JP6503480B1 - 通信システム、通信装置、通信方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、通信装置、通信方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】リングプロトコルに対応している通信装置とリングプロトコルに対応していない通信装置とを含むリング型ネットワークを通信システムが有する場合でも、通信断を回避することが可能である通信システム、通信装置、通信方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】通信システムは、リングプロトコルに対応している複数の通信装置と1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムであって、非対応通信装置は、上位ネットワークと通信し、通信装置は、非対応通信装置のリンクに障害が発生した場合、少なくとも1の非対応通信装置との通信が可能であるか否かを判定する判定部と、上位ネットワークに接続されているいずれの非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の通信装置に送信するインタフェースとを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、通信システム、通信装置、通信方法及びコンピュータプログラムに関する。
広域のイーサネット(登録商標)のサービスをユーザに提供する通信システムとして、レイヤ2スイッチ(以下「L2スイッチ」という。)を含むネットワークを有する通信システムが普及している。通信システムは、法人の拠点間の通信に用いられる場合がある。このため、通信システムには、安価であることに加えて高稼働率であることが求められている。複数のL2スイッチを含むリング型ネットワークを有する通信システムには、ERP(Ethernet Ring Protection)等のリングプロトコルが規定されている場合がある(非特許文献1参照)。
「ITU−T勧告G.8032/Y.1344(Edition 4.0)」,2015年8月13日、p.5−12
しかしながら、リングプロトコルは、リングを構成する全ての通信装置がリングプロトコルに対応していることを前提としているプロトコルである。この前提は、ネットワーク構成又は通信装置を更改する際に、新たに導入されるネットワーク構成又は通信装置に関する制約条件となる。
図8は、従来の回線切替の例を示す図である。図8では、通信システムは、ERPに対応していない通信装置であるルータと、ERPに対応している通信装置であるL2スイッチとを備える。図8では、いずれのルータもERPに対応していないので、L2スイッチは、L2スイッチのポート100から各ルータを経由して他のL2スイッチのポート200までを結ぶリンクを1本のリンクと認識する。
リング型ネットワークに障害が発生していない場合、通信システムは、リング型ネットワークにおける複数のL2スイッチのうちの1台のL2スイッチに、1個のブロッキングポート(閉塞ポート)を設ける。このブロッキングポートの状態は、ERPに規定されている「Admin Blocking」状態である。図8では、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートは、ポート200である。各L2スイッチは、ERPに規定されているリング正常性確認(R-CC: Ring Continuity Check)のための制御フレームであるスイッチ間検査フレームを、所定周期で互いに通信する。図8に示された破線は、スイッチ間検査フレームの通信を表す線である。
図8では、一例として、ルータ間のリンクに障害が発生している。スイッチ間検査フレームを特定のL2スイッチから取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチは、リング型ネットワークに障害が発生したと判定する。リング型ネットワークに障害が発生したとL2スイッチが判定した場合、各L2スイッチは、スイッチ間検査フレームを用いて、障害の発生箇所をリンク単位で特定する。
障害が発生しているリンクに直接に繋がっているポートを有するL2スイッチは、障害が発生しているリンクに直接に繋がっているポートを閉塞する。すなわち、障害が発生しているリンク端のポートを有するL2スイッチは、障害が発生しているリンクのポートの状態を、ERPに規定されている「Failure Blocking」状態に遷移させる。図8では、ポート100及びポート200が、「Failure Blocking」状態のブロッキングポートとなる。ポート100及びポート200がブロッキングポートとなった場合、各L2スイッチは、いずれのルータとも通信ができないので、各L2スイッチと上位ネットワークとの間の通信ができない。
このように、従来の通信システムは、リングプロトコルに対応している通信装置とリングプロトコルに対応していない通信装置とを含むリング型ネットワークを通信システムが有する場合には、通信断を回避することができない場合があるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、リングプロトコルに対応している通信装置とリングプロトコルに対応していない通信装置とを含むリング型ネットワークを通信システムが有する場合でも、通信断を回避することが可能である通信システム、通信装置、通信方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムであって、前記非対応通信装置は、前記リング型ネットワークの上位ネットワークと通信し、前記通信装置は、前記非対応通信装置のリンクに障害が発生した場合、前記上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定する判定部と、前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するインタフェースとを有する、通信システムである。
