JP6489896B2 - 電子モジュール - Google Patents

電子モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6489896B2
JP6489896B2 JP2015066582A JP2015066582A JP6489896B2 JP 6489896 B2 JP6489896 B2 JP 6489896B2 JP 2015066582 A JP2015066582 A JP 2015066582A JP 2015066582 A JP2015066582 A JP 2015066582A JP 6489896 B2 JP6489896 B2 JP 6489896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
coil
core
wiring
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015066582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016186999A (ja
Inventor
庸平 藤井
庸平 藤井
岡本 真
真 岡本
昌義 木村
昌義 木村
俊正 杉原
俊正 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2015066582A priority Critical patent/JP6489896B2/ja
Priority to US15/080,283 priority patent/US10276292B2/en
Publication of JP2016186999A publication Critical patent/JP2016186999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6489896B2 publication Critical patent/JP6489896B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • H01F2027/2809Printed windings on stacked layers

Description

本発明は、電子モジュールに関し、詳しくは、コア及びコイルが組み込まれている多層基板を有する電子モジュールに関する。
基板に各種電子部品を実装して形成する電子モジュールの一種としてDC−DCコンバーターが知られている。一般的なDC−DCコンバーターでは、磁性材料からなるコアとコイルとが組み合わされてなるコアコイル部品であるトランスやインダクタが基板上に表面実装されている。
近年、DC−DCコンバーターが組み込まれる機器において、薄型化並びに小型化が重要な課題となっている。このため、DC−DCコンバーターにおいても、小型化が望まれている。
そこで、DC−DCコンバーターに実装される電子部品のうち、比較的高さが高い部品であるコアコイル部品の薄型化が試みられている。ここで、高さを抑えたトランスとして、薄型の積層シートコイルを複数枚積層して形成される積層コイルを採用したトランスがある。このようなトランスとしては、例えば、特許文献1に示される電子回路装置に搭載されているトランスが知られている。
この特許文献1に開示されているトランスは、各積層シートコイルに設けられている導電体の電気的接続が、各積層シートコイルに設けられた接続孔に埋設された接続孔配線(スルーホール配線又はビア配線)を通じて行われている。
ところで、DC−DCコンバーターにおいては、更なる薄型化に対応すべく、上記したようなトランスをDC−DCコンバーターの多層基板に直接組み込むことが試みられている。詳しくは、DC−DCコンバーターのベースとなる多層基板における所定の領域に、コアが挿通されるコア挿通孔を設け、このコア挿通孔を囲むように各層にコイルの一部となるコイル配線パターンを形成する。そして、各層のコイル配線パターンは、特許文献1のトランスと同様に、各層に設けられた接続孔に埋設された接続孔配線、すなわち、スルーホール配線又はビア配線を通じて電気的に接続する。これにより多層基板内にコイルが形成される。そして、上記したコア挿通孔にコアが挿通されることにより、多層基板にトランスが形成される。この場合、トランスが多層基板に直接組み込まれるので、厚さ方向の寸法が更に短縮化され、DC−DCコンバーターの薄型化に貢献する。
特開2012−134291号公報
上記したようなトランスが組み込まれている多層基板においては、各層のコイル配線パターンをつなぐスルーホール配線等は、通常、他の電子部品が実装される領域に形成されており、他の電子部品は、これらスルーホール配線の上を避けて実装されている。
ところで、DC−DCコンバーターにおいては、小型化及び実装する電子部品の高密度化も要望されている。しかしながら、上記のようにスルーホール配線等が電子部品の実装領域に存在していると、電子部品の実装に活用できる基板表面の面積が減少し、これらの要望に応えるのは難しい。
