JP6452406B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ等のように固体撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いた撮像装置に用いられる撮像光学系には、レンズ全長が短く、コンパクト(小型)であること、そして高ズーム比(高変倍比)で、しかも高解像力のズームレンズであることが要望されている。これらの要求に応えるズームレンズとして、物体側に正の屈折力のレンズ群を配置したポジティブリード型のズームレンズが知られている。ポジティブリード型のズームレンズで、全体として4つのレンズ群又は5つのレンズ群より構成されるズームレンズが知られている(特許文献1乃至3)。
特許文献1では、物体側から像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群よりなる4群構成のズームレンズにおいて、ズーミングに際して第2レンズ群と第4レンズ群が移動する。そして第4レンズ群でフォーカスを行っている。
特許文献2では、物体側から像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群よりなる4群構成のズームレンズにおいて、ズーミングに際して第2、第3、第4レンズ群が移動する。そして第4レンズ群でフォーカスを行っている。
特許文献3では、物体側から像側へ順に、正、負、正、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第5レンズ群よりなる5群ズームレンズにおいてズーミングに際して第2、第4レンズ群が移動する。そして第4レンズ群でフォーカスを行っている。
特開2013-120326号公報 特開2012-88603号公報 特開2007-328306号公報
近年、撮像装置に用いるズームレンズには、撮像装置の小型化に対応して高ズーム比で、かつレンズ系全体が小型であることが強く要望されている。前述したポジティブリード型のズームレンズは全系の小型化および高ズーム比を図るのが比較的容易である。しかしながら、前述のポジティブリード型のズームレンズにおいて、更に全系の小型化を図りつつ、高ズーム比を図るためには各レンズ群の横倍率を適切に設定することが重要になってくる。
例えば、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比を図るためには、主たる変倍を行う第2レンズ群の広角端と望遠端における横倍率を適切に設定することが重要となってくる。この第2レンズ群の広角端と望遠端における横倍率が適切でないと、全系の小型化を図りつつ高ズーム比を達成することが困難となる。
また、高ズーム比を図るとき、第2レンズ群が変倍時に担う横倍率を適切に設定しないと、望遠端付近において第2レンズ群の光軸方向の移動量に対するバックフォーカスの変化に与える影響、いわゆるピント敏感度が大きくなる。この結果、望遠端付近での各レンズ群の移動によるズーム制御が困難となる。例えば、高ズーム比化が要望される監視カメラのズームレンズにおいては、変倍で担う第2レンズ群の横倍率を適切に設定し、望遠端における第2レンズ群のピント敏感度を軽減することが重要になってくる。
本発明は、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比で全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折率の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り
ズーミングに際して、前記第1レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群と、前記第3レンズ群と、前記第4レンズ群とが移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
広角端における前記第2レンズ群の横倍率をβ2w、望遠端における前記第2レンズ群の横倍率をβ2t、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量をM3t、レンズ全長をTD、広角端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3w、望遠端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3tとし、前記移動量の符号を、広角端に比べて望遠端においてレンズ群が物体側に位置するときに正、像側に位置するときに負とするとき、
20.0<β2t/β2w<150.0
0.034≦M3t/TD≦0.075
0.47≦β3t/β3w<2.00
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比で全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有するズームレンズが得られる。
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例1の各ズーム位置における諸収差図 実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例2の各ズーム位置における諸収差図 実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例3の各ズーム位置における諸収差図 参考例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)参考例1の各ズーム位置における諸収差図 参考例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)参考例2の各ズーム位置における諸収差図 実施例のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例の各ズーム位置における諸収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折率の第3レンズ群、一つ以上のレンズ群を含む後群を有している。そしてズーミングに際して第1レンズ群は不動であり、第2レンズ群と、第3レンズ群と、後群に含まれるレンズ群のうちの少なくとも一つとが移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
