JP6477034B2 - Assembly parts - Google Patents
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Description
本発明は、組み立て部材に関する。 The present invention relates to an assembly member.
従来から、自動車用サスペンション装置を構成するアームなどの種々の組み立て部材が公知である(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたアーム本体(被結合体)の端部には、ブッシュ用嵌合孔が形成され、該ブッシュ用嵌合孔にブッシュ(結合体)が挿入および嵌合されている。ここで、前記アーム本体は高強度の金属で形成されているため、アーム本体の端部にブッシュを配設してもブッシュの保持強度を高く維持することができる。
Conventionally, various assembly members such as an arm constituting an automobile suspension device are known (see, for example, Patent Document 1). A bushing fitting hole is formed at the end of the arm body (to-be-coupled body) described in
ここで、繊維強化プラスチックは金属よりも、同じ寸法で部品を作った場合は強度が低いため、繊維強化プラスチックの板材で前述のアーム本体を構成する場合、アーム本体の端部にブッシュ用嵌合孔を形成すると、ブッシュの保持強度を高く維持することが困難であった。よって、ブッシュ用嵌合孔の内周面とアーム本体の端面との距離(アーム本体の面方向に沿った長さ寸法)を、金属でアーム本体を構成した場合よりも大きく確保する必要があった。このため、繊維強化プラスチック製のアーム本体を有するアームは、金属製のアーム本体を有するアームよりも大型化するおそれがあった。 Here, since fiber reinforced plastic has lower strength when parts are made with the same dimensions as metal, when the arm body is made of fiber reinforced plastic plate material, the end of the arm body is fitted for the bush. When the hole is formed, it is difficult to maintain the holding strength of the bush high. Therefore, the distance between the inner peripheral surface of the bushing fitting hole and the end surface of the arm body (length dimension along the surface direction of the arm body) needs to be secured larger than when the arm body is made of metal. It was. For this reason, an arm having a fiber reinforced plastic arm body may be larger than an arm having a metal arm body.
そこで、本発明は、被結合体と結合体とから構成される組み立て部材全体の大きさを抑制することができる組み立て部材を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the assembly member which can suppress the magnitude | size of the whole assembly member comprised from a to-be-coupled body and a coupling body.
本発明に係る組み立て部材においては、繊維強化プラスチック製の被結合体の周縁に配置されて厚さ方向に沿った端面に結合体を当接させ、帯状体によって結合体を被結合体の端面に保持することを特徴とする。
被結合体の外周端部を被結合体の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部の外側面に帯状体を当接させている。被結合体は、繊維強化プラスチックからなる複数の薄板を厚さ方向に互いに離間した状態で積層させて形成されている。
In the assembled member according to the present invention, the bonded body is brought into contact with the end surface along the thickness direction disposed on the periphery of the bonded body made of fiber reinforced plastic, and the bonded body is brought into contact with the end surface of the bonded body by the belt-shaped body. It is characterized by holding.
The outer peripheral end of the coupled body is bent in a direction intersecting the surface direction of the coupled body, and the belt-shaped body is brought into contact with the outer surface of the folded outer circumferential end. The joined body is formed by laminating a plurality of thin plates made of fiber reinforced plastic in a state of being separated from each other in the thickness direction.
繊維強化プラスチックの板材からなる被結合体に結合体を組み付けて組み立て部材を作成する場合、被結合体に嵌合孔を形成し、この嵌合孔に結合体を挿入して保持する方法がある。ここで、繊維強化プラスチックは金属よりも強度が小さいため、繊維強化プラスチックで構成した被結合体の嵌合孔の内周面と被結合体の端面との距離(被結合体の面方向に沿った長さ寸法)を、金属で被結合体を構成した場合よりも大きく確保する必要がある。よって、従来は、繊維強化プラスチックからなる被結合体を有する組み立て部材が大型化するという問題がある。 When an assembly member is created by assembling a joined body to a joined body made of a fiber reinforced plastic plate material, there is a method of forming a fitting hole in the joined body and inserting and holding the joined body in the fitting hole. . Here, since the fiber reinforced plastic has lower strength than the metal, the distance between the inner peripheral surface of the fitting hole of the joined body made of fiber reinforced plastic and the end face of the joined body (along the surface direction of the joined body). It is necessary to ensure that the length dimension) is larger than that in the case where the joined body is made of metal. Therefore, conventionally, there is a problem that an assembly member having a joined body made of fiber reinforced plastic is increased in size.
