JP6491398B2 - 設定装置及びカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、設定装置及びカメラに係り、特に回転式の操作ダイヤルを使用した設定装置、及び、その設定装置を備えたカメラに関する。
回転式の操作ダイヤルを使用した設定装置は、直感的な操作が可能であり、また、設定状況も一目で確認できるため、多くの機器で採用されている。特に、カメラでは、各種撮影条件(たとえば、シャッタースピード、感度、露出補正値、撮影モード等)を設定する手段として、回転式の操作ダイヤルを使用した設定装置が古くから利用されている。
この種の設定装置として、特許文献1には、操作ダイヤルの上面に表示部を備えた設定装置が記載されている。特許文献1の設定装置では、操作ダイヤルの回転操作に応じて、表示部の表示が切り替えられる。また、特許文献2には、操作ダイヤルの上面に表示部及びタッチパネルを備えた設定装置が記載されている。特許文献2の設定装置では、タッチパネルへのタッチ操作によって、表示部に表示される項目が切り替えられる。
また、この種の設定装置には、意図せずに設定が変更してしまうのを防止するための機構が備えられる場合がある。たとえば、特許文献3及び4には、操作ダイヤルをメカニカルにロックする機構を備えた設定装置が記載されている。また、特許文献5には、操作ダイヤルが回転操作された場合であっても、設定が変更しないように、設定の変更を禁止する手段を備えた設定装置が記載されている。
特開2008-165118号公報 特開2014-202837号公報 特開平7-134320号公報 特開2015-125307号公報 特開2002-277919号公報
しかしながら、特許文献3及び4のように、操作ダイヤルをメカニカルにロックする機構を備えると、操作ダイヤルの構造が複雑になるという欠点がある。特に、上面に表示部を備えた操作ダイヤルでは、電子化によって機構を単純化して壊れにくくしたり、コストを下げたりすることが目的なので、メカニカルにロックする機構を追加して構造が複雑になれば、電子化の寄与がなくなってしまうという欠点がある。
また、特許文献5のように、設定の変更を禁止する手段を操作ダイヤルとは別に設けて、操作ダイヤルによる設定の変更を禁止する構成とすると、操作性が低下するという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡素な構成で誤操作を防止でき、かつ、操作性の高い設定装置及びカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)回転可能な操作ダイヤルと、操作ダイヤルの上面に備えられる表示部と、操作ダイヤルの上面への接触を検出する接触検出部と、操作ダイヤルの上面への接触が検出されるたびにロック状態とアンロック状態とを交互に切り替えるロック状態切替部と、操作ダイヤルの回転を検出する回転検出部と、アンロック状態の場合にのみ操作ダイヤルの回転に応じて設定を順番に切り替える設定切替部と、表示部の表示を制御する表示制御部であって、ロックボタンのイメージ画像及び現在選択されている設定を表示させる表示制御部と、を備えた設定装置。
本態様によれば、操作ダイヤルを回転操作することにより、設定が順番に切り替えられる。操作ダイヤルには上面に表示部が備えられる。表示部には、現在選択されている設定が表示される。操作ダイヤルを回転操作して設定を切り替えると、表示部の表示も切り替えられる。したがって、表示部を見ながら操作ダイヤルを回転操作することにより、所望の設定に切り替えられる。
また、本態様によれば、操作ダイヤルの上面を指でタッチすることにより、ロック状態とアンロック状態とが切り替えられる。すなわち、指でタッチするたびにロック状態とアンロック状態とが交互に切り替えられる。設定の切り替えは、アンロック状態の場合にのみ許容される。ロック状態では、操作ダイヤルを回転しても設定が切り替えられない。アンロック状態に設定して操作ダイヤルを回転させると、設定が順番に切り替わる。設定の切り替わりに応じて表示も切り替わる。このように、電子的にロック、アンロックすることにより、操作ダイヤルの構造を簡素化できる。特に上面の表示部分の電子化と相俟って、全体として簡素で壊れにくい構造にでき、かつ、操作性の高い操作ダイヤルを提供できる。
(2)接触検出部は、ロックボタンのイメージ画像の表示部分への接触を検出する、上記(1)の設定装置。
本態様によれば、操作ダイヤルの上面への接触を検出する際、ロックボタンのイメージ画像を表示している部分の接触が検出される。これにより、ロックボタンをタッチするという操作によって、ロック状態とアンロック状態とを切り替えることができる。
(3)接触検出部は、ロックボタンのイメージ画像の表示領域に対応した検出領域を有する、上記(1)又は(2)の設定装置。
本態様によれば、接触検出部が、ロックボタンのイメージ画像の表示領域に対応した検出領域を有する。これにより、誤操作を防止できる。なお、ロックボタンのイメージ画像の表示領域に対応した検出領域とは、ロックボタンのイメージ画像が表示されている領域を接触の検出領域とすることを意味する。
(4)表示制御部は、ロック状態とアンロック状態とで表示部の表示形態を切り替える、上記(1)から(3)のいずれか1の設定装置。
本態様によれば、ロック状態とアンロック状態とで表示部の表示形態が切り替えられる。これにより、ロック状態に設定されているかアンロック状態に設定されているかが明瞭になり、より良好な操作性が得られる。表示形態の切り替えは、両者を区別できればよい。たとえば、ロック状態とアンロック状態とで表示部の表示色を切り替える、ロック状態とアンロック状態とで表示部の明るさを切り替える、ロック状態の場合は表示を点滅させる等を例示できる。
(5)表示制御部は、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の表示形態を切り替える、上記(4)の設定装置。
本態様によれば、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の表示形態が切り替えられる。表示形態の切り替えは、両者を区別できればよい。たとえば、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の色を切り替える、ロック状態の場合はロックボタンのイメージ画像内に「LOCK」の文字を表示する、ロック状態の場合はロックボタンのイメージ画像を点滅させる等を例示できる。
(6)表示制御部は、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の色を切り替える、上記(5)の設定装置。
本態様によれば、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の色が切り替えられる。たとえば、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像の色が反転される。
(7)表示制御部は、操作ダイヤルの回転中心にロックボタンのイメージ画像を表示させ、かつ、現在設定表示位置に現在選択されている設定を表示させるよう表示部を制御する、上記(1)から(6)のいずれかの設定装置。
本態様によれば、表示部には、操作ダイヤルの回転中心にロックボタンのイメージ画像が表示される。これにより、直感的な操作が可能になり、初めて使うユーザーであっても戸惑うことなく使用できる。
(8)表示制御部は、現在設定表示位置に表示されている設定及び選択可能な設定を同一円周上に並べて表示させる、上記(7)の設定装置。
本態様によれば、現在設定表示位置を表示されている設定及び選択可能な設定が同一円周上に並べて表示される。これにより、選択可能な設定を容易に把握でき、より操作性が向上する。
(9)表示制御部は、現在設定表示位置に表示されている設定を他の選択可能な設定よりも大きく表示させる、上記(7)または(8)の設定装置。
本態様によれば、現在設定表示位置に表示されている設定が、他よりも大きく表示される。これにより、現在選択されている設定を容易に視認でき、より操作性が向上する。
(10)上記(1)から(9)のいずれか1の設定装置を備えたカメラ。
本態様によれば、上記(1)から(9)のいずれか1の設定装置がカメラに備えられる。
(11)ロック状態の場合に操作ダイヤルが回転すると、ロック状態であることを音で告知する音声出力部を備えた、上記(10)のカメラ。
本態様によれば、音により、ロック状態に設定されていることをユーザーに告知することができ、より操作性が向上する。
(12)ロック状態の場合に、ロック状態であることを表示するモニターを備えた、上記(10)のカメラ。
本態様によれば、表示により、ロック状態に設定されていることをユーザーに告知することができ、より操作性が向上する。
本発明によれば、簡素な構成で誤操作を防止でき、かつ、操作性の高い設定装置及びカメラを提供できる。
