JP6478779B2 - ポンポン作成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、毛糸などで玉房状の飾り(ポンポン)を作成するためのポンポン作成装置に関する。
従来、ポンポンを作成する方法として、半円弧状のパーツを重ね合わせたものに糸を巻き付ける方法が知られている。この方法では、糸を巻き付けたパーツを2個用意し、これをリング状に結合させ、重ね合わせたパーツの間に鋏を挿し入れて切断した後、切断部分を糸で括ることでポンポンを作成することができる。しかしながら、手でパーツに糸を巻き付ける従来の方法では巻き付ける作業に多くの時間が掛かかり、作業の労力が大きかった。
この点に関し、特許文献1には、機械的に糸巻作業が行えるボンボン作成用糸巻機の発明が開示されている。この特許文献1記載の発明によれば、装置に糸をセットしてやれば、その後は機械的に糸巻作業が短時間で簡単に行え、しかも、糸の巻き付け強さが常に一定になり、仕上がりの良いボンボンが形成できるとされている。
特開2002−220772号公報
しかし、上記した特許文献1記載の装置には以下のような問題点があった。
まず、装置が大掛かりであり、部品点数も多いことから、製造コストが高価にならざるを得ないという問題があった。そして、装置が大型であり、収容スペースや設置場所を選ぶという問題があった。
また、糸をセットする際には、糸振り手段などの4箇所に引っ掛けた上で腕片に仮止めする方式であるため、糸の取り付けが煩雑であり、手軽に使用できないという問題があった。
そこで、本発明は、部品点数の少ない簡易な構成で安価に製造でき、小型で作業性の良いポンポン作成装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、装置本体と、前記装置本体に取り付けられて使用される分割片と、を備え、前記分割片に糸を巻き付けてポンポンを作成するためのポンポン作成装置であって、前記分割片は、円弧状の湾曲部と、前記湾曲部の両端に形成された脚部と、を備え、前記装置本体は、前記脚部を着脱可能な取付部と、前記取付部を揺動可能に支持する支持部と、前記支持部を回転操作させるためのハンドルと、前記取付部に取り付けられた前記分割片の方向へ糸を引き出すための糸案内部と、を備え、前記ハンドルが操作されて前記取付部が回転したときに、前記糸案内部から引き出された糸が、前記取付部に取り付けられた前記分割片の湾曲部に巻き付くように構成されており、前記円弧状の湾曲部の中心角を90度以下とし、前記取付部を前記支持部に対して揺動させることで、前記湾曲部に対する糸の巻き付け位置を調整可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記湾曲部は、内周縁の中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記糸案内部は、糸を挿通して保持する挿通保持部と、前記挿通保持部に挿通させた糸の先端側を引っ掛けるスリットと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、分割片は、円弧状の湾曲部と、前記湾曲部の両端に形成された脚部と、を備え、装置本体は、前記脚部を着脱可能な取付部と、前記取付部を揺動可能に支持する支持部と、前記支持部を回転操作させるためのハンドルと、前記取付部に取り付けられた前記分割片の方向へ糸を引き出すための糸案内部と、を備え、前記ハンドルが操作されて前記取付部が回転したときに、前記糸案内部から引き出された糸が、前記取付部に取り付けられた前記分割片の湾曲部に巻き付くように構成されている。そして、本発明は、従来のように半円弧状のパーツを使用するのではなく、湾曲部の中心角を90度以下とした分割片(例えば四半円弧状の分割片)を使用することで、取付部が回転して糸を巻き取る構造を実現している。このような構成によれば、取付部が回転するだけで糸が巻き付けられていくため、特許文献1記載の装置のように糸振り手段を設けなくてもよい。よって、部品点数が少ない小型の装置となり、製造コストを安価にすることができる。
また、前記取付部を前記支持部に対して揺動させることで、前記湾曲部に対する糸の巻き付け位置を調整可能とした。よって、糸の巻き付けが均一になるように調整しながら任意の厚みで巻き付けることができるので、仕上がりの良いポンポンを作成することができる。
