JP6495533B1 - 燃料電池セル - Google Patents
燃料電池セル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6495533B1 JP6495533B1 JP2018231576A JP2018231576A JP6495533B1 JP 6495533 B1 JP6495533 B1 JP 6495533B1 JP 2018231576 A JP2018231576 A JP 2018231576A JP 2018231576 A JP2018231576 A JP 2018231576A JP 6495533 B1 JP6495533 B1 JP 6495533B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width direction
- support substrate
- fuel
- power generation
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
Description
図3に示すように、燃料マニホールド200は、燃料ガスを各燃料電池セル301に分配するように構成されている。燃料マニホールド200は、中空状であり、内部空間を有している。燃料マニホールド200の内部空間には、導入管201を介して燃料ガスが供給される。燃料マニホールド200は、互いに間隔をあけて並ぶ複数の貫通孔202を有している。各貫通孔202は、燃料マニホールド200の天板203に形成されている。各貫通孔202は、燃料マニホールド200の内部空間と外部とを連通する。
図2に示すように、各燃料電池セル301は、燃料マニホールド200から延びている。詳細には、各燃料電池セル301は、燃料マニホールド200の天板203から上方(x軸方向)に延びている。すなわち、各燃料電池セル301の長手方向(x軸方向)は、上方に延びている。
支持基板20は、支持基板20の長手方向(x軸方向)に沿って延びる複数のガス流路21を内部に有している。各ガス流路21は、互いに実質的に平行に延びている。支持基板20は、第1主面22aと、第2主面22bと、複数の凹部23と、桟部24とを有している。第2主面22bは、第1主面22aと反対側の面である。第2主面22b、および第2主面22b上に形成された第2発電素子部10bの構成は、第1主面22a、及び第1発電素子部10aの構成と実質的に同じであるため、その詳細な説明を省略する。
各第1発電素子部10aは、支持基板20の第1主面22a上に支持されている。各第1発電素子部10aは、支持基板20の幅方向(y軸方向)に延びている。各第1発電素子部10aは、支持基板20の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。すなわち、本実施形態に係る燃料電池セル301は、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。
燃料極4は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。燃料極4は、燃料極集電部41と燃料極活性部42とを有する。各燃料極4は、支持基板20上に配置されている。各燃料極4は、支持基板20の長手方向(x軸方向)において、互いに間隔をあけて配置されている。
燃料極集電部41は、凹部23内に収容されている。詳細には、燃料極集電部41は、凹部23内に充填されており、凹部23と同様の外形を有する。各燃料極集電部41は、第3主面411を有している。
燃料極活性部42は、燃料極集電部41の第3主面411上に配置されている。このため、燃料極活性部42は、凹部23から突出している。すなわち、燃料極活性部42は、燃料極集電部41に埋設されていない。燃料極活性部42の端縁は、第3主面411上において、燃料極集電部41の端縁よりも内側に形成されている。詳細には、燃料極活性部42は、燃料極集電部41よりも平面視(z軸方向視)の面積が小さい。そして、燃料極活性部42は、第3主面411内に収まっている。
電解質5は、燃料極4上に配置される。詳細には、電解質5は、燃料極活性部42を覆うように配置される。また、電解質5は、支持基板20上に配置されている。すなわち、電解質5は、桟部24上に配置されている。電解質5は、燃料極集電部41の外周縁部上にも配置されている。
反応防止膜7は、緻密な材料から構成される焼成体である。反応防止膜7は、電解質5と空気極活性部61との間に配置されている。反応防止膜7は、電解質5内のYSZと空気極活性部61内のSrとが反応して電解質5と空気極活性部61との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜7は、電解質5と空気極集電部62との間にも配置されている。反応防止膜7は、例えば、GDC=(Ce,Gd)O2(ガドリニウムドープセリア)から構成され得る。反応防止膜7の厚さは、例えば、3〜50μm程度である。なお、反応防止膜7は、電解質5と空気極集電部62との間に配置されていてもよい。
空気極6は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。空気極6は、電解質5を基準に、燃料極4と反対側に配置されている。空気極6は、空気極活性部61と空気極集電部62とを有している。
空気極活性部61は、反応防止膜7上に配置されている。空気極活性部61は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。空気極活性部61は、空気極集電部62よりも酸素イオン伝導性を有する物質の含有率が大きい。詳細には、空気極活性部61おける、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合は、空気極集電部62における、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合よりも大きい。
