JP6457320B2 - 端末結合表示システム及び端末結合表示プログラム - Google Patents

端末結合表示システム及び端末結合表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、可搬型通信端末のディスプレイ部分にコンテンツを表示する技術に関し、とくに複数の可搬型通信端末を並べて組み合わせる(結合する)ことにより、各々のディスプレイ部分を一つの大きな表示装置としてコンテンツを表示する技術に関する。
一般的に、タブレット型コンピュータなどの可搬型通信端末を家庭における日常生活で使用することが増加している。近年、学校教育や企業の研修などの場面においても、タブレット型コンピュータを使うことも増えている。しかし、複数人で一つのタブレット型コンピュータを利用する場合に、そのディスプレイ部分が小さいという問題がある。例えば、学校の授業、特にグループ学習にて、1班に1台のタブレット型通信端末を利用し、複数人がディスプレイに映し出されるコンテンツを協同で操作する、というような場面において、ディスプレイが小さいという問題が発生する。
上記の問題を解決する手段として、携帯端末の分野において、複数の携帯端末各々のディスプレイに元の画面を分割した分割画面を表示し、分割画面を連結して元の画面を大きなサイズで表示するという技術がある。この技術において、携帯端末に取り付けられた非接触ICを利用した通信によって携帯端末各々の組み合わせ位置を事前に決定し、当該決定した組み合わせ位置に応じた分割画面を配信するという手段が用いられている。これにより、携帯端末の使用者は、元の画面を大きなサイズで見ることができる。(特許文献1参照)
また、スマートフォンやタブレット型通信端末の分野においては、隣り合う端末同士を軽く衝突させたり、タッチ操作など所定の接続操作を行ったりすることにより、専用の特殊なハードウェア無しで、マルチディスプレイを簡易かつ動的に実現するという技術がある。これにより、端末の組み合わせ設定が学習者自身(例えば小学生)でも可能になるため、よりスムーズに協同学習を進めることができる。(特許文献2参照)
また、タブレット型通信端末の分野において、複数のタブレット型通信端末を合体して(組み合わせて)、一枚のシートように取り扱い、当該シートに対して各タブレット型通信端末の使用者が、協同して編集することができるという技術がある。この技術において、各タブレット型通信端末は、無線LAN接続された管理サーバに対して、自身の組み合わせ位置を事前に設定しておくことにより、管理サーバから当該設定位置に応じた画像が配信されるという手段が用いられている。これにより、各端末における編集操作が管理サーバにより統合管理されるとともに、各端末に配信されるため、使用者はあたかも一つの大きなシートを閲覧・編集しているような感覚で協同作業を実施することができる。(非特許文献1参照)
特開2009−94775号公報 特開2012−133068号公報
鈴木栄幸、舟生日出男、久保田善彦、"タブレット端末を利用した集散的協同学習の支援−XingBoard:クロッシングボードの概念と試作"、信学技報vol.113、no.166、一般社団法人電子情報通信学会、2013年7月、p.41−p.46
特許文献1の技術を用いると、ディスプレイに映し出されるコンテンツを大きなサイズで表示することはできる。しかし、複数の非接触ICを上下左右に備えた特殊なハードウェア構成を有する携帯端末(又はタブレット型通信端末)を用意する必要がある。このため、汎用性に欠けるという問題点がある。例えば、学校や企業など、多くの作業者が多数のタブレット型通信端末を持ち寄って作業をすることが予想される環境の場合、上記のように複数の非接触ICを備えた特殊な端末を大量に用意するのが困難であることが多々ある。こうした学校や企業などの環境の場合、汎用性に乏しい特許文献1の技術は適さないといえる。
特許文献2の技術を用いると、特許文献1で問題となっていた特殊なハードウェア構成を有する携帯端末(又はタブレット型通信端末)を用意する必要は無くなる。しかし、複数の学習者が各々のタブレット型通信端末を持ち寄り、それを組み合わせたマルチディスプレイに表示したコンテンツを同時に編集する場合、各タブレット型通信端末において、どのコンテンツを操作対象として選択するかを適宜調整しなければならないという課題が生じる。
具体的に説明すると、AとBのタブレット型通信端末2台が結合しており、A端末のディスプレイではコンテンツ「a]が表示され、B端末のディスプレイではコンテンツ「b」が表示されており、それぞれ編集操作を実行していたとする。この場合に、コンテンツ「a」の表示位置を移動させる操作が実行され、コンテンツ「a」を表示するディスプレイがA端末のものからB端末のものに変わった際、端末Bにおける操作対象はコンテンツ「b」のままなのか、「a」に切り替わるのか、また、それはユーザの手動操作によって切り替えが必要となるのか、が課題となる。この点について、特許文献2では、何ら言及されていない。
非特許文献1には、タブレット型通信端末を結合してコンテンツを大きなサイズで表示するとともに、各タブレット型端末上で編集したコンテンツ(非特許文献1中では「カード」や「付箋」と表現されている。)をフリック操作で別端末に“飛ばす”ことができるという技術が開示されている。これにより、協同作業を行う各学習者間で情報の共有と議論を深めることができる。しかし、コンテンツを選択して“飛ばす”という情報の共有や分配に関わる操作について、操作ミスが多くなってしまうという課題も記載されている。
学校教育の分野においては、学習者に対して、グループ学習という協同的な活動を実施させることにより、その活動を通して、「気づきの共有」、「話し合いの活発化」、「学習者同士の交流」という学びの効果を引き出すことが求められている。さらに、自然な協同を生み出すためには、各学習者が情報を持ち寄り、交流し、討論するという一連の流れをスムーズに進めることが求められる。この場合に、結合中のタブレット型通信端末を利用したシステムの操作性が悪いと、交流や議論をスムーズに進めることができないという問題が発生する。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消することを課題とする。具体的には、複数の可搬型通信端末を並べて組み合わせる(結合する)ことにより、各々のディスプレイ部分を一つの大きな表示装置として利用する技術において、端末間を移動する形でディスプレイに表示されるコンテンツを操作する際に、その操作性向上に資する仕組みを提供することを課題とする。
