JP6439744B2 - 表示システム、情報装置、表示方法及びプログラム - Google Patents
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Description
情報を効率良く表示することができる表示システム、情報装置、表示方法及びプログラム
を提供することである。
第一の情報装置と、当該第一の情報装置に接続された第二の情報装置と、からなる表示システムであって、
前記第一の情報装置が有する第一の表示手段と、
前記第二の情報装置が有する第二の表示手段と、
前記第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する取得手段と、
前記第一の情報装置の傾きを検出する、前記第一の情報装置が有する検出手段と、
前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第一の情報装置本体の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記第二の表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態の表示システム100は、腕時計型表示端末1(図2参照)と、眼鏡型表示端末2(図3参照)とを備え、腕時計型表示端末1と眼鏡型表示端末2とは、無線通信回線を介して情報通信可能に接続されている。
図2は、表示システム100を構成する腕時計型表示端末1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、腕時計型表示端末1は、中央制御部101と、メモリ102と、傾き検出部103と、表示部104と、表示制御部105と、表示内容取得部106と、計時部107と、無線処理部108と、操作入力部109とを備えている。
また、中央制御部101、メモリ102、傾き検出部103、表示部104、表示制御部105、表示内容取得部106、計時部107及び無線処理部108は、バスライン110を介して接続されている。
すなわち、傾き検出部103は、当該端末本体の重力軸方向に対する傾きを検出する。具体的には、傾き検出部103は、例えば、3軸加速度センサ等を備え、この3軸加速度センサによる各軸の検出信号の0Hzの周波数成分に基づいて重力軸方向を特定し、当該重力軸方向に対する各軸の傾きを検出する。
なお、上記した3軸加速度センサによる重力軸方向の検出手法や、傾き検出部103による端末本体の重力軸方向に対する傾きの検出手法は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
すなわち、表示部104は、例えば、LCD等を具備し、中央制御部101のCPUの制御下にて各種情報を表示領域104a(図5(a)等参照)内に表示する。具体的には、表示部104は、例えば、表示制御部105から出力された画像信号に応じてアプリケーション画面(例えば、地図画面やWebページ画面等)を表示領域104a内に表示する。
なお、アプリケーションプログラムとしては、例えば、地図表示ソフト、電子メールソフト、インターネットブラウザ、メッセンジャー、ゲームソフト、電子辞書ソフト、ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、画像編集ソフト、作図ソフト、ベクトルグラフィックエディタ又はデジタルカメラ制御等のプログラムが挙げられる。
また、アプリケーションプログラムは、例えば、予めROMに記録されていても良いし、眼鏡型表示端末2から送信され無線処理部108を介して受信されても良いし、図示しない通信処理部が通信ネットワークNを介して外部サーバから取得しても良い。
例えば、アプリケーション画面として地図画面を表示する場合等に、当該端末本体が重力軸方向に対する傾きに応じて装着者Sの視線方向に正対しているかどうかを特定して、表示制御部105は、装着者Sの視線方向に正対している場合には二次元の地図情報を取得して二次元の地図画面を表示部104に表示させ、装着者Sの視線方向に正対していない場合には三次元の地図情報を取得して三次元の地図画面を表示部104に表示させる。
なお、表示内容を変形させる技術は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
すなわち、表示内容取得部106は、例えば、表示部104に表示されている所定の情報(例えば、地図アプリケーション等)を識別する識別情報や、表示部104にアプリケーション画面が表示されている場合にその表示範囲を示す範囲情報等を取得する。
ここで、範囲情報とは、アプリケーション画面を構成する全ての画素情報のうち、表示部104の表示領域104aに実際に表示されている範囲を示す情報である。例えば、アプリケーション画面を構成する全ての画素情報のうち、表示領域104aの各隅部の画素に対応する画素の位置を表す情報等を含む。
なお、計時部107は、取得した時刻情報に基づいて、日付や曜日等の暦を特定しても良い。
即ち、無線処理部108は、例えば、Bluetooth(ブルートゥース;登録商標)等の無線により通信可能な距離が所定距離に制限された近距離無線通信規格により実現される無線PANを介して眼鏡型表示端末2と接続する。
具体的には、無線処理部108は、例えば、通信アンテナ108aを介して眼鏡型表示端末2との間でブルートゥース通信を行うための制御モジュールを具備している。そして、無線処理部108は、例えば、予めペアリングと呼ばれる通信設定処理を行うことで、互いのデバイス情報や認証鍵のデータを無線信号により通信相手と交換する。これにより、その後、当該通信設定処理を毎回行うことなく、この通信相手と自動的に或いは半自動的に通信接続されたり通信接続が解除されたりするようになっている。例えば、腕時計型表示端末1と眼鏡型表示端末2とが電波が届かない範囲に離れれば通信接続が解除される一方で、電波が届く範囲に近づけば自動的に通信接続される。また、或いは、接続や解除の操作により半自動的に通信接続されたり解除される。
具体的には、無線処理部108は、表示内容取得部106により取得された表示内容を示す情報としての識別情報や範囲情報を、無線PANを介して接続されている眼鏡型表示端末2に送信する。このとき、無線処理部108は、傾き検出部103により検出された当該端末本体の傾きを示す情報を眼鏡型表示端末2に送信しても良い。
クセスポイントを経由せずに直接眼鏡型表示端末2の無線処理部207との間で無線通信
