本発明の実施形態は、デバイスがデータを受信する際にデバイスの電力消費が低減されることができるようにデータ伝送方法およびデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態が、第1のデバイスにより、候補時点セットを決定すること、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定すること、および第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信することを含むデータ伝送方法を提供する。
第1の態様に関して、第1の可能な実施様態において、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定することを含み、かつ第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。
第1の態様の第1の可能な実施方式に関して、第1の態様の第2の可能な実施様態において、第1のデバイスにより、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点と等しい、または終了時点より後であることを含む。
第1の態様の第2の可能な実施方式に関して、第1の態様の第3の可能な実施様態において、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、方法は、第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディングデータを送信することを開始すること、および第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することであって、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点であることをさらに含む。
第1の態様の第2の可能な実施方式に関して、第1の態様の第4の可能な実施様態において、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、方法は、第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、および第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することであって、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点であることをさらに含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第5の可能な実施様態において、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、第1のデバイスにより、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、第1のデバイスにより、初期バックオフ値Nに応じてクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行すること、第1のデバイスにより、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第1のデバイスにより、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを含み、かつ第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第6の可能な実施様態において、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行することを開始すること、および第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。
第1の態様、または第1の態様の前述の可能な実施様態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第7の可能な実施様態において、第1のデバイスにより、候補時点セットを決定することは、第1のデバイスにより、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定することを含む。
第1の態様の第7の可能な実施方式に関して、第1の態様の第8の可能な実施様態において、チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時点、チャネル上の直交周波数分割多重シンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
第2の態様によれば、本発明の実施形態が、第2のデバイスにより、候補時点セットを決定すること、第2のデバイスにより、候補時点セットにおける各候補時点を決定すること、および第2のデバイスにより、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信することを含むデータ伝送方法を提供する。
第2の態様によれば、第2の態様の第1の可能な実施様態において、第2のデバイスにより、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信することは、第2のデバイスにより、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにすることを含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第2の可能な実施様態において、第2のデバイスにより、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信することは、第2のデバイスにより、各候補時点に応じて各クリアチャネルアセスメントCCA検出の終了時点を決定すること、および第2のデバイスにより、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにすることを含む。
第2の態様、または第2の態様の前述の可能な実施様態のいずれか1つに関して、第2の態様の第3の可能な実施様態において、第2のデバイスにより、候補時点セットを決定することは、第2のデバイスにより、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定することを含む。
第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、第2の態様の第4の可能な実施様態において、チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
第3の態様によれば、本発明の実施形態が、第1のデバイスを提供し、第1のデバイスは、第1の決定ユニットと、第2の決定ユニットと、送信ユニットとを含み、第1の決定ユニットは、候補時点セットを決定するように構成され、第2の決定ユニットは、第1の決定ユニットによって決定された候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように構成され、送信ユニットは、第2の決定ユニットによって決定されたターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信するように構成される。
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、送信ユニットは、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第3の態様の第1の可能な実施方式に関して、第3の態様の第2の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点と等しい、または終了時点より後である。
第3の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の態様の第3の可能な実施様態において、送信ユニットは、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディングデータを送信することを開始すること、およびターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
