JP6457540B2 - 膨張可能なウェブを膨張および封止する機械 - Google Patents

膨張可能なウェブを膨張および封止する機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6457540B2
JP6457540B2 JP2016543942A JP2016543942A JP6457540B2 JP 6457540 B2 JP6457540 B2 JP 6457540B2 JP 2016543942 A JP2016543942 A JP 2016543942A JP 2016543942 A JP2016543942 A JP 2016543942A JP 6457540 B2 JP6457540 B2 JP 6457540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
spool
roll
sealing
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016543942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016532587A (ja
JP2016532587A5 (ja
Inventor
マーチ,ブライアン・エイ
レパイン,ジェイソン・ディー
スペリー,ローレンス・ビー
Original Assignee
シールド・エアー・コーポレイション(ユーエス)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シールド・エアー・コーポレイション(ユーエス) filed Critical シールド・エアー・コーポレイション(ユーエス)
Publication of JP2016532587A publication Critical patent/JP2016532587A/ja
Publication of JP2016532587A5 publication Critical patent/JP2016532587A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6457540B2 publication Critical patent/JP6457540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D22/00Producing hollow articles
    • B29D22/02Inflatable articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/02Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
    • B29C65/18Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure using heated tools
    • B29C65/22Heated wire resistive ribbon, resistive band or resistive strip
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31DMAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER, NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B31B OR B31C
    • B31D5/00Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles
    • B31D5/0039Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads
    • B31D5/0073Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads including pillow forming
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31DMAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER, NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B31B OR B31C
    • B31D2205/00Multiple-step processes for making three-dimensional articles
    • B31D2205/0005Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads
    • B31D2205/0011Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads including particular additional operations
    • B31D2205/0017Providing stock material in a particular form
    • B31D2205/0023Providing stock material in a particular form as web from a roll
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31DMAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER, NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B31B OR B31C
    • B31D2205/00Multiple-step processes for making three-dimensional articles
    • B31D2205/0005Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads
    • B31D2205/0076Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads involving particular machinery details
    • B31D2205/0088Control means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/81Packaging machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、たとえば膨張包装用緩衝材などの膨張容器に関し、より具体的には、これを製造するための簡素化および改良された機械に関する。
膨張緩衝材、ピロー、またはその他の膨張容器を形成するための様々な機械が知られている。包装用途では、緩衝材の中にアイテムを包んで、包まれたアイテムを出荷カートン内に載置すること、または単純に出荷されるアイテムとともに出荷カートンの中に1つ以上の膨張緩衝材を載置することによって、アイテムを包装するために膨張緩衝材が使用される。緩衝材は、さもなければ移送中に包装済みアイテムに完全に伝達される可能性のある衝撃を吸収することによって包装済みアイテムを保護し、またアイテムを損傷する可能性をさらに低減するために、カートンの中の包装済みアイテムの移動も制限する。
膨張緩衝材を形成する初期の機械は、比較的大きく、高額で、複雑になる傾向があった。最近では、事前成形された容器を有する膨張可能なウェブを採用する、より小型で安価な膨張機械が開発されてきた。しかしながらこれらの機械の多くは、機械の中を移動する際の膨張可能なウェブのアライメントおよび追跡の問題に悩まされており、この結果、膨張が不十分な、膨張しない、および/または封止が不十分な緩衝材となり、ウェブの廃棄、および/または尚早に収縮するか別途包装された製品を保護できない緩衝材をもたらす。また、このような機械は、最適とは言えないウェブ装填、ウェブ供給、およびウェブ封止機構を有する。後者に関して、ウェブの移動およびしわによってしばしば不十分または不完全な熱融着を形成し、これは通常、緩衝材の収縮をもたらす。加えて、膨張したウェブの一部が封止機構の中に引っかかることも多く、これによりウェブが封止機構に巻き付いて詰まらせ、つまりが解消されるように機械を停止せざるを得なくなり、この結果として時間と材料の両方を無駄にする。最後に、多くの場合、機械の操作は日常的に休止させられ、たとえばオペレータによって停止させられ、その後再始動させられる。残念ながら、この動作は頻繁に少なくとも1つの緩衝材の一貫性のない膨張(過剰膨張、膨張不足、または無膨張)をもたらすことが見出されたが、これは続いて形成されたパッケージ内の無効な製品保護のため、出荷および/または保管中の製品損傷を招く可能性がある。
したがって、当該技術分野において、上記の運用問題のうちの1つ以上を解決および克服する、包装用緩衝材としての使用に適したガス充填容器を製造するための、簡単で信頼性の高い機械の需要がある。
この需要は本発明によって満たされるが、これは一態様において、対向する縦縁と、対になった横シールの間に一連の膨張容器を形成する、横シールによって互いに封止された1対のシートと、を備える、膨張可能なウェブを膨張および封止する機械に関し、容器の各々は、大量のガスをその中に保持してこのようなガスを受容するための開口を有することが可能であり、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールであって、前記スプールは、前記スプールが前記支持構造に取り付けられている近位末端を有する、スプールと、
c.前記スプール上にロールの位置を確立するように構築および配置された位置決め機構であって、前記位置決め機構は、
1)前記スプールの前記近位末端においてロールと前記支持構造との間に介在する係合部材であって、前記係合部材は、ロールと係合して前記スプールに対して移動するようになっている、係合部材と、
2)前記係合部材を移動させ、これにより前記スプール上のロールの前記位置を確立するように構築および配置されたアクチュエータであって、前記アクチュエータおよび前記係合部材は、前記係合部材に加えられる力が所定量を超過すると互いに分離するように構成されている、アクチュエータと、
を備える位置決め機構と、
d.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
e.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
f.前記膨張システムに対する膨張可能なウェブの横位置を検出するようになっている、ウェブ追跡センサと、
g.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
h.前記ウェブ追跡センサおよび前記位置決め機構と動作可能に通信しているコントローラであって、前記コントローラは、前記追跡センサからの入力を受信し、前記入力に基づいて、所定範囲内に膨張可能なウェブの前記横位置を維持するように、前記スプール上のロールの前記位置を調整するように前記位置決め機構への出力を送信するようになっている、コントローラと、
を備える。
本発明の別の態様によれば、先に説明されたような膨張可能なウェブを膨張および封止するための機械が提供され、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールと、
c.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
d.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
e.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
を備え、
(1)前記封止装置は封止域および隔離域を含み、
(2)前記隔離域は前記移動経路に沿って前記封止域よりも上流にあり、
(3)前記隔離域は、前記経路に沿って搬送される際にウェブ内の不規則性から前記封止域を実質的に隔離するように、構築および配置されている。
本発明のさらなる態様は、先に説明されたような膨張可能なウェブを膨張および封止する機械を対象とし、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールと、
c.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
d.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
e.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
を備え、
(1)前記封止装置は、封止域と1つ以上のウェブガイドとを含み、
(2)前記ウェブガイドは、ウェブが前記経路に沿って搬送される際に、前記封止域から離れる方へウェブの少なくとも一部を向けるように構築および配置されている。
本発明の追加態様は、対向する縦縁と、対になった横シールの間に一連の膨張容器を形成する、横シールによって互いに封止された1対のシートと、を備える、膨張可能なウェブを膨張および封止する機械を対象とし、容器の各々は、大量のガスをその中に保持してこのようなガスを受容するための開口を有することが可能であり、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールであって、ロールは、内径を有するコアを含み、前記スプールは接触表面を含み、前記接触表面がコアの内径に対して外向き付勢力を加えるように構築および配置されている、スプールと、
c.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
