JP6448564B2 - データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6448564B2
JP6448564B2 JP2016008472A JP2016008472A JP6448564B2 JP 6448564 B2 JP6448564 B2 JP 6448564B2 JP 2016008472 A JP2016008472 A JP 2016008472A JP 2016008472 A JP2016008472 A JP 2016008472A JP 6448564 B2 JP6448564 B2 JP 6448564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sensor
time
data
data processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016008472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017129438A (ja
Inventor
尚幸 梶原
尚幸 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016008472A priority Critical patent/JP6448564B2/ja
Publication of JP2017129438A publication Critical patent/JP2017129438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6448564B2 publication Critical patent/JP6448564B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

本発明は、自律センサと補強センサとを複合利用して移動体の位置及び姿勢を標定するデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラムに関する。
位置姿勢標定装置では、慣性装置のような自律センサと、GPS(Global・Positioning・System)のような補強センサとを複合利用している。このような位置姿勢標定装置では、演算処理と結果出力をリアルタイム化することが望まれている。リアルタイム化とは、演算結果のタイムタグと演算結果を出力した時刻とにずれがないようにすることである。従来、アルゴリズムの開発・評価を実施する作業はログデータの後処理において実施していた。
通常、自律センサと補強センサとには遅れ時間が存在する。よって、リアルタイム化の際に、位置姿勢標定処理のターゲット時刻をリアルタイムとしてしまうと、データが利用不可である上に、各センサデータの更新周期のタイミングもまちまちであることから、何らかの工夫によりデータのハンドリングを行わなければならない(特許文献1参照)。
特開2007−155581号公報
従来のリアルタイム化では、時刻を遡った処理やその分先に進める(もどす)処理といった煩雑な処理を実装する必要があるという課題があった。
本発明は、簡単な構成でリアルタイム化を実現することができるデータ処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ処理装置は、移動体に搭載された複数のセンサにより取得された複数のセンサデータに基づいて、前記移動体の状態を移動体情報として算出するデータ処理装置において、
前記複数のセンサデータが前記移動体情報の算出に用いられる情報に処理された複数のセンサ情報であって、前記複数のセンサデータの各センサデータの処理が完了した処理完了時刻が各センサ情報に付与された複数のセンサ情報を記憶する記憶部と、
前記複数のセンサ情報のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、前記移動体情報を算出する対象の時刻であるターゲット時刻を設定する時刻設定部と、
前記ターゲット時刻の以前で、かつ、前記ターゲット時刻に最も近い処理完了時刻が付与された前記複数のセンサ情報の各センサ情報を用いて、前記移動体情報を算出する算出部とを備えた。
本発明に係るデータ処理装置によれば、時刻設定部が、複数のセンサ情報のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報、すなわち最も遅れ時間の大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、ターゲット時刻を設定し、算出部が、ターゲット時刻の直前の処理完了時刻、すなわちターゲット時刻より前の直近の処理完了時刻が付与された複数のセンサ情報の各センサ情報に基づいて移動体情報を算出するので、簡単な構成で、最もリアルタイムに近く、かつ、高精度の移動体情報を算出することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係るデータ処理装置100の構成について説明する。 実施の形態1に係るデータ処理装置100のデータ処理方法510及びデータ処理プログラム520のデータ処理S100を示すフロー図である。 実施の形態1に係る時刻設定処理S120を示すフロー図である。 実施の形態1に係る時刻設定処理S120を示す模式図である。 実施の形態1に係る算出処理S130を示すフロー図である。 実施の形態1の変形例に係るデータ処理装置100の構成について説明する。 実施の形態2に係るデータ処理装置100aの構成を示す図である。 実施の形態2に係るデータ処理装置100aによるデータ処理S100aを示すフロー図である。 実施の形態2に係る補間処理S140を示すフロー図である。 実施の形態2に係る補間処理S140を示す模式図である。 実施の形態3に係るデータ処理装置100bの構成を示す図である。 実施の形態3に係るフォーマット情報300の一例を示す図である。 実施の形態3の効果を示す模式図である。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を用いて、本実施の形態に係るデータ処理装置100の構成について説明する。
