JP6466591B2 - Fdd半二重ネットワークにおける電力制御コマンドを用いたアップリンクスケジューリング - Google Patents

Fdd半二重ネットワークにおける電力制御コマンドを用いたアップリンクスケジューリング Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、それらの全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年3月27日に出願された「Uplink Scheduling with Power Control Command in an FDD Half−duplex Network」と題する米国仮特許出願第62/139,414号、および2016年2月18日に出願された「Uplink Scheduling with Power Control Command in an FDD Half−duplex Network」と題する米国特許出願第15/046,684号の利益を主張する。
[0002] 本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、周波数分割複信ネットワーク(frequency division duplex network)におけるアップリンク(UL:uplink)通信に関する。
[0003] ワイヤレス通信システム(wireless communication system)は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用する場合がある。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムが含まれる。
[0004] これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。例示的な電気通信規格はロングタームエボリューション(LTE(登録商標):Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。LTEは、ダウンリンク上でOFDMAを使用し、アップリンク上でSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、スペクトル効率の改善、コストの低下、およびサービスの改善を通して、モバイルブロードバンドアクセスをサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術におけるさらなる改善が必要である。これらの改善はまた、他の多元接続技術、およびこれらの技術を採用する電気通信規格に適用可能であり得る。
[0005] ユーザデバイス(user device)から基地局(base station)への効率的な通信には、通信用の適切な電力制御が必要である。したがって、ユーザデバイスが基地局との通信の電力制御を行うための効率的な方法が必要である。加えて、ユーザデバイスと基地局との間のデータ通信には、通信リソースの効率的な使用が必要である。
[0006] 以下では、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての考えられる態様の包括的な概説ではなく、すべての態様の主要または重要な要素(element)を識別することも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めることも意図されていない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
[0007] 一般に、デバイス(device)は、送信ブロック(transmission block)用の許可(grant)に含まれる電力制御コマンド(power control command)に基づいて、基地局への通信用の送信電力を制御することができる。しかしながら、デバイスが許可を受信するときのみ送信ブロックに対する送信電力制御(transmit power control)を行うことは、送信電力制御のための最も効果的または効率的な方法ではない場合がある。さらに、送信ブロックが大きい場合、送信ブロックは、基地局への送信のために多くのリソースを占有する可能性がある。
[0008] 本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置(apparatus)は基地局であり得る。装置は、デバイス向けのダウンリンク許可(downlink grant)を生成し、ダウンリンク許可は、データセグメント(data segment)を送信するために割り振られた(allocated)アップリンクリソース(uplink resource)のサブセット(subset)と、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソース(downlink resource)のサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない(non-concurrent)。装置はデバイスにダウンリンク許可を送信する。
[0009] 一態様では、装置は基地局であり得る。装置は、デバイス向けのダウンリンク許可を生成するための手段を含む場合があり、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。装置は、デバイスにダウンリンク許可を送信するための手段を含む場合がある。
[0010] 一態様では、装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む基地局であり得る。少なくとも1つのプロセッサは、デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない、ダウンリンク許可をデバイスに送信することとを行うように構成される。
[0011] 一態様では、基地局用のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体は、デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない、ダウンリンク許可をデバイスに送信することとを行うためのコードを備える場合がある。
[0012] 本開示の別の態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置はデバイスであり得る。デバイスは、データの送信ブロックをデータセグメントに分割する場合がある。デバイスは、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信する場合がある。デバイスは、デバイス向けのダウンリンク許可を受信する場合があり、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。
[0013] 一態様では、装置はデバイスであり得る。デバイスは、データの送信ブロックをデータセグメントに分割するための手段を含む場合がある。デバイスは、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信するための手段を含む場合がある。デバイスは、デバイス向けのダウンリンク許可を受信するための手段を含む場合があり、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。
[0014] 一態様では、装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含むデバイスであり得る。少なくとも1つのプロセッサは、データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、デバイス向けのダウンリンク許可を受信することとを行うように構成される場合があり、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。
[0015] 一態様では、デバイス用のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体は、データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、デバイス向けのダウンリンク許可を受信することとを行うためのコードを備える場合があり、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。
[0016] 上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に記載され、特に特許請求の範囲において指摘される機能を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な機能を詳細に記載する。しかしながら、これらの機能は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様とそれらの均等物とを含むものである。
[0017] ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワークの一例を示す図。 [0018] DLフレーム構造のLTEの例を示す図。 DLフレーム構造内のDLチャネルのLTEの例を示す図。 ULフレーム構造のLTEの例を示す図。 ULフレーム構造内のULチャネルのLTEの例を示す図。 [0019] アクセスネットワーク内の発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE:user equipment)の一例を示す図。 [0020] デバイスから基地局へのアップリンク通信を示す例示的な図。 [0021] 本開示の一態様を示す例示的な流れ図。 [0022] 本開示の一態様を示す例示的なリソースタイムライン図。 [0023] 本開示のさらなる態様を示す例示的な流れ図。 [0024] 本開示のさらなる態様を示す例示的なリソースタイムライン図。 [0025] 本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0026] 本開示の一態様による、図9のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0027] 本開示の一態様による、図9のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0028] 本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0029] 本開示の一態様による、図11のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0030] 本開示の一態様による、図11のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0031] 例示的な装置内の様々な手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0032] 処理システム(processing system)を採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。 [0033] 本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0034] 本開示の一態様による、図15のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0035] 本開示の一態様による、図15のフローチャートから展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0036] 例示的な装置内の様々な手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0037] 処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0038] 添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書に記載される概念が実践され得る構成のみを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念を完全に理解することを目的とする具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが当業者に明らかであろう。場合によっては、そのような概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および構成要素(component)がブロック図の形態で示される。
[0039] 次に、様々な装置および方法を参照して、電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態に記載され、(「要素(element)」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装される場合がある。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
[0040] 例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム(processing system)」として実装される場合がある。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理装置(GPU)、中央処理装置(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって記載される様々な機能を行うように構成された他の適切なハードウェアが含まれる。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア構成要素、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
[0041] したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、記載される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装される場合がある。ソフトウェアに実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上に1つもしくは複数の命令もしくはコードとして符号化される場合がある。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、または、コンピュータによってアクセスされ得る命令もしくはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備えることができる。
[0042] 図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の一例を示す図である。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN:wireless wide area network)とも呼ばれる)ワイヤレス通信システムは、基地局102と、UE104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)160とを含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラー基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラー基地局)を含む場合がある。マクロセルはeNBを含む。スモールセルは、フェムトセルと、ピコセルと、マイクロセルとを含む。
[0043] (発展型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と総称される)基地局102は、バックホールリンク(backhaul link)132(たとえば、S1インターフェース)を介してEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、以下の機能:ユーザデータの転送、無線チャネル暗号化および解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバー、デュアル接続性)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷分散、非アクセス層(NAS:non-access stratum)メッセージのための分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:multimedia broadcast multicast service)、加入者および機器トレース、RAN情報管理(RIM:RAN information management)、ページング、測位、ならびに警告メッセージの配信のうちの1つまたは複数を行うことができる。基地局102は、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース)上で互いに直接的または(たとえば、EPC160を介して)間接的に通信することができる。バックホールリンク134は有線またはワイヤレスであり得る。
[0044] 基地局102はUE104とワイヤレスに通信することができる。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供することができる。重複する地理的カバレージエリア110が存在する場合がある。たとえば、スモールセル102’は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレージエリア110と重複するカバレージエリア110’を有する場合がある。スモールセルとマクロセルの両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られる場合がある。異種ネットワークは、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)として知られる限定グループにサービスを提供することができるホーム発展型ノードB(eNB)(HeNB)を含む場合もある。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク(UL)送信、および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL:downlink)送信を含む場合がある。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、MIMOアンテナ技術を使用することができる。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを介する場合がある。基地局102/UE104は、各方向における送信に使用される合計YxMHz(x個のコンポーネントキャリア)までのキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、キャリア当たりYMHz(たとえば、5、10、15、20MHz)までの帯域幅のスペクトルを使用することができる。キャリアは、互いに隣接する場合も、隣接しない場合もある。キャリアの割振りは、DLおよびULに対して非対称であり得る(たとえば、DLの場合、ULの場合よりも多いかまたは少ないキャリアが割り振られる場合がある)。コンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアと、1つまたは複数の2次コンポーネントキャリアとを含む場合がある。1次コンポーネントキャリアは1次セル(PCell)と呼ばれる場合があり、2次コンポーネントキャリアは2次セル(SCell)と呼ばれる場合がある。
[0045] ワイヤレス通信システムは、5GHz無認可周波数スペクトル(unlicensed frequency spectrum)内で通信リンク154を介してWi−Fi(登録商標)局(STA)152と通信しているWi−Fiアクセスポイント(AP:access point)150をさらに含む場合がある。無認可周波数スペクトル内で通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)を行うことができる。
