部112に送られる。移動パタン設定部112(第3設定部)は、選択された「移動パタン」に対応する情報(第3情報)を設定し、ノイズ画像列生成部113に送る。すなわち、第3設定部は、パラメータの1つであるノイズ画像の要素の移動パタンに対応する第3情報を利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、移動パタンを利用者が視認可能なように第3情報を提示するとともに、移動パタンについての利用者の入力を受けつけることにより第3情報を設定する。
ノイズ画像列生成部113は、送られたガウシアンノイズ画像111aおよび「移動パタン」に対応する情報を用い、この「移動パタン」でガウシアンノイズ画像111aの画素を移動させ、複数の異なる第2ガウシアンノイズ画像113a’−1,・・・,113a’−N(第2ノイズ画像)を得、これらの第2ガウシアンノイズ画像113a’−1,・・・,113a’−Nからなるガウシアンノイズ画像列113aを得る(図3)。すなわち、ノイズ画像列生成部113は、「移動パタン」に従ってガウシアンノイズ画像111aの画素を移動させたときの各離散時刻n(ただし、n=1,・・・,N)での画像を第2ガウシアンノイズ画像113a’−nとし、これらの集合をガウシアンノイズ画像列113aとする。ただし、Nは1以上の整数であり、「原画像」に気体または液体の揺らぎの印象を与えた「映像」を表現するフレーム数(コマ数)を表す。すなわち、当該「映像」の動きはN個の画像を時系列に並べて表現され、そのような動きが周期的に繰り返される。同様に、ノイズ画像列生成部113は、送られたガウシアンノイズ画像111bおよび「移動パタン」に対応する情報を用い、この「移動パタン」でガウシアンノイズ画像111bの画素を移動させ、複数の異なる第2ガウシアンノイズ画像113b’−1,・・・,113b’−N(第2ノイズ画像)を得、これらの第2ガウシアンノイズ画像113b’−1,・・・,113b’−Nからなるガウシアンノイズ画像列113bを得る(図3)。
ガウシアンノイズ画像列113a,113bをそのまま「変形地図」として用いて「原画像」を変調し、それによって得られた複数の変調画像を時系列に並べた場合、画素が連続的に移動しているように見えるだけで、液体や気体の揺らぎの印象が生じない場合もある。そのため、低空間周波数成分が高空間周波数成分よりも優位となるように、ガウシアンノイズ画像列113a,113bの第2ガウシアンノイズ画像113a’−n,113b’−n(ただし、n=1,・・・,N)をフィルタ処理することが望ましい。すなわち、第2ガウシアンノイズ画像113a’−n,113b’−n(ただし、n=1,・・・,N)を2次元フーリエ変換等によって空間周波数領域の画像に変換し、低空間周波数成分を抽出するフィルタ処理を行い、さらに2次元逆フーリエ変換等によって空間領域の画像を得て「変形地図」を生成することが望ましい。このように得られた「変形地図」を用いることで、日常場面において液体や気体の屈折率の違いに基づいて物理的に生じるような、滑らかな画像変形を実現できる。以下に、このような空間周波数領域でのフィルタ処理を具体的に説明する。
空間領域画像153a−n,163a−nをそのまま「変形地図」として用い、画像ワープによって「原画像」を変形する場合、空間領域画像153a−n,163a−nの各画素値の絶対値が「原画像」の画素の移動量となる。しかし、空間領域画像153a−n,163a−nは、前述したガウシアン分布に基づくため、それらの画素値の絶対値の多くは1よりも小さい。よって、この方法では「原画像」の多くの画素の移動量が1ピクセル未満となり、観察者は「原画像」の変形をほとんど知覚できない。そのため、本形態では空間領域画像153a−n,163a−nの各画素を増幅したものを変形地図154a−n,164a−n(ただし、n=1,・・・,N)とする。具体的には、空間領域画像153a−nの各画素に係数chを乗じたものを変形地図154a−nとし、空間領域画像163a−nの各画素に係数cvを乗じたものを変形地図164a−nとする。ただし、係数ch,cvは正値であり、例えば、1よりも大きな値である。このような変形地図154a−n,164a−nを用いることで、知覚可能な画像変形を行うことができる。さらに、発明者は、増幅量が小さい場合には熱気などの気体の揺らぎの印象を与えることができ、増幅量が大きい場合には液体の揺らぎの印象を与えることができることを見出した。本形態では、この増幅量を操作することで「原画像」に与える印象の気体らしさや液体らしさを制御する。
