JP6494566B2 - 撚線機 - Google Patents

撚線機 Download PDF

Info

Publication number
JP6494566B2
JP6494566B2 JP2016120009A JP2016120009A JP6494566B2 JP 6494566 B2 JP6494566 B2 JP 6494566B2 JP 2016120009 A JP2016120009 A JP 2016120009A JP 2016120009 A JP2016120009 A JP 2016120009A JP 6494566 B2 JP6494566 B2 JP 6494566B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye plate
pulley
wire core
wire
passage hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016120009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017224523A (ja
Inventor
繁憲 神足
繁憲 神足
中村 隆幸
隆幸 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP2016120009A priority Critical patent/JP6494566B2/ja
Publication of JP2017224523A publication Critical patent/JP2017224523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6494566B2 publication Critical patent/JP6494566B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

この発明は、線心を撚り合わせる撚線機、及びその目板に関するものである。
撚線機は、所要本数の線心(絶縁(樹脂)被覆を施した導体)をサプライドラム(サプライ)から繰り出し、その繰り出した線心(線材)を目板を介して撚りダイスに送り込み、その撚りダイスで撚り合わせて撚り線を製造するものである。この撚り線はシースが被覆されて各種使用態様、例えば電力用、通信用、制御用等のケーブルとされる(特許文献1図1、特許文献2図1、図2参照)。
一方、そのケーブルは、使用態様によって、線心の2本撚り、同3本撚り、同6本撚り、同7本撚り等と所要本数の線心撚りのものがある。その所要本数撚りをそれぞれの本数に対応する撚線機を設置して対応することは費用的に問題である。このため、通常、目板にその各本数に応じた線心通過孔を形成し、撚り本数の変更の際、所要本数の線心をその各線心に対応した各通過孔に通している。
このとき、所要本数の線心に対応するその通過孔は同じ位置のものではなく、例えば、2本撚りの場合は、中心点対称の位置の通過孔であり(特許文献2図6参照)、3本撚りの場合は周囲3等分の位置の通過孔となり(特許文献2図5参照)、それぞれ、異なる位置の通過孔となる。この異なる位置の通過孔に線心を通すには、一度、線心を切断し、その切断線心を新たな通過孔に通した後、繋ぎ直す作業が必要となる。その繋ぎ作業は、切断した両線心の被覆をそれぞれ剥いで導体を露出させ、両導体の端をU字状に曲げた後、そのU字状端を鎖状に係止して巻回することによって繋ぐこととなる。この作業は樹脂剥離等が非常に煩雑のため、撚り線製造効率の低下の一要因となっている。
このため、目板にその内外縁から各通過孔に通じるスリットを形成し、そのスリットを介して通過孔から線心を出し入れ可能とし、撚り本数の変更の際、その出し入れでもって線心を所要の通過孔に通過させるようにした技術がある(特許文献1段落0014、図1〜図4参照、特許文献2段落0018〜同0019、図3参照)。
また、線心通過孔には、線心との摩擦軽減のため、通常、滑性内面のブッシュを嵌めており、上記のように、撚り本数に応じて、目板の線心通過孔の位置も異ならせる必要があることから、目板に中心周りの長孔を形成し、その長孔内に前記ブッシュを移動・固定可能にした技術もある(特許文献3図1参照)。このとき、上記通過孔にスリットを形成した場合は、そのブッシュにもそのスリットを形成する必要がある。
