JP6450240B2 - 切断補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、便器の排水配管や排水ソケットなどの排水部品を床面よりも上側の所定の高さにおいて切断工具で切断するための切断補助具に関する。
従来、便器から汚物を排出するための流水にサイホンを起動可能なオリフィス部(絞り部)を有する排水ソケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような排水ソケットは、床に固定されるとともに排水配管に接着されていて、排水配管の内側で排水ソケットとの接着部分よりも下側にオリフィス部が配置されている。
排水配管には、一般に数種類の径や肉厚の異なる規格の硬質塩ビ管のうちのいずれかが使用されている。このため、排水ソケットは、これらの規格の異なる排水配管のいずれにも接着可能な形状に形成されており、排水配管の規格ごとに接着される高さや接着される部分が異なっている。排水ソケットは、排水配管の外側または内側と接着される。
また、これに伴い排水配管は、排水ソケットを床面に固定するために、排水ソケットを設定された高さで接着できるように規格ごとに床面からの立ち上がり寸法が異なっている。
例えば、異なる規格のうちの1つの排水配管の場合には、排水配管がその上端部が床面と同じ高さとなるように設置され、排水ソケットは、床面よりも下側において排水配管に接着されている。また、他の規格の排水配管の場合には、排水配管がその上端部が床面よりも所定の高さ(例えば40mm)上側に位置するように設置され、排水ソケットは、床面よりも上側において排水配管に接着されている。また、排水ソケットは、排水配管の外周面に接着される場合と、内周面に接着される場合とがある。
このため、排水配管の種類によって、その上端部が床面と同じ高さとなるように排水配管の上部側を切断したり、その上端部が床面よりも所定の高さ上側になるように排水配管の上部側を切断したりしている。
また、リフォームなどにより便器を交換する際には、既存便器の排水ソケットを撤去するために排水ソケットや排水配管を切断することがある。このとき、排水ソケットや排水配管を、排水ソケットと排水配管との接着位置に対して適切な高さで切断しないと、排水ソケットを撤去できなかったり、排水ソケットの下部側に設けられて排水配管と接着されていない部分、具体的にはオリフィス部などが落下したりすることがある。
このため、排水配管の規格から排水ソケットと排水配管との接着位置を確認する必要がある。しかしながら、排水ソケットが排水配管を覆っており、外部から排水配管の規格を確認することができない。このため、排水ソケットをそのオリフィス部が落下しないように床面よりも所定の高さ上側で切断し、排水配管の規格を確認する必要がある。
排水配管や排水ソケットを床面よりも所定の高さ上側において切断する場合には、作業者は、排水配管や排水ソケットの切断位置に印をし、のこぎりやカッターなどの切断工具を床面から上側に浮かせた状態で押し引きして印に沿って排水配管や排水ソケットを切断している。
特開2009−57694号公報
しかしながら、切断工具を浮かせた状態で排水配管や排水ソケットを切断すると、作業者の肉体的な負担が大きく排水配管や排水ソケットを容易に切断できないとともに、切断された排水配管や排水ソケットの高さに誤差が生じる虞がある。
切断された排水配管の高さが設定高さよりも低いと、排水配管と新設される排水ソケットとの接着面が不足して臭気漏れの原因となる虞がある。また、切断された排水配管の高さが設定高さよりも高いと、排水ソケットが床面から浮いてしまい、排水ソケットを床面に固定できないという問題がある。
そこで、本発明は、排水配管や排水ソケットなどの排水部品を床面より上側の所定の高さにおいて容易にかつ精度よく切断できる切断補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る切断補助具は、便器に接続される排水部品を床面よりも上側の所定の高さの切断箇所において切断工具で切断するための切断補助具であって、前記床面に支持されるとともに、上端部に沿って前記切断工具が水平移動可能なガイド部を有し、前記ガイド部には、下部側に切欠き部が形成され、前記切欠き部は、前記排水部品における前記切断箇所よりも下部側に位置し前記切断箇所よりも前記排水部品の表面から突出している部分が配置されることを特徴とする。
