JP6494351B2 - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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本発明は、例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等により蛍光灯照明下等で撮像された画像を処理する画像処理技術に関する。
CMOSセンサ等のXYアドレス方式の撮像素子を用いて蛍光灯照明下の被写体を動画撮影する場合、画像内に明暗の縞模様が記録されることがある。これは、装置の駆動周期と被写体を照らす光源の電源周波数が一致せず、撮像素子上での露光量がラインごとに異なることにより発生する。
このような画質の劣化を補正するために、画像の周期的な画素信号変化から光源の明滅成分(フリッカ成分)を検出し、このフリッカ成分をキャンセルする補正方法がある。画素信号レベルの変化によるフリッカ成分の明滅周期の検出では、フリッカ成分以外の要因による画素信号レベルの変化の影響を受け、フリッカ成分を正しく検出できず、誤検出・誤補正してしまうことがある。
このようなフリッカ成分以外の画素信号レベルの変化に対応するため、撮像対象物の輝度や色が瞬間的に変化した場合の一瞬の外乱において、時系列方向の移動平均フレーム数を変更することで安定した補正を可能にする技術が提案されている(特許文献1)。
また、時間方向の輝度変化量の傾きを算出し、傾きの大きさから瞬間的な輝度変化を検出して外乱の可能性が高い場合は、検出されたフリッカ成分を使用せず、過去の補正データを参照して補正を行う技術が提案されている(特許文献2)。
特開2010−251980号公報 特開2014−45408号公報
しかし、上記特許文献1では、瞬間的に輝度や色の変化による画像が検出器に入力されてしまうため、外乱の影響を完全になくすことはできない。
また、上記特許文献2においても、上記特許文献1と同様に、瞬間的に輝度や色が変化した画像がフリッカ検出器に入力されてしまうため、外乱の影響が収束するまで安定した検出結果を得ることができなくなってしまう。
そこで、本発明は、フラッシュ発光などにより撮像対象物の輝度や色が瞬間的に変化した場合でも、撮像対象物の影響を受けることなく、安定してフリッカ成分を検出することが可能な画像処理技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、時系列順に入力される画像を記憶領域に記憶する記憶手段と、入力される画像内の各領域におけるフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段と、前記フリッカ検出手段により検出されたフリッカ成分に応じた補正係数を画像の各ラインごとに算出する補正係数算出手段と、前記補正係数算出手段により算出された補正係数により入力された画像を補正する補正手段と、検出対象となる光源の周波数と画像のフレームレートからフリッカ周期の整数倍に相当するフレーム数を算出するフレーム数算出手段と、フラッシュ発光を検出するフラッシュ検出手段と、前記フリッカ検出手段により前記フリッカ成分を検出するための画像を選択して、選択した画像を前記フリッカ検出手段に出力する選択手段と、を備え、前記選択手段は、前記フラッシュ検出手段によりフラッシュ発光が検出されない場合は、入力された画像を前記フリッカ検出手段に出力し、前記フラッシュ検出手段によりフラッシュ発光が検出された場合は、前記フレーム数算出手段により算出されたフレーム数の過去の入力画像を前記記憶領域から読み出して前記フリッカ検出手段に出力することを特徴とする。
本発明によれば、フラッシュ発光などにより瞬間的に輝度や色の変化のある撮像画像が入力された場合においても、瞬間的な輝度や色の変化に影響を受けることなく、安定して照明光源によるフリッカ成分を検出して補正することができる。
本発明の第1の実施形態である画像処理装置における画像信号の処理ブロック図である。 フリッカによる縞模様が記録された画像例を示す図である。 屋内照明環境下による撮影環境の例を示す図である。 フリッカ補正処理について説明するフローチャート図である。 画像信号選択部により入力画像の信号値を選択してフリッカ検出部に出力する様子を説明する模式図である。 画像信号選択部によりNフレーム期間の過去の入力画像の信号値を記憶バッファから読み出してフリッカ検出部に出力する様子を説明する模式図である。 本発明の第2の実施形態である画像処理装置における画像信号の処理ブロック図である。 フリッカ補正処理について説明するフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である画像処理装置における画像信号の処理ブロック図である。図1において、信号レベル算出部100及び補正部108には、補正対象となる画像信号が並列に入力される。ここで、画像信号とは、一般的なテレビジョンで入力可能な輝度・色差信号(YCC)を時系列順に出力したものでもよいし、RGB画像を時系列順に出力したRGB画像信号でもよい。