本発明の一態様は、リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムにおける前記通信装置であって、前記非対応通信装置のリンクに障害が発生した場合、前記リング型ネットワークの上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定する判定部と、前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するインタフェースとを備える通信装置である。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記リングプロトコルは、ERPである。
本発明の一態様は、リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムにおける通信装置が実行する通信方法であって、前記非対応通信装置のリンクに障害が発生した場合、前記リング型ネットワークの上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定するステップと、前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するステップとを有する通信方法である。
本発明の一態様は、通信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、リングプロトコルに対応している通信装置とリングプロトコルに対応していない通信装置とを含むリング型ネットワークを通信システムが有する場合でも、通信断を回避することが可能である。
通信システムの構成の例を示す図である。 ルータ及びL2スイッチの各構成の例を示す図である。 回線切替の第1例を示す図である。 回線切替の第2例を示す図である。 回線切替の第3例を示す図である。 回線切替の第4例を示す図である。 L2スイッチの動作の例を示すフローチャートである。 従来の回線切替の例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、通信システム1の構成の例を示す図である。通信システム1は、リングプロトコルに対応している通信装置と、リングプロトコルに対応していない通信装置とを有するシステムである。通信システム1は、例えば、広域のイーサネット(登録商標)のサービスをユーザに提供する。以下では、リングプロトコルは、一例としてERPである。
通信システム1は、上位ネットワーク2と、1台以上のルータ3と、複数のL2スイッチ4とを備える。図1では、通信システム1は、一例として、上位ネットワーク2と、ルータ3−1〜3−2と、L2スイッチ4−1〜4−3とを備える。図1では、ルータ3−1とL2スイッチ4−1〜4−3とルータ3−2とは、この順でリング状に接続されている。図1では、リング型ネットワークに障害は発生していない。
以下では、ルータ3−1〜3−2に共通する事項については、符号の一部を省略して「ルータ3」と表記する。L2スイッチ4−1〜4−3に共通する事項については、符号の一部を省略して「L2スイッチ4」と表記する。
上位ネットワーク2は、ルータ3及びスイッチ4を各ノードとして有するリング状ネットワークに対して上位のネットワークである。上位のネットワーク2は、少なくとも1台のルータ3に接続されている。上位ネットワーク2の通信装置(不図示)は、ルータ3を介してL2スイッチ4と通信する。
ルータ3は、リングプロトコルに対応していない通信装置(非対応通信装置)である。したがって、ルータ3は、リングプロトコルに基づいてポートの状態遷移を制御することはない。ルータ3は、L2スイッチを介さずに、上位ネットワーク2と通信する。ルータ3は、リング状ネットワークのいずれかの通信装置から取得されたユーザフレーム(データフレーム)又は制御フレームを、リング状ネットワークの他通信装置に転送する。
ルータ3−1は、上位ネットワーク2から取得したユーザフレーム又は制御フレームを、L2スイッチ4−1又はルータ3−2に転送する。ルータ3−1は、ルータ3−2から取得されたユーザフレーム又は制御フレームを、上位ネットワーク2又はL2スイッチ4−1に転送する。ルータ3−1は、L2スイッチ4−1から取得されたユーザフレーム又は制御フレームを、上位ネットワーク2又はルータ3−2に転送する。
ルータ3−2は、上位ネットワーク2から取得されたユーザフレーム又は制御フレームを、ルータ3−1又はL2スイッチ4−3に転送する。ルータ3−2は、ルータ3−1から取得されたユーザフレーム又は制御フレームを、上位ネットワーク2又はL2スイッチ4−3に転送する。ルータ3−2は、L2スイッチ4−3から取得されたユーザフレーム又は制御フレームを、上位ネットワーク2又はルータ3−1に転送する。
L2スイッチ4は、リングプロトコルに対応している通信装置である。L2スイッチ4は、リングプロトコルに基づいてポートの状態遷移を制御する。L2スイッチ4は、リング状ネットワークの通信装置から取得されたユーザフレームを、リング状ネットワークの他通信装置に転送する。L2スイッチ4は、リング状ネットワークの他L2スイッチ4から取得された制御フレームに基づいて、ポートの状態遷移等を制御する。
