JP6450996B2 - 人工骨幹 - Google Patents
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Description
本発明の実施例1について、図1及び図2に基いて説明する。同図において、符号1で指示するものは、髄内釘であり、符号2で指示するものは、補填部材である。また符号3で指示するものは、固定用プレートであり、符号Bで指示するものは、骨幹である。また符号Sで指示するものは、止着部材である。
[1-1]基本構成について
この実施例1では、図1(a)(b)に示すように、分離した骨幹B・B’を繋ぐための人工骨幹を、各骨幹B・B’内に挿入される棒状の髄内釘1、およびこの棒状の髄内釘1に被せて装着される筒状の補填部材2、およびこれらの骨幹B・B’や補填部材2にネジやボルト等の止着部材S・S…で取り付けられる固定用プレート3から構成している。
次に上記人工骨幹の使用方法について説明する。まず髄内釘1を、分断状態となった一対の骨幹B・B’の各髄腔に、骨幹B・B’間に所定大きさの間隔が空くように刺し通して挿入する。この際、分断状態の骨幹B・B’間の部位には補填部材2を配置し、この補填部材2の中空部に髄内釘1を刺し通して補填部材2を髄内釘1に装着する。
上記のように人工骨幹を取り付けることにより、分断状態の骨幹B・B’を繋ぐことができるだけでなく、補填部材2によって骨幹B・B’同士の間に生じる隙間を埋めることができるため、骨幹B・B’と髄内釘1の止着部分にかかる負荷を大幅に軽減できる。また補填部材2を装着することによって、骨幹B・B’間の部位を髄内釘1単体で構成するよりも強度を向上させることができる。
次に上記人工骨幹の各構成要素について説明する。まず上記髄内釘1に関しては、本実施例では図1(a)に示すように、骨幹B・B’の髄腔形状に対応した直線型の棒状としているが、弯曲形状の骨幹B・B’(例えば、肋骨や鎖骨等)に使用する場合には、骨幹B・B’の形状に合わせて弯曲させた形状とすることもできる。
また上記補填部材2に関しては、本実施例では図1及び図2(a)に示すように、骨幹B・B’の断面形状に対応した筒状としているが、骨幹B・B’間の隙間を埋めることができ、かつ、髄内釘1に被せて装着できる形状であれば、筒状以外の断面円弧型または断面U型の形状を採用することもできる(詳しい形状については後述する)。また本実施例では、図1(a)に示すように、止着部材Sとして使用するネジ部材を固定するための雌ネジ孔21・21を補強部材2の所定箇所に設けている。
また上記固定用プレート3については、本実施例では図1及び図2(b)に示すように、断面円弧型の形状としているが、少なくとも当接面が、骨幹B・B’及び補填部材2の外周面に沿う形状であれば、片面のみが凹面となった形状を採用することもできる。また本実施例では、図1(a)に示すように、止着部材Sを差し込むための挿通孔31・31…を固定用プレート3の所定箇所に設けている。
また本実施例では、図1(a)及び図2(a)(b)に示すように、補填部材2と固定用プレート3の対向面に、遊嵌形状の摺動凸部22と摺動凹部32を長さ方向に沿って設けると共に、摺動凹部32の両側縁部に、内向きに突出した浮き止め部32a・32aを、また摺動凸部22の両側面部に、内向きに凹んだガイド溝21a・21aをそれぞれ形成している。
[1-8]断面U型の補填部材
次に本発明の実施例2について、図3に基いて以下に説明する。この実施例2では、図3(a)(b)に示すように、固定用プレート3を、一対の骨幹B・B’に跨がる長さの一枚のプレート材から構成すると共に、骨幹B・B’間に配置される固定用プレート3の中央部の形状を平板型の形状としている。また、補填部材2については、断面U型の形状として、両側の端面に止着部材Sとして使用するネジ部材を止着するための雌ネジ孔21・21…をそれぞれ設けている。(※その他の条件は実施例1と同様である。)