[0046] スモールセル102’は、認可および/または無認可の周波数スペクトル内で動作することができる。無認可周波数スペクトル内で動作しているとき、スモールセル102’は、LTEを採用し、Wi−Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHz無認可周波数スペクトルを使用することができる。無認可周波数スペクトル内でLTEを採用するスモールセル102’は、アクセスネットワークへのカバレージをブーストし、および/またはアクセスネットワークの容量を増加させることができる。無認可スペクトルにおけるLTEは、LTE無認可(LTE−U)、認可支援アクセス(LAA:licensed assisted access)、またはMuLTEfireと呼ばれる場合がある。
[0047] EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)162と、他のMME164と、サービングゲートウェイ166と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)170と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172とを含む場合がある。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信している場合がある。MME162は、UE104とEPC160との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME162はベアラと接続管理とを提供する。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を介して転送され、サービングゲートウェイ166自体はPDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM−SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含む場合がある。BM−SC170は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM−SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働く場合があり、公的地域モバイルネットワーク(PLMN)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用される場合があり、MBMS送信をスケジュールするために使用される場合がある。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを配信するために使用される場合があり、セッション管理(開始/停止)およびeMBMS関係の課金情報を収集することに関与する場合がある。
[0048] 基地局は、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれる場合もある。基地局102は、UE104にEPC160へのアクセスポイントを提供する。UE104の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、または任意の他の同様の機能デバイスが含まれる。UE104は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0049] 再び図1を参照すると、いくつかの態様では、UE104/eNB102は、送信ブロックを複数のデータセグメントに分割し、UE104からeNB102への複数のデータセグメントのそれぞれの送信用の電力制御コマンドを提供するように構成される場合があり、その結果、eNB102は複数のデータセグメントに基づいて送信ブロックを復号することができる(198)。
[0050] 図2Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図200である。図2Bは、LTEにおけるDLフレーム構造内のチャネルの一例を示す図230である。図2Cは、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図250である。図2Dは、LTEにおけるULフレーム構造内のチャネルの一例を示す図280である。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有する場合がある。LTEでは、フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズ(size)のサブフレームに分割される場合がある。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含む場合がある。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用される場合があり、各タイムスロットは、1つまたは複数の(物理RB(PRB)とも呼ばれる)時間並行の(time concurrent)リソースブロック(RB:resource block)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計84個のREについて、周波数領域内に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域内に7つの連続するシンボル(DLの場合、OFDMシンボル、ULの場合、SC−FDMAシンボル)を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計72個のREについて、周波数領域内に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域内に6個の連続するシンボルを含んでいる。各REによって搬送されるビット数は変調方式に依存する。
[0051] 図2Aに示されたように、REのうちのいくつかは、UEにおけるチャネル推定のためのDL基準(パイロット)信号(DL−RS)を搬送する。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有基準信号(CRS)と、UE固有基準信号(UE−RS)と、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)とを含む場合がある。図2Aは、(それぞれ、R0、R1、R2、およびR3として示された)アンテナポート0、1、2、および3のためのCRSと、(R5として示された)アンテナポート5のためのUE−RSと、(Rとして示された)アンテナポート15のためのCSI−RSとを示す。図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの一例を示す。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)はスロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が1つのシンボルを占有するか、2つのシンボルを占有するか、3つのシンボルを占有するかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを示す)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは9つのREグループ(REG)を含み、各REGはOFDMシンボル内に4つの連続するREを含む。UEは、DCIも搬送するUE固有拡張PDCCH(ePDCCH)で構成される場合がある。ePDCCHは、2つ、4つ、または8つのRBペアを有する場合がある(図2Bは2つのRBペアを示し、各サブセットは1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)もスロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいてHARQ肯定応答(ACK)/否定ACK(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。1次同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり、サブフレームタイミングと物理レイヤ識別情報とを決定するためにUEによって使用される1次同期信号(PSS)を搬送する。2次同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり、物理レイヤセル識別情報グループ番号を決定するためにUEによって使用される2次同期信号(SSS)を搬送する。物理レイヤ識別情報および物理レイヤセル識別情報グループ番号に基づいて、UEは物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは上述のDL−RSの位置を決定することができる。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、フレームのサブフレーム0のスロット1のシンボル0、1、2、3内にあり、マスタ情報ブロック(MIB)を搬送する。MIBは、DLシステム帯域幅内のRBの数と、PHICH構成と、システムフレーム番号(SFN)とを提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを介して送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
[0052] 図2Cに示されたように、REのうちのいくつかは、eNBにおけるチャネル推定のための復調基準信号(DM−RS)を搬送する。UEは、サブフレームの最終シンボル内でサウンディング基準信号(SRS)をさらに送信する場合がある。SRSはコム構造を有する場合があり、UEは、コムのうちの1つの上でSRSを送信する場合がある。SRSは、eNBによって、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定のために使用され得る。図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの一例を示す。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続するRBペアを含む場合がある。PRACHにより、UEが初期システムアクセスを行い、UL同期を実現することが可能になる。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、ULシステム帯域幅のエッジ上に位置する場合がある。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックなどのアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータス報告(BSR)、パワーヘッドルーム報告(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用される場合がある。
[0053] 図3は、アクセスネットワーク内でeNB310がUE350と通信しているブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットがコントローラ/プロセッサ375に供給される場合がある。コントローラ/プロセッサ375はレイヤ3およびレイヤ2の機能を実装する。レイヤ3は無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、ならびにUE測定報告のための測定構成に関連するRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバーサポート機能に関連するPDCPレイヤ機能と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを介した誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、トランスポートブロック(TB:transport block)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先度付けに関連するMACレイヤ機能とを提供する。
[0054] 送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1機能を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出と、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号と、インターリービングと、レートマッチングと、物理チャネル上へのマッピングと、物理チャネルの変調/復調と、MIMOアンテナ処理とを含む場合がある。TXプロセッサ316は、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを扱う。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで、並列ストリームに分割される場合がある。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域内で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に合成される場合がある。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用される場合がある。チャネル推定値は、UE350によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出される場合がある。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に供給される場合がある。各送信機318TXは、送信用にそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することができる。
[0055] UE350において、各受信機354RXは、受信機のそれぞれのアンテナ352を通して信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に供給する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を行うことができる。複数の空間ストリームがUE350に宛てられた場合、複数の空間ストリームは、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームに合成される場合がある。次いで、RXプロセッサ356は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMAシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB310によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定(soft decision)は、チャネル推定器358によって算出されたチャネル推定値に基づく場合がある。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB310によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装するコントローラ/プロセッサ359に供給される。
[0056] コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360と関連付けることができる。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを提供する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
[0057] eNB310によるDL送信に関して記載された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)収集、RRC接続、および測定報告に関連するRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍およびセキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)に関連するPDCPレイヤ機能と、上位レイヤPDUの転送、ARQを介した誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先度付けに関連するMACレイヤ機能とを提供する。
[0058] eNB310によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択し、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ368によって使用される場合がある。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別々の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に供給される場合がある。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することができる。
[0059] UL送信は、UE350における受信機機能に関して記載された方式と同様の方式で、eNB310において処理される。各受信機318RXは、受信機のそれぞれのアンテナ320を介して信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に供給する。
[0060] コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376と関連付けることができる。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを提供する。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に供給される場合がある。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
[0061] 最近、GERANにおいてモノのインターネット(IoT)システムが研究されている。IoTシステムは、IoTデバイスと基地局とを必要とする場合があり、狭帯域幅(たとえば、200KHz)内で動作することができる。IoTシステムは、FDD半二重モード(half-duplex mode)で動作することができる。IoTシステムの場合、利用可能なダウンリンク/アップリンク帯域幅がいくつかの離間したトーン内に分割されるOFDMAベースの設計が実装される場合がある。
[0062] IoTシステムは、基地局への大きな経路損失(path loss)に遭遇する場合がある。たとえば、基地局から離れたIoTデバイス、または、信号を効果的に通信することができない特定のエリア/構造(たとえば、地下室)内に位置するIoTデバイスにより、大きな経路損失が引き起こされる場合がある。IoTシステムは、信号対ノイズ比(SNR)を低くする場合がある経路損失に遭遇するときでも、信頼性が高い通信を提供するべきである。(たとえば、経路損失に起因する)SNRが低い状態において信頼性が高い通信を提供するために、基地局は、大きなコーディングブロック(coding block)を使用してIoTデバイスにデータを送信することができる。たとえば、コーディングブロックの送信を完了する送信時間が長い(たとえば、1秒を超える)場合、コーディングブロックは大きいと考えることができる。(たとえば、大きなコーディングブロックはSNRが低い状態において1回の試みで送信に成功しない場合があるので)SNRが低い状態では、IoTデバイスへのデータの通信に成功するために、大きなコーディングブロックの送信の繰り返しが行われる場合がある。IoTデバイスは、高送信電力を利用して大きなコーディングブロックを送信する場合があり、したがって、そのような大きなコーディングブロックにより、望ましいシステム容量を満たすリソース割振りが困難になる場合がある。基地局はリソース(たとえば、周波数リソースおよび電力)が制限されるので、UL通信のための効率的な技法が必要である。
