JP6499622B2 - 事業者間一括サービス構築装置及び事業者間一括サービス構築方法 - Google Patents

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本発明は、卸サービス事業者毎に提供される1つの通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築し、保守及び運用を可能とする事業者間一括サービス構築装置及び事業者間一括サービス構築方法に関する。
現在、ネットワーク(NW)サービス、クラウドサービス、及びアプリケーション(APL)サービスといった各種サービスを提供している卸サービス事業者が出て来ている。これに伴い、エンドユーザにサービスを提供するサービス事業者は、自社で資産を保有せずに卸サービス事業者が提供するサービスを組合せてサービス事業者の独自サービスを提供する形態が出て来ている。NWサービスは、広域L2(イーサネット「登録商標」)サービス、IP−VPN(Internet Protocol Virtual Private Network)サービス、MNVO(Mobile Virtual Network Operator)等のネットワークを利用したサービスである。クラウドサービスは、IaaS(Infrastructure as a Service)基盤等によるサービスである。APLサービスは、必要な通信に係る機能を必要な分だけサービスとして利用するようにしたソフトウェアの提供形態によるサービスである。
各々の卸サービス事業者は、1つの通信サービスをAPI(Application Programming Interface)で公開している。このため、ユーザに通信サービスを提供するサービス事業者が、例えばNWサービスの通信機能を使用したい場合は、NWサービスを公開するAPIにアクセスし、クラウドサービスの通信機能を使用したい場合はクラウドサービスを公開するAPIにアクセスし、APLサービスの通信機能を使用したい場合はAPLサービスを公開するAPIにアクセスするようになっている。このようにサービス事業者は、1つの卸サービス事業者が公開する1つの通信サービスを利用してユーザに提供している。
この種の技術として特許文献1に、ある通信ネットワーク内のセッション情報をWebサービスで容易に利用できるようにする技術が開示されている。
また、業界団体The Parlay GroupにてParlay X 2.0という規格が策定されており、第3者による呼制御(3rdParty Call Control)機能の端末機の位置情報に関する機能を、データ変換及びプロトコル変換し、APIとして提供するAPI定義が定められている。
特開2009−042829号公報
ところで、特許文献1の技術においては、単一の通信NWの情報及び機能を情報システムから利用可能とする方式について述べられている。このような単一の通信NWの情報及び機能である例えばNWサービスを、上述した規格のAPIでサービス事業者に提供することは可能である。言い換えれば、個々の卸サービス事業者が公開する各通信サービスのAPIを、サービス事業者が個別に利用することは可能である。しかし、NWサービス、クラウドサービス及びAPLサービス等の複数の通信サービスを連携させて一括でサービス事業者に提供することは現時点では行われていない。このため、サービス事業者が複数の通信サービスを一括で利用したい場合、複数の卸サービス事業者の各種通信サービスを手間暇かけて連携させて一括で利用する必要があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、通信のサービス事業者のオーダ要求に応じて、複数の卸サービス事業者の各種通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築して提供することができる事業者間一括サービス構築装置及び事業者間一括サービス構築方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、ユーザに通信を提供する端末機からの通信サービス利用のためのオーダ要求に応じて、卸サービス事業者毎に通信サービスAPIで公開される各々異なる1つの通信サービスを1又は複数一括して提供する事業者間一括サービス構築装置であって、通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログと、各種の通信サービスの連携を定めた連携ルールとを保持し、前記端末機から複数の通信サービス利用のオーダ要求があった場合に、前記保持されたカタログ及び連携ルールに基づき、オーダ要求された複数の通信サービスに対応する前記通信サービスAPIを一括に連携させて連携サービスを構築し、この構築された連携サービスを前記端末機へ提供する一括構築機能部と、前記連携サービスの構築時に、連携対象の通信サービスAPI毎に、当該通信サービスAPIを制御するサーバ機能の監視項目における動的に決定される固有の値を、監視項目値としてリストに設定する監視項目値自動連携機能部とを備え、前記一括構築機能部は、前記各種の通信サービスが連携に必要な共通情報を持たない場合、当該共通情報を持たない通信サービスを提供する各通信サービスAPIと、各通信サービスAPIに個別に接続された各アダプタとの間に接続された各ゲートウェイに、前記連携サービスの構築時に動的に決まる調停情報としての同一ID(IDentifier)を用いて調停を行い、調停成立後に各通信サービスAPIを紐付けて連携を取ることを特徴とする事業者間一括サービス構築装置である。
請求項に係る発明は、ユーザに通信を提供する端末機からの通信サービス利用のためのオーダ要求に応じて、卸サービス事業者毎に通信サービスAPIで公開される各々異なる1つの通信サービスを1又は複数一括して提供する事業者間一括サービス構築装置による事業者間一括サービス構築方法であって、前記事業者間一括サービス構築装置は、通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログと、各種の通信サービスの連携を定めた連携ルールとを保持しており、前記端末機から複数の通信サービス利用のオーダ要求があった場合に、前記保持されたカタログ及び連携ルールに基づき、オーダ要求された複数の通信サービスに対応する前記通信サービスAPIを一括に連携させて連携サービスを構築するステップと、前記構築された連携サービスを前記端末機へ提供するステップと、前記連携サービスの構築時に、連携対象の通信サービスAPI毎に、当該通信サービスAPIを制御するサーバ機能の監視項目における動的に決定される固有の値を、監視項目値としてリストに設定するステップと、前記各種の通信サービスが連携に必要な共通情報を持たない場合、当該共通情報を持たない通信サービスを提供する各通信サービスAPIと、各通信サービスAPIに個別に接続された各アダプタとの間に接続された各ゲートウェイに、前記連携サービスの構築時に動的に決まる調停情報としての同一ID(IDentifier)を用いて調停を行い、調停成立後に各通信サービスAPIを紐付けて連携を取るステップとを実行することを特徴とする事業者間一括サービス構築方法である。
