JP6448460B2 - 電気推進装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気推進装置の寿命を延ばす技術に関するものである。
電気推進装置は、複数枚の多孔グリッドでプラズマ生成室からイオンを引き出すことによって推力を発生する。
通常、グリッドの数は3枚であり、3枚のグリッドは上流から順にスクリーングリッド、加速グリッド、減速グリッドと呼ばれる。スクリーングリッドには+1キロボルト程度の正の高電圧が印加され、加速グリッドには−500ボルト程度の負の高電圧が印加される。減速グリッドはグランド電位を有する。また、プラズマ生成室はスクリーングリッドと同電位で維持される。
このようにスクリーングリッドと加速グリッドとに電圧が印加されることによって正の電界が形成される。そして、プラズマ生成室で生成されたプラズマから正イオンが抽出され、抽出された正イオンが加速される。加速された正イオンは高エネルギーのイオンであり、加速された正イオンによって推力が得られる。
プラズマにならずにプラズマ生成室から漏れ出した中性粒子がスクリーングリッドの下流の領域で高エネルギーのイオンと衝突すると、電荷交換イオンが生成される。
電荷交換イオンは低ポテンシャル領域で生成されるため、電荷交換イオンは加速グリッドに衝突し、加速グリッドは摩耗し、スパッタリングが引き起こされる。減速グリッドは加速グリッドを電荷交換イオンから保護することを目的として設けられている。
スパッタリングによって加速グリッドからはじき飛ばされた原子は減速グリッドに堆積し、原子が堆積することによって導電性の金属片が発生する。この金属片が異なる電位で印加されたグリッド間に付着すると、グリッド間の絶縁が維持されず、高電圧の印加ができなくなる。このような現象は、加速グリッドと減速グリッドとのグリッド間で特に起こり易い。
特許文献1は、金属片が付着したグリッド間の絶縁を回復させるために、電力供給手段を用いて発生させたジュール熱によって金属片を溶断する、という技術を開示している。
この技術は、電気推進装置の寿命の初期から中期のように、金属片による架橋の数が限定的な期間において機能するものと考えられる。
しかし、電気推進装置の寿命の後期から末期には、金属片による架橋が多数発生し、また、複数の架橋が密着するため、全ての金属片を溶断することは困難である。全ての金属片を溶断することができない場合、電気推進装置の推進機能が喪失し、電気推進装置の寿命が尽きてしまう。
特開平2−230971号公報
本発明は、加速グリッドと減速グリッドとが短絡した場合に電気推進装置の推進機能を維持させることによって電気推進装置の寿命を延ばすことを目的とする。
本発明の電気推進装置は、
イオンが発生するイオン源と、
前記イオン源で発生したイオンが通過するスクリーングリッドと、
前記スクリーングリッドを通過したイオンが通過する加速グリッドと、
前記加速グリッドを通過したイオンが通過する減速グリッドと、
前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドに正電圧を印加し、前記加速グリッドに負電圧を印加し、前記減速グリッドに基準電圧を印加するグリッド制御回路とを備える。
前記グリッド制御回路は、前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡した場合、前記スクリーングリッドに正電圧を印加し、前記加速グリッドと前記減速グリッドとの両方に負電圧または基準電圧を印加する。
本発明によれば、加速グリッドと減速グリッドとが短絡した場合に加速グリッドと減速グリッドとの両方に負電圧または基準電圧が印加されるため、スクリーングリッドと加速グリッドとのグリッド間に正の電界が発生する。
これにより、電気推進装置の推進機能が維持されるため、電気推進装置の寿命を延ばすことができる。
実施の形態1における電気推進装置100の構成図。 実施の形態1におけるスイッチ回路121の構成図。 実施の形態1において加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合のスイッチ回路121を示す図。 実施の形態1においてスクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合のスイッチ回路121を示す図。 実施の形態1におけるスイッチ回路121の構成の別例を示す図。 実施の形態1において加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合のスイッチ回路121の別例を示す図。 実施の形態1においてスクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合のスイッチ回路121の別例を示す図。
実施の形態1.