L2スイッチ4−1は、ルータ3−1から取得されたユーザフレームを、L2スイッチ4−2に転送する。L2スイッチ4−1は、L2スイッチ4−2から取得されたユーザフレームを、ルータ3−1に転送する。L2スイッチ4−1は、ルータ3−2及び3−1を介して、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−3から取得する。L2スイッチ4−1は、ルータ3−1及び3−2を介して、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−3に送信する。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−2から取得する。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−2に送信する。
L2スイッチ4−2は、L2スイッチ4−1から取得されたユーザフレームを、L2スイッチ4−3に転送する。L2スイッチ4−2は、L2スイッチ4−3から取得されたユーザフレームを、L2スイッチ4−1に転送する。L2スイッチ4−2は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−1から取得する。L2スイッチ4−2は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−1に送信する。L2スイッチ4−2は、スイッチ間検査フレーム10−3をL2スイッチ4−3から取得する。L2スイッチ4−2は、スイッチ間検査フレーム10−3をL2スイッチ4−3に送信する。
通信システム1の管理者は、L2スイッチ4−1〜4−3のうちのいずれか1台のL2スイッチ4に、リングプロトコルによって「Admin Blocking」状態のブロッキングポートを設ける。図1では、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートは、一例として、L2スイッチ4−3のポート400−3である。ポート400−3は、リング型ネットワークにトラフィックループが発生することを抑止する。
L2スイッチ4−3は、ポート400−3から取得されたユーザフレームを破棄する。例えば、L2スイッチ4−3は、ルータ3−1及び3−2を介してL2スイッチ4−1から取得されたユーザフレームを破棄する。例えば、L2スイッチ4−3は、ルータ3−2を介して上位ネットワーク2から取得されたユーザフレームを破棄する。
L2スイッチ4−3は、ユーザフレームをL2スイッチ4−2に送信する。L2スイッチ4−3は、ルータ3−1及び3−2を介して、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−1から取得する。L2スイッチ4−3は、ルータ3−2及び3−1を介して、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−1に送信する。L2スイッチ4−3は、スイッチ間検査フレーム10−3をL2スイッチ4−2から取得する。L2スイッチ4−3は、スイッチ間検査フレーム10−3をL2スイッチ4−2に送信する。
図2は、ルータ3及びL2スイッチ4の各構成の例を示す図である。ルータ3の各機能部を説明する。ルータ3は、インタフェース30と、処理部31と、インタフェース32とを備える。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。記憶部は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記録媒体(非一時的な記録媒体)である。記憶部は、例えば、RAM(Random Access Memory)やレジスタなどの揮発性の記録媒体を有してもよい。各機能部のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。
インタフェース30は、インタフェース30がL2スイッチ4と接続されている場合、ユーザフレーム、スイッチ間検査フレーム10、疎通確認フレーム11、状態遷移指示フレーム12を、自ルータ及びL2スイッチ4の間で通信する。疎通確認フレーム11は、通信装置間の疎通を確認するための制御フレームである。疎通確認フレーム11は、例えば、Ping等のコマンドを含むフレームである。インタフェース30は、疎通確認フレーム11を取得した場合、疎通確認フレーム11を送信したL2スイッチ4に疎通確認フレーム11を返信する。インタフェース30は、インタフェース30が他ルータ3と接続されている場合、ユーザフレーム、スイッチ間検査フレーム10、状態遷移指示フレーム12を、自ルータ及び他ルータ3の間で通信する。
処理部31は、ユーザフレーム、スイッチ間検査フレーム10を、インタフェース30又はインタフェース32に転送する。例えば、処理部31は、インタフェース30がスイッチ間検査フレーム10を取得した場合、スイッチ間検査フレーム10をインタフェース32に転送する。
L2スイッチ4の各機能部を説明する。インタフェース32は、インタフェース32がL2スイッチ4と接続されている場合、ユーザフレーム、スイッチ間検査フレーム10、疎通確認フレーム11、状態遷移指示フレーム12を、自ルータ及びL2スイッチ4の間で通信する。インタフェース32は、疎通確認フレーム11を取得した場合、疎通確認フレーム11を送信したL2スイッチ4に疎通確認フレーム11を返信する。インタフェース32は、インタフェース32が他ルータ3と接続されている場合、ユーザフレーム、スイッチ間検査フレーム10、状態遷移指示フレーム12を、自ルータ及び他ルータ3の間で通信する。
L2スイッチ4は、インタフェース40と、制御部41と、インタフェース42とを備える。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU等のプロセッサが、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。各機能部のうち一部又は全部は、LSIやASIC等のハードウェアを用いて実現されてもよい。記憶部は、例えば、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記録媒体(非一時的な記録媒体)である。記憶部は、例えば、RAMやレジスタなどの揮発性の記録媒体を有してもよい。
