JP6477403B2 - 回路保護装置 - Google Patents

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本発明は、電源部の温度を監視する温度監視回路を保護する回路保護装置に関する。
従来、下記特許文献1に見られるように、組電池等の電源部の電圧を監視する電圧監視回路が知られている。詳しくは、電圧監視回路と電源部とは、電圧検出用の複数の検出ラインで接続されている。電圧監視回路は、検出ラインを介して電源部の電圧を監視する。
特許第5585616号公報
ところで、電源部の状態を監視する回路としては、電圧監視回路の他に、電源部を温度を監視する温度監視回路もある。詳しくは、温度監視回路と、電源部を温度検出対象とする温度センサとは、温度検出用の複数の検出ラインで接続されている。温度監視回路は、検出ラインを介して温度センサの温度検出結果を取得することにより、電源部の温度を監視する。
ここで、温度センサの温度検出精度を向上させるためには、温度センサと電源部とを近接させる必要がある。この場合、温度センサと電源部との間の電気的絶縁性を確保することが必要となる。電気的絶縁性を確保するために、例えば、温度センサと電源部との間に電気的絶縁性を有するフィルム又は部材を介在させることも考えられる。ただし、電気的絶縁性を確保するためのフィルム又は部材を厚くすると、フィルム又は部材による遮熱性が強くなり、温度センサの温度検出精度の向上が妨げられる懸念がある。
このため、電気的絶縁性を有するフィルム又は部材の厚さを薄くするなどの対策が考えられる。しかしながらこの場合、電気的絶縁性の確保が不十分となり、温度センサと電源部との間で絶縁破壊が発生するおそれがある。絶縁破壊が発生すると、温度検出用の検出ラインを介して温度監視回路に過電圧が印加され、温度監視回路の信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、電源部と温度センサとの間で絶縁破壊が発生した場合に発生する過電圧から温度監視回路を保護できる回路保護装置を提供することを主たる目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
本発明は、電源部(10)の温度を監視する温度監視回路(31;61)を保護する回路保護装置(34;35;36)であって、前記電源部の温度を検出する温度センサ(T1〜Tn;Ta1〜Ta3,Tb〜Td)と前記温度監視回路との間を電気的に接続する温度検出用の複数の検出ライン(La1〜Lan,Lb1〜Lbn;Ma1〜Ma3,Mb1〜Mb3)間に接続され、過電圧が印加された場合に短絡故障して前記検出ライン間を短絡状態に維持する過電圧保護素子(ZD1〜ZDn;Z1〜Z3)と、前記各検出ラインに設けられ、前記過電圧保護素子が短絡故障した場合に前記過電圧保護素子を介して前記検出ライン間に短絡電流が流れることにより、前記温度センサと前記温度監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子(Fa1〜Fan,Fb1〜Fbn;Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3)と、を備える。
上記発明は、温度検出用の複数の検出ライン間に接続された過電圧保護素子を備えている。また上記発明は、各検出ラインに設けられた回路保護素子を備えている。この構成によれば、温度センサと電源部との間で絶縁破壊が発生した場合であっても、過電圧保護素子に過電圧が印加されて検出ライン間が過電圧保護素子により短絡状態に維持される。これにより、絶縁破壊が発生した場合に発生する過電圧から温度監視回路を保護することができる。さらに、過電圧保護素子が短絡故障した場合に過電圧保護素子を介して検出ライン間に短絡電流が流れることにより、電源部と温度監視回路との間の電気的接続が回路保護素子により遮断される。これにより、短絡電流から温度監視回路を保護することができる。
第1実施形態に係る電源システムの全体構成図。 電池セルに設けられた温度センサを示す図。 電池セル及び温度センサ間の絶縁破壊時に短絡電流が流れる経路の一例を示す図。 第2実施形態に係る電源システムの全体構成図。 電池セル及び温度センサ間の絶縁破壊時に短絡電流が流れる経路の一例を示す図。 短絡電流が流れない電池セル及び温度センサ間の絶縁破壊態様の一例を示す図。 第3実施形態に係る電源システムの全体構成図。 電池セル及び温度センサ間の絶縁破壊時に短絡電流が流れる経路の一例を示す図。 その他の実施形態に係る電源システムの全体構成図。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る回路保護装置を具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。回路保護装置は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電源システムに適用される。
