JP6471395B2 - ガス発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可燃物を燃焼によりガス化するガス発生装置に関する。
従来より、木チップ、蓄糞、籾殻、食物残渣などの有機物を熱源とした燃焼装置が多数提案されている。
特許文献1は、有機物を燃焼する燃焼部が、有機物を燃焼によりガス化する一次燃焼部と、一次燃焼部の下流側に形成される二次燃焼部からなり、一次燃焼部と二次燃焼部との間に、空気を供給する空気供給口を配置し、一次燃焼部に有機物を供給する燃焼物収容部を備えた燃焼装置を提案している。
この燃焼装置は、燃焼物収容部の下部と、一次燃焼部とでガス化発生室を形成し、ガス化発生室の下部に、通気孔を形成したキャスタブルを設け、キャスタブルの下方に空気を供給するガス化用空気供給管を設けている。従って、燃焼装置は、有機物を適切にガス化させることができ、熱交換効率がよく、特に電力を使わない点で優れている。
また、特許文献2は、一次燃焼空間と二次燃焼空間との間に位置する燃焼室内壁に、邪魔板を設け、一次燃焼空間に位置する垂直送気管に、複数の第1ノズルを設け、二次燃焼空間に位置する垂直送気管に、複数の第2ノズルを設け、一次燃焼空間に位置する燃焼室内壁に、複数の第3ノズルを設けた燃焼装置を提案している。邪魔板は、上昇流を阻止する。第1ノズルは、一次燃焼空間内に旋回流を生じるように燃焼空気を噴出する。第2ノズルは、二次燃焼空間内に旋回流を生じるように燃焼空気を噴出する。第3ノズルは、一次燃焼空間内に旋回流を生じるように燃焼空気を噴出する。
この燃焼装置は、一次燃焼空間での燃焼ガスの滞留時間を長くでき、二次燃焼空間での二次燃焼効率を高めることができる。
国際公開第2013/35334号 特開2014−159943号公報
燃焼装置は、電力を使うため、停電時に迅速に燃焼室を消火しなければ、ボイラーなどに損傷を与えてしまう。
特許文献1では、電力を使わないため、停電に対する安全装置を必要としない。
しかし、木チップ、蓄糞、籾殻、食物残渣などの有機物を熱源とした燃焼装置は、燃焼が安定しにくく、煙や灰に対する対策やメンテナンスが容易ではない。
そこで、燃焼装置内を、有機物から燃焼ガスを発生させるガス発生装置と、発生させたガスで燃焼するガスバーナーとに分離することが好ましい。
しかし、ガス発生装置で発生させたガスを導出する配管内にカーボンやタールなどの炭化物が付着しやすい。
本発明は、ガス導出管内へのカーボンやタールなどの炭化物の付着を少なくすることができるガス発生装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のガス発生装置は、可燃物が収容されるガス化空間と、前記ガス化空間の下部に形成される燃焼空間と、前記燃焼空間の下方から燃焼用空気を供給する空気供給管と、前記ガス化空間の上部に形成されるガス滞留空間と、を外壁筒の内部に有し、前記外壁筒の上面を天面部材で覆い、前記可燃物を燃焼によりガス化するガス発生装置であって、前記ガス滞留空間のガスを前記外壁筒の外部に導くガス導出管が、前記天面部材に対向させたガス導入口と、鉛直方向に垂下させた直管部と、前記直管部の下部に接続される曲管部とで構成され、前記ガス導入口を前記ガス滞留空間に配置し、前記直管部を前記ガス化空間に配置し、前記曲管部の一端を前記直管部と接続し、前記曲管部の他端を前記外壁筒の外部に配置したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のガス発生装置において、前記外壁筒の内部に、上面と下面とを開放したすり鉢状の耐火キャスターを設け、前記耐火キャスターの下部に火格子を配置し、前記火格子の下部に炭化物を落下させる炭化物収容空間を形成し、前記耐火キャスター内を前記ガス化空間とし、前記火格子の上部を前記燃焼空間としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載のガス発生装置において、前記耐火キャスターの傾斜角度を、水平面に対して45度〜65度の範囲としたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のガス発生装置において、前記天面部材には、前記可燃物を投入する投入口と、前記外壁筒の内部圧力が異常に高まった場合に開口される圧力抜け口とを有し、前記圧力抜け口を、前記ガス導入口の鉛直上方に形成したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス発生装置において、前記ガス滞留空間の温度を検出するガス温度検出手段と、前記空気供給管に前記燃焼用空気を供給するブロワーと、前記ガス温度検出手段で検出される前記温度によって前記ブロワーから供給される前記燃焼用空気の量を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス発生装置において、前記ガス導出管から導出されたガスを用いて燃焼するガスバーナーと、前記ガスバーナーでの燃焼ガス温度を検出する燃焼温度検出手段と、前記空気供給管に前記燃焼用空気を供給するブロワーと、前記燃焼温度検出手段で検出される前記燃焼ガス温度によって前記ブロワーから供給される前記燃焼用空気の量を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、直管部をガス化空間に配置することで、ガス導出管が加熱された状態となり、ガス導出管内へのカーボンやタールなどの炭化物の付着を少なくすることができる。
