JP6444478B2 - 生体情報測定器における測定手技の解析方法 - Google Patents

生体情報測定器における測定手技の解析方法 Download PDF

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Description

本開示は、センサを用いて生体情報を測定する生体情報測定器における測定手技の解析方法に関するものである。
従来、この種の生体情報測定器(以下、測定器と称す)は、例えば、生体情報測定センサ(以下、センサと称す)が装着されるセンサ装着部を有する本体ケースと、同センサ装着部に接続された測定部と、この測定部に接続された制御部と、この制御部に接続された記憶部、及び時計機能部とを備えていた。そして、この測定器によって測定された測定値が、医師のパソコンに送られて、医師が健康指導を行う時のデータとして利用されていた(例えば、下記特許文献1)。
なお、この種の測定器で測定された測定値は、よく知られているように、許容誤差範囲内(例えば、2003年度ISO15197では、「血糖値75mg/dl未満ではプラスマイナス15mg/dl以内に測定値の95%以上が入ること」)に収まるようになっている。
特開2012−230521号公報
一般に、測定値は、上記許容誤差範囲内ではあっても、患者の測定器の使用状態によっては、バラツキが発生してしまう。例えば、測定時の温度環境や、センサがセンサ装着部に装着されてから測定されるまでの時間によって、測定値に許容誤差範囲内のバラツキが生じてしまうことがある。
しかしながら、上記従来例では医師には測定値のみが送信されるため、この測定値が求められた測定器の使用状態について医師や患者は把握できない。このため、医師や患者は、測定器の使用状態に起因する測定値のバラツキが生じていても、より適切な測定器使用を促進することができなかった。
そこで本開示は、使用者に対して、より適切な測定器使用を促進することができるようにすることを目的とする。
本開示の第1の観点によれば、センサを用いて生体情報を測定する生体情報測定器における測定手技の解析方法であって、測定ステップと、情報取得ステップと、記憶ステップと、表示ステップと、を備えている。測定ステップでは、生体情報測定器による生体情報の測定を行う。情報取得ステップでは、生体情報の測定に際して、この測定の測定値に許容誤差範囲内でバラツキを発生させる情報である測定バラツキ要因情報を、測定改善データとして取得する。記憶ステップでは、生体情報の測定が成功する毎に、測定改善データを測定により得られる測定値に関連づけて記憶部に蓄積する。表示ステップでは、記憶部に蓄積された測定改善データに基づいて、生体情報の測定が成功した時に所定の基準値外であった測定バラツキ要因情報を、表示部に出力する。
すなわち、本発明の測定手技の解析方法によれば、生体情報の測定に際して、この測定の測定値に許容誤差範囲内でバラツキを発生させる情報である測定バラツキ要因情報が取得され、表示ステップで表示される。このため、表示された測定バラツキ要因情報に基づいて、生体情報測定器の使用状態、つまり改善の余地のある使用者の測定手技の状態を把握することができる。
その結果として、使用者に対して、より適切な測定器使用を促進することができるようにするのに有効である。
実施の形態1に係る生体情報測定器を用いた生体情報測定システムを概略的に示す図 同、生体情報測定器の構成図 同、生体情報測定器の記録データを示す図 同、生体情報測定器の動作フローチャート 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の構成図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の動作フローチャート 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の動作フローチャート 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の動作フローチャート 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 同、生体情報測定システムのデータ処理装置の表示部による画面例を示す図 実施の形態2に係る、生体情報測定器の動作フローチャート 同、生体情報測定器の表示部を示す正面図 同、生体情報測定器の表示部を示す正面図 同、生体情報測定器の表示部を示す正面図 同、生体情報測定器の記録データ例を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
[1−1 生体情報測定システム100]
図1は、本実施形態に係る生体情報測定システム100の構成を概略的に示す。生体情報測定システム100は、測定器1と、測定器1(測定器の一例)と通信可能な解析機器17(データ処理装置の一例)とを備える。測定器1は、例えば血糖値等の生体情報を測定する測定器である。なお、以下の例においては、測定器1は、血液(生体試料の一例)をバイオセンサに点着させて血糖値(生体情報の一例)を測定する。解析機器17は、測定値の解析者である医師等が使用する機器であり、例えば、PCや、スマートフォンやタブレット型端末等の携帯端末機器等の装置である。
測定器1と解析機器17は、USBケーブル等の有線や近距離無線等を介して通信する。
[1−2 測定器1]
[1−2−1 測定器1の構成]
図1に示すように、測定器1は、長方形状の本体ケース1aを有する。この本体ケース1aは、センサ2(センサの一例)が装着されるセンサ装着部3(センサ装着部の一例)を備えている。
図2に示すように、本体ケース1aは、内部に、センサ装着部3に接続された測定部4(測定部の一例)と、この測定部4に接続された制御部5(制御部の一例)と、この制御部5に接続された記憶部6(記憶部の一例)と、時計7(時間計測部の一例)とを備えている。また、制御部5には、図1にも示す表示部8及びキー入力部9と、その他に充電式の電池10、通信部11、温度センサ12が接続されている。更にセンサ装着部3に接続され、センサ2の装着及び離脱を検知し制御部5に通知する検知部3aが設けられる。制御部5は、所定のプログラムに従って各機能を実行させるCPU等のプロセッサにより構成される。表示部18は、LCDや有機ELディスプレイ等により構成される。