d.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
e.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
を備える。
本発明のさらに別の態様は、対向する縦縁と、対になった横シールの間に一連の膨張容器を形成する、横シールによって互いに封止された1対のシートと、を備える、膨張可能なウェブを膨張および封止する機械を対象とし、容器の各々は、大量のガスをその中に保持してこのようなガスを受容するための開口を有することが可能であり、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールと、
c.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
d.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
e.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
f.横シールを検出するように構築および配置された、ウェブ追跡センサと、
g.前記ウェブ追跡センサおよび前記ウェブ搬送システムと動作可能に通信しているコントローラであって、前記コントローラは、前記追跡センサからの入力を受信して停止命令を受信するようになっており、これにより、前記停止命令の受信時に、前記コントローラは、隣接する容器から1対の横シールに対して所定の位置でウェブが停止するように、膨張可能なウェブの搬送を停止するように前記搬送システムに出力を送信する、コントローラと、
を備える。
上記の機械において、所定のウェブの位置は、
a)前記対の横シールのうちの下流のものに関連付けられた下流容器が膨張および閉鎖封止されるように、および
b)前記対の横シールのうちの上流のものに関連付けられた上流容器が、前記コントローラによる再始動命令の受信時に膨張および閉鎖封止される位置になるように、
前記封止装置に対して跨がる位置に前記対の横シールを備えてもよい。
本発明の追加態様は、対向する縦縁と、対になった横シールの間に一連の膨張容器を形成する、横シールによって互いに封止された1対のシートと、を備える、膨張可能なウェブを膨張および封止する機械を対象とし、容器の各々は、大量のガスをその中に保持してこのようなガスを受容するための開口を有することが可能であり、機械は、
a.支持構造と、
b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールと、
c.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムであって、前記搬送システムは1対の回転部材を備え、前記回転部材のうちの少なくとも1つは、上流のアクチュエータおよび下流の回転中心を有する旋回機構に実装され、前記旋回機構は、
(1)前記回転部材が収束点において互いに接触している、搬送位置と、
(2)前記回転部材が互いに接触していない、ウェブ通し位置と、
の間で移動可能である、ウェブ搬送システムと、
d.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
e.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
を備える。
本発明のこれらおよびその他の態様および特徴は、以下の説明および添付図面を参照して、より良く理解されるだろう。
一連の容器を有する膨張可能なウェブを膨張および封止するための、本発明による機械の斜視図である。 ウェブに含まれる容器を膨張および封止するために膨張可能なウェブのロールとともに機械が使用されていることを除いて、図1と類似の図である。 図1に示される機械の正面立面図である。 ブロワを示すためにブロワカバーが取り外されていることを除いて、図1と類似の図である。 図1に示されるものと反対側から見た、機械の主要筐体の中の構成要素を示すために背面カバーが取り外された状態の、機械の立面図である。 図2の線6−6に沿った部分立面図である。 図1の線7−7に沿った、スプールの断面図である。 図7の線8−8に沿った、スプールの斜視図である。 図8に示されるスプールの平面図である。 図9の線9A−9Aに沿った、スプールの部分立面図である。 スプールに装填されているロールを示す、図9と類似の図である。 調整されたロールの位置を示す、図9Bと類似の図である。 図1に示される機械の膨張システム、ウェブ追跡センサ、およびコントローラの構成要素の平面図である。 図10の線10A−10Aに沿った断面図である。 図2の線11−11に沿った、ウェブガイドが封止ローラから取り外された状態の、機械の部分平面図である。 停止点までのウェブの前進を示す、図11と類似の平面図である。 図11の線13−13に沿った、機械の部分立面図である。 ウェブガイドが封止および裏当てローラ上に載置されている、図13と類似の立面図である。 代替ウェブガイド実施形態の立面図である。 旋回機構の異なる位置を示す、図14と類似の図である。 旋回機構のさらに異なる位置を示す、図14と類似の図である。
図1から図5は、本発明による膨張可能なウェブを膨張および封止する機械10を示す。機械10は支持構造12を含み、これは基部14と、基部から上方に延在する壁16と、を備えてもよい。機械10は、膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するためのスプール18、移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するためのウェブ搬送システム20、容器を膨張させるための膨張システム22、および膨張容器を閉鎖封止するように膨張システムの近傍に配置された封止装置24を、さらに含む。
図2は、膨張可能なウェブ26を膨張および封止するために使用されている機械10を示す。ウェブ26はロール28の形態であり、これはスプール18によって回転可能に支持されている。ウェブ26は、対向する第一および第二縦縁30a、30bを有し、一連の膨張容器32を含む。容器32の各々は、たとえば空気などの大量のガスをその中に保持することが可能であり、各々がこのようなガスを受容するように第一縁30aに開口34を有する。
ウェブ26は、たとえばフィルムシートなどの、1対の並置されたシート36a、bをさらに備えてもよい。図示される実施形態において、ウェブ26の第一縦縁30aは開放し、すなわち封止されておらず、第二縦縁30bは閉鎖、たとえば封止または折り畳まれている。ウェブ搬送システム20は移動経路40に沿って膨張可能なウェブ26を搬送するが、これは膨張可能なウェブの縦縁30a、bと実質的に平行である。
容器32は、シート36a、bの間、および一連の横シール38の間に画定されてもよい。シール38は、ウェブ26の縦縁30a、bおよび移動経路40に対してほぼ直角な方向に揃えられるので、「横」と記載される。図2に示されるように、シール38は、各容器32が下流対のシール38からの先行横シール38aと、隣接する上流対のこのようなシールからの後続横シール38bとの間のウェブ26に画定されるように、比較的接近して離間した対38a、38bとして配置されてもよい。言い換えると、すなわち接近して離間したシール対から見ると、各シール対の上流横シールは38aで示され、下流シールは38bで示されている。
容器32の開口34は、ウェブ26の開放した第一縁30aおよび横シール38の第一末端42aによって形成される。対向する第二末端42bは、閉鎖した第二縁30bで終端する。横シールの第一末端42aは、「開放スカート」領域37を形成するシート36a、bに1対の対向する開放(未付着)フランジを形成するように、第一縁30aから離間しており、これにより、その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,651,406号明細書などに開示されるように、膨張を容易にするため、膨張システム22、たとえばそのノズル82がウェブ26の中、すなわちフィルムシート36a、bの間に収まるようにする(図6も参照のこと)。
個々のまたは群になった膨張容器がウェブ26から分離されるようにするため、たとえばミシン目などの脆弱線44が、図示されるように各容器32の間、すなわち各上流/下流対の横シール38a、bの間に含まれてもよい。
ウェブ26は一般的に、本明細書に説明されるようにガスをその中に封入するための、機械10によって操作可能ないずれの可撓性フィルム材料を備えてもよく、たとえばポリエチレンホモポリマーまたはコポリマー、ポリプロピレンホモポリマーまたはコポリマーなどの様々な熱可塑性材料を含む。適切な熱可塑性ポリマーの非限定例は、低密度ポリエチレン(LDPE)および高密度ポリエチレン(HDPE)などのポリエチレンホモポリマー、ならびにたとえばアイオノマー、EVA、EMA、不均一(チーグラーナッタ触媒)エチレン/アルファオレフィンコポリマー、および均一(メタロセン、シングルサイト触媒)エチレン/アルファオレフィンコポリマーなどのポリエチレンコポリマーを含む。エチレン/アルファオレフィンコポリマーは、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、直鎖状中密度ポリエチレン(LMDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、および超超低密度ポリエチレン(ULDPE)を含む、CからC20アルファオレフィンから選択される1つ以上のコモノマーを有する、エチレンのコポリマーである。たとえばポリエチレンホモポリマーまたはポリエチレンコポリマー(たとえば、プロピレン/エチレンコポリマー)、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネートなど、その他様々なポリマー材料もまた使用されてよい。フィルムは単層または複層であってもよく、成分ポリマーを溶融し、これを1つ以上の平坦または環状金型を通じて押し出し、共押し出し、または押し出し被膜することによる、いずれか周知の押し出しプロセスによって作成されることが可能である。
図2に示されるように、ウェブ搬送システム20は、その第一縁30aが壁と隣接するようにウェブが配向された状態で、壁16の隣の移動経路40に沿ってウェブ26を前進させる。膨張システム22は、ウェブ26が経路40に沿って前進する際に、矢印46によって示されるように、容器32の開口34の中にガスを案内させるように位置決めされ、これにより容器を膨張させる。
やはり図2に示されるように、封止装置24は、容器が膨張させられる際に容器32の開口34を実質的に同時に閉鎖封止するように、膨張システム22のすぐ下流に位置決めされてもよい(図11も参照のこと)。封止装置24は、容器32の中にガス46を封入するように、その第一末端42aの付近で横シール38a、bとも交差する、フィルムシート36a、bの間の縦シール48を作成することによって、開口34を閉鎖封止してもよい。このようにして、ウェブ26の膨張容器32は、膨張容器50に変換される。
図1および図3を参照すると、スプール18は、スプールが支持構造12に取り付けられている近位末端52aを有し、また支持構造から離間した、対向する遠位末端52bも有してもよいことが、わかるだろう。図示される実施形態において、たとえばおそらく図3において最もわかりやすいように、遠位末端52bは近位末端52aに対してより高い高度を有してもよく、すなわちスプール18は、スプールが壁16から離れる方へ延在するにつれて(水平面、たとえば基部14に対して)上向き角度を有してもよい。このようにして、ウェブロール28がそこに実装されたとき(図3に点線で示される)、ロールは重力によって支持構造12に向かって付勢される。上向き角度はしばしばロール装填においてより人間工学的であり、スプール18上にロールを完全に摺動させるのを重力で支援するので、スプール18のこのような上向き角度は、スプール上に新しいウェブロール28を装填する手作業を容易にすることができる。スプール18の遠位末端52bの高さは、水平面に対するスプールの上向き角度が約1から約45度、たとえば約2から約30度、約3から約20度などになるようになっていてもよい。一例として、水平上に約4度の上向き角度が適切であると見出された。
スプール18が上向き傾斜構成を有する実施形態では、支持構造12に向かうロール28の結果的な重力付勢は、ウェブ26の第一縦縁30aをウェブ搬送システム20、膨張システム22、および封止装置24に向かって押し進める。したがって支持構造12に向かうロール28の重力付勢は、膨張および封止操作を通じてウェブの開放縁の追跡を改善することによって、機械10の信頼性を促進する潜在力を有する。しかしながら、後にさらに詳細に説明されるように、本発明者らは、完全封止され一貫して膨張した容器50が形成されるようなやり方で、ウェブ、すなわち開放縦縁30aおよび/または横シール38の第一末端42aと、搬送システム20、膨張システム22、および封止装置24との適切なアライメントを提供するために、さらなる手段が必要であることを見出した。
ロール28全体の重量および直径を適応させるように、支持構造12は直立構造ブラケット54を含んでもよく、スプール18は、たとえば図3に示されるような(このようなファスナ56が合計3つ示される、図5にも見られる)ファスナ(ネジ)56および実装プレート58を介して、直接的にこれに取り付けられる。実装プレート58はこうして、スプール18の近位末端52aが支持構造12に固定される取り付けポイントを形成してもよい。以下にさらに詳細に説明されるように、実装プレート58は、その内部構成要素が実装されてもよい、スプール18用の内部骨格60の一体部品であってもよい。図示されるように、直立ブラケット54は、支持構造12の壁16に固定されてもよく、所望の最大全幅直径を有するロール28を収容するようにスプールと基部14との間に十分な空間があるように、スプール18を上昇させるのを支援してもよい。