しかし、本発明によれば、帯状体によって、被結合体の周縁の端面に結合体を当接させて配置することができるため、被結合体の端面に結合体を安定して保持することができる。従って、被結合体に嵌合孔を形成し、この嵌合孔に結合体を挿入して保持する場合よりも、本発明の方が組み立て部材の全体の大きさを小さくすることができる。 However, according to the present invention, it is possible to arrange the bonded body in contact with the end face of the peripheral edge of the coupled body by the belt-shaped body, so that the coupled body can be stably held on the end surface of the coupled body. it can. Therefore, the whole size of the assembly member can be reduced in the present invention compared to the case where the fitting hole is formed in the coupled body and the coupled body is inserted and held in the fitting hole.
以下、本発明の実施形態を図面とともに詳述する。なお、図面において、FRは車両前方、RRは車両後方、RHは車幅方向右側、LHは車幅方向左側を示す。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, FR indicates the front of the vehicle, RR indicates the rear of the vehicle, RH indicates the right side in the vehicle width direction, and LH indicates the left side in the vehicle width direction.
[第1実施形態]
まず、第1実施形態を説明する。
[First embodiment]
First, the first embodiment will be described.
図1に示すように、車両前部の下方には、サスペンションメンバ1が車幅方向に沿って延在して配置されている。サスペンションメンバ1における車幅方向の左端部には、アーム取付部3,5が前後方向に離間して一対に設けられている。これらのアーム取付部3,5は平面状に形成され、それぞれにボルト挿通孔3a,5aが形成されている。
As shown in FIG. 1, a
サスペンションメンバ1の下側には、本実施形態に係るアーム7(組み立て部材)がボルト9およびナット11を介して組み付けられる。具体的には、アーム7には3つのブッシュ13,15,17が設けられており、車幅方向内側の2つのブッシュ13,15のボルト穴13a,15aおよびサスペンションメンバ1のアーム取付部3,5のボルト挿通孔3a,5aにボルト9を挿通させたのちナット11で締結する。即ち、3つのブッシュ13,15,17は、車両搭載状態において車幅方向内側でかつ車両前側に配置される第1のブッシュ13と、車幅方向内側でかつ車両後側に配置される第2のブッシュ15と、これらの第1のブッシュ13および第2のブッシュ15よりも車幅方向外側に配置される第3のブッシュ17と、から構成される。そして、前記第1のブッシュ13および第2のブッシュ15をサスペンションメンバ1のアーム取付部3,5にボルト9およびナット11を用いて締結している。
An arm 7 (assembly member) according to the present embodiment is assembled to the lower side of the
図2〜図4に示すように、本実施形態に係るアーム7(組み立て部材)は、繊維強化プラスチックの板材からなるアーム本体21(被結合体)と、該アーム本体21の周縁に配置されて厚さ方向に沿った端面22に当接して配置されるブッシュ13,15,17(結合体)と、該ブッシュ13,15,17をアーム本体21の前記端面22における切欠部23に保持する繊維強化プラスチック製のベルト25(帯状体)と、を備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the arm 7 (assembly member) according to the present embodiment is disposed on the arm body 21 (bonded body) made of a fiber reinforced plastic plate material and the periphery of the
前記アーム7は、平面視で三角状に形成されている。正確には、図3に示すように、アーム本体21の周縁が、平面視で内方に向けて円弧状に湾曲して形成されており、3つのブッシュ13,15,17が三角形の頂点に配置されている。
The
前記アーム本体21(被結合体)は、本実施形態では、1枚の繊維強化プラスチックの板材で構成されている。角部には、平面視で円弧状の切欠部23が形成されており、この切欠部23の曲率はブッシュ13,15,17の曲率と同一に設定されている。つまり、3つのブッシュ13,15,17の外周面を平面視で見た曲率と切欠部23の曲率は全て同一に設定されている。従って、アーム本体21の切欠部23にブッシュ13,15,17を隙間なく嵌合している。また、アーム本体21の周縁には、厚さ方向に沿った端面22が切欠部23を含めた全周に亘って形成されている。
In the present embodiment, the arm body 21 (to-be-coupled body) is composed of a single fiber-reinforced plastic plate. An
前記ブッシュ13,15,17(結合体)は、前述のように、3つともに同一のものを用いている。具体的な構成を第2のブッシュ15を例にとって説明すると、内周側に配設された内側円筒部15bと、該内側円筒部15bの外周側に配置された外側円筒部15cと、から一体に構成されている。内側円筒部15bは、例えば金属のような強度が高い部材からなり、外側円筒部15cは例えばゴムのような強度が低い部材から構成される。内側円筒部15bの内方には、前記ボルト穴15aが貫通して形成されている。ブッシュ13,15,17の外周面における高さ方向中央部にアーム本体21の切欠部23が隙間なく当接される。このとき、切欠部23に接着剤を塗布してブッシュ13,15,17をアーム本体21の切欠部23に仮接合させてもよい。