本実施の形態において、データ処理装置100は、コンピュータである。データ処理装置100は、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。記憶装置920は、メモリ921と補助記憶装置922とを含む。
また、データ処理装置100は、機能構成として、時刻設定部120と、算出部130と、センサデータ処理部140と、記憶部150とを備える。センサデータ処理部140は、自律センサデータ処理部141、補強センサデータA処理部142、補強センサデータB処理部143を備える。以下の説明では、データ処理装置100における時刻設定部120と、算出部130と、センサデータ処理部140との機能を、データ処理装置100の「部」の機能という。データ処理装置100の「部」の機能は、ソフトウェアで実現される。
また、記憶部150は、メモリ921により実現される。記憶部150には、複数のセンサ情報320が記憶される。複数のセンサ情報320の各センサ情報は、自律センサ情報11、補強センサA情報12、補強センサB情報13が記憶される。本実施の形態では、記憶部150はメモリ921により実現されているが、メモリ921及び補助記憶装置922により実現されていてもよい。記憶部150の実現方法は任意である。
プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ910は、プロセッシングを行うIC(Integrated・Circuit)である。プロセッサ910は、CPU(Central・Processing・Unit)である。
メモリ921は、具体的には、RAM(Random・Access・Memory)である。補助記憶装置922は、具体的には、ROM(Read・Only・Memory)、フラッシュメモリ、又は、HDD(Hard・Disk・Drive)である。
入力インタフェース930は、複数のセンサ200に接続されるポートである。本実施の形態では、複数のセンサ200は自律センサ201、補強センサA202、補強センサB203である。入力インタフェース930は、複数のセンサ200の各々で計測されたセンサデータ310をデータ処理装置100に取り込む。入力インタフェース930により取り込まれたセンサデータ310はメモリ921に記憶される。入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートであってもよい。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal・Serial・Bus)端子、シリアルインタフェース(RS−232C)などである。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local・Area・Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子、HDMI(登録商標)(High・Definition・Multimedia・Interface)端子、シリアルインタフェース(RS−232C)などである。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid・Crystal・Display)である。
補助記憶装置922には、「部」の機能を実現するプログラムが記憶されている。「部」の機能を実現するプログラムをデータ処理プログラム520ともいう。このプログラムは、メモリ921にロードされ、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。また、補助記憶装置922には、OS(Operating・System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリ921にロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
データ処理装置100は、1つのプロセッサ910のみを備えていてもよいし、複数のプロセッサ910を備えていてもよい。複数のプロセッサ910が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
「部」の処理の結果を示す情報、データ、信号値、及び、変数値は、補助記憶装置922、メモリ921、又は、プロセッサ910内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
なお、図1において、各部と記憶部150とを結ぶ矢印は、各部が処理の結果を記憶部150に記憶すること、あるいは、各部が記憶部150から情報を読み出すことを表している。また、各部を結ぶ矢印は、制御あるいはデータの流れを表している。
「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、データ処理プログラムプロダクトと称されるものは、「部」として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体及び記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
***動作の説明***
図2は、本実施の形態に係るデータ処理装置100のデータ処理方法510及びデータ処理プログラム520のデータ処理S100を示すフロー図である。
データ処理装置100は、移動体に搭載された複数のセンサ200により取得された複数のセンサデータ310に基づいて、移動体の状態を移動体情報131として算出する。
移動体の状態を表す移動体情報131とは、具体的には、移動体の位置及び姿勢である。移動体情報131を算出するとは移動体の位置及び姿勢を標定することであり、データ処理装置100は移動体の位置及び姿勢を標定する位置姿勢標定装置ともいう。また、データ処理方法510を位置姿勢標定方法、データ処理プログラム520を位置姿勢標定プログラムともいう。