請求項1の構成及び請求項の方法によれば、通信のサービス事業者の端末機から複数の通信サービスを利用するためのオーダ要求に応じて、複数の卸サービス事業者の各種の通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築して提供することができる。このため、サービス事業者は複数の通信サービスを一括利用したい場合、卸サービス事業者の各種通信サービスを手間暇かけて連携させて一括で利用するといった必要が無くなり、簡単に複数の通信サービスを一括で利用することができる。また、監視項目のリストという具体的なAPIができるので、このAPIにアクセスして構築時の具体的な値である監視項目値を取得することができる。また、構築系機能から監視という保全系機能へ、構築時に決まった値(監視項目値)を自動的に引き継ぐことは今迄存在しなかったが、本実施形態では、監視項目値を自動的に引き継ぐことができる。
請求項2に係る発明は、前記監視項目値自動連携機能部は、前記連携サービスの構築時に、通信サービスAPIを制御するサーバ機能の内の動的に決定される監視項目値を判別可能な監視項目リストを保持しておき、前記連携サービスの構築時に動的に決定された値が、当該監視項目リストから監視項目値と判別された際に、この判別された監視項目値を当該監視項目リストのIDとして登録することを特徴とする請求項1に記載の事業者間一括サービス構築装置である。
請求項に係る発明は、前記一括構築機能部は、前記オーダ要求に基づく卸サービス事業者毎の複数の通信サービスAPIの連携依頼時に、卸サービス事業者のサーバにアクセスして当該複数の通信サービスAPIを連携させる前記各アダプタを有するアダプタ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の事業者間一括サービス構築装置である。
請求項に係る発明は、前記監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている前記卸サービス事業者毎の通信サービスの固有情報を取得し、この取得された各固有情報を紐付けて連携固有情報として保持する一括監視機能部を更に備え、前記一括監視機能部は、前記保持された連携固有情報を前記端末機へ提供することにより、当該端末機に当該提供された連携固有情報で前記卸サービス事業者毎の通信サービスを一括監視可能とさせることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の事業者間一括サービス構築装置である。
請求項6に係る発明は、前記事業者間一括サービス構築装置は、記監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている前記卸サービス事業者毎の通信サービスの固有情報を取得し、この取得された各固有情報を紐付けて連携固有情報として保持するステップと、前記保持された連携固有情報を前記端末機へ提供することにより、当該端末機に当該提供された連携固有情報で前記卸サービス事業者毎の通信サービスを一括監視可能とさせるステップとを実行することを特徴とする請求項5に記載の事業者間一括サービス構築方法である。
請求項の構成及び請求項6の方法によれば、サービス事業者は端末機により、利用中の複数の卸サービス事業者の通信サービスを一括監視することができる。
本発明によれば、通信のサービス事業者のオーダ要求に応じて、複数の卸サービス事業者の各種通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築して提供することができる事業者間一括サービス構築装置及び事業者間一括サービス構築方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る事業者間一括サービス構築装置を有する通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 事業者間一括サービス構築装置の構成を示すブロック図である。 (a)業務API部に備えられるAPIを示す図、(b)シナリオ管理実行部に備えられるシナリオを示す図、(c)は業務リソース管理部に備えられるカタログ及び連携ルールを示す図である。 事業者間一括サービス構築がカタログドリブンにより構築される概念を示すブロック図である。 事業者間一括サービス構築の概念を示すブロック図である。 事業者間一括サービス構築時に動的に決定される監視項目値を示す図である。 一括監視動作の第1の概念を示す図である。 一括監視動作の第2の概念を示す図である。 事業者間一括サービス構築の動作を説明するための第1のシーケンス図である。 事業者間一括サービス構築の動作を説明するための第2のシーケンス図である。 事業者間一括サービス構築の動作を説明するための第3のシーケンス図である。 事業者間一括サービス構築の動作を説明するための第4のシーケンス図である。 監視項目値自動連携の動作を説明するためのシーケンス図である。 一括監視の動作を説明するための第1のシーケンス図である。 一括監視の動作を説明するための第2のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る事業者間一括サービス構築装置を有する通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示す通信ネットワーク(NW)システム10は、サービス事業者20のパーソナルコンピュータ等の端末機21と、事業者間一括サービス構築装置30と、複数の卸サービス事業者40,50,60のサーバ41,51,61とが、GW(ゲートウェイ)71,72,73,74,75,76,77,78を介したNW(ネットワーク)81,82,83,84で接続されて構成されている。なお、事業者間一括サービス構築装置30を、一括サービス構築装置30とも称す。
サービス事業者20の端末機21は、NW81及びGW71を介して一括サービス構築装置30に接続され、一括サービス構築装置30は、NW82及びGW72,73,74を介して各卸サービス事業者40,50,60のサーバ41,51,61に接続されている。卸サービス事業者40,50,60間は、サーバ41とサーバ51とがGW75、NW83及びGW76を介して接続され、サーバ51とサーバ61とがGW77、NW84及びGW78を介して接続されている。
端末機21と一括サービス構築装置30間のGW71は、端末機21からの通信サービスの注文であるオーダ要求が予め許可された要求か否かを判断する処理を行う。許可されたオーダ要求の場合、一括サービス構築装置30は、そのオーダ要求に応じた1又は複数の通信サービスを取得する等の要求をサーバ41,51,61へ送信する。
一括サービス構築装置30と各卸サービス事業者40,50,60間のGW72,73,74は、上記サーバ41,51,61への要求が、予め許可された一括サービス構築装置30からの要求であるか否かを判断する処理を行う。
各サーバ41,51,61間のGW75〜78は、各サーバ41,51,61をNW83,84で接続するための認証処理を行う。