図1は本発明の実施例1としての数値実施例1の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)は、数値実施例1の広角端(短焦点距離端)、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。実施例1はズーム比38.00、Fナンバー1.60〜4.90のズームレンズである。
図3は本発明の実施例2としての数値実施例2の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)は、数値実施例2の広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。実施例2はズーム比40.0、Fナンバー1.80〜5.20のズームレンズである。
図5は本発明の実施例3としての数値実施例3の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)は、数値実施例3の広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。実施例3はズーム比49.99、Fナンバー1.80〜5.60のズームレンズである。
図7は本発明の参考例1としての数値実施例4の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)は、数値実施例4の広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。参考例1はズーム比40.0、Fナンバー1.60〜5.00のズームレンズである。
図9は本発明の参考例2としての数値実施例5の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)は、数値実施例5の広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。参考例2はズーム比81.05、Fナンバー2.40〜8.00のズームレンズである。
図11は本発明の実施例としての数値実施例6の広角端で、無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図12(A)、(B)、(C)は、数値実施例6の広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦しているときの縦収差図である。実施例はズーム比30.0、Fナンバー1.50〜4.00のズームレンズである。図13、図14は本発明の撮像装置の実施例の要部概略図である。
本発明のズームレンズは、デジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられるものである。レンズ断面図において左方が前方(物体側、拡大側)で右方が後方(像側、縮小側)である。レンズ断面図において、iは物体側から像側への各レンズ群の順序を示し、Liは第iレンズ群である。LRは1つ以上のレンズ群を含む後群である。
次に各実施例と参考例のズームレンズの特徴について説明する。各実施例と参考例のレンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は負の屈折力の第5レンズ群である。SPは開放Fナンバー(Fno)光束を決定(制限)する開口絞りの作用をするFナンバー決定部材(以下「開口絞り」ともいう。)である。
GBは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれる。又、銀塩フィルム用カメラの撮影光学系として使用する際にはフィルム面に相当する感光面が置かれている。
レンズ断面図において矢印は広角端から望遠端へのズーミングに際しての各レンズ群の移動軌跡を示している。ズーミングに際しては第2レンズ群L2と第3レンズ群L3と第4レンズ群L4が移動する。無限遠から近距離へのフォーカシングに際しては第4レンズ群L4が移動する。
縦収差図のうち、球面収差においてdはd線(波長587.6nm)、gはg線(波長435.8nm)を示している。非点収差においてMはd線のメリディオナル像面(破線)、Sはd線のサジタル像面(実線)を示している。また歪曲を示す図はd線における歪曲を表している。倍率色収差はd線に対するg線の倍率色収差を示す。FnoはFナンバー、ωは撮影半画角(度)を表す。縦収差図では、球面収差は0.2mm、非点収差は0.2mm、歪曲は10%、倍率色収差は0.1mmのスケールで描かれている。
各実施例と参考例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折率の第3レンズ群L3、1つ以上のレンズ群を含む後群LRを有している。ズーミングに際して第1レンズ群L1は不動であり、第2レンズ群L2と、第3レンズ群L3と、後群LRの1つ以上のレンズ群のうちの1つ以上のレンズ群が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
具体的には広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が広がり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が狭くなり、第3レンズ群L3と後群LRの間隔が広がる。第3レンズ群L3は2つ以上のレンズ成分を有している。ここで、レンズ成分とは単レンズもしくは接合レンズより構成されるものである。第3レンズ群L3が2つ以上のレンズ成分を持つことで、諸収差を補正するためのレンズ面を多く持つようにしている。
各実施例と参考例ではズーミングに際して移動する第3レンズ群L3に諸収差を補正するためのレンズ面を多く持たせることで、ズーミングに際しての収差変動を軽減している。広角端における第2レンズ群L2の横倍率をβ2wとする。望遠端における第2レンズ群L2の横倍率をβ2tとする。
広角端から望遠端へのズーミングにおける第3レンズ群L3の移動量をM3t、レンズ全長をTDとする。ここでレンズ全長とは第1レンズ面から最終レンズ面までの距離に空気換算長のバックフォーカスBFを加えた値である。また、広角端から望遠端までのズーミングにおけるレンズ群の移動量とは、広角端におけるレンズ群の光軸上の位置と望遠端におけるレンズ群の光軸上の位置の差をいう。移動量の符号は広角端に比べて望遠端においてレンズ群が物体側に位置するときを正、像側に位置するときを負とする。
このとき、
20.0<β2t/β2w<150.0 ・・・(1)
0.01<M3t/TD≦0.075 ・・・(2)
