JP6468253B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
これらの画像形成装置には、バリアブル印刷と呼ばれる、異なる内容の含まれる印刷を行う方式で印刷が可能なものがある。バリアブル印刷では、例えば、背景が同じで宛名だけで異なる賞状やダイレクトメール等に利用される。
特許文献1の技術では、エラーが生じた場合、印刷を取りやめるか、エラーがあった画像等の「ファイル名」を知らせることができる。これにより、エラー内容を把握したユーザー自身が、エラー発生したデータを印刷データ中で探して手動で修正し、再印刷させることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記エラー検出部によりエラーが発生したことが検出された前記共通オブジェクトのページ上のレイアウトを算出して出力するエラーレイアウト出力部を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記オブジェクト差換部は、前記ユーザーの指示によりスキャナー、電子メール、及びファイル送付のいずれかで取得されたファイルにより新たな前記共通オブジェクトを作成して置き換えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、バリアブル印刷が可能な画像形成装置により実行される画像形成方法であって、前記バリアブル印刷用の印刷データを取得し、取得された前記印刷データから共通オブジェクトと可変オブジェクトとを判別し、判別された前記共通オブジェクトと前記可変オブジェクトとをラスタライズし、前記共通オブジェクトがラスタライズされた際にエラーが発生したことを検出し、エラーが発生したことが検出された前記共通オブジェクトを、ユーザーの指示を取得して、新たな前記共通オブジェクトに差し換え、差し換えられた前記共通オブジェクトと、前記可変オブジェクトとがラスタライズされた画像データを出力することを特徴とする。
〔画像形成装置1のシステム構成〕
まず、図1を参照して、画像形成装置1の全体のシステム構成について説明する。
画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、給紙部14、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17、FAX送受信部18、及び記憶部19等を含む。各部は、制御部10に接続され、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、操作パネル部16や端末2から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像のデータを、印刷データ300(図2)として記憶部19に保存したり、後述する差し換え用の新たな共通オブジェクト400で参照するファイルとして記憶部19に保存したりする。この際、画像処理部11は、読み取った画像のデータをjpeg、PNG、BMP、TIFF、PDF等のフォーマットのファイルに変換することも可能である。
原稿読取部12は、画像を画像のデータに変換するスキャナーと、プラテンガラスと、原稿読取スリットとを備えている。原稿読取部12は、プラテンガラスに載置された原稿を読み取る場合には、スキャナーをプラテンガラスに対向する位置に移動させ、プラテンガラスに載置された原稿を走査しながら読み取って画像のデータを取得し、取得した画像のデータを制御部10や記憶部19に出力する。
原稿給送部13は、原稿載置部と、原稿搬送機構とを備えている。原稿給送部13は、原稿載置部に載置された原稿を、原稿搬送機構によって1枚ずつ順に繰り出して、原稿読取部12に給送する。
ネットワーク送受信部15は、端末2との間で、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
端末2は、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末等の印刷データ300(図2)を作成、出力等が可能な情報処理装置である。
操作パネル部16の入力部のボタンは、テンキー、スタート、キャンセル、動作モードの切り換え、ジョブの実行に係る指示を行うボタン等である。この動作モードは、複写、FAX送信、スキャナー、ネットワークスキャナー等の種類を備えていてもよい。また、動作モードとして、バリアブル印刷を実行させるバリアブル印刷モードを備えていてもよい。また、ジョブは、選択された文書の印刷、送信、保存、及び記録等を含んでいる。操作パネル部16の入力部は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を取得する。また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。
