JP6483683B2 - 検査用テープ装置及び操作方法 - Google Patents

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Description

本発明は請求項1のプリアンブルに基づく、特に血糖検査のための検査用テープ装置に関する。本発明はさらにこのような装置を操作するための方法に関する。
このような装置は、糖尿病の自己診断用の血糖測定器として構成することができる。テープ・カセット内の巻き取り可能な検査用テープ上に、複数の検査フィールドが提供される。少量の血液試料を塗布した後、反応検査フィールドを測光法で試験することにより、血糖含量を割り出す。テープ・カセットはコンパクトな手持ち式装置ハウジング内へ使い捨て部材として挿入されることにより、必要な分析ステップを自動的且つ迅速に実施することができる。
国際公開第2012/080384号パンフレットに開示された、カセット・ドアを閉位置に保持するためのドア・ロックを有する血糖測定器の場合、保護カバーがインターロック機構を介してドア・ロックと結合されており、これによりドア・ロックは保護カバーの閉位置で封鎖され、そしてカバーの解放位置でロック解除することができる。インターロック機構は回転可能に取り付けられた(swivel-mounted)ロック・キャッチを有している。ロック・キャッチは保護カバーを手動で操作することによって旋回させることができる。さらに、ドア・ロックは手動操作のためのスライダを有している。しかしこのような機能は使用者に直感的には明らかではなく、取り扱いが難しく、そして複雑な構造を必要とする。スライダが先端カバーの閉位置、又は完全には開いていない位置で操作されると、カセット・ドアは開かず、使用者はカセット・ドアが引っかかっているという誤った印象を受けることがある。
これに基づいて本発明の目的は、公知の検査装置及び装置操作方法を改良して、使い勝手がよく、単純であり、そして製造しやすい構成を実現することである。
この目的を達成するために、独立請求項で述べられた特徴の組み合わせが提案される。本発明の有利な実施態様及びさらなる発展形は従属請求項から導き出される。
本発明は、カセット交換を可能にするためにただ1つの操作エレメントを使用するという考えに基づいている。従って本発明に基づいて、
− 交換可能な分析テープ・カセットを受容するように構成されたカセット区画を有するハウジングと、
− 好ましくはドア・ロックによって閉位置に保持することができ、そして開位置ではハウジング開口を通したカセット区画へのアクセスを可能にするカセット・ドアと、
− ハウジング・アパーチャを覆う第1(閉)位置と、試料塗布のためにハウジング・アパーチャを通って突出するように配置されたテープ・カセットのカセット先端へのアクセスを可能にする第2(操作)位置とに位置決めすることができる先端カバーと
を含み、
− カセット先端が少なくとも部分的に露出してハウジング開口がカセット先端の領域内に拡張される第3(解放)位置に、先端カバーを動かすことができ、
− そして先端カバーを第3位置へ動かすと、カセット・ドアが自動開放する、
ことが提案される。こうして、先端カバーとの衝突なしにテープ・カセットを容易に取り外すことができる。カセット・ドアが第3位置で自動開放するので、先端カバーを第3位置へ動かすために取り扱いが必要になる機能エレメントはただ1つだけである。使用者が付加的なエレメントの機能及びこれらの使用順序を知っている必要はない。
好ましい実施態様では、先端カバーを第3位置へ動かすと、ドア・ロックが自動的にロック解除されるので、カセット・ドアが自動的に開く。
別の有利な実施態様では、ドア・ロックは手動式のリリース・ボタンによってロック解除することができ、そしてリリース・ボタンが、第3位置への運動を作動させるために先端カバーに機械的に結合されている。このように、リリース・ボタンはカセット交換の場合に取り扱うべきただ1つの操作エレメントである。
操作をさらに容易にするために、リリース・ボタンにスライド・モジュールが結合されており、スライド・モジュールの引張り力によって第1位置から第3位置へ、先端カバーを旋回させることができると有利である。
先端カバーは、第3位置を成すように手動で操作することができ、それと同時にドア・ロックを作動させるための梃子を形成することも考えられる。旋回カバーの自由端の旋回を可能にするために、旋回軸が設けられていると、さらなる改善を実現することができる。
