JP6443792B2 - ベッド用サイドテーブル - Google Patents

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Description

本発明は、めがね、携帯電話、たばこなどの小物類を、就寝時等にベッドの枕元に置いておくことのできるベッド用サイドテーブルに関する。
一般に、ベッドが棚付きである場合には、就寝時等に、めがね、携帯電話、たばこ、雑誌などといった小物類を置いておくことができるが、棚が付いていないヘッドボードタイプのベッドでは、枕元付近に据え置き型のサイドテーブルを別途用意する必要がある。しかし、据え置き型のサイドテーブルは、ベッドサイドに設置するだけのスペースがなく利用することができなかったり、設置できてもベッドサイドの空間域を専有してしまい邪魔になることも多い。そのためベッドサイドに狭いスペースが有る場合に、そのスペースを利用できるような簡易型のサイドテーブルが望まれている。
ところで従来、ヘッドボードの背面に収納させたテーブル板を着脱自在とし、使用時に取り出してベッドサイドに装着できるようにした簡易型のサイドテーブルを付属させたベッドなるものが知られている(特許文献1の図1、図3参照)。
しかしなかがら、このものは、ヘッドボード(2)の両側背面に角形の連結筒(7)が設けられた固定プレート(9)を取着できるようにし、取着された固定プレート(9)の連結筒(7)内に、テーブル板(4)に設けられた連結アーム(6)の挿入部(8)を挿入することにより着脱自在とし、ベッドの背面側に収納したり、ヘッドボード(2)の側端側にテーブルとして利用できるようにしたベッドに一体的に付属させた構造となっている。
このため、ヘッドボード(2)の背面側に収納スペースが必要となるだけでなく、テーブル板(4)を脱着操作するための操作スペースが必要となり、ヘッドボード(2)を壁面に密着させてベッドを設置できないという欠点を有し、しかも、サイドテーブルとして使用する際にも、テーブル板(4)固有の大きさのスペースに加え、さらにこれとは別に、挿入部(8)を連結筒(7)に抜き差しする操作スペースも必要となり、結局、ヘッドボード(2)の背面側と側面側に操作スペースを要し、ベッドサイドの狭い空きスペースを有効利用して一般的なヘッドボードタイプのベッドに採用することができないものであった。
また、特許文献2に開示された病床用のキャスター付きカウンターテーブルや、特許文献3に開示されたティッシュホルダーなるものが知られているが、特許文献2のものにあっては、可動支柱(6)と固定柱(14)とを伸縮させてテーブルを昇降可能にできるとする利点があり、特許文献3のものにあっては、L字状に折曲させた取付け脚(2)を、床板とマットレス間に挟み込み挿入して採用できる利点があるものの、何れのものもベッド上で用いることを前提とし、特に、特許文献3のものものを常設させると、ケース体としてのティッシュ取付架台(1)がマットレス上に突出しているため、寝返りなどした際に架台(1)に手などをぶつけて負傷する危惧がある。
特開2012−187279号公報 特開2007−008579号公報 特開2010−279459号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、テーブル板をベッドサイドに配置して用いられるものでありながら、ベッドサイドにテーブル板の奥行き幅となる狭い空きスペースさえあれば設置することができると共に、その上下方向の空きスペースを利用して、マットレス面の上方位置からその側面となる下方位置までをテーブル板の昇降ストローク域として設定することが可能となり、基板とは背反する側に設けられたテーブル板を、支持柱を介して基板を床板とマットレス間に挟み込み挿入させた設置状態のまま、その高さ位置を自由に調整操作することができるだけでなく、春夏秋冬の季節に応じて使用される掛け布団などの寝具状況に合わせて、任意の高さ位置となるマットレスとテーブル板の下面域に形成される空間幅を容易に変更することができ、ベッドサイドの上下空間域を有効的に活用することができる。