画像形成部17は、感光体ドラム、露光部、現像部、転写部、及び定着部等を備えている。画像形成部17は、帯電、露光、現像、転写、定着からなる画像形成プロセスを実行することで記録紙にトナー像を記録する。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持される。
記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。これに加えて、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定も記憶している。また、記憶部19には、ユーザー毎の保存フォルダー(文書ボックス)の領域、ユーザーにより取得されたファイルを一時的に記憶する領域等が含まれていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
ここで、図2を参照し、画像形成装置1の制御構成について説明する。
画像形成装置1の制御部10は、印刷データ取得部100、オブジェクト判別部110、ラスタライズ部120、エラー検出部130、エラーレイアウト出力部140、オブジェクト差換部150、及び画像出力部160等の機能ブロックを備えている。
記憶部19は、印刷データ300及び画像データ310を保存している。
この共通オブジェクト400と可変オブジェクト410とについては後述する。
なお、エラーレイアウト出力部140は、レイアウトを画像形成部17で出力させてもよい。
また、オブジェクト差換部150は、ユーザーの指示により、スキャナー、電子メール、及びファイル送付のいずれかで取得されたファイルから、新たな共通オブジェクト400を作成して、エラーが発生した共通オブジェクト400を置き換える。
これらの差し換えの際、オブジェクト差換部150は、GUI(Graphical User Interface)を用いて、対話的に、ユーザーから指示された画像や文書等のファイルを取得することが可能である。
なお、画像出力部160は、PDF(Portable Document Format)等の文書ファイルや画像ファイル等として画像データ310を出力してもよい。
共通オブジェクト400は、複数のページで使用されるデータである。
可変オブジェクト410は、印刷時に印刷内容を変更可能なデータである。
制御データ420は、ページ上のレイアウト等を規定するレイアウト情報が含まれているデータである。また、制御データ420には、可変オブジェクト410と共通オブジェクト400の定義のデータも含まれている。この定義のデータには、当該可変オブジェクト410と共通オブジェクト400の保存先のデータが含まれていてもよい。
また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
次に、図3〜図4を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1によるバリアブル印刷処理の説明を行う。
本実施形態のバリアブル印刷処理は、画像形成装置1でバリアバル印刷を実行した際に、途中でエラーを検知した場合であっても、ユーザーにエラーの起きた共通オブジェクト400の画像等を差し換えさせることで、技術的知識を必要とせず、確実に印刷再開させる。
本実施形態のバリアブル印刷処理は、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図3のフローチャートを参照して、本実施形態のバリアブル印刷処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、印刷データ取得部100が、印刷データ取得処理を行う。
印刷データ取得部100は、端末2から受信されたり、ユーザーの文書ボックスから指定されたりした印刷データ300について、バリアブル印刷用のデータであることを検出する。この上で、印刷データ取得部100は、バリアブル印刷モードを開始する。
また、印刷データ取得部100は、操作パネル部16の操作により、デフォルト(規定)の形式のバリアブル印刷用の印刷データ300を作成してもよい。この場合、対話的に、ユーザーから共通オブジェクト400や可変オブジェクト410に対応するデータをレイアウト上で、図示しないUSBメモリーや文書ボックス等から指定させて、入力させてもよい。
次に、オブジェクト判別部110が、オブジェクト判別処理を行う。
オブジェクト判別部110は、取得された印刷データ300の制御データ420を読み込む。
オブジェクト判別部110は、この制御データ420に含まれるレイアウト情報により、各ページのレイアウトを決定する。
この上で、オブジェクト判別部110は、制御データ420から、可変オブジェクト410及び共通オブジェクト400の定義を参照して、これをレイアウト上に描画するよう、ラスタライズ部120に指示する。
