JP6450893B1 - 画像通信装置及び画像通信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献3には、相手方の画像を表示する表示装置と使用者の画像を撮像するカメラをそれぞれ有するテレビ会議システムが提案されている。このテレビ会議システムでは図8に示すように、反射型結像素子(光学結像手段の一例)80を用いて、表示装置81に表示された相手方の映像を空間内に空中映像82として形成し、この空中映像82を観察する使用者83を反射型結像素子80の上に設けたカメラ84によって撮像し、撮像した画像をその音声と共に、通信手段を用いて、相手方のテレビ会議システムに送っている。
図9(B)にハーフミラー87の部分断面を示すが、厚みを有する透明な板材90の裏面にハーフミラー87を形成する金属層による光透過率が40〜60%の反射面91が形成されている。表示装置86からの光D1は、D2に示すように、板材90に進入し、D3に示すように、使用者側に出光する。更に、D4に示すように、板材90の表面裏側で繰り返し反射して使用者88に届く光もある。一方、別照明された使用者88からの光E1は、E2に示すように反射面91によってカメラ側に反射するが、その一部は光E3となって、板材90内に進入し、板材90の表面側からF1として出光する他、板材90の表面裏側で反射してE4、E5となってカメラ89に届くもの、更に、E6に示すように、繰り返し反射してカメラ89に届くものもある。従って、像が多重に撮影され、鮮明な映像が得られないという問題がある。以上の問題はハーフミラー87の厚みが厚い場合に顕著に発生する問題である。このような問題は、例えば、特許文献4においても同様で、厚みを有するハーフミラーを傾斜して使用すれば、共通に発生する問題である。なお、F1、F2は板材90から外部に出る不要光を示す。
ハーフミラーを、1)透明なフィルムを介して、又は2)直接、前記光学結像手段の出光側に積層し、前記表示手段に表示された前記対話相手の画像は、前記光学結像手段によってしかも前記ハーフミラーを介して前記自由空間に表示され、更に、前記撮像手段による前記人物の撮像は前記ハーフミラーを介して行われる。
なお、この画像通信装置を用いて、テレビ会議を行うには、使用者側の画像通信装置Aの他、相手方の画像通信装置Bが必要である。画像通信装置Bは、画像通信装置Aと同一構成である必要はなく、相手方を撮像するカメラと、使用者側のカメラで撮像した使用者の画像データを表示する表示装置があれば十分である。
また、第1の発明に係る画像通信装置において、前記光学結像手段は、出光側を斜め上向き、斜め下向き又は斜め横向きにして配置されているのが好ましい。
ハーフミラーを、1)透明なフィルムを介して、又は2)直接、前記光学結像手段の出光側に積層し、前記表示手段に表示された前記対話相手の画像は、前記光学結像手段によってしかも前記ハーフミラーを介して前記自由空間に表示し、更に、前記撮像手段による前記人物の撮像は前記ハーフミラーを介して行う。
また、光学結像手段の表面に直接ハーフミラーを蒸着等で形成すると、ハーフミラーの厚みが実質的に無くなるので、より鮮明な画像を得ることができる。
図1に示すように、本発明の第1の実施例に係る画像通信装置10a、10bは各地点に配置され、各地点に存在する人物A、Bが、画像通信装置10a、10bにより、画像を介して会話を行うものである。
図1、図3に示すように、各画像通信装置10a、10bは、表示面14が上向きで水平に配置された表示手段15と、表示手段15の上方に表示手段15の表示面14に対して45度の傾斜角度で出光側を斜め上向きに傾斜配置された平面状の光学結像手段16と、光学結像手段16の出光側(上面)に積層して配置されたハーフミラー17と、表示面14の鉛直上方にハーフミラー17(光学結像手段16)を挟んで表示面14と対向配置された撮像手段18とを有している。表示手段15としては、高輝度モニターが好適に用いられ、撮像手段18としては、ウェブカメラ等が好適に用いられる。また、各画像通信装置10a、10bは、画像信号を送受信し、対話相手から受信した画像信号に基づいて表示手段15に画像を表示する画像信号出力手段20を有している。この画像信号出力手段20としては、RAM、CPU、ROM、I/O、及びこれらの要素を接続するバスを備えた従来公知の演算器(即ち、コンピュータ)が好適に用いられる。そして、CPUが所定のプログラムを実行することにより、画像信号出力手段20での処理が実現される。なお、画像信号出力手段20には、スピーカー21とマイク22が接続されており、音声信号を送受信することにより会話を行うことができる。
ここで、ハーフミラー17の構成について、図2を参照しながら更に詳細に説明する。図2(A)に示す第1例に係るハーフミラー17は、厚みが極めて薄い(例えば、10nm〜10μm)の透明フィルム17aの上面(表面)に形成されている。第1例の場合はハーフミラー17が光学結像手段16の出光側に透明フィルム17aを介して積層されている。図2(B)に示す第2例に係るハーフミラー17は、透明フィルム17aの下面(裏面)17bに形成されている。ここで、第1例及び第2例において、ハーフミラー17が片面に形成された透明フィルム17aを表側又は裏側にして光学結像手段16の出光側に積層する。