As described above, the
前記ベルト25(帯状体)は、本実施形態では、1枚の繊維強化プラスチックから環状に形成されている。そして、切欠部23にブッシュ13,15,17を嵌合させたアーム本体21の周縁を全周に亘ってベルト25が覆っている。このように、前記ベルト25は、ブッシュ13,15,17を組み付けたアーム本体21の全周に亘って環状に繋がっており、前記ブッシュ13,15,17の外周側から前記アーム本体21の端面22にかけて延在させている。このベルト25でブッシュ13,15,17を押圧することにより、ブッシュ13,15,17をアーム本体21に保持している。
In the present embodiment, the belt 25 (band-like body) is formed in a ring shape from a single fiber-reinforced plastic. The
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態に係るアーム7(組み立て部材)は、繊維強化プラスチックの板材からなるアーム本体21(被結合体)と、該アーム本体21の周縁に配置されて厚さ方向に沿った端面22に当接して配置されるブッシュ13,15,17(結合体)と、該ブッシュ13,15,17をアーム本体21の切欠部23の前記端面22に保持するベルト25(帯状体)と、を備えている。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The arm 7 (assembled member) according to the present embodiment includes an arm main body 21 (bonded body) made of a fiber reinforced plastic plate material, and an end surface that is disposed on the periphery of the arm
前記ベルト25を、前記ブッシュ13,15,17の外周側から前記アーム本体21の端面22にかけて延在させることによって、前記ブッシュ13,15,17をアーム本体21の端面22に保持する。
By extending the
繊維強化プラスチックの板材からなるアーム本体21にブッシュ13,15,17を組み付けてアーム7を作成する場合、アーム本体21に嵌合孔を形成し、この嵌合孔にブッシュ13,15,17を挿入して保持する方法がある。ここで、繊維強化プラスチックは金属よりも強度が小さいため、繊維強化プラスチックで構成したアーム本体21の嵌合孔の内周面とアーム本体21の端面22との距離(アーム本体21の面方向に沿った長さ寸法)を、金属でアーム本体21を構成した場合よりも大きく確保する必要がある。よって、従来は、繊維強化プラスチックからなるアーム本体21を有するアーム7(組み立て部材)が大型化するという問題がある。
When the
しかし、本発明によれば、ベルト25(帯状体)を用いて、繊維強化プラスチックの板材からなるアーム本体21(被結合体)の端面22にブッシュ13,15,17(結合体)を安定して保持することができる。従って、アーム本体21(被結合体)に嵌合孔を形成し、この嵌合孔にブッシュ13,15,17を挿入して保持する場合よりも、本発明の方がアーム7(組み立て部材)の全体の大きさを小さくすることができる。
(2)ベルト25(帯状体)は、ブッシュ13,15,17(結合体)を組み付けたアーム本体21(被結合体)の全周に亘って環状に繋がっている。
However, according to the present invention, the
(2) The belt 25 (band-like body) is connected in an annular shape over the entire circumference of the arm body 21 (to-be-coupled body) to which the
ベルト25(帯状体)は、アーム本体21の全周に亘って環状に繋がっているため、ベルト25の延在方向に沿った引っ張り強度が大きくなる。ここで、ベルト25を所定長さの1本帯にすると、ベルト25の長手方向の両端部がアーム本体21から剥離するおそれがある。従って、ベルト25をアーム本体21の全周に亘って環状に形成することにより、ベルト25を介してブッシュ13,15,17をアーム本体21に確実に保持することができる。
Since the belt 25 (band-like body) is connected in an annular shape over the entire circumference of the
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st Embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図5,6に示すように、本実施形態に係るアーム107では、アーム本体121(被結合体)の外周端部121aをアーム本体121の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aの外側面にベルト25(帯状体)を当接させている。
As shown in FIGS. 5 and 6, in the
具体的には、アーム本体121は、繊維強化プラスチックからなる4枚(複数)の薄板131,132,133,134を厚さ方向に積層させて形成されている。そして、表面側の2枚の薄板131,132における外周端部121aをアーム本体121の面方向に直交する表面側の方向に折り曲げると共に、裏面側の2枚の薄板133,134における外周端部121aをアーム本体121の面方向に直交する裏面側の方向に折り曲げている。そして、折り曲げた表面側から2枚目の薄板132の外側面132aと、折り曲げた表面側から3枚目の薄板133の外側面133aとは、アーム本体121の面方向に直交して延びている。前記外側面132a,133aにベルト25の内周面25aが当接している。
Specifically, the