画像ワープ部172は、記憶部171から読みだした「原画像」、増幅部154,164から送られた変形地図154a−n,164a−n(ただし、n=1,・・・,N)を用い、「原画像」に画像ワープ処理(「ピクセルワープ処理」や「画像ワープ処理」ともいう)を行って「原画像」を変調して(変形させて)複数の変調画像172a−n(ただし、n=1,・・・,N)を得、複数の変調画像172a−nを時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ映像Mを得る。すなわち、画像ワープ部172は、変形地図154a−n,164a−n(ただし、n=1,・・・,N)ごとに、「原画像」の各画素を、当該画素に対応する変形地図154a−n,164a−nの各画素により特定される移動方向および移動量だけ移動させて、複数の変調画像172a−n(ただし、n=1,・・・,N)を得、これらを時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ映像Mを得る。映像Mは変調画像172a−1,・・・,172a−Nが順番に表示されることで構成される動画が繰り返されるものである。つまり、変調画像172a−1の表示後、変調画像172a−2の表示に切り替わり、変調画像172a−2の表示後、変調画像172a−3の表示に切り替わり、・・・、変調画像172a−Nが表示され、変調画像172a−Nの表示後、変調画像172a−1が表示され・・・と繰り返される。つまり、映像Mは、変調画像172a−nのそれぞれを各フレームの画像とした動画である。これにより、液体や気体の揺らぎの印象を任意の「原画像」に与えることができる。ここで、前述の係数cv,chが大きいほど、映像Mの揺れ幅が大きくなり、液体の揺らぎの印象が強くなる。一方、係数cv,chが小さいほど、映像Mの揺れ幅が小さくなり、気体の揺らぎの印象が強くなる。気体の揺らぎの印象が与えられた映像MをM1とし、気体の揺らぎの印象が与えられた映像MをM2とする。この場合、(1)映像M1を得るための変形地図154a−nの生成に用いられた係数cvは、映像M2を得るための変形地図154a−nの生成に用いられた係数cvよりも小さい、および/または、(2)映像M1を得るための変形地図164a−nの生成に用いられた係数chは、映像M2を得るための変形地図164a−nの生成に用いられた係数chよりも小さい。言い換えると、映像M1における空間的な揺らぎの揺れ幅は、映像M2における空間的な揺らぎの揺れ幅よりも小さい。すなわち、映像M1における空間的な揺らぎの揺れ幅の平均は、映像M2における空間的な揺らぎの揺れ幅の平均よりも小さい。得られた映像Mは先鋭度調整部173に送られる。
映像Mの先鋭度を低下させ、いわゆる「画像ぼけ」を加えることで、熱気などの気体の揺らぎの印象を適切に表現できる。利用者は、ユーザインタフェース画面1000の鮮鋭度入力部142a(「第2設定部」「映像表示部」)を操作することで、映像Mの鮮鋭度を調整可能である。鮮鋭度入力部142aは、所定の直線区間内で左右にスライド可能な操作部であり、その直線区間内の位置に応じた値が入力値とされる。操作部が左端に配置された場合にはその操作部での入力値は最小値となり、操作部が右側に移動するほどその操作部での入力値は大きくなり、操作部が右端に配置された場合にはその操作部での入力値は最大値となる。鮮鋭度入力部142aでの入力値は鮮鋭度設定部142に送られ、鮮鋭度設定部142(第2設定部)はこの入力値に対応する鮮鋭度に対応する情報(第2情報)を設定し、この情報を先鋭度調整部173に送る。すなわち、第2設定部は、パラメータの1つである映像の鮮鋭度に対応する第2情報を利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、鮮鋭度の高低を利用者が視認可能なように第2情報を提示するとともに、鮮鋭度の高低についての利用者の入力を受けつけることにより第2情報を設定する。先鋭度調整部173は、送られた映像Mを構成する各変調画像172a−nの先鋭度を鮮鋭度設定部142で設定された情報に基づいて調整し、先鋭度が調整された変調画像を時系列に並べた映像M’を出力する。鮮鋭度の調整には、例えば、ガウシアンぼかしなどの周知の方法を用いる。なお、気体の揺らぎの印象が与えられた映像M’をM1’とし、気体の揺らぎの印象が与えられた映像M’をM2’とした場合、M1’の鮮鋭度は、M2’の鮮鋭度よりも低いことが望ましい。出力された映像M’は外部のディスプレイなどの表示装置の表示部141a(映像提示部)から表示される。映像M’は、利用者が上述のユーザインタフェース画面1000を用いて各パラメータを設定または再設定するたびに、あるいは、例えば、図2中の「RESTART」ボタンを押下する等、利用者が更新要求をした場合に、更新されて表示部141aから表示される。すなわち、映像提示部は、パラメータに基づく映像を利用者に視認可能とするためのユーザインタフェースであって、低空間周波数成分を含む複数の異なる変形地図をそれぞれ用いて原画像を変調して複数の変調画像を得、複数の変調画像を時系列に並べて得た、第1情報に対応する揺れ幅の空間的な揺らぎを持つ映像を、第1情報と共に提示する。また、映像提示部は、第2情報に対応する鮮鋭度に調整した映像を、第2情報と共に提示する。さらに、映像提示部は、第3情報に対応する移動パタンでノイズ画像の要素を移動させて複数の異なる第2ノイズ画像を得、第2ノイズ画像に対応する変形地図をそれぞれ用いて原画像を変調して複数の変調画像を得、複数の変調画像を時系列に並べて得た、空間的な揺らぎを持つ映像を、第3情報とともに提示する。さらにまた、映像提示部は、変形地図をそれぞれ用いて原画像を変調して複数の変調画像を得、複数の変調画像を時系列に並べて得た、空間的な揺らぎを持つ映像を、第4情報および第5情報とともに提示する。これにより、利用者は各パラメータを設定または再設定した結果である映像M’を確認しながら、各パラメータを調整できる。
