JP6476995B2 - 中継装置、コンテンツ配信システム、中継方法およびプログラム - Google Patents

中継装置、コンテンツ配信システム、中継方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、中継装置、コンテンツ配信システム、中継方法およびプログラムに関する。
従来、VOD(Video On Demand)によるストリーミングは、RTP(Real-time Transport Protocol)プロトコルをベースにしたものが主流で、クライアントとVOD側との間にストリーミング用のセッションを確保した上で配信を行っていた。VOD側では、このセッションを通して配信制御を行い、また、各時点でのクライアント数の把握、それに基づいたクライアント数の制御を行っている。
VODによるストリーミングに関する技術として、負荷分散の為に各クライアントに対しセッション識別用の仮想URLを割り当て、管理サーバによりリダイレクトされたサーバからのサービスを受けるようにしたものが開発されている(特許文献1参照)。クライアントは、セッションの開始を管理サーバに通知する事で仮想URLを割り当てられ、その後の要求は仮想URLに基づきリダイレクトされる。クライアントのログオフ要求により仮想URLを無効にするものである。
また、HTTP(HyperText Transfer Protocol)によるストリーミングについても知られている。HTTPによるストリーミングでは、コンテンツを数秒単位のセグメントと呼ばれるファイルに分け、セグメントのURL(Uniform Resource Locator)とデコードに必要な情報とを記載したマニフェストファイルを元にして、クライアントが必要なセグメントをHTTPプロトコルにより取得する。このHTTPによるストリーミングでは、VOD側とクライアント間でセッションの管理をする必要がなく、既存のWEB(World Wide Web)サーバにセグメントとマニフェストファイルを配置するだけで、手軽にストリーミングを実現することが可能である。
特開2000−330957号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、要求ごとにリダイレクションが発生するので、動画像のストリーミングでは好ましくない遅延が発生する可能性がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、動画像のストリーミングにおける好ましくない遅延を抑制する、中継装置、コンテンツ配信システム、中継方法およびプログラムを提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る中継装置は、コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送する中継装置であって、前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理部と、前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理部と、前記第1確認処理部における確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理部と、を有し、前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、前記第1確認処理部は、前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定することを特徴とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ配信システムは、上記に記載される中継装置を有するコンテンツ配信システムであって、前記コンテンツ配信装置を有し、前記コンテンツ配信装置は、前記中継装置から、前記第1ロケーション識別情報を受信して、前記第1ロケーション識別情報に対応する前記時分割コンテンツを前記中継装置に対して送信することを特徴とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る中継方法は、コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送する中継装置の中継方法であって、前記中継装置は、前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理ステップと、前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理ステップと、前記第1確認処理ステップにおける確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理ステップと、を有し、前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、前記第1確認処理ステップでは、前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定することを特徴とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送するコンピュータを、前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理部、前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理部、前記第1確認処理部における確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理部、として機能させ、前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、前記第1確認処理部は、前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、動画像のストリーミングにおける好ましくない遅延を抑制する。