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体121(被結合体)の外周端部121aをアーム本体121の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aの外側面132a,133aに前記ベルト25(帯状体)を当接させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The outer
アーム本体121の折り曲げた外周端部の外側面132a,133aにベルト25を当接させると、折り曲げた外周端部121aの外側面132a,133aとベルト25との接触面積が増大する。従って、アーム本体121の端面にベルト25を当接させる場合よりも、ベルト25をアーム本体121の折り曲げた外周端部121aの外側面132a,133aに安定して取り付けることができる。
When the
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を説明する。なお、第1および第2実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Third embodiment]
Next, a third embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st and 2nd embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図7に示すように、本実施形態に係るアーム207では、アーム本体221(被結合体)の外周端部121aをアーム本体221の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aの外側面にベルト25(帯状体)を当接させている。
As shown in FIG. 7, in the
具体的には、アーム本体221は、繊維強化プラスチックからなる3枚(複数)の薄板231,232,233を厚さ方向に積層させて形成されている。そして、3枚の薄板231,232,233における外周端部をアーム本体221の面方向に直交する裏面側の方向に折り曲げている。そして、折り曲げた表面側から1枚目の薄板231の外側面231aは、アーム本体221の面方向に直交して延びている。前記外側面231aにベルト25の内周面25aが当接している。
Specifically, the arm
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体221(被結合体)の外周端部121aをアーム本体221の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aの外側面231aに前記ベルト25(帯状体)を当接させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The outer
アーム本体221の折り曲げた外周端部の外側面231aにベルト25を当接させると、折り曲げた外周端部121aの外側面231aとベルト25との接触面積が増大する。従って、アーム本体221の端面にベルト25を当接させる場合よりも、ベルト25をアーム本体221の折り曲げた外周端部121aの外側面231aに安定して取り付けることができる。
When the
[第4実施形態]
次に、第4実施形態を説明する。なお、第1〜第3実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Fourth embodiment]
Next, a fourth embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-3rd embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図8に示すように、本実施形態に係るアーム307では、アーム本体321は、繊維強化プラスチックからなる4枚(複数)の薄板331,332,333,334を厚さ方向に積層させて形成されている。
As shown in FIG. 8, in the
前記アーム本体321の外周端部121aをアーム本体321の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部を構成する4枚の薄板331,332,333,334の間にベルト25を挟持させている。
The outer
具体的には、4枚の薄板331,332,333,334における外周端部121aをアーム本体321の面方向に直交する裏面側の方向に折り曲げている。そして、折り曲げた表面側から2枚目の薄板332と3枚目の薄板333との間にベルト25を挿入して挟持させている。
Specifically, the outer
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体321は、繊維強化プラスチックからなる複数の薄板331〜334を厚さ方向に積層させて形成され、
前記アーム本体321の外周端部121aをアーム本体321の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aを構成する複数の薄板331〜334の間に前記ベルト25(帯状体)を挟持させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The
The outer
アーム本体321が繊維強化プラスチックからなる複数の薄板331〜334を積層させて形成されるため、アーム本体321の厚さを任意に設定することが容易になる。また、ベルト25が複数の薄板331〜334の間に挟まれるため、ベルト25がアーム本体321に保持される際の保持強度が向上する。
Since the
[第5実施形態]
次に、第5実施形態を説明する。なお、第1〜第4実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Fifth Embodiment]
Next, a fifth embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-4th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図9に示すように、本実施形態に係るアーム407では、アーム本体421(被結合体)の外周端部121aをアーム本体421の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部の外側面にベルト25(帯状体)を当接させている。
