JP6462639B2 - 無線通信装置、方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、自身の識別情報を送信する、無線通信装置、方法およびプログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントや、無線LANクライアント装置は、周囲のアクセスポイント情報の通知や収集のためにBeaconやProbe Request、Probe Responseフレームを常に周辺機器に対して送信している。このBeaconやProbeフレームにはMAC(Media Access Control)アドレスの情報が含まれている。MACアドレスは装置を一意に特定する識別情報である。
持ち運んで運用するモバイル端末では、BeaconやProbeフレームを送信しながら移動を行うことで周囲に自身のMACアドレスを通知し続けながら移動していることになる。そのため、モバイル端末のMACアドレスが観測された地点をトレースされると、モバイル端末を持って移動した経路を特定されてしまう可能性がある。これはプライバシーやセキュリティの観点で問題がある。
この問題の対策として、一部の無線LANクライアントでは、無線LANアクセスポイントに帰属していない間は疑似的なMACアドレスを用いてProbe等のフレームを送信している。これにより、自身のMACアドレスを通知し続ける時間を短縮することができる。
また、無線LANアクセスポイントにおいては、たとえば特許文献1では、暫定(疑似的な)MACアドレスを利用する方法が提案されている。この方法では、本来のMACアドレスを通知することを防ぐことができる。
しかし、いずれの方法でも、擬似的であっても同じMACアドレスを使用し続けることで、結局、MACアドレスと無線LAN装置が関連付けられてしまうため、経路を特定される問題を解決することはできない。
これに対し、特許文献2に記載の方法は、無線LAN装置において、接続状態や通信状態の変化に基づいて識別情報(BSSID(Basic Service Set Identifier))を変更し、変更した識別情報を付与したデータを送受信している。これにより、接続状態や通信状態の変化に基づいて識別情報を変更することができるため、経路を特定される可能性を低減することができる。
特表2008−522507号公報 特開2015−002412号公報
しかし、特許文献2に記載の方法は、接続状態や通信状態の変化がないとき、識別情報を変更することができない。たとえば、モバイルルータと無線子機との接続が維持されたままのとき、特許文献2に記載の方法では、識別情報を変更することができない。そのため、接続状態や通信状態の変化がない状態で運用するとき、経路を特定される可能性がある。
本発明の目的は、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することを可能にする、無線通信装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の無線通信装置は、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信部と、前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する移動距離測定部と、前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信方法は、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行い、前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定し、前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新することを特徴とする。
また、本発明の無線通信プログラムは、コンピュータに、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信機能と、前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する移動距離測定機能と、前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の無線通信装置、方法およびプログラムにより、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
本発明の第一および第五の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の無線通信装置が生成する、周辺の他の無線通信装置の一覧の例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の無線通信装置10の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置10は、第一の無線通信部11、移動距離測定部12および識別情報更新部13により構成される。
第一の無線通信部11は、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う部分である。移動距離測定部12は、識別情報を更新してからの自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する部分である。識別情報更新部13は、指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する部分である。
このように無線通信装置10を構成することによって、無線通信装置10は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の無線通信装置10の動作の例を示す。
第一の無線通信部11は、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う。移動距離測定部12は、識別情報を更新してからの自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する。識別情報更新部13は、指標が所定のしきい値を超えたとき(ステップS101)、識別情報を更新する(ステップS102)。
このように動作することによって、無線通信装置10は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態は、移動距離に対応する指標の測定に、基地局ID(Identification)(セルID)を使用する形態である。
まず、図3に本実施形態の無線通信システムの構成例を示す。本実施形態の無線通信システムは、基地局50、無線通信装置20およびクライアント60により構成される。
基地局50は、無線通信装置20と第二の通信を行う装置である。本実施形態では、基地局50は移動体通信網の基地局であるものとする。クライアント60は、無線通信装置20と第一の通信を行う装置である。本実施形態では、クライアント60は無線通信装置20と無線LANで無線通信を行う無線端末であるものとする。無線通信装置20は、基地局50およびクライアント60と無線通信を行う装置である。本実施形態では、無線通信装置20はモバイルルータであり、クライアント60と無線LAN通信を行うものとする。