インタフェース40は、ポート400を有する。インタフェース40は、インタフェース40が他L2スイッチ4と接続されている場合、ユーザフレーム及びスイッチ間検査フレーム10を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間で通信する。インタフェース40は、インタフェース40がルータ3と接続されている場合、ユーザフレーム及びスイッチ間検査フレーム10を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間でルータ3を介して通信してもよい。インタフェース40は、インタフェース40がルータ3と接続されている場合、自L2スイッチ4とルータ3との間で疎通確認フレーム11を通信する。インタフェース40は、インタフェース40が他L2スイッチ4と接続されている場合、状態遷移指示フレーム12を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間で通信する。状態遷移指示フレーム12は、L2スイッチ4のポートの状態を遷移させる指示を表すフレームである。インタフェース40は、インタフェース40がルータ3と接続されている場合、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間でルータ3を介して、状態遷移指示フレーム12を通信してもよい。
制御部41(判定部)は、スイッチ間検査フレーム10をL2スイッチ4から取得していない時間が一定時間以上となった場合、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間のリンクに障害が発生したと判定する。例えば、制御部41−1は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−2から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−2の間のリンクに障害が発生したと判定する。
制御部41は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクであるか否かを判定する。制御部41は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクである場合、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示(R-AIS: Ring Alarm Indication Signal)を表す状態遷移指示フレーム12を、障害が発生しているリンクのポートとは反対側のポートから、ルータ3又は他L2スイッチ4に送信する。
制御部41は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでない場合、上位ネットワーク2に接続しているルータ3に、インタフェース40又は42を介して疎通確認フレーム11を送信する。すなわち、制御部41は、障害が発生したリンクがルータ3を経由するリンクである場合、通信システム1において上位ネットワーク2に接続されてる1台以上のルータ3と自L2スイッチ4との間の通信が可能であるか否かを判定する。
例えば、制御部41−1は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでない場合、上位ネットワーク2に接続しているルータ3−1に、インタフェース42を介して疎通確認フレーム11−1を送信する。例えば、制御部41−3は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでない場合、上位ネットワーク2に接続しているルータ3−2に、インタフェース40を介して疎通確認フレーム11−3を送信してもよい。
これによって、制御部41は、障害が発生しているリンクがルータ3及びL2スイッチ4の間のリンクであるか否かを判定することができる。すなわち、制御部41は、L2スイッチ4が上位ネットワーク2と通信可能であるか否かを判定することができる。
例えば、障害が発生しているリンクがルータ3−1及びL2スイッチ4−1の間のリンクであり、ポート400−3がブロッキングポートである場合には、L2スイッチ4−1〜4−3は、ユーザフレームを上位ネットワーク2と通信することができない。したがって、制御部41−1は、障害が発生しているリンクがルータ3−1及びL2スイッチ4−1の間のリンクであるか否かを表す判定結果に基づいて、L2スイッチ4−1〜4−3が上位ネットワーク2と通信可能であるか否かを判定することができる。
制御部41は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間のリンクに障害が発生していないと判定した場合、状態遷移指示フレーム12を送信しないと判定する。すなわち、制御部41は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間の疎通が確認できた場合、状態遷移指示フレーム12を送信しないと判定する。
制御部41−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間のリンクに障害が発生していると判定した場合、ポートの所定状態への遷移を指示するための状態遷移指示フレーム12を送信すると判定する。すなわち、制御部41は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間の疎通が確認できない場合、ポートの所定状態への遷移を指示するための状態遷移指示フレーム12を送信すると判定する。
