JP6471279B1 - 送風装置,支持台,扇風機,首掛け具 - Google Patents
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「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具から支持される支持台と,
前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
装置」である。
「前記環状体を開環せずに
前記支持台は前記環状体を着脱できる
請求項1に記載の装置」である。
「前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
請求項2に記載の装置」である。
「前記環状体の少なくとも2か所で
前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
請求項2又は3に記載の装置」である。
「前記支持台から着脱可能に支持される棒状体を有し,
前記送風部は前記棒状体を介して前記支持台から支持される
請求項1から4のいずれかに記載の装置」である。
「前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記着用物に接触させずに
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
請求項5に記載の装置」である。
「前記棒状体を支持する支持部を前記支持台に有し,
前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記支持部の上に支持できる
請求項5又は6に記載の装置」である。
「前記支持部が前記棒状体を回動可能に支持できる
請求項7に記載の装置」である。
「前記棒状体を前記支持部に対して回動させたときに
前記送風部のファンガードが前記支持台にぶつかることなく
前記棒状体を360度回動できる
請求項7又は8に記載の装置」である。
「前記支持部が前記棒状体をスライド可能に支持できる
請求項7から9のいずれかに記載の装置」である。
「前記支持台において前記支持部を回動できる
請求項7から10のいずれかに記載の装置」である。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の最も低い部分の位置が前記送風部の最も低い部分の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
請求項5から11のいずれかに記載の装置」である。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の重心の位置が前記送風部の重心の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
請求項5から11のいずれかに記載の装置」である。
「前記棒状体と前記送風部の間に少なくとも1つの可動な部品
を有する
請求項5から13のいずれかに記載の装置」である。
「前記棒状体に内包又は内設された電源と,
前記送風部に内包又は内設された電動機と,
前記電動機によって駆動される羽根車と,
前記電源と前記電動機を電気的に接続する電気伝導体と,
を有する
請求項5から14のいずれかに記載の装置」である。
「前記吊持具から前記支持台を離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から前記支持台を離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
請求項1から15のいずれかに記載の装置」である。
「前記吊持具は前記支持台の下に物品を吊持できる
請求項1から16のいずれかに記載の装置」である。
「請求項1から17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台」である。
「請求項1から17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台と前記吊持具を備えた首掛け具」である。
「請求項7から11のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持部の棒持台」である。
「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具からスライド可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を開環せずに前記スライダーは前記環状体を着脱でき,
かつ,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる装置 」である。
請求項21に記載の発明は,実質的に請求項4に記載の発明と同一である。すなわち,請求項4に記載の「支持台」という名称の代わりに,「スライダー」と「接触部」の2つの名称を用いて請求項4に記載の発明を特定する事項を表現し直したものが請求項21である。すなわち,図41に記載の吊持具670からスライド可能に支持される支持台660の「スライドする部分」がスライダー661である。また,図41に記載の着用物620と接触する支持台660の「接触する部分」が接触部663である。
「前記吊持具から前記スライダーを離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から全ての前記スライダーを離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
請求項21に記載の装置」である。
「前記吊持具は前記スライダーの下に物品を吊持できる
請求項21又は22に記載の装置」である。
「請求項21から23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
前記送風部と,
を有する
扇風機」である。
「請求項21から23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
を有する
支持台」である。
「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具から支持される支持台と,
前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
装置」が提供される。
よって,「手持ち式の携帯扇風機を首から吊り下げて手を離した状態であっても首に向けて安定して送風できるように支持できる支持台を備えた手持ち式の携帯扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記環状体を開環せずに
前記支持台は前記環状体を着脱できる
請求項1に記載の装置」が提供される。
よって,「手持ち式の携帯扇風機を首から吊り下げた状態で安全に着脱できる前記支持台と,前記着脱の作業中に前記扇風機を誤って落下させないための安全な着脱方法を提供する」という課題を解決することができる。
「前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
請求項2に記載の装置」が提供される。
このため,前記の調整作業をする手元を目視しながら調整作業ができ,扇風機を適切な位置に素早く調整できる効果を得ることができる。また,脇を開かずに胸の前で調整作業を行うことができる効果を得ることができ,人前で調整作業をしやすくなる効果を得ることができる。
よって,「送風部と首の間の距離を素早く調整でき,また,前記調整の作業をする手元を目視しながら作業でき,さらに,脇を開かずに胸の前で前記作業をすることができる扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記環状体の少なくとも2か所で
前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
請求項2又は3に記載の装置」が提供される。
これにより,前記装置の吊持具670として,IDカード656を吊持できる輪状体672又は糸状体672が設けられた環状体671を有する吊持具(日本では「松葉つきのネックストラップ」として一般的に使用されている吊持具)を使用することによって,図41に示すように,1つの吊持具670によってIDカード656を適切な位置に吊持しながら,同じ吊持具670の環状体671の間に扇風機616を懸架することができる。ただし,「懸架する」とは,環状体671の2つの部位の間を橋渡しするように扇風機616を架けることである。
よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に扇風機616を配置することができる効果を得ることができる。
また,図42に示すように,扇風機616の支持台660を胸に接触させたままの状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づけることができる効果を得ることができる。よって,「さらに,IDカードを吊持する吊持具から支持可能な扇風機であって,前記IDカードをカードリーダーに近づけても,前記扇風機の送風の方向が変わらない扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記支持台から着脱可能に支持される棒状体を有し,
前記送風部は前記棒状体を介して前記支持台から支持される
請求項1から4のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記着用物に接触させずに