さらに好ましい実施態様では、先端カバーがガイド構造において第1位置と第2位置との間で運動可能であり、ガイド構造が、ハウジングに対して相対運動可能なスライダに取り付けられており、スライダの運動が先端カバーを第3位置へもたらし、そしてドア・ロックをロック解除する。
人間工学的な設計を目的として、スライダをハウジングの線状軌道内でシフトさせるために、スライダにグリップ部材が形成されていると特に有利である。
第1位置と第2位置との間の運動を可能にするために、先端カバーがカセット・ドアに運動可能に結合されており、そしてカセット・ドアを開位置に動かして先端カバーを第3位置へ動かすために、カセット・ドアと先端カバーとを一体の蓋として協働的に動かすことができると、製造及び機能をさらに単純化させることができる。これに関連して、カセット・ドアの縁部と先端カバーの縁部との間に取り付けられたヒンジとして、折り結合部が設けられているとさらに有利である。
本発明の別の独自の特徴は、検査用テープ装置であって、交換可能な分析テープ・カセットを受容するように構成されたカセット区画を有するハウジングと、好ましくはドア・ロックによって閉位置に保持することができ、そして開位置ではハウジング開口を通したカセット区画へのアクセスを可能にするカセット・ドアと、ハウジング・アパーチャを覆う第1(閉)位置と、試料塗布のためにハウジング・アパーチャを通って突出するように配置されたテープ・カセットの先端へのアクセスを可能にする第2(作業)位置とに位置決めすることができる先端カバーとを含み、そしてさらに、カセット交換のために先端カバーを開くことを使用者に促すように構成された電子デバイスを含み、電子デバイスが先端カバーの開位置でカセット・ドアを自動的にロック解除する、検査用テープ装置である。このように、カセット・ドアを開くための使用者による特定の作業が必要ではなく、カセット交換中の操作順序のいかなる混同も回避される。さらに、機械的エレメントの数が減らされたコンパクトで堅牢な構成を達成することができる。
電子デバイスが、テープ・カセットの交換のための条件を検出するように構成されており、条件が、消費された検査数、カセットの欠陥、及びカセットの耐用寿命の期限、のうちの1つを含むことが好ましい。
本発明はまた、本発明による検査用テープ装置と、カセット区画内に挿入される検査用テープを含む分析テープ・カセットとを含む検査用テープ・システムに関する。
操作方法に関して上述の目的を達成するために、下記手段、すなわち
− ハウジング・アパーチャを覆うための第1位置に先端カバーを位置決めすること、
− 試料塗布のためのテープ・カセットの先端へのアクセスを可能にするように、先端カバーを第2位置へ動かすこと、
− カセット先端が少なくとも部分的に露出されてハウジング開口がカセット先端の領域内に拡張される第3位置に、先端カバーを動かすこと、
− 先端カバーの第3位置でテープ・カセットを挿入又は交換し、カセット・ドアが自動開放すること
が提案される。
好ましい実施態様では、カセット・ドアのドア・ロックを第3位置で自動的に解放するための作動エレメントとして、先端カバーを提供する。
図面に概略的に示された実施態様例に基づいて、本発明を以下に詳述する。
図1は、カセット型血糖測定器を、カセット・ドア及び先端カバー双方の閉位置で示す斜視図(図1a)、並びに図1c及びbのそれぞれb−b線及びc−c線に沿って示す断面図(図1b,c)である。 図2は、血糖測定器を、先端カバーの作業位置で図1と同様に示す図である。 図3は、血糖測定器を、カセット・ドアを開くための先端カバーの解放位置で図1と同様に示す図である。 図4aは、テープ・カセット型血糖測定器のさらなる実施態様を、先端カバーの3つの位置で示す背面図である。 図4bは、図4aの血糖測定器のカセット・ドア・ロックを示す部分的に拡大され破断された側面図である。 図4cは、リリースボタンをドア・ロックに結合する、図4aの血糖測定器の機構を示す斜視図である。 図5は、スライド式解放機構を備えた血糖測定器の別の実施態様を示す斜視図である。 図6は、ドアと先端カバーとの複合体を備えた血糖測定器のさらに別の実施態様を示す斜視図である。 図7は、電子制御式カセット・ドアを備えた血糖測定器の別の実施態様を示す図である。
図面は、血糖を自己測定するためのポータブル血糖測定器10として構成された検査用テープ装置を示している。この検査用テープ装置は、使い捨て分析テープ・カセット14を挿入するためのハウジング12を含んでいる。テープ・カセット14はキャリア・テープ上に複数の検査フィールドを蓄えている。検査フィールドは、血液試料を標的塗布するために前方に向かってカセット先端16へ、スプールによって連続的に供給することができる。
