JP6462177B1 - ペット用小屋 - Google Patents

ペット用小屋 Download PDF

Info

Publication number
JP6462177B1
JP6462177B1 JP2018190796A JP2018190796A JP6462177B1 JP 6462177 B1 JP6462177 B1 JP 6462177B1 JP 2018190796 A JP2018190796 A JP 2018190796A JP 2018190796 A JP2018190796 A JP 2018190796A JP 6462177 B1 JP6462177 B1 JP 6462177B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pet
door
inner door
shed
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018190796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020058266A (ja
Inventor
伊知郎 佐藤
伊知郎 佐藤
太基 小川
太基 小川
Original Assignee
株式会社ケイエスエム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケイエスエム filed Critical 株式会社ケイエスエム
Priority to JP2018190796A priority Critical patent/JP6462177B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6462177B1 publication Critical patent/JP6462177B1/ja
Publication of JP2020058266A publication Critical patent/JP2020058266A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

【課題】飼い主が安心してペットを入れて待たせておくことができる、ペット用小屋を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のペット用小屋は、側壁、前面壁、後面壁、屋根、底面形成部材及び扉を接合して形成されるペット用小屋であって、前記扉は外扉と内扉とで構成され、前記内扉は、前記外扉の前記ペット用小屋の内側の面の略全面を覆うように構成されるとともに、上部及び下部の2枚の扉で構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ペット用小屋に関する。
従来、ペットを展示用として収納するために設けられるケースが知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1のケースは、ケースの扉を開けた際にペットが逃げ出してしまうことを防止することを目的として、観音開きにすることができる一対の扉を一面の開口に設け、該両扉の自由端寄りの上縁および下縁に夫々係止部を形成し、当該係止部を係止することで、一方の扉を閉止状態に保ちつつ、他方の扉を開放可能な状態にすることができるように構成されている。
特開2008−178299号公報
特許文献1のようなペット用ケースを、例えばペットの散歩中の買い物など、店内へペットを連れていかれない場所で用事を済ませる際に当該ペットを一時的に待たせておくことのできるペット用の小屋に応用することが考えられる。
この場合、飼い主が迎えに来て扉を開けた際に、外に出ることができるうれしさから、ペットが外に跳び出してしまい、当該跳び出したペットが人や車にぶつかるなどの不都合を生じさせるおそれがあるので、ペット小屋の扉はそのような不都合を防止することができる構造であることが求められる。
また、ペット用小屋に入れられたペットは飼い主から離れることに不安を感じ、ペット小屋の外に出ようと、ペット小屋の扉部分に体当たりを繰り返すことがある。そのためペット小屋の扉は、そのような体当たりの衝撃によって開いてしまわない程度の耐久性を有していることが求められる。
しかしながら、特許文献1のペット用ケースにおいては、単に観音開きのできる左右2つの扉を個別に閉止状態にしたり、開放可能な状態にしたりすることができる機能を有しているにとどまっている。そのため、例えば飼い主がペットを取り出そうと扉を開ける過程において、ペットの跳びだしを防止するためには、扉の開け幅が狭い状態でケース内に手を差し入れてケース内のペットの動きを制止するという手間を当該ペットの飼い主等に生じさせてしまう。
また、特許文献1のペット用ケースの扉は、ペットの体当たりの衝撃に対する耐久性を備えるべきことは考慮されていない。
そのため、飼い主はこのようなペット小屋に安心してペットを入れて待たせておくことができない。
以上の事情に鑑みて、本発明は、飼い主が安心してペットを入れて待たせておくことができる、ペット用小屋を提供することを目的とする。
本発明によるペット用小屋は、
側壁、前面壁、後面壁、屋根、底面形成部材及び扉を接合して形成されるペット用小屋であって、
前記扉は外扉と内扉とで構成され、
前記内扉は、前記外扉の前記ペット用小屋の内側の面の略全面を覆うように構成されるとともに、上部及び下部の2枚の扉で構成されていることを特徴とする。
本発明によるペット用小屋は、扉が外扉と内扉とで構成されており、当該内扉は外扉の前記ペット用小屋の内側の面の略全面を覆うように構成されるとともに、上部及び下部の2枚の扉で構成されている。
これにより、外扉を開けた後に内扉の上部を開けても、内扉の下部がペット用小屋外部へと移動しようとするペットの動作を規制するので、例えば飼い主がペットを取り出そうと扉を開ける過程において、ペットの跳びだしを防止するために、小屋内に手を差し入れて小屋内のペットの動きを制止するなどの手間を当該ペットの飼い主等に生じさせない。