デジタルカメラの外観構成を示す正面図 デジタルカメラの外観構成を示す背面図 デジタルカメラの外観構成を示す平面図 レンズを装着したデジタルカメラの平面図 デジタルカメラの制御系の概略構成を示すブロック図 シャッタースピードダイヤルを含むシャッタースピード設定装置の概略構成を示すブロック図 シャッタースピードダイヤルの概略構成を示す縦断面図 設定可能なシャッタースピード及びシャッタースピードの表示部への表記の一覧表 シャッタースピードダイヤルの上面図 回転操作に応じたシャッタースピードダイヤルの表示部の表示の遷移図 シャッタースピード設定装置によるシャッタースピードの設定処理の手順を示すフローチャート ロック状態とアンロック状態との切り替えの処理手順を示すフローチャート アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 感度の設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 露出補正値の設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 撮影モードの設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図 接触検出部による接触の検出領域を限定する場合の概念図 モニターに操作ダイヤルの設定状態を表示する場合の一例を示す背面図 選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の表示例を示す平面図 選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の他の表示例を示す平面図 選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の他の表示例を示す平面図 矩形状の表示部を有するシャッタースピードダイヤルの平面図
以下、添付図面にしたがって本発明を実施するための好ましい形態について詳説する。
《外観構成》
図1、図2、図3は、それぞれデジタルカメラの外観構成を示す正面図、背面図、平面図である。
本明細書では、光軸Lに沿う方向(図3のz方向)を前後方向とし、被写体側を前方向とする。また、光軸Lと直交する面において、イメージセンサー50の長辺に沿う方向(図1のx方向)を横方向又は左右方向とし、イメージセンサー50の短辺に沿う方向(図1のy方向)を縦方向又は上下方向とする。
本実施の形態のデジタルカメラ1は、レンズ交換式のデジタルカメラであり、かつ、ノンレフレックス型のデジタルカメラである。レンズ交換式とは、レンズを交換できるデジタルカメラのことである。ノンレフレックス型とは、レンズからの入射光を光学式ファインダーに導くためのレフレックスミラーのないデジタルカメラのことであり、ミラーレスとも称される。
図4は、レンズを装着したデジタルカメラの平面図である。同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ1は、カメラボディ10にレンズ2を装着して使用する。カメラボディ10には、レンズ2を装着するためのレンズマウント14、画像を表示するためのモニター16、デジタルカメラ1を操作するための各種操作部材等が備えられる。
〈カメラボディ〉
カメラボディ10は、前後方向の厚みの薄い矩形の箱形状を有する。カメラボディ10は、一方側(図1において左側)の端部がグリップ部として構成される。ユーザーは、グリップ部を把持してレリーズ操作を行う。グリップ部には、正面側にグリップ22が備えられ、背面側にサムレスト24が備えられる。
〈レンズマウント〉
レンズマウント14は、レンズ2の取り付け部である。図1に示すように、レンズマウント14は、カメラボディ10の正面に備えられる。レンズ2は、レンズマウント14に着脱可能に装着される。
〈モニター〉
図2に示すように、モニター16は、カメラボディ10の背面に備えられる。モニター16は、たとえば、カラーLCD(LCD:Liquid Crystal Display/液晶ディスプレー)で構成される。モニター16は、画像の表示に利用される他、GUI(GUI:Graphical User Interface/グラフィカルユーザーインタフェース)としても利用される。また、画像にはライブビュー画像が含まれる。ライブビューとは、イメージセンサーで捉えた画像をモニター16にリアルタイムに表示することである。ライブビュー画像とは、ライブビューされた画像のことである。デジタルカメラ1を撮影モードに設定すると、モニター16にライブビュー画像が表示される。ユーザーは、モニター16の表示を見て画角、フォーカス状態を確認して、撮影を行う。
〈操作部材〉
カメラボディ10には、デジタルカメラ1を操作するための操作部材として、シャッターボタン30、電源レバー31、再生ボタン32、撮影設定ボタン33、メニュー/OKボタン34、セレクターボタン35、表示/BACKボタン36、削除ボタン37、シャッタースピードダイヤル110等が備えられる。
シャッターボタン30は、グリップ部側のカメラボディ10の上面に備えられる。シャッターボタン30は、いわゆる半押しと全押しとからなる二段式のスイッチで構成される。シャッターボタン30が半押しされると、測光、測距等の撮影準備が行われ、全押しされると、本撮影が行われる。
電源レバー31は、シャッターボタン30と同軸上に配置される。電源レバー31は、回転式のレバーで構成される。電源レバー31をオン位置に回転させると、デジタルカメラ1の電源がオンされ、オフ位置に回転させると、デジタルカメラ1の電源がオフされる。
再生ボタン32は、デジタルカメラ1のモードを再生モードに切り替えるボタンである。再生ボタン32は、カメラボディ10の背面に備えられる。デジタルカメラ1のモードが撮影モードに設定されている状態で再生ボタン32を押すと、デジタルカメラ1のモードが再生モードに切り替えられる。再生モードに設定されると、最後に撮影した画像がモニター16に表示される。
なお、再生モードから撮影モードに切り替える機能は、シャッターボタン30に割り当てられている。再生モードに設定されている状態でシャッターボタン30を押すと、デジタルカメラ1のモードが撮影モードに切り替えられる。
撮影設定ボタン33は、撮影条件の設定画面をモニター16に呼び出すボタンである。撮影設定ボタン33は、カメラボディ10の背面に備えられる。撮影設定ボタン33を押すと、撮影モード、フォーカスモード、感度、画像サイズ、画質モード、セルフタイマー等の各種撮影条件を設定するための画面がモニター16に表示される。ユーザーは、モニター16の表示に従い、セレクターボタン35等を利用して所望の設定を行う。
メニュー/OKボタン34は、メニュー画面をモニター16に呼び出すボタンである。また、メニュー/OKボタン34は、モニター16に表示される選択事項、確認事項等についてOKを指示するボタンである。メニュー/OKボタン34は、カメラボディ10の背面に備えられる。撮影モード又は再生モードに設定されている状態でメニュー/OKボタン34を押すと、モニター16にメニュー画面が表示される。
セレクターボタン35は、メニュー/OKボタン34を中心にして同一円上に配置された上下左右の4つのボタンで構成される。各ボタンには、デジタルカメラ1の設定状況に応じた機能が割り当てられる。たとえば、デジタルカメラ1が再生モードに設定されている場合、図2において右方向のボタンには1コマ送りの機能が割り当てられ、左方向のボタンには1コマ戻しの機能が割り当てられる。また、上方向のボタンにはズームインの機能が割り当てられ、下方向のボタンにはズームアウトの機能が割り当てられる。また、デジタルカメラ1が撮影モードに設定されている場合、図2において右方向のボタンには、ホワイトバランスの設定画面を呼び出す機能が割り当てられ、左方向のボタンには、セルフタイマーの設定画面を呼び出す機能が割り当てられる。また、上方向のボタンには、AFモード(AF:Auto Focus)の設定画面を呼び出す機能が割り当てられ、下方向のボタンには、連写モードの設定画面を呼び出す機能が割り当てられる。さらに、モニター16に各種設定画面を呼び出した場合には、画面上でカーソルを各方向に移動させるボタンとして機能する。
表示/BACKボタン36は、モニター16の表示形態の切り替えを指示するボタンである。また、表示/BACKボタン36は、モニター16の表示を1つ前の状態に戻すことを指示するボタンである。表示/BACKボタン36は、カメラボディ10の背面に備えられる。再生モード又は撮影モードに設定されている状態において、表示/BACKボタン36が押されると、モニター16の表示形態が切り替えられる。たとえば、再生モードに設定されている状態で表示/BACKボタン36が押されると、モニター16に表示されている画像の撮影条件、ヒストグラム等が画像に重ねて表示される。また、たとえば、撮影モードに設定されている状態で表示/BACKボタン36が押されると、撮影条件、ヒストグラム等の各種情報がライブビュー画像に重ねて表示される。また、各種設定画面がモニター16に表示されている状態で表示/BACKボタン36が押されると、モニター16の表示が1つ前の状態に戻される。これにより、選択事項、確認事項等をキャンセルできる。
削除ボタン37は、モニター16に表示されている撮影済み画像の削除を指示するボタンである。削除ボタン37は、カメラボディ10の背面に備えられる。撮影済み画像をモニター16に表示している状態で削除ボタン37を押すと、削除を確認する画面がモニター16に表示される。モニター16の表示に従って削除の実行を指示すると、再生中の撮影済み画像がメモリーカードから削除される。