回線を構築するPeer to Peer(アドホックモード)で動作しても良い。
具体的には、操作入力部109は、端末本体の電源のON/OFFに係る電源ボタン、
モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン等の各種ボタン
(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部109は、操作されたボ
タンに応じた操作指示を中央制御部101に出力する。中央制御部101は、操作入力部
109から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、地図画面の表示等
)を各部に実行させる。
図3は、表示システム100を構成する眼鏡型表示端末2の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、眼鏡型表示端末2は、中央制御部201と、メモリ202と、撮像部203と、表示部204と、判定部205と、表示制御部206と、無線処理部207と、送受話部208と、通信処理部209と、操作入力部210とを備えている。
また、中央制御部201、メモリ202、撮像部203、表示部204、判定部205、表示制御部206、無線処理部207、送受話部208及び通信処理部209は、バスライン211を介して接続されている。
電子撮像部は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサ(図示略)から構成され、レンズ部の各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
具体的には、表示部204は、眼鏡本体2aのレンズの前に配置されている光学素子を備えている。光学素子は、ホログラフィック光学素子であり、装着者Sの前の外界の像の光が光学素子を通過して装着者Sの瞳へ到達するとともに、表示制御部206によって生成された映像(例えば、関連情報)の光が光学素子によって装着者Sの瞳へ導かれる(回折反射される)。そのため、外界像の光と映像の光が重畳され、外界像及び映像が合成されて装着者Sの瞳に映る。
そして、表示部(特に、表示素子)204によって生成された映像は、光学素子及び投影レンズによって装着者Sの瞳に投影される。
具体的には、判定部205は、腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aを検出する表示領域検出部205aを具備している。
表示領域検出部205aは、撮像部203により撮像された視界Aと略等しい範囲に対応するフレーム画像に含まれる腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aの複数の点(例えば、4隅の点等)の座標を検出する。例えば、表示領域検出部205aは、フレーム画像に対して所定の二値化処理が施されることで生成された二値化画像の画像データに対して所定の特徴抽出処理を行って、略枠状の表示領域104aを抽出する。
そして、表示部204の表示領域204aは、撮像部203による撮像範囲に対応する外界像の光が重畳した状態で透過表示されるので、判定部205は、表示領域検出部205aによる表示領域104aの検出結果に基づいて、表示部204の表示領域204a内に腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aが存するか否かを判定する。
なお、アプリケーションプログラムとしては、例えば、腕時計型表示端末1と略同様に、地図表示ソフト、電子メールソフト、インターネットブラウザ、メッセンジャー、ゲームソフト、電子辞書ソフト、ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、画像編集ソフト、作図ソフト、ベクトルグラフィックエディタ又はデジタルカメラ制御等のプログラムが挙げられる。
また、アプリケーションプログラムは、例えば、予めROMに記録されていても良いし、通信処理部209が通信ネットワークNを介して外部サーバから取得しても良い。
すなわち、表示制御部206の関連情報特定部206aは、無線処理部207により受信された表示内容を示す情報としての、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されている所定の情報(例えば、地図アプリケーション等)を識別する識別情報に基づいて、当該所定の情報を表示部204に表示させるべき情報(関連情報)として特定する。そして、表示制御部206は、特定された情報に対応する表示アプリケーション画面を生成し、生成された表示アプリケーション画面に従った画像信号を表示部204に出力する。
このように、関連情報は、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されている表示内容に対応する情報を一部に含む情報であるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されている表示内容を詳細に説明する情報(例えば、地図の場合には、その地点に存する建物の事業内容、画像の場合には、露出条件や焦点距離等の撮像条件など)であっても良い。
つまり、表示部204の表示領域204a内に腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aが存する場合、表示部204は、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されているアプリケーション画面の外界像の光は当該表示部204の表示領域204aに透過した状態で配置される(図5(a)等参照)。表示制御部206は、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されているアプリケーション画面の表示範囲を示す範囲情報に基づいて、表示部204に表示させるべき表示アプリケーション画面の中で腕時計型表示端末1の表示内容に対応する範囲を特定し、特定された範囲を表示領域204aに透過した状態の腕時計型表示端末1の表示部104に表示されているアプリケーション画面に一致させるように配置するとともに、特定された範囲以外の表示アプリケーション画面の部分を表示部204の表示領域204aに透過表示させる。
なお、アプリケーション画面を傾斜させて表示部204の表示領域204a内に表示させる手法は、上記腕時計型表示端末1の場合と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