また、扉が1枚のみの構成となる部分がほぼない2重構造となるので、ペットの体当たりの衝撃によって開いてしまわない程度の耐久性を有しているため、飼い主は安心してペットを当該小屋に入れて待たせておくことができる。
このように、本発明によれば、飼い主が安心してペットを入れて待たせておくことができるペット用小屋を提供することができる。
本発明によるペット用小屋において、
前記内扉の上部は、前記内扉の下部に接触して、当該内扉の下部の開く方向への回転を規制する規制部を備えることが好ましい。
本発明によるペット用小屋は、当該内扉の下部の開く方向への回転が、内扉の上部に設けられた規制部により規制される。
これにより、ペットの飼い主がペットをペット用小屋から取り出そうと外扉を開けた際に、内扉の下部が先に開いてしまうことがないので、飼い主がペットを取り出そうと扉を開ける過程において、ペットが当該小屋の外に飛び出す可能性を確実に低減できる。
このように、本発明によれば、ペットの飛び出しを確実に防止できる、ペット用小屋を提供することができる。
本発明のペット用小屋において、
前記屋根は、斜面方向に並べて配置された3つ以上の屋根パネルにより構成されており、
前記3つ以上の屋根パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されていることが好ましい。
本発明によるペット用小屋は、屋根が斜面方向に並べて配置された3つ以上の屋根パネルにより構成されているので、ペット小屋の側壁にかかる衝撃を、当該屋根の接合部分に分散させることができるため、衝撃が1か所の接合部に集中してしまうことがない。
また、屋根パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで接合されているので、当該ペット用小屋の内部及び外部から衝撃を受けても外れづらい。
これらのことにより、ペット用小屋の外部及び内部からの衝撃に対する十分な耐久性を確保することができる。
このように、本発明によれば、側壁への衝撃に対する耐久性を確保できるペット用小屋を提供することができる。
本発明によるペット用小屋において、
前記側壁は、上下方向に並べて配置された複数の側壁パネルにより構成されており、
前記複数の側壁パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されていることが好ましい。
本発明によるペット用小屋は、側壁が上下方向に並べて配置された複数の側壁パネルにより構成されており、当該複数の側壁パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されている。
ペットは例えば犬であればチワワ、トイプードルなどの小型犬から、シェパード、グレートデーンなどの大型犬までの多様な犬種が存在し、その体高の差は犬種によって様々である。そして、犬種ごとに異なる高さの側壁を用意した場合、複数の製造ラインを用意して製造する必要があることなどから製造コストが上がり、かつ1種類の高さの側壁は当該高さに対応する犬種にしか使用できないので、経済的でない。
本構成のペット用小屋によれば、側壁パネルを上下方向に追加して接合することで、様々な体高のペットに対応したペット用小屋を形成することができる。
このように、本発明によれば、様々な体高のペットに対応できる、ペット用小屋を提供することができる。
本発明によるペット用小屋において、
前記側壁と前記屋根との外側の面は、任意の文字、図形及び色彩を表示可能かつ着脱自在な防水シートで覆われていることが好ましい。
本発明によるペット用小屋は、側壁と屋根との外側の面が、防水シートで覆われている。
ペット用小屋は、屋外に設置されることが考えられる。そして、本発明によるペット用小屋の側壁と屋根との間には接合部分があるので当該接合部分からの雨漏りを防止することが望まれる。
本構成のペット用小屋によれば、側壁と屋根との外面が防水シートで覆われているので、側壁及び屋根に係る接合部からの雨漏りを防止することができ、雨天などの際にもペットが快適に小屋の内部で過ごすことができる。
また、本構成のペット用小屋の側壁と屋根との外面を覆う防水シートは、任意の色彩の文字、図形を表示可能である。
ペット用小屋がペットの散歩中の買い物など、店内へペットを連れていかれない場所で用事を済ませる際に当該ペットを一時的に待たせておくことのできるペット用の待合室として、当該店の出入り口近くに設置された場合、当該店を訪れる利用客の目に必然的に触れることとなる。そのため、当該小屋の外面に任意の広告を掲示することができれば、広告媒体として有効である。
本構成のペット用小屋によれば、側壁と屋根との外面を覆う防水シートは、任意の色彩の文字、図形で構成する広告を印刷することができるので、高い広告効果が期待できる。
さらに、当該防水シートは着脱可能であるので、広告の期間が終了した際には、当該防水シートをはがし、他の広告を表示した防水シートに張り替えることで、広告媒体として継続的に用いることができるので経済的である。
このように、本発明によれば、雨漏りを防止しつつ、広告媒体としても継続的かつ経済的に使用できる、ペット用小屋を提供することができる。
本実施形態のペット用小屋の全体構成の一例を示す斜視図。 本実施形態のペット用小屋の全体構成の一例を示す斜視図。 本実施形態のペット用小屋の側壁及び屋根の構成の一例を示す斜視図。 本実施形態のペット用小屋の扉の動きの一例を示す斜視図。 本実施形態のペット用小屋の使用状態の一例を示す斜視図。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態のペット用小屋の全体構成について説明する。
本実施形態のペット用小屋1は、2つの側壁11a、11b、前面壁12、後面壁13、屋根14、底面形成部材15及び扉21、22を接合して形成される。