シャッタースピードダイヤル110は、操作ダイヤルの一例であり、シャッタースピードの設定に使用される。シャッタースピードダイヤル110は、カメラボディ10の上面に備えられる。本実施の形態のデジタルカメラ1では、グリップ部と反対側の端部に備えられている。ユーザーは、シャッタースピードダイヤル110を回転操作して、撮影時のシャッタースピードを設定する。シャッタースピードダイヤル110を含むシャッタースピードの設定装置の構成については、後に詳述する。
《制御系》
図5は、デジタルカメラの制御系の概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、イメージセンサー50、イメージセンサー駆動部52、シャッター54、シャッター駆動部56、アナログ信号処理部58、画像データ入力部60、ワークメモリ62、データメモリ64、デジタル信号処理部66、記録制御部68、モニター駆動部70、操作部74、システムコントローラー80等を有する。
イメージセンサー50は、レンズ2を介して結像した被写体の光学像を電気信号に変換して出力する。イメージセンサー50には、CCDイメージセンサー(CCD:Charged Coupled Device)、CMOSイメージセンサー(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の公知のイメージセンサーが使用される。
イメージセンサー駆動部52は、システムコントローラー80からの指令に応じて、イメージセンサー50を駆動する。
シャッター54は、スクエア型のフォーカルプレーンシャッターで構成され、イメージセンサー50の直前に配置される。
シャッター駆動部56は、システムコントローラー80からの指令に応じて、シャッター54を駆動する。
アナログ信号処理部58は、イメージセンサー50から出力された信号を取り込み、相関二重サンプリング処理、増幅処理等の所要の信号処理を施す。また、アナログ信号処理部58は、所要の信号処理を施したアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換して出力する。
画像データ入力部60は、システムコントローラー80からの指令に応じて、アナログ信号処理部58から出力されるデジタルの画像信号を取り込む。取り込まれた1枚分の画像データは、ワークメモリ62に格納される。
ワークメモリ62は、作業用のメモリとして利用される。データメモリ64は、EEPROM (EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリで構成され、制御等に必要なデータが記憶される。
デジタル信号処理部66は、ワークメモリ62に取り込まれた画像データに対して、同時化処理、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、輪郭補正等の所要の信号処理を施し、輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)とからなる所定の画像データを生成する。
記録制御部68は、システムコントローラー80からの指令に応じて、メモリーカード78にアクセスし、データを読み書きする。撮影により得られた画像データは、メモリーカード78に記録される。
モニター駆動部70は、システムコントローラー80からの指令に応じて、モニター16を駆動する。
操作部74は、シャッターボタン30、電源レバー31、再生ボタン32、撮影設定ボタン33、メニュー/OKボタン34、セレクターボタン35、表示/BACKボタン36、削除ボタン37、シャッタースピードダイヤル110等を含み、各操作部材の操作に応じた信号をシステムコントローラー80に出力する。
システムコントローラー80は、デジタルカメラ1の各部の動作を制御する制御部である。システムコントローラー80は、マイクロコンピューターで構成される。すなわち、マイクロコンピューターが所定の制御プログラムを実行することによりシステムコントローラー80として機能し、デジタルカメラ1の各部の動作を制御する制御部として機能する。
システムコントローラー80は、レンズ2の制御部としても機能する。システムコントローラー80は、レンズ2に備えられたレンズ駆動部2aを介して、レンズ2の動作を制御する。レンズ2は、絞り、フォーカスレンズ等を備える。レンズ駆動部2aは、絞りを駆動する絞り駆動部、フォーカスレンズを駆動するフォーカスレンズ駆動部等を備える。
《シャッタースピード設定装置》
上記のように、本実施の形態のデジタルカメラ1は、シャッタースピードダイヤル110で撮影時のシャッタースピードを設定する。
図6は、シャッタースピードダイヤルを含むシャッタースピード設定装置の概略構成を示すブロック図である。
シャッタースピード設定装置100は、設定装置の一例であり、シャッタースピードを設定する。シャッタースピード設定装置100は、上面(天面)に表示部110Aを備えたシャッタースピードダイヤル110と、指標112と、シャッタースピードダイヤル110の回転を検出する回転検出部114と、シャッタースピードを切り替える設定切替部116と、表示部110Aの表示を制御する表示制御部118と、シャッタースピードの切り替えをロック、アンロックするロック状態切替部120と、を備えて構成される。
〈シャッタースピードダイヤル〉
図7は、シャッタースピードダイヤルの概略構成を示す縦断面図である。
シャッタースピードダイヤル110は、文字盤を構成する円盤状のディスプレー130と、エンドレスに回転可能な操作リング132と、操作リング132の回転操作にクリック感を発生させるクリック機構134と、を備える。
〔ディスプレー〕
ディスプレー130は、シャッタースピードダイヤル110の文字盤を構成する。ディスプレー130は、上面に表示面を有し、その表示面がシャッタースピードダイヤル110の上面を構成する。すなわち、ディスプレー130の表示面がシャッタースピードダイヤル110の表示部110Aを構成する。ディスプレー130は、たとえば、LCDで構成される。
ディスプレー130は、シャッタースピードダイヤル110を支持するシャッタースピードダイヤル支持フレーム126に固定して取り付けられる。
シャッタースピードダイヤル支持フレーム126は、支持フレーム本体126Aと、ディスプレー支持フレーム126Bと、を有する。支持フレーム本体126Aは、カメラボディ10に固定して取り付けられる。
ディスプレー支持フレーム126Bは、ベース部126B2と、支柱部126B1と、を有する。ベース部126B2は、板形状を有し、支持フレーム本体126Aに固定して取り付けられる。支柱部126B1は、柱形状を有し、ベース部126B2に固定して取り付けられる。ディスプレー130は、支柱部126B1の頂部に固定して取り付けられる。
ディスプレー130の表示面(上面)には、接触を検知するタッチセンサー136が備えられる。タッチセンサー136は、接触検出部の一例であり、ディスプレー130の表示面への指の接触を検知する。なお、上記のように、ディスプレー130の表示面は、シャッタースピードダイヤル110の上面を構成するので、タッチセンサー136はシャッタースピードダイヤル110の上面への接触を検知することになる。タッチセンサー136の検出領域は、ディスプレー130の表示面の全面である。
〔操作リング〕
操作リング132は、シャッタースピードダイヤル110の回転操作部を構成する。操作リング132は、ディスプレー130の外周をエンドレスに正逆回転可能に設けられる。操作リング132は、その下部同軸上に円筒状の軸部132Aを有する。操作リング132は、支持フレーム本体126Aに備えられた軸受140に軸部132Aを支持されて、エンドレスに正逆回転可能に支持される。なお、本明細書では、図7において、符号R+の矢印で示す回転方向(反時計回りの回転方向)をプラス方向、符号R−の矢印で示す回転方向(時計回りの回転方向)をマイナス方向とする。プラスの回転方向R+とマイナスの回転方向R−は、相互に逆の回転方向となる。
〔クリック機構〕
クリック機構134は、操作リング132の回転操作にクリック感を発生させる。クリック機構134は、クリック溝板金134Aと、クリックボール134Bと、クリックバネ134Cと、を備える。
クリック溝板金134Aは、中央に円形の穴を備えた円盤形状を有する。クリック溝板金134Aは、その中央の穴に操作リング132の軸部132Aが通されて、操作リング132の軸部132Aに固定される。クリック溝板金134Aは、操作リング132と同軸上に配置され、操作リング132と共に回転する。
クリック溝板金134Aには、同一円周上に一定の間隔で複数のクリック溝134aが備えられる。クリック溝134aは、球面状の窪みとして、クリック溝板金134Aの上面に備えられる。このクリック溝134aの配置間隔が、クリック感を発生させる間隔となる。
クリックボール134Bは、クリック溝134aに嵌入して、クリック感を発生させる部材である。クリックボール134Bは、シャッタースピードダイヤル支持フレーム126の支持フレーム本体126Aに備えられる。支持フレーム本体126Aには、クリックボール134Bを収容するクリックボール収容穴126A1が備えられる。クリックボール収容穴126A1は、有底の穴として、操作リング132の回転軸と平行に設けられる。また、クリックボール収容穴126A1は、クリック溝134aと対向する位置に備えられる。
クリックバネ134Cは、クリックボール134Bをクリック溝板金134Aに向けて付勢する部材である。クリックバネ134Cは、クリックボール収容穴126A1に収容される。