また、特許文献1記載の装置のように糸振り手段に糸をセットする必要もないので、糸の取り付けも容易であり、作業性が良い。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記湾曲部は、内周縁の中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されている。このような構成によれば、内周縁の距離を長くして糸が放射状に広がるように巻き付けることができるので、糸の重なりができるだけできないようにしてポンポンの仕上がりを丸くすることができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記糸案内部は、糸を挿通して保持する挿通保持部と、前記挿通保持部に挿通させた糸の先端側を引っ掛けるスリットと、を備える。このような構成によれば、簡単な構成で糸を案内することができるので、部品点数の少ない簡易な構成で安価に装置を製造することができる。また、ユーザが糸の取り付ける作業も容易とすることができる。
装置本体の外観図である。 (a)分割片とクリップの外観図、(a)2つの分割片をクリップで結合した状態の図である。 分割片の側面図である。 糸案内部の使用方法を説明する図であって、(a)狭持板を開放した状態の図、(b)狭持板で糸を抑え付けた状態の図である。 分割片に糸を巻き付ける様子を示す説明図であって、(a)取付部を前方に倒した状態の図、(b)取付部を後方に倒した状態の図である。 糸を巻き付けた分割片を組み合わせた状態の図であって、(a)糸の外周部を切断する前の図、(b)糸の外周部を切断した後の図である。 (a)異なる色の糸を使用した分割片を組み合わせた図、(b)異なる色の糸を使用したポンポンの外観図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るポンポン作成装置は、糸40(毛糸など)で玉房状の飾り(ポンポン)を作成するためのものであり、図1に示すような装置本体10と、図2に示すような分割片30と、を備えている。
装置本体10は、図1に示すように、装置本体10を平坦な場所に置いたときに接地する底板部11と、この底板部11から略垂直に立設する立壁部20と、を備える。
底板部11の上面には、糸40をセットして引き出すための糸案内部15が設けられている。糸案内部15は、図4に示すように、底板部11の上面に固定された下部案内部材16と、この下部案内部材16の近傍に取り付けられたピン17と、このピン17によって水平方向に回動可能に取り付けられた狭持板18と、を備える。
下部案内部材16は、垂直に立ち上がる一対の案内壁部16aを備えており、この案内壁部16aの上端縁には切欠き16bが設けられている。
狭持板18は、ピン17を中心に回動する平板状部材である。狭持板18の幅は、切欠き16bの幅よりも大きく形成されている。また、この狭持板18は、下面が案内壁部16aの上端と略同じ高さとなるようにピン17によって支持されている。この狭持板18は、図4(b)に示すように、一対の案内壁部16aに対して平面視で直交するように回動可能となっており、このように狭持板18を回動させることで一対の案内壁部16aに形成された切欠き16bの上部を覆うことができるようになっている。なお、この狭持板18の先端には、切欠き状のスリット18aが形成されている。
本実施形態においては、ピン17の頭部と狭持板18との間に圧縮バネが取り付けられており、この圧縮バネによって狭持板18が下部案内部材16に押し付けられている。このように狭持板18が押し付けられることで、狭持板18と狭持板18との間に摩擦力が生じ、狭持板18が容易に動かないようになっている。具体的には、糸40の張力が加わった場合でも狭持板18が動かないので、糸40を張った状態を維持できるようになっている。一方で、手で狭持板18を持ってスライドさせれば、容易に狭持板18を回動できるようになっている。
