図1を参照すると、図1は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第1の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、基地局の展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S101 基地局が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティによって送信された第1の通知を受信する。
マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE、Multicast Coordination Entity)は、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するために基地局(eNB、Evolved Node B)をまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時には、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する。MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
eNBは、MCEによって送信された、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信する。MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MCEがMBMSサービスを一時停止すると決定する時にMCEによって基地局に送信される通知であり、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得る。所定の条件は、特定の時間の後に、固定された時点に、またはMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する通知がもう一度受信された時に、スケジューリングが停止されることとすることができる。確かに、所定の条件は、別の指定された条件ともされ得る。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEは、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBに送信し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得、あるいは、第1の通知は、サービス1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示を担持することができ、MBMSサービス停止遅延指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービスのスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、MBMSサービスの構成情報をもはや担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
S102 基地局が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知に従って、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信する。
eNBが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関するMCEの第1の通知を受信した後に、eNBは、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信する。
eNBは、MBMSサービスの構成情報を担持していないポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを使用することによって、ユーザ機器にMBMSサービススケジューリング停止情報を送信することができる。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に通知するために、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示を担持することができる。所定の条件が満足された時にMBMSサービスのスケジューリングが停止された後に、MBMSサービス停止通知が、MBMSサービスが停止されることをユーザ機器に通知するために、ユーザ機器に送信される。
オプションで、eNBが、サービススケジューリング停止情報についてユーザ機器に通知するのと同時にまたはその後に、eNBは、MBMSサービスのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に通知するために停止遅延指示をさらに送信する。所定の条件が満足された時にMBMSサービスのスケジューリングが停止された後に、MBMSサービスのスケジューリングは、停止される。
MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちのいずれか1つを使用することによってユーザ機器に送信され得る。具体的には、停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって送信される場合に、停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって送信され得、たとえば、停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、カウント要求に追加される。停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって送信される場合には、停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって表され得る。
S103 基地局が、所定の条件が満足されるまでMBMSサービスのスケジューリングを継続し、その後、MBMSサービスのスケジューリングを停止する。
eNBは、MBMSサービスをスケジューリングし続ける。具体的には、eNBは、MBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)内で、MBMSの送信位置を示し続け、その結果、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガするようになり、ユニキャストベアラのプロセス内では、MBMSサービスが中断されないか、中断時間が短縮される。
eNBは、以下の条件のうちの1つが満足される時に、MBMSサービスのスケジューリングを停止することができる。MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第2の通知が受信され、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第2の通知は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すという条件、または、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知によって示された時点に達するという条件、または、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、第1の所定の時間が経過するという条件、または、サービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、第2の所定の時点に達するという条件。
前述の3つのケースを、具体的に説明する。第1のケースは、MCEが、サービスのスケジューリングが停止されることを通知するためにMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を送信し、その後、所定の時間の後に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第2の通知を送信することであり、この通知は、eNBがMBMSサービスのスケジューリングを停止することを直接に示す。
もう1つのケースは、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知に停止遅延指示を直接に追加し、スケジューリング停止時点は、事前に定義された時点であり、たとえば、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後の次の後の変更サイクルの開始時にスケジューリングを停止すること、あるいは、第1の通知内で担持される停止遅延指示が、特定の遅延時間を示すことができ、eNBが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関するMCEの第1の通知を受信した後にある時間期間が遅延された後にサービスのスケジューリングを停止し、または第1の通知によって示される時点が到着した後にMBMSサービスのスケジューリングを停止することである。
もう1つのケースは、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信される第1の通知が、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを通知するためのみのものであり(すなわち、第1の通知は、一般的なMBMSサービススケジューリング停止通知である)、この通知を受信した後に、eNBが、第1の所定の時間の間にMBMSのスケジューリングを自発的に継続することであり、第1の所定の時間は、システムによって事前にセットされた時間とされ得る。
eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスが停止されると決定するが、ある時間期間の間、MSIをリスニングし続ける。ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガすることができ、ユニキャストベアラが確立された後に、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネル(MTCH)の受信を停止する。ユニキャストベアラの確立をトリガするプロセスは、MBMSサービスが受信され続けることができないことを示す指示をユーザ機器のアクセス層によってユーザ機器の上位層に送信するステップと、MBMSサービスが受信され続けることができないことを示す指示をユーザ機器の上位層によってアプリケーションサーバに送信するステップと、ユニキャストベアラ確立トリガ要求をアプリケーションサーバによってユーザ機器に送信するステップと、トリガ要求に従って、ユーザ機器によってユニキャストベアラの確立をトリガするステップとを含む。
サービス継続性を維持する方法の前述の実施形態において、eNBは、MCEによって送信されたMBMSサービススケジューリング停止通知を受信し、eNBは、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信し、MBMSサービスのスケジューリングを継続する。この形で、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定し、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、ユニキャストベアラを確立するプロセス内でサービスを受信し続けることもでき、これによって、ユーザ機器が、サービスのスケジューリングが停止された後にサービスを受信し続けることを必要とするのでユニキャストベアラを確立するプロセス内でのサービス中断時間を効果的に短縮し、ユーザによりよい使用経験を提供する。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第2の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、ユーザ機器の展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S201 ユーザ機器が、基地局からMBMSサービススケジューリング停止情報を受信し、基地局がMBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する。
MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する時に、MCEは、スケジューリング停止通知をeNBに送信し、eNBは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に通知するために、そのスケジューリングが停止されるMBMSサービスの関連情報についてユーザ機器に通知する。
eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。ユーザ機器は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを受信することによって、そのメッセージがMBMSサービスの構成情報を担持しないことに従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定することができ、あるいは、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージは、まだMBMSサービスの構成情報を担持するが、ユーザ機器は、MBMSサービススケジューリング停止情報内で担持され、スケジューリングが停止されることを示す指示に従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。
S202 ユーザ機器が、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
MBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、MBMSサービスのスケジューリング情報は、具体的にはMBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)とすることができ、ユーザ機器は、MBMSサービスの、MSI内で示される送信位置に従って、MBMSサービスを受信し続ける。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示し、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に示すのに使用される指示を担持し、ユーザ機器は、MBMSサービス停止通知が受信されるまで、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示に従ってMBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
