JP6494000B1 - 靴フィッティング支援システム及び靴フィッティング支援プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 購入希望者の足に合う靴のサイズを提案するのに好適な靴フィッティング支援システムを提供する。【解決手段】 フィッティング支援装置１００は、購入希望者について測定により得られた足のサイズを入力し、入力した足のサイズに対応する靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索する。そして、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、索出した靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズを表示する。これにより、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案することができる。【選択図】 図３

Description

本発明は、靴のフィッティングを支援するシステム及びプログラムに係り、特に、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案するのに好適な靴フィッティング支援システム及び靴フィッティング支援プログラムに関する。

従来、靴の販売を支援する技術としては、例えば、特許文献１記載の靴の通信販売システムが知られている。

特許文献１記載の技術は、靴の寸法及び形状をデータ項目とし、各データ項目には履き心地の同異を区別する刻みで分類された靴データをもつ既成靴のデータベースを備え、購入希望者から着用中の靴の識別名称を取得し、データベースから着用中靴の靴データを求め、着用中靴と同じ履き心地の靴データをもつ靴を選定し、引き渡すものである。具体的には、（１）購入希望者が現在着用している靴の履き心地に満足している場合は、着用中の靴の識別名称を入力し、着用中の靴と同じ履き心地の靴データをもつ靴を選定する。また、（２）購入希望者が着用中の靴の履き心地に満足できていない場合は、着用中の靴の識別名称とともに改善変位パラメタを入力し、より履き心地のよい靴データをもつ靴を選定する。

特開２００３−３４６００７号公報

ところで、実店舗において靴を販売する場合は、フィッティングという作業を行う必要がある。購入希望者の足のサイズを把握し、購入希望者の足に合うサイズの靴を提案し、そのサイズの靴が合うかどうかを購入希望者に試着してもらうものである。最初に提案したサイズの靴が合わない場合は、サイズが合うまで他のサイズの靴を提案することになる。このフィッティングは、経験豊富な販売員ほど適切なサイズの靴を提案できる傾向にある。単純なケースとして、例えば、購入希望者の足のサイズが２３．７[cm]の場合、２４．０[cm]のサイズの靴と、２３．５[cm]のサイズの靴のどちらかを最初に提案することになるが、経験豊富な販売員ほど最初の提案で適切なサイズの靴を提案できる傾向にある。これに対し、経験が少ない販売員は適切なサイズの靴をなかなか提案できず、この結果、何度もフィッティングを行うことになるため、フィッティングに時間を要するばかりか、購入希望者に負担をかけ成約率も低くなるという問題があった。

このフィッティングにおける提案に特許文献１記載の技術を用いることが考えられる。この場合、購入希望者が着用中の靴の履き心地に満足している場合は、着用中の靴の識別名称を入力するだけなので、経験が少ない販売員であっても適切なサイズの靴を提案できることが期待できる。しかしながら、購入希望者が着用中の靴の履き心地に満足できていない場合は、改善変位パラメタを入力する必要があるので、購入希望者や経験が少ない販売員では適切な改善変位パラメタを入力することは困難である。

購入希望者の足のサイズを実際に測定器で測定してみると、購入希望者が着用中の靴のサイズが適切でないことがほとんどであるので、このことを考えれば、特許文献１記載の技術を用いても、フィッティングの効率化に貢献できる部分はさほど大きくない。

また、この問題は、実店舗において靴を販売する場合に限らず、インターネットサイト等のオンラインで靴を販売する場合も同様に想定される。さらにオンラインの場合は、フィッティングを行うことができないので、適切でない提案は返品等につながってしまう。

そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案するのに好適な靴フィッティング支援システム及び靴フィッティング支援プログラムを提供することを目的としている。

〔発明１〕 上記目的を達成するために、発明１の靴フィッティング支援システムは、靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、顧客が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を、当該顧客について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する記憶手段のなかから、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する検索手段とを備える。

このような構成であれば、足サイズ情報取得手段により、購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報が取得され、検索手段により、取得された足サイズ情報に対応する靴サイズ情報が記憶手段のなかから検索される。

ここで、足サイズ情報取得手段は、例えば、入力装置等から足サイズ情報を入力してもよいし、外部の端末等から足サイズ情報を獲得又は受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から足サイズ情報を読み出してもよいし、情報処理等により足サイズ情報を生成し又は算出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信、読出（検索を含む。）、生成及び算出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。

また、足サイズ情報は、例えば、足のサイズを識別するための情報（例えば、名称、番号、ＩＤ、コード、ＵＲＬ等のリンク情報）として構成することができる。また、足サイズ情報は、例えば、文字、数字、図形、符合、記号、画像（静止画像又は動画像を含む。以下同じ。）、音声その他の情報として構成することができる。以下、発明６の靴フィッティング支援システム、並びに発明１０及び１１の靴フィッティング支援プログラムにおいて同じである。

また、靴サイズ情報は、例えば、靴のサイズを識別するための情報（例えば、名称、番号、ＩＤ、コード、ＵＲＬ等のリンク情報）として構成することができる。また、靴サイズ情報は、例えば、文字、数字、図形、符合、記号、画像（静止画像又は動画像を含む。以下同じ。）、音声その他の情報として構成することができる。以下、発明６の靴フィッティング支援システム、並びに発明１０及び１１の靴フィッティング支援プログラムにおいて同じである。

また、靴サイズ情報を足サイズ情報と対応づけて記憶することとしては、例えば、（１）靴サイズ情報及び足サイズ情報を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、（２）靴サイズ情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、足サイズ情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に１又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、足サイズ情報から靴サイズ情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。以下、情報を対応づけて記憶する概念については同じである。

