JP6465469B2 - 高性能モバイルフロントホール向けの組込み型制御信号によるカスケード波形変調 - Google Patents

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Description

本出願は、2016年6月10日に出願された、「Cascaded Waveform Modulation with an Embedded Control Signal for High-Performance Mobile Fronthaul」と題する米国特許通常出願第15/179,526号の優先権を主張し、Xiang LiuおよびHuaiyu Zengによって2015年6月18日に出願された、「Cascaded Waveform Modulation with an Embedded Control Signal for High-Performance Mobile Fronthaul」と題する米国仮特許出願第62/181,563号の優先権および利益を主張するものであり、それらの全体が複製されたかのように、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、通信の分野に関し、詳細には、高性能モバイルフロントホール向けの組込み型制御信号によるカスケード波形変調に関する。
無線アクセスネットワーク(RAN)は、モバイルデバイスとコアネットワークとの間のネットワークを指す。従来のワイヤレスマクロセルネットワークでは、地域は、各々がコアネットワークと通信するワイヤレス基地局によってサービスされる、複数のセルおよびセルセクタに地理的に分割される場合がある。ワイヤレス基地局とコアネットワークとの間のRANの一部は、ワイヤレスバックホールと呼ばれる。高速ワイヤレス通信に対する要求が増大するにつれて、屋内または人口密集地域におけるロケーションの数および浸透能力の観点からマクロセルの限界に達し、研究および産業は、より密度が高く小さいセルを用いるスモールセルの展開に向かって進んでいる。
ワイヤレスフロントホールおよびモバイルフロントホールは、スモールセルの展開に適した集中型RAN(C−RAN)アーキテクチャを可能にする新しく出現したネットワークセグメントである。C−RANアーキテクチャでは、リモートセルサイトに配置されたワイヤレス基地局において通常実施されるデジタルベースバンド(BB)処理は、中央基地局(CO)またはコアネットワークの近くに配置された集中型ベースバンドユニット(BBU)に再配置される。そのため、リモートセルサイトに配置されたワイヤレス基地局は、デジタルBB処理がないかまたは制限されたワイヤレス無線周波(RF)送受信用のアンテナとインターフェースするリモート無線ユニット(RRU)によって置き換えられる。ワイヤレスフロントホールは、RRUとBBUとの間のRANの一部を指す。デジタルBB処理を集中型BBUに再配置することにより、C−RANアーキテクチャは、セル内の複数のアンテナ間のジョイント信号処理、ジョイント干渉軽減、および/またはジョイントスケジューリングなどの、リソース共有および多地点協調(CoMP)処理を可能にし、したがって、ネットワークの性能および効率を改善することができる。C−RANアーキテクチャはまた、高スループットワイヤレス伝送のための大量の多入力多出力(MIMO)をサポートすることができる。
ワイヤレスフロントホールは、光ファイバ通信技術によって可能になる場合があり、光ファイバリンクは、リモートセルサイトに配置されたRRUと中央サイトに配置されたBBUとの間で信号および/またはデータを転送するために利用される場合がある。光ファイバ伝送のいくつかの利点には、低電力損失、低遅延、および高帯域幅(BW)が含まれる場合がある。しかしながら、光ファイバおよび光ハードウェアを利用すると、ワイヤレスフロントホールネットワークにコストが加わる。したがって、ワイヤレスフロントホールの設計において、光ファイバリンクおよび光ハードウェアの効率的な使用が重要であり得る。
C−RANをサポートする1つの手法は、バイナリ変調を使用するCPRI仕様V6.1、2014年において定義された共通公共無線インターフェース(CPRI)プロトコルによるワイヤレスチャネル信号のデジタル同相および直交位相(IQ)サンプルを符号化し、RRUとBBUとの間の光ファイバリンクを介してCPRI符号化フレームを転送することである。別の手法は、効率的モバイルフロントホール(EMF)手法と呼ばれるアナログ波形変調技法に基づく。EMF手法は、周波数領域アグリゲーションまたは時間領域アグリゲーションを使用して、複数のワイヤレスチャネル信号を1つの単一波長チャネルに集約する。EMF手法は、CPRI手法よりも帯域幅効率が高く、デジタル信号処理(DSP)の複雑度が低く、処理遅延が低いが、大きい誤りベクトルマグニチュード(EVM)を被る。これらおよび他の問題を解決するために、本明細書でより詳細に説明されるように、複数の異なる分解能において集約されたワイヤレスチャネル信号を個別に変調して信号対ノイズ比(SNR)を改善するために、カスケード波形変調(CWM)技法が使用される。加えて、制御信号は、チャネル等化を支援するために、光ファイバリンクを介する伝送用のCWM変調信号とともに組み込まれる場合がある。
一実施形態では、本開示は、通信デバイスで実施される方法を含み、この方法は、通信デバイスのプロセッサを介して、Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成することと、プロセッサを介して、入力信号Sと第1の波形変調信号W1との間の第1の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成することと、プロセッサを介して、あらかじめ決められた変調フォーマットをもつ制御シンボルのシーケンスを有する、CSと表記される制御信号を生成することと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域多重化(TDM)を実施して、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調信号(CWM−CS)を形成することと、通信デバイスのフロントエンドを介して、キャリア上にCWM−CSを変調することと、フロントエンドを介して、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介してCWM−CSを送信することとを含む。いくつかの実施形態では、本開示は、第1の波形変調信号W1を生成することが、入力信号Sを下式のように推定することを含み、
Figure 0006465469
ここで、round()は入力値を最も近い整数に丸める丸め関数であり、Emaxは入力信号Sの最大振幅であり、Mは正の整数であり、かつ/または、入力信号Sが、実数成分および虚数成分を有する複素数値信号であり、Emaxが、実数成分の第1の最大値または虚数成分の第2の最大値と関連付けられ、かつ/または、Mが4から8の間の正の整数であり、かつ/または、第1の波形変調信号W1が通信リンクのSNRに基づいて(2M+1)2個の別個の複素信号値を有するように、第1の波形変調信号W1が生成され、かつ/または、プロセッサを介して、通信リンクのリンクSNRに基づいてMについての値を選択することをさらに含み、かつ/または、入力信号Sが、同相(I)成分および直交位相(Q)成分を有し、I成分が、1≦n≦Nに対してinと表記される第1のNビットによって下式のように表され、
Figure 0006465469
Q成分が、1≦n≦Nに対してqnと表記される第2のNビットによって下式のように表され、
Figure 0006465469
ここで、real(S)は入力信号Sの実数成分を表し、imag(S)は入力信号Sの虚数成分を表し、aおよびbは、それぞれ、I成分およびQ成分のサンプリング分解能に関する2つの量であり、かつ/または、入力信号Sが、CPRI信号のデジタル表現を含み、かつ/または、第1の波形変調信号W1を生成することが、下式のようにI成分およびQ成分の各々についてm個の最上位ビット(MSB)を取得することを含み、
Figure 0006465469
ここで、jは虚数単位であり、かつ/または、あらかじめ決められた変調フォーマットが、直交振幅変調(QAM)フォーマットであり、かつ/または、制御信号CSのSNRが23デシベル(dB)から29dBの間であるとき、QAMフォーマットとして16−直交振幅変調(16−QAM)を選択することをさらに含み、かつ/または、制御信号CSのSNRが29デシベル(dB)よりも大きいとき、QAMフォーマットとして64−直交振幅変調(64−QAM)を選択することをさらに含み、かつ/または、プロセッサを介して、TDMを実施することより前に、c1と表記される第1の因子によって第1の波形変調信号W1をスケーリングことと、プロセッサを介して、TDMを実施することより前に、c2と表記される第2の因子によって第2の波形変調信号W2をスケーリングすることと、プロセッサを介して、TDMを実施することより前に、c3と表記される第3の因子によって制御信号をスケーリングすることと、プロセッサを介して、c1×W1、c2×W2、およびc3×CSの最大振幅が同様であるように、第1の因子c1、第2の因子c2、および第3の因子c3を選択することとをさらに含み、かつ/または、入力信号Sが直交周波数分割多重化(OFDM)信号、フィルタ化OFDM信号、マルチバンドOFDM信号、離散フーリエ変換(DFT)−拡散OFDM信号、フィルタ帯域マルチキャリア(FBMC)信号、汎用フィルタ化マルチキャリア(UFMC)信号、もしくはそれらの組合せを含み、かつ/または、CWM−CSを変調することより前に、CWM−CSに対してアップサンプリングを実施することをさらに含み、かつ/または、CWM−CSを変調することより前に、CWM−CSに対してパルス整形(PS)を実施することをさらに含み、かつ/または、CWM−CSを変調することより前に、CWM−CSに対して周波数アップコンバージョンを実施して、周波数アップコンバートされたCWM−CSを生成することをさらに含み、かつ/または、CWM−CSを変調することが、周波数アップコンバートされたCWM−CSの実数成分を変調することを含み、かつ/または、周波数アップコンバートされたCWM−CSの実数成分が、適切なバイアスを伴う光強度変調(IM)を介して変調され、かつ/または、制御信号CSが、ネットワークの制御および管理目的の制御ワードを含み、かつ/または、制御信号CSが、チャネル同期目的のトレーニングシンボルを含み、かつ/または、入力信号Sと第1の波形変調信号W1との間の第1の差分に第2の推定値をさらに適用することにより、第2の波形変調信号W2を生成することと、入力信号Sと第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2の合計との間の第2の差分に基づいて、W3と表記される第3の波形変調信号を生成することと、CWM−CSおよび第3の波形変調信号W3に対してTDMをさらに実施することとをさらに含み、かつ/または、通信リンクが、光ファイバリンク、ケーブルリンク、デジタル加入者回線(DSL)リンク、もしくは自由空間マイクロ波リンクを含む、ことも含む。