記憶処理S110において、記憶部150は、複数のセンサデータ310が移動体情報131の算出に用いられる情報に処理された複数のセンサ情報320を記憶する。
ここで、複数のセンサデータ310とは複数のセンサ200の各々により取得されるセンサデータである。具体的には、自律センサ201により取得される自律センサデータ311、補強センサA202により取得される補強センサデータA312、補強センサB203により取得される補強センサデータB313である。
また、複数のセンサ情報320とは、複数のセンサデータ310の各々が、各センサデータに対応するセンサデータ処理部140により、移動体情報131の算出に用いられる情報に処理されたものである。具体的には、自律センサデータ処理部141により利用可能に処理された自律センサ情報11、補強センサデータA処理部142により利用可能に処理された補強センサA情報12、補強センサデータB処理部143により利用可能に処理された補強センサB情報13である。
複数のセンサ情報320には、複数のセンサデータの各センサデータの処理が完了した時刻である処理完了時刻が各センサ情報に付与されている。処理完了時刻は、複数のセンサデータ310の各センサデータが利用可能となった時刻である。すなわち、複数のセンサ情報320では、複数のセンサデータ310の各センサデータが利用可能となった時刻を表す処理完了時刻が各センサ情報に付与されている。また、各センサ情報には複数のセンサデータ310の各々が複数のセンサ200の各々により取得された取得時刻も付与されている。
なお、センサデータ処理部140は、対応するセンサデータが入力されるとメモリ921にバッファリングした上で、センサデータを利用可能となるように順に処理し、センサ情報として記憶部150に記憶する。具体的には、自律センサデータ310が入力されると、対応する自律センサデータ処理部141がメモリ921にバッファリングし、バッファリングした自律センサデータ310を利用可能となるように順に処理し、自律センサ情報11として記憶部150に記憶する。他のセンサデータ処理部140についても同様である。
時刻設定処理S120において、時刻設定部120は、複数のセンサ情報320のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、移動体情報131を算出する対象の時刻であるターゲット時刻121を設定する。
時刻設定処理S120については後で詳しく説明する。
算出処理S130において、算出部130は、ターゲット時刻121の以前の処理完了時刻が付与され、かつ、使用されずにバッファリングされている複数のセンサ情報320の各センサ情報を用いて、移動体情報131を算出する。なお、ターゲット時刻121の以前の処理完了時刻が付与され、かつ、使用されずにバッファリングされているセンサ情報には、ターゲット時刻121の以前で、かつ、ターゲット時刻121に最も近い処理完了時刻が付与されたセンサ情報が含まれる。すなわち、算出部130は、ターゲット時刻121の以前で、かつ、ターゲット時刻121に最も近い処理完了時刻が付与された複数のセンサ情報320の各センサ情報を用いて、移動体情報131を算出する。
算出処理S130については後で詳しく説明する。
<時刻設定処理S120>
図3は、本実施の形態に係る時刻設定処理S120を示すフロー図である。
図4は、本実施の形態に係る時刻設定処理S120を示す模式図である。
図3及び図4を用いて、本実施の形態に係る時刻設定処理S120について説明する。
図4は、時間の流れ、データ処理装置100でのリアルタイムにおけるセンサ情報の利用可能状況、及び実際にデータ処理S100で使用しているセンサ情報を示している。白抜きのセンサ情報は移動体情報131の算出に利用できない利用不可のセンサ情報であり、ハッチングされているセンサ情報は利用可能なデータである。黒枠のセンサ情報は利用可能なセンサ情報のうち使用しているセンサ情報を示している。また、時間の流れにおける目盛りは、データ処理装置100が処理を実行するタイミングを示している。
図4に示すように、センサ情報のリアルタイム性は、自律センサ情報11、補強センサB情報13、補強センサA情報12の順に悪くなる。
ステップS121において、時刻設定部120は、各センサ情報について、最新のセンサ情報の処理完了時刻を取得する。図4に示すように、自律センサ情報11についての最新の処理完了時刻はT1である。また、補強センサA情報12についての最新の処理完了時刻はT2である。また、補強センサB情報13についての最新の処理完了時刻はT3である。
ステップ122において、時刻設定部120は、最新の処理完了時刻と現在時刻Trとの差を算出する。最新の処理完了時刻と現在時刻Trとの差は、センサ情報の遅れ時間を示している。時刻設定部120は、最新の処理完了時刻と現在時刻Trとの差が最も大きいセンサ情報を判定する。図4に示すように、最新の処理完了時刻と現在時刻Trとの差が最も大きいセンサ情報は、補強センサA情報12である。補強センサA情報12は、複数のセンサ情報320のうちリアルタイム性が最も悪いセンサ情報である。
ステップ123において、時刻設定部120は、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、移動体情報131を算出する対象の時刻であるターゲット時刻121を設定する。図4に示すように、ターゲット時刻121をTtとし、現在時刻をTrとする。時刻設定部120は、補強センサA情報12の処理完了時刻T2に基づいて、ターゲット時刻Ttを設定する。時刻設定部120は、処理完了時刻T2より現在時刻Trに近く、かつ、処理完了時刻T2に最も近い実行タイミングをターゲット時刻Ttとして設定する。すなわち、時刻設定部120は、処理完了時刻T2より以降の直近の実行タイミングをターゲット時刻Ttとして設定する。なお、時刻設定部120は、処理完了時刻T2そのものをターゲット時刻Ttとして設定しても構わない。
図5は、本実施の形態に係る算出処理S130を示すフロー図である。