なる条件式を満たしている。次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)は、広角端と、望遠端における第2レンズ群L2の横倍率の比を規定する。横倍率の比が条件式(1)の下限値を超えると、第2レンズ群L2において変倍比を十分担うことが困難となり、高ズーム比化を図ることが困難となる。また横倍率の比が条件式(1)の上限値を超えると、望遠端において第2レンズ群L2の横倍率が大きくなりすぎ、第2レンズ群L2の光軸方向への移動に対して第2レンズ群L2の結像位置の移動が大きくなりすぎる。言い換えると、第2レンズ群L2のピント敏感度が大きくなりすぎるため、ズームレンズとしての第2レンズ群L2の駆動制御が困難となる。
条件式(2)は、広角端から望遠端へのズーミングにおける第3レンズ群L3の移動量とレンズ全長との比を規定する。
条件式(2)の下限値を超えて第3レンズ群L3の広角端から望遠端へのズーミングにおける移動量が小さくなりすぎると、第3レンズ群L3が十分な横倍率を担うことができず、高ズーム比を得ることが困難となる。また、条件式(2)の下限値を超えると高ズーム比化を図る際、第2レンズ群L2が担う横倍率が大きくなりすぎ、第2レンズ群L2の移動によるピント位置の変化が大きく、即ち第2レンズ群L2のピント敏感度が大きくなりすぎるため好ましくない。
また条件式(2)の上限値を超えて、第3レンズ群L3の広角端から望遠端へのズーミングにおける移動量が大きくなりすぎると、主な変倍レンズ群である第2レンズ群L2の移動量を十分長く確保することが困難となる。これにより全系の小型化を図りつつ高ズーム比化が難しくなる。
各実施例と参考例では以上の如く構成することにより、全系が小型でかつ高ズーム比で、望遠端における第2レンズ群L2のピント敏感度を軽減したズームレンズを得ることができる。
各実施例において更に好ましくは次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。広角端における第3レンズ群L3の横倍率をβ3w、望遠端における第3レンズ群L3の横倍率をβ3tとする。広角端における第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の光軸上の間隔をL1wとする。第1レンズ群L1の焦点距離をf1とする。第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。第3レンズ群L3の焦点距離をf3とする。
このとき、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
0.47≦β3t/β3w<2.00 ・・・(3)
0.001<L1w/TD<0.020 ・・・(4)
−10.0<f1/f2<−5.0 ・・・(5)
1.0<f1/f3<4.0 ・・・(6)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(3)は、広角端における第3レンズ群L3の横倍率と、望遠端における第3レンズ群L3の横倍率の比を規定する。横倍率の比が条件式(3)の下限値を超えると、第3レンズ群L3において十分な横倍率を担うことが困難となり、高ズーム比を図ることが困難となる。また、条件式(3)の下限値を超えながら高ズーム比化を図ろうとすると、第2レンズ群L2が担う横倍率が大きくなりすぎ、第2レンズ群L2のピント敏感度が大きくなりすぎるため好ましくない。
また横倍率の比が条件式(3)の上限値を超えると、第3レンズ群L3の横倍率が大きくなりすぎ、主な変倍レンズ群である第2レンズ群L2の横倍率が小さくなるために、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比化が困難となる。
条件式(4)は、広角端における第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の光軸上の間隔と、レンズ全長との比を規定する。条件式(4)の下限値を超えて、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が狭くなりすぎると、広角端において外部より衝撃が加わると、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2が干渉し、レンズ表面に傷が生じることがある。レンズ表面の傷はゴースト、フレアの原因となるため、好ましくない。
条件式(4)の上限値を超えて、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が広くなりすぎると、広角端において最大像高に結像する光線が第1レンズ群中で光軸から離れた位置を通るため、第1レンズ群が大型化してしまう。これにより、レンズ全系の小型化が困難となり、好ましくない。
条件式(5)は、第1レンズ群L1の焦点距離と第2レンズ群L2の焦点距離の比を規定する。条件式(5)の下限値を越えると、ズーミングに際して移動する第2レンズ群L2の負の焦点距離の絶対値が小さくなりすぎ(負の屈折力の絶対値が大きくなりすぎ)、ズーミングに際して諸収差の変動が多くなる。この結果、全ズーム領域において高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
一方、上限値を越えると、第1レンズ群L1の正の焦点距離が小さくなりすぎるために(正の屈折力が強くなりすぎるため)、高ズーム比を達成するためには望遠端において第2レンズ群L2以降の合成横倍率を大きくする必要がある。そうすると、第1レンズ群L1中で発生した諸収差が大きく拡大され、望遠端において高い光学性能を得るのが困難になる。
条件式(6)は、第1レンズ群L1の焦点距離と第3レンズ群の焦点距離との比を規定する。条件式(6)の下限値を越えて、第1レンズ群L1の正の焦点距離が短くなりすぎると、高ズーム比を達成するためには望遠端において第2レンズ群L2以降のレンズ系の合成横倍率を大きくする必要がある。そうすると、第1レンズ群L1中で発生した諸収差が大きく拡大され、望遠端において高い光学性能を得るのが困難となる。
一方、上限値を越えると、ズーミングに際して移動する第3レンズ群L3の正の焦点距離が短くなりすぎ、ズーミングに際して諸収差の変動が多くなり、全ズーム領域において高い光学性能を得るのが難しくなってくる。なお、さらに好ましくは条件式(1)乃至(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
24.0<β2t/β2w<120.0 ・・・(1a)