オプションで、ユーザ機器が、MBMSサービススケジューリング停止情報を受信するのと同時にまたはその後に、ユーザ機器は、eNBからMBMSサービス停止遅延指示を受信し、MBMSサービス停止遅延指示に従ってMBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
ユーザ機器は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちのいずれか1つを使用することによって、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示を受信することができる。具体的には、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって受信される場合に、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって受信され得、たとえば、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、カウント要求内で担持される。MBMSサービス停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって受信される場合には、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって受信され得る。
S203 MBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信する。
ユーザ機器はMBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信する。具体的には、MBMSサービスのスケジューリング情報は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)であり、MBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信するステップは、MBMSサービスの、MSI内で示されるスケジューリング位置に従ってMBMSサービスを受信するステップを含む。
ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガし、ユニキャストベアラを確立するプロセス内で、ユーザ機器は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。ユニキャストベアラが完全に確立された後に、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネルの受信が、停止され、MBMSサービスは、ユニキャストベアラを使用することによって受信され続ける。ユニキャストベアラの確立をトリガするプロセスは、MBMSサービスが受信され続けることができないことを示す指示をユーザ機器のアクセス層によってユーザ機器の上位層に送信するステップと、MBMSサービスが受信され続けることができないことを示す指示をユーザ機器の上位層によってアプリケーションサーバに送信するステップと、ユニキャストベアラ確立トリガ要求をアプリケーションサーバによってユーザ機器に送信するステップと、トリガ要求に従って、ユーザ機器によってユニキャストベアラの確立をトリガするステップとを含む。
確かに、MBMSサービスのスケジューリング情報が、MBMSサービスの構成情報をもはや含まない場合には、MBMSサービスの受信は、停止され、あるいは、MBMSサービスの受信は、MBMSサービススケジューリング停止情報が受信された後の第1の所定の時間の後に停止される。図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第3の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、MCEの展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S301 マルチセル/マルチキャスト調整エンティティが、一時停止される必要があるMBMSサービスを決定する。
MCEは、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するようにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MCEは、MBMSサービスのMBSFN送信の形を停止すると決定する。
代替案では、MCEは、グループ通信サーバによって送信されたMBMSサービス停止通知を受信し、MBMSサービス停止通知に従って、MBMSサービスのMBSFN送信の形を停止すると決定する。
S302 MBMSサービススケジューリング停止通知を基地局に送信し、MBMSサービススケジューリング停止通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを基地局に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続するように基地局に命令する。
MCEは、eNBにMBMSサービススケジューリング停止通知を送信し、MBMSサービススケジューリング停止通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを基地局に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続するようにeNBに命令する。所定の条件は、所定の時間または所定の時点とすることができる。確かに、所定の条件は、別の条件とすることもできる。
MCEは、MBMSスケジューリング情報を使用することによって、eNBの構成情報を更新することができ、更新された構成情報は、一時停止される必要があるMBMSサービスの構成情報をもはや担持せず、eNBに送信されるMBMSサービススケジューリング停止通知として使用される。
MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
MBMSサービススケジューリング停止通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービススケジューリング停止通知は、指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEは、サービス1のスケジューリングの停止に関する通知をeNBに送信し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得る。さらに、この通知は、サービス1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができ、MBMSサービススケジューリング停止指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービスのスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
確かに、MCEが、MBMSサービススケジューリング停止通知を送信するのと同時にまたはその後に、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示を送信することもできる。
別の形は、MCEが、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBにまず送信し、ここで、第1の通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示し、その後、サービス1のスケジューリングの停止に関する第2の通知を送信することであり、ここで、第2の通知は、eNBが直ちにサービス1のスケジューリングを停止することを直接に示す。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、もはやMBMSサービスの構成情報を担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第4の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、グループ通信サーバの展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S401 グループ通信サーバが、ユーザ機器によって報告され、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報を受信する。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。
ユーザ機器が通信のためにMBSFNの形でグループ通信サーバを受信する場合に、ユーザ機器は、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。
S402 グループ通信サーバが、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNの送信の停止に関する通知をマルチセル/マルチキャスト調整エンティティから受信する。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止されることを示す通知をMCEから受信する。
S403 グループ通信サーバが、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNが停止された後に、ユーザ機器がユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。
MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループ通信サーバは、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNが停止された後に、グループサービスがMBSFNの代わりにユニキャストベアラを使用することによって受信され続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけが、ユニキャストベアラを確立するように命令され得る。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
具体的には、ユーザ機器がMBMSサービスを使用することによってグループ通信データを受信する場合に、ユーザ機器のアクセス層は、MBMSサービスが停止されると決定し、ユーザ機器の上位層に指示を送信し、ユーザ機器の上位層は、MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告し、グループ通信サーバが要求を受信した後に、グループ通信サーバが、グループサービスがユーザ機器に送信され続ける必要があると決定する場合には、グループ通信サーバは、グループサービスを受信し続けるためにユニキャストベアラを確立するためにユーザ機器をトリガする。ユニキャストベアラは、ユーザ機器と基地局との間の、MBMSサービスを送信するのに使用される専用の無線ベアラである。
MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告する前に、ユーザ機器の上位層は、eNBへの接続を確立する必要がある。多数のユーザ機器が接続確立プロセスを同時に開始する時に引き起こされるネットワーク輻輳を避けるために、eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、多数のユーザ機器がユニキャスト接続確立プロセスを同時にトリガすることを防ぐために、ランダムバックオフを実行することができる。具体的には、ユーザ機器は、所定のしきい値との比較のためにランダム係数を生成し、比較結果に従って、ユニキャスト確立プロセスのトリガの遅延を決定する。たとえば、所定のランダム係数は、0.5であり、ユーザによって生成される乱数は、0.6であり、0.6>0.5であり、したがって、ユーザ機器は、10msの遅延の後に接続確立をトリガする。
この実施形態の詳細な説明を介して、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法によれば、MCEが、停止される必要があるMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがeNBに通知する前に、MCEは、グループ内のユーザ機器を管理するグループ通信サーバにまず通知し、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令し、ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令することが、理解され得る。このようにして、MCEが、MBSFNの送信を停止すると決定する時に、MBSFNを使用することによってグループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラをまず確立し、これによって、グループサービスが中断されるのを防ぎ、よりよい使用経験をユーザに提供する。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第5の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、MCEの展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S501 マルチセル/マルチキャスト調整エンティティが、停止される必要があるMBSFNの送信を決定する。
MCEは、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するためにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MBMSサービスのMBSFN送信の形が停止される必要があると決定する。
S502 MBSFNの送信が停止されることをグループ通信サーバに通知する。
MCEが、MBMSサービスのMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。したがって、グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止された後にユーザ機器がMBSFNの代わりにユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。
グループ通信サーバが、MBSFNの送信が停止されることを通知された後に、所定の時間期間の後に、eNBがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにするために、MBMSサービススケジューリング停止情報が、eNBに送信される。