ステップS131において、算出部130は、ターゲット時刻Ttの以前の処理完了時刻が付与され、かつ、使用されずにバッファリングされている複数のセンサ情報320の各センサ情報を用いて、移動体情報131を算出する。処理完了時刻がターゲット時刻Ttと等しい場合は、その処理完了時刻のセンサ情報を用いてもよい。
なお、図4では、ターゲット時刻Ttの以前の処理完了時刻が付与され、かつ、使用されずにバッファリングされているセンサ情報は、ターゲット時刻Ttの以前で、かつ、ターゲット時刻Ttに最も近い処理完了時刻が付与されたセンサ情報のみである場合を示している。
図4に示すように、自律センサ情報11において、ターゲット時刻Tt以前で、かつ、ターゲット時刻Ttに最も近い処理完了時刻はT1bである。また、補強センサA情報12において、ターゲット時刻Tt以前で、かつ、ターゲット時刻Ttに最も近い処理完了時刻はT2b、すなわちT2である。また、補強センサB情報13において、ターゲット時刻Tt以前で、かつ、ターゲット時刻Ttに最も近い処理完了時刻はT3bである。
よって、算出部130は、処理完了時刻T1bが付与された自律センサ情報11bと、処理完了時刻T2bが付与された補強センサA情報12bと、処理完了時刻T3bが付与された補強センサB情報13bとに基づいて、移動体情報131を算出する。具体的には、算出部130は、自律センサ情報11bから前の自律センサ情報11と、補強センサA情報12bから前の補強センサA情報12と、補強センサB情報13bから前の補強センサB情報13とを用いて、移動体の位置及び姿勢を標定し、移動体情報131とする。
算出部130は、出力インタフェース940を介して移動体情報131を出力する。
以上で、本実施の形態に係るデータ処理S100の説明を終わる。
***他の構成***
本実施の形態では、データ処理装置100は、入力インタフェース930を介して複数のセンサデータ310を取得し、出力インタフェース940をして移動体情報131を出力する構成であった。しかし、データ処理装置100が通信装置を備え、通信装置を介して複数のセンサデータ310を受信してもよい。また、データ処理装置100は、通信装置を介して移動体情報131を送信してもよい。この場合、通信装置はレシーバとトランスミッタとを備える。具体的には、通信装置は通信チップまたはNIC(Network・Interface・Card)である。通信装置はデータを通信する通信部として機能する。レシーバはデータを受信する受信部として機能し、トランスミッタはデータを送信する送信部として機能する。
また、本実施の形態では、データ処理装置100の「部」の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、データ処理装置100の「部」の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図6を用いて、本実施の形態の変形例に係るデータ処理装置100の構成について説明する。
図6に示すように、データ処理装置100は、処理回路909、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
処理回路909は、前述した「部」の機能及び記憶部150を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate・Array)、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit)、又は、FPGA(Field−Programmable・Gate・Array)である。
「部」の機能及び記憶部150は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、データ処理装置100の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、データ処理装置100の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910、記憶装置920、及び、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、データ処理装置100の構成が図1及び図4のいずれに示した構成であっても、「部」の機能及び記憶部150は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
「部」を「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「部」の機能をファームウェアで実現してもよい。
***本実施の形態の効果の説明***
センサデータのリアルタイム性、すなわちセンシングしてからこのセンサデータが位置姿勢標定装置であるデータ処理装置で利用可能となるまでの遅れ時間の少なさは、各センサによるデータ処理時間や通信等による伝送時間により、センサ毎にまちまちである。
これらリアルタイム性の異なるセンサデータを複合利用してリアルタイム演算処理を行うためには、プログラムの実装において、時刻が前後して利用可能となる各センサデータに対応するため、処理する時刻を前に遡らせたり逆に先に進めたりするなど、適切にハンドリングすることが必要となり、処理が複雑化する。
本実施の形態に係るデータ処理装置によれば、利用可能となったセンサ情報を一度バッファリングし、処理した後にその時刻より古いタイムタグのセンサ情報が利用可能となることのない、可能な限りリアルタイムに近い時刻をデータ処理のターゲット時刻として設定し、処理を実施する。このようにすることで、データ処理の後に、その時刻より古いタイムタグを持ったセンサ情報が利用可能となることがなく、時刻を遡った処理やその分先に進める(もどす)といった煩雑な処理は発生しない。
よって、本実施の形態に係るデータ処理装置によれば、処理が複雑化することを避けることができ、かつ、リアルタイム性が高く精度のよい移動体情報、すなわち位置姿勢標定結果を得ることができる。
実施の形態2.