本発明では、ガイド部の上端部に沿って切断工具が水平に移動可能であることにより、切断工具をぐらつくことなく安定した状態で水平に移動させることができる。そして、ガイド部の上端部の高さを、切断工具が排水部品を床面よりも上側の所定の高さで切断可能な高さとすることにより、排水部品を床面よりも上側の所定の高さにおいて容易にかつ精度よく切断することができる。
なお、排水部品とは、排水配管や、排水ソケットなどの排水経路を構成するための排水部材を示すものとする。
また、本発明に係る切断補助具では、前記ガイド部には、下部側に切欠き部が形成されていることにより、床面に排水部品のフランジなどの部材が設けられている場合でも、この床面に設けられた部材が切欠き部の内部に入るようにガイド部を設置することにより、ガイド部を床面に設けられた部材と干渉せずに設置することができる。
また、本発明に係る切断補助具では、前記ガイド部は、前記排水部品を挟んで2つ設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、切断工具が2つのガイド部の上端部に沿って水平に移動するため、切断工具を床面よりも上側の所定の高さにおいてより安定した状態で水平に移動させることができる。
また、本発明に係る切断補助具では、前記ガイド部の高さ寸法を調整可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、排水部品を所望の高さに切断することができる。
また、本発明に係る切断補助具は、前記便器の梱包材で形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、切断補助具として専用の治具を準備する必要がないため、切断補助具の準備にかかる労力を軽減できるとともに、切断補助具を安価に提供することができる。
本発明によれば、排水部品を床面から所定の高さにおいて容易にかつ精度よく切断することができる。
(a)は本発明の第1実施形態による切断補助具の一例を示す平面図、(b)は(a)の正面図である。 (a)は排水部品を説明する斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)は切断補助具の一例を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)はガイド部材を板面に直交する方向から見た図である。 本発明の第2実施形態による切断補助具を形成するためのガイド部形成用板材を板面に直交する方向から見た図である。 (a)は高さ寸法が60mmのガイド部を説明する図、(b)は高さ寸法が50mmのガイド部を説明する図、(c)は高さ寸法が40mmのガイド部を説明する図である。 (a)は本実施形態による切断補助具の第1変形例を説明する図、(b)は本実施形態による切断補助具の第2変形例を説明する図、(c)は本実施形態による切断補助具の第3変形例を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態による切断補助具について、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による切断補助具1は、便器11(図2参照)のリフォームを行う際に使用され、既存の便器11の排水ソケット(排水部品)12や既存の便器11の排水配管(排水部品)13を、のこぎりやカッターなどの切断工具14で床面15から所定の高さにおいて切断する際に使用される。
図2に示すように、排水配管13は、床面15から上側に突出しており、本実施形態では、上端部13aが床面15よりも約40mm上側となるように配管されている。
排水ソケット12は、上部側が床面15より上側に配置され、下部側が床面15よりも下側に配置されている。排水ソケット12の下部側には、便器11から汚物を排出する際に流水にサイホンを起動可能なオリフィス部121が設けられている。
排水ソケット12のうち床面15よりも上側の部分は、排水配管13の内側に配置されてオリフィス部121と連続する筒状の内側部分123と、排水配管13の外周を囲うように配置される筒状の外側部分124と、これらの内側部分123の上端部と外側部分124の上端部とを排水配管13の上端部13aの上側において連結する連結部分125と、を有している。なお、連結部分125の上部には他の部材が接続されている。