別の実施形態では、本開示は、通信デバイスで実施される方法を含み、この方法は、通信リンクから通信デバイスのフロントエンドを介して、CWM−CSを受信することと、通信デバイスのプロセッサを介して、CWM−CSに対して時間領域逆多重化を実施して、W1と表記される第1の波形変調信号、W2と表記される第2の波形変調信号、およびCSと表記される制御信号を取得することと、プロセッサを介して、制御信号CSに基づいてチャネルイコライザを訓練することと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対してチャネル等化を実施することと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域逆多重化を実施することと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用することと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2を合計することにより、Sと表記される復元信号を生成することと、プロセッサを介して、復元信号Sからデータを復元することと、プロセッサを介して、制御信号CSを復調することにより制御情報を復元することとを含み、かつ/または、プロセッサを介して、復元信号Sを生成することより前に、c1と表記される第1の因子によって第1の波形変調信号W1を除算することと、プロセッサを介して、復元信号Sを生成することより前に、c2と表記される第2の因子によって第2の波形変調信号W2を除算することと、プロセッサを介して、制御情報を復元することより前に、c3と表記される第3の因子によって制御信号CSを除算することとをさらに含み、かつ/または、通信リンクから受信されたCWM−CSに対して周波数ダウンコンバージョンを実施することをさらに含み、かつ/または、通信リンクから受信されたCWM−CSに対してパルス整形を実施することをさらに含み、かつ/または、通信リンクから受信されたCWM−CSに対してダウンサンプリングを実施することをさらに含む。
さらに別の実施形態では、本開示は、通信デバイスを含み、この通信デバイスは、Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成することと、入力信号Sと第1の波形変調信号W1との間の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成することと、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2に対してTDMを実施して、カスケード波形変調(CWM)信号を形成することと、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2に応じて出力信号を生成することとを行うように構成されたプロセッサと、プロセッサに接続され、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介して出力信号を送信するように構成されたフロントエンドとを備える。いくつかの実施形態では、本開示は、プロセッサが、入力信号を入力信号の最大信号振幅に関連付けられた第1の倍率によって除算して、第1の信号を生成すること、第1の信号を通信リンクのSNRに関連付けられた第2の倍率によって乗算すること、第1の信号に丸め関数を適用すること、第1の信号を第1の倍率によって乗算すること、および第1の信号を第2の倍率によって除算することにより、第1の波形変調信号を生成するようにさらに構成され、かつ/または、プロセッサが、変調フォーマットの制御シンボルのシーケンスを含む、CSと表記される制御信号を生成することと、制御信号およびCWM信号に対してTDMをさらに実施してCWM−CSを生成することと、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSの最大振幅が同様であるように、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSの信号レベルをスケーリングすることとを行うようにさらに構成され、フロントエンドが、出力信号を送信することより前に、キャリア上に出力信号を変調するようにさらに構成されることも含む。
明確にするために、前述の実施形態のうちのいずれか1つは、他の前述の実施形態のうちのいずれか1つまたは複数と組み合わされて、本開示の範囲内の新しい実施形態を作成する場合がある。
これらおよび他の特徴は、添付図面および特許請求の範囲と併用される以下の発明を実施するための形態からより明確に理解されよう。
本開示のより完全な理解のために、次に、添付図面および発明を実施するための形態と併用される以下の簡単な説明に対して参照が行われ、同様の参照番号は同様の部分を表す。
C−RANシステムの概略図である。 ワイヤレスフロントホール送信機の概略図である。 ワイヤレスフロントホール受信機の概略図である。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール送信機の概略図である。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール受信機の概略図である。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースの伝送システムの概略図である。 フロントホール通信トランシーバユニットの一実施形態の概略図である。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースの伝送システムの数値的にシミュレートされたSNR性能を示すグラフである。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースの伝送システムの実験的に測定されたSNR性能を示すグラフである。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール送信機処理を実施する方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態による、CWM用の推定信号を生成する方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール受信機処理を実施する方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態による、CWMベースの復調を実施する方法のフローチャートである。
1つまたは複数の実施形態の例示的な実装形態が下記に提供されるが、開示されるシステムおよび/または方法は、現在知られているかまたは存在しているかどうかにかかわらず、任意の数の技法を使用して実装される場合があることが最初に理解されるべきである。本開示は、本明細書において説明または記載される例示的な設計および実装形態を含む、下記に示される例示的な実装形態、図面、および技法に少しも限定されるべきではないが、それらの均等物の全範囲とともに添付特許請求の範囲の範囲内で修正されてもよい。
図1は、C−RANシステム100の概略図である。システム100は、フロントホールリンク130を介してBBUプール120に通信結合されたRRU110を備える。RRU110はリモートセルサイト140に配置される。RRU110は、通常、複数のアンテナ142を保持するセルタワー141の下部に据え付けられる。フロントホールリンク130は、RRU110とBBUプール120との間でデジタルベースバンド信号を転送するように構成された、ケーブルリンク、自由空間マイクロ波リンク、DSLリンク、または光ファイバリンクであり得る。いくつかの例におけるケーブルリンクは、同軸ケーブルを備える。自由空間マイクロ波リンクは、見通し内無線波伝搬経路を備える。DSLリンクは、ツイスト銅線ペアであるDSLを備える。光ファイバリンクは、標準シングルモードファイバ(SSMF)またはマルチモードファイバ(MMF)を備える。光ファイバは、ケーブルよりも著しく低い電力損失、高い速度、および高いBWを実現し、光ファイバは、通常、ケーブルの代わりにフロントホールリンク130に利用される。BBUプール120は、通常、COサイト170に配置される。セルサイト140は、COサイト170から離れた遠隔地に位置する地理的地域であり、モバイル事業者によるネットワーク展開の間に決定される場合がある、1つまたは複数のセルセクタを備える場合がある。RRU110は、セルサイト140に配置された複数の移動局をサービスする。BBUプール120は、バックホールリンク160を介してコアネットワーク150にRRU110を接続する。バックホールリンク160は、フロントホールリンク130と実質的に同様であるが、BBUプール120とコアネットワーク150との間でイーサネット(登録商標)パケットなどのパケットを転送する。コアネットワーク150は、ネットワークプロバイダおよびサービスプロバイダによって運営される相互接続されたサブネットワークを備える場合がある。コアネットワーク150は、移動局のユーザにネットワークサービスを提供するネットワークの中心部分である。
RRU110は、RF信号を転送することに適した任意のリンクであり得る、リンク143を介してアンテナ142に通信結合される。RRU110は、アンテナ142を介して、指定されたワイヤレスアップリンク(UL)RFチャネルおよび指定されたワイヤレスダウンリンク(DL)RFチャネルにおいて、移動局と通信するように構成されたデバイスである。ULは移動局からCOまたはCOサイト170に向かう伝送方向を指し、DLはCOまたはCOサイト170から移動局に向かう伝送方向を指す。ワイヤレスRFチャネルのいくつかの例には、ロングタームエボリューション(LTE)チャネル、LTEアドバンスト(LTE−A)チャネル、または第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様において定義された他の発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)チャネルが含まれる。ワイヤレスRFチャネルは、OFDM、フィルタ化OFDM、マルチバンドOFDM、DFT拡張OFDM、FBMC、および/またはUFMCなどの、様々な変調方式によって変調された信号を搬送することができる。
BBUプール120は、複数のBBU121を備える。BBU121は、ワイヤレス通信プロトコルに従って、BB DSP機能およびワイヤレス媒体アクセス制御(MAC)処理機能を実施するように構成されたデバイスである。