空気極集電部62は、空気極活性部61上に配置されている。また、空気極集電部62は、空気極活性部61から、隣の第1発電素子部10aに向かって延びている。詳細には、空気極活性部61は、隣の第1発電素子部10aの燃料極集電部41上に配置されるインターコネクタ31まで延びている。
インターコネクタ31は、支持基板20の長手方向(x軸方向)において隣り合う第1発電素子部10aを電気的に接続するように構成されている。詳細には、インターコネクタ31は、一方の第1発電素子部10aの燃料極集電部41と、他方の第1発電素子部10aの空気極集電部62とを電気的に接続している。
図4及び図6に示すように、接続部材8は、第1発電素子部10aと、第2発電素子部10bとを電気的に直列に接続している。詳細には、接続部材8は、ガス排出側に配置された第1及び第2発電素子部10a、10bを互いに電気的に接続している。なお、ガス排出側に配置された第2発電素子部10bは、空気極集電部62を有しておらず、空気極集電部62の代わりに接続部材8を有している。そして、接続部材8は、第2発電素子部10bの空気極活性部61と、第1発電素子部10aの燃料極集電部41上に配置されたインターコネクタ31とを電気的に接続する。
図7に示すように、燃料電池セル301は、一対の端部燃料極4s、4t(端部電極の一例)を有する。端部燃料極4s、4tとは、複数の燃料極4のうち、支持基板20の長手方向(x軸方向)の端部に配置された燃料極のことを言う。詳細には、複数の燃料極4のうち、最もガス排出側(図7の上端部側)に配置された燃料極4を第1端部燃料極4sと言う。また、複数の燃料極4のうち、最もガス供給側(図7の下端部側)に配置された燃料極4を第2端部燃料極4tと言う。
以上のように構成された燃料電池セル301は、隣り合う燃料電池セル301と、集電部材302によって電気的に接続されている。図2に示すように、集電部材302は、一対の燃料電池セル301間に配置されている。そして、集電部材302は、厚さ方向(z軸方向)において隣り合う燃料電池セル301同士を電気的に接続するよう、導電性を有している。
以上のように構成されたセルスタック装置100は、次のようにして発電する。燃料マニホールド200を介して各燃料電池セル301のガス流路21内に燃料ガス(水素ガス等)を流すとともに、支持基板20の両面を酸素を含むガス(空気等)に曝す。
(1/2)・O2+2e−→O2− …(1)
H2+O2−→H2O+2e− …(2)
次に、燃料電池セル301の製造方法の一例について説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、内側電極を燃料極4とし、外側電極を空気極6としたが、内側電極を空気極6とし、外側電極を燃料極4としてもよい。
上記実施形態では、支持基板20の凹部23内に燃料極集電部41が収容されているが、燃料電池セル301の構成はこれに限定されない。例えば、支持基板20は凹部23を有していなくてもよい。この場合、燃料極集電部41は、支持基板20の第1主面22a上に配置される。
上記実施形態では、一対の端部燃料極4s、4t間の距離が、幅方向の端部よりも前記幅方向の中央部の方が短くなっていたが、燃料電池セルの構成はこれに限定されない。例えば、図9に示すように、一対の端部空気極6s、6t間の距離が、幅方向の端部64,65よりも幅方向の中央部63の方が短くなっていてもよい。詳細には、一対の端部空気極6s、6tは、幅方向の中央部63が幅方向の両端部64,65よりも長手方向の中央部に寄るように湾曲している。なお、接続部材8は、第1端部空気極6sと同様に湾曲している。接続部材8は、第1端部空気極6sよりもガス排出側に配置されている。
上記実施形態では、支持基板20は矩形状であるが、支持基板20の形状はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、支持基板20の長手方向の距離は、幅方向の端部よりも幅方向の中央部の方を短くすることができる。詳細には、支持基板20の幅方向の端部における長手方向の距離d4よりも、支持基板20の幅方向の中央部における長手方向の距離d5の方が短い。例えば、支持基板20の幅方向の中央部における長手方向の距離d5は、支持基板20の幅方向の端部における長手方向の距離d4よりも、0.1〜3.0mm程度短くすることができる。なお、支持基板20の長手方向の距離は、幅方向の両端部から中央部に向かって漸減している。
5 電解質
6 空気極
6s 第1端部空気極
6t 第2端部空気極
8 接続部材
10a 第1発電素子部
10b 第2発電素子部
20 支持基板
22a 第1主面
22b 第2主面
Claims (8)
- 第1主面、及び前記第1主面と反対側の第2主面を有する支持基板と、
それぞれが前記第1主面上において前記支持基板の幅方向に延び、前記支持基板の長手方向に配列されて互いに電気的に接続される複数の第1発電素子部と、
前記第2主面上に配置される第2発電素子部と、
前記幅方向に延びて、いずれかの前記第1発電素子部と前記第2発電素子部とを電気的に接続する接続部材と、
を備え、
前記各第1発電素子部は、前記支持基板に支持される電極を有し、
複数の前記電極のうち前記長手方向の両端部に配置された一対の端部電極間の距離は、前記幅方向の端部よりも前記幅方向の中央部の方が短い、
燃料電池セル。
- 前記各第1発電素子部は、前記支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有し、
前記電極は、前記内側電極である、
請求項1に記載の燃料電池セル。
- 前記各第1発電素子部は、前記支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有し、