本実施形態では、排水ソケット12の外側部分124の内周面が、排水配管13の外周面の床面15よりも上側の部分に直接接着されている。なお、排水ソケット12の内側部分123は、排水配管13に直接接着されていない。
このため、排水配管13から排水ソケット12を撤去する場合には、排水ソケット12を排水配管13の上端部13a近傍の高さ(床面15よりも約40mm上側)において、外側部分と連結部分とを水平に切断(図2(b)の二点鎖線141で切断)し、切断された排水ソケット12の連結部分125、内側部分123およびオリフィス部121を排水配管13から撤去する必要がある。
図1および図3に示すように、切断補助具1は、排水ソケット12(図1参照)の周囲に設置され、平面視においてそれぞれが略三角形の各辺を構成するように配置された3つの平板状のガイド部2,2,2を有している。これらのガイド部2,2,2は、例えば、新設する便器11(図2参照)を梱包していた梱包材の一部の段ボールなどでそれぞれ略同じ形状に形成されている。
ガイド部2,2,2は、それぞれ板面が水平方向を向き、下端部2aが床面15に当接するように配置されている。
ここで、図4に示すように、ガイド部2に対して、板面に直交する方向から見た水平方向を幅方向とし、鉛直方向を高さ方向とし、板面に直交する方向を厚さ方向(図4の紙面に直交する方向)とする。
ガイド部2は、それぞれ板面が幅方向に長い長尺であるとともに高さ寸法H1が略40mmに形成され、床面15に設置されると上端部2bが床面15(図3参照)よりも40mm上側の高さにおいて水平方向に延在するように構成されている。
ガイド部2には、幅方向の一方の端部2c近傍に高さ方向の上側に開口する第1凹部21が形成され、幅方向の他方の端部2d近傍に高さ方向の下側に開口する第2凹部22が形成されている。第1凹部21の深さ寸法(高さ寸法)H2および第2凹部22の深さ寸法(高さ寸法)H3は、それぞれガイド部2の高さ寸法H1の略1/2の寸法となっている。また、第1凹部21および第2凹部22の幅寸法W1,W2は、ガイド部2の厚さ寸法と略同じ寸法となっている。
ここで、ガイド部2の第1凹部21の直下の部分を第1板部23とし、第2凹部22の直上の部分を第2板部24とすると、第1板部23の高さ寸法H4および第2板部24の高さ寸法H5は、それぞれガイド部2の高さ寸法H1の略1/2の寸法となっている。
また、ガイド部2には、下部側の幅方向の中間部に幅方向に延在し下方に開口する切欠き部25が形成されている。このため、ガイド部2は、幅方向の両端部2c,2d近傍の下端部2aが床面15と当接するように配置される。
なお、切欠き部25は、第1凹部21および第2凹部22と離間した位置に形成されている。
図3に戻り、3つのガイド部2,2,2は、平面視において略三角形となるように配置され、隣り合うガイド部2,2の一方のガイド部2の第1凹部21と他方のガイド部2の第2板部24とが嵌合し、一方のガイド部2の第1板部23と他方のガイド部2の第2凹部22とが嵌合することでそれぞれ連結されて、切断補助具1が形成している。
ここで、第1凹部21の高さ寸法H2と第2板部24の高さ寸法H5とが略同じであるとともに、第2凹部22の高さ寸法H3と第1板部23の高さ寸法H4とが略同じである。これにより、3つのガイド部2,2,2は、連結された状態で床面15に設置されると、それぞれの上端部2b,2b,2bが略同じ高さに水平方向に延在するように配置される。
次に、上述した切断補助具1を使用した排水ソケット12の切断方法について説明する。
まず、図1に示すように、3つのガイド部2,2,2が排水ソケット12を側方から囲むように切断補助具1を設置する。
このとき、3つのガイド部2,2,2それぞれの下端部2aを床面15に当接させるが、床面15に排水ソケット12のフランジ122などの部材が固定されている場合は、この部材が切欠き部25の内部に配置されるように3つのガイド部2,2,2の位置を調整する。また、3つのガイド部2,2,2のうちの2つのガイド部2,2を排水ソケット12の側面12aに当接させる。本実施形態では、図1(a)に示す2つの点P1,P2において2つのガイド部2,2が排水ソケット12の側面12aと当接している。