しかも、テーブル板の基端側コーナー部を、ヘッドボードの前面または側面に対し選択的に当接配置できるので、テーブル板への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされ、テーブル板上に置かれた小物類の落下を抑止することができるベッド用サイドテーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のベッド用サイドテーブルは、ベッドの枕元に設置されて小物類を置くためのベッド用サイドテーブルであって、前記サイドテーブルは、床板とマットレス間に挟み込み挿入される基板と、該基板の基端側となる略中央部位に立設された支持柱と、その上端側に取着されたテーブル板とからなり、前記支持柱を、昇降可能に構成せしめる一方、前記テーブル板は、前記支持柱を介して、マットレスよりも外側となる空間域にテーブル面が形成され、前記基板とは背反する状態で互いに異方向に向けて配設せしめると共に、前記テーブル面に、マットレスに接触してそのコーナー部を覆うよう前記支持柱から前記基板と対面する側に延出せしめた延出面域を有して形成しめ、延出面域を、高さ位置調整によって、その下面域と前記基板との間で、マットレスを挟み込んだ隙間の無い状態で位置決めセット可能に構成してあることを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成したことにより、テーブル板をベッドサイドに配置して用いられるものでありながら、ベッドサイドにテーブル板の奥行き幅となる狭い空きスペースさえあれば、引出し付きベッドであっても何ら開閉機能を損なうことなく設置することができると共に、その上下方向の空きスペースを利用して、マットレスの上となる上方位置からその側面となる下方位置までをテーブル板の昇降ストローク域として設定することが可能となり、基板とは背反する側にテーブル面が設けられたテーブル板を、支持柱を介して基板を床板とマットレス間に挟み込み挿入させた設置状態のまま、その高さ位置を自由に調整操作することができる。その結果、春夏秋冬の季節に応じて使用される掛け布団などの寝具状況に合わせて、任意の高さ位置となるマットレスとテーブル板の下面域に形成される空間幅を容易に変更することができるだけでなく、マットレス面よりも低い位置にテーブル板を配置したセットも可能とし得て、ベッドサイドの上下空間域を極めて有効的に活用することができ、しかも、テーブル板は、テーブル面と共に、基板と対面する側にマットレスのコーナー部に接触した状態で覆うよう延出された延出面域を含めたテーブル面域をもって形成されているので、マットレスを延出面域と基板とによって挟み込んだ隙間の無い状態で、かつ、支持柱をマットレスの側面に当接させた状態で位置決めセットするとができ、テーブル板への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされるだけでなく、テーブル板とマットレス間に指などを挟んでしまうことを防止する防止機能を向上させることができ、さらに、このセット状態から、延出面域の基端側コーナー部の側面を、ヘッドボードの前面に対し当接配置できるので、より安定した設置状態とすることができ、テーブル板上に置かれた小物類の落下を抑止することができる。
本発明の実施形態に係るベッド用サイドテーブルの正面図である。 図1の一部破断左側面図である。 図1の一部破断底面図である。 テーブル板取付け構造における他の実施例を示すベッド用サイドテーブルの正面図である。 図4の一部破断左側面図である。 図4の一部破断平面図である。 ベッド用サイドテーブルのベッドへの設置状態を示す(A)は斜視図、(B)は平面図である。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示するベッド用サイドテーブルを図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係るベッド用サイドテーブルの正面図、図2はその一部破断左側面図、図3は一部破断底面図である。これらの図に示すように、1はベッドの枕元に設置され、めがね、携帯電話、たばこなどの小物類を、就寝時等に置いておくことのできるベッド用サイドテーブルであって、該サイドテーブル1は、ベッド6の床板61とマットレス62との間に挟み込み挿入される基板2と、該基板2の基端側となる略中央部位に立設された支持柱3と、その上端側に取着されたテーブル板4とを備え、ベッド6の左右何れの側にも設置できるよう勝手違いのない態様で構成される。
基板2は、板状の金属製矩形パネルにて、幅12cm、奥行き18cmの大きさをもって角部が面取り形成された平板21と、この平板21の表面に接着剤等により被着された滑り止め用の保護シート22とからなる。なお、保護シート22は、マットレス62の下面に常時圧接された状態で面当てされるので、軟質や硬質の樹脂、布、ゴム等所定の滑り止め機能を有し、マットレス62を保護する機能を有するシート材が好適である。