第1実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成図である。 クライアントの機能構成図である。 MFサーバの機能構成図である。 MFサーバが保有するMFファイルの例示である。 MFサーバが生成するtokenの例示である。 Web Serverの機能構成図である。 Reverse Proxyの機能構成図である。 第1実施形態に係るコンテンツ配信システムの処理を示すシーケンス図の例示である。 Reverse Proxyの処理を示すフローチャートの例示である。 第2実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成図である。 Reverse Proxyの機能構成図である。 Load Balancerの機能構成図である。 tokenリストサーバの機能構成図である。 第2実施形態に係るコンテンツ配信システムの処理を示すシーケンス図の例示である。 第3実施形態に係るコンテンツ配信システムを構成するMFサーバが生成するtokenの例示である。 Reverse Proxyの処理を示すフローチャートの例示である。
以下、本発明の実施するための形態を、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、本実施形態では、本発明と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
≪第1実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成≫
図1を参照して、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1の構成図である。
コンテンツ配信システム1は、クライアント100と、MF(Manifest File)サーバ200と、Web Server300と、Reverse Proxy400とで構成される。
このコンテンツ配信システム1は、HTTPを用いたストリーミングによりコンテンツを数秒単位(例えば、10秒)のセグメントとして配信するものである。概略を示すと、このコンテンツ配信システム1では、クライアント100がMFサーバ200からマニフェストファイル(MFファイル)を取得し、MFファイルに記載された情報に基づき各セグメントをWeb Server300から取得する。この様なHTTP動画配信方式の標準に「MPEG-DASH」がある。「MPEG-DASH」でマニフェストファイルに相当するものはMPD(Media Presentation Description)である。
<クライアント>
図2は、クライアント100の機能構成を模式的に示す図である。クライアント100は、当該クライアント100の動作を全体的に制御する処理部101と、液晶表示装置等の表示装置によって構成される表示部102と、タッチセンサ等の入力デバイスによって構成される操作部103と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部104と、モデム等の通信装置によって構成される通信部105と、フラッシュメモリ106とからなる。
記憶部104には、Web Server300から取得したコンテンツ本体のデータを格納するコンテンツ記憶部104Aと、MFサーバ200から取得したMFファイルを記憶するためのMFファイル記憶部104Bと、クライアント100のユーザに関する情報を記憶するためのユーザ情報記憶部104Cとが備えられる。
処理部101には、コンテンツ再生部101Aと、コンテンツ取得部101Bと、MFファイル取得部101Cとが備えられる。処理部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部104には、コンテンツ再生部101A、コンテンツ取得部101BおよびMFファイル取得部101Cを実現するためのプログラムが格納される。
コンテンツ再生部101Aは、コンテンツ記憶部104Aに格納されたコンテンツを再生する。具体的には、コンテンツ再生部101Aは、表示部102に映像(または、画像)の再生画面を表示させる。また、再生対象となるコンテンツが音声データを含む場合、コンテンツ再生部101Aは、クライアント100の内部、または外部のスピーカに、当該音声データに基づく音声を出力させる。
コンテンツ取得部101Bは、予め取得しているコンテンツリストに基づき通信部105およびネットワークを介して、Reverse Proxy400を介してWeb Server300から、所望のコンテンツを取得する。取得されたコンテンツは、記憶部104のコンテンツ記憶部104Aに格納される。
MFファイル取得部101Cは、通信部105およびネットワークを介して、MFサーバ300からMFファイルを取得する。取得されたMFファイルは、MFファイル記憶部104Bに格納される。このMFファイルに記載されるURLに基づいて、コンテンツ取得部101Bは、Web Server300から所望のコンテンツを取得する。
<MFサーバ>
図3は、MFサーバ200の機能構成を模式的に示す図である。MFサーバ200は、モデム等の通信装置によって構成される通信部201と、当該MFサーバ200の動作を全体的に制御する処理部202と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部203とからなる。
記憶部203には、MFファイル記憶部203Aと、token管理部203Bとが備えられる。MFファイル記憶部203Aは、各コンテンツのセグメントのリストを記載したMFファイルを格納する。初期状態(視聴要求の一部であるMF要求をクライアントから受ける前の状態)のMFファイルを図4に示す。MFファイルには、コンテンツを数秒単位(例えば、10秒)にしたセグメント毎にロケーション識別情報としてのURLが格納されている。このMFファイルに格納されるURLは、MF要求があった時点で、MFファイル修正部202Aによって修正される。token管理部203Bは、token生成部202Cで生成した視聴要求識別情報としてのtokenを有効期限まで管理(記憶)する。Tokenの詳細については、token生成部202Cで説明する。
処理部202には、MFファイル修正部202Aと、MFファイル配信部202Bと、token生成部202Cとが備えられる。処理部202は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部203には、MFファイル修正部202A、MFファイル配信部202Bおよびtoken生成部202Cを実現するためのプログラムが格納される。
