JP6484341B2 - 外科用ステープル留めデバイス - Google Patents

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Description

本開示は、概して、外科用ステープル留めデバイスに関し、より具体的には、アンビルおよびカートリッジアセンブリを接近させるため、整列ピンを前進させるため、ならびにカートリッジアセンブリからステープルの配列を放出するための単一のプッシャを有する、外科用ステープル留めデバイスに関する。
圧縮された生体組織を通してステープルの平行な列を適用するために使用される外科用ステープル留めデバイスは、当技術分野で周知であり、例えば、離断に先立つ、切除に先立つ、または吻合における組織もしくは器官の閉鎖のために、ならびに胸部および腹部手技における器官の閉塞のために一般的に使用されている。
典型的には、そのような外科用ステープル留めデバイスは、アンビルアセンブリと、外科用ステープルの配列を支持するためのカートリッジアセンブリと、アンビルアセンブリとカートリッジアセンブリとを接近させるための接近機構と、カートリッジアセンブリとアンビルアセンブリとの間で組織を捕捉するため、ならびに接近および発射中にカートリッジアセンブリとアンビルアセンブリとの間で整列を維持するための整列ピンアセンブリと、カートリッジアセンブリから外科用ステープルを放出するための発射機構とを含む。接近機構および発射機構は、概して、ステープルの接近ならびに発射を達成するための異なるアクチュエータを含む。整列ピンアセンブリは、アンビルと係合するようにカートリッジアセンブリから整列ピンを前進させるように手動で操作されることができるか、または代替として、整列ピンアセンブリは、接近機構の動作時に自動的に作動させられることができる。手動操作型整列ピンアセンブリを有する器具では、整列ピンアセンブリ用のアクチュエータは、器具のハンドルから間隔を置かれたた場所に配置される。
Pruittの米国特許第4,930,503号(特許文献1)は、そのような外科用ステープル留めデバイスを開示する。Pruittの器具は、手動操作型整列ピンアセンブリと、回転可能ノブアクチュエータを含む接近機構と、旋回可能トリガを含む発射機構とを含む。使用時、外科医は、最初に、ノブアクチュエータを回転させることによって、アンビル部材とカートリッジ部材とを接近させなければならない。
次に、外科医は、器具の中心本体部分上に支持されるノブを前進させることによって、整列ピンアセンブリを前進させることができる。その後、器具は、器具の静止ハンドルに向かってトリガを旋回させることによって、発射されることができる。
Burdorffの米国特許第5,697,543号(特許文献2)も、接近機構と、発射機構と、整列ピン機構とを有する外科用ステープル留めデバイスを開示する。接近および発射機構の各々は、異なる旋回可能トリガアクチュエータを含む。整列ピン機構は、接近機構の作動時に、整列ピンアセンブリが自動的に前進させられるように、接近機構に動作可能に関連付けられる。
公知の従来技術の外科用ステープラは、いくつかの点を欠いている。第1に、器具の接近および発射を達成するための複数のアクチュエータの使用は、器具の製造ならびに動作を複雑にし、大抵の場合、外科医が器具を保持して動作させるために両手を使用することを要求する。第2に、整列ピンアセンブリが接近機構に動作可能に関連付けられる器具は、外科医が整列ピンアセンブリを接近に先立って前進させることを好み得るという事実にもかかわらず、器具が整列ピンアセンブリを前進させるために接近させられることを要求する。対照的に、整列ピンアセンブリが手動で前進させられる器具は、典型的には、外科医が整列ピンアセンブリを作動させるために第2の手を使用することを要求する。
したがって、片手で外科医によって動作させられることができ、自動的に、または手動で前進させられることができる整列ピンアセンブリを含む外科用ステープル留めデバイスの継続的必要性が存在する。
米国特許第4,930,503号明細書 米国特許第5,697,543号明細書
本開示の一側面では、外科用ステープル留めデバイスが提供される。外科用ステープル留めデバイスは、フレームと、アンビルと、プッシャと、クランプ締めプレートアセンブリと、カートリッジと、ホルダと、ステープル留めプレートとを含む。フレームは、近位端および遠位端を有する。アンビルは、フレームの遠位端上に支持され、プッシャは、フレームの近位端上に支持される。プッシャは、後退位置と前進位置との間でフレームに対して移動可能である。クランプ締めプレートアセンブリは、フレームによって支持され、近位端および遠位端を有する。クランプ締めプレートアセンブリは、後退位置と前進位置との間でフレームに対して移動可能である。カートリッジは、クランプ締めプレートアセンブリの遠位端上に支持され、クランプ締めプレートアセンブリのその後退位置と前進位置との間の移動に応答して、非接近位置と接近位置との間でアンビルに対して移動可能である。カートリッジは、後退位置と前進位置との間で移動可能である整列ピンを含む。ホルダは、フレーム上に支持され、整列ピンのその後退位置と前進位置との間の移動を達成するように移動可能である。ステープル留めプレートは、フレームによって支持され、後退位置と前進位置との間で移動可能である。プッシャは、プッシャのその後退位置と前進位置との間の移動が、ホルダ、クランプ締めプレートアセンブリ、およびステープル留めプレートのそれぞれの後退位置と前進位置との間の移動を達成するように、ホルダ、クランプ締めプレートアセンブリ、およびステープル留めプレートに動作可能に関連付けられる。
いくつかの実施形態では、外科用ステープル留めデバイスは、第1の端部と、第2の端部とを含む、第1の旋回部材を含み得る。第1の端部は、フレームに旋回可能に結合され得、第2の端部は、プッシャの長手方向移動が、第1の旋回部材の回転を達成して、クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動を達成するように、プッシャおよびクランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合され得る。クランプ締めプレートアセンブリの近位端は、垂直スロットを画定し得、第1の旋回部材の第2の端部は、第1の旋回部材がフレームに対して回転するにつれ、クランプ締めプレートアセンブリの垂直スロットに沿って移動し得る。プッシャは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し得る。第1の旋回部材の第2の端部は、第1の旋回部材がプッシャの移動に応答してフレームに対して回転可能である垂直部分から、第1の旋回部材がプッシャの移動に応答してフレームに対して回転可能ではない水平部分まで移動可能であり得る。
外科用ステープル留めデバイスはさらに、第1の端部と、第2の端部と、中間部分とを含む第2の旋回部材を含み得ることが考慮される。第1の端部は、ホルダに動作可能に結合され得、第2の端部は、フレームに旋回可能に結合され得る。中間部分は、プッシャの長手方向移動を介したクランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動が、第2の旋回部材を回転させて、クランプ締めプレートアセンブリに対するホルダの長手方向移動を達成するように、クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合され得る。クランプ締めプレートアセンブリは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し得る。第2の旋回部材の中間部分は、第2の旋回部材がクランプ締めプレートアセンブリの移動に応答してフレームに対して回転可能であるクランプ締めプレートアセンブリのスロットの垂直部分内の位置から、第2の旋回部材がクランプ締めプレートアセンブリの移動に応答してフレームに対して回転しないクランプ締めプレートアセンブリのスロットの水平部分内の位置まで移動可能であり得る。第2の旋回部材の第2の端部は、第2の旋回部材の中間部分から半径方向にオフセットされ得る。
ホルダは、垂直スロットを画定し得、第2の旋回部材の第2の端部は、第2の旋回部材がフレームに対して回転するにつれ、ホルダの垂直スロットに沿って移動し得ることが想定される。
いくつかの実施形態では、ステープル留めプレートは、プッシャの長手方向移動が、ステープル留めプレートの対応する長手方向移動をもたらすように、プッシャに動作可能に関連付けられ得る。
外科用ステープル留めデバイスは、カートリッジに隣接して移動可能に配置されているステープル押し部材を含み得、ステープル留めプレートは、ステープル留めプレートの長手方向移動に応答して、ステープル押し部材が長手方向に移動するように、ステープル押し部材と当接し得ることが考慮される。
外科用ステープル留めデバイスはさらに、フレームの近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリを含み得ることが想定される。フレームと、プッシャと、クランプ締めプレートアセンブリと、アンビルと、カートリッジと、ホルダと、ステープル留めプレートとを含む装填ユニットが提供され得る。装填ユニットは、ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成され得る。
本開示の別の側面では、フレームと、プッシャと、クランプ締めプレートアセンブリと、ホルダと、ステープル留めプレートとを含む外科用ステープル留めデバイスが提供される。フレームは、近位端および遠位端を有する。プッシャは、フレームの近位端上に支持され、後退位置と前進位置との間でフレームに対して移動可能である。クランプ締めプレートアセンブリは、フレームによって支持され、近位端および遠位端を有する。クランプ締めプレートアセンブリは、後退位置と前進位置との間でカートリッジの移動を達成するように、後退位置と前進位置との間でフレームに対して移動可能である。ホルダは、フレーム上に支持され、後退位置と前進位置との間で整列ピンの移動を達成するように移動可能である。ステープル留めプレートは、フレームによって支持され、後退位置と前進位置との間で移動可能である。プッシャは、プッシャのその後退位置と前進位置との間の移動が、ホルダ、クランプ締めプレートアセンブリ、およびステープル留めプレートのそれぞれの後退位置と前進位置との間の移動を達成するように、ホルダ、クランプ締めプレートアセンブリ、およびステープル留めプレートに動作可能に関連付けられる。