以上のように構成されるクリック機構134の作用は次のとおりである。操作リング132を回転させると、クリック溝板金134Aが回転する。クリック溝板金134Aが回転すると、一定の角度間隔でクリックボール134Bがクリック溝134aに嵌入する。これにより、一定の角度間隔でクリック感が発生する。また、クリック感が発生したところで回転を止めると、クリックボール134Bがクリック溝134aに嵌入する。これにより、回転が止められる。すなわち、一定以上の負荷を掛けて回さない限り、停止状態が維持される。クリックボール134Bがクリック溝134aに嵌入して回転が止められることをクリックストップと称する。
クリックストップする位置をクリックポジションとすると、クリックポジションの数はクリック溝134aの数と同数になる。また、その間隔もクリック溝134aの間隔と同じになる。1回転当たりのクリックポジションの数が10の場合、クリック溝134aの配置間隔は36°となる。この場合、操作リング132を回転させると36°間隔でクリック感が発生する。また、36°の間隔でクリックストップできる。
〈回転検出部〉
回転検出部114は、シャッタースピードダイヤル110の回転方向及び回転量を検出する。回転検出部114は、ロータリーエンコーダーで構成され、操作リング132の軸部132Aの回転を検出して、シャッタースピードダイヤル110の回転方向及び回転量を検出する。これにより、シャッタースピードダイヤル110の回転の操作方向及び操作量を検出できる。たとえば、1回転当たりのクリックポジションの数が10の場合、プラス方向R+に36°回転したことを検出することにより、シャッタースピードダイヤル110がプラス方向R+に1クリック分回転操作されたことを検出できる。回転検出部114の検出結果は、システムコントローラー80に出力される。
〈指標〉
指標112は、カメラボディ10に備えられる。指標112は、バー形状を有し、シャッタースピードダイヤル110の外周の一点を指し示すように配置される。本実施の形態のデジタルカメラ1では、図3に示すように、シャッタースピードダイヤル110に対して9時の位置に指標112が配置される。
ユーザーは、指標112を基準にシャッタースピードダイヤル110を回転操作する。すなわち、設定しようとするシャッタースピードの表示が指標112の位置に位置するように、シャッタースピードダイヤル110を回転操作する。
〈設定切替部〉
設定切替部116は、回転検出部114で検出されるシャッタースピードダイヤル110の回転に応じてシャッタースピードの設定を切り替える。すなわち、1クリック分の回転が検出されるたびにシャッタースピードの設定を1つずつ繰り上げる又は繰り下げる。シャッタースピードは、シャッタースピードダイヤル110がプラス方向R+に回転されると繰り上げられ、マイナス方向R−に回転されると繰り下げられる。
なお、後述するように、ロック状態切替部120でシャッタースピードの切り替えがロックされた場合、設定切替部116は、シャッタースピードの切り替えを禁止される。すなわち、シャッタースピードダイヤル110が回転操作されても、シャッタースピードを切り替えず、現在の設定を維持する。
図8は、本実施の形態のデジタルカメラで設定可能なシャッタースピード、及び、シャッタースピードの表示部への表記の一覧表である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ1では、シャッタースピードの設定として、オート、バルブ、タイム、1秒、1/2秒、1/4秒、1/8秒、1/15秒、1/30秒、1/60秒、1/125秒、1/180秒、1/250秒、1/500秒、1/1000秒、1/2000秒、または1/4000秒のいずれかを選択して設定できる。
ここで、「オート」とは、適正露出となるシャッタースピードをカメラが自動的に決定するモードのことである。「バルブ」とは、シャッターボタン30を押している間、シャッターを開き、離すと閉じるモードのことである。「タイム」とは、露光時間をユーザーが指定するモードであり、主として長時間露光に使用される。露光時間の指定は別途行われる。
シャッタースピードは、オート、バルブ、タイム、1秒、1/2秒、1/4秒、1/8秒、1/15秒、1/30秒、1/60秒、1/125秒、1/180秒、1/250秒、1/500秒、1/1000秒、1/2000秒、1/4000秒の順で順番に切り替えられる。なお、1/4000秒の次はオートになる。すなわち、上記の順番でループする。
設定可能なシャッタースピードのデータ、すなわち、図8に示す表のデータは、データメモリ64に記憶される。設定切替部116は、設定可能なシャッタースピードのデータをデータメモリ64から読み出し、回転検出部114で検出されるシャッタースピードダイヤル110の回転に応じてシャッタースピードの設定を切り替える。
設定切替部116は、システムコントローラー80の一機能として提供される。すなわち、システムコントローラー80が所定の制御プログラムを実行することにより、設定切替部116として機能する。
〈表示制御部〉
表示制御部118は、シャッタースピードダイヤル110の表示部110Aの表示を制御する。表示制御部118は、設定切替部116によるシャッタースピードの切り替わりに応じて、シャッタースピードダイヤル110の表示部110Aの表示を制御し、シャッタースピードダイヤル110の上面(天面)に文字盤の画像を表示させる。
表示制御部118は、システムコントローラー80の一機能として提供される。すなわち、システムコントローラー80が所定の制御プログラムを実行することにより、表示制御部118として機能する。表示制御部118は、図6に示すように、ディスプレー駆動部142を介してディスプレー130の駆動を制御し、シャッタースピードダイヤル110の表示部110Aの表示を制御する。
〔表示部の表示〕
図9は、シャッタースピードダイヤル110の上面図である。同図はシャッタースピードダイヤル110の表示部110Aに表示される文字盤画像の一例を示している。
図9に示すように、表示部110Aには、ロックボタンのイメージ画像Lb及びシャッタースピードが表示される。
ロックボタンとは、シャッタースピードの切り替えをロック、アンロックするボタンである。シャッタースピードの切り替えをロックすると、シャッタースピードダイヤル110によるシャッタースピードの切り替えが不能になる。すなわち、シャッタースピードダイヤル110を回転操作しても、シャッタースピードを切り替えられなくなる。
ロック状態とアンロック状態の切り替えは、トグル式で行われる。すなわち、ロックボタンを押すたびにロック状態とアンロック状態とが交互に切り替えられる。
ロックボタンは、表示部110Aに表示されるイメージ画像Lbなので、実際に押すことはできない。実際の検出はディスプレー130に備えられたタッチセンサー136で行われる。すなわち、タッチセンサー136でシャッタースピードダイヤル110の上面へのタッチを検出して、ロックボタンが押されたことを検出する。
また、タッチセンサー136でロックボタンが押されたことが検出されると、ロックボタンのイメージ画像Lbの表示形態が切り替えられる。これにより、ロックボタンが押され、ロック状態とアンロック状態とが切り替えられたことを確認できる。本実施の形態では、ロックボタンのイメージ画像Lbの表示色を反転させて、表示形態を切り替える。この点については、後に詳述する。
ロックボタンのイメージ画像Lbは、表示部110Aの中央に表示される。ロックボタンのイメージ画像Lbは、実際のボタンを模した画像とされる。図9に示す例では、円形のボタンを模した画像をロックボタンのイメージ画像Lbとして表示部110Aに表示している。
シャッタースピードは、シャッタースピードダイヤル110の回転中心を中心として同一円周上に一定間隔で表示される。この表示間隔はクリックポジションの設定間隔と同じである。したがって、たとえば、クリックポジションの設定間隔が36°の場合、36°間隔で表示される。
表示部110Aに表示されるシャッタースピードは逆数で表示される。すなわち、図8に示すように、1秒、1/2秒、1/4秒、1/8秒、1/15秒、1/30秒、1/60秒、1/125秒、1/180秒、1/250秒、1/500秒、1/1000秒、1/2000秒、及び1/4000秒は、それぞれ1、2、4、8、15、60、125、180、250、500、1000、2000、及び4000と表示される。なお、オート(Auto)、バルブ(Bulb)、タイム(Time)の各モードについては、それぞれA、B、Tと頭文字で簡略化して表示される。
シャッタースピードの表示の並びは、切り替わりの順番である。すなわち、A、B、T、1、2、4、8、15、30、60、125、180、250、500、1000、2000、4000の順で表示される。
また、シャッタースピードを表示する方向は、時計回りの方向(マイナス方向R−)である。すなわち、時計回りの方向(マイナス方向R−)に添ってA、B、T、1、2、4、8、15、30、60、125、180、250、500、1000、2000、4000の順で表示される。
表示する位置は、現在選択されているシャッタースピードが現在設定表示位置Poに表示されるように設定される。現在設定表示位置Poは、指標112の位置に設定される。本実施の形態のデジタルカメラ1では、9時の位置に指標112が配置されているので、9時の位置に現在設定表示位置Poが設定される。