図1に示すように、電源システムは、組電池10と、第1〜第nの温度センサT1〜Tnと、電池監視装置30とを備えている。組電池10は、図示しない走行用モータを含む車載電気負荷に電力を供給するものである。組電池10は、単電池としての電池セル10aが複数直列接続されて構成されており、端子間電圧が数百Vとなるものである。電池セル10aとしては、リチウムイオン電池等の2次電池を用いることができる。なお本実施形態において、組電池10が電源部に相当する。
電池監視装置30は、組電池10の温度を監視する機能を有している。電池監視装置30は、温度検出回路31を備えている。温度検出回路31は、各温度センサT1〜Tnの温度検出結果を取得して電池セル10aの温度を監視する回路である。本実施形態では、各温度センサT1〜Tnとしてサーミスタを用いている。本実施形態では、組電池10を構成する電池セル10aのうち、一部であってかつn個(複数個)の電池セルのそれぞれに対して温度センサが個別に設けられている。これらn個の温度センサが第1〜第nの温度センサT1〜Tnである。本実施形態では、n個の電池セルのうち、電位の高い方から順に、第1の温度センサT1、第2の温度センサT2,…,第nの温度センサTnにより温度が検出されることとする。特に本実施形態では、組電池10を構成する電池セルのうち最高電位の電池セルの温度が第1の温度センサT1により検出され、最低電位の電池セルの温度が第nの温度センサTnにより検出されることとする。
第iの温度センサTi(i=1,2,…n−1,n)の第1端には、第iの高電位側検出ラインLaiを介して温度検出回路31が接続され、第iの温度センサTiの第2端には、第iの低電位側検出ラインLbiを介して温度検出回路31が接続されている。第1〜第nの低電位側検出ラインLb1〜Lbnのそれぞれは、共通の信号線LZによって短絡されている。第nの低電位側検出ラインLbnは、温度検出回路31、主制御部32及び基準電源33のグランドとして機能する。温度検出回路31は、第iの高電位側検出ラインLai及び第iの低電位側検出ラインLbiを介して第iの温度センサTiの温度検出結果を取得することにより、電池セルの温度を監視する。
なお、第1〜第nの低電位側検出ラインLb1〜Lbnのそれぞれを、共通の信号線LZによって短絡することに限らない。例えば、第1〜第n−1の低電位側検出ラインLb1〜Lbn−1のそれぞれを、個別の信号線によって第nの低電位側検出ラインLbnに短絡してもよい。
主制御部32は、マイコン、及びROM等の記憶部を備え、記憶部に記憶された制御プログラムに従って、温度検出回路31から取得した電池セルの温度に基づいて組電池10の温度異常の判定処理等を実行する。主制御部32は、基準電源33から電力が供給されることにより動作する。なお、基準電源33は、外部の直流電源40を電力源として、主制御部32の動作電力を生成する。直流電源40としては、例えば、組電池10よりも端子間電圧の低い2次電池(例えば鉛蓄電池)を用いることができる。
電池監視装置30は、回路保護装置34を備えている。回路保護装置34は、過電圧保護素子としてのツェナーダイオードZD1〜ZDnと、回路保護素子としてのヒューズFa1〜Fan,Fb1〜Fbnとを備えている。詳しくは、第iの高電位側検出ラインLaiには、第iの高電位側ヒューズFaiが設けられ、第iの低電位側検出ラインLbiには、第iの低電位側ヒューズFbiが設けられている。各ヒューズFa1〜Fan,Fb1〜Fbnは、所定電流値以上の電流が流れた場合に溶断する。
第iの高電位側検出ラインLaiにおいて第iの高電位側ヒューズFaiよりも温度検出回路31側には、第iのツェナーダイオードZDiのカソードが接続されている。第iの低電位側検出ラインLbiにおいて第iの低電位側ヒューズFbiと信号線LZとの間には、第iのツェナーダイオードZDiのアノードが接続されている。第iのツェナーダイオードZDiは、過電圧が印加された場合に短絡故障し、自身が接続された一対の検出ラインLai,Lbi間を短絡状態に維持する。第iのツェナーダイオードZDiのツェナー電圧は、温度検出回路31の耐電圧を考慮して設定されている。なお、ツェナーダイオードZD1〜ZDnとしては、例えば特許第5585616号公報の図3に記載されたものを用いればよい。