信号レベル算出部100は、入力された画像信号を復号し、例えばRGBの色信号値を画像のライン(行)ごとに積分値として抽出して、記憶バッファ(記憶領域)101及び画像信号選択部104へ出力する。本実施形態では、信号値として色信号値を例示するが、信号値としては色信号に限らず輝度信号など他の画像信号であってもよい。
また、ライン(行)ごとの色信号の積分値については、1つのライン(行)の中に複数の信号値が含まれるような場合は、1つのライン(行)に含まれる同じ色信号だけの積分値でもよいし、全色信号の積分値でも構わない。
一方、フレーム数算出部102は、検出対象としている電源周波数と入力された画像信号のフレームレート(fps)から、画像中に含まれるフリッカ明滅の縞模様が同じ様相を示すのに必要なフレーム数を算出して、画像信号選択部104に出力する。このフレーム数においては、前記フレーム数の整数倍であれば、同じ様相を示すという性質が変わることはなく、検出精度の安定化のために前記フレーム数の1倍よりも大きな値を用いることも含まれるものとする。
フラッシュ検出部103は、被写体に対して瞬間的にフラッシュ発光に伴う光が照射され、光が照射された被写体の画像が入力されるタイミングか否かを画像信号選択部104に伝達する。フラッシュ発光の検出方法については、画像の輝度値の変化量が閾値以上か否かから発光の有無を検出する公知の方法や画像に埋め込まれたExifなどのメタデータから検知する方法がある。また、発光装置からの無線信号により直接的に検知する方法などがあるが、特に限定されない。
なお、本実施形態では、フラッシュ発光を検出する例を説明するが、被写体に対して瞬間的に照射される光はフラッシュ光以外にも考えられる。例えば、雲の切れ間から瞬間的に差す太陽光や、連続発光している照明装置の光の照射方向が変化して瞬間的に被写体の方向となり被写体に対して瞬間的に照射される光などである。そのため、フラッシュ検出部103の代わりに、被写体に対して瞬間的に照射される光の有無を、画像の輝度値の変化量が閾値以上か否かなどで検出する検出部を備えてもよい。
画像信号選択部104は、フラッシュ検出部103によりフラッシュ発光が検出されなかった場合は、信号レベル算出部100により算出された信号レベルをフリッカ検出部105に出力する。また、画像信号選択部104は、フラッシュ発光が検出された場合は、検出されたタイミングからフレーム数算出部102により算出されたフレーム数期間においてそのフレーム数に相当する過去の信号値を時系列順に記憶バッファ101から読み出す。そして、画像信号選択部104は、記憶バッファ101から読み出した過去の信号値をフリッカ検出部105に出力し続ける。
フリッカ検出部105は、入力された信号レベルから、画像内の各領域における照明光源の明滅によるフリッカ成分を検出し、検出したフリッカ成分を補正係数算出部107と状況判断部106に伝達する。なお、フリッカ検出部105によるフリッカ成分の検出処理の詳細については、後述する。
補正係数算出部107は、フリッカ検出部105により検出されたフリッカ成分をキャンセルする補正係数を画像内の各ラインごとに算出して、算出結果を補正部108に出力する。なお、補正係数算出部107による補正係数の算出処理の詳細については、後述する。
状況判断部106は、フリッカ検出部105により検出されたフリッカ成分の振幅・位相・時系列方向の安定性などから補正を行うか否かを判断し、判断結果を補正部108に出力する。補正部108は、状況判断部106により補正を行うと判断された場合は、入力画像の各ラインの信号値に補正係数を乗算した信号値に変換して補正する。
次に、フリッカ検出部105によるフリッカ成分の検出処理及び補正係数算出部107による補正係数の算出処理について詳細に説明する。
CMOSセンサ等に代表されるXYアドレス方式の撮像素子で画像を撮影する場合、図2に示すように、画像の垂直方向に明暗の縞模様が記録されることがある。この明暗の縞模様は、図3に示すように、屋内の照明光源の下で撮影される画像のフレームレートと撮影環境の光源の電源周波数とが一致していないことにより発生する。この明暗の縞模様からフリッカ成分を抽出するために、フリッカ検出部105は、次式(1)を用いて時間方向の定常的な信号成分を抽出する。