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
請求項5に記載の装置」が提供される。
図35に示すように,前記送風部が前記着用物である上着に接触しないことにより,「前記送風部が前記上着にぶつかることで前記送風部の向きが意図しない方向に変えられてしまう現象」を防止することができる効果を得ることができる。これにより,前記装置の送風がさらに安定化される。
「前記棒状体を支持する支持部を前記支持台に有し,
前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記支持部の上に支持できる
請求項5又は6に記載の装置」が提供される。
これにより,図30に示すように,送風部301が人体609の首に接近するように配置される効果を得ることができる。よって,人体609の首や顔や胸に気流が届きやすくなる効果を得ることができる。
「前記支持部が前記棒状体を回動可能に支持できる
請求項7に記載の装置」が提供される。
これにより,図35に示すように,送風部301による送風の向きを人体609の様々な部位に向けることができる効果を得ることができる。
「前記棒状体を前記支持部に対して回動させたときに
前記送風部のファンガードが前記支持台にぶつかることなく
前記棒状体を360度回動できる
請求項7又は8に記載の装置」が提供される。
これにより,図35に示すように,送風部301による送風の向きを人体609の様々な部位に向けることがさらに容易になる効果を得ることができる。
「前記支持部が前記棒状体をスライド可能に支持できる
請求項7から9のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,図30に示すように,扇風機616を首に掛けたときに,支持台660と棒状体308の間は17度傾いているため,棒状体308をスライドさせることによって,送風部301と人体609の間の距離を調整できる効果を得ることができる。
「前記支持台において前記支持部を回動できる
請求項7から10のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の最も低い部分の位置が前記送風部の最も低い部分の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
請求項5から11のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の重心の位置が前記送風部の重心の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
請求項5から11のいずれかに記載の装置」が提供される。
請求項13に記載の発明は,請求項12に記載の発明と実質的に同じであり,発明を特定する事項を「最も低い部分の位置」の代わりに「重心の位置」としたものである。
「前記棒状体と前記送風部の間に少なくとも1つの可動な部品
を有する
請求項5から13のいずれかに記載の装置」が提供される。
図36に示すように,棒状体308と送風部301の間に少なくとも1つの可動な部品である蝶番部307を設けることにより,送風部301の向きを調整できるようになる。これにより,送風部301を人体609の顔に向けることが容易にできるようになる効果を得ることができる。
「前記棒状体に内包又は内設された電源と,
前記送風部に内包又は内設された電動機と,
前記電動機によって駆動される羽根車と,
前記電源と前記電動機を電気的に接続する電気伝導体と,
を有する
請求項5から14のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記吊持具から前記支持台を離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から前記支持台を離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
請求項1から15のいずれかに記載の装置」が提供される。
図31に示す装置は,輪状体672又は糸状体672を介して棒状体308が吊持具670から吊持される。これにより,図30に示すように,吊持具670と棒状体308と支持台660の3つの部品が全て相互に支持しあう状態となる。このため,前記3つの部品の間のいずれかの支持が意図せずに外れてしまった場合であっても,前記3つの部品の全てが落下せずに吊持され続ける効果を得ることができる。よって,部品を落下させることによる破損事故を防ぎやすくなる効果を得ることができる。
「前記吊持具は前記支持台の下に物品を吊持できる
請求項1から16のいずれかに記載の装置」が提供される。
「請求項1から17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台」が提供される。
「請求項1から17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台と前記吊持具を備えた首掛け具」が提供される。
「請求項7から11のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持部の棒持台」が提供される。
「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具からスライド可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を開環せずに前記スライダーは前記環状体を着脱でき,
かつ,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる装置 」が提供される。
これにより,図33,34及び実施例2において詳細に説明されている効果である「扇風機を首に掛けた状態で,送風部と首の間の距離を調整できる効果」を得ることができる。よって,「送風部と首の間の距離を素早く調整でき,また,前記調整の作業をする手元を目視しながら作業でき,さらに,脇を開かずに胸の前で前記作業をすることができる扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
また,前記装置の吊持具670として,IDカード656を吊持できる輪状体又は糸状体を環状体671に有する吊持具(日本では「松葉つきのネックストラップ」として一般的に使用されている吊持具)を使用することによって,図41に示すように,1つの吊持具670によってIDカード656を適切な位置に吊持しながら,同じ吊持具670の環状体671の間に扇風機616を懸架することができる。よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に扇風機616を配置することができる効果を得ることができる。
また,図42に示すように,扇風機616の支持台660を胸に接触させたままの状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づけることができる効果を得ることができる。
よって,「さらに,IDカードを吊持する吊持具から支持可能な扇風機であって,前記IDカードをカードリーダーに近づけても,前記扇風機の送風の方向が変わらない扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
なお,請求項21に記載の発明は,実質的に請求項4に記載の発明と同一である。すなわち,請求項4に記載の「支持台」という名称の代わりに,「スライダー」と「接触部」の2つの名称を用いて請求項4に記載の発明を特定する事項を表現し直したものが請求項21である。すなわち,図41に記載の吊持具670からスライド可能に支持される支持台660の「スライドする部分」がスライダー661である。また,図41に記載の着用物620と接触する支持台660の「接触する部分」が接触部663である。
「前記吊持具から前記スライダーを離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から全ての前記スライダーを離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
請求項21に記載の装置」が提供される。
図31に示す装置は,輪状体672又は糸状体672を介して棒状体308が吊持具670から吊持される。これにより,図30に示すように,吊持具670と棒状体308と支持台660の3つの部品が全て相互に支持しあう状態となる。このため,前記3つの部品の間のいずれかの支持が意図せずに外れてしまった場合であっても,前記3つの部品の全てが落下せずに吊持され続ける効果を得ることができる。よって,部品を落下させることによる破損事故を防ぎやすくなる効果を得ることができる。
「前記吊持具は前記スライダーの下に物品を吊持できる
請求項21又は22に記載の装置」が提供される。
「請求項21から23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
前記送風部と,
を有する
扇風機」が提供される。
「請求項21から23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
を有する
支持台」が提供される。
以上により,1つの送風部301から上着620の内部,上着620の外部,ヘルメット640の内部,ヘルメット640の外部,上着620とヘルメット640の間に露出する人体609の部分に同時に送風できる扇風機300の装置が提供される。