また、記憶手段は、靴サイズ情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、靴サイズ情報を予め記憶してあるものであってもよいし、靴サイズ情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって靴サイズ情報を記憶するようになっていてもよい。なお、靴サイズ情報は、足サイズ情報と対応して記憶手段に記憶すればよく、記憶手段に足サイズ情報を記憶することは必ずしも要しない。以下、発明６の靴フィッティング支援システム、並びに発明１０及び１１の靴フィッティング支援プログラムにおいて同じである。

また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明６の靴フィッティング支援システムにおいて同じである。

〔発明２〕 さらに、発明２の靴フィッティング支援システムは、発明１の靴フィッティング支援システムにおいて、前記検索手段で索出した靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段と、前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、靴のサイズに関する靴サイズ情報を出力する靴サイズ情報出力手段とを備える。

このような構成であれば、統計情報取得手段により、靴サイズ情報の統計情報が取得され、靴サイズ情報出力手段により、取得された統計情報に基づいて靴サイズ情報が出力される。

ここで、統計情報には、例えば、出現回数、出現率、順位、差分、分散、標準誤差、標準偏差、偏差値、平均値、中央値、最頻値、尖度、歪度、最小値、最大値その他の統計量が含まれる。以下、発明７の靴フィッティング支援システムにおいて同じである。

また、靴サイズ情報出力手段は、例えば、表示、印刷、音声出力、記憶装置や記憶媒体等への書き出し、外部の端末等への送信、バイブレーション等の振動、発熱その他の方法により靴サイズ情報を出力することができる。したがって、出力には、少なくとも表示、印刷、音声出力、書き出し、送信、振動及び発熱が含まれる。以下、出力の概念については同じである。

〔発明３〕 さらに、発明３の靴フィッティング支援システムは、発明２の靴フィッティング支援システムにおいて、前記統計情報取得手段は、前記靴サイズ情報について同一のサイズごとに出現頻度を算出する。

このような構成であれば、統計情報取得手段により、靴サイズ情報について同一のサイズごとに出現頻度が算出され、靴サイズ情報出力手段により、算出された出現頻度に基づいて靴サイズ情報が出力される。

〔発明４〕 さらに、発明４の靴フィッティング支援システムは、発明１乃至３のいずれか１の靴フィッティング支援システムにおいて、前記購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報を取得する靴属性情報取得手段を備え、前記記憶手段は、顧客の前記足サイズ情報及び当該顧客が購入した靴の属性に関する靴属性情報と対応づけて当該顧客の前記靴サイズ情報を記憶し、前記検索手段は、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する。

このような構成であれば、靴属性情報取得手段により、購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報が取得され、検索手段により、取得された足サイズ情報及び靴属性情報に対応する靴サイズ情報が検索される。

ここで、靴属性情報としては、例えば、靴の種別（型番等）、用途、材質その他靴のフィッティングに影響を与える属性を含む。

〔発明５〕 さらに、発明５の靴フィッティング支援システムは、発明１乃至４のいずれか１の靴フィッティング支援システムにおいて、前記購入希望者の属性に関する着用者属性情報を取得する着用者属性情報取得手段を備え、前記記憶手段は、顧客の前記足サイズ情報及び当該顧客の属性に関する着用者属性情報と対応づけて当該顧客の前記靴サイズ情報を記憶し、前記検索手段は、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する。

このような構成であれば、着用者属性情報取得手段により、購入希望者の属性に関する着用者属性情報が取得され、検索手段により、取得された足サイズ情報及び着用者属性情報に対応する靴サイズ情報が検索される。

ここで、着用者属性情報としては、例えば、購入希望者又は顧客の性別、生年月日、年齢、所定の年齢層、身長、体重その他靴のフィッティングに影響を与える属性を含む。

〔発明６〕 さらに、発明６の靴フィッティング支援システムは、靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する記憶手段のなかから、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する検索手段と、前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得手段と、前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報に基づいて前記記憶手段における前記靴サイズ情報及び前記足サイズ情報の対応付けを更新する更新手段とを備える。

このような構成であれば、足サイズ情報取得手段により、購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報が取得され、検索手段により、取得された足サイズ情報に対応する靴サイズ情報が記憶手段のなかから検索される。そして、靴サイズ情報取得手段により、購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報が取得され、更新手段により、取得された靴サイズ情報に基づいて記憶手段における靴サイズ情報及び足サイズ情報の対応付けが更新される。

〔発明７〕 さらに、発明７の靴フィッティング支援システムは、発明６の靴フィッティング支援システムにおいて、前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段を備え、前記更新手段は、前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、前記記憶手段における前記靴サイズ情報及び前記足サイズ情報の対応付けを更新する。

このような構成であれば、統計情報取得手段により、靴サイズ情報の統計情報が取得され、更新手段により、取得された統計情報に基づいて記憶手段における靴サイズ情報及び足サイズ情報の対応付けが更新される。

〔発明８〕 さらに、発明８の靴フィッティング支援システムは、発明７の靴フィッティング支援システムにおいて、前記更新手段は、前記記憶手段において、前記足サイズ情報に対し当該足サイズ情報との組み合わせにおいて出現頻度が所定条件を満たす前記靴サイズ情報を対応づける。

このような構成であれば、更新手段により、記憶手段において、足サイズ情報に対しその足サイズ情報との組み合わせにおいて出現頻度が所定条件を満たす靴サイズ情報が対応づけられる。