3つのグリッドを備える電気推進装置100において2つのグリッドが短絡してしまった場合に電気推進装置100の推進機能を維持することによって電気推進装置100の寿命を延ばす形態について、図1から図7に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、電気推進装置100の構成について説明する。
電気推進装置100は、加速させたイオン101をイオンビーム103として噴射することによって推進力を得る装置である。電気推進装置100は、イオンスラスタまたはイオンエンジンとも呼ばれる。イオン101は正の電荷を帯びた正イオンである。正イオンは陽イオンともいう。
電気推進装置100は、プラズマを生成するプラズマ生成器140と、プラズマ生成器140の電源であるプラズマ生成電源161とを備える。
プラズマ生成器140は、電子142を発生させる主陰極141と、推進剤である中性粒子144が封入されるプラズマ生成室143とを備える。
プラズマ生成室143では、電子142が中性粒子144に衝突することによって、イオン101を含んだプラズマが生成される。
プラズマ生成室143の内部は、イオン101が発生するイオン源102である。
電気推進装置100は、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113との3枚のグリッドから成るグリッド群を備える。各グリッドはイオン101が通過する複数の孔114を備える。
スクリーングリッド111は、イオン源102に隣接し、イオン源102で発生したイオン101が通過するグリッドである。スクリーングリッド111はイオン101の流れの上流側に配置される。
加速グリッド112は、スクリーングリッド111に隣接し、スクリーングリッド111を通過したイオン101が通過するグリッドである。
減速グリッド113は、加速グリッド112に隣接し、加速グリッド112を通過したイオン101が通過するグリッドである。減速グリッド113はイオン101の流れの下流側に配置される。
イオン101は、スクリーングリッド111と加速グリッド112との電位差によって加速し、加速グリッド112と減速グリッド113との電位差によって減速し、イオンビーム103として噴射される。
電気推進装置100は、イオンビーム103を電気的に中和する中和器150と、中和器150の電源である中和陰極電源162とを備える。
中和器150は、電子152を発生させる中和陰極151を備える。電子152は中和電子ともいう。
電子152がイオンビーム103として噴射されたイオン101に衝突することによって、イオン101の電荷が中性になる。つまり、イオンビーム103は電気的に中和する。
電気推進装置100は、正電圧源131と負電圧源132と基準電位点133とを備える。
正電圧源131は、正電圧を発生させる電源である。正電圧は、基準電位に対して正の電位を有する電圧である。例えば、正電圧は+1キロボルト程度の高電圧である。
負電圧源132は、負電圧を発生させる電源である。負電圧は、基準電位に対して負の電位を有する電圧である。例えば、負電圧は−500ボルト程度の高電圧である。
基準電位点133は、グランドともいい、基準電圧に相当する基準電位を有する。基準電圧は、基準電位を有する電圧であり、グランド電圧ともいう。基準電圧は0ボルトである。
電気推進装置100は、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とのそれぞれに印加する電圧を制御するグリッド制御回路120を備える。
グリッド制御回路120は、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡していない場合、スクリーングリッド111に正電圧を印加し、加速グリッド112に負電圧を印加し、減速グリッド113に基準電圧を印加する。
グリッド制御回路120は、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合、スクリーングリッド111に正電圧を印加し、加速グリッド112と減速グリッド113との両方に負電圧または基準電圧を印加する。
グリッド制御回路120は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合、スクリーングリッド111と加速グリッド112との両方に正電圧を印加し、減速グリッド113に負電圧または基準電圧を印加する。
グリッド制御回路120は、スイッチ回路121と、短絡検出回路129とを備える。
スイッチ回路121は、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡していない場合、スクリーングリッド111を正電圧源131に接続し、加速グリッド112を負電圧源132に接続し、減速グリッド113を基準電位点133に接続する。
スイッチ回路121は、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合、減速グリッド113の接続先を基準電位点133から負電圧源132に切り替える。但し、スイッチ回路121は、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合、減速グリッド113の接続先を切り替える代わりに、加速グリッド112の接続先を負電圧源132から基準電位点133に切り替えてもよい。
スイッチ回路121は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合、加速グリッド112の接続先を負電圧源132から正電圧源131に切り替える。さらに、スイッチ回路121は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合、減速グリッド113の接続先を基準電位点133から負電圧源132に切り替えてもよい。
短絡検出回路129は、負電圧源132の正極から減速グリッド113に流れる電流Iの大きさが電流閾値を超えたときに、加速グリッド112と減速グリッド113との短絡を検出する。負電圧源132の正極は基準電位点133に接続している。