***構成の説明***
本実施の形態では、主に、実施の形態1との差異について説明する。
図7は、本実施の形態に係るデータ処理装置100aの構成を示す図である。
実施の形態1では、最もリアルタイム性の低いセンサ情報が利用可能となるのを待って、データ処理を実施するので、待つ分だけ処理結果である移動体情報131のタイムタグのリアルタイム性が損なわれてしまう。カーナビのような地図上での自己位置の表示といった、あまりリアルタイム性が必要とされない用途であれば、これで十分であるが、車両の運転制御のフィードバックとして使用する場合は、リアルタイム性を確保する必要がある。
本実施の形態では、リアルタイム性の遅いセンサ情報が利用可能となることを待って処理することによる遅れを補間することができるデータ処理装置100aについて説明する。データ処理装置100aは、リアルタイム性の高い自律センサ情報11を用いて、自律航法によりリアルタイム直前まで処理する。
データ処理装置100aにおいて、実施の形態1で説明した構成と同様の構成についてはその説明を省略する。
図7に示すように、データ処理装置100aは、実施の形態1で説明したデータ処理装置100の構成に加えて、補間部160を備える。すなわち、実施の形態1で説明した「部」の機能には、補間部160の機能が加わる。その他の構成については、実施の形態1と同様である。
***動作の説明***
図8は、本実施の形態に係るデータ処理装置100aによるデータ処理S100aを示すフロー図である。
図8に示すように、データ処理S100aは、実施の形態1で説明したデータ処理S100に加えて、補間処理S140を備える。
補間処理S140において、補間部160は、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も小さいセンサ情報である自律センサ情報11を用いて、ターゲット時刻Ttより後の移動体情報131を自律航法により算出する。
図9は、本実施の形態に係る補間処理S140を示すフロー図である。
図10は、本実施の形態に係る補間処理S140を示す模式図である。
ステップS141において、補間部160は、ターゲット時刻Ttから後の移動体情報131を、自律センサ情報11を用いて自律航法により算出する。
図10に示すように、自律センサ情報11はターゲット時刻Ttから後の時刻Tsまでしか利用可能となっていない。そこで、図10の実線の曲線矢印に示すように、ターゲット時刻Ttから時刻Tsまで、移動体情報131を自律航法で算出する。このように、ターゲット時刻Ttから後の移動体情報131を自律航法により算出する場合でも、自律センサデータが利用可能となった時刻Tsまでしか算出できない可能性がある。
その場合、補間部160は、移動体情報131の自律航法による算出が完了した時刻Tsから現在時刻Trまでの移動体情報131を外挿法により算出する。
ステップS142において、補間部160は、移動体情報131を現在時刻Trまで算出したか否かを判定する。現在時刻Trまで算出したと判定した場合、処理を終了する。
現在時刻Trまで算出されていないと判定した場合、ステップS143に進む。
ステップS143において、補間部160は、移動体情報131の算出が完了した時刻Tsから現在時刻Trまでの移動体情報131を外挿法により算出する。具体的には、補間部160は、積分により時刻Tsから現在時刻Trまでの位置及び姿勢の予測値を算出する。なお、図10に示すように、補間部160は、外挿法を用いて、現在時刻Trより未来の時刻まで、移動体情報を予測しても構わない。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係るデータ処理装置100aでは、リアルタイム性の遅い補強センサデータが利用可能となることを待って処理することにより発生した遅れを、リアルタイム性の高い自律センサデータを用いて、自律航法によりリアルタイム直前まで処理する。さらに、自律センサデータもまだ利用可能ではないリアルタイム、すなわちデータ出力時刻のデータ処理については外挿計算を実施することで補う。よって、本実施の形態に係るデータ処理装置100aでは、処理結果である移動体情報のリアルタイム性をより高めることができる。
実施の形態3.