また、図2(C)に示す第3例ではハーフミラー17が直接光学結像手段16の出光側に形成されている。ハーフミラー17は、化学反応によって、光学結像手段16の表面に形成する他、例えば、光学結像手段16の表面に金属蒸着を行うことによって形成される。
第3例に係るハーフミラー17は透明フィルムが存在しないので、フィルム内部で反射を起こすことがなく、ハーフミラー17を介してより鮮明な画像の撮像が可能となる。
まず、画像通信装置10aは、ハーフミラー17(第1例〜第3例を含む)の前方にいる人物Aをハーフミラー17を介して撮像手段18で撮像する。そして、画像信号出力手段20は、撮像した画像の画像信号を通信ネットワーク24を介して接続される画像通信装置10bの画像信号出力手段20に送信すると共に、画像通信装置10bの撮像手段18でハーフミラー17を介して撮像された人物B(人物Aの対話相手)の画像の画像信号を受信して表示手段15に表示することができる。
同様に、画像通信装置10bは、ハーフミラー17の前方にいる人物Bをハーフミラー17を介して撮像手段18で撮像する。そして、画像信号出力手段20は、撮像した画像の画像信号を通信ネットワーク24を介して接続される画像通信装置10aの画像信号出力手段20に送信すると共に、画像通信装置10aの撮像手段18でハーフミラー17を介して撮像された人物A(人物Bの対話相手)の画像の画像信号を受信して表示手段15に表示することができる。
このとき、表示手段15の表示面14が水平に配置され、光学結像手段16の出光側が表示手段15の上方に45度の傾斜角度で斜め上向きに配置されていることにより、結像面23は鉛直面となる。また、表示面14の鉛直上方に配置された撮像手段18の撮像方向は鉛直下向きであり、ハーフミラー17の表面に対しては45度傾斜しており、結像面23とは平行である。よって、結像面23上の画像25、26とそれぞれ正対している人物A、Bをハーフミラー17で反射させて撮像手段18で正面から撮像することができ、各表示手段15に表示され、光学結像手段16によって結像する人物Bの画像25及び人物Aの画像26には違和感が少なく、視線の方向も確認し易くなる。
特に、画像(実像)25、26に焦点を合わせ、結像面23上での人物A又はBの手や指の位置及び動作を検知する検知手段29は、動作の検知性能に優れるので、画像信号出力手段20によって共通画像28の大きさや位置等を調整して表示手段15に表示させることができ、操作性に優れる。このような検知手段29として、赤外線モーションセンサー等が好適に用いられる。なお、画像信号出力手段20での処理は、CPUが所定のプログラムを実行することで実現されるが、手や指の動作と、画像操作指令が予め対応付けられており、共通画像28の拡大、縮小、移動、回転等の操作(処理)を行うことができる。これにより、共通画像28を利用して円滑に会話を進めることができる。
図5(A)、(B)に示すように、光学結像手段16は、複数の光反射面30を有する第1の光制御部31と、複数の光反射面32を有する第2の光制御部33からなり、それぞれの光反射面30、32が平面視して直交するように第1、第2の光制御部31、33が、厚さ方向に重ね合わされて配置(一体化)されたものである。
第1の光制御部31は、第1の透明板材34の一側に、傾斜面35と垂直面36とを有する断面三角形の複数の溝37、及び隣り合う溝37の間に形成される断面三角形の複数の凸条38がそれぞれ所定ピッチで配置されたものであり、それぞれの溝37の垂直面36のみに鏡面(金属反射面)からなる光反射面30が形成されている。なお、溝37の底部(傾斜面35の下端と垂直面36の下端との間)、及び凸条38の頂部(傾斜面35の上端と垂直面36の上端との間)には、それぞれ微小平面部39、40が形成されている。
なお、第1、第2の透明板材34、41の屈折率η1、η2は同一で、その間に充填される透明樹脂48の屈折率η3は、第1、第2の透明板材34、41の屈折率η1、η2の0.8〜1.2倍(より好ましくは、0.9〜1.1倍、更に好ましくは、0.95〜1.05倍)の範囲にあることが好ましい。
第1、第2の透明板材34、41の原料となる透明樹脂としては、シクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタルクレート(アクリル系樹脂)、非晶質フッ素樹脂、PMMA、光学用ポリカーボネイト、フルオレン系ポリエステル、ポリエーテルスルホン等の熱可塑性樹脂を使用することができるが、特に融点、透明度の高いものが好適に用いられる。
なお、各溝の傾斜面が多角面、凹面、凹凸面等である場合、アンカー効果によって、傾斜面と、溝に充填される透明樹脂との密着性を高め、溝内を透明樹脂で隙間なく埋めて凹凸を解消することができる。その結果、傾斜面と透明樹脂との界面で乱反射(散乱)を発生させることなく光を通過させることができ、屈折も最小限に抑えて、明るく鮮明な立体像を得ることができる。
