JP6494182B2 - 二重容器 - Google Patents

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Description

本発明は、二重容器に関し、特に、内容液の充填空間を有する減容変形可能な内層体と、内層体をその内側に収める外層体とを備え、内容液の注出に伴って内層体のみが減容する二重容器に関するものである。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料や薬品などを収用する容器としては、このような液体を収容するとともに減容変形可能に設けられる内層体と、この内層体を内側に収める外層体とを備える二重容器(デラミ容器、積層剥離容器とも言う)が知られている。このような二重容器として、例えば特許文献1には、外層体の胴部を押圧することで、外層体と内層体との間の空気を介して内層体を押圧して内容液を注出させる、スクイズタイプの容器が示されている。
特開2014−028642号公報
特許文献1に開示の二重容器では、外層体の口部周壁の上部開口を含む、口部周壁の内周面の上端部全域が、内層体を介して中栓のシール筒と密着し、シール部を形成するように設計されている。
ところで、内層体と外層体とで構成される容器は、その成型後に、口部にキャップが装着されることなく、別の場所に輸送されることがある。かかる場合に、成型された容器は、一旦箱詰めされ、自動車等に積み込まれて別の場所へと輸送され、その後に内容液を充填するために開梱される等の工程をたどることになる。
口部にキャップが装着されていない容器は、例えば、箱詰め時、輸送時、開梱時において口部同士が衝突等することにより、口部周壁の内周面のうち上部開口近傍の位置に傷がついたり、その部分において内層体が剥離・変形してしまうことがある。そのため、特許文献1に開示の二重容器のように、口部周壁の内周面の上端部全域が、内層体を介して中栓のシール筒と密着してシール部を形成するように設計されていると、予期せぬ内周面の傷や、内層体の剥離・変形等によって、シーリング性能にばらつきが生じてしまうおそれがある。
本発明の目的は、口部周壁の内周面のうち上部開口近傍の位置に、傷や、内層体の剥離・変形が生じたとしても、シーリング性能に影響を及ぼさずに液密性を確保することが可能な二重容器を提供することである。
本発明の第1の態様としての二重容器は、内容液の充填空間を有する減容変形可能な内層体と、前記内層体をその内側に収めると共に口部周壁に設けた貫通開口から前記内層体との相互間に空気を導入する外層体と、前記口部周壁の上部開口を覆う天壁を有し、前記天壁に前記充填空間に通じる注出開口を備える中栓と、前記注出開口を通じて内容液を注出する注出筒、外界に通じる外気導入孔、及び前記口部周壁に装着される外周壁を有し、前記中栓を内側で保持する注出キャップと、を備える二重容器であって、前記天壁の下面には、前記上部開口から前記口部周壁の内側に入り込む、外径が前記口部周壁の小径部の内周面と当接する単一径からなる円筒状のシール壁が設けられており、前記口部周壁の内周面は、前記内層体を介して前記シール壁の外周面に押圧される円筒状のシール部と、当該シール部から前記上部開口まで延在し、前記シール部よりも内径が大きい拡径部とを備え、前記拡径部は、前記シール部よりも内径が大きく、前記内層体を介して前記シール壁の外周面に押圧されない円筒部と、前記シール部と前記円筒部とを連結し、前記上部開口側に向かうにつれて内径が漸増する傾斜面からなる第1円錐台部と、前記円筒部と前記上部開口とを連結し、前記上部開口側に向かうにつれて内径が漸増する傾斜面からなる第2円錐台部と、を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、口部周壁の内周面のうち上部開口近傍の位置に、傷や、内層体の剥離・変形が生じたとしても、シーリング性能に影響を及ぼさずに液密性を確保することが可能な二重容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である二重容器を示す断面図である。 図1の一部を拡大した拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書において、「上」とは、二重容器を水平面上に載置した際に外層体に対して注出キャップが位置する側であり、「下」とは、その反対側である。
図1は、本発明に係る二重容器の一実施形態としての二重容器1を示す図である。二重容器1は、内容液を収容する内層体10、内層体10を内側に収める外層体20、中栓30、逆止弁40、移動弁50、注出キャップ60、及び蓋体70を備える。
内層体10は、その内側に内容液を収容する充填空間Sを備えている。内層体10は薄肉の合成樹脂製であって、減容変形自在となっている。