図示されるように、スプールが壁16上の直立ブラケット54から片持ちされるように、スプール18の遠位末端52bは支持されていない。あるいは、たとえば大きいおよび/または重いウェブロールでは、遠位末端52bは、たとえば遠位末端52bがその上に置かれるクレードルを有する直立ポストなど、適切な構造要素によって支持されてもよい。
スプール18の上向き角度は、スプール18が壁に対して実質的に直角な状態で、垂直面に対して傾斜して壁16および直立ブラケット54も配向することによって、図3に示されるように実現されてもよい。あるいは、壁16(およびブラケット54)は、スプール18が垂直面を通る水平軸に対してある上向き角度で壁(および/またはブラケット54)上に実装された状態で、実質的に垂直な面内に配向されてもよい。さらなる代替案として、スプール18は上向き角度を有していなくてもよく、すなわち実質的に水平な構成を有してもよい。
上述のように、封止装置24は、容器内にガス46を封入するようにその第一末端42aの付近で横シール38a、bと交差する、フィルムシート36a、bの間に縦シール48を作成することによって、容器32の開口34を閉鎖封止する。このようにして、ウェブ26の膨張容器32は、膨張容器50に変換される。
現在示されている実施形態において、封止装置24およびウェブ搬送システム20は一体アセンブリとしてともに組み込まれており、これは1対の、たとえばローラ62、64などの収束逆回転部材と、たとえば図3に示されるようにローラ62など、ローラのうちの少なくとも1つに固定された封止要素66とを含んでもよい。ローラ62、64は、ニップ65、すなわち接線接触領域がその間に形成されるように、位置決めされてもよい(図14から図16)。ローラのうちの少なくとも1つは、一方または両方のローラに動力が供給されたとき、ウェブがローラの間のニップ65を通過するときにウェブ26が経路40に沿って前進させられるようにローラが図13に示されるように反対方向に回転するように、たとえば図5に示されるモータおよびギヤボックスアセンブリ68などのモータ68に連結されてもよい(図2および図14)。このようなウェブ搬送と同時に、封止要素66は、ウェブ26が経路40に沿って前進させられる際に、膨張容器32/50の開口34を閉鎖するように、ローラ62、64の間のニップに縦シール48を形成する(図11)。
封止要素66は、電流が装置を通るときに熱を発生する、バンドまたはワイヤなどの電気加熱抵抗器であってもよい。おそらく図11および図15に最も明確に示されるように、封止要素66は、ローラ62に沿ってウェブ26に対して回転するように、ローラ62の外周表面72上に実装されてもよいことが、わかるだろう。封止要素66が現在示されるようにローラ62に実装されているとき、ローラ62は「封止ローラ」と見なされてもよく、その一方でローラ64は「裏当てローラ」と見なされる。加熱されると、ローラ62、64がウェブ26に対して加圧的に逆回転する際の封止要素66とウェブ26との間の回転接触は、ウェブがその移動経路40に沿って搬送されるにつれて縦シール48を形成する。
図示される実施形態において、封止要素66はワイヤの形態である。封止ローラ62は、金属(アルミニウム)、高温耐熱ポリマー(たとえば、ポリイミド)、セラミックなど、封止要素によって発生する熱に耐えられる、いずれの材料で形成されてもよい。封止要素66を収容して、封止および搬送の間に外表面72上の正しい位置にこれを維持するように、ローラ62の外周表面72に溝70が設けられてもよい。
外表面72は、経路40に沿ってウェブを搬送するためにローラがウェブに対して回転する際に、封止ローラ62とウェブとの間の滑りを防止または最小化するように、表面72とウェブ26との間の静止摩擦を促進するための粗面またはギザギザセクション74を含んでもよい。ローラ62、64の間のウェブ静止摩擦は、ゴムまたはRTVシリコーンなどの柔軟な材料で裏当てローラ64を形成することによって、さらに促進されることが可能である。
特に図1から図5および図11を参照すると、ウェブ搬送システム20は、ローラ62、64、モータ68、およびモータ68の回転出力を封止ローラ62に結合するように壁16を通じて延在する駆動軸75を含んでもよいことが、わかるだろう。この配置において、封止ローラ62は駆動軸75を介してモータ68によって直接的に駆動され、その一方で裏当てローラ64は、従動ローラ62との回転接触に基づいて、モータによって間接的に駆動される。封止装置24は、封止要素66および封止ローラ62の外表面72上の溝70に加えて、駆動軸75および封止ローラ62の中の内部配線を介して封止要素66に電力を供給するように、コミューテーター76a、b(たとえば、カーボンブラシコミューテーター)および対応するスリップリング78a、b(図11)を含んでもよい。
上記の一体型ウェブ搬送システム20および封止装置24に関するさらなる詳細は、その全開示が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第7,225,599号明細書に開示されている。
図2および図11に示されるように、縦シール48は、ウェブ26の縦縁30a、bならびに機械10を通るその移動経路40に沿った移動方向と実質的に平行な方向に、配向されている。シール48は、図示されるように、連続縦シール、すなわち、封止装置24がシールの作成を停止させられたときにのみ中断される、実質的に直線的な完全なシールであってもよい。
あるいは、封止装置24は、不連続な一連の縦シールセグメントとして縦シール48を作成するようになっていてもよい。不連続な一連の縦シールセグメントは、封止要素66が封止ローラ62(または64)の表面72上に螺旋状パターンを有するときに作成されてもよく、たとえば上記で参照された末尾599の特許に開示されるように、結果的に縦シールセグメントの傾斜構成を生じる。さらなる代替案として、封止要素66は、たとえばその開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許公開第2008−0250753A1号に開示されるような「二重螺旋」としてなど、重複螺旋状パターンとして、封止ローラ62上に配置されてもよい。
ガスストリーム46は、空気から構成してもよい。この例において、膨張システム22は、周囲空気からこのようなガスストリーム46を発生するためのブロワ80(図4から図6)、膨張ノズル82、およびガス46をブロワ80からノズル82に向かわせるためのガスダクト84を含んでもよい。図4において、ブロワ80が最大空気送達(すなわち、最小圧力損失)および速度のためにノズル82に近接した基部14上に位置決めされてもよいことを示すために、ブロワカバー86が取り外されている。ノズル82は、壁16および/または基部14への直接または間接取り付けを介して容器32の開口34の中にガス(たとえば、空気)46を向かわせるように、所定位置に固定されてもよい。図示される実施形態において、ノズル82はダクト84に取り付けられており、さらに壁16への取り付けを介して支持されている。
図6は、線6−6に沿った図2の図であり、膨張ノズル82の対向面に対して/その周りを移動するための開放スカート領域37におけるフィルムシート36a、bの分離を含む、膨張システム22を通る膨張可能なウェブ26の搬送を示す。図6はまた、膨張ノズルが比較的平坦/平面的な構成を有してもよく、たとえば図示されるように3つの出口など、1つ以上のガス出口87を包含してもよいことも、示す。
機械10は、たとえばウェブを扱う構成要素(すなわち、スプール18、膨張システム22、ローラ62、64など)が関連付けられるものから壁16の反対側に、筐体88を含んでもよい。筐体88は様々な運転装置を収容してもよく、そのうちのいくつかは先に説明されており(たとえば、モータ68)、いくつかは以下に説明される。筐体88はまた、たとえば制御盤90などのオペレータインターフェースをその上に包含してもよく、これは最低でも、機械10のオペレータが機械をそれぞれ運転開始および運転停止させられるようにする、始動ボタンまたはスイッチ91および停止ボタンまたはスイッチ92を含むことができる。
機械10は、機械の全体的な動作を制御するためのコントローラ94をさらに含んでもよい。コントローラは、図5に示されるように、筐体88の中に収容されてもよい。コントローラ94は、たとえば電気などの動力の流れを制御するように、とりわけ機械10の様々なサブアセンブリと動作可能に通信していてもよい。このような制御は、たとえば別の管理電源(図示せず)からサブアセンブリへの電力の流れを制御することによって間接的に、または図示されるように直接的に、行われてもよい。このため、電力は、電気ケーブル98を介して接続箱96からコントローラ94に供給されてもよい。接続箱96は、個別の電源ケーブル(図示せず)を介して電力が供給されてもよく、これは接続箱をたとえば電源に連結されている壁面コンセント(図示せず)などの電源に接続し、またコントローラ94をそれぞれ通電および切断するための「オンオフ」スイッチ100を含んでもよい。一例において、電源がたとえば110または220ボルトACの交流電流であるとき、このような電流がケーブル98を介してコントローラ94に供給される前に、このようなAC電流をたとえば24ボルトDCのDC電流に変換するように、変圧器99が機械10(図4)に含まれてもよい。
その動作を制御するようにコントローラ94を機械10のサブアセンブリと電気的に連絡させるため、様々な追加電気ケーブル(たとえば、絶縁ワイヤ)が提供されてもよい。このため、たとえば所望のウェブ搬送速度、所望の停止点、所望の再始動などを実現するように、コントローラ94をモータ68と通信させるため、すなわちウェブ搬送システム20を制御するためのケーブル102が供給されてもよい。同様に、ケーブル104は、たとえばブロワを通電/切断するため、ガス46の移動速度を制御するようになど、コントローラ94をブロワ80と通信させてもよい。ケーブル106は、たとえば「停止」および「始動」命令などの命令をオペレータがコントローラに供給できるようにするため、制御盤90とコントローラ94との間の通信を提供してもよい。ケーブル108は、たとえば封止要素66を通電/切断すること、供給される電力量を制御することなどによって、コントローラ94とコミューテーター76a、bとの間に、すなわち封止装置24を制御するように、通信を提供してもよい。さらなるサブアセンブリ制御リンクは、以下に説明される。
図2および図6から図7を参照して、本発明のさらなる特徴が説明される。ウェブ26が図示されるようなロール28の形態であるとき、ウェブ搬送システム20によってロールからウェブを引き出すために必要とされる力はロールが消費されるにつれて変化する場合があり、ひいてはロールが消費されるにつれてウェブ26の張力も変化する場合がある。ウェブ張力のこのような変化は、膨張システム22および封止装置24に対するウェブのずれの一因となる可能性がある。そしてこのようなずれは、(このような容器の収縮を招く)容器の無膨張、容器の膨張不足、および封止不良、すなわち膨張させられるこれら容器の不完全な封止または封止されないことを含む、多数の膨張および/または封止問題を生じる可能性がある。したがって、機械10は、機械を通る経路40に沿って搬送される際にウェブ26の張力を制御するための、1つ以上の張力制御装置をさらに含んでもよい。このような装置は、搬送システム20によるその前進に反してウェブ26に摩擦抵抗を加えることによって、動作することができる。
このような装置の1つは図6に示されており、図示されるように、張力ロッド112がロール28と膨張システム22との間に位置してもよく、経路40に沿って搬送される際にウェブ26と接触、たとえば摺動接触するように、構築および配置されてもよい。張力ロッド112とウェブ26との間の摺動接触は、経路40に沿ったその前進に反してウェブに摩擦抵抗を提供する。このような摩擦抵抗の規模は、ウェブ26とロッド112との間の接触の度合いと直接的に比例する。図示される配置において、ロール28の直径はウェブ26の供給の消費とともに減少し、ウェブ26とロッド112との間の接触面積は、ロール28からの張力ロッド上へのウェブの接近角度の増加に基づいて増加する。便利なことに、張力ロッド112は、ウェブ26を膨張ノズル82上の適切な位置に向かわせるという点で、案内ロッドの機能も提供してよい。張力ロッド112は、図示されるように実質的に円形または楕円形の断面形状を有してもよい。当然ながら、たとえば正方形、長方形、三角形など、本発明の範囲内で、様々なその他の形状も可能である。
張力ロッド112の代替として、またはこれに加えて、図7に示されるように、ウェブ26の張力を制御するためのさらなる手段が含まれてもよい。図7は、ロール28が参照のために透視的に加えられた、図1の線7−7に沿ったスプール18の断面図である。ロール28は内径116を有するコア114を含んでもよく、スプール18は接触表面118を含んでもよく、これはスプールの最外面であってもよい。ロール28がスプール18によって支持されているとき、その接触表面118はコア114の内径116と接触している。スプール18は、ロール28がそれに対して回転するように、すなわちロール28のコア114をスプール18の接触表面118に対して摩擦を生じながら回転し、これによって搬送システム20によるウェブ26の前進に摩擦抵抗を加えるように、壁16/直立ブラケット54に回転不可能に取り付けられてもよい。
本発明のいくつかの実施形態において、このような摩擦抵抗は、その接触表面118がコア114の内径116に対して外向き付勢力を付与するようにスプール18を構築および配置することによって、増加させられる場合がある。これは、旋回部材120に沿って、たとえば矢印124の方向に弓なりに、クラムシェル状に互いに対して移動できる、1対のセクション122a、bを備えるスプール18を用いて、図7に示されるようにたとえば軸旋回部材(たとえば、蝶番)120に沿って、外向きに移動可能にスプール18を構築することによって、実現されてもよい。このため、図示されるように、セクション122a、bは分離していて、実質的に旋回部材120に沿ってのみ互いに接続されていてもよい。さらに、セクション122a、bは、セクション122a、bに対して外向き付勢力128を付与する、スプール18の内側に弾性部材126を含むことによって、互いから離れる方へ付勢されてもよい。このような力128は、スプール18の接触表面118がコア114の内径116に対して外向き付勢力128を付与するように、円弧124に沿ってセクション122a、bによって出現する。このようにして、接触表面118は、ウェブ26が機械10を通じて搬送される際にロール28の回転に対して摩擦力を付与するが、これは機械を通じて搬送されているウェブの部分の張力に一貫性を与える。