図1a〜cに示されているように、血糖測定器10は、カセット区画22を覆うヒンジ付きカセット・ドア20と、横方向のハウジング・アパーチャ26及びハウジング・アパーチャを通って突出するカセット先端16を保護する先端カバー24とを含んでいる。先端カバー24はカセット先端16を覆うシェルを形成し、延長部28を有している。延長部は円弧状の誘導路(conduct)30内で案内されている。この誘導路30は、ハウジング12内にスライド可能に配置されたガイド・ブロック32内に形成されている。
カセット・ドア20は1つの側で、ばね負荷されたヒンジ34を有している。ヒンジはカセット14の交換を可能にするために解放されると自動的に開放旋回するように構成されている。図1に示された状態では、先端カバー24が閉(第1)位置にあるときには、カセット・ドア20は、ガイド・ブロック32のアンダカット付き凹部38内に係合する保持フック36によってロックされている。従って、先端カバー24の側壁40が閉鎖位置でカセット先端16とオーバーラップしているときには、カセット14を取り除くことはできない。こうして、使用者による不慮の損傷が回避される。
図2a〜cは血糖測定器10を、先端カバー24が第2(操作)位置にある状態で示している。この位置に達するために、延長部28は、先端カバー24を適宜に手で作動させることによって、誘導路30内の湾曲経路上を動かされる。先端カバー24の第2位置において、カセット先端16の上方で案内されるキャリア・テープ42は、試料、例えば指先からの血液一滴を塗布するために容易にアクセスすることができる。カセット・ドア20はなおも保持フック28によって閉位置に維持されている。
図3a〜cに示されているように、カセット14は先端カバー24の第3(解放)位置において容易に交換することができる。この位置は、先端カバー24を手でつかみ、引張り力を加えることによって到達することができる。延長部28は凹部38によって定義された、制限された距離に沿って、ガイド・ブロック32をハウジング12から引き出す。開放終端位置では、保持フック36はアンダカットから係合解離し、カセット・ドア20はばね力を受けて開放旋回する。こうして、カセット区画22の開口21は、カセット先端16の領域内に拡張され、そしてテープ・カセット14を先端カバー24との衝突なしに取り除くか又は交換することができる。従って、先端カバー24は両方の動作、つまり試料塗布個所の露出のための、そしてカセット・ドア20及び先端カバー24の同時的な開放のための操作エレメントとして使用することができる。
図4は、ただ1つのリリース・ボタン44によって、カセット交換のためにカセット・ドア20の開放と先端カバー24の取り外しとを同時に達成するのを可能にする実施態様を示している。リリース・ボタン44は、測定器を保持する手の親指でスライド・スイッチとして手で操作することができる。
図4aに示されているように、先端カバー24は3つの位置に動かすことができる。閉位置(実線)と開位置(破線)との間のアーチ状運動は、先端カバー24の外輪郭上に形成されたつまみ46を用いて生じさせることができる。さらに下で説明するように、解放位置(一点鎖線)はリリース・ボタン44を介してもたらすことができる。
図4bは、カセット・ドア20のためのロック・モジュール48を示している。このモジュールは2つの旋回ピニオン50,52を含んでいる。これらの旋回ピニオンは、それぞれの支承ピン54に回転可能に取り付けられて(swivel-mounted)、係止フック56がカセット・ドア20の内側に設けられた保持部分58に係合し得るようになっている。旋回ピニオン50は、リリース・ボタン44に結合された駆動ピン60を有している。旋回ピニオン52は、先端カバー24を第3(解放)位置に動かすための連結ピン62を有している。リリース・ボタン44を押すと(図4bに示されるように右側に向かって)、ピニオン50の駆動ピン60は時計回り方向に回転し、これにより、歯の噛み合いによってピニオン52は反時計回り方向に回転させられる。次いでカセット・ドア20は解放され、ばね力を受けて開放旋回する。カセット・ドア20を手で閉じると、ピニオン50,52に、これらが係止方向に回転するように力が加えられる。
図4cは、先端カバー24を第3(解放)位置に動かすように構成された、ロック・モジュール48と一列に並んだスライド・モジュール64をさらに示している。スライド・モジュール64は、連結ピン62の回転運動を、シャフト70に作用する引張り部材68の直線運動に変換するためにガイド部材66を有している。先端カバー24の延長部28が旋回軸72を有しているので、加えられた引張り力は、先端カバー24が図4aに一点鎖線で示された位置へ外方旋回するのを促進する。こうして、先端カバー24はカセット・ドア20と同時に開き、そしてカセット14は衝突なしに好都合に交換されるようにアクセス可能になる。