例えば、制御部41−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3−1とL2スイッチ4−1との間の疎通が確認できない場合、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートを開放状態に遷移させる指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12を送信する。制御部41−1は、状態遷移指示フレーム12を送信することによって、複数のL2スイッチ4におけるポートの状態を遷移させることができる。
インタフェース42は、ポート420を有する。インタフェース42は、インタフェース42が他L2スイッチ4と接続されている場合、ユーザフレーム及びスイッチ間検査フレーム10を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間で通信する。インタフェース42は、インタフェース42がルータ3と接続されている場合、自L2スイッチ4とルータ3との間で疎通確認フレーム11を通信する。インタフェース42は、インタフェース42がルータ3と接続されている場合、ユーザフレーム及びスイッチ間検査フレーム10を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間でルータ3を介して通信してもよい。インタフェース42は、インタフェース42がルータ3と接続されている場合、自L2スイッチ4とルータ3との間で疎通確認フレーム11を通信する。インタフェース42は、インタフェース42が他L2スイッチ4と接続されている場合、状態遷移指示フレーム12を、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間で通信する。インタフェース42は、インタフェース42がルータ3と接続されている場合、自L2スイッチ4と他L2スイッチ4との間でルータ3を介して、状態遷移指示フレーム12を通信してもよい。
次に、回線切替の例を説明する。
図3は、回線切替の第1例を示す図である。図3では、L2スイッチ4−1及び4−2の間のリンクに障害が発生している。したがって、図3では、ルータ3のリンクに障害が発生していない。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−2から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−2の間のリンクに障害が発生したと判定する。L2スイッチ4−1は、障害が発生したリンクのポート400−1の状態を、ERPに規定されている「Failure Blocking」状態に遷移させる。L2スイッチ4−1は、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12−1を、ポート400−1とは反対側のポートから、ルータ3−1及びルータ3−2を介してL2スイッチ4−3に送信する。
L2スイッチ4−2は、スイッチ間検査フレーム10−2をL2スイッチ4−1から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−2の間のリンクに障害が発生したと判定する。L2スイッチ4−2は、障害が発生したリンクのポート420−2の状態を、ERPに規定されている「Failure Blocking」状態に遷移させる。L2スイッチ4−2は、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12−3を、ポート420−2とは反対側のポートから、L2スイッチ4−3に送信する。
L2スイッチ4−3は、取得された制御フレームに基づいて、ポート400−3の状態を制御する。「Admin Blocking」状態であるポート400−3を有するL2スイッチ4−3は、ポートの開放指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12−1及び12−3を取得した場合、FDBフラッシュ(Filtering Data Base Flush)を実行することによって、経路情報を更新する。L2スイッチ4−3は、「Admin Blocking」状態であるポート400−3の状態を、ERPに規定された「Forwarding」状態(開放状態)に遷移させる。これによって、通信システム1は、L2スイッチ4−1及び4−2の間のリンクに障害が発生した場合でも、通信断を回避することが可能である。
図4は、回線切替の第2例を示す図である。図4では、ルータ3−2及びL2スイッチ4−3の間のリンクに障害が発生している。したがって、図4では、ルータ3のリンクに障害が発生している。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−3から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−3の間のリンクに障害が発生したと判定する。障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでないため、L2スイッチ4−1は、疎通確認フレーム11−1をルータ3−1に送信する。
図4では、ルータ3−2及びL2スイッチ4−3の間のリンクに障害が発生しているので、L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3−1と通信することができる。L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間の疎通が確認できたので、状態遷移指示フレーム12を送信しないと判定する。L2スイッチ4−1は、判定結果に基づいて、回線切替の実行を保留する。これによって、通信システム1は、ルータ3−2及びL2スイッチ4−3の間のリンクに障害が発生した場合でも、通信断を回避することが可能である。