続いて、排水ソケット12の側面12aに当接している2つのガイド部2,2の上端部2b,2bにわたるように切断工具14の刃14aをその側面が2つのガイド部2,2の上端部2b,2bに当接するように載せる。このようにすることにより、切断工具14の刃14aが床面15から40mmの高さに配置される。
そして、これらの2つのガイド部2,2の上端部2b,2bに沿って切断工具14を移動させるとともに押し引きして、排水ソケット12を切断する。
このようにすることで、排水ソケット12が床面15よりも40mm上側の高さにおいて切断される。
次に、上述した切断補助具1の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による切断補助具1では、ガイド部2は、切断工具14の刃14aを上端部2bに沿って移動可能に保持できることにより、切断工具14を床面15よりも上側の所定の高さ(40mm)において安定した状態で水平に移動させることができる。このため切断工具14がぐらつくことがなく、排水ソケット12を床面15よりも上側の所定の高さにおいて容易にかつ精度よく切断することができる。
特に、本実施形態では、切断工具14が2つのガイド部2,2に保持されるため、切断工具14を床面15よりも上側の所定の高さにおいてより安定した状態で水平に移動させることができる。また、これらの2つのガイド部2,2は、排水ソケット12の側面12aに当接しているため、切断工具14の移動に伴ってガイド部2,2が移動することを抑制できる。
また、2つのガイド部2,2が連結されることで形成される角部近傍において、これらの2つのガイド部2,2の上端部2b,2bに切断工具14を載せることで、長さの短い切断工具14であっても2つのガイド部2,2の上端部2b,2bにわたるように載せることができる。このため、長さの短い切断工具14であっても、排水ソケット12を床面15より上側の所定の高さにおいて容易にかつ精度よく切断することができる。
また、ガイド部2には、切欠き部25が形成されていることにより、床面15に排水ソケット12のフランジ122などの部材が設けられている場合でも、このフランジ122などの部材が切欠き部25の内部に入るようにガイド部2を設置することにより、ガイド部2をフランジ122などの部材と干渉せずに設置することができる。
また、切断補助具1は、新設する便器11の梱包材で形成されていることにより、切断補助具1として専用の治具を準備する必要がないため、切断補助具1の準備にかかる労力を軽減できるとともに、切断補助具1を安価に提供することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
第2実施形態による切断補助具1は、第1実施形態と同様に3つのガイド部2,2,2を有しており、これらのガイド部2,2,2それぞれが、図5に示す新設する便器を梱包していた梱包材の一部の段ボールなどで形成された板状のガイド部形成用板材3,3,3から製作されている。
ガイド部形成用板材3は、3種類の高さ寸法40mm、50mm、60mmのうちの選択された1つの高さ寸法のガイド部2を製作可能に構成されている。
ガイド部形成用板材3は、板面が幅方向に長い長尺の略長方形状に形成されている。
ガイド部形成用板材3は、それぞれ幅方向の一方の端部3c近傍に高さ方向の上側に開口する第1凹部31が形成され、幅方向の他方の端部3d近傍に高さ方向の下側に開口する第2凹部32が形成されている。第1凹部31および第2凹部32の切欠き深さ寸法(高さ寸法)は、ガイド部形成用板材3の高さ寸法の略半分の寸法となっている。また、第1凹部31および第2凹部32の幅寸法は、ガイド部形成用板材3の厚さ寸法と略同じ寸法となっている。ここで、ガイド部形成用板材3の第1凹部31の直下の部分を第1板部33とし、第2凹部32の直上の部分を第2板部34とする。
ガイド部形成用板材3には、上部側にそれぞれ幅方向全体にわたって延びる2つの切断線41,42が高さ方向に間隔をあけて形成され、下部側にそれぞれ幅方向全体にわたって延びる2つの切断線43,44が高さ方向に間隔をあけて形成されている。
ここで、ガイド部形成用板材3の上部側の2つの切断線41,42のうちの上側の切断線を第1切断線41とし、下側の切断線を第2切断線42とし、下部側の2つの切断線43,44のうちの下側の切断線を第3切断線43とし、上側の切断線を第4切断線44とする。
