JP6493996B2 - 可変深度のガスケットポケットを有する連結器 - Google Patents
可変深度のガスケットポケットを有する連結器 Download PDFInfo
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Description
本出願は、2012年9月11日に出願された米国仮特許出願第61/699,628号、および2013年3月12日に出願された米国非仮特許出願第13/794,930号に対して優先権を主張し、上記文献のそれぞれは、その全体として参照により本明細書中に援用される。
本発明は、端間関係において、パイプ要素を継合するための機械的連結器に関する。
端間にわたって、パイプ要素をともに継合するための機械的連結器は、同軸方向に整合されたパイプ要素の端部部分を囲繞して、円周方向に位置付け可能な相互接続可能セグメントを備える。用語「パイプ要素」は、本明細書では、任意のパイプ状アイテムまたはパイプ状形態を有する構成要素を説明するために使用される。パイプ要素は、パイプ素材、エルボ、キャップ、およびT字等のパイプ継手、ならびに弁、径違い継手、濾過器、絞り弁、減圧弁、および同等物等の流体制御構成要素を含む。
本発明は、端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器に関する。一例示的実施形態では、連結器は、中心軸を囲繞し、パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された複数のセグメントを備える。セグメントのうちの少なくとも1つは、1つのセグメントの両側に離間関係に位置付けられ、中心軸に向かって延在する、一対の突起を備える。突起のそれぞれの少なくとも一部は、パイプ要素の個別の1つに係合可能である。突起はそれぞれ、中心軸に対向する、弧状表面を有する。弧状表面は、第1の曲率中心から測定される、第1の曲率半径を有する。後壁は、突起間に延在する。後壁は、中心軸に対向する、弧状表面を有する。後壁の弧状表面は、第2の曲率中心から測定される、第2の曲率半径を有する。第2の曲率中心は、中心軸に垂直な平面において測定される、第1の曲率中心と一致しない。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された複数のセグメントであって、前記セグメントのうちの少なくとも1つは、
前記1つのセグメントの両側に離間関係に位置付けられ、前記中心軸に向かって延在する、一対の突起であって、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つと係合可能であり、前記突起のうちの少なくとも1つは、前記中心軸に対向する弧状表面を有する、突起と、
前記突起間に延在する後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記中心軸から延在する半径方向に突出する線に沿って測定される、前記後壁の前記弧状表面と前記少なくとも1つの突起の前記弧状表面との間の距離は、前記少なくとも1つのセグメントの前記端間の中間の第1の点では、第1の値であり、前記少なくとも1つのセグメントの端部のうちの少なくとも一方に近接する第2の点では、第2の値であり、前記第1の値は、前記第2の値未満である、後壁と、
前記中心空間内に位置付けられるリングガスケットであって、前記リングガスケットは、前記セグメントの前記後壁の前記弧状表面の長さの和を上回る長さを有する、外周を有し、前記リングガスケットは、前記セグメントのうちの少なくとも2つを離間関係に支持する、リングガスケットと
を備える、セグメント
を備える、連結器。
(項目2)
前記距離は、前記少なくとも1つのセグメントの前記端間の中間の前記第1の点において最小である、項目1に記載の連結器。
(項目3)
前記距離は、前記第2の点において最大となり、前記第2の点は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に位置付けられる、項目2に記載の連結器。
(項目4)
前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に位置付けられる第3の点における、前記後壁の前記弧状表面と前記少なくとも1つの突起の前記弧状表面との間の距離は、前記第2の値とほぼ等しい第3の値である、項目3に記載の連結器。
(項目5)
前記後壁の前記弧状表面は、湾曲表面を有する、第1の部分と、湾曲表面を有する、第2の部分とを備え、前記第2の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に近接して位置付けられ、前記第2の部分上の任意の点は、前記第1の部分上の任意の点より前記中心軸から遠い、項目1に記載の連結器。
(項目6)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、湾曲表面を有する、第3の部分を備え、前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられ、前記第3の部分上の任意の点は、前記第1の部分上における任意の点より前記中心軸から遠い、項目5に記載の連結器。
(項目7)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目5に記載の連結器。
(項目8)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目5に記載の連結器。
(項目9)
前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目6に記載の連結器。
(項目10)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目6に記載の連結器。
(項目11)
前記後壁の前記弧状表面は、第1の曲率半径を有する、第1の部分と、無限曲率半径を有する、第2の部分とを備え、前記第2の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に近接して位置付けられ、前記第2の部分上の任意の点は、前記第1の部分上の任意の点より前記中心軸から遠い、項目1に記載の連結器。
(項目12)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、無限曲率半径を有する、第3の部分を備え、前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられる、項目11に記載の連結器。