ここで、ラスタライズ部120が、ラスタライズ処理を行う。
ラスタライズ部120は、レイアウト上で共通オブジェクト400又は可変オブジェクト410をRIP処理する。
次に、エラー検出部130が、エラーが発生したか否かを判定する。エラー検出部130は、ラスタライズ部120によるラスタライズ処理でエラーが発生したことを検出した場合に、Yesと判定する。ここで発生するエラーとは、共通オブジェクト400又は可変オブジェクト410が、画像形成装置1でサポートされていないデータの形式であったり、サポートされていない文字コードを含んでいたり、制御データ420の保存先に当該共通オブジェクト400又は可変オブジェクト410が存在しない場合等である。エラー検出部130は、エラーが発生していない場合には、Noと判定する。
Yesの場合、エラー検出部130は、処理をステップS105に進める。
Noの場合、エラー検出部130は、処理をステップS111に進める。
エラー発生が検出された場合、エラーレイアウト出力部140が、エラーレイアウト出力処理を行う。
図4によると、エラーレイアウト出力部140は、発生したエラーの内容とエラーが発生しているオブジェクトを含むページのレイアウト例500を出力し、表示させる。この表示先は、画像形成装置1の操作パネル部16の表示部でも、端末2の表示部等でもよい。図4の例では、共通オブジェクト400a、b、cと、可変オブジェクト410a、bが配置されたページX上で、共通オブジェクト400cでエラーが起きていることを示している。
このように、ユーザーは、どのページのどの位置に配置されるオブジェクトでエラーが起きているかを、リアルタイムで知ることができる。
図4の例では、オブジェクトcがタッチ等された場合、「差し換えますか?」のダイアログボックス等(図示せず)を表示し、ユーザーに差し換えの指示を求める。
次に、オブジェクト差換部150が、ユーザーにより別のオブジェクトへの差し換えについて指示されたか否かを判定する。オブジェクト差換部150は、エラーがある共通オブジェクト400について、ユーザーにより差し換えの指示がされた場合に、Yesと判定する。図4の例では、オブジェクト差換部150は、オブジェクトcの差し換えの指示を取得した場合に、Yesと判定する。オブジェクト差換部150は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、オブジェクト差換部150は、処理をステップS108に進める。
Noの場合、オブジェクト差換部150は、処理をステップS107に進める。
ユーザーが差し換えを指示しなかった場合、オブジェクト差換部150が、出力キャンセル処理を行う。
オブジェクト差換部150は、エラーが発生した共通オブジェクト400について、ユーザーが差し換えの指示をしなかった場合、エラーとして出力をキャンセルする。
その後、オブジェクト差換部150は、本実施形態のバリアブル印刷処理を終了する。
ユーザーが差し換えを指示した場合、オブジェクト差換部150が、オブジェクト差換処理を行う。
オブジェクト差換部150は、エラーが発生した共通オブジェクト400を差し換える場合、GUIにてユーザーにその差し換えるファイルを指定させる。たとえば、オブジェクト差換部150は、スキャナーにて差し換える場合には、差し換える画像が記載された原稿等を原稿読取部12又は原稿給送部13に載置して読み取ってファイル化するように、操作パネル部16にて指示する。また、オブジェクト差換部150は、電子メールにて差し換える場合には、ファイルが添付された電子メールを、画像形成装置1で受信可能な特定メールアドレスに送信するよう指示する。また、オブジェクト差換部150は、ファイル送付にて差し換える場合には、FTP(File Transfer Protocol)、操作パネル部16のブラウザー(browser)のフォーム等により、当該差し換えるファイルをアップロードするよう指示する。この際、画像形成装置1がサポートしているデータ形式のファイルが直接送信されても、端末2側で画像形成装置1がサポートしている形式に変換されたファイルが送信されてもよい。
オブジェクト差換部150は、上述のスキャナー、電子メール、及びファイル送付のいずれかで取得されたファイルから、新たな共通オブジェクト400を作成する。また、オブジェクト差換部150は、この作成された新たな共通オブジェクト400により、印刷データ300内でエラーが発生した共通オブジェクト400を置き換える。
次に、ラスタライズ部120が、差換オブジェクトラスタライズ処理を行う。
オブジェクト差換部150により差し換えられた新たな共通オブジェクト400について、RIP処理を行い、中間データを記憶部19に保存する。