続いて、電池監視装置30に回路保護装置34を備えた理由と、回路保護装置34の動作態様とについて説明する。
まず、回路保護装置34を備えた理由について、図2を例にして説明する。図2には、各温度センサT1〜Tnのうちいずれか1つの温度センサ54と、この温度センサ54が取り付けられた1つの電池セル10aとが示されている。
電池セル10aは、ケース50、正極51p及び負極51nを備えている。ケース50は、矩形板状(例えば長方形状)の底板部50aと、底板部50aの周縁部に沿って形成された周壁部50bと、周壁部50bにおいてその壁高さ方向の底板部50aとは反対側の開口部を覆う上板部50cとを備えている。ケース50内には、電解液52が収容されている。上板部50cには貫通孔が形成され、その貫通孔には、合成樹脂等で形成された電気的絶縁性を有する収容部材55が取り付けられている。収容部材55の内部には空間が形成され、収容部材55の内壁から離間した状態で温度センサ54が収容部材55に収容されている。これにより、温度センサ54は、電気的に絶縁された状態で電池セル10aに取り付けられている。
ここで、電池セル10aの温度検出精度を向上させる観点から、本実施形態では、温度センサ54をケース50に取り付けている。この場合、温度センサ54と電池セル10aとの間の電気的絶縁性を確保することが必要となるため、温度センサ54を収容部材55に収容している。電気的絶縁性を確保するためには収容部材55を厚くすればよいものの、収容部材55を厚くすると、電池セル10aと温度センサ54との間の収容部材55による遮熱性が強くなり、温度センサ54の温度検出精度の向上が妨げられる懸念がある。
このため、電気的絶縁性を有する収容部材55の厚みを薄くしたり、収容部材55の内壁と温度センサ54との距離を小さくしたりするように収容部材55を構成することも考えられる。しかしながらこの場合、電気的絶縁性の確保が不十分となり、温度センサ54と電池セル10aとの間で絶縁破壊が発生するおそれがある。特に組電池10を構成する電池セル10aの数が増えると、温度センサの数も増え、絶縁破壊が発生するリスクが大きくなる。絶縁破壊が発生すると、温度検出用の検出ラインを介して温度検出回路31に過電圧が印加され、温度検出回路31の信頼性が低下するおそれがある。この問題を解決すべく、電池監視装置30に回路保護装置34を備えた。
続いて、図3を用いて、回路保護装置34の動作態様について説明する。図3に示す例は、組電池10を構成する電池セル10aのうち最高電位の電池セルの正極側と第1の温度センサT1との間で絶縁破壊が発生し、また、最低電位の電池セルの負極側と第nの温度センサTnとの間で絶縁破壊が発生した場合である。
図3に示す例では、第1の高電位側検出ラインLa1及び第1の低電位側検出ラインLb1の間に組電池10の端子間電圧が印加される。これにより、第1のツェナーダイオードZD1が短絡故障し、第1の高電位側検出ラインLa1及び第1の低電位側検出ラインLb1間が短絡される。このため、温度検出回路31に過電圧が印加されることを回避できる。
第1のツェナーダイオードZD1が短絡故障すると、図3に破線にて示すように、第1の高電位側検出ラインLa1、第1のツェナーダイオードZD1、第1の低電位側検出ラインLb1、信号線LZ、第nの低電位側検出ラインLbn、及び組電池10を含む閉回路が形成され、この閉回路に短絡電流が流れる。短絡電流が流れ続けると、例えば第1の高電位側ヒューズFa1が溶断する。これにより、組電池10と温度検出回路31との間の電気的接続が遮断され、短絡電流が流れるのを止めることができる。その結果、温度検出回路31を短絡電流から保護することができる。
このように本実施形態によれば、組電池10と温度センサとの間で絶縁破壊が発生した場合において、温度検出回路31を過電圧及び短絡電流から保護することができる。これにより、電池監視装置30の信頼性の低下を回避することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、温度センサの温度検出対象となる電池セル10aを電位の高い方から順に複数個ずつ選んで複数のブロックを定める。本実施形態では、図4に示すように、温度センサの温度検出対象となる電池セル10aを電位の高い方から順に複数個ずつ選んで4つのブロックを定める。なお本実施形態では、説明の便宜上、各ブロックを構成する温度センサの数を3つとした。