外層体20は、図示を省略する底部につながる胴部21と、下部が上部よりも大径となる段付き円筒状の口部周壁22と、胴部21と口部周壁22との間に位置し、胴部21及び口部周壁22を連結する肩部25と、を有する。口部周壁22は、上部に位置する小径部26と、下部に位置する大径部27とを有し、口部周壁22の小径部26には上方へ向けて開口する上部開口22aが設けられている。口部周壁22の小径部26の外周面には、雄ねじ部22bが設けられている。また口部周壁22には、内層体10と外層体20との相互間に空気を導入させるための貫通開口23が設けられていて、更に、貫通開口23が位置する口部周壁22の小径部26の外周面には、雄ねじ部22bを上下方向に切り欠く溝部24が設けられている。なお、内層体10は、口部周壁22の上端面28の位置まで延びており、内層体10の上端部11は上端面28上に積層されている。
本実施形態において内層体10と外層体20は、相互に相溶性が低い合成樹脂を剥離可能に積層させたものであり、これらの合成樹脂素材を積層して形成したパリソンを、ブロー成形することによって得られたものである。ブロー成形の他にも、試験管状に形成したプリフォームを2軸延伸ブロー成形することや、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体内に装着するようにしたものを用いてもよい。また、図示は省略するが、内層体10と外層体20との間に、縦方向に延在して内層体10と外層体20とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
中栓30は、外層体20の上部開口22aを覆う天壁31を有している。本実施形態では天壁31に、上下を貫通させるとともに充填空間Sに向けて延在する筒状壁32が設けられている。本実施形態の筒状壁32は、その内周面の横断面形状が円になる円筒状であるが、内周面の横断面形状が四角形や六角形等の多角形になる角筒状のものであってもよい。また筒状壁32には、下方に向かうにつれて内径を狭める縮径部32aが設けられている。天壁31には、筒状壁32に隣接して上向き凸状となる段部33を設けていて、この段部33に、表裏を貫通する注出開口34を設けている。また天壁31の上面には、筒状壁32及び段部33を取り囲むとともに、これらとの相互間に逆止弁40を嵌合保持する環状の嵌合壁35を設けている。更に、嵌合壁35の径方向外側には、天壁31の縁部から起立する円筒状の内周壁36を設けている。そして、天壁31の下面には、上部開口22aから口部周壁22の内側に入り込み、内層体10を挟み込んで口部周壁22の内周面と当接する円筒状のシール壁37を設けている。また、図1に示すように、内周壁36の下部には開口38が設けられている。更に、図1に示すように、シール壁37に対して径方向外側で隣接する環状の下面部39が、口部周壁22の上端面28と、内層体10の上端部11を介して当接している。環状の下面部39及び上端面28は、口部周壁22の中心軸線O方向に直交する方向に延在する平面である。
逆止弁40は、その下部が、中栓30の筒状壁32、段部33、及び嵌合壁35に嵌合保持される環状壁41を備えている。環状壁41の径方向内側には、弾性アーム42を介して連結する板状の弁体43を備えていて、弁体43により注出開口34を閉鎖している。また弁体43は、筒状壁32の上部開口の大部分も覆い隠しているが、その一部は常時開口している。環状壁41の径方向外側には、外層体20への押圧に伴う充填空間Sへの加圧の際には注出キャップ60の外気導入孔66を閉鎖し、この加圧後の外層体20の復元の際に外気導入孔66を開放する外気導入孔66用の弁体44が設けられており、この弁体44は、環状壁41と一体連結されている。本実施形態で逆止弁40は、所謂3点弁の形態をなしているが、1点弁等、従前の他の形態の逆止弁を用いることができる。また、本実施形態で環状壁41は円筒状であるが、角筒状でもよい。更に、本実施形態の弁体44は、環状壁41と一体で形成されているが、環状壁41と別体で形成してもよい。
移動弁50は、筒状壁32内に配置されてその内周面に沿って移動可能に設けられている。本実施形態の移動弁50は、球状をなすものであるが、中実の柱状のものや、筒状をなすとともにその内側に形成される内部通路を閉鎖する閉鎖壁を備えるもの等、種々の形態のものを用いることができる。なお、図1に示すように二重容器1を起立姿勢にする際、移動弁50は縮径部32aに着座して、充填空間Sを閉鎖するようにしている。