As shown in FIG. 9, in the
具体的には、アーム本体421は、繊維強化プラスチックからなる2枚(複数)の薄板431,432を厚さ方向に積層させて形成されている。そして、2枚の薄板431,432における外周端部をアーム本体421の面方向に直交する裏面側の方向に折り曲げている。なお、2枚の薄板同士431,432は、厚さ方向に互いに離間して配置されている。そして、折り曲げた表面側から1枚目の薄板431の外側面431aは、アーム本体421の面方向に直交して延びている。前記外側面431aにベルト25の内周面25aが当接している。
Specifically, the
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体421(被結合体)の外周端部121aをアーム本体421の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部121aの外側面431aに前記ベルト25(帯状体)を当接させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The outer
アーム本体421の折り曲げた外周端部の外側面431aにベルト25を当接させると、折り曲げた外周端部121aの外側面431aとベルト25との接触面積が増大する。従って、アーム本体421の端面にベルト25を当接させる場合よりも、ベルト25をアーム本体421の折り曲げた外周端部121aの外側面431aに安定して取り付けることができる。
When the
[第6実施形態]
次に、第6実施形態を説明する。なお、第1〜第5実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Sixth Embodiment]
Next, a sixth embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-5th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図10および図11に示すように、本実施形態に係るアーム507では、ベルト525を断面U字状に屈曲させてアーム本体21の端面22を覆っている。ベルト525は、アーム本体21の外周端部の表面523を覆う上部525aと、この上部525aにおける端縁525bで屈曲して上下方向(アーム本体21の厚さ方向)に延在する中間部525cと、この中間部525cの下端525dで屈曲してアーム本体21の外周端部の裏面524を覆う下部525eと、から構成される。
As shown in FIGS. 10 and 11, in the
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)前記ベルト525(帯状体)を断面U字状に屈曲させて前記アーム本体21の前記端面22を覆った。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The belt 525 (band-like body) is bent in a U-shaped cross section to cover the
ベルト525(帯状体)を断面U字状に形成してアーム本体21の端面22を覆っているため、アーム本体21に対するベルト525の保持強度を向上させることができる。
Since the belt 525 (band-like body) is formed in a U-shaped cross section and covers the
[第7実施形態]
次に、第7実施形態を説明する。なお、第1〜第6実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Seventh embodiment]
Next, a seventh embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-6th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図12〜図14に示すように、本実施形態に係るアーム607においては、3つのブッシュ13,15,17の内周側には、1枚の板材622の表面側に、厚さ方向に3枚の薄板623,624,625を積層させると共に、裏面側に、厚さ方向に3枚の薄板626,627,628を積層させることにより、アーム本体621を構成している。
As shown in FIGS. 12 to 14, in the
前記アーム本体621の端面630は、凹部631に形成されている。つまり、アーム本体621の端面630は、厚さ方向の中央部(途中部)に配置された板材622の端面がアーム本体621の面方向に凹んだ凹部631に形成されている。また、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体621との当接面640は、凸部641に形成されている。つまり、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体621との当接面640は、厚さ方向の中央部(途中部)がブッシュ13,15,17の面方向に突出する凸部641に形成されている。
An
そして、前記ブッシュ13,15,17の凸部641とアーム本体621の凹部631とを係合させることにより、ブッシュ13,15,17をアーム本体621に組み付けている。
The
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体621の端面630は、厚さ方向の途中部が凹んだ凹部631に形成され、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体621との当接面640は、厚さ方向の途中部が突出した凸部641に形成され、
前記ブッシュ13,15,17の凸部641とアーム本体621の凹部631とを係合させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The
The
ブッシュ13,15,17の凸部641とアーム本体621の凹部631とを係合させるため、アーム本体621の端面630およびブッシュ13,15,17におけるアーム本体621との当接面640の双方を平坦面同士に形成した場合よりも、ブッシュ13,15,17とアーム本体621との保持強度が向上する。このため、ブッシュ13,15,17に荷重が入力された場合に、ブッシュ13,15,17がアーム本体621側に倒れ込む変形を抑制することができる。