図示される実施形態において、弾性部材126は、一端で「下部」セクション122bの実装ボス130内に保持されてもよく、反対端は骨格60との接触を介して「上部」セクション122aに対して押圧し、これは、下部セクション122bが支持構造12に対して移動可能となる一方で上部セクション122aは支持構造に対して静止するように、セクション122aに取り付けられてもよい。弾性部材126は、1つ以上のバネ、発泡体など、外向きの力を付与することが可能ないずれの物体または装置を備えてもよい。図示されるように、部材126は線形コイルバネの形態であるが、またたとえば旋回部材120に位置するねじりバネ、板バネなどであってもよい。図示される「クラムシェル」構成の代替として、セクション122a、bは、たとえば2つのセクションが互いに対して(旋回可能にではなく)直線的に移動可能となるようになど、様々なその他の配置で構成されることも可能である。スプール18は、接触表面118が比較的均一となるように一定の外径を有してもよく、あるいは接触表面118が不均一となるように可変径を有してもよい。
スプール18の上記構造が張力制御に必要とされない場合には、スプール18は、たとえばスプールが壁/ブラケットに対して回転する際にロール28がスプールとともに回転するように、壁16/直立ブラケット54に回転可能に実装されてもよい。
図8は、スプールに含まれてもよい付加的な内部構成要素を示すために「上部」可動セクション122aから「下部」可動セクション122bが完全に旋回しきった、図7の線8−8に沿ったスプール18の内部の斜視図である。上述のように、スプール18は、スプールのこのような内部構成要素が取り付けられてもよい内部骨格60と、直立ブラケット54にスプールを取り付けるための実装プレート58とを含んでもよい(図3参照)。接触表面118もまた、接触表面が骨格の外側になるように、骨格60に取り付けられてもよい。図示される実施形態において、上部セクション122aは骨格60に直接取り付けられており、その一方で下部セクション122bは、旋回部材120における上部セクション122aへのその取り付けを介して、間接的に取り付けられている。
ここで図3から図8までをまとめて参照すると、本発明の有利な特徴により、機械10は、スプール18上にロール28の位置を確立するように構築および配置された、位置決め機構132を含んでもよい。位置決め機構132は一般的に、係合部材134およびアクチュエータ138を備えてもよい。
図3に示されるように、係合部材134は、スプール18の近位末端52aにおいて、ロール28と支持構造12(その直立ブラケット54)との間に介在させられる。係合部材134はロール28と係合するようになっており、両矢印143によって示されるように、スプール18に対して移動可能なように構築および配置されている(図8)。アクチュエータ138は、たとえば矢印143によって示されるように双方向に、スプール18に対して係合部材134を移動させるように構築および配置されている。このようにして、係合部材134およびアクチュエータ138は、協働してスプール18上にロール28の位置を確立する。
スプール18の遠位末端52bが近位末端52aよりも高い高度を有するこれらの実施形態では、スプール18は、スプールが直立ブラケット54から離れる方へ延在するにつれて(水平面に対する)上向き角度を有する。このような実施形態において、ウェブロール28は、傾斜スプール18に実装されるとロール28に対して作用する重力付勢の力ベクトルを表す矢印140によって示されるように、支持構造12のブラケット54に向かって重力により付勢される。ロール28と直立ブラケット54との間の係合部材134の介在に基づいて、このような重力付勢140の結果、ロール28は係合部材に対して(すなわち、重力によって)押しつけられる。
位置決め機構132は、図示されるように、たとえば1対の付勢要素136a、bなどの付勢要素136をさらに含んでもよい。付勢要素136a、bは、たとえばリテーナ172等を介して、図示されるように実装プレート58上に保持またはそこに固定されてもよく、支持構造12/スプール18の近位末端52aから離れてアクチュエータ138/遠位末端52bに向かう方へ係合部材134を付勢する機能を提供することができる。スプール18が図示されるような上向き角度を有するとき、支持構造12から離れる係合部材134のこのような付勢の結果、係合部材134はロール28に対して力142を付与し、これは係合部材に対するロールの重力140、および(以下により詳細に説明される)スプール18上へのその装填の間にロールによって加えられるいかなる過剰な力にも、対抗する。付勢要素136は、(図示されるような)バネ、発泡体、ガス充填袋など、いずれか適切な弾性装置を備えてもよい。
ここで図9から図9Cをさらに参照して、位置決め機構132がさらに詳細に説明される。係合部材134は接触リング144および案内バー146を備えてもよく、接触リング144はファスナ(たとえば、ネジ)148を介して案内バーに取り付けられている。接触リング144は、ロール28と、たとえば物理的に接触するなどして係合する、係合部材134の部分であり(図9B)、スプール18と同軸であってその接触表面118の外側にあってもよい(図8)。案内バー146は、内部骨格60の中に1対の対向するスロット150a、bを備えてもよい、軌道150の中で直線的に移動可能なように構築および配置されてもよい(図8および図9A参照)。案内バー146は、中央セクション146cから延在する1対の「翼」セクション146a、bを備えてもよく、翼セクション146a、bはそれぞれのスロット150a、bの中に乗っており、中央セクション146cは内部骨格60の中で移動する。この実施形態において、軌道150はこのように、案内バー146の、したがって翼セクション146a、bにおいてそこに取り付けられた接触リング144の運動を、直線運動、すなわちスロット150a、bに沿って、これにより区切られる並進運動の形態に、制限する。
図9Aを参照すると、付勢要素136は、第一末端152aおよび第二末端152bを備えてもよいことがわかるだろう(図9Aには付勢要素136aのみが見える)。第一末端152aは、たとえば支持部材に取り付けられた実装プレート58を介して、支持部材12に対して力を付与する。第二末端152bは、たとえば第二末端152bによる直接接触を介して、案内バー146に対して対抗する力を付与し、これにより案内バーをアクチュエータ138およびスプール18の遠位末端52bに向かって付勢する。ロール28が図3に示されるように上向き傾斜スプール18上に支持されているとき、案内バー146上の付勢要素136の第二末端152bによって付与される付勢力は、係合部材に対するロールの重力140に対抗する、ロール28に対して係合部材134によって付与される上述の力142を構成することになる。
本発明者らは、膨張および封止機械に関する問題を特定した。多くの例において、このような機械のオペレータは、ロールがスプールの近位末端において機械に対して比較的強い衝撃を生じるように、機械のスプール上に新しいフィルムロールを装填するときに過剰な力を加えることが見出された。このように過剰な力は、特に時間をかけて繰り返されると、機械を損傷する可能性がある。このような損傷は、装填プロセスの間にロールの力のほとんどがアクチュエータに伝達されるように、特にアクチュエータが係合部材134にしっかりと結合されている場合に、アクチュエータ138において最も頻繁に現れると判断された。
有利なことに、本発明による位置決め機構132は、上記の問題への解決策を提供し、これにより、係合部材134およびアクチュエータ138は、たとえばロール28によって係合部材134に加えられるような力が、通常はロール装填作業中に過剰な力が加えられたときに生じる、所定量を超過するときに、2つの構成要素が互いに分離するように構成される。これは図9Bに示されており、ここでロール28はスプール18上に装填されて、係合部材134に対して力154を付与している。力154は、装填ロール28からスプール18上にオペレータ(図示せず)によって生じる力と、スプールが上向き角度を有するときの重力140との合計である。図9および図9Cは、位置決め機構132の2つの定常状態条件を示す。図9は「装填前」定常状態条件、すなわちロール28がスプール18上に装填される前を示す。図9Cは、「装填後」定常状態条件、すなわち、ロール28がスプール上に装填されて、このような装填に関する力154が消散した後を示す。このような定常状態条件のいずれにおいても、アクチュエータ138が係合部材134と接触していることがわかるだろう。図9Bは、位置決め機構132の遷移状態、すなわちその間にアクチュエータ138および係合部材134が互いに分離し、これによりアクチュエータ138からロール装填力154を分離し、これにより力154がアクチュエータを損傷するのを防止する、スプール18上へのロール28の装填を示す。
上述のように(そして後により詳細に説明されるように)、アクチュエータ138の機能は、それによってスプール上にロール28の位置を確立するように、スプール18に対して係合部材134を移動させることである。アクチュエータ138は、モータ156と、モータを通じて延在する駆動ネジ158と、たとえば図示されるように止めネジ163を介して駆動ネジの遠位末端161に取り付けられた接触部材160と、を備えてもよく、駆動ネジ158の遠位末端161は接触部材160の中に埋め込まれており(図9A)、止めネジ163はその中に遠位末端161を固定している。モータ156は、実装ブラケット162およびファスナ164を介して内部フレーム60に固定されてもよい(図9)。最適な膨張および封止のためにスプール18上にロール28を正確に位置決めするように、モータ156は好ましくは、ステッピングモータなど、たとえば正確な位置決めが可能な回転−直線モータなどの精密型モータである。たとえば駆動モータ68と比較すると、モータ156などの精密モータは比較的繊細であり、たとえばロール28に加えられる過剰な装填力から経験するような衝撃型の力からの損傷に弱い。このような損傷は、モータ156を力154から隔離することによって防止されることが可能であるが、これは、たとえば係合部材134上のロール28によって付与される力154などの力がたとえば付勢力142などの所定量を超過したときにアクチュエータ138および係合部材134が互いに分離するように構成することによって、実現可能である。
図示される実施形態において、アクチュエータ138の接触部材160および係合部材134の案内バー146はそれぞれの対向面166、168を有し、これらは、位置決め機構132が定常状態条件、すなわち装填前(図9)または装填後(図9C)条件にあるときに互いに係合するような、すなわち互いに接触するような、しかし位置決め機構132が遷移状態(図9B)にあるように、すなわち力154が対抗する付勢力142を超過するように装填力154が係合部材134に加えられるように、ロール28がスプール18上に強制的に装填されるときにその間に間隙170を形成するように互いに解放するような、形状および相対位置になっている。図示される実施形態において、表面166、168はいずれも平坦であるが、たとえば凹凸関係など、互いに解放可能に一致する様々な三次元形状など、その他の形状も可能である。図9および図9Bを比較することにより、接触リング144の前端がスプール18のセクション122aの対応する末端を越えて延在しながら、係合部材に付与される装填力154によって、図9のその開始位置から図9Bの実装プレート58に向かうスプール18のその変位位置まで、強制ロール装填の結果としての係合部材134全体の運動を見ることができる。
上述のように、付勢要素136a、bは、(実装プレート58を介して)支持構造12から離れてアクチュエータ138に向かって係合部材134を付勢する機能を提供するように、含まれてもよい。図示される実施形態において、付勢要素136の付勢力および位置決め機構132の全体的な構成は、位置決め機構132が定常状態条件、すなわち装填前(図9)または装填後(図9C)にあるときに、そのそれぞれの表面168、166が一緒に押圧されるように、付勢要素136が案内バー146を接触部材160と係合、すなわち接触させるようになっている。このような付勢力142の量は、アクチュエータ138から係合部材134を分離させるために必要とされる所定の最小量の力をこうして定義し、これにより図9Bに示されるように、間隙170を作り出す。たとえば、装填中などに係合部材134に対してロール28によって付与される力154が位置決め機構132の定常状態条件にあるアクチュエータ138に対して係合部材134上の付勢要素136によって付与される付勢力142を超過するとき、アクチュエータ138および係合部材134は互いに分離し、これにより、図9Bに示されるように間隙170を作り出す。
図示される実施形態において、位置決め機構132の装填前および装填後定常状態条件(図9および図9C)で案内バー146を接触部材160と係合させる付勢力142がバネ力となるように、付勢要素136はバネの形態である。あるいは、案内バー146および接触部材160は、たとえば機械的または磁気的結合を介して、一緒に押し進められる(解放可能に保持される)ことも可能である。
図9Bに示される遷移状態の間、装填力154は、接触部材160および案内バー146のそれぞれの表面166、168をまとめて保持していた対抗する付勢力142を、一時的に超過する。したがってこの状態で、ロール28および係合部材134は、装填力154によって推進されると、実装プレート58/支持構造12に向かって加速している。しかしながら、装填プロセスの間のアクチュエータ138からの係合部材134の分離の結果として、力154の全てがアクチュエータ138から切り離されていれば、このような加速はアクチュエータ138を損傷するものではない。
