JP6437526B2 - カバレッジが制限されたマシン型通信に関わるコントロール・レス・オペレーション - Google Patents

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関連出願の相互参照
[0001] 本特許出願は、2013年4月17日に出願された米国仮特許出願第61/813,002に基づく優先権を主張し、それは、本願の承継人に譲渡され、参照することによりその全体がここに明白に含まれる。
[0002] 本開示のある観点は、一般に、ワイヤレス通信に関わり、より具体的には、マシン型通信(MTC:machine-type communication)に関わるコントロール・レス・オペレーションのための技術に関わる。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データなどのさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらシステムは、(例えば、帯域幅および送信パワーのような)利用可能なシステム・リソースを共有することによって複数の(multiple)ユーザとの通信をサポートすることが可能である多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボルーション(LTE)/LTEアドバンスド(LTE−A)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末に関わる通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向および逆方向リンクにおける送信を介して、1つ以上の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システムによって確立され得る。
[0005] ワイヤレス通信ネットワークは、複数のワイヤレス・デバイスに関わる通信をサポートすることができる複数の基地局を含み得る。ワイヤレス・デバイスは、複数のユーザ機器(UEs)および複数のリモート・デバイスを備える。UEは、人による直接制御の下で動作するデバイスであり得る。UEのいくつかの例は、セルラー電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス・モデム、携帯用デバイス(handheld device)、タブレット、ラップトップ・コンピュータ、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、などを含む。リモート・デバイスは、人によって直接的に制御されないで動作するデバイスであり得る。リモート・デバイスのいくつかの例は、センサ、メータ、モニタ、ロケーション・タグ、などを含む。リモート・デバイスは、基地局、別のリモート・デバイス、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る。マシン型通信(MTC)は、通信の少なくとも1つの終端に少なくとも1つのリモート・デバイスを含む通信を指す。
[0006] 本開示のある観点は、ユーザ機器(UE)による、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、バンドルされたランダム・アクセス・チャネル(RACH)シーケンスを送信することと、バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信することと、を含む。本開示のある観点は、バンドルされたRACHシーケンスを送信し、バンドルされたPDSCHにおいてRACH応答を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む、UEによってRACH手順を実施するための装置を提供する。本開示のある観点は、バンドルされたRACHシーケンスを送信するための手段と、バンドルされたPDSCHにおいてRACH応答を受信するための手段とを含む、UEによってRACH手順を実施するための装置を提供する。本開示のある観点は、バンドルされたRACHシーケンスを送信することと、バンドルされたPDSCHにおいてRACH応答を受信することとに関わる記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体を含む、UEによるワイヤレス通信のためのプログラム製品を提供する。
[0007] 本開示のある観点は、基地局(BS)による、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、UEから、バンドルされたランダム・アクセス・チャネル(RACH)シーケンスを受信することと、UEに、バンドルされた物理下り共用チャネル(PDSCH)においてRACH応答を送信することとを含む。本開示のある観点は、ユーザ機器(UE)からバンドルされたRACHシーケンスを受信し、バンドルされたPDSCHにおいてUEにRACH応答を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む、基地局(BS)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための装置を提供する。本開示のある観点は、UEからバンドルされたRACHシーケンスを受信するための手段と、バンドルされたPDSCHにおいてUEにRACH応答を送信するための手段とを含む、基地局(BS)によってRACH手順を実施するための装置を提供する。本開示のある観点は、UEから、バンドルされたRACHシーケンスを受信することと、UEに、バンドルされたPDSCHにおいてRACH応答を送信することとに関わる記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体を含む、基地局(BS)によるワイヤレス通信のためのプログラム製品を提供する。
[0008] 多数の他の観点が、方法、装置、システム、コンピュータ・プログラム製品、および処理システムを含めて、提供される。
図1は、本開示のある観点にしたがった、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図である。 図2は、本開示のある観点にしたがった、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信状態にある基地局の一例を概念的に示すブロック図を示す。 図3は、本開示のある観点にしたがった、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 図4は、通常のサイクリック・プレフィックス(cyclic prefix)を使用して2つの例示的なサブフレーム・フォーマットを概念的に示すブロック図である。 図5は、本開示のある観点にしたがった、例としてのコントロール・レス・ランダム・アクセス・チャネル(RACH)オペレーションを示す。 図6は、本開示のある観点にしたがった、ユーザ機器(UE)による、ワイヤレス通信に関わる例としてのオペレーションを示す。 図7は、本開示のある観点にしたがった、基地局(BS)による、ワイヤレス通信に関わる例としてのオペレーションを示す。
[0016] 本開示の観点は、マシン型通信(MTC)に関わるコントロール・レス・オペレーションに関連した技術を提供する。
[0017] ここに説明されている技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークのようなさまざまなワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856基準をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル・コミュニケーションに関わるグローバル・システム(GSM(登録商標): global system for mobile communications)のような無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボルーション(LTE)およびLTEアドバンスド(LTE−A)は、周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方において、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースであり、それは、ダウンリンクではOFDMAを、アップリンクではSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ・プロジェクト」(3GPP)と称する機関からの文書において説明されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ・プロジェクト2」(3GPP2)と称する機関からの文書において説明されている。ここに説明されている技術は、上述の無線技術およびワイヤレス・ネットワークのみならず、他のワイヤレス・ネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明確性のために、技術のある観点は、LTE/LTEアドバンスドに関して以下に説明され、LTE/LTEアドバンスドの専門用語は、以下の説明の大半において使用される。LTEおよびLTE−Aは、LTEと一般に称される。