次に、エラー検出部130が、新たな共通オブジェクト400でエラーが発生したか否かを判定する。エラー検出部130は、差し換えられた新たな共通オブジェクト400がRIP処理された際にエラーが発生した場合は、Yesと判定する。エラー検出部130は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、エラー検出部130は、再びエラーが発生したことを操作パネル部16や端末2の表示部等に報知して、処理をステップS106に戻して、ユーザーからの指示を待つ。
Noの場合、エラー検出部130は、処理をステップS111に進める。
上述の共通オブジェクト400、可変オブジェクト410、差し換えられた新たな共通オブジェクト400等のRIP処理でエラーが発生しなかった場合、ラスタライズ部120が、ラスタライズ画像保存処理を行う。
ラスタライズ部120は、RIP処理済の画像のデータを中間データとして、記憶部19に保存する。
次に、オブジェクト判別部110が、全オブジェクトがラスタライズ完了したか否かを判定する。オブジェクト判別部110は、印刷データ300の制御データ420の各ページのレイアウトに対応する全ての共通オブジェクト400及び可変オブジェクト410のラスタライズが完了した場合に、Yesと判定する。オブジェクト判別部110は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、オブジェクト判別部110は、処理をステップS113に進める。
Noの場合、オブジェクト判別部110は、処理をステップS103に戻して、ラスタライズ処理を続ける。そして、他の全ての共通オブジェクト400及び可変オブジェクト410についてRIP処理が終わるまで、上述の処理を繰り返す。
全ての共通オブジェクト400及び可変オブジェクト410についてラスタライズ完了した場合、画像出力部160が、重ね合わせ出力処理を行う。
画像出力部160は、全ての共通オブジェクト400及び可変オブジェクト410のRIP処理後、制御データ420の指定通りに中間データを重ね合わせて、画像データ310として出力する。この際、画像出力部160は、画像データ310を画像形成部17から印刷出力させたり、PDFファイル等として出力して端末2や文書ボックスに保存したり、FAX送受信部18でファクシミリ送信したりすることが可能である。
以上により、本発明の実施の形態に係るバリアブル印刷処理を終了する。
典型的な画像形成装置にてエラーを検知した後の処理は、サポートしているページ記述言語としての仕様や、画像形成装置としての仕様によって動作が異なっていた。たとえば、エラーが発生したコマンドをコマンドの終了までエラーとして処理したり、印刷ジョブそのものをエラーとして処理して表示装置に表示したり、エラーである旨をエラーレポートとして出力したりするような画像形成装置が存在した。
このような典型的な画像形成装置においては、バリアブル印刷の際、共通オブジェクトでエラーを検知し、且つ、その共通オブジェクトが複数ページに使用されている場合、エラーとなる共通オブジェクトを使用している複数のページがエラー扱いになってしまうという問題があった。
しかしながら、特許文献1等に記載の技術では、画像形成装置でエラーとなったデータを修正するには、このエラーとなったデータを修正するための技術知識を必要とし、簡単に修正できない場合があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、バリアブル印刷が可能な画像形成装置1であって、バリアブル印刷用の印刷データ300を取得する印刷データ取得部100と、印刷データ取得部100により取得された印刷データ300から共通オブジェクト400と可変オブジェクト410とを判別するオブジェクト判別部110と、オブジェクト判別部110により判別された共通オブジェクト400と可変オブジェクト410とをラスタライズするラスタライズ部120と、ラスタライズ部120により共通オブジェクト400がラスタライズされた際にエラーが発生したことを検出するエラー検出部130と、エラー検出部130によりエラーが発生したことが検出された共通オブジェクト400をユーザーの指示を取得して、新たな共通オブジェクト400に差し換えるオブジェクト差換部150と、オブジェクト差換部150により差し換えられた共通オブジェクト400と、可変オブジェクト410とがラスタライズ部120によりラスタライズされた画像データ310を出力する画像出力部160とを備えることを特徴とする。
このように構成し、本実施形態の画像形成装置1は、バリアブル印刷実行中に印刷データ300内に含まれる共通オブジェクト400に起因するエラーが発生した場合に、これを特定して、ユーザーの指示により、この共通オブジェクト400を差し換える。具体的には、バリアブル印刷のRIP処理段階でデータの要因に伴うエラーが起きた場合には、印刷動作を途中停止し、エラーが起きた「共通オブジェクト400」を通知し、エラーが起きた共通オブジェクト400に対してユーザーにファイルを指定させ、新たな共通オブジェクト400に差し換える。つまり、エラーがある共通オブジェクト400自体をユーザーに示して、差し換えさせる。これにより、特に技術知識等がなくても、容易に、バリアブル印刷のエラーを回復(リカバー)することが可能となる。
