JP6457830B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、車両エンジンの動力で駆動される車載発電機、および車載発電機から送られる電力によって駆動される作業機器を備えた作業車両に関する。
排水ポンプ車などの作業車両は、商用電源が確保できない場所でも電動機や照明などの電気機器を備えた作業機器を駆動できるように、車両エンジンの動力で駆動される車載発電機を備えている。このような作業車両の例としては、排水ポンプ車の他に、消防車、耕運機、トラクター、ダンプカー、散水車、高所作業車、車両運搬車、移動照明車などがある。以下、作業車両の例として、排水を行うためのポンプを搭載した排水ポンプ車について説明する。
排水ポンプ車は、自走可能な可搬型ポンプ装置である。図11は排水ポンプ車を示す図である。図11に示すように、排水ポンプ車は、平坦な床を有する荷台100を備えており、荷台100上には排水装置101が載置されている。排水装置101は複数のモータポンプ102および複数の排水ホース103などから構成される。この排水ポンプ車は車両エンジン(図示しない)の動力で駆動される車載発電機105を備えている。モータポンプ102は車載発電機105で発生した電力の供給を受けて駆動される。
排水ポンプ車は、車両エンジンの動力を取り出すための動力取出装置106を備えている。この動力取出装置106は、PTO装置(パワーテイクオフ装置)とも呼ばれている。動力取出装置106は車両エンジンに連結されており、さらにPTOシャフト107を介して車載発電機105に連結されている。図示しないPTOレバーを操作すると、車両エンジンの動力は、動力取出装置106およびPTOシャフト107を通じて車載発電機105に伝達される。
排水ポンプ車は、モータポンプ102の動作を制御する制御装置108を備えている。制御装置108の内部にはブレーカ(回路遮断器)109が配置されている。このブレーカ109は制御装置108に電気的に接続されており、さらに電力線112を介して車載発電機105に電気的に接続されている。通常、ブレーカ109は切り状態となっており、車載発電機105と制御装置108とは電気的に切り離されている。
上述したPTOレバーを操作すると、制御装置108は、車載発電機105が正常に発電していることを確認する確認動作を実行する。車載発電機105が正常に発電していることを確認すると、制御装置108はブレーカ109を入れ、これによって電力は車載発電機105から制御装置108に送られる。制御装置108は、車載発電機105から供給された電力をモータポンプ102の駆動に適した電力に調整し、その調整された電力をモータポンプ102に供給する。
図12は車両エンジンの始動からモータポンプ102への電力の供給までの動作シーケンスを示すフローチャートである。図12に示すように、まず、車両エンジンが始動される(ステップ1)。車両エンジンの始動後、PTOレバーを操作して車両エンジンの動力を動力取出装置106に伝達するPTO接続が行われる(ステップ2)。PTO接続が正常に行われると、PTO接続信号が制御装置108に送られる。制御装置108はこのPTO接続信号を受けてPTO接続が正常に行われたことを確認する(ステップ3)。
車両エンジンの動力は動力取出装置106を通じて車載発電機105に伝達され、車載発電機105は発電を開始する(ステップ4)。車載発電機105で発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを制御装置108が確認すると(ステップ5)、制御装置108はブレーカ109を入れる(ステップ6)。その結果、車載発電機105で発生した電力はブレーカ109を通じて制御装置108に送られ(ステップ7)、制御装置108はモータポンプ102に電力を供給してモータポンプ102を駆動することができる。
特開2009−227126号公報
車載発電機105が現場で故障した場合や、作業車両が進入できない場所に制御装置108および排水装置101を運んで排水作業を行う場合、制御装置108は車載発電機105から切り離され、車載発電機105とは別の外部発動発電機(図示しない)が制御装置108に接続される。
