JP6445825B2 - 映像処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像処理装置及び方法に関する。
3DグラフィックスAPI(Application Program Interface)標準には、OpenGL、OpenGL ESまたはDirect 3などがある。API標準は、各フレームに対するレンダリングを行い、映像を表示する方法を含む。各フレームに対するレンダリングを行う時、多くの演算が行われ、多くの電力が消耗する。したがって、レンダリングを行う時、演算量を減らし、メモリにアクセスする回数を減らす必要がある。
本発明の目的は、透明なオブジェクトまたはプリミティブを含むフレームに対するレンダリングを行う時、演算量を減らすための映像処理装置及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することにある。本実施形態が解決しようとする課題は、前述したような課題に限定されず、以下の実施形態から他の課題が類推されもする。
前記目的を達成するために、一実施形態による映像処理方法は、以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定する段階と、前記以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得する段階と、前記透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する段階と、を含む。
他の実施形態による映像処理方法は、以前のドローコマンドと、現在のドローコマンドとが同一であるか否かを決定する段階と、前記以前のドローコマンドと、前記現在のドローコマンドとが同一な場合、前記以前のドローコマンドによるレンダリング過程で獲得された深さ情報及び透明度情報を獲得する段階と、前記深さ情報及び透明度情報に基づいて、現在のフレームについての隠蔽面を除去する段階と、を含む。
さらに他の実施形態による映像処理装置は、以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定する決定部と、前記以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得する獲得部と、前記透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する映像処理部と、を含む。
本発明によれば、以前のフレームから獲得されたオブジェクトまたはプリミティブについての透明度情報を、現在のフレームのオブジェクトまたはプリミティブに適用することによって、映像の処理時に必要な演算量を減らすことができる。
また、フレーム間の重なるオブジェクトの属性が変わらないという点を利用して、現在のフレームについての映像を処理するので、同一なオブジェクトに対する映像処理を効率的に実行することができる。
さらに、ドローコマンドの同一性を判断して、フレーム間の重なるオブジェクトが含まれるか否かを決定することができる。
三次元映像を処理する過程を説明するための図面である。 隠蔽面を除去する方法を説明するための図面である。 一実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。 一実施形態による映像処理方法を説明するための図面である。 他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。 さらに他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。 さらに他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。 他の実施形態による映像処理方法を説明するためのフローチャートである。 さらに他の実施形態による映像処理方法を説明するためのフローチャートである。 さらに他の実施形態による、ドローコマンドの同一性による映像処理方法を説明するためのフローチャートである。 さらに他の実施形態による、プリミティブの透明度による映像処理方法を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
図1は、三次元映像を処理する過程を説明するための図面である。図1を参照すれば、段階11ないし段階17を通じて、三次元映像を処理する過程を表す。
段階11は、映像を表す頂点を生成する段階である。頂点は、映像に含まれたオブジェクトを表すために生成される。
段階12は、生成された頂点をシェーディングする段階である。頂点シェーダは、段階11で生成された頂点の色を指定して、頂点に対するシェーディングを行う。
段階13は、プリミティブを生成する段階である。プリミティブは、点、線または頂点から形成される多角形を表す。一例として、プリミティブは、頂点を連結して形成された三角形を表すこともできる。
段階14は、プリミティブをラスター化する段階である。プリミティブをラスター化することは、プリミティブを複数のフラグメントに分割することを表す。フラグメントは、プリミティブを構成する単位であって、映像処理を実行するための基本単位である。プリミティブは、頂点についての情報のみを含む。したがって、ラスター化する段階において、頂点間のフラグメントを生成する時に補間が行われる。