例えば,図9に示された腕623をA−A線でカットした断面図である図10に示された断面680(グレーで塗られているエリア)の境界線(腕623の内側部分627の内面631と空洞633の間の境界を示す線)は,概ねに凹形状又はU形状である。よって,内面631は概ねに凹形状又はU形状の面639を有するから,「腕623は概ねに凹形状又はU形状の面639を有する」と判定される。
なお,立体が概ねに凹形状の面を有するかどうかを判定する具体的な方法としては,
(1)前記立体の大凡の形状を目視によって判定する方法,
(2)前記立体の表面に指又は掌をあてて大凡の形状を判定する方法,
(3)前記立体の形状をスキャナでコンピュータにとりこみ,これにガウス関数等をオペレータとするコンボリューション(畳み込み演算)の処理を施すことで平滑化した形状を得てから目視で判定する方法,
(4)前記立体の形状を一方向に切ったときの断面の境界線を凹型の曲線と凸型の曲線で近似したときに,より近似精度の高い方の曲線の型を判定結果とする方法,
の少なくとも1つを利用することは当業者にとって容易である。
腕623/643は取付対象物である着用物の縁621/641又は襟621を抱持又は挟持することができる。腕623は上着620を抱持又は挟持できることにより,上着620を人体609が着用した状態のままで扇風機300を上着620に簡単に着脱することができる。また,腕643はヘルメット640の縁641を抱持又は挟持できることにより,ヘルメット640を人体609が着用した状態のままで扇風機300をヘルメット640に簡単に着脱することができる。
人体609が着用する着用物によって支持される腕623/643は内面629/631/649/651(inner surface)と外面628/630/648/650(outer surface)を有する。
腕623/643が取付対象物である着用物によって支持されたときに,着用物の外側に位置する腕623/643の部分626/646を「腕の外側部分」と呼ぶ。
腕623/643の外側部分626/646は,取付対象物である着用物の縁621/641又は襟621の外側から,腕623/643の外側部分626/646の内面629/649を取付対象物である着用物の縁621/641又は襟621に接触させた状態で,腕623/643は取付対象物である着用物の縁621/641又は襟621を抱持又は挟持する。
扇風機300は送風部301を有している。
扇風機300が有する腕623は送風部301を支持する。
送風部301は取付対象物である着用物の縁621又は襟621から支持される。
送風部301は取付対象物である着用物の縁621又は襟621の外側に配置される。
送風部301は腕623から支持される。
送風部301は腕623の外側部分626から送風の向きを調整できるように支持される。
扇風機300は湾曲した板状体の風向調整体であるウイング624を有している。
扇風機300が有する腕はウイング624を支持する。
ウイング624/644は腕623/643の外側部分626/646から支持される。
ウイング624/644は腕623/643の内側部分627/647から支持される。
ウイング624/644は概ねに凹形状であるの風向調整面625/645を有する。
ウイング624/644の風向調整面625/645は送風部301の方向に向いている。
ウイング624/644の風向調整面625/645は送風部301が発生する気流を主流と副流に分流する。
人体609が着用する着用物の縁621/641又は襟621から支持される腕623から送風の向きを調整できるように支持される送風部301が発生する気流の主流を前記着用物の外側に露出する人体609の部分である顔,首及び頭部に対して当てることができる。
副流の進行方向はウイング624/644の風向調整面625/645によって変えられる。
ウイング624/644の風向調整面625/645は副流の進行方向を変えることで副流を空洞633の中へ導くことで,副流は着用物の内側に導かれる。
送風部301は腕623の外側部分626の外面628に定設又は着設された支持部210から支持される。
扇風機300の送風部301を支持する支持部210を支持する腕623は送風部301を支持する。
支持部210は可動部215を有していてもよい。支持部210と腕623の間に可動部215を有していてもよい。可動部215が可動することにより,送風部301の向きは変えられる。よって,送風部301が発生する気流の方向は変えられる。
腕623の内側部分627の端に少なくとも1つの足632が設けられている。足632を机面600に接触させた状態で扇風機300を机面600に置いたときに,足632の上に支持される腕623の上に支持される支持部210に送風部301が支持された状態で扇風機300を立てることができる。このとき,ウイング624は腕623の端に設けられた足632から支持される。
足632が人体609の表面又は着用物の表面と接触したときに,人体609の表面又は着用物の表面と腕623の内側部分627の間に気流が通過できる空洞633ができる。
「人体609が着用する着用物によって支持される腕623/643と,
前記腕623/643によって支持される風向調整体であるウイング624/644と,
を有し,
前記着用物の外側からウイング624/644に向けて送風された気流をウイング624/644で分流して前記着用物の内側へ導くことができる
取付器具」
を有する扇風機300であることにより,「1つの送風部301からの気流を着用物の内側と外側の両方に導くことができる扇風機300に用いる取付器具を提供する」という課題を解決することができる。
「少なくとも1つの前記取付器具と,
ウイング624/644に向けて前記気流を送風できる送風部301と,
を有し,
腕623から送風部301が支持される
又は
人体609が着用する上着620から送風部301が支持される装置」
であることにより,「1つの送風部301からの気流を着用物の内側と外側の両方に導くことができる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「送風部301の送風の向きを調整できるように送風部301が腕623又は上着620から支持される装置」であることにより,「さらに,前記着用物の外側に露出する人体609の部分にも前記気流を導くことを調整できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕623/643が前記着用物を抱持又は挟持できる
装置」であることにより,「さらに,着用物を人体609が着用した状態で,扇風機300を前記着用物に簡単に着脱できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕623/643を前記着用物に掛けること又は吊るすことができる装置」であることにより,「さらに,着用物を人体609が着用した状態で扇風機300を着用物の縁621/641に簡単に着脱できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記着用物が人体609の上半身又は頭部に着用できる着用物である装置」であることにより,「さらに,着用物である上着620と上半身の間の隙間636や,別の着用物であるヘルメット640と頭部の間の隙間635に向けて送風できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記着用物が上着620又は帽子又はヘルメット640である装置」であることにより,「さらに,扇風機300が取り付けられた襟621を有する上着620を着用する人体609が着用する別の着用物であるヘルメット640と人体609の頭部の間の隙間635に向けて送風できる扇風機300,又は,扇風機300が取り付けられた縁641を有するヘルメット640を着用する人体609が着用する別の着用物である上着620と人体609の上半身の間の隙間636に向けて送風できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕623/643が少なくとも1以上の穴を形作る又は有する装置」であることにより,「さらに,取付対象物である上着620と人体609の上半身の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される扇風機300,又は,取付対象物であるヘルメット640と人体609の頭部の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「少なくとも1つの腕623に設けられた少なくとも1以上の足632を有する装置」であることにより,「さらに,使用者が歩行しているときは上着620又は帽子又はヘルメット640に着用できる扇風機300として使用することができ,使用者が机の前に座ったときは机上に置ける扇風機300として使用できる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「人体609又は人体609が着用する下着655に足632を接触させた状態で
人体609又は下着655と腕623の間を
前記気流が通過できる装置」であることにより,「さらに,扇風機300の腕623が人体609に接触したときに,扇風機300と接触する人体609の表面が蒸れない扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「人体609又は人体609が着用する下着655に足632を接触させた状態で
人体609又は前記下着655と腕623の間にできる空洞633を
