JP6436547B2 - D2d検出および通信のためのアクセス制御メカニズムをサポートするネットワークノード、ユーザ機器、コンピュータプログラム、および装置 - Google Patents

D2d検出および通信のためのアクセス制御メカニズムをサポートするネットワークノード、ユーザ機器、コンピュータプログラム、および装置 Download PDF

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Description

無線移動通信技術は、ネットワークノード(例えば、送信局)と無線デバイス(例えば、モバイルデバイス)との間のデータを伝送するのに種々の標準およびプロトコルを使用する。いくつかの無線デバイスは、ダウンリンク(DL:downlink)伝送に直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency−division multipe access)を使用し、アップリンク(UL:uplink)伝送にシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:single−carrier frequency−division multiple access)を使用して通信する。信号伝送に直交周波数分割多重方式(OFDM:orthogonal frequency−division multiplexing)を使用する標準およびプロトコルは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:third−generation partnership project)ロングタームエボリューション(LTE:long−term evolution)、WiMAX(世界的マイクロ波アクセス相互運用:Worldwide interoperability for Microwave Access)として産業グループによく知られているインステチュート・オブ・エレクトリカル・アンド・エレクロニクス・エンジニアズ(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16標準(例えば、802.16e、802.16m)、およびWiFiとして産業グループによく知られているIEEE802.11標準を含む。
3GPP無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)LTEシステムでは、ネットワークノードは発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)ノードB(一般的に発展型ノードB、拡張型ノードB、eNodeB、またはeNBとも表される)であり得る。ネットワークノードは無線デバイスと通信することができ、ユーザ機器(UE:user equipment)はそのような無線デバイスの一例である。ダウンリンク(DL)伝送は、ネットワークノード(例えば、eNodeB)から無線デバイス(例えば、UE)への通信であり得、アップリンク(UL)伝送は、無線デバイスからネットワークノードへの通信であり得る。無線デバイスがネットワークノードによってサービスされている地理的な領域をセルと呼ぶことができる。
LTEシステムでは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)でeNodeBからUEへデータを伝送することができる。データが受信されたと肯定応答するのに、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)を使用できる。ダウンリンクおよびアップリンクのチャネルまたは伝送は、時分割複信(TDD:time−division duplexing)または周波数分割複信(FDD:frequency−division duplexing)を使用できる。
D2D通信は2つのユーザ機器(UE)などの2つのデバイス間の直接通信である。2つのデバイス(例えばLTE準拠のデバイス)が比較的近くにあるときに、2つのデバイスは相互に直接通信することができる。D2D通信は、LTEなどのセルラシステムによって補助される場合もあるし、セルラネットワーク基盤を全く使用しない場合もある。
本開示の特徴および利点は、本開示の特徴を例として共に示している添付の図面と併せた以下の詳細な記載から明らかであろう。
一例による、システム情報ブロックタイプ2(SIB2:system information block type 2)の情報要素(IE:information element)を定義するのに使用できる抽象構文記法1(ASN.1:Abstract Syntax Notation One)コードの例を示す。
一例による、SIB2の2つの情報要素を定義するのに使用できるASN.1コードを示す。
一例による、D2D通信のためのACBスキップ機能をサポートするために、3GPP技術仕様の一部に加えてもよい定義の例を示す。
一例による、D2D通信のためのACBスキップ機能をサポートするために、3GPP技術仕様の一部に加えてもよい定義の別の例を示す。
一例による、非アクセス層(NAS:non−access stratum)の仕様に加えてもよい例示的な定義を示す。
一例による、ネットワークノードの機能を例示するフロー図である。
一例による、UEの機能を例示するフロー図である。
一例による、無線デバイス(例えば、UE)の図解を示す。
次に、例示的に示されている実施形態を参照し、本明細書では、それを記載するのに特定の言葉を用いる。しかしながら、それによって、の範囲の限定が意図されるものではないことは理解されよう。
いくつかの実施形態を開示し記載する前に、請求項に記載された主題は、本明細書に開示の特定の構造、プロセス操作、または素材に限定されないが、関連技術の当業者が認識するように、その均等物に及ぶことが理解されねばならない。また、本明細書で用いられる用語は、特定の例を記載する目的に使用されるだけであり、限定する意図はないことも理解されねばならない。異なる図面の同じ参照番号は同じ要素を表す。フローチャートとプロセスに付与された数字は、動作を例示するうえで明確にするために付されたものであって、必ずしも特定の順番または順序を示すものではない。
技術実施形態の最初の概要を以下に提示したのち、次に、特定の技術実施形態をさらに詳細に記載する。この最初の概要は、より早く技術を理解する上で読み手を助けることを意図したものであるが、該技術の重要な特徴または基本的な特徴を特定することを意図するものでも、請求項に記載された対象の範囲を限定することを意図するものでもない。
ユーザ機器(UE)でデバイス間(D2D:device−to−device)通信を実行するための技術について記載する。UEは、LTE/E−UTRAN関連標準に従って動作することができる。例えば、UEはE−UTRANの3GPP LTEリリース12(またはそれ以前の)標準によるセルラモバイルネットワークで動作することができる。D2D通信の特徴は、3GPP LTE標準のProSe(近傍サービス:Proximity Services)直接通信と呼ぶことができる。D2D通信は、UEがセルラネットワークのカバレッジ外にあるとき、または代替的に、UEがセルラネットワークのカバレッジ内にあるときに生じ得る。D2D無線ベアラによってD2Dデータは搬送され得る。
一例において、D2Dデータを送信しているUEを送信側UEと呼ぶことができ、D2Dデータを受信しているUEを宛先UE、ターゲットUEまたは受信側UEと呼ぶことができる。送信側UEで実行中のアプリケーションによってD2Dデータを生成することができる。一実施形態では、該アプリケーションをD2Dアプリケーションと呼ぶことができるが、特定のD2Dタイプアプリケーションに限定されるものではない。送信側UEは、D2Dデータが送信側UEとターゲットUEとの間で確立されたD2D無線ベアラを使用してターゲットUEに伝送されてくると識別することができる。一例において、送信側UEから単一のターゲットUEまたはターゲットUEのグループにD2Dデータを送信することができる。(本明細書に記載の例は、ターゲットまたは受信UEへの伝送と呼ぶことができるが、これはターゲットまたは受信UEのグループへの伝送でもあり得ることが理解されねばならない。)