そこで、上記したスルーホール配線等の代わりに、コア挿通孔の内壁面に、いわゆる端面スルーホールを形成し、この端面スルーホールにより各層のコイル配線パターンを電気的に接続することが行われている。この場合、他の電子部品の実装を阻害しないので、DC−DCコンバーターの小型化及び高密度実装に貢献する。
しかしながら、端面スルーホールは、コアに臨んでいるので、コアと接触して短絡を起こすおそれがある。また、コア挿通孔の内壁面は、円柱状のコアの外形に沿うように曲面となっている。このような曲面部分に端面スルーホールを形成すると、その形成の過程でバリが出やすく、端面スルーホールの導電体部分を含むバリが生じると、短絡を更に起こし易くなる。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、コアと端面スルーホールとの短絡の発生を抑制できる電子モジュールを提供することにある。
本発明は、コア挿通孔が形成され、多数の配線層が積層されてなる多層基板と、磁性材料で形成され、前記コア挿通孔に挿通されるコアと、を備え、前記多層基板は、前記配線層のそれぞれにおける前記コア挿通孔を囲む位置に形成された複数のコイル配線パターンと、前記コア挿通孔の内壁面に形成され、前記複数のコイル配線パターンを電気的に接続してコイルを形成する端面スルーホールと、を含み、前記コア挿通孔は、平面視が多角形形状をなし、その多角形形状の辺に相当する部分の内壁面に凹部が設けられており、前記凹部に前記端面スルーホールが形成されている、電子モジュールである。
コア挿通孔は、平面視が多角形形状をなしている。そのため多層基板にコア挿通孔を形成する際に、その切断面は直線状になるので、コア挿通孔の内壁面の端面スルーホールが形成された部分に導電体のバリが生ずる虞を低減することができる。それによってコア挿通孔の内壁面に形成された端面スルーホールにコアの外周面が接する虞を低減することができる。
更に、コア挿通孔は、その多角形形状の辺に相当する部分の内壁面に凹部が設けられている。そして、端面スルーホールは、コア挿通孔の内壁面の凹部に形成されている。つまり、端面スルーホールは、コア挿通孔に挿通されるコアの外周面から離間した位置に位置付けられることになる。それによってコア挿通孔の内壁面に形成された端面スルーホールにコアの外周面が接する虞を更に低減することができる。
これにより本発明によれば、コア挿通孔の内壁面に形成された端面スルーホールにコアの外周面が接することによってコアと端面スルーホールとが短絡する虞を低減することができるという作用効果が得られる。
本発明によれば、コア挿通孔の内壁面に形成された端面スルーホールにコアの外周面が接することによってコアと端面スルーホールとが短絡する虞を低減することができる。
本発明の実施形態に係る電子モジュールを示した斜視図である。 コアの構造を示した斜視図である 第1層目のコアコイル領域を示した平面図である。 第2層目のコアコイル領域を示した平面図である。 第3層目のコアコイル領域を示した平面図である。 貫通孔が形成された中間製品を示した平面図である。 貫通孔が形成された第1層目のコアコイル領域を示した平面図である。 貫通孔が形成された第2層目のコアコイル領域を示した平面図である。 貫通孔が形成された第3層目のコアコイル領域を示した平面図である。 端面スルーホールが形成された回路基板を示した平面図である。
本発明を適用した電子モジュールとしてのDC−DCコンバーター(以下、コンバーターという)2の形態について、図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示すように、コンバーター2は、回路基板4と、この回路基板4の表面に実装されている電子部品6と、この回路基板4の一部に組み込まれているコアコイル領域8とを有している。
回路基板4は、ウェハース状に絶縁体と配線パターンとが積み重ねられてなる多層基板である。そして、この回路基板4の表面に実装された電子部品6は、コンバーター2を構成するために必要な機能を備えた各種の電子機能部品(LSI等)である。
コアコイル領域8は、図1において、仮想線で囲まれた部分であり、インダクタの機能を発揮する。この部分においては、回路基板4の内部にコイルが設けられており、このコイルと協働してインダクタを形成するコア12が回路基板4に嵌め込まれている。
コア12は、フェライトからなり、図2に示すように、蓋板14と本体16とを有している。
蓋板14は、図2(a)に示すように、平面視形状が扁平な八角形をなした板状体である。
本体16は、図2(b)に示すように、平面視形状が蓋板14と同様な八角形をなしている底板18と、この底板18の中心に設けられた円柱状の中心軸20と、この中心軸20を囲むように底板18の側面から上方へ延びる一対の側壁22、24とを有している。これら蓋板14と本体16とは、重ね合わされ、例えば、接着剤で固定されることにより、図2(c)に示すようなコア12となる。