外科用ステープル留めデバイスはさらに、フレームの近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリを含み得ることが想定される。フレームと、プッシャと、クランプ締めプレートアセンブリと、ホルダと、ステープル留めプレートとを含む装填ユニットが提供され得る。装填ユニットは、ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成される。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
外科用ステープル留めデバイスであって、前記外科用ステープル留めデバイスは、
近位端および遠位端を有するフレームと、
前記フレームの前記遠位端上に支持されているアンビルと、
前記フレームの前記近位端上に支持されているプッシャであって、前記プッシャは、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能である、プッシャと、
前記フレームによって支持されているクランプ締めプレートアセンブリであって、前記クランプ締めプレートアセンブリは、近位端および遠位端を有し、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能である、クランプ締めプレートアセンブリと、
前記クランプ締めプレートアセンブリの前記遠位端上に支持されているカートリッジであって、前記カートリッジは、前記クランプ締めプレートアセンブリのその後退位置と前進位置との間の移動に応答して、非接近位置と接近位置との間で前記アンビルに対して移動可能であり、前記カートリッジは、後退位置と前進位置との間で移動可能である整列ピンを含む、カートリッジと、
前記フレーム上に支持されているホルダであって、前記ホルダは、前記整列ピンのその後退位置と前進位置との間の移動を達成するように移動可能である、ホルダと、
前記フレームによって支持されているステープル留めプレートであって、前記ステープル留めプレートは、後退位置と前進位置との間で移動可能である、ステープル留めプレートと
を備え、
前記プッシャは、前記プッシャのその後退位置と前進位置との間の移動が、前記ホルダ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、および前記ステープル留めプレートのそれぞれの後退位置と前進位置との間の移動を達成するように、前記ホルダ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、および前記ステープル留めプレートに動作可能に関連付けられている、
外科用ステープル留めデバイス。
(項目2)
第1の旋回部材をさらに備え、前記第1の旋回部材は、
前記フレームに旋回可能に結合されている第1の端部と、
第2の端部と
を含み、
前記第2の端部は、前記プッシャおよび前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動は、前記第1の旋回部材の回転を達成し、前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動を達成する、項目1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目3)
前記クランプ締めプレートアセンブリの前記近位端は、垂直スロットを画定し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記クランプ締めプレートアセンブリの前記垂直スロットに沿って移動する、項目2に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目4)
前記プッシャは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記垂直部分から、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能ではない前記水平部分まで移動可能である、項目2に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目5)
第2の旋回部材をさらに備え、前記第2の旋回部材は、
前記ホルダに動作可能に結合されている第1の端部と、
前記フレームに旋回可能に結合されている第2の端部と、
中間部分と
を含み、
前記中間部分は、前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動を介した前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動は、前記第2の旋回部材を回転させ、前記クランプ締めプレートアセンブリに対する前記ホルダの長手方向移動を達成する、項目1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目6)
前記クランプ締めプレートアセンブリは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記中間部分は、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記クランプ締めプレートアセンブリの前記スロットの前記垂直部分内の位置から、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転しない前記クランプ締めプレートアセンブリの前記スロットの前記水平部分内の位置まで移動可能である、項目5に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目7)
前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材の前記中間部分から半径方向にオフセットされている、項目6に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目8)
前記ホルダは、垂直スロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記ホルダの前記垂直スロットに沿って移動する、項目6に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目9)
前記ステープル留めプレートは、前記プッシャの長手方向移動が前記ステープル留めプレートの対応する長手方向移動をもたらすように、前記プッシャに動作可能に関連付けられている、項目1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目10)
前記カートリッジに隣接して移動可能に配置されているステープル押し部材をさらに備え、前記ステープル留めプレートは、前記ステープル留めプレートの長手方向移動に応答して、前記ステープル押し部材が長手方向に移動するように、前記ステープル押し部材と当接している、項目1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目11)
前記フレームの前記近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリをさらに備えている、項目1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目12)
前記フレーム、前記アンビル、前記プッシャ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、前記カートリッジ、前記ホルダ、および前記ステープル留めプレートは、前記ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成されている装填ユニットを画定する、項目11に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目13)
外科用ステープル留めデバイスであって、前記外科用ステープル留めデバイスは、
近位端および遠位端を有するフレームと、
前記フレームの前記近位端上に支持されているプッシャであって、前記プッシャは、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能である、プッシャと、
前記フレームによって支持されているクランプ締めプレートアセンブリであって、前記クランプ締めプレートアセンブリは、近位端および遠位端を有し、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能であり、カートリッジの後退位置と前進位置との間の移動を達成する、クランプ締めプレートアセンブリと、
前記フレーム上に支持されているホルダであって、前記ホルダは、整列ピンの後退位置と前進位置との間の移動を達成するように移動可能である、ホルダと、
前記フレームによって支持されているステープル留めプレートであって、前記ステープル留めプレートは、後退位置と前進位置との間で移動可能である、ステープル留めプレートと
を備え、
前記プッシャは、前記プッシャのその後退位置と前進位置との間の移動が、前記ホルダ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、および前記ステープル留めプレートのそれぞれの後退位置と前進位置との間の移動を達成するように、前記ホルダ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、および前記ステープル留めプレートに動作可能に関連付けられている、
外科用ステープル留めデバイス。
(項目14)
第1の旋回部材をさらに備え、前記第1の旋回部材は、
前記フレームに旋回可能に結合されている第1の端部と、
第2の端部と
を含み、