複数の可搬型通信端末と管理サーバとが通信ネットワークで接続され、その複数の可搬型通信端末を結合させることにより、一つの表示装置として利用する端末結合表示システムであって、管理サーバは、結合中の可搬型通信端末の端末識別情報とディスプレイに表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を記憶する結合情報記憶部と、可搬型通信端末で実行された操作内容を示す操作情報を記憶する操作情報記憶部と、操作情報記憶部を参照し、可搬型通信端末に表示するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、当該コンテンツの表示場所を移動させる操作内容とを含む移動操作情報を取得する移動操作情報取得部と、移動操作情報と結合情報とに基づき、コンテンツの移動先を表示領域に含む可搬型通信端末を移動先端末として特定する移動先端末特定部と、コンテンツ識別情報と可搬型通信端末に対する制御内容とを関連付けた制御指示情報を生成する制御指示情報生成部と、移動先端末に制御指示情報を送信する制御指示部と、を備え、前記可搬型通信端末において、前記コンテンツが操作対象である状態をアクティブ状態とし、前記コンテンツが操作対象ではない状態を非アクティブ状態とし、前記移動先端末に移動させるコンテンツを移動コンテンツとし、前記移動コンテンツを前記移動先端末に移動させる場合に前記移動先端末において前記アクティブ状態であったコンテンツを操作中コンテンツとして、前記制御内容は、前記移動先端末に前記移動コンテンツを移動させる場合に、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える制御指示を含むことを特徴としている。
本発明の構成を採用することにより、複数の端末を結合して各端末間でコンテンツをやり取りする(移動させる)際に、コンテンツの移動先となる端末の操作対象を自動的に切り替え、移動してくるコンテンツを操作可能(アクティブ)にすることができる。これにより、結合中の端末における操作対象を各々切り替えるという操作が不要となる。また、端末間を移動するコンテンツが自動的に操作可能になるため、端末間をまたいで操作をする場合であっても、あたかも一つの大きなシートを閲覧・編集しているような感覚で操作を実施することができる。
本発明の端末結合表示システムにおける可搬型通信端末は、その可搬型通信端末の端末識別情報と、ディスプレイで表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を生成し、管理サーバに送信する結合情報生成部と、端末識別情報と、自身に対して実行された操作内容を示す操作情報を生成し、管理サーバに送信する操作情報生成部と、管理サーバから受信した制御指示情報に従い、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える操作対象切替実行部と、を備えるという構成にしてもよい。
本発明の構成を採用することにより、特別な設定を要せず、サーバからの指示に従って自動的に、操作対象となるコンテンツが切り替わることになる。これにより、ユーザの側で特に操作対象を切り替える操作をすることなく、結合中の他端末から移動してきたコンテンツに対して、随時操作を行うことができるようになる。これにより、交流や議論をスムーズに進めることが可能となる。さらに、“飛んで来た”コンテンツを別の方向に“はじく”といったような操作も可能となる。自分にとって不要なコンテンツや、送り元の端末のユーザによる操作ミスで移動してきたコンテンツについて、それを送り返したり、必要としているユーザが操作している端末に移動させたりすることができ、ユーザ間によるスムーズな情報共有や情報分配に資するシステムを提供することが可能となる。
本発明における管理サーバに位置する移動操作情報取得部は、移動操作情報として、移動操作の方向を示す移動方向と、移動操作の速度を示す移動速度とを含む情報を取得する、ことを特徴とし、移動先端末特定部は、取得した移動方向と移動速度とに基づき、前記コンテンツの移動先となる表示場所を特定する表示場所特定手段と、結合情報取得部に記憶されている結合情報に基づき、特定した表示場所を表示領域に含む可搬型通信端末を特定する移動先端末特定手段と、を有するという構成にしてもよい。
本発明の構成を採用することにより、コンテンツの移動先をより正確に算出することが可能となる。さらに、コンテンツの移動先が正確に判断できるようになれば、送り先として意図していなかった端末の操作を切り替えてしまうことも少なくなるため、結果的にユーザの操作性に資するシステムを提供することにもつながる。
なお、本発明のプログラムを端末に読み込ませて実行することで、上述の特徴を実現させることも可能である。つまり、結合対象となる複数の可搬型通信端末と、結合中の可搬型通信端末に関する情報を記憶する結合情報記憶部および可搬型通信端末で実行された操作内容を示す操作情報記憶部を備える管理サーバと、が通信ネットワークで接続され、その複数の可搬型通信端末を一つの表示装置として利用する端末結合表示システムに用いるプログラムであって、管理サーバに、前記結合中の可搬型通信端末の端末識別情報とディスプレイに表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を前記結合情報記憶部に記憶させる結合情報記憶機能と、操作情報記憶部を参照し、可搬型通信端末に表示するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、そのコンテンツの表示場所を移動させる操作内容とを含む移動操作情報を取得する移動操作情報取得機能と、移動操作情報と前記結合情報とに基づき、コンテンツの移動先を表示領域に含む可搬型通信端末を移動先端末として特定する移動先端末特定機能と、コンテンツ識別情報と可搬型通信端末に対する制御内容とを関連付けた制御指示情報を生成する制御指示情報生成機能と、移動先端末に制御指示情報を送信する制御指示機能と、を実行させ、前記可搬型通信端末において、前記コンテンツが操作対象である状態をアクティブ状態とし、前記コンテンツが操作対象ではない状態を非アクティブ状態とし、前記移動先端末に移動させるコンテンツを移動コンテンツとし、前記移動コンテンツを前記移動先端末に移動させる場合に前記移動先端末において前記アクティブ状態であったコンテンツを操作中コンテンツとして、前記制御内容は、前記移動先端末に前記移動コンテンツを移動させる場合に、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える制御指示を含むことを特徴とする端末結合表示プログラム。
これらの端末結合表示ログラムも、上述の端末結合表示システムと同様の作用効果を伴うものである。
本発明における「可搬型通信端末」とは、持ち運び可能な通信端末で、特にユーザが自身の指でディスプレイをタッチすることで操作可能な、タッチパネル型通信端末のことを想定している。一般的に「タブレット型通信端末」や「スマートフォン」と呼ばれる通信端末が、一例として考えられる。
本発明における「ディスプレイ」とは、可搬型通信端末の表示装置ことで、特に、ユーザがタッチして操作可能なタッチパネル型表示装置のことをいう。以下、説明の便宜上、可搬型通信端末における表示装置と入力装置を兼ね備えた装置のことを、「ディスプレイ」と称することとする。
本発明における「結合」とは、二台以上の可搬型通信端末を組み合わせる(ペアリングする)ことをいう。具体的には、二台以上の可搬型通信端末を並べ、互いの可搬型通信端末が通信連携することにより、あたかも一台の端末であるかのように動作することをいう。
本発明における「結合表示」とは、結合した二台以上の可搬型通信端末のディスプレイ上にまたがる形で、一つの表示対象物(コンテンツ)を表示することをいう。具体的には、二台以上のタブレット型通信端末の画面を、あたかも一つの大きな画面のように使って、一枚の写真を大きく表示することが一例として考えられる。