含まれるならば、たとえば1対の付勢要素136a、bなどの付勢要素136は、アクチュエータ138および係合部材134が互いに分離されるときに、ロール28の運動を制御する機能を有利に提供することができる。係合部材134をアクチュエータ138に向かって付勢することにより、付勢要素136によって発生した付勢力142は、それによってたとえばロールおよび係合部材を安定化させるように力ベクトル154に沿ったロール28/係合部材134の移動を減速/減衰することなどによる、係合部材134からのアクチュエータ138の分離の遷移段階の間にロール28の運動を制御し、その後係合部材134とアクチュエータ138との間の接触を再確立するように力ベクトル142に沿ってロールおよび係合部材を移動させるため、力154の少なくとも一部、たとえば大部分または全てを吸収するのに十分であることが好ましい。このようにして、付勢要素136は、接触部材160および案内バー146の対向面166、168が付勢要素によって再び一緒に保持されている図9Cに示されるように、ロール28の運動を制御して位置決め機構132を定常状態位置、すなわち装填後位置に戻すことによって、装填力154が無効化された安定/動作可能運転条件に機械10を戻してもよい。
ここで図9Cを参照して、定常状態「装填後」条件にある位置決め機構132のロール位置決め動作が、さらに詳細に説明される。上述のように、アクチュエータ138の機能は、スプール18に対して係合部材134を移動し、これによりスプール上のロール28の位置を確立することである。以下に説明されるように、この目的は、容器32の適切な膨張および封止のために、ウェブ26の横シール38の開放縦縁30aおよび/または第一末端42aが膨張システム22および封止装置24に対して最適に位置合わせされることを保証することである。
図9Bに示されるようなロール装填の遷移条件に続き、図9Cに示される定常状態条件において、アクチュエータ138および係合部材134が互いの係合を再開するように、接触部材160および案内バー146の表面166、168は、付勢要素136a、bによって案内バーに対して付与される付勢力142によって、再び一緒に保持される。ロール28の最適位置を確立するようにこのような定常状態条件にある係合部材134を移動させるために、アクチュエータ138は案内バー146に対して力174を付与するようになっており、これは付勢要素136によって案内バーに対して付与される付勢力142に対抗する。アクチュエータ138は、機械、電気、および/または油圧駆動手段を含む、いずれの従来型駆動手段を含んでもよい。上述のように、図示される実施形態において、アクチュエータ138は、モータ156、モータを通じて延在する駆動ネジ158、およびたとえば図示されるように止めネジ163を介して駆動ネジの遠位末端161に取り付けられた接触部材160を含む、リニアアクチュエータの形態である。モータ156は、たとえばステッピングモータなど、回転並進タイプのモータであり、駆動ネジ158の時計回りまたは反時計回り回転を生じることによって、両矢印143(図9A)によって示されるように、実装プレート58/支持構造12に向かってまたはこれらから離れる方へ、接触部材160を移動させる。
定常状態「装填後」条件にある位置決め機構132の動作の一例は、図9、図9B、および図9Cを連続して見ることによって理解されるだろう。図9は、位置決め機構の開始位置、すなわちスプール18上にロールがなく、付勢要素136によって付与される力142によってアクチュエータ138および係合部材134が互いに接触している状態を示す。図9Bは、装填力154がスプール18上の装填ロール28から位置決め機構に加えられてアクチュエータ138からの係合部材134の分離をもたらすときの、位置決め機構132の遷移条件を示す。このような分離の間、係合部材134の位置は図9の開始位置から変化する(実装プレート58/支持構造12に向かって移動する)が、しかしアクチュエータ138がロール装填プロセスに関連していなければ、接触部材160の位置は変化しない。
定常状態が付勢要素136によって復元され、装填力154が消散して力154に関連付けられたロール28の運動がなくなった後、位置決め機構132は、スプール18上のロール28の位置を調整するための準備が整った状態にある。図9Cにおいて、位置決め機構は、このような調整を行うプロセスにある。モータ156は矢印176の方向、すなわち駆動ネジの後ろから見たときに時計回りに駆動ネジ158を回転させており、これは、接触部材160およびバー146が両方とも力ベクトル174の方向に(実装プレート58に向かって)並進するように、接触部材160により、案内バー146に対して力174を加えさせる。この作用により、接触部材160および案内バー146の両方が、図9に示されるその開始位置から離れる方へ移動しており、係合部材134およびロール28の全体を同様に、すなわち矢印178の方向に、実装プレート58/支持構造12に向かって移動させることが、わかるだろう。条件的にロール28が支持部材12から離れる方へ移動させられる必要がある場合(下記)、モータ156は、回転矢印176と反対の方向に駆動ネジ158を回転させることになり、したがって力ベクトル174と反対の方向に(すなわち実装プレート58から離れる方へ)接触部材160を並進させる。接触部材160に対して案内バー146上の付勢要素136によって付与される力142は、案内バー、および係合部材134およびロール28の全体を接触部材と接触させ、こうして実装プレート58から離れる方へ、すなわち矢印178の反対方向へ、接触部材に追従させる。
上記を鑑みて、係合部材134、付勢要素136、およびアクチュエータ138は、スプール18上のウェブロール28の装填および精密配置の両方を制御するように相乗的に協働することが、今や理解されるだろう。前者はロール装填中にモータ156を保護するのに役立ち、これはウェブロール28の位置を正確に制御する位置決め機構132の後者の能力を維持し、これにより機械10によって搬送される際にウェブ26を正確に位置合わせする。
機械10はウェブ追跡センサ180を含んでもよく、これは膨張装置22に対する膨張可能なウェブ26の横位置を検出するようになっている(図6)。ウェブ追跡センサ180からの情報は、スプール18上のロール28の所望の位置を確立し、これにより膨張システム22および封止装置24との最適なアライメントのための所定範囲内にウェブ26の横位置を維持するため、位置決め機構132の動作を制御するために使用されてもよい。
いくつかの実施形態において、ウェブ追跡センサ180は、たとえば機械的接触センサ、光センサ、超音波センサなどを介して、開放縦縁30aの位置および/またはウェブ上の印刷刻印の位置を検出することによって、ウェブ26の横位置を検出するように構築および配置されてもよい。
あるいは、または付加的に、追跡センサ180は、横シールおよび/またはその末端の位置がウェブ26の横位置を示すように、横シール38、たとえばその末端42aまたは42bを検出するように、構築および配置されてもよい。たとえば、図10から図11に示される実施形態において、追跡センサ180は、第一末端42aの位置が膨張可能なウェブ26の横位置を示すように、物理的接触を介して横シール38のこのような第一末端42aを検出するように構築および配置されている。あるいは、横シール末端42aは光学的に、すなわちこのようなシール末端を光学的に検出するようになっている光センサを介して、検出されることも可能である。
コントローラ94は、たとえば入力ケーブル182を介してウェブ追跡センサ180と(図10)、ならびにたとえば出力ケーブル184を介して位置決め機構132と(図5、図8、および図11)、動作可能に連絡していてもよい。コントローラ94はさらに、追跡センサ180から入力182を受信し、この入力に基づいて、横シール38の第一末端42aが追跡センサ180に近すぎも遠すぎもせず、こうして適切な膨張および封止のために膨張システム22および封止装置24と良好に位置合わせされるように、所定の範囲内に膨張可能なウェブ26の横位置を維持するようにスプール18上のロール28の位置を調整するため、位置決め機構132に出力184を送信するようになっていて、たとえばプログラムされてもよい。
図示される実施形態において、追跡センサ180は、横シール38の第一末端42aによって接触されるように構築および配置されてもよい。このため追跡センサ180は、接触センサ186および検出センサ188を備えてもよい。接触センサ186は、経路40に沿ったウェブ26の移動を妨害することなく、横シール38と物理的に接触するようになっていてもよい。このため接触センサ186は、横シール38との接触時に移動するように、たとえば旋回可能、並進可能、湾曲可能など、移動可能であってもよい。図示される実施形態において、接触センサ186は、ウェブ26が膨張ノズルを越えて搬送される際に連続的に横シール38と接触するように接触部分191がノズル82から延在している状態で、回転中心190において膨張ノズル82の内側に旋回可能に実装されている。このため接触部分191は、膨張および封止動作の間、ウェブ26の内側に、つまり容器32の開口34においてシート36a、bの間に、位置する。接触センサ186は、コイルバネ194によって旋回止め192に対して付勢されてもよく、こうして弓状矢印196に沿って旋回的に移動可能である(図10)。
接触センサ186の移動は、2つの機能を提供する。第一に、シール38との接触時に移動することにより、接触センサ186は、経路40に沿ったその搬送をウェブ26に継続させる(図11)。好ましくは移動は、センサとの接触による著しい逸脱を伴わずに、ウェブ搬送が継続するようになっている。第二に、接触センサ186の移動は、ウェブ26の横位置が判定されることが可能であるようなやり方で、検出センサ188によるその検出を可能にする。検出センサ188はたとえば、発光素子198および受光素子199を含む光センサであってもよく(図10A)、発光素子198は光のビームを発生し、これは受光素子199によって検出され、発光素子198および受光素子199は間隙201によって離間している。接触センサ186および検出センサ188は、接触センサ186が円弧196を通じて回転中心190の周りを旋回する際に接触センサ186のテール部分203が検出センサ188内の間隙201を通じて旋回的に移動可能となるように、図10Aに示されるように相対的に配置されてもよい。さらに、接触センサ186が図10に示されるように、すなわちバネ194が接触部分191と横シール38との間の無接触によって旋回止め192に対してセンサを押し進める、中立または静止位置にあるとき、テール部分203は、テール部分が発光素子198と受光素子199との間に介在するように検出センサ188の内側に位置決めされ、これによりテール部分203は、発光素子198によって生じた光ビームが受光素子199に到達するのを妨げる。この位置において、テール部分203は、受光素子199によって光が検出されないように、このような光ビームを「切断」すると言われてもよい。検出センサ188はこのように、光が受光素子199によって検出されるときのみ、そして検出される限りにおいて、コントローラ94に信号182を送信するように構成されてもよく、これにより、このような信号182は、横シール38と接触センサ186の接触部分191との間の接触の事実およびその期間の両方を表す。
図示される実施形態において、受光素子199による、すなわち横シール38との接触による接触センサ186の移動に基づく、光検出の発生および期間は、ウェブ26の横位置の印を提供する。このため、たとえば光が検出されない場合には、これは、末端42a、およびウェブ26も、ウェブ26の適切な膨張および封止のために膨張システム22および封止装置24から離れすぎているために、横シール38の末端42aが接触センサ186と接触していないことを意味する。この場合、コントローラ94は、スプール18上のロール26を矢印178の方向に、すなわち実装プレート58/支持部材12に向かって移動させるように(図9C)、位置決め機構132に命令出力184を送信し、これはウェブ26、および横シール38の末端42aを、膨張システム22および封止装置24に近づくよう移動させる。
反対に、接触センサ186と横シールの末端42aとの間で周期的接触がなされるが、受光素子199による光検出の対応する周期期間が所定値を超える場合には、これは、ウェブ26(その横シール38)が膨張システム22および封止装置24に近すぎるという印である。このような条件において、横シールの末端42aは、末端42aがセンサからさらに遠くにあるときよりも長い期間にわたって、その中立/ビーム切断位置(図10)から接触センサ186を旋回可能に遠ざけて保持する。膨張および封止のためのウェブ26の最適なアライメントを表す、末端42aの正しい位置決めのための光検出の適切な期間は、不当な実験を伴わずに当業者が膨張および封止機械を作成および/または使用することによって、たとえば実験的に、容易に決定されることが可能である。この値が一旦決定されると、これはコントローラ94にプログラムされることが可能である。このため、所定の/事前プログラムされた値を超過する光検出期間が生じると、コントローラ94は、ロール26を矢印178(図9C)の反対方向に、すなわち実装プレート58/支持部材12から離れる方へ移動させるため、位置決め機構132に命令出力184を送信することになる。これはウェブ26を、および横シール38の末端42aも、接触センサ186、膨張システム22、および封止装置24から離れる方へ移動させる。