段階15は、ピクセルをシェーディングする段階である。図1では、ピクセル単位でシェーディングが行われることを示しているが、フラグメント単位でシェーディングが行われてもよい。例えば、ピクセルまたはフラグメントをシェーディングすることは、ピクセルまたはフラグメントの色を指定する。
段階16は、ピクセルまたはフラグメントをテクスチャリングする段階である。テクスチャリングは、ピクセルまたはフラグメントの色を指定する時、予め生成されたイメージを利用する方法である。例えば、シェーディングは、フラグメントにどの色を指定するのか計算を通じて行うが、テクスチャリングは、予め生成されたイメージと対応するフラグメントに、イメージの色と同一な色を指定する方法である。
段階15または段階16の場合、それぞれのピクセルまたはフラグメントをシェーディングまたはテクスチャリングするために、多くの演算が要求される。したがって、シェーディングまたはテクスチャリングする段階をより効率的に行って、演算量を減らす必要がある。シェーディング過程で演算量を減らす代表的な方法として、隠蔽面除去(Hidden Surface Removal: HSR)がある。隠蔽面除去方法は、前方に位置したオブジェクトにより隠されたオブジェクトに対して、シェーディングを行わない方法である。隠蔽面除去方法については、図2を参照して、さらに詳細に説明する。
段階17は、テスト及びミキシングを行う段階である。
段階18は、フレームバッファに保存されたフレームを表示する段階である。段階11ないし段階17を通じて生成されたフレームは、フレームバッファに保存される。フレームバッファに保存されたフレームは、ディスプレイ装置を通じて表示される。
図2は、隠蔽面を除去する方法を説明するための図面である。隠蔽面除去方法は、シェーディング過程で演算量を減らす代表的な方法である。隠蔽面除去方法は、前方に位置したオブジェクトにより隠されたオブジェクトに対して、シェーディングを行わない方法である。三次元空間に複数のオブジェクトが存在する時、複数のオブジェクトは重畳される。例えば、図2において、三次元空間に複数のオブジェクト20,30,40が存在する。焦点50からオブジェクト20,30,40を見れば、複数のオブジェクトは互いに重畳される。したがって、第2オブジェクト30は、第1オブジェクト20により一部の領域35が隠される。また、第3オブジェクト40は、第1及び第2オブジェクト20,30により一部の領域45が隠される。したがって、前方に位置したオブジェクトにより隠される領域35,45は、フレームで表示されていないので、色を指定する必要がない。したがって、領域35,45に対するシェーディングを行わないことを、隠蔽面除去方法という。
図3は、一実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。図3を参照すれば、映像処理装置100は、決定部110、獲得部120及び映像処理部130を含む。映像処理装置100は、フラグメントに対するシェーディングを行う。その時、映像処理装置100は、以前のフレームの透明度情報を利用して、現在のフレームに対するシェーディングを行う。例えば、映像処理装置100は、以前のフレームから獲得されたオブジェクトまたはプリミティブについての透明度情報を、現在のフレームのオブジェクトまたはプリミティブに適用することによって、映像の処理時に必要な演算量を減らすことができる。
映像処理装置100は、フレーム間の重なるオブジェクトの属性が変わらないという点を利用して、現在のフレームについての映像を処理するので、同一なオブジェクトに対する映像処理を効率的に実行することができる。
映像処理装置100は、以前のドローコマンドによるレンダリング過程で獲得された深さ情報及び透明度情報を利用して、隠蔽面を除去する。深さ情報は、深さによって変わるフラグメントの情報を表す。例えば、深さを表す変数をZとする時、Z=1は、最初のフラグメントの深さを表し、Z=2は、二番目のフラグメントの深さを表す。透明度情報は、オブジェクトまたはプリミティブの透明、半透明または不透明などを表す情報である。透明度情報は、オブジェクト、プリミティブ、またはフラグメントの単位に区分して保存される。映像処理装置100は、以前のドローコマンドによりレンダリングを行い、レンダリングを行う過程で、オブジェクト、プリミティブ、またはフラグメントの透明、半透明または不透明を決定する。映像処理装置100は、決定された透明度情報を保存し、次のドローコマンドを実行する時、透明度情報を利用して、隠蔽面を除去する。例えば、映像処理装置100は、不透明なオブジェクトの場合、不透明なオブジェクトに対するシェーディングのみを行う。しかし、映像処理装置100は、透明なオブジェクトの場合、透明なオブジェクトの後方に位置したオブジェクトに対するシェーディングを共に行う。その時、透明なオブジェクトであるか否かは、以前に行われたレンダリング過程で獲得された透明度情報を利用して決定される。
映像処理装置100は、少なくとも一つのプロセッサを含む。また、映像処理装置100に含まれた決定部110、獲得部120及び映像処理部130は、プロセッサにより具現される。例えば、決定部110、獲得部120及び映像処理部130は、プロセッサの一部の領域に具現された論理回路またはプログラムである。または、決定部110、獲得部120及び映像処理部130は、それぞれ別途のプロセッサにより具現される。
決定部110は、以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定する。決定部110は、ドローコマンドの同一性を判断して、フレーム間の重なるオブジェクトまたはプリミティブが含まれるか否かを決定する。