このように構成することで、エラーが発生した共通オブジェクト400が使用されているページのレイアウトをユーザーが確認できるため、差し換えを容易にすることが可能になる。
このように構成することで、エラーが発生している共通オブジェクト400を、複数の方式でファイルとして指定するだけで差し換えが可能となる。この際、ユーザーが指定したファイルの印刷物を持っていれば、出力する当該画像形成装置1のスキャナーでこれをスキャンしてファイル化することも可能であるため、確実にエラーを解消することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態においては、共通オブジェクト400にエラーが発生した場合の差し換え手順について説明した。
しかしながら、可変オブジェクト410にエラーが発生した場合でも、差し換えを行うことが可能である。この場合、例えば、可変オブジェクト410のファイルを作成し直させたり、宛先の名簿に含まれるサポートしていない文字コードの文字データを、ユーザーから操作パネル部16や端末2から入力し直させる等してエラーを解消させることが可能である。
このように構成することで、確実にエラーを解消して、ユーザーの望むバリアブル印刷の印刷結果を得ることができる。
2 端末
10 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
13 原稿給送部
14 給紙部
15 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
18 FAX送受信部
19 記憶部
100 印刷データ取得部
110 オブジェクト判別部
120 ラスタライズ部
130 エラー検出部
140 エラーレイアウト出力部
150 オブジェクト差換部
160 画像出力部
300 印刷データ
310 画像データ
400、400a、400b、400c 共通オブジェクト
410、410a、410b 可変オブジェクト
420 制御データ
500 レイアウト例
Claims (4)
- バリアブル印刷が可能な画像形成装置であって、
前記バリアブル印刷用の印刷データを取得する印刷データ取得部と、
前記印刷データ取得部により取得された前記印刷データから共通オブジェクトと可変オブジェクトとを判別するオブジェクト判別部と、
前記オブジェクト判別部により判別された前記共通オブジェクトと前記可変オブジェクトとをラスタライズするラスタライズ部と、
前記ラスタライズ部により前記共通オブジェクトがラスタライズされた際にエラーが発生したことを検出するエラー検出部と、
前記エラー検出部によりエラーが発生したことが検出された前記共通オブジェクトを、ユーザーの指示を取得して、新たな前記共通オブジェクトに差し換えるオブジェクト差換部と、
前記オブジェクト差換部により差し換えられた前記共通オブジェクトと、前記可変オブジェクトとが前記ラスタライズ部によりラスタライズされた画像データを出力する画像出力部とを備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記エラー検出部によりエラーが発生したことが検出された前記共通オブジェクトのページ上のレイアウトを算出して出力するエラーレイアウト出力部を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記オブジェクト差換部は、
前記ユーザーの指示によりスキャナー、電子メール、及びファイル送付のいずれかで取得されたファイルにより新たな前記共通オブジェクトを作成して置き換える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - バリアブル印刷が可能な画像形成装置により実行される画像形成方法であって、
前記バリアブル印刷用の印刷データを取得し、
取得された前記印刷データから共通オブジェクトと可変オブジェクトとを判別し、
判別された前記共通オブジェクトと前記可変オブジェクトとをラスタライズし、
前記共通オブジェクトがラスタライズされた際にエラーが発生したことを検出し、
エラーが発生したことが検出された前記共通オブジェクトを、ユーザーの指示を取得して、新たな前記共通オブジェクトに差し換え、
差し換えられた前記共通オブジェクトと、前記可変オブジェクトとがラスタライズされた画像データを出力する
ことを特徴とする画像形成方法。
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