さらなる例として、光は間隔を空けて受光素子199によって検出されて、横シール38と接触センサ186との間の周期的接触を示してもよいが、しかし光検出の各持続期間は、上述のような所定の/事前プログラムされた値を下回ってもよい。この場合、ウェブ26は、横シール末端42aが接触センサ186と接触できないほど膨張システム22から離れていないが、しかしウェブはまだ、接触センサ186と横シール末端42aとの間の適切な空間関係に取って望ましいよりも短い期間にわたって、その中立/ビーム切断位置(図10)から旋回可能に離れる方へ保持されている接触センサ186によって示されるように、最適なアライメントにとっては離れすぎている。この場合、上述の「非接触」シナリオと同様に、コントローラ94は、スプール18上のロール26を矢印178(図9C)の方向に移動させるように、位置決め機構132に命令出力184を送信し、これはウェブ26を、膨張システム22および封止装置24に近づくよう移動させる。
典型的なケースでは、膨張可能なウェブ26の横位置は、受光素子199による光検出の周期期間のための所定の/事前プログラムされた値を中心とした一定範囲内でふらつくことになるが、これは接触センサ186と横シール末端42aとの間の選択された空間関係に対応する。このような所定範囲は、たとえば結果的なフィードバック制御ループを動作するようにコントローラ94がどのようにプログラムされるかに応じて、望み通りに狭くまたは広くできる。この点に関して、ウェブ26の横位置がふらつく所望の所定範囲を実現するように、比例、微分、積分、およびたとえばPID(比例・積分・微分)制御などこれらの組み合わせを含む、様々な制御がコントローラ94によって採用されてよい。
コントローラ94は、たとえばプリント回路基板(PCB)などのプリント回路アセンブリの形態であってもよく、たとえば、事前プログラムされた操作コードを記憶する、マイクロコントローラなどの電子コントローラ;プログラマブルロジックコントローラ(PLC);プログラマブルオートメーションコントローラ(PAC);パーソナルコンピュータ(PC);またはオペレータ命令および電子的なセンサ生成入力の両方を受信可能であって、このような命令および入力に基づいて所定の、たとえば事前プログラムされた操作を実行することが可能なその他の制御装置などの、制御ユニットを含んでもよい。プログラミング命令は、制御盤90、またはたとえば無線通信装置などその他のタイプのオペレータインターフェースを介して、コントローラ94に供給されてもよい。
コントローラ94はさらに、機械10とともに使用されるいずれか任意の膨張可能なウェブにおける容器32の長さを決定するようになっていて、たとえばプログラムされてもよい。たとえば図示されるウェブ26に関しては、「長さ」とは、下流対のシール38からの先行横シール38aと、隣接する上流対のシール38からの後続横シール38bとの間の、すなわち縦縁30a、bと平行に測定された、縦の距離である。容器長さは、ウェブ26が経路40に沿って搬送システム20によって搬送される速度、およびウェブ追跡センサ180内のビーム切断期間の持続時間に基づいて、コントローラ94によって決定されてもよく、ここで接触センサ186は容器32の中の横シール38a、bの間で移動し、したがって図10に示されるように中立/非接触位置にある。ウェブ搬送の速度は、たとえば制御盤90を介したオペレータ入力に基づいて(およびひいてはコントローラ94から搬送システム20への出力102に基づいて)、コントローラ94内に記憶された、すなわちこれにより「知られている」、値である。
このようなウェブ内の容器の膨張および封止を最適化するために、決定がなされるときに使用されているウェブでの決められた容器長さに基づいて、機械10の選択されたサブアセンブリの動作がカスタマイズ可能であるという点において、容器長さを決定する能力は有利である。たとえば、小さい容器はしばしば大きい容器よりも高い膨張率により益され、したがってブロワ80の速度は、検出された容器長さに基づいて変動してもよい。
関連する特徴は図12に関連して説明され、ここでコントローラ94はさらに、容器32の一貫性のない膨張が「停止後再開」事象の結果として回避されるかまたは少なくとも最小化されるようなやり方で、機械10に動作を中断させるようになっていて、たとえばプログラムされてもよい。本発明のこの実施形態によれば、このためコントローラ94は、たとえば制御盤90上の停止ボタン92を介してオペレータから停止命令を受信し、追跡センサ180からの入力182に基づいて、たとえば膨張容器50に隣接する未膨張容器32など、隣接する容器から1対の横シール38に対する所定の位置でウェブが停止するように膨張可能なウェブ26の搬送を停止するようにウェブ搬送システム20に出力102を送信するように、構成およびプログラムされてもよい。
説明目的のために図12の図面を用いて、搬送システム20がウェブ26の搬送を停止してもよい所定の位置の一例が説明される。このような「所定の位置」は、たとえば未膨張容器32’および膨張容器50’などの隣接する容器からの、説明目的のために参照番号38’が付された1対の横シール38が、封止装置24に対して跨がる位置に到着し、そこで停止する位置であってもよい。このようにして、この対の横シール38’の下流のもの38b’に関連付けられた下流容器50’は、下流/膨張容器50’を閉鎖封止するように縦シール48が横シール38b’と交差した状態で、完全に膨張および閉鎖封止される。その一方で、その対の横シール38’の上流のもの38a’に関連付けられた上流容器32’は、たとえば制御盤90上の始動ボタン91を介した機械オペレータによる再始動命令を受信すると、膨張システム22によって完全に膨張させられて封止装置24によって閉鎖封止されるための所定位置にある。
図11において、横シール対38’は接触センサ186と接触し、この事象は検出センサ188からの入力信号182によってコントローラ94に「報告」されている。こうしてコントローラ94は、横シール対38’の位置、ならびに追跡センサ180と封止装置24との間のその搬送速度も「知る」ことになる。停止ボタン92からの停止命令(制御盤90からの入力信号106−図12参照)の受信時に、コントローラ94は、横シール対38’が図12に示される跨がる位置に到達するとすぐにウェブが停止するように、出力信号102/モータ68を介してウェブ26の搬送速度を制御、たとえば減速する。
この特徴は有利なことに、停止/再始動エピソードから容器の一貫性のない膨張(たとえば、膨張不足、過剰膨張、または無膨張)が生じないように、下流容器50’が完全に膨張して閉鎖封止されること、および上流容器32’が機械の再始動時に完全に膨張および閉鎖封止されるための正しい位置にあることを、保証する。
図13を参照して、本発明のさらなる特徴が説明される。連続的にウェブ26を搬送して容器32をその中で膨張させる動的な性質により、並置されたシート36aまたは36bの一方または両方のしわ、および垂直、横、および/または縦(経路40)寸法でのその間の相対運動を含む不規則性が、ウェブ内に頻繁に生じる。発明者らは、このタイプの不規則性が縦シール48の一貫性のない形成を招き、これが膨張容器50のガス圧を維持する能力の欠如をもたらし、すなわち容器が漏れて潰れ、緩衝材として全く役に立たなくなることを、見出した。発明者らは、それによって封止装置24が封止域200および隔離域202を含んでもよい、この問題の解決策を発見した。隔離域202は、移動経路40に沿って封止域200より上流にある。有利なことに、隔離域202は、経路40に沿って搬送される際にウェブ26内の不規則性から封止域200を実質的に隔離するように構築および配置されており、これにより、封止装置24によって作成される縦シール48の一貫性および品質を改善する。
上述のように、封止装置24は、たとえば図示されるようにローラ62など、ローラのうちの少なくとも1つに封止要素66が固定された状態で、たとえば1対の逆回転ローラ62、64など、1対の収束部材を備えてもよい。あるいは、1つの収束部材は回転式で、もう一方は静止していてもよい。図示される実施形態において、封止域200は、収束ローラ62、64の間の収束点に位置し、すなわちニップ65が封止域200内に位置しており、その一方で隔離域202はたとえば裏当てローラ64など、収束部材のうちの1つのセグメント204であり、たとえば裏当てローラ64など、収束部材のうちの1つのセグメント204に対してウェブ26が向けられる(図13)。封止装置24は偏向装置206をさらに備えてもよく、れは、ウェブが経路40に沿って搬送される際にウェブ26が収縮してセグメント204に対して向けられ、これによって隔離域202を作り出すように、経路40と交差するように構築および配置されている。
ウェブ26をセグメント204に対して向けることにより、偏向装置206は結果的な隔離域202内でこのようなセグメントに対してウェブに張力をかけ、これはシート36a、bの相対運動を減衰し、ウェブ26のしわを伸ばし、下流の封止域200からこのような不規則性を別途隔離する効果を有する。これは、縦シール48の品質および一貫性の両方を大幅に改善することが見出された。図示される実施形態において、隔離域202は封止域200から角度的に変位されており、裏当てローラ64の、たとえば固定円弧などの固定セグメント204を備え、偏向装置206のその偏向により、ウェブ26と接触する際にこれを通じてローラが回転する。ローラ64は、封止域200を通じてウェブ26との接触を維持し、その後封止域を通って回転した後ウェブとの接触を離れる。偏向装置206は、隔離域が偏向装置206から封止域200まで延在するように、図示されるような案内バー、または裏当てローラ64上にウェブを偏向させることが可能ないずれか適切な装置を、備えてもよい。
ここで図14から図15を参照して、本発明のさらなる態様が説明される。発明者らは、回転封止装置に関する別の問題が、ローラのうちの1つにウェブが巻き付くことであると確認した。つまり、ウェブは周期的にローラのうちの1つに張り付いたままとなり、その結果ウェブ全体がローラに引っかかり、すなわち巻き取られ、ローラからウェブをほどくための機械の停止が必要となる。発明者らはこの問題の解決策を見出したが、これにより封止装置24は1つ以上のウェブガイド208(図14)または208’(図15)を含むことができる。有利なことに、ウェブガイド208、208’は、封止装置24による縦シール48の形成の結果としてローラ62、64にウェブが絡まるのを防止するように、ウェブが経路40に沿って搬送される際に、ウェブ26の少なくとも一部を封止域200から離れる方へ向けるように、構築および配置されている。
一実施形態が図14に示されており、ここでは1つは封止ローラ62用でもう1つは裏当てローラ64用の1対のウェブガイド208a、bなどのウェブガイド208が、ウェブ26を封止域200から離れるように経路40に沿って下流方向に向かわせる。この点に関して、ウェブ26が、封止域200から離れる方へローラ62、64のいずれかの回転に追従しない、たとえば接線の非回転経路など、実質的に直線経路内に向けられるようにそれぞれのウェブガイド208a、bの少なくとも一部210a、bは経路40に沿って封止域200より下流にあることが、わかるだろう。あるいは、または付加的に、ウェブガイド208a、bのうちの1つまたは両方、たとえばウェブガイド208aは、ウェブ26を封止域200から離れる方へ横方向に、すなわち封止ローラ62から離れて側方に向かわせるための、側方セグメント211を含んでもよい。図示されるように、側方セグメント211は、ウェブガイド208aから経路40に対して横方向に延在している。1対のウェブガイド208a、bが図示されているものの、望ましければ、ウェブガイドのうちの1つのみ、すなわち208aまたは208bのみが採用されてもよい。
代替実施形態が図15に示されており、ここでウェブガイド208’、たとえば封止ローラ62の両側に1つずつの1対のウェブガイド208a’および208b’が、ウェブ26を封止域200から離れる方へ径方向に、すなわち封止ローラ62から径方向へ離れるように、向かわせる。この点に関して、ウェブ26がたとえば経路40に対して下向きの角度で封止域200から離れる径方向に向けられるように、それぞれのウェブガイド208a’および208b’の少なくとも一部210a’および210b’は封止ローラ62に対して封止域200から径方向に離間していることが、わかるだろう。1対のウェブガイド208a’および208b’が図示されているものの、望ましければ、ウェブガイドのうちの1つのみ、すなわち208a’または208b’のみが採用されてもよい。さらに、ウェブガイド208および208’は一緒に、すなわち組み合わせてまたは個別に(図示されるように)使用されてもよい。
図5に戻り、本発明の付加的な特徴が説明される。図5はある動作モードを示しており、ここで機械10は表面支持体、すなわち「足」212を含んでもよく、これらは動作中に機械が台214上に実装されることを可能にするようになっている。たとえば次の使用のために膨張/封止容器の容易に利用可能な供給を作り出すために、完成した容器50が機械10からレセプタクルの中へ向けられるように、図示される通りレセプタクル216が台214に隣接して配置されてもよい。このため機械10は、レセプタクル216内の所定量の膨張容器50の存在、たとえばレセプタクル内の膨張容器の高さを検出するようになっている、検出器218をさらに含んでもよい。検出器218は、たとえば入力ケーブル220を介してコントローラ94と動作可能に連絡していてもよく、コントローラは:
a)一旦所定量が検出された後の機械10の動作停止;および
b)このような所定量が検出されなかった場合の機械の動作開始
のうちの少なくとも1つを実行するようになっていて、たとえばプログラムされてもよい。
このようにして、所定量の膨張容器50がレセプタクル216内の保持されることが可能である。検出器218は、超音波センサなどであってもよい。
最後に、図16Aから図16Bを参照して、本発明のさらなる特徴が説明される。ウェブ搬送システム20は1対の回転部材、たとえばローラ62、64を備えてもよく、回転部材のうちの少なくとも1つは、上流のアクチュエータ224および下流の回転中心226を有する旋回機構222上に実装されている。旋回機構222は:
(1)回転部材/ローラ62、64がニップ65、すなわち2つのローラ間の収束点で互いに接触している、搬送位置(図16A)と、
(2)回転部材/ローラ62、64が互いに接触していないウェブ通し位置(図16B)と、
の間で移動可能である。