In order to engage the
[第8実施形態]
次に、第8実施形態を説明する。なお、第1〜第7実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Eighth embodiment]
Next, an eighth embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-7th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図15に示すように、本実施形態に係るアーム707においては、3つのブッシュ13,15,17の内周側には、1枚の板材722の裏面側に、厚さ方向に6枚の薄板731,732,733,734,735,736を積層させえることにより、アーム本体721を構成している。
As shown in FIG. 15, in the
アーム本体721の端面740は、凹部741に形成されている。つまり、アーム本体721の端面740は、厚さ方向の表面側がアーム本体721の面方向に凹んだ凹部741に形成されている。また、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体721との当接面750は、凸部751に形成されている。つまり、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体721との当接面750は、厚さ方向の表面側がブッシュ13,15,17の面方向に突出する凸部751に形成されている。
An
そして、前記ブッシュ13,15,17の凸部751とアーム本体721の凹部741とを係合させることにより、ブッシュ13,15,17をアーム本体721に組み付けている。
The
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体721の端面740は、厚さ方向の途中部が凹んだ凹部741に形成され、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体721との当接面750は、厚さ方向の途中部が突出した凸部751に形成され、
前記ブッシュ13,15,17の凸部751とアーム本体721の凹部741とを係合させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The
The
ブッシュ13,15,17の凸部751とアーム本体721の凹部741とを係合させるため、アーム本体721の端面740およびブッシュ13,15,17におけるアーム本体721との当接面750の双方を平坦面同士に形成した場合よりも、ブッシュ13,15,17とアーム本体721との保持強度が向上する。このため、ブッシュ13,15,17に荷重が入力された場合に、ブッシュ13,15,17がアーム本体721側に倒れ込む変形を抑制することができる。
In order to engage the
[第9実施形態]
次に、第9実施形態を説明する。なお、第1〜第8実施形態と同一構成の部位には、同一符号を付けて、説明を省略する。
[Ninth Embodiment]
Next, a ninth embodiment will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same structure as 1st-8th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図16に示すように、本実施形態に係るアーム807においては、アーム本体821の端面840は、厚さ方向の中央部(途中部)が突出した凸部841に形成され、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体821との当接面850は、厚さ方向の中央部(途中部)が凹んだ凹部851に形成されている。具体的には、本実施形態に係るアーム807においては、3つのブッシュ13,15,17の内周側には、1枚の板材822の表面側に、厚さ方向に3枚の薄板831,832,833を積層させると共に、裏面側に、厚さ方向に3枚の薄板834,835,836を積層させることにより、アーム本体821を構成している。
As shown in FIG. 16, in the
前記ブッシュ13,15,17の凹部851とアーム本体821の凸部841とを係合させることにより、ブッシュ13,15,17をアーム本体821に組み付けている。
The
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)アーム本体821の端面840は、厚さ方向の途中部が突出した凸部841に形成され、ブッシュ13,15,17におけるアーム本体821との当接面850は、厚さ方向の途中部が凹んだ凹部851に形成され、ブッシュ13,15,17の凹部851とアーム本体821の凸部841とを係合させた。
Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1) The
ブッシュ13,15,17の凹部851とアーム本体821の凸部841とを係合させるため、アーム本体821の端面840およびブッシュ13,15,17におけるアーム本体821との当接面850の双方を平坦面同士に形成した場合よりも、ブッシュ13,15,17とアーム本体821との保持強度が向上する。このため、ブッシュ13,15,17に荷重が入力された場合に、ブッシュ13,15,17がアーム本体821側に倒れ込む変形を抑制することができる。
In order to engage the
ところで、本発明の組み立て部材は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。 By the way, the assembly member of the present invention has been described by taking the above-described embodiment as an example. However, the present invention is not limited to this embodiment, and various other embodiments can be adopted without departing from the gist of the present invention.