前記第2の端部は、前記プッシャおよび前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動は、前記第1の旋回部材の回転を達成し、前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動を達成する、項目13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目15)
前記クランプ締めプレートアセンブリの前記近位端は、垂直スロットを画定し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記クランプ締めプレートアセンブリの前記垂直スロットに沿って移動する、項目14に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目16)
前記プッシャは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記垂直部分から、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能ではない前記水平部分まで移動可能である、項目14に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目17)
第2の旋回部材をさらに備え、前記第2の旋回部材は、
前記ホルダに動作可能に結合されている第1の端部と、
前記フレームに旋回可能に結合されている第2の端部と、
中間部分と
を含み、
前記中間部分は、前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動を介した前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動は、前記第2の旋回部材を回転させ、前記クランプ締めプレートアセンブリに対する前記ホルダの長手方向移動を達成する、項目13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目18)
前記クランプ締めプレートアセンブリは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記中間部分は、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記クランプ締めプレートアセンブリの前記スロットの前記垂直部分内の位置から、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転しない前記クランプ締めプレートアセンブリの前記スロットの前記水平部分内の位置まで移動可能である、項目17に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目19)
前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材の前記中間部分から半径方向にオフセットされている、項目18に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目20)
前記ホルダは、垂直スロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記ホルダの前記垂直スロットに沿って移動する、項目18に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目21)
前記ステープル留めプレートは、前記プッシャの長手方向移動が前記ステープル留めプレートの対応する長手方向移動をもたらすように、前記プッシャに動作可能に関連付けられている、項目13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目22)
前記カートリッジに隣接して移動可能に配置されているステープル押し部材をさらに備え、前記ステープル留めプレートは、前記ステープル留めプレートの長手方向移動に応答して前記ステープル押し部材が長手方向に移動するように、前記ステープル押し部材と当接している、項目13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目23)
前記フレームの前記近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリをさらに備えている、項目13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
(項目24)
前記フレーム、前記アンビル、前記プッシャ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、前記カートリッジ、前記ホルダ、および前記ステープル留めプレートは、前記ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成されている装填ユニットを画定する、項目23に記載の外科用ステープル留めデバイス。
図面を参照して、本開示される外科用ステープル留め装置の実施形態が本明細書に説明される。
図1は、装填ユニットを含む、本開示される外科用ステープル留めデバイスの一実施形態の側面図である。 図2は、ハンドルアセンブリから分断された装填ユニットを図示する図1に示される外科用ステープル留めデバイスの側面図である。 図3は、図1に示される装填ユニットの斜視図である。 図4は、装填ユニットのフレームの一部が切り取られた図3に示される装填ユニットの斜視図である。 図5は、図3に示される装填ユニットの部品が分離された斜視図である。 図6は、装填ユニットのカートリッジアセンブリを図示する図5に示される詳細な指示領域の拡大図である。 図7は、カートリッジと、整列ピンと、ステープルプッシャアセンブリと、複数のステープルとを含むカートリッジアセンブリの部品が分離された斜視図である。 図8は、図6のカートリッジアセンブリが分離された図3の装填ユニットの斜視図である。 図9は、第1の旋回部材を図示する図5に示される詳細な指示領域の拡大図である。 図10は、後退位置におけるクランプ締めプレートアセンブリを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図11は、部分前進位置におけるクランプ締めプレートアセンブリを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図12は、完全前進位置におけるクランプ締めプレートアセンブリを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図13は、図12に示される詳細な指示領域の拡大図である。 図14は、第2の旋回部材を図示する図5に示される詳細な指示領域の拡大図である。 図15は、クランプ締めプレートアセンブリに対する後退位置におけるホルダを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図16は、クランプ締めプレートアセンブリに対する部分後退位置におけるホルダを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図17は、クランプ締めプレートアセンブリに対する完全後退位置におけるホルダを図示するように部品が除去された図3の装填ユニットの側面図である。 図18は、図17に示される詳細な指示領域の拡大図である。 図19は、図8の断面線19−19に沿って得られた断面図である。 図20は、部品が除去された図3の装填ユニットの斜視図である。 図21は、ホルダが除去された図20の装填ユニットの斜視図である。 図22は、アンビルおよびカートリッジアセンブリが除去された図21の装填ユニットの拡大図である。 図23は、後退位置にクランプ締めプレートアセンブリ、ホルダ、およびステープル留めプレートを伴う、図20の断面線23−23に沿って得られた拡大断面図である。 図24は、組織をクランプ締めして保持するように完全前進位置にクランプ締めプレートアセンブリおよびホルダ、ならびに部分前進位置にステープル留めプレートを伴う、図23に示される装填ユニットの遠位端を図示する。 図25は、組織のステープル留めを達成するように完全前進位置にステープル留めプレートを伴う、図23に示される装填ユニットの遠位端を図示する。
ここで、類似参照番号がいくつかの図の各々における対応する要素を指定する図面を参照して、本開示される外科用ステープル留めデバイスの実施形態が、詳細に説明される。
本明細書で使用される場合、遠位という用語は、臨床医から最も遠い器具のその部分を指す一方、近位という用語は、臨床医に最も近い器具のその部分を指す。加えて、本明細書で使用される場合、臨床医という用語は、医師、看護師、および支援要員を含む、医療スタッフを指す。
図1および2を参照すると、本開示される外科用ステープル留めデバイスは、概して、参照番号10と指定される。外科用ステープル留めデバイス10は、ハンドルアセンブリ12と、ハンドルアセンブリ12の遠位端14に結合されるアダプタアセンブリ20と、アダプタアセンブリ20の遠位端22に結合される外科用装填ユニット30とを含む。ハンドルアセンブリ12は、静止ハンドル16と、旋回可能トリガ17とを有する本体15を含む。トリガ17は、トリガ17の作動が駆動シャフト23を長手方向に平行移動させるように、駆動シャフト23に動作可能に結合される。装填ユニット30がアダプタアセンブリ20に結合されているとき、駆動シャフト23は、以下で詳細に議論されるであろうように、駆動シャフト23の長手方向平行移動が装填ユニット30の3つの異なる機構の動作を達成するように、装填ユニット30に係合する。手動係合部材またはサムボタン24は、本体15の各側面上にスライド可能に位置付けられる。サムボタン24は、駆動シャフト23に動作可能に関連付けられ、アダプタアセンブリ20内で駆動シャフト23を後退させるように、臨床医によって近位に引かれることができる。