なお、図9では、現在設定表示位置Poを破線で示しているが、破線は説明の便宜上に示したものであり、表示部110Aに実際に表示されるものではない。
図9に示す例では、現在選択されているシャッタースピードが1/125秒の場合を示している。この場合、図9に示すように、1/125秒を表わす「125」が現在設定表示位置Poに表示される。
現在設定表示位置Poに表示されるシャッタースピードについては、他のシャッタースピードよりも相対的に大きく表示される。すなわち、現在選択されているシャッタースピードについては、他のシャッタースピードよりも相対的に大きな文字サイズで表示される。これにより、現在選択されているシャッタースピードの値を明確にできる。
表示部110Aの表示は、シャッタースピードの切り替わりに連動して切り替えられる。すなわち、シャッタースピードダイヤル110の回転操作に連動して切り替えられる。
図10は、シャッタースピードダイヤルの回転操作に応じた表示部の表示の遷移図である。
同図(B)は、同図(A)に示す状態からプラス方向R+に5クリック分回転させた場合の表示部110Aの表示状態を示している。また、同図(A)は、同図(B)に示す状態からマイナス方向R−に5クリック分回転させた場合の表示部110Aの表示状態を示している。
いま、シャッタースピードが1/125秒に設定されていると仮定する。この場合、図10(A)に示すように、現在設定表示位置Poには1/125秒を表わす「125」が表示される。
シャッタースピードが1/125秒に設定されている状態からシャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+に5クリック分回転させると、シャッタースピードが5段繰り上がり、1/2000秒に設定される(図8参照)。この結果、同図(B)に示すように、現在設定表示位置Poに1/2000秒を表わす「2000」が表示される。
また、シャッタースピードが1/2000秒に設定されている状態からシャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−に5クリック分回転させると、シャッタースピードが5段繰り下がり、1/125秒に設定される(図8参照)。この結果、同図(A)に示すように、現在設定表示位置Poに「125」が表示される。
このように、表示部110Aの表示は、シャッタースピードダイヤル110の回転量及び回転方向に応じて切り替えられる。
切り替えの際、表示制御部118は、文字盤画像を回転させて表示を切り替える。すなわち、文字盤にシャッタースピードがプリントされたシャッタースピードダイヤルを操作した場合と同じように、文字盤画像を回転させて表示を切り替える。たとえば、シャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+(反時計回りの方向)に回転させて、シャッタースピードを1/125秒から1/2000秒に切り替える場合(図10(A)に示す状態から図10(B)に示す状態に切り替える場合)は、シャッタースピードダイヤル110の回転中心を中心として、文字盤画像をプラス方向R+に回転させながら、表示を切り替える。また、たとえば、シャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−(時計回りの方向)に回転させて、シャッタースピードを1/2000秒から1/125秒に切り替える場合(図10(B)に示す状態から図10(A)に示す状態に切り替える場合)は、シャッタースピードダイヤル110の回転中心を中心として、文字盤画像をマイナス方向R−に回転させながら、表示を切り替える。すなわち、操作リング132の回転に連動して、ディスプレー130も回転しているように、表示を切り替える。これにより、文字盤にシャッタースピードがプリントされた従前のシャッタースピードダイヤルと同様の操作感でシャッタースピードダイヤル110を操作できる。
なお、シャッタースピードの切り替えがロックされた場合、シャッタースピードの切り替えは行われないので、シャッタースピードダイヤル110が回転操作されても、表示部110Aの表示は切り替わらない。この点については、後に詳述する。
〈ロック状態切替部〉
ロック状態切替部120は、タッチセンサー136の検出結果に基づいて、シャッタースピードの切り替えをロック、アンロックする。すなわち、ロック状態とアンロック状態とに切り替える処理を行う。ロック状態とは、シャッタースピードの切り替えをロックする状態であり、シャッタースピードの切り替えを不能とする状態である。したがって、ロック状態では、シャッタースピードダイヤル110を回転操作しても、設定は切り替わらない。一方、アンロック状態とは、シャッタースピードの切り替えのロックを解除した状態であり、操作が有効な状態である。アンロック状態では、シャッタースピードダイヤル110の回転操作に応じて、シャッタースピードが切り替えられる。
ロック状態、アンロック状態の切り替えはトグル式で行われる。すなわち、タッチセンサー136でシャッタースピードダイヤル110の上面への接触が検出されるたびにロック状態とアンロック状態とが交互に切り替えられる。
ロック状態に設定されると、シャッタースピードの切り替えが禁止される。すなわち、シャッタースピードダイヤル110を回転操作しても、シャッタースピードが切り替えられなくなる。
設定切替部116は、ロック状態切替部120によるロック、アンロックの設定に応じて、シャッタースピードの設定の切り替え処理を行う。
ロック状態切替部120は、システムコントローラー80の一機能として提供される。すなわち、システムコントローラー80が所定の制御プログラムを実行することにより、ロック状態切替部120として機能する。
《シャッタースピード設定装置の作用》
〈シャッタースピードの設定処理〉
シャッタースピード設定装置100は、シャッタースピードダイヤル110の回転操作に応じてシャッタースピードを設定する。
図11は、シャッタースピード設定装置によるシャッタースピードの設定処理の手順を示すフローチャートである。
デジタルカメラ1の電源がオンされると、前回の設定が復元される(ステップS10)。すなわち、電源オフ時に設定されていたシャッタースピードに設定される。また、電源オフ時にシャッタースピードの切り替えがロックされていた場合には、ロック状態に設定される。電源オフ時の設定情報はデータメモリ64から読み出す。
次に、設定したシャッタースピードの情報に基づいてシャッタースピードダイヤル110の表示部110Aに文字盤画像を表示する(ステップS11)。
この後、シャッタースピードダイヤル110の操作の有無が判定される(ステップS12)。シャッタースピードダイヤル110が回転操作されると、アンロック状態か否かが判定される(ステップS13)。
アンロック状態の場合、操作された回転方向及び回転量(クリック数)に応じて、シャッタースピードが切り替えられる(ステップS14)。そして、その設定の切り替えに連動して、表示部110Aの表示が切り替えられる(ステップS15)。
一方、アンロック状態ではない場合、すなわち、ロック状態の場合、回転操作しても、設定切替部116は、切り替えを受け付けない。この場合、シャッタースピードの設定は変わらず、表示部110Aの表示も変化しない。
シャッタースピードを切り替える場合は、シャッタースピードの切り替えのロックを解除する。ロックを解除するためには、ロックボタンを1回押す。すなわち、シャッタースピードダイヤル110の上面を1回タッチする。これにより、シャッタースピードの切り替えのロックが解除され、アンロック状態に設定される。
このように、シャッタースピードの切り替えは、アンロック状態に設定されている場合にのみ有効とされる。ロック状態に設定されている場合は、シャッタースピードダイヤル110を回転操作しても、操作は無効とされ、設定は操作前の状態が維持される。
この後、電源がオフされたか否かが判定され(ステップS16)、電源がオフされると、現在の設定をデータメモリ64に格納して(ステップS17)、処理を終了する。
〈ロック状態とアンロック状態の切替処理〉
ロック状態とアンロック状態の切り替えは、シャッタースピードダイヤル110の上面へタッチすることで行われる。そして、その切り替えはトグル式で行われる。
図12は、ロック状態とアンロック状態との切り替えの処理手順を示すフローチャートである。
シャッタースピードダイヤル110の上面へのタッチの有無が判定される(ステップS20)。
シャッタースピードダイヤル110の上面へタッチが検出されると、ロック状態とアンロック状態とが切り替えられる(ステップS21)。すなわち、ロック状態に設定されていた場合は、アンロック状態に切り替えられ、アンロック状態に設定されていた場合はロック状態に切り替えられる。
ロック状態に切り替えられることにより、シャッタースピードダイヤル110からのシャッタースピードの切り替えが無効になる。これにより、シャッタースピードダイヤル110を回転操作しても、シャッタースピードの切り替えができなくなる。
一方、アンロック状態に切り替えられることにより、シャッタースピードダイヤル110からのシャッタースピードの切り替えが有効になる。これにより、シャッタースピードダイヤル110を回転操作すると、シャッタースピードを切り替えられる。