このコア12は、回路基板4におけるコアコイル領域8の所定位置に設けられた中心軸用挿通孔26及び側壁用切欠28、30に中心軸20及び側壁22、24がそれぞれ嵌め込まれ、その状態で、蓋板14が本体16に固定されることにより、回路基板4に組み込まれる。
次に、回路基板4内に設けられているコイルについて説明する。このコイルの態様については、コアコイル領域8の製造の手順を説明することにより明らかとなるので、斯かる製造の手順と併せて説明する。
回路基板4は、一般的な多層基板の製造方法、例えば、ビルドアップ工法により製造される。ここで、上記した絶縁体の素材としては、例えば、エポキシ樹脂やポリイミドが用いられ、配線パターンの素材としては、例えば、銅が用いられる。
まず、ビルドアップ工法により、各層に配線パターンが形成された回路基板4の中間製品72を得る。
この中間製品72では、上記した多層基板の製造過程において、他の配線パターンと同時にコアコイル領域8にコイル配線パターン32が設けられる。各層のコイル配線パターン32及びその周囲の態様について以下に説明する。ここで、本実施形態におけるコイルは、3層のコイル配線パターン32を有している。
第1層目のコアコイル領域8に相当する部分には、図3に示すように、コア12の側壁22、24が挿通される側壁用切欠28、30が設けられており、これら側壁用切欠28、30の間に位置付けられた絶縁体からなるコイル形成部34が存在している。このコイル形成部34には、その中央にコア12の中心軸20が挿通される中心軸用挿通孔26が形成される予定の孔形成予定部36が存在している。
ここで、孔形成予定部36すなわち中心軸用挿通孔26の形状について説明する。この中心軸貫通孔26は、多角形形状をなしており、本実施形態では、略八角形をなしている。詳しくは、八角形の8つの辺のうち、左斜め下及び右斜め下に位置付けられる2つの辺38、40がコア12の中心軸20から離れる方向、すなわち、中心軸20の径方向外側に向かって退避するように設けられている。つまり、斯かる退避した2つの辺38、40の部分は、中心軸用挿通孔26にコア12の中心軸20が挿通された際に、中心軸20と接触することを避けることができる位置に位置付けられている。ここで、図3中において左側の退避した辺を第1退避辺38とし、右側の退避した辺を第2退避辺40とする。なお、これら退避した2つの辺の部分以外の辺の部分はコア12の中心軸20とは接触しても構わない。
第1層目のコイル形成部34には、上記した孔形成予定部36を囲むように螺旋状の第1コイル配線42が形成されている。この第1コイル配線42は、コイル形成部34の付け根の左側に位置付けられている基端部44から右回りに延びるようにコイル形成部34を螺旋状に1周し、その先端部46が巻き始めの基端部44の付近、すなわち上記した第1退避辺38とオーバーラップする位置に位置付けられている。この先端部46は第1接続部48となる。なお、第1コイル配線42の基端部44は、回路基板4の所定の配線パターン50とつながっている。
第2層目のコアコイル領域8に相当する部分には、図4に示すように、第1層目と同じく側壁用切欠28、30及びコイル形成部34が設けられている。第2層目における第2コイル配線52は、図4に示すように、第1層目の孔形成予定部36と同じ形状の孔形成予定部36を囲むようにコイル形成部34の上に設けられている。但し、この第2コイル配線52は、図4から明らかなように、一部がストレートに切り欠かれたストレート切欠54を有する環状をなしている。そして、このストレート切欠54の左右両側には、第1退避辺38及び第2退避辺40とオーバーラップするように孔形成予定部36側にせり出した左側せり出し部56及び右側せり出し部58が設けられている。ここで、左側せり出し部56は第2接続部60となり、右側せり出し部58は第3接続部62となる。
第3層目のコアコイル領域8に相当する部分には、図5に示すように、第1層目及び第2層目と同じく側壁用切欠28、30及びコイル形成部34が設けられている。第3層目のコイル形成部34には、上記した第1層目の孔形成予定部36と同形状の孔形成予定部36を囲むように螺旋状の第3コイル配線64が形成されている。この第3層目における第3コイル配線64は、図5から明らかなように、コイル形成部34の付け根の右側に位置付けられている基端部66から左回りに延びるようにコイル形成部34を螺旋状に1周し、その先端部68が巻き始めの基端部66の付近、すなわち上記した第2退避辺40とオーバーラップする位置に位置付けられている。この先端部68は第4接続部70となる。なお、第3コイル配線64の基端部66は、回路基板4の所定の配線パターン51とつながっている。
以上のように、中間製品72のコアコイル領域8においては、これら第1コイル配線42、第2コイル配線52及び第3コイル配線64が、それぞれの間に絶縁体(コイル形成部34)を介在させた状態で、この順番に積層されて一体化されている。そして、第1コイル配線42の第1接続部48と第2コイル配線52の第2接続部60とがオーバーラップし、第2コイル配線52の第3接続部62と第3コイル配線64の第4接続部70とがオーバーラップしている。