各卸サービス事業者40,50,60は、各々が異なる通信サービスをAPIで公開している。卸サービス事業者40のサーバ41には、NWサービスを公開するNWサービスAPI41aが搭載されている。卸サービス事業者50のサーバ51には、クラウドサービスを公開するクラウドサービスAPI51aが搭載されている。卸サービス事業者60のサーバ61には、APL(アプリケーション)サービスを公開するAPLサービスAPI61aが搭載されている。
サービス事業者20は、各卸サービス事業者40,50,60が公開する各種の通信サービスを1又は複数利用して独自の通信サービスをユーザに提供する。サービス事業者20が通信サービスを利用する場合、一括サービス構築装置30に1又は複数の通信サービスを取得するためのオーダ要求を行って通信サービスを取得する。
一括サービス構築装置30は、一括構築機能部30aと、監視項目値自動連携機能部(自動連携機能部ともいう)30bと、一括監視機能部30cとを備える。
一括構築機能部30aは、通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログに基づく、連携させたい卸サービスの組合せと、各通信サービスのパラメータとなるインプットパラメータとの要求に応じて、各種通信サービスのAPI41a,51a,61aを統合的に制御することで、各種通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築する。
自動連携機能部30bは、連携サービスの構築時に動的に決定される固有の値(後述)を監視項目に引き継ぐ処理を行う。
一括監視機能部30cは、複数の卸サービス事業者40,50,60の連携サービスとして構築された卸サービス状態情報を取得して監視する処理を行う。
一括サービス構築装置30は、一括構築機能部30a、自動連携機能部30b及び一括監視機能部30cの各機能処理を実現するために、図2に示すように、業務API部31と、シナリオ管理実行部32と、業務リソース管理部33と、卸サービス事業者APIアダプタ部(アダプタ部ともいう)34とを備えて構成されている。
一括構築機能部30aは、業務API部31と、シナリオ管理実行部32と、業務リソース管理部33と、アダプタ部34とを用いて後述の機能を実現する。自動連携機能部30bは、シナリオ管理実行部32と、業務リソース管理部33と、アダプタ部34とを用いて後述の機能を実現する。一括監視機能部30cは、業務リソース管理部33と、アダプタ部34とを用いて後述の機能を実現する。
アダプタ部34は、NWサービス用アダプタ34aと、クラウドサービス用アダプタ34bと、APLサービス用アダプタ34cとを備える。これらを単に、アダプタ34a,34b,34cともいう。
アダプタ34aはNW搭載サーバ41に接続され、アダプタ34bはクラウド搭載サーバ51に接続され、アダプタ34cはAPL搭載サーバ61に接続されている。但し、図2では、図1に示したNW82〜84及びGW72〜78は省略してある。また、業務API部31とサービス事業者20の端末機21間のNE81及びGW71も省略してある。
図3(a)に業務API部31に備えられるAPIを示し、(b)にシナリオ管理実行部32に備えられるシナリオを示し、(c)に業務リソース管理部33に備えられるカタログ及び連携ルールを示す。
業務API部31は、カタログ管理API31a、サービスオーダ実行API31b、トラブルチケット管理API31c、SLA(Service. Level Agreement)管理API31d、性能管理API31e、顧客管理API31f、組織管理API31g、利用状況管理API31h、課金管理API31i、サービス状態管理API31j等のAPIを備える。これらは単に、API31a〜31jとも称す。
シナリオ管理実行部32は、一括構築シナリオ32a、監視項目値自動連携シナリオ32b、一括監視シナリオ32c、使用量確認機能シナリオ32d等を備える。これらは単に、シナリオ32a〜32dとも称す。各シナリオ32a〜32dは、APIで実現される。
業務リソース管理部33は、カタログ管理部36及び連携ルール管理部35を備える。カタログ管理部36は、連携カタログとして、NWサービスA−クラウドサービスAカタログ33a、NWサービスB−クラウドサービスAカタログ33b、NWサービスC−クラウドサービスBカタログ33c等を備える。また、通信サービスの元となるカタログとして、NWサービスAカタログ33d、クラウドサービスAカタログ33e、NWサービスBカタログ33f、クラウドサービスBカタログ33g等を備える。これらは単に、カタログ33a〜33gとも称す。各カタログ33a〜33gは、図示せぬメモリやハードディスク等の記憶装置に記憶されており、シナリオ管理実行部32での実行処理時に用いられる。また、新規通信サービスの追加があった場合は、その追加サービスの内容がカタログで記述され、このサービス内容が記述されたカタログが追加されるようになっている。
連携ルール管理部35は、NWサービスA−クラウドサービスA連携ルール35a、NWサービスA−クラウドサービスB連携ルール35b、NWサービスB−クラウドサービスB連携ルール35c、NWサービスB−クラウドサービスA連携ルール35d等を備える。これらは単に、連携ルール35a〜35dとも称す。各連携ルール35a〜35dは図示せぬ記憶装置に記憶されており、シナリオ管理実行部32での実行処理時に用いられる。
図2に示すように、業務API部31は、サービス事業者20や図示せぬ他システムからのオーダ要求を受け付け、要求内容に応じたAPI31a〜31j{図3(a)}の処理により、シナリオ管理実行部32で適切なシナリオ32a〜32dが実行されるようにする。例えば、オーダ要求が複数の通信サービスの利用申込である場合、サービスオーダ実行API31b{図3(a)}の処理により、一括構築シナリオ32a{図3(a)}が実行されるようにする。
ここで、業務API部31に搭載されたカタログ管理API31aは、カタログを作るためのAPIである。本例では、NWサービス、クラウドサービス、APLサービス等の仕様を記述したカタログを作成する。このカタログは、例えばNWサービスAであれば、どの値段で、どの地域で提供されており、サービススペックとして例えば音声サービスが可能といった内容が記載されている。
シナリオ管理実行部32は、上述のオーダ要求に応じた業務シナリオの実行を管理する。例えば、業務API部31のサービスオーダ実行API31bで、サービス事業者20からのオーダ要求(例えば、NWサービス及びクラウドサービスの利用要求)に応じたサービスオーダが実行されると、一括構築シナリオ32aが用いられる。一括構築シナリオ32aは、NWサービスA及びクラウドサービスAを連携させるので、業務リソース管理部33にアクセスしてNWサービスA−クラウドサービスAカタログ33a{図3(c)}を取得する。この取得したカタログ33aのサービススペックを読み取り、どの様な内容を実行するかを一括構築シナリオ32aで判断する。この場合は、NWサービス及びクラウドサービスの双方を連携させるといった判断となる。
