JP6450821B1 - スパークプラグ、およびスパークプラグの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スパークプラグ1は本体2内に絶縁体8を係合して保持する保持機構20を有し、これにより絶縁体8が与圧力Fvにより長手方向5にシール台座17に向けて押圧され、燃焼ガス流が通過しないよう通路6が封止される。保持機構20のうち本体2の前端3とは反対側に少なくとも部分的に重なる固定機構30が、本体2上に設置および装着されている。絶縁体8は固定機構30のうち本体2の前端3と反対側から突出するように設けられ、固定機構30は保持機構20に重なって、保持機構20との間に間隙41を形成し、また、絶縁体8との間に間隙40を形成する。
【選択図】図1
Description
・万一保持機構が故障した場合、固定機構が確実に本体内の絶縁体を固定する。保持機構の故障はたとえば材料疲労やスパークプラグ過熱により起きる可能性があり、上で述べたように安全上のリスクが高い。
・万一保持機構が故障した場合、固定機構は間隙が小さいため即座に絶縁体を捉え、絶縁体が長い距離に渡って高速に加速されたり本体から飛び出たりするのを防ぐ。絶縁体があちこち飛び回ることが防止される。
・本体後端縁をフランジ状にし、収縮域に電気アプセット加工を施すことにより絶縁体にスパークプラグ長手方向に作用する与圧力を生成する、本体への絶縁体設置方法は、実績のある既知の方法であるが、これを、特に固定機構を定位置に設置する前に、引き続き使用することができる。
・固定機構は、たとえば固定スリーブの形で、多大な労を要することなく、本体後端に装着することができる。
・固定機構は、特に、700℃に達する高温域でも信頼性高く機能する。
・間隙、特に、固定機構および絶縁体間の円環間隙は、ドイツ特許出願公開第102012101168A1号明細書より知られる固定機構のないスパークプラグで以前から起きているような故障時には、高温ガスを確実に軸方向に逃すものである。ドイツ特許出願公告第102006043593B3号明細書のように、断面を弱体化させる空孔を追加で固定機構に設ける必要はない。さらに、この狭い間隙によって、故障時にはある程度絶縁体のセンタリングが行われる。これに対して通常の動作時には、間隙があることによって、固定機構が絶縁体に望ましくない力を付加することがない。この機構により、安全性を全体的に改善することができる。
・固定機構の内形が保持機構の外形に合致したものであると、故障時には後方へ拡大する保持機構が、わずかな間隙を越えた直後に固定機構上に突き当たり、確実に支持されるので、絶縁体が強く加速されることがない。
・固定機構と保持機構間の間隙によって、固定機構を確実に本体上に滑らせて外側肩部に接触させ、そこで信頼性の高い結合部、特に、溶接継ぎ目を形成することができる。特に、固定機構と保持機構間の間隙は、個々の部品に製造上の公差があったとしても、固定機構の保持機構に重なる部分が保持機構に触れないような所定の方法で、固定機構が確実に本体の外側肩部に接するのに足りるだけの大きさとなるように選択される。このようにして、信頼性高いスパークプラグ製造を確実なものとすることができる。
以下、添付の図面を参照して発明の好ましい実施形態例を説明する。図中、同一要素は同一符号で示す。
2:本体
3:前端
4:後端
5:長手方向
6:通路
7:接地電極
8:絶縁体
9:中央電極
10:点火器
11:溶融ガラス要素
12:通路
13:スパークギャップ
14:雄ねじ
15:外側肩部
16:シールリング
17:シール台座
18:シールリング
19:肩部
20:保持機構
25:収縮域
30:固定機構
31:固定スリーブ
32:円環部
33:溶接継ぎ目
34:ねじ込み機構
40:間隙
41:間隙
45:外側肩部
Fv:与圧
Claims (14)
- 前端、後端、長手方向、および前記長手方向に延びる通路を有する金属製の本体と、
前記通路内に位置し、前記前端の領域で突出する中央電極を備える絶縁体と
を備え、
前記本体は、前記前端の領域で前記通路内に位置すると共に前記絶縁体用のシール台座を有し、前記本体は、前記後端の領域に、前記通路を燃焼ガス流から封止するために前記絶縁体が前記シール台座に対し前記長手方向に与圧力により押圧されるように、前記絶縁体を前記本体内で係合により保持する保持機構を有し、