図1−5を参照すると、装填ユニット30は、カートリッジアセンブリ32とアンビルアセンブリ34との間に配置される組織をクランプ締めし、ステープルで留めるように構成される。装填ユニット30は、アダプタアセンブリ20の遠位端22に選択的に接続可能である。いくつかの実施形態では、装填ユニット30は、電気機械ハンドルアセンブリ、外科用ロボットシステム、または任意の他の好適な作動機構に選択的に直接接続可能であり得る。装填ユニット30は、近位端38aおよび遠位端38bを有するフレーム36を含む。フレーム36は、結合部材40を介してアダプタアセンブリ20に取り外し可能に結合される。結合部材40は、近位端40aおよび遠位端40bを有する。近位端40aは、結合部材40の突起42とアダプタアセンブリ20の遠位端22上に形成される係合構造(図示せず)との間の嵌合係合を介して、アダプタアセンブリ20の遠位端22に取り外し可能に結合されるように構成される。結合部材40の遠位端40bは、一対の突起43を含み、一対の突起43は、結合部材40をフレーム36に固定するために、フレーム36の近位端38aに形成された対応して成形された穴37内で受け取られる。
フレーム36は、第1の側面44aと、第1の側面44aから間隔を置かれたた第2の側面44bとを有する。フレーム36の第1および第2の側面44a、44bは、以下で詳細に説明されるであろうように、装填ユニット30の種々の移動構成要素を受け取る長手方向チャネル46(図3)を画定する。フレーム36の遠位端38bは、フック状構成を有し、フレーム36の長手方向軸X(図3)に対して垂直に延びている。フレーム36の遠位端38bは、アンビルアセンブリ34を支持し、カートリッジアセンブリが前進位置にあるとき、アンビルアセンブリ34をカートリッジアセンブリ32と並んだ位置に置くように、アンビルアセンブリ34に対してカートリッジアセンブリ32の移動を誘導する。
フレーム36の中間部分45は、各側面フレーム44a、44b内の第1の開口部または旋回穴48を画定し、それは、第1の旋回部材140を受け取る。中間部分45はまた、各側面フレーム44a、44b内の第2の開口部または旋回穴50も画定し、それは、以下でさらに詳細に説明されるであろうように、第2の旋回部材200を受け取る。
図3−5を参照すると、アンビルアセンブリ34は、フレーム36の遠位端38b上に支持されるアンビル52を含む。アンビル52は、アンビル52の表面に形成される複数のステープルポケット54を画定し、ステープルポケット54は、カートリッジアセンブリ32から放出されるステープルを形成するように構成される。アンビル52は、以下でさらに詳細に説明されるであろうように、整列ピン96の通過のために構成される孔56を画定する。
アンビルアセンブリ34はさらに、補剛材プレート58と、スペーサプレート66と、T字トラック70とを含む。補剛材プレート58は、垂直部分58aと、水平部分58bとを有する。補剛材プレート58の垂直部分58aは、アンビル52のチャネル52a内に配置され、切り込み58cを画定する。切り込み58cは、アンビル52の孔56と整列し、以下でさらに詳細に議論されるであろうように、整列ピン96の遠位端96aを受け取るように構成される。補剛材プレート58の水平部分58bは、インターロック部材64を受け取るように寸法を決定される切り欠き60を画定する。組み立てられた状態で、補剛材プレート58の垂直部分58aは、各それぞれのフレーム側面44a、44bの垂直部分47a、48bの間に位置付けられる。
スペーサプレート66は、一対の脚部66a、66b(図5)を含み、一対の脚部66a、66bは、補剛材プレート58とアンビル52との間のアンビル52のチャネル52a内で、補剛材プレート58の反対側に位置付けられる。アンビルアセンブリ34は、使用中に組織に引っ掛かる可能性が低い平滑表面を提供するように、アンビル52、補剛材プレート58、およびスペーサプレート66の上端を覆って位置付けられるキャップ68を含む。
アンビルアセンブリ34のT字トラック70は、補剛材プレート58の水平部分58bを受け取るチャネル72を画定する。T字トラック70は、インターロック64が位置付けられる空洞を画定するように、水平部分58bの切り欠き60の周囲に位置付けられる。
アンビルアセンブリ34の構成要素は、リベット73を使用して、フレーム側面44a、44bに固定される。代替として、ねじ、ピン、溶接等を含む、他の留め部材が、アンビルアセンブリ34の構成要素をフレーム側面44a、44bに固定するために使用され得る。実施形態では、アンビルアセンブリ34の構成要素は、ステンレス鋼で形成される。代替として、必要強度要件を有する金属を含む他の材料が、アンビルアセンブリ34の構成要素のうちのいくつかまたは全てを形成するために使用されることができる。
図5−8を参照すると、カートリッジアセンブリ32は、装填ユニット30の長手方向軸と平行な軸に沿って、アンビルアセンブリ34から間隔を置かれた位置から、組織をクランプ締めし、ステープルで留めるためのアンビルアセンブリ34と接近した位置まで移動可能である。カートリッジアセンブリ32は、カートリッジ80と、プッシャアセンブリ90と、複数のステープル91と、整列ピン96とを含む。カートリッジ80は、第1または垂直部分80aと、第1の部分80aから垂直に延びている第2または水平部分80bとを有する。第1の部分80aは、カートリッジ80の各対向側に画定される細長いスロット82を有する。各細長いスロット82は、クランプ締めプレートアセンブリ110(図8)のそれぞれのクランプ締めプレート116上に形成される細長い突起128を受け取り、カートリッジアセンブリ32をクランプ締めプレートアセンブリ110に摩擦で固定するように構成される。カートリッジ80の第1の部分80aは、ステープル受け取りスロット86の配列を画定する遠位に向けられた組織係合表面84と、ステープル受け取りスロット86と連通する近位に対面する空洞88とを有する。
ステープルプッシャアセンブリ90は、第1の部分80aの空洞88内に移動可能に配置される複数の独立して移動可能なステープル押し部材90a、90bを含む。各押し部材90a、90bは、複数の指部92を含み、複数の指部92は、それぞれのステープル受け取りスロット86内でスライド可能に受け取られる。指部92は、スロット86内の指部92の前進がスロット86からのステープル91の放出を達成するように、スロット86内でステープル91の近位に位置付けられる。図示されるように、ステープルプッシャアセンブリ90は、プッシャアセンブリ90を形成する2つのプッシャ部材90a、90bを含む。いくつかの実施形態では、プッシャアセンブリ90は、1つ以上のプッシャ部材を含むように修正され得る。例えば、カートリッジアセンブリ32は、単一のプッシャ部材または3つの独立して移動可能なプッシャ部材を含むことができる。
カートリッジ80の第2または水平部分80bは、フレーム36(図3)によって画定される長手方向軸「X」と平行に延びており、ガイドチャネル94(図7)を画定する。第2の部分80bは、整列ピン96、チャネルカバー98、およびばね100を支持する。整列ピン96は、ガイドチャネル94の中でスライド可能に支持され、近位端96aと、遠位端96bとを有する。チャネルカバー98は、ガイドチャネル94を閉鎖するように、カートリッジ80の第2の部分80bの近位端83に接続される。ばね100は、ガイドチャネル94内で整列ピン96を後退位置に弾力的に付勢するために、カートリッジ80の水平部分80bの遠位端と整列ピン96の近位端96aとの間でガイドチャネル94内に配置される。整列ピン96の近位端96aは、オリフィス102を画定する。オリフィス102は、以下で詳細に説明されるように、ホルダ180の前進が整列ピン96の前進を達成するように、整列ピンホルダ180(図23)の当接部材191を受け取るように構成される。
カートリッジ80の遠位に向けられた面84は、ガイドチャネル94と同軸であり、それと連通している孔104(図6)を画定する。孔104は、以下でさらに詳細に議論されるであろうように、整列ピン96の遠位端96bを受け取って、整列ピン96が、カートリッジ80のガイドチャネル94内から、アンビル孔56(図24および25)を通って、アンビルアセンブリ34の補剛材プレート58に形成された切り込み58cの中へ延びることを可能にするように寸法を決定される。
再度、図3−5を参照すると、外科用ステープル留めデバイス10の装填ユニット30は、クランプ締めプレートアセンブリ110、整列ピンホルダ180、およびステープル留めプレート220を含む3つの機構を含む。クランプ締めプレートアセンブリ110は、カートリッジアセンブリ32およびアンビルアセンブリ34を接近させるように動作し、ホルダ180は、後退位置と前進位置との間で整列ピン96を前進させるように動作し、ステープル留めプレート220は、ステープル押し部材90a、90bを移動させてカートリッジ80から組織の中へステープル91を放出するように動作する。クランプ締めプレートアセンブリ110、整列ピンホルダ180、およびステープル留めプレート220は、プッシャ105の移動に応答して、後退位置と前進位置との間で、フレーム36のフレーム側面44aおよび44bの間に移動可能に支持される。プッシャ105は、以下でさらに詳細に議論されるであろうように、ステープル留めデバイス10のハンドルアセンブリ12のトリガ17の移動が、プッシャ105の移動を達成し、したがって、クランプ締めプレートアセンブリ110、ホルダ180、およびステープル留めプレート220の動作を達成するように、装填ユニット30がステープル留めデバイス10に結合されているとき、ステープル留めデバイス10の駆動シャフト23に動作可能に結合される。
プッシャ105は、後退位置と前進位置との間で、装填ユニット100の結合部材40内にスライド可能に支持される。プッシャ105は、近位端105aと、遠位端105bとを有する。プッシャ105の近位端105aは、ハンドルアセンブリ12のトリガ17の作動に応答して、駆動シャフト23の長手方向移動が、プッシャ105の対応する長手方向運動をもたらすように、ステープル留めデバイス10(図2)の駆動シャフト23の遠位端を受け取り、それに動作可能に係合するように構成される。プッシャ105の遠位端105bは、以下で議論されるように、プッシャ105の前進が、クランプ締めプレートアセンブリ110、整列ピンホルダ180、およびステープル留めプレート220を作動させるように、クランプ締めプレートアセンブリ110、整列ピンホルダ180、およびステープル留めプレート220に動作可能に関連付けられる。