第1切断線41および第2切断線42は、第1凹部31の幅方向の両側に形成されるとともに、第2板部34にも形成されている。また、第3切断線43および第4切断線44は、第2凹部32の幅方向の両側に形成されるとともに、第1板部33および後述する第5切断線45の内側にも形成されている。
これらの第1〜第4切断線41〜44は、ガイド部形成用板材3に加工されたミシン目などで、これらの第1〜第4切断線41〜44のいずれかに沿って作業者がガイド部形成用板材3を切断することで、ガイド部形成用板材3を上下に切断することができる。
本実施形態では、ガイド部形成用板材3は、60mmの高さ寸法に形成されていて、上端部3bから5mm下側に第1切断線41が形成され、上端部3bから10mm下側に第2切断線42が形成され、下端部3aから5mm上側に第3切断線43が形成され、下端部3aから10mm上側に第4切断線44が形成されている。
また、ガイド部形成用板材3には、下部側の幅方向の中間部に幅方向に延在し下方に開口する略C字状の第5切断線45が形成されている。第5切断線45は、幅方向の両端部においてそれぞれ上下方向に延びる2つの縦切断線45a,45aと、2つの縦切断線45a,45aの上端部を結ぶ横切断線45bと、を有している。横切断線45bは、幅方向に延在していて、第2切断線42よりも下側で第4切断線44よりも上側に配置されている。2つの縦切断線45a,45aは、ガイド部形成用板材3の第2凹部32と第1板部33との間に配置され、第2凹部32および第1板部33と離間した位置に配置されている。
第5切断線45は、ガイド部形成用板材3に加工されたミシン目などで、この第5切断線45に沿って作業者がガイド部形成用板材3を切断することで、ガイド部形成用板材3の第5切断線45の内側の部分を切り取ることができる。
続いて、切断補助具1を製作する方法について説明する。
まず、高さ寸法が60mmの切断補助具1を製作する方法について説明する。
まず、ガイド部形成用板材3を第5切断線45で切断し、第5切断線45の内側を切り取り撤去する。これにより、図6(a)に示す高さ寸法が60mmのガイド部2Aが形成される。
このとき、ガイド部形成用板材3の第1凹部31をガイド部2の第1凹部21とし、ガイド部形成用板材3の第2凹部32をガイド部2の第2凹部22とし、ガイド部形成用板材3の第1板部33をガイド部2の第1板部23とし、ガイド部形成用板材3の第2板部34をガイド部2の第2板部24とし、第5切断線45の内側の空部を切欠き部25とする。
続いて、3つのガイド部2A,2A,2Aを、図1に示す第1実施形態と同様に、平面視において排水ソケット12を囲む略三角形状となるように配置し、隣り合うガイド部2A,2Aの端部2c,2dをそれぞれ嵌合させる。また、必要に応じて、切欠き部25の内側に排水ソケット12のフランジ122などの部材を配置する。
このようにすることで、3つのガイド部2A,2A,2Aの上端部2b,2b,2bがそれぞれ床面15よりも60mm上側に位置する切断補助具1が製作される。
そして、切断工具14をこの切断補助具1の2つのガイド部2A,2Aの上端部2b,2bに当接させた状態で移動させるとともに押し引きして、排水ソケット12を切断する。このようにすることにより、排水ソケット12が床面15から60mm上側で切断される。
続いて、高さ寸法が50mmの切断補助具1を製作する方法について説明する。
まず、ガイド部形成用板材3を第5切断線45で切断し、第5切断線45の内側を切り取り撤去する。続いて、ガイド部形成用板材3を第1切断線41で切断し第1切断線41の上側を切り取り撤去するとともに、残っている第3切断線43で切断し第3切断線43の下側を切り取り撤去する。これにより、図6(b)に示す高さ寸法が50mmのガイド部2Bが形成される。
なお、ガイド部形成用板材3を第3切断線43で切断した後に、残っている第5切断線で切断してもよい。
このとき、ガイド部形成用板材3の第1凹部31のうちの第1切断線41よりも下側の部分をガイド部2の第1凹部21とし、ガイド部形成用板材3の第2凹部32のうち第3切断線43よりも上側の部分をガイド部2の第2凹部22とし、ガイド部形成用板材3の第1板部33のうちの第3切断線43よりも上側の部分をガイド部2の第1板部23とし、ガイド部形成用板材3の第2板部34のうちの第1切断線41よりも下側の部分をガイド部2の第2板部24とし、第5切断線45の内側の空部のうちの第3切断線43よりも上側の部分を切欠き部25とする。