さらに、電力用、通信用、制御用等のケーブルは、撚り本数に合わせて線心の樹脂被覆の色を異ならせたり、樹脂被覆に刻印する番号(ナンバリング)を変更したりして、その線心の識別(接続個所等)を明確にするようにしている。例えば、撚り本数が3本であると、その線心(樹脂)の色は、黒、白、赤となり、また、必要に応じて番号が付される。このため、撚り本数を変更すると、撚り本数のみならず、その線心の色や番号又は両者の組み合わせも変更となって、異なる色や番号の線心に変えることとなる。
このように、電力用、通信用、制御用等のケーブルにあっては、撚り本数の変更に加えてその線心の色配列等も異ならせる必要があるため、単なる撚り本数変更時の上記線心通過孔変えに比べて、通過孔に挿通していた線心の切断や他の色や番号の線心をその通過孔に再挿通する作業等が多くなってその作業が繁雑であり、撚り線製造効率の低下の一要因となっている。
実開平7−5222号公報 特開2014−237909号公報 登録実用新案公報第3045502号公報
このような撚線機において、撚り本数の変更等における通過孔の変更は上記特許文献1〜3記載の技術で対応できるが、従来、上記のように、その通過孔にはブッシュを嵌めて、線心の摩擦軽減を図っている。しかし、ブッシュは線心とは少なからず摩擦するため、樹脂被覆が少なからず剥ぎ取られ、その被覆に傷が付く場合がある。また、ブッシュの場合、そのブッシュを軸心回りに回転すれば、線心との摩擦位置を変更できるが、各通過孔に通じるスリットを形成した場合、そのスリット位置の変更(前記ブッシュの回転)ができないため、ブッシュ内面の一定部分を線心が摺動することとなり、同様の摩擦が生じて、被覆に傷が付く場合がある。
この発明は、以上の実状の下、上記スリット付の通過孔以外で、線心を案内して被覆の傷付を防止することを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、プーリによって線心を案内することとしたのである。
プーリは、滑車と呼ばれ、中央に1本の軸(回転支軸)を持つ自由回転可能な円盤(索輪)と、その円盤を支持して他の物体に接続するための構造部(ベース)とで構成される機構であり、円盤外周部に接する棒状物または索状物の方向を案内する目的のほか、索状物の張力を他の物体に伝達したり、索状物へ張力を与えたりする目的に用いる器具である。このため、プーリによって線心を案内すれば、線心をダイスに極めて低摩擦で案内することができ、被覆が傷付くことは極めて少なくなる。
具体的には、サプライから繰り出した複数の線心を、目板を介してダイスに送り込んで撚る撚線機における前記目板において、目板本体に、その中心に一の線心の通過孔、その通過孔の周囲同一円周上に複数のプーリを設け、他の線心は目板の外周を通ってプーリに至った後、前記ダイスに至る構成を採用することができる。
この構成において、上記プーリに、その回転支軸から径方向外側に延びた後、その軸方向に屈曲してプーリ外周面に向かってその外周面から所要距離離れて所定長さ配置された抜け止め片(杆)を設け、この抜け止め片をプーリ外周面から退避可能とすれば、プーリへの線心の係止及び離脱を円滑にできるとともに、線心がプーリから外れることを防止できる。
また、上記目板本体の軸心回りに同一円周上の弧状長孔を形成し、その長孔を介して上記プーリを前記軸心回りに移動・固定可能とすれば、線心の撚り数の変更に対応したプーリ位置を適宜に選択できる。
以上の構成の目板は各種の撚線機に採用することができ、その撚線機は、上記目板が上記ダイスに向かって進退可能な可動目板であって、その可動目板の前記ダイスと反対側に可動目板と一体の補助目板を設け、この補助目板は、円環状をしてその中心に前記可動目板の各プーリに向かう線心の通過孔を有するとともに、周囲所定間隔に線心通過孔を有する構成を採用することができる。
この発明は、以上のように、プーリで線心を案内するようにしたので、従来になかった目板とすることができ、線心の被覆を極力傷つけないものとし得る。
この発明に係る撚線機の一実施形態の概略一部切断正面図 同実施形態の概略斜視図 同実施形態の固定目板を示し、(a)はその左側面図、(b)はその線心案内ローラの斜視図 同実施形態の可動目板の左側面図 同可動目板の外側目板を示し、(a)はその目板本体の右側面図、(b)はプーリを外した同側面図 同外側目板の拡大図であり、(a)は一部省略斜視図、(b)は(a)のプーリ部分を左上方から見た一部切断平面図 同実施形態の作用説明図
この発明に係る撚線機の一実施形態を図1〜図7に示し、この撚線機は、図1、図2に示すように、従来と同様に、サプライドラム(スタンド)から繰り出した線心1を、目板を介して撚りダイス2で撚るものである。その目板は、固定目板10と可動目板(外側目板21、内側目板22)20とからなり、その両目板10、20は線心1の走行方向(図1の左右方向)に撚りダイス2に向かって順々に位置している。