注出キャップ60は、口部周壁22を取り囲む外周壁61を備えていて、外周壁61の内周面には、口部周壁22の雄ねじ部22bに対応する雌ねじ部62を備えている。また、外周壁61の内側には中栓30が嵌り込んでいる。具体的に、中栓30は、その内周壁36が、外周壁61の内周面のうち雌ねじ部62が形成されている位置よりも上側の位置に形成された凸部を乗り越えることにより、注出キャップ60にアンダーカットで保持されている。外周壁61の上部には、中栓30及び逆止弁40を覆い隠す頂壁63を設けている。頂壁63には、逆止弁40の開放下にて充填空間S内の内容液を注出する注出筒64を設けている。なお、注出筒64は、頂壁63の下方側にも延びていて、これにより弁体43が過度に持ち上がった際のストッパーとしても機能している。また、頂壁63の下面には、逆止弁40の環状壁41の上部を嵌合保持する同心二重配置となる一対の上部嵌合壁65を設けている。更に、上部嵌合壁65の径方向外側には、頂壁63を貫通する外気導入孔66を設けている。これにより、注出筒64と外気導入孔66の間が環状壁41によって区画され、環状壁41の径方向外側には、外気導入孔66が開口する内部空間Nが形成される。なお、この内部空間Nには上述した弁体44が位置しており、弁体44により、外気導入孔66の開放と閉鎖とが切り替えられる。
また、内部空間Nと、外周壁61と口部周壁22の間に位置する溝部24とは、開口38を介して連通している。すなわち、注出キャップ60の内側には、外界から内層体10と外層体20との相互間に外気が流れる通路として、外気導入孔66から始まり、順に内部空間N、開口38、及び溝部24を経て、貫通開口23に至る、外気導入路Tが形成される。
蓋体70は、ヒンジ71を介して注出キャップ60の外周壁61に連結していて、ヒンジ71で折り曲げることで、注出筒64及び外気導入孔66を覆い隠すことができる。より詳細には、蓋体70は、平板状の上壁72と、上壁72の縁部に連結するとともに外周壁61に連なる形状となる蓋体周壁73とを備えていて、上壁72には、蓋体70を閉めた際に注出筒64の内側に入り込んで注出筒64をシールする棒状のシール部74を備えている。蓋体周壁73は、蓋体周壁73の内側に頂部63の縁部を嵌合するようにして、注出キャップ60に対して装着される。なお、蓋体70は、ヒンジ71を設けずに注出キャップ60とは別体のものとし、ねじやアンダーカットで注出キャップ60に装着するように構成してもよい。
上記のように構成される二重容器1から内容液を吐出するに当たっては、蓋体70を取り外し、二重容器1を、起立姿勢から傾倒或いは倒立姿勢に姿勢変更する。そして、外層体20の胴部21を押圧すると、内層体10は、外層体20から直接、或いは内層体10と外層体20との間の空気を介して押圧されて充填空間Sが加圧される。これにより、加圧された内容液が注出開口34から弁体43を押し上げて、注出開口34から内容液が流出し、注出筒64を通して外界に注出される。なお、外気導入路Tは、この一連の動作中、弁体44により常時閉鎖している。なお、この状態において、筒状壁32内の移動弁50は、自重や筒状壁32の下方側の開口から流入する内容液によって、注出筒64側(図1中破線で示す位置)に移動している。
所要量の内容液を注出した後は、外層体20の胴部21への押圧を解除する。これによって充填空間S内の圧力が下がり、弁体43が注出開口34を閉鎖するので、充填空間S内への外気の入り込みが防止できる。また、外層体20は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとし、内層体10と外層体20との相互間は負圧状態となるため、弁体44が押し下がり外気導入孔66が開放され、外気導入路Tを通じて外気が導入される。これにより、内層体10を減容させたまま外層体20のみが復元する。
弁体43が注出開口34を閉鎖すると、注出筒64内には内容液が残留したままになっているものの、二重容器1を元の起立姿勢に戻すと、移動弁50は、それ自身の自重や充填空間S内の圧力低下によって下方に移動する。これによって筒状壁32の上方には、移動弁50が移動した分のスペースが形成されることになるため、このスペース分に相当する分の内容液を注出筒64から引き戻すことができ(サックバック機能)、液だれを有効に防止することができる。なお、下方に移動した移動弁50は、筒状壁32の縮径部32aに着座するので、充填空間S内を閉鎖した状態に保つことができる。
ここで、口部周壁22の大径部27の外周面と、外周壁61の内周面とは、貫通開口23よりも下側の位置で当接して、外気導入路Tの下端を閉塞するシール部80を形成している。より具体的に、シール部80は、大径部27の外周面に対し、外周壁61の内周面のうち雌ねじ部62が形成されている位置よりも下側の位置に形成された環状凸部を気密に当接させることにより形成されている。なお、シール部80は、大径部27の外周面に環状凸部を設ける構成としてもよい。また、例えば、凹凸部を有さない口部周壁の外周面及び外周壁の内周面を、互いに密着するように嵌合してシール部を形成してもよい。