しかしながら、上述したように、制御装置108は、PTO接続が正常に行われたことを確認し(図12のステップ3)、かつ車載発電機105が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認(図12のステップ5)して初めて、ブレーカ109を入れることができる。外部発動発電機を使用する場合は、PTO接続が行われないため、制御装置108はPTO接続が正常に行われたことを示すPTO接続信号を受け取ることができず、かつ車載発電機105が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認することもできない。結果として、制御装置108はブレーカ109を入れることができない。このため、外部発動発電機を制御装置108に結線したとしても、電力を制御装置108に供給できず、排水作業ができないという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、車載発電機に代えて外部の発動発電機を使用した場合でも制御装置への電力の供給を可能とする作業車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、車両エンジンに連結された動力取出装置と、前記動力取出装置に連結された車載発電機と、前記車載発電機に接続されたブレーカと、前記車載発電機が正常に発電していることを確認する確認動作を実行した後に前記ブレーカを入りにし、前記ブレーカを通じて前記車載発電機から送られる電力を調整する制御装置と、前記制御装置から出力される電力によって駆動される作業機器と、前記制御装置の動作モードを、前記確認動作を実行した後に前記ブレーカを入りにする通常モードと、前記車載発電機とは別の外部発動発電機と前記制御装置とを電気的に接続した後で前記確認動作を実行せずに前記ブレーカを入りにする非常時モードとの間で切り替えるスイッチとを備えたことを特徴とする作業車両である。
本発明の好ましい態様は、前記スイッチは、前記制御装置に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記制御装置は操作パネルを有しており、前記スイッチは前記操作パネル上に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記スイッチは防水スイッチから構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記スイッチは、前記制御装置の動作モードを、前記通常モードと、前記非常時モードと、前記ブレーカを切る遮断モードとの間で切り替えるように構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記確認動作は、前記車両エンジンの動力が前記動力取出装置に伝達されていることを確認する工程と、前記車載発電機が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認する工程を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ブレーカは、電力の供給を受けて入り状態と切り状態との間で切り替わる電動ブレーカであることを特徴とする。
本発明によれば、スイッチを操作して、制御装置の動作モードを通常モードから非常時モードに切り替えることによって、制御装置は確認動作を実行せずにブレーカを入りにすることができる。したがって、外部の発動発電機を制御装置に接続することにより、制御装置に電力を供給することができる。
一実施形態に係る排水ポンプ車を示す図である。 制御装置を示す正面図である。 前面扉が開かれた状態の制御装置を示す正面図である。 スイッチによって切り替えられる制御装置の動作モードを示す図である。 車両エンジン、動力取出装置、および車載発電機が機械的に連結され、車載発電機および制御装置が電気的に接続されている状態を示すブロック図である。 車載発電機に代えて、外部発動発電機が制御装置に接続されている状態を示すブロック図である。 操作パネル上に配置されたスイッチを示す図である。 他の実施形態に係るスイッチが配置された制御装置を示す図である。 スイッチによって切り替えられる制御装置の動作モードを示す図である。 操作パネル上に配置されたスイッチを示す図である。 排水ポンプ車を示す図である。 車両エンジンの始動からモータポンプへの電力の供給までの動作シーケンスを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図10において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に説明する排水ポンプ車は、車両エンジンの動力で駆動される車載発電機を備えた作業車両の一実施形態であり、本発明は排水ポンプ車に限定されない。作業車両の他の例としては、消防車、耕運機、トラクター、ダンプカー、散水車、高所作業車、車両運搬車、移動照明車などがある。