シナリオ管理実行部32は、その判断を基に、卸サービス事業者40,50のNWサービスAPI41a及びクラウドサービスAPI51aに対して、上記双方のサービスが連携されるように、卸サービス事業者APIアダプタ部34に依頼する。アダプタ部34は、NWサービス用アダプタ34a及びクラウドサービス用アダプタ34bにより、卸サービス事業者40,50のサーバ41,51にアクセスして、NWサービスAPI41a及びクラウドサービスAPI51aの双方を連携させる。
この連携には、連携させたい各通信サービスが、連携に必要な共通情報を持たない場合、各通信サービスの調停を必要とする場合がある。各アダプタ34a,34bと各API41a,API51aとの間には、GW72,73(図1参照)がある。各GW72,73を接続して連携する場合、例えば、NW方式の1つであるVLAN(Virtual LAN)で接続する場合は、双方のGW72,73に同じVLAN ID(IDentifier)を設定する必要がある。これが各通信サービスの調停を行うことである。そのIDは、前述した連携サービスの構築時に動的に決定される値(固有値)であり、この値を調停情報として用いる。
調停は次のように行われる。即ち、シナリオ管理実行部32が、一括構築シナリオ32aを基に、業務リソース管理部33から調停の必要処理が書かれたNWサービスA−クラウドサービスA連携ルール35aを読み取り、この連携ルール35aを基に上記調停を実行して、NWサービスとクラウドサービスの連携を取るようにアダプタ部34を制御する。
次に、本実施形態の一括サービス構築装置30の特徴処理機能(1)〜(4)について説明する。
(1)一括サービス構築装置30は、業務リソース管理部33に登録されたカタログ33a〜33gを起点として動くカタログドリブンにより、各種通信サービスの一括構築のための連携サービスを行う。例えば、図4に示すように、サービス事業者20Aが端末機21Aにより、NWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAを連携させた連携サービスカタログAの情報と、各通信サービスのパラメータとなるインプットパラメータとによるオーダ要求を一括サービス構築装置30へ送信したとする。これにより、一括サービス構築装置30では、業務リソース管理部33内に示すように、NWサービスAカタログ、クラウドサービスAカタログ、APLサービスAカタログを連携させた連携サービスカタログAが登録される。
一方、サービス事業者20Bが端末機21Bにより、NWサービスA、クラウドサービスB、APLサービスAを連携させた連携サービスカタログBの情報と、その連携を示唆するインプットパラメータとによるオーダ要求を一括サービス構築装置30へ送信したとする。これにより、一括サービス構築装置30では、業務リソース管理部33内に示すように、NWサービスAカタログ、クラウドサービスBカタログ、APLサービスAカタログを連携させた連携サービスカタログBが登録される。
この場合、図示左側の連携サービスカタログAのクラウドサービスAカタログを、クラウドサービスBカタログに置き換えたい場合、右側のクラウドサービスBカタログに置き換える処理を行えばよい。
また、連携サービスカタログAを用いて通信サービスの一括構築を行えば、矢印Y1で示すように、サービス事業者20Aは、NWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAを連携させた連携サービスを利用することができる。一方、連携サービスカタログBを用いて通信サービスの一括構築を行えば、矢印Y2で示すように、サービス事業者20Bは、NWサービスA、クラウドサービスB、APLサービスAを連携させた連携サービスを利用することができる。
(2)一括構築機能部30a(図1)が、図5に示すように、サービス事業者20の端末機21からのオーダ要求である連携サービスカタログ23と、要求時のインプットパラメータ24と、連携ルール35rとを用いて複数の卸サービス事業者40,50,60の各種通信サービスを連携して一括で構築する。
この一括構築は、サービス事業者20の端末機21からオーダ要求が有ると、図5に示すステップS1において、業務API部31(図2)がオーダチェックする。これは、オーダの書式や指定された連携サービスカタログ及びインプットパラメータ等が合っているか否かをチェックする処理である。
次に、ステップS2において、シナリオ管理実行部32(図2)がオーダ抽出分解処理を行う。例えば、上記オーダ要求が、NWサービスA+クラウドサービスAのオーダである場合、NWサービスAとクラウドサービスAとを抽出して分解する処理を行う。次に、シナリオ管理実行部32は、ステップS3において、オーダパラメータ補完を行う。オーダ要求の中に必要なパラメータが入っているので、NWサービスA用のパラメータと、クラウドサービスA用のパラメータとを分解して設定する際に、必要なパラメータを補完して設定する。
次に、シナリオ管理実行部32は、ステップS4において、卸サービス生成要求を行う。この要求は、アダプタ部34(図2)に対して、NWサービスAオーダ要求及びクラウドサービスAオーダ要求で、連携サービスを行うことを依頼するものである。
アダプタ部34は、ステップS5において、卸サービス生成処理を行う。これは、アダプタ部34が各卸サービス事業者40,50のサーバ41,51(図2)にアクセスして、NWサービスAPI41a及びクラウドサービスAPI51aで公開しているNWサービスA及びクラウドサービスAを取得する。
NWサービスAでは、例えば、卸サービス事業者40がMVNO(仮想移動体通信事業者:Mobile Virtual Network Operator)のモバイルである場合に、ユーザ(サービス事業者20に該当)からのSIM(Subscriber Identity Module Card)カードの購入が、オーダ要求となる。
クラウドサービスAでは、メモリ4GB、ハードディスク容量1TBのコンピュータリソースを構築して下さい、これに対してネットワークのルーツ設定は、ネットワークレスで誘導設定して下さい、VPNで繋ぎたいのでVPNを設定して下さい、といった内容がオーダ要求となる。
また、上記ステップS5の連携サービスで、ステップS5aに示すように、シナリオ管理実行部32による調停処理が必要となるケースがある。つまり、NWサービスAとクラウドサービスAとを紐付ける(連携する)ために調停処理が必要となる場合がある。これは、前述したように、各アダプタ34a,34bと各API41a,API51aとの間のGW72,73に、構築時に動的に決まる調停情報としての同一IDを入れて調停を行う。GW72,73の調停情報が合えば各API41a,API51aを紐付けて連携することができる。
このように、ステップS1〜S5,S5aの一括構築機能部30aの処理により、サービス事業者20がNWサービスAとクラウドサービスAとの連携サービスを使用したいといった簡単なオーダ要求で、複数卸サービス事業者間一括サービス構築(一括サービス構築)を実現可能となっている。
(3)自動連携機能部30b(図1)が一括サービス構築時に動的に決定される値(変数)を監視項目に引き継ぐ監視項目値自動連携の処理を行う。これは、上記構築時に動的に決定される値を監視項目の値に自動で引き継ぐことで、一括サービス構築を行う機能である建設系機能から、監視する機能の保全系機能への連携自動化を実現する処理である。