前記気流が通過できる装置」であることにより,「さらに,扇風機300の腕623が人体609に接触したときに,人体609と扇風機300の間の狭い隙間が蒸れない扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「人体609又は人体609が着用する下着655に足632を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた送風部301が
人体609に向けて送風できる装置」であることにより,人体609に接触する足655によって安定的に支持される腕623の人体609に対する向きは,人体609が動き回っても安定するようになる。このため,腕623から支持されるウイング624と送風部301の人体609に対する向きを安定的に支持することができる効果を得ることができる。よって,「さらに,人体609が動き回っても気流を安定して着用物の内側及び人体609に導くことができる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「人体609又は人体609が着用する下着655に足632を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた送風部301が
人体609の首又は胸又は背中に向けて送風できる装置」であることにより,「さらに,人体609が動き回っても気流を安定して着用物の内側及び人体609の首や背中に導くことができる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「前記ウイング,前記腕及び足632の少なくともいずれかによって形作られる穴638を有する装置」であることにより,「さらに,人体609が動き回っても取付対象物である着用物と人体609の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「2以上の前記取付器具を有する装置」であることにより,「さらに,人体609が着用する上着620とヘルメット640のそれぞれに1つずつ取付器具をつけて,上着620又はヘルメット640のいずれかにつけた前記取付器具によって支持される送風部301から送風される気流を,それぞれの前記取付器具によって上着620の内側及びヘルメット640の内側に導くことができる扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「送風部301に内包又は内設された電動機303と,
電動機303によって駆動される羽根車302と,
送風部301を支持する棒状体308と,
棒状体308に内包又は内設された電源304と,
電源304と電動機303を電気的に接続する電気伝導体312と,
棒状体308を着脱可能に支持する支持部210と,
支持部210が定設された外面628と,
前記外面628を有する腕623と,
を有する装置」であることにより,「さらに,扇風機300としての装置を目視できない状況下であっても,襟621の後ろ側を抱持させることが容易な扇風機300を提供し,さらに,扇風機300の腕623を取付対象物である上着620の襟621につけたままで送風部301を腕623から取り外して手持ち式扇風機として使える扇風機300を提供する」という課題を解決することができる。
「腕623に概ねに凹形状又はU形状の面639を有する
装置」である。
「1つの環状体の少なくとも2か所を支持又は挟持できる
装置」である。
前記腕623が支持する送風部301と,前記腕623/643が支持するウイング624/644を備え,送風部301が発生する気流をウイング624/644に対して当てることができ,人体609の表面又は着用物の表面と前記腕623/643の間に前記気流が通過できる空洞633が形成されるように前記表面に接触できる扇風機300である。前記装置は,風向調整体であるウイング624/644に風向調整面625/645を有し,前記気流を風向調整面625/645に対して当てることができる扇風機300である。前記装置は,ウイング624/644に対して当たる前記気流を空洞633の中へ導くことができる扇風機300である。
扇風機300の腕623と人体609の表面の間を気流が通過することにより,扇風機300と人体609の間が蒸れない効果を得ることができる。また,扇風機300の腕623と着用物の表面の間を気流が通過することにより,扇風機300と着用物の間が蒸れない効果を得ることができる。
送風部301に内包又は内設された電動機303と,
電動機303によって駆動される羽根車302と,
送風部301を支持又は定設又は横設又は着設又は変動着又は蝶着する棒状体308と,
棒状体308に内包又は内設された電源304と,
電源304と電動機303を電気的に接続する電気伝導体312と,
棒状体308を着脱可能に支持する支持部210と,
支持部210が定設された腕623と,
装置は電気伝導体312の電気的な接続状態を制御するためのスイッチ309と,
を有する扇風機300であり,
電気伝導体312の電気的な接続状態を制御するためのスイッチ309を送風部301又は棒状体308に有し,
支持部210は棒状体308を回動可能及び/又は横動可能及び/又は着脱可能に支持できる扇風機300である。
「支持台を上着620に接触させずに
支持台を吊持具670のみによって吊持したときに
棒状体308の最も低い部分の位置682が送風部301の最も低い部分の位置681よりも低くい状態で
前記支持台を吊持具670から吊持することができる装置」
である。
「支持台を上着620に接触させずに
支持台を吊持具670のみによって吊持したときに
棒状体308の最も低い部分の位置682が送風部301の最も低い部分の位置681よりも高い状態で
前記支持台を吊持具670から吊持することができる装置」
である。
「支持台を前記上着620に接触させずに
支持台を吊持具670のみによって吊持したときに
棒状体308の重心の位置が送風部301の重心の位置よりも低くい状態で
支持台を吊持具670から吊持することができる装置」であるとして特定することもできる。
「環状体671を有する吊持具670と,
吊持具670からスライド可能に支持される少なくとも2つのスライダー661と,
スライダー661から支持される接触部663と,
スライダー661から支持される送風部301と,
を有し,
環状体671を開環せずにスライダー661は環状体671を着脱でき,
かつ,
吊持具670を首に掛けた人体609が着用する上着620に接触部663を接触させた状態で
送風部301を人体609に向けて送風できる装置」が提供される。
よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に扇風機616を配置することができる効果を得ることができる。
「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具から支持される支持台と,
前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
装置」が提供される。
これにより,図28から30及び実施例2において詳細に説明されている支持台660の効果である「手持式機器616を手で支持せずとも送風部301を人体609の胸又は顔又は首に向けて安定的に送風できる効果」を得ることができる。
よって,「手持ち式の携帯扇風機を首から吊り下げて手を離した状態であっても首に向けて安定して送風できるように支持できる支持台を備えた手持ち式の携帯扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記環状体を開環せずに
前記支持台は前記環状体を着脱できる
装置B1に記載の装置」が提供される。
これにより,図31,32及び実施例2において詳細に説明されている効果である「手持ち式の携帯扇風機を首から吊り下げた状態で落下させずに安全に支持台を着脱できる効果」を得ることができる。
よって,「手持ち式の携帯扇風機を首から吊り下げた状態で安全に着脱できる前記支持台と,前記着脱の作業中に前記扇風機を誤って落下させないための安全な着脱方法を提供する」という課題を解決することができる。
「前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
装置B2に記載の装置」が提供される。
これにより,図33,34及び実施例2において詳細に説明されている効果である「扇風機を首に掛けた状態で,送風部と首の間の距離を調整できる効果」を得ることができる。また,首に掛けられた吊持具670の下の部分を片手で下に引っ張りながら,もう片方の手で棒状体308を持ってスライドさせることが容易にできる。
このため,前記の調整作業をする手元を目視しながら調整作業ができ,扇風機を適切な位置に素早く調整できる効果を得ることができる。また,脇を開かずに胸の前で調整作業を行うことができる効果を得ることができ,人前で調整作業をしやすくなる効果を得ることができる。
よって,「送風部と首の間の距離を素早く調整でき,また,前記調整の作業をする手元を目視しながら作業でき,さらに,脇を開かずに胸の前で前記作業をすることができる扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記環状体の少なくとも2か所で
前記支持台は前記吊持具からスライド可能に支持される
装置B2又はB3に記載の装置」が提供される。