ロック状態とアンロック状態との切り替えが行われると、ロックボタンのイメージ画像Lbの表示色が切り替えられる(ステップS22)。すなわち、表示色が反転される。
図13は、アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(A)は、アンロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(B)は、ロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
同図(A)に示すように、アンロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が白色で表示される。
一方、同図(B)は、ロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が黒色で表示される。
このように、ロックボタンのイメージ画像Lbをロック状態、アンロック状態の切り替わりに応じて切り替えることにより、現在の設定状態を明瞭にできる。
この後、電源がオフされたか否かが判定され(ステップS23)、電源がオフされると、現在の設定をデータメモリ64に格納して(ステップS24)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のシャッタースピード設定装置100によれば、シャッタースピードダイヤル110の上面を指でタッチすることにより、シャッタースピードの切り替えをロック、アンロックできる。これにより、適切に誤操作を防止できる。
また、ロック状態とアンロック状態の切り替えはトグル式で行われるため、簡単にロック、アンロックを切り替えることができる。
また、アンロック中にシャッタースピードダイヤル110を回転操作する際、表示部110Aが指で隠れることがないため、シャッタースピードの設定操作を容易に行うことができる。
また、メカニカルな機構でロック、アンロックするのではなく、電子的にロック、アンロックするため、シャッタースピードダイヤル110の構造を簡素化できる。
さらに、表示部110Aには、ロックボタンのイメージ画像Lbが表示されるため、直感的に操作でき、初めて使うユーザーであっても戸惑うことなく使用できる。
《変形例》
〈その他の設定装置〉
上記実施の形態では、本発明をシャッタースピードの設定装置に適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。
(1)感度の設定装置
図14は、本発明を感度の設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
感度の設定装置に適用した場合、操作ダイヤルである感度ダイヤル110aの表示部110Aには、設定可能な感度が表示される。
図14は、ISO200からISO12800までの間で1/3段のステップ幅でISO感度(ISO:International Organization for Standardization/国際標準化機構)を設定する場合の文字盤画像の表示例を示している。この場合、ISO感度として、ISO200、ISO250、ISO320、ISO400、ISO500、ISO640、ISO800、ISO1000、ISO1250、ISO1600、ISO2000、ISO2500、ISO3200、ISO4000、ISO5000、ISO6400、ISO8000、ISO10000、またはISO12800のいずれかを選択して設定できる。
図14に示すように、感度の設定装置に適用した場合も、感度ダイヤル110aの表示部110Aには、中央部分にロックボタンのイメージ画像Lbが表示される。
図15は、アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(A)は、アンロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(B)は、ロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
同図(A)に示すように、アンロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が白色で表示される。
一方、同図(B)に示すように、ロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が黒色で表示される。
(2)露出補正値の設定装置
図16は、本発明を露出補正値の設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
露出補正値の設定装置に適用した場合、操作ダイヤルである露出補正ダイヤル110bの表示部110Aには、設定可能な露出補正値が表示される。
図16は、−3から+3までの間で1/3段のステップ幅で露出補正値を設定する場合の文字盤画像の表示例を示している。この場合、露出補正値として、−3、−2・2/3、−2・1/3、−2、−1・2/3、−1・1/3、−1、−2/3、−1/3、0、+1/3、+2/3、+1、+1・1/3、+1・2/3、+2、+2・1/3、+2・2/3、または+3のいずれかを選択して設定できる。なお、−3と−2との間、−2と−1との間、−1と0との間、0と+1との間、+1と+2との間、+2と+3との間は、それぞれ設定可能な露出補正値をドットで表示している。
図16に示すように、露出補正値の設定装置に適用した場合も、露出補正ダイヤル110bの表示部110Aには、中央部分にロックボタンのイメージ画像Lbが表示される。
図17は、アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(A)は、アンロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(B)は、ロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
同図(A)に示すように、アンロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が白色で表示される。
一方、同図(B)に示すように、ロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が黒色で表示される。
(3)撮影モードの設定装置
図18は、本発明を撮影モードの設定装置に適用した場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
撮影モードの設定装置に適用した場合、操作ダイヤルであるモードダイヤル110cの表示部110Aには、設定可能な撮影モードが表示される。
図18は、選択可能な撮影モードとして、オート、プログラム、シャッタースピード優先、絞り優先、及びマニュアルが用意されている場合の文字盤画像の表示例を示している。
ここで、オートとは、適正露出となるように、絞り値とシャッタースピードをカメラが自動的に決定するモードをいう。オートは、表示部110Aに「AUTO」と表示される。
また、プログラムとは、露出を一定にしたまま、撮影者が絞り値とシャッタースピードの組み合わせを変更できるモードをいう。いわゆるプログラムシフトが可能な撮影モードのことである。プログラムは、表示部110Aに「P」と表示される。
シャッタースピード優先とは、ユーザーが選択したシャッタースピードに対して適正露出となるような絞り値をカメラが自動的に決定するモードをいう。シャッタースピード優先は、表示部110Aに「S」と表示される。
絞り優先とは、ユーザーが選択した絞り値に対して適正露出となるようなシャッタースピードをカメラが自動的に決定するモードをいう。絞り優先は、表示部110Aに「A」と表示される。
マニュアルとは、シャッタースピード、絞り値をユーザーが選択するモードをいう。マニュアルは、表示部110Aに「M」と表示される。
撮影モードは、モードダイヤル110cをプラス方向R+に回転させると、1クリックごとにオート(AUTO)、プログラム(P)、シャッタースピード優先(S)、絞り優先(A)、マニュアル(M)の順で切り替えられる。
図18に示すように、撮影モードの設定装置に適用した場合も、モードダイヤル110cの表示部110Aには、中央部分にロックボタンのイメージ画像Lbが表示される。
図19は、アンロック状態に設定された場合とロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(A)は、アンロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。同図(B)は、ロック状態に設定された場合の文字盤画像の表示例を示す平面図である。
同図(A)に示すように、アンロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が白色で表示される。
一方、同図(B)に示すように、ロック状態に設定された場合、ロックボタンのイメージ画像Lbは、ロックボタンの外形を示す枠線の内側が黒色で表示される。
このように、本発明は回転式の操作ダイヤルを使用した各種設定装置に適用できる。この他、たとえば、回転式の操作ダイヤルを使用して音量(ボリューム)を設定する設定装置等に適用できる。