図6に枠53で示すように、シナリオ管理実行部32(図2)が、クラウドサービスAの監視対象のVM(仮想マシン)を立てたとする。この場合、卸サービス事業者50のサーバ51(図2)は、枠54で示すように、監視項目としてのCPU使用率「/vm/{ID}/cpu」、メモリ使用率「/vm/{ID}/memory」、HDD使用率「/vm/{ID}/hdd」を取得できるクラウドサービスAPI51aを公開していることが分かっている。各使用率のIDが、構築時に動的に決定される固有の監視項目値(変数)である。
しかし、各使用率の監視項目値(ID)は、構築時に決まるので事前には分からない。そこで、各使用率の数値の内、どこが監視項目値「ID」で、どこが固定値「vm/hdd」であるかが判別可能なリストを、一括サービス構築装置30の図示せぬ記憶装置に保持しておく。例えば、一括サービス構築時に、枠55に示すように、動的に決定される値(ID)として、VM_aaaaが決まったとする。「aaaa」が監視項目値(ID)である。ここで、例えば「aaaa」を各使用率のIDに入れなさいといったルールが記載された連携ルール35eが、連携ルール管理部35{図3(c)}に保持されているとする。
シナリオ管理実行部32(図2)は、連携ルール35eに従って、枠56に示すように、各使用率のIDに「aaaa」を入れる。これによって、枠56に示す監視項目リストという具体的なAPIができる。このようにAPIが作成された以降は、アダプタ部34(図2)が、そのAPIにアクセスすれば、構築時に動的に決定されるべき、監視項目値「aaaa」が取得できる。つまり、オーダ要求が同様な複数の通信サービスの連携要求であれば、シナリオ管理実行部32は、監視項目リストに登録済みの監視項目値「aaaa」を取得して複数の通信サービスの監視を行えばよい。
(4)一括監視機能部30cが、構築された複数の卸サービス事業者40,50,60(図2)の卸サービス状態情報の取得を行う。従来は、各卸サービスを1つずつ作っていた場合、1つずつの監視を行っており、サービス事業者20は、各卸サービスを1つずつ要求して取得していた。本実施形態では、一括監視機能部30cが、監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている卸サービス事業者40,50,60毎の通信サービスの固有IDを取得し、この取得された各固有IDを紐付けて連携固有情報としての連携サービスIDとして保持する。一括監視機能部30cは、その保持された連携固有情報を端末機21へ提供することにより、当該端末機21に、その提供された連携固有情報で卸サービス事業者40,50,60毎の通信サービスを一括監視可能とさせるようになっている。
本実施形態では、図7に示すように、サービス事業者20Aが端末機21Aにより、NWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAを連携させた連携サービスカタログAの情報と、各通信サービスのパラメータとなるインプットパラメータとによるオーダ要求を一括サービス構築装置30(図2)へ送信する。これにより、一括サービス構築装置30の業務リソース管理部33に登録された連携サービスカタログAに応じて、各卸サービス事業者40,50,60のNWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAが連携されて連携サービスとして一括構築される。この場合、NWサービスAの卸サービスID「1」と、クラウドサービスAの卸サービスID「2」と、APLサービスAの卸サービスID「3」とが連携サービスID「aaa」で紐付けられて連携され、卸サービス状態情報として管理されている。なお、卸サービスIDは、請求項記載の通信サービスの固有情報である。なお、連携サービスIDは、請求項記載の連携固有情報である。
図8に示すように、サービス事業者20Aが端末機21Aにより、卸サービスの状態を要求(状態要求)する。この要求時には、連携サービスID「aaa」で紐づいている各卸サービスは、ID「1」、ID「2」、ID「3」と既に定まっている。このため、3つの卸サービスであるNWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAが一括サービス構築装置30で取得(状態取得→状態応答)され、端末機21Aへ返信(状態応答)される。これにより、端末機21Aでは、NWサービスA、クラウドサービスA、APLサービスAが一括で監視可能となる。
<実施形態の動作>
本実施形態の一括サービス構築装置30による一括構築動作、監視項目値自動連携動作、一括監視動作を、図9〜図15に示すシーケンス図を参照して説明する。
最初に、一括構築動作について説明する。
図9に示すステップS11において、サービス事業者20の端末機21からオーダ要求としてNWサービス、クラウドサービス及びAPLサービスの何れか複数を利用する際の構築要求が行われたとする。この構築要求は業務API部31に通知される。業務API部31は、ステップS12において振分先決定の処理を行う。この処理は、通知された構築要求を各API31a〜31j{図3(a)}の何れの機能を使用するかを決定するものである。ここでは、サービスオーダ実行API31b{図3(a)}を使用することに決定されたとする。業務API部31は、ステップS13において、サービスオーダ要求を実行する。
業務API部31は、ステップS14において、業務リソース管理部33にオーダチェックルールの要求を行う。この要求に応じて、業務リソース管理部33は、ステップS15において、業務API部31にオーダチェックルールを通知する応答を行う。この応答を受けた業務API部31は、ステップS16において、そのオーダチェックルールに基づき、上記構築要求が正しいか否かのオーダチェックを行う。このチェック結果が正しい場合、業務API部31は、ステップS17において、サービスオーダ受領応答を生成し、ステップS18において、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)生成により構築要求が正しいことを知らせる応答情報を作成する。この応答情報を、ステップS19において、構築受領応答として端末機21へ返信する。
また、業務API部31は、上記ステップS17のサービスオーダ受領応答の生成後に、ステップS20において、業務リソース管理部33にオーダ状態が上記構築要求であることの登録を行う。また、ステップS21において、オーダリソース情報の登録を行う。次に、業務API部31は、ステップS22においてシナリオを決定する。即ち、カタログ管理API31aの各シナリオ32a〜32d{図3(b)}から何れのシナリオを使用するかを決定する。ここでは、一括構築シナリオ32aが決定されたとする。