(項目13)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目11に記載の連結器。
(項目14)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目11に記載の連結器。
(項目15)
前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目12に記載の連結器。
(項目16)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目12に記載の連結器。
(項目17)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第2の部分をさらに備え、前記第2の部分はそれぞれ、無限曲率半径を有する、項目11に記載の連結器。
(項目18)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、それぞれ、無限曲率半径を有する、複数の第3の部分を備え、前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられる、項目17に記載の連結器。
(項目19)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第2の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目17に記載の連結器。
(項目20)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目17に記載の連結器。
(項目21)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第3の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目18に記載の連結器。
(項目22)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第3の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目18に記載の連結器。
(項目23)
前記中心軸を囲繞する、前記端間が継合された第1および第2のセグメントのみを備える、項目1に記載の連結器。
(項目24)
前記リングガスケットは、楕円形状を有する、項目23に記載の連結器。
(項目25)
前記リングガスケットは、円形形状を有する、項目23に記載の連結器。
(項目26)
前記少なくとも1つの突起の前記弧状表面は、第1の曲率中心から測定される、第1の曲率半径を有し、
前記後壁の前記弧状表面は、第2の曲率中心から測定される、第2の曲率半径を有し、前記第2の曲率中心は、前記中心軸に垂直な平面において測定される、前記第1の曲率中心と一致しない、
項目1に記載の連結器。
(項目27)
前記第1の曲率中心は、前記第1および第2の曲率中心と共線形である、前記後壁の前記弧状表面上のある点まで測定されるとき、前記第2の曲率中心より前記後壁の前記弧状表面に近い、項目26に記載の連結器。
(項目28)
前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記1つのセグメントの第1の端部と前記1つのセグメントの第2の端部との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って、共線形である、項目27に記載の連結器。
(項目29)
前記第2の曲率中心は、約0.01インチ〜約0.1インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目28に記載の連結器。
(項目30)
前記第2の曲率中心は、約0.02インチ〜約0.04インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目28に記載の連結器。
(項目31)
前記第2の曲率中心は、約0.03インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目28に記載の連結器。
(項目32)
前記中心軸を囲繞する、前記端間が継合された第1および第2のセグメントのみを備える、項目28に記載の連結器。
(項目33)
前記リングガスケットは、楕円形状を有する、項目32に記載の連結器。
(項目34)
前記リングガスケットは、円形形状を有する、項目32に記載の連結器。
(項目35)
端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された複数のセグメントであって、前記セグメントのうちの少なくとも1つは、
前記1つのセグメントの両側に離間関係において位置付けられ、前記中心軸に向かって延在する、一対の突起であって、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つと係合可能であり、前記突起はそれぞれ、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記弧状表面は、第1の曲率中心から測定される第1の曲率半径を有する、突起と、
前記突起間に延在する後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記後壁の前記弧状表面は、第2の曲率中心から測定される、第2の曲率半径を有し、前記第2の曲率中心は、前記中心軸に垂直な平面において測定される、前記第1の曲率中心と一致しない、後壁と
を備える、セグメント
を備える、連結器。
(項目36)
前記第1の曲率中心は、前記第1および第2の曲率中心と共線形である、前記後壁の前記弧状表面上のある点まで測定されるとき、前記第2の曲率中心より前記後壁の前記弧状表面に近い、項目35に記載の連結器。
(項目37)
前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記1つのセグメントの第1の端部と前記1つのセグメントの第2の端部との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って、共線形である、項目36に記載の連結器。
(項目38)
前記第2の曲率中心は、約0.01インチ〜約0.1インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目37に記載の連結器。
(項目39)
前記第2の曲率中心は、約0.02インチ〜約0.04インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目37に記載の連結器。