この測定器1を使用して測定を行う場合、よく知られているように、患者の測定器1の使用状態によっては、つまり、患者の測定手技によっては、測定値に、その許容誤差範囲内でバラツキが発生してしまう。そこで、本実施形態の制御部5は、患者の測定手技の改善を図るために、使用者の測定手技により測定時に測定バラツキを引き起こす可能性のある要因に関する情報として、測定バラツキ要因情報を取得する。具体的には、図2の制御部5内の改善データ取得部13が、測定毎に測定バラツキ要因情報を取得する。
制御部5は、測定部4により実行される測定の日時及び測定値(測定実績の一例)と、同測定値の取得時に制御部5が取得する測定バラツキ要因情報と、を関連づけたデータを生成し、記憶部6に記憶させる。具体的には、制御部5は、測定部4により得られる今回の測定値と、この制御部5が今回の測定時に取得する測定バラツキ要因情報と、を関連づけて図3に示すような測定改善データ15、16を作成する。そして、この測定改善データ15、16を記憶部6内の改善データテーブル14に記憶させる。
[1−2−2 測定改善データの生成]
測定バラツキ要因情報と、この測定バラツキ要因情報を保持する測定改善データについて、図3(a)の測定改善データ15、図3(b)の測定改善データ16を例にして説明する。
測定改善データ15、16は、「測定バラツキ要因情報」及び「測定ミス要因情報」の2つの情報を含む。測定バラツキ要因情報とは、使用者の測定手技により測定時に測定バラツキを引き起こす可能性のある要因に関する情報であり、例えば、後述する5点の要因データを有している。また、測定ミス要因情報とは、使用者の測定手技による測定ミスに関する情報で、例えば、後述する2点の要因データを有している。
これら7点の要因データ(測定バラツキ要因情報の5点、測定ミス要因情報の2点)は、測定毎に制御部5の改善データ取得部13によって取得される。そして、使用者が測定する時の改善すべき項目が7点の要因データにより判断される。
まず、測定バラツキ要因情報を説明する。測定バラツキ要因情報は、例えば次の5点の要因データから構成される。
(1)温度エリア
温度エリアとは、推奨測定温度である25度から所定の温度範囲(例えば10度〜40度)で測定が実施されたか否かを示す情報(温度情報の一例)である。測定は、推奨測定温度である25度の環境下で行うことが望ましい。例えば、屋外において測定を行った場合、測定失敗にはならないが、所定の温度範囲外で測定される場合がある。この温度エリアの基準値は、例えば10度〜40度とする。なお、推奨測定温度は、例えば25度とする。
(2)温度変化
温度変化とは、測定器1の起動から測定までに所定値(例えば1度/分以上)以上の温度変化があったか否かを示す情報(温度情報の一例)である。測定は、測定器1の内部温度が測定環境の温度と同じになった状態で実施することが望ましい。例えば、室内においてセンサ2をセンサ装着部3に装着することで測定器1を起動し、その後、血糖値の測定前に測定器1を持って室外に移動した場合、起動から測定までの間に所定値以上の温度変化が発生する場合がある。この温度変化の基準値は、例えば1度/分とする。
(3)測定までの時間
測定までの時間とは、測定器1の起動から測定までに基準値(例えば10分)以上の時間が経過したか否かを示す情報(センサ装着後時間情報の一例)である。センサ2は、空気に触れた状態が続くと測定機能が劣化する惧れがある。よって、測定は、素早く行うことが望ましい。例えば、センサ2をセンサ装着部3に装着した状態で、テレビの視聴に夢中になってしまった時等は、起動から測定までに基準値以上の時間が経過してしまうことがある。この測定までの時間の基準値は、例えば10分とする。
(4)点着量
点着量とは、測定時に血液の追い足しがあったか否かを示す情報(生体試料の量情報の一例)である。測定は、血液の追い足しがないように行われることが望ましい。点着量の基準値は、血液の追い足し有りとする。
(5)充電後
充電後時間とは、電池10の充電完了後から基準値の時間(例えば10分)以上経ってから測定器1が起動されたか否かを示す情報(充電後時間情報の一例)である。測定は、充電による測定器1内の温度上昇が無い状態で行われることが望ましい。例えば、測定器1の充電を忘れており、急いで充電して測定する時等に、充電完了後から基準値の時間内に測定してしまう場合が発生する。この充電後の基準値は、例えば10分とする。
次に、測定ミス要因情報を説明する。測定ミス要因情報は、例えば次の2点の要因データから構成される。
(A)抜き差し
抜き差しとは、今回の正常測定よりも前の測定時において、何度かセンサ2がセンサ装着部3に対して抜き差しされたか否かを示す情報(センサ抜差情報の一例)である。例えば、センサ2を裏返しにセンサ装着部3に装着してしまったので、これを引き抜き再度、正常な状態でセンサ2をセンサ装着部3に装着した場合がそれに当たる。この場合には、センサ2に複数回指が当接することになるので、汚れや体温の移動等の問題が発生する惧れがあり、これはできるだけ避けるべきものである。この抜き差しの基準値は、センサ2の抜き差しが有りとする。
(B)失敗
失敗とは、今回の正常測定よりも前の測定時において、失敗測定が発生したか否かを示す情報(測定失敗情報)である。例えば、環境温度の異常(例えば、10度以下での測定)、測定中の衝撃(測定器1の落下)等の理由により測定が失敗する時がある。この失敗の基準値は、失敗有りとする。
これら7点の要因データが測定値及び測定が行われた日時と関連付けられることにより測定改善データ15、16が作成される。これら測定改善データ15、16は、記憶部6の改善データテーブル14に記録される。
なお、これら測定バラツキ要因情報の要因データ、及び測定ミス要因情報の要因データに対するそれぞれの基準値は、あらかじめ記憶部6に記憶させている。これら基準値は制御部5によって読み出され(取得され)、制御部5は、この基準値外であるか否かの判定結果を測定改善データ15、16として記憶部6に記憶させる。
[1−2−3 測定器1の動作]
以下に、図4を参照しながら測定改善データの生成処理と測定値の取得について説明する。ここでは、図3(a)の測定改善データ15を作る過程を例にとって説明する。
使用者が、図1のセンサ2を測定器1のセンサ装着部3に装着すると(S401)、電源がONとなって測定器1の制御部5が起動する(S402)。
その後、制御部5は、血糖値の測定と改善データの取得を開始する。
まず、制御部5の改善データ取得部13は充電後時間情報を取得することにより、改善データの1つである要因データの「(5)充電後」情報の確認を行う(S403)。具体的には、制御部5の改善データ取得部13は、記憶部6に予め記憶しておいた最後に電池10の充電を終了した時刻と時計7の現在時刻とを用いて、充電完了後の経過時間を算出する。そして、測定器1が電池10の充電完了後から所定時間(例えば10分)以上経ってから起動されたか否かを判定する。なお、この所定時間は、基準値として、上述のごとく、あらかじめ記憶部6に記憶させている。測定器1が電池10の充電完了後から所定時間未満で起動された時は、改善データ取得部13は、測定に改善の余地が「有り」と判断し、改善データテーブル14に記録する。この場合、図3(a)の測定改善データ15に示すように、(5)充電後「有り」と記録する。