D2D通信は、セルラスペクトルを使用している2つのUE間の直接リンクを可能にすることができる。これにより、媒体または他のデータを1つのデバイスから別のデバイスに、直接接続を使用して短距離で転送することができる。データがD2D接続で通信されるとき、データはセルラネットワークに中継される必要はない。したがって、セルラネットワークが過負荷状態のときでも、または不良なカバレッジをもたらすときでも、データは依然としてD2D接続で通信することができる。セルラ基盤は、存在する場合、ピア検出、同期、識別のプロビジョンおよびセキュリティ情報など他の問題について補助することができる。
D2D通信の使用はいくつかの利点をユーザに与えることができる。例えば、デバイスはセルラ基盤から遠く離れることができる。D2D通信はネットワーク基盤に依存しないため、セルラネットワークが機能していなくても(例えば、災害時)、D2D通信はデバイスがローカルに通信することを可能にすることができる。このため、D2D性能を有するデバイスは、公共安全アプリケーションによく適合し得る(が、他のアプリケーションにもそれらを使用できる)。
D2D通信の特徴は、セルラネットワーク基盤によって搬送されるデータを必要とせず、セルラ無線スペクトル上でUE間でデータを直接交換することを可能にする。それ故、D2D通信が与える別の利点は、認可されたスペクトルを使用できることである。認可されたスペクトルの周波数は、一般に干渉に左右されにくい。その上、D2D通信を使用する2つのデバイスが近くにあるときは、低い伝送電力レベルを使用でき、これはデバイスでのより効率的なエネルギ消費につながる。
送信側UEがD2DデータをターゲットUEに送信するために、送信側UEは、マクロeNBまたは低電力eNBなどのeNBとのRRC接続モードへ遷移することができる。送信側UEは、定義済資源割り当てモードがD2DデータをターゲットUEへ通信するのに使用されるべきであるとの情報を、eNBを介してネットワークから受信することができる。例えば、送信側UEは、eNBからシステム情報ブロック(SIB:system information block)ブロードキャストに基づき、定義済資源割り当てモードを判断することができる。
D2D資源割り当てモード1において、UEが位置しているセルをサービスするeNBは、D2D伝送を実行するのにUEによって使用されるエアインタフェース資源のスケジューリングに能動的に関与することができる。他のシナリオでは、UEは、D2D伝送を実行する上でUEがより自律的であるモードであるD2D資源割り当てモード2を使用して、D2D伝送を実行することができる。D2D資源割り当てモード2は、UEがeNBのカバレッジ外にあるときに生じてもよいが、UEがカバレッジ内にあるときも生じ得る。モード2では、eNBはその資源の特定の部分を予約し、次に、UEが自律的にどのようにその予約部分の中でD2Dデータを伝送するのか選択することを可能にすることができる。資源はかなり静的な仕方でD2D通信のために予約されているため、予約された資源のすべてが使われないと、資源の浪費が生じ得る。対照的に、D2D資源割り当てモード1は、D2D伝送が起ころうとしているときにネットワークが動的に資源を割り当てることを可能にし、これによってより効率的な解決策が与えられる。D2D伝送を実行しようとするUEが全くなければ、そのとき資源は、D2D伝送に不必要に割り当てられず、通常のセルラ通信に利用可能である。
一例において、定義済資源割り当てモードは、D2D資源割り当てモード1であり得る。サービス要求手順は、UEの非アクセス層(NAS)で開始することができる。サービス要求手順は、eNBとのRRC接続確立手順を実行するようUEのRRCレイヤをトリガすることができる。UEは、RRC接続確立手順が完了すると、RRCアイドルモードからRRC接続モードに切り換わることができる。今RRC接続モードであるUEは、バッファステータスレポート(BSR:buffer status report)をeNBに送信することができ、応答として、UEはD2DデータをターゲットUEへ伝送することのアップリンク(UL)グラントをeNBから受信することができる。UEは、eNBによって付与されたULグラントを使用してD2DデータをターゲットUEに送信することができる。送信側UEとターゲットUEとの間のD2D無線ベアラ設定を使用して、送信側UEからターゲットUEへD2Dデータを送信することができる。
D2D無線ベアラはセルラ通信に使用される無線ベアラに類似しているが、いくつかの重要な相違点がある。例えば、D2D無線ベアラは、UEが無線資源制御(RRC:radio resource control)アイドルモードまたはRRC接続モードのどちらかにあるときに、D2D UE間に存在できる。つまり、D2D無線ベアラは、UEがRRC_IDLEモードまたはRRC_CONNECTEDモードのどちらかであるときに、存在できる。対照的に、セルラ無線ベアラ(または、データ無線ベアラ)は典型的には、UEがRRC接続モードにあるときに存在する。さらに、D2D無線ベアラは、UEのアプリケーションレイヤからのデータの到着に基づき、必要に応じてUEによって設置および解放され得る。対照的に、セルラ無線ベアラはネットワークによって設置され、構成され、解放される。そのうえ、D2Dデータは2つのUE間で直接伝送されるので、3GPPネットワークを通らない。
UEがD2D資源割り当てモード1を使用するとき、UEはセル無線資源を使用できるが、如何なるコアネットワーク資源も使用していないであろう。したがって、コアネットワークのデータ経路に輻輳または問題があっても、D2D通信は依然として継続することが許され得る。しかしながら、輻輳しているネットワークに適用されるであろう現在のアクセスクラス規制メカニズムは、UEがD2D通信の目的のためにRRC接続を確立しようとするだけでも、UEがRRC接続を確立することを不必要に禁止することができる。
コアネットワーク資源が輻輳しているとき、アクセスクラス規制(ACB:Access−class barring)メカニズムを用いて、特定のUEがRRC接続確立手順を開始することを禁止することによって、ネットワークへのアクセスを制御することができる。eNBは、ブロードキャストシステム情報で特定のパラメータ群を伝送することによって、ACBメカニズムを適用することができる。ブロードキャストシステム情報を受信するUEは、UEがこれらのパラメータ群に基づき、UEのセルへアクセスすることを許されているかどうか判断する。パラメータ群は、例えば、セルのカバレッジ領域にあるUEのうち、セルの使用が禁止されるUEの割合を制御するのに用いられる確率係数であるアクセスクラス(ac)−BarringFactorと、UEが、セルへのアクセスが禁じられると見なす時限であるac−BarringTimeと、特定のカテゴリ(例えば、通信事業者の従業員、緊急サービスなど)に属するUEがセルへのアクセスを許可されているかどうか各ビットが決定するビットマップであるac−BarringForSpecialACとを含むこともできる。
一部のUEは、ホーム公衆地上モバイルネットワーク(HPLMN:Home Public Land Mobile Network)により、公共安全UEであるように構成され得る。場合によって、公共安全UEは、特定のアクセスクラス(例えば、I1、I2、またはI3)を持つ汎用加入者識別モジュール(USIM:Universal Subscriber Identity Module)を有する。しかしながら、他の場合では、公共安全UEは特定のアクセスクラスが割り当てられたUSIMを含まない。
特定のアクセスクラスを有するUSIMを含まない公共安全UEおよび商用(例えば、公共安全でない)UEは、セルから受信されたブロードキャストシステム情報にあるパラメータ群に基づきアクセスクラス規制(ACB)を適用するように構成されている。既存の仕組みでは、これらのタイプのUEが、資源割り当てモード1を使用してD2D通信を促すためにネットワークにアクセスしようとするだけでも、ACBは適用される。したがって、コアネットワークの輻輳(必ずしも特定のeNBでの無線アクセス輻輳であるというわけではない)がある状況において、UEはRRC_CONNECTEDモードに入ることができず、故に、D2D通信が実際にはコアネットワーク資源を消費しないであろうにもかかわらず、D2D通信を実行することができない場合がある。