[0063] 図4は、デバイスから基地局へのアップリンク通信を示す例示的な図400である。デバイス(たとえば、IoTデバイス)402が基地局404に送るULデータを有する場合、デバイス402は、デバイス402が基地局404にULデータを送信するためにULリソースを要求することを基地局404に示すために、基地局404にランダムアクセス要求412を送信する場合がある。ランダムアクセス要求412に応答して、基地局404は、ダウンリンク(DL)周波数帯域上でデバイス402に許可414を送信する。デバイス402に送信された許可414は、UL送信にUL周波数帯域用のリソースを割り当てることができる。デバイス402は、送信ブロック416内でULデータを送信するために、許可414に基づいてUL周波数帯域を利用する。
[0064] デバイスが送信電力を高電力に維持する場合、デバイスはUL送信を行うことに成功することができる可能性がある。しかしながら、デバイスがそのような高い送信電力を維持する場合、デバイスは、より多くの電力を消費し、および/または、高い送信電力で送信された信号により、他の隣接するデバイスの通信に干渉する可能性もある。一方、デバイスが低い送信電力を維持する場合、送信電力は、UL送信を行うことに成功するには十分高くない場合がある。したがって、デバイスは、デバイスのUL送信が基地局における受信および復号に成功することを保証するために、基地局への経路損失に基づいてデバイスの送信電力を調整する場合がある。しかしながら、UL送信に成功するためにデバイスの送信電力を調整する、より効率的な手法が検討されてもよい。
[0065] 基地局は、ULリソース割当て情報とともに、デバイスに送信される許可に電力制御コマンドを含めることができる。基地局は、基地局への前のUL送信に基づいて電力制御コマンドを生成して、デバイスの送信電力についての電力レベルを示すことができる。こうして、デバイスが許可を受信すると、デバイスは、許可に含まれる電力制御コマンドに基づいて、UL送信用の送信電力を制御することができる。しかしながら、送信状態は送信ブロックのUL送信全体を通して変化する場合があるので(たとえば、チャネル変更)、デバイスが許可を受信するときのみ電力制御コマンドに基づく電力制御が行われる場合、電力制御は、送信ブロックのUL送信全体を通して、デバイスに最も効率的および効果的な送信電力を提供しない場合がある。たとえば、デバイスが許可を受信するときのみ電力制御が行われ、許可と次の許可との間で送信状態が変化する場合、デバイスは、次の許可が受信されるまで、電力制御を行いそのような変化を反映することがない場合がある。さらに、デバイスが大きな送信ブロックを送信するように試みる場合、大きな送信ブロックは多くのリソースを占有し、最良の送信電力で送信されない場合があり、リソースおよび電力の使用における非効率をもたらす。
[0066] 本開示によれば、1度に送信ブロック全体を送信するように試みる代わりに、デバイスは、送信ブロックをいくつかのセグメントに分割し、セグメントの送信の間に(たとえば、セグメント間の間隔の間に)更新された電力制御コマンドを受信しながら、各セグメントを個別に送信する。そのような機能を実装するために、基地局は、送信ブロックの複数のセグメント用のULリソースを含む許可をデバイスに送信する。具体的には、送信ブロックのセグメントごとに、許可は、ULリソースのどの部分が対応するセグメントを送信するために使用されるべきかを指定する。ULリソースは、送信ブロックの複数のセグメントの送信に割り振られた、並行しないULリソース(non-concurrent UL resource)であり得る。許可は、複数の電力制御コマンド用のDLリソースをさらに含む。具体的には、制御コマンドごとに、許可は、DLリソースのどの部分が対応する電力制御コマンドを受信するために使用されるべきかを指定する。DLリソースは、送信ブロックのそれぞれのセグメント用の電力制御コマンドを受信するための並行しないDLリソースであり得る。リソースは、デバイスが送信を変更し、DL帯域上でリソースを読み取るのに十分な時間があるように割り振られるべきである。許可は、許可が受信された後の第1の送信(たとえば、送信ブロックの第1のセグメントの送信)用の送信電力を調整するためにUEが使用することができる、初期電力制御コマンドを含む場合もある。許可に含まれる初期電力制御コマンドは、あらかじめ決められた電力(たとえば、低電力、全電力、もしくは中電力)を指定する場合があるか、または現在の送信ブロックの送信に先立つ前のUL送信に基づく場合がある。許可は、変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)を含む場合もあることに留意されたい。
[0067] 基地局がセグメントの送信を受信すると、基地局は、デバイスの次のセグメントのUL送信用の電力制御コマンドを生成するために、デバイスにとって十分な送信電力を推定することができる。本開示によれば、電力制御コマンドは前のセグメントのUL送信に基づいて電力制御を提供し、複数の電力制御コマンドは送信ブロックのUL送信全体を通してセグメントの複数の送信に基づいて提供されるので、本開示によるデバイス送信電力の電力制御は、デバイスの電力制御を定期的に更新することにより、信頼性が高いUL通信を提供する。言い換えれば、送信ブロックのセグメントのUL送信の間に受信される複数の電力制御コマンドに基づいて、デバイスは、送信ブロックの送信全体を通して複数回送信電力を調整する。たとえば、デバイスにおいて受信される電力制御コマンドごとに、デバイスは、直近に受信された対応する電力制御コマンドに基づいて、送信電力を調整することができる。こうして、デバイスは、送信ブロックの送信全体を通して複数の電力制御コマンドによって複数回更新されたデバイス送信電力を用いて送信することができる。
[0068] デバイスが送信ブロックを複数のセグメントに分割するとき、デバイスは、基地局によって指定されたセグメントのサイズに基づいて送信ブロックを分割することができる。具体的には、基地局は、各セグメントのサイズを決定し、セグメントのサイズを含むサイズ情報をデバイスに送信する。基地局は、システムのトラフィックと、経路損失と、SNRと、デバイスが送信したいメッセージサイズ(message size)とを含む1つまたは複数の要因に基づいて、各セグメントのサイズを決定することができる。たとえば、経路損失が大きい場合、および/またはSNRが低い場合、基地局は各セグメントのサイズが大きくなるように設定することができる。一方、たとえば、経路損失が小さい場合、および/またはSNRが高い場合、基地局は各セグメントのサイズが小さくなるように設定することができる。
[0069] 図5は、本開示の一態様を示す例示的な流れ図500である。例示的な流れ図500では、基地局502とデバイス504は互いに通信して、送信ブロックのUL通信を行う。デバイス504はIoTデバイスであり得る。512において、デバイス504は、デバイス504がUL送信を行うためにULリソースを要求することを示すランダムアクセス要求512を送信する。ランダムアクセス要求512に応答して、基地局502はデバイス504に許可514を送信する。許可514は基地局502によって生成される場合がある。許可は、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。許可は、送信ブロックの第1のセグメント用の初期電力制御コマンドをさらに含む場合がある。516において、デバイス504は送信ブロックを複数のセグメントに分割する。送信ブロックは、基地局502によって示されたセグメントのサイズに基づいて、複数のセグメントに分割される場合がある。518において、デバイス504は、初期電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1)を(たとえば、ULリソースのサブセット1内で)送信することにより、第1のUL送信を行う。520において、基地局502は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1:first power control command)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1内で)デバイス504に第1の電力制御コマンドを送信する。522において、デバイス504は、第1の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2)を(たとえば、ULリソースのサブセット2内で)送信することにより、第2のUL送信を行う。524において、基地局502は、第2の送信に基づいて第2の電力制御コマンド(PCC2)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット2内で)デバイス504に第2の電力制御コマンドを送信する。
[0070] 基地局502による電力制御コマンドを生成および送信するプロセス、ならびに電力制御コマンドに基づいてセグメントを送信するプロセスは、基地局502が送信ブロックのすべてのセグメントを受信するまで繰り返される。例示的な流れ図500では、送信ブロックのm個のセグメントが存在する。したがって、デバイス504から(m−2)個のセグメントを受信した後、526において、基地局502は、デバイス504からの第(m−2)の送信に基づいて第(m−1)の電力制御コマンド(PCCm−1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット(m−1)内で)デバイス504に第(m−1)の電力制御コマンドを送信する。528において、デバイス504は、第(m−1)の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第mのセグメント(セグメントm)を(たとえば、ULリソースのサブセットm内で)送信することにより、第2のUL送信を行う。530において、送信ブロックのm個のセグメントすべてを受信した後、基地局502は、受信されたm個のセグメントに基づいて送信ブロックを復号することができる。
[0071] 図6は、本開示の一態様を示す例示的なリソースタイムライン図600である。例示的なリソースタイムライン図600は、DLリソース(DL周波数帯域610)およびULリソース(UL周波数帯域630)の使用に関する詳細、ならびにデバイスA650についてのリソース割振りタイムライン(resource allocation time line)を提供する。初期DL期間642の間に、基地局は許可612を送信する。許可612は、それぞれ、第1のセグメント632、第2のセグメント634、第3のセグメント636、および第4のセグメント638のための、ULリソース割振り期間(UL期間)642、644、646、および648を含む場合がある。許可612はまた、それぞれ、第1の電力制御コマンド614、第2の電力制御コマンド616、および第3の電力制御コマンド618のための、DLリソース割振り624、626、および628を含む場合がある。許可612は、初期電力制御コマンドをさらに含む場合があり、その結果、デバイスは初期電力制御コマンドに基づいて第1のUL送信を行うことができる。
[0072] 第1のUL期間654の間に、デバイスは、初期電力制御コマンドに基づいて、基地局に送信ブロックの第1のセグメント632を送信することにより、第1のUL送信を行う。基地局は、第1のUL送信に基づいて第1の電力制御コマンド614を生成する。第1のDL期間656の間に、基地局は、デバイスに第1の電力制御コマンド614を送信する。第1のDL期間656の後、第2のUL期間658の間に、デバイスは、第1の電力制御コマンド614に基づいて、基地局に送信ブロックの第2のセグメント634を送信することにより、第2のUL送信を行う。第2のDL期間660の間に、基地局は、デバイスに第2の電力制御コマンド616を送信し、第2の電力制御コマンド616は、第2のUL送信に基づいて基地局によって生成される。第3のUL期間662の間に、デバイスは、第2の電力制御コマンド616に基づいて、基地局に送信ブロックの第3のセグメント636を送信することにより、第3のUL送信を行う。第3のDL期間664の間に、基地局は、デバイスに第3の電力制御コマンド618を送信し、第3の電力制御コマンド618は、第3のUL送信に基づいて基地局によって生成される。第4のUL期間666の間に、デバイスは、第3の電力制御コマンド618に基づいて、基地局に送信ブロックの第4のセグメント638を送信することにより、第4のUL送信を行う。その後、セグメントのすべてがデバイスから基地局に送信されるまで、同様のプロセスが行われる場合がある。
[0073] 本開示のさらなる態様では、半二重モードにおけるULリソース管理は、様々なデバイスのULセグメントと電力制御コマンドとを多重化することによって改善される場合がある。半二重モードでは、デバイスがDL通信を行うDL期間の間、デバイスはUL通信を行うことができず、したがって、そのようなDL期間中にULリソースを利用することができない。したがって、ULリソースの使用を無駄にすることを回避するために、デバイスがDL通信を行う間にULリソースを利用する手法が必要である。さらに、半二重モードでは、デバイスがUL通信を行うUL期間の間、デバイスはDL通信を行うことができず、したがって、そのようなUL期間中にDLリソースを利用することができない。したがって、DLリソースの使用を無駄にすることを回避するために、デバイスがUL通信を行う間にDLリソースを利用する手法が必要である。
[0074] 本開示のさらなる態様によれば、第1のデバイスがDL通信を行うDL期間中に、第2のデバイスはULリソースを利用して、第2のデバイスからのUL通信を行うことができる。したがって、第1のデバイスによるDL通信中にULリソースを無駄にすることが回避される場合がある。さらに、第1のデバイスがUL通信を行うUL期間中に、第2のデバイスはDLリソースを利用して、第2のデバイスにおいてDL通信を受信し、第1のデバイスによるDL通信中にDLリソースを無駄にすることを回避することができる。一例では、第1のデバイスのUL期間中に、第2のデバイスは、第1のデバイスがUL通信を行いデータセグメントを送信する間、DL通信を行い電力制御コマンドを受信することができる。
[0075] 図7は、本開示のさらなる態様を示す例示的な流れ図700である。例示的な流れ図700では、基地局702は第1のデバイス(デバイスA)704と通信して第1の送信ブロックのUL通信を受信し、第2のデバイス(デバイスB)706と通信して第2の送信ブロックのUL通信を受信する。第1のデバイス704および/または第2のデバイス706は、IoTデバイスであり得る。基地局702と第1のデバイス704との間の通信に関して、712〜728において行われる機能は、基地局502とデバイス504との間の通信について図5の512〜528において行われる機能と同様であり、したがって、712〜728において行われる機能の詳細説明は、簡潔にするために省略される。
[0076] 基地局702と第2のデバイス706との間の通信に関して、752において、第2のデバイス706は、第2のデバイス706がUL送信を行うためにULリソースを要求することを示すランダムアクセス要求752を送信する。ランダムアクセス要求752に応答して、基地局702は第2のデバイス706に許可754を送信する。許可754は基地局502によって生成される場合がある。許可は、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。許可は、送信ブロックの第1のセグメント用の初期電力制御コマンドをさらに含む場合がある。756において、第2のデバイス706は送信ブロックを複数のセグメントに分割する。送信ブロックは、基地局702によって示されたセグメントのサイズに基づいて、複数のセグメントに分割される場合がある。
[0077] 758において、第2のデバイス706は、初期電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に第2の送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1’)を(たとえば、ULリソースのサブセット1’内で)送信することにより、第1のUL送信を行う。基地局702は、758において、ULリソースのサブセット(たとえば、ULリソースのサブセット1’)上で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1’)を受信しながら、720において、DLリソースのサブセット(たとえば、DLリソースのサブセット1)上で第1のデバイス704向けの第1の電力制御コマンド(PCC1:first power control command)を送信することに留意されたい。760において、基地局702は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1’)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1’内で)第2のデバイス706に第1の電力制御コマンドを送信する。基地局702は、722において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット2内)で第1のデバイス704から第1の送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2)を受信しながら、760において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット1’内)で第2のデバイス706向けの第1の電力制御コマンド(PCC1’)を送信することに留意されたい。762において、第2のデバイス706は、第1の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に第2の送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2’)を(たとえば、ULリソースのサブセット2’内で)送信することにより、第2のUL送信を行う。基地局702は、762において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット2’内)で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2’)を受信しながら、724において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット2内)で第1のデバイス704向けの第2の電力制御コマンド(PCC2)を送信することに留意されたい。
[0078] 基地局702による電力制御コマンドを生成および送信するプロセス、ならびに電力制御コマンドに基づいてセグメントを送信するプロセスは、基地局702が第2のデバイス706から第2の送信ブロックのすべてのセグメントを受信するまで繰り返される。例示的な流れ図700では、第2の送信ブロックのp個のセグメントが存在する。したがって、764において、第2のデバイス706は、第(p−2)の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に第2の送信ブロックの第(p−1)のセグメント(セグメント(p−1)’)を(たとえば、ULリソースのサブセット(p−1)’内で)送信することにより、第(p−1)のUL送信を行う。基地局702は、764において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット(p−1)’内)で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第(p−1)のセグメント(セグメント(p−1)’)を受信しながら、726において、DLリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット(m−1)内)で第1のデバイス向けの第(m−1)の電力制御コマンド(PCCm−1)を送信することに留意されたい。766において、基地局702は、第(p−1)の送信に基づいて第2のデバイス706向けの第(p−1)の電力制御コマンド(PCC(p−1)’)を生成し、第2のデバイス706に第(p−1)の電力制御コマンドを送信する。基地局702は、728において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセットm内)で第1のデバイス704から第1の送信ブロックの第mのセグメント(セグメントm)を受信しながら、766において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット(p−1)’内)で第2のデバイス706向けの第(p−1)の電力制御コマンド(PCC(p−1)’)を送信することに留意されたい。768において、第2のデバイス706は、第(p−1)の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に第2の送信ブロックの第pのセグメント(セグメントp’)を送信することにより、第pのUL送信を行う。782において、第1のデバイス704からの第1の送信ブロックのm個のセグメントすべてと、第2のデバイス706からの第2の送信ブロックのp個のセグメントすべてとを受信した後、基地局702は、受信されたm個のセグメントおよびp個のセグメントに基づいて、第1の送信ブロックと第2の送信ブロックとを復号することができる。