mem=ave×k+mout×(1−k) …(1)
ここで、memは、上式(1)の出力として不図示のメモリに格納される値であり、aveは、画像信号選択部104から出力される画像内の各ラインの色成分の信号値である。また、kは、フリッカ成分の検出に利用する巡回型ローパスフィルタのフィルタ係数であり、moutは、1フレーム前の画像の信号値が入力されたときに上式(1)により演算された演算結果である。
上式(1)の演算を各色成分で画像内の各ラインについて行うことにより、時間方向の定常的な信号成分を抽出することができる。抽出された定常的な信号成分を、現在のフレームで評価値取得手段から入力された信号レベルで各色成分の各信号値を除算することにより、フリッカ成分(入力画像信号のレベル変動成分)を算出する。そして、算出されたフリッカ成分に基づき垂直方向の信号のレベルの変動特性であるフリッカモデルを生成する。
フリッカモデルは、例えば垂直方向にある特定の振幅W・周波数f・位相θを持つ正弦波で近似することができる。周波数fは、フレームレートと光源の電源周波数により決定され、位相θは、検出された変動成分のうち変動比が1で垂直方向に変動比の変化量で1をとるラインを位相θ=0として各ラインの位相を算出することができる。振幅Wは、算出された位相のπ/2及び3π/2における変動比からから算出される。フリッカ検出部105は、このように生成されたフリッカモデルをフリッカ成分として各色成分ごとに生成し、補正係数算出部107に出力する。
補正係数算出部107は、検出画像領域と補正画像の各ラインに対応する位相を調整し、フリッカ成分をキャンセルする補正係数を各ラインに乗じるゲイン値として算出し、算出結果を補正部108に出力する。
次に、図4乃至図6を参照して、フリッカ補正処理について説明する。図4の各処理は、画像処理装置のROM等の記憶部に格納されたプログラムがRAMに展開されてCPU等により実行される。なお、ROM、RAM及びCPU等の図示は省略する。
図4において、ステップS401では、CPUは、フレーム数算出部102により、検出対象となる光源の周波数と画像のフレームレートからフリッカ周期のフレーム数Nを算出し、ステップS402に進む。
ステップS402では、CPUは、信号レベル算出部100により、入力画像を複数領域に分割して領域ごとの色信号を抽出し、ステップS403に進む。ステップS403では、CPUは、ステップS402で抽出した信号値を記憶バッファ101に格納し、ステップS404に進む。
ステップS404では、CPUは、フラッシュ検出部103によりフラッシュ発光が検出されたか否かを判定し、フラッシュ発光が検出された場合は、ステップS407に進み、フラッシュ発光が検出されない場合は、ステップS405に進む。
ステップS405では、CPUは、過去のNフレーム期間内にフラッシュ検出部103によりフラッシュ発光が検出されたか否かを判定し、フラッシュ発光が検出されなかった場合は、ステップS406に進む。また、CPUは、フラッシュ検出部103によりフラッシュ発光が検出された後のNフレーム期間内である場合は、ステップS407に進む。
ステップS406では、CPUは、画像信号選択部104により、入力画像の信号値を選択して、図5に示すように、選択した信号値をそのままフリッカ検出部105に出力し、ステップS408に進む。
一方、ステップS407では、CPUは、画像信号選択部104により、入力画像ではなく、図6に示すように、Nフレーム期間の過去の入力画像の信号値を記憶バッファ101から読み出してフリッカ検出部105に出力し、ステップS408に進む。
ステップS408では、CPUは、フリッカ検出部105により、ステップS406又はステップS407で選択された入力画像のフリッカ成分を検出し、検出したフリッカ成分を状況判断部106及び補正係数算出部107を出力して、ステップS409に進む。ステップS409では、CPUは、ステップS408で検出されたフリッカ成分に基づき、状況判断部106、補正係数算出部107及び補正部108により前述したフリッカ補正処理を行い、ステップS402に戻る。
以上説明したように、本実施形態では、蛍光灯光源下等で撮像され明暗の縞模様が記録された画像信号を各ラインごとにゲイン値を乗算して補正する際に、フラッシュ発光の瞬間的な輝度や色の信号値変化の影響を受けることがない。このため、安定してフリッカ成分を検出し続けることができる。