[0018] 図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示し、それは、LTEネットワークまたはいくつかの他のワイヤレス・ネットワークであり得る。ワイヤレス・ネットワーク100は、複数の進化型ノードB(eNBs)110および他のネットワーク・エンティティを含み得る。eNBは、複数のユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、eノードB、アクセス・ポイントなどとも称され得る。各eNBは、特定の地理的領域に関わる通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、用語「セル(cell)」は、その用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレッジ・エリア、および/またはこのカバレッジ・エリアを供給するeNBサブシステムを指すことができる。
[0019] eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または他のタイプのセルに関わる通信カバレッジを提供し得る。マクロ・セルは、(例えば、半径数キロメートルの)比較的大きな地理的領域をカバーし得、サービス・サブスクリプションを有する複数のUEによる無制限のアクセスを許可し得る。ピコ・セルは、比較的小さい地理的領域をカバーし得、サービス・サブスクリプションを有する複数のUEによる無制限のアクセスを許可し得る。フェムト・セルは、比較的小さい地理的領域(例えば住宅(home))をカバーし得、フェムト・セルとの関連づけを有する複数のUE(例えばクローズド・サブスクライバ・グループ(CSG)における複数のUE)による制限されたアクセスを許可し得る。マクロ・セルに関わるeNBは、マクロeNBと称され得る。ピコ・セルに関わるeNBは、ピコeNBと称され得る。フェムト・セルに関わるeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と称され得る。図1に示されている例では、eNB110aは、マクロ・セル102aに関わるマクロeNBであり得、eNB110bは、ピコ・セル102bに関わるピコeNBであり得、eNB110cは、フェムト・セル102cに関わるフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(例えば3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」および「セル」という用語は、ここでは互換的に使用され得る。
[0020] ワイヤレス・ネットワーク100はまた、複数の中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(upstream station)(例えばeNBまたはUE)からのデータの送信を受信し、ダウンストリーム局(downstream station)(例えばUEまたはeNB)にデータの送信を送ることができるエンティティである。中継局はまた、他の複数のUEに関わる送信を中継することができるUEであり得る。図1に示されている例では、中継局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするためにeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、中継などとも称され得る。
[0021] ワイヤレス・ネットワーク100は、例えばマクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどの異なるタイプの複数のeNBを含む異機種ネットワーク(heterogeneous network)であり得る。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレス・ネットワーク100における干渉に対する異なる影響、異なるカバレッジ・エリア、および異なる送信パワー・レベルを有し得る。例えば、マクロeNBは、(例えば5乃至40ワットの)高い送信パワー・レベルを有し得、一方で、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、(例えば0.1乃至2ワットの)より低い送信パワー・レベルを有し得る。
[0022] ネットワーク制御装置130は、一組のeNBに結合し得、これらeNBに関わる制御および調整を提供し得る。ネットワーク制御装置130は、バックホールを介してeNBと通信し得る。eNBはまた、例えば無線または有線バックホールを介して間接的に、または直接的に、互いに通信し得る。
[0023] 複数のUE120(例えば120a、120b、120c)は、ワイヤレス・ネットワーク100にわたって分散され得、各UEは、固定式または移動式であり得る。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などとも称され得る。UEは、セルラー電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA:personal digital assistant)、ワイヤレス・モデム、ワイヤレス通信デバイス、携帯用デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)局、タブレット、スマート・フォン、ネットブック、スマートブック、ウルトラブックなどであり得る。図1では、両方向の矢印を有する実線は、UEとサービングeNBとの間の所望の送信を示し、それは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクにおいてUEにサーブするように指定されたeNBである。両方向の矢印を有する破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
[0024] 図2は、UE120および基地局/eNB110の設計のブロック図を示し、それは、図1の複数のUEのうちの1つ、および複数の基地局/複数のeNBのうちの1つであり得る。基地局110には、Tアンテナ234a乃至234tが装備され得、UE120には、Rアンテナ252a乃至252rが装備され得、ここでは、一般に、T≧1およびR≧1である。
[0025] 基地局110において、送信プロセッサ220は、1つ以上のUEに関してデータ・ソース212からデータを受信し、UEから受信された複数のCQIに基づいて各UEに関して1つ以上の変調および符号化スキーム(MCS)を選択し、UEに関して選択された(複数を含む)MCSに基づいて各UEに関してデータを処理(例えば符号化および変調)し、すべてのUEにデータ・シンボルを提供する。送信プロセッサ220はまた、(例えば、SRPIなどに関わる)システム情報および制御情報(例えば、CQI要求、グラント(grant)、上層シグナリングなど)を処理し、オーバーヘッド・シンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、基準信号(例えば、セル固有の基準信号(CRS))、および同期信号(例えば、プライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS))に関わる基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、該当する場合に、データ・シンボル、制御シンボル、オーバーヘッド・シンボル、および/または基準シンボルにおいて空間処理(例えば、プリコーディング)を実施し得、T変調器(MOD)232a乃至232tにT出力シンボル・ストリームを提供し得る。各変調器232は、出力サンプル・ストリームを取得するために、(例えばOFDMなどに関わる)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理し得る。各変調器232はさらに、ダウンリンク信号を取得するために出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し得る。変調器232a乃至232tからのTダウンリンク信号は、それぞれTアンテナ234a乃至234tを介して送信され得る。