3GPPリリース11で導入されたACBスキップは、マルチメディアテレフォニ(MMTel:Multimedia Telephony)IPマルチメディアシステム(IMS:IP Multimedia System)音声/ビデオまたはシグナリングゲートウェイ(SG:Signaling Gateway)上のショートメッセージサービスオーバーIP(SMSoIP:Short Message Service over IP)のためにRRC接続を確立しようとするUEが、ACB手順をスキップすることを可能にする。このようにして、これらのサービス(例えば、MMTel IMS音声/ビデオ、およびSMSoIP SMSオーバーSG)は、輻輳が生じたときに優先される。ACBスキップは、それぞれのタイプのサービスを個別に活性化することができる。
本明細書に記載のいくつかの例は、ACBスキップの原理を、D2D割り当て目的のためにネットワークに接続しようとしているUEに対して拡張するのに使用されてもよいシステムおよび方法を示す。本明細書に記載の更なる例は、D2D割り当てモード1の使用が規制されているとき、UEがD2D割り当てモード2を使ってD2D通信を実行することを許可されている(または、されていない)ことをネットワークが示すことのできるシステムおよび方法も示す。
前に触れたように、3GPP LTEネットワークは、アクセスクラス規制(ACB)を使用することによって、RRC接続設定要求試行を制限することができる。D2Dの一部として、D2D資源割り当てを目的とするRRC接続要求を送信しているUE向けに異なる規制パラメータ群をeNBが構成することができるように、このメカニズムを拡張することは有益となり得る。図1に示すように、システム情報ブロック2(SIB2)に、D2Dに特有のACBパラメータ群を加えることができる。例えば、選択110に示されるように、ACB構成を設定するために、ac−BarringForD2D−rl2と名付けられたパラメータをSIB2に加えることができる。
アクセスクラス規制で、ネットワークは、UEがD2D通信の目的のためにネットワークにアクセスしているかどうか、あるいはUEが通常のセルラ通信トラフィックを目的としてネットワークにアクセスしているかどうか(例えば、音声呼、データ転送)に応じて、異なる規制構成を設定することを所望する場合がある。例えば、ネットワークが過負荷状態でD2D通信が公共安全ユーザによって使用されていれば、そのときはD2D通信が優先され得るが、非D2Dトラフィックにはアクセス規制が適用され得る。別の例では、D2D通信が他の目的(例えば、写真の共有、ビデオの共有)に使われているならば、デバイス間のトラフィックの代りにUE−ネットワーク間のトラフィックを優先することもできる。
UEがSIB2でACB構成を受信し、特定のRRC接続確立試行に対してセルへのアクセスが規制されていると判断すれば、次にUEのRRCレイヤは、UEに適用されるD2D資源割り当てのアクセス規制のためにRRC接続の確立に失敗したことについてUEの上位レイヤに通知することができ、それによってRRC確立手順は終了する。
[代替手段1]:D2D用ACBスキップ標識
一実施形態では、D2D用に別々の規制パラメータ群を持つ代わりに、ネットワークは、UEがD2D通信の目的でRRC接続を確立しようとする場合にはACBをスキップできることをUEに示すことができる。図1は、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)の、D2D通信を目的としたRRC接続の確立を要求するUEによってACBがスキップされ得るかどうかを示す、情報要素(IE)110を定義するのに使用され得る抽象構文記法1(ASN.1)コードの例を示す。セルのカバレッジ領域内のUEは、次に、セルの中のノードによって(例えば、eNBによって)ブロードキャストされるSIB2でIEを受信することができ、D2D通信を目的としてRRC接続を確立しようとするときに、ACBを適用するかどうか判断することができる。
[代替手段2:特定のD2Dカテゴリ/タイプ用ACBスキップ標識]
別の実施形態では、ネットワークがUEの1を超えるカテゴリまたはタイプに関し、D2Dを目的としたアクセスを独立して制御することができるようにメカニズムを定義することができる。図2は、SIB2の2つのIEを定義するのに使用され得るASN.1コードの例を示す。第1のIE210は、D2D通信を目的としてRRC接続を確立することを要求する公共安全UEによって、ACBがスキップされ得るかどうかを示す。第2のIE220は、D2D通信を目的としてRRC接続を確立することを要求する商用UEによって、ACBがスキップされ得るかどうかを示す。これら2つのIEを使用することにより、eNBは、UEの1を超えるカテゴリに関し、D2D通信を目的としたネットワークへのアクセスを独立して制御することができる。当該代替手段は、eNBの資源が、異なるD2Dシナリオをサポートするために、及び輻輳の状況に基づき異なるACB機能をサポートするために分割されているセルに特に適している。
図1および2は、それぞれ、SIB2に1つおよび2つのIEが追加される解決法を示すが、UEのより多くのカテゴリ/タイプ、またはD2D通信のための他の特定の目的をカバーするために、より多数のIEをSIB2に追加することもできる。さらに、所望により代替手段1および2を併せて実装してもよい。
[手法1:包括的D2Dサービス標識]
図3は、D2D通信のためのACBスキップ機能をサポートするべく、RRC接続確立手順を変更するために、3GPP技術仕様書(TS:Technical Specification)36.331の一部に加えてもよい定義の例を示す。この例では、旧来のRRC呼種別または確立理由が使用され、変更されないままである。選択310に示されるように、D2D通信を目的としたRRC接続を確立しようとするUEは、D2D通信を目的に接続が求められているときにACBがスキップされ得ると示すIE(例えば、ac−BarringSkipForD2d)をSIB2が含むかどうか判断することができる。かかるIEがSIB2内にあれば、UEは、選択320に示されるように、D2D通信を目的としたセルへのアクセスは規制されないと見なすことができる。
[手法2:モバイル発信D2D(呼種別)]
図4aは、D2D通信のためのACBスキップ機能をサポートするべく、RRC接続確立手順を変更するために、3GPP技術仕様書(TS:Technical Specification)36.331、たとえばバージョン12.0.xまたはそれ以降、の一部に加えてもよい定義の他の例を示す。この例では、旧来からのRRC確立理由は変更されないままであるが、新たな呼種別であるモバイル発信D2Dが定義され、選択410に示されている。UE RRCレイヤは、(NASによってRRC接続が要求されているとき)UE NASレイヤからパラメータとして受信されるこの呼種別を、D2D通信を目的としてRRC接続が望まれていることを判断するのに使用することができる。次に、選択420に示されるように、UEは、D2D通信を目的に接続が求められているときにACBがスキップされ得ると示すIE(例えば、ac−BarringSkipForD2d)をネットワークから受信されたSIB2が含むかどうか判断することができる。かかるIEがSIB2内にあれば、UEは、選択430に示されるように、D2D通信を目的としたセルへのアクセスは規制されないと見なすことができる。
図4bは手法2による非アクセス層(NAS)仕様(例えば、示されている3GPP TS24.301における)に加えてもよい例示的な定義440を示す。
[手法3:RRC D2D標識]
別の例では、UE NASレイヤからUE RRCレイヤへ送られるRRC確立理由パラメータへの新しい値を定義することができる(例えば、「D2D」または「D2D通信」のように)。この場合、UEが緊急ベアラサービス用に確立されたPDN接続を有しておらず、かつ、要求タイプを「緊急」に設定したPDN CONNECTIVITY REQUESTを開始しておらず、UEがD2D通信を確立したいのであれば、RRC確立理由を「D2D通信」に設定することができる。このとき、確立が求められている所望のRRC接続の目的がD2D通信であることを確立理由パラメータに基づいて判断するように、UEを構成することができる。