なお、本実施形態では、画像信号を出力する出力元の機器や出力先の機器については省略したが、出力元は、画像を出力するプログラムや再生機器、撮像装置や他の電子機器等を例示することができ、出力先についても同様である。
(第2の実施形態)
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態である画像処理装置を説明する。図7は、本実施形態の画像処理装置における画像信号の処理ブロック図である。
図7において、信号レベル算出部200及び補正部206には、補正対象となる画像信号が並列に入力される。信号レベル算出部200は、入力された画像信号を復号し、RGBの色信号値を画像の各ラインごとに積分値として抽出してフリッカ検出部203へ出力する。
一方、フレーム数算出部201は、検出対象としている電源周波数と入力画像信号のフレームレート(fps)から、画像中に含まれるフリッカ明滅の縞模様が同じ様相を示すのに必要なフレーム数を算出して、フリッカ検出部203に出力する。このフレーム数においては、前記フレーム数の整数倍であれば、同じ様相を示すという性質が変わることはなく、検出精度の安定化のために前記フレーム数の1倍よりも大きな値を用いることも含まれるものとする。
フラッシュ検出部202は、被写体に対して瞬間的にフラッシュ発光に伴う光が照射され、光が照射された被写体の画像が入力されるタイミングか否かをフリッカ検出部203に伝達する。フリッカ検出部203は、フラッシュ検出部202の検出結果とフレーム数算出部201で算出したフレーム数を考慮してフリッカ成分を検出する。そして、フリッカ検出部203は、検出したフリッカ成分を補正係数算出部205と状況判断部204に伝達する。なお、本実施形態でも、第1の実施形態と同様にフラッシュ発光の検出方法は限定されないし、フラッシュ検出部の代わりに被写体に対して瞬間的に照射される光の有無を検出する検出部を備えてもよい。
状況判断部204は、検出されたフリッカ成分の振幅・位相・時系列方向の安定性などから補正を行うか否かを判断し、判断結果を補正部206に出力する。補正係数算出部205は、検出されたフリッカ成分をキャンセルするような補正係数を画像内の各ラインごとに乗じるゲイン値として算出し、算出結果を補正部206に出力する。補正部206は、状況判断部204により補正を行うと判断された場合は、入力画像の各ラインの信号値に補正係数を乗算した信号値に変換して補正を行う。
なお、フリッカ検出部203によるフリッカ成分の検出処理及び補正係数算出部205による補正係数の算出処理の詳細については、上記第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、図8を参照して、フリッカ補正処理について説明する。図8の各処理は、画像処理装置のROM等の記憶部に格納されたプログラムがRAMに展開されてCPU等により実行される。なお、ROM、RAM及びCPU等の図示は省略する。
図8において、ステップS801では、CPUは、フレーム数算出部201により、検出対象となる光源の周波数と画像のフレームレートからフリッカ周期のフレーム数Nを算出し、ステップS802に進む。
ステップS802では、CPUは、信号レベル算出部200により、入力画像を複数領域に分割して領域ごとの色信号を抽出し、ステップS803に進む。ステップS803では、CPUは、フラッシュ検出部202により、フラッシュ発光が検出されたか否かを判定し、検出された場合は、ステップS806に進み、検出されない場合は、ステップS804に進む。
ステップS804では、CPUは、過去のNフレーム期間内にフラッシュ検出部202によりフラッシュ発光が検出されたか否かを判定し、フラッシュ発光が検出されなかった場合は、ステップS805に進む。また、CPUは、フラッシュ検出部202によりフラッシュ発光が検出された後のNフレーム期間内である場合は、ステップS806に進む。
ステップS805では、CPUは、フリッカ検出部203により前述したフリッカの検出処理を行い、検出したフリッカ成分を補正係数算出部205及び状況判断部204に出力し、ステップS808に進む。
一方、ステップS806では、CPUは、フリッカ検出部203によるフリッカ検出に用いる上式(1)のフィルタ係数kを0に変更し、巡回ローパスフィルタの積分結果に瞬間的な信号値変化の影響を受けた画像信号の出力を停止し、ステップS807に進む。