業務API部31は、ステップS23において、その一括構築シナリオ32aをシナリオ管理実行部32で呼び出すための処理を行う。この処理に応じて、シナリオ管理実行部32は、ステップS24において、業務リソース管理部33から一括構築シナリオ32aに応じたカタログを要求する。この要求されたカタログは、例えば、NWサービスA−クラウドサービスAカタログ33a{図3(c)}であるとする。次に、ステップS25において、その要求に応じたカタログ33aが業務リソース管理部33からシナリオ管理実行部32へ通知される応答が行われる。シナリオ管理実行部32は、ステップS26において、その通知されたカタログ33aからNWサービスA−クラウドサービスAを抽出するオーダ要求を発行した後、ステップS27において、図5のステップS2に示したようにNWサービスAとクラウドサービスAとを分解するオーダ分解処理を行う。
次に、図10に示すように、シナリオ管理実行部32は、ステップS28において、オーダチェック及び補完ルールの要求を業務リソース管理部33に行う。業務リソース管理部33は、ステップS29において、補完ルールを含むオーダチェックルールを通知する応答を行う。ここで、シナリオ管理実行部32は、ステップS30において、オーダチェックルールを基に、上記ステップS27で分解したオーダのチェック、即ち、NWサービスAオーダとクラウドサービスAオーダのチェックを行う。このチェック結果が正しければ、ステップS31において、分解したオーダの補完、即ち、NWサービスAオーダとクラウドサービスAオーダの補完を行う。この補完後に、ステップS32において、分解したオーダの同期、非同期の制御を行う。ここでは、例えば図5のステップS3に示したように、NWサービスAオーダとクラウドサービスAオーダとが別々に処理される非同期制御が行われるとする。なお、同期制御は、例えばNWサービスAオーダの作成処理を終えた後に、クラウドサービスAオーダの作成処理を行うといった具合に処理順番が決まった制御である。
次に、図10に示すステップS33において、シナリオ管理実行部32はアダプタ部34(図2)における利用アダプタ34a〜34cを決定する。この後、ステップS34〜S36において、アダプタ部34の上記決定された各アダプタ34a〜34cへ一括構築のための(連携のための)オーダ要求が行われる。この要求された各アダプタ34a〜34cでは、ステップS37〜S39において、抽出分解を行う。これは、連携のためのオーダ要求が、卸サービス事業者の公開するAPIのルールに則った内容であり、このため、オーダ要求が、例えば、認証、オーダ、確認といった指示要求から成るので、それらを一旦抽出した後、分解するといった処理である。この抽出分解処理後、各アダプタ34a〜34cは、ステップS40〜S42において、卸サービス事業者40,50,60の各API41a,51a,61a(図2)に対して、各通信サービスの連携のためのオーダ要求を実行する。
一方、シナリオ管理実行部32は、上記ステップS34〜S36のオーダ要求実行後に、ステップS43において、業務リソース管理部33の該当箇所のオーダ状態の更新を行う。この更新を受けた業務リソース管理部33は、ステップS44においてリスナ検索を行う。このリスナ検索は、上記オーダ状態更新の通知を受けるユーザ(サービス事業者20)が業務リソース管理部33に事前登録されているので、この登録されたサービス事業者20を検索することである。この検索後、業務リソース管理部33は、ステップS45において、サービス事業者20のオーダ状態が更新されたことを業務API部31へ通知する。
業務API部31は、ステップS46において、HTTP生成によりオーダ状態更新による通信サービスの構築状態の応答情報を作成する。この構築状態情報を、図11に示すステップS47において端末機21へ通知する。
一方、卸サービス事業者40,50,60のAPI41a,51a,61aは、上記ステップS40〜S42(図10)の各通信サービスの連携のためのオーダ要求を受けると、各通信サービスの利用を連携させる。この後、ステップS48〜S50において、その連携を完了したことを示すオーダ完了応答を各アダプタ34a〜34cへ通知する。各アダプタ34a〜34cは、ステップS51〜S53において、そのオーダ完了応答をシナリオ管理実行部32へ通知する。
シナリオ管理実行部32は、ステップS54において、オーダ完了の受領をチェックし、次に、ステップS55において、オーダ調停処理チェックを行う。これは、各通信サービスの連携に当たって調停が必要であるか否かをチェックする処理である。調停が必要な場合、ステップS56〜S57において、アダプタ部34に調停用オーダ要求を行う。これは、各通信サービスに対する必要数分繰り返して行われる。例えば、図5のステップS5aに示したように、NWサービスとクラウドサービスに対して調停が必要な場合は、アダプタ34a,34bに対して、調停用オーダ要求が行われる。
この場合、図11に示すアダプタ34a,34bが、ステップS58,S59において、調停用オーダ要求の抽出分解処理を行った後、ステップS60,S61において、卸サービス事業者40,50,60の各API41a,51aに対して調停のオーダ要求を行う。API41a,51aは、その調停のオーダ要求を受けると、通信サービスの連携の調停を行う。この調停後、ステップS62,S63において、調停を完了したことを示すオーダ完了応答を各アダプタ34a,34bへ通知する。
各アダプタ34a,34bは、図12に示すステップS64,S65において、調停用オーダ完了応答をシナリオ管理実行部32へ通知する。シナリオ管理実行部32は、ステップS66において、その調停のオーダ完了の受領をチェックし、チェック結果が適正であれば、ステップS67においてオーダ完了の応答を作成し、ステップS68において、各通信サービスを連携して一括構築したことを示す構築サービスリソース登録を業務リソース管理部33に通知する。業務リソース管理部33は、ステップS69において、その通知されたリソースを登録し、ステップS70において、その登録したことを示す構築サービスリソース登録応答をシナリオ管理実行部32へ返す。シナリオ管理実行部32は、ステップS71において、一括構築のオーダ状態が完了したことを業務リソース管理部33に登録するように通知する。
この完了登録の通知を受けた業務リソース管理部33は、ステップS72において、リスナ検索、即ち該当のサービス事業者20を検索する。この検索後、業務リソース管理部33は、ステップS73において、サービス事業者20のオーダ要求に応じた複数通信サービスの一括構築による提供が完了したことを示すオーダ状態通知を業務API部31へ行う。
業務API部31は、ステップS74において、HTTP生成によりオーダ状態通知による複数通信サービスの構築の完了情報を作成する。この構築完了情報をステップS75において端末機21へ通知する。これによって、サービス事業者20が複数通信サービスを一括で利用可能となる。
次に、監視項目値自動連携動作について説明する。
図13に示すステップS76において、シナリオ管理実行部32は、上記ステップS11〜S75の一括構築機能実施後に、監視項目値自動連携機能を自動で呼び出す。即ち、ステップS77において、一括構築機能実施完了に引き継ぎ監視項目値自動連携シナリオ32b{図3(b)}を検索し、ステップS78において、監視項目値自動連携シナリオ(監視項目連携シナリオ)32bを呼び出す。次に、ステップS79において、その呼び出したシナリオ32bで、業務リソース管理部33に対して構築サービスリソース要求を行う。