図1は一実施形態に係る排水ポンプ車を示す図である。図1に示すように、排水ポンプ車は、平坦な床を有する荷台1を備えており、荷台1上には排水装置2が載置されている。排水装置2は複数のモータポンプ3および複数の排水ホース4などから構成される。モータポンプ3は、電力の供給を受けて作動する作業機器である。排水ポンプ車は車両エンジン11の動力で駆動される車載発電機5を備えている。モータポンプ3は車載発電機5によって発生した電力によって駆動される。本実施形態では、車載発電機5は荷台1の下部に配置されているが、荷台1の上に配置されてもよい。
排水ポンプ車は車両エンジン11の動力を取り出すための動力取出装置6をさらに備えている。動力取出装置6も車載発電機5と同様に荷台1の下部に配置されている。この動力取出装置6は車両エンジン11に連結されており、さらにPTOシャフト7を介して車載発電機5に連結されている。図示しないPTOレバーを操作すると、車両エンジン11の動力は、動力取出装置6およびPTOシャフト7を通じて車載発電機5に伝達される。動力取出装置6は、PTO装置(パワーテイクオフ装置)とも呼ばれている。
排水ポンプ車は、モータポンプ3の動作を制御する制御装置8をさらに備えている。制御装置8は荷台1の上に配置されている。制御装置8の側壁には、排水作業に使用されるフロート15が取り付けられている。制御装置8の内部にはブレーカ(回路遮断器)9が配置されている。このブレーカ9は制御装置8に電気的に接続されており、さらに電力線12を介して車載発電機5に電気的に接続されている。ブレーカ9は、電力の供給を受けて入り状態と切り状態との間で切り替わる電動ブレーカである。通常、ブレーカ9は切り状態となっており、車載発電機5と制御装置8とは電気的に切り離されている。制御装置8は、荷台1から取り外しができるように構成されている。
図2は制御装置8を示す正面図である。図2に示すように、制御装置8は前面扉10を有したボックス形状を有している。作業者は、前面扉10を開けることによって制御装置8の内部にアクセスできる。制御装置8の内部への風雨の浸入を防止するために、通常は前面扉10は閉じられている。前面扉10には、取手22aが設けられた小扉22が取り付けられている。
図3は前面扉10が開かれた状態の制御装置8を示す正面図である。制御装置8は、制御装置8を操作するための操作パネル16と、電流値および電圧値などの運転情報を表示する表示パネル17と、電力の周波数を変化させるインバータ(図示せず)とを備えている。
小扉22(図2参照)は操作パネル16の全体を覆う位置に設けられている。この小扉22を開くと、作業者は前面扉10を開くことなく、操作パネル16にアクセスすることができる。したがって、雨天時には、作業者は小扉22のみを開いて、操作パネル16上のスイッチ類を操作することができる。
上述したように、通常、ブレーカ9は切り状態となっており、車載発電機5と制御装置8とは電気的に切り離されている。制御装置8は、ブレーカ9を入れる前に、車載発電機5が正常に発電していることを確認する確認動作を実行するように構成されている。車載発電機5が正常に発電していることを確認すると、制御装置8はブレーカ9を入れ、電力は車載発電機5からブレーカ9を通じて制御装置8に送られる。制御装置8は、車載発電機5から供給された電力をモータポンプ3の駆動に適した電力に調整し、その調整された電力をモータポンプ3に供給する。
制御装置8には、制御装置8の動作モードを切り替えるスイッチ20が配置されている。このスイッチ20は、上述した確認動作を実行した後にブレーカ9を入りにする通常モードと、上記確認動作を実行せずにブレーカ9を入りにする非常時モードとの間で制御装置8の動作モードを切り替える切替装置である。作業員は、スイッチ20を操作することによって、制御装置8の動作モードを通常モードと非常時モードとの間で切り替えることができる。図3に示すように、通常は、スイッチ20は通常モードの位置にある。
図4は制御装置8の動作モードを示す図である。図4に示すように、スイッチ20は、制御装置8の動作モードを通常モードと非常時モードとの間で切り替えるように構成されている。まず、通常モードについて説明する。通常モードでは、制御装置8は、ブレーカ9を入れる前に、車載発電機5が正常に発電していることを確認する確認動作を実行する。この確認動作は、車両エンジン11の動力が動力取出装置6に伝達されていることを確認する第1の確認工程と、車載発電機5が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認する第2の確認工程とを含んでいる。