本実施形態に係る電池監視装置60は、第1〜第4の温度検出ユニット60a〜60dを備えている。詳しくは、各ブロックに対して各温度検出ユニットが個別に設けられている。第1の温度検出ユニット60aに対応して温度センサは、第1〜第3の温度センサTa1〜Ta3である。なお、第2,第3,第4の温度検出ユニット60b,60c、60dに対応する温度センサは、第1温度検出ユニット60aに対応する温度センサTa1〜Ta3と同様に3つあるが、図4では、説明の便宜上、1つの温度センサTb,Tc,Tdとして示した。
本実施形態では、温度検出ユニット60a〜60dの数で組電池10を構成する電池セルが等分(4等分)される。そして、等分されたそれぞれの温度センサのブロックを各温度検出ユニットの温度検出対象とする。本実施形態では、各温度検出ユニットの温度検出対象となる電池セルのうち最高電位及びと最低電位の電池セルが各温度検出ユニットの温度検出対象に含まれるものとする。
第1の温度検出ユニット60aは、温度検出回路61、副制御部62、及び基準電源63を備えている。温度検出回路61は、上記第1実施形態の温度検出回路31と同様に、各温度センサTa1〜Ta3の温度検出結果を取得することにより、電池セルの温度を監視する回路である。
第iの温度センサTai(i=1,2,3)の第1端には、第iの高電位側検出ラインMaiを介して温度検出回路61が接続され、第iの温度センサTaiの第2端には、第iの低電位側検出ラインMbiを介して温度検出回路61が接続されている。第1〜第3の低電位側検出ラインMb1〜Mb3のそれぞれは、共通の信号線MZによって短絡されている。本実施形態において、第3の低電位側検出ラインMbnは、温度検出回路61、副制御部62及び基準電源63のグランドとして機能する。なお本実施形態において、第1〜第3の低電位側検出ラインMb1〜Mb3が基準ラインに相当する。
副制御部62は、マイコン、ROM等の記憶部、及びADコンバータを備え、記憶部に記憶された制御プログラムに従って、温度検出回路61から取得した電池セルの温度に基づいて組電池10の温度異常の判定処理等を実行する。副制御部62は、基準電源63から電力が供給されることにより動作する。
副制御部62は、絶縁通信部64を介して主制御部65と情報通信を行う。主制御部65は、例えば車両制御を統括する制御部である。絶縁通信部64は、低圧システム及び高圧システムの間を電気的に絶縁しつつ、これらシステム間で双方向通信を可能とするものである。低圧システムには、主制御部65が含まれる。高圧システムには、各温度検出ユニット60a〜60d、各温度センサTa1〜Ta3,Tb,Tc,Td、及び組電池10が含まれる。なお、絶縁通信部64は、フォトカプラ等の光絶縁素子や、パルストランス等の磁気絶縁素子により構成されている。
本実施形態において、第2〜第4の温度検出ユニット60b〜60dのそれぞれの構成は、第1の温度検出ユニット60aの構成と同様であり、温度検出回路、副制御部及び基準電源を備えている。また、第2〜第4の温度検出ユニット60b〜60dのそれぞれは、個別の絶縁通信部を介して主制御部65と双方向通信を行う。
各温度検出ユニット60a〜60dの基準電源63には、絶縁電源66を介して電力が供給される。本実施形態に係る絶縁電源66は、共通の1次側コイル66a及び各温度検出ユニット60a〜60dに対して個別に設けられた2次側コイル66bを有するトランスと、1次側コイル66a及び電源の間を導通状態又は遮断状態に切り替えるスイッチ66c(例えばMOSFET)とを備えている。
続いて、各温度検出ユニット60a〜60dに備えられる回路保護装置について説明する。第iの高電位側検出ラインMaiには、第iの高電位側ヒューズHaiが設けられ、第iの低電位側検出ラインMbiには、第iの低電位側ヒューズHbiが設けられている。第iの高電位側検出ラインMaiにおいて第iの高電位側ヒューズHaiよりも温度検出回路61側には、第iのツェナーダイオードZiのカソードが接続されている。第iの低電位側検出ラインMbiにおいて第iの低電位側ヒューズHbiと信号線MZとの間には、第iのツェナーダイオードZiのアノードが接続されている。
ここで本実施形態では、各温度検出ユニット60a〜60dのそれぞれのグランドである第3の低電位側検出ラインMb3が互いに電気的に絶縁されている点に特徴がある。すなわち、各温度検出ユニット60a〜60dのそれぞれのグランドがフローティンググランドとされている。
続いて、図5を用いて、本実施形態に係る回路保護装置の動作態様について説明する。本実施形態において、第1の温度センサTa1は、組電池10を構成する電池セル10aのうち最高電位の電池セルを温度検出対象としている。また、温度センサTdは、組電池10を構成する電池セル10aのうち最低電位の電池セルを温度検出対象としている。
図5に示す例は、第1の温度検出ユニット60aの温度検出対象となる電池セルと、第1,第3の温度センサTa1,Ta3との間で2つ絶縁破壊が発生した場合である。図5に示す例では、第1の高電位側検出ラインMa1及び第3の低電位側検出ラインMb3の間に電池セルの直列接続体の端子間電圧が印加される。このため、第1のツェナーダイオードZ1が短絡故障し、第1の高電位側検出ラインMa1及び第1の低電位側検出ラインMb1間が短絡される。このため、温度検出回路61に過電圧が印加されることを回避できる。
第1のツェナーダイオードZ1が短絡故障すると、図5に破線にて示すように、第1の高電位側検出ラインMa1、第1のツェナーダイオードZ1、第1の低電位側検出ラインMb1、信号線MZ、第3の低電位側検出ラインLb3、及び電池セル10aの直列接続体を含む閉回路が形成され、この閉回路に短絡電流が流れる。これにより、例えば第1の高電位側ヒューズHa1が溶断し、組電池10と温度検出回路61との間の電気的接続が遮断される。その結果、温度検出回路61を短絡電流から保護することができる。
続いて、図6に、第1温度検出ユニット60aに対応する第1の温度センサTa1と電池セルとの間に絶縁破壊が発生し、第4温度検出ユニット60dに対応する温度センサTdと電池セルとの間に絶縁破壊が発生した場合を示す。この例では、第1温度検出ユニット60aのグランドと第4温度検出ユニット60dのグランドとが電気的に絶縁されていることから、過電圧が印加されたり、短絡電流が流れたりすることを回避できる。
このように本実施形態では、各温度検出ユニット60a〜60dに対応するグランドを互いに電気的に絶縁した。このため、各温度検出ユニット60a〜60dに印加される組電池10の電圧が分散され、絶縁破壊が発生した場合に各温度検出ユニット60aの最大印加電圧を低減できる。特に本実施形態では、各温度検出ユニット60aの最大印加電圧を1/4に低減できる。これにより定格電圧の低いヒューズを用いることができ、電池監視装置60のコストを低減したり小型化を図ったりすることができる。
また本実施形態によれば、同一の温度検出ユニットに対応する温度センサと電池セルとの間で2か所以上絶縁破壊が発生しない限り、電池セルを含むループ回路が形成されず、過電圧が印加されない。すなわち、異なる温度検出ユニットのそれぞれにおいて絶縁破壊が発生した場合であっても、過電圧が印加されない。これにより、回路保護装置の起動頻度を減らすことができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、各検出ラインに設けられるヒューズが互いに同一仕様のものとされ、各検出ラインに印加される過電圧の大きさに応じて、各検出ラインのヒューズの設置数が決められている。
図7に、本実施形態に係る電源システムの全体構成を示す。ここで図7では、説明の便宜上、温度センサの数を4つとしている。図7は、上記第1実施形態の図1において、温度センサの数であるnが4の場合に相当する。なお図7において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
本実施形態に係る回路保護装置35について説明する。第iの高電位側検出ラインLai(i=1,2,3,4)には、第iの高電位側ヒューズPaiが設けられ、第iの低電位側検出ラインLbiには、第iの低電位側ヒューズPbiが設けられている。ここで本実施形態において、第1,第4の高電位側ヒューズPa1,Pa4と、第1,第4の低電位側ヒューズPb1,Pb4とは、2つのヒューズの直列接続体である。また、第2,第3の高電位側ヒューズPa2,Pa3と、第2,第3の低電位側ヒューズPb2,Pb3とは、1つのヒューズである。本実施形態において、各検出ラインLa1〜La4,Lb1〜Lb4のそれぞれのヒューズは、互いに同一仕様であり、より詳しくは、定格電流、定格電圧、及び溶断する電流が互いに同じものである。なお本実施形態において、定格電圧とは、ヒューズの溶断後にヒューズの電極間に電圧を印加しても再度導通しない電圧のことである。
ここで、各検出ラインによってヒューズの設置数が異なるのは、絶縁破壊が発生した場合に想定される過電圧が各検出ラインで異なるためである。このことについて、図8を用いて説明する。図8には、組電池10を構成する電池セル10aのうち最高電位の電池セルの正極と第1の温度センサT1との間で絶縁破壊が発生し、また、最低電位の電池セルの負極と第4の温度センサT4との間で絶縁破壊が発生した場合を示した。