MFファイル修正部202Aは、クライアント100からのMFファイル要求に対して、MFファイル記憶部203Aに格納するMFファイルに記載の各セグメントのURLに、token生成部202Cで生成したtokenを付加する。例えば、「http://url1」を「http://url1/123412」の様に修正する。
MFファイル配信部202Bは、MFファイル修正部202Aで修正されたMFファイルをクライアント100に応答する。
token生成部202Cは、自身(token)の有効期限とセッション番号とで構成される視聴要求識別情報としてのtokenを生成し、生成したtokenをtoken管理部203Bに格納する。図5に示すのが、tokenの例示である。ここで、tokenの有効期限は、視聴要求されるコンテンツを視聴できる期間を表すものと言い換えることができるので、視聴に十分な時間(例えば、1日や数時間)にするのが望ましい。有効期限は、一律であってもよいし、token毎やコンテンツ毎に異なっていてもよい。また、token生成部202Cは、token管理部203Bに記録されていないtokenを生成する。そして、token生成部202Cは、有効期限が過ぎたtokenをtoken管理部203Bから削除する。
<Web Server>
図6は、Web Server 300の機能構成を模式的に示す図である。Web Server300は、モデム等の通信装置によって構成される通信部301と、当該Web Server300の動作を全体的に制御する処理部302と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部303とからなる。記憶部303には、コンテンツファイル記憶部303Aが備えられる。コンテンツファイル記憶部303Aは、コンテンツを構成するセグメントを格納する。
処理部302には、コンテンツ配信部302Aが備えられる。処理部302は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部303には、コンテンツ配信部302Aを実現するためのプログラムが格納される。コンテンツ配信部302Aは、クライアント100からの要求に応じて、コンテンツ本体のデータをセグメント単位で配信する。
<Reverse Proxy>
図7は、Reverse Proxy400の機能構成を模式的に示す図である。Reverse Proxy400は、モデム等の通信装置によって構成される通信部401と、当該Reverse Proxy400の動作を全体的に制御する処理部402と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部403とからなる。記憶部403には、tokenリスト記憶部403Aが備えられる。tokenリスト記憶部403Aは、tokenと最終アクセス時間とを対応付けたtokenリストを格納する。なお、tokenリストに登録したtokenは、定期的に有効期限切れを確認して、有効期限切れならtokenリストから削除する。
処理部402には、token処理部402Aと、URL処理部402Bと、状態判定部402Cと、通信処理部402Dとが備えられる。処理部402は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部403には、token処理部402A、URL処理部402B、状態判定部402Cおよび通信処理部402Dを実現するためのプログラムが格納される。
token処理部402Aは、クライアント100から受信したメッセージのURLに含まれているtokenを取り除き、token内の有効期限が切れていればクライアント100にエラーメッセージを返すように通信処理部402Dにメッセージを渡す。有効期限が切れておらず、リスト記憶部403Aが記憶するtokenリストに記録されてもなければtokenリストに記録し、一方、tokenリストに記録されていればリスト記憶部403A内の対応する最終アクセス時間を書き直す(更新する)。
また、token処理部402Aは、制限モード(状態判定部402Cにより設定されるモード)になっていれば、最終アクセス時間からの経過時間が一定値を超えたクライアント100からの要求に対しエラーメッセージを返すように通信処理部402Dにメッセージを渡す。つまり、一定時間アクセスの無いクライアント100にエラーメッセージを返すようにする。これらの処理は、例えば、コンテンツの再生を長時間に渡って一時停止状態にしていたクライアントが再生を再開した場合や、ネットワーク障害により通信不能になっていたクライアントが回線の回復により一斉に繋がるようになった場合など、セグメント要求が想定しない形で増加することを防止することを想定している。
URL処理部402Bは、クライアント100が要求したURLをWeb Server300のURLに変換して、変換後のURLにメッセージを転送するように通信処理部402Dにメッセージを渡す。
状態判定部402Cは、アクティブなクライアントの数が許容量を超えている場合に、制限モードに切り替え、上限を下回ったら(上限より一定値以下)制限モードを解除する。ここでアクティブなクライアントとは、最終アクセス時間からの経過時間が閾値以内のtokenを持つクライアントのことである。また、通信量を監視して、通信量が上限を超えた時点で制限モードに切り替え、上限を下回ったら(上限より一定値以下)制限モードを解除するようにしてもよい。
通信処理部402Dは、クライアント100からの要求のWeb Server300への転送、Web Server300からの応答のクライアント100への転送処理およびクライアント100からの要求におけるエラー応答処理を、通信部401を用いて行う。
≪第1実施形態に係るコンテンツ配信システムの動作≫
図8を参照して(適宜、図1ないし図7を参照)、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1の動作について説明する。図8は、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1の動作を示すシーケンス図である。最初に、クライアント100のMFファイル取得部101C(図2参照)は、MFサーバ200に対してMFファイルを要求する(ステップS1)。ここで、MFファイルの要求は、視聴要求の一部をなすものである。なお、MFサーバ200のURLは、例えば、ポータルサーバ等から取得すればよい。