図5は、回線切替の第3例を示す図である。図5では、ルータ3−1及び3−2の間のリンクに障害が発生している。したがって、図5では、ルータ3のリンクに障害が発生している。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−3から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−3の間のリンクに障害が発生したと判定する。障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでないため、L2スイッチ4−1は、疎通確認フレーム11−1をルータ3−1に送信する。
図5では、ルータ3−1及び3−2の間のリンクに障害が発生しているので、L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3−1と通信することができる。L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間の疎通が確認できたので、状態遷移指示フレーム12を送信しないと判定する。L2スイッチ4−1は、判定結果に基づいて、回線切替の実行を保留する。これによって、通信システム1は、ルータ3−1及びルータ3−2の間のリンクに障害が発生した場合でも、通信断を回避することが可能である。
図6は、回線切替の第4例を示す図である。図6では、L2スイッチ4−1及びルータ3−1の間のリンクに障害が発生している。したがって、図6では、ルータ3のリンクに障害が発生している。L2スイッチ4−1は、スイッチ間検査フレーム10−1をL2スイッチ4−3から取得していない時間が一定時間以上となった場合、L2スイッチ4−1及び4−3の間のリンクに障害が発生したと判定する。障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでないため、L2スイッチ4−1は、疎通確認フレーム11−1をルータ3−1に送信する。
図6では、L2スイッチ4−1及びルータ3−1の間のリンクに障害が発生しているので、L2スイッチ4−1は、疎通確認フレーム11−1をルータ3−1から取得することができない。したがって、L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3−1と通信することができない。
L2スイッチ4−1は、障害が発生したリンクのポート420−1の状態を、ERPに規定されている「Failure Blocking」状態に遷移させる。L2スイッチ4−1は、上位ネットワーク2に接続されているルータ3と自L2スイッチ4との間の疎通が確認できないので、状態遷移指示フレーム12を送信すると判定する。L2スイッチ4−1は、判定結果に基づいて、回線切替を実行する。例えば、L2スイッチ4−1は、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12−2を、障害が発生しているリンクのポート420−1とは反対側のポートから、L2スイッチ4−2に送信する。L2スイッチ4−2は、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示を表す状態遷移指示フレーム12−3を、L2スイッチ4−3に送信する。
L2スイッチ4−3は、状態遷移指示フレーム12−3を取得した場合、「Admin Blocking」状態であるポート400−3の状態を、ERPに規定された「Forwarding」状態(開放状態)に遷移させる。これによって、通信システム1は、L2スイッチ4−1及びルータ3−1の間のリンクに障害が発生した場合でも、通信断を回避することが可能である。
次に、L2スイッチ4の動作の例を説明する。
図7は、L2スイッチ4の動作の例を示すフローチャートである。L2スイッチ4は、リング型ネットワークにおける障害の発生を検出した場合、図7に示されたフローチャートを実行する。
L2スイッチ4は、障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクであるか否かを判定する(ステップS101)。障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクである場合(ステップS101:YES)、L2スイッチ4は、「Admin Blocking」状態のブロッキングポートの開放指示(R-AIS)を表す状態遷移指示フレーム12を、リングプロトコルに基づいて他L2スイッチ4に送信する(ステップS102)。L2スイッチ4は、ステップS102を実行した場合、回線切替の処理を終了する。
障害が発生したリンクがL2スイッチ4間のリンクでない場合(ステップS101:NO)、L2スイッチ4は、1台以上のルータ3と自L2スイッチ4との間の通信が可能であるか否かを判定する(ステップS103)。通信システム1において上位ネットワーク2に接続されている1台以上のルータ3と自L2スイッチ4との間の通信が可能である場合(ステップS103:YES)、L2スイッチ4は、回線切替の処理を終了する。
通信システム1において上位ネットワーク2に接続されている全てのルータ3と自L2スイッチ4との間の通信が不能である場合(ステップS103:NO)、L2スイッチ4は、所定状態を表す状態遷移指示フレーム12を、リングプロトコルに基づいて他L2スイッチ4に送信する(ステップS104)。L2スイッチ4は、ステップS104を実行した場合、回線切替の処理を終了する。
