JP6468051B2 - 遠隔送電制御機器用簡易試験器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態における遠隔送電制御機器用簡易試験器1の外観を示す斜視図、図2は、図1を下方から視認した外観を示す斜視図である。遠隔送電制御機器用簡易試験器1(以下、簡易試験器1と略称する)は、基台10と、電源コード20と、ブレーカ22と、赤色電球24と、第1無停電端子26と、電源コネクタ28と、相切替スイッチ32と、第2無停電端子30と、動作試験確認スイッチ34と、第1負荷メインスイッチ36と、第2負荷メインスイッチ38と、第1電球40と、第2電球42と、第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子44と、第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子46と、配線接続箱48と、を備えている。
例えば、消費電力1kWの機器を第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子44又は第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子46に差し込むことにより、遠隔送電制御機器100に黒相又は赤相の負荷電流を約10A増加させた場合での試験も可能となる。
図3は、本実施形態における簡易試験器1の電気回路系統を示す配線図である。
赤色電球24、電源コネクタ28、第1電球40及び第2電球42は、ブレーカ22からの延びる電源コード20に対してそれぞれ並列に接続されている。
次に、本実施形態における簡易試験器1を用いた遠隔送電制御機器100の試験手順について説明する。なお、本手順は、通常試験によるもので「負荷電流増加試験」及び「電圧測定試験」についての説明は、省略する。遠隔送電制御機器100の試験の際には、図4に示すように、簡易試験器1の他に、遠隔送電制御機器100と通信可能な営業所端末200を用意する。この際、営業所端末200が載置されている机上に、簡易試験器1を載置する。
まず、作業員は、簡易試験器1に通電がなされていないことを確認する。具体的には、簡易試験器1の電源コード20のプラグがコンセントに差し込まれていないこと、ブレーカ22が「切」になっていること、赤色電球24が消灯していること等を確認する。
次に、作業員は、試験対象の遠隔送電制御機器100を基台10の中央に載置する。この時、遠隔送電制御機器100の銘板と遠隔送電制御機器100の本体に設けられている状態表示ランプ(図示せず)が見えるように設置する。
次に、作業員は、遠隔送電制御機器100を第1無停電端子26あるいは第2無停電端子30に接続する。作業員は、単相2線式の電力量計に対応する遠隔送電制御機器100の場合には第1無停電端子26に接続し、単相3線式の電力量計に対応する遠隔送電制御機器100の場合には第2無停電端子30に接続する。
次に、作業員は、第1負荷メインスイッチ36及び第2負荷メインスイッチ38が「切」になっていることを確認する。特に、第2無停電端子30に遠隔送電制御機器100を接続した場合には、動作試験確認スイッチ34が「入」になっていることを確認する。なお、以下の説明の便宜上、第2無停電端子30に遠隔送電制御機器100を接続した場合については、単相3線式の場合と称することにする。また、第1無停電端子26に遠隔送電制御機器100を接続した場合ついては、単相2線式の場合と称することにする。
次に、作業員は、電源コード20のプラグをコンセントに差し込み、ブレーカ22を「入」に切り替えることにより、簡易試験器1に通電する。この時、赤色電球24が点灯していることを確認するとともに、遠隔送電制御機器100の電波受信状態表示ランプ(ANT)が良(緑点灯又は緑点滅)であることを確認する。状態表示ランプ点灯は電源投入後30秒間であるため、確認し忘れた場合には、ブレーカ22を一旦「切」にしてから再度「入」に切り替えて、改めて表示を確認する。
次に、作業員は、営業所端末200を操作して、顧客に関する情報が記憶されているデータベースから営業所端末200に付されている遠隔送電制御機器100の銘板記載の端末番号を検索し、契約番号及び計器番号が端末番号に関連付けて登録されていないことを確認する。言い換えれば、試験対象の遠隔送電制御機器100が需要者宅に設置されていない機器であることを確かめる。
次に、作業員は、営業所端末200を操作して遠隔送電制御機器100を通信相手として選択し、営業所端末200と遠隔送電制御機器100との間で通信可能な状態とする。
作業員は、営業所端末200を操作して、図5に示す、機器状態の確認画面をディスプレイに表示させ、「選択中」という文字情報が赤い文字で表示されていることを確認する。更に、遠隔送電制御機器100の選択状態ランプ(POW)が赤点灯であることを確認する。これにより、作業員は、営業所端末200が遠隔送電制御機器100を選択しており、通信可能な状態であることを確かめることができる。
次に、単相2線式の場合、作業員は、第1負荷メインスイッチ36(黒相側)を「入」にする。単相3線式の場合、作業員は、第1負荷メインスイッチ36及び第2負荷メインスイッチ38(赤相側)の両方を「入」にする。
次に、作業員は、営業所端末200を操作して、遠隔送電制御機器100が電力供給を実施している状態になるように、遠隔送電制御機器100を遠隔操作する。
単相2線式の場合、作業員は、簡易試験器1の第1電球40(黒相側)の点灯及び遠隔送電制御機器100の開閉器状態表示ランプ(STA)の赤点灯を確認する。また、作業員は、営業所端末200の機器状態の確認画面を見て、図6(a)に示すように、制御状態の表示欄が「投入」、2次側電圧の表示欄が「有」であることを確認する。更に、2次側電流の表示欄に、第1電球40の消費電力は90Wであるため、約0.90Aの値が表示されていることを確認する。なお、第2電球42の消費電力は54Wである。