例えば、前記第1実施形態では、ベルト25を、アーム本体21の全周に亘って環状に繋がるように形成した。しかし、ベルトを所定長さの1本帯にして、ブッシュ13,15,17の外周側を覆うと共に両端部をアーム本体21の端面22に接合するようにしてもよい。
For example, in the first embodiment, the
また、前記実施形態では、ベルト25を繊維強化プラスチックから形成したが、繊維強化プラスチック以外の材質で形成してもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
7 アーム(組み立て部材)
13,15,17 ブッシュ(結合体)
21,121,221,321,421,621,721,821 アーム本体(被結合体)
22,630,740 端面
25,525 ベルト(帯状体)
121a 外周端部
132a,133a,231a,431a 外側面
331〜334 薄板
631,741 凹部
641,751 凸部
7 Arm (assembly member)
13, 15, 17 Bush (combined body)
21, 121, 221, 321, 421, 621, 721, 821 Arm body (bonded body)
22,630,740 End face 25,525 Belt (band)
121a Outer
Claims (4)
前記帯状体を、前記結合体の外周側から前記被結合体の端面にかけて延在させることによって、前記結合体を被結合体の端面に保持し、
前記被結合体の外周端部を被結合体の面方向に交差する方向に折り曲げ、この折り曲げた外周端部の外側面に前記帯状体を当接させ、
前記被結合体は、繊維強化プラスチックからなる複数の薄板を厚さ方向に互いに離間した状態で積層させて形成されていることを特徴とする組み立て部材。 A bonded body made of a fiber reinforced plastic plate, a bonded body disposed on the periphery of the bonded body and in contact with an end surface along the thickness direction, and the bonded body to the end surface of the bonded body And a belt-like body to be held in the
By holding the band from the outer peripheral side of the combined body to the end surface of the combined body, the combined body is held on the end surface of the combined body ,
Folding the outer peripheral end of the coupled body in a direction intersecting the surface direction of the coupled body, bringing the strip-shaped body into contact with the outer surface of the folded outer circumferential end,
Wherein the coupled body, the assembly member, characterized that you a plurality of thin plates made of a fiber reinforced plastic in a thickness direction are formed by stacking in a state separated from each other.
前記結合体の凸部と被結合体の凹部とを係合させたことを特徴とする請求項1または2に記載の組み立て部材。 The end surface of the coupled body is formed in a concave portion in which a middle portion in the thickness direction is recessed toward the opposite side of the coupled body, and the contact surface of the coupled body with the coupled body is in the thickness direction. The middle part is formed in a convex part protruding toward the end face of the coupled body ,
Assembling member according to claim 1 or 2, characterized in that engaging the recess of the convex portion and the coupling member of the coupling body.
前記結合体の凹部と被結合体の凸部とを係合させたことを特徴とする請求項1または2に記載の組み立て部材。 The end surface of the coupled body is formed with a convex portion protruding in the middle of the thickness direction toward the coupled body, and the contact surface of the coupled body with the coupled body is in the thickness direction. The middle part is formed in a recessed part that is recessed toward the opposite side to the coupled body ,
Assembling member according to claim 1 or 2, characterized in that engaged the convex portion of the concave portion and the coupling member of the coupling body.
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