UL方向において、RRU110は、移動局からUL RF信号を受信し、それらをUL BB信号にダウンコンバートし、UL BB信号を集約されたUL信号に集約する。次いで、RRU110は、フロントホールリンク130を介して、集約されたUL信号をBBUプール120に送信する。BBU121がRRU110から集約されたUL信号を受信すると、BBU121は、集約されたUL信号を集約解除し、集約解除された信号に対してBB処理およびMAC処理を実施して、移動局によって送信されたULデータを復元する。BBU121は、コアネットワーク150にデータを転送する。BBU121は、1つまたは複数のRRU110から1つまたは複数のUL集約信号を一緒に処理するために互いに調整することができる。UL信号の集約および集約解除は、下記でより詳細に記載されるように、BBまたは中間周波数(IF)において実施される場合がある。
DL方向において、コアネットワーク150は、バックホールリンク160を介してBBUプール120にDLデータパケットを転送する。DLデータパケットは移動局を目的地とする。BBU121は、BB処理およびMAC処理を実施することにより、対応するDLデータパケットから移動局向けのDL信号を生成する。BBU121は、DL信号を集約されたDL信号に集約し、集約されたDL信号をフロントホールリンク130を介してRRU110に送信する。RRU110がBBU121から集約されたDL信号を受信すると、RRU110は、集約されたDL信号を集約解除し、対応するDL RFチャネル内の移動局に集約解除されたDL信号を送信する。DL信号の集約および集約解除は、下記でより詳細に記載されるように、UL信号の集約および集約解除と同様である。
参照によって組み込まれている、Huaiyu Zengらによる、「Digital Representations of Analog Signals and Control Words Using Different Multi-Level Modulation Format」と題する米国特許出願第14/853,478号(’478出願)は、TDMを利用することにより、BBまたはIFにおいてUL信号およびDL信号をデジタル的に集約および集約解除し、フロントホールリンク130などのフロントホールリンクを介して、デジタル化されたUL BB信号およびDL BB信号を転送する、EMFシステムを記載する。EMFシステムは、光送信用のIMおよび光受信用の直接検出(DD)を利用する。
図2は、ワイヤレスフロントホール送信機200の概略図である。送信機200は、RRU110および/またはBBU121によって利用される。送信機200がRRU110において利用されると、送信機200は、移動局によって送信されたUL RF信号に対応するUL BB信号またはUL IF信号を受信する。送信機200がBBU121において利用されると、送信機200は、コアネットワーク150などのコアネットワークによって生成されたDLパケットを搬送するDL BB信号またはDL IF信号を受信する。RRU110およびBBU121は、光フロントエンドを利用して、送信機200の出力を単一の光キャリア信号に変調し、フロントホールリンク130を介して変調された単一の光キャリア信号を送信する。送信機200は、複数のIQ/制御ワード(CW)信号分離ユニット210と、多重化ユニット220と、パルスコード変調(PCM)ユニット230と、QAMユニット240と、トレーニングシンボル(TS)挿入ユニット250と、TDMユニット260とを備える。
送信機200は、チャネル1からNと示された複数のワイヤレスチャネルから合成されたIQ/CW信号を受信するように構成される。合成されたIQ/CW信号は、ワイヤレスチャネルのIQデータおよびCWデータを搬送する。各IQ/CW信号分離ユニット210は、合成されたIQ/CW信号をIQ信号およびCW信号に分離するように構成される。IQ信号は、特定のワイヤレスチャネルのデジタルIQ表現を備える。CW信号は、特定のワイヤレスチャネルの制御および管理に関連付けられたCWを備える。CWは、アンテナ構成、電力制御、および動作温度などの情報に組み込まれる場合がある。一実施形態では、合成されたIQ/CW信号はCPRIプロトコル信号である。
多重化ユニット220は、IQ/CW信号分離ユニット210に結合される。多重化ユニット220は、すべてのワイヤレスRFチャネルのIQ信号を集約されたIQ信号に多重化して時間領域内の集約されたIQ信号を形成し、すべてのワイヤレスRFチャネルのCW信号を集約されたCW信号に多重化するように構成される。
PCMユニット230は多重化ユニット220に結合され、PCM方式に従って、集約されたIQ信号を符号化して、PCMコード化IQ信号を生成するように構成される。QAMユニット240は多重化ユニット220に結合され、QAMフォーマットに従って、集約されたCW信号を符号化するように構成される。QAMフォーマットは、低いビット誤り率(BER)、たとえば、約10−12未満を達成するように、通信チャネルのリンクSNRに基づいて選択される場合がある。たとえば、約23dBから約29dBのSNRを有するチャネル向けに16−QAMが選択される場合があり、約29dBよりも大きいSNRを有するチャネル向けに64−QAMが選択される場合があり、約23dBよりも小さいSNRを有するチャネル向けに4−直交振幅変調(4−QAM)が選択される場合がある。加えて、CW伝送のBER性能をさらに改善するために、QAM変調にトレリスコード化変調(TCM)が適用される場合がある。
TDMユニット260は、PCMユニット230、QAMユニット240、およびTS挿入ユニット250に結合される。TDMユニット260は、フレームごとにPCMコード化IQ信号およびQAMコード化CW信号を時間多重化するように構成される。TS挿入ユニット250は、多重化IQ/CWフレームの間にTSを挿入するように構成される。このように、TDMユニット260の出力は、TSによって分離された連続する多重化IQ/CWフレームを備える時間多重化IQ/CW信号である。たとえば、TSは、受信機におけるフレーム検出および同期化に利用される場合がある、あらかじめ決められた時間シーケンスであり得る。
図3は、ワイヤレスフロントホール受信機300の一実施形態の概略図である。受信機300は、RRU110および/またはBBU121によって利用される。受信機300は、フロントホールリンク130などのフロントホールリンクを介して、送信機200などの送信機から受信された集約されたワイヤレスのIQ信号およびCW信号を受信および処理する。受信機300がRRU110において利用されると、受信された集約されたワイヤレスのIQ信号およびCW信号は、移動局を目的地とするDL BB信号またはDL IF信号を搬送する。受信機300がBBU121において利用されると、受信された集約されたワイヤレスのIQ信号およびCW信号は、移動局によって送信されたUL RF信号に対応するUL BB信号またはUL IF信号を搬送する。受信機300は、同期化ユニット310と、時分割逆多重化ユニット320と、イコライザ(EQ)330と、逆多重化ユニット340と、複数のIQ/CW信号合成ユニット350とを備える。
受信機300は、時間多重化IQ/CW信号を受信するように構成される。たとえば、時間多重化IQ/CW信号は、送信機200によって送信することができる。同期化ユニット310は、時間多重化IQ/CW信号内のTSに基づいて、フレームの開始を検出するように構成される。時分割逆多重化ユニット320は同期化ユニット310に結合され、時間領域逆多重化を実施して、時間多重化IQ/CW信号をIQ信号およびCW信号に分離するように構成される。
EQ330は時分割逆多重化ユニット320に結合され、IQ信号およびCW信号に対してチャネル等化を実施するように構成される。チャネル等化は、シンボル間干渉(ISI)またはサンプル間干渉を除去または抑制する。CW信号は明確に定義されたQAMコンステレーションを有するので、EQ330の係数はCW信号に基づいて訓練および更新される。事実上、CW信号は、EQ330の訓練および収束を支援するために使用される。EQ330は、受信された時間多重化IQ/CW信号の送信機によって利用された、あらかじめ決められた変調方式に従ってCW信号を復調するようにさらに構成される。矢印390によって示されたように、復調されたCW信号は、EQ330を訓練および更新するためにEQ330に渡される。
逆多重化ユニット340はEQ330に結合され、受信された時間多重化IQ/CW信号の送信機によって利用された、あらかじめ決められた時間スロットスケジュールに従って、等化されたIQデータ信号を複数のIQ信号に分離し、復調および等化されたCW信号を複数のCW信号に分離するように構成される。各分離されたIQ信号および各分離されたCW信号は、特定のワイヤレスRFチャネルに対応する。
IQ/CW信号合成ユニット350は逆多重化ユニット340に結合され、チャネル1からチャネルNと示された関連するワイヤレスRFチャネル向けのIQ信号およびCW信号を合成するように構成される。
送信機200および受信機300は、帯域幅の効率がよく、DSPの複雑度が低く、処理遅延が低いが、フロントホールリンクを介するPCMコード化集約IQ信号の伝送は、誤りフリーまたはひずみフリーではない場合がある。たとえば、ワイヤレスチャネル信号は、通常、約10ビットのサンプル分解能を必要とし、送信機200および受信機300などの光システムは、通常、約6ビットから約8ビットのサンプル分解能で設計される。EMFシステムの性能を改善する1つの手法は、サンプル分解能を約10ビットに増やすことである。しかしながら、システムの複雑度およびハードウェアコストは、サンプル分解能またはビット数が増えるにつれて増大する。
CWM−CWを利用することによってEMF伝送性能を改善するための様々な実施形態が本明細書で開示される。CWMは、2つ以上の波形を有する入力信号波形を表す。一実施形態では、CWMは、Sと表記される入力信号の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成し、SとW1との間の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成する、たとえば、W2=S−W1である。第1の波形変調信号W1は、入力信号Sに丸め関数を適用することによって生成され、たとえば、W1=round(S)であり、ここで、round()は、入力を1組の所与の値の中の最も近い値に丸める丸め関数を表記する。第1の波形変調信号W1は、第2の波形変調信号W2よりも粗い分解能において入力信号を表す。CWMを利用する送信機は、第1の波形変調信号W1と第2の波形変調信号W2の両方を、それらが適切に拡大縮小された後、受信機に送信する。CWM変調信号を復元する受信機は、第1の波形変調信号W1と第2の波形変調信号W2の両方を受信する。受信機は、第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用して、元の送信された第1の波形変調信号W1を復元する。丸め関数を適用した後、受信機は、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2を合計して、元の入力信号Sを復元する。一実施形態では、ワイヤレスフロントホールシステムは、CWMを利用して集約されたIQ信号を変調し、ワイヤレスフロントホールリンクを介する伝送用に、制御信号をCWM変調IQ信号に組み込む。開示された実施形態は、システムの複雑度およびハードウェアコストを著しく増大させずに、システム性能を改善する。