外部機器との情報の通信制御を行う。
即ち、無線処理部207は、腕時計型表示端末1の無線処理部108と略同様に、例え
ば、通信アンテナ207aを介してBluetooth(登録商標)等の無線により通信可能な距
離が所定距離に制限された近距離無線通信規格により実現される無線PANを介して腕時
計型表示端末1と接続する。
具体的には、無線処理部207は、腕時計型表示端末1の表示内容取得部106により取得され、無線PANを介して送信された表示内容を示す情報としての識別情報や範囲情報を受信する。また、腕時計型表示端末1から当該端末本体の傾きを示す情報が送信された場合には、無線処理部207は、当該端末本体の傾きを示す情報を受信する。
ば、無線LANモジュール等から構成され、外部のアクセスポイントを経由せずに直接腕
時計型表示端末1の無線処理部108との間で無線通信回線を構築するPeer to Peer(ア
ドホックモード)で動作しても良い。
即ち、通信アンテナ209aは、当該眼鏡型表示端末2が無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access;登録商標)方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信処理部209は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ209aを介してデータの送受信を行う。
なお、通信処理部209の構成は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、図示は省略するが、無線LANモジュールを搭載し、アクセスポイント(Access Point)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良い。
また、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
具体的には、操作入力部210は、端末本体の電源のON/OFFに係る電源ボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部210は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部201に出力する。中央制御部201は、操作入力部210から出力され入力された操作指示に従って所定の動作を各部に実行させる。
次に、表示システム100による表示処理について、図4を参照して説明する。
図4は、表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の表示処理では、予め腕時計型表示端末1と眼鏡型表示端末2とが無線PANを介して情報通信可能に接続されているものとする。
そして、無線処理部108は、表示内容取得部106により取得された表示内容を示す情報としての識別情報や範囲情報を、無線PANを介して接続されている眼鏡型表示端末2に送信する(ステップS3)。
具体的には、撮像部203は、装着者Sの視界Aと略等しい範囲を逐次撮像して複数のフレーム画像を生成し、判定部205の表示領域検出部205aは、各フレーム画像に含まれる腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aの複数の点(例えば、4隅の点等)の座標を検出し、略枠状の表示領域104aを抽出する。そして、判定部205は、表示領域検出部205aによる表示領域104aの検出結果に基づいて、表示部204の表示領域204a内に腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aが存するか否かを判定する。
ステップS4にて、表示部204の表示領域204a内に腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aが存すると判定されると(ステップS4;YES)、表示制御部206の関連情報特定部206aは、無線処理部207により受信された表示内容を示す情報としての識別情報に基づいて、表示部204に表示させるべきアプリケーションを特定する(ステップS5)。続けて、表示制御部206は、無線処理部207により受信された表示内容を示す情報としての範囲情報に基づいて、表示部204に表示させるべき表示アプリケーション画面の表示範囲、すなわち、表示部204に表示させるべき表示アプリケーション画面の中で腕時計型表示端末1の表示内容に対応する範囲を特定する(ステップS6)。
例えば、腕時計型表示端末1の表示部104に地図を表示する場合、表示部104に現在位置「地点A」の付近を表示させている場合には(図5(a)参照)、眼鏡型表示端末2の表示部204に「地点A」を基準としてその周辺の所定範囲の地図が透過表示された状態となる。一方、表示部104に現在位置以外の「ハローワーク○○○」付近を表示させている場合には(図5(b)参照)、眼鏡型表示端末2の表示部204に「ハローワーク○○○」を基準としてその周辺の所定範囲の地図が透過表示された状態となる。
このとき、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されている表示内容に対して関連情報に含まれる当該表示内容に対応する範囲の位置を一致させるように関連情報を表示部204の表示領域204aに表示させることで、眼鏡型表示端末2の表示部204の表示領域204a内に腕時計型表示端末1の表示部104の表示領域104aが存する場合であっても、腕時計型表示端末1の表示部104に表示されている所定の情報及び眼鏡型表示端末2の表示部204に透過表示されている関連情報を視認する装着者Sに対して違和感を生じさせ難くすることができる。
例えば、上記実施形態にあっては、腕時計型表示端末1の当該端末本体の傾きを示す情報に基づいて、眼鏡型表示端末2は、関連情報を傾斜させて表示部204に表示させたり、腕時計型表示端末1は、所定の情報の表示内容を傾斜させて表示するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。すなわち、腕時計型表示端末1の当該端末本体の傾きを基準として、眼鏡型表示端末2の表示部204や腕時計型表示端末1の表示部104の表示を変化させることができ、使い勝手をより向上させることができるが、腕時計型表示端末1は、必ずしも傾き検出部103を具備する必要はない。