次に、制御部5は、センサ装着部3近傍の温度を所定間隔で検出するモードに移行する(S404)。このとき、制御部5は、血液が点着部2aに点着されるまでの間、時計7のタイマー機能により所定間隔で継続的に、温度センサ12を用いてセンサ装着部3近傍の温度を検出する。この所定間隔で検出された温度を用いて、所定時間の温度変化を繰り返し算出する。
そして、制御部5の改善データ取得部13は、「(2)温度変化」情報の確認行う(S405)。具体的には、改善データ取得部13は、上記所定時間における温度変化が基準値(例えば1度/分以上)以上であった時には、測定に改善の余地が「有り」と判断し、改善データテーブル14に記録する。今回の測定では、血液が点着部2aに点着されるまでの間に所定値以上の温度変化が無かったものとする。この場合、図3(a)に示すように、測定バラツキ要因情報の(2)温度変化が「OK」と記録される。
また、制御部5は、血液が点着部2aに点着されるまでの間にセンサ2がセンサ装着部3より引き抜かれたことを検出する(S406〜S407)。S405〜S407は、血液が点着部2aに点着されるまでの間、繰り返し実行される。
図4のS406において、センサ2がセンサ装着部3から抜かれると、改善データ取得部13は、センサ2の抜き差しが有ったことを、センサ抜差有ログとして記憶部6に記憶する(S408)。その後、制御部5は、測定動作を終了する。このようにセンサ2が抜かれたため測定が成功せず測定値が取得できない時、このセンサ抜差有ログは、次に測定が成功した時に取得される測定値に、測定改善データとして付加される。
次に、制御部5は、測定部4により血液の点着を通知されると、次の要因データ、すなわち測定までの経過時間情報を取得することにより、「(3)測定までの時間」の確認を行う(S409)。具体的には、改善データ取得部13は、測定器1が起動してから血液が点着されるまでの経過時間を、時計7を用いて算出する。そして、測定までに基準値以上の時間(例えば10分)が経過していた時には、測定に改善の余地が「有り」と判断し、改善データテーブル14に記録する。今回の測定では、測定までに基準値以上の時間が経過していないものとする。この場合、図3(a)に示すように、測定バラツキ要因情報の(3)測定までの時間が「OK」と記録される。
その後、測定部4により血糖値が測定される(S410)。この血糖値測定時に、血液の追い足しがあった時には、測定部4は、記憶部6に血液追足「有り」とログを記録する。
なお、測定が失敗した時、例えば測定の基準温度範囲(5度〜45度等)外で測定を行った時には(S411)、改善データ取得部13は、測定の失敗が有ったことを、測定失敗有ログとして記憶部6に記憶する(S412)。その後、制御部5は、測定動作を終了する。つまり、測定が成功せず測定値が取得できなかった時、この測定失敗有ログは、次に測定が成功した時に取得される測定値に、測定改善データとして付加される。
測定が正常に行われると、制御部5は、測定された血糖値を記憶部6に記録し、改善データ取得部13は血糖値とともに測定日時を、図3(a)の測定改善データ15に記録する(S413)。例えば、この測定改善データ15は、2012年11月12日午前7時10分00秒に測定したデータを示しており、その時の血糖値は80である。
次に制御部5は、「(1)温度エリア」情報の確認を行う(S414)。具体的には、改善データ取得部13が、温度センサ12により現在の測定温度を取得し、基準値(例えば10度〜40度)内か否かを確認する。そして、測定温度が基準値外の時には、測定に改善の余地が「有り」と判断し、改善データテーブル14に記録する。なお、この温度エリアの判定に用いる基準値(例えば10度〜40度)は、測定のエラー判定に用いる基準温度範囲(例えば5度〜45度)よりも狭い温度範囲であって、かつエラー判定に用いる基準温度範囲内に含まれるものとしている。このため、測定エラーにはならないが測定に改善の余地がある要因を取得できるものとなる。今回は、測定温度が温度エリアの基準値内なので、図3の(a)に示すように、測定バラツキ要因情報としての(1)温度エリアが「OK」と記録される。
次に制御部5は、「(4)点着量」情報の確認を行う(S415)。具体的には、改善データ取得部13が、記憶部6に血液追足有りログが有るか否かを判定し、血液追足有りログが有る時には、測定改善データ15に、測定に改善の余地が「有り」と記録する。今回は、血液追足有りログが無いものとする。その場合、図3(a)に示すように、測定バラツキ要因情報としての(4)点着量が「OK」と記録される。
その後、制御部5は、表示部8に測定した血糖値(今回は、80)を表示する(S416)。
さらに、制御部5は、上述の通りログに保存された「(A)抜き差し」情報や「(B)失敗」情報の確認を行う(S417)。具体的には、改善データ取得部13は、記憶部6にセンサ抜差有ログが有るか否かを判定する。センサ抜差有ログが有るということは、前回の成功した測定から今回の成功した測定までに、センサの抜き差しがあったことを示している。この時は、改善データ取得部13は、測定に改善の余地が「有り」と、測定改善データ15に記録する。今回は、センサ抜差有ログが無いものとする。この場合、図3(a)に示すように、測定ミス要因情報としての「(A)抜き差し」が「OK」と記録される。
また、改善データ取得部13は、記憶部6に測定失敗有ログが有るか否かを調べる。測定失敗有ログが有るということは、前回の成功した測定から今回成功した測定までに、測定の失敗があったことを示している。よって、改善データ取得部13は、測定に改善の余地が「有り」と、測定改善データ15に記録する。今回は、測定失敗有ログが無いものとする。この場合、図3の(a)に示すように、測定ミス要因情報としての「(B)失敗」が「OK」と記録される。
その後、制御部5は、センサ抜差有ログ及び測定失敗有ログを消去する(S418)。
最後に、制御部5は、測定改善データ15を記憶部6の改善データテーブル14に記録し、測定動作を終了する(S419)。