ドローコマンドは、オブジェクトまたはプリミティブについての情報を含む。言い換えれば、ドローコマンドは、いかなるオブジェクトまたはプリミティブに対して、レンダリングを行うのかを表す情報を含む。
例えば、決定部110は、以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとの全体、必須部分または要約情報を比較して、同一なドローコマンドであるか否かを決定する。例えば、決定部110は、必須部分または一部が同一であれば、以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが同一であると決定する。
決定部110は、以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なオブジェクトを含むか否かを決定する。また、決定部110は、以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なプリミティブを含むか否かを決定する。
決定部110は、以前のドローコマンドと、現在のドローコマンドとの一部が同一である場合、一部に対してのみ、同一なものと決定する。例えば、決定部110は、以前のドローコマンドに含まれたオブジェクトと、現在のドローコマンドに含まれたオブジェクトとが同一なものと決定する。また、決定部110は、以前のドローコマンドに含まれたプリミティブと、現在のドローコマンドに含まれたプリミティブとが同一なものと決定する。
獲得部120は、以前のフレームの透明度についての情報を獲得する。以前のフレームは、以前のドローコマンドにより実行された映像である。獲得部120は、以前のフレームに含まれたプリミティブまたはオブジェクトについての透明度を獲得する。
獲得部120は、プリミティブまたはオブジェクトを構成するピクセルの透明度の割合が、予め設定された割合よりも高い場合、プリミティブまたはオブジェクトを透明なものとして設定する。また、獲得部120は、プリミティブまたはオブジェクトを構成するフラグメントの透明度の割合が、予め設定された割合よりも高い場合、プリミティブまたはオブジェクトを透明なものとして設定する。例えば、獲得部120は、プリミティブのフラグメントのうち、90%以上のフラグメントが透明な場合、プリミティブを透明なものとして設定する。
獲得部120は、以前のドローコマンドと、現在のドローコマンドとが同一な場合、以前のドローコマンドによるレンダリング過程で獲得された深さ情報及び透明度情報を獲得する。言い換えれば、獲得部120は、以前のドローコマンドによるレンダリング過程で、深さによってフラグメントの透明度を表す情報を獲得する。
映像処理部130は、透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する。映像処理部130は、以前のフレームに含まれた透明なプリミティブまたはオブジェクトは、現在のフレームでも透明なものとして設定し、映像処理を実行する。
したがって、映像処理装置100は、どのオブジェクトが透明であるか予め設定したので、透明なオブジェクトに対して、深さ方向にシェーディングを行う過程を省略し、逆方向にシェーディングを行う。
映像処理部130は、深さ情報及び透明度情報を、現在のフレームのフラグメントにも同様に適用して、透明なフラグメントが、不透明なフラグメントよりも以前に位置する場合、シェーディングする順序を逆に行う。言い換えれば、映像処理部130は、不透明なフラグメントを先にシェーディングし、透明なフラグメントを後でシェーディングする。映像処理部130は、不透明なフラグメントを優先的にシェーディングすることによって、不要な演算を減らすことができる。映像処理部130が、透明なフラグメントを優先的にシェーディングすれば、以後に不透明なフラグメントをシェーディングし、再び透明なフラグメントをシェーディングする不要な演算が行われる。したがって、映像処理部130は、透明度についての情報によって、透明なフラグメントが、不透明なフラグメントよりも以前に位置する場合、不透明なフラグメントを優先的にシェーディングする。
映像処理部130は、深さ情報及び透明度情報に基づいて、現在のフレームについての隠蔽面を除去する。透明なフラグメントが、不透明なフラグメントよりも以前に位置する場合、映像処理部130は、不透明なフラグメントを優先的にシェーディングして、不透明なフラグメントの後方に位置した隠蔽面を除去する。映像処理部130は、不透明なフラグメントよりも深い位置のフラグメントはシェーディングしないことによって、隠蔽面を除去する。
図4は、一実施形態による映像処理方法を説明するための図面である。図4を参照すれば、透明なプリミティブ51が、不透明なプリミティブ52よりも以前に位置した場合、映像処理を実行する段階を示す。
透明なプリミティブ51及び不透明なプリミティブ52の透明度は、プリミティブ透明度バッファ125に保存されている。したがって、プリミティブ51及びプリミティブ52が透明であるか不透明であるかは、プリミティブ透明度バッファ125から読み取られる。
段階53は、プリミティブ51,52に対するラスターを行う段階である。すなわち、段階53において、プリミティブ51,52は、複数のフラグメントに分割される。
段階54は、フラグメントを深さによって分類し、隠蔽面を除去する段階である。フラグメントが深さによって分類され、不透明なフラグメントよりもさらに深く位置したフラグメントは、隠蔽面として決定されて除去される。