図示される実施形態において、裏当てローラ64は、回転中心226で支持構造12上に旋回可能に実装された、旋回フレーム228上に担持されている。旋回機構222は4本バー連結機構であり、旋回可動ハンドル部材230を含む。握持されて矢印232(図16B)の方向に移動させられると、旋回機構222のハンドル部材230は、スプール18上の新しいロール28の載置およびこれに続く経路40に沿った機械10の上述の構成要素を通る新しいウェブ26の「通し」の直後などにこのようなローラ間のウェブ26の載置を容易にするように、封止ローラ62と接触しなくなるように裏当てローラ64を移動させる。通しが一旦完了すると、ローラ62、64がウェブ26の両側と圧縮接触し、新しいロールからウェブを引き出して経路40に沿ってウェブを前進させ始める用意が整うように、図16Aに示されるように旋回機構222をその搬送位置に戻すように、ハンドル部材230は矢印232の反対方向に移動させられる。
上述の配置、すなわち回転中心226が下流にあってアクチュエータ224が上流にある配置は、たとえば逆の配置と比較して、このような配置の方が人間工学的に新しいウェブ26を機械10の中に通しやすいことがわかっているので、有益である。
本発明の好適な実施形態の上記記述は、図解および説明を目的として提示されたものである。包括的であったり、発明を開示された正確な形態に限定したりすることは意図されておらず、修正および変更は、上記教示に鑑みて可能であり、本発明の実践から得られることも可能である。

Claims (14)

  1. 対向する縦縁と、対になった横シールの間に一連の膨張容器を形成する、横シールによって互いに封止された1対のシートと、を備える、膨張可能なウェブを膨張および封止する機械であって、容器の各々は、大量のガスをその中に保持してこのようなガスを受容するための開口を有することが可能であり、前記機械は、
    a.支持構造と、
    b.膨張可能なウェブのロールを回転可能に支持するように前記支持構造に取り付けられたスプールであって、前記スプールは、前記スプールが前記支持構造に取り付けられている近位末端を有する、スプールと、
    c.前記スプール上にロールの位置を確立するように構築および配置された位置決め機構であって、前記位置決め機構は、
    1)前記スプールの前記近位末端においてロールと前記支持構造との間に介在する係合部材であって、前記係合部材は、ロールと係合して前記スプールに対して移動するようになっている、係合部材と、
    2)前記係合部材を移動させ、これにより前記スプール上のロールの前記位置を確立するように構築および配置されたアクチュエータであって、前記アクチュエータおよび前記係合部材は、ロールがスプールに装填されるときに前記係合部材にロールによって加えられる力が所定量を超過すると互いに分離するように構成されており、前記力は、前記スプールに新しいロールを装填するときに前記スプールの近位末端にかかる力である、アクチュエータと、
    を備える位置決め機構と、
    d.膨張可能なウェブの縦縁と実質的に平行な移動経路に沿って膨張可能なウェブを搬送するための、ウェブ搬送システムと、
    e.ウェブが経路に沿って前進する際に、容器の開口の中にガスを案内し、これにより容器を膨張させるように構築および配置された、膨張システムと、
    f.前記膨張システムに対する膨張可能なウェブの横位置を検出するようになっている、ウェブ追跡センサと、
    g.膨張システムによるその膨張の後に、容器の開口を閉鎖封止するための封止装置と、
    h.前記ウェブ追跡センサおよび前記位置決め機構と動作可能に通信しているコントローラであって、前記コントローラは、前記追跡センサからの入力を受信し、前記入力に基づいて、所定範囲内に膨張可能なウェブの前記横位置を維持するように、前記スプール上のロールの前記位置を調整するように前記位置決め機構への出力を送信するようになっている、コントローラと、
    を備える機械。
  2. 前記アクチュエータおよび前記係合部材が、
    a)前記アクチュエータが前記係合部材を移動させると互いに係合するような、および
    b)前記力が前記所定量を超過すると互いに開放されるような、
    形状および相対位置になっているそれぞれの対向面を有する、請求項1に記載の機械。
  3. a)前記アクチュエータが、前記対向面のうちの1つを有する接触部材を備え、
    b)前記係合部材が、接触リングおよび案内バーを備え、前記案内バーは前記対向面のもう一方を有し、
    c)前記接触リングが、前記案内バーに取り付けられており、
    d)前記案内バーが、軌道内を直線的に移動可能なように構築および配置されている、
    請求項2に記載の機械。
  4. 前記位置決め機構が、前記アクチュエータおよび前記係合部材を互いに分離させるための前記所定量を超過する前記係合部材への力でロールが前記スプール上に装填されるときに、付勢要素が前記力の向きに沿った前記ロールの移動を減速することにより前記分離の間のロールの運動を制御するように、前記係合部材を前記アクチュエータに向かって付勢するための前記付勢要素をさらに備える、
    請求項3に記載の機械。
  5. 前記付勢要素が、付勢力をもって前記案内バーを前記接触部材と係合させ、
    それを超過すると前記アクチュエータおよび前記係合部材が互いに分離する前記所定量の力は前記付勢力を含む、
    請求項4に記載の機械。
  6. 前記アクチュエータが、前記付勢力に対抗する、前記案内バーに対する力を付与するようになっている、請求項5に記載の機械。
  7. 前記追跡センサが、その位置が膨張可能なウェブの前記横位置を表すような横シールの末端を検出するように構築および配置されている、
    請求項1に記載の機械。
  8. 前記コントローラが、さらに、
    a)停止命令を受信し、
    b)前記追跡センサからの前記入力に基づいて、隣接する容器からの1対の横シールに対する所定の位置でウェブが停止するように膨張可能なウェブの搬送を停止するように、前記ウェブ搬送システムに出力を送信するようになっている、
    請求項1に記載の機械。
  9. a)前記封止装置が、封止域および隔離域を含み、
    b)前記隔離域が、前記移動経路に沿って前記封止域よりも上流にあり、
    c)前記隔離域が、前記経路に沿って搬送される際にウェブ内の不規則性から前記封止域を実質的に隔離するように、構築および配置されており
    前記不規則性は、並置された前記一対のシートの一方または両方のしわ、および垂直、横、および/または縦寸法でのその間の相対運動を含む、
    請求項1に記載の機械。
  10. a)前記封止装置が、1対の収束部材を備え、
    b)前記1対の収束部材は、前記封止域を通じて前記ウェブとの接触を維持し、
    c)前記隔離域が、記収束部材のうちの1つのセグメントであり前記ウェブは、前記セグメントに向けられる、
    請求項9に記載の機械。
  11. 前記封止装置が、偏向装置をさらに備え、前記偏向装置が、ウェブが前記経路に沿って搬送される際にウェブが前記セグメントに対して向けられるよう、前記経路と交差するように構築および配置されており、これにより前記隔離域を作り出す、
    請求項10に記載の機械。
  12. a)前記封止装置が、封止域と1つ以上のウェブガイドとを含み、
    b)前記ウェブガイドが、ウェブが前記経路に沿って搬送される際に、ウェブの少なくとも一部を前記封止域から離れる方へ配向するように構築および配置されている、
    請求項1に記載の機械。
  13. a)ロールが、内径を有するコアを含み、
    b)前記スプールが、接触表面を含んでおり、前記接触表面がコアの内径に対して外向き付勢力を付与するように構築および配置されている、
    請求項1に記載の機械。
  14. レセプタクル内の所定量の膨張容器の存在を検出するようになっている検出器をさらに含み、前記検出器は前記コントローラと動作可能に連絡しており、前記コントローラは、
    a)一旦前記所定量が検出された後の前記機械の動作停止、および
    b)前記所定量が検出されなかった場合の機械の動作開始
    のうちの少なくとも1つを実行するようになっている、
    請求項1に記載の機械。
JP2016543942A 2013-09-18 2014-09-15 膨張可能なウェブを膨張および封止する機械 Active JP6457540B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/029,956 US10286617B2 (en) 2013-09-18 2013-09-18 Machine for inflating and sealing an inflatable web
US14/029,956 2013-09-18
PCT/US2014/055613 WO2015041976A1 (en) 2013-09-18 2014-09-15 Machine for inflating and sealing an inflatable web

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016532587A JP2016532587A (ja) 2016-10-20
JP2016532587A5 JP2016532587A5 (ja) 2018-11-22
JP6457540B2 true JP6457540B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=51703384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016543942A Active JP6457540B2 (ja) 2013-09-18 2014-09-15 膨張可能なウェブを膨張および封止する機械

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10286617B2 (ja)
EP (1) EP3046820B1 (ja)
JP (1) JP6457540B2 (ja)
CN (1) CN105705397B (ja)
AU (1) AU2014321497B2 (ja)
BR (1) BR112016005415B1 (ja)
CA (1) CA2922963C (ja)
ES (1) ES2649152T3 (ja)
MX (1) MX2016003348A (ja)
NZ (1) NZ717427A (ja)
WO (1) WO2015041976A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10864664B2 (en) 2011-08-31 2020-12-15 Pregis Intellipack Llc Foam-in-bag device with bag-status indicator
US10850906B2 (en) * 2015-03-04 2020-12-01 Storopack, Inc. Air cushion machine and method
JP6466751B2 (ja) * 2015-03-19 2019-02-06 株式会社イシダ フィルムロール支持装置
JP6896379B2 (ja) * 2015-07-02 2021-06-30 シールド・エアー・コーポレイション(ユーエス) 膨張クッションを提供するシステム
EP3331693B1 (en) * 2015-08-03 2020-04-22 Ideepak Holding B.V. Device and method for manufacturing gas filled cushions from preconfigured film material
US20170036795A1 (en) * 2015-08-05 2017-02-09 Tung-Lung Chiang Sealing Structure of Air-Pocket Film Machine
EP3365165B1 (en) * 2015-10-20 2019-09-18 Sealed Air Corporation (US) Machine and method for manufacturing inflated cushioning products
WO2017132354A1 (en) * 2016-01-29 2017-08-03 Sealed Air Corporation (Us) System for producing inflated webs
EP3436258B1 (en) * 2016-03-28 2022-06-01 Pregis Innovative Packaging LLC Inflatable-cushion inflation and sealing device
USD832903S1 (en) * 2016-05-12 2018-11-06 LOGIN Corporate Investment GmbH & Co. KG Packaging machine
USD842352S1 (en) * 2016-05-16 2019-03-05 Hangzhou Bing Jia Technology Co., Ltd. Bag or sack filling machine
WO2018048745A1 (en) 2016-09-06 2018-03-15 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable cushioning web
EP3529067B1 (en) 2016-10-24 2021-02-24 Sealed Air Corporation (US) Inflatable pouches with reduced exterior distortions
MX2019004623A (es) * 2016-10-26 2019-08-12 Sealed Air Corp Sistemas de inflacion de peliculas y componentes de los mismos.