[1-9]半円筒型に分割した補填部材
次に本発明の実施例3について、図4及び図5に基いて以下に説明する。この実施例3では、図4(a)(b)に示すように、補填部材2・2’を、断面円弧型の一対の半円筒体から構成すると共に、一方の補填部材2’に止着部材Sを差し込むための挿通孔23・23…を、もう一方の補填部材2の両側の端面に、止着部材Sとして使用するネジ部材を止着するための雌ネジ孔21・21をそれぞれ設けている。また本実施例では、筒状としたときに対向する補填部材2・2’の端面に嵌合形状の凹凸部24・24’をそれぞれ設けている。(※その他の条件は実施例1と同様である。)
[1-10]骨幹補填部を備えた固定用プレート
次に本発明の実施例4について、図6に基いて以下に説明する。この実施例4では、図6(a)(b)に示すように、一対の骨幹B・B’に跨がる長さのプレート材から構成される固定用プレート3の中央部に、髄内釘1を被覆可能な断面円弧型の骨幹補填部34を設けると共に、この骨幹補填部34の所定箇所に、止着部材Sを差し込むための挿通孔31・31を設けている。また補填部材2については、断面円弧型の形状にすると共に、両側の端面に止着部材Sとして使用するネジ部材を止着するための雌ネジ孔21・21をそれぞれ設けている。(※その他の条件は実施例1と同様である。)
「人工骨幹の構成及び使用方法」
[2-1]基本構成について
次に本発明の実施例5について、図7〜図10に基いて以下に説明する。この実施例5では、図7(a)(b)に示すように、分離した骨幹B・B’を繋ぐための人工骨幹を、挿入される骨幹B・B’ごとに第一髄内釘N1と第二髄内釘N2に分割して構成された髄内釘1から構成している。また第一髄内釘N1と第二髄内釘N2には、図7(c)に示すように、各骨幹B・B’に止着される側と反対側の端部に、骨幹B・B’の髄腔よりも断面積が大きく、かつ、端面が相欠き形状を成す骨幹補填部11・11をそれぞれ設けている。
次に上記人工骨幹の使用方法について説明する。まず髄内釘1の第一髄内釘N1と第二髄内釘N2を、分断状態となった一対の骨幹B・B’の各髄腔にそれぞれ挿入して、第一髄内釘N1と第二髄内釘N2の骨幹補填部11・11を相欠き接ぎする。そして、この第一髄内釘N1と第二髄内釘N2の相欠き部11a・11a同士を止着部材S・S…で連結一体化して人工骨幹の取り付けを行う。
上記のように人工骨幹を取り付けることにより、分断状態の骨幹B・B’を繋ぐことができるだけでなく、第一髄内釘N1と第二髄内釘N2の骨幹補填部11・11によって骨幹B・B’間に生じる隙間を埋めることができるため、骨幹B・B’と髄内釘1の止着部分にかかる負荷を大幅に軽減できる。また骨幹補填部11・11の断面積を骨幹B・B’の髄腔の断面積よりも大きくする(骨幹補填部11・11を太く形成する)ことによって、骨幹B・B’間の部位を髄腔に挿入可能な細い髄内釘1で構成するよりも強度を高めることができる。
次に上記人工骨幹の各構成要素について説明する。まず上記髄内釘1の第一髄内釘N1と第二髄内釘N2に関しては、本実施例では図7(a)(b)に示すように、骨幹B・B’の髄腔形状に対応した直線型の棒状としているが、弯曲形状の骨幹B・B’(例えば、肋骨や鎖骨等)に使用する場合には、骨幹B・B’の形状に合わせて弯曲させた形状とすることもできる。
また本実施例では、図7(c)に示すように、上記第一髄内釘N1及び第二髄内釘N2の各骨幹補填部11・11に、髄内釘1の長さ方向の対向面に凹凸部P・Qをそれぞれ設けている。そして、これらの凹凸部P・Qを嵌め合わせた状態で骨幹補填部11・11同士を相欠き接ぎすることによって相欠き部11a・11a同士を仮留めできると共に、相欠き部11a・11aの止着部分にかかる負担を軽減できる。