次に、図4に本実施形態の無線通信装置20の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置20は、第一の無線通信部11、移動距離測定部12、識別情報更新部13および第二の無線通信部24により構成される。
第一の無線通信部11は、自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う部分である。ここで無線信号に付与する識別情報は、識別情報更新部13が更新した識別情報である。本実施形態では、第一の無線通信部11は、無線LANアクセスポイントとして動作して、クライアント60と第一の無線通信を行う。また、識別情報はMACアドレスであるものとする。
第二の無線通信部24は、基地局50と第二の通信を行う部分である。
移動距離測定部12は、識別情報を更新してからの自装置(無線通信装置20)の移動距離に対応する所定の指標を測定する部分である。本実施形態では、所定の指標は、第二の通信を行う基地局50の基地局IDの変化の回数であるものとする。無線通信装置20が移動して第二の通信を行っていた基地局のエリアを出ると、第二の通信を行う基地局が変わる。そのため、基地局IDの変化の回数によって、移動距離の大小を推定することが可能である。
識別情報更新部13は、移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する部分である。本実施形態では、基地局IDの変化の回数が所定の回数を超えたとき、識別情報を更新する。なお、更新の際には、自装置で新たな識別情報を生成しても良いし、他の装置へ新たな識別情報を要求しても良い。
また、識別情報更新部13が識別情報を更新すると、第一の無線通信部11の第一の通信が一時的に切断されてしまう。そのため、識別情報更新部13は、第一の無線通信部11とクライアント60とが通信中でないタイミングを待って識別情報の更新を行うと良い。あるいは、プライバシーの問題を優先して、通信中であっても識別情報の更新を行うようにしても良い。
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置20は、基地局IDの変化の回数が所定の回数を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、GPS(Global Positioning System)等の位置情報取得機能がない場合でも、移動距離の増加を検知して識別情報を更新することが可能になる。
次に、図5に本実施形態の無線通信装置20の動作例を示す。
第一の無線通信部11が新しい識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を開始すると、移動距離測定部12は、新しい識別情報の使用開始時の第二の無線通信の基地局IDを取得し記憶する(ステップS201)。また、このとき、基地局変化回数を0に初期化する。
次に、移動距離測定部12は、現在の第二の無線通信の基地局IDを取得し記憶する(ステップS202)。そして、ステップS202で取得した基地局IDとその前に取得した基地局ID(比較が初回であればステップS201で取得したもの、2回目以降は前回のステップS202で取得したもの)を比較する。基地局IDに変化がなければ(ステップS203でNO)、位置の移動が少なく識別情報の更新が不要なため、ステップS202へ戻る。基地局IDに変化があれば(ステップS203でYES)、基地局変化回数に1を加算する(ステップS204)。
そして、基地局変化回数が所定回数(たとえば10回など)を超えたとき(ステップS205でYES)、移動距離が大きくなったため、識別情報を更新する(ステップS206)。識別情報の更新後は、ステップS201へ戻る。基地局変化回数が所定回数以下のときは(ステップS205でNO)、ステップS202へ戻る。
このようにすることで、無線通信装置20は、前回識別情報を更新してからの移動距離が大きくなったことを基地局IDに基づいて検知し、識別情報を更新することができる。
次に、図6に本実施形態の無線通信装置20の識別情報の更新動作(図5のステップS206)のより具体的な例を示す。この例の場合、本実施形態の無線通信装置20は、通信切断の影響を小さくできるよう、クライアント60との通信がされていないときに識別情報の更新を行う。
まず、識別情報更新部13は、第一の無線通信の通信状態を取得する(ステップS301)。そして、通信中のクライアント60が存在する場合(ステップS302でYES)、識別情報の更新を延期して、所定時間後に再度ステップS301を行う。これを通信中のクライアント60が存在しなくなるまで繰り返す。
通信中のクライアント60が存在しなくなると(ステップS302でNO)、第一の無線通信部11は、第一の無線通信を一時停止する(ステップS303)。次に、識別情報更新部13は識別情報を更新する(ステップS304)。そして、第一の無線通信部11は、新しい識別情報を付与した無線信号で第一の無線通信を再開する(ステップS305)。
このように動作することによって、無線通信装置20は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置は、基地局IDの変化の回数が所定の回数を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、GPS等の位置情報取得機能がない場合でも、移動距離の増加を検知して識別情報を更新することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態は、移動距離に対応する指標の測定に、GPS等で取得した位置情報を使用する形態である。
まず、図7に本実施形態の無線通信装置30の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置30は、第一の無線通信部11、移動距離測定部12、識別情報更新部13および位置情報取得部35により構成される。なお、図7の構成例に、第二の実施形態のように、第二の無線通信部24を追加することも可能である。
第一の無線通信部11および識別情報更新部13については、第一および第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。なお、本実施形態では、第一の無線通信部11は、第一の無線通信を、無線親機として行うだけでなく、無線子機として行うことも可能である。
位置情報取得部35は、GPS等の位置情報を取得する部分である。
移動距離測定部12は、識別情報を更新してからの自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する部分である。本実施形態では、指標の測定に、位置情報取得部35が取得した位置情報を使用する。たとえば、所定時間おきに位置情報を取得し、識別情報更新時の位置情報と現在地の位置情報との間の距離を移動距離に対応する指標とすることができる。あるいは、前回取得した位置情報と今回取得した位置情報との間の距離を累計することで移動距離に対応する指標とすることも可能である。
このように無線通信装置30を構成することによって、無線通信装置30は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置30は、GPS等で取得した位置情報に基づいて移動距離に対応する指標を測定する。そのため、無線通信装置30がモバイルルータやアクセスポイントに帰属する無線子機の場合にも、経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