以上のように測定が成功した時、測定改善データ15は、S413で測定が成功した血糖値と関連付けられて、S419で記憶部6の改善データテーブル14に記憶される。この結果、図3(a)に示す測定改善データ15が完成する。すなわち、本実施形態においては、測定器1の使用状態について改善すべき項目を判断可能な7点の要因データ(測定バラツキ要因情報の要因データの1〜5、測定ミス要因情報の要因データのA〜B)を取得し、測定の成功時に測定値と関連付けて記憶部6に記憶させる。
図3(b)は、測定改善データ16を示し、測定改善データ15の後で行われた測定で、測定が成功した時に作成されたものである。この測定改善データ16は、例えば2012年11月12日午前11時23分00秒に測定したデータを示しており、その時の血糖値は82であった。そしてこの測定改善データ16によれば、「有り」と記録された(1)温度エリア、(2)温度変化、(A)抜き差し、に改善すべき状態が発生していることが理解される。
制御部5は、測定の成功時に毎回、測定値を測定改善データに関連づけて記憶部6に記憶させる。これにより、記憶部6は複数個の測定改善データ(例えば、測定改善データ15、測定改善データ16)を記憶することになる。その後、制御部5は、通信部11を介して、測定値、作成された測定改善データ15、測定改善データ16を、外部に出力する。具体的には、図1に示すように、解析者である医師の解析機器(データ処理装置の一例)17に送信する。
なお、解析機器17からのデータは表示装置に出力される。この表示装置には、測定改善データ15、測定改善データ16が保持する測定バラツキ要因情報、及び測定ミス要因情報の少なくともいずれか一つの情報が表示される。なお、本実施形態の表示装置は、解析機器17の本体ケース内に表示部18として内蔵されているものとする。
[1−3 解析機器17]
[1−3−1 解析機器17の構成]
図5は、解析機器17の概略構成図である。解析機器17は、表示部18、制御部19、通信部20、時計21、電源部22、キー入力部23、及び記憶部24を備える。表示部18は、LCDや有機ELディスプレイ等により構成され、解析機器17の本体ケース内で制御部19に電気的に接続されている。制御部19は、所定のプログラムに従って各機能を実行させるCPU等のプロセッサにより構成される。この制御部19には、通信部20、時計21、電源部22、キー入力部23、及び記憶部24が接続されている。
そして、測定器1が、例えばUSBケーブルによって、解析機器17に接続されると、測定器1の通信部11から、測定値と、測定値に関連付けられた測定改善データ(例えば、図3の測定改善データ15、測定改善データ16)が、複数個送信される。
[1−3−2 解析機器17の動作]
図6は、解析機器17による測定改善データの処理を示す。測定器1より送信された測定改善データが、解析機器17により通信部20を介して受信されると、解析機器17の制御部19は受信した測定改善データを記憶部24の改善データテーブル25に記録する(S601)。
医師が解析機器17のキー入力部23を操作すると、制御部19は、表示部18に図9に示す画面A「BG測定解析メニュー」を表示させる(S602)。そして、操作者である医師のボタン選択を待つ(S603)。なお、本実施形態でのBGとはBlood Glucoseの略であり、血糖値を示すものである。
これ以降、表示部18に表示されるボタンは、医師がキー入力部23を操作することにより選択される。画面Aには、「測定結果解析」ボタン、「ユーザー操作状況」ボタンの二つのボタンが表示される。
画面Aの「測定結果解析」ボタンが選択されると、制御部19は、所定のBG解析を行う(S604)。このBG解析は、従来から行われている解析であるので、詳細な説明は割愛するが、測定改善データとともに送られた複数の血糖値の推移を元に、測定器1の使用者の健康管理を行うものである。
画面Aの「ユーザー操作状況」ボタンが選択されると、制御部19は、図10に示すように、画面B「ユーザー操作状況確認メニュー」を表示部18に表示させる(S605)。そして、医師のボタン選択を待つ(S606)。
これ以降、医師は、表示される画面を用いて、測定改善に関する解析を行う。
画面Bには、「月単位の推移」ボタン、「週単位の推移」ボタン、「要因データ単位の推移」ボタンの三つのボタンが表示される。
「月単位の推移」ボタンが選択されると、制御部19は、測定改善データを構成する要因データ(7個の要因データ)の個数を月単位に集計し、その集計結果を表示部18に表示させる。「週単位の推移」ボタンが選択されると、制御部19は、測定改善データを構成する要因データの個数を週単位に集計し、その集計結果を表示部18に表示させる。「要因データ単位の推移」ボタンが選択されると、制御部19は、測定改善データを構成する要因データの個数を、要因データ毎に集計し、その集計結果を表示部18に表示させる。
すなわち、画面Bで「月単位の推移」ボタンが選択されると(S607)、図7の処理に移行し、制御部19は、図11に示すように、画面C「月単位の推移(全体表示)」を表示部18に表示させ(S701)、医師のボタン選択を待つ(S702)。
図11の画面Cでは、制御部19は、測定に改善の余地が有る要因データの個数を、月単位に集計して時系列に棒グラフ表示する。このように、測定に改善の余地が有る要因データの個数が月単位で集計して表示されるので、医師は、測定器1の使用状態、つまり改善の余地のある患者の測定手技の状態を把握することが出来る。その結果、患者に対して測定器1のより適切な使用方法をアドバイスすることができる。具体的には、例えば画面Cにおいて、この使用者の測定に改善の余地が有る要因データが、11ヶ月前が109個、10ヶ月前が52個、先月が9個、今月は3個と示されている。つまり、改善の余地が有る要因データの数が減ってきていることが示されている。したがって医師は、「この患者は、測定器1を適切に使用できるようになってきた」と解析することができ、この解析結果に沿って患者に「適切に測定できるようになって来ています」と、アドバイスできる。
画面Cの右側には、「メニュー」ボタン、「要因データ別表示」ボタン、「グループ別表示」ボタンの三つのボタンが表示される。図11の画面Cで「メニュー」ボタンが選択されると、制御部19は、図6のS605に戻り、図10の画面B「ユーザー操作状況確認メニュー」を表示部18に表示させる(S703)。
図11の画面Cで「要因データ別表示」ボタンが選択されると、制御部19は、図12に示すように画面D1「月単位の推移(要因データ別)」を、表示部18に表示させ(図7のS704)、医師のボタン選択を待つ(図7のS705)。