次に、単相2線式の場合、作業員は、第1負荷メインスイッチ36を「切」にし、第1電球40が消灯したことを確認する。そして、作業員は、営業所端末200を操作して確認画面を更新し、図8(a)に示すように、制御状態の表示欄が「投入」、2次側電圧の表示欄が「有」であることを確認するとともに、2次側電流の表示欄が0.00Aになっていることを確認する。
次に、作業員は、営業所端末200を操作して、遠隔送電制御機器100が電力供給を遮断する状態になるように、遠隔送電制御機器100を遠隔操作する。
単相2線式の場合、作業員は、簡易試験器1の第1電球40の消灯及び遠隔送電制御機器100の開閉器状態表示ランプ(STA)の緑点灯を確認する。更に、作業員は、営業所端末200のディスプレイを視認して機器状態における制御状態の表示欄が「遮断」であること、2次側電圧の表示欄が「無」であること、2次側電流の表示欄が0.00Aであることを確認する(図9(a)参照)。
次に、作業員は、営業所端末200を操作して、営業所端末200が遠隔送電制御機器100を選択している状態を解除する。
作業員は、営業所端末200において、機器状態の表示画面における「選択中」という文字情報が赤い文字でなくなったことを確認する。更に、遠隔送電制御機器100の状態表示ランプの選択(接続)状態ランプ(POW)が緑点灯であることを確認する。
次に、作業員は、第1負荷メインスイッチ36及び第2負荷メインスイッチ38を「切」にし、ブレーカ22を「切」にして、赤色電球24が消灯したことを確認し、遠隔送電制御機器100の状態表示ランプが消灯していることを確認した後電源コード20のプラグをコンセントから抜き取る。
最後に、作業員は、電源コネクタ28を遠隔送電制御機器100から取り外し、遠隔送電制御機器100の入力端子及び出力端子を第1無停電端子26あるいは第2無停電端子30の入力端子及び出力端子から取り外す。
10 基台
20 電源コード
22 ブレーカ
24 赤色電球
26 第1無停電端子
26a、30a、30c 一次側端子
26b、30b、30d 二次側端子
28 電源コネクタ
30 第2無停電端子
32 相切替スイッチ
34 動作試験確認スイッチ
36 第1負荷メインスイッチ
38 第2負荷メインスイッチ
40 第1電球
42 第2電球
44 第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子
46 第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子
48 配線接続箱
100 遠隔送電制御機器
200 営業所端末
Claims (4)
- 電源に対してそれぞれ並列に接続される第1発光体及び第2発光体と、
第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子及び第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子と、
遠隔送電制御機器に電気的に接続する単相2線式用の第1無停電端子及び単相3線式用の第2無停電端子と、
前記第1無停電端子に接続された遠隔送電制御機器に対する電流の供給をオンオフする第1負荷メインスイッチと、
前記第2無停電端子に接続された遠隔送電制御機器に対する電流の供給をオンオフする第2負荷メインスイッチと、
前記遠隔送電制御機器を載置するエリアを有し、前記第1発光体、前記第2発光体、前記第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子、前記第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子、前記第1無停電端子、前記第2無停電端子、前記第1負荷メインスイッチ及び前記第2負荷メインスイッチが固定される基台と、を備え、
前記第1無停電端子及び前記第1負荷メインスイッチは、前記第1発光体と前記第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子とに対して直列に接続され、
前記第2無停電端子は、単相3線にそれぞれ流れる3相の電流の中の2相の電流が前記遠隔送電制御機器に流れるように、前記遠隔送電制御機器に接続される一次側端子及び二次側端子の対を2組有し、
一方の二次側端子及び前記第2負荷メインスイッチは、前記第2発光体と前記第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子とに対して直列に接続され、他方の二次側端子は前記第1負荷メインスイッチに接続されることを特徴とする遠隔送電制御機器用簡易試験器。 - 電源からの電流が、2つの前記一次側端子のいずれかに流れるように切り替える相切替スイッチと、
前記第2無停電端子が有する2つ一次側端子を短絡状態及び短絡解除状態のいずれかに切り替える動作試験確認スイッチと、を更に備えることを特徴とする請求項1記載の遠隔送電制御機器用簡易試験器。 - 前記第1発光体及び前記第2発光体は、電球からなることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔送電制御機器用簡易試験器。
- 前記第1任意負荷用コンセント兼電圧測定端子及び前記第2任意負荷用コンセント兼電圧測定端子は、任意の電気機器を接続した状態で到達電圧も同時に測定可能な2口コンセントを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の遠隔送電制御機器用簡易試験器。
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