短絡検出回路129は、負電圧源132の正極から正電圧源131の負極に流れる電流Iの大きさが電流閾値を超えたときに、スクリーングリッド111と加速グリッド112との短絡を検出する。負電圧源132の正極は正電圧源131の負極に接続している。
電流閾値は予め決められた最大電流の大きさを示す。
各電源および各電圧源の図において、プラスは正極を意味し、マイナスは負極を意味する。
短絡検出回路129の構成は、一般的な電源保護回路において過電流を検出する過電流検出回路と同様である。過電流は電流閾値よりも大きい電流である。
図2に基づいて、スイッチ回路121の構成について説明する。
スイッチ回路121は、第1の正電圧スイッチ122と、第2の正電圧スイッチ123と、第1の負電圧スイッチ124と、第2の負電圧スイッチ125と、第1の基準電圧スイッチ126とを備える。
第1の正電圧スイッチ122および第2の正電圧スイッチ123は、正電圧源131の正極に接続している。
第1の負電圧スイッチ124および第2の負電圧スイッチ125は、負電圧源132の負極に接続している。
第1の基準電圧スイッチ126は、基準電位点133に接続している。
***動作の説明***
図2に基づいて、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡していない場合のスイッチ回路121の動作について説明する。
動作し始めた当初の電気推進装置100において、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とのグリッド間は絶縁されている。つまり、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113とは互いに短絡していない。
このとき、負電圧源132の正極から減速グリッド113に流れる電流Iの大きさは電流閾値を超えない。また、負電圧源132の正極から正電圧源131の負極に流れる電流Iの大きさも電流閾値を超えない。
電流Iおよび電流Iが電流閾値を超えない場合、短絡検出回路129は、短絡検出信号128を出力しない。短絡検出信号128は、スクリーングリッド111と加速グリッド112と減速グリッド113との短絡が検出されたときに出力される信号である。
短絡検出信号128が出力されていない場合、スイッチ回路121は、第1の正電圧スイッチ122をスクリーングリッド111に接続する。
また、スイッチ回路121は、第2の正電圧スイッチ123を加速グリッド112から切り離し、第1の負電圧スイッチ124を加速グリッド112に接続する。
さらに、スイッチ回路121は、第2の負電圧スイッチ125を減速グリッド113から切り離し、第1の基準電圧スイッチ126を減速グリッド113に接続する。
これにより、スクリーングリッド111に+1キロボルト程度の正電圧が印加されて、加速グリッド112に−500ボルト程度の負電圧が印加されて、減速グリッド113に0ボルトの基準電圧が印加される。なお、プラズマ生成室143の電位は正電圧と同じ電位である。
そして、スクリーングリッド111と加速グリッド112との電位差によって、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが正の電界を発生させる。また、加速グリッド112と減速グリッド113との電位差によって、加速グリッド112と減速グリッド113とが負の電界を発生させる。
イオン101は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、加速グリッド112と減速グリッド113とが発生させる負の電界によって減速されて、放射される。図では1つのイオン101が放射されているが、実際には多数のイオン101がイオンビーム103として放射される。
図1、図3および図4に基づいて、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合およびスクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合のスイッチ回路121の動作について説明する。
まず、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合のスイッチ回路121について説明する。
図1において、電気推進装置100が動作すると、プラズマ生成室143にある中性粒子144の一部は、プラズマにならずにスクリーングリッド111の孔114から漏れ出してしまう。そして、漏れ出した中性粒子144がイオン101と衝突すると電荷交換イオンが発生し、発生した電荷交換イオンが加速グリッド112に衝突すると加速グリッド112から原子がはじき飛ばされる。このように、衝突によって原子がはじき飛ばされることをスパッタリングという。
スパッタリングによってはじき飛ばされた原子は、加速グリッド112と減速グリッド113との間に堆積する。そして、原子が堆積し続けることによって、加速グリッド112と減速グリッド113との間に導電性の膜または片が生成される。ここでは、導電性の膜または片を金属片115と呼ぶ。
上記のような現象が起こるため、電気推進装置100が長期間動作すると、加速グリッド112と減速グリッド113との間に金属片115が生成されて、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡してしまう。つまり、加速グリッド112と減速グリッド113とのグリッド間の絶縁が維持できない状態になってしまう。
このとき、負電圧源132の正極から減速グリッド113に流れる電流Iの大きさは電流閾値を超える。
そして、電流Iが電流閾値を超えた場合、短絡検出回路129は、短絡検出信号128Aを出力する。短絡検出信号128Aは、加速グリッド112と減速グリッド113との短絡が検出されたときに出力される信号である。
加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡した場合、減速グリッド113に基準電圧を印加しながら、加速グリッド112に負の高電圧を印加することはできない。