図1において、表示手段15に画像が表示されると、その光が光学結像手段16に向かって放射される。図5(A)、(B)に示すように、光L1がP1の位置で光学結像手段16の第2の光制御部33に入光した場合、その光L1は、光反射面32上のP2の位置で反射し、第1の光制御部31に進入する。そして、光反射面30のP3の位置で反射した後、P4の位置で第1の光制御部31から空中に出て行き結像する。ここで、図4(A)のQ1で第2の透明板材41から透明樹脂48に、Q2で透明樹脂48から第1の透明板材34に入光するが、第1、第2の透明板材34、41の屈折率η1、η2が同一で、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。また、図4(B)のS1で第2の透明板材41から透明樹脂48に、S2で透明樹脂48から第1の透明板材34に入光するが、第1、第2の透明板材34、41の屈折率η1、η2が同一で、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。
なお、P1、P4の位置でも屈折を起こすが、P1、P4の屈折は相殺する。また、光反射面30、32は表裏(図4(A)、(B)では左右)いずれ側の面も光反射面として機能させることができる。
当該画像通信方法は、図1〜図4に示したように、各地点に配置された画像通信装置10a、10bを用いて、各地点に存在する人物A、Bが、画像を介して会話を行うものである。即ち、人物A側では画像通信装置10aを用いて、表示手段15に表示された対話相手(人物B)の画像を平面状の光学結像手段16によって、ハーフミラー17を介して自由空間の結像面23に実像として結像させると共に、自由空間の実像と対話する人物Aを撮像手段18によってハーフミラー17を介して撮像し、撮像した画像の画像信号を対話相手(人物B)側の画像通信装置10bに送る。同様に、人物B側では画像通信装置10bを用いて、画像通信装置10aから送られる対話相手(人物A)の画像を表示手段15に表示し、表示された画像を平面状の光学結像手段16によって、ハーフミラー17を介して自由空間の結像面23に実像として結像させると共に、自由空間の実像と対話する人物Bを撮像手段18によってハーフミラー17を介して撮像し、撮像した画像の画像信号を対話相手(人物A)側の画像通信装置10aに送る。このように、人物Bの画像25及び人物Aの画像26を相互に送受信して、その実像と各人物A、Bが対話することにより、対話相手が目の前に存在しているような感覚で視線を合わせて会話をすることができ、アイコンタクトやジェスチャーによるスムーズな意思疎通を図ることが可能となる。
この画像通信装置50a、50bが、第1の実施例と異なる点は、表示手段15、光学結像手段16、ハーフミラー17、撮像手段18、検知手段29が、上下反転して配置されている点であり、その動作及び得られる作用、効果は第1の実施例と同様である。
なお、検知手段29は、実像に焦点を合わせ、結像面23上での人物A又はBの手や指の位置及び動作を検知できればよいので、第1の実施例と同様に、光学結像手段16の上方に配置してもよい。
また、第1の実施例では、光学結像手段16を斜め上向きに配置したのに対し、本実施例では、表示手段15、光学結像手段16、ハーフミラー17、撮像手段18、検知手段29の位置関係を上下反転(180度回転)させて、光学結像手段16の出光側を斜め下向きに配置したが、第1の実施例における上記構成の位置関係を90度回転させて表示手段の表示面を鉛直方向に配置し、表示手段の側方に光学結像手段を出光側が斜め横向きとなるようにして配置することもできる。
この画像通信装置51a、51bが、第1の実施例と異なる点は、表示手段15の設置角度が水平面に対して傾斜しており、それに応じて光学結像手段16の傾斜角度を変更している点である。このように、表示手段15の設置角度が水平でなく傾斜している場合でも、光学結像手段16の傾斜角度を適宜、選択することにより、結像面23を鉛直面とすることができる。また、画像通信装置51a、51bの動作及び得られる作用、効果は第1の実施例と同様である。
上記実施例では、通信を行う2つの地点の双方に本発明に係る画像通信装置を設置した場合について説明したが、必ずしも双方にこの画像通信装置を設置する必要はなく、一方の装置は、他方の画像通信装置から送られる画像信号を受けて対話相手となる人物の画像を表示する表示手段(ディスプレイ)と、その表示手段を見ている人物を撮像する撮像手段(カメラ)と、撮像手段で撮像された画像の画像信号を通信ネットワークを介して画像通信装置に送信する画像信号出力手段のみを備えたものであればよい。このような装置として、例えば、汎用のカメラ付きのスマートフォン等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等を使用することができる。