この様に基板2を、板状の金属製矩形パネルにて形成すると、床板61がサイドボード64の上端面から面落ちするベッドに使用した際に、平板21の板厚端面がサイドボード64の上端部に係止され抜け止め規制板として機能させることができる。
支持柱3は、断面コ字状の扁平型に形成された金属製の下支柱31と上支柱32とからなり、その開口側同士を対向させリング部材51を挟んで蝶ネジ5により組付けられている。つまり、下支柱31は、マットレス62から突出しないその厚さ幅よりも短く形成されて上支柱32に外嵌され、上支柱32は下支柱31に内嵌された状態で互いに凹凸嵌合することで、スライド(伸縮)自在に組付け係合される。このように、マットレス62の厚さ幅よりも短く形成された下支柱31によって、テーブル板4をマットレス62の側面まで移動すると、テーブル板4の裏面に下支柱31の先端が、または、基板2に上支柱32の下端が当接するまでスライドできる。なお、支持柱3を下支柱31と上支柱32の2部材で構成したが、3部材でスライド(伸縮)自在に組付け係合するように構成しても良い。
また、下支柱31には、その中央板面の略中間位置に蝶ネジ5を螺入するためのタップ孔加工されたネジ孔311が設けられ、その下端から中央板面をL字状に折曲された基板2への取付け片312が形成され、上支柱32には、その中央板面の縦方向に、ネジ孔311に螺入された蝶ネジ5の緊緩操作で、昇降(上下移動)可能に組付け固定するための長孔321が穿設されており、その上端からL字状に折曲されたテーブル板4への取付け片322が形成されている。取付け片312の基板2への取着は、その基端側端面となる上面中央位置に金属製接着剤にて貼付け固定され、取付け片322のテーブル板4への取着は、その基端側端部となる下面中央位置にビス固定により一体化されている。
テーブル板4は、角部が面取り形成された矩形状のテコラパネル材にて、厚さ1.5cm、幅35cm、奥行き20cmの大きさをもって形成されるが、材質は、木材、金属製曲げ加工材、樹脂材など各種素材を用いて良いことは勿論である。上支柱32(支持柱3)の取付け片322とテーブル板4との取付け位置は、基板2と対面する側に延出せしめた延出面域41(図3の一点鎖線で示す面域)を有するように、その基端部側から内方側に位置ズレさせた中央部位に取り付けられており、テーブル面域は、この延出面域41を含めて、テーブル板4の先端部側がマットレス62よりも外側の空間域に、基板2とは背反する状態で互いに異方向に向けて形成されている。これにより、延出面域41は、サイドテーブル1をベッド6に設置した際に、その下面域がマットレス62のコーナー部を覆う高さ位置にセットできるようになっている。
つまり、上支柱32に形成された長孔321の長さ幅が移動ストロークとして設定されており、そこの移動ストローク域は、テーブル板4が、マットレス62の上方位置からその側面となる下方位置までを昇降移動可能なものとして設定されており、テーブル板4は、基板2を床板61とマットレス62間に挟み込み挿入させた状態のまま、この移動ストローク内を蝶ネジ5の緊緩操作による位置変更によって上下位置がスライド調整され、延出面域41の下面域をマットレス62に接触させてコーナー部を覆う位置に位置調整できるようになっている。
また、テーブル板4の基端側コーナー部を、床板61とマットレス62間に挟み込み挿入された基板2の位置合わせ(位置ずらし)調整で、ヘッドボード63の前面または側面に対し選択的に当接させて配置できる構成となっている
図4〜図6に示す実施形態は、テーブル板4を上支柱32(支持柱3)に折り畳み可能に取付けした構成に係るもので、図4はベッド用サイドテーブルの正面図、図5はその一部破断左側面図、図6は一部破断平面図である。これらの図に示すように、テーブル板4は、支持柱3に蝶番331を介して蝶着せしめ、基板2を床板61とマットレス62間に挟み込み挿入させた設置状態のまま、下方に回転させて折り畳み可能に構成される。
つまり、上支柱32には、テーブル板4を固定する取付け片322に換えて、その上端から延出面域41側に向けてL字状に折曲されて、延出面域41を回り止めするための受け片323が形成され、その基板2とは背反する側に蝶番331を取付けするためのブラケット33が装着されている。