例えば、腕時計型表示端末1の代わりに、例えば、スマートフォン、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Data Assistants)等を適用しても良い。
即ち、プログラムメモリ(図示略)に、受信制御処理ルーチン、表示制御処理ルーチンを含むプログラムを記録しておく。そして、受信制御処理ルーチンにより中央制御部201のCPUを、他の表示端末から送信され、当該他の表示端末に表示されている表示内容を示す情報を受信する手段として機能させるようにしても良い。また、表示制御処理ルーチンにより中央制御部201のCPUを、受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、他の表示端末の表示内容に関連する内容の関連情報を表示手段に表示させる手段として機能させるようにしても良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
情報通信可能に接続された複数の表示端末を備える表示システムであって、
前記複数の表示端末のうち、第一の表示端末は、
情報を表示する第一の表示手段と、
前記第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記表示内容を示す情報を、第二の表示端末に送信する送信手段と、を備え、
前記第二の表示端末は、
第二の表示手段と、
前記第一の表示端末から送信された前記表示内容を示す情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする表示システム。
<請求項2>
前記第二の表示端末は、
ユーザから当該表示端末の表示領域越しに前記第一の表示手段の表示領域が見える位置に存するか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記制御手段は、
前記判定手段により存すると判定された場合に、前記関連情報を前記第二の表示手段の表示領域に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
<請求項3>
前記関連情報は、前記第一の表示手段に表示されている表示内容に対応する情報を一部に含む情報であり、
前記制御手段は、更に、
前記判定手段により存すると判定された場合に、前記第一の表示手段に表示されている表示内容に対して前記関連情報に含まれる当該表示内容に対応する情報の位置を一致させるように前記関連情報を前記第二の表示手段の表示領域に表示させることを特徴とする請求項2に記載の表示システム。
<請求項4>
前記第二の表示手段は、更に、
外界像の光に対して前記関連情報の光を重畳して表示領域に透過表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の表示システム。
<請求項5>
前記第一の表示端末は、
当該端末本体の傾きを検出する検出手段を更に備え、
前記送信手段は、
前記検出手段により検出された当該端末本体の傾きを示す情報を前記第二の表示端末に送信し、
前記第二の表示端末にあっては、
前記制御手段は、更に、
前記受信手段により受信された前記第一の表示端末本体の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記第二の表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の表示システム。
<請求項6>
前記第一の表示端末にあっては、
前記第一の表示手段は、
前記検出手段により検出された当該端末本体の傾きを示す情報に基づいて、前記表示内容を傾斜させて表示することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
<請求項7>
前記第一の表示端末は、手首に装着される腕時計型の表示端末であり、
前記第二の表示端末は、頭に装着される眼鏡型の表示端末であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の表示システム。
<請求項8>
情報通信可能に他の表示端末と接続された表示端末であって、
前記他の表示端末から送信され、当該他の表示端末に表示されている表示内容を示す情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、前記他の表示端末の表示内容に関連する内容の関連情報を表示手段に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする表示端末。
<請求項9>
情報通信可能に接続された複数の表示端末を備える表示システムを用いた表示方法であって、
前記複数の表示端末のうち、第一の表示端末は、
第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する処理と、
取得された前記表示内容を示す情報を、第二の表示端末に送信する処理と、を行い、
前記第二の表示端末は、
前記第一の表示端末から送信された前記表示内容を示す情報を受信する処理と、
受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を第二の表示手段に表示させる処理と、を行うことを特徴とする表示方法。
<請求項10>
情報通信可能に他の表示端末と接続された表示端末が有するコンピュータを、
前記他の表示端末から送信され、当該他の表示端末に表示されている表示内容を示す情報を受信する受信制御手段、
受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、前記他の表示端末の表示内容に関連する内容の関連情報を表示手段に表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 腕時計型表示端末
103 傾き検出部
104 表示部
106 表示内容取得部
108 無線処理部
2 眼鏡型表示端末
201 中央制御部
204 表示部
205 判定部
206 表示制御部
207 無線処理部
Claims (13)
- 第一の情報装置と、当該第一の情報装置に接続された第二の情報装置と、からなる表示システムであって、
前記第一の情報装置が有する第一の表示手段と、
前記第二の情報装置が有する第二の表示手段と、
前記第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する取得手段と、