プッシャ105の遠位端105bは、ピン106を受け取る孔106a(図5)を画定する。ピン106は、孔106aを通って延びており、プッシャ105をステープル留めプレート220と固定して接続するように、ステープル留めプレート220に画定される穴223内で受け取られる。したがって、プッシャ105の前進は、ステープル留めプレート220の対応する前進を引き起こす。
プッシャ105の遠位端105bは、スロット107も画定する。旋回部材140が、プッシャ105をクランプ締めプレートアセンブリ110に結合するように提供される。旋回部材140は、以下で詳細に説明されるように、プッシャ105の前進が、クランプ締めプレートアセンブリ110の前進も達成するように、プッシャ105に結合されるように適合される第1の端部144と、クランプ締めプレートアセンブリ110に結合されるように適合される第2の端部とを有する。
図5−8を参照すると、クランプ締めプレートアセンブリ110は、クランプスライド部材110a、110bを含む。各クランプスライド部材110a、110bは、遠位端112と、近位端114と、その間に延びている細長い本体116とを有する。各クランプスライド部材110a、110bの遠位端112は、ヘッド部分118を含む。各ヘッド部分118は、複数の開口部120を有し、複数の開口部120は、互いに間隔を置かれた関係でクランプスライド部材110a、110bを一緒に固定するための留め部材122を受け取るように構成されている。組み立てられた状態で、クランプスライド部材110a、110bは、細長いチャネル124を画定するように互いから間隔を置かれ、細長いチャネル124は、整列ピンホルダ180およびステープル留めプレート220をスライド可能に受け取り、カートリッジアセンブリ32を解放可能に支持する。
図8を参照すると、クランプスライド部材110a、110bのヘッド部分118は、カートリッジアセンブリ32を解放可能に支持するように構成されるカートリッジ支持レセプタクル126を画定する。上で議論されるように、各クランプスライド部材110a、110bは、カートリッジ支持レセプタクル126の中へ延びている細長い突起128を含む。クランプ締めプレートアセンブリ110のレセプタクル126内のカートリッジアセンブリ32の配置時、カートリッジ80の細長いスロット82の各々は、クランプスライド部材110a、110bのそれぞれの細長い突起128を受け取ることにより、カートリッジ支持レセプタクル126内でカートリッジアセンブリ32を保持する。したがって、カートリッジアセンブリ32がクランプ締めプレートアセンブリ110のカートリッジ支持レセプタクル126内に配置され、クランプ締めプレートアセンブリ110が後退位置と前進位置との間で移動させられるとき、カートリッジアセンブリ32全体が、間隔を置かれた位置と接近位置との間でアンビルアセンブリ34に対してクランプ締めプレートアセンブリ110と一緒に移動する。
各クランプスライド部材110a、110bの細長い本体116は、一対の細長いガイドスロット130a、130b(図5)を含む。ガイドスロット130a、130bは、それぞれ、フレーム側面44a、44bの間に延びており、フレーム側面44a、44bを相互接続するピン132a、132bをスライド可能に受け取る。ピン132a、132bは、前進位置と後退位置との間のクランプスライド部材110a、110bの移動中、フレーム側面44a、44bの間でクランプスライド部材110a、110bの整列を維持するように、およびクランプスライド部材110a、110bの長手方向移動の程度を制限するように、ガイドスロット130a、130bの中に位置付けられる。より具体的には、ガイドスロット130a、130bの近位端とのピン132a、132bの係合は、それぞれ、フレーム36に対してクランプ締めプレートアセンブリ110のさらなる遠位移動を防止し、クランプ締めプレートアセンブリ110の完全前進位置を画定する。加えて、ガイドスロット130a、130bの遠位端とのピン132a、132bの係合は、それぞれ、フレーム36に対してクランプ締めプレートアセンブリ110のさらなる近位移動を防止し、クランプ締めアセンブリ110の完全後退位置を画定する。
図9−13も参照すると、各クランプスライド部材110a、110bの近位端114は、それぞれ、第1および第2のスロット134、136を画定する。実施形態では、第1のスロット134は、垂直スロットであり、第2のスロット136は、L字形スロットである。垂直スロット134は、L字形スロット136の近位に配置され、プッシャ105のスロット107の一部と整列している。旋回部材140は、フレーム側面44aをクランプスライド部材110aに相互接続する第1のロッカまたはカム部材140aを含む。旋回部材140は、フレーム側面44bをクランプスライド部材110bに相互接続するための第2のロッカまたはカム部材140bを含むこともできる。各カム部材140a、140bは、第1の端部142と、第2の端部144とを有する。第1のカム部材140aの第1の端部142は、左フレーム側面44aに画定される旋回穴48内で旋回可能に受け取られる突出142aを含み、第2のカム部材140bの第1の端部142は、右フレーム側面44b内に画定される旋回穴50内で旋回可能に受け取られる。各カム部材140a、140bの第2の端部144は、クランプ締めプレートアセンブリ110をプッシャ105と動作可能に結合するように、それぞれのクランプスライド部材110a、110bの垂直スロット134とプッシャ105のスロット107とを通って延びている突出144aを画定する。したがって、プッシャ105が前進させられるとき、カム部材140aおよび140bは、カム部材140aおよび140bの第1の端部142に形成される突出142aの周囲で旋回させられる。カム部材140aおよび140bが、プッシャ105の移動に応答して旋回させられると、クランプスライド部材110a、110bとの突出144aの係合は、以下で詳細に議論されるであろうように、クランプスライド部材110a、110bの移動を引き起こす。
図10−13を続けて参照すると、プッシャ105のスロット107は、互いに連通する垂直部分107aと、水平部分107bとを有する。プッシャ105の後退位置で、各カム部材140a、140bの第2の端部144における突出144bは、クランプ締めプレートアセンブリ110のクランプスライド部材110a、110bのそれぞれの垂直スロット134とプッシャ105のスロット107の垂直部分107aとの中でスライド可能に捕捉されている。したがって、プッシャ105が遠位に前進させられると、プッシャ105のスロット107の垂直部分107aを画定する壁は、各カム部材140a、140bの第2の端部144に形成される突出144aに係合し、図11に示されるような半前進位置に向かって、図10の矢印「A」によって示される方向へ、フレーム36に対してカム部材140a、140bを回転させる。カム部材140a、140bの回転は、図11の矢印「B」によって示されるように、フレーム36に対して遠位方向にクランプ締めプレートアセンブリ110を駆り立てる。クランプ締めプレートアセンブリ110の垂直スロット134は、カム部材140a、140bが回転すると、各カム部材140a、140bの第2の端部144に形成される突出144aが、各それぞれの垂直スロット134の底端から垂直スロット134の各々の上端に向かって馬乗りになって動くことも可能にする。
図12および13を参照すると、プッシャ105の継続的前進による第1の旋回部材140の継続的回転は、垂直スロット134の上端へのカム部材140a、140bの第2の端部144上の突出144aを、プッシャ105のスロット107の水平部分107bに隣接する位置まで移動させる。この位置では、プッシャ105のさらなる前進は、突出144aをプッシャ105のスロット107の水平部分107b内で移動させ、その結果、カム部材140a、140bは、回転することをやめるであろう。したがって、プッシャ105の継続的前進は、もはやクランプ締めプレートアセンブリ110の前進を達成しなくなるであろう。
図8および図15−20を参照すると、装填ユニット30の整列ピンホルダ180は、後退位置と前進位置との間で整列ピン96を移動させるように構成される。ホルダ180は、ステープル留めプレート220をスライド可能に受け取るように寸法を決定されたその長さに沿ったチャネル188を画定し、遠位端182と、近位端184と、遠位端182と近位端184との間に配置される本体186とを含む。遠位端182は、垂直に延びている当接部材191を含み、当接部材191は、整列ピン96の近位端96a(図23)に係合するように構成され、ホルダ180が前進位置まで移動させられると、整列ピン96は、カートリッジ80のガイドチャネル94(図7)を通り、カートリッジ80の孔104を通り、アンビル52の孔56(図19)中へ、および補剛材プレート58の切り込み58cの中へ前進させられる。ホルダ180の本体186は、一対の細長いスロット192aおよび192bを含む。ピン132a、132b(図20)は、フレーム36に対する直線移動のためにホルダ180を支持し、前進位置と後退位置との間のホルダ180の移動中にホルダ180を誘導するように、それぞれ、スロット192aおよび192bを通って延びている。
図14も参照すると、ホルダ180の近位端184は、垂直スロット196を画定する、例えば、Cクリップ194等の捕捉部材を含む。ホルダ180のCクリップ194の垂直スロット196は、第2の旋回部材200のバー214を解放可能に受け取るように構成される。加えて、クランプスライド部材110a、110bのL字形スロット136は、以下で詳細に説明されるであろうように、クランプスライド部材110a、110bの長手方向移動がホルダ180の長手方向移動を達成するように、第2の旋回部材200のカム部材212を受け取る。