別の実施形態では、ネットワークのノード(例えば、eNB)は、セル内のUEに、割り当てモード1の使用が規制されているとき、UEが割り当てモード2の使用に「フォールバック」することを許されているかどうかを示す通信を送信するようにも構成されてもよい。
一例において、当該通信は、ネットワークからのブロードキャストメッセージに含まれる情報要素(IE)(例えば、「fallBackToD2Dmode2 ENUMERATED {true}」)を含み得る。当該IEは、モード1が規制されているときはモード2を使用することをUEが許されていると示すことに使用できる。あるいは、当該IEは、モード1のACBを実行する必要なく、直ちにモード2を使用することをUEが許されていると示すことができる。
別の例では、それぞれのD2D資源割り当てモード用に2つの異なるACBパラメータ(例えば、モード1用に「AC−BarringConfig」オブジェクトに「ac−BarringForD2D−Mode1」、モード2用に「AC−Barring Config」に「ac−BarringForD2D−Mode2」)を定義することができる。UEによって、これらのACB規制パラメータは次のように使用され得るであろう。ある場合、D2D通信のためにRRC接続を確立しようとするUEはモード1が規制されていると判断する場合がある。UEはその時、D2Dモード2も規制されているか判断するために「ac−BarringForD2D−Mode2 AC−BarringConfig」でブロードキャストされた新しいACBパラメータを使用できる。別の場合、D2D通信のためにRRC接続を確立しようとするUEはモード1、モード2のどちらも規制されていないと判断する場合がある(すなわちUEがモード1またはモード2を使用することが許可されている)。この場合、UEは、各モードのACBパラメータに基づき、使用するモードを選択することができる。別の例では、SIB2における「ac−BarringForD2D−Mode2」IEの存在が、ブロードキャストされたどのACBパラメータ群も適切に守られる限り、モード2へのフォールバックをUEが許されていると示すのに使用され得る。「ac−BarringForD2D−Mode2」パラメータは、既存の「AC−BarringConfig」オブジェクトに組み入れることができ、または、他のACB−Barring IEを含む異なるオブジェクトにいることができる。
また、本明細書に記載された上記のメカニズムは、一般にD2D通信のために使用されるが、同様のメカニズムはD2D検出のためにも使用できるであろう。
図5は、一例によるネットワークノードの機能500を例示するフロー図である。510のように、ACBスキップシステム情報は、ネットワークノードで(例えば1つまたは複数のプロセッサによって)識別することができる。ACBスキップシステム情報は、ネットワークノードによって使用されるACB構成が、D2D資源割り当てモード1を使用するD2D通信のために無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求するユーザ機器(UE)によってスキップされてもよいとの標識を含み得る。ACBスキップシステム情報は、異なるカテゴリ(例えば、公共安全カテゴリおよび/または非公共安全カテゴリ)のUE用の個別パラメータ群を含み得る。ACBスキップシステム情報はさらに、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含み得る。520のように、D2D資源割り当てモード通信も、ネットワークノードで(例えば1つまたは複数のプロセッサによって)識別することができる)。D2D資源割り当てモード通信は、ネットワークノードによってサービスされるセル内にあるUEがD2D資源割り当てモード2を使用することを許されているとの標識を含み得る。530のように、ネットワークノードは、ネットワークノードによってサービスされるセル内に位置する複数のUEに、ACBスキップシステム情報および/またはD2D資源割り当てモード通信を(例えばネットワークノードの送受信回路を介して)ブロードキャストすることができる。540のように、モード2を使用するUEがD2D通信のために資源を割り当てることを許可されているD2D無線資源プールは、ネットワークノードで(例えば1つまたは複数のプロセッサによって)識別され得る。540のように、D2D資源プール通信は、ネットワークノードで(例えば1つまたは複数のプロセッサによって)識別され得る。D2D資源プール通信は、モード2を使用するUEがD2D通信のために資源を割り当てることを許可されているD2D無線資源プールを識別することができる。550のように、ネットワークノードは、複数のUEに(例えばネットワークノードの送受信回路を介して)D2D資源プール通信を送信することができる。
図6は、一例によるUEの機能600を例示するフロー図である。610のように、UEは、(例えばUEの送受信回路を介して)ネットワークノードからACBスキップ通信を受信することができる。ACBスキップ通信は、UEがD2D資源割り当てモード1を使用してD2D通信の目的のために無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求しようとするとき、ネットワークノードによって使用されるACBメカニズムをスキップすることをUEが許可されているとの標識を含み得る。ACBスキップ通信は、異なるカテゴリ(例えば、公共安全カテゴリおよび/または非公共安全カテゴリ)のUE用の個別パラメータ群を含み得る。加えて、ACBスキップ通信は、モード1に適用可能な第1の複数のパラメータを含むことができ、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリ(カテゴリの例:公共安全、商用など)に対応する。ACBスキップ通信はさらに、第2のモード2に適用可能な第2の複数のパラメータを含むことができ、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリに対応する。ACBスキップ通信はさらに、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含み得る。620のように、UEは、(例えばUEの送受信回路を介して)D2D資源割り当てモード通信を受信することができる。D2D資源割り当てモード通信は、ネットワークノードによってサービスされるセル内のUEがD2D資源割り当てモード2を使用することを許されているとの標識を含み得る。いくつかの実施形態では、UEは、UEがモード1の使用を規制されていると示すACB通信をネットワークノードから(例えばUEの送受信回路を介して)受信することもできる。630のように、UEは(例えばUEの1つまたは複数のプロセッサを使用することによって)、D2D資源割り当てモード通信(および/または受信している場合はACB通信)に基づき、D2D通信のためのモードを選択することができる。640のように、モード1が選択された場合、UEは(例えばUEの1つまたは複数のプロセッサを使用することによって)、D2D通信を目的としたネットワークノードとの(例えばUEの送受信回路を介して)無線資源制御(RRC)接続を確立することができる。いくつかの実施形態では、UEは無線資源制御レイヤ(RRCレイヤ)モジュールおよび非アクセス層レイヤ(NASレイヤ)モジュールを含み得る。NASレイヤモジュールは、D2D通信のためにRRC接続が確立されることを求める要求をRRCレイヤに送信するように構成され得る。該要求は、モバイル発信D2D通信のためにRRC接続が確立されるべきであることを意味する呼種別を含み得る。任意に、RRC確立理由はD2D通信を示すことができる。650のように、モード2が選択された場合、UEは(例えばUEの送受信回路を介して)D2D資源プール通信を受信することができる。D2D資源プール通信は、モード2を使用するUEがD2D通信のために資源を割り当てることを許可されているD2D無線資源プールを識別することができる。660のように、UEはその後、(例えばUEの1つまたは複数のプロセッサを使用することによって)、D2D無線資源プールに基づき、かつ、選択したD2D通信のモードに基づき、D2D通信のために資源を割り当てることができる。