〔発明９〕 さらに、発明９の靴フィッティング支援システムは、発明１乃至８のいずれか１の靴フィッティング支援システムにおいて、前記足サイズ情報は、足長、足幅、足囲、足高、外踏まず長、外踝端高、第１側趾角度、第１趾高、第５側趾角度、第５趾高、内踏まず長、踵部角度、踵幅、アーチ高及びアーチ高率を含む。

〔発明１０〕 一方、上記目的を達成するために、発明１０の靴フィッティング支援プログラムは、靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、顧客が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を、当該顧客について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する記憶手段のなかから、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する検索ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。

このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明１の靴フィッティング支援システムと同等の作用が得られる。

〔発明１１〕 さらに、発明１１の靴フィッティング支援プログラムは、靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する記憶手段のなかから、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する検索ステップと、前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得ステップと、前記靴サイズ情報取得ステップで取得した靴サイズ情報及び前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に基づいて前記記憶手段における前記靴サイズ情報及び前記足サイズ情報の対応付けを更新する更新ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。

このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明６の靴フィッティング支援システムと同等の作用が得られる。

以上説明したように、発明１の靴フィッティング支援システム、又は発明１０の靴フィッティング支援プログラムによれば、購入希望者の足サイズ情報に対応する足のサイズの顧客が購入した靴の靴サイズ情報が得られるので、従来に比して、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案することができる。

さらに、発明２の靴フィッティング支援システムによれば、靴サイズ情報の統計情報に基づいて靴サイズ情報が出力されるので、購入希望者の足に合う統計的な靴のサイズを得ることができる。

さらに、発明３の靴フィッティング支援システムによれば、靴サイズ情報について同一のサイズごとの出現頻度に基づいて靴サイズ情報が出力されるので、出現頻度に基づく統計的な靴のサイズを得ることができる。

さらに、発明４の靴フィッティング支援システムによれば、靴の属性ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。

さらに、発明５の靴フィッティング支援システムによれば、購入希望者の属性ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。

さらに、発明６の靴フィッティング支援システム、又は発明１１の靴フィッティング支援プログラムによれば、購入希望者の足サイズ情報に対応する靴サイズ情報が得られるので、従来に比して、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案することができる。そして、購入希望者の靴サイズ情報に基づいて記憶手段における靴サイズ情報及び足サイズ情報の対応付けが更新されるので、更新が行われるほど精度が向上する。

さらに、発明７又は８の靴フィッティング支援システムによれば、靴サイズ情報の統計情報に基づいて記憶手段における靴サイズ情報及び足サイズ情報の対応付けが更新されるので、購入希望者の足に合う統計的な靴のサイズを得ることができる。

フィッティング支援装置１００のハードウェア構成を示す図である。 靴サイズ情報テーブル４００のデータ構造を示す図である。 靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。 靴のサイズを検索するための検索画面である。 靴サイズ情報テーブル４２０のデータ構造を示す図である。 靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。 靴のサイズを検索するための検索画面である。 靴のサイズを検索するための検索画面である。 靴のサイズを検索するための検索画面である。 靴のサイズを検索するための検索画面である。 靴サイズ情報テーブル４４０のデータ構造を示す図である。 靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。 靴サイズ情報テーブル４６０のデータ構造を示す図である。 靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。

〔第１の実施の形態〕
以下、本発明の第１の実施の形態を説明する。図１乃至図４は、本実施の形態を示す図である。

まず、本実施の形態の構成を説明する。
図１は、フィッティング支援装置１００のハードウェア構成を示す図である。

フィッティング支援装置１００は、図１に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するＣＰＵ（Central Processing Unit）３０と、所定領域に予めＣＰＵ３０の制御プログラム等を格納しているＲＯＭ（Read Only Memory）３２と、ＲＯＭ３２等から読み出したデータやＣＰＵ３０の演算過程で必要な演算結果を格納するためのＲＡＭ（Random Access Memory）３４と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するＩ／Ｆ（InterFace）３８とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス３９で相互に且つデータ授受可能に接続されている。

Ｉ／Ｆ３８には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置４０と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置４２と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置４４とが接続されている。

次に、記憶装置４２のデータ構造を説明する。
図２は、靴サイズ情報テーブル４００のデータ構造を示す図である。

記憶装置４２は、図２に示すように、靴サイズ情報テーブル４００を記憶している。
靴サイズ情報テーブル４００には、靴が１つ購入されるごとに１つのレコードが登録されている。各レコードは、購入ごとに一意に割り当てられるＩＤを登録するフィールド４０２と、靴を購入した顧客について購入時の測定（例えば、測定器での測定）により得られた足のサイズを登録するフィールド４０４と、顧客が購入した靴のサイズを登録するフィールド４０６とを含んで構成されている。

次に、ＣＰＵ３０で実行される処理を説明する。
ＣＰＵ３０は、ＭＰＵ（Micro-Processing Unit）等からなり、ＲＯＭ３２の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図３のフローチャートに示す靴サイズ検索処理を実行する。

図３は、靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。
靴サイズ検索処理は、ユーザからの検索要求に応じて実行される処理であって、ＣＰＵ３０において実行されると、図３に示すように、まず、ステップＳ１００に移行する。

ステップＳ１００では、靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズを入力装置４０から入力し、ステップＳ１０２に移行して、入力した足のサイズと一致する足のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索し、ステップＳ１０４に移行する。

ステップＳ１０４では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、ステップＳ１０６に移行して、索出した靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズを表示装置４４に表示し、一連の処理を終了する。