0.02<M3t/TD≦0.075 ・・・(2a)
0.47≦β3t/β3w<1.70 ・・・(3a)
0.002<L1w/TD<0.015 ・・・(4a)
−9.5<f1/f2<−5.5 ・・・(5a)
1.2<f1/f3<3.0 ・・・(6a)
よりさらに好ましくは条件式(1a)乃至(6a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
24.5<β2t/β2w<100.0 ・・・(1b)
0.03<M3t/TD≦0.075 ・・・(2b)
0.47≦β3t/β3w<1.50 ・・・(3b)
0.003<L1w/TD<0.010 ・・・(4b)
−9.0<f1/f2<−6.0 ・・・(5b)
1.30<f1/f3<2.60 ・・・(6b)
以下に本発明のズームレンズの実施例1乃至3、参考例1、2、実施例4のレンズ構成の特徴を説明する。以下、各レンズ群のレンズ構成は特に断りがない限り、物体側から像側へ順に配置されているとして説明する。
[実施例1]
実施例1のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、後群LRよりなっている。後群LRは正の屈折力の第4レンズ群L4より構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2は像側に移動して主たる変倍を行い、第3レンズ群L3は物体側に凸状の軌跡で移動して変倍を行っている。
第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動して、主に変倍に伴う像面変動を補正している。第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動することで、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔、および第4レンズ群L4とガラスブロックGBとの間隔を有効に利用している。
以降の各実施例と参考例においても、同様のズーム軌跡をとることにより、第4レンズ群L4の前後の間隔を有効に利用している。
無限遠から近距離のフォーカシングは第4レンズ群L4を物体側へ移動して行っている。第1レンズ群L1は、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、2つの正レンズで構成されている。第2レンズ群L2は、2つの負レンズと、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズとで構成されている。主な変倍を行う第2レンズ群のレンズの数を他の移動レンズ群より多いレンズ構成にすることで、ズーミングに際しての各収差の変動を良好に補正している。特に像面湾曲の変動や色収差の変動を良好に補正している。
第3レンズ群L3は、2つの正レンズ、負レンズとで構成されている。最も物体側のレンズは両レンズ面が非球面形状であり、これによって球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4は、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズから構成されている。そして正レンズの物体側のレンズ面を非球面形状とし、球面収差とズーミングによる像面湾曲の変動を良好に補正している。また、接合レンズとすることで、ズーミングによる軸上色収差および倍率色収差の変動を良好に補正している。
開口絞りSPは第3レンズ群の物体側に配置しており、ズーミングに際して第3レンズ群とともに(第3レンズ群L3と同じ軌跡で)移動している。なお、本実施例における接合レンズは微少な空気間隔を有する分離レンズとして構成していてもよい。これは本発明においてレンズ形状としての変形及び変更の想定内であり、以下全ての実施例においても同様である。
[実施例2]
実施例2においてレンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号、ズーミングに際しての各レンズ群の移動条件等は実施例1と同じである。フォーカシング方式は実施例1と同じである。
第1レンズ群L1のレンズ構成は、実施例1と同様である。第2レンズ群L2のレンズ構成は、実施例1と同様である。第3レンズ群L3は、正レンズ、負レンズ、正レンズとで構成されている。最も物体側のレンズおよび像側のレンズはいずれも一方のレンズ面が非球面形状であり、これにより球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4のレンズ構成は、実施例1と同様である。開口絞りSPは第3レンズ群L3の物体側に配置しており、ズーミングに際して不動である。
[実施例3]
実施例3において、レンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号、ズーミングに際しての各レンズ群の移動条件等は実施例1と同じである。フォーカシング方式は実施例1と同じである。
第1レンズ群L1のレンズ構成は、実施例1と同様である。第2レンズ群L2のレンズ構成は、実施例1と同様である。第3レンズ群L3は、2つの正レンズ、負レンズ、正レンズとで構成されている。最も物体側のレンズは両レンズ面が非球面形状であり、これによって球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4のレンズ構成は、実施例1と同様である。開口絞りSPは第3レンズ群L3の物体側に配置しており、ズーミングに際して第3レンズ群L3とともに移動している。
参考例1
参考例1のズームレンズでは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、後群LRよりなっている。後群LRは正の屈折力の第4レンズ群L4、負の屈折力の第5レンズ群L5で構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2は像側に単調移動して主たる変倍を行い、第3レンズ群L3は物体側に凸状の軌跡で移動して変倍を行っている。第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動して、主に変倍に伴う像面変動を補正している。第5レンズ群L5はズーミングに際して不動である。