これにより,前記装置の吊持具670として,IDカード656を吊持できる輪状体672又は糸状体672が設けられた環状体671を有する吊持具(日本では「松葉つきのネックストラップ」として一般的に使用されている吊持具)を使用することによって,図41に示すように,1つの吊持具670によってIDカード656を適切な位置に吊持しながら,同じ吊持具670の環状体671の間に扇風機616を懸架することができる。よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に扇風機616を配置することができる効果を得ることができる。
また,図42に示すように,扇風機616の支持台660を胸に接触させたままの状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づけることができる効果を得ることができる。よって,「さらに,IDカードを吊持する吊持具から支持可能な扇風機であって,前記IDカードをカードリーダーに近づけても,前記扇風機の送風の方向が変わらない扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記支持台から着脱可能に支持される棒状体を有し,
前記送風部は前記棒状体を介して前記支持台から支持される
装置B1からB4のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,前記装置は,図31に示すように,2通りに使える効果を得ることができる。すなわち,「支持台660から棒状体308を離脱させた状態において握持可能な手持ち部としての棒状体308を備えた携帯扇風機616として使用できる効果」と,「支持台660に棒状体308を装着して首から吊り下げて手を離した状態においても首に向けて安定して送風できる効果」の両方を得ることができる。
「前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記着用物に接触させずに
前記送風部を前記人体に向けて送風できる
装置B5に記載の装置」が提供される。
図35に示すように,前記送風部が前記着用物である上着に接触しないことにより,「前記送風部が前記上着にぶつかることで前記送風部の向きが意図しない方向に変えられてしまう現象」を防止することができる効果を得ることができる。これにより,前記装置の送風がさらに安定化される。
「前記棒状体を支持する支持部を前記支持台に有し,
前記吊持具を前記首に掛けた前記人体が着用する前記着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部を前記支持部の上に支持できる
装置B5又はB6に記載の装置」が提供される。
これにより,図30に示すように,送風部301が人体609の首に接近するように配置される効果を得ることができる。よって,人体609の首や顔や胸に気流が届きやすくなる効果を得ることができる。
「前記支持部が前記棒状体を回動可能に支持できる
請求項7に記載の装置」が提供される。
これにより,図35に示すように,送風部301による送風の向きを人体609の様々な部位に向けることができる効果を得ることができる。
「前記棒状体を前記支持部に対して回動させたときに
前記送風部のファンガードが前記支持台にぶつかることなく
前記棒状体を360度回動できる
装置B7又はB8に記載の装置」が提供される。
これにより,図35に示すように,送風部301による送風の向きを人体609の様々な部位に向けることがさらに容易になる効果を得ることができる。
「前記支持部が前記棒状体をスライド可能に支持できる
装置B7からB9のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,図30に示すように,扇風機616を首に掛けたときに,支持台660と棒状体308の間は17度傾いているため,棒状体308をスライドさせることによって,送風部301と人体609の間の距離を調整できる効果を得ることができる。
「前記支持台において前記支持部を回動できる
装置B7からB10のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,図37,38及び実施例2において詳細に説明されている効果である「手持ち式の携帯扇風機の棒状体と送風部の間に可動な部品がない場合であっても,送風部が顔に向くように調整することができる効果」を得ることができる。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の最も低い部分の位置が前記送風部の最も低い部分の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
装置B5からB11のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,図39及び実施例2において詳細に説明されている効果である「吊持具に吊るした扇風機をそのまま首に掛けたときに,棒状体の上に送風部が配置されやすくなり,手持ち式の携帯扇風機を正しい向き(送風部301が上で棒状体308が下)で首に掛けることが容易になる効果」を得ることができる。
「前記支持台を前記着用物に接触させずに
前記支持台を前記吊持具のみによって吊持したときに
前記棒状体の重心の位置が前記送風部の重心の位置よりも低くい状態で
前記支持台を前記吊持具から吊持することができる
装置B5からB11のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記棒状体と前記送風部の間に少なくとも1つの可動な部品
を有する
装置B5からB13のいずれかに記載の装置」が提供される。
図36に示すように,棒状体308と送風部301の間に少なくとも1つの可動な部品である蝶番部307を設けることにより,送風部301の向きを調整できるようになる。これにより,送風部301を人体609の顔に向けることが容易にできるようになる効果を得ることができる。
「前記棒状体に内包又は内設された電源と,
前記送風部に内包又は内設された電動機と,
前記電動機によって駆動される羽根車と,
前記電源と前記電動機を電気的に接続する電気伝導体と,
を有する
装置B5からB14のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記吊持具から前記支持台を離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から前記支持台を離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
装置B1からB15のいずれかに記載の装置」が提供される。
図31に示す装置は,輪状体672又は糸状体672を介して棒状体308が吊持具670から吊持される。これにより,図30に示すように,吊持具670と棒状体308と支持台660の3つの部品が全て相互に支持しあう状態となる。このため,前記3つの部品の間のいずれかの支持が意図せずに外れてしまった場合であっても,前記3つの部品の全てが落下せずに吊持され続ける効果を得ることができる。よって,部品を落下させることによる破損事故を防ぎやすくなる効果を得ることができる。
「前記吊持具は前記支持台の下に物品を吊持できる
装置B1からB16のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,前記装置は,図41に示すように,吊持具670の環状体671の間に扇風機616を懸架した状態で,同じ吊持具670によって物品であるIDカード656を適切な位置に吊持することができる。よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に送風部301を配置することができる効果を得ることができる。
また,図42に示すように,扇風機616の支持台660を胸に接触させたままの状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づけることができる効果を得ることができる。
よって,「さらに,IDカードを吊持する吊持具から支持可能な扇風機であって,前記IDカードをカードリーダーに近づけても,前記扇風機の送風の方向が変わらない扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「装置B1からB17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台」が提供される。
「装置B1からB17のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持台と前記吊持具を備えた首掛け具」が提供される。
「装置B7からB11のいずれかに記載の装置に用いる
前記支持部の棒持台」が提供される。
「環状体を有する吊持具と,
前記吊持具からスライド可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を開環せずに前記スライダーは前記環状体を着脱でき,
かつ,
前記吊持具を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部を前記人体に向けて送風できる装置 」が提供される。
これにより,図33,34及び実施例2において詳細に説明されている効果である「扇風機を首に掛けた状態で,送風部と首の間の距離を調整できる効果」を得ることができる。よって,「送風部と首の間の距離を素早く調整でき,また,前記調整の作業をする手元を目視しながら作業でき,さらに,脇を開かずに胸の前で前記作業をすることができる扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