なお、操作ダイヤルに割り当てる機能をユーザーが選択できる構成としてもよい。たとえば、シャッタースピードダイヤルとしての機能、感度ダイヤルとしての機能、露出補正ダイヤルとしての機能をユーザーが選択できる構成としてもよい。この場合、操作ダイヤルに割り当てる機能の選択は、メニュー画面等で行う。あるいは、専用の切り替えボタンを設けて、押すたびに割り当てられる機能が切り替えられるようにしてもよい。
〈接触検出部の変形例〉
上記実施の形態では、接触検出部をタッチセンサーで構成しているが、接触検出部の構成は、これに限定されるものではない。少なくともロックボタンのイメージ画像Lbの表示部分への接触を検出できる構成のものであればよい。これにより、ロックボタンのイメージ画像Lbの部分をタッチすれば、確実にロック状態とアンロック状態を切り替えることができ、安定した操作を実現できる。
なお、ロックボタンのイメージ画像Lbの部分への接触のみを検出する構成とすることもできる。この場合、接触検出部による接触の検出領域をロックボタンのイメージ画像Lbの表示領域に対応した領域に限定する。
図20は、接触検出部による接触の検出領域を限定する場合の概念図である。同図において、斜線で示す領域Sが接触検出部であるタッチセンサー136の検出領域である。
図20に示すように、ロックボタンのイメージ画像Lbの表示領域に対応した領域に、接触検出部であるタッチセンサー136の検出領域Sが設定されている。これにより、ロックボタンのイメージ画像Lbが表示されている領域のみを接触の検出領域とすることができる。
このようにロックボタンのイメージ画像Lbが表示されている領域のみを接触の検出領域Sとすることにより、誤動作を適切に防止できる。すなわち、ロックボタンのイメージ画像Lbが表示されている領域のみが接触の検出領域Sとされるので、他の領域を誤って触れてもロック状態とアンロック状態とが切り替わることがなく、安定した動作を実現できる。
また、接触検出部は、いわゆる長押しを検出する構成としてもよい。すなわち、一定時間継続して接触したことを検出する構成としてもよい。たとえば、2秒以上継続して接触したことを検出して、ロック状態とアンロック状態とを切り替える構成とする。これにより、瞬間的な接触を排除でき、安定した切り替え動作が可能になる。なお、「接触」と認識する時間をユーザーが任意に設定できる構成としてもよい。
この他、複数回連続して接触したことを検出する構成としてもよい。すなわち、複数回タップされた場合を検出する構成としてもよい。たとえば、2回タップされたことを検出して、ロック状態とアンロック状態とを切り替える構成にできる。なお、「接触」と認定する回数をユーザーが任意に設定できる構成としてもよい。
〈ロック状態とアンロック状態の表示形態の他の例〉
上記実施の形態では、ロック状態とアンロック状態とでロックボタンのイメージ画像Lbの表示色を切り替える構成としているが、ロック状態とアンロック状態とを区別するための表示形態は、これに限定されるものではない。
この他、たとえば、文字盤画像の背景色をロック状態とアンロック状態とで切り替える、文字盤画像の明るさをロック状態とアンロック状態とで切り替える、ロック状態の場合はロックボタンのイメージ画像内に「LOCK」の文字を表示する、ロック状態の場合はロックボタンのイメージ画像を点滅させる等の形態を採用できる。
〈ロック状態を告知する方法〉
(1)音による告知
デジタルカメラ1にスピーカー等の音声出力部が備えられている場合、音声出力部を利用して、ロック状態に設定されていることをユーザーに告知する構成としてもよい。たとえば、ロック状態に設定されている場合において、操作ダイヤルが回転操作されると、音声出力部から告知音が出力される構成とする。この場合、デジタルカメラ1には告知音出力制御部が備えられる。告知音出力制御部は、ロック状態に設定されている場合において、操作ダイヤルが回転操作されると、音声出力部から告知音を出力させる。
また、デジタルカメラ1にスピーカー等の音声出力部が備えられている場合、操作ダイヤルの回転操作に連動して、擬似的な回転操作音を出力させてもよい。この場合、ロック状態とアンロック状態とで回転操作音を切り替えてもよい。
(2)モニターでの告知
操作ダイヤルの設定状態をモニター16に表示してもよい。
図21は、モニターに操作ダイヤルの設定状態を表示する場合の一例を示す背面図である。
撮影時にモニター16にはライブビュー画像が表示されるが、そのライブビュー画像と共に撮影モードI1、測光モードI2、シャッタースピードI3、絞り値(F値)I4、ISO感度I5、撮影可能枚数I6、撮影サイズI7、画像品質I8等の各種撮影情報が表示される。この撮影情報に操作ダイヤルの設定状態を含める。
図21に示す例では、操作ダイヤルであるシャッタースピードダイヤル110がロック状態に設定されている場合のモニター16の表示例が示されている。ロック状態に設定されている場合、シャッタースピードI3の隣にロック状態であることを示す[LOCK]のアイコンI9が表示される。
なお、アンロック状態の場合は、アイコンI9の表示は消される。すなわち、ロック状態に設定された場合にのみ[LOCK]のアイコンI9がモニター16に表示される。
このように、モニター16にロック状態であることを示すことにより、操作ダイヤルの設定状態がより明確になり、操作性をより向上させることができる。
図21に示す表示は一例である。この他、ロック状態に設定されると、シャッタースピードの表示が点滅する、ロック状態に設定されると、シャッタースピードの表示が[LOCK]のアイコン表示に切り替わる等、種々の表示形態を採用できる。
また、操作ダイヤルの回転操作に連動して表示を切り替えることもできる。たとえば、ロック状態に設定されている場合において、操作ダイヤルであるシャッタースピードダイヤル110が回転操作されると、[LOCK]のアイコンが表示される、シャッタースピードの表示が点滅する、シャッタースピードの表示が[LOCK]のアイコン表示に切り替わる、等の表示形態を採用することもできる。
なお、カメラボディに電子ビューファインダーを備えている場合には、電子ビューファインダーにも操作ダイヤルの設定状態を表示することが好ましい。
〈選択項目の表示形態の変形例〉
上記実施の形態では、操作ダイヤルをシャッタースピードダイヤルとして使用する場合において、選択可能なシャッタースピードを表示部110Aに全て表示する構成としているが、一部のみを表示する構成としてもよい。
図22は、選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の表示例を示す平面図である。
同図に示す例では、現在選択されているシャッタースピードのみを表示部110Aに表示する場合の例を示している。この場合、現在選択されているシャッタースピードが現在設定表示位置Poに表示される。
図23は、選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の他の表示例を示す平面図である。
同図に示す例では、現在選択されているシャッタースピードと、その前後2つのシャッタースピードを表示部110Aに表示する場合の例を示している。この場合、現在選択されているシャッタースピードが現在設定表示位置Poに表示され、シャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+に1クリック分回転させた場合に設定されるシャッタースピードと、シャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+に2クリック分回転させた場合に設定されるシャッタースピードとが、現在設定表示位置Poを基準にマイナスの回転方向R−に添って一定の間隔で表示される。また、シャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−に1クリック分回転させた場合に設定されるシャッタースピードと、シャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−に2クリック分回転させた場合に設定されるシャッタースピードとが、現在設定表示位置Poを基準にプラスの回転方向R+に添って一定の間隔で表示される。
なお、図23に示す例は、シャッタースピード1/125秒が選択されている場合の例を示している。この場合、現在設定表示位置Poには、シャッタースピード1/125秒を示す「125」が表示される。
シャッタースピード1/125秒が選択されている場合において、シャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+に1クリック分回転させると、シャッタースピードは1/180秒に設定される。また、シャッタースピードダイヤル110をプラス方向R+に2クリック分回転させると、シャッタースピードは1/250秒に設定される。したがって、この場合、現在設定表示位置Poを基準にマイナスの回転方向R−に添って「180」、「250」が一定の間隔で表示される。
また、シャッタースピード1/125秒が選択されている場合において、シャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−に1クリック分回転させると、シャッタースピードは1/60秒に設定される。また、シャッタースピードダイヤル110をマイナス方向R−に2クリック分回転させると、シャッタースピードは1/30秒に設定される。したがって、この場合、現在設定表示位置Poを基準にプラスの回転方向R+に添って「60」、「30」が一定の間隔で表示される。