グループ通信サーバは、グループ通信サーバのグループ内のユーザ機器を管理するように構成され、MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループサービスを受信するMBSFNの送信が停止された後にグループサービスがユニキャストベアラを使用することによって受信され続けることもできるようにするために、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令することができる。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態による、サービス継続性を維持する第6の方法の流れ図である。この実施形態において、説明は、ユーザ機器の展望から提供され、この実施形態におけるサービス継続性を維持する方法は、以下を含む。
S601 ユーザ機器が、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報をグループ通信サーバに報告する。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。
ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信する場合に、ユーザ機器は、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。
S602 グループ通信サーバのユニキャストベアラ確立通知に従ってユニキャストベアラを確立し、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止されることを示す通知をMCEから受信する。
MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけが、ユニキャストベアラを確立するように命令され得る。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
ユニキャストベアラを確立するプロセスにおいて、ユーザ機器は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、ユニキャストベアラが完全に確立された後に、ユーザ機器は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報のリスニングを停止し、ユニキャストベアラを使用することによって、グループサービスを受信し続ける。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態による、第1の基地局100の概略構造図である。この実施形態における基地局100は、受信モジュール11とスケジューリングモジュール12とを含む。
受信モジュール11は、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第1の通知を受信するように構成される。
MCEは、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するためにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する。MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
eNBは、受信モジュール11を使用することによって、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第1の通知を受信する。MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MCEがMBMSサービスを一時停止すると決定する時にMCEによって基地局に送信される通知であり、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得る。所定の条件は、特定の時間の後、固定された時点、または類似物とすることができる。確かに、所定の条件は、別の指定された条件ともされ得る。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEは、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBに送信し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得、あるいは、第1の通知は、サービス1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示を担持することができ、MBMSサービス停止遅延指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービスのスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、MBMSサービスの構成情報をもはや担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
スケジューリングモジュール12は、受信モジュール11がMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信した後に、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信し、所定の条件が満足されるまでMBMSサービスのスケジューリングを継続し、その後、MBMSサービスのスケジューリングを停止するように構成される。
eNBが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関するMCEの第1の通知を受信した後に、eNBは、スケジューリングモジュール12を使用することによって、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信する。
スケジューリングモジュール12は、MBMSサービスの構成情報を担持していないポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを使用することによって、ユーザ機器にMBMSサービススケジューリング停止情報を送信することができる。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に通知するために、停止遅延指示を担持することができる。
オプションで、スケジューリングモジュール12が、サービススケジューリング停止情報についてユーザ機器に通知するのと同時にまたはその後に、スケジューリングモジュール12は、MBMSのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザに通知するために停止遅延指示をさらに送信する。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に通知するために、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示を担持することができる。
MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちのいずれか1つを使用することによってユーザ機器に送信され得る。具体的には、MBMSサービス停止遅延指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって送信される場合に、MBMSサービス停止遅延指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって送信され得、たとえば、MBMSサービス停止遅延指示は、カウント要求に追加される。MBMSサービス停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって送信される場合には、MBMSサービス停止遅延指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって表され得る。
eNBは、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器が、ユニキャストベアラの確立をトリガするようにするために、スケジューリングモジュール12を使用することによってMBMSサービスをスケジューリングし続け、ユニキャストベアラのプロセス内では、MBMSサービスが中断されないか、中断時間が短縮される。
スケジューリングモジュール12は、以下の条件すなわち、受信モジュール11が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第2の通知を受信し、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第2の通知は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すという条件、または、受信モジュール11が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信した後に、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知によって示された時点に達するという条件、または、受信モジュール11が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信した後に、第1の所定の時間が経過するという条件、または、サービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、第2の所定の時点に達するという条件のうちの1つが満足される時に、MBMSサービスのスケジューリングを停止する。
すなわち、MCEは、サービスのスケジューリングが停止されることを通知するためにMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を送信することができ、その後、所定の時間の後に、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第2の通知を送信し、この通知は、eNBがMBMSサービスのスケジューリングを停止することを直接に示す。
MCEは、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知に停止遅延指示を直接に追加することもでき、スケジューリング停止時点は、事前に定義された時点であり、たとえば、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後の次の後の変更サイクルの開始時にスケジューリングを停止し、あるいは、第1の通知内で担持される停止遅延指示が、特定の遅延時間を示すことができ、eNBが、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関するMCEの第1の通知を受信した後にある時間期間が遅延された後にサービスのスケジューリングを停止し、または第1の通知によって示される時点が到着した後にMBMSサービスのスケジューリングをさらに停止する。
さらに、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信され得る第1の通知は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを通知するためのみのものであり(すなわち、第1の通知は、一般的なMBMSサービススケジューリング停止通知である)、この通知を受信した後に、eNBは、第1の所定の時間の間にMBMSのスケジューリングを自発的に継続し、第1の所定の時間は、システムによって事前にセットされた時間であり得る。
eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスが停止されると決定するが、ある時間期間の間、MSIをリスニングし続ける。ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガすることができ、ユニキャストベアラが確立された後に、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネル(MTCH)の受信を停止する。
この実施形態によって提供される基地局は、図1に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態における基地局の機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、基地局の機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態による、第1のユーザ機器の概略構造図である。この実施形態におけるユーザ機器110は、第1の受信モジュール21、リスニングモジュール22、および第2の受信モジュール23を含む。
第1の受信モジュール21は、基地局からMBMSサービススケジューリング停止情報を受信し、基地局がMBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定するように構成される。
MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する時に、MCEは、スケジューリング停止通知をeNBに送信し、eNBは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に通知するために、そのスケジューリングが停止されるMBMSサービスの関連情報についてユーザ機器に通知する。すなわち、基地局は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングを停止する。所定の条件は、所定の時間、所定の時点とすることができ、あるいは、スケジューリング停止通知がもう一度受信される。確かに、所定の条件は、別の条件とすることもできる。
第1の受信モジュール21を使用することによってeNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。第1の受信モジュール21は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを受信することによって、そのメッセージがMBMSサービスの構成情報を担持しないことに従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定することができ、あるいは、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージは、まだMBMSサービスの構成情報を担持するが、第1の受信モジュール21は、MBMSサービススケジューリング停止情報内で担持され、スケジューリングが停止されることを示す指示に従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。