本発明における「端末識別情報」とは、可搬型通信端末を一義的に識別特定するための情報のことをいう。具体的には、MACアドレスや端末シリアル番号等が一例として考えられる。
本発明における「コンテンツ」とは、結合中の可搬型通信端末において表示し、編集操作が実行される表示対象物のことをいう。具体的には、写真、カード、テキストボックス、図表、またはイラストなどが一例として考えられる。本発明の実施例では、文字を入力したカード(付箋のようなもの)を編集操作する場合を例に説明する。
本発明における「コンテンツ識別情報」とは、コンテンツを一義的に識別特定するための情報のことをいう。具体的には、「ファイル名」等が一例として考えられる。
本発明における「表示領域」とは、結合中の可搬型通信端末において、各々のディスプレイ上で表示することが可能な範囲のことをいう。PC等のコンピュータ端末において、編集操作する一つの「シート」を複数の端末で分割表示するマルチディスプレイを例に説明すると、各々のディスプレイで表示される座標範囲のことをいう。4つのタブレット型通信端末を結合する場合であれば、それぞれのディスプレイ上で表示される座標範囲(各端末の位置関係を含む)のことを、概念的に「表示領域」という言葉を用いて説明することとする。
本発明における「表示場所」とは、コンテンツが表示される場所を示す座標情報のことをいう。特に、結合中の全可搬型通信端末のディスプレイで表示できる最大領域に対する座標位置のことを指す。
本発明における「移動」とは、コンテンツの表示場所が移動することをいう。特に、可搬型通信端末のディスプレイに表示されたコンテンツを選択し、フリック操作(指ではじく操作)することに伴って、コンテンツがその座標位置を変えながら表示場所を変更していくことを指す。
本発明における「移動方向」とは、コンテンツがユーザによる移動を指示する操作(特にフリック操作)に従って移動するにあたり、その移動していく向き(直線的方向)のことをいう。
本発明における「移動速度」とは、コンテンツが移動方向に沿って表示場所を変えながら移動するにあたり、その移動していく速さのことをいう。当該移動速度は、ユーザによる移動を指示する操作(特にフリック操作)の方向と、その操作内容(フリック操作であれば、指ではじく速さ等)から算出される速度とすると好適である。
上述のように構成された本発明によれば、複数の可搬型通信端末を結合する場合において、端末間をまたいで移動するコンテンツに対し、その操作性向上に資する仕組みを備えたシステムの提供が可能となる。
本発明のシステム構成の一例を示す概念図。 本発明における管理サーバAのハードウェア構成の一例を示す概念図。 本発明における端末Bのハードウェア構成の一例を示す概念図。 実施例1におけるシステム構成の一例を示す機能ブロック図。 実施例1における処理プロセス(結合情報記憶)の一例を示すフローチャート。 実施例1における処理プロセス(操作情報記憶)の一例を示すフローチャート。 実施例1における処理プロセス(制御指示)の一例を示すフローチャート。 実施例1における処理プロセス(操作対象切替)の一例を示すフローチャート。 結合後の可搬型通信端末とそれを操作するユーザのイメージ図。 結合後の各端末における表示領域の一例を示す図。 結合情報記憶部21に記憶される結合情報の一例を示す図。 操作情報記憶部22に記憶される操作情報の一例を示す図。 実施例1における操作対象切替実行のイメージ図。 実施例1におけるコンテンツ移動の方向が転換した際のイメージ図。 実施例2におけるシステム構成の一例を示す機能ブロック図。 実施例2における処理プロセス(操作情報記憶)の一例を示すフローチャート。 実施例2において操作情報記憶部22に記憶される操作情報の一例を示す図。 実施例2における処理プロセス(制御指示)の一例を示すフローチャート。 実施例2におけるコンテンツ移動および操作対象切替実行のイメージ図。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。本発明はクライアントサーバ形式にて実施される。図1に本発明の結合表示システムの全体構成の一例を概念的に示す。実施形態は図1に示すように、端末管理サーバA(以下、「管理サーバA」という)が、複数の可搬型通信端末B(以下、「端末B」という)と、通信ネットワークN(以下、「ネットワークN」という)を介して接続されるという形で構成されている。
図2に、管理サーバAのハードウェア構成の一例を、概念的に示す。
管理サーバAは、プログラムの演算処理を実行する演算装置6と、演算結果に基づいて各装置に対する制御指示を出力する制御装置7とを有するCPU等の処理装置1と、情報を記憶するRAMやハードディスク等の記憶装置2と、処理装置1の処理結果や記憶装置2に記憶する情報をインターネットやLAN等のネットワークを介して送受信する通信装置5とを少なくとも有している。管理サーバAが実行する各機能(各手段)は、その処理を実行するプログラムが処理装置1に読み込まれることで実現される。
管理サーバAは、必要に応じてキーボード、マウス又はテンキー等の入力装置3と、モニタ(画面)等の表示装置4を備えた構成としてもよい。また、管理サーバAは、複数の端末又はサーバにその機能が分散配置されていてもよい。
以下、説明の便宜上、管理サーバAを構成する処理装置1を「サーバ処理装置1a」、記憶装置2を「サーバ記憶装置2a」、入力装置3を「サーバ入力装置3a」、表示装置4を「サーバ表示装置4a」、通信装置5を「サーバ通信装置5a」と称することとする。
図3に、端末Bのハードウェア構成の一例を、概念的に示す。
端末Bも管理サーバAと同様、処理装置1、記憶装置2、及び通信装置5を有している。端末Bは、特にタブレット端末やスマートフォンを想定しているため、ディスプレイ8(ユーザがタッチして操作可能なタッチパネル型表示装置)を有している。
以下、説明の便宜上、端末Bを構成する処理装置1を「端末処理装置1b」、記憶装置2を「端末記憶装置2b」、通信装置5を「端末通信装置5b」と称することとする。
ネットワークNは、ケーブルや無線通信等を使ってデータの送受信を行うネットワーク(LAN)のことをいう。本発明では、特に無線通信を利用したワイヤレスLANシステム(WLAN)を想定している。
〔実施例1−構成〕
以下、図面を用いて本発明の第一実施例について説明する。図4に、本発明の端末結合表示システムを構成する管理サーバAおよび端末Bの機能ブロック図を示す。本発明における各構成部および各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上同一の領域を為していてもよい。
また、図3は、本発明において必要となる最小限度の機器、構成部および手段等のみを記載しており、その他の機器、構成部および手段等についてはその記載を省略する。
管理サーバAは、サーバ入力装置3a、サーバ表示装置4aまたはサーバ通信装置5aと様々な情報を送受信するためのサーバ制御インタフェース10を有している。さらに、サーバ通信装置5aは、ネットワークNを介して端末Bと様々な情報を送受信することができる機能を有する。