撮像手段で人物の画像を撮像する際に、ハーフミラーで反射した人物を撮像する代わりに、必要に応じて、ハーフミラーで反射した人物を更に鏡で反射させてから撮像することもでき、鏡の配置や設置角度に応じて、撮像手段の設置位置を適宜、変更することができる。
なお、第1、第2の光制御部の各溝の垂直面に鏡面(金属反射面)を形成する代わりに、溝内に空気等の気体を密封したり、溝内を真空にしたりして、光の全反射を利用すれば、各溝の垂直面をそのまま光反射面とすることができる。
また、上記実施例では、光学結像手段として、第1、第2の光制御部の複数の光反射面がそれぞれ直線状(平行)に配置されたものについて説明したが、複数の光反射面が放射状に配置された第1の光制御部と、複数の光反射面が同心円状に配置された第2の光制御部を有するものも使用することができる。この場合、第1の光制御部の放射状の光反射面が、基準点Xを中心にして直線状に設けられるのに対し、第2の光制御部の同心円状の光反射面は、平面視して基準点Xと重なる基準点Yを中心とする同心円に沿って湾曲しているが、平面視して光反射面同士が交差する点では、両者は直交している。よって、上記実施例と同様に、立体像を結像させることができる。
更には、光学結像手段としては、例えば、特許第5437436に記載のように、一方側の面に垂直に(例えば、同一ピッチで)並べて形成された多数の帯状反射面を有する第1、第2の光制御部を、それぞれの帯状反射面が平面視して直交するように重ね合わせて配置した光学結像手段を使用することもできる。
Claims (7)
- 画像信号を受けて対話相手の画像を表示する表示手段と、該表示手段に表示された前記対話相手の画像を自由空間に実像として結像する平面状の光学結像手段と、前記自由空間の実像と対話する人物を撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像した人物の画像の画像信号を前記対話相手に送る画像信号出力手段とを有する画像通信装置において、
ハーフミラーを、1)透明なフィルムを介して、又は2)直接、前記光学結像手段の出光側に積層し、前記表示手段に表示された前記対話相手の画像は、前記光学結像手段によってしかも前記ハーフミラーを介して前記自由空間に表示され、更に、前記撮像手段による前記人物の撮像は前記ハーフミラーを介して行われることを特徴とする画像通信装置。 - 請求項1記載の画像通信装置において、前記光学結像手段は、出光側を斜め上向き、斜め下向き又は斜め横向きにして配置されていることを特徴とする画像通信装置。
- 請求項1又は2記載の画像通信装置において、前記画像信号出力手段は、共通画像作成手段を有し、前記対話相手の画像と前記共通画像作成手段で作成した共通画像を合成して前記表示手段に表示させると共に、前記対話相手に送る画像信号にも前記共通画像の共通画像信号を重畳させることを特徴とする画像通信装置。
- 請求項3に記載の画像通信装置において、前記画像信号出力手段で前記対話相手に送られる前記人物の画像は左右反転していることを特徴とする画像通信装置。
- 請求項3又は4記載の画像通信装置において、前記人物の動作を検知する検知手段を有し、前記画像信号出力手段は、前記検知手段で検知した動作に基づいて前記共通画像を操作することを特徴とする画像通信装置。
- 表示手段に表示された対話相手の画像を平面状の光学結像手段によって自由空間に実像として結像させ、前記自由空間の実像と対話する人物を撮像手段によって撮像し、前記撮像手段で撮像した人物の画像の画像信号を前記対話相手に送る画像通信方法において、
ハーフミラーを、1)透明なフィルムを介して、又は2)直接、前記光学結像手段の出光側に積層し、前記表示手段に表示された前記対話相手の画像は、前記光学結像手段によってしかも前記ハーフミラーを介して前記自由空間に表示し、更に、前記撮像手段による前記人物の撮像は前記ハーフミラーを介して行うことを特徴とする画像通信方法。 - 請求項6項に記載の画像通信方法において、前記対話相手の画像と共通画像を合成して前記表示手段に表示させると共に、前記対話相手に送る画像信号にも前記共通画像の共通画像信号を重畳させることを特徴とする画像通信方法。
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JPH05161135A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表示・撮像装置 |
JP2005287004A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-10-13 | Canon Inc | 画像表示方法、プログラム、画像表示装置及び画像表示システム |
WO2011108139A1 (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-09 | シャープ株式会社 | テレビ会議システム |
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