図5に示された構成では、先端カバー24はガイド構造74上を運動することができ、ガイド構造はスライダ76に取り付けられており、スライダは、手動式グリップ部材78によってハウジング12に対して変位させることができる。
図5aは、先端カバー24を閉状態(第1位置)で示している。ここではカセット・ドア20も閉じられており、測定器10はスリープ・モードである。通常の操作のために、つまみ46によって先端カバー24をガイド構造46に沿って動かすことにより、図5bに示されているような開状態(第2位置)を成すことができる。測定器10のこの作業モードでは、カセット先端16は試料塗布及び光学測定のためにアクセスすることができる。図5cから判るように、先端カバー24を第3位置へ運ぶことができる。この位置ではカセット先端16は横方向に露出されている。手動式グリップ部材78は、ハウジング12の軌道80内でスライダ76が相応に線状シフトするのを可能にする。前述のように、スライダ76の運動はまた、ドア・ロック、例えば保持フック36を解放することにより、カセット・ドア20が自動的に開き、カセット14を交換し得るようになっている(図5d)。
使用者が正確な位置決めを行うのを助けるために、ハウジング上、及び先端カバー24及び/又はスライダ76上に設けられた位置マーク81又は絵文字によって所期の終端位置をマーキングすることができる。こうすると、使用者は運動範囲を認識し、特に運動が1つの方向でいくつかの段階を必要とする場合には第2位置と第3位置とを正確に確認することができる。
図6が示す実施態様では、先端カバー24がヒンジ82を介してカセット・ドア20の側縁部に結合されていることにより、第1位置と第2位置との間の運動が可能になり(図6a)、また、カセット・ドアと先端カバー24とを一体の蓋84として協働的に動かすことにより、カセット・ドア20を開位置へ、そして先端カバー24を第3位置へ動かすことができる(図6b)。
図6に示された血糖測定器10の別の実施態様は、図5a及びbにも示されているように、ガイド構造74上で第1位置と第2位置との間を手動で変位させることができる先端カバーを有している。測定器10はさらに、カセット交換のために先端カバー24を開くことを使用者に促すように構成された電子デバイス86を含んでいる。これを目的として、電子デバイス86は、テープ・カセットの交換のための条件、例えば消費された検査数、カセット14の欠陥、及びカセット14の耐用寿命の期限を検出するように構成されている。このような促しは、ディスプレイ88上に示すことができ、こうして電子デバイス86は先端カバー24の開位置でカセット・ドアを自動的にロック解除する。

Claims (15)

  1. 特に血糖検査のための検査用テープ装置であって、
    a) 交換可能な分析テープ・カセット(14)を受容するように構成されたカセット区画(22)を有するハウジング(12)と、
    b) 好ましくはドア・ロック(36;56)によって閉位置に保持することができ、そして開位置ではハウジング開口(21)を通した該カセット区画(22)へのアクセスを可能にするカセット・ドア(20)と、
    c) ハウジング・アパーチャ(26)を覆う第1位置と、試料塗布のために該ハウジング・アパーチャ(26)を通って突出するように配置された該テープ・カセット(14)のカセット先端(16)へのアクセスを可能にする第2位置とに位置決めすることができる先端カバー(24)と
    を含み、
    d) 該カセット先端(16)が少なくとも部分的に露出して該ハウジング開口(21)が該カセット先端(16)の領域内に拡張される第3位置に、該先端カバー(24)を動かすことができ、
    e) そして該先端カバー(24)を該第3位置へ動かすと、該カセット・ドア(20)が自動開放する、
    検査用テープ装置。
  2. 前記先端カバー(24)を前記第3位置へ動かすと、前記ドア・ロック(36:56)が自動的にロック解除される、請求項1に記載の検査用テープ装置。
  3. 前記ドア・ロック(36:56)は手動式のリリース・ボタン(44)によってロック解除することができ、そして該リリース・ボタン(44)が、前記第3位置への運動を作動させるために該先端カバー(24)に機械的に結合されている、請求項1又は2に記載の検査用テープ装置。