上記した糸案内部15に糸40をセットするときには、まず、図4(a)に示すように、狭持板18を回動させて下部案内部材16の切欠き16bの上部開口を露出させ、切欠き16bに糸40を引っ掛ける。次に、図4(b)に示すように、狭持板18を下部案内部材16の上方に回動させ、この狭持板18によって下部案内部材16の切欠き16bの上部開口を塞ぐ。このように切欠き16bの上部開口が塞がれることで切欠き16bと狭持板18との間に穴が形成される。この穴は、糸40を挿通して保持する挿通保持部として機能する。挿通保持部に挿通させた糸40の先端側は、図5に示すように、狭持板18のスリット18aに引っ掛けられて、上方へと案内される。
立壁部20の後面には、ハンドル22が取り付けられている。また、立壁部20の前面には、支持部24と取付部26とが取り付けられている。
ハンドル22は、支持部24を回転操作させるための操作部であり、立壁部20に対して回転自在に取り付けられている。このハンドル22は支持部24と接続されており、使用者がハンドル22を手で持って回転させると、支持部24が一体的に回転するようになっている。
支持部24は、後述する取付部26を揺動可能に支持する部位であり、図1に示すような側面視略L字形の部材である。この支持部24は、立壁部20の前面に臨む垂直板部24bと、垂直板部24bの端部から前方に略水平に突出して形成された張出部24cと、張出部24cの先端に設けられた揺動支持部24dと、を備える。
垂直板部24bの中央付近には回転軸部24aが設けられており、ハンドル22が回転操作されたときに、支持部24が回転軸部24aを中心に回転するようになっている。張出部24cは、回転軸部24aから見て偏心位置に設けられているため、支持部24が回転すると、張出部24cが回転軸部24aを中心に円を描くように回転する。
張出部24cの先端に設けられた揺動支持部24dは、取付部26を揺動可能に支持するための部位であり、半円筒状に形成されている。
取付部26は、分割片30を着脱可能な部位であり、揺動軸部26aを介して揺動支持部24dに対して揺動可能に取り付けられる。この取付部26は、分割片30の脚部32を後方から支持する背面板部26bと、背面板部26bの両側に鉤状に設けられた狭持片26cと、を備える。背面板部26bの下端部は揺動軸部26aに接続されており、これにより取付部26が揺動支持部24dに対して揺動可能となっている。
この取付部26の前面(ハンドル22とは反対側に向いた面)には、背面板部26bと狭持片26cとが相俟って挿入溝26dが形成されており、この挿入溝26dに分割片30の脚部32(後述)を挿入することで、取付部26に分割片30を取り付け可能となっている。挿入溝26dに挿入された分割片30の脚部32は、先端が揺動支持部24dの半円筒状の表面に突き当たる位置まで挿入可能となっている。
なお、上記したように、取付部26は揺動軸部26aを中心に揺動可能となっており、手動で角度を変更できるようになっている。本実施形態に係る取付部26の揺動範囲は約90度であり、図5(a)に示すように取付部26が略垂直となる位置から、図5(b)に示すように取付部26が略水平となる位置まで揺動することができるようになっている。
分割片30は、上記した装置本体10に取り付けられて使用されるパーツであり、図2(b)に示すように、2つの分割片30をクリップ33で結合した状態で装置本体10に取り付けられる。この分割片30は、図2(a)に示すように、略四半円弧状の湾曲部31と、この湾曲部31の両端に形成された脚部32と、を備える。
湾曲部31は、薄板扇状に形成されており、その表面に凹部31c又は凸部31dが形成されている。本実施形態においては、凹部31cが形成された分割片30と凸部31dが形成された分割片30とを一対とし、凹部31cと凸部31dとが係合するように湾曲部31を重ね合わせることで、2つの分割片30をずれなく重ね合わせることができるとともに、2つの分割片30の間に隙間Gが生まれるようになっている。
本実施形態においては、湾曲部31が略四半円弧状であるため、この湾曲部31の中心角は略直角となっている。
ところで、この湾曲部31の内周縁31aは、図3(a)に示すように、中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されている。このように内周縁31aの距離を長くすることで、糸40を巻き付けたときに糸40の重なりができるだけできないようにしてポンポンの仕上がりを丸くできるようにしている。なお、内周縁31aに合わせて外周縁31bも中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されるようにしてもよい。
