JP6458693B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
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Description
と、粘性の高いグリスが介在することで損失が生じるという問題がある。
ができ、これにより、ソーク後の発進時に軸受が焼き付くのを抑えることができる。しかも、グリスよりも粘性の低いオイルにより軸受の湿潤状態を保つことから、グリス封入型の軸受を用いる場合よりも損失を抑えることができる(第3の損失低減)。
−全体構成−
図1は、本実施形態に係るトランスアクスル1を模式的に示す断面図であり、図2は、トランスアクスル1をエンジン側から見た模式図である。なお、図1では、図を見易くするために、断面を示すハッチングを省略している。このトランスアクスル(動力伝達装置)1は、ハイブリッド車両に好適に適用されるものであり、図1に示すように、エンジン(図示せず)と接続される入力軸10と、遊星歯車機構20と、出力部材30と、第1および第2電動機MG1,MG2と、オイルポンプ40と、車軸側と動力伝達可能に接続されるカウンタ軸50と、デファレンシャル装置60と、トランスアクスルケース2と、を備えている。
すると、カウンタ軸50が入力軸10と出力軸70との間に位置するように配置されている。
Unit)(図示せず)により制御されるインバータ等のPCU(Power Control Unit)によって作動される。第1電動機MG1は、エンジンの動力によって発電するジェネレータとしての機能を有している。また、第1電動機MG1は、エンジンの出力軸を回転させて、エンジンを始動させるスタータとしての機能を有している。
側に延びて内周部に至る油路82aが形成されている。第1ロータ軸83は、中空状に形成されており、一対のボールベアリング84,85を介してトランスアクスルケース2に相対回転可能に支持されている。第1ロータ軸83の内部には、ポンプ軸41が挿入されている。第1ロータ軸83には、当該第1ロータ軸83を径方向に貫通する流出孔83aおよび流入孔83bが形成されており、これら流出孔83aおよび流入孔83bは第1ロータ82に形成された油路82aとそれぞれ連通している。
いる。出力軸70は、第1および第2ボールベアリング72,73を介してトランスアクスルケース2に相対回転可能に支持されている。より詳しくは、出力軸70のカバー2b側の端部には第1ボールベアリング72が配置されており、この第1ボールベアリング72の外輪72aが隔壁部5に形成された断面略円形の凹部5aに圧入されることで、出力軸70が隔壁部5に相対回転可能に支持されている。また、出力軸70のハウジング2c側の端部には第2ボールベアリング73が配置されており、この第2ボールベアリング73の外輪73aがハウジング2cに形成された段差を有する凹部2dの大径部に圧入されることで、出力軸70がハウジング2cに相対回転可能に支持されている。なお、本実施形態では、第2ロータ軸93およびこれに嵌合される出力軸70が、本発明でいう「第2電動機の回転軸」に対応しており、また、第1ボールベアリング72が、本発明でいう「第2電動機の回転軸をケースに対し回転可能に支持する軸受」に対応している。
ところで、複軸式のトランスアクスル1では、カウンタドライブギヤ52と噛み合うことで回転するデフリングギヤ61によってトランスアクスルケース2下部から掻き上げられたオイルを用いて、各軸部材を支持するベアリングの潤滑を行うことが多い。しかしながら、トランスアクスルケース2上部に位置する第2電動機MG2へは、そもそも掻き上げられたオイルが届き難いため、出力軸70を支持する第1および第2ボールベアリング72,73において供給オイル量が不足する場合がある。そうして、第1および第2ボールベアリング72,73にオイルが存在しない状態が長時間続くと、ソーク後の発進時(特に冷間時)に焼き付きが発生する場合がある。