前記電極は、前記外側電極である、
請求項1に記載の燃料電池セル。
- 少なくとも一方の前記端部電極は、前記幅方向の中央部が前記幅方向の両端部よりも前記長手方向の中央部に寄るように湾曲する、
請求項1に記載の燃料電池セル。
- 隣り合う前記電極間の各間隔の平均値は、前記幅方向の端部よりも前記幅方向の中央部の方が小さい、
請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池セル。
- 前記接続部材は、一方の前記端部電極よりも長手方向の端部側に配置される、
請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池セル。
- 前記接続部材は、前記幅方向の中央部が前記幅方向の両端部よりも前記長手方向の中央部に寄るように湾曲する、
請求項6に記載の燃料電池セル。
- 前記支持基板の前記長手方向の距離は、前記幅方向の端部よりも前記幅方向の中央部の方が短い、
請求項1から7のいずれかに記載の燃料電池セル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249615 | 2017-12-26 | ||
JP2017249615 | 2017-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6495533B1 true JP6495533B1 (ja) | 2019-04-03 |
JP2019117790A JP2019117790A (ja) | 2019-07-18 |
Family
ID=65999217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018231576A Expired - Fee Related JP6495533B1 (ja) | 2017-12-26 | 2018-12-11 | 燃料電池セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6495533B1 (ja) |
-
2018
- 2018-12-11 JP JP2018231576A patent/JP6495533B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019117790A (ja) | 2019-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6026044B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
WO2020012703A1 (ja) | セルスタック装置 | |
JP2019106361A (ja) | 燃料電池セル、及びセルスタック装置 | |
JP6154042B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6267300B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6495533B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6426261B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6261799B1 (ja) | 燃料電池スタック、及び燃料電池セル | |
JP6435032B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6239707B1 (ja) | 燃料電池スタック、及び燃料電池セル | |
JP6257721B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6487600B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP2018098202A (ja) | 燃料電池セル | |
JP6757777B2 (ja) | 燃料電池セル、及びセルスタック装置 | |
JP6757778B2 (ja) | 燃料電池セル、及びセルスタック装置 | |
JP6605111B1 (ja) | 燃料電池セル、及びセルスタック装置 | |
JP6335233B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6261690B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6130578B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6130575B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6309587B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP2020064839A (ja) | セルスタック装置 | |
JP2018041561A (ja) | 燃料電池セル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181211 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20181211 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20181227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6495533 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |