JP6477268B2 - 流量制御装置、流量制御システム、流量制御プログラム、及び流量制御方法 - Google Patents
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Description
ハンチングは流量調節弁の応答速度や感度の悪さに起因することが多い。そこで、ハンチングを抑制するためには、流量調節弁の応答性を良くし、不感帯を少なくすることが望ましい。しかしながら、例えば、大規模の発電プラントで用いられるような大口径の流量調節弁では費用等の点で対応が難しい場合がある。
処理部は、外乱が発生した場合に、流量調節弁の弁開度を操作する操作量を流量指示調節計が流量調節弁へ出力することを停止させる(すなわち、流量制御の現状を維持させる)。補正値演算部は、外乱発生前の流量調節弁のCv値と外乱発生後の流量調節弁のCv値との比率を演算し、演算した比率に従って操作量の補正値を取得する。加算部は、操作量の出力停止前に流量指示調節計から取得した操作量に補正値を加算し、補正値加算後の操作量を流量調節弁へ出力する。
図1は、実施形態に従った流量制御システムの構成例を示す図である。図1に示す一例では、流量制御システム1は、配管2、流量調節弁(FCV:Flow rate Control Valve)3、及び流量指示調節計(FIC:Flow rate Indicate Control)4を含む。また、流量制御システム1は、流量制御装置5、流量検出器(FE:Flow rate Element)6、及び流量発信器(FT:Flow rate Transmit)7を更に含む。そして、流量制御システム1は、圧力発信器(PT:Pressure Transmit)8及び遮断弁(SOV:Shut Off Valve)9を更に含む。図1に示す一例では、配管2は、流量調節弁3よりも上流において、流量調節弁3を介して制御対象装置へ繋がる配管2Aと、遮断弁9を介して他の装置へ繋がる配管2Bとに分岐する。制御対象装置は、例えば、ノズルやバーナー等である。
処理部51は、外乱が発生した場合に、操作量を流量指示調節計4が流量調節弁3へ出力することを停止させる。すなわち、流量制御装置5は、流量制御の現状を流量指示調節計4に維持させる。また、処理部51は、第2の開閉部55をオフにし、外乱発生後の操作量が流量指示調節計4から加算部56に入力することを防ぐ。処理部51は、補正値演算部511を含む。
加算部56は、操作量の出力停止前に流量指示調節計4から取得した操作量に、補正値演算部511により取得された補正値を加算する。そして、加算部56は、補正値加算後の操作量を流量調節弁3へ出力する。
図2は、流量調節弁の一次圧力が外乱発生により変動する一例を示す図である。図2に示すように、流量調節弁の一次圧力は、外乱発生により下降するケースもあれば上昇するケースもある。図3は、実施形態に従った流量制御方法の例示的なフローを示す図である。図3に示す流量制御方法は、例えば、流量制御装置5により実行される。
例えば、処理部51は、次のような処理により外乱発生の有無を判定するように構成される。すなわち、処理部51は、流量調節弁3よりも上流側に設置された圧力発信器8により計測及び発信された一次圧力を逐次受信し、受信した一次圧力を所定時間保持する。そして、処理部51は、保持する一次圧力の単位時間当たりの変化量が一定量を超える場合に、流量調節弁3の一次圧力を変動させる外乱が、圧力変化点(例えば、図2に示す時刻t1或いは時刻t3)で発生したと判定する。
外乱発生前の一次圧力P11は、外乱による圧力変化点における一次圧力である。図2に示す一例では、外乱発生前の一次圧力P11は、時刻t1或いは時刻t3における値である。
このように、流量制御装置5は、外乱が発生した場合に流量指示調節計4による流量制御を停止(現状維持)させる。そして、流量制御装置5は、停止前の流量指示調節計4による流量制御を外乱に応じて補正して、流量制御を行う。したがって、実施形態に従った流量制御方法によれば、外乱発生時のハンチングを抑制することができる。
流量調節弁3の二次圧力を発生させる外乱は、例えば、流量設定値が変更されることにより発生する。例えば、流量調節弁3の二次圧力は、流量設定値が増やされると下降し、流量設定値が減らされると上昇する。
なお、入力装置104は、例えば、キーボード、マウス、又はタッチパネルである。また、表示装置105は、例えば、液晶ディスプレイである。
本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
2、2A、2B 配管
3 流量調節弁(FCV:Flow rate Control Valve)
4 流量指示調節計(FIC:Flow rate Indication Control)
5 流量制御装置
51 処理部
511 補正値演算部
52 記憶部
53 入力部
54 第1の開閉部
55 第2の開閉部
56 加算部
6 流量検出器(FE:Flow rate Element)
7 流量発信器(FT:Flow rate Transmit)
8 圧力発信器(PT:Pressure Transmit)
9 遮断弁(SOV:Shut Off Valve)
10 コンピュータ
101 CPU
102 主記憶装置
103 補助記憶装置
104 入力装置
105 表示装置
106 記憶媒体駆動装置
107 通信インタフェース
108 バス
Claims (12)
- 外乱が発生した場合に、流量調節弁の弁開度を操作する操作量を流量指示調節計が前記流量調節弁へ出力することを停止させる処理部と、
前記外乱発生前の前記流量調節弁のCv値と前記外乱発生後の前記流量調節弁のCv値との比率を演算し、演算した前記比率に従って前記操作量の補正値を取得する補正値演算部と、
前記操作量の出力停止前に前記流量指示調節計から取得した前記操作量に前記補正値を加算し、前記補正値加算後の前記操作量を前記流量調節弁へ出力する加算部と
を含む流量制御装置。 - 制御対象装置の圧力−流量特性を予め記憶する記憶部を更に含み、
前記補正値演算部は、前記流量調節弁の一次圧力が変動する外乱が発生した場合に、前記流量調節弁の二次圧力の値を前記圧力−流量特性から取得し、前記外乱発生前の前記一次圧力の値、前記外乱発生後の前記一次圧力の値、及び取得された前記二次圧力の値を用いて前記比率を演算する
請求項1に記載の流量制御装置。 - 前記補正値演算部は、前記補正値取得後に前記流量調節弁の一次圧力の単位時間当たりの変化量が一定量を超える場合に前記比率を再度演算する
請求項2に記載の流量制御装置。 - 前記補正値演算部は、
前記流量調節弁よりも上流において分岐した配管に設置された遮断弁が開放又は遮断された時の前記流量調節弁の一次圧力の変動値を保持し、
前記遮断弁が開放又は遮断される外乱が発生した場合に、前記外乱発生前の前記一次圧力の値と前記変動値とを用いて前記比率を演算する
請求項1〜3の何れか一項に記載の流量制御装置。 - 制御対象装置の圧力−流量特性を予め記憶する記憶部を更に含み、
前記補正値演算部は、流量設定値が変更される外乱が発生した場合に、前記外乱発生前の前記流量調節弁の二次圧力の値と前記外乱発生後の前記二次圧力の値とを前記圧力−流量特性から取得し、取得された、前記外乱発生前の前記二次圧力の値及び前記外乱発生後の前記二次圧力の値を用いて前記比率を演算する
請求項1〜4の何れか一項に記載の流量制御装置。 - 前記補正値演算部は、前記補正値取得後に前記流量調節弁の二次圧力の単位時間当たりの変化量が一定量を超える場合に前記比率を再度演算する
請求項5に記載の流量制御装置。 - 前記加算部は、前記補正値加算後の前記操作量を前記流量指示調節計へ出力する
請求項1〜6の何れか一項に記載の流量制御装置。 - 前記処理部は、前記流量調節弁の感度及び応答速度に応じて決定された、前記操作量の出力停止時間が経過した後に、前記操作量を前記流量指示調節計が前記流量調節弁へ出力することを再開させる
請求項1〜7の何れか一項に記載の流量制御装置。 - 前記流量調節弁はイコールパーセント特性を有する
請求項1〜8の何れか一項に記載の流量制御装置。 - 配管中の流体の流量を調節する流量調節弁と、
前記流量調節弁の弁開度を操作する操作量を前記流量調節弁へ出力する流量指示調節計と、
外乱が発生した場合に、前記操作量を前記流量指示調節計が前記流量調節弁へ出力することを停止させ、前記外乱発生前の前記流量調節弁のCv値と前記外乱発生後の前記流量調節弁のCv値との比率を演算し、演算した前記比率に従って前記操作量の補正値を取得し、前記操作量の出力停止前に前記流量指示調節計から取得した前記操作量に前記補正値を加算し、前記補正値加算後の前記操作量を前記流量調節弁へ出力する流量制御装置と
を含む流量制御システム。 - 外乱が発生した場合に、流量調節弁の弁開度を操作する操作量を流量指示調節計が前記流量調節弁へ出力することを停止させ、
前記外乱発生前の前記流量調節弁のCv値と前記外乱発生後の前記流量調節弁のCv値との比率を演算し、
演算した前記比率に従って前記操作量の補正値を取得し、
前記操作量の出力停止前に前記流量指示調節計から取得した前記操作量に前記補正値を加算し、
前記補正値加算後の前記操作量を前記流量調節弁へ出力する
処理をコンピュータに実行させる流量制御プログラム。 - 外乱が発生した場合に、流量調節弁の弁開度を操作する操作量を流量指示調節計が前記流量調節弁へ出力することを停止させ、
前記外乱発生前の前記流量調節弁のCv値と前記外乱発生後の前記流量調節弁のCv値との比率から前記操作量の補正値を取得し、
前記操作量の出力停止前に前記流量指示調節計から取得した前記操作量に前記補正値を加算し、
前記補正値加算後の前記操作量を前記流量調節弁へ出力する
流量制御方法。
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