開示された実施形態は、ワイヤレスフロントホールシステムのコンテキストで記載され、開示されたCWM機構は、任意の通信システムに適用される場合がある。加えて、CWMプロセスは、3つ以上の変調波形を有する入力信号波形を表すために拡張される場合がある。たとえば、入力信号Sは、3つの波形W1、W2、およびW3によって表される場合があり、W1=round1(S)、W2=round2(S−W1)、およびW3=S−(W1+W2)であり、 round1()およびround2()は、それぞれ、第1の組の値および第2の組の値の中の最も近い値に入力を丸める。第1の組の値および第2の組の値は異なる場合がある。したがって、CWMプロセスは、以下のようにSを表すことができる。
Figure 0006465469
ここで、Nは2よりも大きい整数であり、roundi()は第iの組の値の中の最も近い値に入力を丸める丸め関数であり、各々の第iの組の値は同じ場合もあり、異なる場合もある。
図4は、本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール送信機400の概略図である。送信機400は、RRU110およびBBU121によって利用される。送信機400は、送信機200と同様のチャネルアグリゲーション機構を利用するが、集約されたIQ信号に対してCWMを実施する。送信機400は、複数のIQ/CW信号分離ユニット410と、マッピングユニット420と、信号推定ユニット430と、信号差分ユニット440と、QAMユニット450と、TS挿入ユニット460と、スケーリングユニット471、472、および473と、TDMユニット480とを備える。IQ/CW信号分離ユニット410は、IQ/CW信号分離ユニット210と同様である。マッピングユニット420は、多重化ユニット220と同様である。QAMユニットは、QAMユニット240と同様である。TS挿入ユニット460は、TS挿入ユニット250と同様である。TDMユニット480は、TDMユニット260と同様である。
送信機400は、チャネル1〜Nと示された複数のワイヤレスチャネルの合成されたIQ/CW信号を受信するように構成される。各IQ/CW信号分離ユニット410は、合成されたIQ/CW信号をIQ信号およびCW信号に分離するように構成される。一実施形態では、IQ信号は複数のワイヤレスチャネルのCPRI符号化IQデータを備え、CW信号はCPRIのCWである。別の実施形態では、IQ信号は複数のワイヤレスチャネルのアナログワイヤレス信号のデジタルIQ表現であり、CW信号は複数のワイヤレスチャネルに関する任意の制御情報を搬送することができる。
マッピングユニット420は、IQ/CW信号分離ユニット410に結合される。マッピングユニット420は、すべてのワイヤレスRFチャネルのIQ信号を集約されたIQ信号にマッピングして、時間領域内で集約されたIQ信号を形成し、すべてのワイヤレスRFチャネルのCW信号を集約されたCW信号にマッピングするように構成される。集約されたIQ信号は、CWM用に信号推定ユニット430と信号差分ユニット440の両方に渡される。
信号推定ユニット430は、マッピングユニット420に結合される。信号推定ユニット430は、下記に示されたように、集約されたIQ信号に対して丸め関数を適用して第1の波形変調信号を生成するように構成され。
Figure 0006465469
ここで、W1は第1の波形変調信号を表し、round()は10進数を最も近い複素整数に丸める丸め関数であり、Sは集約されたIQ信号を表し、EmaxはSの最大信号振幅に関連付けられた実数であり、Mは正の整数である。第1の波形変調信号W1は、集約されたIQ信号Sの推定値である。第1の波形変調信号W1は、(2M+1)2個の別個の信号値を備える。Mの値は、下記でより詳細に記載されるように、フロントホールリンクSNRに基づいて選択される場合がある。たとえば、Mは約4から約8の間の整数値であり得る。
集約されたIQ信号Sは、以下のように表される同相(I)成分および直交位相(Q)成分を備える。
Figure 0006465469
ここで、SIは、1≦n≦Nに対してinと表記される、Nビットによって表されるSのI成分を表し、SQは、1≦n≦Nに対してqnと表記される、Nビットによって表されるSのQ成分を表し、aおよびbは、I成分およびQ成分のサンプリング分解能に関する量である。示されたように、SIはSの実数成分であるreal(S)に等しく、SQはSの虚数成分であるimage(S)に等しい。したがって、第1の波形変調信号W1は下記に示されたように表される。
Figure 0006465469
ここで、MSBはある数のMSBの数を抽出する算術MSB関数である。たとえば、W1
Figure 0006465469
のMSBの数を取得することによって計算される。
信号差分ユニット440は、マッピングユニット420および信号推定ユニット430に結合される。信号差分ユニット440は、以下のように、第1の波形変調信号W1と集約されたIQ信号Sとの間の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成するように構成される。
W2=S−W1 (5)
事実上、第1の波形変調信号W1は、整数グリッド上の粗い信号分解能において集約された信号Sを表し、第2の波形変調信号W2は、W1と元の信号Sとの間の差分を表す。一実施形態では、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2は、サンプル当たり約5ビットを利用することによって表される場合がある。典型的なワイヤレスチャネル信号は、約10ビットのサンプル分解能を必要とするが、光システムは、通常、約6ビットのサンプル分解能で動作する。したがって、集約された信号Sを複数のカスケードされた信号成分に分割することにより、送信機400の実装形態において、サンプル当たりのビットの数が少ない利用が可能になる。図4は2つのカスケードされた波形(たとえば、W1およびW2)を有するCWMを示すが、式(1)において上述されたように、CWMは任意の数のカスケードされた波形を有する信号に適用される場合がある。
QAMユニット450はマッピングユニット420に結合され、4−QAMおよび16−QAMなどのQAM方式に従って、集約されたCW信号を符号化して、CSと表記されるQAMコード化制御信号を生成するように構成される。TS挿入ユニット460はQAMユニット450に結合され、QAMコード化CW信号にTSを付加して制御信号を生成するように構成される。
スケーリングユニット471は信号推定ユニット430に結合され、倍率c1によって第1の波形変調信号W1の信号振幅をスケーリングして、c1×W1と表記される第1のスケーリングされた波形変調信号を生成するように構成される。スケーリングユニット472は信号差分ユニット440に結合され、倍率c2によって第2の波形変調信号W2の信号振幅をスケーリングして、c2×W2と表記される第2のスケーリングされた波形変調信号を生成するように構成される。スケーリングユニット473はTS挿入ユニット460に結合され、倍率c3によって制御信号CSの信号振幅をスケーリングして、c3×CSと表記されるスケーリングされた制御信号を生成するように構成される。倍率c1、c2、およびc3は、第1のスケーリングされた波形変調信号、第2のスケーリングされた波形変調信号、およびスケーリングされた制御信号が同様の最大信号振幅を有するような任意の適切な値であり得る。
TDMユニット480はスケーリングユニット471〜473に結合され、第1のスケーリングされた波形変調信号、第2のスケーリングされた波形変調信号、およびスケーリングされた制御信号をCWM−CS信号に時間多重化するように構成される。一実施形態では、IQ/CW信号分離ユニット410は、フレームごとに信号を受信する。したがって、TS挿入ユニット460によって付加されたTSは、フレームを分離するフレームプリアンブルとして働き、フレーム同期化およびチャネル等化のために受信機によって使用される場合がある。CWM−CS信号は、伝送用に単一のキャリア上に変調される場合がある。
図5は、本開示の一実施形態による、CWM−CSベースの受信機500の概略図である。受信機500は、RRU110およびBBU121によって利用される。受信機500は、受信機300と同様のチャネルデアグリゲーション機構を利用するが、CWM復調を実施する。受信機500は、同期化ユニット510と、時分割逆多重化ユニット520と、EQ530と、スケーリングユニット541、542、および543と、信号推定ユニット550と、信号合計ユニット560と、デマッピングユニット570と、複数のIQ/CW信号合成ユニット580とを備える。同期化ユニット510は、同期化ユニット310と同様である。時分割逆多重化ユニット520は、時間領域逆多重化ユニット320と同様である。EQ530は、EQ330と同様である。デマッピングユニット570は、逆多重化ユニット340と同様である。IQ/CW信号合成ユニット580は、IQ/CW信号合成ユニット350と同様である。
受信機500は、CWM−CS信号を受信するように構成される。たとえば、CWM−CS信号は、送信機400によって送信される。同期化ユニット510は、CWM−CS信号内のTSに基づいてフレーム同期化を実施するように構成される。時分割逆多重化ユニット520は、同期化ユニット510に結合される。時分割逆多重化ユニット520は、時間領域逆多重化を実施して、c1×W1と表記される、IQ信号に関連付けられた第1のスケーリングされた波形変調信号、c2×W2と表記される、IQ信号に関連付けられた第2のスケーリングされた波形変調信号、およびスケーリングされた制御信号c3×CSにCWM−CS信号を分離するように構成され、ここで、c1、c2、およびc3は送信機によって適用された倍率である。スケーリングされた制御信号はc3×CSと表記され、ここで、c3は送信機によって適用された倍率である。第1のスケーリングされた波形変調信号はIQ信号の推定値であり、第2の波形変調信号は、IQ信号と第1の波形変調との間の差分である。たとえば、送信機は、それぞれ、式(2)および(5)に従って第1の波形変調信号および第2の波形変調信号を生成する。
EQ530は、時分割逆多重化ユニット520に結合される。EQ530は、第1のスケーリングされた波形変調信号、第2のスケーリングされた波形変調信号、および制御信号に対してチャネル等化を実施する。加えて、EQ530は、あらかじめ決められた変調方式に従って、スケーリングされた制御信号を復調する。矢印590によって示されたように、復調されたスケーリングされた制御信号は、EQ530にフィードバックされて、EQ530の係数を訓練および更新する。