管理サーバAのサーバ処理装置1aは、端末Bから出力された結合情報を取得する結合情報取得部11、同じく端末Bから出力された操作情報を取得する操作情報取得部12、操作情報の中からコンテンツに対する移動操作情報を取得する移動操作情報取得部13、移動操作情報と結合情報とからコンテンツの移動先を標示領域に含む端末B特定する移動先端末特定部14、コンテンツと移動先端末とに対する制御指示を生成する制御指示情報生成部15、移動先端末に対して制御指示情報を送信する制御指示部16、を備えている。
管理サーバAのサーバ記憶装置2aは、結合情報取得部11で取得した端末Bの結合情報を記憶する結合情報記憶部21、操作情報取得部12で取得した端末Bの操作情報を記憶する操作情報記憶部22、を備えている。
端末Bは、端末処理装置1b、ディスプレイ8、または端末通信装置5bと様々な情報を送受信するための端末制御インタフェース30を有している。さらに、端末通信装置5bは、ネットワークNを介して管理サーバAと様々な情報を送受信することができる機能を有する。
端末Bの端末処理装置1bは、結合中にディスプレイ8で表示する表示領域に関する情報を含む結合情報を生成する結合情報生成部31、自身に対して実行された操作内容を示す操作情報を生成する操作内容生成部32、管理サーバAから受信した移動指示に従ってディスプレイ8に表示する表示物の位置を変更する移動表示実行部32、管理サーバAから受信した制御指示に従って操作対象となるコンテンツの切替を実行する操作対象切替実行部33、を備えている。
以下、図4に記載した本発明を構成する機能ブロック図に基づいて、各構成部の動作について説明する。はじめに、本発明の端末結合表示システムを構成する、管理サーバAの構成部について説明する。
結合情報取得部11は、ネットワークNに接続されている端末Bのうち、結合実行中の端末Bから結合情報を、サーバ通信装置5aおよびサーバ制御インタフェース10を介して取得する。そして、取得した結合情報を結合情報記憶部21に送信する。取得する結合情報には、端末Bの端末識別情報と、表示領域を示す情報(表示領域情報)と、結合グループ識別情報および日時情報が少なくとも含まれているものとする。なお、後述の結合位置情報および結合方向情報については、含んでいる方が望ましいが、本システムが動作する上においては必須の情報ではない。
上記の「結合グループ識別情報」とは、どの端末Bとどの端末Bとが結合中なのかを示す情報のことで、結合関係にある複数の端末(グループ)を識別可能な情報のことをいう。具体的には、数字で「1」「2」「3」と識別してもよいし、英字で「A」「B」「C」と識別してもよい。本実施例では、結合グループ識別情報を英字で示すものとする。
上記の「結合位置情報」について、具体的に説明すると、2つの端末Bが結合される場合であれば「上」と「下」、4つの端末Bが結合される場合であれば「左上」・「左下」・「右上」・「右下」というような、相対的な位置関係を示す情報のことをいう。また、2つの端末Bが結合される場合は上から「1」・「2」、4つの端末Bが結合される場合は左上から時計回りに「1」・「2」・「3」・「4」というように、相対的位置と番号とを関連付けて予め定めておくとしてもよい。
上記の「結合方向情報」について、具体的に説明すると、タブレット型通信端末(四角形)であれば、上下左右の四辺を有しているので、「上」「下」「左」「右」といった情報にすると好適である。なお、上述の通り、上下左右の決め方は、任意の方法でこれを決定するものとする。
上記の「結合グループ識別情報」とは、どの端末Bとどの端末Bとが結合中なのかを示す情報のことで、結合関係にある複数の端末(グループ)を識別可能な情報のことをいう。具体的には、数字で「1」「2」「3」と識別してもよいし、英字で「A」「B」「C」と識別してもよい。本実施例では、結合グループ識別情報を英字で示すものとする。
なお、「結合情報」は、端末結合の状態に変化があり次第、その都度生成され、管理サーバAに送信されるとすると好適である。端末結合の状態について、具体的には、結合される端末Bが追加され、表示領域情報に変化があった場合や、結合される端末Bに変更があった場合や、結合関係が解消された場合などが考えられる。
結合情報記憶部21には、結合情報取得部11が取得した結合情報が記憶される。その際の記憶形式は、結合情報に含まれる結合グループ識別情報を利用して、端末Bが結合しているグループ毎に分類して記憶するという形式にすると好適である。また、結合情報に含まれる日時情報に基づき、随時最新情報に更新されるという形式にするとなおよい。
操作情報取得部12は、ネットワークNに接続されている端末Bの操作情報をサーバ通信装置5aおよびサーバ制御インタフェース10を介して取得する。そして、取得した操作情報を操作情報記憶部22に送信する。取得する操作情報の形式は、端末Bのユーザが実行した操作内容が把握できるものであればどのような形式のものでもよい。
上記の操作情報について、本実施例では、端末Bのディスプレイ8を用いてユーザにより実行された各種操作の内容を示す情報を含むこととする。具体的には、端末Bを一義的に特定する端末識別情報、制御処理を実行したコンテンツ(対象物)を示すコンテンツ識別情報、制御処理の内容を示す処理内容、処理を実行したユーザを一義的に特定するユーザ識別情報、および処理が実行された日時を示す日時情報を含む一連の情報が一例として考えられる。
操作情報記憶部22には、操作情報取得部12が取得した操作情報が記憶される。その際の記憶形式は、操作情報に含まれる日時情報を利用して、時系列的に記憶するという形式にすると好適である。
移動操作情報取得部13は、操作情報記憶部22を参照し、コンテンツ(対象物)に対して「移動」させる処理が実行されたことを示す操作情報を取得する。ここで、上記の処理内容のうち、特に「移動」を示す処理について、本発明では、コンテンツに対するフリック操作を示す情報がそれに該当することとする。また、当該フリック操作を示す情報には、「フリックした方向」を示す情報と、「フリックした速さ」を示す情報が含まれているとすると好適である。なお、これは一例であって限定されるものではない。
移動先端末特定部14は、操作情報取得部13が取得した移動操作をしめす操作情報と、結合情報記憶部21に記憶されている結合情報とを参照し、コンテンツ(対象物)の移動先を表示領域とする端末Bを特定する。つまり、操作情報取得部13が取得した操作情報から端末識別情報を抽出し、その端末識別情報と結合情報記憶部21に記憶されている結合情報とを照らし合わせることにより、「移動元」を表示領域に含む端末Bを特定する。つぎに、操作情報に含まれる処理内容から、フリック操作の方向を抽出する。さらに、結合情報記憶部21に記憶されている結合情報を参照し、移動元を基準に移動方向に位置する領域を表示領域に含む端末B(つまり、「移動先」)を特定する。そして、特定した移動先を示す端末識別情報と、操作情報から抽出したコンテンツ識別情報とを併せて「移動先端末情報」として、制御指示情報生成部15に送信する。
制御指示情報生成部15は、移動先端末特定部14から取得した移動先端末情報に基づき、移動先となる端末Bの動作を制御する動作制御指示を生成する。具体的には、移動先となる端末Bに対し、移動してくるコンテンツを操作可能とするように操作対象を強制的に切り替えるような制御指示を生成する。