本形態では、映像の空間的な揺らぎの揺れ幅を制御することで、原画像に与える印象の気体らしさや液体らしさを制御できる。そのため、利用者が所望する流体の印象を簡単なパラメータの操作のみで迅速に作成することができる。これにより、例えば、アニメーションや映画などにおいて有効な、透明または半透明な流体の視覚効果を安価で提供できる。
映像M’から「輝度運動成分」を抽出し、抽出した「輝度運動成分」を「原画像」または「原画像」に対応する「対象物」に重畳して投影または表示させてもよい。この際、「輝度運動成分」のエッジが「原画像」または「対象物」のエッジと重なるように、これらを重ねて投影または表示する(参考文献1:国際公開第WO/2015/163317号)。以下では第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する事項については、同じ参照番号を用いて説明を省略する。
図1に例示するように、本形態の映像生成装置2は、第1実施形態の映像生成装置1に原画像取得部21および輝度運動成分抽出部22を追加したものである。映像生成装置2は、前述のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。原画像取得部21は、図10に例示する撮影処理部234に接続され、輝度運動成分抽出部22は投影処理部233に接続される。撮影処理部21にはカメラ231が接続されており、投影処理部22にはプロジェクター232が接続されている。
本形態の「原画像」は撮影処理部234の制御のもとでカメラ231が撮影した画像である。本形態では対象物221の対象面221aをカメラ231で撮影して得られた画像を「原画像」とする。対象物221は、立体的形状を備える物(例えば、花瓶、ボール、模型)であってもよいし、所定の平面(例えば、紙、ボード、壁、スクリーン)であってもよい。得られた「原画像」は原画像取得部21に送られ、原画像取得部21はこれを記憶部171に格納される。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。例えば、係数ch,cvの大きさによって「揺れ幅」を調整するのではなく、ガウシアンノイズ画像111a,111bの画素値をサンプリングする際のガウシアン分布の標準偏差の大きさによって「揺れ幅」を調整してもよい。すなわち、ガウシアン分布の標準偏差が大きいほど、ガウシアンノイズ画像111a,111bの画素値の平均値も大きくなり、変形地図154a−n,164a−nの各画素値の絶対値も大きくなり、その結果、得られる映像の「揺れ幅」も大きくなる。逆に、ガウシアン分布の標準偏差が小さいほど、ガウシアンノイズ画像111a,111bの画素値の平均値も小さくなり、変形地図154a−n,164a−nの各画素値の絶対値も小さくなり、その結果、得られる映像の「揺れ幅」も小さくなる。そのため、「原画像」に気体の揺らぎの印象を与える際のガウシアン分布の標準偏差を、「原画像」に液体の揺らぎの印象を与える際のガウシアン分布の標準偏差よりも小さくすることで、原画像に与える印象の気体らしさや液体らしさを制御してもよい。また、ガウシアンノイズ画像111a,111bの画素値をサンプリングする際のガウシアン分布の標準偏差の大きさに加え、前述した係数ch,cvの大きさによって「揺れ幅」を調整してもよい。この場合の係数ch,cvは0よりも大きく1未満であってもよいし、1よりも大きくてもよい。その他、空間周波数領域変換部151で得られた空間周波数領域の空間周波数領域画像113a’−n、および空間周波数領域変換部161で得られた空間周波数領域の空間周波数領域画像113b’−nの振幅を増減することで「揺れ幅」を調整してもよい。フィルタ処理部152で得られた空間周波数領域画像152a−n、およびフィルタ処理部162で得られた空間周波数領域画像162b−nの振幅を増減することで「揺れ幅」を調整してもよい。また、これらを組み合わせて「揺れ幅」を調整してもよい。
Claims (14)
- 原画像に気体または液体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する映像生成装置であって、
前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ前記映像を得る処理部を有し、
前記処理部は、
前記原画像に気体の揺らぎの印象を与えた前記映像を第1映像とし、
前記原画像に液体の揺らぎの印象を与えた前記映像を第2映像としたとき、
前記第1映像における前記空間的な揺らぎの揺れ幅が、前記第2映像における前記空間的な揺らぎの揺れ幅よりも小さくなる前記映像を得る、映像生成装置。 - 請求項1の映像生成装置であって、
前記処理部は、低空間周波数成分を含む複数の異なる変形地図をそれぞれ用いて前記原画像を変調して前記複数の変調画像を得る、映像生成装置。 - 請求項2の映像生成装置であって、
前記変形地図のそれぞれは、前記原画像の各画素と対応する各要素を持ち、前記各要素が前記各要素に対応する前記各画素の移動方向及び移動量を示し、
前記処理部は、前記変形地図ごとに、前記原画像の各画素を当該画素に対応する前記各要素により特定される移動方向および移動量だけ移動させて、前記複数の変調画像を得、