以上のように、実施形態の通信システム1は、リングプロトコルに対応している複数のL2スイッチ4と、リングプロトコルに対応していない1台以上のルータ3とを含むリング型ネットワークを有する通信システムである。ルータ3は、リング型ネットワークの上位ネットワーク2と通信する。L2スイッチ4は、判定部としての制御部41と、インタフェース40と、インタフェース42とを有する。制御部41は、ルータ3のリンクに障害が発生した場合、上位ネットワーク2に接続されている少なくとも1台のルータ3との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定する。インタフェース40又はインタフェース42は、上位ネットワーク2に接続されているいずれのルータ3との通信も不能であると判定された場合、状態遷移指示フレーム12を他のL2スイッチ4に送信する。
これによって、実施形態の通信システム1は、リングプロトコルに対応している通信装置とリングプロトコルに対応していない通信装置とを含むリング型ネットワークを通信システムが有する場合でも、通信断を回避することが可能である。
実施形態の通信システム1は、通信装置又はリンクに障害が発生した場合でも、リングプロトコルによって、短時間で回線を切り替えることが可能である。実施形態の通信システム1は、リングプロトコルによって、高稼働率のネットワークを実現することが可能である。
実施形態の通信システム1は、通信断を回避して、正常系及び予備系の回線切替を実行することが可能である。実施形態の通信システム1がリングプロトコルに対応していない通信装置を含むことができるので、通信システム1の管理者は、通信システム1にネットワーク機能を容易に付加することが可能である。実施形態の通信システム1は、リングプロトコルの接続性を向上させることが可能である。
上述した実施形態におけるL2スイッチ及びルータ等の通信装置の少なくとも一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、通信システム、通信装置に適用可能である。
1…通信システム、2…上位ネットワーク、3…ルータ、4…L2スイッチ、10…スイッチ間検査フレーム、11…疎通確認フレーム、12…状態遷移指示フレーム、30…インタフェース、31…処理部、32…インタフェース、40…インタフェース、41…制御部、42…インタフェース、100…ポート、200…ポート、400…ポート、420…ポート

Claims (5)

  1. リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムであって、
    前記非対応通信装置は、
    前記リング型ネットワークの上位ネットワークと通信し、
    前記通信装置は、
    前記非対応通信装置のリンクに障害が発生し、検査フレームを他の前記通信装置に送信し、他の前記通信装置から送信された検査フレームを自通信装置が取得していない時間が一定時間以上となった場合、疎通確認フレームを前記非対応通信装置に送信し、前記非対応通信装置から送信された疎通確認フレームを自通信装置が取得したか否かに基づいて、前記上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定する判定部と、
    前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するインタフェースとを有する、
    通信システム。
  2. リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムにおける前記通信装置であって、
    前記非対応通信装置のリンクに障害が発生し、検査フレームを他の前記通信装置に送信し、他の前記通信装置から送信された検査フレームを自通信装置が取得していない時間が一定時間以上となった場合、疎通確認フレームを前記非対応通信装置に送信し、前記非対応通信装置から送信された疎通確認フレームを自通信装置が取得したか否かに基づいて、前記リング型ネットワークの上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定する判定部と、
    前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するインタフェースと
    を備える通信装置。
  3. 前記リングプロトコルは、ERP(Ethernet Ring Protection)である、請求項2に記載の通信装置。
  4. リングプロトコルに対応している複数の通信装置と前記リングプロトコルに対応していない1以上の非対応通信装置とを含むリング型ネットワークを有する通信システムにおける通信装置が実行する通信方法であって、
    前記非対応通信装置のリンクに障害が発生し、検査フレームを他の前記通信装置に送信し、他の前記通信装置から送信された検査フレームを自通信装置が取得していない時間が一定時間以上となった場合、疎通確認フレームを前記非対応通信装置に送信し、前記非対応通信装置から送信された疎通確認フレームを自通信装置が取得したか否かに基づいて、前記リング型ネットワークの上位ネットワークに接続されている少なくとも1の前記非対応通信装置との直接又は間接の通信が可能であるか否かを判定するステップと、
    前記上位ネットワークに接続されているいずれの前記非対応通信装置との通信も不能であると判定された場合、他の前記通信装置のポートの状態を遷移させる指示を表す状態遷移指示フレームを、他の前記通信装置に送信するステップと
    を有する通信方法。
  5. 請求項2から請求項3までのいずれか一項に記載した通信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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