ブラケット33は、前面部が蝶ネジ5の突出幅よりも大きくなるよう平面視コ字状に形成され、前面部に蝶番331が、側面部に蝶番332がそれぞれ取着されており、蝶番331には、テーブル板4が水平姿勢から垂直姿勢に変姿できるよう下方に折り畳み可能に蝶着される。また、蝶番332には、テーブル板4の裏面に係止してその水平姿勢を支持受けした状態で維持し、テーブル板4の折り畳み時に水平方向に回転して支持受け状態を解離させ、テーブル板4を垂直姿勢とするための支持部材34が蝶着される。
支持部材34は、全体が正面視逆L字状に折曲形成された上面片と垂直片とからなり、蝶着側の上面片がテーブル板4を支持受けした際に、蝶番331に当接しないようL字状に切欠きされている。
これにより、テーブル板4は、受け片323により延出面域41が基板2側に回り止め規制された状態で、支持部材34によりテーブル板4の裏面を支持受けした状態で、その水平姿勢が維持され、支持部材34の回転操作で支持受け状態を解離して下方に折り畳み回転させて蝶ネジ5に当接しない状態で垂直姿勢に変姿することができるようになっている。
次に、本発明の実施態様に係るサイドテーブル1を、ベッド6に設置して使用する態様について、図7に基づいて説明する。図中(A)はベッドへの設置状態を示す斜視図、(B)は平面図であって、これら図に示すように、先ず、ベッド6の床板61とマットレス62との間に基板2を挟み込み挿入する。その際、ベッドサイドの空きスペースがテーブル板4の奥行き幅と略同幅のスペースしかない場合には、マットレス62をずらして基板2を挟み込み挿入して設置すればよい。この挟み込み挿入させた設置状態のまま蝶ネジ5の緊締操作でテーブル板4の高さ調整を行なった後、テーブル板4の基端側となる延出面域41のコーナー部を、床板61とマットレス62間に挟み込み挿入された基板2の位置合わせ調整で、図7(A)に示すように支持柱3をマットレス62に当接させた状態でヘッドボード63の前面に当接させて配置させ、または、図7(B)に示すように支持柱3をマットレス62から離間させた状態でヘッドボード63の側面に当接させて配置するかの何れかのポジションに位置合わせ調整してセッティングすれば設置完了である。
つまり、テーブル板4には延出面域41が形成されているので、その高さ位置調整は次のように行うことができる。
(1)支持柱3をマットレス62に当接させた状態では、
・マットレス62とサイドボード64とが段差無く面一タイプのベッド6であても、延出面域41の側面をヘッドボード63の前面に当接させることができる。
・テーブル板4の高さ位置を、図7(A)に示すように、延出面域41の下面域をマットレス62に接触させてコーナー部を覆う位置に調整して、マットレス62を延出面域41と基板2により挟み込んだ隙間の無い状態となり、側面への当接と共により安定した設置状態とすることができる。
したがって、テーブル板4への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされ、テーブル板4上に置かれた小物類の落下に対する抑止機能を向上させることができるだけでなく、延出面域41の無いものに比し、テーブル板4とマットレス62間に指などを挟んでしまうことを防止する防止機能を向上させることができる。
(2)支持柱3をマットレス62から離間させた状態では、
・延出面域41のコーナー部の側面または前面の何れかを、ヘッドボード63の前面または側面に対し選択的に当接配置できる。
・テーブル板4の高さ位置をマットレス62の上面よりも低い位置に配置させて、延出面域41の前面をマットレス62の側面に当接させた配置が行え、側面への当接と共により安定した設置状態とすることができる。
したがって、テーブル板4への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされ、テーブル板4上に置かれた小物類の落下に対する抑止機能を向上させることができる。
(3)当接/離間何れの状態であっても、
・支持柱3を中心に基板2とテーブル板4が左右対称状に配設され勝手違いのない構成となっているので、テーブル板4の高さ位置をマットレス62の上面よりも高い位置に配置させて、例えば、冬もの掛け布団が使用された際に、支持柱3を介してマットレス62とテーブル板4との下面域に形成される空間域内に入り込ませて、より枕元側に引き上げることができ、春夏秋冬の季節に応じて使用される掛け布団などの寝具状況に合わせて、任意の高さ位置となる空間幅を容易に変更することができる。