図7は、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、移動無線デバイス、移動通信デバイス、タブレット、送受話器、または他のタイプの無線デバイスなど、無線デバイスの例示的な図を示す。無線デバイスは、ノード、マクロノード、低電力ノード(LPN:low power node)、または送信局、たとえば基地局(BS:base station)、発展型ノードB(eNB)、ベースバンドユニット(BBU:baseband unit)、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、リモート無線機器(RRE:remote radio equipment)、中継局(RS:relay station)、無線機器(RE:radio equipment)、または他のタイプの無線広域ネットワーク(WWAN:wireless wide area network)アクセスポイントなど、と通信するように構成された1つまたは複数のアンテナを含み得る。無線デバイスは、3GPP LTE、WiMAX、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)、Bluetooth(登録商標)およびWiFiを含む少なくとも1つの無線通信標準を使用して通信するように構成され得る。無線デバイスは、それぞれの無線通信標準用の別々のアンテナ、または複数の無線通信標準のための共有アンテナを使用して通信することができる。無線デバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN:wireless personal area network)および/またはWWANで通信することができる。
図7はさらに、無線デバイスとのオーディオ入力および出力に使用できるマイクロホンと1個以上のスピーカの図を示す。ディスプレイスクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)スクリーン、または有機発光ダイオード(OLED:organic light emitting diode)ディスプレイなどの他のタイプのディスプレイスクリーンであり得る。ディスプレイスクリーンはタッチスクリーンとして構成することができる。タッチスクリーンには、静電容量式、抵抗式、または別のタイプのタッチスクリーン技術を使用することができる。アプリケーションプロセッサおよびグラフィックプロセッサは内部メモリに結合され、処理および表示性能を提供することができる。不揮発性メモリポートは、ユーザにデータ入出力オプションを提供するためにも使用され得る。不揮発性メモリポートは、無線デバイスの記憶性能を拡張するためにも使用され得る。追加ユーザ入力を提供するために、キーボードが無線デバイスと統合され得るか、または無線で無線デバイスに接続され得る。タッチスクリーンを使用して仮想キーボードも提供され得る。
種々の技術、あるいはその特定の態様または一部は、フロッピー(登録商標)ディスケット、CD−ROM、ハードドライブ、非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体、またはその他の何らかの機械読み取り可能記憶媒体などの有形媒体に具体化されるプログラムコード(すなわち命令)の形をとることができ、プログラムコートが読み込まれ、コンピュータなどの機械によって実行されると、当該機械は種々の技術を実施する装置となる。回路はハードウェア、ファームウェア、プログラムコード、実行可能コード、コンピュータ命令および/またはソフトウェアを含み得る。非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、信号を含まないコンピュータ読み取り可能記憶媒体であり得る。プログラム可能なコンピュータ上でプログラムコードを実行する場合、コンピューティングデバイスは、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶素子を含む)、少なくとも1つの入力デバイスおよび少なくとも1つの出力デバイスを含み得る。揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶素子は、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、光ドライブ、磁気ハードドライブ、ソリッドステートドライブ、または電子データを格納するための他の媒体であり得る。ノードおよび無線デバイスは送受信モジュール、計数モジュール、処理モジュール、および/またはクロックモジュールもしくはタイマモジュールも含み得る。本明細書に記載される種々の技術を実装または利用することができる1つまたは複数のプログラムは、アプリケーションプログラミングインタフェイス(API:application programming interface)、再利用可能な制御および同様のものを使用することができる。かかるプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高水準の手続き型またはオブジェクト指向のプログラミング言語で実装され得る。ただし、所望する場合、アセンブリ言語または機械語でプログラム(単数または複数)は実装され得る。いずれの場合も、言語は、コンパイラ型またはインタープリタ型言語であり得、ハードウェア実装と組み合わせられ得る。
本明細書に記載されている機能ユニットの多くは、その実装の独立性をことさら特に強調するために、モジュールと呼んできたことを理解されたい。例えば、モジュールは、カスタムVLSI回路もしくはゲートアレイ、論理チップ、トランジスタなどの市販の半導体、またはその他のディスクリートコンポーネントを含むハードウェア回路として実装され得る。モジュールは、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブル論理アレイ、プログラマブル論理デバイスまたは同様のものなどのプログラム可能なハードウェアデバイスでも実装され得る。
モジュールは種々のタイプのプロセッサによって実行されるソフトウェアでも実装され得る。例えば、実行可能コードの特定のモジュールは、例えばオブジェクト、手順または機能として構成され得る、コンピュータ命令の1つまたは複数の物理的または論理的ブロックを含み得る。しかしながら、特定のモジュールの実行可能物は、物理的に併置される必要はないが、論理的に結合するとモジュールを構成しモジュールの指定の目的を達成する、異なる場所に格納されている完全に異なる命令を含み得る。
実際に、実行可能コードのモジュールは、単一の命令または多数の命令であることができ、複数の異なるコードセグメント上、別々のプログラムの中、および複数の記憶デバイスに横断的に分配され得る。同様に、運用データは、本明細書ではモジュール内に特定し示すことができ、任意の適当な形態で具現化し、任意の適当なタイプのデータ構造内に構成することができる。運用データについては、単一のデータセットとして収集することができ、または別々の記憶デバイス上を含む別々の場所上に分配することができ、さらには少なくとも部分的に、システムまたはネットワーク上の単に電子信号として存在することができる。モジュールは、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントを含み、パッシブまたはアクティブであり得る。
本明細書で用いられる場合、「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、VLSI、FPGAなどの専用プロセッサ、その他のタイプの専用プロセッサのほか、無線通信を送信、受信および処理するために送受信機に使用されるベースバンドプロセッサを含み得る。「送受信回路」という用語は、符号化、復号、変調、復調などのベースバンド処理を実行するために使用される、送受信機または送受信回路それぞれに対する1つまたは複数のベースバンドプロセッサを含み得る。