次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、第１の事例を説明する。第１の事例は、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２３．５[cm]の場合である。

図４は、靴のサイズを検索するための検索画面である。
店舗の販売員は、図４（ａ）に示すように、購入希望者の足のサイズとして「２３．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、ステップＳ１０２を経て、足のサイズ「２３．５」と一致する足のサイズが検索され、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズが検索される。図２の例では、まず、第１行目のレコードに足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」が索出される。このレコードは、足のサイズが２３．５[cm]の顧客が以前購入した靴のサイズが２３．５[cm]であったことを意味している。同様に、第２〜６行目のレコードに足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２４．０」「２３．５」「２４．０」「２４．０」「２４．０」がそれぞれ索出される。

次いで、ステップＳ１０４を経て、索出された靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度が算出される。索出された靴のサイズが「２３．５」「２４．０」「２３．５」「２４．０」「２４．０」「２４．０」であるので、「２３．５」の出現頻度が「２」、「２４．０」の出現頻度が「４」として算出される。

そして、ステップＳ１０６を経て、索出された靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズが表示される。図４（ａ）の例では、「２４．０」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２４．０」が表示される。販売員は、この検索結果をもとに、最初のフィッティングにおいて購入希望者に対し２４．０[cm]の靴を勧めることができる。統計的に適切な提案となるので、何度もフィッティングを行わなくてすむ。

次に、第２の事例を説明する。第２の事例は、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２６．５[cm]の場合である。

販売員は、図４（ｂ）に示すように、購入希望者の足のサイズとして「２６．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、図２の例では、まず、第７行目のレコードに足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２６．５」が索出される。同様に、第８〜１２行目のレコードに足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２７．０」「２６．５」「２６．５」「２７．０」「２６．５」がそれぞれ索出される。

次いで、索出された靴のサイズが「２６．５」「２７．０」「２６．５」「２６．５」「２７．０」「２６．５」であるので、「２６．５」の出現頻度が「４」、「２７．０」の出現頻度が「２」として算出される。そして、図４（ａ）の例では、「２６．５」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２６．５」が表示される。第２の事例では、２６．５[cm]の靴が統計的に適切な提案となる。

次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、購入希望者について測定により得られた足のサイズを入力し、入力した足のサイズに対応する靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索する。

これにより、購入希望者の足のサイズに対応する足のサイズの顧客が購入した靴のサイズが得られるので、従来に比して、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案することができる。

さらに、本実施の形態では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、索出した靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズを表示する。

これにより、出現頻度に基づく統計的な靴のサイズを得ることができる。
本実施の形態において、記憶装置４２は、発明１又は１０の記憶手段に対応し、ステップＳ１００は、発明１の足サイズ情報取得手段、又は発明１０の足サイズ情報取得ステップに対応し、ステップＳ１０２は、発明１若しくは２の検索手段、又は発明１０の検索ステップに対応している。また、ステップＳ１０４は、発明２又は３の統計情報取得手段に対応し、ステップＳ１０６は、発明２の靴サイズ情報出力手段に対応している。

〔第２の実施の形態〕
次に、本発明の第２の実施の形態を説明する。図５乃至図１０は、本実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第１の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。

まず、本実施の形態の構成を説明する。
図５は、靴サイズ情報テーブル４２０のデータ構造を示す図である。

記憶装置４２は、図５に示すように、靴サイズ情報テーブル４２０を記憶している。
靴サイズ情報テーブル４２０には、靴が１つ購入されるごとに１つのレコードが登録されている。各レコードは、購入ごとに一意に割り当てられるＩＤを登録するフィールド４２２と、顧客の性別を登録するフィールド４２４と、顧客が購入した靴の型番を登録するフィールド４２６と、フィールド４０４と、フィールド４０６とを含んで構成されている。

次に、ＣＰＵ３０で実行される処理を説明する。
図６は、靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。

靴サイズ検索処理は、ユーザからの検索要求に応じて実行される処理であって、ＣＰＵ３０において実行されると、図６に示すように、まず、ステップＳ１５０に移行する。

ステップＳ１５０では、購入希望者の性別を入力装置４０から入力し、ステップＳ１５２に移行して、購入希望者が購入を決定した靴の型番を入力装置４０から入力し、ステップＳ１５４に移行する。

ステップＳ１５４では、購入希望者について測定により得られた足のサイズを入力し、ステップＳ１５６に移行して、入力した性別、靴の型番及び足のサイズと一致する性別、靴の型番及び足のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索し、ステップＳ１５８に移行する。

ステップＳ１５８では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、ステップＳ１６０に移行して、索出した靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズを表示装置４４に表示し、一連の処理を終了する。

次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、第１の事例を説明する。第１の事例は、購入希望者が女性であり、購入を決定した靴の型番が「００１」、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２３．５[cm]の場合である。

図７は、靴のサイズを検索するための検索画面である。
販売員は、図７に示すように、購入希望者の性別、靴の型番及び足のサイズとして「女」「００１」「２３．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、ステップＳ１５６を経て、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」と一致する性別、靴の型番及び足のサイズが検索され、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズが検索される。図５の例では、まず、第１行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」が索出される。同様に、第２〜３行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２４．０」「２４．０」がそれぞれ索出される。

次いで、ステップＳ１５８を経て、索出された靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度が算出される。索出された靴のサイズが「２３．５」「２４．０」「２４．０」であるので、「２３．５」の出現頻度が「１」、「２４．０」の出現頻度が「２」として算出される。