リスニングモジュール22は、第1の受信モジュール21が、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定した後に、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続けるように構成される。
第1の受信モジュール21がMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、リスニングモジュール22は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、MBMSサービスのスケジューリング情報は、具体的にはMBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)とすることができ、ユーザ機器は、MBMSサービスの、MSI内で示される送信位置に従って、MBMSサービスを受信し続ける。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に示すのに使用される停止遅延指示を担持し、リスニングモジュール22は、停止遅延指示に従ってMBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示を担持し、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に示すのに使用され、リスニングモジュールは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示に従って、基地局がMBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定するように構成される。
オプションで、第1の受信モジュール21が、MBMSサービススケジューリング停止情報を受信するのと同時にまたはその後に、第1の受信モジュール21は、eNBからMBMSサービス停止遅延指示を受信し、リスニングモジュール22は、MBMSサービス停止遅延指示に従って、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
第1の受信モジュール21は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちの任意の1つを使用することによって、MBMSサービス停止遅延指示またはMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す指示を受信することができる。具体的には、MBMSサービス停止遅延指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって受信される場合に、MBMSサービス停止遅延指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって受信され得、たとえば、MBMSサービス停止遅延指示は、カウント要求内で担持される。MBMSサービス停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって受信される場合には、MBMSサービス停止遅延指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって受信され得る。
第2の受信モジュール23は、リスニングモジュール22によってリスニングされ入手されるMBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信するように構成される。
第2の受信モジュール23は、リスニングモジュール22によってリスニングされ入手されるMBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信する。具体的には、MBMSサービスのスケジューリング情報は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)であり、MBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信するステップは、MBMSサービスの、MSI内で示されるスケジューリング位置に従ってMBMSサービスを受信するステップを含む。
ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガし、ユニキャストベアラを確立するプロセス内で、リスニングモジュール22は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。ユニキャストベアラが完全に確立された後に、第2の受信モジュール23は、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネルの受信を停止し、ユニキャストベアラを使用することによって、MBMSサービスを受信し続ける。
確かに、MBMSサービスのスケジューリング情報が、MBMSサービスの構成情報をもはや含まない場合には、第2の受信モジュール23は、MBMSサービスの受信を停止する。
ユーザ機器は、ユニキャスト確立モジュールをさらに含み、ユニキャスト確立モジュールは、ユーザ機器が、基地局がMBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定した後に、ユニキャストベアラの確立をトリガするように構成される。
ユニキャストベアラが完全に確立された後に、第2の受信モジュールは、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネルを使用することによるMBMSサービスの受信を停止する。
この実施形態におけるユーザ機器は、図2に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態におけるユーザ機器の機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、ユーザ機器の機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態による、第1のマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの概略構造図である。この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティ120は、決定モジュール31とスケジューリングモジュール32とを含む。
決定モジュール31は、一時停止される必要があるMBMSサービスを決定するように構成される。
MCEは、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するためにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時には、MCEは、決定モジュール31を使用することによって、MBMSサービスのMBSFN送信の形を停止すると決定する。
スケジューリングモジュール32は、決定モジュール31がMBMSサービスが一時停止される必要があると決定した時に、MBMSサービススケジューリング停止通知を基地局に送信するように構成され、MBMSサービススケジューリング停止通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを基地局に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続するように基地局に命令する。
決定モジュール31が、MBMSサービスが一時停止される必要があると決定した時に、MCEは、スケジューリングモジュール32を使用することによって、MBMSサービススケジューリング停止通知をeNBに送信し、MBMSサービススケジューリング停止通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを基地局に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続するようにeNBに命令する。
スケジューリングモジュール32は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって、eNBの構成情報を更新することができ、更新された構成情報は、一時停止される必要があるMBMSサービスの構成情報をもはや担持せず、eNBに送信されるMBMSサービススケジューリング停止通知として使用される。
スケジューリングモジュール32は、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
MBMSサービススケジューリング停止通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービススケジューリング停止通知は、指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEは、スケジューリングモジュール32を使用することによって、サービス1のスケジューリングの停止に関する通知をeNBに送信し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得る。さらに、この通知は、1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができ、MBMSサービス停止遅延指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービス1のスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
確かに、スケジューリングモジュール32が、MBMSサービススケジューリング停止通知を送信するのと同時にまたはその後に、スケジューリングモジュール32は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示を送信することもできる。
別の形は、MCEが、スケジューリングモジュール32を使用することによって、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBにまず送信し、ここで、第1の通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示し、その後、サービス1のスケジューリングの停止に関する第2の通知を送信することであり、ここで、第2の通知は、eNBが直ちにサービス1のスケジューリングを停止することを直接に示す。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、もはやMBMSサービスを担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティは、図3に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティの機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図10を参照すると、図10は、本発明の実施形態による、第2の基地局の概略構造図である。この実施形態における基地局130は、プロセッサ41と、メモリ42と、受信器43と、送信器44と、バスシステム45とを含む。
プロセッサ41は、基地局130の動作を制御し、プロセッサ41は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ41は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ41は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ42は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ41に供給する。メモリ42の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
基地局130のコンポーネントは、バスシステム45を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム45は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ41、メモリ42、受信器43、および送信器44は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム45としてマークされている。
メモリ42は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ41は、メモリ42内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ41は、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第1の通知を受信するために受信器43を制御するように構成され、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MCEがMBMSサービスを一時停止すると決定した後にMCEによって基地局に送信される通知であり、プロセッサ41は、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信するために送信器44を制御するようにさらに構成され、プロセッサ41は、所定の条件が満足されるまでMBMSサービスのスケジューリングを継続し、その後、MBMSサービスのスケジューリングを停止する。
メモリ42は、MBMSデータを記憶するように構成される。
MCEは、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するためにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する。MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