スケーリングユニット541、542、および543はEQ530に結合され、それぞれ、第1のスケーリングされた波形変調信号、第2のスケーリングされた波形変調信号、およびスケーリングされた制御信号の信号振幅をスケーリングして、送信機によって実施されたスケーリングを解除するように構成される。たとえば、スケーリングユニット541、542、および543は、第1のスケーリングされた波形変調信号、第2のスケーリングされた波形変調信号、およびスケーリングされた制御信号を、それぞれ、倍率c3/c1、c3/c2、および1によってスケーリングする。スケーリングを解除した後、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSが取得される。
信号推定ユニット550はスケーリングユニット541に結合され、第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用して、式(3)に従って元の送信された第1の波形変調信号を復元するように構成される。信号合計ユニット560は、信号推定ユニット550およびスケーリングユニット542に結合される。信号合計ユニット560は、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2を合計して、Sと表記される元の送信されたIQ信号を復元するように構成される。
デマッピングユニット570は、信号合計ユニット560およびスケーリングユニット543に結合される。デマッピングユニット570は、送信機によって使用されたあらかじめ決められた時間スロットに従って、復元されたIQ信号Sを複数のIQ信号に分離し、制御信号CSを複数のCW信号に分離するように構成される。各分離されたIQ信号および各CW信号は、特定のワイヤレスRFチャネルに対応する。
IQ/CW信号合成ユニット580はデマッピングユニット570に結合され、チャネル1からチャネルNと示された関連するワイヤレスRFチャネル向けのIQ時間領域信号およびCW信号を合成するように構成される。
図6は、本開示の一実施形態による、CWM−CSベースの伝送システム600の概略図である。システム600は、光チャネル630によって受信機620に通信可能に結合された送信機610を備える。システム600は、システム100などのワイヤレスフロントホールシステムによって利用される。たとえば、DS方向では、BBU121は、DS送信に送信機610を利用することができ、RRU110は、DS受信に受信機620を利用することができる。代替として、US方向では、RRU110は、US送信に送信機610を利用することができ、BBU121は、US受信に受信機620を利用することができる。送信機610は、CWM−CS変調器611と、アップサンプラ612と、第1のパルス整形器613と、周波数アップコンバータ614と、実数成分抽出ユニット615と、デジタルアナログ変換器(DAC)616と、電気/光(E/O)ユニット617とを備える。受信機620は、光/電気(O/E)ユニット625と、アナログデジタル変換器(ADC)624と、周波数ダウンコンバータ623と、第2のパルス整形器622と、CWM−CS復調器621とを備える。
送信経路では、CWM−CS変調器611は、送信機400と同様のCWM変調およびチャネルアグリゲーションを実施するように構成される。アップサンプラ612はCWM−CS変調器611に結合され、CWM−CS信号に対してアップサンプリングを実施するように構成される。アップサンプリングは、BB信号を通過帯域信号にアップコンバートするためにフィルタを利用するときの後の段階でのフィルタカットオフを容易にすることができる。
第1のパルス整形器613はアップサンプラ612に結合され、アップサンプリングされた信号に対してパルス整形を実施して、たとえば、アップサンプリングされた信号の帯域幅を制限するように構成される。周波数アップコンバータ614は第1のパルス整形器613に結合され、パルス整形された信号に対して周波数アップコンバージョンを実施するように構成される。実数成分抽出ユニット615は、周波数アップコンバータ614に結合される。周波数アップコンバータ614の出力は複素信号である。実数成分抽出ユニット615は、複素信号の実数信号成分を抽出するように構成される。DAC616は、実数成分抽出ユニット615に結合される。DAC616は、実数信号成分をアナログ電気信号に変換するように構成される。E/Oユニット617は、DAC616に結合される。たとえば、E/Oユニット617は、直接変調レーザー(DML)を備える。DAC616の出力は、適切にバイアスされたDMLを駆動して、光IM信号を生成するために使用される。次いで、IM信号は光チャネル630を介して送信される。
受信経路では、O/Eユニット625は、光チャネル630から光信号を受信するように構成される。光信号はCWM−CS信号を搬送する。たとえば、O/Eユニット625は、受信された光信号をアナログ電気信号に変換する光検出器(PIN)を備える。ADC624は、O/Eユニット625に結合される。ADC624は、アナログ電気信号をサンプリングしてデジタル信号を生成するように構成される。周波数ダウンコンバータ623はADC624に結合され、デジタル信号をBB信号にダウンコンバートするように構成される。第2のパルス整形器622は、ADC624に結合される。第2のパルス整形器622は、第1のパルス整形器613と同様である。たとえば、第2のパルス整形器622は、BB信号の周波数スペクトルを整形して、BB信号の帯域幅を制限する。CWM−CS復調器621は、第2のパルス整形器622に結合される。CWM−CS復調器621は、受信機500と同様のCWM復調およびチャネルデアグリゲーションを実施するように構成される。
図7は、光信号またはRF信号を送信または受信する任意のデバイスであり得る、通信デバイス700の一実施形態の概略図である。たとえば、通信デバイス700は、システム100などのワイヤレスフロントホール通信システム内のRRU110およびBBU121などの光通信デバイス(または本明細書で開示された任意の他のデバイスもしくはシステム)内に配置される場合がある。通信デバイス700は、開示された実施形態を実装することに適している。「通信デバイス」という用語が、通信デバイス700が一例にすぎない広範囲のデバイスを包含することを当業者なら認識されよう。通信デバイス700は説明を明確にする目的で含まれるが、本開示の適用を特定のトランシーバユニットの実施形態またはトランシーバユニットの実施形態のクラスに限定するものでは決してない。本開示に記載された特徴および方法のうちの少なくともいくつかは、通信デバイス700などのネットワーク装置またはネットワーク構成要素に実装される場合がある。たとえば、本開示内の特徴および方法は、ハードウェア、ファームウェア、および/または、ハードウェア上で実行されるようにインストールされたソフトウェアを使用して実装される場合がある。図7に示されたように、通信デバイス700は複数のフロントエンド710を備える。フロントエンド710は、光フロントエンドおよび/またはRFフロントエンドを備える場合がある。たとえば、光フロントエンドは、それぞれ、ワイヤレスフロントホール光ネットワーク内の送信用に電気信号を光信号に変換し、かつ/またはワイヤレスフロントホールネットワークから光信号を受信し、光信号を電気信号に変換する、E/O構成要素および/またはO/E構成要素を備える場合がある。RFフロントエンドは、ワイヤレスRF信号を受信および送信する、RF構成要素、RFデバイスを備える場合がある。
処理ユニット730は、複数のDAC740およびADC750を介してフロントエンド710に結合される。DAC740は、処理ユニット730によって生成されたデジタル電気信号を、フロントエンド710に供給されるアナログ電気信号に変換する。ADC750は、フロントエンド710から受信されたアナログ電気信号を、処理ユニット730によって処理されるデジタル電気信号に変換する。いくつかの実施形態では、ADC750およびDAC740は、処理ユニット730と一体化される場合がある。処理ユニット730は、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)チップ、(たとえば、マルチコアプロセッサのような)コア、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、およびDSPとして実装される場合がある。処理ユニット730は、CWM−CS変調器733およびCWM−CS復調器734を備える。
CWM−CS変調器733は、下記でより詳細に記載されるように、送信機400、方法1000、1100、および1200、ならびに/または他のフローチャート、方式、および方法に記載されたように、組込み型QAMコード化制御信号を有する集約されたワイヤレスチャネル信号のCWMを実装する。CWM−CS復調器734は、下記でより詳細に記載されるように、受信機500、方法1300および1400、ならびに/または他のフローチャート、方式、および方法に記載されたように、CWM変調ワイヤレスチャネル信号およびQAMコード化制御信号の復元を実装する。したがって、CWM−CS変調器733およびCWM−CS復調器734を含むと、通信デバイス700の機能にかなりの改善が実現され、通信デバイス700の異なる状態への転換がもたらされる。代替の実施形態では、CWM−CS変調器733およびCWM−CS復調器734は、処理ユニット730によって実行される場合がある、メモリ732に記憶された命令として実装される場合がある。さらに、代替の実施形態では、通信デバイス700は、方法1000、1100、1200、1300、および1400を実装するための任意の他のデバイスまたはシステムを備える場合がある。
メモリ732は、1つまたは複数のディスク、テープドライブ、および半導体ドライブを備え、プログラムが実行用に選択されたときにそのようなプログラムを記憶し、プログラム実行中に読み取られる命令およびデータを記憶するために、オーバーフローデータストレージデバイスとして使用される場合がある。メモリ732は、揮発性および/または不揮発性であり得るし、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、3元コンテンツアドレス可能メモリ(TCAM)、またはスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)であり得る。