また,前記装置の吊持具670として,IDカード656を吊持できる輪状体又は糸状体を環状体671に有する吊持具(日本では「松葉つきのネックストラップ」として一般的に使用されている吊持具)を使用することによって,図41に示すように,1つの吊持具670によってIDカード656を適切な位置に吊持しながら,同じ吊持具670の環状体671の間に扇風機616を懸架することができる。よって,IDカード656の上の適切な位置(首や顔に向けて送風しやすい位置)に扇風機616を配置することができる効果を得ることができる。
また,図42に示すように,扇風機616の支持台660を胸に接触させたままの状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づけることができる効果を得ることができる。
よって,「さらに,IDカードを吊持する吊持具から支持可能な扇風機であって,前記IDカードをカードリーダーに近づけても,前記扇風機の送風の方向が変わらない扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
なお,装置B21は,実質的に装置B4と同一である。すなわち,装置B4に記載の「支持台」という名称の代わりに,「スライダー」と「接触部」の2つの名称を用いて装置B4に記載の発明を特定する事項を表現し直したものが装置B21である。すなわち,図41に記載の吊持具670からスライド可能に支持される支持台660の「スライドする部分」がスライダー661である。また,図41に記載の着用物620と接触する支持台660の「接触する部分」が接触部663である。
「前記吊持具から前記スライダーを離脱させることができ,
かつ,
前記吊持具から全ての前記スライダーを離脱させた状態で
前記吊持具は前記送風部を吊持できる
装置B21に記載の装置」が提供される。
図31に示す装置は,輪状体672又は糸状体672を介して棒状体308が吊持具670から吊持される。これにより,図30に示すように,吊持具670と棒状体308と支持台660の3つの部品が全て相互に支持しあう状態となる。このため,前記3つの部品の間のいずれかの支持が意図せずに外れてしまった場合であっても,前記3つの部品の全てが落下せずに吊持され続ける効果を得ることができる。よって,部品を落下させることによる破損事故を防ぎやすくなる効果を得ることができる。
「前記吊持具は前記スライダーの下に物品を吊持できる
装置B21又はB22に記載の装置」が提供される。
「装置B21からB23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
前記送風部と,
を有する
扇風機」が提供される。
「装置B21からB23のいずれかに記載の装置に用いる
前記スライダーと,
前記接触部と,
を有する
支持台」が提供される。
装置A1の発明により解決しようとする課題A1は,
「1つの送風部からの気流を着用物の内側と外側の両方に導くことができる扇風機に用いる取付器具を提供する」ことである。
本明細書において「腕」とは,本発明の装置が有する「腕」であって,人体の腕ではない。本発明の装置を身に着ける目的で「腕」に着用物を抱持させたときは,「腕」は「抱持部」である。また,本発明の装置を身に着ける目的で「腕」に着用物を挟持させたときは,「腕」は「挟持部」である。よって,本発明の装置を使用する際の状態に応じて,「腕」を「抱持部」又は「挟持部」と読み替えてもよい。実施例1の図2において,「腕」は取付器具622が有する腕623である。
「人体が着用する着用物によって支持される腕と,
前記腕によって支持される風向調整体であるウイングと,
を有し,
前記着用物の外側から前記ウイングに向けて送風された気流を前記ウイングで分流して前記着用物の内側へ導くことができる
取付器具」である。
「少なくとも1つの装置A1に記載の取付器具と,
前記ウイングに向けて前記気流を送風できる送風部と,
を有し,
前記腕から前記送風部が支持される
又は
前記人体が着用する上着から前記送風部が支持される
装置」である。
「前記送風部の送風の向きを調整できるように前記送風部が前記腕又は前記上着から支持される
装置A2に記載の装置」である。
「前記腕が前記着用物を抱持又は挟持できる
装置A2又はA3に記載の装置」である。
「前記腕を前記着用物に掛けること又は吊るすことができる
装置A2からA4のいずれかに記載の装置」である。
「前記着用物が前記人体の上半身又は頭部に着用できる着用物である
装置A2からA5のいずれかに記載の装置」である。
「前記着用物が前記上着又は帽子又はヘルメットである
装置A2からA6のいずれかに記載の装置」である。
「前記腕が少なくとも1以上の穴を形作る又は有する
装置A2からA7のいずれかに記載の装置」である。
「少なくとも1つの前記腕に設けられた少なくとも1以上の足を有する
装置A2からA8のいずれかに記載の装置」である。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
前記人体又は前記下着と前記腕の間を
前記気流が通過できる
装置A9に記載の装置」である。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
前記人体又は前記下着と前記腕の間にできる空洞を
前記気流が通過できる
装置A9又はA10に記載の装置」である。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた前記送風部が
前記人体に向けて送風できる
装置A9からA11のいずれかに記載の装置」である。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた前記送風部が
前記人体の首又は胸又は背中に向けて送風できる
装置A9からA12のいずれかに記載の装置」である。
「前記ウイング,前記腕及び前記足の少なくともいずれかによって形作られる穴を有する
装置A9からA13のいずれかに記載の装置」である。
「2以上の前記取付器具を有する
装置A2からA14のいずれかに記載の装置」である。
「前記送風部に内包又は内設された電動機と,
前記電動機によって駆動される羽根車と,
前記送風部を支持する棒状体と,
前記棒状体に内包又は内設された電源と,
前記電源と前記電動機を電気的に接続する電気伝導体と,
前記棒状体を着脱可能に支持する支持部と,
前記支持部が設けられた外面と,
前記外面を有する前記腕と,
を有する装置A2からA15のいずれかに記載の装置」である。
「前記腕に概ねに凹形状又はU形状の面を有する
装置A2からA16のいずれかに記載の装置」である。
「前記着用物の外側に向けて前記気流を送風しながら前記着用物の内側に前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」である。
「前記着用物が前記上着である
装置A18に記載の装置」である。
「前記着用物がヘルメットである
装置A18に記載の装置」である。
「前記着用物の内側に前記気流を導きながら前記人体が着用する別の着用物の内側にも前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」である。
「前記上着の内側に前記気流を導きながら前記人体が着用するヘルメットの内側にも前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」である。
「1つの環状体の少なくとも2か所を支持又は挟持できる
装置A2からA22のいずれかに記載の装置」である。
「装置A2からA23のいずれかに記載の装置に用いる
少なくとも前記腕と前記ウイングを有する
前記取付器具」である。
「前記送風部を有さない装置A24に記載の前記取付器具」である。
「装置A1又はA24又はA25に記載の取付器具を有する着用物」である。
請求項1から26に係る装置A1からA26の効果は実施例1において詳細に説明されている。
「人体が着用する着用物によって支持される腕と,
前記腕によって支持される風向調整体であるウイングと,
を有し,
前記着用物の外側から前記ウイングに向けて送風された気流を前記ウイングで分流して前記着用物の内側へ導くことができる
取付器具」が提供される。
これにより,少なくとも「1つの送風部からの気流を着用物の内側と外側の両方に導くことができる扇風機に用いる取付器具を提供する」という課題を解決することができる。
「少なくとも1つの装置A1に記載の取付器具と,
前記ウイングに向けて前記気流を送風できる送風部と,
を有し,
前記腕から前記送風部が支持される
又は
前記人体が着用する上着から前記送風部が支持される
装置」が提供される。
これにより,少なくとも「1つの送風部からの気流を着用物の内側と外側の両方に導くことができる扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記送風部の送風の向きを調整できるように前記送風部が前記腕又は前記上着から支持される
装置A2に記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,前記着用物の外側に露出する人体の部分にも前記気流を導くことを調整できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕が前記着用物を抱持又は挟持できる
装置A2又はA3に記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,着用物を人体が着用した状態で,扇風機を前記着用物に簡単に着脱できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕を前記着用物に掛けること又は吊るすことができる