(項目40)
前記第2の曲率中心は、約0.03インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目37に記載の連結器。
(項目41)
前記中心軸を囲繞する、前記端間が継合された第1および第2のセグメントのみを備え、前記連結器はさらに、前記第1のセグメントと第2のセグメントとの間に位置付けられる、リングガスケットを備え、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントの前記後壁の前記弧状表面の長さの和を上回る長さを有する、外周を有し、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントを離間関係に支持する、項目37に記載の連結器。
(項目42)
前記リングガスケットは、楕円形状を有する、項目41に記載の連結器。
(項目43)
前記リングガスケットは、円形形状を有する、項目41に記載の連結器。
(項目44)
端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された第1および第2のセグメントであって、前記セグメントのそれぞれ1つは、
第1および第2の突起であって、それぞれ、前記セグメントの両側に離間関係に位置付けられ、前記中心軸に向かって延在し、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つに係合可能であり、各前記突起は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、各前記弧状表面は、第1の曲率中心から測定される、第1の曲率半径を有する、突起と、
前記第1の突起と第2の突起との間に延在する、後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記後壁の前記弧状表面は、第2の曲率中心から測定される、第2の曲率半径を有し、前記第2の曲率中心は、前記中心軸に垂直な平面において測定される、前記第1の曲率中心と一致しない、後壁と
を備える、セグメント
を備える、連結器。
(項目45)
前記平面において測定される、前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1の曲率中心は、前記第1および第2の曲率中心と共線形である、前記後壁の前記弧状表面上のある点まで測定されるとき、前記第2の曲率中心より前記後壁の前記弧状表面に近い、項目44に記載の連結器。
(項目46)
前記第1のセグメントに対して、およびその上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記第1のセグメントの第1の端部と前記第1のセグメントの第2の端部との間に延在する、第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って共線形である、項目45に記載の連結器。
(項目47)
前記第2のセグメントに対して、およびその上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記第2のセグメントの第1の端部と前記第2のセグメントの第2の端部との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って、共線形である、項目46に記載の連結器。
(項目48)
前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、約0.01インチ〜約0.1インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目47に記載の連結器。
(項目49)
前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、前記第2の曲率中心は、約0.02インチ〜約0.04インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目47に記載の連結器。
(項目50)
前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、約0.03インチの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、項目47に記載の連結器。
(項目51)
前記第1のセグメントと第2のセグメントとの間に位置付けられる、リングガスケットをさらに備え、前記リングガスケットは、前記パイプ要素を前記セグメント間に挿入するために十分な離間関係に前記第1および第2のセグメントを支持する、項目47に記載の連結器。
(項目52)
前記リングガスケットは、楕円形状を有する、項目51に記載の連結器。
(項目53)
前記リングガスケットは、円形形状を有する、項目51に記載の連結器。
(項目54)
端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された第1および第2のセグメントであって、前記セグメントのそれぞれ1つは、
第1および第2の突起であって、それぞれ、前記セグメントの両側に離間関係に位置付けられ、前記中心軸に向かって延在し、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つと係合可能であり、前記突起はそれぞれ、前記中心軸に対向する弧状表面を有する、突起と、
前記第1の突起と第2の突起との間に延在する、後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記中心軸から延在する半径方向に突出する線に沿って測定される、前記後壁の前記弧状表面と前記突起の前記弧状表面との間の距離は、前記セグメントの前記端間の中間の点では、第1の値であり、前記セグメントのそれぞれの一端に近接する点では、第2の値であり、前記セグメントのそれぞれの反対端に近接する点では、第3の値であり、前記第1の値は、前記第2の値および前記第3の値未満である、後壁と、
前記中心空間内に位置付けられるリングガスケットであって、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントの前記後壁の前記弧状表面の長さの和を上回る長さを有する、外周を有し、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントを離間関係に支持する、リングガスケットと
を備える、セグメント
を備える、連結器。
(項目55)
