JP6451325B2 - インクカートリッジ - Google Patents
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Description
図1は、本発明を適用したインクカートリッジを装着するインクジェットプリンターの概略構成図である。インクジェットプリンター1は、記録紙2を搬送するプラテン3と、このプラテン3にノズル面が対峙しているインクジェットヘッド4と、インクジェットヘッド4を搭載しており記録紙2の搬送方向Y1と交差する移動方向X1に往復移動するキャリッジ5と、インクカートリッジ装着部7と、インクジェットプリンター1の各部を制御する駆動制御部8とを有する。インクカートリッジ装着部7には、インクジェットヘッド4のインクノズルにインクを供給するインクカートリッジ10が装着される。
図2はインクカートリッジ10を示す平面図、正面図、および側面図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は左側側面図、図2(d)は右側側面図である。また、図3はインクカートリッジ10の分解斜視図である。また、図4はインクカートリッジの断面図およびその部分拡大図であり、図4(a)は図2のA−A線で切断した断面図であり、図4(b)は図4(a)の領域Bの部分拡大図である。
インク室30(1)〜30(4)には、同一色のインクが充填される。インク室30(1)〜30(4)の構造は同一であるので、インク室30(1)の構造を説明し、他のインク室30(2)〜30(4)については同一の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。インク室30(1)は、上述した円筒状容器部14(1)の内部空間であり、その上端は、上述したように仕切り板50によって封鎖されている。円筒状容器部14(1)の内部には、コイルばね34(押圧部材)および可動蓋33が挿入されている。コイルばね34は、可動蓋33と円筒状容器部14(1)の底面14bとの間に配置されている。可動蓋33は、コイルばね34によって上方に押圧されている。
インク取り出し部40(1)〜40(4)の構造は同一であるので、インク取り出し部40(1)の構造を説明し、他のインク取り出し部40(2)〜40(4)については同一の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。円筒状容器部14(1)の底面14bの中央には円形開口41が形成され、この外周縁部分からは、円筒状容器部14(1)の底部から下方に突出する円筒枠42が形成されている。この円筒枠42の内側には円盤状のゴムパッキン43が装着されており、その中心に形成された貫通孔がインク取り出し孔40bとして機能する。円形開口41のインク貯留室35側の外周縁部分からも円筒枠44が上方に突出しており、この中心開口がインク取り出し孔40bとインク貯留室35とを連通する連通路45となる。連通路45には、インク取り出し孔40bを封鎖可能な弁46が配置されており、この弁46はコイルばね47によってゴムパッキン43の背面に押し付けられ、インク取り出し孔40bを封鎖している。円筒枠42の先端には、ゴムパッキン43を下側から押さえる押さえ部材48が取り付けられている。
図5は仕切り板50の斜視図であり、図5(a)は上面側から見た斜視図、図5(b)は下面側から見た斜視図である。図5(b)に示すように、仕切り板50の裏面(下面)には、インク室30(1)〜30(4)を封鎖するための封鎖部51(1)〜51(4)が1列に並んでいる。図3に示すように、インク室30(1)の上端開口は、ケース本体12aの平面部16と繋がる円形の開口縁を備える。封鎖部51(1)は、この開口縁と重なる位置で環状に延在する円環状突起52を備える。円環状突起52の内周側には、円形凹部53が形成されている。封鎖部51(2)〜(4)も同様の形状であり、それぞれ、円環状突起52および円形凹部53を備える。これら4つの円環状突起52は、インク室30(1)〜30(4)の開口縁の領域で平面部16と熱融着されている。これにより、仕切り板50が平面部16に接合され、インク室30(1)〜30(4)が封鎖部51(1)〜51(4)で封鎖された状態が形成される。
図4(b)は、蓋板12bの大気開放部60の部分断面図である。図3、図4(b)に示すように、大気開放部60は、気泡トラップ室80と、蓋板12bの上面で気泡トラップ室80を囲む矩形の領域に形成された溝61と、気泡トラップ室80および溝61が形成された領域に溶着されるフィルム62を備える。溝61の一端はフィルム62の外部まで延びており、他端は気泡トラップ室80に連通する。溝61は、蓋板12bの上面で折り返しながら延びているので、気泡トラップ室80から外部に連通するまでの経路が長い。このような溝形状により、大気開放部60を経由して、インク室30(1)〜30(4)および廃インク回収室20に収容されたインク中の水分が奪われることを抑制している。
図6は、回収した廃インクをインク室に導入する過程を示す説明図である。図6(a)は、4つのインク室30(1)〜30(4)のインクが使用によって減少し、可動蓋33がインク室上端から下降した位置にある状態を示す。この状態では、可動蓋33の上方に上部空間38が形成されている。
Claims (7)
- ケースと、
前記ケースの内部空間の少なくとも一部を、インク室と廃インク回収室とに仕切る仕切部材と、を有し、
前記ケースは、
前記インク室および前記廃インク回収室が形成されたケース本体と、
大気開放部が形成され、前記ケース本体の開口を封鎖する蓋部材と、を備え、
前記仕切り部材は、
前記インク室と前記廃インク回収室とを連通させる廃インク導入口と、
前記廃インク導入口と前記大気開放部とを、前記インク室を経由して連通させる大気連通流路と、を備え、
前記大気開放部は、
前記大気連通流路に連通する気泡トラップ室と、
前記気泡トラップ室と外部とを連通する溝と、
を備えることを特徴とするインクカートリッジ。 - 前記仕切り部材は、前記ケースの内部空間の一部を上下に仕切っており、
前記仕切り部材の下方に前記インク室が位置し、
前記廃インク回収室は、
前記仕切り部材の上方に位置する廃インク流入空間、および、前記インク室の側方に位置する廃インク室を備え、
前記廃インク室の上端が前記廃インク流入空間と繋がっていることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。 - 前記ケースは、複数のインク室を備え、
前記仕切り部材は、
前記複数のインク室を封鎖する複数の封鎖部を備え、
前記封鎖部のうちの1つに前記廃インク導入口が形成され、
前記大気連通流路は、
隣り合う前記インク室同士を連通させるインク室連通流路と、
前記複数のインク室のうちの1つと前記大気開放部とを連通させる大気開放部連通流路と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジ。 - 前記複数のインク室および前記複数の封鎖部は、1列に配列しており、
前記大気開放部連通流路は、配列方向の一端に位置する前記インク室と、前記大気開放部とを連通しており、
前記廃インク導入口は、前記配列方向の他端に位置する前記インク室を封鎖する前記封鎖部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のインクカートリッジ。 - 隣り合う前記インク室の底部同士を連通させる底部連通流路を備えることを特徴とする請求項3または4に記載のインクカートリッジ。
- 前記インク室をインク室上部空間とその下側のインク貯留室とに仕切る可動蓋と、
前記インク室の内周面と前記可動蓋の外周面との間に形成されるインクメニスカスの耐圧よりも弱い力で、前記可動蓋を前記インク室上部空間側に押圧する押圧部在と、を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの項に記載のインクカートリッジ。 - 前記気泡トラップ室の底部に開口部が形成され、
前記仕切り部材は、前記開口部内に突出する筒状突起を備え
前記大気連通流路は、前記筒状突起内を通り、前記気泡トラップ室に連通することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの項に記載のインクカートリッジ。
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Country Status (1)
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