制御指示部16は、制御指示情報生成部15で生成した制御指示情報を、所定の端末Bに対し、サーバ通信装置5aを介して送信する。
次に、本発明の端末結合表示システムを構成する、端末Bの構成部について説明する。
結合情報生成部31は、他の端末Bとの結合に関する情報を結合情報として生成し、端末通信装置5bを介して管理サーバAに送信する。取得する結合情報には、端末Bの端末識別情報と、表示領域を示す情報(表示領域情報)と、結合グループ識別情報および日時情報が少なくとも含まれているものとする。なお、結合位置情報および結合方向情報については、含んでいる方が望ましい。また、結合中のグループを一義的に識別可能な結合グループ識別情報は、結合情報に含まれるとしても良いし、サーバ側で付与するという形式でも良い。
操作情報生成部32は、ユーザがディスプレイ8でコンテンツに対して実行した操作に基づく操作情報を生成し、端末通信装置5bを介して管理サーバAに送信する。
操作対象切替実行部33は、管理サーバAから受信した制御指示情報に従い、操作対象を切り替える処理を実行する。具体的には、ディスプレイ8で表示する表示領域に移動してくるコンテンツを操作対象に強制的に切り替える制御を実行する。例えば、端末Bにおいてあるコンテンツ(「コンテンツA」とする。)を操作していた際に、別のコンテンツ(「コンテンツB」とする)が表示領域内に移動してきた場合、操作対象を現在操作中のコンテンツAから、移動してきたコンテンツBに強制的に切り替える(アクティブなコンテンツを、コンテンツAからコンテンツBに切り替える)処理を実行する。
上述の形式で端末結合時の制御処理を実行することにより、従来操作をしていたコンテンツから端末をまたいで移動してきたコンテンツに対しての操作移行を、スムーズに行うことができる。また、“飛んで来た”コンテンツを別の方向に“はじく”といったような、あたかも一つの大きなシートを複数のユーザが協同して編集いるような感覚で操作可能となり、ユーザにとって操作性が向上するという効果がある。
〔実施例1−処理プロセス〕
つぎに、本発明の端末結合表示システムにおける処理プロセスの一例を、図4の機能ブロック図、および図5から図8のフローチャート等を用いて説明する。
まず、図5のフローチャートに沿って、結合情報記憶に関する処理を説明する。
複数の端末Bにおいて端末結合が実行される(S101)。端末結合については、各種方法があるが本発明ではその詳細については言及しない。本実施例では、4台の端末Bが結合する場合を例に説明する。端末結合後、それぞれのユーザが操作する際のイメージを、図9に示す。
他の端末Bとの結合に関する情報を結合情報として生成し、端末通信装置5bを介して管理サーバAに送信する(S102)。本実施例において、結合情報には、端末識別情報、ユーザ識別情報、表示領域情報、結合位置情報、結合グループ識別情報、および日時情報が含まれるものとする。本発明では、端末結合が実行された段階で結合グループ識別情報が付与され、端末B内部で保存されているものとする。その結合グループ識別情報も結合情報に含み、結合情報が生成された日時情報も含めて、結合情報として管理サーバAに送信されるものとする。
上記の「表示領域情報」について、図10を用いて具体的に説明する。図10は、4台の端末Bが結合されており、端末Bそれぞれの表示領域と全体の表示領域とを模式的に示している。本実施例において、結合情報を生成する端末Bが、図10において結合位置「右下」であった場合、生成される結合情報中の表示領域情報は、「(x=500〜999,y=0〜299)」となる。
管理サーバAのサーバ通信装置5aは、ネットワークNを介して端末Bから出力された結合情報を受信する。次に、結合情報取得部11は、サーバ制御インタフェース10を介して、サーバ通信装置5aが受信した端末Bの結合情報を取得する。そして、取得した結合情報を結合情報記憶部21に記憶する(S103)。
図11に、結合情報記憶部21に記憶される結合情報の一例を示す。この図に示すとおり、本実施例で取得する結合情報は、「結合グループID(識別情報)」・「端末ID(識別情報)」・「ユーザID(識別情報)」・「結合位置」・「表示領域」の主に5項目に関する情報を取得することとする。さらに、結合情報取得部11が新たに結合情報を取得する都度、この結合情報記憶部21に記憶されている情報は更新されるものとする。
次に、図6のフローチャートに沿って、操作情報記憶に関する処理を説明する。
端末Bの操作情報生成部32は、ユーザによって実行された各種操作を検出(S111)し、操作情報を生成する。さらに、操作情報生成部32は、生成した操作情報を端末制御インタフェース30を介して端末通信装置5bに送信する。端末通信装置5bは、ネットワークNを介して、操作情報を管理サーバAに送信する(S112)。なお、本処理プロセスにおける操作情報の送信タイミングは、操作情報生成部32において操作情報を生成した時点で、その都度、管理サーバAに対して送信されることとする。
管理サーバAのサーバ通信装置5aは、ネットワークNを介して端末Bから出力された操作情報を受信する。次に、操作情報取得部12は、サーバ制御インタフェース10を介して、サーバ通信装置5aが受信した端末Bの操作情報を取得する。そして、取得した操作情報を操作情報記憶部22に記憶する(S113)。
図12に、操作情報記憶部22に記憶される操作情報の一例を示す。この図に示すとおり、本実施例で取得する操作情報は、「端末ID(識別情報)」・「ユーザID(識別情報)」・「日時情報」・「処理内容」・「コンテンツID(コンテンツ識別情報)」・「表示場所」の主に6項目に関する情報を取得することとする。さらに、本処理プロセスにおける操作情報記憶部22の記憶形式は、処理が実行された日時を示す日時情報順とすると好適である。
上記の操作情報に含まれる「表示場所」は、コンテンツが表示される座標位置を示す。本実施例では、コンテンツの左上が位置する座標を表示場所として操作情報に含めることとする。表示場所については、コンテンツがどの座標位置に表示されるかを一義的に特定可能な情報であれば、どのような形式のものでも構わない。
また、上記の操作情報に含まれる「処理内容」において、移動を示す情報には、その移動させる方向を示す情報が含まれるものとする。図12に示す操作情報を例に説明すると、「移動(右)」という処理内容であれば、「(右)」の部分が移動させる方向を示す情報にあたる。移動方向を示す情報は、「右」「左」「右上」「右下」「左上」「左下」「上」「下」の、8方向を識別可能であれば好適である。また、この移動方向を示す情報は、端末Bに位置する操作情報生成部32において、生成されるものとする。
また、この移動方向を示す情報は、端末Bに位置する操作情報生成部32において、生成されるものとする。具体的に説明すると、ユーザの操作において、所定のピクセル数分、ユーザが指を移動させたことを検出した場合、「移動」を指示する操作(フリック操作)があったと判定する処理を行うとするとよい。さらに、その際、所定のピクセル数分、どの方向に移動したかを判定する処理も併せて行うとすると、本発明における移動方向を判定することが可能となる。この移動処理および移動方向を判定するやり方については様々な方法がある。本実施例では、その詳細については言及しない。
次に、図7のフローチャートに沿って、制御指示生成から送信に関する処理を説明する。