フォーカシング方式は実施例1と同じである。第1レンズ群L1のレンズ構成は、実施例1と同様である。第2レンズ群L2のレンズ構成は、実施例1と同様である。第3レンズ群L3は、正レンズ、負レンズで構成されている。最も物体側のレンズは両レンズ面が非球面形状であり、これによって球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4のレンズ構成は、実施例1と同様である。第5レンズ群L5は、1つの負レンズで構成されている。開口絞りSPは第3レンズ群L3の像側に配置しており、ズーミングに際して第3レンズ群L3とともに移動している。
参考例2
参考例2において、レンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号、ズーミングに際しての各レンズ群の移動条件等は実施例1と同じである。フォーカシング方式は実施例1と同じである。
第1レンズ群L1は、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、3つの正レンズで構成されている。第2レンズ群L2のレンズ構成は、実施例1と同様である。第3レンズ群L3は、正レンズ、負レンズで構成されている。最も物体側のレンズは両レンズ面が非球面形状であり、これによって球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4のレンズ構成は、実施例1と同様である。開口絞りSPは第3レンズ群L3内に配置しており、ズーミングに際して第3レンズ群L3とともに移動している。
[実施例
実施例において、レンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号、ズーミングに際しての各レンズ群の移動条件等は実施例1と同じである。フォーカシング方式は実施例1と同じである。
第1レンズ群L1のレンズ構成は、実施例1と同様である。第2レンズ群L2のレンズ構成は、実施例1と同様である。第3レンズ群L3は、2つの正レンズ、負レンズで構成されている。最も物体側のレンズは両レンズ面が非球面形状であり、これにより球面収差を良好に補正している。第4レンズ群L4のレンズ構成は、実施例1と同様である。開口絞りSPは第3レンズ群の物体側に配置しており、ズーミングに際して第3レンズ群L3とともに移動している。
以上のように各実施例と参考例によれば、全系が小型で、かつ高ズーム比であり、更に望遠端におけるピント敏感度を軽減したデジタルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ等の撮像装置に好適なズームレンズが得られる。
次に本発明のズームレンズを撮像光学系として用いたデジタルビデオカメラの撮像装置の実施例を図13を用いて説明する。図13において、10はカメラ本体、11は実施例1乃至3、参考例1、2、実施例4のいずれかのズームレンズによって構成された撮像光学系である。12はカメラ本体に内蔵され、撮像光学系11によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。13は固体撮像素子12で得られた被写体像を表示する表示部である。
次に、本発明のズームレンズを撮像光学系として用いた監視カメラの撮像装置の実施例を図14を用いて説明する。図14において、20はカメラ本体、21は実施例1乃至3、参考例1、2、実施例4のいずれかのズームレンズによって構成された撮像光学系である。22はカメラ本体に内蔵され、撮像光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。このように本発明のズームレンズをデジタルビデオカメラや監視カメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
尚、各実施例と参考例のズームレンズは投射装置(プロジェクタ)用の投射光学系として用いることもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に本発明の実施例1乃至3、参考例1、2、実施例4に対応する数値実施例1乃至6を示す。各数値実施例においてiは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i面と第i+1番目の間隔、ndi、νdiは第i番目の光学部材の屈折率、アッベ数である。各種データでは広角端(広角)、中間のズーム位置(中間)、望遠端(望遠)を示す。
焦点距離、Fナンバー、半画角は、それぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときの値を表している。BFはバックフォーカスであり、最終レンズ面から像面までの空気換算での距離である。尚、非球面形状は、光軸方向の座標をx、光軸と垂直方向の座標をy、基準(参照球面)の曲率半径をr、円錐常数をk、n次の非球面係数をAnとして、以下の式で表される。但し、「e-x」は「×10-x」を意味している。尚、非球面形状を有するレンズ面には各表中の面番号の左側に*印を付している。
x=(y/r)/{1+(1−k・y/r0.5}+A4・y+A6・y+A8・y
各実施例と参考例を前述した各条件式との対応を表1に示す。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 63.482 1.25 1.85478 24.8
2 38.084 4.58 1.49700 81.5
3 273.739 0.15
4 40.530 3.41 1.59522 67.7
5 164.674 0.10
6 34.366 2.49 1.59522 67.7
7 72.388 (可変)
8 85.399 0.45 2.00100 29.1
9 7.562 4.01
10 -30.399 0.40 1.91082 35.3
11 24.397 0.12
12 14.948 3.33 1.95906 17.5
13 -20.844 0.40 2.00100 29.1
14 96.240 (可変)
15(絞り) ∞ 0.34
16* 12.978 2.83 1.58313 59.4
17* 168.207 0.50
18 17.489 1.55 1.72916 54.7
19 60.020 1.74
20 20.062 0.55 1.85478 24.8
21 9.095 (可変)
22* 15.613 2.80 1.55332 71.7
23 -13.944 0.50 1.85478 24.8
24 -21.413 (可変)
25 ∞ 1.44 1.51500 70.0
26 ∞ 3.80
像面 ∞
非球面データ
第16面
K =-2.67885e-001 A 4=-2.56132e-005 A 6=-5.61175e-008 A 8=-7.34706e-010