固定目板10はフレームFに固定されて不動であり、可動目板20はフレームFの上記走行方向に長い摺動用シャフトSに台座dを介してシャフトSの長さ方向に移動自在であって、任意の位置で固定可能となっている。
上記固定目板10は、図1〜図3に示すように、中心に1個、その周囲の6等分(60度間隔)位置の6個の計:7個の線心1の通過孔13を有し、その外周縁にジュート等の介在の通過孔15を有している。各通過孔13は下方の通過孔13、13の間を除き、相互に線心1の通過し得る幅のスリット16で連通されている。紙等の介在3の通過孔14は前記各通過孔13間にそれぞれ2個設けている。
この固定目板10の各通過孔13の後側(撚りダイス2と反対側)に線心案内ローラ18を設けている。その案内ローラ18は、図3(b)に示すように、固定目板10にビス固定のL字状固定板18cに対の並行(平行)ローラ18aと対の並行(平行)ローラ18bを直交させたイゲタ状(井桁状)ローラ構造となっている。
その対の並行ローラ18a、18bは片持ちで支持されており、このため、同図鎖線に示すように、その対の並行ローラ18a、18bの開放側から線心1を出し入れできる。すなわち、通過孔13を通る線心1を同図鎖線で示すようにこのローラ18から外して上記スリット16に移動可能であり、一方、そのスリット16を移動してきた線心1をこのローラ18に通して案内するようにすることができる。
このように、案内ローラ18によって線心1を案内すれば、通過孔13内面による案内に比べて、線心1とローラ18との摩擦抵抗は小さいので、線心1表面(樹脂被覆)への擦れ傷の発生が防止される。
図中、19はフレームFに設けたジュート等の介在案内リングであり、ジュート等の介在がこのリング19の内周面を摺動案内されて固定目板10の外周縁の通過孔15に導かれる。
上記可動目板20は、図1、図2、図4〜図6に示すように、外側目板(特許請求の範囲に記載の可動目板)21と内側目板(同補助目板)22とからなり、両目板21、22は台座dにボルト止め等によって一体となっている。
補助目板(内側目板)22は、図4に示すように、円環状をしてその中心に外側目板21の下記各プーリ30に向かう線心1の通過孔26を有するとともに、周囲所定間隔に線心通過孔23を有する。その通過孔23には、図1の鎖線で示すように、案内筒27を設けることができる。この案内筒27は外側目板21の周方向において、下記プーリ30の間に位置する。また、補助目板22の外縁には等間隔にジュート等の介在の通過孔24を設けている。
外側目板21は、その目板本体21aの中心にケーブル芯線となる一の線心1の通過孔23を有し、図5(a)、(b)に示すように、その周囲の同一円周上に円弧状の長孔25が4個形成されている。この各長孔25はその長さ方向の中心が目板本体21aの周囲等分位置となるようにすることが好ましい。この実施形態では四等分位とした。また、各長孔25は、その長さは任意であり、一個所を除いて連続するものとし得る。
なお、内側目板22及び外側目板21の各通過孔23には、従来と同様の滑性内面のブッシュ28を設けることができ、そのブッシュ28は目板21、22と一体物とし得る(図1の外側目板21の中心の通過孔23参照)。また、図中、29は、可動目板20への介在案内リングである。
上記長孔25には、この発明の特徴であるプーリ30が付設されている。このプーリ30は、図6に示すように、L型状ベース31にプーリ(ローラ)本体32を回転自在に設けたものであり、プーリ本体32の外周面は断面円弧状の溝32aが全周に亘って形成されており、この溝32aに線心1が嵌って案内される(図5(a)参照)。
プーリ本体32の回転支軸33に、その径方向外側に延びた立片34とその軸方向に屈曲してプーリ外周面に向かうピン36から成る抜け止め片が設けられ、その立片34は回転支軸33に嵌められてナット35により固定され、その立片34の先端にピン36がナット止めされて上記溝32aを跨いで設けられている。立片34はバネ片からなり、図5(a)鎖線に示すように、ピン36でもって立片34を撓ますことによってピン36が溝32a上から退去(退避)し、ピン36を離せば、溝32a上に復帰する。このため、ピン36を退去させて溝32a内に線心1を嵌めた後、その線心1の外面にピン36を位置させる、又は逆の作用によって、線心1を溝32aに嵌めたり、外したり(線心1をプーリ30に係止させたり、離脱したり)することができ、その線心1を嵌めた状態において、線心1の溝32aからの離脱を防止する。