そこで、スイッチ回路121は、短絡検出信号128Aが出力された場合、図3に示すように、第1の基準電圧スイッチ126を減速グリッド113から切り離し、第2の負電圧スイッチ125を減速グリッド113に接続する。
これにより、加速グリッド112と減速グリッド113との両方に−500ボルト程度の負電圧が印加される。
そして、スクリーングリッド111と加速グリッド112との電位差によって、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが正の電界を発生させる。
イオン101は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、放射される。
次に、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合のスイッチ回路121の動作について説明する。
スパッタリングによってはじき出された原子は、加速グリッド112と減速グリッド113との間に堆積しやすいが、スクリーングリッド111と加速グリッド112との間にも堆積する。
そのため、加速グリッド112と減速グリッド113との間に金属片115が生成される前に、スクリーングリッド111と加速グリッド112との間に金属片115が生成される可能性がある。つまり、加速グリッド112と減速グリッド113とが短絡する前に、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡してしまう可能性がある。
スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合、スクリーングリッド111と加速グリッド112とのグリッド間の絶縁が維持できない状態になってしまう。
このとき、負電圧源132の正極から正電圧源131の負極に流れる電流Iの大きさは電流閾値を超える。
そして、電流Iが電流閾値を超えた場合、短絡検出回路129は、短絡検出信号128Bを出力する。短絡検出信号128Bは、スクリーングリッド111と加速グリッド112との短絡が検出されたときに出力される信号である。
スクリーングリッド111と加速グリッド112とが短絡した場合、スクリーングリッド111に正の高電圧を印加しながら、加速グリッド112に負の高電圧を印加することはできない。
そこで、スイッチ回路121は、短絡検出信号128Bが出力された場合、図4に示すように、第1の負電圧スイッチ124を加速グリッド112から切り離し、第2の正電圧スイッチ123を加速グリッド112に接続する。さらに、スイッチ回路121は、第1の基準電圧スイッチ126を減速グリッド113から切り離して、第2の負電圧スイッチ125を減速グリッド113に接続する。
これにより、スクリーングリッド111と加速グリッド112との両方に+1キロボルト程度の正電圧が印加されて、減速グリッド113に−500ボルト程度の負電圧が印加される。
そして、加速グリッド112との減速グリッド113との電位差によって、加速グリッド112と減速グリッド113とが正の電界を発生させる。
イオン101は、加速グリッド112と減速グリッド113とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、放射される。
***別例の説明***
図5、図6および図7に基づいて、スイッチ回路121の別例について説明する。
図5において、スイッチ回路121は、第1の正電圧スイッチ122と、第2の正電圧スイッチ123と、第1の負電圧スイッチ124と、第1の基準電圧スイッチ126と、第2の基準電圧スイッチ127とを備える。
第2の基準電圧スイッチ127は、基準電位点133に接続している。
短絡検出信号128が出力されていない場合、スイッチ回路121は、図5に示すように、第1の正電圧スイッチ122をスクリーングリッド111に接続する。さらに、スイッチ回路121は、第1の負電圧スイッチ124を加速グリッド112に接続し、第1の基準電圧スイッチ126を減速グリッド113に接続する。
これにより、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが正の電界を発生させて、加速グリッド112と減速グリッド113とが負の電界を発生させる。
イオン101は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、加速グリッド112と減速グリッド113とが発生させる負の電界によって減速されて、放射される。
短絡検出信号128Aが出力された場合、スイッチ回路121は、図6に示すように、第1の負電圧スイッチ124を加速グリッド112から切り離して、第2の基準電圧スイッチ127を加速グリッド112に接続する。
これにより、加速グリッド112と減速グリッド113との両方に0ボルトの基準電圧が印加される。
そして、スクリーングリッド111と加速グリッド112との電位差によって、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが正の電界を発生させる。
イオン101は、スクリーングリッド111と加速グリッド112とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、放射される。
短絡検出信号128Bが出力された場合、スイッチ回路121は、図7に示すように、第1の負電圧スイッチ124を加速グリッド112から切り離して、第2の正電圧スイッチ123を加速グリッド112に接続する。
これにより、スクリーングリッド111と加速グリッド112との両方に+1キロボルト程度の正電圧が印加されて、減速グリッド113に0ボルトの基準電圧が印加される。
そして、加速グリッド112との減速グリッド113との電位差によって、加速グリッド112と減速グリッド113とが正の電界を発生させる。
イオン101は、加速グリッド112と減速グリッド113とが発生させる正の電界によって抽出および加速されて、放射される。