前記第1映像を得るための前記変形地図が示す移動量は、前記第2映像を得るための前記変形地図が示す移動量よりも小さい、映像生成装置。 - 請求項1から3のいずれかの映像生成装置であって、
前記処理部は、前記映像の鮮鋭度を調整可能であり、
前記第1映像の鮮鋭度は、前記第2映像の鮮鋭度よりも低い、映像生成装置。 - 原画像に気体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する映像生成装置であって、
低空間周波数成分を含む複数の異なる変形地図をそれぞれ用いて前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ前記映像を得る処理部を有し、
前記変形地図は、前記原画像の下方側から上方側に向かう方向に対応する向きにノイズ画像の要素を移動させて得られる複数の異なる第2ノイズ画像に対応し、
前記変形地図のそれぞれは、前記原画像の各画素と対応する各要素を持ち、前記各要素が前記各要素に対応する前記各画素の移動方向及び移動量を示し、
前記処理部は、前記変形地図ごとに、前記原画像の各画素を当該画素に対応する前記各要素により特定される移動方向および移動量だけ移動させて、前記複数の変調画像を得る、映像生成装置。 - 原画像に気体または液体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する際の1以上のパラメータを決定するためのユーザインタフェースを含む映像生成装置であって、
前記パラメータの1つである揺れ幅に対応する第1情報を利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、前記揺れ幅の大小を前記利用者が視認可能なように前記第1情報を提示するとともに、前記揺れ幅の大小についての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第1情報を設定する第1設定部と、
前記パラメータに基づく映像を前記利用者に視認可能とするためのユーザインタフェースであって、前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて得た、前記第1情報に対応する揺れ幅の空間的な揺らぎを持つ前記映像を、前記第1情報と共に提示する映像提示部と、
を有する映像生成装置。 - 請求項6の映像生成装置であって、
前記パラメータの1つである前記映像の鮮鋭度に対応する第2情報を前記利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、前記鮮鋭度の高低を前記利用者が視認可能なように前記第2情報を提示するとともに、前記鮮鋭度の高低についての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第2情報を設定する第2設定部をさらに有し、
前記映像提示部は、前記第2情報に対応する鮮鋭度に調整した前記映像を、前記第2情報と共に提示する、映像生成装置。 - 請求項6または7の映像生成装置であって、
前記パラメータの1つであるノイズ画像の要素の移動パタンに対応する第3情報を前記利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、前記移動パタンを前記利用者が視認可能なように前記第3情報を提示するとともに、前記移動パタンについての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第3情報を設定する第3設定部をさらに有し、
前記映像提示部は、前記第3情報に対応する移動パタンでノイズ画像の要素を移動させて複数の異なる第2ノイズ画像を得、前記複数の異なる第2ノイズ画像に対応する変形地図をそれぞれ用いて前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて得た、空間的な揺らぎを持つ前記映像を、前記第3情報とともに提示する映像生成装置。 - 請求項6から8のいずれかの映像生成装置であって、
前記パラメータの1つであるフィルタの振幅に対応する第4情報を前記利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、前記フィルタの振幅を前記利用者が視認可能なように前記第4情報を提示するとともに、前記フィルタの振幅についての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第4情報を設定する第4設定部と、
前記パラメータの1つである前記フィルタの分布の幅に対応する第5情報を前記利用者が設定するためのユーザインタフェースであって、前記フィルタの分布の幅を前記利用者が視認可能なように前記第5情報を提示するとともに、前記フィルタの分布についての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第5情報を設定する第5設定部と、
をさらに有し、