前記第一の情報装置の傾きを検出する、前記第一の情報装置が有する検出手段と、
前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第一の情報装置本体の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記第二の表示手段に表示させる
ことを特徴とする表示システム。 - ユーザから当該第二の情報装置の表示領域越しに前記第一の表示手段の表示領域が見える位置に存するか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記制御手段は、
前記判定手段により存すると判定された場合に、前記関連情報を前記第二の表示手段の表示領域に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。 - 前記表示内容を示す情報は、前記第一の表示手段に表示されている範囲を示す範囲情報を含むことを特徴とする請求項2記載の表示システム。
- 前記第二の表示手段は、
前記範囲情報に基づいて、前記第二の表示手段における、前記第一の情報装置の表示内容に対応する範囲を特定する範囲特定手段を備え、
前記制御手段は、前記範囲特定手段により特定された範囲を透過させると共に前記範囲特定手段により特定された範囲以外の部分の関連情報を透過表示させた状態で前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載の表示システム。 - 前記関連情報は、前記第一の表示手段に表示されている表示内容に対応する情報を一部に含む情報であり、
前記制御手段は、更に、
前記判定手段により存すると判定された場合に、前記第一の表示手段に表示されている表示内容に対して前記関連情報に含まれる当該表示内容に対応する情報の位置を一致させるように前記関連情報を前記第二の表示手段の表示領域に表示させることを特徴とする請求項3又は4に記載の表示システム。 - 前記第二の表示手段は、更に、
外界像の光に対して前記関連情報の光を重畳して表示領域に透過表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の表示システム。 - 前記第一の情報装置にあっては、
前記第一の表示手段は、
前記検出手段により検出された当該第一の情報装置の傾きを示す情報に基づいて、前記表示内容を傾斜させて表示することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の表示システム。 - 前記第一の情報装置は、手首に装着される腕時計型の情報装置であり、
前記第二の情報装置は、頭に装着される眼鏡型の情報装置であることを特徴する請求項1乃至7のいずれかに記載の表示システム。 - 前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第二の表示手段で表示させるべきアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段を備え、
前記制御手段は、前記特定されたアプリケーションを起動するとともに、前記表示内容を示す情報に基づいて、前記アプリケーションにおける前記関連情報を前記第二の表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の表示システム。 - 表示手段と、
通信可能に接続された他の情報装置から送信され、前記他の情報装置に表示されている表示内容を示す情報及び、前記他の情報装置の傾きの情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記表示内容を示す情報に基づいて、前記他の情報装置の表示内容に関連する内容の関連情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記他の情報装置の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記表示手段に表示させることを特徴とする情報装置。 - 表示手段と、
自身の傾きを検出する検出手段と、
前記表示手段に表示されている表示内容を示す情報に基づいて、前記表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を表示させ且つ前記自身の傾きに関する情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記表示手段に表示させる他の情報装置に、前記表示内容を示す情報及び前記自身の傾きに関する情報を送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報装置。 - 第一の表示手段を有し、自身の傾きを検出する検出手段を有する第一の情報装置と、当該第一の情報装置に接続され且つ第二の表示手段を有する第二の情報装置とで行なう表示方法であって、
第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する処理と、
前記第一の情報装置の傾きを検出する処理と、
前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させる処理と、を行い、
前記関連情報を前記第二の表示手段に表示させる処理は、前記検出手段により検出された前記第一の情報装置の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記第二の表示手段に表示させる
ことを特徴とする表示方法。 - 第一の表示手段を有し、自身の傾きを検出する検出手段を有する第一の情報装置と、当該第一の情報装置に接続され且つ第二の表示手段を有する第二の情報装置とが有するコンピュータを、
前記第一の表示手段に表示されている表示内容を示す情報を取得する取得手段、
前記表示内容を示す情報に基づいて、前記第一の表示手段の表示内容に関連する内容の関連情報を前記第二の表示手段に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記検出手段により検出された第一の情報装置の傾きを示す情報に基づいて、前記関連情報を傾斜させて前記第二の表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。
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