[0079] 図8は、本開示のさらなる態様を示す例示的なリソースタイムライン図800である。例示的なリソースタイムライン図800は、第1のデバイス(デバイスA)および第2のデバイス(デバイスB)によるDLリソース(DL周波数帯域810)およびULリソース(UL周波数帯域830)の使用に関する詳細、ならびに第1のデバイス850についてのリソース割振りタイムラインおよび第2のデバイス870についてのリソースタイムラインを提供する。例示的なリソースタイムライン図800では、第1の送信ブロックは3つのセグメント832、836、および840に分割され、第2の送信ブロックは3つのセグメント834、848、および842に分割される。
[0080] 第1のUL期間852の間に、第1のデバイスは、基地局に第1の送信ブロックの第1のセグメント832を送信することにより、第1の送信を行う。第1のデバイスは、基地局から受信された許可に含まれる初期電力制御コマンドに基づいて、第1のセグメント832を送信することができる。基地局は、第1のデバイスからの第1のUL送信に基づいて、第1の電力制御コマンド814を生成する。第1のDL期間854の間に、基地局は、第1のデバイスに第1の電力制御コマンド814を送信する。第1のDL期間854は第2のUL期間874内に存在し、第2のデバイスは、第2のUL期間874の間に、基地局に第2の送信ブロックの第1のセグメント834を送信することにより、第2のUL送信を行う。したがって、第1のデバイスは、第2のデバイスがUL周波数帯域の一部分を使用して第2の送信ブロックの第1のセグメント834を送信する間に、DL周波数帯域の一部分を使用して第1の電力制御コマンド814を受信する。第2のUL期間874の後、第3のUL期間856の間に、デバイスは、第1の電力制御コマンド814に基づいて、基地局に第1の送信ブロックの第2のセグメント836を送信することにより、第3のUL送信を行う。第2のDL期間876の間に、基地局は、第2の送信に基づいて第2の電力制御コマンド816を生成し、第2のデバイスに第2の電力制御コマンド816を送信し、第2のDL期間876は第3のUL期間856内に存在する。したがって、第2のデバイスは、第1のデバイスがUL周波数帯域の一部分を使用して第1の送信ブロックの第2のセグメント836を送信する間に、DL周波数帯域の一部分を使用して第2の電力制御コマンド816を受信する。
[0081] 第3のDL期間858の間に、基地局は、第3の送信に基づいて第3の電力制御コマンド818を生成し、第1のデバイスに第3の電力制御コマンド818を送信する。第3のDL期間858は第4のUL期間878内に存在し、第2のデバイスは、第4のUL期間878の間に、基地局に第2の送信ブロックの第2のセグメント838を送信することにより、第4の送信を行う。したがって、第1のデバイスは、第2のデバイスが第2の送信ブロックの第2のセグメント838を送信する間に、第3の電力制御コマンド818を受信する。第4のUL期間878の後、第5のUL期間860の間に、デバイスは、第3の電力制御コマンド818に基づいて、基地局に第1の送信ブロックの第3のセグメント840を送信することにより、第5の送信を行う。第4のDL期間880の間に、基地局は、第4の送信に基づいて第4の電力制御コマンド820を生成し、第2のデバイスに第4の電力制御コマンド820を送信し、第4のDL期間880は第5のUL期間860内に存在する。したがって、第2のデバイスは、第1のデバイスが第1の送信ブロックの第3のセグメント840を送信する間に、第4の電力制御コマンド820を受信する。第6のUL期間882の間に、デバイスは、第4の電力制御コマンド820に基づいて、基地局に第2の送信ブロックの第3のセグメント842を送信することにより、第6の送信を行う。
[0082] 要約すれば、第1のデバイスがULリソースを利用していないとき、第2のデバイスは、第2のUL期間874、第4のUL期間878、および第6のUL期間882の間にULリソースを利用して、第2の送信ブロックのセグメントを送信する。さらに、第2のデバイスがULリソースを利用していないとき、第1のデバイスは、第1のUL期間852、第3のUL期間856、および第5のUL期間860の間にULリソースを利用して、第1の送信ブロックのセグメントを送信する。
[0083] 図9は、本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート900である。方法は、基地局(たとえば、基地局502、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。902において、基地局はデータセグメントの各々についてのサイズを決定することができる。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、各セグメントのサイズを決定し、セグメントのサイズを含むサイズ情報をデバイスに送信することができる。
[0084] 904において、基地局は、デバイス向けのダウンリンク許可を生成し、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、送信ブロックの複数のセグメント用のULリソースを含む許可をデバイスに送信する。具体的には、送信ブロックのセグメントごとに、許可は、ULリソースのどの部分が対応するセグメントを送信するために使用されるべきかを指定する。たとえば、再び図5を参照すると、許可514は、基地局502によって生成される場合があり、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。一態様では、アップリンクリソースのサブセットは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいて、データセグメントを送信するために割り振られる。たとえば、上記で説明されたように、デバイスが送信ブロックを複数のセグメントに分割するとき、デバイスは、基地局によって指定されたセグメントのサイズに基づいて送信ブロックを分割することができる。一態様では、データセグメントの各々のサイズは、データトラフィック(data traffic)、デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベル(noise level)のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、システムのトラフィックと、経路損失と、SNRと、デバイスが送信したいメッセージサイズとを含む1つまたは複数の要因に基づいて、各セグメントのサイズを決定することができる。
[0085] 906において、基地局はデバイスにダウンリンク許可を送信する。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、送信ブロックの複数のセグメント用のULリソースを含む許可をデバイスに送信する。たとえば、再び図5を参照すると、ランダムアクセス要求512に応答して、基地局502はデバイス504に許可514を送信する。一態様では、ダウンリンク許可は、アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む。たとえば、上記で説明されたように、許可は、複数の電力制御コマンド用のDLリソースをさらに含む。
[0086] 908において、基地局は、送信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信(uplink transmission)をデバイスから受信する。たとえば、再び図5を参照すると、518において、デバイス504は、初期電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1)を(たとえば、ULリソースのサブセット1内で)送信することにより、第1のUL送信を行い、許可は、送信ブロックの第1のセグメント用の初期電力制御コマンドをさらに含む場合がある。
[0087] 910において、基地局は、受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成する。912において、基地局は、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドをデバイスに送信する。たとえば、再び図5を参照すると、520において、基地局502は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1内で)デバイス504に第1の電力制御コマンドを送信する。914において、以下で説明される1つまたは複数のさらなる方法が行われる場合がある。
[0088] 図10Aは、本開示の一態様による、図9のフローチャート900から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1000である。方法は、基地局(たとえば、基地局502、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。フローチャート1000は図9の914から展開する。
[0089] 1002において、基地局は、送信されたダウンリンク許可および送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信をデバイスから受信する。たとえば、再び図5を参照すると、522において、デバイス504は、第1の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2)を(たとえば、ULリソースのサブセット2内で)送信することにより、第2のUL送信を行う。
[0090] 1004において、基地局は、受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成する。1006において、基地局は、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドをデバイスに送信する。たとえば、再び図5を参照すると、524において、基地局502は、第2の送信に基づいて第2の電力制御コマンド(PCC2)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット2内で)デバイス504に第2の電力制御コマンドを送信する。
[0091] 図10Bは、本開示の一態様による、図9のフローチャート900から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1050である。方法は、基地局(たとえば、基地局502、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。フローチャート1000は図9の914から展開する。
[0092] 1052において、基地局は、送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信をデバイスから受信する。1054において、基地局は、受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成する。1056において、基地局は、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドをデバイスに送信する。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。たとえば、再び図5を参照すると、基地局502による電力制御コマンドを生成および送信するプロセス、ならびに電力制御コマンドに基づいてセグメントを送信するプロセスは、基地局502が送信ブロックのすべてのセグメントを受信するまで繰り返される。たとえば、再び図5を参照すると、526において、基地局502は、デバイス504からの第(m−2)の送信に基づいて第(m−1)の電力制御コマンド(PCCm−1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット(m−1)内で)デバイス504に第(m−1)の電力制御コマンドを送信する。
[0093] 図11は、本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1100である。方法は、基地局(たとえば、基地局402、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。1102において、基地局は、デバイス向けのダウンリンク許可を生成し、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、送信ブロックの複数のセグメント用のULリソースを含む許可をデバイスに送信する。具体的には、送信ブロックのセグメントごとに、許可は、ULリソースのどの部分が対応するセグメントを送信するために使用されるべきかを指定する。たとえば、再び図7を参照すると、許可714は、基地局702によって生成される場合があり、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。1104において、基地局はデバイスにダウンリンク許可を送信する。一態様では、ダウンリンク許可は、アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む。たとえば、再び図7を参照すると、ランダムアクセス要求712に応答して、基地局702は第1のデバイス704に許可714を送信する。
[0094] 1106において、基地局は、第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成し、ダウンリンク許可は、第2のデータセグメントを送信するためのアップリンクリソースの他のサブセットと、第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースの他のサブセットとを第2のデバイスに示し、アップリンクリソースの他のサブセットは、ダウンリンクリソースの他のサブセットと並行せず(non-concurrent)、アップリンクリソースのサブセットと並行しない。1108において、基地局は第2のデバイスに第2のダウンリンク許可を送信する。たとえば、再び図7を参照すると、ランダムアクセス要求752に応答して、基地局702は第2のデバイス706に許可754を送信し、許可754は基地局502によって生成される場合がある。たとえば、上記で説明されたように、許可は、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。
[0095] 1110において、基地局は、送信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信をデバイスから受信する。たとえば、再び図7を参照すると、718において、デバイス704は、初期電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1)を(たとえば、ULリソースのサブセット1内で)送信することにより、第1のUL送信を行い、許可は、送信ブロックの第1のセグメント用の初期電力制御コマンドをさらに含む場合がある。
[0096] 1112において、基地局は、受信された第1のアップリンク送信に基づいて、デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成する。1114において、基地局は、送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドをデバイスに送信する。たとえば、再び図7を参照すると、720において、基地局702は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1内で)第1のデバイス704に第1の電力制御コマンドを送信する。たとえば、再び図7を参照すると、基地局702は、758において、ULリソースのサブセット(たとえば、ULリソースのサブセット1’)上で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1’)を受信しながら、720において、DLリソースのサブセット(たとえば、DLリソースのサブセット1)上で第1のデバイス704向けの第1の電力制御コマンド(PCC1)を送信する。1116において、以下で説明される1つまたは複数のさらなる方法が行われる場合がある。
[0097] 図12Aは、本開示の一態様による、図11のフローチャート1100から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。方法は、基地局(たとえば、基地局402、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。フローチャート1200は図11の1116から展開する。
[0098] 1202において、基地局は、受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成する。たとえば、再び図7を参照すると、760において、基地局702は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1’)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1’内で)第2のデバイス706に第1の電力制御コマンドを送信する。1204において、基地局は、送信されたダウンリンク許可および送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信をデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを第2のデバイスに送信する。たとえば、再び図7を参照すると、基地局702は、722において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット2内)で第1のデバイス704から第1の送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2)を受信しながら、760において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット1’内)で第2のデバイス706向けの第1の電力制御コマンド(PCC1’)を送信する。
[0099] 1206において、基地局は、受信された第3のアップリンク送信に基づいて、デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成する。たとえば、再び図7を参照すると、724において、基地局702は、第2の送信に基づいて第2の電力制御コマンド(PCC2)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット2内で)第1のデバイス704に第2の電力制御コマンドを送信する。1208において、基地局は、送信された第2のダウンリンク許可および送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第3のサブセット内でデバイス向けの第3の電力制御コマンドをデバイスに送信する。たとえば、再び図7を参照すると、基地局702は、762において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット2’内)で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2’)を受信しながら、724において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット2内)で第1のデバイス704向けの第2の電力制御コマンド(PCC2)を送信する。