[0026] UE120では、アンテナ252a乃至252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、それぞれ、復調器(DEMOD)254a乃至254rに受信された信号を提供し得る。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、それの受信された信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器254はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(例えばOFDMなどに関わる)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器256は、全てのR変調器254a乃至254rから受信されたシンボルを取得し、該当する場合に受信されたシンボルにおいてMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば復調および復号)し、データ・シンク260にUE120に関わる復号されたデータを提供し、制御装置/プロセッサ280に復号された制御情報およびシステム情報を提供し得る。チャネル・プロセッサは、基準信号受信パワー(RSRP:reference signal received power)、基準信号強度インジケータ(RSSI:reference signal strength indicator)、基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator)などを決定し得る。
[0027] アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ264は、データ・ソース262からのデータおよび制御装置/プロセッサ280からの(例えばRSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備えるレポートに関わる)制御情報を受信および処理し得る。プロセッサ264はまた、1つ以上の基準信号に関わる基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、該当する場合にTX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えばSC−FDM、OFDMなどに関して)変調器254a乃至254rによってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、該当する場合にMIMO検出器236によって検出され、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ238によってさらに処理され得る。プロセッサ238は、データ・シンク239に復号されたデータを提供し、制御装置/プロセッサ240に復号された制御情報を提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワーク制御装置130に通信し得る。ネットワーク制御装置130は、通信ユニット294、制御装置/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
[0028] 制御装置/プロセッサ240および280は、それぞれ、基地局110およびUE120においてオペレーションを指揮し得る。基地局110における複数のモジュールおよびプロセッサ240および/または他のプロセッサ、および/または、UE120における複数のモジュールおよびプロセッサ280および/または他のプロセッサは、ここに説明される技術に関わる処理を実施または指揮し得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120に関わるプログラム・コードおよびデータを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクにおいてデータ送信のために複数のUEをスケジュールし得る。
[0029] UE120にデータを送信するとき、基地局110は、データ割当てサイズ(data allocation size)に少なくとも部分的に基づいてバンドリング・サイズを決定し、決定されたバンドリング・サイズのバンドルされた連続リソース・ブロックにおいてデータをプリコーディングするように構成され得、ここにおいて、各バンドルにおけるリソース・ブロックは、共通のプリコーディング・マトリックス(common precoding matrix)でプリコーディングされ得る。すなわち、UE固有の基準信号(UE−RS)のような基準信号および/またはリソース・ブロックにおけるデータは、同じプリコーダを使用してプリコーディングされ得る。バンドルされたRBの各RB(リソース・ブロック)においてUE−RSのために使用されるパワー・レベルはまた、同じであり得る。
[0030] UE120は、基地局110から送信されたデータを復号するために、一次的な処理を実施するように構成され得る。例えば、UE120は、連続リソースブロック(RB)の複数のバンドルにおいて基地局から送信され受信されたデータのデータ割当てサイズに基づいてバンドリング・サイズを決定するように、ここにおいて、各バンドルにおけるリソース・ブロックにおける少なくとも1つの基準信号は、共通のプリコーディング・マトリックスでプリコーディングされ、基地局から送信された1つ以上の基準信号(RS)および決定されたバンドリング・サイズに基づいて少なくとも1つのプリコーディングされたチャネルを推定するように、推定されプリコーディングされたチャネルを使用して受信されたバンドルを復号するように、構成され得る。
[0031] 図3は、LTEにおいてFDDに関わる例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に関わる送信タイムラインは、無線フレームの複数のユニットに区分化され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば10ミリ秒(ms))を有し得、0乃至9の指標で10のサブフレームに区分化され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。各無線フレームは、かくして、0乃至19の指標で20のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、(図3に示されているように)通常のサイクリック・プレフィックスに関しては7つのシンボル期間を、または、拡張されたサイクリック・プレフィックスに関しては6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2Lシンボル期間は、0乃至2L−1の割当てられた指標であり得る。
[0032] LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされる各セルに関わる1.08MHzのシステム帯域幅の中央で(in the center 1.08 MHz of the system bandwidth)、ダウンリンクにおいて、プライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示されているように、通常のサイクリック・プレフィックスで各無線フレームのサブフレーム0および5において、それぞれ、シンボル期間6および5において送信され得る。PSSおよびSSSはまた、セル探索および獲得のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされる各セルに関わるシステム帯域幅にわたって、セル固有の基準信号(CRS)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのあるシンボル期間に送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実施するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、ある無線フレームのスロット1におけるシンボル期間0乃至3において物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHはいくつかのシステム情報を伝送し得る。eNBは、あるサブフレームにおける物理下り共有チャネル(PDSCH)においてシステム情報ブロック(SIB)のような、他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの第1のBシンボル期間における物理下り制御チャネル(PDCCH)において制御情報/データを送信し得、ここでは、Bは、各サブフレームに関して設定可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間におけるPDSCHにおいてトラヒック・データおよび/または他のデータを送信し得る。
[0033] 図4は、通常のサイクリック・プレフィックスを有する2つの例示的なサブフレーム・フォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソース・ブロックに区分化され得る。各リソース・ブロックは、1つのスロットにおいて12のサブキャリアをカバーし得、複数のリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、1つの変調シンボルを送るために使用され得、それは、実数値または複素数値(real or complex value)であり得る。