各ライアント100からのMFファイルの要求に対して、MFサーバ200のtoken生成部202C(図3参照)は、視聴要求毎にユニークなtokenを生成する(ステップS2)。ここで、MFサーバ200のtoken管理部203B(図3参照)は、視聴要求毎にユニークなtokenを常時生成するために、有効期限を設けてtokenを管理している。有効期限が切れたtokenは管理の対象ではなくなり、再利用が可能となる。
続いて、MFサーバ200のMFファイル修正部202A(図3参照)は、MFファイルを修正する(ステップS3)。具体的には、MFファイル修正部202Aは、MFファイルに記載されているコンテンツのセグメントのURLの末尾に生成したtokenを追加する。ここで、各セグメントのURLはReverse Proxy400のURLである。そして、MFサーバ200のMFファイル配信部202B(図3参照)は、修正したMFファイルをクライアント100に応答する(ステップS4)。クライアント100のコンテンツ取得部101B(図2参照)は、MFサーバ200から取得した修正済みのMFファイルに記載のURLを元にして、セグメントを要求する(ステップS5)。
次に、セグメント要求に対して、Reverse Proxy400は、視聴要求毎にクライアントの制御処理を行う(ステップS6)。この処理では、セグメント要求のURLの末尾に記載のtokenを取り除き、取り除いたtokenに基づき視聴要求毎の制御処理を行う。ステップS6の処理の詳細は後述する。ステップS6の処理で、tokenが有効期限切れ等と判定された場合に、通信処理部402D(図7参照)はクライアント100に対してエラー応答をする(ステップS7)。一方、tokenが有効である等と判定された場合に、通信処理部402Dはセグメントの要求をWeb Server300に中継する(ステップS8)。
次に、Web Server300のコンテンツ配信部302A(図6参照)は、中継された要求に基づきコンテンツを構成するセグメントファイルを応答する(ステップS9)。続いて、Reverse Proxy400の通信処理部402D(図7参照)は、セグメントファイルをクライアント100に中継する(ステップS10)。そして、クライアント100のコンテンツ再生部101A(図2参照)は、コンテンツを構成するセグメントファイルを再生する(ステップS11)。コンテンツが終了するまで、以上説明した処理が繰り返して行われる。
次に、図8のステップS6の処理について、図9を参照して説明する。図9は、Reverse Proxy400の処理を示すフローチャートである。最初に、Reverse Proxy400は、Web Server300が停止処理を開始したか否かを判定する(ステップS21)。停止処理を始めていた場合(ステップS21で“Yes”)、Reverse Proxy400は処理を終了する。一方、停止処理を始めていなかった場合(ステップS21で“No”)、Reverse Proxy400は処理をステップS22に進める。
停止処理を始めていなかった場合(ステップS21で“No”)に、Reverse Proxy400は、クライアント100からセグメント要求を受信したか否かを判定する(ステップS22)。セグメント要求を受信した場合(ステップS22で“Yes”)、Reverse Proxy400は処理をステップS23に進める。一方、セグメント要求を受信していない場合(ステップS22で“No”)、Reverse Proxy400は処理をステップS21に戻す。
セグメント要求を受信した場合(ステップS22で“Yes”)に、token処理部402A(図7参照)は、URLの末尾からtokenを取り除き(ステップS23)、取り除いたtokenが有効期限内であるか否かを判定する(ステップS24)。tokenが有効期限内である場合(ステップS24で“Yes”)、token処理部402Aは処理をステップS26に進める。一方、tokenが有効期限内でない(有効期限切れ)場合(ステップS24で“No”)、token処理部402Aは、通信処理部402Dに対してエラーの応答を要求して次の要求を待つ(ステップS25)。
tokenが有効期限内である場合(ステップS24で“Yes”)に、token処理部402Aは、tokenがtokenリストに登録済みであるか否かを判定する(ステップS26)。tokenがtokenリストに登録済みである場合(ステップS26で“Yes”)に、token処理部402Aは、tokenリストの最終アクセス時間を更新する(ステップS27)。一方、tokenがtokenリストに登録済みでない場合(ステップS26で“No”)に、token処理部402Aは、そのtokenをアクセス時間と共にtokenリストに登録する(ステップS28)。
続いて、token処理部402Aは、アクティブなクライアントの数が許容量を超えているか否か(つまり、状態判定部402Cにより制限モードに移行されているか)を判定する(ステップS29)。ここでアクティブなクライアントとは、最終アクセス時間からの経過時間が閾値以内のtokenを持つクライアントのことである。許容量を超えている場合(ステップS29で“Yes”)に処理をステップS30に進め、一方、許容量を超えていない場合(ステップS29で“No”)に処理をステップS31に進める。
許容量を超えている場合(ステップS29で“Yes”)に、token処理部402Aは、最終アクセス時間からの経過時間が閾値以内であるか否かを判定する(ステップS30)。経過時間が閾値以内でない(閾値より大きければ)場合(ステップS31で“No”)に、token処理部402Aは、通信処理部402Dに対してエラーの応答を要求して次の要求を待つ(ステップS32)。つまり、一定時間アクセスの無いクライアント100にエラーメッセージを返すようにしている。一方、許容量を超えていない場合(ステップS29で“No”)や許容量を超えていても経過時間が閾値以内である場合(ステップS30で“Yes”)に、token処理部402Aは、セグメント要求をWeb Server300に中継し、またそれに対する応答をクライアント100に返す(ステップS31)。