画面D1の右側には、要因データ毎のチェックボックス、「全体表示」ボタンが表示される。画面D1では、制御部19は、改善の余地が有る要因データを、要因データ毎に月単位で集計して表示する。この表示は、画面右側に設けた要因データのチェックボックスをオン/オフすることにより、要因データ毎に表示と非表示を切り換えることが出来る。例えば、図13の画面D2「月単位の推移(要因データ別)」に示すように、「温度変化大」のチェックボックスだけをオンすると、要因データ「温度変化」の内、測定に改善の余地が「有り」と記録された個数を月単位に集計して表示する。
図12の画面D1に戻って、解析の一例を示すと、「(B)失敗」の要因データ(図12の十字マーク)の内、今月が3個、先月が6個、2ヶ月前が6個となっている。これを見た医師は、「最近、患者の測定失敗の数が多いな」と解析することができる。そして、この解析結果に沿って患者に測定器1の適切な使用方法をアドバイスすることができる。
以下に、医師の患者に対するアドバイス例を、要因データ毎に示す。
(1)温度エリア:「室内とか、できるだけ25度付近で測定して下さい。」
(2)温度変化:「手で持って測定しないで下さい。」、「メーター(測定器1)をポケット等に入れないで下さい。」、「メーターを環境になじませてから使って下さい。」
(3)測定までの時間:「センサを挿入したら、素早く測定して下さい。」
(4)点着量:「血液を十分につけて下さい。」
(5)充電後:「測定は、充電する前にして下さい。」
(A)抜き差し:「センサを何度も抜き差ししないで下さい。」
(B)失敗:「測定手順に従って、正確に測定して下さい。」
その結果として、測定器1の使用者に対して、より適切な測定器使用を促すことができるようにすることができる。
図12の画面D1(或いは図13の画面D2)で、「全体表示」ボタンが選択されると、制御部19は、図11の画面C「月単位の推移(全体表示)」を表示部18に表示させ(S706)、S701に戻る。
図11の画面Cで「グループ別表示」ボタンが選択されると、制御部19は、図14に示すように画面E「月単位の推移(グループ別)」を表示部18に表示させ(S707)、医師のボタン選択を待つ(S708)。
画面Eの右側には、「グループ個別表示」ボタン、「全体表示」ボタンの二つのボタンが表示される。画面Eでは、制御部19は、測定バラツキ要因を構成する5個の要因データを測定条件グループ、測定ミス要因を構成する2個の要因データを操作ミスグループとし、それぞれのグループで測定に改善の余地が「有り」と記録された要因データの個数を月単位に集計して表示する。例えば、測定条件グループと操作ミスグループの合計で、11ヶ月前が109個、10ヶ月前が52個、先月が9個と表示されている。
画面Eで「グループ個別表示」ボタンが選択されると、制御部19は、図15に示すように画面F「月単位の推移(グループ個別)」を、表示部18に表示させ(S709)、医師のボタン選択を待つ(S710)。
画面Fの右側には、要因データグループ毎のチェックボックス、「戻る」ボタンが表示される。画面Fでは、制御部19は、要因データのグループ(上述した、測定条件グループと操作ミスグループ)毎の改善データを月単位に集計して表示する。この表示は、画面右側に設けたグループのチェックボックスをオン/オフすることにより、グループ毎に表示と非表示を切り換えることが出来る。
画面Fでの医師の解析例としては、例えば「11ヶ月前は、操作ミス(測定ミス要因)よりも測定条件(測定バラツキ要因)が多かったが、最近の3ヶ月では、操作ミス(測定ミス要因)の方が多いな」と解析することができる。医師は、この判断後、患者に測定器1の適切な使用方法をアドバイスすることになる。
画面Fで「戻る」ボタンが選択されると、制御部19は、図14の画面E「月単位の推移(グループ別)」を表示させ(S711)、S707に戻る。
画面E「月単位の推移(グループ別)」で「全体表示」ボタンが選択されると)、制御部19は、図11の画面Cを表示させ(S712)、S701に戻る。
画面C上の「メニュー」ボタンが選択されることにより図10の画面Bに戻る(図6のS605)。
画面Bの「週単位の推移」ボタンが選択されると(図6のS606、S608)、制御部19は、上述した図7のS701〜S712の処理を、今度は週単位で実施する。この説明は、煩雑化を避けるために割愛する。
画面Bで「要因データ単位の推移」ボタンが選択されると(図6のS606、S609)、制御部19は、図8の処理に移行し、図16に示すように画面G「要因データ(最新3ヶ月)」を表示部18に表示させ(図8のS801)、医師のボタン選択を待つ(S802)。
画面Gの右側には、「3ヶ月間」ボタン(期間ボタン)、「メニュー」ボタンの二つのボタンが表示される。画面Gでは、制御部19は、例えば最近3ヶ月間の改善の余地が「有り」と記録された要因データの個数を、要因データ毎に集計して表示する。この集計期間は、医師が「3ヶ月間」ボタンを選択することにより変更が可能で、例えば、1ヶ月、6ヶ月の集計表示が可能となっている(S803)。
画面Gでの、医師の解析の一例を示すと、最近3ヶ月間における要因データ個数のうち「失敗」が突出して多いため、「この患者は、測定の失敗が多いな」と解析することができる。そして、この解析結果に沿って医師は患者に測定器1の適切な使用方法をアドバイスする。
画面Gで「メニュー」ボタンが選択されると(S804)、制御部19は、図6のS605に戻り、図10の画面Bを表示し、医師のボタン選択を待つことになる。
なお、上記図6〜図9に示された動作処理は、医師の操作により、プログラムを起動することにより開始し、プログラムを終了させることにより終了する。
[1−4 変形例]
なお、本実施形態においては、測定値に関連付けた測定バラツキ要因情報を医師の解析機器17に送り、医師が解析機器17に表示された測定バラツキ要因情報をもとに、患者に測定器1のより適切な使用方法をアドバイスすることができるものとしたが、これに限定されない。測定値に関連付けた測定バラツキ要因情報は、患者の携帯端末(データ処理装置の一例で、図示せず)に送るようにしてもよい。この構成にすれば、測定値と測定バラツキ要因情報が患者の携帯端末に表示される。したがって患者自身が測定器1の使用状態を把握することができるので、その結果として、患者に対して、より適切な測定器使用を促すことができるものとなる。
[1−5 効果等]
以上説明したごとく、本実施形態の測定器1は、センサ2が装着されるセンサ装着部3を有する本体ケース1aと、センサ装着部3に接続された測定部4と、この測定部4に接続された制御部5と、この制御部5に接続された記憶部6と、時計7とを備え、制御部5は、制御部5が血糖値の測定に際して取得する測定バラツキ要因情報を、同血糖値の測定により得られる測定値に関連づけて記憶部6に記憶させる構成としたものであるので、測定器1による適切な測定が実施できるようにすることができる。