本明細書を通じ「一例」を参照するとは、当該例に関して記載された特定の特徴、構造、または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書中の様々な箇所における「一例において」という語句の出現は必ずしもすべて同じ実施形態を参照するということではない。
本明細書で用いられる場合、複数のアイテム、構造要素、構成要素および/または素材は、便宜上共通の一覧に示され得る。しかしながら、これらの一覧は、一覧の各項を別々の一意の項として個別に識別されるように解釈されなければならない。したがって、これに反する表示がない限り、かかる一覧の個々の項は、それが共通のグループに提示されるからといって、同じ一覧のその他の項と事実上均等であると解釈されてはならない。さらに、種々の実施形態および例は、その種々のコンポーネントの代替手段と共に本明細書で参照され得る。かかる実施形態、例、代替手段は、事実上相互に均等であると解釈されてはならず、個々に独立した実施形態、例および代替手段とみなされるべきことを理解されたい。
さらに、記載された特徴、構造または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適当な仕方で結合することができる。以下の記載において、いくつかの実施形態の十分な理解が得られるように、多数の具体的な詳細、例えばレイアウト、距離、ネットワークなどの例などが提供される。しかしながら、関連技術の当業者は、いくつかの実施形態は、特定の詳細の1つまたは複数に関して、または他の方法、コンポーネント、レイアウトなどと、異なることがあることを認識するであろう。他の例では、実施形態の態様を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造、素材、または動作は、詳細に示されず、記載されてもいない。
前述の例は、1つまたは複数の特定の用途におけるいくつかの実施形態の原理を例示するものであるが、発明能力を発揮することなく、本開示および特許請求の範囲に記された原理および概念から逸脱することなく、実施の形、使用および詳細における多数の変更を成し得ることは、当業者には明らかであろう。従って、本開示または図面が制限することを意図しない。意図された制限は以下の請求項で定められる。
[項目1]
デバイス間(D2D)通信およびアクセスクラス規制(ACB)をサポートするよう動作可能なネットワークノードであって、
上記ネットワークノードによってサービスされるセル内で有効であるACB構成が、上記セル内のユーザ機器(UE)によってD2D通信のためにスキップされてもよいことを判断するよう構成された1つまたは複数のプロセッサと、
上記ネットワークノードによってサービスされる上記セル内に位置する複数のUEにACBスキップシステム情報をブロードキャストするよう構成された送受信回路であって、上記ACBスキップシステム情報は、上記ACB構成がD2D通信を確立することを要求する上記セル内のUEによってスキップされてもよいとの標識を含む、上記送受信回路とを備えるネットワークノード。
[項目2]
上記ACBスキップシステム情報が異なるタイプのUE用の個別パラメータ群を含む、項目1に記載のネットワークノード。
[項目3]
上記異なるタイプが公共安全タイプまたは非公共安全タイプのうちの少なくとも1つを含む、項目2に記載のネットワークノード。
[項目4]
上記ACBスキップシステム情報は、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、項目2に記載のネットワークノード。
[項目5]
上記1つまたは複数のプロセッサは、上記ネットワークノードによってサービスされる上記セル内のユーザ機器(UE)が、第1のD2D資源割り当てモード(モード1)の使用が上記セル内で規制されているとき、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されていることを判断するようさらに構成され、上記UEがモード2において無線資源を割り当て、上記ネットワークノードがモード1ネットワークノードにおいて無線資源を割り当て、
上記送受信回路はさらに、上記ネットワークノードによってサービスされる上記セル内に位置する上記複数のUEに、D2D資源割り当てモード通信をブロードキャストするように構成され、上記D2D資源割り当てモード通信は、モード1の使用が上記セル内で規制されているとき、モード2を使用することをUEが許されているとの標識を含む、項目1に記載のネットワークノード。
[項目6]
上記標識は、D2D通信のために無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求する上記セル内のUEによって上記ACB構成がスキップされてもよいことを示す、項目5に記載のネットワークノード。
[項目7]
デバイス間(D2D)通信をサポートするよう構成されたユーザ機器(UE)であって、
アクセスクラス規制(ACB)スキップ通信をネットワークノードから受信するよう構成された送受信回路であって、上記ACBスキップ通信は、上記ネットワークノードによって無線資源が割り当てられるD2D資源割り当てモード(モード1)を使用するD2D通信のために上記UEが無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求するとき、上記UEが上記ネットワークノードによって使用されているACB構成をスキップすることを許可されているとの標識を含む、送受信回路と、
D2D通信のためにRRC接続を確立するとき、上記UEが上記ACB構成をスキップできるように上記標識を適用するように構成された1つまたは複数のプロセッサとを備える、ユーザ機器(UE)。
[項目8]
上記ACBスキップ通信が異なるタイプのUE用の個別パラメータ群を含む、項目7に記載のUE。
[項目9]
上記異なるタイプは公共安全タイプまたは非公共安全タイプのうちの少なくとも1つを含む、項目8に記載のUE。
[項目10]
上記ACBスキップ通信はシステム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、項目8に記載のUE。
[項目11]
上記1つまたは複数のプロセッサがさらに、上記標識に基づき、D2D通信を目的とし上記送受信回路を介して上記ネットワークノードとの無線資源制御(RRC)接続を確立するように構成された、項目7に記載のUE。
[項目12]
上記送受信回路がさらにD2D資源割り当てモード通信を受信するよう構成され、上記D2D資源割り当てモード通信は、上記ネットワークノードによってサービスされるセル内のUEが、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されているとの標識を含み、UEはモード2においてD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されており、
上記1つまたは複数のプロセッサがさらに、上記D2D資源割り当てモード通信に基づきD2D通信のためのモードを選択するように構成された、項目7に記載のUE。
[項目13]
上記ネットワークノードが発展型ノードB(eNB)である、項目7に記載のUE。
[項目14]
上記ACBスキップ通信がさらに、
モード1に適用可能な第1の複数のパラメータであって、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリに対応する、第1の複数のパラメータ、および、
第2のD2D資源割り当てモード(モード2)に適用可能な第2の複数のパラメータであって、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリに対応し、UEはモード2を使用するときD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されている、第2の複数のパラメータを含む項目7に記載のUE。
[項目15]
上記送受信回路がさらに、上記UEはD2D通信のためのモード1の使用を規制されていると示すACB通信を上記ネットワークノードから受信するように構成され、