前記距離は、前記少なくとも1つのセグメントの前記端間の中間の前記第1の点において最小である、項目54に記載の連結器。
(項目56)
前記距離は、前記第2の点において最大となり、前記第2の点は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に位置付けられる、項目55に記載の連結器。
(項目57)
前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に位置付けられる第3の点における、前記後壁の前記弧状表面と前記少なくとも1つの突起の前記弧状表面との間の距離は、前記第2の値とほぼ等しい第3の値である、項目56に記載の連結器。
(項目58)
前記後壁の前記弧状表面は、湾曲表面を有する、第1の部分と、湾曲表面を有する、第2の部分とを備え、前記第2の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に近接して位置付けられ、前記第2の部分上の任意の点は、前記第1の部分上の任意の点より前記中心軸から遠い、項目54に記載の連結器。
(項目59)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、湾曲表面を有する、第3の部分を備え、前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられ、前記第3の部分上の任意の点は、前記第1の部分上における任意の点より前記中心軸から遠い、項目58に記載の連結器。
(項目60)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目58に記載の連結器。
(項目61)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目58に記載の連結器。
(項目62)
前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目59に記載の連結器。
(項目63)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目59に記載の連結器。
(項目64)
前記後壁の前記弧状表面は、第1の曲率半径を有する、第1の部分と、無限曲率半径を有する、第2の部分とを備え、前記第2の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの少なくとも一方の端部に近接して位置付けられ、前記第2の部分上の任意の点は、前記第1の部分上の任意の点より前記中心軸から遠い、項目54に記載の連結器。
(項目65)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、無限曲率半径を有する、第3の部分を備え、前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられる、項目64に記載の連結器。
(項目66)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目64に記載の連結器。
(項目67)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目64に記載の連結器。
(項目68)
前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、角度約5°〜約45°に内在する、項目65に記載の連結器。
(項目69)
前記後壁の前記弧状表面の前記第2の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目65に記載の連結器。
(項目70)
前記後壁の前記弧状表面の複数の第2の部分をさらに備え、前記第2の部分はそれぞれ、無限曲率半径を有する、項目64に記載の連結器。
(項目71)
前記後壁の前記弧状表面はさらに、それぞれ、無限曲率半径を有する、複数の第3の部分を備え、前記後壁の前記弧状表面の前記第3の部分は、前記少なくとも1つのセグメントの端部の他方に近接して位置付けられる、項目70に記載の連結器。
(項目72)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第2の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目70に記載の連結器。
(項目73)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第2の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目70に記載の連結器。
(項目74)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第3の部分は、角度約5°〜約80°に内在する、項目71に記載の連結器。
(項目75)
前記後壁の前記弧状表面の前記複数の第3の部分は、角度約5°〜約30°に内在する、項目71に記載の連結器。
(項目76)
前記中心軸を囲繞する、前記端間が継合された第1および第2のセグメントのみを備える、項目54に記載の連結器。
(項目77)
前記リングガスケットは、楕円形状を有する、項目76に記載の連結器。
(項目78)
前記リングガスケットは、円形形状を有する、項目76に記載の連結器。
図2は、本発明による、連結器10の例示的実施形態を示す。連結器10は、中心軸16を囲繞し、中心空間18を画定する、端間で相互に継合される、セグメント12および14を備える。中心空間18は、端間関係において継合される、パイプ要素を受容し、パイプ要素の縦軸は、実質的に、中心軸16と整合される。セグメント12および14はそれぞれ、接続部材20および22を各端部に有する。本実施例では、接続部材は、セグメントから突出し、ネジ山付き締結具26を受容する、つまみ24を備える。締結具26は、パイプ要素に係合し、継目を形成するように、セグメント12および14を相互および中心軸16に向かって引っ張るように、調節可能に緊締可能である。セグメント12および14は、工場において、連結器を分解せずに、中心空間18内へのパイプ要素の挿入を可能にするために十分な離間関係において、事前に組立てられる。
Claims (17)
- 端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、前記連結器は、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された複数のセグメントであって、前記セグメントのうちの少なくとも1つは、