本発明の一実施例によるガス発生装置の外観および構成を示す図 同ガス発生装置の内部を示す断面図 図2とは耐火キャスターの傾斜角度の異なる同ガス発生装置の内部を示す断面図 図2および図3で示すA−A線断面図 図2および図3で示すB−B線断面図 図2および図3で示すC−C線断面図 図2および図3で示すD−D線断面図 図2および図3で示すE−E線断面図 図2および図3で示すF−F線断面図 図2および図3で示すG−G線断面図 図2および図3で示すH−H線断面図 図2および図3で示すJ−J線断面図
本発明の第1の実施の形態によるガス発生装置は、ガス滞留空間のガスを外壁筒の外部に導くガス導出管が、天面部材に対向させたガス導入口と、鉛直方向に垂下させた直管部と、直管部の下部に接続される曲管部とで構成され、ガス導入口をガス滞留空間に配置し、直管部をガス化空間に配置し、曲管部の一端を直管部と接続し、曲管部の他端を外壁筒の外部に配置したものである。本実施の形態によれば、直管部をガス化空間に配置することで、ガス導出管が加熱された状態となり、ガス導出管内へのカーボンやタールなどの炭化物の付着を少なくすることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるガス発生装置において、外壁筒の内部に、上面と下面とを開放したすり鉢状の耐火キャスターを設け、耐火キャスターの下部に火格子を配置し、火格子の下部に炭化物を落下させる炭化物収容空間を形成し、耐火キャスター内をガス化空間とし、火格子の上部を燃焼空間としたものである。本実施の形態によれば、すり鉢状の耐火キャスター内をガス化空間とすることで、収容されている可燃物が自然落下によって燃焼空間に導かれやすく、また新たな可燃物の投入時にガス滞留空間に入り込む酸素が燃焼空間に入り込むことを制限できるため、可燃物の燃焼温度の上昇を防止して効率よくガス化させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態によるガス発生装置において、耐火キャスターの傾斜角度を、水平面に対して45度〜65度の範囲としたものである。本実施の形態によれば、自然落下を利用して可燃物の供給を行うことができるため、可燃物の供給のための動力源を必要としない。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態によるガス発生装置において、天面部材には、可燃物を投入する投入口と、外壁筒の内部圧力が異常に高まった場合に開口される圧力抜け口とを有し、圧力抜け口を、ガス導入口の鉛直上方に形成したものである。本実施の形態によれば、圧力抜け口を、ガス導出管の点検や整備に利用することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるガス発生装置において、ガス滞留空間の温度を検出するガス温度検出手段と、空気供給管に燃焼用空気を供給するブロワーと、ガス温度検出手段で検出される温度によってブロワーから供給される燃焼用空気の量を制御する制御部とを備えたものである。本実施の形態によれば、効率的に可燃物をガス化することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるガス発生装置において、ガス導出管から導出されたガスを用いて燃焼するガスバーナーと、ガスバーナーでの燃焼ガス温度を検出する燃焼温度検出手段と、空気供給管に燃焼用空気を供給するブロワーと、燃焼温度検出手段で検出される燃焼ガス温度によってブロワーから供給される燃焼用空気の量を制御する制御部とを備えたものである。本実施の形態によれば、ガスバーナーでの燃焼ガス温度を一定に保つようにガス発生量を調整することができる。
以下に本発明の一実施例によるガス発生装置について説明する。
図1は本発明の一実施例によるガス発生装置の外観および構成を示す図である。
本実施例によるガス発生装置は、外壁筒1の上面を天面部材2で覆い、内部で可燃物を燃焼することによってガス化する。
外壁筒1は、下部外壁筒1aと上部外壁筒1bとからなり、下部外壁筒1aの上端フランジと上部外壁筒1bの下部フランジとは突き合わせて接合される。
上部外壁筒1bの上面は、傾斜面となっており、天面部材2で覆われている。
天面部材2には、有機物などの可燃物を投入する投入口3と、外壁筒1の内部圧力が異常に高まった場合に開口される圧力抜け口4とを有している。投入口3には投入蓋3aが設けられ、投入口3は一定量の可燃物を投入した後には投入蓋3aによって閉じられる。可燃物は間欠的に投入される。なお、可燃物は連続して投入してもよい。