いる第2ロータ軸93のボールベアリング94,95や、ハウジング2c側に押される構造となっていない第2ボールベアリング73に与える影響は小さいが、隔壁部5側に押し込まれる第1ボールベアリング72に与える影響は大きい。具体的には、供給オイル量が不足した状態(オイルが存在しない状態)で第1ボールベアリング72が隔壁部5側に押し込まれると、出力軸70に連れ回された第1ボールベアリング72の外輪72aがトランスアクスルケース2に対して相対回転することで、トランスアクスルケース2が摩耗する場合がある。それ故、特に、第1ボールベアリング72では、オイルによる湿潤状態を保つことが必要となる。
位置し、且つ、オイル貯留部7と連通孔6とカウンタドライブギヤ52とが軸方向に重なるように形成されていることから、図2の矢印で示すように、出力部材30から排出されたオイルは、デフリングギヤ61と噛み合いながら回転しているカウンタドライブギヤ52にかかり、カウンタドライブギヤ52の回転に伴って360°いずれの方向にも飛び散るので、オイル貯留部7に確実に供給されることになる。
対して相対回転しても、トランスアクスルケース2の摩耗量を低減することができる。
本変形例は、オイル貯留部8の形状および設置位置が上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点について説明する。
本実施形態は、オイルポンプ40によって遊星歯車機構20に供給されたオイルのみならず、トランスアクスルケース2下部から掻き揚げられたオイルをもオイル貯留部7に供給する点が上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点について説明する。
に形成された段差を有する凹部2dと第2ボールベアリング73とによって、オイル受部9が形成されている。このオイル受部9には、油路74にオイルを導くための導入部材9aが、凹部2dの中径部に嵌め合わされた態様で設けられている。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神または主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
達装置に適用して極めて有益である。
2 トランスアクスルケース(ケース)
6 連通孔
7 オイル貯留部
8 オイル貯留部
10 入力軸
20 遊星歯車機構
30 出力部材
40 オイルポンプ
50 カウンタ軸
52 カウンタドライブギヤ(出力ギヤ)
70 出力軸(回転軸)
83 第1ロータ軸(回転軸)
C1 第1軸
C2 第2軸
C3 第3軸
MG1 第1電動機
MG2 第2電動機
72 第1ボールベアリング(軸受)
Claims (1)
- エンジンに接続される入力軸と第1電動機の回転軸とが同軸上に配置される第1軸と、第2電動機の回転軸が配置される第2軸と、車軸側と動力伝達可能に接続されるカウンタ軸が配置される第3軸とが、第2軸が最も上方に位置し、且つ、第3軸が第1軸と第2軸との間に位置するように、互いに平行に配置される動力伝達装置であって、
上記入力軸と、第1および第2電動機と、上記カウンタ軸とを収容するケースと、
上記エンジンからの動力を上記カウンタ軸に伝達する円筒状の出力部材と、
上記出力部材の内周面にリングギヤが一体に設けられるとともに、当該出力部材の内側で上記入力軸上に配置されて、上記エンジンからの動力を上記第1電動機と当該出力部材とに分配する遊星歯車機構と、
上記ケースに形成され、上記第1および第2電動機を収容する電動機室と、上記入力軸、出力部材、遊星歯車機構およびカウンタ軸を収容するギヤ室と、を仕切る隔壁部と、
上記遊星歯車機構へオイルを供給するオイルポンプと、
上記第2電動機の回転軸を上記隔壁部に対し回転可能に支持する軸受と、
上記軸受または上記隔壁部における当該軸受の近傍に設けられ、当該軸受の転走面の少なくとも一部が浸漬されるようにオイルを貯留することが可能なオイル貯留部と、を備え、
上記出力部材には、径方向に貫通する連通孔が形成され、
上記カウンタ軸には、上記出力部材および第2電動機の回転軸を介して伝達された動力を、車軸側へ伝達するための出力ギヤが設けられており、
上記オイル貯留部と上記連通孔と上記出力ギヤとが、上記連通孔から排出されたオイルが、当該出力ギヤにかかり、当該出力ギヤの回転に伴って飛び散って、当該オイル貯留部に供給されるように、軸方向と直交する同一平面が通るような位置に配置されていることを特徴とする動力伝達装置。
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