段階55は、深さによって分類されたフラグメントを表す。図4では、透明なフラグメントが、不透明なフラグメントよりも以前に位置した場合を示す。透明なフラグメントと、不透明なフラグメントは、共に段階56へ伝送される。
段階56は、フラグメントに対するシェーディング及びテクスチャリングを行う段階である。透明なフラグメントが、不透明なフラグメントよりも以前に位置した場合、透明なフラグメントと、不透明なフラグメントとが共に受信される。したがって、段階56では、不透明なフラグメントに対するシェーディングを先に行う。段階56では、不透明なフラグメントに対するシェーディングまたはテクスチャリングを行った後に、透明なフラグメントに対するシェーディングまたはテクスチャリングを行う。
段階56が終了すれば、ドローコマンドID、プリミティブID、及び透明度情報が、プリミティブ透明度バッファ125に保存される。ドローコマンドIDは、ドローコマンドを識別するための固有の名称である。プリミティブIDは、プリミティブを識別するための固有の名称である。透明度情報は、プリミティブまたはオブジェクトの透明度を表す情報である。
図5は、他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。図5は、図3に示した映像処理装置100の他の例を示す図面である。したがって、以下省略した内容であるとしても、映像処理装置100に関して説明した内容は、図5の実施形態による映像処理装置100にも適用される。
図5を参照すれば、映像処理装置100は、ドローコマンド履歴バッファ115、プリミティブ透明度バッファ125、及びフラグメントバッファ135をさらに含む。
ドローコマンド履歴バッファ115は、入力されたドローコマンドを保存する。ドローコマンド履歴バッファ115は、メモリの一部分である。
決定部110は、ドローコマンド履歴バッファ115に保存されたドローコマンドと、入力された現在のドローコマンドとを比較する。決定部110は、以前のドローコマンドを検索するために、ドローコマンド履歴バッファ115に接続する。ドローコマンド履歴バッファ115は、ドローコマンドが入力される度にアップデートされる。
同一なドローコマンドが入力された場合、決定部110は、獲得部120へ関連情報を伝送する。フレームは、ドローコマンドにより実行された映像を表す。したがって、決定部110は、現在のドローコマンドに含まれたオブジェクトまたはプリミティブと同一なオブジェクトまたはプリミティブが、以前のフレームに含まれたことを表す関連情報を、獲得部120へ伝送する。
プリミティブ透明度バッファ125は、プリミティブの透明度についての情報を保存する。言い換えれば、プリミティブ透明度バッファ125は、プリミティブが透明であるか不透明であるかを表す情報を保存する。プリミティブ透明度バッファ125は、メモリの一部分である。
獲得部120は、プリミティブ透明度バッファ125から、プリミティブの透明度についての情報を獲得する。獲得部120は、プリミティブ透明度バッファ125に保存されたデータを検索し、現在処理するプリミティブと同一なプリミティブを探す。同一なプリミティブが、プリミティブ透明度バッファ125に保存されている場合、獲得部120は、プリミティブ透明度バッファ125に保存された透明度についての情報を参照して、プリミティブが透明であるか不透明であるかを決定する。
獲得部120は、決定部110から入力された関連情報に基づいて、プリミティブ透明度バッファ125を検索する。言い換えれば、獲得部120は、以前にレンダリングが行われたオブジェクトまたはプリミティブを表す関連情報を受信し、プリミティブ透明度バッファ125を検索して、以前にレンダリングが行われたオブジェクトまたはプリミティブの透明度についての情報を獲得する。
獲得部120は、処理の対象であるオブジェクトまたはプリミティブの透明度についての情報を、映像処理部130に出力する。
フラグメントバッファ135は、深さによるフラグメントについての情報を保存する。例えば、フラグメントバッファ135は、任意の視点から見る時、深さが深くなるほど、いかなるフラグメントが存在するかについての情報を保存する。フラグメントバッファ135は、メモリの一部分である。
映像処理部130は、フラグメントバッファ135から情報を読み取り、映像処理を実行する。例えば、映像処理部130は、フラグメントバッファ135から読み取られた情報を利用して、隠蔽面を除去する。また、映像処理部130は、フラグメントバッファ135から読み取られた情報を利用して、シェーディングまたはテクスチャリングを行う。
映像処理部130は、獲得部120から、映像処理の対象であるプリミティブの透明度についての情報を受信する。映像処理部130は、プリミティブが透明な場合と、不透明な場合とを区分して、映像処理を実行する。例えば、プリミティブが透明な場合、映像処理部130は、深さ方向に不透明なプリミティブが存在するか否かを判断し、不透明なプリミティブに隠された部分は除去する。プリミティブが不透明な場合、映像処理部130は、不透明なプリミティブに隠された部分を除去する。
図6は、さらに他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。図6は、図3に示した映像処理装置100のさらに他の例を示す図面である。したがって、以下省略した内容であるとしても、映像処理装置100に関して説明した内容は、図6の実施形態による映像処理装置100にも適用される。