装置A2からA4のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,着用物を人体が着用した状態で扇風機を前記着用物の縁に簡単に着脱できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記着用物が前記人体の上半身又は頭部に着用できる着用物である
装置A2からA5のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,着用物である上着と上半身の間の隙間及び,別の着用物であるヘルメットと頭部の間の隙間に向けて送風できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記着用物が前記上着又は帽子又はヘルメットである
装置A2からA6のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,扇風機が取り付けられた襟を有する上着を着用する人体が着用する別の着用物であるヘルメットと前記人体の頭部の間の隙間に向けて送風できる前記扇風機,又は,扇風機が取り付けられた縁を有するヘルメットを着用する人体が着用する別の着用物である上着と前記人体の上半身の間の隙間に向けて送風できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕が少なくとも1以上の穴を形作る又は有する
装置A2からA7のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,取付対象物である上着と人体の上半身の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される扇風機,又は,取付対象物であるヘルメットと人体の頭部の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「少なくとも1つの前記腕に設けられた少なくとも1以上の足を有する
装置A2からA8のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,使用者が歩行しているときは上着又は帽子又はヘルメットに着用できる扇風機として使用することができ,使用者が机の前に座ったときは机上に置ける扇風機として使用できる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
前記人体又は前記下着と前記腕の間を
前記気流が通過できる
装置A9に記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,扇風機が人体に接触したときに,扇風機と接触する人体の表面が蒸れない前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
前記人体又は前記下着と前記腕の間にできる空洞を
前記気流が通過できる
装置A9又はA10に記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,扇風機が人体に接触したときに,人体と扇風機の間の狭い隙間が蒸れない前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた前記送風部が
前記人体に向けて送風できる
装置A9からA11のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,前記人体に接触する前記足によって安定的に支持される前記腕の前記人体に対する向きは,前記人体が動き回っても安定するようになる。このため,前記腕から支持される前記ウイングと前記送風部の前記人体に対する向きを安定的に支持することができる効果を得ることができる。よって,少なくとも「さらに,人体が動き回っても気流を安定して着用物の内側及び人体に導くことができる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記人体又は前記人体が着用する下着に前記足を接触させた状態で
送風の向きを調整できるように設けられた前記送風部が
前記人体の首又は胸又は背中に向けて送風できる
装置A9からA12のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,人体が動き回っても気流を安定して着用物の内側及び人体の首や背中に導くことができる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記ウイング,前記腕及び前記足の少なくともいずれかによって形作られる穴を有する
装置A9からA13のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,人体が動き回っても取付対象物である着用物と人体の間の空間に気流を送り込むための入り口の形状が安定的に確保される前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「2以上の前記取付器具を有する
装置A2からA14のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,少なくとも「さらに,人体が着用する上着とヘルメットのそれぞれに1つずつ取付器具をつけて,前記上着又は前記ヘルメットのいずれかにつけた前記取付器具によって支持される送風部から送風される気流を,それぞれの前記取付器具によって前記上着の内側及び前記ヘルメットの内側に導くことができる前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記送風部に内包又は内設された電動機と,
前記電動機によって駆動される羽根車と,
前記送風部を支持する棒状体と,
前記棒状体に内包又は内設された電源と,
前記電源と前記電動機を電気的に接続する電気伝導体と,
前記棒状体を着脱可能に支持する支持部と,
前記支持部が設けられた外面と,
前記外面を有する前記腕と,
を有する装置A2からA15のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,「さらに,扇風機としての装置を目視できない状況下であっても,襟の後ろ側を抱持させることが容易な扇風機を提供し,さらに,扇風機の腕を取付対象物である上着の襟につけたままで送風部を腕から取り外して手持ち式扇風機として使える前記扇風機を提供する」という課題を解決することができる。
「前記腕に概ねに凹形状又はU形状の面を有する
装置A2からA16のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,前記気流が前記空洞内を通過しやすくなる効果を得ることができる。
「前記着用物の外側に向けて前記気流を送風しながら前記着用物の内側に前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記着用物が前記上着である
装置A18に記載の装置」が提供される。
「前記着用物がヘルメットである
装置A18に記載の装置」が提供される。
「前記着用物の内側に前記気流を導きながら前記人体が着用する別の着用物の内側にも前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」が提供される。
「前記上着の内側に前記気流を導きながら前記人体が着用するヘルメットの内側にも前記気流を導くことができる
装置A2からA17のいずれかに記載の装置」が提供される。
「1つの環状体の少なくとも2か所を支持又は挟持できる
装置A2からA22のいずれかに記載の装置」が提供される。
これにより,首掛け式の携帯扇風機として使用できる顕著な効果が得られることが,実施例2に詳細に記述されている。
「装置A2からA23のいずれかに記載の装置に用いる
少なくとも前記腕と前記ウイングを有する
前記取付器具」が提供される。
「前記送風部を有さない装置A24に記載の前記取付器具」が提供される。
「装置A1又はA24又はA25に記載の取付器具を有する着用物」が提供される。
215 支持部210の可動部
233 支持部210の軸受となる穴
244 支持部210の棒持台
245 支持部210の棒持台244の棒持面
300 扇風機
301 扇風機300の送風部
302 扇風機300の送風部301 の羽根車
303 扇風機300の送風部301 の電動機
304 扇風機300の電源である電池
305 扇風機300の送風部301 のファンガード
307 扇風機300の蝶番部
308 扇風機300の棒状体
309 扇風機300のスイッチ
310 扇風機300の電池ケースの蓋
312 扇風機300の電気伝導体
320 扇風機300の送風部のファンガードの結合を示す矢印
321 扇風機300の電池ケースの蓋310と棒状体308の結合を示す矢印
322 扇風機300の棒状体308を回動可能かつスライド可能に支持部210の棒持台244の棒持面245に支持させることを示す矢印
323 支持部210の棒持台244が備える軸を支持部210の軸受となる穴233に通過させることで棒持台244を回動可能に設けることを示す矢印
324 扇風機300の送風部301 と棒状体308を蝶着する蝶番部307の蝶動を示す矢印
325 扇風機300の棒状体308を回動可能に支持する支持部210の棒持台244の棒持面245における棒状体308の回動を示す矢印