以上のように、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1は、視聴要求毎に視聴要求識別情報としてのtokenを生成し、セグメント要求のURLの末尾に追加する。そして、そのtokenを追加されたURLを用いてセグメント要求が行われる。その為、ストリーミング等リアルタイム性が重要なコンテンツの場合にリダイレクトは再生の妨げになるが、本実施形態ではリダイレクトの必要がないので動画像のストリーミングにおける好ましくない遅延を抑制する。
また、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1は、クライアントとの間にセッションを設けるための特別のプロトコルが不要なので、クライアント100はHTTPのプロトコルで取得するのと同じ方法を用いて、MFサーバ200からMFファイルを取得した後にWeb Server300に対してセグメントを要求すればよい。
さらに、第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1は、視聴要求識別情報としてのtokenを用いることで視聴要求毎に制御を行うことが可能である。その為、HTTPによるストリーミングでありながら、RTPによりストリーミングのようにコンテンツの配信の制御と視聴クライアント数の把握が可能である。なお、動画像配信においてはOneTimeURLを発行してセッションを管理する方法が有るが、クライアントとサーバ間でセッション確立用のプロトコルが別途必要となる。
[第2実施形態]
第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1は、図1に示すように1台のWeb Server300を含む構成であったが、配信能力を増大させるためにはWeb Server300の数を増やす必要がある。第2実施形態は、Load Balancer600(図10参照)を導入してWeb Server300の台数を増やし、配信能力を増大させるものである。
<第2実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成>
図10を参照して、第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aの構成について説明する。図10は、第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aの構成図である。
コンテンツ配信システム1aは、クライアント100と、MF(Manifest File)サーバ200と、二つのWeb Server300と、二つのReverse Proxy500と、Load Balancer600と、tokenリストサーバ700とで構成される。このコンテンツ配信システム1aでは、クライアント100からのセグメント要求を二つのReverse Proxy500で交互に処理を行うことにより、クライアント100からの要求を分散する。そして、コンテンツ配信システム1aは、Reverse Proxy500毎に各tokenの最終アクセス時間が異ならないようにするために、tokenリストサーバ700によってそれぞれのReverse Proxy500が持つtoken リストの整合を取る。
<Reverse Proxy>
図11は、Reverse Proxy500の機能構成を模式的に示す図である。Reverse Proxy500は、モデム等の通信装置によって構成される通信部501と、当該Reverse Proxy500の動作を全体的に制御する処理部502と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部503とからなる。記憶部503には、tokenリスト記憶部503Aが備えられる。tokenリスト記憶部503Aは、tokenと最終アクセス時間とを対応付けたtokenリストを格納する。なお、tokenリストに登録したtokenは、定期的に有効期限切れを確認して、有効期限切れならtokenリストから削除する。
処理部502には、token処理部502Aと、URL処理部502Bと、状態判定部502Cと、通信処理部502Dと、tokenリスト整合部502Eとが備えられる。処理部502は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部503には、token処理部502A、URL処理部502B、状態判定部502C、通信処理部502D、tokenリスト整合部502Eを実現するためのプログラムが格納される。
token処理部502A、URL処理部502B、状態判定部502Cおよび通信処理部502Dは、第1実施形態で説明したtoken処理部402A、URL処理部402B、状態判定部402Cおよび通信処理部402Dと同様である。その為、ここでは説明を省略する。tokenリスト整合部502Eは、tokenリストサーバ700に定期的にtokenリストを送信し、応答として取得したtokenリストをtokenリスト記憶部503Aに上書きする。
<Load Balancer>
図12は、Load Balancer600の機能構成を模式的に示す図である。Load Balancer600は、モデム等の通信装置によって構成される通信部601と、当該Load Balancer600の動作を全体的に制御する処理部602と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部603とからなる。記憶部603には、サーバリスト記憶部603Aが備えられる。サーバリスト記憶部603Aは、セグメント要求を次に転送するWeb Server300のURLとWeb Server300のURLのサーバリストを記憶する。
処理部602には、サーバ選定部602Aと、通信処理部602Bとが備えられる。処理部602は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部603には、サーバ選定部602Aおよび通信処理部602Bを実現するためのプログラムが格納される。
サーバ選定部602Aは、サーバリスト記憶部603Aにあるサーバリストからセグメント要求を転送するWeb Server300を選択する。Web Server300の選択は、例えば、ラウンドロビンで行う。サーバ選定部602Aは、通信処理部602Bにセグメント要求を送り選定したサーバに転送する。通信処理部602Bは、通信部601を用いてセグメント要求の転送を行う。