[00100] 図12Bは、本開示の一態様による、図11のフローチャート1100から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1250である。方法は、基地局(たとえば、基地局402、装置1302/1302’)によって行われる場合がある。フローチャート1250は図11の1116から展開する。
[00101] 1252において、基地局は、受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成する。1254において、基地局は、送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信をデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを第2のデバイスに送信する。1256において、基地局は、受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成する。1258において、基地局は、送信されたダウンリンク許可および送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内でデバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドをデバイスに送信する。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数(even)である。
[00102] たとえば、再び図7を参照すると、764において、第2のデバイス706は、第(p−2)の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局702に第2の送信ブロックの第(p−1)のセグメント(セグメント(p−1)’)を(たとえば、ULリソースのサブセット(p−1)’内で)送信することにより、第(p−1)のUL送信を行う。たとえば、再び図7を参照すると、基地局702は、764において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット(p−1)’内)で第2のデバイス706から第2の送信ブロックの第(p−1)のセグメント(セグメント(p−1)’)を受信しながら、726において、DLリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセット(m−1)内)で第1のデバイス向けの第(m−1)の電力制御コマンド(PCCm−1)を送信する。たとえば、再び図7を参照すると、基地局702は、728において、ULリソースのサブセット上(たとえば、ULリソースのサブセットm内)で第1のデバイス704から第1の送信ブロックの第mのセグメント(セグメントm)を受信しながら、766において、DLリソースのサブセット上(たとえば、DLリソースのサブセット(p−1)’内)で第2のデバイス706向けの第(p−1)の電力制御コマンド(PCC(p−1)’)を送信する。
[00103] 図13は、例示的な装置1302内の様々な手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1300である。装置は基地局であり得る。装置は、受信構成要素(reception component)1304と、送信構成要素(transmission component)1306と、DL許可管理構成要素(DL grant management component)1308と、データセグメント管理構成要素(data segment management component)1310と、UL通信管理構成要素(UL communication management component)1312と、電力制御コマンド管理構成要素(power control command management component)1314とを含む。
[00104] DL許可管理構成要素1308は、デバイス(たとえば、第1のデバイス(デバイスA)1350)向けのダウンリンク許可を生成し、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを第1のデバイス1350に示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。DL許可管理構成要素1308はまた、1366において、受信構成要素1304から通信を受信する場合がある。データセグメント管理構成要素1310は、データセグメントの各々についてのサイズを決定することができる。データセグメント管理構成要素1310はまた、1370において、受信構成要素1304から通信を受信する場合がある。データセグメント管理構成要素1310は、1372および1374において、第1のデバイス1350にデータセグメントの各々についてのサイズを、送信構成要素1306を介して送信する場合がある。一態様では、アップリンクリソースのサブセットは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいて、データセグメントを送信するために割り振られる。一態様では、データセグメントの各々のサイズは、データトラフィック、第1のデバイス1350への経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。DL許可管理構成要素1308は、1368および1374において、第1のデバイス1350にダウンリンク許可を、送信構成要素1306を介して送信する。一態様では、ダウンリンク許可は、アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む。
[00105] 一態様によれば、UL通信管理構成要素1312は、1376および1378において、送信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304を介して受信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第1のアップリンク送信に基づいて第1の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。
[00106] そのような態様では、UL通信管理構成要素1312は、1376および1378において、送信されたダウンリンク許可および送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304を介して受信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第2のアップリンク送信に基づいて第2の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。
[00107] そのような態様では、UL通信管理構成要素1312は、1376および1378において、送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304を介して受信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第nのアップリンク送信に基づいて第nの電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。
[00108] 別の態様によれば、DL許可管理構成要素1108は、第2のデバイス(たとえば、第2のデバイス(デバイスB)1360)向けの第2のダウンリンク許可を生成し、ダウンリンク許可は、第2のデータセグメントを送信するためのアップリンクリソースの他のサブセットと、第2のデバイス1360向けの電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースの他のサブセットとを第2のデバイス1360に示し、アップリンクリソースの他のサブセットは、ダウンリンクリソースの他のサブセットと並行せず、アップリンクリソースのサブセットと並行しない。DL許可管理構成要素1308は、1368および1384において、第2のデバイス1360に第2のダウンリンク許可を、送信構成要素1306を介して送信する。UL通信管理構成要素1312は、1386および1378において、送信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304を介して受信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1のデバイス1350向けの第1の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1386および1378において、送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を、第2のデバイス1360から受信構成要素1304およびUL通信管理構成要素1312を介して受信しながら、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。
[00109] そのような態様では、電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2のデバイス1360向けの第2の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1376および1378において、送信されたダウンリンク許可および送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304およびUL通信管理構成要素1312を介して受信しながら、1382および1384において、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2のデバイス1360向けの第2の電力制御コマンドを、第2のデバイス1360に送信構成要素1306を介して送信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第3のアップリンク送信に基づいて、第1のデバイス1350向けの第3の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1386および1378において、送信された第2のダウンリンク許可および送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を、第2のデバイス1360から受信構成要素1304およびUL通信管理構成要素1312を介して受信しながら、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で第1のデバイス1350向けの第3の電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。
[00110] そのような態様では、電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第2のデバイス1360向けの第nの電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1376および1378において、送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を、第1のデバイス1350から受信構成要素1304およびUL通信管理構成要素1312を介して受信しながら、1382および1384において、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第2のデバイス1360向けの第nの電力制御コマンドを、第2のデバイス1360に送信構成要素1306を介して送信する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1380において、受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、第1のデバイス1350向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成する。電力制御コマンド管理構成要素1314は、1386および1378において、送信されたダウンリンク許可および送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を、第2のデバイス1360から受信構成要素1304およびUL通信管理構成要素1312を介して受信しながら、1382および1374において、ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第1のデバイス1350向けの第(n+1)の電力制御コマンドを、第1のデバイス1350に送信構成要素1306を介して送信する。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である。
[00111] 装置は、図9〜図12の上述のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々を行うさらなる構成要素を含む場合がある。したがって、図9〜図12の上述のフローチャート内の各ブロックは、1つの構成要素によって行われる場合があり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含む場合がある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00112] 図14は、処理システム1414を採用する装置1702’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1400である。処理システム1414は、バス1424によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装される場合がある。バス1424は、処理システム1414の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含む場合がある。バス1424は、プロセッサ1404によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1004、1006、1008、1010、1012、1014と、コンピュータ可読媒体/メモリ1406とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1424はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路(power management circuit)などの、様々な他の回路をリンクする場合があるが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
[00113] 処理システム1414は、トランシーバ1410に結合される場合がある。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420に結合される。トランシーバ1410は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1414、具体的には受信構成要素1304に供給する。加えて、トランシーバ1410は、処理システム1414、具体的には送信構成要素1306から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1420に印加されるべき信号を生成する。処理システム1414は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に結合されたプロセッサ1404を含む。プロセッサ1404は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に記憶されたソフトウェアの実行を含む全体的な処理に関与する。ソフトウェアは、プロセッサ1404によって実行されると、任意の特定の装置のための上記に記載された様々な機能を処理システム1414に行わさせる。コンピュータ可読媒体/メモリ1406は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1404によって操作されるデータを記憶するために使用される場合もある。処理システム1414は、構成要素1304、1306、1308、1313,1312、1314のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1404内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に常駐する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ1404に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1414は、eNB310の構成要素の場合があり、メモリ376、ならびに/またはTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
[00114] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置1302/1302’は、デバイス(たとえば、第1のデバイス1350)向けのダウンリンク許可を生成するための手段と、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない、デバイスにダウンリンク許可を送信するための手段と、送信されたダウンリンク許可に基づいてアップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信をデバイスから受信するための手段と、受信された第1のアップリンク送信に基づいて第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む。装置1302/1302’は、送信されたダウンリンク許可および送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信をデバイスから受信するための手段と、受信された第2のアップリンク送信に基づいて第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む場合がある。装置1302/1302’は、送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信をデバイスから受信するための手段と、受信された第nのアップリンク送信に基づいて第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む場合があり、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。装置1302/1302’は、データセグメントの各々についてのサイズを決定するための手段を含む場合があり、アップリンクリソースのサブセットは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる。
[00115] 別の態様では、装置1302/1302’は、第2のデバイス(たとえば、第2のデバイス1360)向けの第2のダウンリンク許可を生成するための手段と、ダウンリンク許可は、第2のデータセグメントを送信するためにアップリンクリソースの他のサブセットと、第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースの他のサブセットとを第2のデバイスに示し、アップリンクリソースの他のサブセットは、ダウンリンクリソースの他のサブセットと並行せず、アップリンクリソースのサブセットと並行しない、第2のデバイスに第2のダウンリンク許可を送信するための手段と、送信されたダウンリンク許可に基づいてアップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信をデバイスから受信するための手段と、受信された第1のアップリンク送信に基づいてデバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、送信された第2のダウンリンク許可に基づいてアップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む場合がある。