なお、立片34の長さ及びピン36のプーリ本体32外周面からの距離(離反長さ)や軸方向の長さは、ピン36が溝32aを跨いだ際、線心1の走行に支障がなく、かつ線心1が溝32aから飛び出ないように適宜に設定する。
このプーリ30は、各長孔25の長さ方向に移動可能となって所要位置で固定可能にそれぞれ2個取り付けられている。その取付は、頭付ソケットボルト37を長孔25に通してベース31にねじ込むことによって行う。このボルト37の締め付け・取り外しによって、目板本体21aに、図5(a)に示す、プーリ30を等間隔に6個取り付けた状態、図7(a)に示す、同5個取り付けた状態、同図(b)に示す、同4個取り付けた状態等とし得る。なお、プーリ30には外側目板21の中心の通過孔23を通る一の線心1以外の他の線心1が導かれる。
この実施形態は、以上の構成であり、つぎにその作用について説明する。
まず、撚り本数に対応する、線心1の通過させる(係止させる)固定目板10と可動目板20の各通過孔13、23及びプーリ30を適宜に選択する(特許文献2図5〜図8参照)。
つぎに、その選択した態様において、固定目板10にあっては、案内ローラ18から線心1を外し、その線心1をスリット16を介して所要の通過孔13に導いて案内ローラ18にセットする。このとき、スリット16内では2本の線心1、1が交差してそれぞれ反対方向に移動し得ない場合、その両線心1、1を通過孔13まで導いてその孔13内で行なう。通常、通過孔13は線心1の径の2倍以上の径を有するからである。
一方、外側目板21においては、図5(a)のプーリ30の取付態様によって、7本撚り、6本撚り、3本撚り、2本撚りに対応することができ、図7(a)の同取付態様によって、5本撚り、同(b)の同取付態様によって、4本撚りにそれぞれ対応できる。
その各態様における、線心1の通過孔13、23への通しが終われば、又はその前に、可動目板20を撚りダイス2に対して前後に移動させて撚り点がそのダイス2の最適点に位置するようにして固定する。
この作業が終了すれば、所要の線心数の撚り線製造工程に移行する。このとき、固定目板10は可動目板20より線心1の走行方向の上流側にあって不動のため、サプライスタンドから固定目板10への線心1及び介在3のパスラインに変化はなく、その線心1及び介在3に無理な力がかかったりせず、また、線心1及び介在3の張力に大きな変化もない。
一方、固定目板10と可動目板20との距離には変化が生じるが、その変化は、固定目板10が線心1及び介在3のガイドの役目を果たすため、サプライスタンドから固定目板10を介さない可動目板20への直接の線心1及び介在3のパスラインの変化に比べれば小さく、可動目板20における線心1及び介在3への力(反力)の変化も少なく、張力も安定となる。
さらに、可動目板20においては、プーリ30で線心1を案内しているため、線心被覆の損傷も極めて少なくなる。
なお、上記各撚り線作用において、紙介在やジュート介在等の介在3を適宜にその通過孔14、15、24又は通過孔13、23に通して線心1、1間の隙間を埋めて撚り線外径断面が円状となる充填率となるようにする。これによって、シースの厚さが一定(同一厚の層)となる。その充填率の調整は、紙介在3にあっては、その介在本数の他、紙厚を変えたり、幅を変えたりし、ジュート等の介在にあっては、介在本数の他、その番手または線密度の変更によって行なう。ジュート番手は長さ29,029m当たりの質量のキログラム数を云う。通過孔13、23は、通常、線心通過孔であるが、前記のように撚り線外径断面を円状となる充填率にするため、紙介在やジュート介在等の介在3を通す場合がある。
なお、特許文献2に記載の撚線機をこの実施形態に係る撚線機に改良し、2〜7本撚りを行った場合のある月実績では、実施形態の撚線機は、特許文献2記載の撚線機に対し、芯数替え削減時間/月:198分、通過孔のブッシュ清掃時間削減/月:1358分、削減工数/月:3.35工数となった。
この実施形態においては、可動目板20における線心案内目板(外側目板)21を補助目板(内側目板)22に対してダイス2側に位置させているため、可動目板20のシャフトS上の移動範囲が一定の場合、内外側目板21、22が逆位置の場合に比べて、その外側目板21をダイス2に近づけることができる。一方、入線角(プーリ30からダイス2に臨む線心1の水平に対するダイス軸心に対する角度)は撚りピッチの角度に合わせることが好ましい。このため、実施形態は、外側目板21をダイス2に近づけ得ることから、細かいピッチ(入線角)に対応できる。