  4. さらに、前記リリース・ボタン(44)に結合されたスライド・モジュール(64)を含み、該スライド・モジュール(64)の力によって前記第1位置から前記第3位置へ、前記先端カバー(24)を旋回させることができる、請求項3に記載の検査用テープ装置。
  5. 前記先端カバー(24)は、前記第3位置を成すように手動で操作することができ、そして前記ドア・ロック(36;56)を作動させるための梃子を形成する、請求項1又は2に記載の検査用テープ装置。
  6. 前記先端カバー(24)の自由端の旋回を可能にするために、旋回軸(72)が設けられている、請求項5に記載の検査用テープ装置。
  7. 前記先端カバー(24)がガイド構造(74)において前記第1位置と第2位置との間で運動可能であり、該ガイド構造(74)が、前記ハウジング(12)に対して相対運動可能なスライダ(76)に取り付けられており、前記スライダ(76)の運動が該先端カバー(24)を前記第3位置へもたらし、そして前記ドア・ロック(36;56)をロック解除する、請求項1又は2に記載の検査用テープ装置。
  8. さらに、前記スライダ(76)を前記ハウジング(12)の線状軌道(80)内でシフトさせるために、該スライダ(76)に形成されたグリップ部材(78)を含む、請求項7に記載の検査用テープ装置。
  9. 前記第1位置と第2位置との間の運動を可能にするために、前記先端カバー(24)が前記カセット・ドア(20)に運動可能に結合されており、そして前記カセット・ドア(20)を開位置に動かして前記先端カバー(24)を前記第3位置へ動かすために、前記カセット・ドア(20)と前記先端カバー(24)とを一体の蓋(84)として協働的に動かすことができる、請求項1に記載の検査用テープ装置。
  10. さらに、前記カセット・ドア(20)の縁部と前記先端カバー(24)の縁部との間に取り付けられたヒンジ(82)を含む、請求項9に記載の検査用テープ装置。
  11. 特に血糖検査のための検査用テープ装置であって、
    交換可能な分析テープ・カセット(14)を受容するように構成されたカセット区画(22)を有するハウジング(12)と、
    好ましくはドア・ロック(36;56)によって閉位置に保持することができ、そして開位置ではハウジング開口(21)を介した該カセット区画(22)へのアクセスを可能にするカセット・ドア(20)と、
    ハウジング・アパーチャ(26)を覆う第1位置と、試料適用のために該ハウジング・アパーチャ(26)を介し、突出するように配置された該テープ・カセット(14)の先端へのアクセスを可能にする第2位置とに位置決めすることができる先端カバー(24)とを含み、そしてさらに、カセット交換のために該先端カバー(24)を開くことを使用者に促すように構成された電子デバイスであって、該電子デバイスが該先端カバー(24)の開位置で該カセット・ドア(20)を自動的にロック解除する、電子デバイスを含む、前記装置。
  12. 前記電子デバイスが、前記テープ・カセット(14)の交換のための条件を検出するように構成されており、前記条件が、消費された検査数、該カセットの欠陥、及び該カセットの耐用寿命の期限、のうちの1つを含む、請求項11に記載の検査用テープ装置。
  13. 請求項1から12までのいずれか1項に記載の検査用テープ装置(10)と、前記カセット区画(22)内に挿入される検査用テープ(42)を含む分析テープ・カセット(14)とを含む検査用テープ・システム。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項に記載の検査用テープ装置を操作する方法であって、
    a) ハウジング・アパーチャ(26)を覆うための第1位置に先端カバー(24)を位置決めすること、
    b) 試料塗布のための前記テープ・カセット(14)の先端へのアクセスを可能にするように、該先端カバー(24)を第2位置へ動かすこと、
    c) 該先端カバー(24)を第3位置に動かし、カセットドアが自動開閉すること、第3位置において該カセット先端が少なくとも部分的に露出され、そして前記ハウジング開口(21)が該カセット先端の領域内に拡張され;
    d) 該先端カバー(24)の第3位置で該テープ・カセット(14)を挿入又は交換すること;
    を含む、検査用テープ装置を操作する方法。
  15. さらに、前記カセット・ドア(20)のドア・ロック(36;56)を前記第3位置で自動的に解除するための作動エレメントとして、前記先端カバー(24)を提供することを含む、請求項14に記載の方法。
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