[0034] サブフレーム・フォーマット410は、2つのアンテナが装備されたeNBのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によって先験的に(a priori)知られている信号であり、パイロットとも称され得る。CRSは、例えばセル・アイデンティティ(ID)に基づいて生成された、セルに対して固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所定のリソース要素に関して、変調シンボル(例えば、CRS)は、アンテナaからそのリソース要素において送信され得、非変調シンボルは、他のアンテナからそのリソース要素において送信され得る。サブフレーム・フォーマット420は、4つのアンテナが装備されているeNBのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11においてアンテナ0および1から、シンボル期間1および8においてアンテナ2および3から、送信され得る。両サブフレーム・フォーマット410および420に関して、CRSは、等間隔で離間されたサブキャリアにおいて送信され得、それは、セルIDに基づいて決定され得、例えば、CRSは、セルIDが奇数である場合、奇数のサブキャリアにおいて送信され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリアにおいて送信され得る。両サブフレーム・フォーマット410および420に関して、CRSのために使用されないリソース要素は、データ(例えば、トラヒック・データ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
[0035] LTEにおけるPBCH、CRS、SSSおよびPSSは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211で説明されており、それは、公的に入手可能である。
[0036] インターレース構造が、LTEにおけるFDDに関してアップリンクおよびダウンリンクの各々のために使用され得る。例えば、0乃至Q−1の指標を有するQインターレースが定義され得、ここでは、Qは4、6、8、10またはその他の値と同等であり得る。各インターレースは、Q個のサブフレームによって離間されている複数のサブフレームを含み得る。特に、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Q、などを含み得、ここでは、q∈{0,…,Q−1}である。
[0037] ワイヤレス・ネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信に関わるハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic retransmission request)をサポートし得る。HARQに関して、送信機(例えばeNB)は、パケットが受信機(例えばUE)によって正確に復号されるまで、または、いくつかの他の終端条件が経験されるまで、パケットの1つ以上の送信を送り得る。同期HARQに関して、パケットの全ての送信が、単一のインターレースの複数のサブフレームにおいて送られ得る。非同期HARQに関して、パケットの各送信が、任意のサブフレームにおいて送られ得る。
[0038] UEは、複数のeNBのカバレッジ内に位置され得る。これらのeNBのうちの1つが、UEをサーブするために選択され得る。サービングeNBは、受信された信号強度、受信された信号品質、経路損失(pathloss)などのようなさまざまな基準に基づいて選択され得る。受信された信号品質は、信号対干渉雑音比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(RSRQ)、またはその他の測定基準によって数値化され得る。UEは、UEが1つ以上の干渉eNBから強い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオ(dominant interference scenario)において動作し得る。
マシン型通信(MTC)
[0039] マシン型通信(MTC)に関わるLTEの使用が、LTE研究グループによって検討されている。従来のLTE設計の主な焦点は、スペクトル効率の改良、ユビキタス・カバレッジ(ubiquitous coverage)、高度なクオリティ・オブ・サービス(QoS)サポート、などに合せられている。これは、典型的に、最先端のスマートフォン、タブレットなどのような、高級なデバイスをもたらす。しかしながら、低コスト、低利の(例えば、100kbps未満の)デバイスも、同様にサポートされるべきである。いくつかの市場予測(market projection)は、低コストのデバイスの数が今日のセル方式の電話の数を大きく超え得ることを示している。
[0040] LTEに基づく低コストのMTC(マシン型通信)UEの支給に関わる研究事項(study item)は、LTE Rel−11において行われている。特に、下記の項目が研究中である。最大帯域幅の低減、単一受信RFチェーン(single receive RF chain)の使用、ピーク速度の低減、送信パワーの低減、および半二重オペレーション(half duplex operation)。
[0041] 低コスト・デバイスの所望のデータ・レートは100kbps未満であるので、デバイスのコストを低減するために狭い帯域幅においてのみデバイスを動作させることが可能である。
[0042] 2つの動作シナリオが検討されている。1つの動作シナリオは、MTC動作をサポートするために、いくつかの狭い帯域幅、例えば、1.25MHzを確保することである。このシナリオでは動作に関して基準の変更が不要である。もう1つの動作シナリオは、広い帯域幅において低コストUEを動作することである。このシナリオでは低コストUEは標準のUEと共存し得る。
[0043] 広い帯域幅における低コストUEに関して、2つの可能な動作がある。第1の動作では、低コストUEは、例えば20MHz以下の、他のUEと同じ広さの帯域幅において動作し得る。これを行うことによる基準インパクト(standard impact)はないが、UEのバッテリー・パワー消費およびコストを低減するためには有用ではない。第2の動作では、低コストUEは、他のUEによって使用されるより小さい帯域幅で動作し得る。
[0044] LTE Rel−8/9/10では、物理下り制御チャネル(PDCCH)は、1つのサブフレームにおける第1のいくつかのシンボルに位置される。PDCCHは、全システム帯域幅にわたって分配される。PDCCHは、PDSCHで時分割多重化される(TDMed)。有効に、サブフレームは、制御領域およびデータ領域に分割される。
[0045] Rel−11では、新しい制御(例えば、拡張されたPDCCH(ePDCCH))が導入されるだろう。レガシーPDCCH(legacy PDCCH)、それは1つのサブフレームにおいて第1のいくつかのシンボルを占有するものである、とは異なって、ePDCCHは、物理下り共有チャネル(PDSCH)と同様に、データ領域を占有するだろう。ePDCCHを使用することは、制御チャネル容量を増大させ、周波数領域(frequency-domain)セル間干渉調整(ICIC:inter-cell interference coordination)をサポートし、制御チャネル・リソースの空間的再利用を改良し、ビームフォーミングおよび/またはダイバーシティをサポートし、新しいキャリア・タイプにおいて、およびマルチメディア・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multimedia broadcast single frequency network)サブフレームにおいて動作し、ePDCCHを受信する新しいUEがレガシーUEと同じキャリアを使用することを可能にする。
[0046] MTCに関して、20dBのカバレッジ・エンハンスメント(例えば、MTCデバイスからの信号は、その信号が非MTCデバイスからの信号より20dB弱いときに、eNBによって受信されるべきである)は、非MTCデバイスと比較すると、LTE研究グループによって検討されている。20dBのカバレッジ・エンハンスメントは、MTCデバイスからの信号が、非MTCデバイスからの信号より遠く離れた場所から受信されることを可能にする。制御チャネル(例えば、PDCCHおよびePDCCH)のみならずPDSCHに関して、ロングTTIバンドリング(long TTI bundling)が、ダウンリンク・カバレッジ・エンハンスメントを獲得するために検討されている。また、狭帯域オペレーションは、このオペレーションをサポートするために提案されている。現在、数百ミリ秒のバンドリング・サイズ(bundling size of hundreds of milliseconds)が、制御チャネルに関して検討されており、それは、バンドルされていない通信と比較すると、UEがどのように、およびいつ、ユーザ・データを送信または受信すべきであるかを示す制御(例えばスケジューリング)情報をUEが受信するために、数百ミリ秒間にわたってUEが積極的に受信し続けること(およびBSが積極的に送信し続けること)が必要であるために、非常に効率が悪い。