そして、ステップＳ１６０を経て、索出された靴のサイズのうち出現頻度が最も高い靴のサイズが表示される。図７の例では、「２４．０」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２４．０」が表示される。販売員は、この検索結果をもとに、最初のフィッティングにおいて購入希望者に対し２４．０[cm]の靴を勧めることができる。統計的に適切な提案となるので、何度もフィッティングを行わなくてすむ。

次に、第２の事例を説明する。第２の事例は、購入希望者が女性であり、購入を決定した靴の型番が「００２」、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２３．５[cm]の場合である。

図８は、靴のサイズを検索するための検索画面である。
販売員は、図８に示すように、購入希望者の性別、靴の型番及び足のサイズとして「女」「００２」「２３．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、図５の例では、まず、第４行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００２」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」が索出される。同様に、第５〜６行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００２」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」「２４．０」がそれぞれ索出される。

次いで、索出された靴のサイズが「２３．５」「２３．５」「２４．０」であるので、「２３．５」の出現頻度が「２」、「２４．０」の出現頻度が「１」として算出される。そして、「２３．５」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２３．５」が表示される。第２の事例では、２３．５[cm]の靴が統計的に適切な提案となる。

次に、第３の事例を説明する。第３の事例は、購入希望者が男性であり、購入を決定した靴の型番が「００３」、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２６．５[cm]の場合である。

図９は、靴のサイズを検索するための検索画面である。
販売員は、図９に示すように、購入希望者の性別、靴の型番及び足のサイズとして「男」「００３」「２６．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、図５の例では、まず、第７行目のレコードに、性別「男」、靴の型番「００３」及び足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２６．５」が索出される。同様に、第８〜９行目のレコードに、性別「男」、靴の型番「００３」及び足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２７．０」「２７．０」がそれぞれ索出される。

次いで、索出された靴のサイズが「２６．５」「２７．０」「２７．０」であるので、「２６．５」の出現頻度が「１」、「２７．０」の出現頻度が「２」として算出される。そして、「２７．０」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２７．０」が表示される。第３の事例では、２７．０[cm]の靴が統計的に適切な提案となる。

次に、第４の事例を説明する。第４の事例は、購入希望者が男性であり、購入を決定した靴の型番が「００４」、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２６．５[cm]の場合である。

図１０は、靴のサイズを検索するための検索画面である。
販売員は、図１０に示すように、購入希望者の性別、靴の型番及び足のサイズとして「男」「００４」「２６．５」を入力し、検索ボタンをクリックすると、図５の例では、まず、第１０行目のレコードに、性別「男」、靴の型番「００４」及び足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２６．５」が索出される。同様に、第１１〜１２行目のレコードに、性別「男」、靴の型番「００４」及び足のサイズ「２６．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２６．５」「２７．０」がそれぞれ索出される。

次いで、索出された靴のサイズが「２６．５」「２６．５」「２７．０」であるので、「２６．５」の出現頻度が「２」、「２７．０」の出現頻度が「１」として算出される。そして、「２６．５」の出現頻度が最も高いので、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２６．５」が表示される。第４の事例では、２６．５[cm]の靴が統計的に適切な提案となる。

次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、購入希望者が購入を決定した靴の型番を入力し、入力した靴の型番及び足のサイズに対応する靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索する。

これにより、靴の型番ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。
さらに、本実施の形態では、購入希望者の性別を入力し、入力した性別及び足のサイズに対応する靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索する。

これにより、購入希望者の性別ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。

本実施の形態において、ステップＳ１５０は、発明５の着用者属性情報取得手段に対応し、ステップＳ１５２は、発明４の靴属性情報取得手段に対応し、ステップＳ１５４は、発明４又は５の足サイズ情報取得手段に対応し、ステップＳ１５６は、発明４又は５の検索手段に対応している。

〔第３の実施の形態〕
次に、本発明の第３の実施の形態を説明する。図１１及び図１２は、本実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第１の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。

まず、本実施の形態の構成を説明する。
図１１は、靴サイズ情報テーブル４４０のデータ構造を示す図である。

記憶装置４２は、図１１に示すように、靴サイズ情報テーブル４４０を記憶している。
靴サイズ情報テーブル４４０には、足のサイズごとに１つのレコードが登録されている。各レコードは、足のサイズを登録するフィールド４４２と、靴のサイズを登録するフィールド４４４とを含んで構成されている。

次に、ＣＰＵ３０で実行される処理を説明する。
図１２は、靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。

靴サイズ検索処理は、ユーザからの検索要求に応じて実行される処理であって、ＣＰＵ３０において実行されると、図１２に示すように、ステップＳ１００を経てステップＳ１０８に移行する。

ステップＳ１０８では、入力した足のサイズと一致する足のサイズを靴サイズ情報テーブル４４０のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４４０のなかから検索し、ステップＳ１１０に移行して、索出した靴のサイズを表示装置４４に表示し、ステップＳ１１２に移行する。

ステップＳ１１２では、購入希望者が購入した靴のサイズを入力し、ステップＳ１１４に移行して、ステップＳ１００で入力した足のサイズ及びステップＳ１１２で入力した靴のサイズを対応づけて靴サイズ情報テーブル４００に登録し、ステップＳ１１６に移行する。

ステップＳ１１６では、ステップＳ１００で入力した足のサイズと一致する足のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４００のなかから検索し、ステップＳ１１８に移行する。

ステップＳ１１８では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、ステップＳ１２０に移行して、靴サイズ情報テーブル４４０において、ステップＳ１００で入力した足のサイズと一致する足のサイズに対しその足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズを対応づけることにより靴サイズ情報テーブル４４０を更新し、一連の処理を終了する。