第3の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の態様の第4の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、およびターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
第3の態様に関して、第3の態様の第5の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、初期バックオフ値Nに応じてクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行すること、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを行うように特に構成され、送信ユニットは、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第3の態様に関して、第3の態様の第6の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、ターゲット候補時点からクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行することを開始するようにさらに構成され、送信ユニットは、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第3の態様、または第3の態様の前述の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第3の態様の第7の可能な実施様態において、第1の決定ユニットは、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
第4の態様によれば、本発明の実施形態が、第2のデバイスを提供し、第2のデバイスは、第1の決定ユニットと、第2の決定ユニットと、受信ユニットとを含み、第1の決定ユニットは、候補時点セットを決定するように構成され、第2の決定ユニットは、第1の決定ユニットによって決定された候補時点セットにおける各候補時点を決定するように構成され、受信ユニットは、第2の決定ユニットによって決定された各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信するように構成される。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実施様態において、受信ユニットは、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
第4の態様に関して、第4の態様の第2の可能な実施様態において、第2の決定ユニットは、各候補時点に応じて各クリアチャネルアセスメントCCA検出の終了時点を決定するようにさらに構成され、受信ユニットは、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
第4の態様、または第4の態様の前述の可能な実施様態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第3の可能な実施様態において、第1の決定ユニットは、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
第5の態様によれば、本発明の実施形態が、第1のデバイスを提供し、第1のデバイスは、プロセッサと、送信機とを含み、プロセッサは、候補時点セットを決定するように構成され、プロセッサは、プロセッサによって決定された候補時点セットからターゲット候補時点を決定するようにさらに構成され、送信機は、プロセッサによって決定されたターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信するように構成される。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の可能な実施様態において、プロセッサは、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、送信機は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第5の態様の第1の可能な実施方式に関して、第5の態様の第2の可能な実施様態において、プロセッサは、候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点と等しい、または終了時点より後である。
第5の態様の第2の可能な実施方式に関して、第5の態様の第3の可能な実施様態において、送信機は、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディングデータを送信することを開始すること、およびターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
第5の態様の第2の可能な実施方式に関して、第5の態様の第4の可能な実施様態において、プロセッサは、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、およびターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
第5の態様に関して、第5の態様の第5の可能な実施様態において、プロセッサは、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、初期バックオフ値Nに応じてクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行すること、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを行うように特に構成され、送信機は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第5の態様に関して、第5の態様の第6の可能な実施様態において、プロセッサは、ターゲット候補時点からクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行することを開始するようにさらに構成され、送信機は、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
第5の態様、または第5の態様の前述の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第5の態様の第7の可能な実施様態において、プロセッサは、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
第6の態様によれば、本発明の実施形態が、第2のデバイスを提供し、第2のデバイスは、プロセッサと、受信機とを含み、プロセッサは、候補時点セットを決定するように構成され、プロセッサは、プロセッサによって決定された候補時点セットにおける各候補時点を決定するようにさらに構成され、受信機は、プロセッサによって決定された各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信するように構成される。
第6の態様に関して、第6の態様の第1の可能な実施様態において、受信機は、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
第6の態様に関して、第6の態様の第2の可能な実施様態において、プロセッサは、各候補時点に応じて各クリアチャネルアセスメントCCA検出の終了時点を決定するようにさらに構成され、受信機は、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
第6の態様、または第6の態様の前述の可能な実施様態のうちのいずれか1つに関して、第6の態様の第3の可能な実施様態において、プロセッサは、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
前述の技術的ソリューションにおいて、第1のデバイスがデータを送信する時点は、候補時点セットにおける候補時点に応じて決定される。この事例において、データを受信する対応する第2のデバイスが、候補時点セットにおける候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してもよい。すなわち、第2のデバイスは、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、前述の技術的ソリューションは、チャネル検出中の第2のデバイスの電力消費を低減することができる。