すなわち、測定器1の制御部5は、測定が実行された時に、より適切な測定器使用を促すため、測定時における測定バラツキ要因情報を取得し、この測定バラツキ要因情報を測定部4による今回の測定値に関連づけて記憶部に記憶させている。
したがって、測定器1の記憶部6に記憶された測定値が、測定バラツキ要因情報とともに医師のパソコンに送られると、医師はパソコン上に表示された測定バラツキ要因情報をもとに、測定器1の使用状態を知ることが出来、患者に測定器1のより適切な使用方法をアドバイスすることができる。その結果として、使用者に対して、より適切な測定器1の使用を促進することができる。
また、測定器1の記憶部6に記憶された測定バラツキ要因情報に基づくアドバイスを、この測定器1の表示部8に表示させるようにすると、使用者自らが測定器1のより適切な使用方法を理解することができる。
(実施の形態2)
以下、主に図18〜21を参照しながら、実施の形態2に係る測定器1の動作について説明する。
この実施の形態2では、図18〜図20に示すように、使用者の測定手技を改善するため、基準値外である測定バラツキ要因情報が一つでもある時には、測定改善アドバイスを、測定前に、実施の形態1の測定器1が有する表示部8に表示する構成とした。その他の構成や動作については、上記実施の形態1と同様であるため、同様の図面及び符号を参照する。また、重複する構成及び動作は説明を省略する場合がある。
この実施の形態2に係る測定器1によっても、使用者自身がこの測定改善アドバイスを確認することにより、適切な測定器使用を促進することができる。
なお、測定改善アドバイスが表示される測定器1の表示部8はタッチ入力式で、画面に表示されたボタン(操作キーの一例)に使用者が触れると操作キーが操作された状態となり、これにより制御部5がボタンに関連づけられた制御を行う。本実施形態においては、画面上にボタン(操作キーの一例)を表示したが、本体ケース1aに操作キーを設け、操作を実施しても良い。また、本実施形態の測定改善アドバイスは、これからアドバイスを行う旨の事前通知、アドバイスの概要、アドバイスの詳細、の3種類のアドバイスから構成されている。そして表示に際しては、先ず、これからアドバイスを行う旨の事前通知を表示し、次に、アドバイスの概要を表示し、その後、アドバイスの詳細を表示する。
以下、測定器1の動作について実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
[2−1 動作]
以下に、図17を参照しながら、本実施形態に係る測定器1の動作フローチャートを用いて詳細に説明する。
図1に示すセンサ2が、図1、図2に示すセンサ装着部3に装着されると(S1701)、電源がONとなって測定器1の制御部5が起動する(S1702)。
その後、制御部5は、記憶部6の改善データテーブル14から前回の測定の測定改善データを取得する(S1703)。
すると、制御部5は、先ず、図18に示すように、例えば、「あなたの測定手技の改善アドバイスをします」と表示部8に表示し、これから測定手技の改善アドバイスを行うことを使用者に事前に通知する(S1704)。この表示により、使用者は、測定手技のアドバイスがあることを測定前に知ることができる。
このアドバイスの通知とともに、制御部5は、図18に示すように、OKボタン26(操作キーの一例)、測定ボタン27(操作キーの一例)を表示部8に表示させる。制御部5は、いずれのボタンが操作されるかを判定する(S1705)。
使用者が、測定ボタン27に触れると、S1711の処理に進み、血液の点着及び血糖値の測定動作に移行する。
使用者が、OKボタン26に触れると、制御部5は、上述した測定改善データ(例えば、図3(a)の測定改善データ15、又は図3(b)測定改善データ16)に記録された要因データに対し、これら要因データがそれぞれの基準値外であるか否かを個別に判定する。つまり、基準値外である要因データの有無を判定する(S1706)。
制御部5は、7つの要因データがいずれも基準値を満たす時には、後述するテーブルデータ28を参照し、アドバイスの概要として「前回良い測定ができております。今回も同様に測定をしましょう」と表示する(S1707)。かかる通知により、使用者は今までの測定手技に間違いがないことを認識でき、引き続き適切な測定器1の使用を促すことができる。
一方、制御部5は、基準値外の要因データが有ると判定した場合は、後述するテーブルデータ28を参照し、アドバイスの概要を表示部8に表示させる(S1708)。
本実施形態の制御部5は、測定改善のアドバイスを行うことを事前に通知した後、使用者が表示部8に設けたOKボタン26を操作した場合であって、基準値外の要因データ(測定バラツキ要因情報、測定ミス要因情報)が一つでもある時には、アドバイスの概要を表示部8に表示させる。このため、アドバイスの概要が、測定前に、測定器1の表示部8に表示されるので、使用者である患者は、このアドバイスの概要を見てから測定を行うことができる。その結果、より適切な測定器1の使用を促進することができるものとなる。
具体的に一例を挙げると、例えば測定時の温度情報、つまり(1)温度エリア、或いは(2)温度変化、で基準値外の要因データが有る時には、図19に示すように、今回のアドバイスの概要を、「温度が安定した状態で測定をしましょう」と表示する。このように、具体的なアドバイスを表示することで、使用者に対して、今回の測定では温度が安定した状態での測定することを心がけるように促すものとなる。また、これからアドバイスを行うことを事前に通知した後にアドバイスの概要を表示するので、使用者は表示の内容を適切に理解することができる。
制御部5は、S1708において、改善アドバイスの概要を表示部8に表示させた場合、図19に示すように、詳細ボタン29と測定ボタン27を表示部8に表示させる。制御部5は、いずれのボタンが操作されるかを判定する(S1709)。
使用者が測定ボタン27に触れると、S1711の処理に進み、血液の点着及び血糖値の測定動作に移行する。一方、使用者が詳細ボタン29に触れると、制御部5は、後述するテーブルデータ28を参照し、図20に示すような改善アドバイスの詳細を表示部8に表示させる(S1710)。なお、この改善アドバイスの詳細の表示については、後述する。
S1710で、使用者が図20(a)の(操作キーの一例である)戻るボタン32に触れると、制御部5は、図17のS1708に戻り、図19に示すようにアドバイスの概要を再び表示する(S1708)。
S1705又はS1709において、使用者が測定ボタン27(図18又は図19)に触れると、制御部5は、点着待ち画面(図示せず)を表示部8に表示し、使用者にセンサ2への血液の点着を促す(S1711)。
そして、センサ2へ血液が点着されると、測定部4により測定を行う(S1712)。
この時、制御部5は、上述したように、測定部4により得られた今回の測定値と、今回の測定時における測定バラツキ要因情報とを関連づけて記憶部6の改善データテーブル14に記憶させる。
なお、制御部5は、S1701においてセンサが挿入され、S1702において電源がONとなり起動した後は、上記S1703〜S1711の処理に並行して、図4のS403〜S409の処理を行うようにしてもよい。その場合、S1712の血糖値測定後は、図4のS411〜S419の処理に移行する。
[2−2 アドバイスの詳細表示]
[2−2−1 要因データに対応するアドバイスの内容]
図20(a)〜図20(e)は、測定改善データに基づくアドバイスの詳細の表示例を示し、図21は、要因データ、アドバイスの概要、アドバイスの詳細の関係を表すテーブルデータ28を示す。このテーブルデータ28は予め記憶部6に記憶されている。このテーブルデータ28の構成を以下に説明する。
テーブルデータ28は、図21に示すように、要因データごとに4グループに分けられており、それぞれの要因データに対する、アドバイスの概要とアドバイスの詳細を含む。
第1グループでは、要因データは、測定時の温度情報である(1)温度エリア、(2)温度変化、及び充電後の時間情報である(5)充電後、である。第1グループの要因データについて基準値外のものがある場合、アドバイスの概要は、例えば「温度が安定した状態で測定しましょう」というような内容となる。
第1グループに対するアドバイスの詳細は、例えば以下の5つを含む。
1.「温度が安定した状態とは、測定中の温度変化が少ない状態です」
2.「例えば:・測定環境に馴染んでいる(10分以上放置)」
3.「・空気の流れが少ない(クーラーの風が直接当たらない場所」
4.「・手でメーターを握っていない・充電後すぐの測定」
5.「・直射日光とか熱源が周りに存在しない」
第2グループでは、要因データは、センサ2がセンサ装着部3に装着されてから測定部4により測定されるまでの時間情報である(3)測定までの時間、及び測定ミス要因情報である(A)抜き差し、(B)失敗、である。第2グループの要因データについて基準値外のものがある場合、アドバイスの概要は、例えば「良品センサを使用し、時間内に測定しましょう」というような内容となる。
第2グループに対するアドバイスの詳細は、例えば以下の6つを含む。
1.「良品センサとは、未使用のセンサで適切な状態で管理されているセンサです」
2.「例えば:・一度メーターに挿入したセンサの再使用を控えましょう」
3.「高温、高湿状態下にあったセンサの使用を控えましょう」
4.「測定前にセンサの種類と期限を確認しましょう」
5.「また、以下に注意して下さい・センサの裏表に注意して挿入しましょう」
6.「センサ挿入から10分以内に点着しましょう。測定が自動で終了します」
第3グループでは、要因データは、センサ2に点着される血液量情報である(4)点着量、である。第3グループの要因データについて基準値外のものがある場合、アドバイスの概要は、例えば「センサに血液を十分に点着しましょう」というような内容になる。
第4グループに対するアドバイスの詳細は、例えば以下の1つを含む。
1.必要な血液を出してから点着しましょう。
第4グループは、基準値外の要因データが無い時のアドバイス情報である。アドバイスの概要は、例えば「前回良い測定ができております。今回も同様に測定をしましょう」というような内容となる。またこの場合、アドバイスの詳細のデータはなく、詳細メニューを表示しない。
[2−2−2 アドバイスの詳細の表示例]
本実施形態の制御部5は、上述のごとく、基準値外の要因データの有無を判定し、上記テーブルデータ28を参照して、アドバイスの概要、アドバイスの詳細を表示部8に表示させる。
次に、アドバイスの詳細の表示について説明する。
制御部5は、図19に示すように、アドバイスの概要を表示する時、詳細ボタン29(操作キーの一例)、測定ボタン27を表示部8に表示させる。そして、アドバイスの概要が表示された後、使用者が、詳細ボタン29に触れると、測定改善アドバイスの詳細を表示部8に表示する(図17のS1710)。
具体的に一例を挙げると、例えば図21のテーブルデータ28の第1グループに属する、要因データ(1)温度エリア、(2)温度変化、(5)充電後の内、いずれか一つでも基準値外である時、制御部5は、図21のテーブルデータ28から、要因データに対応するアドバイスの詳細を取り出し、これら詳細データを図20(a)〜図20(e)に示すように、表示部8に順次表示する。
アドバイスの詳細は、表示部8に表示された(操作キーの一例である)次ボタン30、(操作キーの一例である)前ボタン31を使用者が操作することにより切り替える。今回は、図20(a)〜(e)に示すように、以下の5つのアドバイスの詳細を切り替えながら順次表示する。
1.「温度が安定した状態とは、測定中の温度変化が少ない状態です」(図20(a))
2.「例えば:・測定環境に馴染んでいる(10分以上放置)」(図20(b))
3.「・空気の流れが少ない(クーラーの風が直接当たらない場所)」(図20(c))
4.「・手でメーターを握っていない・充電後すぐの測定」(図20(d))
5.「・直射日光とか熱源が周りに存在しない」(図20(e))
[2−3 変形例]
上記測定器1においては、制御部5が記憶部6の改善データテーブル14から取得する測定改善データは前回測定時のものに限定されない。最後に改善アドバイスを通知してから複数の測定を行っている場合、同複数の測定時に取得された複数の測定改善データを記憶部6に取得しておき、同複数の測定改善データに基づき、上記改善アドバイスを通知するようにしてもよい。
[2−4 効果等]
以上説明したように、この実施の形態2の制御部5は、基準値外の要因データ(測定バラツキ要因情報、測定ミス要因情報)が一つでもある時には、測定改善アドバイスを、測定部4による測定前に、表示部8に表示する構成とする。このため、使用者に対して、より適切な測定器使用を促進することができる。
すなわち、基準値外の要因データ(測定バラツキ要因情報、測定ミス要因情報)が一つでもある時には、制御部5が測定器の記憶部に記憶された要因データに基づく測定改善アドバイスを、測定部4による測定前に、表示部8に表示させる。このため、使用者は測定手技のアドバイスがあることを測定前に知ることができる。したがって、測定者自らが測定器1のより適切な使用方法を理解することができる。その結果として、使用者に対して、より適切な測定器使用を促進することができるものとなる。