本実施形態では、組電池10の端子間電圧が200Vである場合を想定する。そして、ヒューズとして、定格電圧が50Vのものを用いる場合を想定する。図8に示す例では、第1の高電位側検出ラインLa1と第4の低電位側検出ラインLb4との間に最大電圧として200Vが印加される。ここで、最大電圧である200Vを定格電圧50Vで除算した数である規定数(4個)のヒューズを、一対の対象ラインに相当する第1の高電位側検出ラインLa1及び第4の低電位側検出ラインLb4に設ける。より詳しくは、4個を2等分した数(2個)のヒューズを、第1の高電位側検出ラインLa1及び第4の低電位側検出ラインLb4のそれぞれに設ける。
なお、例えば、第1の高電位側検出ラインLa1及び第2の低電位側検出ラインLb2におけるヒューズの合計設置数が3個であったり、第2の高電位側検出ラインLa2及び第3の低電位側検出ラインLb3におけるヒューズの合計設置数が2個であったりするのは、最大電圧及び定格電圧を用いた上述した手法によるものである。
また、電源システムによっては、最大電圧を定格電圧で除算した数である上記規定数が整数でない場合もある。例えば、最大電圧が200Vであり、定格電圧が60Vである場合、最大電圧である200Vを定格電圧60Vで除算した数である規定数は約3.3となる。この場合、一対の対象ラインに設置するヒューズの数は、規定数以上の数であってかつ規定数に最も近い整数である4とすればよい。
このように本実施形態では、各検出ラインにおいて、想定される最大電圧に応じた数のヒューズを設けた。これにより、ヒューズの溶断後にアーク放電が発生し、ヒューズが再度導通されることを回避できる。したがって、短絡電流を的確に遮断できる。また本実施形態によれば、同一仕様のヒューズを用いることにより、ヒューズを共通化でき、回路保護装置35のコストを低減することもできる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・各検出ラインにおいて、想定される最大電圧に応じた数のヒューズを設置する手法としては、上記第3実施形態に例示したものに限らない。例えば、図9に示すものであってもよい。ここで図9では、説明の便宜上、温度センサの数を6つとしている。図9は、上記第1実施形態の図1において、温度センサの数であるnが6の場合に相当する。なお図9において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。
図9に示す回路保護装置36について説明すると、第iの高電位側検出ラインLai(i=1,2,3,4,5,6)には、第iの高電位側ヒューズPaiが設けられ、第iの低電位側検出ラインLbiには、第iの低電位側ヒューズPbiが設けられている。ここで、第1,第6の高電位側ヒューズPa1,Pa6と、第1,6の低電位側ヒューズPb1,Pb6とは、3つのヒューズの直列接続体である。また、第2,第5の高電位側ヒューズPa2,Pa5と、第2,第5の低電位側ヒューズPb2,Pb5とは、2つのヒューズの直列接続体である。さらに、第3,第4の高電位側ヒューズPa3,Pa4と、第3,第4の低電位側ヒューズPb3,Pb4とは、1つのヒューズである。本実施形態において、各検出ラインの各ヒューズは、互いに同一仕様であり、定格電流、定格電圧、及び溶断する電流が互いに同じものである。
・上記第3実施形態では、一対の対象ラインに設置するヒューズの数を、規定数、又は規定数以上の数であってかつ規定数に最も近い整数としたがこれに限らない。一対の対象ラインに設置するヒューズの数を、規定数よりも大きい整数、又は上記最も近い整数よりも大きい整数としてもよい。
・組電池10を構成する全ての各電池セルに対して個別に温度センサを設けてもよい。
・温度センサとしては、サーミスタに限らず、例えば感温ダイオードであってもよい。
・回路保護素子としては、ヒューズに限らず、短絡電流が流れることにより温度センサと温度検出回路との間の電気的接続を遮断する素子であれば、他の素子であってもよい。このような素子としては、例えば、短絡電流によって破断する抵抗素子である低抵抗器や、ポリスイッチが挙げられる。
・過電圧保護素子としては、ツェナーダイオードに限らず、過電圧が印加された場合に短絡故障する素子であれば、他の素子であってもよい。
10…組電池、31…温度検出回路、34…回路保護装置、T1〜Tn…温度センサ、La1〜Lan,Lb1〜Lbn…検出ライン、ZD1〜ZDn…ツェナーダイオード、Fa1〜Fan,Fb1〜Fbn…ヒューズ。