以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確に、かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のうちのいくつかに過ぎないが、すべてではない。独創的な取組みなしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって獲得される他のすべての実施形態が、本発明の保護範囲に入るものとする。
本発明の実施形態に含まれるデバイスはすべて、LAA−LTEシステムにおけるデバイスである。より詳細には、本発明の実施形態に含まれるデバイスはすべて、LBE動作モードにおいて動作するデバイスである。
本発明の実施形態に含まれるデバイスは、ユーザ機器またはネットワーク側デバイスであることがある。ユーザ機器は、モバイル端末と呼ばれることもあり、例えば、モバイル電話(もしくは「セルラ」電話と呼ばれる)、またはモバイル端末を有するコンピュータである。例えば、ユーザ機器は、ポータブルモバイル装置、ポケットサイズにされたモバイル装置、コンピュータ組込み型のモバイル装置、または車両内モバイル装置であることがあり、本発明において限定されない。ネットワーク側デバイスは、基地局またはアクセスポイント(英語 Access Point、略して「AP」)であることがあり、本発明において限定されない。
本発明の実施形態における第1のデバイス、第2のデバイス、および第3のデバイスにおける「第1の」、「第2の」、「第3の」は、デバイスを区別するようにだけ意図され、デバイスを限定するようには意図されない。
本発明をよりよく理解するのに、本発明の実施形態に含まれる関連する要素が第1に説明される。
クリアチャネルアセスメント(英語 Clear Channel Assessment、略して「CCA」)バックオフ(英語 backoff)
デバイスは、デバイスがデータを送信するチャネルリソースを占有する前に、CCAバックオフを実行する。具体的には、デバイスは、初期バックオフ値として1からqまでの整数Nをランダムに選択し、qは、デバイスの事前設定されたバックオフ閾値と呼ばれることがあり、かつqは、事前設定された1より大きい正の整数である。デバイスが、CCA検出を実行する際、チャネルリソースが占有されていないと決定した場合、Nから1だけ引かれる。デバイスが、CCA検出を実行する際、チャネルリソースが占有されていると決定した場合、バックオフ値は、変更されないままに保たれる。各CCA検出の後に決定されるバックオフ値は、現在のバックオフ値Ncと呼ばれることがある。デバイスが、初期バックオフ値およびCCA検出に応じて初期バックオフ値を漸進的に低減するプロセスは、CCAバックオフと呼ばれることがある。
CCAバックオフの結果
CCAバックオフの結果は、デバイスがCCA検出を実行した後に獲得される現在のバックオフ値Ncを参照する。
バックオフ条件
デバイスがCCA検出を実行した後に決定される現在のバックオフ値Ncが0である場合、CCAバックオフの結果は、バックオフ条件を満たすと見なされ得る。デバイスがCCA検出を実行した後に決定される現在のバックオフ値Ncが0より大きい正の整数である場合、CCAバックオフの結果は、バックオフ条件を満たさないと見なされ得る。
例えば、デバイスが、N=12であると決定し、CCAバックオフを実行することを開始する。デバイスが、第1のCCA検出を実行した後、チャネルリソースが占有されていると決定した場合、デバイスは、第1のCCA検出の後に獲得される現在のバックオフ値が、Nc(1)=N=12であると決定する。デバイスが、第2のCCA検出を実行した後、チャネルリソースが占有されていないと決定した場合、デバイスは、第2のCCA検出の後に獲得される現在のバックオフ値が、Nc(2)=Nc(1)−1=11であると決定する。すなわち、第iのCCA検出が実行された後、チャネルリソースが占有されていると決定された場合、第iのCCA検出の後に獲得される現在のバックオフ値は、Nc(i)=Nc(i−1)である。Nc(i−1)は、第(i−1)のCCA検出の後に得られる現在のバックオフ値である。第iのCCA検出が実行された後、チャネルリソースが占有されていないと決定された場合、第iのCCA検出の後に得られる現在のバックオフ値は、Nc(i)=Nc(i−1)−1であり、iは、1より大きい正の整数であり、Nc(0)=Nである。第jのCCA検出の後に得られる現在のバックオフ値がNc(j)=0である場合、第jのCCA検出の後に得られる現在のバックオフ値Ncは、バックオフ条件を満たすと決定され得る。第jのCCA検出の終了時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点である。jは、N以上の正の整数であることが理解され得る。すなわち、デバイスは、少なくともNのCCA検出を実行する必要がある。
本発明の実施形態において述べられるチャネルまたはチャネルリソースは、アンライントセンススペクトル上のチャネルリソースであることがあり、またはライセンストスペクトル上のチャネルリソースであることがある。
図1は、本発明の実施形態によるデータ伝送方法の概略流れ図である。図1に示される方法は、第1のデバイスによって実行され、第1のデバイスは、LAA−LTEシステムにおけるデバイスであり得る。
101 第1のデバイスが、候補時点セットを決定する。
102 第1のデバイスが、候補時点セットからターゲット候補時点を決定する。
103 第1のデバイスが、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信する。
図1に示される方法によれば、第1のデバイスがデータを送信する時点が、候補時点セットにおける候補時点に応じて決定される。この事例において、データを受信する対応する第2のデバイスが、候補時点セットにおける候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してもよい。すなわち、第2のデバイスは、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、図1に示される方法は、チャネル検出中の第2のデバイスの電力消費を低減することができる。
第1のデバイスは、複数の様態で候補時点セットを決定してよく、このことは、本発明において限定されない。例えば、候補時点セットは、事前構成され、かつ第1のデバイスに記憶されてよい。この事例において、第1のデバイスは、候補時点セットを別のデバイスに送信してよい。さらに別の例に関して、候補時点セットは、第1のデバイスによって決定されてよい。この事例において、第1のデバイスは、候補時点セットを別のデバイスに送信してよい。さらに別の例に関して、候補時点セットは、第3のデバイスによって第1のデバイスおよび第2のデバイスに送信されてよい。第2のデバイスは、第1のデバイスによって送信されたデータを受信するデバイスである。さらに別の例に関して、候補時点セットは、第2のデバイスによって送信されたフィードバック情報に応じて第1のデバイスによって決定される。第2のデバイスは、第1のデバイスによって送信されたデータを受信するデバイスである。
候補時点セットは、柔軟に構成され得る。例えば、候補時点セットは、周期的であること、または非周期的であることがある。候補時点セットは、事前設定された時点のグループを使用することによって表現されることがあり、または候補時点セットは、式を使用することによって表現されることがある。
任意選択で、実施形態において、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定することを含む。この事例において、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてデータを第2のデバイスに送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。
任意選択で、実施形態において、第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスと等しい、またはそれより後であることを含む。
さらに、候補時点セットが、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点を含む場合、ターゲット候補時点は、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点と等しいことがある。候補時点セットが、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点を含まない場合、ターゲット候補時点は、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点であり得る。