次に、図8に本実施形態の無線通信装置30の動作例を示す。
第一の無線通信部11が新しい識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を開始すると、位置情報取得部35は新しい識別情報の使用開始時の位置情報を取得する。そして、移動距離測定部12は、位置情報取得部35が取得した位置情報を記憶する(ステップS401)。
次に、位置情報取得部35は位置情報を所定時間おきに取得する(ステップS402)。そして、移動距離測定部12は、ステップS402で取得した位置情報とステップS401で取得した位置情報から移動距離に対応する指標を算出する。算出した指標が所定のしきい値以下ならば(ステップS403でNO)、位置の移動が小さく識別情報の更新が不要なため、ステップS402へ戻る。指標が所定のしきい値を超えていれば(ステップS403でYES)、移動距離が大きくなったため、識別情報を更新する(ステップS404)。識別情報の更新後は、ステップS401へ戻る。
このようにすることで、無線通信装置30は、前回識別情報を更新してからの移動距離が大きくなったことをGPS等が取得した位置情報に基づいて検知し、識別情報を更新することができる。
このように動作させることによって、無線通信装置30は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、第一および第二の実施形態と同様に、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置は、GPS等で取得した位置情報に基づいて移動距離に対応する指標を測定する。そのため、無線通信装置30がモバイルルータやアクセスポイントに帰属する無線子機の場合にも、経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。本実施形態は、移動距離に対応する指標の測定に、周辺の他の無線通信装置の情報を使用する形態である。
まず、図9に本実施形態の無線通信装置40の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置40は、第一の無線通信部11、移動距離測定部12、識別情報更新部13および他装置探索部46により構成される。なお、第二の実施形態のように、第二の無線通信部24を追加することも可能である。
第一の無線通信部11および識別情報更新部13については、第一から第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。なお、第一の無線通信部11は、無線親機としてだけでなく、無線子機として動作することも可能である。
他装置探索部46は、周辺の他の無線通信装置を探索(スキャン)して一覧を生成する部分である。
移動距離測定部12は、識別情報を更新してからの自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する部分である。本実施形態では、所定の指標は、生成時刻が前後する二つの一覧に同一の他の無線通信装置が存在しなかった回数であるものとする。
無線通信装置40の位置が変わっていなければ、生成時刻が前後する二つの一覧には、同一の他の無線通信装置が存在する可能性が高い。そのため、二つの一覧に同一の他の無線通信装置が存在しなければ、無線通信装置40の位置が変わっていると推定することができる。
また、二つの一覧に同一の他の無線通信装置が存在していても、二つの一覧に存在する同一の他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった場合に位置が変わったと推定し、その回数を指標として使用しても良い。さらに、他の無線通信装置の電波強度も加味して位置の移動を推定しても良い。
このように無線通信装置40を構成することによって、無線通信装置40は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置40は、周辺の他の無線通信装置の一覧に基づいて移動距離に対応する所定の指標を測定する。そのため、無線通信装置40がモバイルルータやアクセスポイントに帰属する無線子機の場合にも、経路を特定される可能性を低減することが可能になる。また、GPS等の位置情報取得機能がない場合でも、移動距離の増加を検知して識別情報を更新することが可能になる。
次に、図10に本実施形態の無線通信装置40の動作例を示す。
第一の無線通信部11が新しい識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を開始すると、他装置探索部46は、周辺の他の無線通信装置、たとえば他のアクセスポイントを探索して一覧を生成する。そして、移動距離測定部12は、新しい識別情報の使用開始時の一覧を記憶する(ステップS501)。この一覧が、ステップS503における初回の比較対象である。また、このとき、一覧変化回数を0に初期化する。
図11に周辺の他の無線通信装置の一覧の例を示す。本実施形態では、たとえば、電波強度の上位10件の一覧を生成する。また、この例では、他の無線通信装置のMACアドレスを一覧化する。
次に、他装置探索部46は、所定時間おきに現在地の周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成する(ステップS502)。そして、移動距離測定部12は、ステップS502で生成した現在地の一覧と比較対象の一覧を比較する。二つの一覧に同一の他の無線通信装置が存在すれば(ステップS503でYES)、位置の移動が少なく識別情報の更新が不要なため、ステップS502へ戻る。二つの一覧に同一の他の無線通信装置が存在しなければ(ステップS503でNO)、一覧変化回数に1を加算し、ステップS502で生成した一覧を次回の比較における比較対象とする(ステップS504)。
たとえば、図11の(a)がステップS501で生成した一覧、図11の(b)がステップS502で生成した一覧とする。このとき、図11の(a)と図11の(b)には同一の他の無線通信装置が存在する。そのため、一覧変化回数への加算は行わない。また、比較対象の一覧も、図11(a)のままである。
次に、ステップS502で図11の(c)の一覧を生成したとする。このとき、図11の(a)と図11の(c)には同一の他の無線通信装置が存在しない。そのため、一覧変化回数に1を加算する。また、次回の比較対象の一覧を図11(c)とする。
そして、一覧変化回数が所定回数(たとえば100回など)を超えたとき(ステップS505でYES)、移動距離が大きくなったため、識別情報を更新する(ステップS506)。識別情報の更新後は、ステップS501へ戻る。一覧変化回数が所定回数以下のときは(ステップS505でNO)、ステップS502へ戻る。
このようにすることで、無線通信装置20は、前回識別情報を更新してからの移動距離が大きくなったことを周辺の他の無線通信装置の一覧に基づいて検知し、識別情報を更新することができる。
このように動作させることによって、無線通信装置40は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、第一から第三の実施形態と同様に、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置は、周辺の他の無線通信装置の一覧に基づいて移動距離に対応する指標を測定する。そのため、無線通信装置がモバイルルータやアクセスポイントに帰属する無線子機の場合にも、経路を特定される可能性を低減することが可能になる。また、GPS等の位置情報取得機能がない場合でも、移動距離の増加を検知して識別情報を更新することが可能になる。