第2の旋回部材200は、各々が三角形構成を有する一対の間隔を置かれた側壁202a、202bを含む。いくつかの実施形態では、側壁202a、202bは、例えば、楕円形、先細、正方形、多角形、インゲン豆形状等の種々の構成を成し得る。第2の旋回部材200の各側壁202a、202bは、第1の端部204と、第2の端部206と、第1の端部204と第2の端部206との間に配置される中間部分208とを有する。第2の端部206は、側壁202a、202bから外向きに側方に延びている一対の突出210を有する。突出210は、フレーム36のフレーム側面44a、44bの間で第2の旋回部材200を回転可能に固定するために、フレーム側面44a、44bに画定される旋回穴50内で旋回可能に受け取られるように構成される。各側壁202a、202bの中間部分208は、クランプ締めプレートアセンブリ110のそれぞれのクランプスライド部材110a、110aの近位端114に形成されるL字形スロット136内で受け取られるように構成される内向きに延びているカム部材212を含む。第2の旋回部材200の第1の端部204は、第2の旋回部材200の側壁202a、202bを相互接続するリンクまたはバー214を有する。バー214は、第2の旋回部材200のカム部材212から半径方向にオフセットされ、または間隔を置かれる。上記のように、バー214は、ホルダ180のCクリップ194の垂直スロット196内で解放可能に受け取られる。
再度、図15−20を参照すると、プッシャ105の前進は、上で説明されるように、クランプスライド部材110a、110bの前進を達成する。加えて、クランプスライド部材110a、110bの前進は、第2の旋回部材200の回転を達成し、第2の旋回部材200の回転は、後退位置と前進位置との間のホルダ180の移動を達成する。具体的には、クランプ締めプレートアセンブリ110の各クランプスライド部材110a、110bのL字形スロット136は、垂直部分136aと、水平部分136bとを含む。クランプ締めプレートアセンブリ110の後退位置で、第2の旋回部材200のカム部材212は、クランプスライド部材110a、110bの各々のスロット136の垂直部分136a内で受け取られている。クランプ締めプレートアセンブリ110が、図10−13を参照して上で説明される様式で、プッシャ105および第1の旋回部材140を介して遠位に前進させられると、クランプ締めプレートアセンブリ110のL字形スロット136の垂直部分136aの壁は、第2の旋回部材200のカム部材212に係合し、第2の旋回部材200の第2の端部206の周囲で、フレーム36に対して第2の旋回部材200を旋回させる。第2の旋回部材200が回転すると、第2の旋回部材200のバー214は、ホルダ180のCクリップ194に係合し、図16の矢印「C」によって示される遠位方向にホルダ180を駆り立てる。バー214は、バー214が弧状経路を横断するにつれ、Cクリップ194に画定される垂直スロット196内で馬乗りになって移動する。
第2の旋回部材200のバー214が、第2の旋回部材200の突出210(すなわち、旋回点)からカム部材212よりさらに半径方向に遠ざかっているので、第2の旋回部材200の旋回移動は、カム部材212がそれらの弧状経路に沿って移動するよりも高い回転速度で、その弧状経路に沿って移動するバー214の移動を達成する。したがって、ホルダ180は、クランプ締めプレートアセンブリ110に対して遠位に前進させられる(すなわち、ホルダ180は、クランプ締めプレートアセンブリ110より速くフレーム36に対して前進する)。
図17および18を参照すると、第2の旋回部材200の継続的回転は、クランプ締めプレートアセンブリ110の継続的前進に応答して、L字形スロット136の垂直部分136aの上端への第2の旋回部材200のカム部材212を、L字形スロットの水平部分136bに隣接する位置まで移動させる。この位置で、第2の旋回部材200のさらなる回転は、カム部材212をクランプ締めプレートアセンブリ110のL字形スロット136の水平部分136b内で移動させ、その結果、第2の旋回部材200は、回転することをやめるであろう。したがって、カム部材212がL字形スロット136の水平部分136bの中に位置付けられている間、クランプ締めプレートアセンブリ110の継続的前進は、ホルダ180の前進を達成しなくなり、クランプ締めプレートアセンブリ110は、ホルダ180に対して遠位に前進するであろう。
図19−22を参照すると、装填ユニット100のステープル留めプレート220は、カートリッジアセンブリ32からステープル91を放出するように構成される。ホルダ180を通して長手方向に画定されるチャネル188(図8)は、ステープル留めプレート220をスライド可能に受け取る。ステープル留めプレート220は、近位端222と、遠位端224と、近位端222と遠位端224との間に配置される本体226とを含む。ステープル留めプレート220の近位端222は、プッシャ105の遠位端105b内に固定して配置され、ステープル留めプレート220の近位端222をプッシャ105に結合するように、プッシャ105のリベットまたはピン106の受け取りのために構成される開口部223を有する。したがって、プッシャ105の長手方向移動は、ステープル留めプレート220の対応する長手方向移動をもたらす。いくつかの実施形態では、ステープル留めプレート220は、例えば、本明細書に説明されるこれらの代替案等の種々の留め係合を介して、プッシャ105に接続され得る。ステープル留めプレート220の遠位端224は、ステープル押し部材90a、90b(図7)に係合するように構成される係合ヘッド228を含む。
ステープル留めプレート220の本体126は、ピン132a、132b(図4)をスライド可能に受け取るように寸法を決定された一対の細長いスロット230a、230bを含む。ステープル留めプレート220内のスロット230a、230bは、それぞれ、クランプスライド部材110a、110bに形成されるスロット130a、130bより長い。スロット230a、230bの増加した長さは、ステープル留めプレート220が、クランプスライド110a、110bから独立して、カートリッジアセンブリ32を通して遠位に前進させられ、カートリッジアセンブリ32からステープル91を放出することを可能にする。
ステープル留めプレート220は、前方の細長いスロット234を画定する。互いに間隔を置かれた関係でクランプスライド部材110a、110bを固定するように、クランプスライド部材110a、110bの間に延びているリベット235は、スロット234を通って延びている。クランプ締めプレートアセンブリ110が後退位置から前進位置まで前進させられると、リベット235は、ステープル留めプレート220のスロット234の前端に係合し、クランプスライド部材110a、110bとともにステープル留めプレート220を同時に前進させる。スロット234は、クランプ締めプレートアセンブリ110がその完全前進位置に到達すると、ステープル留めプレート220がクランプ締めプレートアセンブリ110に対して遠位に前進し続けることを可能にする長さである。クランプ締めプレートアセンブリ110がその完全前進位置に到達したとき、ステープル留めプレート220のさらなる前進は、プッシャ105によって達成される。
ここで、図23−25を参照して、組織のステープル留めを達成するための外科用ステープル留めデバイス10の動作を詳細に説明する。図23は、使用に先立った外科用ステープル留めデバイス10の遠位端を図示する。カートリッジアセンブリ32は、当技術分野で公知であるように、クランプスライド部材110a、110bの間に画定されるレセプタクル126内に挿入され、インターロック64に係合し、それを押し下げる。インターロック64が切り欠き60の中へ押し下げられた状態で、インターロック64は、もはやステープル留めプレート220の移動を阻止しない。トリガ17(図1および2)が非圧縮位置にある状態で、クランプ締めプレートアセンブリ110、ホルダ180、およびステープル留めプレート220は、それらのそれぞれの後退位置にある。クランプ締めプレートアセンブリ110、ホルダ180、およびステープル留めプレート220が後退位置にある状態で、関連カートリッジ80、整列ピン96、およびステープルプッシャ部材90a、90bも、それぞれ、後退または非作動位置にある。この時点で、臨床医は、サムボタン24(図1)を遠位に押すことによって、随意に、ホルダ180、ひいては、整列ピン96を手動で前進させ得る。この動作は、ホルダ180のCクリップ194から第2の旋回部材200のバー214を係合解除し、クランプスライドアセンブリ110から独立して、ホルダ180を遠位に前進させるであろう。
図24は、トリガ17の初期接近ストローク後の外科用ステープル留めデバイス10を図示する。トリガ17が作動させられると、アダプタアセンブリ20の駆動シャフト23(図1)が前進し、ひいては、プッシャ105を前進させる。プッシャ105の前進は、上で説明される様式で、第1の旋回部材140を介してクランプ締めプレートアセンブリ110の前進を達成する。カートリッジアセンブリ32がクランプ締めプレートアセンブリ110のヘッド部分118に接続されているので(図8参照)、クランプ締めプレートアセンブリ110の前進は、カートリッジアセンブリ32とアンビルアセンブリ34との間に配置される組織「T」をクランプ締めするように、アンビルアセンブリ34に向かって、その構成要素(例えば、カートリッジ80、プッシャアセンブリ90、および整列ピン96)の全てを含むカートリッジアセンブリ32を前進させる。初期接近ストローク中、ステープル留めプレート220は、クランプ締めプレートアセンブリ110とともに移動し、その結果、関連ステープルプッシャ部材90a、90bは、カートリッジ80に対して移動しない。
クランプ締めプレートアセンブリ110およびステープル留めプレート220の前進と同時に、ホルダ180は、上で説明される様式で、第2の旋回部材200を介してクランプ締めプレートアセンブリ110に対して前進する。後退位置から前進位置までのホルダ180の移動は、カートリッジ80のガイドチャネル94を通してホルダ180の当接部材191を押し進めることにより、カートリッジアセンブリ32とアンビルアセンブリ34とが完全に接近させられることに先立って、アンビルアセンブリ34の切り込み58cの中へ整列ピン96を前進させる。整列ピン96がアンビルアセンブリ34の切り込み58cの中に配置された状態で、カートリッジアセンブリ32とアンビルアセンブリ34との間に配置される組織「T」は、カートリッジアセンブリ32とアンビルアセンブリ34との間の空間から脱出することを妨げられる。