図6を参照すれば、映像処理装置100は、プロセッサ140と、ディスプレイ部150とを含む。プロセッサ140は、以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定し、以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得し、透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する。例えば、プロセッサ140が実行する映像処理は、幾何学処理及びレンダリングがある。
幾何学処理は、三次元座標系の物体を視点によって変換し、二次元座標系に投影処理する過程である。
幾何学処理は、頂点シェーディングを行う過程、すなわち、三次元座標系の物体の頂点を決定し、頂点の位置を決定する過程を含む。
幾何学処理は、プリミティブを生成する過程を含む。プリミティブは、頂点を連結して生成される。例えば、プリミティブは、三角形、四角形などの多角形である。
レンダリングは、二次元座標系の映像の色を決定して、フレームバッファに保存し、ディスプレイされる二次元映像を生成する過程である。また、レンダリングは、視点の変更によって変わる二次元映像を生成する過程であるといえる。したがって、レンダリングを通じて見えない隠蔽面は除去され、二次元映像を構成するピクセルまたはフラグメントの色が決定される。
図5の決定部110、獲得部120及び映像処理部130は、プロセッサ140の一部分である。
ディスプレイ部150は、プロセッサ140から受信された二次元映像をディスプレイする。ディスプレイ部150は、液晶表示装置(LCD)、プラズマディスプレイパネル、有機電界発光表示装置などの形態に具現される。
図7は、さらに他の実施形態による映像処理装置を説明するための図面である。図7は、図6に示した映像処理装置100の他の例を示す図面である。したがって、以下省略した内容であるとしても、映像処理装置100に関して説明した内容は、図7の実施形態による映像処理装置100にも適用される。
図7の映像処理装置100は、メモリ160をさらに含む。メモリ160は、映像処理過程において利用される情報またはデータを保存する。
メモリ160は、ドローコマンドが入力される度に、ドローコマンドを保存する。メモリ160は、オブジェクトまたはプリミティブについての情報を保存する。例えば、メモリ160は、オブジェクトID、プリミティブID、及びプリミティブリストを保存する。また、メモリ160は、オブジェクトまたはプリミティブの透明度についての情報を保存する。この時、メモリ160には、オブジェクトまたはプリミティブのIDと共に、透明度についての情報が保存される。
図5のドローコマンド履歴バッファ115、プリミティブ透明度バッファ125、及びフラグメントバッファ135は、メモリ160に含まれ、メモリ160の一部領域である。
図8は、他の実施形態による映像処理方法を説明するための図面である。図8は、図3に示した映像処理装置100により行われる段階を示す図面である。したがって、以下省略した内容であるとしても、映像処理装置100に関して説明した内容は、図8の実施形態による映像処理方法にも適用される。
段階210において、映像処理装置100は、以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定する。以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されれば、段階220に進み、そうでなければ、段階240に進む。
映像処理装置100は、同一なドローコマンドが入力されれば、ドローコマンドに含まれた複数のオブジェクトまたはプリミティブのうち、どのオブジェクトまたはプリミティブが同一であるかを決定する。
段階220において、映像処理装置100は、以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得する。以前のフレームの透明度についての情報は、以前のフレームに含まれたオブジェクトまたはプリミティブの透明度を表す情報である。映像処理装置100は、どのオブジェクトまたはプリミティブが透明であるかを表す情報を獲得する。
段階230において、映像処理装置100は、透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する。例えば、映像処理装置100は、透明度についての情報に基づいて、シェーディングを行う前に、どのオブジェクトが透明であるかを決定する。映像処理装置100は、透明なオブジェクトの場合、透明なオブジェクトよりも深さ方向に後方に位置した不透明なオブジェクトに対して、優先的にシェーディングを行う。言い換えれば、映像処理装置100は、深さ方向と逆方向にシェーディングを行う。
段階240において、映像処理装置100は、現在のフレームに対する映像処理を実行する。同一なドローコマンドが入力されていないので、映像処理装置100は、現在のフレームに含まれたオブジェクトまたはプリミティブの透明度を知ることができないので、深さ方向に順次にシェーディングを行う。
図8の段階210ないし段階240は、図3の映像処理装置、または図6及び図7のプロセッサ140により実行される。
図9は、さらに他の実施形態による映像処理方法を説明するための図面である。図9は、図3に示した映像処理装置100により行われる段階を示す図面である。したがって、以下省略した内容であるとしても、映像処理装置100に関して説明した内容は、図9の実施形態による映像処理方法にも適用される。