<tokenリストサーバ>
図13は、tokenリストサーバ700の機能構成を模式的に示す図である。tokenリストサーバ700は、モデム等の通信装置によって構成される通信部701と、当該tokenリストサーバ700の動作を全体的に制御する処理部702と、ハードディスク等の記録媒体によって構成される記憶部703とからなる。記憶部703には、tokenリスト記憶部703Aが備えられる。tokenリスト記憶部703Aは、tokenと最終アクセス時間とを対応付けて格納する。
処理部702には、tokenリスト更新処理部702Aと、通信処理部702Bとが備えられる。処理部702は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。プログラム実行処理により実現する場合、記憶部703には、tokenリスト更新処理部702Aおよび通信処理部702Bを実現するためのプログラムが格納される。
tokenリスト更新処理部702Aは、Reverse Proxy500から送られたtokenリストとtokenリスト記憶部703Aにあるtokenリストとの差分をtokenリスト記憶部703Aにあるtokenリストに反映する。そして、通信処理部702Bを用いて更新されたtokenリストをReverse Proxy500に応答する。これにより、一方のReverse Proxy500が保有するtokenリストに他方のReverse Proxy500が保有するtokenリストの情報が反映される。通信処理部702Bは、通信部701を用いて要求メッセージの受信応答を行う。
≪第2実施形態に係るコンテンツ配信システムの動作≫
図14を参照して、第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aの動作について説明する。図14は、第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aの動作を示すシーケンス図である。ステップS41〜ステップS45までの処理は、第1実施形態のステップS1〜ステップS5までの処理と同様であるので説明を省略する(図8参照)。ステップS45に続いて、Load Balancer600は、ロードバランシングによりセグメント要求を分散して各Reverse Proxy500に送信する(ステップS46)。分散方法は、例えば、ラウンドロビン(二つのReverse Proxy500に交互に割り当てる)で行う。
次に、セグメント要求に対して、Reverse Proxy500は、視聴要求毎にクライアントの制御処理を行う(ステップS47)。この処理では、セグメント要求のURLの末尾に記載のtokenを取り除き、取り除いたtokenに基づき視聴要求毎の制御の処理を行う。ここで、Reverse Proxy500のtokenリスト整合部502E(図11参照)は、一定周期毎にtoken リストをtoken リストサーバ700に送信し、更新されたtokenリストをtoken リストサーバ700から取得する。ここで、更新されたtokenリストとは、他のReverse Proxy500もしくは自身が前に更新したものに、今回自身が送信したものを反映したものである。Reverse Proxy500がtoken リストサーバ700とtokenリストをやり取りする周期は、アクティブクライアントと判定する閾値より小さいものとするのがよい。これにより、tokenリストに記載の最終アクセス時間は最新のものが上書きされる。それ以外の処理は、第1実施形態のステップS6の処理と同様である(図8参照)。
ステップS47の処理で、tokenが有効期限切れ等と判定された場合に、通信処理部502D(図11参照)はLoad Balancer600に対してエラー応答を送信し(ステップS48)、Load Balancer600の通信処理部602B(図12参照)はクライアント100に対してエラー応答を送信する(ステップS49)。一方、tokenが有効である等と判定された場合に、通信処理部502Dはセグメントの要求をWeb Server300に中継する(ステップS50)。
次に、Web Server300のコンテンツ配信部302A(図6参照)は、中継された要求に基づきセグメントファイルを応答する(ステップS51)。続いて、Reverse Proxy500の通信処理部502D(図11参照)は、セグメントファイルをLoad Balancer600に対して送信し(ステップS52)、Load Balancer600の通信処理部602B(図12参照)はセグメントファイルをクライアント100に送信する(ステップS52)。そして、クライアント100のコンテンツ再生部101Aは、コンテンツを構成するセグメントファイルを再生する(ステップS54)。コンテンツが終了するまで、以上説明した処理が繰り返して行われる。
以上のように、第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aは、tokenリストサーバ700を用いて各Reverse Proxy500が保有するtokenリストの最終アクセス時間の同期を取る。その為、配信容量を上げるためにWeb Server300のスケールアウトを行っても、配信の制御と視聴クライアント数の把握が可能となる。なお、クライアント100側では特に新たなツールの導入も不要である。
[第3実施形態]
第1実施形態に係るコンテンツ配信システム1および第2実施形態に係るコンテンツ配信システム1aでは、悪意のある者が有効期限を改ざんして使用してしまう可能性があった。第3実施形態では、これを防ぐために秘密のワードとハッシュ関数をtokenに使用する。ハッシュ関数は、ある値から引数として渡した文字列が推定できない一方向関数である。システムの構成は第1、第2実施形態と同様であってよい。ここでは、第1実施形態のコンテンツ配信システム1に適用する場合を例に挙げて説明する。
第3実施形態で用いるtokenのフォーマットを図15に例示する。図15に示すtokenには、新たにハッシュ値が追加されている。Reverse Proxy400とMFサーバ200とは、外部に公開しない共通の秘密のワード(任意の文字列)を保持しており、tokenの有効期限、セッション番号、秘密のワードをあわせたものをハッシュ値として使用する。