例示的な実施形態では、通信デバイス700は、通信デバイスのプロセッサを介して、Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成する第1の波形生成モジュールと、プロセッサを介して、入力信号Sと第1の波形変調信号W1との間の第1の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成する第2の波形生成モジュールと、プロセッサを介して、あらかじめ決められた変調フォーマットをもつ制御シンボルのシーケンスを有する、CSと表記される制御信号を生成する制御信号生成モジュールと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域多重化(TDM)を実施して、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調信号(CWM−CS)を形成するマルチプレクサモジュールと、通信デバイスのフロントエンドを介して、キャリア上にCWM−CSを変調するキャリア変調モジュールと、フロントエンドを介して、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介してCWM−CSを送信する送信モジュールとを含む。いくつかの実施形態では、通信デバイス700は、実施形態に記載されたステップのうちのいずれか1つまたはステップの組合せを実施するための他または追加のモジュールを含む場合がある。
例示的な実施形態では、通信デバイス700は、通信リンクから通信デバイスのフロントエンドを介して、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調(CWM−CS)を受信するフロントエンドモジュールと、通信デバイスのプロセッサを介して、CWM−CSに対して時間領域逆多重化を実施して、W1と表記される第1の波形変調信号、W2と表記される第2の波形変調信号、およびCSと表記される制御信号を取得するCWM−CSデマルチプレクサモジュールと、プロセッサを介して、制御信号CSに基づいてチャネルイコライザを訓練するトレーニングモジュールと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対してチャネル等化を実施するチャネル等化モジュールと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域逆多重化を実施するデマルチプレクサモジュールと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用する丸めモジュールと、プロセッサを介して、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2を合計することにより、Sと表記される復元信号を生成する復元信号モジュールと、プロセッサを介して、復元信号Sからデータを復元するデータ復元モジュールと、プロセッサを介して、制御信号CSを復調することにより制御情報を復元する制御情報復元モジュールとを含む。いくつかの実施形態では、通信デバイス700は、実施形態に記載されたステップのうちのいずれか1つまたはステップの組合せを実施するための他または追加のモジュールを含む場合がある。
図8〜図9は、CWMによって実現される性能改善を示す。x軸はdB単位のCS SNRを表す。y軸はdB単位の復元IQ SNRを表す。CS SNRはリンクSNRを表す。図8は、本開示の一実施形態による、システム600などのCWM−CSベースの伝送システムの数値的にシミュレートされたSNR性能を示すグラフ800である。グラフ800は、CWM−CS変調器611において組込み型QAM変調制御信号を有するCWM変調IQ信号を送信し、CWM−CS復調器621において復元されたCWM変調IQ信号および復元されたQAM変調制御信号のSNRを測定することによって生成される。プロット810、820、830、840、および850は、それぞれ、式(1)のMが4、5、6、7、および8の値に設定されたとき、復元されたQAM変調制御信号のCS SNRの関数として、復元されたCWM変調IQ信号から取得されたIQ SNRを示す。上述されたように、式(1)は(2M+1)2個の別個の複素数値を有する第1の波形変調信号を生成する。たとえば、Mが4、5、6、7、および8の値に設定されたとき、CWM変調IQ信号は、それぞれ、81個、121個、169個、255個、または289個の複素数値を有する
図示されたように、復元されたCWM変調IQ信号のSNRはCS SNRよりも高い。CS SNRはリンクSNRを表すので、CWMはSNR性能を改善する。たとえば、約30dBのCS SNRにおいて、Mの値が4、5、6、7、および8に設定されたとき、IQ SNRは、それぞれ、おおよそ41dB、42.5dB、44dB、44.5dB、および45dBに改善される。一方、約23dBのCS SNRにおいて、Mの値が4、5、6、7、および8に設定されたとき、IQ SNRは、それぞれ、おおよそ35.5dB、35dB、30.5dB、27dB、および24dBに改善される。したがって、リンクSNRが高いとき、8のMの値が最良の性能を実現し、リンクSNRが低いとき、4のMの値が最良の性能を実現する。約23dBと約30dBの間の所与のCS SNRの場合、復元された信号CWM変調IQ信号の最良のSNR性能を実現するMの最適値が存在する。そのため、IQ信号の伝送性能を最適化するために、リンクSNRに基づいてCWMプロセス内でそのMの値が適用される場合がある。
図9は、本開示の一実施形態による、システム600などのCWM−CSベースの伝送システムの実験的に測定されたSNR性能を示すグラフ900である。プロット910、920、930、940、および950は、それぞれ、式(1)のMが4、5、6、7、および8の値に設定されたとき、復元された制御信号のCS SNRの関数として、復元されたCWM変調IQ信号から取得されたIQ SNRを示す。図示されたように、リンクSNRまたはCS SNRが高い、たとえば、約30dBにおいて、8のMの値が約13dBの利得を有する最良の性能を実現する。リンクSNRまたはCS SNRが低い、たとえば、約23dBにおいて、4のMの値が約12dBの利得を有する最良の性能を実現する。グラフ800と900を比較すると、実験結果はシミュレーション結果と同様の傾向を示す。
図10は、本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール送信機処理を実施する方法1000のフローチャートである。方法1000は、RRU110、BBU121、送信機400、およびCWM−CS変調器611などの通信デバイスによって実施され、通信デバイスのうちのいずれかは、通信デバイス700として実装される場合がある。方法1000は、送信機400と同様の機構を利用する。方法1000は、複数のワイヤレスチャネルに関連付けられたデジタルIQデータを受信するときに実施される。ステップ1010において、たとえば、マッピングユニット420を利用することにより、複数のワイヤレスチャネルに関連付けられた複数のデジタルIQデータが集約されて、集約されたIQ信号を生成する。ステップ1020において、たとえば、信号推定ユニット430を利用することにより、式(1)および(3)に従って、集約されたIQ信号に推定関数を適用することによって第1の波形変調信号が生成される。ステップ1030において、たとえば、信号差分ユニット440を利用することにより、式(4)に従って、第1の波形変調信号と集約されたIQ信号との間の差分に応じて第2の波形変調信号が生成される。ステップ1040において、たとえば、マッピングユニット420を利用することにより、複数のワイヤレスチャネルに関連付けられた複数の制御信号が集約されて、集約された制御信号を生成する。ステップ1050において、たとえば、QAMユニット450を利用することにより、あらかじめ決められたQAMフォーマットに従って、集約された制御信号が変調される。ステップ1060において、たとえば、TS挿入ユニット460を利用することにより、集約された制御信号にTSが付加される。ステップ1070において、たとえば、スケーリングユニット471〜473を利用することにより、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および集約された制御信号の信号振幅がスケーリングされる。スケーリングは、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および集約された制御信号の最大信号振幅が同様であるように実施される。ステップ1080において、たとえば、TDMユニット480を利用することにより、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および集約された制御信号が時間領域内で多重化されて、CWM−CS信号を生成する。ステップ1090において、対応するワイヤレスフロントホール通信デバイスにCWM−CS信号が送信される。たとえば、CWM−CS信号は、フロントホールリンク130および光チャネル630などのワイヤレスフロントホールリンクを介する送信用に、IMを介して単一の光キャリア上に変調される。
図11は、本開示の一実施形態による、CWM用の推定信号を生成する方法1100のフローチャートである。方法1100は、RRU110、BBU121、送信機400、およびCWM−CS変調器611などの通信デバイスによって実施され、通信デバイスのうちのいずれかは、通信デバイス700として実装される場合がある。方法1100は、送信機400および方法1000と同様の機構を利用する。方法1100は、たとえば、図10のステップ1020の間に実施される。方法1100は、CWMを実施するときに実施される。ステップ1110において、入力信号が入力信号の最大信号振幅に関連付けられた第1の倍率によって除算されて第1の信号を生成する。たとえば、第1の倍率は入力信号の最大信号振幅であり、最大信号振幅は式(2)のEmaxに相当する。ステップ1120において、たとえば、グラフ800および900に示されたように、伝送に使用される通信リンクのSNRに基づいて、第2の倍率用の値が選択される。第2の倍率は式(2)のMに相当する。たとえば、第2の倍率は、CWMが通信リンクのSNR下で最良の伝送性能を実現するように選択される。したがって、第2の倍率の値はチャネル状態が変化するにつれて適合される場合がある。ステップ1130において、第1の信号が第2の倍率によって乗算される。ステップ1140において、第1の信号に丸め関数が適用される。ステップ1150において、第1の信号が第1の倍率によって乗算される。ステップ1160において、第1の信号が第2の倍率によって除算される。たとえば、推定値は、ステップ1020において生成された第1の波形変調信号に相当する。