2つの側壁11a、11b、前面壁12、後面壁13、屋根14、底面形成部材15及び扉21、22は、それぞれ接合部を有するパネル状の部材であり、互いに当接する部分においてはそれぞれ対応する接合部を接合させてペット用小屋1が形成される。
接合部としては、様々な形状を採用しうる。例えば、2つの側壁11a、11b、前面壁12、後面壁13、屋根14、底面形成部材15及び扉21、22の互いに当接する部分にねじ穴を備え、当該ねじ穴にねじを貫通させて固定することでこれらの部材を接合させる構成としてもよい。
あるいは例えば、屋根パネルの構造として後述するように、隣り合うパネルの互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されてもよい。
前面壁12は、ペット用小屋1の前面に位置する壁面であり、例えば扉21、22をはめ込ことができるような形状に形成されている。
屋根14は、ペット用小屋1の上面に位置してその全面を覆っている。そして、屋根14は、斜面方向に並べて配置された3つ以上の屋根パネルにより構成されている。
屋根14を構成するパネルは、それぞれ第1屋根パネル141、第2屋根パネル142及び第3屋根パネル143であり、図3に示すように隣り合うパネルの互いに当接する部分に設けられた一対の接合部を前後方向にスライドさせて噛み合わせることで着脱自在に接合できるように構成されている。
これにより、ペット用小屋1の側壁11a、11bにかかる衝撃を、当該屋根14の接合部分に分散させることができるので、衝撃が1か所の接合部に集中してしまうことがない。
また、屋根パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで接合されているので、当該ペット用小屋の内部及び外部から衝撃を受けても外れづらい。
これらのことにより、ペット用小屋の外部及び内部からの衝撃に対する十分な耐久性を確保することができる。
なお、第1屋根パネル141、第2屋根パネル142及び第3屋根パネル143は、3つを接合することで前後方向の断面がちょうど半円形となるするように形成されており、どれも同じ形状であるので、1種類の屋根パネルを作ればよく経済的である。
また、屋根14の強度を保つことができる範囲において、屋根14は4つ以上に分割可能に構成されていてもよい。あるいは、複数の屋根パネルを接合させた際の前後方向の断面が、正多角形の半分の形状であって、当該半分の形状において同じ長さの3つ以上の辺を有する形状となるように、各屋根パネルが構成されていてもよい。
底面形成部材15は、ペット用小屋1の底面に位置してその全面を覆っている。
扉は、外扉21と、内扉22とで構成される。
外扉21は、ペット用小屋1の外側に位置する扉である。外扉21と前面壁12とは例えば蝶番とねじとを用いて接合されており、外扉21は当該蝶番の芯棒を回転中心として、ペット用小屋1の外側に開くように構成されている。
また、外扉21は、外扉21が閉じた状態において施錠して開かない状態に固定することができる施錠部23を備えている。
施錠部23としては、例えばシリンダー錠、南京錠、クレセント錠のほか、暗証番号錠、カード錠、生体認証錠、スマートキーなどの電子錠など種々の構成が採用されうる。
内扉22は、外扉21の内側に位置する扉である。内扉22は、例えば外扉21とほぼ同じ大きさに形成されており、ペット用小屋1の内側から見て、内扉22が外扉21のほぼ全面を覆うように構成されている。
これにより、扉が1枚のみの構成となる部分がほぼない2重構造となるので、ペットの体当たりの衝撃によって開いてしまわない程度の耐久性を有しているため、飼い主は安心してペットを当該ペット用小屋1に入れて待たせておくことができる。
また、内扉22は、上部内扉22a及び下部内扉22bの2枚の扉で構成されている。
これにより、外扉を開けた後に上部内扉22aを開けても、下部内扉22bがペット用小屋1の外部へと移動しようとするペットの動作を規制するので、例えば飼い主がペットを取り出そうと扉21、22を開ける過程において、ペットの跳びだしを防止するために、ペット用小屋1内に手を差し入れてペット用小屋1内のペットの動きを制止するなどの手間を当該ペットの飼い主等に生じさせない。
上部内扉22aは、内扉22の例えば上半分にあたる部分である。上部内扉22aと前面壁12とは例えば蝶番とねじとを用いて接合されており、上部内扉22aは当該蝶番の芯棒を回転中心として、ペット用小屋1の外側に開くように構成されている。
下部内扉22bは、内扉22の例えば下半分にあたる部分である。下部内扉22bと前面壁12とは例えば蝶番とねじとを用いて接合されており、下部内扉22bは当該蝶番の芯棒を回転中心として、ペット用小屋1の外側に開くように構成されている。
また、下部内扉22bは例えばラッチを備えており、下部内扉22bが閉じた状態において前面壁12が備えるラッチ受けに当該ラッチが嵌合し、下部内扉22bが閉じた状態に固定することができる。そして、下部内扉22bを開く際には、例えば下部内扉22bに設けられたつまみをひねる操作あるいはボタンを押す又は引く操作などにより当該ラッチが当該ラッチ受けに嵌合している状態が解除され、下部内扉22bを開くことができるように構成されている。
ペットをペット用小屋1に格納する際には、ペットの飼い主は外扉21を開け、その状態で上部内扉22aを開き、さらに外扉21及び上部内扉22aが開いた状態で下部内扉22bを開いた後に、ペットをペット用小屋1内に入れる。そして、ペットの飼い主が下部内扉22b、上部内扉22a、外扉21の順で扉を閉じることにより、ペットがペット用小屋1内に格納される。
そして、ペットをペット用小屋1から取り出す際には、ペットの飼い主は外扉21を開け、その状態で上部内扉22aを開き、さらに外扉21及び上部内扉22aが開いた状態で下部内扉22bを開いた後に、ペットをペット用小屋1から取り出す。そして、ペットの飼い主が下部内扉22b、上部内扉22a及び外扉21を閉じ、施錠部23により外扉21を施錠することにより、ペット用小屋1内の使用が終了する。