***構成の説明***
本実施の形態では、主に、実施の形態1,2との差異について説明する。
図11は、本実施の形態に係るデータ処理装置100bの構成を示す図である。
実施の形態1,2では、補強センサを追加する場合、その都度、追加する補強センサに応じたセンサデータ処理部を付け加える改修をする必要がある。この場合、GPSを使用できない地下において、磁気マーカーのような補強センサを使用するといった補強センサの最適選択をすることが難しい。また、新たに使用可能となった補強センサが出るたびに、対応するセンサデータ処理部を追加するためのプログラム改修が発生する。
本実施の形態では、補強センサからデータ処理装置への入力データの標準化を行い、プログラムの改修なしで簡単に新たな補強センサを追加することができる構成を有するデータ処理装置100bについて説明する。
データ処理装置100bにおいて、実施の形態1,2で説明した構成と同様の構成についてはその説明を省略する。
図11は実施の形態2で説明した図7に対応する。図11に示すように、データ処理装置100bにおいて、実施の形態2で説明したデータ処理装置100aと異なる点はセンサデータ処理部140bである。本実施の形態に係るセンサデータ処理部140bは、実施の形態2で説明した各センサデータに対応するセンサデータ処理部、すなわち、自律センサデータ処理部141、補強センサデータA処理部142、補強センサデータB処理部143を備えていない。本実施の形態に係るセンサデータ処理部140bは、標準処理部146を備える。
すなわち、実施の形態2で説明した「部」の機能には、自律センサデータ処理部141、補強センサデータA処理部142、補強センサデータB処理部143に替わり、標準処理部146の機能が加わる。その他の構成については、実施の形態2と同様である。
***動作の説明***
本実施の形態では、複数のセンサ200の各センサは、移動体情報131の算出に用いられるフォーマット情報300を含むセンサデータを出力するものとする。すなわち、自律センサデータ311b、補強センサデータA312b、補強センサデータB313bには、各々フォーマット情報300が含まれる。
図12は、本実施の形態に係るフォーマット情報300の一例を示す図である。
上述したように、追加が想定される補強センサには、インフラを必要とするものも少なくなく、今後新たな補強センサのシステムが構築されることも考えられる。そこで、フォーマット情報300は、データ処理装置100bが補強センサデータを使用するうえで必要となる情報がすべて含まれるように、補強センサからデータ処理装置100bに入力されるデータを標準化したものである。
必要となる情報の一例は、時刻、観測データ、観測誤差、観測方程式、観測物パラメータである。時刻は観測データをセンシングした時刻、観測データはセンシングデータである。また、観測誤差はセンシングデータの誤差分散である。観測方程式はデータ処理装置、すなわち位置姿勢認識装置の状態量と観測データとの関係式である。観測物パラメータは、データ処理装置が観測値を予測するのに必要となる、被センシング物のパラメータである。観測物パラメータの具体例としては、被センシング物の位置情報等がある。
記憶処理S110において、標準処理部146は、各センサデータにフォーマット情報300が含まれる複数のセンサデータ310bを取得する。標準処理部146は、複数のセンサデータ310bの各センサデータに含まれるフォーマット情報300を各センサ情報として複数のセンサ情報320を記憶部150に記憶させる。
その他の処理は、実施の形態1,2で説明したものと同様である。
***本実施の形態の効果の説明***
位置姿勢標定装置であるデータ処理装置は、慣性装置のような自律センサデータによる自律航法をベースとしているため、これだけではセンサ誤差により精度が劣化する。そこで、位置姿勢の絶対的な観測情報を持つ補強センサのデータを使用することで、劣化した精度を補正する必要がある。上述の通り、補強センサデータのリアルタイム性はセンサ毎まちまちであるが、本実施の形態に係るデータ処理装置によれば、補強センサを増やしても処理が煩雑となることがないため、多くの補強センサを複合利用することで、位置姿勢標定装置の処理のロバスト性を向上することができる。
図13は、本実施の形態の効果を示す模式図である。図13に示すように、レーザー、カメラ、磁気マーカー、RFID(Radio・Frequency・Identification)といった補強センサに加え、新たにセンサ1、センサ2、・・・、センサ5等を加える場合でも、プログラムを改修することなく追加することができる。
本実施の形態に係るデータ処理装置は、入力された補強センサデータを時刻順に並べ替えた後にバッファリングする。そして、データ処理装置は、ターゲット時刻前後に補強センサデータがある場合、同じくバッファリングされている観測方程式やパラメータをコールして、自律航法を観測更新して精度維持ができるようにする。これにより、用途や使用場所に応じた複数補強センサを選択することができると共に、データ処理装置に接続するだけで、ロバスト性の高い移動体情報、すなわち位置姿勢標定結果を容易に得ることが可能となる。また、通常は後処理にて開発・評価を実施する位置姿勢標定プログラムを、インタフェースを変更するだけで簡単にリアルタイム処理化することが可能であり、リアルタイム実装後の確認も後処理との比較により容易に確認することができる。
上記の実施の形態では、「部」の各々が独立した機能ブロックとしてデータ処理装置を構成している。しかし、上記のような構成でなくてもよく、データ処理装置の構成は任意である。データ処理装置の機能ブロックは、上記の実施の形態で説明した機能を実現することができれば、任意である。これらの機能ブロックを、他のどのような組み合わせ、あるいは任意のブロック構成で、データ処理装置を構成しても構わない。
また、データ処理装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、データ処理装置は、移動体に搭載され、計測しながらリアルタイムあるいは準リアルタイムに移動体情報を確認することができるものである。しかし、移動体に搭載されていなくてもよい。また、データ処理装置を、移動体と通信装置を介して接続された遠隔地のセンターに搭載し、リアルタイムあるいは準リアルタイムに移動体情報を算出する構成でもよい。