プロセッサ41は、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第1の通知を受信するために受信器43を制御する。MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得る。所定の条件は、特定の時間の後、固定された時点、または類似物とすることができる。確かに、所定の条件は、別の指定された条件ともされ得る。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、eNBに指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するように命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEは、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBに送信し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得、あるいは、第1の通知は、サービス1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示を担持することができ、MBMSサービス停止遅延指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービスのスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、もはやMBMSサービスの構成情報を担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
MBMSサービスのスケジューリングの停止に関するMCEの第1の通知を受信するために受信器43を制御した後に、プロセッサ41は、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信するために送信器44をさらに制御する。
プロセッサ41は、MBMSサービスの構成情報を担持しないポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを使用することによって、MBMSサービススケジューリング停止情報をユーザ機器に送信するために送信器44を制御することができる。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に通知するために、停止遅延指示を担持することができる。
オプションで、プロセッサ41が、サービススケジューリング停止情報についてユーザ機器に通知するために送信器44を制御するのと同時にまたはその後に、プロセッサ41は、MBMSのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に通知するために停止遅延指示をさらに送信するために送信器44を制御する。
MBMSサービス停止遅延指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちのいずれか1つを使用することによってユーザ機器に送信され得る。具体的には、MBMSサービス停止遅延指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって送信される場合に、MBMSサービス停止遅延指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって送信され得、たとえば、MBMSサービス停止遅延指示は、カウント要求に追加される。MBMSサービス停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって送信される場合には、MBMSサービス停止遅延指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって表され得る。
プロセッサ41は、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器がユニキャストベアラの確立をトリガするようにするために、MBMSサービスをスケジューリングし続け、ユニキャストベアラのプロセス内では、MBMSサービスが中断されないか、中断時間が短縮される。
プロセッサ41は、受信器43が、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する、MCEによって送信された第2の通知を受信し、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第2の通知は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示すという条件、または、受信器43がMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信した後に、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知によって示された時点に達するという条件、または、受信器43がMBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知を受信した後に、第1の所定の時間が経過するという条件、または、サービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知が受信された後に、第2の所定の時点に達するという条件のうちの1つが満足される時に、MBMSサービスのスケジューリングを停止することができる。
eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、MBMSサービスが停止されると決定するが、ある時間期間の間、MSIをリスニングし続ける。ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、ユニキャストベアラの確立をトリガすることができ、ユニキャストベアラが確立された後に、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネルの受信を停止する。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ41に適用され、またはプロセッサ41によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ41内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能読取専用メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ42内に配置され、プロセッサ41は、メモリ42内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
図11を参照すると、図11は、本発明の実施形態による、第2のユーザ機器の概略構造図である。この実施形態におけるユーザ機器140は、プロセッサ51、メモリ52、受信器53、およびバスシステム54を含む。
プロセッサ51は、ユーザ機器140の動作を制御し、プロセッサ51は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ51は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ51は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ52は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ51に供給する。メモリ52の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
ユーザ機器140のコンポーネントは、バスシステム55を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム55は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ51、メモリ52、受信器53は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム54としてマークされている。
メモリ52は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ51は、メモリ52内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ51は、基地局からMBMSサービススケジューリング停止情報を受信するために受信器53を制御し、所定の条件が満足される時に基地局がMBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定し、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、プロセッサ51によってリスニングされ入手されたMBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信するために受信器53を制御するように構成される。
メモリ52は、MBMSサービスデータを記憶するように構成される。
MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する時に、MCEは、スケジューリング停止通知をeNBに送信し、eNBは、所定の条件が満足される時に、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることをユーザ機器に通知するために、そのスケジューリングが停止されるMBMSサービスの関連情報についてユーザ機器に通知する。所定の条件は、所定の時間、所定の時点、または類似物とすることができる。確かに、所定の条件は、別の条件とすることもできる。
eNBからMBMSサービススケジューリング停止情報を受信するために受信器53を制御した後に、プロセッサ51は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。受信器53は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージを受信することができ、プロセッサ51は、そのメッセージがMBMSサービスの構成情報を担持しないことに従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定し、あるいは、ポイントツーマルチポイント制御チャネルメッセージは、まだMBMSサービスの構成情報を担持するが、プロセッサ52は、MBMSサービススケジューリング停止情報内で担持され、スケジューリングが停止されることを示す指示に従って、MBMSサービスのスケジューリングが停止されると決定する。
受信器53がMBMSサービススケジューリング停止通知を受信した後に、プロセッサ51は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、MBMSサービスのスケジューリング情報は、具体的にはMBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)とすることができ、ユーザ機器は、MBMSサービスの、MSI内で示される送信位置に従って、MBMSサービスを受信し続ける。
オプションで、MBMSサービススケジューリング停止情報は、MBMSサービスのスケジューリングの停止が遅延されることをユーザ機器に示すのに使用される停止遅延指示を担持し、プロセッサ51は、停止遅延指示に従ってMBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
オプションで、ユーザ機器が、MBMSサービススケジューリング停止情報を受信するのと同時にまたはその後に、受信器53は、eNBからMBMSサービス停止遅延指示を受信し、プロセッサ51は、MBMSサービス停止遅延指示に従ってMBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。
受信器53は、ポイントツーマルチポイント制御チャネル、ページング制御チャネル、およびMBMS送信チャネルスケジューリング情報のうちのいずれか1つを使用することによって、MBMSサービス停止遅延指示を送信することができる。具体的には、MBMSサービス停止遅延指示が、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネルを使用することによって受信される場合に、MBMSサービス停止遅延指示は、ポイントツーマルチポイント制御チャネルチャネル上で搬送されるカウント要求メッセージを使用することによって受信され得、たとえば、MBMSサービス停止遅延指示は、カウント要求内で担持される。MBMSサービス停止遅延指示が、MBMS送信チャネルスケジューリング情報を使用することによって受信される場合には、MBMSサービス停止遅延指示は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報内のMBMSトラフィックチャネル停止位置指示(MTCH stop)フィールド内で特殊な値を使用することによって受信され得る。
プロセッサ51は、プロセッサ51によってリスニングされ入手されるMBMSサービスのスケジューリング情報に従って、MBMSサービスを受信するために、受信器53をさらに制御する。具体的には、MBMSサービスのスケジューリング情報は、MBMS送信チャネルスケジューリング情報(MSI)であり、MBMSサービスのスケジューリング情報に従ってMBMSサービスを受信するステップは、MBMSサービスの、MSI内で示されるスケジューリング位置に従ってMBMSサービスを受信するステップを含む。
ユーザ機器が、MBMSサービスを受信し続ける必要がある場合には、ユーザ機器は、プロセッサ51を使用することによって、ユニキャストベアラの確立をトリガし、ユニキャストベアラを確立するプロセス内で、プロセッサ51は、MBMSサービスのスケジューリング情報をリスニングし続ける。ユニキャストベアラが完全に確立された後に、プロセッサ51は、MBMSサービスに対応するポイント・ツー・マルチポイント・トラフィック・チャネルの受信を停止するために受信器53を制御し、ユニキャストベアラを使用することによってMBMSサービスを受信し続ける。
確かに、MBMSサービスのスケジューリング情報が、MBMSサービスに関する情報をもはや含まない場合には、受信器53は、MBMSサービスの受信を停止するために制御される。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ51に適用されまたはプロセッサ51によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ51内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ52内に配置され、プロセッサ51は、メモリ52内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
図12を参照すると、図12は、本発明の実施形態による、第2のマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの概略構造図である。この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティ150は、プロセッサ61、メモリ62、送信器63、およびバスシステム64を含む。