任意選択で、実施形態において、ターゲット候補時点が、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、方法は、第1のデバイスにより、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディング(英語 padding)データを送信することを開始すること、および第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することをさらに含む。ターゲット候補時点は、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。このようにして、パディングデータを送信することによって、第1のデバイスは、チャネルリソースが別のデバイスによって占有されることを防止することがある。
任意選択で、別の実施形態において、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、方法は、第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、および第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することであって、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点であることをさらに含む。言い換えると、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後の候補時点であり、チャネルは、候補時点においてアイドルである。
任意選択で、別の実施形態において、第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することは、第1のデバイスにより、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、第1のデバイスにより、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、第1のデバイスにより、初期バックオフ値Nに応じてCCAバックオフプロセスを実行すること、第1のデバイスにより、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第1のデバイスにより、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および第1のデバイスにより、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを含む。第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。ターゲット候補時点は、第2の時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点であり得る。
任意選択で、実施形態において、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを第2のデバイスに送信することは、第1のデバイスにより、ターゲット候補時点からCCAバックオフプロセスを実行することを開始すること、および第1のデバイスにより、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始することを含む。
さらに、第1のデバイスにより、候補時点セットを決定することは、第1のデバイスにより、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定することを含む。チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
図2は、本発明の実施形態によるデータ伝送方法の概略流れ図である。図2に示される方法は、第2のデバイスによって実行され、第2のデバイスは、LAA−LTEシステムにおけるデバイスであり得る。
201 第2のデバイスが、候補時点セットを決定する。
202 第2のデバイスが、候補時点セットにおける各候補時点を決定する。
203 第2のデバイスが、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信する。
図2に示される方法によれば、第2のデバイスは、候補時点セットにおける各候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してよい。すなわち、第2のデバイスは、データを送信することができる、システムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、チャネル検出中の第2のデバイスの電力消費が低減される。第2のデバイスによって受信されるデータは、図1に示される第1のデバイスによって送信され得る。
図1に示される実施形態と同様に、第2のデバイスは、複数の様態で候補時点セットを獲得してよく、このことは、本発明において限定されない。例えば、候補時点セットは、事前構成され、かつ第1のデバイスおよび第2のデバイスに記憶されてよい。別の例に関して、候補時点セットは、事前構成され、かつ第1のデバイスに記憶されてよい。この事例において、第2のデバイスは、第1のデバイスによって送信された候補時点セットを受信してよい。さらに別の例に関して、候補時点セットは、第1のデバイスによって決定されてよい。この事例において、第1のデバイスは、送信時点シーケンスを第2のデバイスに送信してよい。さらに別の例に関して、第2のデバイスが、候補時点セットを示すのに使用されるフィードバック情報を決定し、かつフィードバック情報を、データを送信する第1のデバイスに送信してよい。
候補時点セットは、柔軟に構成され得る。例えば、候補時点セットは、周期的であること、または非周期的であることがある。候補時点セットは、事前設定された時点のグループを使用することによって表現されることがあり、または候補時点セットは、式を使用することによって表現されることがある。このことは、本発明において限定されない。
任意選択で、実施形態において、第2のデバイスにより、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信することは、第2のデバイスにより、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにすることを含む。
任意選択で、実施形態において、第2のデバイスにより、各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信することは、第2のデバイスにより、各候補時点に応じて各CCA検出の終了時点を決定すること、および第2のデバイスにより、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにすることを含む。
さらに、第2のデバイスにより、候補時点セットを決定することは、第2のデバイスにより、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定することを含む。
さらに、第2のデバイスにより、候補時点セットを決定することは、第2のデバイスにより、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定することを含む。チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
本発明を理解するのを助けるのに、以下は、特定の実施形態に関して本発明を説明する。後段に説明される特定の実施形態は、本発明を理解するのを助けるようにだけ意図され、本発明を限定するようには意図されないことに留意されたい。
図3は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略流れ図である。
301 第1のデバイスが、CCAバックオフを実行し、かつCCAバックオフプロセスの終了時点を決定し、CCAバックオフプロセスの終了時点は、CCAバックオフの結果がバックオフ条件を満たす時点である。