このような状態の中間製品72に対しては、次いで、孔あけ加工が施される。詳しくは、上記した孔形成予定部34の第1退避辺38と重なる位置に第1層目から第3層目にかけて貫かれる第1貫通孔74を設けるとともに、上記した孔形成予定部34の第2退避辺40と重なる位置に第1層目から第3層目にかけて貫かれる第2貫通孔76を設ける。
本実施形態においては、図6に示すように、第1退避辺38に沿って円形の貫通孔78を複数個穿設していく。このとき、各貫通孔78は互いに部分的に重なるように設けるとともに、各貫通孔78の中心が第1退避辺38上に位置するようにする。第2退避辺40の部分についても第1退避辺38の部分と同様にして円形の貫通孔78を複数個穿設していく。これにより、中間製品72には、長孔形状の第1貫通孔74及び第2貫通孔76が形成される。これらの第1貫通孔74及び第2貫通孔76が設けられた各層の態様を図7〜9に示す。
第1層目においては、図7から明らかなように、第1接続部48の部分に第1貫通孔74が位置付けられている。これにより、第1接続部48の第1コイル配線42は、第1貫通孔74の内壁にて露出することになる。一方、第2貫通孔76は、第1コイル配線42と重なることなく、コイル形成部34の所定位置に位置付けられている。
第2層目においては、図8から明らかなように、第2接続部60の部分に第1貫通孔74が位置付けられ、第3接続部62の部分に第2貫通孔76が位置付けられている。そして、第2コイル配線52は、第1貫通孔74の内壁及び第2貫通孔76の内壁にて露出することになる。
第3層目においては、図9から明らかなように、第4接続部70の部分に第2貫通孔76が位置付けられている。これにより、第4接続部70の第3コイル配線64は、第2貫通孔76の内壁にて露出することになる。一方、第1貫通孔74は、第3コイル配線64と重なることなく、コイル形成部34の所定位置に位置付けられている。
次に、第1貫通孔74及び第2貫通孔76の内壁に、公知の方法にて、銅めっきが施され、導通ビアが形成される。この導通ビアは、各層間の配線を電気的に接続する。本実施形態においては、第1コイル配線42の第1接続部48と第2コイル配線52の第2接続部60とが、第1貫通孔74の導通ビアにより電気的に接続される。更に、第2コイル配線52の第3接続部62と第3コイル配線64の第4接続部70とが、第2貫通孔76の導通ビアにより電気的に接続される。これにり、第1コイル配線42、第2コイル配線52及び第3コイル配線64が電気的につながり、3層のコイル配線パターン32が連結されて3巻きのコイルが形成される。
次に、コイルが形成された中間製品72の孔形成予定部36に打ち抜き加工を施し、中心軸用挿通孔26を設ける。ここで、中心軸用挿通孔26の形状は、上記したように、第1退避辺38及び第2退避辺40を有する略八角形形状である。そして、第1退避辺38及び第2退避辺40の部分が第1貫通孔74及び第2貫通孔76の部分に重なるので、第1貫通孔74及び第2貫通孔76は略半分が削り取られ、いわゆる端面スルーホール78、78が形成される。つまり、八角形形状の辺に相当する部分の内壁面に凹部77が設けられ、この凹部77に端面スルーホール78が形成される。ここで、端面スルーホールとは、基板の端面に設けられた凹溝を導電体で覆い、各層の回路パターン間を電気的に接続する層間配線のことをいう。
このようにして、中心軸用挿通孔26が形成された中間製品72には、まず、コア12の本体16の中心軸20が中心軸用挿通孔26に挿通されるとともに側壁22、24が側壁用切欠28、30に挿通される。その後、回路基板4の上面から突出した中心軸20及び側壁22、24の上部に蓋板14が接着固定され、コア12が回路基板4に組み込まれる。これにより、回路基板4にインダクタが形成される。
その後、回路基板4に他の電子部品6等が実装されることにより、本発明に係るコンバーター2が得られる。
本発明に係るコンバーター2の回路基板4においては、図10から明らかなように、中心軸用挿通孔26が、従来のような円形ではなく、直線的な辺からなる略八角形(多角形)であるので、端面スルーホール78を直線部分に形成することができるため、打ち抜きの際にバリの発生を抑制することができる。
また、端面スルーホール78を他の電子部品6が実装される部分ではなく、中心軸用挿通孔26の縁に形成しているので、他の電子部品6を実装できる部分の面積を広くとれる。このため、回路基板4の小型化及び実装する電子部品の実装密度を高めることに貢献する。