第17面
K =-2.00000e+000 A 4= 2.76080e-005 A 6=-8.85679e-008

第22面
K =-2.03476e+000 A 4= 2.60795e-005 A 6=-8.48223e-008

各種データ
ズーム比 38.00
広角 中間 望遠
焦点距離 4.00 41.23 152.00
Fナンバー 1.60 2.80 4.90
半画角(度) 36.87 4.16 1.13
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 99.50 94.50 94.50
BF 12.36 22.30 6.95


d 7 0.58 25.47 31.69
d14 39.42 7.44 1.80
d21 10.64 7.79 22.56
d24 7.61 17.55 2.20

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 44.90
2 8 -6.93
3 15 28.09
4 22 19.08
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 60.176 1.25 1.85478 24.8
2 36.685 6.31 1.49700 81.5
3 5194.038 0.15
4 34.537 4.16 1.49700 81.5
5 145.241 0.10
6 27.522 3.67 1.59522 67.7
7 58.129 (可変)
8 56.214 0.45 2.04976 27.1
9 6.182 3.19
10 -23.467 0.40 2.00100 29.1
11 38.775 0.12
12 13.144 3.45 1.95906 17.5
13 -10.636 0.40 2.00100 29.1
14 51.426 (可変)
15(絞り) ∞ (可変)
16* 12.067 3.60 1.69350 53.2
17 -206.102 4.14
18 36.248 0.60 2.00100 29.1
19 9.129 0.77
20* 10.270 2.48 1.49710 81.6
21 141.614 (可変)
22* 14.775 2.96 1.49710 81.6
23 -19.624 0.50 1.94595 18.0
24 -22.712 (可変)
25 ∞ 1.44 1.51500 70.0
26 ∞ 3.80
像面 ∞
非球面データ
第16面
K =-1.94831e+000 A 4= 9.03636e-005 A 6=-1.63379e-007

第20面
K = 4.20170e-001 A 4=-1.15300e-004 A 6=-7.75317e-007

第22面
K =-1.44647e+000 A 4=-6.01637e-007 A 6=-2.42151e-007

各種データ
ズーム比 40.00
広角 中間 望遠
焦点距離 4.20 36.48 168.00
Fナンバー 1.80 3.00 5.20
半画角(度) 35.54 4.70 1.02
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 94.53 94.53 94.53
BF 12.87 21.87 6.80

d 7 0.61 19.85 24.66
d14 25.84 6.61 1.80
d15 8.14 3.85 1.00
d21 8.36 3.65 21.58
d24 8.12 17.12 2.05


ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 37.66
2 8 -5.49
3 16 25.99
4 22 19.59
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 70.615 1.25 1.85478 24.8
2 43.505 6.69 1.49700 81.5
3 350.006 0.15
4 47.844 3.39 1.59522 67.7
5 126.104 0.10
6 40.721 3.08 1.59522 67.7
7 95.108 (可変)
8 45.836 0.45 2.00100 29.1
9 7.200 4.97
10 -32.239 0.40 1.91082 35.3
11 24.280 0.12
12 14.516 3.66 1.95906 17.5
13 -21.812 0.40 2.00100 29.1
14 60.799 (可変)
15(絞り) ∞ 0.34
16* 12.896 3.50 1.58313 59.4
17* 62.566 0.10
18 19.668 1.68 1.72916 54.7
19 46.477 1.00
20 17.142 0.55 1.84666 23.8
21 9.450 2.84
22 20.277 2.00 1.48749 70.2
23 195.097 (可変)
24* 18.649 2.20 1.55332 71.7
25 -23.644 0.50 1.85478 24.8
26 -53.634 (可変)
27 ∞ 1.44 1.51500 70.0
28 ∞ 3.80
像面 ∞
非球面データ
第16面
K =-2.67885e-001 A 4= 3.13810e-006 A 6=-1.61502e-007 A 8=-1.78081e-009

第17面
K =-1.97044e+000 A 4= 4.37150e-005 A 6=-3.95984e-007

第24面
K =-2.24477e+000 A 4= 3.33214e-005 A 6=-4.39373e-008

各種データ
ズーム比 49.99
広角 中間 望遠
焦点距離 3.60 40.18 180.00
Fナンバー 1.80 3.50 5.60
半画角(度) 39.80 4.27 0.95
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 109.63 109.63 109.63
BF 8.78 23.22 6.78

d 7 0.60 31.79 39.59
d14 48.76 10.04 1.77
d23 12.13 5.22 22.13
d26 4.03 18.47 2.03

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 54.38
2 8 -6.77
3 15 23.25
4 24 30.63
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 63.280 1.25 1.85478 24.8
2 38.238 4.96 1.49700 81.5
3 281.483 0.15
4 40.684 3.66 1.59522 67.7
5 162.362 0.10
6 34.310 2.65 1.59522 67.7
7 71.759 (可変)
8 91.520 0.45 2.00100 29.1
9 7.681 3.94
10 -35.331 0.40 2.00100 29.1
11 24.848 0.12
12 15.267 3.65 1.95906 17.5
13 -14.528 0.40 2.00100 29.1
14 85.889 (可変)
15* 11.636 3.49 1.58313 59.4
16* -62.849 0.10
17 16.494 0.55 1.85478 24.8
18 10.756 2.84
19(絞り) ∞ (可変)
20* 15.578 3.07 1.55332 71.7
21 -10.721 0.50 1.85478 24.8
22 -17.684 (可変)
23 60.499 0.50 1.77250 49.6
24 16.528 0.50
25 ∞ 1.44 1.51500 70.0
26 ∞ 1.00
像面 ∞
非球面データ
第15面
K =-2.67885e-001 A 4=-3.58308e-005 A 6=-7.82696e-008 A 8=-9.17088e-010

第16面
K =-1.98824e+000 A 4= 4.28658e-005 A 6=-1.29362e-007

第20面
K =-3.20117e+000 A 4= 5.14241e-005 A 6=-3.01652e-007

各種データ
ズーム比 40.00
広角 中間 望遠
焦点距離 4.00 39.11 160.00
Fナンバー 1.60 2.80 5.00
半画角(度) 36.87 4.39 1.07
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 94.51 94.51 94.51
BF 2.45 2.45 2.45

d 7 0.56 25.48 31.71
d14 36.86 5.57 1.79
d19 12.85 10.61 22.48
d22 9.01 17.63 3.31

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 44.95
2 8 -6.62
3 15 27.48
4 20 18.45
5 23 -29.58
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 73.639 1.25 2.00069 25.5
2 52.722 6.37 1.43875 94.9
3 235.373 0.15
4 81.729 2.90 1.49700 81.5
5 169.291 0.10
6 49.225 3.88 1.49700 81.5
7 112.026 0.10
8 52.778 2.98 1.59522 67.7
9 98.951 (可変)
10 51.734 0.45 2.04976 27.1
11 9.400 5.53
12 -45.393 0.40 1.91082 35.3
13 21.681 0.12
14 18.338 4.56 1.95906 17.5
15 -15.743 0.40 2.00100 29.1
16 88.030 (可変)
17* 18.360 2.31 1.58313 59.4
18* -32.280 0.70
19(絞り) ∞ 3.40
20 229.121 0.55 1.85478 24.8
21 26.082 (可変)
22* 28.278 1.89 1.55332 71.7
23 -13.787 0.50 1.85478 24.8
24 -20.216 (可変)
25 ∞ 1.44 1.51500 70.0
26 ∞ 3.80
像面 ∞