特に、第1のデバイスがCCAバックオフを実行することは、以下を含む。すなわち、第1のデバイスが、CCAに応じて、チャネルが占有されていると決定する。第1のデバイスが、初期バックオフ値を決定する。第1のデバイスが、CCAバックオフの結果を決定し、かつCCAバックオフの結果に応じて、バックオフ条件が満たされるかどうかを決定する。第1のデバイスが、CCAバックオフの結果に応じて、バックオフ条件が満たされると決定した場合、第1のデバイスは、CCAバックオフを完了する。第1のデバイスが、CCAバックオフの結果に応じて、バックオフ条件が満たされないと決定した場合、第1のデバイスは、CCAバックオフを実行することを継続する。
302 第1のデバイスが、候補時点セットがCCAバックオフプロセスの終了時点と同一の時点を含むかどうかを決定する。
特に、第1のデバイスが、候補時点セットがCCAバックオフプロセスの終了時点と同一の時点を含むと決定した場合、第1のデバイスは、CCAバックオフプロセスの終了時点がターゲット候補時点であると決定してよい。第1のデバイスが、候補時点セットがCCAバックオフプロセスの終了時点と同一の時点を含まないと決定した場合、第1のデバイスは、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点からターゲット候補時点を選択してよい。ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後の候補時点であり得る。
任意選択で、実施形態において、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である場合、方法は、ステップ303と、ステップ304とをさらに含む。
303 第1のデバイスが、CCAバックオフプロセスの終了時点から、チャネルを使用することによってパディング(英語 padding)データを送信することを開始する。
304 第1のデバイスが、ターゲット候補時点からパディングデータを送信することを停止し、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
すなわち、パディングデータを送信することによって、第1のデバイスは、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネルを占有する。したがって、第1のデバイスは、ターゲット候補時点は、クリアチャネルアセスメントバックオフプロセスの終了時点より後の第1の候補時点であると決定してよい。
ステップ303およびステップ304が実行される場合、第1のデバイスは、チャネルを占有して、別のデバイスがチャネルを先取りすることを防止することがある。
任意選択で、別の実施形態において、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である場合、方法は、ステップ305と、ステップ306とをさらに含むことがある。
305 第1のデバイスが、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始する。
306 第1のデバイスが、ターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止し、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
ステップ305およびステップ306は、現在のバックオフ値が0と等しい後、第1のデバイスが、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である第1の候補時点までCCA検出を実行することを継続することであると見なされ得る。すなわち、第1のデバイスが、CCAバックオフプロセスの終了時点より後の第1の候補時点においてチャネルが占有されていると決定した場合、第1のデバイスは、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である第1の候補時点までCCA検出を実行することを継続する。
307 第1のデバイスが、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを第2のデバイスに送信することを開始する。
308 第2のデバイスが、候補時点セットにおける各候補時点を決定する。
309 第2のデバイスが、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにする。
第1のデバイスは、各送信時点シーケンスにおいて示される各時点からデータを第2のデバイスに送信することを開始しないことがあるが、第2のデバイスは、各送信時点シーケンスにおいて示される各時点からチャネル検出を実行することを開始することが理解され得る。したがって、ステップ308およびステップ309は、ステップ301からステップ307のいずれか1つの前または後に実行されてよい。
図3に示される方法によれば、第1のデバイスがデータを送信する時点は、事前設定された候補時点セットにおける候補時点である。第2のデバイスが、候補時点セットにおける候補時点においてだけチャネル検出を実行することを開始することもして、データを受信するようにする。このようにして、第2のデバイスは、チャネル検出を継続的に実行することを必要とすることなしに、第1のデバイスによって送信されたデータを正確に受信することができる。この事例において、データの受信中の第2のデバイスの電力消費が大幅に低減される。
図4は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略図である。特に、図4に示されるシーケンス図は、図3に示されるデータ伝送方法の実施形態による概略図である。
図4に示される時点t1、t2、t5、およびt6は、候補時点セットにおける別々に4つの連続的な候補時点である。言い換えると、4つの時点t1、t2、t5、およびt6は、データが送信され得る時点である。したがって、第2のデバイスが、4つの時点においてチャネル検出を実行して、データを受信する準備をするようにすることがある。第1のデバイスが、時点t3からCCAバックオフを実行することを開始する。時点t4は、第1のデバイスのCCAバックオフの結果がバックオフ条件を満たす時点である。時点t4は、候補時点ではない。この事例において、第1のデバイスが、時点t4から、チャネルを使用することによってパディングデータを送信することを開始する。時点t5は、候補時点セットにおける候補時点である。したがって、時点t5から、第1のデバイスは、パディングデータを送信することを停止し、チャネル上でデータを送信することを開始する。
図5は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略図である。特に、図5に示されるシーケンス図は、図3に示されるデータ伝送方法の別の実施形態による概略図である。
図5に示される時点t1、t2、t5、およびt6は、候補時点セットにおける別々に4つの連続的な候補時点である。言い換えると、4つの時点t1、t2、t5、およびt6は、データが送信され得る時点である。したがって、第2のデバイスが、4つの時点においてチャネル検出を実行して、データを受信する準備をするようにすることがある。第1のデバイスが、時点t3からCCAバックオフを実行することを開始する。時点t4は、第1のデバイスのCCAバックオフの結果がバックオフ条件を満たす時点である。時点t4は、候補時点ではない。この事例において、第1のデバイスが、時点t4からCCA検出を実行することを開始する。時点t4から時点t5までのCCA検出に応じて、チャネルが占有されていないことが見出された場合、第1のデバイスは、時点t5から、チャネルを使用することによってデータを送信することを開始することがある。図5に示されるCCA検出は、時点t4から時点t5までのすべてのCCA検出を参照することが理解され得る。
図6は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略流れ図である。
601 第1のデバイスが、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定し、Nminは、正の整数である。
特に、第1のデバイスは、以下の式を使用することによって第1のバックオフ閾値Nminを決定することがある。すなわち、
シンボル
は、端数切上げを表し、Δtは、候補時点セットにおける2つの候補時点間の最大時間間隔を表し、かつΔCCAは、CCA検出のタイムスロット持続時間を表す。
602 第1のデバイスが、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定し、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数である。