プロセッサ61は、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)150の動作を制御し、プロセッサ61は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ61は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ61は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ62は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ61に供給する。メモリ62の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
MCE 150のコンポーネントは、バスシステム64を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム64は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ61、メモリ62、および送信器63は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム64としてマークされている。
メモリ62は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ61は、メモリ62内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ61は、一時停止される必要があるMBMSサービスを決定し、MBMSサービススケジューリング停止通知を基地局に送信するために送信器63を制御するように構成され、MBMSサービススケジューリング停止通知は、所定の条件が満足される時にMBMSサービスのスケジューリングが停止されることを基地局に通知し、プロセッサ61は、MBMSサービスのスケジューリングを継続するように基地局に命令する。
メモリ62は、MBMSサービスデータを記憶するように構成される。
MCEは、プロセッサ61を使用することによって、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するようにeNBをまずトリガし、eNBの統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MCEのプロセッサ61は、MBMSサービスのMBSFN送信の形を停止すると決定する。
MBMSサービスが一時停止される必要があると決定する時に、プロセッサ61は、MBMSサービススケジューリング停止通知を基地局に送信するために送信器63を制御し、プロセッサ61は、MBMSサービスをスケジューリングし続けるように基地局に命令する。
プロセッサ61は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって、eNBの構成情報を更新することができ、更新された構成情報は、一時停止される必要があるMBMSサービスの構成情報をもはや担持せず、eNBに送信されるMBMSサービススケジューリング停止通知として使用される。
プロセッサ61は、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するために送信器63を制御し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である場合に、たとえば、サービス1のスケジューリングを停止する。
MBMSサービススケジューリング停止通知は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。さらに、MBMSサービススケジューリング停止通知は、指定された時間が遅延された後にMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令するのに使用される、停止遅延時間長情報または停止タイムスタンプ情報をさらに含むことができる。
たとえば、MCEが、サービス1のスケジューリングを停止すると決定する場合に、プロセッサ61は、サービス1のスケジューリングの停止に関する通知をeNBに送信するために送信器63を制御し、この通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示すのに使用され得、MBMSサービス停止遅延指示に従って、eNBは、ある時間期間の間にサービスのスケジューリングを継続し、その後、そのサービスのスケジューリングを停止する。さらに、この通知は、サービス1のスケジューリングの停止を遅延させるようにeNBに命令するために、停止遅延指示をさらに担持することができる。スケジューリングの停止に関する受信された第1の通知に対するスケジューリング停止時刻の相対時間、たとえば10分、5分、2つの変更サイクル、もしくは別の時間情報を示すのに使用される、停止遅延時間をさらに指定することができ、あるいは、タイムスタンプ情報、たとえば12:30、12:40、もしくは別の特定のタイムスタンプ情報を指定することができる。
確かに、プロセッサ61が、MBMSサービススケジューリング停止通知を送信するために送信器63を制御するのと同時にまたはその後に、プロセッサ61は、MBMSサービスのスケジューリングの停止を遅延するようにeNBに命令するために、停止遅延指示を送信するために送信器63を制御することもできる。
別の形は、プロセッサ61が、サービス1のスケジューリングの停止に関する第1の通知をeNBにまず送信するために送信器63を制御し、ここで、第1の通知は、サービス1のスケジューリングが停止されることを示し、その後、サービス1のスケジューリングの停止に関する第2の通知を送信するために送信器63を制御することであり、ここで、第2の通知は、eNBが直ちにサービス1のスケジューリングを停止することを直接に示す。
オプションで、MBMSサービスのスケジューリングの停止に関する第1の通知は、MBMSスケジューリング情報を使用することによって搬送され、MBMSスケジューリング情報が、もはやMBMSサービスを担持しない時には、これは、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示す。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ61に適用されまたはプロセッサ61によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ61内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ62内に配置され、プロセッサ61は、メモリ62内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
基地局、ユーザ機器、およびマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの前述の実施形態において、eNBは、MCEによって送信されたMBMSサービススケジューリング停止通知を受信し、eNBは、MBMSサービススケジューリング停止情報についてユーザ機器に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続する。このようにして、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定し、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、ユニキャストベアラを確立するプロセス内でサービスを受信し続けることもでき、これによって、ユーザ機器が、サービスのスケジューリングが停止された後にサービスを受信し続けることを必要とするのでユニキャストベアラを確立するプロセス内でのサービス中断時間を効果的に短縮し、ユーザによりよい使用経験を提供する。
図13を参照すると、図13は、本発明の実施形態による、第1のグループ通信サーバの概略構造図である。この実施形態におけるグループ通信サーバ160は、第1の受信モジュール71、第2の受信モジュール72、および通知モジュール73を含む。
第1の受信モジュール71は、ユーザ機器によって報告され、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報を受信するように構成される。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。
ユーザ機器が通信のためにMBSFNの形でグループ通信サーバを受信する場合に、ユーザ機器は、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。グループ通信サーバは、第1の受信モジュール71を使用することによって、ユーザ機器によって報告され、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報を受信する。
第2の受信モジュール72は、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNの送信の停止に関する通知をMCEから受信するように構成される。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバは、第2の受信モジュール72を使用することによって、MBSFNの送信の停止に関する通知をMCEから受信する。
通知モジュール73は、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNが停止された後に、ユーザ機器がユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令するように構成される。
グループ通信サーバの第2の受信モジュール72がMBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、通知モジュール73は、グループサービスを受信するのに使用されるMBSFNが停止された後に、グループサービスがMBSFNの代わりにユニキャストベアラを使用することによって受信され続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、通知モジュール73は、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけに、ユニキャストベアラを確立するように命令することができる。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
具体的には、ユーザ機器がMBMSサービスを使用することによってグループ通信データを受信する場合に、ユーザ機器のアクセス層は、MBMSサービスが停止されると決定し、ユーザ機器の上位層に指示を送信し、ユーザ機器の上位層は、MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告し、グループ通信サーバが要求を受信した後に、グループ通信サーバが、グループサービスがユーザ機器に送信され続ける必要があると決定する場合には、グループ通信サーバは、グループサービスを受信し続けるためにユニキャストベアラを確立するためにユーザ機器をトリガする。ユニキャストベアラは、ユーザ機器と基地局との間の、MBMSサービスを送信するのに使用される専用の無線ベアラである。
MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告する前に、ユーザ機器の上位層は、eNBへの接続を確立する必要がある。多数のユーザ機器が接続確立プロセスを同時に開始する時に引き起こされるネットワーク輻輳を避けるために、eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、多数のユーザ機器がユニキャスト接続確立プロセスを同時にトリガすることを防ぐために、ランダムバックオフを実行することができる。具体的には、ユーザ機器は、所定のしきい値との比較のためにランダム係数を生成し、比較結果に従って、ユニキャスト確立プロセスのトリガの遅延を決定する。たとえば、所定のランダム係数は、0.5であり、ユーザによって生成される乱数は、0.6であり、0.6>0.5であり、したがって、ユーザは、10msの遅延の後に接続確立をトリガする。
この実施形態によって提供されるグループ通信サーバは、図4内に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態におけるグループ通信サーバの機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、グループ通信サーバの機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図14を参照すると、図14は、本発明の実施形態による、第3のマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの概略構造図である。この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティ170は、決定モジュール81および通知モジュール82を含む。
決定モジュール81は、停止される必要があるMBSFNの送信を決定するように構成される。
決定モジュール81は、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するように基地局に命令し、基地局の統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MBMSサービスのMBSFN送信の形が停止される必要があると決定する。
通知モジュール82は、決定モジュール81がMBSFNの送信が停止される必要があると決定した後に、MBSFNの送信が停止されることをグループ通信サーバに通知するように構成される。
MCEが、MBMSサービスのMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、通知モジュール82を使用することによってグループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。したがって、グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止された後にユーザ機器がMBSFNの代わりにユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。
グループ通信サーバが、MBSFNの送信が停止されることを通知された後に、所定の時間期間の後に、eNBがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにするために、MBMSサービススケジューリング停止情報が、eNBに送信される。