圧力抜け口4には開閉蓋4aが設けられている。
上部外壁筒1bには、外壁筒1の内部温度を検出するガス温度検出手段5を取り付けている。下部外壁筒1aには、燃焼用空気を供給する空気供給管6と、点検口7、8と、攪拌部材操作口9と、ガス導出管10とが設けられている。
本実施例によるガス発生装置は、ブロワー21と、ガスバーナー22と、燃焼温度検出手段23と、制御部24とを備えている。ブロワー21は、空気供給管6に燃焼用空気を供給する。ガスバーナー22は、ガス導出管10から導出されたガスを用いて燃焼する。燃焼温度検出手段23は、ガスバーナー22での燃焼ガス温度を検出する。制御部24は、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を制御する。
制御部24は、ガス温度検出手段5で検出される温度によって、または燃焼温度検出手段23で検出される燃焼ガス温度によって、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を制御する。
制御部24によって、ガス温度検出手段5で検出される温度によってブロワー21から供給される燃焼用空気の量を制御することで、効率的に可燃物をガス化することができる。ガス温度検出手段5で検出される温度が設定値以下となった場合には、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を増加させる。一方、ガス温度検出手段5で検出される温度が設定値を超えた場合には、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を減少させる。
また、制御部24が、燃焼温度検出手段23で検出される燃焼ガス温度によってブロワー21から供給される燃焼用空気の量を制御することで、ガスバーナー22での燃焼ガス温度を一定に保つようにガス発生量を調整することができる。燃焼温度検出手段23で検出される燃焼ガス温度が設定値以下となった場合には、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を増加させる。一方、燃焼温度検出手段23で検出される燃焼ガス温度が設定値を超えた場合には、ブロワー21から供給される燃焼用空気の量を減少させる。
図2は同ガス発生装置の内部を示す断面図、図3は図2とは耐火キャスターの傾斜角度の異なる同ガス発生装置の内部を示す断面図、図4は図2および図3で示すA−A線断面図、図5は図2および図3で示すB−B線断面図、図6は図2および図3で示すC−C線断面図、図7は図2および図3で示すD−D線断面図、図8は図2および図3で示すE−E線断面図、図9は図2および図3で示すF−F線断面図、図10は図2および図3で示すG−G線断面図、図11は図2および図3で示すH−H線断面図、図12は図2および図3で示すJ−J線断面図である。
本実施例によるガス発生装置は、ガス化空間S1と、燃焼空間S2と、ガス滞留空間S3と、炭化物収容空間S4を外壁筒1の内部に有している。ガス化空間S1は、可燃物が収容される。燃焼空間S2は、ガス化空間S1の下部に形成される。ガス滞留空間S3は、ガス化空間S1の上部に形成される。炭化物収容空間S4は、燃焼空間S2の下部に形成される。ガス化空間S1、燃焼空間S2、および炭化物収容空間S4は下部外壁筒1a内に、ガス滞留空間S3は上部外壁筒1b内に位置する。ガス温度検出手段5は、上部外壁筒1bに設けられ、ガス滞留空間S3の温度を検出する。
燃焼空間S2では、600℃以下の未燃状態として燃焼ガスを発生させる。
下部外壁筒1aの内部には、上面と下面とを開放したすり鉢状の耐火キャスター31を設けている。耐火キャスター31の傾斜角度は、水平面に対して45度〜65度の範囲としている。傾斜角度を水平面に対して45度〜65度の範囲とすることで、自然落下を利用して可燃物の供給を行うことができるため、可燃物の供給のための動力源を必要としない。耐火キャスター31の傾斜角度が45度未満であると、可燃物が自然落下しにくく、燃焼空間S2での継続燃焼ができない。さらには、ガス化空間S1で可燃物間に隙間が形成されることで燃焼が不安定となる。一方、傾斜角度が65度を越えると、壁面に沿って落下する現象が生じず、ガス化空間S1に過剰に可燃物が蓄積されて燃焼効率が低下する。耐火キャスター31の傾斜角度は、58度〜62度とすることが最も好ましい。そうすることで、継続使用による耐火キャスター31の内壁面への付着物の発生が少なく、内壁面に付着物が発生しても可燃物を自然落下させることができる。
耐火キャスター31は、例えば耐火骨材と粘土を原料として焼結することで形成し、耐火煉瓦や断熱煉瓦と同様に耐火壁として機能する。耐火キャスター31には、複数の貫通孔31aを設け、耐火キャスター31外周から空気をガス化空間S1に導入してもよい。
耐火キャスター31の下部に火格子32を配置している。火格子32の下部には、空気供給管6を配置している。空気供給管6は、燃焼空間S2の下方から燃焼用空気を供給する。