なお、側壁11a、11bは、例えば図3に示すように、上下方向に並べて配置された複数の側壁パネルにより構成されており、複数の側壁パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されている。
これにより、側壁パネルを上下方向に追加して接合することで、様々な体高のペットに対応したペット用小屋1を形成することができる。
すなわち例えば、犬であればチワワ、トイプードルなどの小型犬用にペット用小屋1を形成する場合には、一方の側壁として一方側壁第1パネル111及び一方側壁第2パネル112を、他方の側壁として他方側壁第1パネル113及び他方側壁第2パネル114を、それぞれ用いてペット用小屋1を形成する。あるいはシェパード、グレートデーンなどの大型犬用にペット用小屋1を形成する場合には、一方の側壁として図示しない一方側壁第3パネルを、他方の側壁として他方側壁第3パネルを、それぞれ追加して用いてペット用小屋1を形成する。なおこの場合、前面壁12及び後面壁13にも下部にパネルを追加するか、より縦長に形成された前面壁12及び後面壁13を用いる。
また、上部内扉22aは、下部内扉22bに接触して、下部内扉22bの開く方向への回転を規制する規制部221を備えている。
これにより、ペットの飼い主がペットをペット用小屋1から取り出そうと外扉21を開けた際に、下部内扉22bが先に開いてしまうことがないので、飼い主がペットを取り出そうと扉21、22を開ける過程において、ペットが当該小屋の外に飛び出す可能性を確実に低減できる。
規制部221は、例えば下部内扉22bの外側の一部に引っかかるような態様で上部内扉22aに設けられている。そのため、上部内扉22aが閉じた状態で下部内扉22bを開けようとしても、下部内扉22bの一部が下部内扉抑え221に引っかかるので開けることができない。
あるいは規制部221は、例えば下部内扉22bが備えるラッチが当該ラッチ受けに嵌合している状態を解除するためのつまみ又はボタンを覆うように接触して設けられていてもよい。このようにすることで、上部内扉22aが閉じた状態では、当該つまみ又はボタンを操作することができず、下部内扉22bが備えるラッチが当該ラッチ受けに嵌合している状態を解除することができないので、下部内扉22bを開けることができない。
そして、図4に示すように、上部内扉22aが開いた状態では、下部内扉22bの一部が下部内扉抑え221に引っかからない。そのため、上部内扉22aが開いた状態においては、図5に示すように、下部内扉22bを開けることができる。
さらに、側壁11a、11bと屋根14との外側の面は、図5に示すように、任意の文字、図形及び色彩を表示可能かつ着脱自在な防水シート30で覆われている。
これにより、側壁11a、11bと屋根14との外面が防水シート30で覆われているので、側壁11a、11b及び屋根14に係る接合部からの雨漏りを防止することができ、雨天などの際にもペットが快適に小屋の内部で過ごすことができる。
防水シート30の素材としては、ビニール製フィルム、ゴムなど種々のものを採用しうる。
また、防水シート30は、任意の色彩の文字、図形で構成する広告を表示することができるので、高い広告効果が期待できる。
さらに、当該防水シート30は着脱可能であるので、広告の期間が終了した際には、当該防水シート30をはがし、他の広告を表示した防水シート30に張り替えることで、広告媒体として継続的に用いることができるので経済的である。
以上述べてきたように、本発明によれば、飼い主が安心してペットを入れて待たせておくことができる、ペット用小屋を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えばペット用小屋1は、側壁11a、11b、前面壁12、後面壁13、屋根14、底面形成部材15及び扉21、22を着脱自在に接合して形成されるように構成されていてもよい。
あるいは例えば、上部内扉22aは例えばボールキャッチを備えており、下部内扉22bが閉じた状態において前面壁12が備えるボールキャッチ受座に当該ボールキャッチのボール部分が嵌合し、上部内扉22aが閉じた状態に固定することができる。そして、上部内扉22aを開く際には、例えば上部内扉22aを外方向に開く操作などにより当該ボールキャッチのボール部分がボールキャッチ受座から外れて、上部内扉22aを開くことができるように構成されている。
あるいは例えば、上部内扉22aは例えばラッチを備えており、上部内扉22aが閉じた状態において前面壁12が備えるラッチ受けに当該ラッチが嵌合し、上部内扉22aが閉じた状態に固定することができるように構成されていてもよい。この場合、上部内扉22aを開く際には、例えば上部内扉22aに設けられたつまみをひねる操作などにより当該ラッチが当該ラッチ受けに嵌合している状態が解除され、上部内扉22aを開くことができるように構成されてもよい。
あるいは例えば、外扉21、内扉22の少なくとも一部に透過性の素材を用い、ペット用小屋1の内側から外側及び外側から内側を見ることができるように構成されていてもよい。
あるいは例えば、扉21、22は、前面壁12以外の壁面に設けられてもよいし、複数設けられてもよい。
あるいは例えば、ペット用小屋1内のペットがより快適に過ごすことができるように、ペット用小屋1内部に空調設備を備えることとしてもよいし、例えばペット用小屋1の断熱効果を高めるために、側壁11a、11b、前面壁12、後面壁13、屋根14及び扉21、22として中空のパネルの中空部分に断熱材を配置したものを用いることとしてもよい。
あるいは例えば、防水シート30として、紫外線の透過量を低減させる機能を有する素材を用いてもよい。
1…ペット用小屋、11a,11b…側壁、12…前面壁、13…後面壁、14…屋根、15…底面形成部材、21…外扉、22…内扉、22a…上部内扉、22b…下部内扉、23…施錠部、30…防水シート、111…一方側壁第1パネル、112…一方側壁第2パネル、113…他方側壁第1パネル、114…他方側壁第2パネル、141…第1屋根パネル、142…第2屋根パネル、143…第3屋根パネル、221…規制部。