グループ通信サーバは、グループ通信サーバのグループ内のユーザ機器を管理するように構成され、MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループサービスを受信するMBSFNの送信が停止された後にグループサービスがユニキャストベアラを使用することによって受信され続けることもできるようにするために、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令することができる。
この実施形態によって提供されるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティは、図5内に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティの機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図15を参照すると、図15は、本発明の実施形態による、第3のユーザ機器の概略構造図である。この実施形態におけるユーザ機器180は、報告モジュール91およびユニキャストベアラ確立モジュール92を含む。
報告モジュール91は、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報をグループ通信サーバに報告するように構成される。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。したがって、報告モジュール91は、前もってグループ通信サーバに登録するようにさらに構成される。
ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信する場合に、ユーザ機器は、報告モジュール91を使用することによって、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。
ユニキャストベアラ確立モジュール92は、グループ通信サーバのユニキャストベアラ確立通知に従ってユニキャストベアラを確立し、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続けるように構成される。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止されることを示す通知をMCEから受信する。
MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけが、ユニキャストベアラを確立するように命令され得る。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器のユニキャストベアラ確立モジュール92は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
ユニキャストベアラを確立するプロセスにおいて、ユーザ機器は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、ユニキャストベアラが完全に確立された後に、ユーザ機器は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報のリスニングを停止し、ユニキャストベアラを使用することによって、グループサービスを受信し続ける。
この実施形態によって提供されるユーザ機器は、図6内に示された実施形態内のステップを実施することができ、この実施形態におけるユーザ機器の機能モジュールの分割は、例示的であるのみであり、本発明の目的が達成され得るという前提の下で、ユーザ機器の機能モジュールの分割は、前述の形に限定されず、別の可能な実施の形とすることができる。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。
図16を参照すると、図16は、本発明の実施形態による、第2のグループ通信サーバの概略構造図である。この実施形態におけるグループ通信サーバ190は、プロセッサ191、受信器193、メモリ192、およびバスシステム194を含む。
プロセッサ191は、グループ通信サーバ190の動作を制御し、プロセッサ191は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ191は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ191は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ192は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ191に供給する。メモリ192の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
グループ通信サーバ190のコンポーネントは、バスシステム194を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム194は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ191、メモリ192、および受信器193は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム194としてマークされている。
メモリ192は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ191は、メモリ192内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ191は、ユーザ機器によって報告され、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報を受信するために受信器193を制御し、MBSFNの送信の停止に関する通知をMCEから受信するために受信器193を制御し、ユーザ機器がユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令するように構成される。
メモリ192は、グループサービスデータを記憶するように構成される。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。
ユーザ機器が通信のためにMBSFNの形でグループ通信サーバを受信する場合に、ユーザ機器は、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。グループ通信サーバは、第1の受信モジュール71を使用することによって、ユーザ機器によって報告され、グループサービスがMBSFNを使用することによって受信されることを示す情報を受信する。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバのプロセッサ191は、MCEから、MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信するために受信器193を制御する。受信器193が、MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、プロセッサ191は、ユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、プロセッサ191は、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけに、ユニキャストベアラを確立するように命令することができる。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
具体的には、ユーザ機器がMBMSサービスを使用することによってグループ通信データを受信する場合に、ユーザ機器のアクセス層は、MBMSサービスが停止されると決定し、ユーザ機器の上位層に指示を送信し、ユーザ機器の上位層は、MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告し、グループ通信サーバが要求を受信した後に、グループ通信サーバが、グループサービスがユーザ機器に送信され続ける必要があると決定する場合には、グループ通信サーバは、グループサービスを受信し続けるためにユニキャストベアラを確立するためにユーザ機器をトリガする。ユニキャストベアラは、ユーザ機器と基地局との間の、MBMSサービスを送信するのに使用される専用の無線ベアラである。
MBMSサービスに対応するグループサービスがMBSFNの形で受信され続けることができないことをグループ通信サーバに報告する前に、ユーザ機器の上位層は、eNBへの接続を確立する必要がある。多数のユーザ機器が接続確立プロセスを同時に開始する時に引き起こされるネットワーク輻輳を避けるために、eNBのMBMSサービススケジューリング停止情報を受信した後に、ユーザ機器は、多数のユーザ機器がユニキャスト接続確立プロセスを同時にトリガすることを防ぐために、ランダムバックオフを実行することができる。具体的には、ユーザ機器は、所定のしきい値との比較のためにランダム係数を生成し、比較結果に従って、ユニキャスト確立プロセスのトリガの遅延を決定する。たとえば、所定のランダム係数は、0.5であり、ユーザによって生成される乱数は、0.6であり、0.6>0.5であり、したがって、ユーザは、10msの遅延の後に接続確立をトリガする。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ191に適用されまたはプロセッサ191によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ191内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ42内に配置され、プロセッサ191は、メモリ192内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
図17を参照すると、図17は、本発明の実施形態による、第4のマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの概略構造図である。この実施形態におけるマルチセル/マルチキャスト調整エンティティ200は、プロセッサ201、メモリ202、送信器203、およびバスシステム204を含む。
プロセッサ201は、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ200の動作を制御し、プロセッサ201は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ201は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ201は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ202は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ201に供給する。メモリ202の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ200のコンポーネントは、バスシステム204を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム204は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ201、メモリ202、および送信器203は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム204としてマークされている。
メモリ202は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ201は、メモリ202内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ201は、一時停止される必要があるMBMSサービスを決定し、MBMSサービススケジューリング停止通知を基地局に送信するために送信器203を制御するように構成され、MBMSサービススケジューリング停止通知は、MBMSサービスのスケジューリングが停止されることを示し、プロセッサ201は、MBMSサービスのスケジューリングを継続するように基地局に命令する。
メモリ202は、MBMSサービスデータを記憶するように構成される。
プロセッサ201は、MBMSサービスを受信するユーザ機器に関する統計を実行するように基地局に命令し、基地局の統計応答に従って、MBMSサービスのユーザ機器の量を決定し、MBMSサービスを受信するユーザ機器の量が所定のしきい値未満である時に、MBMSサービスのMBSFN送信の形が停止される必要があると決定する。
MCEが、MBMSサービスのMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、プロセッサ201は、グループ通信サーバにまず通知するために送信器203を制御する。送信器203は、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。したがって、グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止された後にユーザ機器がMBSFNの代わりにユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるようにするために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。
グループ通信サーバが、MBSFNの送信が停止されることを通知された後に、所定の時間期間の後に、eNBがMBMSサービスのスケジューリングを停止するようにするために、MBMSサービススケジューリング停止情報が、eNBに送信される。
グループ通信サーバは、グループ通信サーバのグループ内のユーザ機器を管理するように構成され、MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループサービスを受信するMBSFNの送信が停止された後にグループサービスがユニキャストベアラを使用することによって受信され続けることもできるようにするために、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令することができる。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ201に適用されまたはプロセッサ201によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ201内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ202内に配置され、プロセッサ201は、メモリ202内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