更に、端面スルーホール78は、八角形形状の中心軸用挿通孔26における退避した辺の部分に形成されている。つまり、八角形形状の中心軸用挿通孔26において、その八角形形状の辺に相当する部分の内壁面に設けられた凹部77に端面スルーホール78が設けられている。これにより、端面スルーホール78は、コア12の中心軸20から離れる方向に退避した位置に位置付けられることになる。その結果、端面スルーホール78とコア12の中心軸20との間にギャップgを設けることができ、コア12と端面スルーホール78との短絡を防止することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上記した実施形態では、中心軸用挿通孔の形状を八角形状としたが、角の数は特に限定されず、八角よりも角が多い多角形でも、八角よりも角が少ない多角形でも構わない。これらの場合、多角形形状の辺に相当する部分の内壁面に凹部が設けられており、この凹部に端面スルーホールが形成されていればよい。
2 コンバーター
4 回路基板
6 電子部品
8 コアコイル領域
12 コア
20 中心軸
22、24 側壁
26 中心軸用挿通孔
32 コイル配線パターン
38 第1退避辺
40 第2退避辺
42 第1コイル配線
48 第1接続部
52 第2コイル配線
60 第2接続部
62 第3接続部
64 第3コイル配線
70 第4接続部
77 凹部
78 端面スルーホール

Claims (1)

  1. コア挿通孔が形成され、多数の配線層が積層されてなる多層基板と、
    磁性材料で形成され、前記コア挿通孔に挿通されるコアと、を備え、
    前記多層基板は、前記配線層のそれぞれにおける前記コア挿通孔を囲む位置に形成された複数のコイル配線パターンと、前記コア挿通孔の内壁面に形成され、前記複数のコイル配線パターンを電気的に接続してコイルを形成する端面スルーホールと、を含み、
    前記コア挿通孔は、平面視が多角形形状をなし、その多角形形状の角と角との間の直線的な辺に相当する部分の内壁面に凹部が設けられており、前記凹部に前記端面スルーホールが形成されている、電子モジュール。
JP2015066582A 2015-03-27 2015-03-27 電子モジュール Active JP6489896B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066582A JP6489896B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 電子モジュール
US15/080,283 US10276292B2 (en) 2015-03-27 2016-03-24 Electronic module with polygonal core insertion hole

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066582A JP6489896B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 電子モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016186999A JP2016186999A (ja) 2016-10-27
JP6489896B2 true JP6489896B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=56976274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015066582A Active JP6489896B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 電子モジュール

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10276292B2 (ja)
JP (1) JP6489896B2 (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3148356A (en) * 1959-09-14 1964-09-08 Jr George A Hedden Printed circuit connector
JPS62134213U (ja) * 1986-02-17 1987-08-24
JPH069121U (ja) * 1992-06-30 1994-02-04 日立フェライト株式会社 コモンモードチョークコイル
US7145787B2 (en) * 1994-04-26 2006-12-05 Comarco Wireless Technologies, Inc. Programmable power supply
JPH1032129A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Tdk Corp 薄型コイル部品とその製造方法
US6073339A (en) * 1996-09-20 2000-06-13 Tdk Corporation Of America Method of making low profile pin-less planar magnetic devices