図12は、本開示の一実施形態による、CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール受信機処理を実施する方法1200のフローチャートである。方法1200は、RRU110、BBU121、受信機500、およびCWM−CS復調器621などの通信デバイスによって実施され、通信デバイスのうちのいずれかは、通信デバイス700として実装される場合がある。方法1300は、受信機500と同様の機構を利用する。方法1200は、フロントホールリンク130および光チャネル630などの通信リンクを介して、送信機400などの送信機によって送信されたCWM−CS信号を受信するときに実施される。ステップ1210において、異なる分解能を有する集約されたIQ信号を表す第1の波形変調信号および第2の波形変調信号ならびに集約された制御信号を備えるCWM−CS信号が受信される。ステップ1215において、たとえば、時分割逆多重化ユニット520を利用することにより、CWM−CS信号が時間領域内で逆多重化されて、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および集約された制御信号を取得する。ステップ1220において、たとえば、EQ530を利用することにより、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および集約された制御信号に対してチャネル等化が実施される。ステップ1225において、たとえば、EQ530を利用することにより、集約された制御信号に対して復調が実施される。ステップ1230において、復調された集約された制御信号に従ってチャネルイコライザが更新される。ステップ1235において、たとえば、スケーリングユニット541〜543を利用することにより、第1の波形変調信号、第2の波形変調信号、および復調された集約された制御信号の信号振幅がスケーリングされる。ステップ1240において、たとえば、信号推定ユニット550を利用することにより、第1の波形変調信号に推定関数が適用されて、推定された第1の波形変調信号を生成する。推定値は丸め関数であり得る。ステップ1245において、たとえば、信号合計ユニット560を利用することにより、推定された第1の波形変調信号および第2の波形変調信号が合計されて、復元された集約されたIQ信号を生成する。ステップ1250において、たとえば、デマッピングユニット570を利用することにより、復元された集約されたIQ信号が複数のワイヤレスチャネルに関連付けられた複数のIQ信号に集約解除される。ステップ1255において、たとえば、デマッピングユニット570を利用することにより、復調された集約された制御信号が複数のワイヤレスチャネルに関連付けられた複数の制御信号に集約解除される。
図13は、本開示の一実施形態による、CWMベースの復調を実施する方法1300のフローチャートである。方法1300は、RRU110、BBU121、受信機500、およびCWM−CS復調器621などの通信デバイスによって実施される。方法1300は、受信機500と同様の機構を利用する。方法1300は、CWM変調信号を受信するときに実施される。ステップ1310において、第1の波形変調信号および第2の波形変調信号を備える入力信号が受信される。入力信号は、たとえば、送信機400によって送信されたCWM変調信号である。ステップ1320において、第1の波形変調信号に丸め関数が適用されて、元の送信された第1の波形変調信号を復元する。ステップ1330において、第1の波形変調信号および第2の波形変調信号が合計されて、第3の信号の復元された信号を生成する。
一実施形態では、通信デバイスは、Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成するための手段と、入力信号Sと第1の波形変調信号W1との間の第1の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成するための手段と、あらかじめ決められた変調フォーマットをもつ制御シンボルのシーケンスを有する、CSと表記される制御信号を生成するための手段と、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対してTDMを実施してCWM−CSを形成するための手段と、キャリア上にCWM−CSを変調するための手段と、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介してCWM−CSを送信するための手段とを含む。
一実施形態では、通信デバイスは、CWM−CSを受信するための手段と、CWM−CSに対して時間領域逆多重化を実施して、W1と表記される第1の波形変調信号、W2と表記される第2の波形変調信号、およびCSと表記される制御信号を取得するための手段と、制御信号CSに基づいてチャネルイコライザを訓練するための手段と、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対してチャネル等化を実施するための手段と、第1の波形変調信号W1、第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域逆多重化を実施するための手段と、第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用するための手段と、第1の波形変調信号W1および第2の波形変調信号W2を合計することにより、Sと表記される復元信号を生成するための手段と、復元信号Sからデータを復元するための手段と、制御信号CSを復調することにより制御情報を復元するための手段とを含む。
本開示においていくつかの実施形態が提供されたが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの他の特定の形態で具現化されてもよいことを理解されたい。本例は、例示的であって限定的ではないと考えられるべきであり、本明細書で与えられた詳細に限定されるものではない。たとえば、様々な実施形態または構成要素は、別のシステムにおいて組み合わされるか、もしくは一体化される場合があり、または、いくつかの特徴は省略されるか、もしくは実装されない場合がある。
加えて、別個または個別に様々な実施形態に記載および例示された技法、システム、サブシステム、および方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、ユニット、技法、または方法と組み合わされるか、または一体化される場合がある。互いに結合もしくは直接結合されるか、または通信するものとして図示または説明された他の項目は、電気的、機械的、または他の方式で、何らかのインターフェース、デバイス、または中間構成要素を介して間接結合されるか、または通信する場合がある。変更、交換、および修正の他の例は、当業者によって確認可能であり、本明細書で開示された趣旨および範囲から逸脱することなく行われる場合がある。
100 C−RANシステム
110 RRU
120 BBUプール
121 BBU
130 フロントホールリンク
140 リモートセルサイト
141 セルタワー
142 アンテナ
143 リンク
150 コアネットワーク
160 バックホールリンク
170 COサイト
200 ワイヤレスフロントホール送信機
210 IQ/制御ワード(CW)信号分離ユニット
220 多重化ユニット
230 パルスコード変調(PCM)ユニット
240 QAMユニット
250 TS挿入ユニット
260 TDMユニット
300 ワイヤレスフロントホール受信機
310 同期化ユニット
320 時分割逆多重化ユニット、時間領域逆多重化ユニット
330 イコライザ(EQ)
340 逆多重化ユニット
350 IQ/CW信号合成ユニット
390 矢印
400 CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール送信機
410 IQ/CW信号分離ユニット
420 マッピングユニット
430 信号推定ユニット
440 信号差分ユニット
450 QAMユニット
460 TS挿入ユニット
471 スケーリングユニット
472 スケーリングユニット
473 スケーリングユニット
480 TDMユニット
500 CWM−CSベースのワイヤレスフロントホール受信機
510 同期化ユニット
520 時分割逆多重化ユニット
530 EQ
541 スケーリングユニット
542 スケーリングユニット
543 スケーリングユニット
550 信号推定ユニット
560 信号合計ユニット
570 デマッピングユニット
580 IQ/CW信号合成ユニット
590 矢印
600 CWM−CSベースの伝送システム
610 送信機
611 CWM−CS変調器
612 アップサンプラ
613 第1のパルス整形器
614 周波数アップコンバータ
615 実数成分抽出ユニット
616 デジタルアナログ変換器(DAC)
617 電気/光(E/O)ユニット
620 受信機
621 CWM−CS復調器
622 第2のパルス整形器
623 周波数ダウンコンバータ
624 アナログデジタル変換器(ADC)
625 光/電気(O/E)ユニット
630 光チャネル
700 通信デバイス
710 フロントエンド
730 処理ユニット
732 メモリ
733 CWM−CS変調器
734 CWM−CS復調器
740 DAC
750 ADC

Claims (17)

  1. 通信デバイスで実施される方法であって、
    前記通信デバイスのプロセッサを介して、Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記入力信号Sと前記第1の波形変調信号W1との間の第1の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成するステップと、
    前記プロセッサを介して、あらかじめ決められた変調フォーマットをもつ制御シンボルのシーケンスを有する、CSと表記される制御信号を生成するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1の波形変調信号W1、前記第2の波形変調信号W2、および前記制御信号CSに対して時間領域多重化(TDM)を実施して、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調信号(CWM−CS)を形成するステップと、
    前記通信デバイスのフロントエンドを介して、キャリア上に前記CWM−CSを変調するステップと、
    前記フロントエンドを介して、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介して前記CWM−CSを送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1の波形変調信号W1を生成するステップが、前記入力信号Sを下式のように推定するステップを含み、
    Figure 0006465469