603 第1のデバイスが、初期バックオフ値Nに応じてCCAバックオフプロセスを実行する。
604 第1のデバイスが、バックオフが[0,Nmin]の範囲内に低下した場合、候補時点セットからターゲット候補時点を決定する。
特に、第1のデバイスは、第2の時点を決定することがあり、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点である。第1のデバイスは、第2の時点より後であり、かつ第2の時点より早くない候補時点セットにおける第1の候補時点をターゲット候補時点として決定してよい。ターゲット候補時点において、チャネルは、アイドルである。式1.1によれば、現在のバックオフ値Ncが、バックオフ中にNminから0に変化する時間周期は、候補時点セットにおける少なくとも1つの候補時点を含む。したがって、第1のデバイスは、候補時点セットからターゲット候補時点を決定することがある。無論、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点である。
605 第1のデバイスが、決定されたターゲット候補時点からチャネル上でデータを第2のデバイスに送信することを開始する。
606 第2のデバイスが、候補時点セットにおける各時点を決定する。
607 第2のデバイスが、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにする。
第1のデバイスは、各候補時点からデータを第2のデバイスに送信することを開始しないことがあるが、第2のデバイスは、各候補時点からチャネル検出を実行することを開始することが理解され得る。したがって、ステップ606およびステップ607は、ステップ601からステップ605のいずれか1つの前または後に実行されてよい。
図6に示される方法によれば、第1のデバイスがデータを送信する時点は、事前設定された候補時点セットにおける候補時点である。第2のデバイスが、候補時点セットにおける候補時点においてだけチャネル検出を実行することも開始して、データを受信するようにする。このようにして、第2のデバイスは、チャネル検出を継続的に実行することを必要とすることなしに、第1のデバイスによって送信されたデータを正確に受信することができる。この事例において、データの受信中の第2のデバイスの電力消費が大幅に低減される。
図7は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略図である。特に、図7に示されるシーケンス図は、図6に示されるデータ伝送方法による概略図である。
図7に示される時点t1、t3、およびt5は、候補時点セットにおける3つの連続的な候補時点である。言い換えると、3つの時点t1、t3、およびt5は、データが送信され得る時点である。したがって、第2のデバイスが、3つの時点においてチャネル検出を実行して、データを受信する準備をするようにすることがある。時点t2は、第1のデバイスがCCAバックオフを実行することを開始する時点である。時点t2において、第1のデバイスの現在のバックオフ値Ncは、初期バックオフ値Nと等しい、時点t4は、現在のバックオフ値NcがNminと等しい時点である。第1のデバイスが、現在のバックオフ値Ncが0と等しいまでCCAバックオフを実行することを継続した場合、現在のバックオフ値が0と等しい時点は、時点t6である。第1のデバイスは、時点t4の後の第1の候補時点から、チャネルを使用することによってデータを送信することを開始することがあることが見て取られ得る。さらに、第1のデバイスは、CCAバックオフの結果がNcが0と等しいことになる前にデータを送信することを開始する。
図8は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略流れ図である。
801 第1のデバイスが、候補時点セットからターゲット候補時点を決定する。
802 第1のデバイスが、ターゲット候補時点からCCAバックオフを実行することを開始する。
803 第1のデバイスが、CCAバックオフの結果がバックオフ条件を満たす時点からチャネル上でデータを第2のデバイスに送信することを開始する。
804 第2のデバイスが、候補時点セットにおける各候補時点を決定する。
805 第2のデバイスが、各候補時点に応じて各CCA検出の終了時点を決定する。
各候補時点は、CCAバックオフの開始時点であることがあり、かつCCA検出の持続時間は知られているため、第2のデバイスは、各候補時点に応じて各CCA検出の終了時点を決定してよい。
806 第2のデバイスが、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにする。
図8に示される方法によれば、CCAバックオフが実行されることが開始される時点が、事前設定された候補時点セットに応じて決定され、各CCA検出の持続時間は知られている。したがって、各CCA検出の終了時点も知られている。第1のデバイスがデータを送信する開始時点は、CCA検出の終了時点である。したがって、第2のデバイスは、各CCA検出の終了時点においてチャネルリソースをリッスンすることを開始してよい。このようにして、第2のデバイスは、CCA検出中にチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、第2のデバイスの電力消費が低減される。
図9は、本発明の別の実施形態によるデータ伝送方法の概略図である。特に、図9に示されるシーケンス図は、図8に示されるデータ伝送方法による概略図である。
図9に示される時点t1、t3、およびt5は、候補時点セットにおける3つの連続的な候補時点である。第2のデバイスが、各候補時点に応じて各CCA検出の終了時点を決定し、かつ各CCA検出の終了時点においてチャネル検出を実行して、データを受信するようにすることがある。候補時点t1において、チャネルリソースが占有されている。チャネルリソースは、時点t2からアイドルになる。第1のデバイスが、時点t2の後の第1の候補時点(すなわち、時点t3)からCCAバックオフを実行することを開始する。時点t4において、CCAバックオフの結果が、バックオフ条件を満たす。第1のデバイスが、時点t4からデータを送信することを開始する。
図10は、本発明の実施形態による第1のデバイスの構造ブロック図である。図10に示されるとおり、第1のデバイス1000は、第1の決定ユニット1001と、第2の決定ユニット1002と、送信ユニットと1003とを含む。
第1の決定ユニット1001は、候補時点セットを決定するように構成される。
第2の決定ユニット1002は、第1の決定ユニット1001によって決定された候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように構成される。
送信ユニット1003は、第2の決定ユニット1002によって決定されたターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信するように構成される。
図10に示される第1のデバイス1000がデータを送信する時点は、候補時点セットにおける候補時点に応じて決定される。この事例において、データを受信する対応するデバイスが、候補時点セットにおける候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してもよい。すなわち、データを受信するデバイスは、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。第1のデバイス1000によれば、チャネル検出中、データを受信するデバイスの電力消費が低減されることができる。
任意選択で、実施形態において、第2の決定ユニット1002は、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成される。送信ユニット1003は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
さらに、第2の決定ユニット1002は、候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点と等しい、または終了時点より後である。
さらに、送信ユニット1003は、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディングデータを送信することを開始すること、およびターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