326 扇風機300の棒状体をスライド可能に支持する支持部210の棒持台244の棒持面245における棒状体308のスライドを示す矢印
327 支持部210が回動可能に支持する棒持台244と支持部210の間の可動部215の回動を示す矢印
600 机面
609 帽子,ヘルメット又は上着を着用する人体
616 手持式機器(又は手持ち式の携帯扇風機)
620 人体609が着用する上着
621 上着620の縁又は襟
622 上着620の襟621を抱持又は挟持できる取付器具
623 取付器具622の腕(又は抱持部)
624 取付器具622のウイング
625 取付器具622のウイング624の風向調整面
626 取付器具622の腕623の外側部分
627 取付器具622の腕623の内側部分
628 取付器具622の腕623の外側部分626の外面
629 取付器具622の腕623の外側部分626の内面
630 取付器具622の腕623の内側部分627の外面
631 取付器具622の腕623の内側部分627の内面
632 取付器具622の足(又は接触部)
633 空洞
634 足632の間の隙間
635 ヘルメット640と人体609の頭部の間の隙間
636 上着620と人体609の間の隙間
637 腕623の内側部分627の端に設けられた穴
638 腕623とウイング624と足632によって形成される穴
639 概ねに凹形状又はU形状の面
640 人体609が着用するヘルメット
641 ヘルメット640の縁
642 ヘルメット640の縁641を抱持又は挟持できる取付器具
643 取付器具642の腕
644 取付器具642のウイング
645 取付器具642のウイング644の風向調整面
646 取付器具642の腕643の外側部分
647 取付器具642の腕643の内側部分
648 取付器具642の腕643の外側部分646の外面
649 取付器具642の腕643の外側部分646の内面
650 取付器具642の腕643の内側部分647の外面
651 取付器具642の腕643の内側部分647の内面
655 人体609と上着620の間の下着
656 吊持具670に吊持されたIDカード
657 IDカード656に内蔵されたICチップを読み取るためのカードリーダー
660 支持台
661 支持台660のスライダー
662 支持台660のスライダー662に設けられた突起
663 支持台660の接触部(取付器具622の足632と同じ部分)
670 吊持具
671 吊持具670の環状体
672 吊持具670の輪状体又は糸状体
673 吊持具670の輪状体672又は糸状体672が通過できる穴
680 概ねに凹形状又はU形状の面639を有する腕623の断面
681 送風部301の最も低い部分の位置
682 棒状体308の最も低い部分の位置
683 腕623の外側部分626と内側部分627の間の連結部分
684 腕623の内側部分627の両側の端
685 腕623の内側部分627の先端
686 腕623の外側部分626と内側部分627の間
687 腕623の外側部分626と内側部分627の間686を開く力
688 支持台660の2つのスライダー661のそれぞれを吊持具670の環状体671の2か所に装着するステップ1の作業を表す矢印
689 手持式機器616の棒状体308を支持台660の支持部210に抱持させるステップ2の作業を表す矢印
690 支持台660を前記上着620に接触させずに支持台660を吊持具670のみによって吊持したときに棒状体308の最も低い部分の位置682が送風部301の最も低い部分の位置681よりも低くい状態で支持台660を吊持具670から吊持することができる扇風機
691 支持台660を前記上着620に接触させずに支持台660を吊持具670のみによって吊持したときに棒状体308の最も低い部分の位置682が送風部301の最も低い部分の位置681よりも高い状態で支持台660を吊持具670から吊持することができる扇風機
692 扇風機616の支持台660を人体609の胸に接触させた状態で,送風部301の送風の方向を変えることなく,IDカード656をカードリーダー657に近づける動作を表す矢印
Claims (10)
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される支持台と,
前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記支持台に着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記支持台を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記支持台をスライド可能に支持することができ,
前記環状体と前記支持台とを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記支持台から支持される前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される支持台と,
前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記支持台に着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記支持台を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記支持台をスライド可能且つ離脱防止可能に支持することができ,
前記環状体と前記支持台とを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記支持台から支持される前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される支持台と,
送風の向きを調整できるように前記支持台から支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記支持台を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記支持台に着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記支持台を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記支持台をスライド可能に支持することができ,
前記環状体と前記支持台とを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記支持台から支持される前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 請求項1から3のいずれかに記載の送風装置に用いる
前記支持台。
- 請求項1から3のいずれかに記載の送風装置に用いる
前記支持台と前記送風部とを備えた扇風機。
- 請求項1から3のいずれかに記載の送風装置に用いる
前記支持台と前記吊持具とを備えた首掛け具。
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記スライダーに着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記接触部又は前記送風部を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記スライダーをスライド可能に支持することができ,
前記環状体と前記スライダーとを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記接触部又は前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記スライダーに着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記接触部又は前記送風部を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記スライダーをスライド可能且つ離脱防止可能に支持することができ,
前記環状体と前記スライダーとを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記接触部又は前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 環状体を有するストラップである吊持具と,
前記環状体から着脱可能に支持される少なくとも2つのスライダーと,
前記スライダーから支持される接触部と,
送風の向きを調整できるように前記スライダーから支持される送風部と,
を有し,
前記環状体を首に掛けた人体が着用する着用物に前記接触部を接触させた状態で
前記送風部から前記首へ向けて気流を送風でき,
前記環状体を開環せずに前記環状体を前記スライダーに着脱することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体の間に前記接触部又は前記送風部を懸架することができ,
前記環状体を開環せずに前記環状体から前記スライダーをスライド可能に支持することができ,
前記環状体と前記スライダーとを相互にスライドさせることによって
前記首に掛けられた前記環状体の間に懸架された前記接触部又は前記送風部と
前記首と
の間の距離を調整できる
送風装置。
- 請求項7から9のいずれかに記載の送風装置に用いる
前記スライダーと前記接触部と前記送風部とを備えた扇風機。
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