通常モードでの動作シーケンスは次の通りである。まず、車両エンジン11が始動される(ステップ1)。車両エンジン11の始動後、図示しないPTOレバーを操作して車両エンジン11の動力を動力取出装置6に伝達するPTO接続が行われる(ステップ2)。PTO接続が正常に行われると、PTO接続信号が車両本体から制御装置8に送られる。このPTO接続信号は、車両エンジン11の動力が動力取出装置6に伝達されていることを示す信号である。制御装置8はこのPTO接続信号を受けてPTO接続が正常に行われたことを確認する(ステップ3、第1の確認工程)。
車両エンジン11の動力が動力取出装置6を通じて車載発電機5に伝達されると、車載発電機5は発電を開始する(ステップ4)。制御装置8は、車載発電機5が発生した電力の電圧を所定のしきい値と比較し、電力の電圧がしきい値以上であることを制御装置8が確認すると(ステップ5、第2の確認工程)、制御装置8はブレーカ9を入れる(ステップ6)。その結果、車載発電機5で発生した電力はブレーカ9を通じて制御装置8に送られ(ステップ7)、制御装置8はモータポンプ3に電力を供給してモータポンプ3を駆動することができる。
非常時モードでは、上述したステップ1からステップ5までが実行されなくても、制御装置8は強制的にブレーカ9を入れる。すなわち、制御装置8は、車両エンジン11の動力が動力取出装置6に伝達されていることを確認する第1の確認工程(図4のステップ3)と、車載発電機5が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認する第2の確認工程(図4のステップ5)を実行せずに、ブレーカ9を入りにする。
図5は、車両エンジン11、動力取出装置6、および車載発電機5が機械的に連結され、車載発電機5および制御装置8は電力線12を介して電気的に接続されている状態を示すブロック図である。車載発電機5から延びる電力線12はブレーカ9に接続されている。図5に示す状態では、スイッチ20は通常モードの位置にある。したがって、制御装置8は、車両エンジン11の動力が動力取出装置6に伝達されていることを確認する第1の確認工程(図4のステップ3)と、車載発電機5が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認する第2の確認工程(図4のステップ5)を実行した後に、ブレーカ9を入れる。車両エンジン11の動力は、動力取出装置6を通じて車載発電機5に伝達され、車載発電機5を駆動する。車載発電機5によって発電された電力は、電力線12およびブレーカ9を通じて制御装置8に送られる。制御装置8は電力を所望の周波数を持つ電力に変換し、その電力を出力する。
車載発電機5が現場で故障した場合や、作業車両が進入できない場所に制御装置8および排水装置2を運んで排水作業を行う場合は、図6に示すように、制御装置8と車載発電機5との電気的接続が切り離され、車載発電機5とは別の外部発動発電機21が制御装置8に接続される。より具体的には、車載発電機5から延びる電力線12をブレーカ9から切り離し、外部発動発電機21から延びる電力線13をブレーカ9に接続する。電力線12,13は、ブレーカ9に直接接続されてもよいし、コネクターを介して接続されてもよい。
外部発動発電機21と制御装置8とを電気的に接続した後、スイッチ20を操作して制御装置8の動作モードを通常モードから非常時モードに切り替えて、ブレーカ9を入りにする(図4のステップ6参照)。非常時モードでは、制御装置8は、搭載発電機5が正常に発電していることを確認する確認動作(図4のステップ3,5)を実行することなく、ブレーカ9を入れる。したがって、外部発動発電機21はブレーカ9を通じて制御装置8に電力を供給することができ、制御装置8は、モータポンプ3に電力を供給してモータポンプ3を駆動することができる。
スイッチ20は防水スイッチから構成されている。図3に示すように、スイッチ20は制御装置8内に配置されている。より具体的には、スイッチ20は前面扉10の内側に配置されている。したがって、スイッチ20を操作するためには、作業員は前面扉10を開く必要がある。しかしながら、雨が降っているときに前面扉10を開くと、制御装置8の内部に雨が浸入し、制御装置8が故障するおそれがある。
そこで、図7に示すように、スイッチ20を操作パネル16上に配置してもよい。図7に示すスイッチ20は防水スイッチから構成されている。図7は、小扉22が開かれた状態を示している。作業員は小扉22を開くことによって、前面扉10を開くこと無く操作パネル16にアクセスし、操作パネル16上のスイッチ20を操作することができる。
図8は他の実施形態に係るスイッチ20が配置された制御装置8を示す図である。図9はスイッチ20によって切り替えられる制御装置8の動作モードを示す図である。図8および図9に示すように、スイッチ20は、制御装置8の動作モードを、通常モードと、非常時モードと、ブレーカ9を切る遮断モードとの間で切り替えるように構成されている。スイッチ20が遮断モードの位置に操作されると、ブレーカ9は強制的に切られる。