さらに、第2の決定ユニット1002は、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、およびターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
任意選択で、別の実施形態において、第2の決定ユニット1002は、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、初期バックオフ値Nに応じてクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行すること、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを行うように特に構成される。送信ユニット1003は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
任意選択で、別の実施形態において、第2の決定ユニット1002は、ターゲット候補時点からクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行することを開始するようにさらに構成される。送信ユニット1003は、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
任意選択で、実施形態において、第1の決定ユニット1001は、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
図11は、本発明の実施形態による第2のデバイスの構造ブロック図である。図11に示されるとおり、第2のデバイス1100は、第1の決定ユニット1101と、第2の決定ユニット1102と、受信ユニット1103とを含む。
第1の決定ユニット1101は、候補時点セットを決定するように構成される。
第2の決定ユニット1102は、第1の決定ユニット1101によって決定された候補時点セットにおける各候補時点を決定するように構成される。
受信ユニット1103は、第2の決定ユニット1102によって決定された各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信するように構成される。
図11に示される第2のデバイス1100は、候補時点セットにおける各候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してよい。すなわち、第2のデバイス1100は、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、チャネル検出中の第2のデバイス1100の電力消費が低減される。
任意選択で、実施形態において、受信ユニット1103は、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
任意選択で、別の実施形態において、第2の決定ユニット1102は、各候補時点に応じて各クリアチャネルアセスメントCCA検出の終了時点を決定するようにさらに構成される。受信ユニット1103は、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
任意選択で、実施形態において、第1の決定ユニット1101は、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
図12は、本発明の実施形態による第1のデバイスの構造ブロック図である。図12に示されるとおり、第1のデバイス1200は、プロセッサ1201と、送信機1202とを含む。
プロセッサ1201は、候補時点セットを決定するように構成される。
プロセッサ1201は、プロセッサ1201によって決定された候補時点セットからターゲット候補時点を決定するようにさらに構成される。
送信機1202は、プロセッサ1201によって決定されたターゲット候補時点に応じてチャネル上でデータを送信するように構成される。
図12に示される第1のデバイス1200がデータを送信する時点は、候補時点セットにおける候補時点に応じて決定される。この事例において、データを受信する対応するデバイスが、候補時点セットにおける候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してもよい。すなわち、データを受信するデバイスは、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。第1のデバイス1200によれば、チャネル検出中、データを受信するデバイスの電力消費が低減されることができる。
任意選択で、実施形態において、プロセッサ1201は、クリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスの終了時点に応じて候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成される。送信機1202は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
さらに、プロセッサ1201は、候補時点セットからターゲット候補時点を決定するように特に構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点と等しい、または終了時点より後である。
さらに、送信機1202は、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でパディングデータを送信することを開始すること、およびターゲット候補時点からチャネル上でパディングデータを送信することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
さらに、プロセッサ1201は、ターゲット候補時点が、CCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける候補時点である場合、CCAバックオフプロセスの終了時点からCCA検出を実行することを開始すること、およびターゲット候補時点からCCA検出を実行することを停止することを行うようにさらに構成され、ターゲット候補時点は、チャネルがアイドルであり、かつCCAバックオフプロセスの終了時点より後である候補時点セットにおける第1の候補時点である。
任意選択で、別の実施形態において、プロセッサ1201は、候補時点セットに応じて第1のバックオフ閾値Nminを決定することであって、Nminは、正の整数であること、[Nmin,q]から初期バックオフ値Nを決定することであって、qは、第1のデバイスの事前設定されたバックオフ閾値であり、かつqは、Nminより大きい正の整数であること、初期バックオフ値Nに応じてクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行すること、現在のバックオフ値Ncを決定すること、第2の時点を決定することであって、第2の時点は、現在のバックオフ値Ncが第1のバックオフ閾値Nminと等しい時点であること、および候補時点セットからターゲット候補時点を決定することであって、ターゲット候補時点は、第2の時点より早くなく、ターゲット候補時点は、第3の時点より早く、かつ第3の時点は、現在のバックオフ値Ncが0と等しい時点であることを行うように特に構成される。送信機1202は、ターゲット候補時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
任意選択で、別の実施形態において、プロセッサ1201は、ターゲット候補時点からクリアチャネルアセスメントCCAバックオフプロセスを実行することを開始するようにさらに構成される。送信機1202は、CCAバックオフプロセスの終了時点からチャネル上でデータを送信することを開始するように特に構成される。
任意選択で、実施形態において、プロセッサ1201は、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
図13は、本発明の実施形態による第2のデバイスの構造ブロック図である。図13に示されるとおり、第2のデバイス1300は、プロセッサ1301と、受信機1302とを含む。
プロセッサ1301は、候補時点セットを決定するように構成される。
プロセッサ1301は、プロセッサ1301によって決定された候補時点セットにおける各候補時点を決定するようにさらに構成される。
受信機1302は、プロセッサ1301によって決定された各候補時点に応じてチャネル上でデータを受信するように構成される。