[0047] LTE Rel−8/9/10では、送信時間間隔(TTI)(または、サブフレーム)バンドリングが、UE基盤(UE basis)ごとに設定されることができる。サブフレーム・バンドリング・オペレーション(subframe bundling operation)は、上位層によって提供されるパラメータttiBundlingによって設定される。パラメータttiBundlingは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC)」と題する、3GPP TS 36.331において説明されているブール・パラメータ(例えば、真/偽)であり、それは公的に入手可能である。
[0048] LTE Rel−8/9/10では、TTIバンドリングがUEに関して設定されている場合、サブフレーム・バンドリング・オペレーションは、UL−SCHにのみ適用される。サブフレーム・バンドリングは、他のUL信号/トラヒック(例えばアップリンク制御情報)には適用されない。バンドリング・サイズは、4(個のサブフレーム)で固定される。すなわち、同一のデータを搬送するがおそらく異なって符号化された複数のPUSCHは、4個の連続したサブフレームにおけるTTIバンドリングに関して設定されたUEによって送信されるだろう。同じハイブリッドARQプロセス・ナンバーは、バンドルされたサブフレームの各々において使用される。リソース割当てサイズは、3個のリソース・ブロック(RBs)まで制限される。変調オーダ(modulation order)は、2(4位相偏移変調(QPSK:quadrature phase shift keying))に設定される。バンドルは、単一のリソースとして扱われ、例えば、単一のグラントおよび単一のハイブリッドARQ肯定応答(acknowledgement)は、各バンドルのために使用される。バンドルを受信するeNodeBは、搬送されたデータを決定するために、および、バンドルのための肯定応答または否定応答(ACK/NAK)を送るために、4個のサブフレームにおいて受信された信号を使用し得る。TTIバンドリングは、主に低利のトラヒックのためのものである。
[0049] ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP)パケットが、ロー・アップリンク・リンク・バケット(low uplink link budget)のために単一のTTIにおいて送信されることができない場合、レイヤー2(L2)区分化が適用され得る。例えば、VoIPパケットが、4個の連続したTTIにおいて送信される4個の無線リンク制御(RLC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)において区分化され得、2−3個のHARQ再送信は、十分なカバレッジを獲得することを目標とし得る(例えば、各PDUは、受信機が送信の全てを組合せてPDUのコンテンツを決定するように2−3回再送信され得る)。
[0050] このアプローチ、L2区分化は、いくつかの欠点を有し得る。例えば、各追加の区分が、1バイトのRLCと、1バイトの媒体アクセス制御(MAC)と、および3バイトのレイヤー1(L1)巡回冗長検査(CRC:cyclic redundancy check)オーバーヘッド、例えば、33バイトのRLCサービス・データ・ユニット(SDU)サイズと仮定すれば15%のオーバーヘッド、を導入する。このことは、4個の区分に関して、45%の、追加の組み合されたL1およびL2オーバーヘッドがある(例えば、各33バイトのRLC SDUから15バイトが区分化オペレーションによって導入されるオーバーヘッドのために使用される)、ということを意味する。すべての区分に関わるHARQ送信/再送信は、PDCCHにおいて複数のグラントを必要とし、おそらく相当のPDCCHリソースを消費し得る。各HARQ送信または再送信は、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)においてHARQフィードバックによって後続される。10−3のNAK−ACKエラー率(例えば、1000のNACKのうち1が、ACKとして誤って解釈される)と仮定すると、多数のHARQフィードバック信号は、高いパケット損失の可能性をもたらし得る。送信機は、その送信機がACKを誤って受信したパケットを再送信しないので、複数のパケットが損失され得る。例えば、12個のHARQフィードバック信号が送られる場合、HARQフィードバック・エラー率が、約1.210−2であり得る。10−2より大きいパケット損失率は、VoIPトラヒックに対して受け入れられないと見なされる。
[0051] TTIバンドルごとに単一のPHICH信号および単一のアップリンク・グラントのみを使用することが、L2区分化より有利であり得る。また、L2区分化は必要とされないので、L1およびL2オーバーヘッドが低減され得る。
[0052] LTEネットワークがカバレッジ拡張のために数百ミリ秒をバンドルする場合、MTCデバイスは、ロング・バンドリングで制御およびデータ復号の両方を実施しなければならない。例えば、eNBが200ミリ秒のバンドルにおいて複数のTTIをバンドルするように構成されたMTCに送信し、そして、送信を受信する場合、MTCデバイスは、200ミリ秒間にわたって送信された制御チャネル(例えばPDCCH)、および、少なくとも200ミリ秒間にわたって制御チャネルによってスケジュールされたデータ・チャネルを復号しなければならない。
[0053] 制御チャネル・オーバーヘッドは、半永続スケジューリング(SPS)によって低減されることができ、しかしながら、MTC UEがランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施して初期の送信リソース割当て(例えば、SPSを開始する前の割当て)を受信する必要がある場合、MTC UEは、依然としてバンドルされたPDCCHまたはePDCCHを復号しなければならない。
[0054] UEがeNodeBへのワイヤレス接続を有していない場合、それは、接続を確立するためにRACH手順を実施し得る。RACH手順は、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Medium Access Control (MAC) protocol specification」と題する3GPP TS 36.321において説明されており、それは公的に入手可能である。RACH手順の間に、UEは、64の可能なランダム・アクセス・プリアンブルまたはシーケンスから1つを選択し、RACH手順のメッセージ1として物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)においてシーケンスを送信する。eNodeBは、PRACHを受信し、RACH手順のメッセージ2としてアップリンク・グラントを含むPDCCHにおけるシーケンスに言及するランダム・アクセス応答(RAR)を送信し得る。UEはeNodeBからPDCCHをモニタし、UEのシーケンスに言及するRARを検出し得る。そしてUEは、アップリンク・グラントに基づいて送信し、eNodeBへの接続を確立し、eNodeBによってサーブされることができる。
例 カバレッジが制限されたマシン型通信(MTC)に関わるコントロール・レス・オペレーション
[0055] 本開示のある観点にしたがえば、MTCデバイスは、RACHに関わるコントロール・レス・オペレーションを実施することができる。RACHに関わるコントロール・レス・オペレーションのための手順は、下記の通りであり得る。
[0056] RACH手順のメッセージ1(Msg1)に関して、MTCデバイスは、MTCデバイスがカバレッジ制限を有することを示すために、バンドルされた(例えば、複数のTTIのバンドルに関して送信された)RACHシーケンスを選択する。MTCデバイスは、例えば、RACHシーケンスのテーブルを調べることによって、または、eNodeBからのシステム情報ブロック(SIB)メッセージを受信することによって、どの(複数を含む)RACHシーケンスがカバレッジ制限を示すかを決定し得る。送信は、狭帯域、例えば、1RBであり得る。Msg1のRBロケーションは、セルIDの関数であり得る。RACHシーケンスもまた、セルIDの関数であり得る。
[0057] RACH手順のメッセージ2(Msg2)に関して、eNBは、バンドルされた(例えば、複数のTTIのバンドルに関して送信された)RACH応答を送信し得る。RACH応答は、PDSCHをスケジューリングするePDCCH/PDCCHの有無にかかわらず(例えばコントロール・レス・オペレーション)、バンドルされたPDSCHにおいて送信され得る。バンドルされたPDSCH(例えば、Msg2)の複数のRBまたはRBは、RACH Msg1RBロケーション、RACHシーケンス、RACH Msg1バンドル・サイズ、セルID、など、またはこれらの組合せに基づいて、選択されることができる。PDSCHをスケジューリングするePDCCH/PDCCHおよび/またはバンドルされたPDSCHのサイズは、コントロール・レス・オペレーションを実施していない場合、RACH Msg1バンドル・サイズに基づき得る。PDSCH変調および符号化スキーム(MCS)は、システム情報ブロック(SIB)においてシグナリングされるか、事前に定義され得る。MCSはまた、例えば、スモール・セット(small set)に制限され得、この結果、MTCデバイスは、MCSを決定してPDSCHを復号するために、ブラインド復号を実施し得る。Msg2は、RACH手順のメッセージ3を送信するときに、UEによって使用されるべきバンドル・サイズを明確に示し得る。