段階310において、映像処理装置100は、以前のドローコマンドと、現在のドローコマンドとが同一であるか否かを決定する。同一であれば、段階340に進み、そうでなければ、段階320に進む。
段階320において、映像処理装置100は、以前のドローコマンドによるレンダリング過程で獲得された深さ情報及び透明度情報を獲得する。レンダリング過程で獲得された深さ情報は、オブジェクトまたはプリミティブの深さを表す情報である。また、レンダリング過程で獲得された透明度情報は、オブジェクトまたはプリミティブが透明であるか否かを表す情報である。
映像処理装置100は、レンダリングを行う間、オブジェクトの相対的な位置を決定する。したがって、映像処理装置100は、どのオブジェクトが最も前方に位置したか、後方に位置したオブジェクトの一部分が、前方に位置したオブジェクトにより隠されるかを決定する。オブジェクトの相対的な位置を表す情報は、メモリに保存される。映像処理装置100は、同一な過程を、オブジェクトの単位の代わりに、プリミティブの単位で行ってもよい。
段階330において、映像処理装置100は、深さ情報及び透明度情報に基づいて、現在のフレームについての隠蔽面を除去する。映像処理装置100は、獲得されたオブジェクトの相対的な位置によって、後方に位置したオブジェクトの隠蔽面を除去する。また、映像処理装置100は、透明なオブジェクトが存在する場合、透明なオブジェクトの後方に位置したオブジェクトは、隠蔽面に該当しないので除去されない。したがって、透明なオブジェクトの後方に位置したオブジェクトが、不透明なオブジェクトである場合、映像処理装置100は、不透明なオブジェクトの後方に位置したオブジェクトの隠蔽面を除去する。映像処理装置100は、どのオブジェクトが透明であるかを予知しているので、深さ方向にシェーディングを行う過程を省略し、逆方向にシェーディングを行う。
映像処理装置100は、同一な過程を、オブジェクトの単位の代わりに、プリミティブの単位で行ってもよい。
段階340において、映像処理装置100は、現在のフレームについての隠蔽面を除去する。同一なドローコマンドが入力されていないので、映像処理装置100は、現在のフレームに含まれたオブジェクトの透明度を知ることができないので、深さ方向に順次にシェーディングを行う。映像処理装置100は、シェーディング結果に基づいて、透明なオブジェクトを確認する。映像処理装置100は、確認された透明なオブジェクトに対しては、深さ方向と逆方向にシェーディングを行う。オブジェクトの透明度を予知していない場合、映像処理装置100は、シェーディングを順方向に行った後、逆方向に再び行う。したがって、順方向にシェーディングを行う演算がさらに生じる。
図9の段階310ないし段階340は、図3の映像処理装置100、または図6及び図7のプロセッサ140により実行される。
図10は、さらに他の実施形態による、ドローコマンドの同一性による映像処理方法を説明するための図面である。映像処理装置100は、ドローコマンドの同一性によって、入力されたドローコマンドを処理する。
段階410において、映像処理装置100は、現在のフレームをレンダリングするためのドローコマンドを受信する。例えば、ドローコマンドは、どのオブジェクトをどの方向にレンダリングするのかについての情報を含む。
段階420において、映像処理装置100は、ドローコマンド履歴バッファに、現在のドローコマンドと同一なドローコマンドが含まれているか否かを確認する。ドローコマンド履歴バッファは、以前のフレームについてのドローコマンドを保存している。したがって、映像処理装置100は、ドロー履歴バッファに保存されたドローコマンドと、現在のドローコマンドとを比較する。同一なドローコマンドが含まれていれば、段階430に進み、そうでなければ、段階440に進む。
段階430において、映像処理装置100は、以前のフレームに含まれたプリミティブのリストを保存するプリミティブ透明度バッファを利用して、プリミティブの透明度を決定する。以前のフレームに含まれたプリミティブは、以前のフレームに対するレンダリングの対象となったプリミティブを表す。プリミティブ透明度バッファは、以前のフレームに含まれたプリミティブの透明度についての情報を保存する。したがって、映像処理装置100は、プリミティブ透明度バッファを利用して、同一なプリミティブの透明度を決定する。
段階440において、映像処理装置100は、現在のドローコマンドの結合(binding)情報を、ドローコマンド履歴バッファに保存する。ドローコマンド履歴バッファは、入力されるドローコマンドを順次に保存する。
段階450において、映像処理装置100は、各プリミティブについてのプリミティブリストと、プリミティブIDとを生成する。プリミティブリストは、一つのタイルに含まれるプリミティブを表す情報である。タイルは、フレームを分割した単位である。一つのタイルには、複数のプリミティブが含まれる。プリミティブIDは、それぞれのプリミティブを識別するための固有の名称である。
段階460において、映像処理装置100は、現在のフレームについてのプリミティブリストを、シーンバッファに保存する。シーンバッファは、プリミティブリストを保存するメモリである。映像処理装置100は、各タイルごとにいかなるプリミティブが含まれるかを表すプリミティブリストを、シーンバッファに保存する。
段階470において、映像処理装置100は、現在のフレームについての追加のドローコマンドがあるか否かを決定する。追加のドローコマンドがあれば、段階420に進み、そうでなければ、段階480に進む。