ステップS807では、CPUは、フラッシュ発光前の振幅値を保持したまま位相だけ1フレーム進ませたフリッカ成分を補正係数算出部205及び状況判断部204に出力し、ステップS808に進む。ステップS808では、CPUは、ステップS805又はステップS807で出力されたフリッカ成分に基づき、状況判断部204、補正係数算出部205及び補正部206により前述したフリッカ補正処理を行い、ステップS802に戻る。
以上説明したように、本実施形態では、蛍光灯光源下等で撮像され明暗の縞模様が記録された画像信号を各ラインごとにゲイン値を乗算して補正する際に、フラッシュ発光の瞬間的な輝度や色の信号値変化の影響を受けることがない。このため、安定してフリッカ成分を検出し続けることができる。
なお、本実施形態では、画像信号を出力する出力元や出力先の機器については省略したが、出力元は、画像を出力するプログラムや再生機器、撮像装置や他の電子機器等を例示することができ、出力先についても同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 信号レベル算出部
101 記憶バッファ
102 フレーム数算出部
103 フラッシュ検出部
104 画像信号選択部
105 フリッカ検出部
106 状況判断部
107 補正係数算出部
108 補正部

Claims (6)

  1. 時系列順に入力される画像を記憶領域に記憶する記憶手段と、
    入力される画像内の各領域におけるフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段と、
    前記フリッカ検出手段により検出されたフリッカ成分に応じた補正係数を画像の各ラインごとに算出する補正係数算出手段と、
    前記補正係数算出手段により算出された補正係数により入力された画像を補正する補正手段と、
    検出対象となる光源の周波数と画像のフレームレートからフリッカ周期の整数倍に相当するフレーム数を算出するフレーム数算出手段と、
    フラッシュ発光を検出するフラッシュ検出手段と、
    前記フリッカ検出手段により前記フリッカ成分を検出するための画像を選択して、選択した画像を前記フリッカ検出手段に出力する選択手段と、を備え、
    前記選択手段は、前記フラッシュ検出手段によりフラッシュ発光が検出されない場合は、入力された画像を前記フリッカ検出手段に出力し、前記フラッシュ検出手段によりフラッシュ発光が検出された場合は、前記フレーム数算出手段により算出されたフレーム数の過去の入力画像を前記記憶領域から読み出して前記フリッカ検出手段に出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記フリッカ成分は、画像内の各領域における画像信号の信号レベルの変化に関する位相と振幅の成分であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力される画像は、画像を複数領域に分割した領域ごとの色信号または輝度信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 時系列順に入力される画像を記憶領域に記憶する記憶ステップと、
    画像内の各領域におけるフリッカ成分を検出するフリッカ検出ステップと、
    前記フリッカ検出ステップで検出されたフリッカ成分に応じた補正係数を画像の各ラインごとに算出する補正係数算出ステップと、
    前記補正係数算出ステップで算出された補正係数により入力された画像を補正する補正ステップと、
    検出対象となる光源の周波数と画像のフレームレートからフリッカ周期の整数倍に相当するフレーム数を算出するフレーム数算出ステップと、
    フラッシュ発光を検出するフラッシュ検出ステップと、
    前記フリッカ検出ステップで前記フリッカ成分を検出するための画像を選択する選択ステップと、を備え、
    前記選択ステップは、前記フラッシュ検出ステップでフラッシュ発光が検出されない場合は、入力された画像を選択し、前記フラッシュ検出ステップでフラッシュ発光が検出された場合は、前記フレーム数算出ステップで算出されたフレーム数だけ前記記憶領域から読み出した過去の入力画像を選択し、
    前記フリッカ検出ステップは、前記選択ステップで選択された画像内の各領域におけるフリッカ成分を検出することを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムを格納した、ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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