MFサーバ200(図1参照)は、具体的にはtoken作成時に、「tokenの有効期限の文字列+セッション番号の文字列+Reverse Proxy400とMFサーバ200とで共有する秘密のワードの文字列」に対してハッシュ関数を用いて、ハッシュ値として計算する。そして、MFサーバ200は、計算したハッシュ値、tokenの有効期限、セッション番号をあわせたものをtokenとしてセグメント要求のURLに付加する。
Reverse Proxy400(図1参照)は、セグメント要求からtoken取得時に、自身の保持している秘密のワードとtokenの有効期限、セッション番号からハッシュ値を計算して、計算したハッシュ値とtokenに記載のハッシュ値とを比較する。同一であればMFサーバ200で発行されたものであると判断できる。
次に、第3実施形態における図8のステップS6の処理について、図16を参照して説明する。図16は、Reverse Proxy400の処理を示すフローチャートである。ステップS21〜ステップS22の処理は図8に示す第1実施形態と同様である。セグメント要求を受信した場合(ステップS22で“Yes”)に、token処理部402A(図7参照)は、URLの末尾からtokenを取り除き、自身の保持している秘密のワードとtokenの有効期限、セッション番号からハッシュ値を計算してハッシュ値を確認する(ステップS23a)。そして、計算したハッシュ値とtokenに記載のハッシュ値とを比較して同一であれば、tokenが無効でない(有効である)と判定して(ステップS23bで“No”)処理をステップS24に進める。ステップS24以降の処理は、図8に示す第1実施形態と同様である。一方、計算したハッシュ値とtokenに記載のハッシュ値とが同一でなければ、tokenが無効であると判定して(ステップS23bで“Yes”)、token処理部402Aは、通信処理部402Dに対してエラーの応答を要求して次の要求を待つ(ステップS23c)。
以上のように、第3実施形態に係るコンテンツ配信システム1bは、視聴要求識別情報としてのtokenにtokenの有効期限、セッション番号、秘密のワードをあわせたものをハッシュ値と含めている。したがって、クライアント100側で不正にtokenを修正して有効期限を延ばした場合などに、その改ざんを見破ることが可能である。その為、不正に重複したtokenが発行されることにより、tokenの管理ができなくなってしまうことを防止できる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲内で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
第1実施形態ないし第3実施形態では、視聴要求識別情報としてのtokenに有効期限を設定していたが、tokenの管理方法はこれに限定されるものではない。例えば、有効期限に代えて、Web Server300へのアクセス回数制限をtokenに設定してもよい。この場合、アクセス回数制限は、コンテンツの再生時間をセグメントの時間で割ったものであってもよい。
また、第2実施形態では、Web Server300の数の増加に合わせて、Reverse Proxy500の数を複数台にしていたが、Reverse Proxy500を1台構成にすることも考えられる。その場合は、tokenリストが常に整合がとれている状態なのでtokenリストサーバ700は必要ない。
また、第2実施形態では、Reverse Proxy500のtokenリスト整合部502E(図11参照)は、一定周期毎にtoken リストをtoken リストサーバ700に送信し、更新されたtokenリストをtoken リストサーバ700から取得していた。しかしながら、各Reverse Proxy500が保有するtokenリストの同期を取る方法はこれに限定されるものではない。例えば、一定周期毎にtoken リストをtoken リストサーバ700から取得するのに加えて、または代えて、tokenの有効期限が過ぎたと判定された場合(図9のステップS24で“No”)に、token リストをtoken リストサーバ700から取得するようにしてもよい。そして、最新の最終アクセス時間によりtokenの有効期限を再度判定する。
1,1a コンテンツ配信システム
100 クライアント(コンテンツ受信装置)
101A コンテンツ再生部
101B コンテンツ取得部
101C MFファイル取得部
104A コンテンツ記憶部
104B MFファイル記憶部
104C ユーザ情報記憶部
200 MFサーバ(ファイル装置)
202A MFファイル修正部(識別情報変更処理部)
202B MFファイル配信部(第2送信処理部)
202C token生成部(識別情報生成処理部)
203A MFファイル記憶部(第2記憶部)
203B token管理部
300 Web Server(コンテンツ配信装置)
302A コンテンツ配信部
303A コンテンツファイル記憶部
400 Reverse Proxy(中継装置)
402A token処理部(第1確認処理部)
402B URL処理部
402C 状態判定部
402D 通信処理部(第1受信処理部、第1送信処理部)
403A tokenリスト記憶部(第1記憶部)
500 Reverse Proxy(中継装置)
502E tokenリスト整合部
600 Load Balancer
602A サーバ選定部
602B 通信処理部
603A サーバリスト記憶部
700 tokenリストサーバ(管理装置)
702A tokenリスト更新処理部
702B 通信処理部
703A tokenリスト記憶部

Claims (10)

  1. コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送する中継装置であって、
    前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理部と、
    前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理部と、
    前記第1確認処理部における確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理部と、を有し、
    前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、
    前記第1確認処理部は、