Claims (5)

  1. 側壁、前面壁、後面壁、屋根、底面形成部材及び扉を接合して形成されるペット用小屋であって、
    前記扉は外扉と内扉とで構成され、
    前記内扉は、前記外扉の前記ペット用小屋の内側の面の略全面を覆うように構成されるとともに、上部及び下部の2枚の扉で構成されていることを特徴とするペット用小屋。
  2. 請求項1に記載のペット用小屋において、
    前記内扉の上部は、前記内扉の下部に接触して、当該内扉の下部の開く方向への回転を規制する規制部を備えることを特徴とするペット用小屋。
  3. 請求項1又は2に記載のペット用小屋において、
    前記屋根は、斜面方向に並べて配置された3つ以上の屋根パネルにより構成されており、
    前記3つ以上の屋根パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されていることを特徴とするペット用小屋。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のペット用小屋において、
    前記側壁は、上下方向に並べて配置された複数の側壁パネルにより構成されており、
    前記複数の側壁パネルのそれぞれは、互いに当接する部分に設けられた一対の接合部が前後方向にスライドして噛み合うことで着脱自在に接合されていることを特徴とするペット用小屋。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のペット用小屋において、
    前記側壁と前記屋根との外側の面は、任意の文字、図形及び色彩を表示可能かつ着脱自在な防水シートで覆われていることを特徴とするペット用小屋。
JP2018190796A 2018-10-09 2018-10-09 ペット用小屋 Active JP6462177B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018190796A JP6462177B1 (ja) 2018-10-09 2018-10-09 ペット用小屋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018190796A JP6462177B1 (ja) 2018-10-09 2018-10-09 ペット用小屋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6462177B1 true JP6462177B1 (ja) 2019-01-30
JP2020058266A JP2020058266A (ja) 2020-04-16