前記1つのセグメントの両側に離間関係において位置付けられ、前記中心軸に向かって延在する、一対の突起であって、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つと係合可能であり、前記突起はそれぞれ、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記突起はそれぞれ、前記突起の両端にそれぞれ位置付けられた第1および第2の切り欠きを有し、前記弧状表面は、第1の曲率中心から測定される第1の曲率半径を有する、一対の突起と、
前記突起間に延在する後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記後壁の前記弧状表面は、第2の曲率中心から測定される第2の曲率半径を有し、前記第2の曲率中心は、前記中心軸に垂直な平面において測定されるときに前記第1の曲率中心と一致しない、後壁と
を備える、複数のセグメント
を備え、前記第1および第2の曲率中心と共線形である、前記後壁の前記弧状表面上のある点まで測定されるとき、前記第2の曲率中心よりも前記第1の曲率中心が前記後壁の前記弧状表面に近い、連結器。 - 前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記1つのセグメントの第1の端と前記1つのセグメントの第2の端との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って、共線形である、請求項1に記載の連結器。
- 前記第2の曲率中心は、0.0254センチメートル〜0.254センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項2に記載の連結器。
- 前記第2の曲率中心は、0.0508センチメートル〜0.1016センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項2に記載の連結器。
- 前記第2の曲率中心は、0.0762センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項2に記載の連結器。
- 前記中心軸を囲繞する、端間が継合されたセグメントのうちの第1および第2のセグメントのみを備え、前記連結器はさらに、前記第1のセグメントと第2のセグメントとの間に位置付けられるリングガスケットを備え、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントの前記後壁の前記弧状表面の長さの和を上回る長さを有する外周を有し、前記リングガスケットは、前記第1および第2のセグメントを離間関係に支持する、請求項2に記載の連結器。
- 前記リングガスケットは、楕円形状を有する、請求項6に記載の連結器。
- 前記リングガスケットは、円形形状を有する、請求項6に記載の連結器。
- 端間関係において、パイプ要素を継合するための連結器であって、前記連結器は、
中心軸を囲繞し、前記パイプ要素を受容するための中心空間を画定する、端間が継合された第1および第2のセグメントであって、前記セグメントのそれぞれ1つは、
第1および第2の突起であって、それぞれ、前記セグメントの両側に離間関係に位置付けられ、前記中心軸に向かって延在し、前記突起のそれぞれの少なくとも一部は、前記パイプ要素の個別の1つに係合可能であり、前記突起はそれぞれ、前記突起の両端にそれぞれ位置付けられた第1および第2の切り欠きを有し、各前記突起は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、各前記弧状表面は、第1の曲率中心から測定される、第1の曲率半径を有する、第1および第2の突起と、
前記第1の突起と第2の突起との間に延在する、後壁であって、前記後壁は、前記中心軸に対向する弧状表面を有し、前記後壁の前記弧状表面は、第2の曲率中心から測定される、第2の曲率半径を有し、前記第2の曲率中心は、前記中心軸に垂直な平面において測定されるときに前記第1の曲率中心と一致しない、後壁と
を備える、第1および第2のセグメント
を備え、前記平面において測定されるときに前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1および第2の曲率中心と共線形である、前記後壁の前記弧状表面上のある点まで測定されるとき、前記第2の曲率中心よりも前記第1の曲率中心が前記後壁の前記弧状表面に近い、連結器。 - 前記第1のセグメントに対して、および前記第1のセグメント上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記第1のセグメントの第1の端と前記第1のセグメントの第2の端との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って共線形である、請求項9に記載の連結器。
- 前記第2のセグメントに対して、および前記第2のセグメント上の前記突起のそれぞれに対して、前記第1および第2の曲率中心および前記後壁上の前記点は、前記第2のセグメントの第1の端と前記第2のセグメントの第2の端との間に延在する第2の線に垂直に配向される第1の線に沿って、共線形である、請求項10に記載の連結器。
- 前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、0.0254センチメートル〜0.254センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項11に記載の連結器。
- 前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、0.0508センチメートル〜0.1016センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項11に記載の連結器。
- 前記セグメントのそれぞれ上の前記突起のそれぞれに対して、前記第2の曲率中心は、0.0762センチメートルの距離において、前記第1の曲率中心からオフセットされる、請求項11に記載の連結器。
- 前記第1のセグメントと第2のセグメントとの間に位置付けられるリングガスケットをさらに備え、前記リングガスケットは、前記パイプ要素を前記セグメント間に挿入するために十分な離間関係に前記第1および第2のセグメントを支持する、請求項11に記載の連結器。
- 前記リングガスケットは、楕円形状を有する、請求項15に記載の連結器。
- 前記リングガスケットは、円形形状を有する、請求項15に記載の連結器。
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