    ここで、round()は入力値を最も近い整数に丸める丸め関数であり、Emaxは前記入力信号Sの最大振幅であり、Mは正の整数である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記入力信号Sが、実数成分および虚数成分を有する複素数値信号であり、Emaxが、前記実数成分の第1の最大値または前記虚数成分の第2の最大値と関連付けられる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の波形変調信号W1が前記通信リンクの信号対ノイズ比(SNR)に基づいて(2M+1)2個の別個の複素信号値を有するように、前記第1の波形変調信号W1が生成される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記入力信号Sが、同相(I)成分および直交位相(Q)成分を有し、前記I成分が、1≦n≦Nに対してinと表記される第1のNビットによって下式のように表され、
    Figure 0006465469
    前記Q成分が、1≦n≦Nに対してqnと表記される第2のNビットによって下式のように表され、
    Figure 0006465469
    ここで、real(S)は前記入力信号Sの実数成分を表し、imag(S)は前記入力信号Sの虚数成分を表し、aおよびbは、それぞれ、前記I成分および前記Q成分のサンプリング分解能に関する2つの量である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の波形変調信号W1を生成するステップが、下式のように前記I成分および前記Q成分の各々についてm個の最上位ビット(MSB)を取得するステップを含み、
    Figure 0006465469
    ここで、jは虚数単位である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記あらかじめ決められた変調フォーマットが、直交振幅変調(QAM)フォーマットである、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記制御信号CSの信号対ノイズ比(SNR)が23デシベル(dB)から29dBの間であるとき、前記QAMフォーマットとして16−直交振幅変調(16−QAM)を選択するステップ、または
    前記制御信号CSの信号対ノイズ比(SNR)が29デシベル(dB)よりも大きいとき、前記QAMフォーマットとして64−直交振幅変調(64−QAM)を選択するステップ
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記プロセッサを介して、前記TDMを実施するステップより前に、c1と表記される第1の因子によって前記第1の波形変調信号W1をスケーリングするステップと、
    前記プロセッサを介して、前記TDMを実施するステップより前に、c2と表記される第2の因子によって前記第2の波形変調信号W2をスケーリングするステップと、
    前記プロセッサを介して、前記TDMを実施するステップより前に、c3と表記される第3の因子によって前記制御信号をスケーリングするステップと、
    前記プロセッサを介して、c1×W1、c2×W2、およびc3×CSの最大振幅が同様であるように、前記第1の因子c1、前記第2の因子c2、および前記第3の因子c3を選択するステップと
    をさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記入力信号Sと前記第1の波形変調信号W1との間の前記第1の差分に第2の推定値をさらに適用することにより、前記第2の波形変調信号W2を生成するステップと、
    前記入力信号Sと前記第1の波形変調信号W1および前記第2の波形変調信号W2の合計との間の第2の差分に基づいて、W3と表記される第3の波形変調信号を生成するステップと、
    前記CWM−CSおよび前記第3の波形変調信号W3に対して前記TDMをさらに実施するステップと
    をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 通信デバイスで実施される方法であって、
    通信リンクから前記通信デバイスのフロントエンドを介して、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調(CWM−CS)を受信するステップと、
    前記通信デバイスのプロセッサを介して、前記CWM−CSに対して時間領域逆多重化を実施して、W1と表記される第1の波形変調信号、W2と表記される第2の波形変調信号、およびCSと表記される制御信号を取得するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記制御信号CSに基づいてチャネルイコライザを訓練するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1の波形変調信号W1、前記第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対してチャネル等化を実施するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1の波形変調信号W1、前記第2の波形変調信号W2、および制御信号CSに対して時間領域逆多重化を実施するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1の波形変調信号W1に丸め関数を適用するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1の波形変調信号W1および前記第2の波形変調信号W2を合計することにより、Sと表記される復元信号を生成するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記復元信号Sからデータを復元するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記制御信号CSを復調することにより制御情報を復元するステップと
    を含む方法。
  12. 前記プロセッサを介して、前記復元信号Sを生成するステップより前に、c1と表記される第1の因子によって前記第1の波形変調信号W1を除算するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記復元信号Sを生成するステップより前に、c2と表記される第2の因子によって前記第2の波形変調信号W2を除算するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記制御情報を復元するステップより前に、c3と表記される第3の因子によって前記制御信号CSを除算するステップと
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. Sと表記される入力信号の第1の推定値に基づいて、W1と表記される第1の波形変調信号を生成することと、
    前記入力信号Sと前記第1の波形変調信号W1との間の差分に基づいて、W2と表記される第2の波形変調信号を生成することと、
    前記第1の波形変調信号W1および前記第2の波形変調信号W2に対して時間領域多重化(TDM)を実施して、カスケード波形変調(CWM)信号を形成することと、
    前記第1の波形変調信号W1および前記第2の波形変調信号W2に応じて出力信号を生成することと
    を行うように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、ネットワーク内の対応する通信デバイスに通信リンクを介して前記出力信号を送信するように構成されたフロントエンドと
    を備える通信デバイス。
  14. 前記プロセッサが、
    前記入力信号を前記入力信号の最大信号振幅に関連付けられた第1の倍率によって除算して、第1の信号を生成すること、
    前記第1の信号を前記通信リンクの信号対ノイズ比(SNR)に関連付けられた第2の倍率によって乗算すること、
    前記第1の信号に丸め関数を適用すること、
    前記第1の信号を前記第1の倍率によって乗算すること、および
    前記第1の信号を前記第2の倍率によって除算すること
    により、前記第1の波形変調信号を生成するようにさらに構成される、請求項13に記載の通信デバイス。
  15. 前記プロセッサが、
    変調フォーマットの制御シンボルのシーケンスを含む、CSと表記される制御信号を生成することと、
    前記制御信号および前記CWM信号に対して前記TDMをさらに実施して、組込み型制御信号を有するCWM(CWM−CS)を生成することと、
    前記第1の波形変調信号W1、前記第2の波形変調信号W2、および前記制御信号CSの最大振幅が同様であるように、前記第1の波形変調信号W1、前記第2の波形変調信号W2、および前記制御信号CSの信号レベルをスケーリングすることと
    を行うようにさらに構成され、
    前記フロントエンドが、前記出力信号を送信することより前に、キャリア上に前記出力信号を変調するようにさらに構成される、請求項14に記載の通信デバイス。
  16. フロントエンドと、
    プロセッサと
    を備え、
    前記フロントエンドは、組込み型制御信号を有するカスケード波形変調(CWM−CS)を受信するように構成され、
    前記プロセッサは、
    前記CWM−CSに対して時間領域逆多重化を実施して、W 1 と表記される第1の波形変調信号、W 2 と表記される第2の波形変調信号、およびCSと表記される制御信号を取得することと、
    前記制御信号CSに基づいてチャネルイコライザを訓練することと、
    前記第1の波形変調信号W 1 、前記第2の波形変調信号W 2 、および制御信号CSに対してチャネル等化を実施することと、
    前記第1の波形変調信号W 1 、前記第2の波形変調信号W 2 、および制御信号CSに対して時間領域逆多重化を実施することと、
    前記第1の波形変調信号W 1 に丸め関数を適用することと、
    前記第1の波形変調信号W 1 および前記第2の波形変調信号W 2 を合計することにより、Sと表記される復元信号を生成することと、
    前記復元信号Sからデータを復元することと、
    前記制御信号CSを復調することにより制御情報を復元することと
    を行うように構成される、通信デバイス。
  17. 前記プロセッサが、
    前記復元信号Sを生成することより前に、c 1 と表記される第1の因子によって前記第1の波形変調信号W 1 を除算することと、
    前記復元信号Sを生成することより前に、c 2 と表記される第2の因子によって前記第2の波形変調信号W 2 を除算することと、
    前記制御情報を復元することより前に、c 3 と表記される第3の因子によって前記制御信号CSを除算することと
    を行うようにさらに構成される、請求項16に記載の通信デバイス。
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