[第五の実施形態]
次に、本発明の第五の実施の形態について説明する。本実施形態は、第一から第四の実施形態の無線通信装置に、識別情報の更新から所定時間が経過したときに識別情報を更新する機能を追加する形態である。
本実施形態の無線通信装置の構成例は第一から第四の実施形態の無線通信装置(10、20、30、40)と同様のため、説明を省略する。なお、本実施形態では、識別情報更新部13が、さらに、識別情報の更新から所定時間が経過したとき、識別情報の更新を行う。また、無線通信装置は、モバイル端末であっても据え置き型であっても良い。
次に、図12に本実施形態の無線通信装置の動作例を示す。この図では、第一の実施形態の無線通信装置10の動作例(図2)に、識別情報の更新から所定時間が経過したときにも識別情報の更新を行う動作を追加している。
まず、動作開始時、識別情報更新部13はタイマーを初期化する(ステップS601)。次に、タイマーが満了していなければ(ステップS602)、移動距離に対応する指標が所定のしきい値を超えているかどうか確認する(ステップS603)。ステップS602でタイマーが満了していれば(ステップS602でYES)、識別情報を更新する(ステップS604)。そして、ステップS601へ戻りタイマーを初期化する。
ステップ603で指標が所定のしきい値を超えていれば(ステップS603でYES)、識別情報を更新する(ステップS604)。指標が所定のしきい値を超えていなければ(ステップS603でNO)、ステップS602へ戻る。
次に、図13に、図12の動作例を第二の実施形態に適用した場合の動作例を示す。図5の動作例と異なる点は、ステップS701およびステップS702である。
動作開始時および識別情報更新後、識別情報更新部13はタイマーを初期化する(ステップS701)。そして、タイマーが満了すると(ステップS702でYES)、識別情報を更新する(ステップS707)。タイマーが満了していなければ、移動距離に対応する指標の測定および判定を行う(ステップS703からステップS706)。ステップS703からステップS706については、第二の実施形態(図5)のステップS202からステップS205と同様のため、説明を省略する。
このように動作させることによって、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第五の実施形態では、第一から第四の実施形態と同様に、無線通信装置は、識別情報を更新してからの移動距離に対応する所定の指標が所定のしきい値を超えたとき、識別情報を更新する。そのため、無線通信の状態に変化がない状態でも経路を特定される可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態では、識別情報の更新から所定時間経過したときに識別情報を更新する。これにより、無線通信装置の移動が少ない場合でも、識別情報の更新から所定時間以内に識別情報を更新することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における無線通信装置(10、20、30、40)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、無線通信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、無線通信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、無線通信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図14は、本発明の各実施形態の無線通信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94および不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の無線通信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、無線通信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図14に例示した情報処理装置90により無線通信装置を構成し、この無線通信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、無線通信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、無線通信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、無線通信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して無線通信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信部と、
前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する移動距離測定部と、
前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新部と
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
第二の無線通信を行う第二の無線通信部
をさらに備え、
前記移動距離測定部は、前記第二の無線通信の基地局の基地局ID(Identification)に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記指標は、前記基地局IDの変化の回数である
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
位置情報を取得する位置情報取得部
をさらに備え、
前記移動距離測定部は、前記識別情報の前記更新時からの前記位置情報の距離に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記5)
周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成する他装置探索部
をさらに備え、
前記移動距離測定部は、前記一覧に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記識別情報更新部は、さらに、前記識別情報の前記更新から所定時間経過したとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記8)
前記識別情報更新部は、前記第一の無線通信が通信中でないとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記9)
自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行い、
前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定し、
前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記10)