次に、本実施の形態の動作を説明する。
購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２３．５[cm]の場合に、ステップＳ１００、Ｓ１０８〜Ｓ１１４を経て、靴サイズ情報テーブル４００が図２の登録内容となったとする。

ステップＳ１１６を経て、足のサイズ「２３．５」と一致する足のサイズが検索され、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズが検索される。図２の例では、まず、第１行目のレコードに足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」が索出される。同様に、第２〜６行目のレコードに足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２４．０」「２３．５」「２４．０」「２４．０」「２４．０」がそれぞれ索出される。

次いで、ステップＳ１１８を経て、索出された靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度が算出される。索出された靴のサイズが「２３．５」「２４．０」「２３．５」「２４．０」「２４．０」「２４．０」であるので、「２３．５」の出現頻度が「２」、「２４．０」の出現頻度が「４」として算出される。

そして、ステップＳ１２０を経て、靴サイズ情報テーブル４４０において、入力された足のサイズと一致する足のサイズに対しその足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズが対応づけられる。「２４．０」の出現頻度が最も高いので、足のサイズ「２３．５」に対しては靴のサイズ「２４．０」が対応づけられる。したがって、次回の同様の購入希望者に対しては、ステップＳ１１０を経て、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２４．０」が表示される。販売員は、この検索結果をもとに、最初のフィッティングにおいて購入希望者に対し２４．０[cm]の靴を勧めることができる。統計的に適切な提案となるので、何度もフィッティングを行わなくてすむ。

次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、購入希望者について測定により得られた足のサイズを入力し、入力した足のサイズに対応する靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４４０のなかから検索し、購入希望者が購入した靴のサイズを入力し、入力した靴のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４４０における足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新する。

これにより、購入希望者の足のサイズに対応する靴のサイズが得られるので、従来に比して、購入希望者の足に合う靴のサイズを提案することができる。そして、購入希望者の靴のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４４０における足のサイズ及び靴のサイズの対応付けが更新されるので、更新が行われるほど精度が向上する。

さらに、本実施の形態では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、靴サイズ情報テーブル４４０において、足のサイズに対しその足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズを対応づける。

これにより、靴のサイズの統計情報に基づいて靴サイズ情報テーブル４４０における足のサイズ及び靴のサイズの対応付けが更新されるので、購入希望者の足に合う統計的な靴のサイズを得ることができる。

本実施の形態において、ステップＳ１００は、発明６の足サイズ情報取得手段に対応し、ステップＳ１０８は、発明６の検索手段に対応し、ステップＳ１１２は、発明６又は７の靴サイズ情報取得手段に対応し、ステップＳ１１６〜Ｓ１２０は、発明６乃至８の更新手段に対応している。また、ステップＳ１１８は、発明７の統計情報取得手段に対応している。

〔第４の実施の形態〕
次に、本発明の第４の実施の形態を説明する。図１３及び図１４は、本実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第２及び第３の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。

まず、本実施の形態の構成を説明する。
図１３は、靴サイズ情報テーブル４６０のデータ構造を示す図である。

記憶装置４２は、図１３に示すように、靴サイズ情報テーブル４６０を記憶している。
靴サイズ情報テーブル４６０には、性別、靴の型番及び足のサイズごとに１つのレコードが登録されている。各レコードは、性別を登録するフィールド４６２と、靴の型番を登録するフィールド４６４と、フィールド４４２と、フィールド４４４とを含んで構成されている。

次に、ＣＰＵ３０で実行される処理を説明する。
図１４は、靴サイズ検索処理を示すフローチャートである。

靴サイズ検索処理は、ユーザからの検索要求に応じて実行される処理であって、ＣＰＵ３０において実行されると、図１４に示すように、まず、ステップＳ１５０〜Ｓ１５４を経てステップＳ１６２に移行する。

ステップＳ１６２では、入力した性別、靴の型番及び足のサイズと一致する性別、靴の型番及び足のサイズを靴サイズ情報テーブル４６０のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４６０のなかから検索し、ステップＳ１６４に移行して、索出した靴のサイズを表示装置４４に表示し、ステップＳ１６６に移行する。

ステップＳ１６６では、購入希望者が購入した靴のサイズを入力し、ステップＳ１６８に移行して、ステップＳ１５０〜Ｓ１５４で入力した性別、靴の型番及び足のサイズ並びにステップＳ１６６で入力した靴のサイズを対応づけて靴サイズ情報テーブル４２０に登録し、ステップＳ１７０に移行する。

ステップＳ１７０では、ステップＳ１５０〜Ｓ１５４で入力した性別、靴の型番及び足のサイズと一致する性別、靴の型番及び足のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズを靴サイズ情報テーブル４２０のなかから検索し、ステップＳ１７２に移行する。

ステップＳ１７２では、索出した靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度を算出し、ステップＳ１７４に移行して、靴サイズ情報テーブル４６０において、ステップＳ１５０〜Ｓ１５４で入力した性別、靴の型番及び足のサイズと一致する性別、靴の型番及び足のサイズに対しその性別、靴の型番及び足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズを対応づけることにより靴サイズ情報テーブル４６０を更新し、一連の処理を終了する。

次に、本実施の形態の動作を説明する。
購入希望者が女性であり、購入を決定した靴の型番が「００１」、購入希望者について測定器により測定した足のサイズが２３．５[cm]の場合に、ステップＳ１５０〜Ｓ１５４、Ｓ１６２〜Ｓ１６８を経て、靴サイズ情報テーブル４２０が図５の登録内容となったとする。