[0058] RACH手順のメッセージ3(Msg3)に関して、MTCデバイスは、Msg2からの割当て情報において特定された送信リソースを使用して、バンドルされたPUSCHを送信し得る。
[0059] eNodeBとMTCデバイスとの間のさらなるメッセージが、使用される送信リソースを与える制御チャネル送信の有無に関わらず、PDSCHまたはPUSCHにおいて送信され得、例えば、各PDSCHは、次のPDSCHおよびPUSCHのためのグラントを伝送し得るか、SPSが使用され得る。
[0060] 図5は、本開示のある観点にしたがった、例示的なコントロール・レス・ランダム・アクセス・チャネル(RACH)オペレーション500を示す。
[0061] 本開示のある観点にしたがえば、eNB、例えば図1のeNB110a、が、周期的にMTCデバイスに関わる同期信号またはチャネル502を送信し得る。例えば、eNBは、全ての他のフレームの間に(例えば、20msに1回)、MTCデバイスに向けられた同期信号またはチャネルを送信し得る。MTCデバイスは、長いスリープ・サイクル506の後に504においてウェーク・アップし、MTC同期信号またはeNBからの他のダウンリンク(DL)送信を検出し得る。MTCデバイスは、MTC_SIB_LITE508を受信し、システム・フレーム・ナンバー(SFN)およびeNBに関わる他の情報を決定し得る。MTC_SIB_LITEは、同期信号の後に固定の数のサブフレームを送信され得る。MTCデバイスは、MTC_RACH510(例えばRACH手順のMsg1)を送信することによってeNBに接続するためのRACH手順を開始し得る。eNBは、MTC_PDSCHまたはMTC_PDCCH(例えば、RACH手順のMsg2)512でMTC_RACHに応答し得る。
[0062] 本開示のある観点にしたがえば、RACH手順を実施するときに、MTCデバイスは、検出されたDL送信を送信したセルのセルIDに基づいて選択されたRACHシーケンス(例えばMsg1)を送信し得る。ある観点にしたがえば、MTCデバイスは、検出されたDL送信を送信したセルのセルIDに基づいて決定された送信リソース(例えばRB)においてRACHシーケンスを送信し得る。RACH手順のMsg1に関して、MTCデバイスがカバレッジ制限されている(coverage limited)場合、MTCデバイスは、MTCデバイスがバンドルされた通信を使用することを要求していることを示すために選択されたRACHシーケンスを送信し得る。Msg2に関して、MTCデバイスは、バンドルされたPDSCH送信に関してMsg1(例えば、Msg1が送られた後の3個のサブフレーム)に対応するRBを調べ得る。MTCデバイスがPDSCHを受信して復号する場合、MTCは、Msg3を送信するためにMTCデバイスによって使用されるべき送信リソース(例えばRB)割当て情報を抽出する。Msg3に関して、MTCデバイスは、バンドルされたPUSCHを送信し得る。セルがMsg3を受信する場合、セルはMsg4でMTCデバイスに応答し得る。セルは、Msg4としてバンドルされたPDSCHを送信し得る。Msg4では、MTCデバイスは、次の(例えば後続の)メッセージ(または複数のメッセージ)に関わる送信リソース割当て情報を有するバンドルされたPDSCH送信を受信し得る。
[0063] 本開示のある観点にしたがえば、同様の設計が、同様にPDCCH/ePDCCHベースのランダム・アクセス応答(RAR)にも適用されることができる。すなわち、RARを伝送するPDSCHをスケジュールするePDCCHまたはPDCCHの(複数を含む)復号候補またはロケーションは、(複数を含む)RACH Msg1RB、シーケンス、RACH Msg1バンドル・サイズ、セルID、など、またはそれらの組合せとリンクされることができる。
[0064] 図6は、本開示のある観点にしたがった、ユーザ機器(UE)によって実施され得る例としてのオペレーション600を示す。オペレーションは、例えば、UE120aによって実施され得る。602では、UEは、バンドルされたランダム・アクセス・チャネル(RACH)シーケンスを送信し得る。例えば、UE120aは、UEがTTIバンドリングを使用して通信するように要求することを示すために選択されたプリアンブルを使用して、RACHシーケンスのMsg1を送信し得る。604では、UEが、バンドル物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信し得る。例えば、UE120aは、100のTTIにわたってバンドルされたPDSCHにおいてRACHシーケンスのMsg2を受信し得る。
[0065] 図7は、本開示のある観点にしたがった、基地局(BS)によって実施され得る例としてのオペレーション700を示す。オペレーション700は、オペレーション600に対して補完的であり得、例えば、eNB110aによって実施され得る。702では、BSはUEからバンドルされたランダム・アクセス・チャネル(RACH)を受信し得る。例えば、eNB110aは、UE120aからのTTIバンドリングを使用することの要求を示すRACHシーケンスのMsg1を受信し得る。704では、BSが、バンドル物理下り共有チャネル(PDSCH)において前記UEにRACH応答を送信し得る。例えば、eNB110aは、100のTTIにわたってバンドルされたPDSCHにおいてUE120aにRACHシーケンスのMsg2を送信し得る。
[0066] さらに、用語「or」は、排他的な「or」よりむしろ包含的な「or」を意味することを意図される。すなわち、別の方法で明記されない限り、または、コンテキストから明確でない限り、フレーズ「XはAまたはBを用いる」は、自然な包括的置換(natural inclusive permutation)のうちのいずれかを意味することを意図される。すなわち、フレーズ「XはAまたはBを用いる」は以下の例のうちのいずれかによって充足される。XはAを用いる、XはBを用いる、またはXはAおよびBの両方を用いる。加えて、本願および添付の請求項に使用されているような冠詞「a」および「an」は、別の方法で明記されない限り、または、単数形に向けられるようにコンテキストから明確でない限り、「1つ以上の」と意味するように一般的に解釈されるべきである。ここで使用されているように、項目の「少なくとも1つの(at least one of)」リストに言及するフレーズは、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せに言及する。例として、「少なくとも1つのa、b、またはc」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることを意図される。
[0067] 上記の方法のさまざまなオペレーションは、対応する機能を実施することができる任意の適切な手段によって実施され得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれに限定されない、さまざまなハードウェア、および/または(複数を含む)ソフトウェア/ファームウェア・コンポーネント、および/または(複数を含む)モジュールを含み得る。一般的に、図に示されている動作があるところに、それらの動作が、任意の適切な対応する同等のミーンズ・プラス・ファンクション・コンポーネント(counterpart means-plus-function component)によって実施され得る。
[0068] 本分野の当業者であれば、情報および信号が、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して示され得ることを理解するだろう。例えば、上記の説明にわたって参照され得るデータ、命令群、命令、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光場または光学粒子、またはこれらの組合せによって示され得る。
[0069] 当業者は、さらに、ここでの本開示に関連して説明されるさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはこれらの組合せとして実装され得ることを、理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェア/ファームウェアのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にこれらの機能性の観点で、上に説明されている。このような機能性がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェア/ファームウェアとして実装されるかは、システム全体に課せられた設計制限および特定のアプリケーションに依存する。精通した当業者は、各特定のアプリケーションのためにさまざまな方法で説明された機能性を実装し得るが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を招くとして解釈されるべきではない。