非球面データ
第17面
K =-2.67885e-001 A 4= 1.89521e-005 A 6=-2.11711e-006 A 8=-2.06948e-008

第18面
K = 3.11262e+000 A 4= 9.08108e-005 A 6=-3.24308e-006
第22面
K = 3.39379e+000 A 4=-3.28828e-005 A 6=-7.93695e-007

各種データ
ズーム比 81.05
広角 中間 望遠
焦点距離 3.70 48.35 300.00
Fナンバー 2.40 5.00 8.00
半画角(度) 39.02 3.55 0.57
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 128.67 128.67 128.67
BF 16.35 30.38 6.76

d 9 0.59 39.51 49.24
d16 59.84 13.21 0.98
d21 13.36 7.04 33.16
d24 11.60 25.63 2.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 66.52
2 10 -7.73
3 17 36.19
4 22 25.30
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 63.257 1.25 1.85478 24.8
2 37.826 5.95 1.49700 81.5
3 294.500 0.15
4 40.078 4.24 1.59522 67.7
5 159.339 0.10
6 33.266 3.11 1.59522 67.7
7 72.907 (可変)
8 117.835 0.45 2.00100 29.1
9 6.904 3.58
10 -25.819 0.40 1.91082 35.3
11 27.286 0.12
12 14.106 3.01 1.95906 17.5
13 -18.607 0.40 2.00100 29.1
14 68.948 (可変)
15(絞り) ∞ 0.34
16* 14.327 3.52 1.58313 59.4
17* -35.030 0.06
18 9.311 2.96 1.72916 54.7
19 90.528 0.89
20 57.178 0.55 1.85478 24.8
21 6.372 (可変)
22* 11.103 2.15 1.55332 71.7
23 -29.385 0.50 1.85478 24.8
24 -46.711 (可変)
25 ∞ 1.44 1.51500 70.0
26 ∞ 1.00
像面 ∞
非球面データ
第16面
K =-2.67885e-001 A 4=-4.34584e-005 A 6=-3.63169e-008 A 8=-8.40707e-010

第17面
K = 1.89767e+000 A 4= 4.53309e-005 A 6=-1.54397e-008

第22面
K =-3.60972e+000 A 4= 2.53831e-004 A 6=-7.90455e-007

各種データ
ズーム比 30.00
広角 中間 望遠
焦点距離 4.00 35.92 120.00
Fナンバー 1.50 2.80 4.00
半画角(度) 36.87 4.77 1.43
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 84.54 84.54 84.54
BF 5.78 15.51 5.23

d 7 0.55 23.90 29.74
d14 33.87 7.92 1.75
d21 10.62 3.48 14.09
d24 3.83 13.56 3.28

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 43.49
2 8 -6.11
3 15 17.49
4 22 17.51
L1:第1レンズ群 L2:第2レンズ群 L3:第3レンズ群
L4:第4レンズ群 L5:第5レンズ群 SP:絞り
GB:ガラスブロック IP:像面 LR:後群

Claims (7)

  1. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折率の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り
    ズーミングに際して、前記第1レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群と、前記第3レンズ群と、前記第4レンズ群とが移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
    広角端における前記第2レンズ群の横倍率をβ2w、望遠端における前記第2レンズ群の横倍率をβ2t、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量をM3t、レンズ全長をTD、広角端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3w、望遠端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3tとし、前記移動量の符号を、広角端に比べて望遠端においてレンズ群が物体側に位置するときに正、像側に位置するときに負とするとき、
    20.0<β2t/β2w<150.0
    0.034≦M3t/TD≦0.075
    0.47≦β3t/β3w<2.00
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第3レンズ群は、負レンズと複数の正レンズを有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸上の間隔をL1wとするとき、
    0.001<L1w/TD<0.020
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    −10.0<f1/f2<−5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    1.0<f1/f3<4.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第2レンズ群は像側へ単調移動し、前記第3レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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