段階480において、映像処理装置100は、現在のフレームについての結果映像をレンダリングするために、選択的にシーンバッファを処理する。映像処理装置100がシーンバッファを処理するとは、シーンバッファに保存されたプリミティブに対する映像処理を実行することを表す。
図10の段階410ないし段階480は、図3の映像処理装置100、または図6及び図7のプロセッサ140により実行される。また、図10の段階410ないし段階480は、プリミティブの単位の代わりに、オブジェクトの単位で行われてもよい。
図11は、さらに他の実施形態による、プリミティブの透明度による映像処理方法を説明するための図面である。映像処理装置100は、プリミティブが透明であるか不透明であるかによって、隠蔽面を除去する方法を異にする。
段階510において、映像処理装置100は、現在のフレームについてのプリミティブリストを受信する。プリミティブリストは、タイルごとに生成される。したがって、映像処理装置100は、現在のフレームを、複数のタイルに分割し、各タイルに含まれるプリミティブを表すプリミティブリストを受信する。
段階520において、映像処理装置100は、プリミティブが透明なものとして設定されているか否かを決定する。プリミティブが透明であれば、段階530に進み、そうでなければ、段階540に進む。
段階530において、映像処理装置100は、プリミティブの透明度を利用して、隠蔽面を除去する。透明なプリミティブの後方に位置した不透明なプリミティブは、隠蔽面に該当しない。したがって、映像処理装置100は、不透明なプリミティブにより隠された隠蔽面を除去する。
段階540において、映像処理装置100は、隠蔽面を除去する。プリミティブが透明でないので、映像処理装置100は、プリミティブにより隠された隠蔽面を除去する。
段階550において、映像処理装置100は、現在のフレームについての追加のプリミティブがあるか否かを決定する。追加のプリミティブがあれば、段階550に進み、そうでなければ、段階560に進む。
段階560において、映像処理装置100は、フラグメントシェーディングを行う。映像処理装置100は、隠蔽面として除去されないプリミティブに対するシェーディングを、フラグメントの単位で行う。
段階570において、映像処理装置100は、透明なピクセルの割合に基づいて、プリミティブの透明度を決定する。プリミティブは、複数のピクセルを含む。プリミティブに含まれた複数のピクセルのうち、シェーディング結果として透明なピクセルであると決定されたピクセルの割合が、しきい値を超える場合、映像処理装置100は、透明なピクセルを含むプリミティブを、透明なプリミティブとして決定する。例えば、いずれか一つのプリミティブが100個のピクセルを含み、100個のピクセルのうち90個のピクセルが、透明なピクセルである場合、映像処理装置100は、プリミティブが透明であると決定する。
段階580において、映像処理装置100は、プリミティブ透明度バッファに、プリミティブの透明度についての情報を保存する。映像処理装置100は、段階570において透明であると決定されたプリミティブについての情報を、プリミティブ透明度バッファに保存する。プリミティブ透明度バッファに保存された情報は、以後に同一なプリミティブに対するレンダリングを行う時に利用される。
図11の段階510ないし段階580は、図3の映像処理装置、または図6及び図7のプロセッサ140により実行される。
一方、上述した方法は、コンピュータで実行可能なプログラムにより作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用して、前記プログラムを動作させる汎用のデジタルコンピュータで具現される。また、上述の方法で使われたデータの構造は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、色々な手段を通じて記録される。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、USB(Universal Serial Bus)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的読み取り媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)を含む。
本発明は、例えば、映像処理関連の技術分野に適用可能である。
100 映像処理装置
110 決定部
115 ドローコマンド履歴バッファ
120 獲得部
125 プリミティブ透明度バッファ
130 映像処理部
135 フラグメントバッファ
140 プロセッサ
150 ディスプレイ部
160 メモリ

Claims (18)

  1. 以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されたか否かを決定する段階と、
    プリミティブまたはオブジェクトを構成するピクセルの透明度の割合が、予め設定された割合よりも高い場合、前記プリミティブまたはオブジェクトを透明なものとして設定することにより、前記以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得する段階と、
    前記透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する段階と、を含み