この要求は、前述の連携サービス一括構築時に動的に決定される固有の監視項目値(例えば「aaaa」)(図6参照)が業務リソース管理部33に保持されているので、その監視項目値「aaaa」を要求することである。また、シナリオ管理実行部32は、ステップS80において、監視項目値自動連携の処理に必要な、通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログを検索し、ステップS81において、その検索したカタログを業務リソース管理部33に要求する。
また、シナリオ管理実行部32は、ステップS82において、SLA検索を行う。このSLA検索は、上記要求したカタログ中の監視項目値の要求項目を検索することである。その検索後に、ステップS83において、監視項目値の要求のためのSLA要求を業務リソース管理部33に行う。
次に、シナリオ管理実行部32は、ステップS84において、監視項目の検索を行う。これは、例えば図6に枠54で示した卸サービス事業者50のサーバ51のCPU使用率「/vm/{ID}/cpu」、メモリ使用率「/vm/{ID}/memory」、HDD使用率「/vm/{ID}/hdd」の監視項目を検索することである。次に、図13に示すステップS85において、その検索された監視項目の値の設定要求を業務リソース管理部33に行う。業務リソース管理部33は、ステップS86において、監視項目値の設定を行う。これは、例えばシナリオ管理実行部32が、図6の枠56に示したように、各使用率のIDに「aaaa」を入れることである。この設定後に、図13のステップS87において、業務リソース管理部33からシナリオ管理実行部32に対して、監視項目値設定完了応答が行われる。これによって、監視項目値自動連携動作が完了する。
次に、一括監視動作について説明する。
図14に示すステップS88において、シナリオ管理実行部32は、定期的に一括監視機能を自動で呼び出す。即ち、ステップS89において、一括監視シナリオ32c{図3(c)}を呼出し、ステップS90において、上記ステップS86で設定された監視項目値の取得の要求を業務リソース管理部33に行う。
業務リソース管理部33は、ステップS91において、監視項目値「aaaa」を検索し、この検索した監視項目値「aaaa」を、ステップS92において、シナリオ管理実行部32へ通知する応答を行う。
シナリオ管理実行部32は、ステップS93において、一括構築シナリオ32aにより一括監視の実行を要求する。この要求により、ステップS94において、監視項目値「aaaa」の分解を行う。この場合、上述した各使用率の監視項目に分解される。この分解に応じて、ステップS95において、アダプタ部34の利用アダプタ34a〜34cを決定する。
この決定後、シナリオ管理実行部32は、ステップS96〜S98において、アダプタ部34の上記決定された各アダプタ34a〜34cへ一括監視のための監視要求を行う。この要求された各アダプタ34a〜34cでは、ステップS99〜S101において、前述した抽出分解を行う。この抽出分解処理後、各アダプタ34a〜34cは、ステップS102〜S104において、卸サービス事業者40,50,60の各API41a,51a,61a(図2)に対して、一括監視を実行する。
一方、図15に示すステップS105〜S107において、卸サービス事業者40,50,60のAPI41a,51a,61aは、一括監視を実行したことを示す監視応答を各アダプタ34a〜34cへ通知する。各アダプタ34a〜34cは、ステップS108〜S110において、その監視完了応答をシナリオ管理実行部32へ通知する。
シナリオ管理実行部32は、ステップS111において、監視実行完了の応答を生成し、ステップS112において、構築サービス紐付処理を行う。これは、卸サービス事業者40,50,60の各API41a,51a,61aから通知された図8に示すNWサービスAの卸サービスID「1」と、クラウドサービスAの卸サービスID「2」と、APLサービスAの卸サービスID「3」とを紐付けて連携サービスID「aaa」とする処理である。この紐付けにより得られた連携サービスID「aaa」は、監視実行値となる。図15に示すシナリオ管理実行部32は、ステップS113において、監視実行値の登録要求を業務リソース管理部33に行う。
業務リソース管理部33は、ステップS114において、監視実行値を登録し、ステップS115において、監視実行値登録完了応答をシナリオ管理実行部32に行う。これによって、一括監視動作が完了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の事業者間一括サービス構築装置30を、次のような特徴構成とした。一括サービス構築装置30は、ユーザに通信を提供するサービス事業者20の端末機21からの通信サービス利用のためのオーダ要求に応じて、卸サービス事業者40,50,60毎に通信サービスAPI41a,51a,61aで公開される各々異なる1つの通信サービスを1又は複数一括して提供する。各々異なる通信サービスは、NWサービス、クラウドサービス及びAPLサービス等である。
(1)通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログと、各種の通信サービスの連携を定めた連携ルールとを保持し、端末機21から複数の通信サービス利用のオーダ要求があった場合に、保持されたカタログ及び連携ルールに基づき、当該オーダ要求された複数の通信サービスに対応する通信サービスAPIを一括に連携させて連携サービスを構築し、この構築された連携サービスを端末機21へ提供する一括構築機能部30aを備える構成とした。
この構成によれば、通信のサービス事業者20の端末機21から複数の通信サービスを利用するためのオーダ要求に応じて、複数の卸サービス事業者40,50,60の各種の通信サービスを組合せた連携サービスを一括で構築して提供することができる。このため、サービス事業者20は複数の通信サービスを一括利用したい場合、卸サービス事業者40,50,60の各種通信サービスを手間暇かけて連携させて一括で利用するといった必要が無くなり、簡単に複数の通信サービスを一括で利用することができる。
(2)一括サービス構築装置30は、連携サービスの構築時に、当該連携対象の通信サービスAPI41a,51a,61a毎に、当該APIを制御するサーバ機能の監視項目における動的に決定される固有の値を、監視項目値としてリストに設定する監視項目値自動連携機能部30bを更に備える構成とした。
この構成によれば、監視項目のリスト(監視項目リスト)という具体的なAPIができるので、このAPIにアクセスして構築時の具体的な値である監視項目値を取得することができる。また、構築系機能から監視という保全系機能へ、構築時に決まった値(監視項目値)を自動的に引き継ぐことは今迄存在しなかったが、本実施形態では、監視項目値を自動的に引き継ぐことができる。