このように、現在選択されているシャッタースピードと、その前後のシャッタースピードを表示することにより、次に設定可能なシャッタースピードを確認でき、操作性をより向上させることができる。
このような表示形態は、表示部110Aの表示面積が小さい場合に特に有効である。
図24は、選択可能な設定の一部のみを表示部に表示する場合の表示部の他の表示例を示す平面図である。
同図に示す例では、現在選択されているシャッタースピード、及び、その前後2つのシャッタースピードに加えて、設定可能なシャッタースピードの最大値及び最小値を表示部110Aに表示する場合の例を示している。
設定可能な項目の最大値は、最大値表示位置Pmaxに表示し、最小値は、最小値表示位置Pminに表示する。最大値表示位置Pmaxは、現在設定表示位置Poを基準にプラスの回転方向R+の上流側に設定され、最小値表示位置Pminは、現在設定表示位置Poを基準にマイナスの回転方向R−の上流側に設定される。
図24に示す例では、設定可能なシャッタースピードの最大値が1/4000秒、最小値が1秒の場合の例を示している。この場合、最大値表示位置Pmaxに「4000」が表示され、最小値表示位置Pminに「1」が表示される。また、図24に示す例では、中間の間引いたシャッタースピードをドットで表示している。
このように、設定可能な最大値及び最小値を表示することにより、設定可能な範囲を容易に把握でき、操作性をより向上させることができる。
〈表示部の形態〉
上記実施の形態では、操作ダイヤルに備えられる表示部の形状が円形状とされているが、表示部の形状は、これに限定されるものではない。たとえば、矩形状、多角形状としてもよい。
図25は、矩形状の表示部を有するシャッタースピードダイヤルの平面図である。
同図に示すシャッタースピードダイヤル110は、ディスプレー130が矩形状の表示面を有し、このディスプレー130の表示面が、シャッタースピードダイヤル110の表示部110Aを構成している。
なお、同図に示す例では、表示部110Aに表示するシャッタースピードを一定の範囲に限定している。すなわち、現在選択されているシャッタースピードと、その前後のシャッタースピードのみを表示部110Aに表示している。
このように、表示部110Aの形状は、必ずしも操作リング132の内周形状に合致した形状にする必要はなく、種々の形状を採用できる。
〈表示部の他の例〉
上記実施の形態では、表示部を構成するディスプレーをLCDで構成しているが、表示部を構成するディスプレーは、これに限定されるものではない。この他、たとえば、電子ペーパー、メモリ液晶ディスプレー、有機ELディスプレー(EL:ElectroLuminescent)等の自発光式ディスプレー等でディスプレーを構成することもできる。
電子ペーパーとは、紙と同レベルの薄さ、視認性を備えた薄型ディスプレーのことであり、表示内容を書き換えられるものをいう。メモリ液晶ディスプレーとは、電源をオフしても、画面に表示させた内容を維持できる機能を備えた液晶ディスプレーのことである。いずれも周囲が明るい環境でも良好な視認性を確保できる。また、カメラの電源をオフした場合であっても表示部の表示を確認できる。
また、ディスプレーをLCDで構成する場合、反射型LCDで構成することにより、明るい環境でも良好な視認性を確保できる。なお、ディスプレーを反射型LCDで構成する場合、照明を備えることが好ましい。
〈その他の変形例〉
上記実施の形態では、回転検出部をロータリーエンコーダーで構成しているが、回転検出部の構成は、これに限定されるものではない。この他、回転ブラシ等を利用した公知の回転検出手段を採用することもできる。
また、上記実施の形態では、クリック溝板金とクリックボールとでクリック機構を構成しているが、クリック機構の構成は、これに限定されるものではない。この他、板バネ等を利用した公知のクリック機構を採用することもできる。
また、上記実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。銀塩フイルムを使用したカメラにも同様に適用できる。この他、回転式の操作ダイヤルを組み込んだ電子機器にも適用できる。
また、上記実施の形態では、レンズ交換式のカメラに本発明を適用した場合を例に説明したが、レンズ一体式のカメラにも同様に適用できる。
更に、上記実施の形態では、ノンレフレックス型のカメラに本発明を適用した場合を例に説明したが、レフレックス型のカメラにも同様に適用できる。
1 デジタルカメラ
2 レンズ
2a レンズ駆動部
10 カメラボディ
14 レンズマウント
16 モニター
22 グリップ
24 サムレスト
30 シャッターボタン
31 電源レバー
32 再生ボタン
33 撮影設定ボタン
34 メニュー/OKボタン
35 セレクターボタン
36 表示/BACKボタン
37 削除ボタン
50 イメージセンサー
52 イメージセンサー駆動部
54 シャッター
56 シャッター駆動部
58 アナログ信号処理部
60 画像データ入力部
62 ワークメモリ
64 データメモリ
66 デジタル信号処理部
68 記録制御部
70 モニター駆動部
74 操作部
78 メモリーカード
80 システムコントローラー
100 シャッタースピード設定装置
110 シャッタースピードダイヤル
110a 感度ダイヤル
110b 露出補正ダイヤル
110c モードダイヤル
110A 表示部
112 指標
114 回転検出部
116 設定切替部
118 表示制御部
120 ロック状態切替部
126 シャッタースピードダイヤル支持フレーム
126A 支持フレーム本体
126A1 クリックボール収容穴
126B ディスプレー支持フレーム
126B1 支柱部
126B2 ベース部
130 ディスプレー
132 操作リング
132A 軸部
134 クリック機構
134A クリック溝板金
134B クリックボール
134C クリックバネ
134a クリック溝
136 タッチセンサー
140 軸受
142 ディスプレー駆動部
I1 撮影モード
I2 測光モード
I3 シャッタースピード
I4 絞り値
I5 ISO感度
I6 撮影可能枚数
I7 撮影サイズ
I8 画像品質
I9 [LOCK]のアイコン
L 光軸
Lb ロックボタンのイメージ画像
Pmax 最大値表示位置
Pmin 最小値表示位置
Po 現在設定表示位置
R+ プラス方向
R− マイナス方向
S 接触検出領域
S10〜S17 シャッタースピードの設定処理の手順
S20〜S24 ロック状態とアンロック状態との切り替えの処理手順

Claims (12)

  1. 回転可能な操作ダイヤルと、
    前記操作ダイヤルの上面に備えられる表示部と、
    前記操作ダイヤルの上面への接触を検出する接触検出部と、
    前記操作ダイヤルの上面への接触が検出されるたびにロック状態とアンロック状態とを交互に切り替えるロック状態切替部と、
    前記操作ダイヤルの回転を検出する回転検出部と、
    前記アンロック状態の場合にのみ前記操作ダイヤルの回転に応じて設定を順番に切り替える設定切替部と、
    前記表示部の表示を制御する表示制御部であって、ロックボタンのイメージ画像及び現在選択されている設定を表示させる表示制御部と、
    を備えた設定装置。
  2. 前記接触検出部は、前記ロックボタンのイメージ画像の表示部分への接触を検出する、
    請求項1に記載の設定装置。
  3. 前記接触検出部は、前記ロックボタンのイメージ画像の表示領域に対応した検出領域を有する、
    請求項1又は2に記載の設定装置。
  4. 前記表示制御部は、前記ロック状態と前記アンロック状態とで前記表示部の表示形態を切り替える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の設定装置。
  5. 前記表示制御部は、前記ロック状態と前記アンロック状態とで前記ロックボタンのイメージ画像を切り替える、
    請求項4に記載の設定装置。
  6. 前記表示制御部は、前記ロック状態と前記アンロック状態とで前記ロックボタンのイメージ画像の色を切り替える、
    請求項5に記載の設定装置。
  7. 前記表示制御部は、前記操作ダイヤルの回転中心にロックボタンのイメージ画像を表示させ、かつ、現在設定表示位置に現在選択されている設定を表示させるよう、表示部を制御する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の設定装置。
  8. 前記表示制御部は、前記現在設定表示位置に表示されている設定及び選択可能な設定を同一円周上に並べて表示させる、
    請求項7に記載の設定装置。
  9. 前記表示制御部は、前記現在設定表示位置に表示されている設定を他の選択可能な設定よりも大きく表示させる、
    請求項7または8に記載の設定装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の設定装置を備えたカメラ。
  11. 前記ロック状態の場合に前記操作ダイヤルが回転すると、前記ロック状態であることを音で告知する音声出力部を備えた
    請求項10に記載のカメラ。
  12. 前記ロック状態の場合に、前記ロック状態であることを表示するモニターを備えた
    請求項10に記載のカメラ。
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