図25は、トリガ17が発射ストロークを通して完全作動位置まで移動させられた後の外科用ステープル留めデバイス10を図示する。初期接近ストローク後、トリガ17の継続的作動は、図12および13を参照して上で詳細に説明されるように、第1の旋回部材140がもはやプッシャ105によって旋回させられなくなることに起因して、クランプ締めプレートアセンブリ110およびその関連カートリッジ80の前進をもたらさなくなるであろう。発射ストロークを動作させることは、上で詳細に説明されるように、常に移動しているプッシャ105とステープル留めプレート220との間の直接接続に起因して、ステープル留めプレート220の前進を達成し続けるであろう。ステープル留めプレート220がカートリッジ80に対して遠位に移動すると、ステープル留めプレート220は、カートリッジアセンブリ32から組織「T」の中へステープル91を放出するように、静止したカートリッジ80を通してステープルプッシャ部材90a、90bを遠位に押し進める。カートリッジ80、整列ピン96、およびステープルプッシャ部材90a、90bのこの一連の前進は、クランプ締めプレートアセンブリ110、ホルダ180、およびステープル留めプレート220の各々とのプッシャ105の動作関連付けに起因して、トリガ17の1回の連続作動によって達成される。
インターロック64は、通常、陥凹60内に位置する位置まで、プッシャアセンブリ90によって押し進められる。カートリッジアセンブリ32が発射された後、プッシャアセンブリ90は、もはや陥凹60の中へインターロック64を付勢するように位置付けられない。新しいカートリッジが外科用ステープル留めデバイス10に挿入されるまで、インターロック64は、ステープル留めプレート220が遠位に前進させられることを防止するように、陥凹60から延長されたままであろう。
トリガを作動させた後、トリガ17は、非作動位置に向かって戻るように付勢するであろう。トリガ17が非作動位置に戻ると、クランプ締めプレートアセンブリ110およびその関連カートリッジ80、ホルダ180およびその関連整列ピン96、ならびにステープル留めプレート220およびその関連ステープル押し部材90a、90bは全て、それらのそれぞれの前進に関して上で説明される同様の順序を介して、それらのそれぞれの後退位置に戻る。具体的には、図25に関して、プッシャ105が、トリガ17の減圧に応答して、その前進位置からその後退位置まで移動させられると、ステープル留めプレート220は、プッシャ105に直接に接続されることに起因して、近位に移動する。ステープル留めプレート220が近位に移動すると、ステープル留めプレートの係合ヘッド228の近位に向けられた表面229は、クランプ締めプレートアセンブリ110から側方に延びているピン231に係合し、クランプ締めプレートアセンブリ110を近位に押し進める。クランプ締めプレートアセンブリ110の近位移動は、クランプ締めプレートアセンブリ110に結合されるカートリッジアセンブリ32の近位移動を達成する。
図15−18を参照すると、第2の旋回部材200のカム部材212が、クランプ締めプレートアセンブリ110のL字形スロット136の水平部分136bからクランプ締めプレートアセンブリ110のL字形スロット136の垂直部分136aまで移動すると、クランプ締めプレートアセンブリ110の継続的近位移動は、ホルダ180をその後退位置まで近位に移動させる。図10−13を参照すると、クランプ締めプレートアセンブリ110の継続的近位移動はまた、プッシャ105のスロット107の水平部分107aからプッシャ105のスロット107の垂直部分107aまで、第1の旋回部材140の第2の端部144を移動させ、クランプ締めプレートアセンブリ110を後退位置に位置付ける。クランプ締めプレートアセンブリ110、ホルダ180、およびステープル留めプレート220がそれらのそれぞれの後退位置にあると、外科用ステープル留めデバイス10の別の発射が達成されることができる。
種々の修正が本明細書に開示される実施形態に行われ得ることが理解されるであろう。例えば、外科用ステープル留めデバイスの構成要素は、外科的使用のために好適であり、必要強度特性を有する、任意の材料で形成されることができる。したがって、上記の説明は、限定としてではなく、単に好ましい実施形態の例示として解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付される請求項の範囲および精神内の他の修正を想定するであろう。

Claims (24)

  1. 外科用ステープル留めデバイスであって、前記外科用ステープル留めデバイスは、
    近位端および遠位端を有するフレームと、
    前記フレームの前記遠位端上に支持されているアンビルと、
    遠位端を有するプッシャであって、前記プッシャの前記遠位端は、孔およびスロットを画定し、前記プッシャは、前記フレームの前記近位端上に支持されており、前記プッシャは、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能である、プッシャと、
    第1のスロットおよび第2のスロットを画定するクランプ締めプレートアセンブリであって、前記クランプ締めプレートアセンブリは、前記フレームによって支持されており、前記クランプ締めプレートアセンブリは、近位端および遠位端を有し、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能であり、前記クランプ締めプレートアセンブリは、第1の旋回部材を用いて前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第1のスロットを前記プッシャの前記遠位端の前記スロットに接続することによって、前記プッシャに接続されている、クランプ締めプレートアセンブリと、
    前記クランプ締めプレートアセンブリの前記遠位端上に支持されているカートリッジであって、前記カートリッジは、前記クランプ締めプレートアセンブリ後退位置と前進位置との間の移動に応答して、非接近位置と接近位置との間で前記アンビルに対して移動可能であり、前記カートリッジは、後退位置と前進位置との間で移動可能である整列ピンを含む、カートリッジと、
    近位端を有するホルダであって、前記ホルダの前記近位端は、捕捉部材を含み、前記ホルダは、前記フレーム上に支持されており、前記ホルダは、前記整列ピン後退位置と前進位置との間の移動を達成するように移動可能であり、前記ホルダは、第2の旋回部材を用いて前記ホルダの前記近位端の前記捕捉部材を前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットに接続することによって、前記クランプ締めプレートアセンブリに接続されている、ホルダと、
    近位端を有するステープル留めプレートであって、前記ステープル留めプレートは、前記フレームによって支持されており、前記ステープル留めプレートは、後退位置と前進位置との間で移動可能であり、前記ステープル留めプレートの前記遠位端は、開口部を画定し、前記ステープル留めプレートは、ピンを用いて前記ステープル留めプレートの前記遠位端の前記開口部を前記プッシャの前記遠位端の前記孔に接続することによって、前記プッシャに接続されている、ステープル留めプレートと
    を備える、外科用ステープル留めデバイス。
  2. 記第1の旋回部材は、
    前記フレームに旋回可能に結合されている第1の端部と、
    第2の端部と
    を含み、
    前記第2の端部は、前記プッシャおよび前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動は、前記第1の旋回部材の回転を達成し、前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動を達成する、請求項1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  3. 前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第1のスロットは、垂直スロットであり、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記クランプ締めプレートアセンブリの前記垂直スロットに沿って移動する、請求項2に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  4. 前記プッシャの前記スロットは、垂直部分と水平部分とを有し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記垂直部分から、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能ではない前記水平部分まで移動可能である、請求項2に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  5. 記第2の旋回部材は、
    前記ホルダに動作可能に結合されている第1の端部と、
    前記フレームに旋回可能に結合されている第2の端部と、
    中間部分と
    を含み、