第二の無線通信を行い、
前記第二の無線通信の基地局の基地局IDに基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記9に記載の無線通信方法。
(付記11)
前記指標は、前記基地局IDの変化の回数である
ことを特徴とする付記10に記載の無線通信方法。
(付記12)
位置情報を取得し、
前記識別情報の前記更新時からの前記位置情報の距離に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記9に記載の無線通信方法。
(付記13)
周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成し、
前記一覧に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記9に記載の無線通信方法。
(付記14)
前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
ことを特徴とする付記13に記載の無線通信方法。
(付記15)
さらに、前記識別情報の前記更新から所定時間経過したとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記9から付記14のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記16)
前記第一の無線通信が通信中でないとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記9から付記15のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記17)
コンピュータに、
自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信機能と、
前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を測定する移動距離測定機能と、
前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新機能と
を実現させることを特徴とする無線通信プログラム。
(付記18)
第二の無線通信を行う第二の無線通信機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記移動距離測定機能は、前記第二の無線通信の基地局の基地局ID(Identification)に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記17に記載の無線通信プログラム。
(付記19)
前記指標は、前記基地局IDの変化の回数である
ことを特徴とする付記18に記載の無線通信プログラム。
(付記20)
位置情報を取得する位置情報取得機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記移動距離測定機能は、前記識別情報の前記更新時からの前記位置情報の距離に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記17に記載の無線通信プログラム。
(付記21)
周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成する他装置探索機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記移動距離測定機能は、前記一覧に基づいて前記指標の前記測定を行う
ことを特徴とする付記17に記載の無線通信プログラム。
(付記22)
前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
ことを特徴とする付記21に記載の無線通信プログラム。
(付記23)
前記識別情報更新機能は、さらに、前記識別情報の前記更新から所定時間経過したとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記17から付記22のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記24)
前記識別情報更新機能は、前記第一の無線通信が通信中でないとき、前記識別情報の前記更新を行う
ことを特徴とする付記17から付記23のいずれかに記載の無線通信プログラム。
10、20、30、40 無線通信装置
11 第一の無線通信部
12 移動距離測定部
13 識別情報更新部
24 第二の無線通信部
35 位置情報取得部
46 他装置探索部
50 基地局
60 クライアント
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (8)

  1. 自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信部と、
    周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成する他装置探索部と、
    前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を前記一覧に基づいて測定する移動距離測定部と、
    前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新部と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  3. 前記識別情報更新部は、さらに、前記識別情報の前記更新から所定時間経過したとき、前記識別情報の前記更新を行う
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記識別情報更新部は、前記第一の無線通信が通信中でないとき、前記識別情報の前記更新を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行い、
    周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成し、
    前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を前記一覧に基づいて測定し、
    前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信方法。
  7. コンピュータに、
    自装置の識別情報を無線信号に付与して第一の無線通信を行う第一の無線通信機能と、
    周辺の他の無線通信装置を探索して一覧を生成する他装置探索機能と、
    前記識別情報を更新してからの前記自装置の移動距離に対応する所定の指標を前記一覧に基づいて測定する移動距離測定機能と、
    前記指標が所定のしきい値を超えたとき、前記識別情報を前記更新する識別情報更新機能と
    を実現させることを特徴とする無線通信プログラム。
  8. 前記指標は、生成時刻が前後する二つの前記一覧に存在する同一の前記他の無線通信装置の割合が所定の割合以下であった回数である
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線通信プログラム。
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