[0070] ここでの本開示に関連して説明されるさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPGA)、または他のプログラマブル・ロジック・デバイス、離散ゲート、またはトランジスタ・ロジック、離散ハードウェア・コンポーネント、またはここに説明されている機能を実施するように設計されているこれらの任意の組合せによって、実施されまたは実装され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、別の方法でプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロコントローラ、またはステート・マシンであり得る。プロセッサはまた、複数のコンピューティング・デバイスの組合せ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結されている1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成として、実装され得る。
[0071] ここでの本開示に関連して説明されているアルゴリズムまたは方法のステップは、直接的にハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア/ファームウェア・モジュールにおいて、または、これらの組合せにおいて、具現化され得る。ソフトウェア/ファームウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、相変化メモリ(phase change memory)、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD-ROM、または本分野で知られているその他任意の形態の記憶媒体において存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読取り、記憶媒体に情報を書込むことができるように、プロセッサに接続されている。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサに不可欠であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICにおいて存在し得る。ASICは、ユーザ端末において存在し得る。別の方法では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末において離散コンポーネントとして存在し得る。
[0072] 1つ以上の例示的な設計では、説明されている機能が、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはこれらの組合せにおいて実装され得る。ソフトウェア/ファームウェアにおいて実装される場合、複数の機能が、コンピュータ可読媒体において1つ以上の命令またはコードとして、記憶され得るか、これを介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む、通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用の、または特殊用途のコンピュータによってアクセスされることができる任意の使用可能な媒体であり得る。限定ではなく例の目的で、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD/DVD、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラム・コード手段を伝送または記憶するために使用されることができ、汎用のまたは特殊用途のコンピュータ、または汎用のまたは特殊用途のプロセッサによってアクセスされることができるその他任意の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェア/ファームウェアが、ウェブサイト、サーバ、または同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線の、無線の、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して他の遠隔ソースから送信される場合、そのとき同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、または、赤外線の、無線の、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されているようなディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク、およびブルーレイ・ディスク(登録商標)を含み、ディスク(disk)は通例磁気的にデータを再生し、これに対してディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0073] 本開示の前述の説明は、当業者の誰もが本開示を使用および生成することを可能にするために、提供されている。本開示に対するさまざまな変更は、当業者には容易に理解されるものであり、ここに定義される一般的な原則は、本開示の範囲または精神を逸脱することなく、他の変形にも適用され得る。かくして、本開示は、ここに説明されている設計および例に制限されることは意図されておらず、しかし、ここに開示される新規の特徴および原理に一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための方法であって、
バンドルされた(bundled)RACHシーケンスを送信することと、
バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信することと、を備える方法。
[C2]
前記受信されバンドルされたPDSCHに基づいてバンドルされた物理上り共有チャネル(PUSCH)を送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記バンドルされたPUSCHのサイズは前記受信されバンドルされたPDSCHにおいてシグナリングされる、C2に記載の方法。
[C4]
前記バンドルされたRACHシーケンスは前記UEのカバレッジ制限を示す、C1に記載の方法。
[C5]
前記バンドルされたRACHシーケンスは少なくとも1つのリソース・ブロック(RB)を備える狭帯域送信として送信され、それのロケーションはセルIDの関数である、C1に記載の方法。
[C6]
前記バンドルされたRACHシーケンスはセルIDの関数である、C1に記載の方法。
[C7]
前記バンドルされたPDSCHの複数のリソース・ブロック(RBs)のロケーションは、前記RACHシーケンスのRBのロケーション、前記RACHシーケンス自体、前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズ、またはセルID、のうちの少なくとも1つにリンクされる、C1に記載の方法。
[C8]
前記バンドルされたPDSCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、C1に記載の方法。
[C9]
バンドルされた物理下り制御チャネル(PDCCH)または拡張された(enhanced)PDCCH(ePDCCH)を受信することをさらに備え、ここにおいて、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHは前記バンドルされたPDSCHをスケジュールし、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、C1に記載の方法。
[C10]
前記バンドルされたPDSCHの変調および符号化スキーム(MCS)はシステム情報ブロック(SIB)においてシグナリングされる、C1に記載の方法。
[C11]
前記バンドルされたPDSCHは一組のMCSから選択された変調および符号化スキーム(MCS)を使用して送信され、前記UEはブラインド復号によって前記PDSCHを検出する、C1に記載の方法。
[C12]
同期信号を受信することと、
前記同期信号に基づいて前記RACH手順を実施するようにウェーク・アップすることと、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
1つ以上の後続メッセージに関わる割当てを示す第2のバンドルされたPDSCHを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
基地局(BS)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための方法であって、
ユーザ機器(UE)からバンドルされたRACHシーケンスを受信することと、
バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)において前記UEにRACH応答を送信することと、を備える方法。