ステップＳ１７０を経て、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」と一致する性別、靴の型番及び足のサイズが検索され、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズが検索される。図５の例では、まず、第１行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２３．５」が索出される。同様に、第２〜３行目のレコードに、性別「女」、靴の型番「００１」及び足のサイズ「２３．５」が登録されているので、これと同一のレコードにおいて登録されている靴のサイズ「２４．０」「２４．０」がそれぞれ索出される。

次いで、ステップＳ１７２を経て、索出された靴のサイズについて同一のサイズごとに出現頻度が算出される。索出された靴のサイズが「２３．５」「２４．０」「２４．０」であるので、「２３．５」の出現頻度が「１」、「２４．０」の出現頻度が「２」として算出される。

そして、ステップＳ１７４を経て、靴サイズ情報テーブル４６０において、入力された性別、靴の型番及び足のサイズと一致する性別、靴の型番及び足のサイズに対しその足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズが対応づけられる。「２４．０」の出現頻度が最も高いので、足のサイズ「２３．５」に対しては靴のサイズ「２４．０」が対応づけられる。したがって、次回の同様の購入希望者に対しては、ステップＳ１６４を経て、フィッティングに推奨される靴のサイズとして「２４．０」が表示される。販売員は、この検索結果をもとに、最初のフィッティングにおいて購入希望者に対し２４．０[cm]の靴を勧めることができる。統計的に適切な提案となるので、何度もフィッティングを行わなくてすむ。

次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、購入希望者が購入を決定した靴の型番を入力し、入力した靴の型番及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４４０における靴の型番、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新する。

これにより、靴の型番ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。
さらに、本実施の形態では、購入希望者の性別を入力し、入力した性別及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４４０における性別、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新する。

これにより、購入希望者の性別ごとに購入希望者の足に合う靴のサイズを得ることができる。

〔変形例〕
なお、上記第２の実施の形態においては、顧客の性別、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した性別、靴の型番及び足のサイズに対応する靴のサイズを検索したが、これに限らず、顧客の性別及び足のサイズを入力し、入力した性別及び足のサイズに対応する靴のサイズを検索することもできる。この場合、靴サイズ情報テーブル４２０においてフィールド４２６は設けなくてもよい。

また、上記第２の実施の形態及びその変形例においては、顧客の性別、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した性別、靴の型番及び足のサイズに対応する靴のサイズを検索したが、これに限らず、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した靴の型番及び足のサイズに対応する靴のサイズを検索することもできる。この場合、靴サイズ情報テーブル４２０においてフィールド４２４は設けなくてもよい。

また、上記第４の実施の形態及びその変形例においては、顧客の性別、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した性別、靴の型番及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４６０における性別、靴の型番、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新したが、これに限らず、顧客の性別及び足のサイズを入力し、入力した性別及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４６０における性別、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新することもできる。この場合、靴サイズ情報テーブル４６０においてフィールド４６４は設けなくてもよい。

また、上記第４の実施の形態及びその変形例においては、顧客の性別、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した性別、靴の型番及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４６０における性別、靴の型番、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新したが、これに限らず、靴の型番及び足のサイズを入力し、入力した靴の型番及び足のサイズに基づいて靴サイズ情報テーブル４６０における靴の型番、足のサイズ及び靴のサイズの対応付けを更新することもできる。この場合、靴サイズ情報テーブル４６０においてフィールド４６２は設けなくてもよい。

また、上記第１及び第２の実施の形態並びにその変形例においては、出現頻度が最も高い靴のサイズを表示したが、これに限らず、出現頻度が所定順位の靴のサイズ（例えば、出現頻度が２番目に高い靴のサイズ）を表示することもできる。

また、上記第３及び第４の実施の形態並びにその変形例においては、足のサイズに対しその足のサイズとの組み合わせにおいて出現頻度が最も高い靴のサイズを対応づけたが、これに限らず、出現頻度が所定順位の靴のサイズ（例えば、出現頻度が２番目に高い靴のサイズ）を対応づけることもできる。

また、上記第３及び第４の実施の形態並びにその変形例においては、靴サイズ情報テーブル４４０、４６０の更新を検索の都度行ったが、これに限らず、任意のタイミング（例えば、毎月１回）で行うこともできる。

また、上記第１乃至第４の実施の形態及びその変形例においては、足のサイズとして足長を採用したが、これに限らず、足長、足幅、足囲、足高、外踏まず長、外踝端高、第１側趾角度、第１趾高、第５側趾角度、第５趾高、内踏まず長、踵部角度、踵幅、アーチ高又はアーチ高率を採用することができる。

また、上記第１乃至第４の実施の形態及びその変形例においては、単一の装置であるフィッティング支援装置１００として実現したが、これに限らず、ネットワークシステムとして実現することもできる。インターネット等のネットワークには、フィッティング支援支援サーバと、複数のユーザ端末とが接続されている。フィッティング支援サーバは、フィッティング支援装置１００と同等の機能を有して構成されている。異なるのは、入力装置４０による入力に代えてユーザ端末から情報を受信する点と、表示装置４４による表示に代えてユーザ端末に情報を送信する点である。

また、上記第１乃至第４の実施の形態及びその変形例において、図３、図６、図１２及び図１４のフローチャートに示す靴サイズ検索処理を実行するにあたってはいずれも、ＲＯＭ３２に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをＲＡＭ３４に読み込んで実行するようにしてもよい。