    前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする中継装置。
  2. 請求項に記載される中継装置であって、
    前記視聴要求識別情報に対応づけて前記視聴要求を受信した前回のアクセス時刻を記憶する第1記憶部を有し、
    前記第1確認処理部は、前記有効期限の判定に加えて、
    前回のアクセス時刻からの経過時間が閾値以内である視聴要求の数が所定数より多い場合に、受信した視聴要求の現在の時刻と前回のアクセス時刻との差分が所定時間未満であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする中継装置。
  3. 請求項1に記載される中継装置を有するコンテンツ配信システムであって、
    前記コンテンツ配信装置を有し、
    前記コンテンツ配信装置は、
    前記中継装置から、前記第1ロケーション識別情報を受信して、前記第1ロケーション識別情報に対応する前記時分割コンテンツを前記中継装置に対して送信する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項に記載されるコンテンツ配信システムであって、
    前記コンテンツ受信装置を有し、
    前記コンテンツ受信装置は、
    前記第2ロケーション識別情報を有する第1ファイルをファイル装置から受信して、前記第2ロケーション識別情報を前記中継装置に対して送信する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項に記載されるコンテンツ配信システムであって、
    前記ファイル装置を有し、
    前記ファイル装置は、
    コンテンツ情報と、前記第1ロケーション識別情報とを有するファイルを記憶する第2記憶部と、
    前記コンテンツ受信装置から、コンテンツ情報を有するファイル送信要求情報を受信した場合に、前記視聴要求識別情報を生成する識別情報生成処理部と、
    前記コンテンツ情報に対応するファイルにおける前記第1ロケーション識別情報を、当該第1ロケーション識別情報内に前記生成した視聴要求識別情報を含めた前記第2ロケーション識別情報とした前記第1ファイルに変更するロケーション識別情報変更処理部と、
    前記コンテンツ受信装置に、前記第1ファイルを送信する第2送信処理部とを有する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 請求項に記載される中継装置を複数有するコンテンツ配信システムであって、
    管理装置を有し、
    前記管理装置は、
    前記視聴要求を受信した前回のアクセス時刻を各々の前記中継装置から受信して、最新の前回のアクセス時刻を各々の前記中継装置に対して送信する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  7. 請求項に記載されるコンテンツ配信システムであって、
    前記ロケーション識別情報変更処理部は、
    前記コンテンツ情報に対応するファイルにおける前記第1ロケーション識別情報を、当該第1ロケーション識別情報内に前記生成した視聴要求識別情報およびハッシュ関数を用いて計算したハッシュ値を含めた前記第2ロケーション識別情報とした前記第1ファイルに変更する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  8. コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送する中継装置の中継方法であって、
    前記中継装置は、
    前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理ステップと、
    前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理ステップと、
    前記第1確認処理ステップにおける確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理ステップと、を有し、
    前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、
    前記第1確認処理ステップでは、
    前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする中継方法。
  9. コンテンツ受信装置から送信されるコンテンツを時分割した時分割コンテンツの視聴要求をコンテンツ配信装置に転送し、前記コンテンツ配信装置から送信される時分割コンテンツを前記コンテンツ受信装置に転送するコンピュータを、
    前記時分割コンテンツに対応する第1ロケーション識別情報内に前記視聴要求を識別する視聴要求識別情報を含む情報である第2ロケーション識別情報を、前記コンテンツ受信装置から視聴要求として受信する第1受信処理部、
    前記視聴要求識別情報を用いて前記視聴要求が所定の条件を満たすことを確認処理する第1確認処理部、
    前記第1確認処理部における確認処理後に、前記第2ロケーション識別情報から視聴要求識別情報を削除した第1ロケーション識別情報を前記コンテンツ配信装置に送信する第1送信処理部、として機能させ
    前記視聴要求識別情報には当該視聴要求の有効期限を示す情報である期限情報が含まれており、
    前記第1確認処理部は、
    前記期限情報を参照して前記視聴要求が有効期限内であるか否かを判定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載されるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記視聴要求識別情報に対応づけて前記視聴要求を受信した前回のアクセス時刻を記憶する第1記憶部として機能させ、
    前記第1確認処理部は、前記有効期限の判定に加えて、
    前回のアクセス時刻からの経過時間が閾値以内である視聴要求の数が所定数より多い場合に、受信した視聴要求の現在の時刻と前回のアクセス時刻との差分が所定時間未満であるか否かを判定する、
    ことを特徴とするプログラム。
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