脚部32は、分割片30を装置本体10に取り付けるための部位であり、湾曲部31の両端部に設けられている。両端部に設けられた脚部32の平面は互いに約90度の角を成すように配置されている。このため、図3(b)に示すように、互いの脚部32を接面させるように4つの分割片30をつなげてリング状とすることができるようになっている。
本実施形態に係るポンポン作成装置でポンポンを作成する手順は以下のとおりである。
まず、糸案内部15に糸40をセットする。
次に、一対の分割片30を図2(b)に示すようにクリップ33で結合する。具体的には、クリップ33は、一対の分割片30の脚部32を挟み込んで保持できる狭持溝33aを備えており、この狭持溝33aに一対の分割片30の脚部32を挿入することで一対の分割片30を重ね合わせて結合する。
一対の分割片30を結合したら、この一対の分割片30を装置本体10に取り付ける。具体的には、クリップ33で固定していない方の分割片30の脚部32を、取付部26の挿入溝26dに挿入する。
分割片30を取付部26に取り付けたら、糸案内部15のスリット18aから分割片30の方向へ糸40を引き出し、引き出した糸40を湾曲部31の周囲に数回巻き付けて仮止めする。
上記の操作によって糸40のセットが完了したら、ハンドル22を回転操作して支持部24及び取付部26を回転させる。取付部26が回転することにより、糸案内部15から引き出された糸40が分割片30の湾曲部31に巻き付いていく。このとき、図5に示すように、取付部26を支持部24に対して揺動させることで、取付部26の揺動角度を変更できる。取付部26の揺動角度を変更することで、湾曲部31に対する糸40の巻き付け位置を調整することができるので、巻き付け具合いを見ながら取付部26を動かすことで、均一に糸40を巻き付けることができる。十分に巻き付けられたら、糸40を巻き付けた分割片30を装置本体10から取り外す。
上記手順を繰り返し、糸40を巻き付けた一対の分割片30を4つ作成する。そして、この4つの一対の分割片30(計8つの分割片30)を、図6(a)に示すように組み合わせる。すなわち、一対の分割片30を固定していたクリップ33を取り外し、周方向に隣り合う脚部32を結合するようにクリップ34を取り付ける。このように分割片30をリング状に組み合わせたら、図6(b)に示すように、分割片30の間の隙間Gから鋏などを挿し入れて糸40の外周部分を切断する。切断後に隙間Gに括り糸を巻き付けて結ぶ。括り糸を結んで糸40がばらばらにならないようにしたら、分割片30を取り外す。後は、ポンポンの形が丸くなるように鋏などで糸40の先端を刈り込んで形を整えればよい。
なお、糸40は一色だけ使用してもよいし、図7に示すように多色の糸40を使用してもよい。例えば図7(a)に示すように、一対の分割片30を4つ作成するうちの1つについて他とは異なる色の糸40を使用すれば、図7(b)に示すように花のようなポンポンを作成することも可能である。本実施時形態に係るポンポン作成装置によれば、糸40の巻き付け方を取付部26の角度変更で容易に変更でき、また、分割片30が従来のように半円弧状ではなく四半円弧状であるため、細かく糸40の色を変更してバリエーション豊かなポンポンを作成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、分割片30は、略四半円弧状の湾曲部31と、前記湾曲部31の両端に形成された脚部32と、を備え、装置本体10は、前記脚部32を着脱可能な取付部26と、前記取付部26を揺動可能に支持する支持部24と、前記支持部24を回転操作させるためのハンドル22と、前記取付部26に取り付けられた前記分割片30の方向へ糸40を引き出すための糸案内部15と、を備え、前記ハンドル22が操作されて前記取付部26が回転したときに、前記糸案内部15から引き出された糸40が、前記取付部26に取り付けられた前記分割片30の湾曲部31に巻き付くように構成されている。すなわち、本発明は、従来のように半円弧状のパーツを使用するのではなく、四半円弧状の分割片30を使用することで、取付部26が回転して糸40を巻き取る構造を実現している。このような構成によれば、取付部26が回転するだけで糸40が巻き付けられていくため、糸振り手段を設けなくてもよい。よって、部品点数が少ない小型の装置となり、製造コストを安価にすることができる。