実施の形態1から3について説明したが、これらの実施の形態のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これらの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物及び用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
11 自律センサ情報、12 補強センサA情報、13 補強センサB情報、100,100a,100b データ処理装置、120 時刻設定部、121,Tt ターゲット時刻、130 算出部、131 移動体情報、140,140b センサデータ処理部、141 自律センサデータ処理部、142 補強センサデータA処理部、143 補強センサデータB処理部、146 標準処理部、150 記憶部、160 補間部、200 複数のセンサ、201 自律センサ、202 補強センサA、203 補強センサB、300 フォーマット情報、310,310b センサデータ、311,311b 自律センサデータ、312,312b 補強センサデータA、313,313b 補強センサデータB、320 複数のセンサ情報、321 自律センサ情報、322 補強センサA情報、323 補強センサB情報、510 データ処理方法、520 データ処理プログラム、909 処理回路、910 プロセッサ、920 記憶装置、921 メモリ、922 補助記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、S100,S100a データ処理、S110 記憶処理、S120 時刻設定処理、S130 算出処理、S140 補間処理、Tr 現在時刻。

Claims (6)

  1. 移動体に搭載された複数のセンサにより取得された複数のセンサデータに基づいて、前記移動体の状態を移動体情報として算出するデータ処理装置において、
    前記複数のセンサデータが前記移動体情報の算出に用いられる情報に処理された複数のセンサ情報であって、前記複数のセンサデータの各センサデータの処理が完了した処理完了時刻が各センサ情報に付与された複数のセンサ情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のセンサ情報のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、前記移動体情報を算出する対象の時刻であるターゲット時刻を設定する時刻設定部と、
    前記ターゲット時刻の以前で、かつ、前記ターゲット時刻に最も近い処理完了時刻が付与された前記複数のセンサ情報の各センサ情報を用いて、前記移動体情報を算出する算出部と
    を備えたデータ処理装置。
  2. 前記データ処理装置は、さらに、
    最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も小さいセンサ情報である自律センサ情報を用いて、前記ターゲット時刻より後の前記移動体情報を算出する補間部を備えた請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記補間部は、
    前記移動体情報の算出が完了した時刻から現在時刻までの前記移動体情報を外挿法により算出する請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記データ処理装置は、さらに、
    前記移動体情報の算出に用いられるフォーマット情報を各センサデータが含む前記複数のセンサデータを取得し、前記複数のセンサデータの各センサデータに含まれる前記フォーマット情報を各センサ情報として前記複数のセンサ情報を前記記憶部に記憶させる標準処理部を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 移動体に搭載された複数のセンサにより取得された複数のセンサデータに基づいて、前記移動体の状態を移動体情報として算出するデータ処理装置のデータ処理方法において、
    記憶部が、前記複数のセンサデータが前記移動体情報の算出に用いられる情報に処理された複数のセンサ情報であって、前記複数のセンサデータの各センサデータの処理が完了した処理完了時刻が各センサ情報に付与された複数のセンサ情報を記憶し、
    時刻設定部が、前記複数のセンサ情報のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、前記移動体情報を算出する対象の時刻であるターゲット時刻を設定し、
    算出部が、前記ターゲット時刻の直前の処理完了時刻が付与された前記複数のセンサ情報の各センサ情報を用いて、前記移動体情報を算出するデータ処理方法。
  6. 移動体に搭載された複数のセンサにより取得された複数のセンサデータに基づいて、前記移動体の状態を移動体情報として算出するデータ処理装置のデータ処理プログラムにおいて、
    前記複数のセンサデータが前記移動体情報の算出に用いられる情報に処理された複数のセンサ情報であって、前記複数のセンサデータの各センサデータの処理が完了した処理完了時刻が各センサ情報に付与された複数のセンサ情報を記憶する記憶処理と、
    前記複数のセンサ情報のうち、最新の処理完了時刻と現在時刻との差が最も大きいセンサ情報の処理完了時刻に基づいて、前記移動体情報を算出する対象の時刻であるターゲット時刻を設定する時刻設定処理と、
    前記ターゲット時刻の直前の処理完了時刻が付与された前記複数のセンサ情報の各センサ情報を用いて、前記移動体情報を算出する算出処理とをコンピュータに実行させるデータ処理プログラム。