因みに、固定目板10においても、線心案内ローラ18に替えて、可動目板20の外側目板21のようにプーリ30で線心1を案内することもできる。このとき、そのプーリ30を設ける線心通過孔13の内面には線心1が接触しないように、プーリ30(プーリ本体32)の取付位置を設定する。また、通過孔13を省略して、固定目板10の外周面外側でプーリ30によって線心1を案内するようにすることもできる。
1 線心
2 撚りダイス
3 介在
10 固定目板
13 固定目板の線心通過孔
14、15 固定目板の介在通過孔
16 固定目板の線心通過孔のスリット
18 線心案内ローラ
18a、18b 案内ローラの対の並行ローラ
19 固定目板の介在案内リング
20 可動目板
21 可動目板の外側目板
21a 同外側目板本体
22 可動目板の内側目板(補助目板)
23 内側目板および外側目板の線心通過孔
24 外側目板の介在通過孔
25 プーリ取付用長孔
26 補助目板のプーリへの線心通過孔
27 案内筒
28 通過孔用ブッシュ
29 可動目板の介在案内リング
30 線心案内用プーリ
31 プーリのL型ベース
32 プーリ本体
32a 線心案内溝
33 回転支軸
34 立片
35 立片固定用ナット
36 ピン(抜け止め片(杆))
37 頭付ソケットボルト

Claims (5)

  1. サプライから繰り出した複数の線心(1)を、目板(21)を介してダイス(2)に送り込んで撚る撚線機における前記目板(21)であって、
    目板本体(21a)に、その中心に一の線心(1)の通過孔(23)、その通過孔(23)の周囲同一円周上に複数のプーリ(30)をそれぞれ設け、他の線心(1)は目板本体(21a)の外周を通ってプーリ(30)に至った後、上記ダイス(2)に至ることを特徴とする目板。
  2. 上記プーリ(30)に、その回転支軸(33)から径方向外側に延びた後、その軸方向に屈曲してプーリ外周面に向かってその外周面から所要距離離れて所定長さ配置された抜け止め片(36)を設け、この抜け止め片(36)はプーリ外周面から退避可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の目板。
  3. 上記目板本体(21a)の軸心回りに同一円周上の弧状長孔(25)を形成し、上記プーリ(30)は、前記目板本体(21a)にその長孔(25)を介して前記軸心回りに移動・固定可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の目板。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の目板(21)を有することを特徴とする撚線機。
  5. 請求項4記載の撚線機において、上記目板(21)が上記ダイス(2)に向かって進退可能な可動目板であって、その可動目板(21)の前記ダイス(2)と反対側に可動目板(21)と一体の補助目板(22)を設け、この補助目板(22)は、円環状をしてその中心に前記可動目板(21)の各プーリ(30)に向かう線心(1)の通過孔(26)を有するとともに、周囲所定間隔に線心通過孔(23)を有することを特徴とする撚線機。
JP2016120009A 2016-06-16 2016-06-16 撚線機 Active JP6494566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120009A JP6494566B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 撚線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120009A JP6494566B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 撚線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017224523A JP2017224523A (ja) 2017-12-21
JP6494566B2 true JP6494566B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=60686430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016120009A Active JP6494566B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 撚線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6494566B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109065276A (zh) * 2018-08-17 2018-12-21 广西昌用电线电缆有限公司 一种管式绞线机
