JP6502410B2 - 光マイクロフォンシステム - Google Patents
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Description
[付記1]
光マイクロフォンシステムであって、
直線偏光で光ビームを放射するように構成されたレーザと、
前記光ビームを反射するとともに、音響入力信号に応答して振動するように構成された膜状ミラーを備える光キャビティシステムと、
前記光ビームの少なくとも一部を受信し、前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すマイクロフォン信号を前記光ビームの反射に基づいて生成するように構成された少なくとも1つの光検出器と、
前記マイクロフォン信号を処理して前記音響入力信号の特性を決定するように構成された音響プロセッサと、
を備える光マイクロフォンシステム。
[付記2]
前記マイクロフォン信号は、前記光ビームの直線偏光に関連するキャリア信号と、前記音響入力信号に対応するベースバンド信号とを含む周波数変調(FM)信号であり、前記音響プロセッサは、前記キャリア信号に関連する基準周波数信号によってマイクロフォン信号を復調して、前記音響入力信号の振幅および周波数のうちの少なくとも一方を決定するように構成されている、付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記3]
前記光キャビティシステムは、前記レーザと前記膜状ミラーとの間に配置されて、前記光ビームを第1直線偏光から円偏光に変換するとともに、前記反射された光ビームを前記円偏光から第2直線偏光に変換するように構成された1/4波長板をさらに備える、付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記4]
前記レーザは、垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)として構成されており、前記VCSELは、前記反射された光ビームを受信することに応答して、前記第1直線偏光の光ビームの放射と前記第2直線偏光の光ビームの放射とを行うべく発振するように構成されている、付記3に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記5]
前記光キャビティシステムは、前記少なくとも1つの光検出器をそれぞれ覆い、それぞれの前記光検出器に対して前記第1および第2直線偏光のうちの一方を実質的にフィルタリングするように構成された少なくとも1つの偏光フィルタをさらに備える、付記4に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記6]
前記マイクロフォン信号は、前記反射された光ビームの前記第1および第2直線偏光間の発振に対応する周期的遷移を含み、前記音響プロセッサは、前記マイクロフォン信号の周期的遷移の周波数に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記4に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記7]
前記反射された光ビームの前記第1および第2直線偏光間の前記周期的遷移に対応する固有周波数に関連する周波数に位相ロックされた基準周波数信号を生成するように構成された局部発振器をさらに備え、前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記6に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記8]
前記光ビームの周期的な直線偏光の遷移に関連する周波数に位相ロックされた基準周波数信号を生成するように構成された局部発振器をさらに備え、前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記9]
前記音響プロセッサは、前記音響入力信号の最小可聴検出周波数よりも低い更新周波数で前記基準周波数信号を前記光ビームの周期的な直線偏光の遷移に関連する周波数に位相ロックするように構成された位相ロックループを備える、付記8に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記10]
前記少なくとも1つの光検出器は、前記レーザに関連する利得媒質を実質的に囲み前記利得媒質とともに実質的に平面上に位置して複数のマイクロフォン信号をそれぞれ生成するように構成された複数の光検出器を備え、前記音響プロセッサは、前記複数のマイクロフォン信号に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記11]
前記音響入力信号を前記膜状ミラーに向けて反射するように構成された音響反射器をさらに備える付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記12]
前記膜状ミラーは部分的に銀色であって、前記光ビームの第1部分を反射するとともに前記光ビームの第2部分を透過させるように構成されており、
前記光マイクロフォンシステムはさらに、前記光ビームの第2部分を、第1直線偏光と該第1直線偏光に対して直交する第2直線偏光とに分離するように構成された偏光ビームスプリッタを備え、前記少なくとも1つの光検出器は、前記第1および第2直線偏光のうちの少なくとも一方に関して前記光ビームの第2部分の強度を監視することにより、前記第1および第2直線偏光間の前記光ビームの第2部分の発振に対応する周波数を有するマイクロフォン信号を生成するように構成されており、前記音響プロセッサは、前記マイクロフォン信号の周波数に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記1に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記13]
前記少なくとも1つの光検出器は、
前記第1直線偏光に関して前記光ビームの前記第2部分の強度を監視して第1マイクロフォン信号を生成するように構成された第1光検出器と、
前記第2直線偏光に関して前記光ビームの前記第2部分の強度を監視して第2マイクロフォン信号を生成するように構成された第2光検出器と、を備え、
前記音響プロセッサは、前記第1マイクロフォン信号と前記第2マイクロフォン信号との間の数学的差分の周波数に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、付記12に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記14]
音響入力信号の特性を決定するための方法であって、
レーザにより直線偏光の光ビームを生成すること、
前記レーザと前記光ビームを反射するように構成された膜状ミラーとを含む光キャビティシステムに前記光ビームを供給すること、
前記光ビームの少なくとも一部を受信するように構成された少なくとも1つの光検出器により、前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すマイクロフォン信号を前記光ビームの反射に基づいて生成すること、
基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調して前記音響入力信号の特性を決定すること、
を備える方法。
[付記15]
前記光ビームを生成することは、前記光ビームの直線偏光を、第1直線偏光と第2直線偏光との間で周期的に切り替えることを含み、
前記マイクロフォン信号を生成することは、前記マイクロフォン信号の周波数が、前記光ビームの直線偏光における前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えの周波数に基づき、且つ前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動に基づくものとなるように、前記マイクロフォン信号を生成することを含む、付記14に記載の方法。
[付記16]
前記基準周波数信号を局部発振器によって生成することをさらに備え、前記基準周波数信号は、前記光ビームの前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えに対応する固有周波数に関連する周波数を有しており、
前記マイクロフォン信号を復調することは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより、前記光ビームの前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えに関連するキャリア信号を前記マイクロフォン信号から除去することを含む、付記15に記載の方法。
[付記17]
前記音響入力信号の最小可聴検出周波数よりも低い更新周波数で前記基準周波数信号を前記光ビームの周期的な直線偏光の遷移に関連する周波数に位相ロックすることをさらに備える付記14に記載の方法。
[付記18]
光マイクロフォンシステムであって、
基準周波数信号を生成するように構成された局部発振器と、
光音響検出システムと、
音響プロセッサと、を備え、
前記光音響検出システムが、
光ビームの反射部分に応答して第1直線偏光と第2直線偏光との間を周期的に遷移する直線偏光の光ビームを放射するように構成されたレーザと、
1/4波長板と膜状ミラーと少なくとも1つの光検出器とを備える光キャビティシステムと、を備え、
前記1/4波長板は、前記レーザと前記膜状ミラーとの間に配置され、前記光ビームを前記第1および第2直線偏光のうちの一方から円偏光に変換し、前記反射された光ビームを前記円偏光から前記第1および第2直線偏光のうちの他方へ変換するように構成されており、
前記膜状ミラーは、前記光ビームを反射して、前記反射された光ビームを提供するように構成されており、
前記少なくとも1つの光検出器は、前記光ビームの少なくとも一部を受信し、音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すマイクロフォン信号を前記反射された光ビームに基づいて生成するように構成されており、
前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号に対する前記マイクロフォン信号に基づいて、前記音響入力信号の周波数および振幅のうちの少なくとも一方を決定するように構成されている、光マイクロフォンシステム。
[付記19]
前記マイクロフォン信号は、前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的遷移に関連するキャリア信号と、前記音響入力信号に対応するベースバンド信号とを含む周波数変調(FM)信号であり、前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより、前記音響入力信号の振幅および周波数のうちの少なくとも一方を決定するように構成されている、付記18に記載の光マイクロフォンシステム。
[付記20]
前記音響プロセッサは、前記音響入力信号の最小可聴検出周波数よりも低い更新周波数で、前記基準周波数信号を、前記反射された光ビームの前記第1および第2直線偏光間の周期的遷移に対応する固有周波数に関連する周波数に位相ロックし、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより、前記音響入力信号の周波数および振幅のうちの少なくとも一方を決定するように構成されている、付記18に記載の光マイクロフォンシステム。
以上の説明は、本発明の一例である。本発明を説明する上で、構成または方法のあらゆる組み合わせを説明することは可能ではないが、当業者であれば、本発明の多くのさらなる組み合わせや置換が可能であることを認識し得る。したがって、本発明は、特許請求の範囲の思想および範囲内に含まれるそのような変更、修正、および変形をすべて包含することが意図される。
Claims (14)
- 光マイクロフォンシステムであって、
第1直線偏光の光ビームの放射と第2直線偏光の光ビームの放射との間で発振するように垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)として構成されたレーザと、
前記光ビームを反射するとともに、音響入力信号に応答して振動するように構成された膜状ミラーを備える光キャビティシステムと、ここで、反射された光ビームの少なくとも一部が前記VCSELに反射され、前記VCSELは、前記反射された光ビームを受信することに応答して、前記第1直線偏光の光ビームの放射と前記第2直線偏光の光ビームの放射との間で発振し、
前記光ビームの少なくとも一部を受信し、前記光ビームの反射に基づいて前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すベースバンド信号と、前記光ビームの直線偏光に関連するキャリア信号とを含む周波数変調(FM)マイクロフォン信号を生成するように構成された少なくとも1つの光検出器と、
前記マイクロフォン信号を処理して前記音響入力信号の特性を決定するように構成された音響プロセッサと、を備える光マイクロフォンシステム。 - 前記音響プロセッサは、前記キャリア信号に関連する基準周波数信号によってマイクロフォン信号を復調して、前記音響入力信号の振幅および周波数のうちの少なくとも一方を決定するように構成されている、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記光キャビティシステムは、前記レーザと前記膜状ミラーとの間に配置されて、前記光ビームを第1直線偏光から円偏光に変換するとともに、前記反射された光ビームを前記円偏光から第2直線偏光に変換するように構成された1/4波長板をさらに備える、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記光キャビティシステムは、前記少なくとも1つの光検出器をそれぞれ覆い、それぞれの前記光検出器に対して前記第1および第2直線偏光のうちの一方を実質的にフィルタリングするように構成された少なくとも1つの偏光フィルタをさらに備える、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記マイクロフォン信号は、前記反射された光ビームの前記第1および第2直線偏光間の発振に対応する周期的遷移を含み、
前記光マイクロフォンシステムはさらに、前記反射された光ビームの前記第1および第2直線偏光間の前記周期的遷移に対応する固有周波数に関連する周波数に位相ロックされた基準周波数信号を生成するように構成された局部発振器をさらに備え、前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより前記音響入力信号の特性の少なくとも一部に対応する前記マイクロフォン信号の前記周期的遷移の周波数を決定するように構成されている、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。 - 前記音響入力信号の最小可聴検出周波数よりも低い更新周波数で前記光ビームの周期的な直線偏光の遷移に関連する周波数に位相ロックループによって位相ロックされた基準周波数信号を生成するように構成された局部発振器をさらに備え、前記音響プロセッサは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記少なくとも1つの光検出器は、前記レーザに関連する利得媒質を実質的に囲み前記利得媒質とともに実質的に平面上に位置して複数のマイクロフォン信号をそれぞれ生成するように構成された複数の光検出器を備え、前記音響プロセッサは、前記複数のマイクロフォン信号に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記音響入力信号を前記膜状ミラーに向けて反射するように構成された音響反射器をさらに備える請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。
- 前記膜状ミラーは部分的に銀色であって、前記光ビームの第1部分を反射するとともに前記光ビームの第2部分を透過させるように構成されており、
前記光マイクロフォンシステムはさらに、前記光ビームの第2部分を、第1直線偏光と該第1直線偏光に対して直交する第2直線偏光とに分離するように構成された偏光ビームスプリッタを備え、前記少なくとも1つの光検出器は、前記第1および第2直線偏光のうちの少なくとも一方に関して前記光ビームの第2部分の強度を監視することにより、前記第1および第2直線偏光間の前記光ビームの第2部分の発振に対応する周波数を有するマイクロフォン信号を生成するように構成されており、前記音響プロセッサは、前記マイクロフォン信号の周波数に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、請求項1に記載の光マイクロフォンシステム。 - 前記少なくとも1つの光検出器は、
前記第1直線偏光に関して前記光ビームの前記第2部分の強度を監視して第1マイクロフォン信号を生成するように構成された第1光検出器と、
前記第2直線偏光に関して前記光ビームの前記第2部分の強度を監視して第2マイクロフォン信号を生成するように構成された第2光検出器と、を備え、
前記音響プロセッサは、前記第1マイクロフォン信号と前記第2マイクロフォン信号との間の数学的差分の周波数に基づいて前記音響入力信号の特性を決定するように構成されている、請求項9に記載の光マイクロフォンシステム。 - 音響入力信号の特性を決定するための方法であって、
レーザにより直線偏光の光ビームを生成すること、ここで、光ビームの直線偏光は、第1直線偏光と第2直線偏光との間で周期的に切り替えられ、
前記レーザと前記光ビームを反射するように構成された膜状ミラーとを含む光キャビティシステムに前記光ビームを供給すること、ここで、反射された光ビームの少なくとも一部が前記レーザに反射され、前記レーザは、前記反射された光ビームを受信することに応答して、前記第1直線偏光の光ビームの放射と前記第2直線偏光の光ビームの放射との間で発振するように構成され、
前記光ビームの少なくとも一部を受信するように構成された少なくとも1つの光検出器により、前記光ビームの反射に基づいて前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すベースバンド信号と、前記光ビームの直線偏光に関連するキャリア信号とを含む周波数変調(FM)マイクロフォン信号を生成すること、
基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調して前記音響入力信号の特性を決定すること、を備える方法。 - 音響入力信号の特性を決定するための方法であって、
レーザにより直線偏光の光ビームを生成すること、
前記レーザと前記光ビームを反射するように構成された膜状ミラーとを含む光キャビティシステムに前記光ビームを供給すること、
前記光ビームの少なくとも一部を受信するように構成された少なくとも1つの光検出器により、前記光ビームの反射に基づいて前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動を示すベースバンド信号と、前記光ビームの直線偏光に関連するキャリア信号とを含む周波数変調(FM)マイクロフォン信号を生成すること、
基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調して前記音響入力信号の特性を決定すること、を備え、
前記光ビームを生成することは、前記光ビームの直線偏光を、第1直線偏光と第2直線偏光との間で周期的に切り替えることを含み、
前記マイクロフォン信号を生成することは、前記マイクロフォン信号の周波数が、前記光ビームの直線偏光における前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えの周波数に基づき、且つ前記音響入力信号により生じる前記膜状ミラーの振動に基づくものとなるように、前記マイクロフォン信号を生成することを含む、方法。 - 前記基準周波数信号を局部発振器によって生成することをさらに備え、前記基準周波数信号は、前記光ビームの前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えに対応する固有周波数に関連する周波数を有しており、
前記マイクロフォン信号を復調することは、前記基準周波数信号によって前記マイクロフォン信号を復調することにより、前記光ビームの前記第1直線偏光と前記第2直線偏光との間の周期的な切り替えに関連するキャリア信号を前記マイクロフォン信号から除去することを含む、請求項12に記載の方法。 - 前記音響入力信号の最小可聴検出周波数よりも低い更新周波数で前記基準周波数信号を前記光ビームの周期的な直線偏光の遷移に関連する周波数に位相ロックすることをさらに備える請求項11に記載の方法。
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