Family

ID=65228976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018190796A Active JP6462177B1 (ja) 2018-10-09 2018-10-09 ペット用小屋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6462177B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7228644B1 (ja) 2021-08-31 2023-02-24 旭化成ホームズ株式会社 犬小屋レンタルシステム及び犬小屋レンタル方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178299A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Sanyo Super Stand Co Ltd ペット収納展示用ケース
KR20090078387A (ko) * 2008-01-15 2009-07-20 고승용 조립과 분해가 용이한 애완견의 집

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178299A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Sanyo Super Stand Co Ltd ペット収納展示用ケース
KR20090078387A (ko) * 2008-01-15 2009-07-20 고승용 조립과 분해가 용이한 애완견의 집

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"鶏小屋製作", AMEBAブログ 犬小屋製作工房K, JPN6018047180, 4 July 2011 (2011-07-04) *

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020058266A (ja) 2020-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8069820B2 (en) Pet shelter construction
US8210127B2 (en) Two-way door pet restriction device
US3738322A (en) Animal shelter
US7651140B2 (en) Door security device
US3234908A (en) Convertible animal crate
DE102019200068A1 (de) Mobile Kühlbox mit Luftdurchlässen
JP6462177B1 (ja) ペット用小屋
CN105947007A (zh) 磁性滚筒
WO2011014584A1 (en) Pet kennel with mesh top
US2821165A (en) Mobile pet home
US20110247567A1 (en) Animal Shelter
US6857393B2 (en) Cheshire cat house
US9635831B2 (en) Pet housing with zippered closure
US20100206238A1 (en) Cat Litter Box Cabinet System
US20200060219A1 (en) Combination Animal Crate with Rheostat Fan
US6253711B1 (en) Window mounted pet portal
US20140059925A1 (en) Easy access shed and greenhouse with side doors
WO2006132864A2 (en) Cat litter box cabinet system
US20050076854A1 (en) Pet enclosure
US6655321B1 (en) Adapter for converting an animal enclosure into a self encased pet crate
US20110278877A1 (en) Carriage-type cabin
US20110238599A1 (en) Kessmade pet carrier systems
US9592859B1 (en) Trailer with lower level load space and upper level living quarters
US20160201384A1 (en) Patio door with pet doorway
JP3135222U (ja) ペット用ケージ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181024

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181024

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20181024

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181121

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6462177

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150