また本実施例では、図7(c)に示すように、第一髄内釘N1と第二髄内釘N2の相欠き部11a・11aの形状を、一方(第二髄内釘N2の相欠き部11a)を厚く、他方(第一髄内釘N1の相欠き部11a)を薄く形成しているが、図8に示すように、双方(第一髄内釘N1と第二髄内釘N2の相欠き部11a・11a)が同じ厚みとなるように構成することもできる。
「人工骨幹の構成及び使用方法」
[3-1]基本構成について
次に本発明の実施例1について、図11に基いて以下に説明する。この実施例6では、図11(a)(b)に示すように、分離した骨幹B・B’を繋ぐための人工骨幹を、一方の骨幹Bの髄腔に挿入される釘本体部12を有し、かつ、骨幹Bの髄腔に挿入されない端部側に、骨幹Bの髄腔よりも断面積が大きい骨幹補填部11が形成された棒状の髄内釘1と、この髄内釘1の骨幹補填部11と各骨幹B・B’に対して止着部材S・S…で取り付けられる固定用プレート3とから構成している。
次に上記人工骨幹の使用方法について説明する。まず髄内釘1の釘本体部12を、分断状態となった一対の骨幹B・B’のうち、一方の骨幹Bの髄腔に、分断された側の端部から差し込んで挿入し、髄腔に挿入された端部を、止着部材S(ネジ部材やボルト部材等)で骨幹Bに止着して取り付ける。その後、髄内釘1と分断された各骨幹B・B’に跨がるように固定用プレート3を配置して、固定用プレート3と骨幹補填部11、及び固定用プレート3と各骨幹B・B’をそれぞれ止着部材S(ネジ部材やボルト部材等)で固定して人工骨幹の取り付けを行う。
上記のように人工骨幹を取り付けることにより、分断状態の骨幹B・B’を繋ぐことができるだけでなく、骨幹補填部11によって骨幹B・B’同士の間に生じる隙間を埋めることができるため、骨幹B・B’と髄内釘1の止着部分にかかる負荷を大幅に軽減できる。また骨幹補填部11の断面積を骨幹Bの髄腔の断面積よりも大きくする(骨幹補填部11を太く形成する)ことによって、骨幹B・B’間の部位を髄腔に挿入可能な細い髄内釘1で構成するよりも強度を高めることができる。また本実施例では、一方の骨幹B’の髄腔に髄内釘1を挿入しなくても人工骨幹の取り付けを行うことができるため、関節部付近の治療に用いることができる。
次に上記人工骨幹の各構成要素について説明する。まず上記髄内釘1に関しては、本実施例では図11(a)(b)に示すように、骨幹Bの髄腔形状に対応した直線型の棒状としているが、弯曲形状の骨幹B(例えば、肋骨や鎖骨等)に使用する場合には、骨幹Bの形状に合わせて弯曲させた形状とすることもできる。また本実施例においては、図11(a)に示すように、髄内釘1の骨幹補填部11と釘本体部12に対し、止着部材Sを差し込むための挿通孔11b・12aを所定箇所にそれぞれ設けている。
また上記固定用プレート3については、本実施例では図11(a)に示すように、断面円弧型の形状としているが、少なくとも当接面が、骨幹B・B’及び骨幹補填部11の外周面に沿う形状であれば、片面のみが凹面となった形状を採用することもできる。また本実施例では、図11(a)に示すように、止着部材Sを差し込むための挿通孔31・31…を固定用プレート3の所定箇所に設けている。また本実施例では、上記固定用プレート3の一端側を、二股形状とすることによって膝蓋骨を避けて取り付けが行えるようにしている。
[3-6]固定プレートを分割した構造について
次に本発明の実施例7について、図12及び図13に基いて以下に説明する。この実施例7では、図12(a)(b)に示すように、固定用プレート3・3を、一対の骨幹B・B’に跨がる長さのプレート材を長さ方向の中央部で二つに分割して構成している。そして、この二枚の固定用プレート3・3を、一方の骨幹B・B’と髄内釘1の骨幹補填部11とにそれぞれ止着して取り付けている。これにより、手術時において、骨幹B・B’に跨がる長さの一枚のプレート材を挿入するよりも切開範囲を小さく抑えることができるため、患者の身体にかかる負担を軽減できる。