過電流に起因してブレーカ9が落ちる(トリップする)と、ブレーカ9のレバー(図示しない)は入りと切りとの間の中間位置で止まる。このようなトリップが一旦起こると、ブレーカ9を切らなければブレーカ9を復旧させることはできない。しかしながら、ブレーカ9のレバーは重く、かつ、壊れやすいため、直接、作業員がブレーカ9のレバーを操作することは望ましくない。
本実施形態では、スイッチ20を操作して遮断モードに切り替えることによって制御装置8がブレーカ9を切ることができるため、作業員はブレーカ9のレバーを直接操作する必要がない。したがって、ブレーカ9のレバーの誤操作に起因する事故やレバーの破損を防止することができる。
ブレーカ9を誤って操作しないために、ブレーカ9は制御装置8の内部に配置されている。図8に示す実施形態では、ブレーカ9がトリップしたときは、前面扉10を開けてスイッチ20を操作する必要がある。しかしながら、雨が降っているときに前面扉10を開くと、制御装置8の内部に雨が浸入し、制御装置8が故障するおそれがある。
そこで、図10に示す実施形態では、通常モードと非常時モードと遮断モードとの間で切り替え可能なスイッチ20は操作パネル16上に配置されている。このような配置により、作業員は、小扉22を開いてスイッチ20を操作することができる。操作パネル16上にスイッチ20を配置する場合、スイッチ20を防水スイッチから構成することが好ましい。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1,100 荷台
2,101 排水装置
3,102 モータポンプ(作業機器)
4,103 排水ホース
5,105 車載発電機
6,106 動力取出装置(PTO装置)
7,107 PTOシャフト
8,108 制御装置
9,109 ブレーカ(回路遮断器)
10 前面扉
11 車両エンジン
12,13,112 電力線
15 フロート
16 操作パネル
17 表示パネル
20 スイッチ
21 外部発動発電機
22 小扉
22a 取手

Claims (7)

  1. 車両エンジンに連結された動力取出装置と、
    前記動力取出装置に連結された車載発電機と、
    前記車載発電機に接続されたブレーカと、
    前記車載発電機が正常に発電していることを確認する確認動作を実行した後に前記ブレーカを入りにし、前記ブレーカを通じて前記車載発電機から送られる電力を調整する制御装置と、
    前記制御装置から出力される電力によって駆動される作業機器と、
    前記制御装置の動作モードを、前記確認動作を実行した後に前記ブレーカを入りにする通常モードと、前記車載発電機とは別の外部発動発電機と前記制御装置とを電気的に接続した後で前記確認動作を実行せずに前記ブレーカを入りにする非常時モードとの間で切り替えるスイッチとを備えたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記スイッチは、前記制御装置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記制御装置は操作パネルを有しており、
    前記スイッチは前記操作パネル上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  4. 前記スイッチは防水スイッチから構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業車両。
  5. 前記スイッチは、前記制御装置の動作モードを、前記通常モードと、前記非常時モードと、前記ブレーカを切る遮断モードとの間で切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の作業車両。
  6. 前記確認動作は、前記車両エンジンの動力が前記動力取出装置に伝達されていることを確認する工程と、前記車載発電機が発生した電力の電圧が所定のしきい値以上であることを確認する工程を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の作業車両。
  7. 前記ブレーカは、電力の供給を受けて入り状態と切り状態との間で切り替わる電動ブレーカであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の作業車両。
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