炭化物を落下させる炭化物収容空間S4は、火格子32の下部に形成している。
耐火キャスター31内は、ガス化空間S1となり、耐火キャスター31内で、火格子32の上部が燃焼空間S2となる。火格子32の上部には攪拌部材33が配置される。
すり鉢状の耐火キャスター31内をガス化空間S1とすることで、収容されている可燃物が自然落下によって燃焼空間S2に導かれやすく、また新たな可燃物の投入時にガス滞留空間S3に入り込む酸素が燃焼空間S2に入り込むことを制限できるため、可燃物の燃焼温度の上昇を防止して効率よくガス化させることができる。
ガス導出管10は、ガス滞留空間S3のガスを外壁筒1の外部に導く。ガス導出管10は、天面部材2に対向させたガス導入口11と、鉛直方向に垂下させた直管部12と、直管部12の下部に接続される曲管部13とで構成される。
ガス導入口11はガス滞留空間S3に配置する。直管部12はガス化空間S1に配置する。曲管部13の一端は直管部12と接続し、曲管部13の他端は下部外壁筒1aの外部に配置する。
耐火キャスター31には、直管部12および曲管部13が貫通するガス導出管用孔31bを形成している。
直管部12をガス化空間S1に配置することで、ガス導出管10が加熱された状態となり、ガス導出管10内へのカーボンやタールなどの炭化物の付着を少なくすることができる。
圧力抜け口4は、ガス導入口11の鉛直上方に配置することで、圧力抜け口4をガス導出管10の点検や整備に利用することができる。
本発明は、温水ボイラー、蒸気ボイラー、冷暖房機の熱源、ガスストーブとして用いるガスバーナーに供給するガス発生装置として利用できる。
1 外壁筒
2 天面部材
3 投入口
4 圧力抜け口
5 ガス温度検出手段
6 空気供給管
10 ガス導出管
11 ガス導入口
12 直管部
13 曲管部
21 ブロワー
22 ガスバーナー
23 燃焼温度検出手段
24 制御部
S1 ガス化空間
S2 燃焼空間
S3 ガス滞留空間
S4 炭化物収容空間

Claims (6)

  1. 可燃物が収容されるガス化空間と、
    前記ガス化空間の下部に形成される燃焼空間と、
    前記燃焼空間の下方から燃焼用空気を供給する空気供給管と、
    前記ガス化空間の上部に形成されるガス滞留空間と、
    を外壁筒の内部に有し、
    前記外壁筒の上面を天面部材で覆い、
    前記可燃物を燃焼によりガス化するガス発生装置であって、
    前記ガス滞留空間のガスを前記外壁筒の外部に導くガス導出管が、
    前記天面部材に対向させたガス導入口と、
    鉛直方向に垂下させた直管部と、
    前記直管部の下部に接続される曲管部と
    で構成され、
    前記ガス導入口を前記ガス滞留空間に配置し、
    前記直管部を前記ガス化空間に配置し、
    前記曲管部の一端を前記直管部と接続し、
    前記曲管部の他端を前記外壁筒の外部に配置した
    ことを特徴とするガス発生装置。
  2. 前記外壁筒の内部に、上面と下面とを開放したすり鉢状の耐火キャスターを設け、
    前記耐火キャスターの下部に火格子を配置し、
    前記火格子の下部に炭化物を落下させる炭化物収容空間を形成し、
    前記耐火キャスター内を前記ガス化空間とし、
    前記火格子の上部を前記燃焼空間とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のガス発生装置。
  3. 前記耐火キャスターの傾斜角度を、水平面に対して45度〜65度の範囲としたことを特徴とする請求項2に記載のガス発生装置。
  4. 前記天面部材には、
    前記可燃物を投入する投入口と、
    前記外壁筒の内部圧力が異常に高まった場合に開口される圧力抜け口と
    を有し、
    前記圧力抜け口を、前記ガス導入口の鉛直上方に形成した
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のガス発生装置。
  5. 前記ガス滞留空間の温度を検出するガス温度検出手段と、
    前記空気供給管に前記燃焼用空気を供給するブロワーと、
    前記ガス温度検出手段で検出される前記温度によって前記ブロワーから供給される前記燃焼用空気の量を制御する制御部と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス発生装置。
  6. 前記ガス導出管から導出されたガスを用いて燃焼するガスバーナーと、
    前記ガスバーナーでの燃焼ガス温度を検出する燃焼温度検出手段と、
    前記空気供給管に前記燃焼用空気を供給するブロワーと、
    前記燃焼温度検出手段で検出される前記燃焼ガス温度によって前記ブロワーから供給される前記燃焼用空気の量を制御する制御部と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス発生装置。
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