続いて、3つのガイド部2B,2B,2Bを、図1に示す第1実施形態と同様に、平面視において排水ソケット12を囲む略三角形状となるように配置し、第1実施形態と同様に隣り合うガイド部2B,2Bの端部をそれぞれ嵌合させる。また、必要に応じて、切欠き部25の内側に排水ソケット12のフランジ122などの部材を配置する。
このようにすることで、3つのガイド部2B,2B,2Bの上端部2b,2b,2bがそれぞれ床面15よりも50mm上側に位置する切断補助具1が製作される。
そして、切断工具14をこの切断補助具1の2つのガイド部2B,2Bの上端部2b,2bに当接させた状態で移動させるとともに押し引きして、排水ソケット12を切断する。このようにすることにより、排水ソケット12が床面15から50mm上側で切断される。
続いて、高さ寸法が40mmの切断補助具1を製作する方法について説明する。
まず、ガイド部形成用板材3を第5切断線45で切断し、第5切断線45の内側を切り取り撤去する。続いて、ガイド部形成用板材3をそれぞれ第2切断線42で切断し第2切断線42の上側を切り取り撤去するとともに、残っている第4切断線44で切断し第4切断線44の下側を切り取り撤去する。これにより、高さ寸法が40mmのガイド部2Cが形成される。
なお、ガイド部形成用板材3を第4切断線44で切断した後に、残っている第5切断線45で切断してもよい。
このとき、ガイド部形成用板材3の第1凹部31のうちの第2切断線42よりも下側の部分をガイド部2の第1凹部21とし、ガイド部形成用板材3の第2凹部32のうち第4切断線44よりも上側の部分をガイド部2の第2凹部22とし、ガイド部形成用板材3の第1板部33のうちの第4切断線44よりも上側の部分をガイド部2の第1板部23とし、ガイド部形成用板材3の第2板部34のうちの第2切断線42よりも下側の部分をガイド部2の第2板部24とし、第5切断線45の内側の空部のうちの第4切断線44よりも上側の部分を切欠き部25とする。
続いて、3つのガイド部2C,2C,2Cを、図1に示す第1実施形態と同様に、平面視において排水ソケット12を囲む略三角形状となるように配置し、第1実施形態と同様に隣り合うガイド部2C,2Cの端部をそれぞれ嵌合させる。また、必要に応じて、切欠き部25の内側に排水ソケット12のフランジ122などの部材を配置する。
このようにすることで、3つのガイド部2C,2C,2Cの上端部2b,2b,2bがそれぞれ床面15よりも60mm上側に位置する切断補助具1が製作される。
そして、切断工具14をこの切断補助具1の2つのガイド部2C,2Cの上端部2b,2bに当接させた状態で移動させるとともに押し引きして、排水ソケット12を切断する。このようにすることにより、排水ソケット12が床面15から40mm上側で切断される。
第2実施形態による切断補助具1では、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、ガイド部形成用板材3には第1〜第4切断線41〜44が形成されていて、選択された高さ寸法のガイド部2を形成することができる。このため、同一のガイド部形成用板材3から高さ寸法の異なる切断補助具1を形成することができる。
以上、本発明による切断補助具の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、切断補助具1は、3つのガイド部2,2,2が平面視において略三角形状となるように配置されているが、ガイド部2の数や配置は適宜設定されてよい。また、ガイド部2の寸法も適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、隣り合うガイド部2,2は、一方のガイド部2の第1凹部21と他方のガイド部2の第2板部24とが嵌合し、一方のガイド部2の第1板部23と他方のガイド部2の第2凹部22とが嵌合することで連結されているが、隣り合うガイド部2,2が接着テープなどによって接着されていてもよい。