上記1つまたは複数のプロセッサがさらに、上記UEはモード1の使用を規制されていると示す上記ACBスキップ通信に基づき、D2D通信のためにモード2を選択するように構成された、項目14に記載のUE。
[項目16]
無線資源制御レイヤ(RRCレイヤ)モジュールと、
D2D通信のためにRRC接続が確立されることを求める要求を上記RRCレイヤモジュールに送信するように構成された上記UEにおける非アクセス層レイヤ(NASレイヤ)モジュールであって、
上記要求は上記RRC接続がモバイル発信D2D通信のために確立されるべきであることを意味する呼種別またはRRC確立理由を含む、非アクセス層レイヤモジュールとをさらに備える項目7に記載のUE。
[項目17]
命令群を含む1つまたは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体であって、上記命令群が1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、以下のこと、すなわち、
ユーザ機器(UE)において、アクセスクラス規制(ACB)スキップ通信をネットワークノードから受信することであって、上記ACBスキップ通信は、無線資源が上記ネットワークノードによって割り当てられるD2D資源割り当てモード(モード1)を使用するD2D通信のために上記UEが無線資源制御(RRC)接続を確立することを求めるとき、上記UEが上記ネットワークノードにて適用されたACB構成をスキップすることを許可されているとの標識を含む、受信すること、および
上記ACBスキップ通信に基づき、モード1を使用するD2D通信のためにRRC接続を確立することをユーザ機器(UE)がいつ許されるか判断することを実行する、1つまたは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
[項目18]
D2D資源割り当てモード通信を受信することであって、上記D2D資源割り当てモード通信は、上記ネットワークノードによってサービスされるセル内のUEが、D2D通信のために無線資源を割り当てることをUEが許可されている第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されているとの標識を含む、受信すること、および
上記D2D資源割り当てモード通信に基づき、上記UEによってD2D通信のために使用されるモードを選択することをさらに含む、項目17に記載の1つまたは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
[項目19]
少なくとも1つのパラメータがUEを表す異なるカテゴリに対応する、モード1に適用可能な第1の複数のパラメータを受信すること、
モード2を使用するときUEがD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されている、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)に適用可能な第2の複数のパラメータ、および
上記第1の複数のパラメータに基づくと共に上記第2の複数のパラメータに基づき、上記UEによってD2D通信のために使用されるモードを選択することをさらに含む、項目18に記載の1つまたは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
[項目20]
上記第1の複数のパラメータの上記少なくとも1つのパラメータが公共安全カテゴリに対応する、項目19に記載の1つまたは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
[項目21]
ユーザ機器(UE)の装置であって、上記装置がデバイス間(D2D)通信をサポートするように構成された回路を備え、上記回路が、
フォールバック通信をネットワークノードから受信することであって、上記フォールバック通信は、第1のD2D資源割り当てモード(モード1)の使用が上記ネットワークノードによってサービスされるセル内のアクセスクラス規制(ACB)によって規制されているとき、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを上記UEが許可されているとの標識を含み、UEがモード2において無線資源を割り当て、上記ネットワークノードがモード1において資源を割り当てる、受信すること、および
上記UEがD2D通信を実行しようとするときに上記標識を適用することを行うように構成された、装置。
[項目22]
上記フォールバック通信がシステム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、項目21に記載の装置。
[項目23]
上記ネットワークノードが発展型ノードB(eNB)である、項目21に記載の装置。

Claims (24)

  1. デバイス間(D2D)通信およびアクセスクラス規制(ACB)をサポートするよう動作可能なネットワークノードであって、
    前記ネットワークノードによってサービスされるセル内で有効であるACB構成が、前記セル内のユーザ機器(UE)によってD2D通信のためにスキップされてもよいことを判断する1つまたは複数のプロセッサと、
    前記ネットワークノードによってサービスされる前記セル内に位置する複数のUEにACBスキップシステム情報をブロードキャストする送受信回路であって、前記ACBスキップシステム情報は、前記ACB構成がD2D通信を確立することを要求する前記セル内のUEによってスキップされてもよいとの標識を含む、前記送受信回路とを備えるネットワークノード。
  2. 前記ACBスキップシステム情報が異なるタイプのUE用の個別パラメータ群を含む、請求項1に記載のネットワークノード。
  3. 前記異なるタイプが公共安全タイプまたは非公共安全タイプのうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載のネットワークノード。
  4. 前記ACBスキップシステム情報は、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、請求項2または3に記載のネットワークノード。
  5. 前記1つまたは複数のプロセッサはさらに、前記ネットワークノードによってサービスされる前記セル内のユーザ機器(UE)が、第1のD2D資源割り当てモード(モード1)の使用が前記セル内で規制されているとき、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されていることを判断し、前記UEがモード2において無線資源を割り当て、前記ネットワークノードがモード1ネットワークノードにおいて無線資源を割り当て、
    前記送受信回路はさらに、前記ネットワークノードによってサービスされる前記セル内に位置する前記複数のUEに、D2D資源割り当てモード通信をブロードキャストし、前記D2D資源割り当てモード通信は、モード1の使用が前記セル内で規制されているとき、モード2を使用することをUEが許されているとの標識を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  6. 前記標識は、D2D通信のために無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求する前記セル内のUEによって前記ACB構成がスキップされてもよいことを示す、請求項5に記載のネットワークノード。
  7. デバイス間(D2D)通信をサポートするユーザ機器(UE)であって、
    アクセスクラス規制(ACB)スキップ通信をネットワークノードから受信する送受信回路であって、前記ACBスキップ通信は、前記ネットワークノードによって無線資源が割り当てられるD2D資源割り当てモード(モード1)を使用するD2D通信のために前記UEが無線資源制御(RRC)接続を確立することを要求するとき、前記UEが前記ネットワークノードによって使用されているACB構成をスキップすることを許可されているとの標識を含む、送受信回路と、