US10894652B2 (en) 2016-12-15 2021-01-19 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable cushioning web
WO2018112286A1 (en) 2016-12-15 2018-06-21 Sealed Air Corporation (Us) Packaging method
WO2018136375A1 (en) 2017-01-17 2018-07-26 Sealed Air Corporation (Us) System and method for detaching packaging cushions
US11059648B2 (en) 2017-06-19 2021-07-13 Sealed Air Corporation (Us) Method and system for forming cushion packages for object protection
DE102017114340A1 (de) * 2017-06-28 2019-01-03 Storopack Hans Reichenecker Gmbh Vorrichtung zum Bereitstellen von Polstermaterial für Verpackungszwecke
WO2019010073A1 (en) 2017-07-06 2019-01-10 Sealed Air Corporation (Us) PACKAGING WITH INFLATED MATTRESS AND ELASTIC INSERT
EP3533598A1 (en) * 2018-03-01 2019-09-04 Storopack Hans Reichenecker GmbH Machine and method for producing cushioning material
US11305961B2 (en) 2018-07-30 2022-04-19 Sealed Air Corporation (Us) Mandrel for holding and aligning film supply rolls
US11542086B2 (en) * 2018-08-06 2023-01-03 Better Packages, Inc. Packaging apparatus for film inflation and method thereof
US11207847B2 (en) * 2018-10-04 2021-12-28 Automated Packaging Systems, Llc Air cushion inflation machine
WO2020102272A1 (en) 2018-11-14 2020-05-22 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable cellular web with multiple inflatable panels
EP3898423A1 (en) 2018-12-21 2021-10-27 Sealed Air Corporation (US) Automated packaging station and system for packaging objects
US20220234325A1 (en) 2019-05-09 2022-07-28 Sealed Air Corporation (Us) Guides for folded portions of inflatable webs
US20220212433A1 (en) 2019-05-09 2022-07-07 Sealed Air Corporation (Us) Inflation nozzles for closed channel web materials
WO2020227586A1 (en) 2019-05-09 2020-11-12 Sealed Air Corporation (Us) Path correction of inflatable web materials
WO2020227590A1 (en) 2019-05-09 2020-11-12 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable air cellular material with folding zones
EP3966114A1 (en) 2019-05-09 2022-03-16 Sealed Air Corporation (US) Inflatable web materials and rails for guiding the same
WO2020227587A1 (en) 2019-05-09 2020-11-12 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable web materials and seal structures thereof
WO2021041589A1 (en) 2019-08-28 2021-03-04 Sealed Air Corporation (Us) Inflatable packaging material with non-continuous longitudinal channels
US20220363028A1 (en) 2019-10-22 2022-11-17 Sealed Air Corporation (Us) Passive tracking for inflatable webs along inflation nozzle
WO2021081028A1 (en) 2019-10-22 2021-04-29 Sealed Air Corporation (Us) Inflators for inflatable webs with gas moving devices in series
US20230256699A1 (en) 2020-07-13 2023-08-17 Sealed Air Corporation (Us) Roller sealing machines having wide backing rollers
CN116438057A (zh) 2020-10-08 2023-07-14 希悦尔公司 缓冲式可封闭袋的幅材
CN112722417B (zh) * 2020-12-31 2022-09-16 安徽百特新材料科技有限公司 一种真空绝热板表层防涨袋的包装方法
CN116588440A (zh) * 2023-06-12 2023-08-15 杭州丙甲科技有限公司 一种热封传动机构及气垫机

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3596428A (en) 1968-10-07 1971-08-03 American Maize Prod Co Packaging process and apparatus
US3546433A (en) 1969-02-25 1970-12-08 Electronic Control Systems Inc Roll heater device
US3660189A (en) 1969-04-28 1972-05-02 Constantine T Troy Closed cell structure and methods and apparatus for its manufacture
US3703430A (en) 1971-03-12 1972-11-21 Joseph L Rich Apparatus for fabricating plastic cushioning and insulating material
US3735551A (en) 1971-12-20 1973-05-29 Pratt Manufactoring Corp Apparatus for and method of packaging with gas flushing
US3817803A (en) 1972-06-19 1974-06-18 Fmc Corp Method of making a cellular cushioning structure
US3908881A (en) * 1973-03-21 1975-09-30 Gary D Mccann Centering sensor and controller
US3868285A (en) 1973-07-18 1975-02-25 Constantine T Troy Methods and apparatus for the manufacture of cellular cushioning materials
GB1524967A (en) * 1974-11-13 1978-09-13 Sissons A J Roll-handling equipment
US4096306A (en) 1975-12-24 1978-06-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Strip material used in forming air inflated cushioning material
US4017351A (en) 1975-12-24 1977-04-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company System and device for inflating and sealing air inflated cushioning material
US4141517A (en) 1978-03-22 1979-02-27 Martin Automatic, Inc. Apparatus for adjusting the lateral position of a rolled web
US4384442A (en) 1978-04-27 1983-05-24 Pendleton John M Apparatus for making cushioning packaging material
US4847126A (en) 1982-07-01 1989-07-11 Hiroshi Yamashiro Elongated plastic material
US5087318A (en) * 1988-12-02 1992-02-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Web-aligning apparatus
DE3922802A1 (de) 1989-07-11 1991-01-24 Becker Rolf Aufblasbarer folienbeutel, insbesondere fuer verpackungszwecke und verfahren zu dessen herstellung
US5187917A (en) 1990-10-29 1993-02-23 Cvp Systems, Inc. Automatic packaging apparatus and method and flexible pouch therefor
EP0512187B1 (de) 1991-05-03 1995-07-26 Michel Chappuis Polsterungselement zum Verpacken von Körpern und Vorrichtung zum Herstellen eines Polsterungselementes
US5376219A (en) 1991-09-26 1994-12-27 Sealed Air Corporation High speed apparatus for forming foam cushions for packaging purposes
US5216868A (en) 1992-01-28 1993-06-08 Andrew K. Cooper Packaging product and machine for making same
WO1995012532A1 (fr) 1993-11-05 1995-05-11 Shinwa Corporation Gonfleur pour enveloppe a gaz a compartiments a gaz independants successifs
GB9401913D0 (en) 1994-02-01 1994-03-30 Watkins David L Bag sealing apparatus
WO1995025681A1 (fr) 1994-03-24 1995-09-28 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Procede et dispositif de fabrication de coussins pneumatiques
US5552003A (en) 1994-10-04 1996-09-03 Hoover; Gregory A. Method for producing inflated dunnage
US5660662A (en) 1995-04-25 1997-08-26 Testone Enterprises, Inc. Method and apparatus for forming filled cushions, and filled cushions
US5664738A (en) * 1996-05-17 1997-09-09 Fife; Robert L. Pneumatic web guide
US5942076A (en) 1997-03-13 1999-08-24 Sealed Air Corporation Inflatable cushion forming machine
IL123041A (en) 1998-01-25 2001-05-20 Nova Tek Technologies Ltd Apparatus and method for making pouches
US5938098A (en) * 1998-11-17 1999-08-17 Fife; Robert L. Servo valve
US7536837B2 (en) 1999-03-09 2009-05-26 Free-Flow Packaging International, Inc. Apparatus for inflating and sealing pillows in packaging cushions
US6209286B1 (en) 1999-03-09 2001-04-03 Novus Packaging Corporation Machine and method for manufacturing a continuous production of pneumatically filled inflatable packaging pillows
US6423166B1 (en) 1999-04-22 2002-07-23 Ebrahim Simhaee Method of making collapsed air cell dunnage suitable for inflation
US6460313B1 (en) 1999-05-24 2002-10-08 Andrew Cooper Packaging filler product and machine for producing same
US6582800B2 (en) 2000-01-20 2003-06-24 Free-Flow Packaging International, Inc. Method for making pneumatically filled packing cushions
AU2001281064A1 (en) 2000-08-04 2002-02-18 West Virginia University Computer based instrumentation and sensing for physical examination training
US6410119B1 (en) 2000-11-21 2002-06-25 Free-Flow Packaging International, Inc. Inflatable, cushioning, bubble wrap product having multiple, interconnected, bubble structures
US6651406B2 (en) 2001-02-13 2003-11-25 Sealed Air Corporation (Us) Apparatus and method for forming inflated containers
US6635145B2 (en) 2001-06-11 2003-10-21 Andrew Cooper Packaging filler product
AU2005203038A1 (en) 2004-07-15 2006-02-02 Sealed Air Corporation (Us) High-speed apparatus and method for forming inflated chambers
US7225599B2 (en) 2005-04-05 2007-06-05 Sealed Air Corporation Apparatus and method for forming inflated articles
US8695311B2 (en) 2006-04-26 2014-04-15 Free-Flow Packaging International, Inc. Apparatus for inflating and sealing packing cushions employing film recognition controller
US8567159B2 (en) 2007-04-12 2013-10-29 Sealed Air Corporation (Us) Apparatus and method for making inflated articles
JP4199823B1 (ja) * 2008-04-08 2008-12-24 ▲邦▼男 佐藤 エアー緩衝材製造装置
US20090308965A1 (en) * 2008-06-17 2009-12-17 Sealed Air Corporation (Us) Machine, method, and system for severing a web
WO2010028115A1 (en) * 2008-09-03 2010-03-11 Free-Flow Packaging International, Inc. Method and apparatus for inflating and sealing packing cushions with rotary sealing mechanism
US7950433B2 (en) * 2009-02-12 2011-05-31 Sealed Air Corporation (Us) Machine for inflating and sealing an inflatable web
US8991141B2 (en) * 2009-04-06 2015-03-31 Sealed Air Corporation (Us) Machine for inflating and sealing an inflatable structure
US8554363B2 (en) 2010-09-21 2013-10-08 Sealed Air Corporation Apparatus configured to dispense a plurality of connected inflatable structures and associated system and method

Also Published As

Publication number Publication date
BR112016005415B1 (pt) 2023-01-24
ES2649152T3 (es) 2018-01-10
CA2922963A1 (en) 2015-03-26
WO2015041976A1 (en) 2015-03-26
CN105705397A (zh) 2016-06-22
US10286617B2 (en) 2019-05-14
AU2014321497A1 (en) 2016-03-17
CA2922963C (en) 2018-07-24
AU2014321497B2 (en) 2017-09-21
EP3046820A1 (en) 2016-07-27
CN105705397B (zh) 2018-02-23
NZ717427A (en) 2019-11-29
EP3046820B1 (en) 2017-08-23
BR112016005415A2 (ja) 2017-08-01
JP2016532587A (ja) 2016-10-20
US20150075114A1 (en) 2015-03-19
MX2016003348A (es) 2016-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6457540B2 (ja) 膨張可能なウェブを膨張および封止する機械
TWI763652B (zh) 用於產生充氣網狀物的系統
US7950433B2 (en) Machine for inflating and sealing an inflatable web
US20220363030A1 (en) Recipe controlled process for making packaging materials
JP6896379B2 (ja) 膨張クッションを提供するシステム
WO2002064359A2 (en) Apparatus and method for forming inflated containers
CA2654675A1 (en) Machine for inflating and sealing an inflatable web
NZ721521B2 (en) System for providing inflated cushions
NZ721521A (en) System for providing inflated cushions
CN115835955A (zh) 具有宽背衬辊的辊密封机器
BR102016015278A2 (pt) System for supply of inflated pads

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170901

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181003

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20181003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6457540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250