    前記中間部分は、前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動を介した前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動は、前記第2の旋回部材を回転させ、前記クランプ締めプレートアセンブリに対する前記ホルダの長手方向移動を達成する、請求項1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  6. 前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットは、垂直部分と水平部分とを有し、前記第2の旋回部材の前記中間部分は、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットの前記垂直部分内の位置から、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転しない前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットの前記水平部分内の位置まで移動可能である、請求項5に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  7. 前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材の前記中間部分から半径方向にオフセットされている、請求項6に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  8. 前記ホルダは、垂直スロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記ホルダの前記垂直スロットに沿って移動する、請求項6に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  9. 記プッシャの長手方向移動は、前記ステープル留めプレートの対応する長手方向移動をもたらす、請求項1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  10. 前記カートリッジに隣接して移動可能に配置されているステープル押し部材をさらに備え、前記ステープル留めプレートは、前記ステープル留めプレートの長手方向移動に応答して、前記ステープル押し部材が長手方向に移動するように、前記ステープル押し部材と当接している、請求項1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  11. 前記フレームの前記近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリをさらに備えている、請求項1に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  12. 前記フレーム、前記アンビル、前記プッシャ、前記クランプ締めプレートアセンブリ、前記カートリッジ、前記ホルダ前記ステープル留めプレートは、前記ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成されている装填ユニットを画定する、請求項11に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  13. 外科用ステープル留めデバイスであって、前記外科用ステープル留めデバイスは、
    近位端および遠位端を有するフレームと、
    遠位端を有するプッシャであって、前記プッシャの前記遠位端は、孔およびスロットを画定し、前記プッシャは、前記フレームの前記近位端上に支持されており、前記プッシャは、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能である、プッシャと、
    第1のスロットおよび第2のスロットを画定するクランプ締めプレートアセンブリであって、前記クランプ締めプレートアセンブリは、前記フレームによって支持されており、前記クランプ締めプレートアセンブリは、近位端および遠位端を有し、後退位置と前進位置との間で前記フレームに対して移動可能であり、カートリッジの後退位置と前進位置との間の移動を達成し、前記クランプ締めプレートアセンブリは、第1の旋回部材を用いて前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第1のスロットを前記プッシャの前記遠位端の前記スロットに接続することによって、前記プッシャに接続されている、クランプ締めプレートアセンブリと、
    近位端を有するホルダであって、前記ホルダの前記近位端は、捕捉部材を含み、前記ホルダは、前記フレーム上に支持されており、前記ホルダは、整列ピン後退位置と前進位置との間の移動を達成するように移動可能であり、前記ホルダは、第2の旋回部材を用いて前記ホルダの前記近位端の前記捕捉部材を前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットに接続することによって、前記クランプ締めプレートアセンブリに接続されている、ホルダと、
    近位端を有するステープル留めプレートであって、前記ステープル留めプレートは、前記フレームによって支持されており、前記ステープル留めプレートは、後退位置と前進位置との間で移動可能であり、前記ステープル留めプレートの前記遠位端は、開口部を画定し、前記ステープル留めプレートは、ピンを用いて前記ステープル留めプレートの前記遠位端の前記開口部を前記プッシャの前記遠位端の前記孔に接続することによって、前記プッシャに接続されている、ステープル留めプレートと
    を備える、外科用ステープル留めデバイス。
  14. 記第1の旋回部材は、
    前記フレームに旋回可能に結合されている第1の端部と、
    第2の端部と
    を含み、
    前記第2の端部は、前記プッシャおよび前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動は、前記第1の旋回部材の回転を達成し、前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動を達成する、請求項13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  15. 前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第1のスロットは、垂直スロットであり、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記クランプ締めプレートアセンブリの前記垂直スロットに沿って移動する、請求項14に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  16. 前記プッシャによって画定される前記スロットは、垂直部分と水平部分とを有するスロットを画定し、前記第1の旋回部材の前記第2の端部は、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記垂直部分から、前記第1の旋回部材が前記プッシャの移動に応答して前記フレームに対して回転可能ではない前記水平部分まで移動可能である、請求項14に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  17. 記第2の旋回部材は、
    前記ホルダに動作可能に結合されている第1の端部と、
    前記フレームに旋回可能に結合されている第2の端部と、
    中間部分と
    を含み、
    前記中間部分は、前記クランプ締めプレートアセンブリに動作可能に結合されており、それによって、前記プッシャの長手方向移動を介した前記クランプ締めプレートアセンブリの長手方向移動は、前記第2の旋回部材を回転させ、前記クランプ締めプレートアセンブリに対する前記ホルダの長手方向移動を達成する、請求項13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  18. 前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットは、垂直部分と水平部分とを有し、前記第2の旋回部材の前記中間部分は、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転可能である前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットの前記垂直部分内の位置から、前記第2の旋回部材が前記クランプ締めプレートアセンブリの移動に応答して前記フレームに対して回転しない前記クランプ締めプレートアセンブリの前記第2のスロットの前記水平部分内の位置まで移動可能である、請求項17に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  19. 前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材の前記中間部分から半径方向にオフセットされている、請求項18に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  20. 前記ホルダは、垂直スロットを画定し、前記第2の旋回部材の前記第2の端部は、前記第2の旋回部材が前記フレームに対して回転するにつれ、前記ホルダの前記垂直スロットに沿って移動する、請求項18に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  21. 記プッシャの長手方向移動は、前記ステープル留めプレートの対応する長手方向移動をもたらす、請求項13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  22. 前記カートリッジに隣接して移動可能に配置されているステープル押し部材をさらに備え、前記ステープル留めプレートは、前記ステープル留めプレートの長手方向移動に応答して前記ステープル押し部材が長手方向に移動するように、前記ステープル押し部材と当接している、請求項13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  23. 前記フレームの前記近位端に結合されるように構成されているハンドルアセンブリをさらに備えている、請求項13に記載の外科用ステープル留めデバイス。
  24. 前記フレーム前記プッシャ、前記クランプ締めプレートアセンブリ前記ホルダ前記ステープル留めプレートは、前記ハンドルアセンブリに解放可能に結合されるように構成されている装填ユニットを画定する、請求項23に記載の外科用ステープル留めデバイス。
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