管理サーバAに位置する移動操作情報取得部13は、操作情報記憶部22に記憶されている操作情報を検索し(S121)、コンテンツに対する移動処理を実行した操作情報があるか確認する。検索した結果、移動処理を実行した操作情報がある場合(S122)、当該操作情報を抽出し、移動先端末判定部14に送信する。図12の場合を例に、移動操作情報取得部13の処理について具体的に説明すると、移動操作情報取得部13は、操作情報記憶部22に記憶されている操作情報を検索し、番号「9」の操作情報を抽出することとなる。
移動先端末特定部14は、移動操作情報取得部13から取得した操作情報から、移動処理が実行された端末Bの端末ID、コンテンツID、およびコンテンツの移動方向を抽出する。次に、結合情報記憶部21を検索し、抽出した「端末ID」を有する端末Bと結合中の端末で、かつ、抽出した「コンテンツの移動方向」に位置する端末Bの端末IDを、移動先端末として特定する(S123)。そして、特定した移動先端末を示す端末IDとコンテンツIDとを移動先端末情報として、制御指示情報生成部15に送信する。
図11と図12に示す場合を例に説明すると、移動先端末特定部14は、移動操作情報取得部13から取得した番号「9」の操作情報から、端末ID「CLA001」と、コンテンツID「工場見学写真.JPG」と、コンテンツの移動方向「右」を抽出する。次に、結合情報記憶部21を検索し、「CLA001」に対して「右」方向に結合されている端末Bを特定する。図11によると、「CLA002」が移動先端末として特定される。そして、特定した移動先端末の端末ID「CLA002」とコンテンツID「工場見学写真.JPG」を組み合わせた情報を移動先端末情報として、制御指示情報生成部15に送信する。
制御指示情報生成部15は、移動先端末特定部14から取得した移動先端末情報に基づき、移動先となる端末Bに対し、移動してくるコンテンツを操作可能とするように操作対象を強制的に切り替える制御指示情報を生成する(S124)。上述の事例に基づいて具体的に説明すると、端末ID「CLA002」に対して、操作対象となるコンテンツをコンテンツID「工場見学写真.JPG」へと強制的に切り替える制御情報を生成する。そして、生成した制御情報と端末ID「CLA002」とを組み合わせた情報を制御指示情報として、制御指示部16に送信する。
制御指示部16は、制御指示情報生成部15で生成した制御指示情報を、所定の端末Bに対し、サーバ通信装置5aを介して送信する(S125)。上述の事例に基づいて具体的に説明すると、端末ID「CLA002」を有する端末Bに対し、操作対象をコンテンツID「工場見学写真.JGP」へと強制的に切り替える旨を指示する制御指示情報が送信される。
次に、図8のフローチャートに沿って、端末Bにおける操作対象切替に関する処理を説明する。
端末Bに位置する操作対象切替実行部33は、管理サーバAから制御指示情報を受信する(S131)。次に、受信した制御指示情報に従い、操作対象を切り替える処理を実行する(S132)。上述の事例に基づいて具体的に説明すると、管理サーバAから制御指示情報を受信した端末ID「CLA002」を有する端末Bは、現在アクティブになっているコンテンツID(図12の場合だと、「CLA002」では「感想コメント.TXT」を編集中であり、「感想コメント.TXT」がアクティブであると想起できる)から、コンテンツID「工場見学写真.JGP」へとアクティブな状態を強制的に切り替える処理を実行する。
上述の操作対象切替実行部33における処理により、操作対象が自動的に切り替わる際のイメージを、図13に示す。
上述の通り、アクティブなコンテンツが自動的に切り替わるため、端末ID「CLA002」において、移動してきたコンテンツ「工場見学写真.JGP」への操作を即時に行うことができる。仮に、「CLA001」のユーザが誤ってコンテンツ「工場見学写真.JGP」を「CLA002」に移動させてしまった(本来は、「CLA003」に移動するべきだった)という場面を想定する。この場面において「CLA002」を操作するユーザは、即時に正しい移動先端末にコンテンツが移動するように“方向転換”させることが可能となる。
上述のコンテンツが移動する方向を転換させるイメージを、図14に示す。なお、図14における“方向転換”のイメージは、図12における番号「9」から「10」の操作情報が出力された場合におけるディスプレイ8で表示されるコンテンツの動き、および表示形態を示している。
〔実施例2−構成〕
以下、図面を用いて本発明の第二実施例について説明する。図15に、本発明の端末結合表示システムを構成する管理サーバAおよび端末Bの機能ブロック図を示す。本発明における各構成部および各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上同一の領域を為していてもよい。
また、図15は、本発明において必要となる最小限度の機器、構成部および手段等のみを記載しており、その他の機器、構成部および手段等についてはその記載を省略する。なお、〔実施例1−構成〕と同一の構成部等には同一の符号を付しており、同じ動作をする場合にはその詳細な説明は省略する。
本発明の端末Bにおける端末処理装置1bに位置する操作情報生成部32は、実行された操作内容に関する操作情報を生成する際に、コンテンツの「移動」を示すフリック操作の速さを検出し、コンテンツの移動速度を算出する。そして、その移動速度を操作情報に含める形で操作情報を生成する、という点において、〔実施例1−構成〕と異なっている。
本実施例の管理サーバAにおけるサーバ処理装置1aの内部に位置する移動先端末特定部14は、移動操作情報取得部13から取得した操作情報に含まれる「コンテンツの移動方向」と「コンテンツの移動速度」とから、移動後のコンテンツが表示される表示場所を特定する表示場所特定手段14aと、特定した表示場所を表示領域に含む端末Bを、結合情報記憶部21を参照して特定する移動先端末特定手段14bを備えているという点において、〔実施例1−構成〕と異なっている。
以下、図15に記載した本発明を構成する機能ブロック図に基づいて、各構成部の動作について説明する。なお、〔実施例1−構成〕と同様の構成部または同様の動作については、その詳細な説明を省略する。
端末Bに位置する操作情報生成部32は、ユーザがディスプレイ8でコンテンツに対して実行した操作に基づく操作情報を生成し、端末通信装置5bを介して管理サーバAに送信する。特に、コンテンツの「移動」を示すフリック操作を検出する際には、フリック操作の方向と速度を算出し、その情報を操作情報に含めるものとする。上記フリック操作の方向と速度を算出する方法には、様々なものがすでに公開されている。ここではその詳細については説明しないが、その算出方法の概要を以下に記載する。
「フリック操作の方向」を算出するためには、ユーザがディスプレイ8に指を触れて、さらに触れたままの状態で横にスライドさせる操作(以下、「スワイプ」という)を検出することが必要となる。このスワイプの開始点と終了点の座標を取得し、ベクトル方向を算出することにより、フリック操作の「方向」が算出される。