    前記透明度の割合は、前記プリミティブまたはオブジェクト内部の全体ピクセルの個数に対する前記プリミティブまたはオブジェクトの内部で透明なピクセルとして決定されたピクセルの割合である
    映像処理方法。
  2. 前記決定する段階は、
    前記以前のドローコマンドの全体、必須部分または要約情報と、入力されたドローコマンドの全体、必須部分または要約情報とを比較して、同一なドローコマンドであるか否かを決定する請求項1に記載の映像処理方法。
  3. 前記決定する段階は、
    前記以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なプリミティブを含むか否かを決定する請求項1に記載の映像処理方法。
  4. 前記決定する段階は、
    前記以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なオブジェクトを含むか否かを決定する請求項1に記載の映像処理方法。
  5. 前記獲得する段階は、
    前記以前のフレームに含まれたプリミティブまたはオブジェクトについての透明度を獲得する請求項1ないし4いずれか一項に記載の映像処理方法。
  6. 前記映像処理を実行する段階は、
    前記以前のフレームに含まれていた透明なプリミティブまたはオブジェクトは、前記現在のフレームでも透明なものとして設定し、映像処理を実行する請求項1ないしいずれか一項に記載の映像処理方法。
  7. 前記映像処理を実行する段階は、
    前記透明度についての情報によって、透明なフラグメントが不透明なフラグメントよりも前に位置する場合、不透明なフラグメントを優先的にシェーディングする請求項1ないしいずれか一項に記載の映像処理方法。
  8. 以前のドローコマンドと、現在のドローコマンドとが同一であるか否かを決定する段階と、
    プリミティブまたはオブジェクトを構成するピクセルの透明度の割合が、予め設定された割合よりも高い場合、前記プリミティブまたはオブジェクトを透明なものとして設定することにより、前記以前のドローコマンドと、前記現在のドローコマンドとが同一な場合、前記以前のドローコマンドによるレンダリング過程で獲得された深さ情報及び透明度情報を獲得する段階と、
    前記深さ情報及び透明度情報に基づいて、現在のフレームについての隠蔽面を除去する段階と、を含み、
    前記透明度の割合は、前記プリミティブまたはオブジェクト内部の全体ピクセルの個数に対する前記プリミティブまたはオブジェクトの内部で透明なピクセルとして決定されたピクセルの割合である
    映像処理方法。
  9. 前記獲得する段階は、
    前記レンダリング過程で、深さによって変わるフラグメントの透明度を表す情報を獲得する請求項に記載の映像処理方法。
  10. 前記隠蔽面を除去する段階は、
    前記深さ情報及び前記透明度情報を、現在のフレームのフラグメントにも同様に適用して、透明なフラグメントが不透明なフラグメントよりも前に位置する場合、シェーディングする順序を逆に実行する請求項またはに記載の映像処理方法。
  11. 以前のドローコマンドと同一なドローコマンドが入力されるか否かを決定する決定部と、
    プリミティブまたはオブジェクトを構成するピクセルの透明度の割合が、予め設定された割合よりも高い場合、前記プリミティブまたはオブジェクトを透明なものとして設定する前記以前のドローコマンドにより実行された以前のフレームの透明度についての情報を獲得する獲得部と、
    前記透明度についての情報に基づいて、現在のフレームに対する映像処理を実行する映像処理部と、を備え、
    前記透明度の割合は、前記プリミティブまたはオブジェクト内部の全体ピクセルの個数に対する前記プリミティブまたはオブジェクトの内部で透明なピクセルとして決定されたピクセルの割合である
    映像処理装置。
  12. 前記決定部は、前記以前のドローコマンドの全体、必須部分または要約情報と、入力されたドローコマンドの全体、必須部分または要約情報とを比較して、同一なドローコマンドであるか否かを決定する請求項11に記載の映像処理装置。
  13. 前記決定部は、前記以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なプリミティブを含むか否かを決定する請求項11に記載の映像処理装置。
  14. 前記決定部は、前記以前のドローコマンドと、入力されたドローコマンドとが、少なくとも一つの同一なオブジェクトを含むか否かを決定する請求項11に記載の映像処理装置。
  15. 前記獲得部は、前記以前のフレームに含まれていたプリミティブまたはオブジェクトについての透明度如何を獲得する請求項11ないし14いずれか一項に記載の映像処理装置。
  16. 前記映像処理部は、前記以前のフレームに含まれていた透明なプリミティブまたはオブジェクトは、前記現在のフレームでも透明なものとして設定し、映像処理を実行する請求項11ないし15いずれか一項に記載の映像処理装置。
  17. 前記映像処理部は、前記透明度についての情報によって、透明なフラグメントが不透明なフラグメントよりも前に位置する場合、不透明なフラグメントを優先的にシェーディングする請求項11ないし15いずれか一項に記載の映像処理装置。
  18. コンピュータに、請求項1ないし10のうちいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
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