以上の様に、床板61とマットレス62間に挟み込み挿入された基板2の位置合わせ調整と、テーブル板4の高さ位置調整との組み合わせ設定で、種々のセットパターンをもって設置でき、ベッドの種類を含む設置状況変化に応じ、かつ好みに応じたセッティングが可能となり、その使い勝手を大幅に改善することができる。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、いま、ベッド6のサイドの狭い空きスペースを利用して枕元側にサイドテーブル1を設置するのであるが、本発明にかかるサイドテーブル1は、床板61とマットレス62間に挟み込み挿入される基板2と、該基板2の基端側となる略中央部位に立設された支持柱3と、その上端側に取着されたテーブル板4とからなり、支持柱3を、昇降可能に構成せしめる一方、テーブル板4は、支持柱3を介して、マットレス62よりも外側となる空間域にテーブル面が形成され、基板2とは背反する状態で互いに異方向に向けて配設せしめると共に、当該テーブル面に、マットレス62に接触してそのコーナー部を覆うよう支持柱3から基板2と対面する側に延出せしめた延出面域41を有して形成しめ、延出面域41を、高さ位置調整によって、その下面域と基板2との間で、マットレス62を挟み込んだ隙間の無い状態で位置決めセット可能に構成してある。
この様に構成すると、テーブル板4をベッド6のサイドに配置して用いられるものでありながら、ベッド6のサイドにテーブル板4の奥行き幅となる狭い空きスペースさえあれば、引出し付きベット゛6であっても何ら開閉機能を損なうことなく床板下方の付加機能に影響を与えることなく種々のベッドに採用して設置することができると共に、その上下方向の空きスペースを利用して、マットレス62の上面側となる上方位置における高さ調整だけでなく、マットレス62の側面側となる下方位置までをテーブル板4の昇降ストローク域として設定することが可能となり、基板2とは背反する側に設けられたテーブル板4を、支持柱3を介して基板2を床板61とマットレス62間に挟み込み挿入させた設置状態のまま、その高さ位置を自由に調整操作することができる。
その結果、春夏秋冬の季節に応じて使用される掛け布団などの寝具状況に合わせて、任意の高さ位置となるマットレス62とテーブル板4の下面域に形成される空間幅を容易に変更することができるだけでなく、マットレス62の上面よりも低い位置にテーブル板4を配置したセットも可能とし得て、その使い勝手が大幅に改善されると共に、ベッドサイドの上下空間域を極めて有効的に活用することができ、しかも、テーブル板4は、テーブル面と共に、基板2と対面する側にマットレス62のコーナー部に接触した状態で覆うよう延出された延出面域41を含めたテーブル面域をもって形成されているので、マットレス62を延出面域41と基板2とによって挟み込んだ隙間の無い状態で、かつ、支持柱3をマットレス62の側面に当接させた状態で位置決めセットするとができ、テーブル板4への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされるだけでなく、テーブル板4とマットレス62間に指などを挟んでしまうことを防止する防止機能を向上させることができ、さらに、このセット状態から、延出面域41の基端側コーナー部の側面を、ヘッドボード63の前面に対し当接させた状態で配置できるので、より安定した設置状態とすることができ、テーブル板4上に置かれた小物類の落下を抑止することができる。
また、テーブル板4は、支持柱3からマットレス面側に、そのコーナー部を覆うよう延出せしめた延出面域41を有するので、その高さ位置調整によってマットレス62を延出面域41と基板2により挟み込んだ隙間の無い状態で、かつ、延出面域41の側面をヘッドボード63の前面に当接させた状態で位置決めセットでき、より安定した設置状態とすることができる。その結果、テーブル板4への不用意な接触があっても位置ズレや回り止め規制がなされ、テーブル板4上に置かれた小物類の落下を抑止することができ、しかも、ベッドサイド空のきスペースがテーブル板4の奥行き幅よりも若干狭くても、延出面域41の面域分が充当され設置することができ適用範囲が拡大され、しかも、延出面域41の無いものに比し、テーブル板4とマットレス62間に指などを挟んでしまうことを防止することができる。