[00116] そのような態様では、装置1302/1302’は、受信された第2のアップリンク送信に基づいて第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、受信されたダウンリンク許可および受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信をデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを第2のデバイスに送信するための手段と、受信された第3のアップリンク送信に基づいてデバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成するための手段と、受信された第2のダウンリンク許可および受信された第2の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第3のサブセット内でデバイス向けの第3の電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む場合がある。装置1302/1302’は、受信された第nのアップリンク送信に基づいて第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信をデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを第2のデバイスに送信するための手段と、受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいてデバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成するための手段と、受信されたダウンリンク許可および受信された第nの電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を第2のデバイスから受信しながら、ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内でデバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドをデバイスに送信するための手段とを含む場合があり、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である。
[00117] 上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を行うように構成された、装置1702、および/または装置1702’の処理システム1414の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム1414は、TXプロセッサ316と、RXプロセッサ370と、コントローラ/プロセッサ375とを含む場合がある。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を行うように構成されたTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375であり得る。
[00118] 図15は、本開示の一態様による、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1500である。方法は、デバイス(たとえば、デバイス504、装置1702/1702’)によって行われる場合がある。1502において、デバイスは、デバイスへのデータセグメントの各々についてのサイズを受信する。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、各セグメントのサイズを決定し、セグメントのサイズを含むサイズ情報をデバイスに送信することができる。
[00119] 1504において、デバイスは、データの送信ブロックをデータセグメントに分割する。一態様では、データの送信ブロックは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいてデータセグメントに分割される。たとえば、上記で説明されたように、デバイスが送信ブロックを複数のセグメントに分割するとき、デバイスは、基地局によって指定されたセグメントのサイズに基づいて送信ブロックを分割することができる。一態様では、データセグメントの各々のサイズは、データトラフィック、デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。たとえば、上記で説明されたように、基地局は、システムのトラフィックと、経路損失と、SNRと、デバイスが送信したいメッセージサイズとを含む1つまたは複数の要因に基づいて、各セグメントのサイズを決定することができる。
[00120] 1506において、デバイスは、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信する。たとえば、再び図5を参照すると、デバイス504は、デバイス504がUL送信を行うためにULリソースを要求することを示すランダムアクセス要求512を送信する。1508において、デバイスは、デバイス向けのダウンリンク許可を受信し、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。たとえば、再び図5を参照すると、ランダムアクセス要求512に応答して、基地局502はデバイス504に許可514を送信する。たとえば、上記で説明されたように、許可は、送信ブロックのセグメントのUL送信用のULリソースの部分(サブセット)を含む場合があり、制御コマンドのDL送信用のDLリソースの部分(サブセット)を含む場合がある。一態様では、ダウンリンク許可は、アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む。たとえば、上記で説明されたように、許可は、送信ブロックの第1のセグメント用の初期電力制御コマンドをさらに含む場合がある。
[00121] 1510において、デバイスは、受信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信する。たとえば、再び図5を参照すると、デバイス504は、初期電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第1のセグメント(セグメント1)を(たとえば、ULリソースのサブセット1内で)送信することにより、第1のUL送信を行う。1512において、デバイスは、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを基地局から受信する。一態様では、第1の電力制御コマンドは送信された第1のアップリンク送信に基づく。たとえば、再び図5を参照すると、520において、基地局502は、第1の送信に基づいて第1の電力制御コマンド(PCC1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット1内で)デバイス504に第1の電力制御コマンドを送信する。1514において、以下で説明される1つまたは複数のさらなる方法が行われる場合がある。
[00122] 図16Aは、本開示の一態様による、図15のフローチャート1500から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1600である。方法は、デバイス(たとえば、デバイス504、装置1702/1702’)によって行われる場合がある。フローチャート1600は図15の1514から展開する。
[00123] 1602において、デバイスは、受信されたダウンリンク許可および受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を基地局に送信する。たとえば、再び図5を参照すると、522において、デバイス504は、第1の電力制御コマンド内で示された送信電力レベルに基づいて、基地局502に送信ブロックの第2のセグメント(セグメント2)を(たとえば、ULリソースのサブセット2内で)送信することにより、第2のUL送信を行う。1604において、デバイスは、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを基地局から受信し、第2の電力制御コマンドは送信された第2のアップリンク送信に基づく。たとえば、再び図5を参照すると、524において、基地局502は、第2の送信に基づいて第2の電力制御コマンド(PCC2)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット2内で)デバイス504に第2の電力制御コマンドを送信する。
[00124] 図16Bは、本開示の一態様による、図15のフローチャート1500から展開するワイヤレス通信の方法のフローチャート1650である。方法は、デバイス(たとえば、デバイス504、装置1702/1702’)によって行われる場合がある。フローチャート1650は図15の1514から展開する。
[00125] 1652において、デバイスは、受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を基地局に送信する。1654において、デバイスは、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドを基地局から受信し、第nの電力制御コマンドは送信された第nのアップリンク送信に基づいている。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。たとえば、上記で説明されたように、基地局502による電力制御コマンドを生成および送信するプロセス、ならびに電力制御コマンドに基づいてセグメントを送信するプロセスは、基地局502が送信ブロックのすべてのセグメントを受信するまで繰り返される。たとえば、再び図5を参照すると、デバイス504から(m−2)個のセグメントを受信した後、526において、基地局502は、デバイス504からの第(m−2)の送信に基づいて第(m−1)の電力制御コマンド(PCCm−1)を生成し、(たとえば、DLリソースのサブセット(m−1)内で)デバイス504に第(m−1)の電力制御コマンドを送信する。
[00126] 図17は、例示的な装置1702内の様々な手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1700である。装置はデバイスであり得る。装置は、受信構成要素1704と、送信構成要素1706と、データセグメント管理構成要素1708と、リソース管理構成要素(resource management component)1710と、UL通信管理構成要素1712と、電力制御管理構成要素(power control management component)1714とを含む。
[00127] データセグメント管理構成要素1708は、1762および1764において、デバイスへのデータセグメントの各々についてのサイズを、受信構成要素1704を介して受信する。データセグメント管理構成要素1708は、1766において、UL通信管理構成要素1712にデータセグメントの各々についてのサイズを転送する場合がある。データセグメント管理構成要素1708は、データの送信ブロックをデータセグメントに分割する。一態様では、データの送信ブロックは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいてデータセグメントに分割される。一態様では、データセグメントの各々のサイズは、データトラフィック、デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。リソース管理構成要素1710は、1768および1770において、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を、送信構成要素1706を介して送信する。リソース管理構成要素1710は、1762および1772において、デバイス(たとえば、装置1702)向けのダウンリンク許可を、受信構成要素1704を介して受信し、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない。リソース管理構成要素1710は、1774において、UL通信管理構成要素1712にダウンリンク許可を転送する場合がある。一態様では、ダウンリンク許可は、アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む。
[00128] UL通信管理構成要素1712は、1776および1770において、受信されたダウンリンク許可に基づいて、アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を、基地局1750に送信構成要素1706を介して送信する。電力制御管理構成要素1714は、1762、1772、および1778において、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを、基地局1750から受信構成要素1704およびリソース管理構成要素1710を介して受信し、第1の電力制御コマンドは送信された第1のアップリンク送信に基づく。電力制御管理構成要素1714は、1780において、UL通信管理構成要素1712に第1の電力制御コマンドについての情報を転送する場合がある。UL通信管理構成要素1712はまた、1782において、受信構成要素1704から通信を受信する場合がある。
[00129] 一態様によれば、UL通信管理構成要素1712は、1776および1770において、受信されたダウンリンク許可および受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を、基地局1750に送信構成要素1706を介して送信する。電力制御管理構成要素1714は、1762、1772、および1778において、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを、基地局1750から受信構成要素1704およびリソース管理構成要素1710を介して受信し、第2の電力制御コマンドは送信された第2のアップリンク送信に基づく。
[00130] 一態様によれば、UL通信管理構成要素1712は、1776および1770において、受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を、基地局1750に送信構成要素1706を介して送信する。電力制御管理構成要素1714は、1762、1772、および1778において、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドを、基地局1750から受信構成要素1704およびリソース管理構成要素1710を介して受信し、第nの電力制御コマンドは送信された第nのアップリンク送信に基づく。一態様では、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。
[00131] 装置は、図15および図16の上述されたフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々を行うさらなる構成要素を含む場合がある。したがって、図15および図16の上述されたフローチャート内の各ブロックは、1つの構成要素によって行われる場合があり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含む場合がある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00132] 図18は、処理システム1814を採用する装置1702’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1800である。処理システム1814は、バス1824によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装される場合がある。バス1824は、処理システム1814の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含む場合がある。バス1824は、プロセッサ1804によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1704、1706、1708、1710、1712、1714と、コンピュータ可読媒体/メモリ1806とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1824はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をリンクする場合があるが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
[00133] 処理システム1814は、トランシーバ1810に結合される場合がある。トランシーバ1810は、1つまたは複数のアンテナ1820に結合される。トランシーバ1810は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1810は、1つまたは複数のアンテナ1820から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1814、具体的には受信構成要素1704に供給する。加えて、トランシーバ1810は、処理システム1814、具体的には送信構成要素1706から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1820に印加されるべき信号を生成する。処理システム1814は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に結合されたプロセッサ1804を含む。プロセッサ1804は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に記憶されたソフトウェアの実行を含む全体的な処理に関与する。ソフトウェアは、プロセッサ1804によって実行されると、任意の特定の装置のための上記に記載された様々な機能を処理システム1814に行わさせる。コンピュータ可読媒体/メモリ1806は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1804によって操作されるデータを記憶するために使用される場合もある。処理システム1814は、構成要素1704、1706、1708、1710、1712、1714のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1804内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に常駐する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ1804に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1814は、UE350の構成要素の場合があり、メモリ360、ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