図18を参照すると、図18は、本発明の実施形態による、第4のユーザ機器の概略構造図である。この実施形態におけるユーザ機器210は、プロセッサ211、メモリ212、受信器213、およびバスシステム214を含む。
プロセッサ211は、ユーザ機器210の動作を制御し、プロセッサ211は、CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)とさらに呼ばれる場合がある。プロセッサ211は、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。プロセッサ211は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントとすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサおよび類似物とすることができる。
メモリ212は、読取専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、命令およびデータをプロセッサ211に供給する。メモリ212の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
ユーザ機器210のコンポーネントは、バスシステム214を使用することによって一緒に結合され、データバスを含むことに加えて、バスシステム214は、電力バス、制御バス、および状態信号バスをさらに含む。バスシステムは、ISA (Industry Standard Architecture、インダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、PCI (Peripheral Component Interconnect、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト)バス、EISA (Extended Industry Standard Architecture、エクステンデッドインダストリアルスタンダードアーキテクチャ)バス、または類似物とすることができる。バスは、1つまたは複数の物理信号線とすることができ、バスが複数の物理信号線である時に、バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、および類似物に分類され得る。本発明のいくつかの他の実施形態において、プロセッサ211、メモリ212、および受信器213は、通信線を使用することによって直接に接続されることも可能である。しかし、明瞭な説明のために、様々なバスは、この図内ではバスシステム214としてマークされている。
メモリ212は、モジュールまたはデータ構造を実行することができる以下の要素、要素のサブセット、または要素の拡張されたセットを記憶する。
様々な動作を実施するのに使用される、様々な動作命令を含む動作命令と、
様々な基本的なサービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される、様々なシステムプログラムを含むオペレーティングシステム。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ211は、メモリ212内に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステム内に記憶され得る)を呼び出すことによって、以下の動作を実行する。
プロセッサ211は、MBSFNを使用することによってグループサービスが受信されることを示す情報をグループ通信サーバに報告し、グループ通信サーバの通知を受信するために受信器213を制御し、グループ通信サーバの通知に従って、グループサービスが受信され続ける必要がある時に、ユニキャストベアラを確立し、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続けるように構成される
メモリ212は、データを記憶するように構成される。
グループ通信において、MBSFNエリア内で、グループサービスのデータは、MBMSサービス内で担持され、グループ通信サーバは、グループ内のユーザ機器を管理するように構成され、グループサービスのデータを受信する前に、ユーザ機器は、グループ通信サーバに登録することをまず必要とする。
ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信する場合に、プロセッサ211は、ユーザ機器がMBSFNの形でグループサービスを受信しつつあることを示す情報をグループ通信サーバに報告することができ、グループサービスに関する情報は、グループサービスのMBSFNエリア識別子と、グループサービスがその中に配置されているセルの識別子とのうちの少なくとも1つを含む。
MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定する場合に、MCEが、MBMSサービスのスケジューリングを停止するようにeNBに命令する前に、MCEは、グループ通信サーバにまず通知する。MCEは、MCEによって停止されるサービスに関する情報、たとえばMBSFNエリア識別子、またはMBMSサーバ識別子をグループ通信サーバに報告することができる。
グループ通信サーバは、MBSFNの送信が停止されることを示す通知をMCEから受信する。
MBSFNの送信が停止されることを示す通知を受信した後に、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを使用することによってグループサービスを受信し続けるために、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令する。好ましくは、グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器だけが、ユニキャストベアラを確立するように命令され得る。
グループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器のプロセッサ211は、MBSFNの送信が停止された後にユニキャストベアラ上でグループサービスを受信し続けるために、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラの確立をトリガする。ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、グループ通信サーバは、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。
ユニキャストベアラを確立するプロセスにおいて、プロセッサ211は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報をリスニングし続け、ユニキャストベアラが完全に確立された後に、プロセッサ211は、搬送されるグループサービスのスケジューリング情報のリスニングを停止し、ユニキャストベアラを使用することによって、グループサービスを受信し続ける。
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ211に適用されまたはプロセッサ211によって実施され得る。実施プロセスにおいて、前述の方法のステップは、ハードウェアの集積論理回路またはプロセッサ211内のソフトウェアの形内の命令を使用することによって完成され得る。本発明の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実施されまたは実行され得る。本発明の実施形態において開示される方法に関連して、ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実施されるものとして直接に表され、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組合せによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラム可能読取専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、またはレジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体は、メモリ212内に配置され、プロセッサ211は、メモリ212内の情報を読み取り、そのハードウェアとの組合せにおいて前述の方法のステップを完成させる。
グループ通信サーバ、ユーザ機器、およびマルチセル/マルチキャスト調整エンティティの前述の実施形態の詳細な説明を介して、本発明の実施形態において、MCEが、停止される必要があるMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがeNBに通知する前に、MCEは、グループ内のユーザ機器を管理するグループ通信サーバにまず通知し、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令し、ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令することが、理解され得る。このようにして、MCEが、MBSFNの送信を停止すると決定する時に、MBSFNを使用することによってグループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラをまず確立し、これによって、グループサービスが中断されるのを防ぎ、よりよい使用経験をユーザに提供する。
前述の実施形態の説明を介して、MCEがサービスのスケジューリングを停止すると決定した後に、サービスを受信し続ける必要があるUEが、ユニキャストベアラを確立する必要があり、本発明が、ユニキャストベアラを確立するプロセス内で引き起こされるサービス中断時間をどのようにして短縮することを目指すのかが理解され得る。
本発明の実施形態によって提供されるサービス継続性を維持する方法およびデバイスによれば、基地局は、MCEによって送信されたMBMSサービススケジューリング停止通知を受信し、基地局は、MBMSサービススケジューリング停止情報についてユーザ機器に通知し、MBMSサービスのスケジューリングを継続する。このようにして、MCEは、MBMSサービスのスケジューリングを停止すると決定し、MBMSサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、ユニキャストベアラを確立するプロセス内でサービスを受信し続けることもでき、これによって、ユーザ機器が、サービスのスケジューリングが停止された後にサービスを受信し続けることを必要とするのでユニキャストベアラを確立するプロセス内でのサービス中断時間を効果的に短縮し、ユーザによりよい使用経験を提供する。
別の態様によれば、本発明の実施形態は、サービス継続性を維持する方法およびデバイスをさらに提供し、ここで、MCEが、停止される必要があるMBSFNの送信を停止すると決定する時に、MCEがeNBに通知する前に、MCEは、グループ内のユーザ機器を管理するグループ通信サーバにまず通知し、グループ通信サーバは、ユニキャストベアラを確立するようにユーザ機器に命令し、ユーザ機器がユニキャストベアラを確立した後に、MBSFNの送信を停止するようにMCEに命令する。このようにして、MCEが、MBSFNの送信を停止すると決定する時に、MBSFNを使用することによってグループサービスを受信し続ける必要があるユーザ機器は、グループ通信サーバの通知に従ってユニキャストベアラをまず確立し、これによって、グループサービスが中断されるのを防ぎ、よりよい使用経験をユーザに提供する。
本願によって提供される複数の実施形態において、開示されるシステム、装置、および方法が、他の形で実施され得ることを理解されたい。たとえば、説明される装置実施形態は、単に例示的である。たとえば、モジュール分割またはユニット分割は、単に論理的機能分割であり、実際の実施態様において他の分割とされ得る。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントを、組み合わせるか別のシステムに一体化することができ、あるいは、特徴を無視するか実行されないものとすることができる。さらに、示されまたは議論される相互結合、直接結合、または通信接続は、何らかのインターフェースを使用することによって実施され得る。装置またはユニットの間の直接結合または通信接続は、電子的な形、機械的な形、または他の形で実施され得る。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして示される部分は、物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、あるいは、複数のネットワークユニット上で分散されてもよい。ユニットの一部またはすべてが、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択され得る。
さらに、本願の実施形態内の機能ユニットが、1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、あるいは、2つ以上のユニットが、1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形で実施されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実施されてもよい。
統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立の製品として販売されまたは使用される時に、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本質的に本願の技術的解決策、従来技術に貢献する部分、または技術的解決策のすべてもしくは一部は、ソフトウェア製品の形で実施され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体内に記憶され、本願の実施形態内で説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはマルチセル/マルチキャスト調整エンティティとすることができる)またはプロセッサ(processor)に命令するための複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
前述の説明は、単に本願の実施形態であり、本願の範囲を限定することは意図されていない。本願の明細書および図面の内容を使用することによって作られる同等の構造的変更もしくは同等のプロセス変更、または明細書および図面の内容の別の関連する技術分野への直接のもしくは間接の応用は、本願の保護範囲に含まれなければならない。