また本実施例では、図12(a)(c)に示すように、髄内釘1の骨幹補填部11と固定用プレート3の対向面に、遊嵌形状の摺動凸部13と摺動凹部32を長さ方向に沿って設けると共に、摺動凹部32の両側縁部に、内向きに突出した浮き止め部32a・32aを、また摺動凸部13の両側面部に、内向きに凹んだガイド溝13a・13aをそれぞれ形成している。
また本実施例では、上記固定用プレート3の一方を二股形状とすることによって膝蓋骨を避けて取り付けが行えるようにしているが、図13(a)(b)(c)に示すように、分割された両方の固定用プレート3・3を直線状に形成して、膝以外の例えば肘等の関節部付近に人工骨幹を使用することもできる。(※その他の条件は実施例6と同様である。)
[3-9]骨幹補填部を分割した構造について
次に本発明の実施例8について、図14及び図15に基いて以下に説明する。この実施例7では、図14(a)(b)(c)に示すように、髄内釘1の骨幹補填部11を長さ方向の中央部で二つに分割して、釘本体部12と一体に形成された第一の骨幹補填片C1と、釘本体部12と別体で構成された第二の骨幹補填片C2とから骨幹補填部11を構成している。
また本実施例では、上記固定用プレート3の一方を二股形状とすることによって膝蓋骨を避けて取り付けが行えるようにしているが、図15(a)(b)(c)に示すように、分割された両方の固定用プレート3・3を直線状に形成して、膝以外の例えば肘等の関節部付近に人工骨幹を使用することもできる。
[3-11]固定プレートと骨幹補填部の両方を分割した構造について
次に本発明の実施例9について、図16及び図17に基いて以下に説明する。この実施例9では、図16(a)(b)(c)に示すように、固定用プレート3・3を、一対の骨幹B・B’に跨がる長さのプレート材を長さ方向の中央部で二つに分割して構成すると共に、髄内釘1の骨幹補填部11を長さ方向の中央部で二つに分割して構成している。。
また本実施例では、上記固定用プレート3の一方を二股形状とすることによって膝蓋骨を避けて取り付けが行えるようにしているが、図16(a)(b)(c)に示すように、分割された両方の固定用プレート3・3を直線状に形成して、膝以外の例えば肘等の関節部付近に人工骨幹を使用することもできる。
11 骨幹補填部
11a 相欠き部
11b 挿通孔
12 釘本体部
12a 挿通孔
13 摺動凸部
13a ガイド溝
2 補填部材
21 雌ネジ孔
22 摺動凸部
22a ガイド溝
23 挿通孔
24 凹凸部
3 固定用プレート
31 挿通孔
32 摺動凹部
32a 浮き止め部
33 切欠部
34 骨幹補填部
B 骨幹
P 凸部
Q 凹部
S 止着部材
C 骨幹補填片
Claims (4)
- 分断状態の骨幹(B)(B’)を繋ぐ際に使用される人工骨幹であって、
前記分断状態となった一対の骨幹(B)(B’)の各髄腔に、骨幹(B)(B’)間に所定大きさの間隔が空くように刺し通して挿入され、更に挿入された両端部を各骨幹(B)(B’)に止着して取り付けられる金属製の髄内釘(1)と;
前記分断状態の骨幹(B)(B’)間の部位において、髄内釘(1)に被せて装着される筒状、断面円弧型または断面U型の形状を成す金属製の補填部材(2)と;
前記補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)に跨がるように配置され、かつ、補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)にそれぞれ止着して取り付けられる金属製の固定用プレート(3)とを含んで構成される一方、