CN110714348B (zh) * 2019-11-07 2024-04-16 江苏艾可森钢绳有限公司 一种钢丝绳捻股装置
CN114406138B (zh) * 2022-02-11 2023-03-24 江苏东恒光电有限公司 一种带有扭绞调节的预绞式耐张线夹生产加工装置
CN115069935A (zh) * 2022-08-18 2022-09-20 无锡市明星精密线材有限公司 一种适用于电子线材的一体化绞丝装置
CN116052953B (zh) * 2023-03-17 2023-06-09 常丰线缆有限公司 一种电线电缆加工用自动绞线装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS456491Y1 (ja) * 1966-01-28 1970-04-01
JPS5046026Y1 (ja) * 1972-11-24 1975-12-26
FR2353936A1 (fr) * 1976-06-04 1977-12-30 Felten & Guilleaume Carlswerk Procede et installation pour fabriquer des cables ou conducteurs pour courants forts comportant plusieurs brins a cablage alterne
JPS60140797U (ja) * 1984-02-27 1985-09-18 古河電気工業株式会社 目板
JPS6243013A (ja) * 1985-08-19 1987-02-25 古河電気工業株式会社 圧縮撚線の製造方法
JP3045502U (ja) * 1997-07-18 1998-02-03 三洲電線株式会社 撚線材の目板
JP5913205B2 (ja) * 2013-06-10 2016-04-27 タツタ電線株式会社 撚線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017224523A (ja) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6494566B2 (ja) 撚線機
JP5913205B2 (ja) 撚線機
CN104934152B (zh) 多股电线缠绕机构
JP4902580B2 (ja) 光ファイバケーブル及びその製造方法
CN102623108B (zh) 一种同轴绞线机
JP6834750B2 (ja) 光電気複合ケーブルおよび光電気複合ケーブルの製造方法
CN107275010B (zh) 一种多盘数笼式绞线机
CN210245153U (zh) 一种用于电缆线的绞合成缆设备
CN106710731A (zh) 一种多股导线绞合装置
US7322220B2 (en) Apparatus for manufacturing trapezoidal wire using two-set shaping rollers
CN210896777U (zh) 一种电缆生产用退扭放线装置
CN205140620U (zh) 多股导线绞合装置
JP2015010314A (ja) ワイヤロープ及びその製造方法
CN116246839A (zh) 一种可实现分层电缆的笼绞装置及制造工艺
US2143417A (en) Strand handling apparatus
CN209804337U (zh) 一种型线绞合框绞设备用均匀分线板
CN220543660U (zh) 一种镀银铜线加工单绞机
JP2009293165A (ja) スチール・コード
CN205318936U (zh) 一种绞丝机圆周预扭装置
CN220998733U (en) Take-up and pay-off traction guide wheel device
CN209797120U (zh) 一种电缆盘绞机
CN205140608U (zh) 预绞合装置
KR102517084B1 (ko) 연선기의 선재 소성 장치
CN221040651U (zh) 绞线退扭一体机
CN210856766U (zh) 一种合绳机的加捻装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6494566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250