[C15]
前記バンドルされたPDSCHに基づいて、前記UEからバンドルされた物理上り共用チャネル(PUSCH)を受信することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記バンドルされたPUSCHのサイズは前記バンドルされたPDSCHにおいてシグナリングされる、C15に記載の方法。
[C17]
前記バンドルされたRACHシーケンスは前記UEのカバレッジ制限を示す、C14に記載の方法。
[C18]
前記バンドルされたRACHシーケンスは少なくとも1つのリソースブロック(RB)を備える狭帯域送信として受信され、それのロケーションはセルIDの関数である、C14に記載の方法。
[C19]
前記バンドルされたRACHシーケンスはセルIDの関数である、C14に記載の方法。
[C20]
前記バンドルされたPDSCHの複数のリソース・ブロック(RBs)のロケーションは、前記RACHシーケンスのRBのロケーション、前記RACHシーケンス自体、前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズ、またはセルID、のうちの少なくとも1つにリンクされる、C14に記載の方法。
[C21]
前記バンドルされたPDSCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、C14に記載の方法。
[C22]
バンドルされた物理下り制御チャネル(PDCCH)または拡張されたPDCCH(ePDCCH)を送信することをさらに備え、ここにおいて、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHは前記バンドルされたPDSCHをスケジュールし、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、C14に記載の方法。
[C23]
前記バンドルされたPDSCHの変調および符号化スキーム(MCS)はシステム情報ブロック(SIB)においてシグナリングされる、C14に記載の方法。
[C24]
前記バンドルされたPDSCHは一組のMCSから選択された変調および符号化スキーム(MCS)を使用して送信され、前記UEはブラインド復号によって前記PDSCHを検出する、C14に記載の方法。
[C25]
同期信号を送信することをさらに備え、ここにおいて、前記UEは前記同期信号に基づいて前記RACH手順を実施するようにウェーク・アップする、C14に記載の方法。
[C26]
1つ以上の後続メッセージに関わる割当てを示す第2のバンドルされたPDSCHを送信することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C27]
ユーザ機器(UE)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための装置であって、
バンドルされたRACHシーケンスを送信するための手段と、
バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信するための手段と、を備える装置。
[C28]
基地局(BS)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための装置であって、
ユーザ機器(UE)からバンドルされたRACHシーケンスを受信するための手段と、
バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)において前記UEにRACH応答を送信するための手段と、を備える装置。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための方法であって、
    バンドルされた(bundled)RACHシーケンスを送信することと、ここにおいて、前記バンドルされたRACHシーケンスは、複数の送信時間間隔(TTIs)のバンドルに関して送信される、
    バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信することと、ここにおいて、前記バンドルされたPDSCHは、複数のTTIsのバンドルに関して送信される、を備える方法。
  2. 前記受信されバンドルされたPDSCHに基づいてバンドルされた物理上り共有チャネル(PUSCH)を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バンドルされたRACHシーケンスは前記UEのカバレッジ制限を示す、請求項1に記載の方法。
  4. 前記バンドルされたRACHシーケンスは少なくとも1つのリソース・ブロック(RB)を備える狭帯域送信として送信され、それのロケーションはセルIDの関数である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記バンドルされたRACHシーケンスはセルIDの関数である、請求項1に記載の方法。
  6. 同期信号を受信することと、
    前記同期信号に基づいて前記RACH手順を実施するようにウェーク・アップすることと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 基地局(BS)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための方法であって、
    ユーザ機器(UE)からバンドルされたRACHシーケンスを受信することと、ここにおいて、前記バンドルされたRACHシーケンスは、複数の送信時間間隔(TTIs)のバンドルに関して送信される、
    バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)において前記UEにRACH応答を送信することと、ここにおいて、前記バンドルされたPDSCHは、複数のTTIsのバンドルに関して送信される、を備える方法。
  8. 前記バンドルされたPDSCHの複数のリソース・ブロック(RBs)のロケーションは、前記RACHシーケンスのRBのロケーション、前記RACHシーケンス自体、前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズ、またはセルID、のうちの少なくとも1つにリンクされる、請求項に記載の方法。
  9. 前記バンドルされたPDSCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、請求項に記載の方法。
  10. バンドルされた物理下り制御チャネル(PDCCH)を送信することをさらに備え、ここにおいて、前記バンドルされたPDCCHは、拡張されたPDCCH(ePDCCH)または複数のTTIsのバンドルに関して送信される、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHは前記バンドルされたPDSCHをスケジュールし、前記バンドルされたPDCCHまたはePDCCHのサイズは前記バンドルされたRACHシーケンスのサイズに基づく、請求項に記載の方法。
  11. 前記バンドルされたPDSCHの変調および符号化スキーム(MCS)はシステム情報ブロック(SIB)においてシグナリングされる、請求項に記載の方法。
  12. 前記バンドルされたPDSCHは一組の変調および符号化スキーム(MCSから選択されたMSを使用して送信され、前記UEはブラインド復号によって前記PDSCHを検出する、請求項に記載の方法。
  13. 1つ以上の後続メッセージに関わる割当てを示す第2のバンドルされたPDSCHを送信することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  14. ユーザ機器(UE)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための装置であって、
    バンドルされたRACHシーケンスを送信するための手段と、ここにおいて、前記バンドルされたRACHシーケンスは、複数の送信時間間隔(TTIs)のバンドルに関して送信される、
    バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)においてRACH応答を受信するための手段と、ここにおいて、前記バンドルされたPDSCHは、複数のTTIsのバンドルに関して送信される、を備える装置。
  15. 基地局(BS)によってランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を実施するための装置であって、
    ユーザ機器(UE)からバンドルされたRACHシーケンスを受信するための手段と、ここにおいて、前記バンドルされたRACHシーケンスは、複数の送信時間間隔(TTIs)のバンドルに関して送信される、
    バンドルされた物理下り共有チャネル(PDSCH)において前記UEにRACH応答を送信するための手段と、ここにおいて、前記バンドルされたPDSCHは、複数のTTIsのバンドルに関して送信される、を備える装置。
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