前記映像提示部は、特定の移動パタンでノイズ画像の要素を移動させて得られる複数の異なる第2ノイズ画像を、前記第4情報に対応する振幅および前記第5情報に対応する分布の幅を持つ前記フィルタでフィルタ処理して得た複数の変形地図をそれぞれ用いて前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて得た、空間的な揺らぎを持つ前記映像を、前記第4情報および前記第5情報とともに提示する、映像生成装置。 - 請求項9の映像生成装置であって、
前記映像提示部は、前記第4情報に対応する振幅および前記第5情報に対応する分布の幅を持つ前記フィルタを表現した図形を提示する、映像生成装置。 - 原画像に気体または液体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する映像生成方法であって、
前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ前記映像を得る処理ステップを有し、
前記処理ステップは、
前記原画像に気体の揺らぎの印象を与えた前記映像を第1映像とし、
前記原画像に液体の揺らぎの印象を与えた前記映像を第2映像としたとき、
前記第1映像における前記空間的な揺らぎの揺れ幅が、前記第2映像における前記空間的な揺らぎの揺れ幅よりも小さい前記映像を得る、映像生成方法。 - 原画像に気体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する映像生成方法であって、
低空間周波数成分を含む複数の異なる変形地図をそれぞれ用いて前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて空間的な揺らぎを持つ前記映像を得る処理ステップを有し、
前記変形地図は、前記原画像の下方側から上方側に向かう方向に対応する向きにノイズ画像の要素を移動させて得られる複数の異なる第2ノイズ画像に対応し、
前記変形地図のそれぞれは、前記原画像の各画素と対応する各要素を持ち、前記各要素が前記各要素に対応する前記各画素の移動方向及び移動量を示し、
前記処理ステップは、前記変形地図ごとに、前記原画像の各画素を当該画素に対応する前記各要素により特定される移動方向および移動量だけ移動させて、前記複数の変調画像を得る、映像生成方法。 - 原画像に気体または液体の揺らぎの印象を与えた映像を生成する際の1以上のパラメータを決定するためのユーザインタフェースを用いた映像生成方法であって、
前記パラメータの1つである揺れ幅に対応する第1情報を利用者が設定するためのユーザインタフェースが、前記揺れ幅の大小を前記利用者が視認可能なように前記第1情報を提示するとともに、前記揺れ幅の大小についての前記利用者の入力を受けつけることにより前記第1情報を設定する第1設定ステップと、
前記パラメータに基づく映像を前記利用者に視認可能とするためのユーザインタフェースが、前記原画像を変調して複数の変調画像を得、前記複数の変調画像を時系列に並べて得た、前記第1情報に対応する揺れ幅の空間的な揺らぎを持つ前記映像を、前記第1情報と共に提示する映像提示ステップと、
を有する映像生成方法。 - 請求項1から10の何れかの映像生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016159073A JP6505646B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016159073A JP6505646B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018028710A JP2018028710A (ja) | 2018-02-22 |
JP6505646B2 true JP6505646B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=61248787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016159073A Active JP6505646B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6505646B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6845181B2 (ja) * | 2018-04-24 | 2021-03-17 | 日本電信電話株式会社 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
JP6950641B2 (ja) * | 2018-07-30 | 2021-10-13 | 日本電信電話株式会社 | 画像生成装置、画像生成方法、およびプログラム |
CN111524083B (zh) * | 2020-05-07 | 2023-05-05 | 桂林电子科技大学 | 基于结构光的主被动相结合水下对空成像图像恢复方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3610702B2 (ja) * | 1996-10-18 | 2005-01-19 | 富士通株式会社 | 映像生成装置 |