[00134] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置1702/1702’は、データの送信ブロックをデータセグメントに分割するための手段と、データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信するための手段と、デバイス(たとえば、装置1702/1702’)向けのダウンリンク許可を受信するための手段と、ダウンリンク許可は、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとをデバイスに示し、アップリンクリソースのサブセットはダウンリンクリソースのサブセットと並行しない、受信されたダウンリンク許可に基づいてアップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信するための手段と、ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを基地局から受信するための手段とを含み、第1の電力制御コマンドは送信された第1のアップリンク送信に基づく。装置1702/1702’は、受信されたダウンリンク許可および受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を基地局に送信するための手段と、ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを基地局から受信するための手段とを含む場合があり、第2の電力制御コマンドは送信された第2のアップリンク送信に基づく。装置1702/1702’は、受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を基地局に送信するための手段と、ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で第nの電力制御コマンドを基地局から受信するための手段とを含む場合があり、第nの電力制御コマンドは送信された第nのアップリンク送信に基づき、nは2よりも大きいかまたはそれに等しい。装置1702/1702’は、デバイスへのデータセグメントの各々についてのサイズを受信するための手段を含む場合があり、データの送信ブロックは、データセグメントの各々についてのサイズに基づいてデータセグメントに分割される。
[00135] 上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を行うように構成された、装置1702、および/または装置1702’の処理システム1814の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム1814は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含む場合がある。したがって、一構成では、上述された手段は、上述された手段によって列挙された機能を行うように構成された、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であり得る。
[00136] 開示されたプロセス/フローチャート内のブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/フローチャート内のブロックの特定の順序または階層は、再配置される場合があることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされるかまたは省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[00137] 前の説明は、いかなる当業者も本明細書に記載された様々な態様を実践することを可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書において規定された一般的原理は他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書において、「例、事例、または例示として働くこと」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載されたいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含む場合がある。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCの場合があり、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含む場合がある。当業者には既知であるか、または後で既知になる、本開示全体にわたって記載された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものである。その上、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公に供されるものではない。「モジュール」、「機構」、「要素」、「デバイス」などの単語は、「手段」という単語の代用ではない場合がある。したがって、いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 基地局のワイヤレス通信の方法であって、
デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
を備える、方法。
[C2] 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4] 前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備え、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
C2に記載の方法。
[C5] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C1に記載の方法。
[C6] 前記データセグメントの各々についてのサイズを決定すること
をさらに備え、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる、C1に記載の方法。
[C7] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C6に記載の方法。
[C8] 第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C10] 前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信された第2のダウンリンク許可および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C12] 前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと、
前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
をさらに備え、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
C9に記載の方法。
[C13] デバイスのワイヤレス通信の方法であって、
データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと
を備え、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、方法。
[C14] 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
をさらに備え、前記第1の電力制御コマンドが前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、C13に記載の方法。
[C15] 前記受信されたダウンリンク許可および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
をさらに備え、前記第2の電力制御コマンドが前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、C14に記載の方法。
[C16] 前記受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
をさらに備え、前記第nの電力制御コマンドが前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
C14に記載の方法。
[C17] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C13に記載の方法。
[C18] 前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信すること
をさらに備え、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、C13に記載の方法。
[C19] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C18に記載の方法。
[C20] ワイヤレス通信のための基地局であって、
デバイス向けのダウンリンク許可を生成するための手段と、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信するための手段と
を備える、基地局。
[C21] 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備える、C20に記載の基地局。
[C22] 前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備える、C21に記載の基地局。
[C23] 前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備え、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
C21に記載の基地局。
[C24] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C20に記載の基地局。
[C25] 前記データセグメントの各々についてのサイズを決定するための手段
をさらに備え、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる、C20に記載の基地局。
[C26] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C25に記載の基地局。
[C27] 第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成するための手段と、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信するための手段と
をさらに備える、C20に記載の基地局。
[C28] 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備える、C27に記載の基地局。
[C29] 前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信するための手段と
をさらに備える、C28に記載の基地局。
[C30] 前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記送信された第2のダウンリンク許可および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備える、C29に記載の基地局。
[C31] 前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信するための手段と、
前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成するための手段と、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
をさらに備え、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
C28に記載の基地局。
[C32] ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
データの送信ブロックをデータセグメントに分割するための手段と、
前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信するための手段と、
前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信するための手段と
を備え、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、デバイス。
[C33] 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と
をさらに備え、前記第1の電力制御コマンドが前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、C32に記載のデバイス。
[C34] 前記受信されたダウンリンク許可および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と
をさらに備え、前記第2の電力制御コマンドが前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、C33に記載のデバイス。
[C35] 前記受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信するための手段と、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と
をさらに備え、前記第nの電力制御コマンドが前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
C33に記載のデバイス。
[C36] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C32に記載のデバイス。
[C37] 前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信するための手段
をさらに備え、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、C32に記載のデバイス。
[C38] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C37に記載のデバイス。
[C39] ワイヤレス通信のための基地局であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
を行うように構成される、基地局。
[C40] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成される、C39に記載の基地局。
[C41] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成される、C40に記載の基地局。
[C42] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成することと、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成され、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
C40に記載の基地局。
[C43] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C39に記載の基地局。
[C44] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記データセグメントの各々についてのサイズを決定すること
を行うようにさらに構成され、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる、C39に記載の基地局。
[C45] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C44に記載の基地局。
[C46] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信することと
を行うようにさらに構成される、C39に記載の基地局。
[C47] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成される、C46に記載の基地局。
[C48] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと
を行うようにさらに構成される、C47に記載の基地局。
[C49] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信された第2のダウンリンク許可および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成される、C48に記載の基地局。
[C50] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと、
前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成することと、
前記送信されたダウンリンク許可および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
を行うようにさらに構成され、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
C47に記載の基地局。
[C51] ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと
行うように構成され、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、デバイス。
[C52] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
を行うようにさらに構成され、前記第1の電力制御コマンドが前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、C51に記載のデバイス。
[C53] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信されたダウンリンク許可および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
を行うようにさらに構成され、前記第2の電力制御コマンドが前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、C52に記載のデバイス。
[C54] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記受信されたダウンリンク許可および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信することと
を行うようにさらに構成され、前記第nの電力制御コマンドが前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、
nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、C52に記載のデバイス。
[C55] 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内に第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、C51に記載のデバイス。
[C56] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信すること
を行うようにさらに構成され、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、C51に記載のデバイス。
[C57] 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C56に記載のデバイス。
[C58] 基地局用のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
を行うためのコード
を備える、コンピュータ可読媒体。
[C59] デバイス用のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと
を行うためのコード