前記固定用プレート(3)と補填部材(2)の対向面に、遊嵌形状の摺動凹部(32)と摺動凸部(22)が長さ方向に沿って設けられると共に、前記摺動凹部(32)の両側縁部に、内向きに突出した浮き止め部(32a)(32a)が、また前記摺動凸部(22)の両側面部に、内向きに凹んだガイド溝(22a)(22a)がそれぞれ形成されて、このガイド溝(22a)(22a)に浮き止め部(32a)(32a)が挿入された状態で固定用プレート(3)が補填部材(2)上でスライド可能に構成されていることを特徴とする人工骨幹。 - 固定用プレート(3)(3)が、一対の骨幹(B)(B’)に跨がる長さのプレート材を、長さ方向の中央部で二つに分割して構成されて、これら二枚の固定用プレート(3)(3)が、一方の骨幹(B)(B’)と補填部材(2)にそれぞれ止着して取り付けられることを特徴とする請求項1記載の人工骨幹。
- 分断状態の骨幹(B)(B’)を繋ぐ際に使用される人工骨幹であって、
前記分断状態となった一対の骨幹(B)(B’)の各髄腔に、骨幹(B)(B’)間に所定大きさの間隔が空くように刺し通して挿入され、更に挿入された両端部を各骨幹(B)(B’)に止着して取り付けられる金属製の髄内釘(1)と;
前記分断状態の骨幹(B)(B’)間の部位において、髄内釘(1)に被せて装着される筒状、断面円弧型または断面U型の形状を成す金属製の補填部材(2)と;
前記補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)に跨がるように配置され、かつ、補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)にそれぞれ止着して取り付けられる金属製の固定用プレート(3)とを含んで構成される一方、
前記補填部材(2)(2’)が、断面円弧型の一対の半円筒体から構成されると共に、一方の補填部材(2’)に止着部材(S)を差し込むための挿通孔(23)(23)…が、もう一方の補填部材(2)の両側の端面に、止着部材(S)として使用するネジ部材を止着するための雌ネジ孔(21)(21)が設けられると共に、筒状としたときに対向する補填部材(2)(2’)の端面に嵌合形状の凹凸部(24)(24’)がそれぞれ設けられていることを特徴とする人工骨幹。 - 分断状態の骨幹(B)(B’)を繋ぐ際に使用される人工骨幹であって、
前記分断状態となった一対の骨幹(B)(B’)の各髄腔に、骨幹(B)(B’)間に所定大きさの間隔が空くように刺し通して挿入され、更に挿入された両端部を各骨幹(B)(B’)に止着して取り付けられる金属製の髄内釘(1)と;
前記分断状態の骨幹(B)(B’)間の部位において、髄内釘(1)に被せて装着される筒状、断面円弧型または断面U型の形状を成す金属製の補填部材(2)と;
前記補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)に跨がるように配置され、かつ、補填部材(2)と各骨幹(B)(B’)にそれぞれ止着して取り付けられる金属製の固定用プレート(3)とを含んで構成される一方、
前記一対の骨幹(B)(B’)に跨がる長さのプレート材から構成される固定用プレート(3)の中央部に、髄内釘(1)を被覆可能な断面円弧型の骨幹補填部(34)が設けられて、この骨幹補填部(34)に、止着部材(S)を差し込むための挿通孔(31)(31)が設けられると共に、前記補填部材(2)は、断面円弧型に形成されて両側の端面に止着部材(S)として使用するネジ部材を止着するための雌ネジ孔(21)(21)が設けられていることを特徴とする人工骨幹。
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