Claims (5)

  1. 電源部(10)の温度を監視する温度監視回路(61)を保護する回路保護装置であって、
    前記電源部の温度を検出する温度センサ(Ta1〜Ta3,Tb〜Td)と前記温度監視回路との間を電気的に接続する温度検出用の複数の検出ライン(Ma1〜Ma3,Mb1〜Mb3)間に接続され、過電圧が印加された場合に短絡故障して前記検出ライン間を短絡状態に維持する過電圧保護素子(Z1〜Z3)と、
    前記各検出ラインに設けられ、前記過電圧保護素子が短絡故障した場合に前記過電圧保護素子を介して前記検出ライン間に短絡電流が流れることにより、前記温度センサと前記温度監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子(Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3)と、を備え
    前記電源部は、単電池(10a)の直列接続体である組電池であり、
    前記組電池を構成する前記単電池のうち、少なくとも一部であってかつ複数の前記単電池のそれぞれに対して前記温度センサが個別に設けられており、
    前記温度センサの温度検出対象となる前記単電池を電位の高い方から順に複数個ずつ選んで複数のブロックを定め、前記各ブロックに対して前記温度監視回路が個別に設けられており、
    前記各ブロックにおいて、前記各温度センサと前記温度監視回路とが一対の前記検出ラインで接続されており、
    前記各ブロックにおいて、前記各温度センサに接続された一対の前記検出ラインのうち一方は、互いに短絡されて基準ライン(Mb1〜Mb3)とされており、
    前記各ブロックにおいて、前記各温度センサの温度検出対象となる前記単電池のうち最低電位の単電池を温度検出対象とする前記温度センサに接続された前記基準ライン(Mb3)がグランドとされており、
    前記各ブロックの前記グランドが互いに電気的に絶縁されている回路保護装置。
  2. 電源部(10)の温度を監視する温度監視回路(31)を保護する回路保護装置(35;36)であって、
    前記電源部の温度を検出する温度センサ(T1〜T4;T1〜T6)と前記温度監視回路との間を電気的に接続する温度検出用の複数の検出ライン(La1〜La4,Lb1〜Lb4;La1〜La6,Lb1〜Lb6)間に接続され、過電圧が印加された場合に短絡故障して前記検出ライン間を短絡状態に維持する過電圧保護素子(ZD1〜ZD4;ZD1〜ZD6)と、
    前記各検出ラインに設けられ、前記過電圧保護素子が短絡故障した場合に前記過電圧保護素子を介して前記検出ライン間に短絡電流が流れることにより、前記温度センサと前記温度監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子(Pa1〜Pa4,Pb1〜Pb4;Pa1〜Pa6,Pb1〜Pb6)と、を備え、
    前記電源部は、単電池(10a)の直列接続体である組電池であり、
    前記組電池を構成する前記単電池のうち、少なくとも一部であってかつ複数の前記単電池のそれぞれに対して前記温度センサが個別に設けられており、
    前記各温度センサと前記温度監視回路とが一対の前記検出ラインで接続されており、
    前記各温度センサに接続された一対の前記検出ラインのうち一方(Lb1〜Lb4;Lb1〜Lb6)は、互いに短絡されており、
    前記各温度センサの温度検出対象となる前記単電池のうち、少なくとも最高電位及び最低電位の単電池を温度検出対象とする前記温度センサに接続された前記検出ラインには、複数の前記回路保護素子の直列接続体が設けられている回路保護装置。
  3. 前記各検出ラインに設けられた前記回路保護素子は、その定格電圧が互いに同一であり、
    前記各温度センサのうち2つの温度センサと前記組電池との間で絶縁破壊が発生したと想定する場合において短絡電流が流れる一対の前記検出ラインのそれぞれを対象ラインと定め、一対の前記対象ラインには、前記絶縁破壊が発生した場合に一対の前記対象ライン間に印加されると想定される最大電圧を前記定格電圧で除算した数以上の前記回路保護素子が設けられている請求項に記載の回路保護装置。
  4. 前記回路保護素子は、ヒューズである請求項1〜のいずれか1項に記載の回路保護装置。
  5. 前記過電圧保護素子は、ツェナーダイオードである請求項1〜のいずれか1項に記載の回路保護装置。
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