JP2016008472A 2016-01-20 2016-01-20 データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム Active JP6448564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016008472A JP6448564B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016008472A JP6448564B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017129438A JP2017129438A (ja) 2017-07-27
JP6448564B2 true JP6448564B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=59396159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016008472A Active JP6448564B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6448564B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001324560A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Sony Corp ナビゲーション装置、およびgps受信機
US8704707B2 (en) * 2010-06-02 2014-04-22 Qualcomm Incorporated Position determination using measurements from past and present epochs
JP2012177564A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Seiko Epson Corp 移動体測位方法、移動体測位装置
US10288746B2 (en) * 2014-03-25 2019-05-14 Seiko Epson Corporation Error estimation method, motion analysis method, error estimation apparatus, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017129438A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3355027A1 (en) Map updating method and vehicle-mounted terminal
US10049567B2 (en) Traffic flow rate calculation method and device
JP6305663B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN109871019B (zh) 自动驾驶用于获取坐标的方法和装置
KR101303417B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 기록 매체
US20150369615A1 (en) Methods and apparatus for route comparison
JP2021038989A (ja) 車載装置、状態推定方法及びプログラム
JP6448564B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
EP4247680A1 (en) Vehicle operation safety model compliance measurement
US20150247732A1 (en) Center device, program, map information transmission method, and navigation device
CN112671679A (zh) 应用于simo系统的信道估计方法、装置及存储介质
JP7371609B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム
CN114882115B (zh) 车辆位姿的预测方法和装置、电子设备和存储介质
JP6324408B2 (ja) 距離係数学習装置、距離係数学習方法および現在位置算出装置
US8933993B1 (en) Hybrid local and cloud based method for pose determination of a mobile device
US11391808B2 (en) Method for direction finding of at least one stationary and/or moving transmitter as well as system for direction finding
JP6735696B2 (ja) 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム
CN114088085B (zh) 机器人的位置确定方法、装置、电子设备和存储介质
JP2020135595A (ja) グラフ構造推定装置、slam装置、グラフ構造推定方法、コンピュータプログラム、および記憶媒体
WO2021081816A1 (zh) 一种数据处理方法、装置和可移动平台
JP2016522389A (ja) 磁気ヘディングの計算
CN114158119B (zh) 行驶方向的识别方法、装置、电子设备和介质
JPWO2020044907A1 (ja) 更新地域決定方法、情報処理装置、及びプログラム
CN113776543B (zh) 一种车辆融合定位方法、系统、电子设备及存储介质
KR102278100B1 (ko) 측위 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180110

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6448564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250