また、上記の実施形態では、隣り合うガイド部2が直接連結されているが、例えば、図7(a)に示す切断補助具1のように、離間して配置される2つのガイド部2D,2Dが、連結材6を介して連結されていてもよい。このような場合、連結材6も梱包材で形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、ガイド部2は平板状に形成されているが、切断工具14を所定の高さに保持可能であれは、図7(b)に示す切断補助具1のガイド部2Eのような屈曲した板状や、図7(c)に示す切断補助具1のガイド部2Fのような湾曲した板状に形成されていてもよい。また、ガイド部2は板状以外の形状に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、切断補助具1は、切欠き部25が形成されているが、形成されていなくてもよい。また、複数のガイド部2が設けられている場合は、すべてのガイド部でなく一部のガイド部2に切欠き部25が形成され、一部以外のガイド部2に切欠き部25が形成されていなくてもよい。
また、上記の第2実施形態では、ガイド部形成用板材3には第1〜第4切断線41〜44が形成され、選択された切断線でガイド部形成用板材3を切断することでガイド部2が形成されているが、これらの第1〜第4切断線41〜44に代わって折り曲げ線が形成されていて、ガイド部形成用板材3を所定の位置で折り曲げることで所定の高さのガイド部2が形成されるように構成されていてもよい。
また、ガイド部形成用板材3に形成される切断線の数や切断線どうしの間隔は適宜設定されてよい。
また、上記の第2実施形態において、ガイド部2に切欠き部25が不要な場合は、第5切断線45でガイド部形成用板材3を切断しなくてもよい。また、第2実施形態において、ガイド部2に切欠き部25が不要な場合は、ガイド部形成用板材3に切欠き部25を形成するための切断線(本実施形態では第5切断線45)が形成されていなくてもよい。
また、上記の第2実施形態では、ガイド部形成用板材3に第1凹部31および第2凹部32が形成されているが、第1凹部31および第2凹部32を形成するための切断線が形成されていて、作業者が第1〜第5切断線41〜45を切断する際に併せて切断して第1凹部31および第2凹部32を形成するように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、切断補助具1は、便器11の梱包材の一部で形成されているが、梱包材とは別に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、切断補助具1は、段ボールで形成されているが、段ボール以外の材料で形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、切断補助具1は排水ソケット12を所定の高さに切断するために用いられているが、排水配管13を所定の高さに切断するために用いられてもよい。
また、上記の実施形態では、ガイド部2を排水ソケット12の側面12aに当接させた状態で排水ソケット12を切断しているが、ガイド部2を排水ソケット12の側面12aに当接させずには排水ソケット12を切断してもよい。
1 切断補助具
2,2A,2B,2C ガイド部
2b 上端部
3 ガイド部形成用板材
11 便器
12 排水ソケット(排水部品)
13 排水配管(排水部品)
14 切断工具
15 床面
25 切欠き部
41 第1切断線
42 第2切断線
43 第3切断線
44 第4切断線
45 第5切断線

Claims (4)

  1. 便器に接続される排水部品を床面よりも上側の所定の高さの切断箇所において切断工具で切断するための切断補助具であって、
    前記床面に支持されるとともに、上端部に沿って前記切断工具が水平移動可能なガイド部を有し、
    前記ガイド部には、下部側に切欠き部が形成され、
    前記切欠き部は、前記排水部品における前記切断箇所よりも下部側に位置し前記切断箇所よりも前記排水部品の表面から突出している部分が配置されることを特徴とする切断補助具。
  2. 前記ガイド部は、前記排水部品を挟んで2つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の切断補助具。
  3. 前記ガイド部の高さ寸法を調整可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断補助具。
  4. 前記便器の梱包材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の切断補助具。
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