(その他実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1及び2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略等を行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1及び2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
[1]
測定器1及び解析機器17間の通信は、有線、無線のいずれであってもよい。また、測定器1の測定改善データを含むデータは、測定器1に接続されたPCや携帯端末等の通信機器に送信され、同通信機器より解析機器17にネットワークを介して送信されるようにしてもよい。
また、使用者が測定器1に接続された通信機器を利用する場合、通信機器からのデータは、サーバー装置に送信され、蓄積されてもよい。この場合、サーバー装置は、解析機器17からのリクエストに応じて、測定改善データを送信する。また、この場合、解析機器17の制御部19の機能(測定改善データの記憶、測定改善データの解析処理)の一部又は全てをサーバー装置の制御部に持たせてもよい。
[2]
上記実施の形態においては、測定器1の制御部5は、測定改善データにおける測定実績として測定日時と測定値とを取得しているが、これに限定されない。測定実績は、測定日時のみ、或いは測定日のみであってもよく、これらのデータを測定バラツキ要因情報等の要因データと関連付けてデータ処理装置に送信されるようにしてもよい。
[3]
上記に示した、測定器1の表示部8及び解析機器17の表示部18に出力される画面のレイアウト、表示態様、アドバイスの内容、ボタンの表示等は一例であり、上記のものに限定されない。
[4]
上記実施の形態においては、測定器1として血糖値測定器を例にしていたが、これに限定されない。生体試料として生体から得られる物質(例えば、血液、尿、組織、細胞等)を用いて生体情報(コレステロール量、中性脂肪量、アルブミン量、グロブリン量、酸素飽和度、ヘモグロビン量、ミオグロビン量、尿酸値等)を測定する機器であればよい。
[5]
上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができるものである。
[6]
本願発明は、上記実施形態における生体情報測定器やシステムとして実現されることに限定されず、生体情報測定器の適切使用促進方法としても実現可能である。
本開示は、生体情報測定器と、それを用いた生体情報測定システムとして、広く活用が期待されるものである。
1 測定器
2 センサ
2a 点着部
3 センサ装着部
4 測定部
5 制御部
6 記憶部
7 時計
8 表示部
9 キー入力部
10 電池
11 通信部
12 温度センサ
13 改善データ取得部
14 改善データテーブル
15 測定改善データ
16 測定改善データ
17 解析機器
18 表示部
19 制御部
20 通信部
21 時計
22 電源部
23 キー入力部
24 記憶部
25 改善データテーブル
26 OKボタン
27 測定ボタン
28 テーブルデータ
29 詳細ボタン
30 次ボタン
31 前ボタン
32 戻るボタン

Claims (7)

  1. センサを用いて生体情報を測定する生体情報測定器における測定手技の解析方法であって、
    前記生体情報測定器による前記生体情報の測定を行う測定ステップと、
    前記生体情報の測定に際して、この測定の測定値に許容誤差範囲内でバラツキを発生させる情報である測定バラツキ要因情報を、測定改善データとして取得する情報取得ステップと、
    前記生体情報の測定が成功する毎に、前記測定改善データを前記測定により得られる測定値に関連づけて記憶部に蓄積する記憶ステップと、
    前記記憶部に蓄積された前記測定改善データに基づいて、前記生体情報の測定が成功した時に所定の基準値外であった前記測定バラツキ要因情報の個数を所定期間ごとに集計し、前記個数を、表示部に出力する表示ステップと、
    を備えた測定手技の解析方法。
  2. 前記表示ステップでは、1つまたは複数個の前記測定バラツキ要因情報を、前記表示部に表示する、
    請求項1に記載の測定手技の解析方法。
  3. 前記測定バラツキ要因情報は、測定が実施された時の温度情報、前記生体情報測定器の起動から測定までの温度変化情報、のうち、少なくとも1つを含む、
    請求項1または2に記載の測定手技の解析方法。
  4. 前記測定バラツキ要因情報は、前記センサが前記生体情報測定器のセンサ装着部に装着されてから前記生体情報を測定するまでの時間情報、前記センサに点着される生体試料の量情報のうち、少なくとも1つを含む、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の測定手技の解析方法。
  5. 前記測定バラツキ要因情報は、前記生体情報測定器の充電池の充電完了後から前記生体情報測定器の起動までの時間情報である、
    請求項1から4のいずれか1つに記載の測定手技の解析方法。
  6. 前記生体情報の測定毎に、測定の失敗に関する情報である測定ミス要因情報をさらに取得し、測定ミス要因情報のログを前記記憶部に作成するログ作成ステップを、さらに備え、
    前記記憶ステップでは、前記生体情報の測定が成功した時に、前記測定ミス要因情報のログが有る場合には、前記測定ミス要因情報を前記測定改善データに付加し、この測定改善データを前記測定により得られる測定値に関連づけて前記記憶部に蓄積し、
    前記表示ステップでは、前記記憶部に蓄積された前記測定改善データの前記測定ミス要因情報の個数を所定期間ごとに集計し、その個数を前記表示部に出力する、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の測定手技の解析方法。
  7. 前記測定ミス要因情報は、前記生体情報測定器のセンサ装着部に対する前記センサの抜差情報、測定の失敗を示す測定失敗情報の少なくとも1つである、
    請求項6に記載の測定手技の解析方法。
JP2017232404A 2012-12-28 2017-12-04 生体情報測定器における測定手技の解析方法 Active JP6444478B2 (ja)

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