「フリック操作の速度」を算出するためには、スワイプの開始点と終了点の座標を取得し、その間が何ピクセルあるか(距離)を検出する。さらに、そのスワイプにどれだけの時間がかかったか(時間)を検出する。そして、この距離と時間とを用いて、スワイプの速度を算出する。こうして算出された速度が、フリック操作の速度として、操作情報に含まれることとなる。
管理サーバAにおける移動先端末特定部14の内部に位置する表示場所特定手段14aは、移動操作情報取得部13が取得した操作情報(フリック方向と速度を示す情報を含む)に基づき、コンテンツが移動した後に表示される表示場所を特定する。この表示場所を特定する際に、操作情報に含まれるフリック方向と速度を利用する。具体的には、「フリック方向」の情報はコンテンツが移動していく方向に利用し、「フリック速度」はコンテンツが移動する速さに利用するとともに、コンテンツがどれだけの距離(ピクセル数)を移動していくかを算出する際にも利用する。「フリック速度」が早ければ早いほど、コンテンツの移動距離が長くなるとすると好適である。
また、コンテンツが移動して、編集可能な「シート(端末結合後、各端末の表示範囲を組み合わせた全体の表示可能範囲のことをいう)」の「端」にまで来た場合で、かつ、移動距離がまだ残っている場合、当該コンテンツは端で方向転換して「反射」するような形で引き続き移動をするものとする。具体的には、ピンボールゲームのような形で、表示範囲の端に至るまでのベクトルに対して、ちょうど反対方向のベクトルに反射する形で移動させると好適である。この移動させるプログラムについては様々なものがあるため、ここでは詳細には記載しないが、一般的なピンボールゲームを作成する際のプログラム(方法)を利用することで実現可能である。
移動先端末特定部14の内部に位置する移動先端末特定手段14bは、表示場所特定手段14aが特定した表示場所となる座標情報を取得し、当該座標を表示領域に含む端末Bを、結合情報記憶部21を参照し、特定する。そして、特定した端末Bの端末識別情報を、制御指示情報生成部15に送信する。
上述の構成とすることにより、コンテンツの移動先となる端末B(移動先端末)以外の端末Bについては、操作対象(アクティブなコンテンツ)が強制的に切り替わることは無いため、移動先端末以外の端末Bを操作するユーザが実行している操作を妨げることが無い。これにより、端末結合を実行し、シートを協同で編集している複数のユーザ全体にとって、操作性の良さに配慮したシステムを提供することが可能となる。
〔実施例2−処理プロセス〕
次に、本発明の端末結合表示システムにおける処理プロセスの一例を、図15の機能ブロック図及び図16および図18のフローチャート等を用いて説明する。なお、〔実施例1−処理プロセス〕と同じ動作をする場合にはその詳細な説明は省略する。
まず、図16のフローチャートに沿って、操作情報記憶に関する処理を説明する。なお、結合情報記憶に関する処理は、実施例1と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
端末Bにおいてユーザによる操作が実行される(S211)。操作情報生成部32は、その操作内容が「移動」を示す操作(本実施例では「フリック操作」であることを例に説明する。)を検出した場合(S212)、フリック操作の方向と速度を、それぞれ「コンテンツの移動方向」および「コンテンツの移動速度」として算出する(S213)。算出の方法については、上述の通りである。そして、操作情報生成部32は、生成した操作情報を、端末制御インタフェース30を介して管理サーバAに送信し(S214)、管理サーバAの結合情報受信部11は、受信した操作情報を操作情報記憶部22に記憶する(S215)。
図17に、操作情報記憶部22に記憶される操作情報の一例を示す。この図に示すとおり、本実施例で取得する操作情報は、「端末ID(識別情報)」・「ユーザID(識別情報)」・「日時情報」・「処理内容」・「移動速度」・「コンテンツID(コンテンツ識別情報)」・「表示場所」の主に7項目に関する情報を取得することとする。さらに、本処理プロセスにおける操作情報記憶部22の記憶形式は、処理が実行された日時を示す日時情報順とすると好適である。
つぎに、図18のフローチャートに沿って、制御指示に関する処理を説明する。なお、図18の(S221)、(S222)、(S225)および(S226)は、実施例1と同等の処理を行うため、その説明を省略する。
表示場所特定手段14aは、移動操作情報取得部13が取得した操作情報に含まれる移動方向と移動速度を利用し、コンテンツが移動した後に表示される表示場所を特定する(S223)。そして、移動先端末特定手段14bは、表示場所特定手段14aが特定した表示場所となる座標情報を取得し、当該座標を表示領域に含む端末Bを、結合情報記憶部21を参照し、特定する(S224)。
つぎに、実施例2に基づく処理が実行された結果、端末Bのディスプレイ上でどのような表示がなされるのかを、図19にイメージ図として示す。なお、図19は、図17における番号「9」と「10」の操作情報が出力された場合の表示形態を示す。
図19では、「CLA001」で表示されたコンテンツ「工場見学写真.JPG」が、「CLA002」に移動し、その後、「CLA003」に移動するまでを示している。ここで、「CLA003」の上辺に接した際に反射する形でコンテンツが移動しているが、これは上述の通り、ピンボールゲームのような形で、表示範囲の端に至るまでのベクトルに対して、ちょうど反対方向のベクトルに反射する形で移動させるプログラムを実装している場合における、コンテンツの移動(動き)を示している。
また、本実施例2の処理における特徴は、「CLA004」では、操作対象を自動的に切り替える処理が実行されない、という点にある。具体的には、「工場見学写真.JPG」が移動して「CLA004」の表示範囲に入ってきたとしても、「CLA004」で編集中の「見出し.TXT」はアクティブなまま存続し、操作対象は切り替わらない。これは、表示場所特定手段14aにてコンテンツが最終的に移動する表示場所を特定し、移動先端末特定手段14bにて当該表示場所を表示範囲に含む移動先端末である「CLA003」を特定し、その「CLA003」に対してのみ有効な制御指示を制御指示情報生成部15にて生成することにより実現されるものである。
これにより、コンテンツの最終的な移動先ではない端末B(コンテンツが移動する途中で経由する端末B)のユーザにとって、操作中の作業を害することなく、かつ、コンテンツの移動状況を視認することが可能なシステムの提供を実現することができる。
本発明は特に、学校教育の分野におけるグループ学習という協同的な活動を実施させる場面で利用することを想定している。その際、「気づきの共有」、「話し合いの活発化」、「学習者同士の交流」という学びの効果を引き出すことが求められる。実施例2の処理を実現することにより、コンテンツがどのように移動していったのか、その経過をグループ内の学習者全員が視認できるため、各学習者が情報を持ち寄り、交流し、討論するという一連の流れをスムーズに進めることができる。さらに、コンテンツの移動先ではない端末Bを操作する学習者にとっては、自身の編集作業を阻害されることなく、コンテンツの移動を認識することができるため、その操作性向上にも資するシステムであるといえる。