図13に示される第2のデバイス1300は、候補時点セットにおける各候補時点に応じて、データが受信されることができる時点を決定してよい。すなわち、第2のデバイス1300は、データが送信されることができ、かつシステムにおいて指定された時点においてだけチャネル検出を実行してよく、他の時点においてチャネル検出を継続的に実行する必要がない。したがって、チャネル検出中の第2のデバイス1300の電力消費が低減される。
任意選択で、実施形態において、受信機1302は、各候補時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
任意選択で、別の実施形態において、プロセッサ1301は、各候補時点に応じて各クリアチャネルアセスメントCCA検出の終了時点を決定するようにさらに構成される。受信機1302は、各CCA検出の終了時点においてチャネル上でチャネル検出を実行して、チャネル上でデータを受信するようにするように特に構成される。
任意選択で、実施形態において、プロセッサ1301は、チャネル上の事前設定された時点に応じて候補時点セットを決定するように特に構成される。
チャネル上の事前設定された時点は、以下の時点、すなわち、チャネル上の直交周波数分割多重(英語 Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略して「OFDM」)シンボルの開始時点、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点、チャネル上のタイムスロットの開始時点、チャネル上のデータサブフレームの開始時点、チャネル上のデータフレームの開始時点、またはチャネル上のM個のサンプリング周期の開始時点のうちのいずれか1つであり、Kは、1より大きい正の整数であり、かつMは、正の整数である。
例えば、事前設定された時点が、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である場合、候補時点セットにおける第1の候補時点は、システムフレーム番号がnであるデータフレームの開始時点であり、nは、正の整数である、またはnは、0と等しいことがある。候補時点セットにおける他の候補時点は、チャネル上のMのサンプリング周期の開始時点である。例えば、Mは、560または624と等しいことがある。
別の例に関して、事前設定された時点が、チャネル上のOFDMシンボルの各1/Kに対応する時点である場合、Kの値は、2または3であり得る。すなわち、チャネル上のOFDMシンボルの各1/2または各1/3が、候補時点セットにおける候補時点として使用される。
無論、候補時点セットにおける候補時点は、チャネル上のサブフレームの複数の時点であり得る。1つのサブフレームにおける候補時点、および1つのサブフレームにおける候補時点の数量は、サンプリング周期と関係付けられていることがある。例えば、576のサンプリング周期における30の候補時点、および560のサンプリング周期における24の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。576のサンプリング周期における30の候補時点は、サブフレームにおいて合計で30の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、576のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。同様に、560のサンプリング周期における24の候補時点は、サブフレームにおいて合計で24の候補時点が設定されることを意味し、各候補時点は、560のサンプリング周期のうちの1つの開始時点である。すなわち、サブフレームは、合計で54の候補時点を含み得る。54の候補時点のうちの30の候補時点は、576のサンプリング周期の開始時点であり、54の候補時点のうちの24の候補時点は、560のサンプリング周期の開始時点である。54の候補時点の配列順序は、限定されない。別の例に関して、640のサンプリング周期における9の候補時点、および624のサンプリング周期における40の候補時点が、1つのサブフレームにおいて事前設定され得る。この事例において、サブフレームは、合計で49の候補時点を含む。49の候補時点のうちの9の候補時点は、640のサンプリング周期の開始時点であり、49の候補時点のうちの40の候補時点は、624のサンプリング周期の開始時点である。
当業者は、本明細書において開示される実施形態において説明される例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せによって実施され得ることを認識してよい。その機能がハードウェアまたはソフトウェアによって実行されるかどうかは、特定のアプリケーションおよび技術的ソリューションの設計制約条件に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに関して説明される機能を実施するのに異なる方法を使用してよいが、実施様態は、本発明の範囲を超えないと見なされるべきである。
便利で簡単な説明の目的で、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な機能プロセスに関して、前述の方法実施形態における対応するプロセスが参照されてよいことが当業者によって明確に理解されてよく、詳細が説明されることはない。
本出願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されるシステム、装置、および方法は、他の様態で実施されてよいことを理解されたい。例えば、説明される装置実施形態は、例示的であるに過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的な機能分割であるに過ぎず、実際の実施様態において他の分割であり得る。例えば、複数のユニットまたは構成要素が、組み合わされること、もしくは別のシステムに統合されることがあり、またはいくつかの機能が、無視されること、もしくは実行されないことがある。さらに、表示される、または説明される相互の結合または直接の結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実施されてよい。装置またはユニットの間の間接的な結合もしくは通信接続は、電子形態、機械形態、または他の形態で実施され得る。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であることがあり、またはそうでないことがあり、ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであることがあり、またはそうでないことがあり、1つの位置に位置付けられることがあり、または複数のネットワークユニット上に分散されることがある。ユニットのうちのいくつか、またはすべてが、実施形態のソリューションの目的を実現する実際の必要性に応じて選択されてよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれることがあり、またはユニットの各々が物理的に単独で存在することがあり、または2つ以上のユニットが1つのユニットに組み込まれる。
機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、かつ独立した製品として販売される、または使用される場合、機能は、コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本発明の技術的ソリューションは、基本的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的ソリューションの一部分が、ソフトウェア製品の形態で実施され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本発明の実施形態において説明される方法のステップのすべてまたは一部分を実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)またはプロセッサ(processor)に命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができるいずれかの媒体を含む。
前述の説明は、本発明の特定の実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するようには意図されない。本発明において開示される技術的範囲内で当業者によって容易に考案されるいずれの変形または置換も、本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象であるものとする。