***効果の説明***
加速グリッド112と減速グリッド113との短絡またはスクリーングリッド111と加速グリッド112との短絡が発生してしまった場合であっても、電気推進装置100の推進機能を維持することができる。つまり、電気推進装置100の寿命を延ばすことができる。
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。
100 電気推進装置、101 イオン、102 イオン源、103 イオンビーム、111 スクリーングリッド、112 加速グリッド、113 減速グリッド、114 孔、115 金属片、120 グリッド制御回路、121 スイッチ回路、122 第1の正電圧スイッチ、123 第2の正電圧スイッチ、124 第1の負電圧スイッチ、125 第2の負電圧スイッチ、126 第1の基準電圧スイッチ、127 第2の基準電圧スイッチ、128 短絡検出信号、129 短絡検出回路、131 正電圧源、132 負電圧源、133 基準電位点、140 プラズマ生成器、141 主陰極、142 電子、143 プラズマ生成室、144 中性粒子、150 中和器、151 中和陰極、152 電子、161 プラズマ生成電源、162 中和陰極電源。

Claims (7)

  1. イオンが発生するイオン源と、
    前記イオン源で発生したイオンが通過するスクリーングリッドと、
    前記スクリーングリッドを通過したイオンが通過する加速グリッドと、
    前記加速グリッドを通過したイオンが通過する減速グリッドと、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドに正電圧を印加し、前記加速グリッドに負電圧を印加し、前記減速グリッドに基準電圧を印加するグリッド制御回路とを備え、
    前記グリッド制御回路は、前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡した場合、前記スクリーングリッドに正電圧を印加し、前記加速グリッドと前記減速グリッドとの両方に負電圧または基準電圧を印加する
    ことを特徴とする電気推進装置。
  2. 前記電気推進装置は、
    正電圧を発生させる正電圧源と、負電圧を発生させる負電圧源とを備え、
    前記グリッド制御回路は、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドを前記正電圧源に接続し、前記加速グリッドを前記負電圧源に接続し、前記減速グリッドを前記基準電圧に相当する基準電位を有する基準電位点に接続するスイッチ回路を備え、
    前記スイッチ回路は、
    前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡した場合、前記減速グリッドの接続先を前記基準電位点から前記負電圧源に切り替える
    請求項1に記載の電気推進装置。
  3. 前記電気推進装置は、
    正電圧を発生させる正電圧源と、負電圧を発生させる負電圧源とを備え、
    前記グリッド制御回路は、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドを前記正電圧源に接続し、前記加速グリッドを前記負電圧源に接続し、前記減速グリッドを前記基準電圧に相当する基準電位を有する基準電位点に接続するスイッチ回路を備え、
    前記スイッチ回路は、
    前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡した場合、前記加速グリッドの接続先を前記負電圧源から前記基準電位点に切り替える
    請求項1に記載の電気推進装置。
  4. 前記グリッド制御回路は、前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとが短絡した場合、前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとの両方に正電圧を印加し、前記減速グリッドに負電圧または基準電圧を印加する
    請求項1に記載の電気推進装置。
  5. 前記電気推進装置は、
    正電圧を発生させる正電圧源と、負電圧を発生させる負電圧源とを備え、
    前記グリッド制御回路は、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドを前記正電圧源に接続し、前記加速グリッドを前記負電圧源に接続し、前記減速グリッドを前記基準電圧に相当する基準電位を有する基準電位点に接続するスイッチ回路を備え、
    前記スイッチ回路は、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとが短絡した場合、前記加速グリッドの接続先を前記負電圧源から前記正電圧源に切り替える
    請求項4に記載の電気推進装置。
  6. 前記スイッチ回路は、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとが短絡した場合、前記減速グリッドの接続先を前記基準電位点から前記負電圧源に切り替える
    請求項5に記載の電気推進装置。
  7. イオンが発生するイオン源と、
    前記イオン源で発生したイオンが通過するスクリーングリッドと、
    前記スクリーングリッドを通過したイオンが通過する加速グリッドと、
    前記加速グリッドを通過したイオンが通過する減速グリッドと、
    前記スクリーングリッドと前記加速グリッドと前記減速グリッドとが短絡していない場合、前記スクリーングリッドに正電圧を印加し、前記加速グリッドに負電圧を印加し、前記減速グリッドに基準電圧を印加するグリッド制御回路とを備え、
    前記グリッド制御回路は、前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとが短絡した場合、前記スクリーングリッドと前記加速グリッドとの両方に正電圧を印加し、前記減速グリッドに負電圧または基準電圧を印加する
    ことを特徴とする電気推進装置。
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