また、前記取付部26を前記支持部24に対して揺動させることで、前記湾曲部31に対する糸40の巻き付け位置を調整可能とした。よって、糸40の巻き付けが均一になるように調整しながら任意の厚みで巻き付けることができるので、仕上がりの良いポンポンを作成することができる。
また、糸振り手段に糸40をセットする必要もないので、糸40の取り付けも容易であり、作業性が良い。
また、前記湾曲部31は、内周縁31aの中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されている。このような構成によれば、内周縁31aの距離を長くして糸40が放射状に広がるように巻き付けることができるので、糸40の重なりができるだけできないようにしてポンポンの仕上がりを丸くすることができる。
また、前記糸案内部15は、糸40を挿通して保持する挿通保持部と、前記挿通保持部に挿通させた糸40の先端側を引っ掛けるスリット18aと、を備える。このような構成によれば、簡単な構成で糸40を案内することができるので、部品点数の少ない簡易な構成で安価に装置を製造することができる。また、ユーザが糸40の取り付ける作業も容易とすることができる。
なお、上記した実施形態においては、分割片30がリングを4分割したような形状となっているため、湾曲部31の中心角が略直角となっている。しかしながら、本発明の実施形態としてはこれに限らず、湾曲部31の中心角は90度以下であればよく、その範囲で分割片30の形状を変更してもよい。例えば、分割片30がリングを6分割した形状としてもよく、この場合には湾曲部31の中心角は約60度となる。また、分割片30がリングを8分割した形状としてもよく、この場合には湾曲部31の中心角は約45度となる。このように分割片30の中心角を小さくすれば、より細かく糸40の色を変更してバリエーション豊かなポンポンを作成することができる。なお、このように湾曲部31の中心角を変更した場合、取付部26の揺動範囲を湾曲部31の中心角に合わせて変更してもよい。
10 装置本体
11 底板部
15 糸案内部
16 下部案内部材
16a 案内壁部
16b 切欠き
17 ピン
18 狭持板
18a スリット
20 立壁部
22 ハンドル
24 支持部
24a 回転軸部
24b 垂直板部
24c 張出部
24d 揺動支持部
26 取付部
26a 揺動軸部
26b 背面板部
26c 狭持片
26d 挿入溝
30 分割片
31 湾曲部
31a 内周縁
31b 外周縁
31c 凹部
31d 凸部
32 脚部
33 クリップ
33a 狭持溝
34 クリップ
40 糸
G 隙間

Claims (3)

  1. 装置本体と、前記装置本体に取り付けられて使用される分割片と、を備え、前記分割片に糸を巻き付けてポンポンを作成するためのポンポン作成装置であって、
    前記分割片は、円弧状の湾曲部と、前記湾曲部の両端に形成された脚部と、を備え、
    前記装置本体は、前記脚部を着脱可能な取付部と、前記取付部を揺動可能に支持する支持部と、前記支持部を回転操作させるためのハンドルと、前記取付部に取り付けられた前記分割片の方向へ糸を引き出すための糸案内部と、を備え、
    前記ハンドルが操作されて前記取付部が回転したときに、前記糸案内部から引き出された糸が、前記取付部に取り付けられた前記分割片の湾曲部に巻き付くように構成されており、
    前記円弧状の湾曲部の中心角を90度以下とし、前記取付部を前記支持部に対して揺動させることで、前記湾曲部に対する糸の巻き付け位置を調整可能としたことを特徴とする、ポンポン作成装置。
  2. 前記湾曲部は、内周縁の中央部分が正円弧よりも外周方向に湾曲して形成されていることを特徴とする、請求項1記載のポンポン作成装置。
  3. 前記糸案内部は、糸を挿通して保持する挿通保持部と、前記挿通保持部に挿通させた糸の先端側を引っ掛けるスリットと、を備えることを特徴とする、請求項1又は2記載のポンポン作成装置。
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