また、基板2は、板状の矩形パネルにて形成され、床板61がサイドボード64の上端面から面落ちするベッド6に使用した際に、その板厚端面がサイドボード64の上端の段差部に係止される抜け止め規制板として機能させることができるので、テーブル板4への不用意な接触があっても、床板61とマットレス62との間に挟み込み挿入された基板2が確実に抜け止め規制されると共に、位置ズレや回り止め規制もなされ、より安定した設置状態とすることができる。
また、テーブル板4を、支持柱3に蝶番331を介して蝶着せしめ、基板2を床板61とマットレス62間に挟み込み挿入させた設置状態で、下方に回転ささせて折り畳み可能に構成されているので、ベッドサイドの空きスペースがテーブル板4の奥行き幅と略同幅のスペースしかない場合であっても、設置に際し、基板2とは背反する側のテーブル板4を折り畳んだ垂直姿勢状態で、基板2を床板61とマットレス62間に挟み込み挿入させてセットし、或いは取り外すことができ、その着脱操作が容易に行え、セット後直ちにテーブル板4を水平姿勢に変姿操作して使用状態とすることができるだけでなく、設置状態のまま折り畳めるので掃除などをする際に邪魔となることもない。
また、支持柱3は、基板2に設けられる下支柱31とテーブル板4に設けられる上支柱32とからなり、それぞれ着脱自在に連結し、該上支柱32と下支柱31の脱着操作で、テーブル板4を、基板2側に向けて反転配置可能に構成し、サイドテーブル1を床面に自立させることができるようになっているので、基板2を床板61とマットレス62間への挟み込み挿入ができないベッド6や、卓上照明スタンドなどを置くための自立型サイドテーブル1としても使用することができ、更なる使用態様のバリエーション化を図ることができる。
1 サイドテーブル
2 基板
21 平板
22 保護シート
3 支持柱
31 下支柱
311 ネジ孔
312 取付け片
32 上支柱
321 長孔
322 取付け片
323 受け片
33 ブラケット
331 蝶番
332 蝶番
34 支持部材
4 テーブル板
41 延出面域
5 蝶ネジ
51 リング部材
6 ベッド
61 床板
62 マットレス
63 ヘッドボード
64 サイドボード

Claims (5)

  1. ベッドの枕元に設置されて小物類を置くためのベッド用サイドテーブルであって、
    前記サイドテーブルは、床板とマットレス間に挟み込み挿入される基板と、該基板の基端側となる略中央部位に立設された支持柱と、その上端側に取着されたテーブル板とからなり、
    前記支持柱を、昇降可能に構成せしめる一方、
    前記テーブル板は、前記支持柱を介して、マットレスよりも外側となる空間域にテーブル面が形成され、前記基板とは背反する状態で互いに異方向に向けて配設せしめると共に、
    前記テーブル面に、マットレスに接触してそのコーナー部を覆うよう前記支持柱から前記基板と対面する側に延出せしめた延出面域を有して形成しめ、
    延出面域を、高さ位置調整によって、その下面域と前記基板との間で、マットレスを挟み込んだ隙間の無い状態で位置決めセット可能に構成してあることを特徴とするベッド用サイドテーブル。
  2. 請求項1において、前記テーブル板は、前記延出面域の下面域を前記マットレスのコーナー部に接触させて覆うようセットした前記挟み込み状態で、当該延出面域の側面をヘッドボードの前面に当接せしめる配置が可能に構成されていることを特徴とするベッド用サイドテーブル。
  3. 請求項1または2において、前記基板は、板状の矩形パネルにて形成され、前記床板がサイドボードの上端面から面落ちするベッドに使用した際に、その板厚端面がサイドボードの上端部に係止される抜け止め規制板として機能することを特徴とするベッド用サイドテーブル。
  4. 請求項1乃至の何れかにおいて、前記テーブル板を、前記支持柱に蝶着せしめ、前記基板を床板とマットレス間に挟み込み挿入させた設置状態で、下方に回転ささせて折り畳み可能に構成したことを特徴とするベッド用サイドテーブル。
  5. 請求項1乃至の何れかにおいて、前記支持柱は、前記基板に設けられる下支柱と前記テーブル板に設けられる上支柱とからなり、それぞれ着脱自在に連結し、該上支柱と下支柱の脱着操作で、前記テーブル板を、前記基板側に向けて反転配置可能に構成し、サイドテーブルを床面に自立せしめたことを特徴とするベッド用サイドテーブル。
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