図2は、図1のうち上部開口22a近傍を拡大した拡大断面図である。図2に示すように、口部周壁22の小径部26の内周面は、内層体10を介してシール壁37の外周面に押圧される円筒状のシール部26aと、このシール部26aから上部開口22aまで延在し、シール部26aよりも内径が大きい拡径部26bと、を備えている。シール部26aにより、内層体10と中栓30とは液密に接続されている。拡径部26bは、シール部26aよりも内径が大きい円筒部26b1を備えており、この円筒部26b1は、シール部26aと異なり、内層体10を介してシール壁37の外周面に押圧されていない。すなわち、円筒部26b1は、シール部26aが内層体10を介してシール壁37と当接している状態において、内層体10を介してシール壁37と当接しておらず、内層体10と円筒部26b1の間には空隙が形成されている。
このように、内層体10を介してシール壁37の外周面に押圧される円筒状のシール部26aを上部開口22aの近傍に設けないようにすると共に、上部開口22aの近傍には拡径部26bを設け、内層体10を介してシール壁37の外周面に押圧されない円筒部26b1を配置することにより、口部周壁22の内周面のうち上部開口22a近傍に位置する円筒部26b1に傷等が発生しても、シール部26aのシーリング性能には影響が及ばない。そのため、口部周壁22の内周面のうち上部開口22a近傍の位置での傷の有無や、内層体10の剥離・変形の有無に影響されずに安定した液密性を確保する設計が可能となる。
更に、拡径部26bは、シール部26aと円筒部26b1とを連結し、上部開口22a側に向かうにつれて内径が漸増する第1円錐台部26b2と、円筒部26b1と上部開口22aとを連結し、上部開口22a側に向かうにつれて内径が漸増する第2円錐台部26b3と、を備えている。つまり、口部周壁22の小径部26の内周面は、円筒状のシール部26aから上部開口22aに向かって、第1円錐台部26b2、円筒部26b1、第2円錐台部26b3、上部開口22aの順に並んでいる。なお、上部開口22aの位置での内径は、拡径部26bにおいて最大の内径を有している。
シール部26aの上端と円筒部26b1の下端との間を第1円錐台部26b2で連結することにより、シール部26aの上端と円筒部26b1の下端とを直角の段差によって直接連結する構成と比較して、段差のエッジに加わる局所的な圧力が緩和され、内層体10や、内層体10を介して口部周壁22の内周面に傷がつくことが抑制される。また、上部開口22aと円筒部26b1の上端との間を第2円錐台部26b3で連結することにより、シール壁37を上部開口22aから口部周壁22の内側へと挿入する際に、第2円錐台部26b3がガイドとなるため、シール部37の挿入性を向上させることができる。
本発明は、二重容器に関し、特に、内容液の充填空間を有する減容変形可能な内層体と、内層体をその内側に収める外層体とを備え、内容液の注出に伴って内層体のみが減容する二重容器に関するものである。
1:二重容器
10:内層体
11:上端部
20:外層体
21:胴部
22:口部周壁
22a:上部開口
22b:雄ねじ部
23:貫通開口
24:溝部
25:肩部
26:小径部
26a:シール部
26b:拡径部
26b1:円筒部
26b2:第1円錐台部(円錐台部)
26b3:第2円錐台部(円錐台部)
27:大径部
28:上端面
30:中栓
31:天壁
32:筒状壁
32a:縮径部
33:段部
34:注出開口
35:嵌合壁
36:内周壁
37:シール壁
38:開口
39:環状の下面部
40:逆止弁
41:環状壁
42:弾性アーム
43:弁体
44:弁体
50:移動弁
60:注出キャップ
61:外周壁
62:雌ねじ部
63:頂壁
64:注出筒
65:上部嵌合壁
66:外気導入孔
70:蓋体
71:ヒンジ
72:上壁
73:蓋体周壁
74:シール部
80:シール部
N:内部空間
O:口部周壁の中心軸線
S:充填空間
T:外気導入路

Claims (1)

  1. 内容液の充填空間を有する減容変形可能な内層体と、前記内層体をその内側に収めると共に口部周壁に設けた貫通開口から前記内層体との相互間に空気を導入する外層体と、前記口部周壁の上部開口を覆う天壁を有し、前記天壁に前記充填空間に通じる注出開口を備える中栓と、前記注出開口を通じて内容液を注出する注出筒、外界に通じる外気導入孔、及び前記口部周壁に装着される外周壁を有し、前記中栓を内側で保持する注出キャップと、を備える二重容器であって、
    前記天壁の下面には、前記上部開口から前記口部周壁の内側に入り込む、外径が前記口部周壁の小径部の内周面と当接する単一径からなる円筒状のシール壁が設けられており、
    前記口部周壁の内周面は、前記内層体を介して前記シール壁の外周面に押圧される円筒状のシール部と、当該シール部から前記上部開口まで延在し、前記シール部よりも内径が大きい拡径部とを備え、
    前記拡径部は、前記シール部よりも内径が大きく、前記内層体を介して前記シール壁の外周面に押圧されない円筒部と、前記シール部と前記円筒部とを連結し、前記上部開口側に向かうにつれて内径が漸増する第1円錐台部と、前記円筒部と前記上部開口とを連結し、前記上部開口側に向かうにつれて内径が漸増する第2円錐台部と、を備えることを特徴とする二重容器。
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