(3)一括サービス構築装置30は、監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている卸サービス事業者40,50,60毎の通信サービスの固有情報を取得し、この取得された各固有情報を紐付けて連携固有情報として保持する一括監視機能部30cを更に備える。一括監視機能部30cは、保持された連携固有情報を端末機21へ提供することにより、当該端末機21に当該提供された連携固有情報で卸サービス事業者40,50,60毎の通信サービスを一括監視可能とさせる構成とした。
この構成によれば、サービス事業者20は端末機21により、利用中の複数の卸サービス事業者40,50,60の通信サービスを一括監視することができる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
10 通信ネットワークシステム
20 サービス事業者
21 端末機
30 事業者間一括サービス構築装置
30a 一括構築機能部
30b 監視項目値自動連携機能部
30c 一括監視機能部
31 業務API部
32 シナリオ管理実行部
32a 一括構築シナリオ
32b 監視項目値自動連携シナリオ
32c 一括監視シナリオ
32d 使用量確認機能シナリオ
33 業務リソース管理部
34 卸サービス事業者APIアダプタ部
34a NWサービス用アダプタ
34b クラウドサービス用アダプタ
34c APLサービス用アダプタ
40,50,60 卸サービス事業者
41,51,61 サーバ
41a NWサービスAPI
51a クラウドサービスAPI
61a APL(アプリケーション)サービスAPI
71,72,73,74,75,76,77,78 GW(ゲートウェイ)
81,82,83,84 NW(ネットワーク)

Claims (6)

  1. ユーザに通信を提供する端末機からの通信サービス利用のためのオーダ要求に応じて、卸サービス事業者毎に通信サービスAPIで公開される各々異なる1つの通信サービスを1又は複数一括して提供する事業者間一括サービス構築装置であって、
    通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログと、各種の通信サービスの連携を定めた連携ルールとを保持し、前記端末機から複数の通信サービス利用のオーダ要求があった場合に、前記保持されたカタログ及び連携ルールに基づき、オーダ要求された複数の通信サービスに対応する前記通信サービスAPIを一括に連携させて連携サービスを構築し、この構築された連携サービスを前記端末機へ提供する一括構築機能部と、
    前記連携サービスの構築時に、連携対象の通信サービスAPI毎に、当該通信サービスAPIを制御するサーバ機能の監視項目における動的に決定される固有の値を、監視項目値としてリストに設定する監視項目値自動連携機能部と
    を備え、
    前記一括構築機能部は、
    前記各種の通信サービスが連携に必要な共通情報を持たない場合、当該共通情報を持たない通信サービスを提供する各通信サービスAPIと、各通信サービスAPIに個別に接続された各アダプタとの間に接続された各ゲートウェイに、前記連携サービスの構築時に動的に決まる調停情報としての同一ID(IDentifier)を用いて調停を行い、調停成立後に各通信サービスAPIを紐付けて連携を取る
    ことを特徴とする事業者間一括サービス構築装置。
  2. 前記監視項目値自動連携機能部は、
    前記連携サービスの構築時に、通信サービスAPIを制御するサーバ機能の内の動的に決定される監視項目値を判別可能な監視項目リストを保持しておき、前記連携サービスの構築時に動的に決定された値が、当該監視項目リストから監視項目値と判別された際に、この判別された監視項目値を当該監視項目リストのIDとして登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の事業者間一括サービス構築装置。
  3. 前記一括構築機能部は、前記オーダ要求に基づく卸サービス事業者毎の複数の通信サービスAPIの連携依頼時に、卸サービス事業者のサーバにアクセスして当該複数の通信サービスAPIを連携させる前記各アダプタを有するアダプタ部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の事業者間一括サービス構築装置。
  4. 前記監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている前記卸サービス事業者毎の通信サービスの固有情報を取得し、この取得された各固有情報を紐付けて連携固有情報として保持する一括監視機能部
    を更に備え、
    前記一括監視機能部は、前記保持された連携固有情報を前記端末機へ提供することにより、当該端末機に当該提供された連携固有情報で前記卸サービス事業者毎の通信サービスを一括監視可能とさせる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の事業者間一括サービス構築装置。
  5. ユーザに通信を提供する端末機からの通信サービス利用のためのオーダ要求に応じて、卸サービス事業者毎に通信サービスAPIで公開される各々異なる1つの通信サービスを1又は複数一括して提供する事業者間一括サービス構築装置による事業者間一括サービス構築方法であって、
    前記事業者間一括サービス構築装置は、
    通信の卸サービスの仕様が記述されたカタログと、各種の通信サービスの連携を定めた連携ルールとを保持しており、
    前記端末機から複数の通信サービス利用のオーダ要求があった場合に、前記保持されたカタログ及び連携ルールに基づき、オーダ要求された複数の通信サービスに対応する前記通信サービスAPIを一括に連携させて連携サービスを構築するステップと、
    前記構築された連携サービスを前記端末機へ提供するステップと
    前記連携サービスの構築時に、連携対象の通信サービスAPI毎に、当該通信サービスAPIを制御するサーバ機能の監視項目における動的に決定される固有の値を、監視項目値としてリストに設定するステップと、
    前記各種の通信サービスが連携に必要な共通情報を持たない場合、当該共通情報を持たない通信サービスを提供する各通信サービスAPIと、各通信サービスAPIに個別に接続された各アダプタとの間に接続された各ゲートウェイに、前記連携サービスの構築時に動的に決まる調停情報としての同一ID(IDentifier)を用いて調停を行い、調停成立後に各通信サービスAPIを紐付けて連携を取るステップと
    を実行することを特徴とする事業者間一括サービス構築方法。
  6. 前記事業者間一括サービス構築装置は、
    前記監視項目値を取得し、この取得された監視項目値で連携されている前記卸サービス事業者毎の通信サービスの固有情報を取得し、この取得された各固有情報を紐付けて連携固有情報として保持するステップと、
    前記保持された連携固有情報を前記端末機へ提供することにより、当該端末機に当該提供された連携固有情報で前記卸サービス事業者毎の通信サービスを一括監視可能とさせる
    ステップと
    を実行することを特徴とする請求項5に記載の事業者間一括サービス構築方法。
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