    D2D通信のためにRRC接続を確立するとき、前記UEが前記ACB構成をスキップできるように前記標識を適用する1つまたは複数のプロセッサとを備える、ユーザ機器(UE)。
  8. 前記ACBスキップ通信が異なるタイプのUE用の個別パラメータ群を含む、請求項7に記載のUE。
  9. 前記異なるタイプは公共安全タイプまたは非公共安全タイプのうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のUE。
  10. 前記ACBスキップ通信はシステム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、請求項8または9に記載のUE。
  11. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記標識に基づき、D2D通信を目的とし前記送受信回路を介して前記ネットワークノードとの無線資源制御(RRC)接続を確立する、請求項7から10のいずれか一項に記載のUE。
  12. 前記送受信回路がさらにD2D資源割り当てモード通信を受信し、前記D2D資源割り当てモード通信は、前記ネットワークノードによってサービスされるセル内のUEが、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されているとの標識を含み、UEはモード2においてD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されており、
    前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記D2D資源割り当てモード通信に基づきD2D通信のためのモードを選択する、請求項7から11のいずれか一項に記載のUE。
  13. 前記ネットワークノードが発展型ノードB(eNB)である、請求項7から12のいずれか一項に記載のUE。
  14. 前記ACBスキップ通信がさらに、
    モード1に適用可能な第1の複数のパラメータであって、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリに対応する、第1の複数のパラメータ、および、
    第2のD2D資源割り当てモード(モード2)に適用可能な第2の複数のパラメータであって、それぞれのパラメータはUEの異なるカテゴリに対応し、UEはモード2を使用するときD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されている、第2の複数のパラメータを含む請求項7から13のいずれか一項に記載のUE。
  15. 前記送受信回路がさらに、前記UEはD2D通信のためのモード1の使用を規制されていると示すACB通信を前記ネットワークノードから受信し、
    前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記UEはモード1の使用を規制されていると示す前記ACBスキップ通信に基づき、D2D通信のためにモード2を選択する、請求項14に記載のUE。
  16. 無線資源制御レイヤ(RRCレイヤ)モジュールと、
    D2D通信のためにRRC接続が確立されることを求める要求を前記RRCレイヤモジュールに送信する前記UEにおける非アクセス層レイヤ(NASレイヤ)モジュールであって、
    前記要求は前記RRC接続がモバイル発信D2D通信のために確立されるべきであることを意味する呼種別またはRRC確立理由を含む、非アクセス層レイヤモジュールとをさらに備える請求項7から15のいずれか一項に記載のUE。
  17. コンピュータプログラムであって、実行されると、コンピュータに以下のこと、すなわち、
    ユーザ機器(UE)において、アクセスクラス規制(ACB)スキップ通信をネットワークノードから受信することであって、前記ACBスキップ通信は、無線資源が前記ネットワークノードによって割り当てられるD2D資源割り当てモード(モード1)を使用するD2D通信のために前記UEが無線資源制御(RRC)接続を確立することを求めるとき、前記UEが前記ネットワークノードにて適用されたACB構成をスキップすることを許可されているとの標識を含む、受信すること、および
    前記ACBスキップ通信に基づき、モード1を使用するD2D通信のためにRRC接続を確立することをユーザ機器(UE)がいつ許されるか判断することを実行させる、コンピュータプログラム。
  18. コンピュータに、
    D2D資源割り当てモード通信を受信することであって、前記D2D資源割り当てモード通信は、前記ネットワークノードによってサービスされるセル内のUEが、D2D通信のために無線資源を割り当てることをUEが許可されている第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを許されているとの標識を含む、受信すること、および
    前記D2D資源割り当てモード通信に基づき、前記UEによってD2D通信のために使用されるモードを選択することをさらに実行させる、請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. コンピュータに、
    少なくとも1つのパラメータがUEを表す異なるカテゴリに対応する、モード1に適用可能な第1の複数のパラメータを受信すること、
    モード2を使用するときUEがD2D通信のために無線資源を割り当てることを許可されている、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)に適用可能な第2の複数のパラメータ、および
    前記第1の複数のパラメータに基づくと共に前記第2の複数のパラメータに基づき、前記UEによってD2D通信のために使用されるモードを選択することをさらに実行させる、請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記第1の複数のパラメータの前記少なくとも1つのパラメータが公共安全カテゴリに対応する、請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. 請求項17から20のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを格納する、コンピュータ可読記録媒体。
  22. ユーザ機器(UE)の装置であって、前記装置がデバイス間(D2D)通信をサポートする回路を備え、前記回路が、
    アクセスクラス規制(ACB)スキップ通信をネットワークノードから受信することであって、前記ACBスキップ通信は、無線資源が前記ネットワークノードによって割り当てられるD2D資源割り当てモード(モード1)を使用するD2D通信のために前記UEが無線資源制御(RRC)接続を確立することを求めるとき、前記UEが前記ネットワークノードにて適用されたACB構成をスキップすることを許可されているとの標識を含む、受信すること、および
    前記ACBスキップ通信に基づき、モード1を使用するD2D通信のためにRRC接続を確立することをユーザ機器(UE)がいつ許されるか判断することを実行し、
    フォールバック通信をネットワークノードから受信することであって、前記フォールバック通信は、第1のD2D資源割り当てモード(モード1)の使用が前記ネットワークノードによってサービスされるセル内のアクセスクラス規制(ACB)によって規制されているとき、第2のD2D資源割り当てモード(モード2)を使用することを前記UEが許可されているとの標識を含み、UEがモード2において無線資源を割り当て、前記ネットワークノードがモード1において資源を割り当てる、受信すること、および
    前記UEがD2D通信を実行しようとするときに前記標識を適用することを行う、装置。
  23. 前記フォールバック通信がシステム情報ブロックタイプ2(SIB2)ブロードキャストの情報要素(IE)を含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記ネットワークノードが発展型ノードB(eNB)である、請求項22または23に記載の装置。
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