上述のように構成された本発明を用いることで、結合中の複数の可搬型通信端末をまたいで移動するコンテンツに対し、その操作性向上に資する仕組みを備えたシステムの提供が可能となる。これにより、各ユーザが情報を持ち寄り、交流し、討論するという一連の流れをスムーズに進めることができる。
A 管理サーバ
B 端末
N ネットワーク
1 処理装置
1a サーバ処理装置
1b 端末処理装置
2 記憶装置
2a サーバ記憶装置
3 入力装置
3a サーバ入力装置
4 表示装置
4a サーバ表示装置
5 通信装置
5a サーバ通信装置
5b 端末通信装置
6 演算装置
7 制御装置
8 ディスプレイ
10 サーバ制御インタフェース
11 結合情報取得部
12 操作情報取得部
13 移動操作情報取得部
14 移動先端末特定部
14a 表示場所特定手段
14b 移動先端末特定手段
15 制御指示情報生成部
16 制御指示部
21 結合情報記憶部
22 操作情報記憶部
31 結合情報生成部
32 操作情報生成部
33 操作対象切替実行部

Claims (5)

  1. 複数の可搬型通信端末と管理サーバとが通信ネットワークで接続され、
    当該複数の可搬型通信端末を結合させることにより、
    一つの表示装置として利用する端末結合表示システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記結合中の可搬型通信端末の端末識別情報とディスプレイに表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を記憶する結合情報記憶部と、
    前記可搬型通信端末で実行された操作内容を示す操作情報を記憶する操作情報記憶部と、
    前記操作情報記憶部を参照し、前記可搬型通信端末に表示するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、当該コンテンツの表示場所を移動させる操作内容とを含む移動操作情報を取得する移動操作情報取得部と、
    前記移動操作情報と前記結合情報とに基づき、前記コンテンツの移動先を表示領域に含む可搬型通信端末を移動先端末として特定する移動先端末特定部と、
    前記コンテンツ識別情報と可搬型通信端末に対する制御内容とを関連付けた制御指示情報を生成する制御指示情報生成部と、
    前記移動先端末に前記制御指示情報を送信する制御指示部と、を備え
    前記可搬型通信端末において、前記コンテンツが操作対象である状態をアクティブ状態とし、前記コンテンツが操作対象ではない状態を非アクティブ状態とし、前記移動先端末に移動させるコンテンツを移動コンテンツとし、前記移動コンテンツを前記移動先端末に移動させる場合に前記移動先端末において前記アクティブ状態であったコンテンツを操作中コンテンツとして、前記制御内容は、前記移動先端末に前記移動コンテンツを移動させる場合に、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える制御指示を含む
    ことを特徴とする端末結合表示システム。
  2. 前記端末結合表示システムにおける前記可搬型通信端末は、
    当該可搬型通信端末の端末識別情報と、ディスプレイで表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を生成し、前記管理サーバに送信する結合情報生成部と、
    前記端末識別情報と、自身に対して実行された操作内容を示す操作情報を生成し、前記管理サーバに送信する操作情報生成部と、
    前記管理サーバから受信した前記制御指示情報に従い、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える操作対象切替実行部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末結合表示システム。
  3. 前記移動操作情報取得部は、
    前記移動操作情報として、移動操作の方向を示す移動方向と、移動操作の速度を示す移動速度とを含む情報を取得する、ことを特徴とし、
    前記移動先端末特定部は、
    前記取得した移動方向と移動速度とに基づき、前記コンテンツの移動先となる表示場所を特定する表示場所特定手段と、
    結合情報取得部に記憶されている結合情報に基づき、前記特定した表示場所を表示領域に含む前記可搬型通信端末を特定する移動先端末特定手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末結合表示システム。
  4. 前記制御内容は、前記移動コンテンツを前記移動先端末に移動させる場合において、前記移動コンテンツを通過させる前記可搬型通信端末が存在する場合に、当該通過する可搬型通信端末においては、前記移動コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に、当該通過する可搬型通信端末において前記アクティブ状態であった前記コンテンツを前記アクティブ状態のまま維持する制御指示を含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端末結合表示システム。
  5. 結合対象となる複数の可搬型通信端末と、
    前記結合中の可搬型通信端末に関する情報を記憶する結合情報記憶部および前記可搬型通信端末で実行された操作内容を示す操作情報記憶部を備える管理サーバと、が通信ネットワークで接続され、
    当該複数の可搬型通信端末を一つの表示装置として利用する端末結合表示システムに用いるプログラムであって、
    前記管理サーバに、
    前記結合中の可搬型通信端末の端末識別情報とディスプレイに表示する表示領域を示す表示領域情報とを含む結合情報を前記結合情報記憶部に記憶させる結合情報記憶機能と、
    前記操作情報記憶部を参照し、前記可搬型通信端末に表示するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、当該コンテンツの表示場所を移動させる操作内容とを含む移動操作情報を取得する移動操作情報取得機能と、
    前記移動操作情報と前記結合情報とに基づき、前記コンテンツの移動先を表示領域に含む可搬型通信端末を移動先端末として特定する移動先端末特定機能と、
    前記コンテンツ識別情報と可搬型通信端末に対する制御内容とを関連付けた制御指示情報を生成する制御指示情報生成機能と、
    前記移動先端末に前記制御指示情報を送信する制御指示機能と、を実行させ
    前記可搬型通信端末において、前記コンテンツが操作対象である状態をアクティブ状態とし、前記コンテンツが操作対象ではない状態を非アクティブ状態とし、前記移動先端末に移動させるコンテンツを移動コンテンツとし、前記移動コンテンツを前記移動先端末に移動させる場合に前記移動先端末において前記アクティブ状態であったコンテンツを操作中コンテンツとして、前記制御内容は、前記移動先端末に前記移動コンテンツを移動させる場合に、前記操作中コンテンツを前記非アクティブ状態とすると共に前記移動コンテンツを前記アクティブ状態とするように、操作対象の前記コンテンツを切り替える制御指示を含む
    ことを特徴とする端末結合表示プログラム。
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