を備え、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、コンピュータ可読媒体。

Claims (59)

  1. 基地局のワイヤレス通信の方法であって、
    デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
    を備える、方法。
  2. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記データセグメントの各々についてのサイズを決定すること、ここにおいて、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて、データセグメントを送信するために割り振られる、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項6に記載の方法。
  8. 第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと、
    前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. デバイスのワイヤレス通信の方法であって、
    データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
    前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
    前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    を備える、方法。
  14. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第1の電力制御コマンドが、前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第2の電力制御コマンドが、前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第nの電力制御コマンドが、前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信すること、ここにおいて、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  19. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項18に記載の方法。
  20. ワイヤレス通信のための基地局であって、
    デバイス向けのダウンリンク許可を生成するための手段と、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信するための手段と
    を備える、基地局。
  21. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項20に記載の基地局。
  22. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
    前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の基地局。
  23. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
    前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    をさらに備える、請求項21に記載の基地局。
  24. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項20に記載の基地局。
  25. 前記データセグメントの各々についてのサイズを決定するための手段、ここにおいて、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる、
    をさらに備える、請求項20に記載の基地局。
  26. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項25に記載の基地局。
  27. 第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成するための手段と、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信するための手段と
    をさらに備える、請求項20に記載の基地局。
  28. 前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信するための手段と、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項27に記載の基地局。
  29. 前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項28に記載の基地局。
  30. 前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項29に記載の基地局。
  31. 前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信するための手段と、
    前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成するための手段と、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信するための手段と、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
    をさらに備える、請求項28に記載の基地局。
  32. ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
    データの送信ブロックをデータセグメントに分割するための手段と、
    前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信するための手段と、
    前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信するための手段と、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    を備える、デバイス。
  33. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と、ここにおいて、前記第1の電力制御コマンドが、前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、
    をさらに備える、請求項32に記載のデバイス。
  34. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と、ここにおいて、前記第2の電力制御コマンドが、前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、
    をさらに備える、請求項33に記載のデバイス。
  35. 前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信するための手段と、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信するための手段と、ここにおいて、前記第nの電力制御コマンドが、前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    をさらに備える、請求項33に記載のデバイス。
  36. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項32に記載のデバイス。
  37. 前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信するための手段、ここにおいて、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、
    をさらに備える、請求項32に記載のデバイス。
  38. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項37に記載のデバイス。
  39. ワイヤレス通信のための基地局であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
    を行うように構成される、基地局。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、第1の電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項39に記載の基地局。
  41. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、第2の電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項40に記載の基地局。
  42. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、第nの電力制御コマンドを生成することと、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    を行うようにさらに構成される、請求項40に記載の基地局。
  43. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項39に記載の基地局。
  44. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記データセグメントの各々についてのサイズを決定すること、ここにおいて、前記アップリンクリソースの前記サブセットが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいてデータセグメントを送信するために割り振られる、
    を行うようにさらに構成される、請求項39に記載の基地局。
  45. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項44に記載の基地局。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    第2のデバイス向けの第2のダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、第2のデータセグメントを送信するための前記アップリンクリソースの他のサブセットと、前記第2のデバイス向けの電力制御コマンドを受信するための前記ダウンリンクリソースの他のサブセットとを前記第2のデバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記他のサブセットが、前記ダウンリンクリソースの前記他のサブセットと並行せず、前記アップリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記第2のデバイスに前記第2のダウンリンク許可を送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項39に記載の基地局。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を前記デバイスから受信することと、
    前記受信された第1のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第1の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの前記第1のサブセット内で前記第1の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項46に記載の基地局。
  48. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信された第2のアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第2の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第3のサブセット内で第3のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第2の電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項47に記載の基地局。
  49. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信された第3のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第3の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信された第2のダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第2の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第4のサブセット内で第4のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第3のサブセット内で前記デバイス向けの前記第3の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項48に記載の基地局。
  50. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信された第nのアップリンク送信に基づいて、前記第2のデバイス向けの第nの電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および送信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で第(n+1)のアップリンク送信を前記デバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第2のデバイス向けの前記第nの電力制御コマンドを前記第2のデバイスに送信することと、
    前記受信された第(n+1)のアップリンク送信に基づいて、前記デバイス向けの第(n+1)の電力制御コマンドを生成することと、
    前記送信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記送信された第nの電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第(n+2)のサブセット内で第(n+2)のアップリンク送信を前記第2のデバイスから受信しながら、前記ダウンリンクリソースの第(n+1)のサブセット内で前記デバイス向けの前記第(n+1)の電力制御コマンドを前記デバイスに送信することと、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい偶数である、
    を行うようにさらに構成される、請求項47に記載の基地局。
  51. ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
    前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
    前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    を行うように構成される、デバイス。
  52. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内で第1のアップリンク送信を基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第1のサブセット内で第1の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第1の電力制御コマンドが、前記送信された第1のアップリンク送信に基づく、
    を行うようにさらに構成される、請求項51に記載のデバイス。
  53. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および前記受信された第1の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第2のサブセット内で第2のアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第2のサブセット内で第2の電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第2の電力制御コマンドが、前記送信された第2のアップリンク送信に基づく、
    を行うようにさらに構成される、請求項52に記載のデバイス。
  54. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信されたダウンリンク許可に基づいて、および受信された第(n−1)の電力制御コマンドに基づいて、前記アップリンクリソースの第nのサブセット内で第nのアップリンク送信を前記基地局に送信することと、
    前記ダウンリンクリソースの第nのサブセット内で前記第nの電力制御コマンドを前記基地局から受信することと、ここにおいて、前記第nの電力制御コマンドが、前記送信された第nのアップリンク送信に基づき、ここにおいて、nが2よりも大きいかまたはそれに等しい、
    を行うようにさらに構成される、請求項52に記載のデバイス。
  55. 前記ダウンリンク許可が、前記アップリンクリソースの第1のサブセット内での第1のアップリンク送信用の電力制御コマンドを含む、請求項51に記載のデバイス。
  56. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記デバイスへの前記データセグメントの各々についてのサイズを受信すること、ここにおいて、データの前記送信ブロックが、前記データセグメントの各々についての前記サイズに基づいて前記データセグメントに分割される、
    を行うようにさらに構成される、請求項51に記載のデバイス。
  57. 前記データセグメントの各々の前記サイズが、データトラフィック、前記デバイスへの経路損失、送信ブロックのサイズ、またはノイズレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項56に記載のデバイス。
  58. 基地局用のコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    デバイス向けのダウンリンク許可を生成することと、前記ダウンリンク許可が、データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    前記デバイスに前記ダウンリンク許可を送信することと
    を行うためのコード
    を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
  59. デバイス用のコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    データの送信ブロックをデータセグメントに分割することと、
    前記データセグメントを通信するためのアップリンクリソースに対する要求を送信することと、
    前記デバイス向けのダウンリンク許可を受信することと、前記ダウンリンク許可が、前記データセグメントを送信するために割り振られたアップリンクリソースのサブセットと、それぞれのデータセグメント用の電力制御コマンドを受信するためのダウンリンクリソースのサブセットとを前記デバイスに示し、前記アップリンクリソースの前記サブセットが前記ダウンリンクリソースの前記サブセットと並行しない、
    を行うためのコード
    を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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