前記保持機構の前記前端とは反対側で少なくとも部分的に重なり且つ係合する固定機構が前記本体に装着され、前記絶縁体が、前記固定機構の前記前端とは反対側から突出し、前記固定機構が前記保持機構に重なって、前記固定機構と前記保持機構との間に間隙が形成されると共に前記固定機構と前記絶縁体との間に間隙が形成されている、スパークプラグ。 - 前記本体は前記後端側を向く外側肩部を備え、前記外側肩部には前記固定機構が装着される、請求項1に記載のスパークプラグ。
- 前記本体の前記前端に位置し、前記本体に導電的に接続されて前記中央電極との間にスパークギャップを形成する少なくとも1つの接地電極が備えられた、請求項1または請求項2に記載のスパークプラグ。
- 前記固定機構と前記保持機構との間の前記間隙、および/または、前記固定機構と前記絶縁体との間の前記間隙は、最大2mmであり、特に最大1mmであることが好ましい、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記固定機構が、少なくとも前記保持機構に重なる部分から前記本体への装着点までは単一の連続した部品として、また特に、全体的に単一品として設計される、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記本体は、少なくとも前記シール台座から前記保持機構まで延びると共に前記シール台座および前記保持機構を含む部分が、単一の連続した部品として設計される、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記固定機構が、前記絶縁体を囲んで前記間隙を形成し、かつ前記保持機構に重なって前記間隙を形成する、円環部を備える、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記円環部の内形が、前記保持機構および/または前記絶縁体の外形に合致している、請求項7に記載のスパークプラグ。
- 前記固定機構は、前記本体の前記外側肩部に設置されると共に、全周に渡る溶接継ぎ目の機構により前記外側肩部に溶接された固定スリーブを有する、請求項2に記載のスパークプラグ。
- 前記スパークプラグを内燃機関中にねじ止めするために、ねじ込み機構と、前記本体の前記前端に位置する雄ねじとをさらに備え、前記ねじ込み機構は前記固定スリーブに配置されている、請求項9に記載のスパークプラグ。
- 前記本体は前記雄ねじと前記保持機構との間に位置する収縮域を有し、
前記固定スリーブは、前記収縮域を覆うと共に、前記収縮域と前記雄ねじとの間で前記本体に結合されている、請求項10に記載のスパークプラグ。 - 通路を有する本体の内部に絶縁体を設置し、前記本体と係合する保持機構により通路内で前記絶縁体を定位置に固定する工程と、
前記本体と係合する固定機構を、前記本体の外側肩部に、前記保持機構に少なくとも部分的に重なるように設置する工程と、
前記外側肩部と前記固定機構とを結合する工程とからなり、
前記固定機構を配置する際は、前記絶縁体が前記機構の前端とは反対側に突出するように、また、前記固定機構のうち前記保持機構に重なる部分が、前記保持機構との間に間隙を形成し、かつ、前記固定機構と前記絶縁体との間に間隙を形成する一方、前記固定機構は前記外側肩部と間隙なしに接触するように、前記固定機構を長手方向に沿って前記本体上を滑らせて装着する、スパークプラグの製造方法。 - 前記固定機構は、溶接により前記本体の全周に渡る溶接継ぎ目を形成することによって、前記外側肩部に結合される、請求項12に記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記絶縁体の挿入後、前記外側肩部と前記保持機構との間で前記本体を長手方向に据え込み加工し、据え込み加工後に前記固定機構を設置および装着する、請求項12または請求項13に記載のスパークプラグの製造方法。
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WO2005114054A1 (de) * | 2004-05-18 | 2005-12-01 | Robert Bosch Gmbh | Glühstiftkerze mit integriertem drucksensor |
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