US7180397B1 (en) * 2004-02-20 2007-02-20 Tyco Electronics Power Systems, Inc. Printed wiring board having edge plating interconnects
JP4802615B2 (ja) * 2005-08-26 2011-10-26 パナソニック電工株式会社 Lc複合部品
US8502632B2 (en) * 2008-04-24 2013-08-06 Panasonic Corporation Transformer, power converter, lighting device, lighting device for vehicle, and vehicle using the same
US8928449B2 (en) * 2008-05-28 2015-01-06 Flextronics Ap, Llc AC/DC planar transformer
TWM357691U (en) * 2008-11-07 2009-05-21 Delta Electronics Inc Transformer
JP2012134291A (ja) 2010-12-21 2012-07-12 Sanken Electric Co Ltd 電子回路装置
KR101323690B1 (ko) * 2011-06-10 2013-10-30 (주) 네톰 엣지형 다이폴 안테나 구조 및 이를 구비한 피씨비
US9633772B2 (en) * 2013-03-14 2017-04-25 Gentex Corporation Solderable planar magnetic components
KR102203090B1 (ko) * 2013-12-20 2021-01-14 주식회사 솔루엠 변압기 및 어댑터
US9620278B2 (en) * 2014-02-19 2017-04-11 General Electric Company System and method for reducing partial discharge in high voltage planar transformers

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016186999A (ja) 2016-10-27
US20160284464A1 (en) 2016-09-29
US10276292B2 (en) 2019-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5041897B2 (ja) シールド機能を有するインダクタ形成型配線基板
US8325002B2 (en) Power inductor structure
US20130321117A1 (en) Planar transformer and method of manufacturing the same
JP5056080B2 (ja) 多層プリント配線板及びその製造方法
KR20110042151A (ko) 자기 전기적 장치
US20140049353A1 (en) Inductor and method of manufacturing inductor
JP6766740B2 (ja) プリント配線基板およびスイッチングレギュレータ
JP2008021788A (ja) 積層インダクタ
CN106992056B (zh) 线圈部件
WO2017134761A1 (ja) キャパシタ内蔵多層配線基板及びその製造方法
US8004382B2 (en) Inductor device, and method of manufacturing the same
JP2009016504A (ja) インダクタ内蔵型多層配線基板
JP2020198336A (ja) コイル部品
JP2013207149A (ja) トロイダルコイル
JP2008176626A (ja) 非接触データキャリア、非接触データキャリア用配線板
US11282623B2 (en) Coil component and method of manufacturing same
JP6477991B2 (ja) Lcデバイス、lcデバイスの製造方法
JP6508434B2 (ja) 基板モジュール
JP6489896B2 (ja) 電子モジュール
JP2013207151A (ja) トランス
JP2021044294A (ja) インダクタ部品
JP2021052105A (ja) インダクタ部品
WO2017188077A1 (ja) インダクタ部品
JP6841370B2 (ja) コイル部品
JP6777698B2 (ja) コイル部品

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6489896

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250