ここで、記憶媒体とは、ＲＡＭ、ＲＯＭ等の半導体記憶媒体、ＦＤ、ＨＤ等の磁気記憶型記憶媒体、ＣＤ、ＣＤＶ、ＬＤ、ＤＶＤ等の光学的読取方式記憶媒体、ＭＯ等の磁気記憶型／光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。

また、上記第１乃至第４の実施の形態及びその変形例においては、店舗で靴を販売する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、インターネットサイト等のオンラインで靴を販売する場合について本発明を適用することができる。

１００…フィッティング支援装置、 ３０…ＣＰＵ、 ３２…ＲＯＭ、 ３４…ＲＡＭ、 ３８…Ｉ／Ｆ、 ３９…バス、 ４０…入力装置、 ４２…記憶装置、 ４４…表示装置、 ４００、４２０、４４０、４６０…靴サイズ情報テーブル

Claims (10)

1. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索手段と、
   前記第１検索手段で検索された靴サイズ情報を出力する出力手段と、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得手段と、
   前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録手段と、
   前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする靴フィッティング支援システム。
2. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、
   前記購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報を取得する靴属性情報取得手段と、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報及び靴の属性に関する靴属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索手段と、
   前記第１検索手段で検索された靴サイズ情報を出力する出力手段と、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得手段と、
   前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録手段と、
   前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする靴フィッティング支援システム。
3. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、
   前記購入希望者の属性に関する着用者属性情報を取得する着用者属性情報取得手段と、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報及び着用者の属性に関する着用者属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索手段と、
   前記第１検索手段で検索された靴サイズ情報を出力する出力手段と、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得手段と、
   前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録手段と、
   前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする靴フィッティング支援システム。
4. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得手段と、
   前記購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報を取得する靴属性情報取得手段と、
   前記購入希望者の属性に関する着用者属性情報を取得する着用者属性情報取得手段と、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報、靴の属性に関する靴属性情報及び着用者の属性に関する着用者属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索手段と、
   前記第１検索手段で検索された靴サイズ情報を出力する出力手段と、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得手段と、
   前記靴サイズ情報取得手段で取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録手段と、
   前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得手段と、
   前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得手段で取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得手段で取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得手段で取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得手段で取得した着用者属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする靴フィッティング支援システム。
5. 請求項１乃至４のいずれか１項において、
   前記統計情報取得手段は、前記靴サイズ情報について同一のサイズごとに出現頻度を算出し、
   前記更新手段は、前記第１記憶手段の靴サイズ情報を、前記第２検索手段で検索された靴サイズ情報のうち前記統計情報取得手段で算出した出現頻度が所定条件を満たすものに更新することを特徴とする靴フィッティング支援システム。
6. 請求項１乃至５のいずれか１項において、
   前記足サイズ情報は、足長、足幅、足囲、足高、外踏まず長、外踝端高、第１側趾角度、第１趾高、第５側趾角度、第５趾高、内踏まず長、踵部角度、踵幅、アーチ高及びアーチ高率を含むことを特徴とする靴フィッティング支援システム。
7. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索ステップと、
   前記第１検索ステップで検索された靴サイズ情報を出力する出力ステップと、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得ステップと、
   前記靴サイズ情報取得ステップで取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録ステップと、
   前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得ステップで取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする靴フィッティング支援プログラム。
8. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、
   前記購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報を取得する靴属性情報取得ステップと、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報及び靴の属性に関する靴属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索ステップと、
   前記第１検索ステップで検索された靴サイズ情報を出力する出力ステップと、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得ステップと、
   前記靴サイズ情報取得ステップで取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録ステップと、
   前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得ステップで取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする靴フィッティング支援プログラム。
9. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、
   前記購入希望者の属性に関する着用者属性情報を取得する着用者属性情報取得ステップと、
   靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報及び着用者の属性に関する着用者属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索ステップと、
   前記第１検索ステップで検索された靴サイズ情報を出力する出力ステップと、
   前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得ステップと、
   前記靴サイズ情報取得ステップで取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録ステップと、
   前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
   前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得ステップで取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする靴フィッティング支援プログラム。
10. 靴の購入を希望する購入希望者について測定により得られた足のサイズに関する足サイズ情報を取得する足サイズ情報取得ステップと、
    前記購入希望者が購入を決定した靴の属性に関する靴属性情報を取得する靴属性情報取得ステップと、
    前記購入希望者の属性に関する着用者属性情報を取得する着用者属性情報取得ステップと、
    靴のサイズに関する靴サイズ情報を、足のサイズに関する足サイズ情報、靴の属性に関する靴属性情報及び着用者の属性に関する着用者属性情報と対応づけて記憶する第１記憶手段から、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を検索する第１検索ステップと、
    前記第１検索ステップで検索された靴サイズ情報を出力する出力ステップと、
    前記購入希望者が購入した靴のサイズに関する靴サイズ情報を取得する靴サイズ情報取得ステップと、
    前記靴サイズ情報取得ステップで取得した靴サイズ情報を、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報と対応づけて第２記憶手段に登録する登録ステップと、
    前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記靴サイズ情報を前記第２記憶手段から検索する第２検索ステップと、
    前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報の統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
    前記第２検索ステップで検索された靴サイズ情報及び前記統計情報取得ステップで取得した統計情報に基づいて、前記足サイズ情報取得ステップで取得した足サイズ情報、前記靴属性情報取得ステップで取得した靴属性情報及び前記着用者属性情報取得ステップで取得した着用者属性情報に対応する前記第１記憶手段の靴サイズ情報を更新する更新ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする靴フィッティング支援プログラム。

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