JP3645847B2 (ja) * | 2001-10-11 | 2005-05-11 | コナミ株式会社 | 画像処理装置及びコンピュータプログラム |
JP6069115B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2017-02-01 | 日本電信電話株式会社 | 映像生成装置、映像生成方法、プログラム |
-
2016
- 2016-08-15 JP JP2016159073A patent/JP6505646B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018028710A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6611837B2 (ja) | 映像呈示装置、その方法、プログラム | |
Kraus et al. | Depth‐of‐field rendering by pyramidal image processing | |
Longhurst et al. | A gpu based saliency map for high-fidelity selective rendering | |
KR102120046B1 (ko) | 오브젝트를 표시하는 방법 | |
CN104571887B (zh) | 一种基于静态图片的动态交互方法和装置 | |
US8629868B1 (en) | Systems and methods for simulating depth of field on a computer generated display | |
JP6505646B2 (ja) | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム | |
WO2019198570A1 (ja) | 映像生成装置、映像生成方法、プログラム、およびデータ構造 | |
Lopez-Moreno et al. | Stylized depiction of images based on depth perception | |
KR20130071100A (ko) | 3차원 모형에 영상을 투사하는 장치 및 방법 | |
WO2015186284A1 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
CN107545597B (zh) | 在基板上渲染数字图像 | |
JP7387029B2 (ja) | ソフトレイヤ化および深度認識インペインティングを用いた単画像3d写真技術 | |
Nikolov et al. | Gaze-contingent display using texture mapping and opengl: system and applications | |
JP2020528626A (ja) | ウェブページを三次元オブジェクト上に重ね合わせる方法、装置およびコンピュータプログラム | |
Vinnikov et al. | Real-time simulation of visual defects with gaze-contingent display | |
JP6845181B2 (ja) | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム | |
US20220044601A1 (en) | Illusion presentation system, and illusion presentation method | |
JP2018182353A (ja) | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム | |
Kosloff et al. | Three techniques for rendering generalized depth of field effects | |
Zhou | Accurate depth based post-processing for perception enhancement in real time three-dimensional graphics | |
WO2020026670A1 (ja) | 画像生成装置、画像生成方法、およびプログラム | |
Yu et al. | Preemptive text warping to prevent appearance of motion blur | |
Monteoliva et al. | Improving Radiance simulation workflow with process of anti-aliasing and tone-mapping to enhance users’ experience in VR environments | |
CN117952848A (zh) | 图像生成方法、装置、非易失性存储介质和计算机设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6505646 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |